JP2020511866A - 無線通信システムにおいてセル間干渉を制御する方法及びそのための装置 - Google Patents

無線通信システムにおいてセル間干渉を制御する方法及びそのための装置 Download PDF

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Abstract

無線通信システムにおいて、基地局がセル間干渉を制御するための方法は、所定の物理リソース領域で基地局が属したセルの端末からDMRS(Demodulation Reference Signal)又はSRS(Sounding Reference Symbol)を受信する段階と、所定の物理リソース領域に対応する干渉測定方式に基づいてDMRS又はSRSが送信されたリソースで干渉を測定する段階と、測定された干渉強度が所定の臨界値より大きい場合、端末を所定の物理リソース領域に対するvictim端末として決定する段階を含み、所定の物理リソース領域は、隣接基地局が属する隣接セルの上りリンクビームスイーピング(uplink beam sweeping)のための物理リソース領域に対応する基地局が属するセルの上りリンクデータ送信のための第1物理リソース領域又は基地局が属するセルの上りリンクビームスイーピングのための第2物理リソース領域である。【選択図】図13

Description

本発明は無線通信に関し、より詳しくは、無線通信システムにおいてセル間干渉を制御する方法及びそのための装置に関する。
RAT(New radio Access technology)システムが導入される場合、より多い通信機器がより大きい通信容量を要求することにより、既存のRATに比べて向上したモバイル広帯域通信に対する必要性が台頭しつつある。また、複数の装置と客体(object)とを相互接続していつどこでも様々なサービスを提供するための大規模機械タイプ通信(massive machine type communication;mMTC)は、次世代通信において考慮すべき主要争点の一つである。また、信頼度及び待機時間に敏感なサービス/UEを考慮して設計される通信システムに関する議論が進行中である。このように、New RATでは、向上したモバイル広帯域通信(eMBB)、mMTC、URLLC(ultra−reliable and low latency communication)などを考慮したサービスが論議されている。
本発明で遂げようとする技術的課題は、無線通信システムにおいて基地局がセル間干渉を制御する方法を提供することにある。
本発明で遂げようとする他の技術的課題は、無線通信システムにおいてセル間干渉を制御する基地局を提供することにある。
本発明で遂げようとする技術的目的は以上で言及した事項に限定されず、言及していない別の技術的課題は、以下に説明する本発明の実施例から、本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者によって考慮され得る。
上記技術的課題を達成するための無線通信システムにおいて、基地局がセル間干渉を制御するための方法は、所定の物理リソース領域で基地局が属したセルの端末からDMRS(Demodulation Reference Signal)又はSRS(Sounding Reference Symbol)を受信する段階と、所定の物理リソース領域に対応する干渉測定方式に基づいてDMRS又はSRSが送信されたリソースで干渉を測定する段階と、測定された干渉強度が所定の臨界値より大きい場合、端末を所定の物理リソース領域に対するvictim端末として決定する段階を含み、所定の物理リソース領域は、隣接基地局が属する隣接セルの上りリンクビームスイーピング(uplink beam sweeping)のための物理リソース領域に対応する基地局が属するセルの上りリンクデータ送信のための第1物理リソース領域又は基地局が属するセルの上りリンクビームスイーピングのための第2物理リソース領域である。
SRS又はDMRSが送信されたリソースは、第2物理リソース領域の時間ドメイン上で1つのシンボルの時間区間を含み、1つのシンボルの時間区間上で干渉を測定できる。
SRSが送信されたリソースは、第2物理リソース領域の時間ドメイン上でSRSの送信のための端末の1つの送信(Tx)ビームIDに対応する時間区間を含み、端末の1つの送信ビームIDに対応する時間区間上で干渉を測定できる。
SRSが送信されたリソースは、第2物理リソース領域の時間ドメイン上で1つのTRP受信(Rx)ビームIDに対応する時間区間を含み、TRP受信ビームIDに対応する時間区間上で干渉を測定できる。
SRSが送信されたリソースは、第2物理リソース領域の時間ドメイン上で端末の上りリンクビーム補正(uplink beam refinement)のための時間区間を含み、上りリンクビーム補正のための時間区間上で干渉を測定できる。
DMRSが送信されたリソースは、第1物理リソース領域の時間ドメイン上でシンボル単位であり、DMRSが送信されたシンボル単位で干渉を測定できる。
DMRSが送信されたリソースは、第1物理リソース領域の時間ドメイン上に1つのTRP受信(Rx)ビームIDに対応する時間区間を含み、1つのTRP受信ビームIDに対応する時間区間上で干渉を測定できる。
上記方法はさらに、上記決定されたvictim端末に干渉測定に基づいて割り当てたalmost blank resourceに関する情報を送信する段階を含む。
上記他の技術的課題を達成するための無線通信システムにおいて、セル間干渉を制御するための基地局は、所定の物理リソース領域で基地局が属するセルの端末からDMRS(Demodulation Reference Signal)又はSRS(Sounding Reference Symbol)を受信する受信器と、所定の物理リソース領域に対応する干渉測定方式に基づいてDMRS又はSRSが送信されたリソースで干渉を測定し、測定された干渉強度が所定の臨界値より大きい場合、端末を所定の物理リソース領域に対するvictim端末として決定するように構成されたプロセッサを含み、所定の物理リソース領域は隣接基地局が属する隣接セルの上りリンクビームスイーピング(uplink beam sweeping)のための物理リソース領域に対応する基地局が属するセルの上りリンクデータ送信のための第1物理リソース領域又は基地局が属するセルの上りリンクビームスイーピングのための第2物理リソース領域である。
SRS又はDMRSが送信されたリソースは、第2物理リソース領域の時間ドメイン上で1つのシンボルの時間区間を含み、プロセッサは1つのシンボルの時間区間上で干渉を測定するように構成される。
SRSが送信されたリソースは、第2物理リソース領域の時間ドメイン上で端末の1つの送信(Tx)ビームIDに対応する時間区間を含み、プロセッサは端末の1つの送信ビームIDに対応する時間区間上で干渉を測定するように構成される。
SRSが送信されたリソースは、第2物理リソース領域の時間ドメイン上で1つのTRP受信(Rx)ビームIDに対応する時間区間を含み、TRP受信ビームIDに対応する時間区間上で干渉を測定するように構成される。
SRSが送信されたリソースは、第2物理リソース領域の時間ドメイン上で端末の上りリンクビーム補正(uplink beam refinement)のための時間区間を含み、プロセッサは上りリンクビーム補正のための時間区間上で干渉を測定するように構成される。
DMRSが送信されたリソースは、第1物理リソース領域の時間ドメイン上でシンボル単位であり、プロセッサはDMRSが送信されたシンボル単位で干渉を測定するように構成される。
DMRSが送信されたリソースは、第1物理リソース領域の時間ドメイン上に1つのTRP受信(Rx)ビームIDに対応する時間区間を含み、プロセッサは1つのTRP受信ビームIDに対応する時間区間上で干渉を測定するように構成される。
基地局はさらに、上記決定されたvictim端末に干渉測定に基づいて割り当てられたalmost blank resourceに関する情報を送信するように構成された送信器を含む。
本発明の一実施例によれば、NR構造において、上りリンクセル間干渉を緩和して効率的にリソースを割り当てることにより通信システムの性能を向上させることができる。
本発明に係る効果は、以上で言及した効果に制限されず、言及していない他の効果は、以下の発明の詳細な説明から、本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者には明確に理解されるであろう。
本発明に関する理解を助けるために詳細な説明の一部として含まれる添付の図面は、本発明に関する実施例を提供し、詳細な説明と共に本発明の技術的思想を説明する。
無線通信システム100における基地局105及び端末110の構成を示すブロック図である。 データチャネルと制御チャネルがTDMされたサブフレームの構造を例示する図である。 New RATにおいて様々なサービス支援のためのHybrid CSI−RS(wideband、sub−band)構造を例示する図である。 Localized URS(Uplink RS)ユニット帯域幅(BW)の定義及び配置(transmission Combを含む)を例示する図である。 様々なリソース構造(localized SRS+xPUCCH、xPUCCHのみ、XSRSのみの構造)設定による干渉発生を例示する図である。 セル間の異なる上りリンクリソース設定による干渉を説明する例示図である。 3GPP NR多重ニューマロロジー間の構造を示す図である。 異なる多重ニューマロロジー構成による干渉問題を例示する図であり、(a)は異なるニューマロロジー間の上りリンクセル間干渉を、(b)はセル間の異なる多重ニューマロロジーの構成を例示する図である。 端末ビームIDに対応するSRS送信を例示する図である(端末送信ビームID数=8)。 端末送信ビームのトラッキング時に異なるセル干渉を説明するための例示図である。 図7の端末2(UE2)におけるビームトラッキング時にSRS送信と干渉を説明する例示図である。 多重SRS送信のためのビームペア順序による干渉関係を例示する図である。 セル間干渉程度によるリソース領域分割を例示する図である。 CSI報告方法を例示する図である。 端末の上りリンク送信及びDMRSの配置を例示する図である。 特定のUE TxビームとTRP Rxビームによる干渉測定を例示する図である。 特定のTRP Rxに対する干渉測定を例示する図である。 上りリンクビーム補正自体の使用有無のための干渉測定方法を例示する図である。 TRP Rxによる送信長さが異なる場合のSINR測定方法を例示する図である。 図13に示したB領域に対するDMRSを用いた干渉測定方法を例示する図である。 図13に示したB領域に対するDMRSを用いた干渉測定方法を例示する図である。 領域Bに対するDMRSを用いた干渉測定方法を例示する(干渉測定領域の区分)図である。 SRS送信時にTxビームの送信パターンが異なる時を例示する図である。 Type aによるvictim端末が
端末である場合、セル間干渉調整のための動作を説明する図である。
Type bによるvictim端末が
端末である場合、セル間干渉調整のための動作を説明する図である。
Almost blank resource割当てを例示する図である。 Type c−1によるvictim端末が
端末である場合、セル間干渉調整のための動作を説明する図である。
Type c−2によるvictim端末が
端末である場合、セル間干渉調整のための動作を説明する図である。
Type c−3によるvictim端末が
端末である場合、セル間干渉調整のための動作を説明する図である。
干渉測定方法type d−1/d−2によるセル間干渉調整のための動作を説明する図である。 図30におけるvictim端末
に対するAlmost black resource構成を例示する図である。
victim端末
に対するAlmost black resource構成を例示する図である。
干渉測定方法Type eによるセル間干渉調整のための動作を説明する図である。
以下、本発明の好適な実施形態を、添付の図面を参照して詳細に説明する。添付の図面と共に以下に開示される詳細な説明は、本発明の例示的な実施形態を説明するためのもので、本発明を実施できる唯一の実施形態を示すものではない。以下の詳細な説明は、本発明の完全な理解を提供するために具体的な細部事項を含む。しかし、当業者には、本発明がそれらの具体的な細部事項なしにも実施可能であるということが理解される。例えば、以下の詳細な説明は移動通信システムが3GPP LTE、LTE−Aシステムである場合を仮定して具体的に説明するが、3GPP LTE、LTE−Aの特有の事項を除けば他の任意の移動通信システムにも適用できる。
場合によっては、本発明の概念が曖昧になるのを避けるために、公知の構造及び装置は省略されたり、各構造及び装置の核心機能を中心にしたブロック図の形式で示されることもある。また、本明細書全体において同一の構成要素には同一の図面符号を使用して説明する。
なお、以下の説明において、端末は、UE(User Equipment)、MS(Mobile Station)、AMS(Advanced Mobile Station)等、移動または固定型のユーザ端機器を総称すると仮定する。また、基地局は、Node B、eNode B、Base Station、AP(access Point)など端末と通信するネットワーク端の任意のノードを総称すると仮定する。
移動通信システムにおいて、端末或いはユーザ機器(User Equipment)は基地局から下りリンクにより情報を受信することができ、端末は上りリンクにより情報を送信することができる。端末が送信又は受信する情報としては、データ及び様々な制御情報があり、端末が送信又は受信する情報の種類用途によって様々な物理チャネルが存在する。
一方、以下の説明で使用される特定用語は、本発明の理解を助けるためも提供されたもので、これらの特定用語の使用は、本発明の技術的思想から逸脱しない範囲で他の形態に変更可能である。
図1は本発明の一例による無線通信システム100における基地局105及び端末110の構成を示すブロック図である。
無線通信システム100を簡略に示すために、1つの基地局105と1つの端末110を示したが、無線通信システム100は1つ以上の基地局及び/又は1つ以上の端末を含む。
図1を参照すると、基地局105は、送信(Tx)データプロセッサ115、シンボル変調器120、送信器125、送受信アンテナ130、プロセッサ180、メモリ185、受信器190、シンボル復調器195及び受信データプロセッサ197を含む。そして、端末110は、送信(Tx)データプロセッサ165、シンボル変調器170、送信器175、送受信アンテナ135、プロセッサ155、メモリ160、受信器140、シンボル復調器155及び受信データプロセッサ150を含む。送受信アンテナ130、135は夫々基地局105及び端末110に1つが示されているが、基地局105及び端末110は複数の送受信アンテナを備えている。よって、本発明による基地局105及び端末110はMIMO(Multiple Input Multiple Output)システムを支援する。また、本発明による基地局105はSU−MIMO(Single User−MIMO)MU−MIMO(Multi User−MIMO)方式を全て支援することができる。
下りリンク上で、送信データプロセッサ115はトラフィックデータを受信し、受信したトラフィックデータをフォーマットしてコードし、コードされたトラフィックデータをインタリーブして変調し(又はシンボルマッピングし)、変調シンボル(“データシンボル”)を提供する。シンボル変調器120はこのデータシンボルとパイロットシンボルを受信及び処理してシンボルのストリームを提供する。
シンボル変調器120は、データ及びパイロットシンボルを多重化し、これを送信器125に送信する。ここで、夫々の送信シンボルはデータシンボル、パイロットシンボル又はゼロの信号値であり得る。夫々のシンボル周期で、パイロットシンボルが連続して送信されることもできる。パイロットシンボルは周波数分割多重化(FDM)、直交周波数分割多重化(OFDM)、時分割多重化(TDM)又はコード分割多重化(CDM)シンボルである。
送信器125はシンボルのストリームを受信し、これを1つ以上のアナログ信号に変換し、さらにこのアナログ信号を追加的に調節して(例えば、増幅、フィルタリング及び周波数アップカンバーティング(upconverting))して、無線チャネルを介した送信に適した下りリンク信号を発生させる。すると、送信アンテナ130は発生した下りリンク信号を端末に送信する。
端末110の構成において、受信アンテナ135は基地局からの下りリンク信号を受信し、受信された信号を受信器140に提供する。受信器140は受信された信号を調整し(例えば、フィルタリング、増幅、及び周波数ダウンカンバーティング(downconverting))、調整された信号をデジタル化してサンプルを獲得する。シンボル復調器145は受信されたパイロットシンボルを復調し、チャネル推定のためにこれをプロセッサ155に提供する。
また、シンボル復調器145はプロセッサ155から下りリンクに対する周波数応答推定値を受信し、受信されたデータシンボルに対してデータ復調を行って(送信されたデータシンボルの推定値である)データシンボル推定値を獲得し、データシンボル推定値を受信(Rx)データプロセッサ150に提供する。受信データプロセッサ150はデータシンボル推定値を復調(即ち、シンボルデマッピング(demapping))し、デインタリーブ(deinterleaving)し、デコードして送信トラフィックデータを復旧する。
シンボル復調器145及び受信データプロセッサ150による処理は夫々基地局105でのシンボル変調器120及び送信データプロセッサ115による処理に対して相補的である。
端末110は上りリンク上で、送信データプロセッサ165はトラフィックデータを処理してデータシンボルを提供する。シンボル変調器170はデータシンボルを受信して多重化し、変調を行い、シンボルのストリームを送信器175に提供することができる。送信器175はシンボルのストリームを受信及び処理して上りリンク信号を発生させる。そして、送信アンテナ135は発生した上りリンク信号を基地局105に送信する。
基地局105で、端末110から上りリンク信号が受信アンテナ130を介して受信され、受信器190は受信した上りリンク信号を処理してサンプルを獲得する。次いで、シンボル復調器195はこのサンプルを処理し、上りリンクに対して受信されたパイロットシンボル及びデータシンボル推定値を提供する。受信データプロセッサ197はデータシンボル推定値を処理し、端末110から送信されたトラフィックデータを復旧する。
端末110及び基地局105の夫々のプロセッサ155、180は夫々端末110及び基地局105での動作を指示(例えば、制御、調整、管理など)する。夫々のプロセッサ155、180はプログラムコード及びデータを保存するメモリユニット160、185と連結されることができる。メモリ160、185はプロセッサ180に連結され、オペレーティングシステム、アプリケーション、及び一般ファイル(general files)を保存する。送信器及び受信器はRF unitで構成される。
プロセッサ155、180はコントローラー(controller)、マイクロコントローラー(microcontroller)、マイクロプロセッサ(microprocessor)、マイクロコンピューター(microcomputer)などとも言える。一方、プロセッサ155、180はハードウェア(hardware)又はファームウエア(firmware)、ソフトウェア、又はこれらの組合せによって実現されることができる。ハードウェアを用いて本発明の実施例を実現する場合には、本発明を実行するように構成されたASICs(application specific integrated circuits)又はDSPs(digital signal processors)、DSPDs(digital signal processing devices)、PLDs(programmable logic devices)、FPGAs(field programmable gate arrays)などがプロセッサ155、180に備えられることができる。
一方、ファームウエア又はソフトウェアを用いて本発明の実施例を具現する場合には、本発明の機能又は動作を行うモジュール、過程又は関数などを含むようにファームウエア又はソフトウェアが構成されることができ、本発明を実行するように構成されたファームウエア又はソフトウェアはプロセッサ155、180内に備えられるとかメモリ160、185に保存されてプロセッサ155、180によって駆動されることができる。
端末と基地局の無線通信システム(ネットワーク)間の無線インターフェースプロトコルのレイヤーは通信システムでよく知られたOSI(open system interconnection)モデルの下位3個レイヤーに基づいて第1レイヤーL1、第2レイヤーL2及び第3レイヤーL3に分類されることができる。物理レイヤーは前記第1レイヤーに属し、物理チャネルを介して情報送信サービスを提供する。RRC(Radio Resource Control)レイヤーは前記第3レイヤーに属し、UEとネットワーク間の制御無線リソースを提供する。端末、基地局は無線通信ネットワークとRRCレイヤーを介してRRCメッセージを交換することができる。
この明細書において、端末のプロセッサ155と基地局のプロセッサ180は各々端末110及び基地局105が信号を送受信する機能及び貯蔵機能などを除いて、信号及びデータを処理する動作を行うが、以下では説明の便宜上、特にプロセッサ155,180について言及しない。特にプロセッサ155,180について言及しなくても、信号を送受信する機能及び貯蔵機能ではない、データ処理などの一連の動作を行っているといえる。
端末の送信ビームトラッキング(Tx beam tracking)のために、端末は各候補端末の送信ビーム(Tx beam)によってSRSを送信する必要がある。多いビーム方向(全方向による端末の送信ビームセット)によるSRS送信ではリソース損失が多く発生するので、本発明では、SRS送信を端末変化パターンによって柔らかく行って、適応的端末の送信ビームトラッキングを行う方法を提案する。
まず、3GPP LTE/LTE−AシステムでのSRS送信に関する内容を以下の表1に説明する。
以下の表2は、3GPP LTE/LTE−AシステムにおいてDCIフォーマット4におけるトリガータイプ1のためのSRS Request Valueを示す。
以下の表3は、さらに3GPP LTE/LTE−AシステムにおけるSRS送信に関する追加内容を説明するためのものである。
以下の表4は、FDDにおいてトリガータイプ0のためのサブフレームオフセットの設定(Toffset)及びUE−specific SRS periodicity(TSRS)を示す。
以下の表5は、TDDにおいてトリガータイプ0のためのサブフレームオフセットの設定(Toffset)及びUE−specific SRS periodicity(TSRS)を示す。
表7はTDDのためのkSRSを示す。
以下の表8は、FDDにおいてトリガータイプ1のためのサブフレームオフセットの設定(Toffset,1)及びUE−specific SRS periodicity(TSRS,1)を示す。
以下の表9は、TDDにおいてトリガータイプ1のためのサブフレームオフセットの設定(Toffset,1)及びUE−specific SRS periodicity(TSRS,1)を示す。
図2はデータチャネルと制御チャネルがTDMされたサブフレームの構造を例示する図である。
図2はデータチャネルと制御チャネルがTDM(Time Division Multiplexing)された1つのサブフレームを示す。図2を参照すると、斜線領域は下りリンク制御領域(即ち、下りリンク制御チャネルが送信されるリソース領域)を示し、黒色部分は上りリンク制御領域(即ち、上りリンク制御チャネルが送信されるリソース領域)を示す。図2に示したサブフレームにおいて表示のない領域は下りリンクデータ送信、又は上りリンクデータ送信のために使用できる。かかる構造の特徴は、1つのサブフレーム内で下りリンク(DL)送信と上りリンク(UL)送信が順に進行されて、サブフレーム内で下りリンクデータを送り、上りリンクACK/NACKを受けることができる。結果として、データ送信のエラーが発生した時にデータ再送信までかかる時間を短縮でき、これにより最終データ伝達の遅延(latency)を最小化することができる。
かかるデータチャネルと制御チャネルがTDMされたサブフレーム構造において、基地局とUEが送信モードから受信モードに転換する過程又は受信モードから送信モードに転換する過程のための時間ギャップが必要である。このために、サブフレーム構造において、DLからULに転換する時点の一部OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)シンボルがGP(guard period)として設定される。
図2において斜線領域はDCI(Downlink control Information)伝達のための物理下りリンク制御チャネル(例えば、Physical Downlink control Channel(PDCCH))の送信領域を示し、最後のシンボルはUCI(Uplink Control Information)伝達のための物理上りリンク制御チャネル(例えば、Physical Uplink control CHannel(PUCCH))の送信領域を示す。ここで、基地局が端末に伝達する制御情報であるDCIは、端末が把握すべきセル設定に関する情報、下りリンクスケジューリングなどの下りリンク特定(DL specific)情報、及びULグラントなどのような上りリンク特定(UL specific)情報などを含む。また端末が基地局に伝達する制御情報であるUCIは、下りリンクデータに対するHARQ ACK/NACK報告、下りリンクチャネル状態に対するCSI報告、及びSR(Scheduling Request)などを含む。
図2において表示のない領域は、下りリンクデータ送信のためのデータチャネル(例えば、物理下りリンク共有チャネル(Physical Downlink Shared Channel))として使用でき、上りリンクデータ送信のためのデータチャネル(例えば、物理上りリンク共有チャネル(Physical Uplink Shared CHannel、PUSCH))が使用されることもできる。かかる構造の特徴は、1つのサブフレーム内で下りリンク送信と上りリンク送信の順に進行されて、基地局がサブフレーム内で下りリンクデータを送り、端末から下りリンクデータに対するHARQ ACK/NACK信号を受信することができる。結果として、データ送信のエラーが発生した時にデータ再送信までかかる時間を減らすことができ、これにより最終データ伝達の遅延(latency)を最小化することができる。
かかるセルフサブフレーム構造において、基地局とUEが送信モードから受信モードへの転換過程又は受信モードから送信モードへの転換過程のための時間ギャップ(time gap)が必要である。このために、セルフサブフレーム構造において、下りリンク(DL)から上りリンク(UL)に転換される時点の一部のOFDMシンボルがGP(guard period)として設定される。
NewRATに基づいて動作するシステムにおいて、構成/設定可能なセルフサブフレームタイプの一例として、少なくとも以下の4つのサブフレームタイプが考えられる。該4つのサブフレームタイプにおいて、各区間をサブフレーム内の時間順に表現する。
1)DL制御区間+DLデータ区間+GP+UL制御区間
2)DL制御区間+DLデータ区間
3)DL制御区間+GP+ULデータ区間+UL制御区間
4)DL制御区間+GP+ULデータ区間
New RATシステムの要求事項のうち、特に重要な部分は、他の測定要求事項、他の制御情報の送信が必要な多数のサービスが同時に共存する環境である。
New RATでは様々なニューマロロジー/サービスが共存し、様々な上りリンクチャネル構造などが共存し、既存になかった上りリンクビームスイーピングのような設定による上りリンクチャネルと測定に関する変化が激しいと思われる。従って、これらによるセル間干渉(ICI)にも様々な変化があり、既存の測定及び報告方法では様々な変化が発生したセル間干渉の情報獲得及び判断に不十分であるので、New RAT環境に適する干渉測定及び報告方法を考える必要がある。特に、本発明では、New RATの構造上、上りリンクのセル間干渉を緩和するために測定するリソース割り当て方法を提案する。
図3はNew RATにおいて様々なサービス支援のためのHybrid CSI−RS(wideband、sub−band)構造を例示する図である。
図3に示したように、New RATの様々なサービス同時支援のためには、下りリンクの観点からして、異なるCSI−RSがwideband、sub−band構造で形成される必要がある。従って、もし図3の構造をNew RATの要求事項の1つと認定する場合、上りリンクリソースもこれに対応する形態になる可能性が高い。
図4はLocalized URS(Uplink RS)ユニット帯域幅(BW)の定義及び配置(Transmission Combを含む)を例示する図である。
特に、上りリンクSRS(New RATではxSRSとも表現可能)構造において、端末の全帯域送信だけではなく、他のサービス要求事項によって、1つのシンボル上でlocalized又はdistributed形態で送信することもでき、かかる構造において効率的なリソース割り当てのためには、SRSは他の上りリンクチャネル(例えば、上りリンク制御チャネル)と多重化する構造を考える必要がある。
図4に示したように、全帯域が4つのLocalized SRSユニット帯域幅に分けられることができる。特に、Localized SRSシーケンスの生成時、Zadoff−Chu(ZC)系列のルートインデックス値又はPR(Pseudo Random)系列のスクランブルシード値を用いると、physical cell ID、virtual cell ID、UE−dedicated ID(e.g.,C−RNTI)、UE−common ID(e.g.,UE−common RNTI)、ビームID(又はインデックス)、サブフレームインデックス、シンボルインデックス、APインデックスのうちのいずれか1つによって(例えば、これらのうちのいずれか1つの関数で)決定されることができる。
New RATにおける端末能力の要求事項による構造
New RATシステムでは、LTEに対比して基地局と端末の要求事項が以下のように増加すると思われる。
−端末TRPの増加:Sounding RS dimensioning増加要求(port、CS(Cyclic Shift)、OCC(Orthogonal Cover Code)、Transmission Combなど)
−Advanced transceiver:向上した干渉測定報告のためのAdvanced transceiver構造が必要である(network assistant干渉制御)。
−ULビームトラッキング:下りリンクだけではなく、上りリンクチャネルのビームトラッキングの要求時、ULビームトラッキングのための構造が必要である(多重シンボル−wise SRS送信)。
−チャネル相互関係(Channel reciprocity):下りリンクチャネルと上りリンクチャネルの間の相互関係が成立する場合と成立しない場合の構造が必要である(下りリンクチャネル推定のためのUL SRSリソースが必要)。
かかる様々な端末能力の要求事項のためには、動的でかつ柔らかい(flexible)SRS設定が必要であり、効率的な制御のためには、単一の上りリンク構造(UL framework)内で設定支援可能な構造が必要である。
多数のセルが密集配置された状況において、ターゲット端末が受ける上りリンクセル間干渉は、上記特定の端末がサービングセルから割り当てられたリソースのようなリソース位置に送信する隣接セル(特に、調製セル:セルのRS測定時に強いRSRPを有するセル)内の端末のTxビーム形成により大きく発生する。かかる干渉を制御するために必要な情報は、端末−特定の情報(即ち、サービングセルに向く隣接セル端末のビーム形成パターン情報(サービング基地局(或いはサービングセル)がその端末の受信RSRP抽出時に使用できる情報))、位置−特定(site−specific)の情報(即ち、調製セル内の端末がサービングセル内にターゲット端末に干渉する隣接セル端末のTxビーム方向を示す情報)、及びリソース−特定の情報(即ち、割り当てられたリソースと干渉するリソースの直交有無)を含む。従って、サービングセルが干渉を制御するためには、隣接セルから端末−特定の情報/位置−特定の情報/リソース−特定の情報などが提供される必要がある。
しかし、かかる干渉制御のための情報をXnシグナリングにより送信する場合、Xnシグナリングオーバーヘッドが非常に大きい。従って、各上りリンクチャネルのリソース割り当て時にチャネル間の直交性、ビーム管理をICIC(inter−cell Interference Coordination)の観点で制約を設けて、合理的なXnシグナリングオーバーヘッドを有する必要がある。このために、リソース設定により干渉を測定及び緩和する方法を考える必要がある。但し、New RATで求められる柔軟なリソース構造を支援する方法でリソース設定を設ける必要がある。
図5は様々なリソース構造(localized SRS+xPUCCH、xPUCCHのみ、xSRSのみの構造)の設定による干渉発生を例示する図である。
図5は各サービングセル(サービングセル、調製セル0、調製セルM)から各々端末に同じリソース領域が割り当てられることを示している。各サービングセル(図5ではサービングセル、調製セル0、調製セルM)から各端末に同じリソースで互いに異なるチャネル或いは用途(サービングセルではlocalized SRS、調製セル0ではxPUCCH、調製セルMでは全帯域SRS)のリソースを割り当てることにより、各チャネルの生成時に異なる長さのシーケンスで生成されて、チャネル或いはリソースの直交性が成立しない問題があり得る。
もしサービングセルと調製セル(或いは隣接セル)が互いに異なる長さのシーケンスでチャネルを生成すると、各基地局(或いはセル)は全ての異なる長さのシーケンス集合を予め認知している必要があり、調製セルは調製セルで干渉が発生するチャネル領域に関する情報(そのチャネルを生成し、物理リソースにマッピングした位置)を正確にサービングセルに知らせる必要がある。一方、同じ長さのチャネルの場合には、セル間干渉(inter−cell interference)を緩和する方法のうち、チャネル間の直交性の観点から設ける方法により簡単に干渉を緩和することができる。
図6はセル間の異なる上りリンクリソースの設定による干渉を説明する例示図である。
図6のようにセルAにおけるSRSとセルBにおける物理上りリンクチャネル(例えば、以下、xPUCCHと表す)の設定によって、SRSとxPUCCHの間にセル間干渉が発生することができる。セル間干渉が発生する問題を解決するために、以下のような方法が行われる。
1)xPUCCHフォーマット1、1a及び1bとSRSはZadoff−chu(ZC)シーケンスを使用して設計する。
2)ZCシーケンスのルート設定のためのuを、チャネル(SRS、xPUCCH)ごとに異なるグループホッピング(Group hopping)方法で設定する。
において、
3)xPUCCH:
サウンディング参照信号(Sounding reference signals):
上記方法を用いると、SRSとxPUCCHの間のセル間干渉にもSRSとxPUCCHの間に異なるZCシーケンス検出により、各基地局が各チャネルを検出することができる。しかし、これは直交性(orthogonality)を満たすシーケンスを他のチャネルが使用する時に可能な方法であり、特にxPUCCHフォーマット(例えば、xPUCCHフォーマット2)のように、SRSと信号生成方法が異なるチャネルとSRSリソースが重なると、セル間干渉が発生して性能劣化が発生することができる。
他のセルの他のニューマロロジーの間のセル間干渉
図7は3GPP NR多重ニューマロロジーの間の構造を示す図である。
現在3GPPニューマロロジーの間の基本設計方向は、図7のように異なる多数のニューマロロジーが共存する方式である。以下、図7に示した3GPP NR多重ニューマロロジーの間の構造について説明する。
−異なるニューマロロジーのためのRBは互いに固定したグリッドに位置する必要がある。
−15KHz×2nの副搬送波間隔のために、RBグリッドは15KHzの副搬送波間隔RBグリッドのnested mannerとしてサブセット/上位セットと定義する。
−図7の数字(numbering)は例示である。
−周波数領域の多重化の場合はFFSである。
NRで支援する時間軸リソースについて、3GPPで承認された内容を説明すると、以下の通りである。
−サブフレーム
−参照ニューマロロジーとしてx=14(一般CPの場合)とする。
−FFS:y=x又はy=x/2又はyはシグナリング
−スロット
−y個のシンボルで構成
−1つのサブフレーム内において整数倍のスロットで構成される。
−スロット内の最初のシンボルに制御チャネルの使用を許容
−スロット内の最後のシンボルに制御チャネルの使用を許容
−スロット内の開始、終了シンボルに制御チャネルの使用を許容
−他の構造は規定しない。
−ミニスロット
−送信のために使用したニューマロロジーにおいて、yOFDMシンボルより短い送信単位を支援する必要がある。
−ミニスロットの開始/終了シンボルに制御チャネルを許容(両方又はいずれか一方)
−最小のミニスロットを最小のスケジューリング単位である(FFS、シンボル数)
−FFS:NRはスロット又はミニスロットなどが共存する構造を支援するか否かを決定する必要がある。
図8は異なる多重ニューマロロジーの構成による干渉問題を例示する図であり、(a)は異なるニューマロロジーの間の上りリンクセル間干渉を、(b)はセル間の異なる多重ニューマロロジー構成を例示する図である。
一般的には、異なる副搬送波間隔を有するサービスのULリソースが互いに重なる場合(例えば、eMBBとURLLC)、各サービス内における直交性のためのシーケンス設計だけではなく、サービス間の異なるニューマロロジーを有する場合の直交性のためのシーケンス設計も必要である。
上りリンクビームスイーピングによる強いセル間干渉
ビームスイーピングは、下りリンクの場合、BRSを用いて各BRS(beam reference signal)に端末の受信ビーム(Rxビーム)方向が変化することによりその時のBRSのRSRP(Reference Signal Received Power)などを測定して行うことができる。もし下りリンクのための送信/受信ビームペア(Tx/Rx beam pair)の相互関係(reciprocity)(即ち、基地局の送信ビーム/端末の受信ビームペアと端末の送信ビーム/基地局の受信ビーム)が成立する場合、BRSにより得られた送信/受信ビームペアを上りリンクに適用することができる。一方、そうではない場合には、上りリンクの場合にはSRSなどを用いることができる。最も確実な上りリンクのビームスイーピング時に各端末の全体送信ビームIDに対応するSRSを送信する必要がある。これはSRS送信によってPUSCH(Physical Uplink Shared CHannel)の送信区間が小さくなることを意味し、上りリンクスループット性能を阻害する。
図9は端末ビームIDに対応するSRS送信を例示する図である(端末送信ビームID数=8)。
図9に示したように、端末ビームIDが多くなるほどSRS送信領域が大きくなる。端末の送信ビーム(UE Txビーム)と基地局の受信ビーム(BS Rxビーム)のペアを合わせるためのビームトラッキングのために周期的SRS送信を考える場合、固定した端末の送信候補ビームに対するSRS送信数を上位階層で固定的に設定することができる(例えば、基地局が上位階層シグナル(RRCシグナリングなど)により固定した端末の送信候補ビームのSRS送信数を知らせることができる)。しかし、非周期的SRS(aperiodic SRS)の送信を考える場合、追加される端末の送信候補ビームに対して更なるSRS送信領域が必要であり、非周期的ビームトラッキングのために発生するSRS送信は、端末又は基地局でトリガーすることによって、各ビームトラッキングのサブフレームで設定が異なることができ、ビームトラッキングのためのシグナリング情報も非周期的SRSがトリガーされる度に端末に提供されてシグナリングオーバーヘッドが増加することができる。従って、これに関連して効率的にSRS送信とPUSCH送信領域を配置し、これに関連するシグナリングオーバーヘッドを減らす方法が求められる。
図10は端末の送信ビームトラッキング時に異なるセル干渉を説明する例示図であり、図11は図7の端末2(UE2)がビームトラッキング時にSRS送信と干渉を説明する例示図である。
図10に示したように、上りリンクのビームトラッキングがトリガーされて上りリンクのビームトラッキングが行われる時、上りリンク候補ビームが他のセルに大きく干渉するビーム識別子(beam ID)を有してSRSを送信して(一般的にSRSはビーム形成された状態で全帯域に送信)、そのタイミングにその干渉を受けたセルの上りリンクで上りリンク制御チャネル(例えば、xPUCCH)又は上りリンクデータチャネル(例えば、xPUSCH)が送信されると、該上りリンクチャネルにSRSが図11のように大きくセル間干渉(inter−ell interference)を発生させて受信性能が劣化する。
図11において、サービング基地局で受信された端末1(UE1)のxPUSCH(k,l)リソースは、以下の数1のように示される。但し、チャネルはAWGNと仮定する。
図11を参照すると、端末2(UE2)のビームトラッキングのためのSRSが該当シンボルで全帯域に送信されることができるが、該当シンボルに端末1(UE1)や端末3(UE3)から上りリンク制御チャネル又は上りリンクデータチャネルの送信が行われると、該当シンボルで端末2のSRSにより干渉が大きくなる。
図12は多重SRS送信のためのビームペア順序による干渉関係を例示する図である。
図12の(a)はK1の時間区間で多重SRS送信のためのビームペア順序が同一である場合を示し、(b)はK1の時間区間で多重SRS送信のためのビームペア順序が異なる場合を示す。上りリンク干渉は、上りリンクビームスイーピングのためのSRS送信ビームペア順序の設定によって変更される。
図13はセル間干渉程度によりリソース領域分割を例示する図である。
上りリンク干渉変化差によってリソース領域を区分できる。図13の(a)ではセル間干渉変化(或いは干渉程度)に基づいてリソース領域をA、B領域に区分している。A領域は上りリンクデータ送信のためのリソース領域であり、チャネル変化がほぼないと仮定できる。即ち、A領域ではセル間干渉が類似する(UE Txビーム/TRP Rxビームペアが測定領域で維持される)。B領域はチャネル変化がほぼないという仮定下でもB領域においてセル1の上りリンクビームスイーピングのための設定(full or localized SRS送信)によってSRS送信単位(例えば、シンボル、サブシンボル)当たりのUE TxビームスイーピングによってSRS送信単位(例えば、シンボル、サブシンボル)の干渉変化が激しい領域に該当する。即ち、B領域は隣接セル(例えば、セル1)で上りリンクのビームスイーピングのために設定されたリソース領域である。
図13の(b)は隣接セル(例えば、セル2、セル3)で上りリンクのビームスイーピング時に干渉変化による領域区分を示す。A領域とB領域は図13の(a)で説明したA領域及びB領域に該当する。C領域はセル間のSRSの直交シーケンスの生成により干渉除去が容易であるが、上りリンクのデータ部分に干渉による影響がないので、干渉測定及び管理部分において補助的な役割として用いられる領域に該当する。
さらに、新しい上りリンクリソースの運用において、他の干渉量を有する技術において、より様々な干渉領域を分割できるが、ここでは、上りリンクのビームスイーピングによる干渉影響に限る。干渉量が異なる領域を区分するためには、図13に示したように、隣接セル(セル2、セル3)も他のセルであるサービングセル(例えば、セル1)の上りリンクビームスイーピングが発生する位置を把握する必要がある。隣接セル(セル2、セル3)がセル1の上りリンクビームスイーピングの位置を把握するために、セル1は上りリンクビームスイーピング設定がトリガーされる度にセル2、セル3にX2シグナリングにより上りリンクビームスイーピング動作を知らせることができる。かかる動作により、X2シグナリングオーバーヘッドが増加する。また、X2シグナリング自体のプロセス時間により、端末の上りリンクビームスイーピングのためのmultiple SRSの送信時間区間が十分に長く算出される必要がある。もし基地局がリンク不安定を判断した後、上りリンクビーム補正をトリガーした時点に端末ができる限り早く上りリンクビーム補正を行う必要がある場合、上記領域の区分が容易でははい。従って、X2シグナリングを最小化し、領域を予め区分するために、端末は上りリンクビーム補正のための周期的又はsemi−persistent SRS送信を考えることができる。
3GPP LTE/LTE−Aシステムでは、下りリンクの相互関係を用いた上りリンクビーム補正の概念自体がないだけではなく、下りリンクのためのICICに対する測定及び報告方法のみが記載されている。一般的には、干渉測定はCRS(cell−specific RS)又はCSI−RS又はZP(Zero Power)−CSI RSを用いてセル間干渉を測定する。端末がRSRPやRSRQなどを基地局に報告して、それによるセル間干渉を避ける調整方法は知られている。代表的にはalmost blank subframeとcell Range Expansionである。以下の表10はalmost blank subframe(ABS)の定義を示す。
一般的には、RRM(radio Resource Management)のためには、LTEシステム基準200msの間のDM−RS(DeModulation Reference Signal)部分を除去した後に平均して、RSRP及びRSSIを計算してRRMを行う。下りリンク干渉測定の場合、ABS(Almost black subframe)動作のために、まずABS statusを求めるが、基地局が送信したCRS(cell−specific RS)部分のRSRPとSINRを端末が測定して、端末がCQI(Channel Quality Information)を送信する。このCQIフィードバックは特定区間(i.e.50ms)の間に受けて、このCQIフィードバックのプロセスにより
得られた
が一定の臨界値以下である場合に、そのCQIプロセスを報告した端末をvictim端末として規定する。また、サービングセルは隣接セルにABS statusを活性化する。従って、隣接セルは所定のパターンを有するABS設定によりリソースを割り当てる。
干渉を発生させたセル(aggressor cell)が干渉を受けたセル(victim cell)に2つのセット(ABSが送信されるサブフレームを指すビットマップ及び測定のためのABSサブセットを示すビットマップ)に関する情報をX2インターフェースにより送信する。X2インターフェースにより干渉を発生させたセルと干渉を受けたセルが情報を共有することができる。
端末測定/報告方法
端末はどのサブフレームがABSであるかを分からないので、リソース−特定の測定及び報告を行う。サービング基地局はvictim端末(干渉の影響を受ける端末)にサブフレームセットの情報を知らせることができる。サブフレームセットには2つ(RLF及びRRMのためのサブフレームセットとCSI報告のためのサブフレームセット)がある。
RLF(radio link failure)及びRRM(radio resource management)のためのサブフレームセットは、RLFとRRM判断のためのサブフレームセットであり、relative staticに設定され、long termに設定される。CSI報告のためのサブフレームセットは、ABSとnon−ABSのためのCSIタイプとAggressor cell 1のABSとaggressor cell 2のABSのためのCSIタイプに対する報告サブフレームをいう。
図13を参照しながらCSI報告方法について説明する。
図14はCSI報告方法を例示する図である。
図14の(a)に示したように、CSIタイプに対するサブフレームが重複しないように設定できる。図14の(a)は周期的なCSI報告に関し、各タイプに連関するサブフレームセット(subframe#0)について周期的なCSI報告がsubframe #n+3で行われる。
図14の(b)は下りリンクトリガーリング基盤の非周期的CSI報告方法を例示する。
既存のRSRPとRSRQ測定による問題
レイヤ3(L3)などの上位階層における活用のためのRRM測定などでは、RSRPを測定する必要がある。この方法は、主に200ms程度の測定期間が必要である。LTEシステムにおいて、干渉測定のためには端末がCRSなどを特定期間の間に測定し、ABSの場合、測定最小長さはサブフレーム長さであって、サブフレーム内のCRSを平均する方法で処理する。New RATシステムの場合、サービスごとに割り当てされる周波数リソースも異なり、上りリンクビームスイーピングが導入される状況において上りリンクの干渉を測定する場合、上りリンクシンボル当たりのビームスイーピングによりシンボル当たりの干渉量が変化することができる。よって、既存の干渉測定方法をNew RAT上りリンクに適用することは好ましくない。即ち、シンボル当たり、サブバンド当たりに上りリンク干渉を測定する方法が必要である。
New RAT要求事項に合うICIC設定が必要であるが、本発明ではNew RAT UL ICIC方法について説明する。より具体的には、チャネルレベルの相互関係、ビームレベルの相互関係が合わない場合の上りリンク干渉を減らす方法について提案する。
上りリンクの干渉方法
図15は端末の上りリンク送信及びDMRSの配置を例示する図である。
図15の(a)は基本上りリンクの送信構造を例示し、図15の(b)は基地局DMRS受信を既存のDMRS情報により除去することを例示している。
上りリンクDMRS部分とSRS部分は、基地局と端末の間で所定のパターンにより設定される。即ち、基地局と端末はSRSシーケンス生成方法、リソース位置などの情報を共有する。上りリンクの干渉測定は、上りリンクのデータ領域で他のセルからの干渉を測定することを意味する。図15の(a)に示したように、一般的にDMRSは上りリンクデータ領域でマッピングされる。従って、上りリンクの基本干渉測定は、図15の(b)に示したように、基地局が受信したDMRS部分を除去した後、その除去した領域の電力を平均して平均的な上りリンクの干渉を測定する。
New RATでは様々なニューマロロジー/サービスが共存し、様々な上りリンクチャネル構造が共存する状況、及び上りリンクのビームスイーピングのような既存になかった設定による上りリンクチャネルと測定に対する変化が激しいと予想されて、それによるセル間干渉にも様々な変化が発生し得る。従って、既存の測定及び報告方法ではセル間干渉情報の獲得及び判断に不十分であり、New RATにおけるより多い様々な状況を考慮できる新しい測定及び報告方法を考える必要がある。本発明では、New RATの構造上、上りリンクのセル間干渉(ICI)を緩和するための測定及びリソース割り当て方法を提案する。
実施例1
本発明の一実施例として、実施例1は上りリンクのリソース領域において類似する干渉程度を有する領域を区分して、各領域に対して干渉測定によりvictim端末を規定或いは決定する。即ち、上りリンクビームスイーピングのためのSRS設定方法によって、干渉測定のためのリソース領域を区分できる。上りリンクビームスイーピングのためのSRS設定方法には、以下のような4つの場合が考えられる。
(1)特定のTRP Rxビームが持続する上りリンクリソース区間内で、各セルにおいて上りリンクのビームスイーピングのために設定されたTxビーム数とUE Txビームスイーピング順序が同一に設定された場合
(2)特定のTRP Rxビームが持続する上りリンクリソース区間内で、各セルにおいて上りリンクのビームスイーピングのために設定されたTxビーム数は同一であり、UE Txビームスイーピング順序は異なるように設定された場合
(3)特定のTRP Rxビームが持続する上りリンクリソース区間内で、各セルにおいて上りリンクのビームスイーピングのために設定されたTxビーム数は異なり、UE Txビームスイーピング順序は同一に設定された場合
(4)特定のTRP Rxビームが持続する上りリンクリソース区間内で、各セルにおいて上りリンクのビームスイーピングのために設定されたTxビーム数とUE Txビームスイーピング順序が異なるように設定された場合
図13に示した干渉測定領域Aのための測定方法をType aといい、Type aの干渉測定方法は以下のように行われる。
A.サービングセルは該当サブフレームのDMRSに対する特定期間の間に(上位階層で設定される)SINRを測定する。インデックスkの端末に対して、平均
、updated SINR
などを考えることができる。ここで、
は順次的なDMRSカウントインデックスである。
B.測定されたSINRがターゲットSINR(又はSINR臨界値)より低い端末をvictim端末として規定又は定義する。SINR臨界値に関する情報は、基地局がRRCシグナリング又はDCI(Downlink control Information)により端末に提供できる。
Type bは1つのシンボルのSRS送信時に示される領域Cにおける干渉測定方法である。Type bの干渉測定方法は以下のように行われる。
A.DMRSが送信されるビームペアと同じビームペアでSRSが送信されるので、SRS送信シンボル部分とDMRS部分について基地局はSRS測定とDMRS測定を併せてSINRを算出するか、又はSRS、DMRS部分の各々についてSINRを算出して用いることができる。
B.
但し、
Mはk端末に割り当てられた上りリンクリソース内のDMRS RE(Resource Element)数、SRS RE数、又はDMRS RE数+SRS RE数である。
はk端末に割り当てられた上りリンクリソース内のi番目のDMRS又はSRS REのSINRを示す。
C.一般的には、Type bはTRP Tx/UE Rxビームのcorrespondenceが成立する時に使用される。
図16は特定のUE TxビームとTRP Rxビームによる干渉測定を例示する図である。
Type c−1は、特定区間の間にmultiple SRSシンボルが送信される場合に、ビームペア順序とSRS送信長さが同一である時、C領域において特定のビームペアに対応するリソースのSINRを測定するタイプである。図16の例示において、Type c−1はN1=N2(各セルにおいて上りリンクのビームスイーピングSRSの設定時、UE Txビーム数又はUE TxビームがマッピングされるSRSシンボル数が同一)、K1=K2(各セルにおいて上りリンクのビームスイーピングSRSの設定時、1つのTRP Rxビームに対応するSRS送信長さが同一)である場合を示し、基地局は点線のハッチング部分のSRS領域上でSINRを測定する。即ち、サービングセルはType c−1によって端末のTxビームID(例えば、1つのTxビームID)に対応するSRS領域単位でSINRを測定できる。サービングセルは大きい干渉を発生させる端末のTxビームIDに関する情報や大きい干渉を発生させる端末のTxビームIDに対応するリソース(例えば、シンボルインデックスなど)をサービング端末に送信する。SINRは以下の数2のように示される。
は特定のUE Txビーム(例えば、図16において点線で示したシンボルインデックス又はSRSリソース位置インデックス)でK1までSINRを測定した後、平均的SINRを測定する。
図17は特定のTRP Rxに対する干渉測定を例示する図である。
Type c−2は、N1=N2、K1=K2である場合に、固定したTRP Rxビームに対する上りリンクのリソース干渉測定の用途に活用できる。図17に示したK1区間の間に多重SRS送信領域のSINRを測定することができる。即ち、サービングセルは同一のTRP受信ビームIDに対応するリソース領域に対するSINRを測定する。Type c−2により測定されたSINRは以下の数3のように示される。
図18は上りリンクビーム補正自体の使用有無のための干渉測定方法を例示する図である。
Type c−3は、N1=N2、K1=K2である場合に、上りリンクのビームスイーピング自体の干渉測定のためのタイプである。サービングセルはC領域において上りリンクのビーム補正のためのリソース領域に対してSINRを測定する。サービングセルはType c−3によって図18におけるある特定期間K3の間にMultiple SRSに対してSINRを測定して、上りリンクのビーム補正の使用有無を決定する。以下の数4はType c−3によるSINR測定(例えば、上りリンクのビーム補正による平均的な干渉測定)方法を示す。
図19はTRP Rxによる送信長さが異なる場合のSINR測定方法を例示する図である。
TRP Rxビームの送信長さがセルごとに異なる場合、即ち、K1≠K2、N1=N2=N3=N4である場合、SINR測定領域を図19に示したように区分できる。図19はSINR測定領域を3つに分割し、分割された各領域内における干渉を測定する方式を例示している。即ち、K1がK2より大きい場合、図19に示したように、K2長さに合わせてSINR測定領域を設定することができる。各セルが周期的なSRS設定に関する情報を有していると、サービングセル又は隣接セルを区分できる。又は、非周期的なSRSを考えると、基地局がDCIにより非周期的SRS設定に関する情報を知らせることができる。
図20及び図21は、図13に示したB領域に対するDMRSを用いた干渉測定方法を例示する図である。
図13において、B領域の発生は、図20及び図21におけるN1とN2が互いに異なる値である時に発生する。この時には、隣接セルの上りリンクデータ領域がサービングセルの上りリンクビーム補正のための領域により、又は隣接セルにおける上りリンクビーム補正のための領域がサービングセルの上りリンク部分に干渉として発生することができる。図20及び図21は、N2>N1である場合の例示であり、サービングセルのB領域(図13に示したB領域)のDMRS部分についてSINRを測定することを示す。
図20は同じビームペア干渉の測定のためのDMRS領域(点線で表示)を示し、図21は同じTRP Rxビーム干渉測定のためのDMRS領域を示す。図20に示したDMRSを用いた同じビームペア干渉の測定のための方法をType d−1といい、図21に示したDMRSを用いた同じTRP Rxビーム干渉測定方法をType d−2という。
Type d−1方法において、基地局はSINRを測定したシンボルインデックスに関する情報を端末にDCIにより送信することができる。又は基地局がULグラントの送信時に該当上りリンクシンボルを使用する端末に干渉が大きい領域であることを指示することができる。Type d−2の方法では、基地局がSINRを測定したTRP Rxインデックス又はそのインデックスに該当する上りリンクリソース位置に関する情報を端末に提供することができる。
図22は領域Bに対するDMRSを用いた干渉測定方法を例示する(干渉測定領域の区分)図である。
干渉測定領域は、図22に示したように区分できる。上りリンクビーム補正のための周期的又はsemi−persistent設定において、K1≠K2、N1≠N2である場合、基地局はSINR測定領域を変更しながらType d−1又はType d−2などを用いて干渉を測定することができる。
図23はSRS送信時にTxビーム送信パターンが異なる場合を例示する図である。
上りリンクのビーム補正のためのビーム送信パターンがSRSを送信するたびに変化する場合、変化する特定シンボル当たりのSINRを測定するか、又は上りリンクのビーム補正全体に対する使用有無を判断するために、長い周期で平均SINRを測定する方法が考えられる。Type eは上りリンクビーム補正全体に対する平均干渉を測定するタイプに限定される(K1=K2、Nが全て同一であっても)。特定シンボル当たりのSINR測定方法は短い周期の測定には有利であるものの、チャネルの時効性(aging)を考えると、干渉測定及び管理では有用ではない。
上述した干渉測定のためのタイプに関する簡略な説明とそれによるvictim端末宣言或いは決定のための内容を以下の表11に示す。1つの端末は条件を満たすと、1つ又は多数のvictim端末として定義されることができる。表11は各SINR測定方法によるVictim端末を区分した例である。
以下、各victim端末の宣言或いは決定によるセル間干渉調整(ICIC)のための端末動作について説明する。表11に示した干渉測定方法の各タイプによって割り当てられている端末が1つ又は多数のvictim端末として設定されることができる。
図24はType aによるVictim端末が
端末である場合、セル間干渉調整のための動作を説明する図であり、図25はType bによるVictim端末が
端末である場合、セル間干渉調整のための動作を説明する図である。
図24を参照すると、サービングセル内のサービング端末はサービングセルに上りリンクデータ及びSRSを送信し、隣接セル内の端末である隣接端末は隣接セルに上りリンクデータとSRSを送信する。この場合、サービングセルは上りリンクデータ領域でDMRSを用いてSINRを測定することができる。SINR測定結果によって、サービング端末がvictim端末として決定されると、サービングセルはサービング端末にAlmost blank resource割当てに関する情報を送信することができる。サービング端末は端末にAlmost blank resource割当てに関する情報に基づいてAlmost blank resource以外のリソースで上りリンク信号を送信することができる。
図25を参照すると、サービングセルは干渉測定方法の一例であるType bによって干渉を測定するという点で図24とは異なる。サービングセルは上りリンクDMRS/SRS領域でSINRを測定してvictim端末を決定する。SINR測定結果によって、サービング端末がvictim端末として決定されると、サービングセルはサービング端末にAlmost blank resource割当てに関する情報を送信することができる。Almost blank resourceはDMRS又はSRS設定を含むか否かによって設定が異なる。基地局はDCIにより端末にAlmost blank resourceを指定できる。サービング端末は端末にAlmost blank resource割当てに関する情報に基づいてAlmost blank resource以外のリソースで上りリンク信号を送信することができる。
図26はAlmost blank resource割当てを例示する図である。
図26の(a)を参照すると、Almost blank resourceはDMRS及びSRSを除いたリソースで構成され、(b)に示したように、Almost blank resourceはSRSを除いたリソースで構成されることもできる。逆に、(c)に示したように、Almost blank resourceはDMRSを除いたリソースで構成されることもできる。(d)では、Almost blank resourceがDMRS及びSRSを全て含むリソースで構成できることを示している。
図27はType c−1によるVictim端末が
端末である場合、セル間干渉調整のための動作を説明する図であり、図28はType c−2によるVictim端末が
端末である場合、セル間干渉調整のための動作を説明する図であり、図29はType c−3によるVictim端末が
端末である場合、セル間干渉調整のための動作を説明する図である。
図27を参照すると、サービングセル内のサービング端末はサービングセルに上りリンクデータ及びSRSを送信し、隣接セル内の端末である隣接端末は隣接セルに上りリンクデータとSRSを送信する。この場合、サービングセルは端末のTxビームID(例えば、1つのTxビームID)に対応するSRS領域単位でSINRを測定することができる。SINR測定結果によって、サービングセルはサービング端末をvictim端末
として決定する。また、サービングセルは大きい干渉を起こす端末のTxビームID及び/又は大きい干渉を起こす干渉リソースを指示する情報(例えば、シンボル/サブフレーム/サブシンボルインデックスなど)をサービング端末に送信することができる。サービング端末は大きい干渉を起こすTxビームIDに対応するリソースを使用しないか、又は指示された干渉リソース指示情報に基づいて他のビームペアに対応するリソースでSR(scheduling Request)を送信する。サービングセルは干渉が大きく発生しないビームペアに該当するリソースに関する情報をULグラントによりサービング端末に送信する。
図28は端末の送信ビームではないTRP受信ビームを基準としてSINRを測定するという点で、図27とは異なる。即ち、基地局は同じTRP受信ビームIDに対応するリソース領域に対するSINRを測定する。図28を参照すると、サービングセルは同じTRP受信ビームIDに対応するリソース領域に対する上りリンクSRSのSINRを測定する。SINR測定結果に基づいて、サービングセルはサービング端末をvictim端末
として決定する。サービングセルはサービング端末に大きい干渉が発生したTRP RxビームIDに関する情報及び/又は大きい干渉が発生したTRX RxビームIDに対応するリソースを指示する情報(例えば、シンボル/サブシンボル/サブフレームインデックスを指定)を送信する。上記受信した情報に基づいて、サービング端末は大きい干渉が発生したTRX RxビームIDに対応するリソースが周知の他のTRP RxビームIDに対応するリソース上でSRを送信することができる。また、サービングセルは干渉が大きく発生しないTRP RxビームIDに該当するリソースに関する情報をULグラントによりサービング端末に送信することができる。
図29を参照すると、基地局はC領域で上りリンクビーム補正のためのリソース領域についてSINRを測定するという点で図27とは異なる。SINR測定結果に基づいて、サービングセルはサービング端末をvictim端末
として決定する。サービングセルはサービング端末に上りリンクのビームスイーピング禁止を指示する情報を送信する。上記受信した情報に基づいて、サービング端末は1つのシンボルのSRSと上りリンクデータを送信する。もし、サービング端末は無線リンク状態が臨界値より悪くなる場合、サービングセルに上りリンクのビームスイーピングを要請することもできる。サービング端末の無線リンク状態が良くない場合、サービングセルはサービング端末に上りリンクのビームスイーピングを再開することを指示できる。
図30は干渉測定方法Type d−1/d−2によるセル間干渉調整のための動作を説明する図である。
上述したように、Type d−1/d−2は、上りリンクビームスイーピングによる干渉を回避する上りリンクデータ領域におけるセル間干渉調整のためのものである。図30を参照すると、基地局はB領域の上りリンクデータ領域におけるDMRSを用いてSINRを測定することができる。サービングセルはSINR測定結果によってサービング端末をvictim端末
として決定する。サービングセルはサービング端末にB領域で干渉が大きく発生する領域をAlmost black resourceとして割り当てることができる。Almost black resourceの構成については、以下、図3を参照して説明する。
図31は図30におけるvictim端末
に対するAlmost black resource構成を例示する図である。
図31を参照すると、Almost blank resource構成はサービングセルがAlmost blank resourceをビットマップで指示するか、又は指示子(例えば、ABR indicatior)でシンボルインデックスを指示することができる。Almost blank resourceは隣接セルで上りリンクビーム補正が発生するサブフレームと同じタイミングに送信するサブフレームで発生する。
図32はvictim端末
に対するAlmost black resource構成を例示する図である。
端末の場合、
端末の場合とセル間干渉調整手順が同一であるが、Almost black resourceのサイズが異なることができる。図32を参照すると、
端末の場合のAlmost black resourceのサイズが、
端末の場合のAlmost black resourceより大きいことが分かる。
図33は干渉測定方法Type eによるセル間干渉調整のための動作を説明する図である。
干渉測定方法としてType eでは、上りリンクビームスイーピングの有無に焦点が当てられている。サービングセルは上りリンクビーム補正のためのSRSリソース領域上でSINRを測定することができる。SINR測定結果によって、サービングセルはサービング端末をvictim端末
として決定できる。サービングセルは、上りリンクビームスイーピング禁止を指示する情報をサービング端末に送信することができる。
上述した本発明の様々な実施例によって、New RATにおいて干渉変化がサブバンド、シンボル又はサブシンボル単位で示される環境における上りリンクの干渉測定及びvictim端末として規定又は決定する方法を提案して、victim端末の干渉を効率的に管理することができる。
以上で説明した実施例は本発明の構成要素と特徴が所定の形態に結合されたものである。各構成要素又は特徴は別途の明示的言及がない限り選択的なものとして考慮されなければならない。各構成要素又は特徴は他の構成要素又は特徴と結合しない形態に実施されることができる。また、一部の構成要素及び/又は特徴を結合して本発明の実施例を構成することもできる。本発明の実施例で説明する動作の順序は変更されることができる。一実施例の一部の構成又は特徴は他の実施例に含まれることができ、あるいは他の実施例の対応する構成又は特徴と取り替えられることができる。特許請求範囲で明示的な引用関係がない請求項を結合して実施例を構成するとか出願後の補正によって新しい請求項として含ませることができるのは明らかである。
本発明は本発明の精神及び必須特徴から逸脱しない範疇内で他の特定の形態に具体化されることができるのは当業者に明らかである。よって、前記の詳細な説明は全ての面で制限的に解釈されてはいけなく例示的なものとして考慮されなければならない。本発明の範囲は添付の請求項の合理的解釈によって決定されなければならなく、本発明の等価的範囲内での全ての変更は本発明の範囲に含まれる。
無線通信システムにおいて、セル間干渉を制御する方法及びそのための装置は、3GPP LTE/LTE−Aシステム、5G通信システムなどのような様々な無線通信システムで産業上利用可能である。

Claims (16)

  1. 無線通信システムにおいて、基地局がセル間干渉を制御するための方法であって、
    所定の物理リソース領域で前記基地局が属したセルの端末からDMRS(Demodulation Reference Signal)又はSRS(Sounding Reference Symbol)を受信する段階と、
    前記所定の物理リソース領域に対応する干渉測定方式に基づいて前記DMRS又は前記SRSが送信されたリソースで干渉を測定する段階と、
    前記測定された干渉強度が所定の臨界値より大きい場合、前記端末を前記所定の物理リソース領域に対するvictim端末として決定する段階を含み、
    前記所定の物理リソース領域は、隣接基地局が属する隣接セルの上りリンクビームスイーピング(uplink beam sweeping)のための物理リソース領域に対応する前記基地局が属するセルの上りリンクデータ送信のための第1物理リソース領域又は前記基地局が属するセルの前記上りリンクビームスイーピングのための第2物理リソース領域である、セル間干渉制御方法。
  2. 前記SRS又は前記DMRSが送信されたリソースは、時間ドメイン上で前記第2物理リソース領域の1つのシンボルの時間区間を含み、前記1つのシンボルの時間区間上で干渉を測定する、請求項1に記載のセル間干渉制御方法。
  3. 前記SRSが送信されたリソースは、前記第2物理リソース領域の時間ドメイン上で前記SRSの送信のための前記端末の1つの送信(Tx)ビームIDに対応する時間区間を含み、前記端末の1つの送信ビームIDに対応する時間区間上で干渉を測定する、請求項1に記載のセル間干渉制御方法。
  4. 前記SRSが送信されたリソースは、前記第2物理リソース領域の時間ドメイン上で1つのTRP受信(Rx)ビームIDに対応する時間区間を含み、前記TRP受信ビームIDに対応する時間区間上で干渉を測定する、請求項1に記載のセル間干渉制御方法。
  5. 前記SRSが送信されたリソースは、前記第2物理リソース領域の時間ドメイン上で前記端末の上りリンクビーム補正(uplink beam refinement)のための時間区間を含み、前記上りリンクビーム補正のための時間区間上で干渉を測定できる、請求項1に記載のセル間干渉制御方法。
  6. 前記DMRSが送信されたリソースは、前記第1物理リソース領域の時間ドメイン上でシンボル単位であり、前記DMRSが送信されたシンボル単位で干渉を測定する、請求項1に記載のセル間干渉制御方法。
  7. 前記DMRSが送信されたリソースは、前記柄第1物理リソース領域の時間ドメイン上に1つのTRP受信(Rx)ビームIDに対応する時間区間を含み、前記1つのTRP受信ビームIDに対応する時間区間上で干渉を測定する、請求項1に記載のセル間干渉制御方法。
  8. さらに前記決定されたvictim端末に前記干渉測定に基づいて割り当てたalmost blank resourceに関する情報を送信する段階を含む、請求項1に記載のセル間干渉制御方法。
  9. 無線通信システムにおいて、セル間干渉を制御するための基地局であって、
    所定の物理リソース領域で前記基地局が属するセルの端末からDMRS(Demodulation Reference Signal)又はSRS(Sounding Reference Symbol)を受信する受信器と、
    前記所定の物理リソース領域に対応する干渉測定方式に基づいて前記DMRS又は前記SRSが送信されたリソースで干渉を測定し、
    前記測定された干渉強度が所定の臨界値より大きい場合、前記端末を前記所定の物理リソース領域に対するvictim端末として決定するように構成されたプロセッサを含み、
    前記所定の物理リソース領域は、隣接基地局が属する隣接セルの上りリンクビームスイーピング(uplink beam sweeping)のための物理リソース領域に対応する前記基地局が属するセルの上りリンクデータ送信のための第1物理リソース領域又は前記基地局が属するセルの前記上りリンクビームスイーピングのための第2物理リソース領域である、基地局。
  10. 前記SRS又は前記DMRSが送信されたリソースは、前記第2物理リソース領域の時間ドメイン上で1つのシンボルの時間区間を含み、前記プロセッサは前記1つのシンボルの時間区間上で干渉を測定するように構成される、請求項9に記載の基地局。
  11. 前記SRSが送信されたリソースは、前記第2物理リソース領域の時間ドメイン上で前記端末の1つの送信(Tx)ビームIDに対応する時間区間を含み、前記プロセッサは前記端末の1つの送信ビームIDに対応する時間区間上で干渉を測定するように構成される、請求項9に記載の基地局。
  12. 前記SRSが送信されたリソースは、前記第2物理リソース領域の時間ドメイン上で1つのTRP受信(Rx)ビームIDに対応する時間区間を含み、前記TRP受信ビームIDに対応する時間区間上で干渉を測定するように構成される、請求項9に記載の基地局。
  13. 前記SRSが送信されたリソースは、前記第2物理リソース領域の時間ドメイン上で前記端末の上りリンクビーム補正(uplink beam refinement)のための時間区間を含み、前記プロセッサは前記上りリンクビーム補正のための時間区間上で干渉を測定するように構成される、請求項9に記載の基地局。
  14. 前記DMRSが送信されたリソースは、前記第1物理リソース領域の時間ドメイン上でシンボル単位であり、前記プロセッサは前記DMRSが送信された前記シンボル単位で干渉を測定するように構成される、請求項9に記載の基地局。
  15. 前記DMRSが送信されたリソースは、前記第1物理リソース領域の時間ドメイン上に1つのTRP受信(Rx)ビームIDに対応する時間区間を含み、前記プロセッサは前記1つのTRP受信ビームIDに対応する時間区間上で干渉を測定するように構成される、請求項9に記載の基地局。
  16. さらに前記決定されたvictim端末に前記干渉測定に基づいて割り当てられたalmost blank resourceに関する情報を送信するように構成された送信器を含む、請求項9に記載の基地局。
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