JP2020509814A - 哺乳瓶装置 - Google Patents

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デル コーイ,ヨーハネス トセアルト ファン
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Abstract

本発明は哺乳瓶装置(100)に関し、哺乳瓶装置(100)は、哺乳瓶装置(100)が組み立てられた場合に、哺乳瓶装置(100)の外側から容器容積(125)内への空気の通過を可能にする少なくとも1つの空気抜き弁(140)と、哺乳瓶装置(100)の容器要素(120)の容器容積(125)内に閉鎖容積(155)を画定する閉鎖容積形成要素(150)とを含み、閉鎖容積(155)は、空気が空気抜き弁(140)を通って入るための制御された開口部(165)を容器容積(125)内に、及び、任意の、少なくとも1つの空気抜き弁(140)から閉鎖容積(155)までの誘導ダクト(175)を形成するダクト形成要素(170)を提供するように構成される。哺乳瓶装置(100)は、乳児に対する疝痛様症状のリスクを減らす。

Description

本発明は、哺乳瓶装置に関する。本発明は、特に、乳児に授乳を行うための哺乳瓶装置に関する。本発明は、哺乳瓶装置内の空気抜き弁から発生した気泡を収集、誘導、及び崩壊する分野に応用され、ここで、本発明は他の分野にも適用される。
疝痛は、一部の乳児が出生後数カ月の間に被る状態であり、消化器系における空気の存在が主な原因であるとして示されている。授乳中の乳児の口内における真空状態の存在のため、母乳育児においても人工乳育児においても空気の摂取は避けられない。しかし、疝痛様症状を防ぐ又は軽減するために、乳児によって摂取される空気の量を減らすことが望ましい。
授乳中の空気の摂取を最小限にするために、例えば哺乳瓶内にベント弁を設けることを介して真空状態を減らすことによって等、乳児が必要とする労力を減らすことを含む、様々な戦略が使用されている。しかし、特定の設計では、ベント弁は、授乳の大部分において液体レベル下で開くため、ベント弁を介して哺乳瓶に入る空気が、液体内に気泡を形成する。
気泡が存在すると、一部の気泡が乳首内に運ばれ、従って、最終的に乳児の口内に到達する確率が高くなる。多数の小さな気泡は、高い表面積対体積比を提供する恐れがあり、最終的には、ミルク内の空気のより高い溶解度をもたらし得る。加えて、ミルクを介した空気の泡立ちが、もしかすると、特定の栄養素の酸化によってミルクの栄養価を低下させる恐れがある。さらに、気泡は、哺乳瓶内の液体の自由表面に蓄積し、一部の保護者によっては否定的に認知され得る泡沫を生成する。
特許文献1は、ベント付きベビーボトルを開示しており、ボトル、乳首、マウンティングリング、及びベントアセンブリを含む。ボトルの流体における曝気(ガス気泡)は、マウンティングリングを通ってボトルの内部に入る通気道を確立することによって減少する。この通気道が、自己閉鎖ベント弁を有するベントアセンブリと組み合わせて使用された場合、システムは、大気圧よりも低い圧力がボトル内にもたらされた場合に大気がベビーボトルの内部に放出されるのを可能にし、その結果、ボトル内に含有された流体の曝気を防いでいる。
US2016/02621985
従って、乳児に対する疝痛様症状のリスクを減らす哺乳瓶装置を提供することが本発明の目的である。
一態様において、哺乳瓶装置が提供され、この哺乳瓶装置は、乳首容積を画定する乳首要素と、容器容積を画定する容器要素と、取り付け要素とを含む。乳首要素及び容器要素は、取り付け要素によって接触領域に沿って互いに取り付け可能である。哺乳瓶装置は、哺乳瓶装置が組み立てられた場合に、哺乳瓶装置の外側から容器容積内への空気の通過を可能にする少なくとも1つの空気抜き弁、及び、容器容積内の閉鎖容積を画定する閉鎖容積形成要素をさらに含み、閉鎖容積は、空気が空気抜き弁を通って入るための制御された開口部を容器容積内に提供するように構成される。閉鎖容積は、哺乳瓶装置の組み立てられた状態で閉鎖容積形成要素及び容器容積の壁によって形成される。
閉鎖容積は、制御された開口部を容器容積内に提供するため、空気抜き弁を通って入る空気は、閉鎖容積まで誘導され、次に、制御された開口部を通って制御された様式でのみ容器容積に放出される。従って、空気抜き弁を通って入る空気は、好ましい位置、すなわち閉鎖容積まで誘導することができ、そこで、もしかすると形成される気泡は保持されることになる。従って、これらの気泡は収集され、容器容積内の容器容積から分離して保持され、空気は、例えば長期間容器容積内のミルクから離して維持された後で容器容積内に放出されるのみとなり、これによって、気泡を崩壊させる可能性が高くなる。制御された開口部は、好ましくは、特定の寸法への開口部の既定の設計を介して制御された放出を定める。しかし、他の実施形態では、制御された放出を行うための能動的作用も実行することができる。
さらに、閉鎖容積は、哺乳瓶装置の組み立てられた状態で閉鎖容積形成要素及び容器容積の壁によって形成されるため、閉鎖容積は、組み立てられた状態で達成することができ、例えば、洗浄及び消毒のために接近するのが困難であるだろう閉鎖容積形成要素のみが閉じた容積又は形状を示すことは必要とされない。言い換えれば、例えば、閉鎖容積の限界を定める表面の少なくとも一部を形成する等、閉鎖容積の一部を形成する容器容積の壁は、閉鎖容積形成要素に有利な形状が提供されるのを可能にする。次に、容積は、最終的に、哺乳瓶装置のアセンブリを介して閉鎖されることになる。
閉鎖容積形成要素の形状は、容器容積の壁の形状に適合して、その間に閉鎖容積を形成するように設計することができる。例えば、閉鎖容積形成要素の形状は、U字形を含んでもよく、一方、V字形及び任意の他の適した形状が熟考される。洗浄及び消毒が容易になるため、U字形のような開放空間が好ましい。しかし、他の実施形態では、閉鎖容積は、閉鎖容積形成要素のみによって、又は、閉鎖容積形成要素がこの形成に関与するという条件で、異なる要素と組み合わせて形成することもできる。
好ましくは、閉鎖容積形成要素の寸法は、組立てられていない状態で、対応する容器要素の寸法よりも大きい。その結果、閉鎖容積形成要素と容器要素との良好な密封を、組み立てられた状態で形成することができる。
一実施形態では、哺乳瓶装置は、少なくとも1つの空気抜き弁から閉鎖容積までの誘導ダクトを形成するためのダクト形成要素をさらに含む。
ダクト形成要素は、少なくとも1つの空気抜き弁から閉鎖容積まで誘導ダクトを形成しているため、任意の位置にて空気抜き弁を通って入る空気は、誘導ダクトを通って閉鎖容積まで誘導され、次に、制御された開口部を通って制御された様式でのみ容器容積内に放出される。好ましくは、ダクト形成要素は、接触領域の周囲に環状の誘導ダクトを提供し、これは、その角度位置(angular position)にて少なくとも1つの空気抜き弁を含む。
さらに、環状の誘導ダクトは、環状の位置、すなわち、空気抜き弁の回転位置とは関係なく、空気抜き弁にて入ってくる空気を収集するように構成されているため、哺乳瓶装置の組み立ては、少なくとも1つの空気抜き弁の位置が特定の位置又は向きに対応する必要はないため容易になる。
乳首要素、取り付け要素、及び容器要素は、好ましくは、先行技術の哺乳瓶装置に関連して既知の類似の要素に相当する。例えば、取り付け要素は、乳首要素を容器要素に取り付けるためのスクリューリングを含み得る。他の実施形態では、例えば乳首要素及び取り付け要素等の少なくとも2つの要素を、1つの要素内に統合することもできる。この実施形態では、統合要素は、好ましくは、異なる材料特性を有する2つの異なる材料を使用した射出成形を介して製造される。その結果、例えば、乳首は有利に可撓性のままであってもよく、一方、取り付け部分は、容器要素への確実な取り付けを保証するために、それほど可撓性ではない。
一実施形態では、少なくとも1つの空気抜き弁は、乳首要素、容器要素、取り付け要素、ダクト形成要素、及びこれらの要素のいずれかの界面のうち少なくとも1つに統合される。乳首要素及び容器要素は、一般的には環状の接触領域に沿って取り付け可能であるため、接触領域又は接触領域に近接した領域は、哺乳瓶装置の外側からの空気が容器容積に入るのを可能にする空気抜き弁を提供するための好ましい位置を提供する。さらに、取り付け要素は、乳首要素を容器要素に取り付けるために提供されるため、その中に統合された空気抜き弁も、好ましくは、哺乳瓶装置が組み立てられた状態にあるときには、接触領域に近接して提供される。
空気抜き弁は、好ましくは、乳首要素、容器要素、取り付け要素、ダクト形成要素、及びこれらの要素のうちいずれか2つの界面のうち少なくとも1つに統合されるけれども、他の実施形態では、別の位置に及び/又は専用要素と共に提供することもできる。空気抜き弁は、逆止め弁等、空気の通過を可能にするマイクロホール構成を含む等、空気の通過を可能にするが液体の通過を防止するのに適したいかなる形態でも提供することができるということに留意されたい。
一実施形態では、誘導ダクトは、哺乳瓶装置の組み立てられた状態で、ダクト形成要素と、乳首要素及び容器要素のうちの少なくとも1つとによって形成される。
例証的には、容器要素の開口部、従って、一般的には環状の接触領域は、水平面内にあるように画定することができる。従って、容器要素の環状の壁は、例証的に実質的な垂直方向に延びることができる。既知の哺乳瓶装置では、乳首要素は、哺乳瓶装置の組み立てられた状態で、容器要素の壁の上縁に密封を形成し、乳首要素は、環状の接触領域の周囲に、垂直及び水平方向に少なくとも部分的に延びる。好ましくは、ダクト形成要素は、哺乳瓶装置の組み立てられた状態で、誘導ダクトが容器要素の垂直の壁と、乳首要素の水平部分と、ダクト形成要素との間に形成されるように配置される。これによって、ダクト形成要素のシンプルな設計が可能になり、同時に、乳首要素と容器要素との接触領域、すなわち、少なくとも1つの空気抜き弁の位置のためのあり得る領域が、空気抜き弁の環状又は回転位置とは関係なく、誘導ダクト内に含まれるのが確実になる。好ましくは、誘導ダクトは、接触領域の周囲全体にわたって延び、その結果、環状の誘導ダクトが提供される。
一実施形態では、哺乳瓶装置の少なくとも1つの要素は、異なる材料特性を有する2つの固体材料を含む。例えば、この要素は、2K射出成形プロセスを使用して製造することができ、好ましい異なる材料特性を維持しながら、組み立てられる部品の数を減らすことを可能にする。一例として、乳首要素は、有利に取り付け要素と一体的に形成することができ、乳首要素の可撓性も、取り付け要素の剛性も維持することができる。
一実施形態では、哺乳瓶装置は、閉鎖容積からの液体が少なくとも1つの空気抜き弁に達するのを防止する通過防止要素をさらに含む。制御された開口部は、閉鎖容積から容器容積への流体の通過、すなわち、空気抜き弁を介して入る外気の通過を可能にするため、反対方向に流れる流体、すなわち、容器容積内のミルク又は液体が、空気抜き弁から漏れないことが保証されるべきである。
通過防止要素の提供により、閉鎖容積及び/又は容器容積内から環状の誘導ダクト及び空気抜き弁を通って出る流体は妨げられ、すなわち、哺乳瓶装置が漏れる可能性は低くなる。さらに、通過防止要素が提供されているため、液体が空気抜き弁に達するのは防止され、従って、気泡の形成も全て一緒に減らすことができる。
一実施形態では、通過防止要素は、誘導ダクトと閉鎖容積との間に一方向弁を含む。代替案として、誘導ダクトと閉鎖容積との接続として、孔を提供することができ、孔の直径は、好ましくは、例えばミルク等、容器容積内からの流体の通過よりも、密度の低い流体、すなわち外気の通過が好ましいように設定される。
一実施形態では、通過防止要素は、誘導ダクトと閉鎖容積との間にリザーバのそりを含む。この実施形態では、リザーバのそりは、流体、すなわち液体が空気抜き弁に達するのを防止するための弁として作用する。好ましくは、空気抜き弁から液体が漏れないように、哺乳瓶装置が逆さまに配置された場合、リザーバのそりは液体で満たされる。さらに好ましくは、乳首要素の乳首が垂直に上方を向いている位置に哺乳瓶装置があるとき、リザーバのそりの容積は、閉鎖容積内の予想される液体の容積よりも大きい。
一実施形態では、閉鎖容積形成要素は、向きインジケータ(orientation indicator)として形成され、向きインジケータは、組み立てられた状態のときに、哺乳瓶装置の外側から見える。好ましくは、向きインジケータは、向きインジケータの位置に対応する閉鎖容積も上方に配置されるように、授乳に使用される場合、哺乳瓶装置の上方に配置されるように意図されている。その結果、閉鎖容積は、すでに、授乳の非常に早い段階、すなわち、容器容積が依然としてかなり満たされている間に、液体レベルの上にあることになり、その結果、乳児に与えられることになる液体内の空気の量をさらに減少させる。好ましくは、向きインジケータは、ミルクに対して良好なコントラストを示す色を提示する。
一実施形態では、閉鎖容積形成要素及びダクト形成要素は、哺乳瓶装置が組み立てられたときに乳首容積を容器容積から分割するための仕切り要素内に統合される。
一実施形態では、仕切り要素は、容器容積から乳首容積への流体の通過を可能にする第1通路と、乳首容積から容器容積への流体の通過を可能にする第2通路とを含み、第2通路は、一方向通路の形態で提供される。その結果、乳首容積は、全ての向きにおいて授乳の大部分の間に満たされることを確実にすることができるため、空気が乳児の口に達する可能性を減らすことができる。これは、著しい垂直方向の傾斜が提供される必要がある既知の哺乳瓶装置で通常達成可能なものよりも水平の向きに対してさえも保たれる。一部の実施形態において、第1通路も、一方向通路の形態で提供することができる。
一実施形態では、第2通路は、第1通路よりも閉鎖容積形成要素に近接している。第2通路は、乳首容積から容器容積までのみ、流体、好ましくは空気の通過を可能にするように構成されているため、及び、閉鎖容積要素は、授乳位置にあるときに、哺乳瓶装置の上方に配置されるように意図されているため、第2通路は、容器容積内の液体のレベルよりも高く位置する可能性がより高く、その結果、乳首容積からの空気の除去を容易にする。
一実施形態では、第2通路は、誘導ダクト内に開口している。その結果、閉鎖容積及び制御された開口部を介して誘導ダクトは容器容積に接続されているため、気泡の形成が発生する可能性はより低い。
一実施形態では、第2通路は、第1通路よりも、仕切り要素から容器容積内にさらに突出している。その結果、容器容積から乳首容積への液体の流入が容易になり、乳首容積から第2通路を通った容器容積への空気の除去が容易になる。
一実施形態では、第1通路及び第2通路の少なくとも1つは、フラップ弁を含む。フラップ弁は一例として提供されるけれども、追加的に又は代替的に、限定されるものではないがダックビル弁等の他の弁も利用することができる。
一実施形態では、仕切り要素は、仕切り要素と、乳首要素及び容器要素の少なくとも1つとの間に硬質軟質界面を提供するために、仕切り要素に取り付けられるシーリング材を含む。例えば、容器要素は、乳首要素よりも硬くあってもよく、仕切り要素は、容器要素とほぼ同程度に硬くあってもよい。従って、容器要素と仕切要素との界面にて提供されるより柔らかいシーリング材は、その間に硬質軟質界面を提供することによって、良好な密封を可能にすることができる。これは、当然ながら、一例に過ぎず、より硬いシーリング材が取り付けられて提供された、より柔らかい仕切り要素も、異なる例において利用することができる。さらに、他の実施形態では、シーリング材を、例えば仕切り要素内に統合することもできる。
本発明の好ましい実施形態はまた、従属項又は上記の実施形態の、それぞれの独立項とのいかなる組み合わせであってもよいことを理解されたい。
本発明のこれら及び他の態様は、以下に記載される実施形態から明らかになり、さらに、以下に記載される実施形態を参照して解明される。
本発明による哺乳瓶装置を概略的且つ例証的に示した図である。 通過防止要素としてのリザーバのそりを概略的且つ例証的に示した図である。 仕切り要素を概略的且つ例証的に示した図である。 さらなる仕切り要素を分離して概略的且つ例証的に示した図である。 哺乳瓶装置の組み立てられた状態で図4Aの仕切り要素を概略的且つ例証的に示した図である。 授乳位置における哺乳瓶装置の向きを概略的且つ例証的に示した図である。 本発明と共に使用されることになる仕切り要素に関して概略的且つ例証的に示した斜視図である。 本発明と共に使用されることになる仕切り要素に関して概略的且つ例証的に示した斜視図である。
図1は、組み立てられた状態の哺乳瓶装置100を断面図で概略的且つ例証的に示している。哺乳瓶装置100は、ロッキングリングの形態の取り付け要素130によって容器要素120に取り付けられる乳首要素110を含む。通常、哺乳瓶装置100、より正確に言えば容器要素120内の容器容積125はミルクで満たされ、次に、このミルクは、乳首要素110から乳児に与えられる。この目的のために、図1において例示されている組み立てられた状態の哺乳瓶装置100は、図5においても例示されているように乳首要素110内の乳首容積115にミルクが入ることを可能にする角度で維持される。
乳首要素110、容器要素120、及び取り付け要素130の間の取り付け領域において、哺乳瓶装置100の外側からの空気が容器容積125に入るのを可能にする空気抜き弁140が提供されている。その結果、ミルクを与えるために乳児が乳を飲んでいる間に乳首容積115において存在する真空状態を減らすことができ、乳首要素110の乳首の孔を通して空気が入る必要がなくなる。乳首要素110を通って空気が入ると、乳首容積115内に空気が存在し、最終的に乳児の口に入るリスクが高くなる。様々な形態の空気抜き弁140が当技術分野において既知であり、例えば、取り付け領域に近接する乳首要素110、容器要素120、及び/又は取り付け要素130内に統合させることができる。他の例では、空気抜き弁140は、取り付け領域から離れた乳首要素110又は容器要素120内に統合される等、異なる位置にて提供することもできる。
空気は空気抜き弁140を通って入り、容器容積125に入る前に誘導ダクト175に集められる。誘導ダクト175は、この例では、取り付け領域の周りに環状に形成され、空気抜き弁140の角度位置とは関係なく空気を収集し、空気を閉鎖容積155に向けて誘導する。閉鎖容積155に隣接して又はその一部として、容器容積125内に空気を放出するための制御された開口165が提供される。この目的のために、ダクト形成要素170は、容器容積125の開口の周りに環状に延び、ダクト形成要素170、容器要素120及び/又は乳首要素110の間に環状の誘導ダクト175を画定する。誘導ダクト175は、例えば、空気抜き弁140の角度位置がよく知られている場合には、必ずしも容器容積125の開口の周りに環状の形態で提供される必要はなく、「適合しなければならない(must fit)」レイアウトにおいて等、誘導ダクト175は、常に空気抜き弁140の同じ既定の位置で空気を収集するということに留意されたい。
図1の誘導ダクト175の例証的な形状は、当然ながら、唯一実現可能な形状というわけではなく、誘導ダクト175の他の形状が、他の例では熟考される。誘導ダクト175は、空気抜き弁140を通って入る空気を接続し、この空気を閉鎖容積155まで誘導する能力を有するということだけが重要である。
この例では、閉鎖容積155は、容器要素120の壁に隣接して提供された閉鎖容積形成要素150によって画定されている。その結果、閉鎖容積155は、閉鎖容積形成要素150及び容器要素120によって制限される。他の例では、閉鎖容積155は、閉鎖容積形成要素150のみによって画定することもできる。
環状の誘導ダクト175と閉鎖容積155との間には、容器容積125から空気抜き弁140に向かう液体の通過を防止する任意の通過防止要素200が提供されている。その結果、哺乳瓶装置100の漏れを防止することができる。一般的に、液体が空気抜き弁140に達する場合、気泡の形成が増加する。従って、空気抜き弁140の近くにいかなる液体も有さないことが有利である。一例では、一方向弁を通過防止要素200として提供することができ、これは、従って、哺乳瓶装置100の典型的な使用の下で液体が空気抜き弁140及び誘導ダクト175に達するのを防止する。しかし、容器容積125から空気抜き弁140への液体の通過を防止するための他の適した構成も、代替案において利用することができる。
例えば、別の通過防止要素200が、図2を参照して例示されている。図2は、通過防止要素200としてリザーバのそり202を概略的且つ例証的に例示している。リザーバのそり202は、閉鎖容積155におけるいかなる存在する液体も捕捉し、それが空気抜き弁140に達するのを防止するのに十分に大きな容積を形成する。哺乳瓶装置100が、乳首要素110が垂直に上方を向いている静止位置にあるとき、リザーバのそり202によって形成されるリザーバの容積は、閉鎖容積155内の予想される液体の容積よりも大きいことが好ましい。
図1の例に戻ると、閉鎖容積形成要素150及びダクト形成要素170は、乳首容積115から容器容積125を分離するために、仕切り要素210内に統合されている。この例では、仕切り要素210は、容器要素120の開口と乳首要素110との間に適合し、2つの界面をもたらし、2つの要素のそれぞれに1つもたらす。好ましくは、追加の部品である仕切り要素210が取り付け領域に存在するけれども、この仕切り要素は、乳首要素110に向かって硬質の界面を提供し、容器要素120に向かって軟質の界面を提供して漏れの問題を克服している。さらに、取り付け要素130のアセンブリのねじり強度は、特に、スクリューリングとして形成される場合、影響を受けない。この理由から、仕切り要素210は、例えば、2K射出成形プロセスを使用して製造されてもよい。他の例では、仕切り要素210は、乳首要素110、仕切り要素210、及び容器要素120のそれぞれの間の硬質軟質界面を確実にする、仕切り要素に取り付けられるシーリング材を含んでもよい。
仕切り要素210は、容器容積125からの液体の通過を可能にする第1通路212と、乳首要素115から容器容積125への空気の通過を可能にする第2通路214とを含む。少なくとも第2通路214は、乳首要素115から容器容積125への通過のみを可能にする一方向弁等、一方向通路を含むことが好ましい。
例証的な仕切り要素210が、図3においてさらに詳細に概略的且つ例証的に示されており、第1通路212及び第2通路214の動作は、図5を参照して以下に記載される。
図3は、特に、通過防止要素200を通って閉鎖容積形成要素150に開口するダクト形成要素170を例示している。図3の例では、第1経路212及び第2経路214は、互いに平行なヒンジ軸をそれぞれ有する反対方向に向けられたフラップ弁として形成されている。
仕切り要素210の別の例が、図4A及び4Bにおいて概略的に示されている。図4Aは、仕切り要素210を分離して例示しているけれども、図4Bは、哺乳瓶装置100の組み立てられた状態の仕切り要素210を例示している。
この例では、第1通路212は、仕切り要素210において例証的な細長い楕円形を有する開口として形成されている。第2通路214は、乳首容積115から容器容積125への流体、特に空気の通過を可能にするが、反対方向への流体の通過を遮断するダックビル弁を含む。開口の形状は、当然ながら、所望通りであり得る。
さらに、仕切り要素210は、組み立てられた状態で容器要素120との界面にてシーリング材216を含む。シーリング材216は、仕切り要素210と一体的に形成することができるか、又は、後の段階で仕切り要素に取り付けることができ、好ましくは、哺乳瓶装置100の組み立て後、容器要素120と仕切り要素210との間に密封が形成されることになるように軟質材料を含む。同様に、乳首要素110との界面は、好ましくは、乳首要素110と仕切り要素210との界面も漏れないように、より硬い材料を含む。
例証的な先細の形状を有する誘導要素218は、容器要素への仕切り要素210の組み立てを容易にし、閉鎖容積形成要素150からのバネ力に対する抵抗を提供し、例えば可撓性シリコーンを含み、容器要素120の壁を圧迫している。
図4Bにおいて、閉鎖容積形成要素150と容器要素120の壁との間に画定された閉鎖容積155が明確に見えている。制御された開口部165は、閉鎖容積155のうち、乳首要素110から最大距離を有する部分にて形成されている。
図1に戻ると、乳首要素110及び少なくとも部分的に取り付け要素130を覆うキャップ180が例示されている。組み立て中、一般に、乳首要素110は、図1において描かれているようにその下側から取り付け要素130内に挿入される。次に、キャップ180が取り付け要素130の上に取り付けられて、通常は滅菌されている乳首要素110に病原性細菌又は他の望ましくない物質を近づけないようにしている。次に、取り付け要素130、乳首要素110、及びキャップ180のアセンブリが、すでに仕切り要素210が挿入されている容器要素120に、例えば回して取り付けられる等、取り付けられる。当然ながら、これらの組み立てステップは、単に例証的なものである。他の例では、乳首要素110及び取り付け要素130は、1つの要素として一体的に提供することができ、従って、好ましくは、異なる材料特性、特に2つの異なる可撓性を有する2つの材料を使用して成形することを介して形成することができる。
図5は、作動位置における哺乳瓶装置100を概略的且つ例証的に例示しており、哺乳瓶装置100は、液体が乳首容積115に入るように乳首要素110が特定の角度で下方を向くように傾けられている。液体が第1通路212を通って乳首容積に入ることができ、乳首容積は常に液体で本質的に満たされることになるように、第1通路212は、授乳セッションのほとんどの間、より低い位置、すなわち、液体レベルよりもかなり下の位置にある。
通常、乳児の吸引作用により加えられる真空によって、液体が第1通路212を通って乳首容積115内に引き込まれるけれども、乳首要素110の開口を通って乳首容積115内に入る空気も、例えば、乳児がラッチを解放する場合等に生じることになる。この空気は、乳児によって摂取されるべきではなく、これは、第2通路214が提供される理由である。一方向通路の形態で形成される第2通路214を介して、空気を乳首容積115から容器容積125内へ逃がすことができるが、流体は、容器容積125から乳首容積115内へ通過することはできない。第2通路214は、図5において例示されている作動位置において第1通路212に対してより高い位置にあるため、第2通路214が、空気が第2通路214を通って容器容積125内に入るときに気泡が形成されないように、容器容積125内の液体のレベルより上に配置される可能性はより高い。その結果、第1通路及び第2通路を提供することによって、空気が乳児によって摂取される可能性は低くなる。この例では、第1通路212も第2通路214もフラップ弁として提供され、ダックビル弁又は開口さえも含む他の通路を他の例で利用することができる。好ましくは、どちらの通路も弁を含む場合、第1の弁212も第2の弁214も、非常に低い開放圧力を有するか又は全く有さない、すなわち、名目上は開いており、さらに好ましくは、非常に低い閉鎖圧力も有している。例えば、弁の開放圧力は、好ましくは10mbar以下である。
図6A及び6Bは、仕切り要素210に関する2つの例証的な斜視図を示しており、ここで、参照番号は、本明細書において先に記載された他の例に対応している。第1通路212は、一般に、第2通路214よりも大きいけれども、本発明は、これに限定されない。さらに、第1通路212は、フラップ弁を含み、この例では、仕切り要素210から乳首容積115側に向かって突出し、第2通路214は、さらなるフラップ弁を含み、仕切り要素210から容器容積125側に向かって突出しているが、本発明はまたこれにも限定されない。
装置が使用されているときの哺乳瓶装置100の正しい上側の向きを使用者が知るように、閉鎖容積形成要素150は、向きインジケータとして作用することができ、すなわち、哺乳瓶装置100の外側から見ることができる。この理由から、図6A及び6Bにおいてよく見ることができるように、第2通路214は、第1通路212よりも閉鎖容積形成要素150に近く、従って、より高い確実性で、授乳の間中ずっと液体レベルよりも上にある。
開示された実施形態に対する他の変化は、請求された発明を実行する際に、図面、明細書、及び付随の特許請求の範囲の調査から当業者により理解する及びもたらすことができる。
特許請求の範囲において、「含む」という用語は、他の要素又はステップを除外せず、不定冠詞はその複数形を除外しない。
単一のユニット、要素、又は装置は、特許請求の範囲において列挙されたいくつかの項目の機能を満たすことができる。特定の手段が互いに異なる従属項において記載されているという単なる事実は、これらの手段の組合せを役立つよう使用することができないと示しているわけではない。
従って、哺乳瓶装置100が提示されており、当該哺乳瓶装置100は、哺乳瓶装置100の容器容積125内の閉鎖容積155を画定するための閉鎖容積形成要素150を含み、閉鎖容積155は、容器容積125内に制御された開口部165を提供し、当該哺乳瓶装置100は、少なくとも1つの空気抜き弁140から誘導ダクト175を形成するための任意のダクト形成要素170を含み、哺乳瓶装置100の外側から内側への、閉鎖容積155への空気の通過を可能にしている。哺乳瓶装置100は、乳児に対する疝痛様症状のリスクを減らしている。

Claims (14)

  1. 乳首容積を画定する乳首要素と、容器容積を画定する容器要素と、取り付け要素とを含む哺乳瓶装置であって、前記乳首要素及び前記容器要素は、前記取り付け要素によって接触領域に沿って互いに取り付け可能であり、前記哺乳瓶装置は、
    − 前記哺乳瓶装置が組み立てられた場合に、前記哺乳瓶装置の外側から前記容器容積内への空気の通過を可能にする少なくとも1つの空気抜き弁、
    − 前記容器容積内の閉鎖容積を画定する閉鎖容積形成要素であり、前記閉鎖容積は、空気が前記空気抜き弁を通って入るための制御された開口部を前記容器容積内に提供するように構成され、前記閉鎖容積は、前記哺乳瓶装置の組み立てられた状態で前記閉鎖容積形成要素及び前記容器容積の壁によって形成される、閉鎖容積形成要素、
    をさらに含む、哺乳瓶装置。
  2. 前記少なくとも1つの空気抜き弁から前記閉鎖容積までの誘導ダクトを形成するダクト形成要素をさらに含む、請求項1に記載の哺乳瓶装置。
  3. 前記少なくとも1つの空気抜き弁は、前記乳首要素、前記容器要素、前記取り付け要素、前記ダクト形成要素、及びこれらの要素のいずれかの界面のうちの少なくとも1つに統合される、請求項1に記載の哺乳瓶装置。
  4. 前記誘導ダクトは、前記哺乳瓶装置の組み立てられた状態で、前記ダクト形成要素と、前記乳首要素及び前記容器要素のうち少なくとも1つとによって形成される、請求項2に記載の哺乳瓶装置。
  5. 前記哺乳瓶装置の少なくとも1つの要素は、異なる材料特性を有する2つの固体材料を含む、請求項1に記載の哺乳瓶装置。
  6. 前記閉鎖容積からの液体が前記少なくとも1つの空気抜き弁に達するのを防止する通過防止要素をさらに含む、請求項1に記載の哺乳瓶装置。
  7. 前記通過防止要素は、前記誘導ダクトと前記閉鎖容積との間に一方向弁を含む、請求項2及び6に記載の哺乳瓶装置。
  8. 前記通過防止要素は、前記誘導ダクトと前記閉鎖容積との間にリザーバのそりを含む、請求項2及び6又は7に記載の哺乳瓶装置。
  9. 前記閉鎖容積形成要素は向きインジケータとして形成され、前記向きインジケータは、組み立てられた状態のときに前記哺乳瓶装置の外側から見える、請求項1に記載の哺乳瓶装置。
  10. 前記閉鎖容積形成要素及び前記ダクト形成要素は、前記哺乳瓶装置が組み立てられている場合に、前記乳首容積を前記容器容積から分割するための仕切り要素に統合される、請求項2に記載の哺乳瓶装置。
  11. 前記仕切り要素は、前記容器容積から前記乳首容積への流体の通過を可能にする第1通路と、前記乳首容積から前記容器容積への流体の通過を可能にする第2通路とを含み、前記第2通路は、一方向通路の形態で提供される、請求項10に記載の哺乳瓶装置。
  12. 前記第2通路は、前記第1通路よりも前記閉鎖容積形成要素に近接している、請求項11に記載の哺乳瓶装置。
  13. 前記第1通路及び前記第2通路のうち少なくとも1つが、フラップ弁又はダックビル弁を含む、請求項11又は12に記載の哺乳瓶装置。
  14. 前記仕切り要素は、前記仕切り要素と、前記乳首要素及び前記容器要素の少なくとも1つとの間に硬質軟質界面を提供するために前記仕切り要素に取り付けられるシーリング材を含む、請求項10に記載の哺乳瓶装置。
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