JP2020507876A - 包装プラントデータ交換機および包装プラントデータ交換機の運用方法 - Google Patents

包装プラントデータ交換機および包装プラントデータ交換機の運用方法 Download PDF

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Abstract

ステータス値を含む包装プラントステータスデータのための少なくとも1つのバッファ6と、包装プラントの包装デバイス18aに適合化された少なくとも1つのプログラムモジュール14.1と通信する少なくとも1つのデータ入力インタフェース8とを備えた包装プラントデータ交換機2であって、プログラムモジュール14.1は、包装デバイスのメタデータを少なくとも含むマシンデータオブジェクトを、データ入力インタフェース8を介して、作成することを特徴とする、包装プラントデータ交換機2。【選択図】図1

Description

本主題は、包装プラントデータ交換機、包装プラントデータ交換機の運用方法、包装プラントデータ交換機のためのコンピュータプログラムおよびサーバに関する。
充填機、閉止栓および/またはストローを貼付するためのアプリケータ、スイッチ、ケースパッカー、およびカートナーなど、異なる装置および構成要素が多数使用されることが多い包装プラントが存在する。これらの設備の大半は、それぞれ製造者が異なり、包装プラントデータ交換機および/または包装プラントの他の設備/構成要素による処理のために、それぞれの設備のコンディションをそれぞれ異なるデータ形式で表す包装プラントコンディションデータなどの包装プラントデータを提供する。また、製造者が異なる設備は、それぞれ異なる包装機データセットを提供する。
したがって、これら包装プラントの一問題は、包装プラントの装置によって提供された包装プラントデータが、それぞれ異なるデータ形式の故に、一様に処理および評価できないので、包装プラントデータの処理および評価のための個々の解決策を包装プラント毎に開発する必要があることである。
包装プラントは、その後に拡充されることも多いので、包装プラントデータを処理および評価するための解決策もそれに応じて拡充および適合化する必要がある。
したがって、本目的は、複数の異なる包装デバイスおよび構成要素のそれぞれ異なるマシンインタフェースに容易に適合化可能な、包装プラントのための融通性のあるデータ管理を提供することであった。
この目的は、請求項1に記載の包装プラントデータ交換デバイスによって達成される。更に、本目的は、請求項15に記載の方法、請求項17に記載のコンピュータプログラム、および請求項18に記載のシステムによって達成される。
既に上で説明したように、包装プラントとは、食品などの商品を包装するためのシステムと理解できる。特に、包装プラントは、飲料充填ラインとして、および/または飲料充填ラインの一部として、理解され得る。このようなシステムは、充填機、閉止栓および/または飲用ストローを設けるためのアプリケータ、スイッチ、ケースパッカー、およびカートナーなど、異なる種々の構成要素を使用することが多い。これらデバイス上で、(例えば、この構成要素のプロセッサによって実行されるコンピュータプログラムの形態の)さまざまなアプリケーションが実行される。包装プラントのさまざまな構成要素およびアプリケーションは、包装プラントデータ交換機および/または他の装置および/またはアプリケーションによる処理のために、包装プラントデータ(特に、包装プラントコンディションデータ、コンディションデータ、または包装プラントのパラメータのコンディション値)をさまざまなデータ形式で、および/またはさまざまなマシンインタフェースを介して、提供する。その後、マシンインタフェースによって交換された情報は、以下に説明するように、ソフトウェアインタフェースによって処理可能である。
実際の経験から、さまざまな流動性または注入可能製品のために厚紙/プラスチック/金属複合包装体が使用されることが公知である。このようなカートン/プラスチック/金属複合パックの主な適用分野は、飲料、および熱処理された、特に低温殺菌された、食品、の包装である。周知のパッキングおよび包装体はさまざまな形状で利用可能である。これらは、一般に、矩形、立方体、および円筒形である。ただし、例えばパッキング頭部に関して、主要な違いが依然として存在する。パッキング頭部は、所謂平らなゲーブルまたは傾斜したゲーブルとして設計されることが圧倒的に多い。
包装体は、複数の異なる方法で複数の異なる材料から製作可能である。包装体を製造するために広く使用されている一方法では、包装材からブランクを作製する。ブランクの折り曲げおよび他の工程によって、パックスリーブが最初に製作され、その一端を封着できる。その後、パックスリーブの依然として少なくとも部分的に開口している部分から、パックに充填できる。これら処理のうちの一部において、パックブランクは、マンドレルホイールのマンドレル上で成形される。
この製作方法の諸利点のうちの1つは、ブランクおよびパックスリーブが極めて平坦であり、したがって省スペースで積み重ねられることである。これにより、ブランクまたはスリーブの製作をスリーブの折り曲げおよび充填が行われる場所とは異なる場所で行うことができる。材料として、複合体、例えば、紙、厚紙、プラスチック、または金属、特にアルミニウム、の薄層をいくつか有する複合体、が使用されることが多い。このような包装体は、特に食品業界において広く使用されている。
包装プラントデータ交換とは、例えば、包装プラントの複数の異なるアプリケーションおよび/またはデバイス/構成要素の間で包装プラントステータスデータ(包装プラントパラメータおよび/またはステータスデータまたはステータス値)を交換するために、サーバデバイスまたはサーバシステム(例えば、仮想的にも直接的にも形成可能な本サーバデバイスまたは本サーバシステム)によって提供される機能であると理解できる。例えば、包装プラントデータ交換は、サーバデバイスまたはシステムのプロセッサの少なくとも複数部分によって実行されるコンピュータプログラム(例えば本コンピュータプログラム)によってもたらされる。例えば、コンピュータプログラムは、ミドルウェアプログラムおよび/またはサービス層プログラムである。
例えば、包装プラントデータ交換機のバッファは、包装プラントの複数の異なる状態のために限定数のステータス値のみを収容する。例えば、包装プラントデータ交換機のバッファメモリは、包装プラントの複数の異なるステータスの最新ステータス値のみを収容する。
言うまでもないが、複数の実施形態における包装プラントデータ交換機の中間記憶域は、包装プラントの複数の異なる状態の最新コンディション値に加え、包装プラントの複数の異なる状態のために限定数の履歴コンディション値も収容できる。ステータス日付(独:Zustandsdatum,英:status date)または変数のステータス値は、異なる時点において異なり得る。最新ステータス値の記憶が可能であり、必要であれば、変数またはステータス日付の履歴ステータス値の記憶も可能である。ステータス値にはタイムスタンプを付与できるので、ステータス値の時間割り当てが可能であり、1つのステータス日付の複数のステータス値の時間順を再構築可能である。
例えば、バッファはキャッシュの役割を果たすので、包装プラントデータ交換機は、永続性メモリ(独:persistenten Speicher,英:persistent memory)にアクセスする必要なしに、各ステータス値にアクセスできる。バッファは、永続データ記憶域におけるダウンタイムを緩衝するためのキャッシュの役割も果たすことができる。バッファメモリは、包装プラントデータ交換機と永続性メモリとの間のダウンタイムを穴埋めできる。特に、バッファメモリは、読み出しアクセスおよび書き込みアクセスの両方を可能にする双方向メモリとして形成される。
例えば、包装プラントデータ交換機のバッファは、包装プラントデータ交換を提供するサーバデバイスの、または包装プラントデータ交換を提供する仮想サーバの、メモリ(例えば、プログラムメモリおよび/またはメインメモリ)の一部である。
包装プラントデータ交換機、特にプログラムモジュール、は、プログラムモジュールを介した包装プラントの装置/構成要素および/またはアプリケーションとの通信のために、データ入力インタフェースのインスタンスを少なくとも1つ実装する。発明者らがデータ入力インタフェースに関して言及するとき、データ入力インタフェースのインスタンスを指していることもある。特に、プログラムモジュール、またはプログラムモジュールのインスタンス、は、データ入力インタフェースのインスタンスをインスタンス化するための方法を提供できる、またはプログラムモジュールがデータ入力インタフェースとしての方法を提供できる。
包装プラントデータ交換機は、データ入力インタフェースを介して少なくとも間接的に、包装プラントの他の装置/構成要素および/またはアプリケーションのプログラムモジュールと通信できる(例えば、包装プラントの他の構成要素および/またはアプリケーションからデータを受信できる、および/またはエラーおよび/または確認通知および/またはコマンドを包装プラントの他の構成要素および/またはアプリケーションへ送信できる)ことを理解されたい。以下において、発明者らがプログラムモジュールに言及する場合、これはプログラムモジュールのインスタンスと理解することもできる。
包装プラントの包装デバイスまたは構成要素および/またはアプリケーションがプログラムモジュール(例えばプラグイン)を使用してデータ入力インタフェースを介して通信すると、通信が行われる。
プログラムモジュールを、例えば、包装プラントの装置/構成要素および/またはアプリケーションに適合化させることができる。例えば、プログラムモジュールは、包装プラントの装置/構成要素および/またはアプリケーションから受信されたデータを用意および/または変換し(例えば、指定されたデータ形式に変換し)、その後、このデータを、データ入力インタフェースを介して、出力する、またはデータ入力インタフェースを介して、伝達する、ようにセットアップされる。代わりに、または加えて、このようなプログラムモジュールは、例えば、データ入力インタフェースを介して受信された確認および/またはエラー通知を処理および/または変換し(例えば、指定されたデータ形式に変換し)、その後、必要であれば、これら通知を包装プラントのデバイス/構成要素および/またはアプリケーションに転送するように、セットアップされる。
プログラムモジュールを特定の構成要素または包装デバイスに適合化することによって、2つのことを実現できる。一方では、プログラムモジュールは、標準化されたデータ入力インタフェースを介して通信できる。このデータ入力インタフェースは、全種類のプログラムモジュールに対して同一に実装可能である。特に、各プログラムモジュールは、包装プラントデータ交換機がアクセスできるデータ入力インタフェースのインスタンスを実装できる。
他方、プログラムモジュールを一度に1つの用途のために構成することができる。複数の異なる包装デバイス/構成要素は、それぞれのデータを、部分的に独自のマシンインタフェースを介して、極めて異なる方法で提供し、それぞれ異なるデータモデルおよびデータ構造を必要とすることがわかっている。包装プラントデータ交換機は、このような製造者固有の、または設備固有の、影響を最早心配する必要がない。システムインテグレータは、それぞれの装置インタフェースのために適したプログラムモジュールを作成すればよく、その後、包装プラントデータ交換機の全範囲の機能にアクセスできる。より複雑なステータスデータの作成およびシステムパラメータの計算もプログラムモジュールにおいて個々に提供可能である。ステータスデータまたはステータス値は、アクセスインタフェースを介して(好ましくはアクセスインタフェースのみを介して)アクセスされ、ステータスデータまたはステータス値は、データ入力インタフェースを介して(好ましくはデータ入力インタフェースのみを介して)包装プラントデータ交換機に伝達される。
データ入力インタフェースを介して、包装プラントデータ交換機は、包装プラントの装置/構成要素および/またはアプリケーションの包装プラントステータスデータを、それぞれの適合化されたプログラムモジュールを介して、受信できる。
今や、包装プラントデータ交換機におけるデータ処理のために包装プラントの包装デバイスに関する情報を最初に知らせる必要があることがわかっている。この目的のために、プログラムモジュールは、包装デバイスのメタデータを少なくとも含むマシンデータオブジェクトをデータ入力インタフェースにおいて作成し得る。このマシンデータオブジェクトは、機械を記述するために適している。代わりに、または累積的に、プログラムモジュールは、ステータスオブジェクトのメタデータと包装デバイスのステータス値とを少なくとも含むステータスデータオブジェクトをデータ入力インタフェースにおいて作成することもできる。作成するとは、データオブジェクトをインスタンス化すること、および/またはステータス日付をオブジェクトに作成すること、および/またはステータス値をオブジェクトにおいて作成または変更することを意味すると理解することができる。
データ入力インタフェースは、プログラムモジュールがステータスデータオブジェクトを包装プラントデータ交換機に、またはデータ入力インタフェースにおいて、作成するために使用できる手段を提供することが好ましい。この目的のために、ステータスデータオブジェクト/マシンデータオブジェクトのインスタンスを最初にデータ入力インタフェースにおいて作成でき、プログラムモジュールは、ステータスオブジェクト/マシンデータオブジェクトのメタデータと、包装デバイスのステータスデータおよび/またはステータス値とをステータスデータオブジェクト/マシンデータオブジェクトのインスタンスに設定できる。
マシンデータオブジェクトのメタデータは、複数の異なるデータフィールドを含むことが好ましい。これらデータフィールドは、固有の識別子、名前、シリアルナンバー、および/または機械カテゴリを収容できる。更に、プログラムモジュールの名前、機械がプログラムモジュール、および/またはプログラムモジュールのソフトウェアバージョン、に接続されているかどうか、またはこれらと通信するかどうかに関する情報を記憶することができる。
ここで、データ入力インタフェースは、プログラムモジュールがマシンデータオブジェクトを包装プラントデータ転送またはデータ入力インタフェースにおいて作成するために使用できる手段を提供する。この目的のために、マシンデータオブジェクトのインスタンスをデータ入力インタフェースにおいて最初に作成でき、プログラムモジュールはメタデータをマシンデータオブジェクトのインスタンスに設定できる。
すなわち、包装デバイスを包装プラントデータ交換の標準化された形態で知らせるためにプログラムモジュールを使用できる。
ステータスデータオブジェクトは、ステータス値およびメタデータの両方、ならびに関数(独:Funktionen,英:functions)、を収容できる。このステータスデータオブジェクトに対して規則を実行するために、関数を使用できる。関数は、例えば、フィルタ基準に対応する値を返すことができる。関数は、例えば、別のステータス値オブジェクトの所与のインスタンスとの等価性をチェックでき、対応するブール値を返すことができる。
包装プラントのコンディション値とは、例えば、包装プラントの、および/または包装プラントの構成要素の、現在および/または過去のコンディションの特性値として理解できる。このようなステータス値の複数の例は、例えば、包装プラントのセンサおよび/または包装プラントの構成要素によって記録された測定値、および/または、ラインおよび/または構成要素の性能(例えば、包装/時間)および/または総合設備効率(OEE)などの、包装プラントおよび/または包装プラントの構成要素の重要な指標である。これは、プラントパラメータと理解することもできる。
ステータスデータオブジェクトならびにマシンデータオブジェクトは、固有の識別子のインスタンスを収容できる。固有の識別子は、データオブジェクトとすることもでき、ステータスデータオブジェクトおよび/またはマシンデータオブジェクトのインスタンスにインスタンスとして読み込むことができる。固有の識別子のデータオブジェクトは、関数および値を収容できる。関数は、例えば、データオブジェクトのシリアル化、データオブジェクトのためのハッシュコードの作成、別のデータオブジェクトの転送されたインスタンスとの等価性のチェックを可能にする。
ステータス値を使用すると、包装プラントデータ交換機の包装デバイスの状態(変数)を標準化された形態で記憶できる。ステータスオブジェクトのメタデータは、ステータスオブジェクトの記述を可能にする。ステータスオブジェクトを一意に識別するために、メタデータを使用できる。ステータスオブジェクトを見つけるために、メタデータを使用できる。メタデータの助けを借りて、ステータスオブジェクトを適切に更に処理することができる。ステータスオブジェクトのメタデータは、複数の異なるデータフィールドを含むことが好ましい。これらデータフィールドは、固有の識別子、または固有の識別子オブジェクトのインスタンス、名前、プログラムモジュールの名前、データ源の固有の識別子、または固有の識別子オブジェクトのインスタンス、ステータスオブジェクトがそこから包装プラントデータ転送に導入される構成要素/機関またはアプリケーションの固有の識別子、または固有の識別子オブジェクトのインスタンス、ステータス値の発生元である構成要素/機関またはアプリケーションの固有の識別子、または固有の識別子オブジェクトのインスタンス、カテゴリ、データ型、シノニム、および/または識別子を収容できる。
ステータス値は、ワード(整数)、文字列、またはダブルワードとして記憶可能であることが好ましい。測定単位および/または測定種別をカテゴリおよびデータ型のメタデータに格納できる。
一部の包装デバイスは、標準のマシンインタフェースを有する。マシンインタフェースを介して、特にPackML規格に従って、データをやり取りできる。マシンインタフェースは、トランスポートプロトコルOPC UAを介してアドレス指定可能であることが好ましい。標準インタフェースの場合、プログラムモジュールは、包装デバイスのメタデータの問い合わせを包装デバイスのマシンインタフェースを介して行うことができる。包装デバイスのメタデータは、「型プレート(独:Typenschild,英:type plate)」と理解することができる。メタデータは標準化された方法で読み出し可能であり、データ入力インタフェースのプログラムモジュールによって、マシンデータオブジェクトにおいて標準化された形態で利用可能にすることができる。
独自のマシンインタフェースを有する包装機も存在する。特に、場合によっては、このようなインタフェースを介しては、包装デバイス上のメタデータを取り出すことができない。このような包装デバイスを包装プラントデータ交換機に組み込むために、ここで、提案されることは、包装デバイスのメタデータを設定、編集、特にプログラムモジュールにおいてプログラム、可能にすること、およびプログラムモジュールが包装デバイスのこのメタデータをマシンデータオブジェクトのために提供することである。システムインテグレータは、このような包装デバイスのために、マシンデータオブジェクトのメタデータを独立に規定できる、個々に適合化されたプログラムモジュールを作成する必要がある。このようにして、独自のインタフェースを有する包装デバイスを組み込むことができる。
上記のように、独自のマシンインタフェースを有する包装機が存在する。このマシンインタフェースを介しては、ステータスデータのためのメタデータを少なくとも部分的に取り出すことはできない。このような包装デバイスのステータスデータを包装プラントデータ交換機に組み込むために、プログラムモジュールは、ステータスオブジェクトの調整可能な、編集可能な、および特に永久にプログラムされた、メタデータを収容すべきであることが提案される。その後、ステータス値が読み込まれてステータスデータオブジェクトのために利用可能にされたときに、これらメタデータは、包装デバイスのマシンインタフェースを介して、これらステータス値に割り当てられる。システムインテグレータは、このような包装デバイスのために、マシンデータオブジェクトのメタデータを独立に規定できる個々に適合化されたプログラムモジュールを作成する必要がある。このようにして、独自のマシンインタフェースを有する包装デバイスも組み込むことができる。
プラントパラメータを処理するために、包装デバイスのステータスデータが必要である。プログラムモジュールが、包装デバイスのマシンインタフェースを介して、ステータス値を問い合わせ、受信したステータス値をステータスデータオブジェクトのために提供することが示唆される。すなわち、プログラムモジュールは、メタデータおよび/またはステータス値を格納できるステータスデータオブジェクト、またはステータスデータオブジェクトのインスタンス、を作成する。ステータスデータオブジェクトを、例えば、間隔を開けて、例えば周期的に、またはステータス値の変更時に、作成でき、プログラムモジュールによって、標準化された形式で、データ入力インタフェースによる利用を可能にできる。
上記のように、一部の包装デバイスは、標準のマシンインタフェースを有する。これらは、特にPackML規格で、データをやり取りするために使用できる。これらマシンインタフェースは、トランスポートプロトコルOPC UAを使用してアドレス指定可能であると好ましい。標準インタフェースの場合、プログラムモジュールは、ステータスデータオブジェクトのメタデータを、包装デバイスのマシンインタフェースを介して、問い合わせることができ、受信したメタデータをステータスデータオブジェクトのために提供できる。メタデータは、標準化された方法で読み出し可能であり、データ入力インタフェースのプログラムモジュールによって、マシンデータオブジェクトに標準化された形態で利用可能にすることができる。
ステータスデータオブジェクトを選別するために、ステータスデータオブジェクトを特定のグループに割り当てるために使用できる識別子がステータスデータオブジェクトに設けられることが好ましい。このような識別子は、タグとも呼ばれ、プログラムモジュールによって指定できる。データモデルは利用可能な識別子のリストを指定でき、そこから1つを選択できる。これにより、ステータスデータオブジェクトの一様なグループ化がもたらされる。
既に説明したように、この包装プラントデータ交換機の目的は、さまざまな包装プラントのシステム統合を容易にすることである。この目的は、マシンオブジェクトおよびステータスデータオブジェクトのインスタンスを作成するためのデータ入力インタフェースが一様なデータモデルにセットアップされるという事実によっても達成される。この一様なデータモデルは、複数の異なる構成要素、設備、およびアプリケーションを介した包装プラントデータ転送におけるデータの処理を簡素化する。その理由は、これら構成要素、設備、およびアプリケーションが互いに独立に動作できるからである。これら構成要素、デバイス、アプリケーションの何れも、他の構成要素、デバイス、アプリケーションに関する知識を有する必要がない。2つ以上の異なる包装デバイスがシステムに統合され得るが、これらプログラムモジュールおよびデータベースモジュールは、統一化されたデータ(データオブジェクトのインスタンス)セットにアクセスできる。各包装デバイスおよび各状態は、システムにおいて、マシンデータオブジェクトおよび/またはステータスデータオブジェクトの少なくとも1つのインスタンスによって一様に表される。システムへの新しい包装デバイスの統合が簡素化される。その理由は、一度に1つのプログラムモジュールのみを包装デバイスに適合化する必要があるが、包装デバイスデータ送信へのデータ入力インタフェースは同一のままであることによる。既存のプログラムモジュールは、新しい包装設備をそうと気付かない。その理由は、それぞれのマシンデータオブジェクトおよびステータスデータオブジェクトからのアクセスが一様なデータモデルに従って実行されるからである。
ステータスデータは、包装プラントデータ交換機のデータモデルに従う一方で、それぞれの適用エリアに適合化された、特に包装デバイスのマシンインタフェースに適合化された、プログラムモジュールを介してのみ利用可能にされる。
コンディション値の複数の例は、包装プラントのセンサおよび/または包装プラントの構成要素によって記録された測定値、および/または包装プラントおよび/またはラインなどの包装プラントの構成要素のキー値、および/または、構成要素の性能(例えば、包装/時間)、および/または総合設備効率(OEE)である。これは、プラントパラメータと理解することもできる。
第1の包装プラントコンディションデータによって表される少なくとも1つの第1のコンディション値は、例えば、データベース(永続性メモリ)に記憶される。このデータベースは、包装プラントデータ交換機の一部である必要はない。例えば、永続性メモリは、包装プラントデータ交換機とは異なるデータベースシステムの一部である。永続性メモリは、例えば、包装プラントデータ交換によって得られたステータス値を永久に記憶する役割を果たす。例えば、包装プラントのさまざまな状態の履歴および最新ステータス値が永続性メモリに記憶される。最新コンディション値とは、包装プラントの現在のコンディションを表す値と理解されるものとする。これは、例えば、この状態のステータス値であり、この状態に関して包装プラントデータ転送のインスタンスによって最後に受信された包装プラント状態データによって表される。ステータス値の計算および提供は、特にプログラムモジュールによって行うこともできる。したがって、或るコンディションの履歴コンディション値は、例えば、包装プラントデータブローカリッジによって前回受信された(すなわち、そのコンディションに関して受信された最後の包装プラントコンディションデータの前の)包装プラントコンディションデータによって表されるコンディション値である。ステータス値は、ステータス日付(変数)に記憶され得る。最新および履歴ステータス値の記憶が可能である。ステータス値が時間順に、特に次々と連続的に、記憶されると有用であり得る。
包装プラントデータ交換機は、永続性メモリとの通信のためのデータ記憶インタフェースを提供することが好ましい。データ記憶インタフェースを介した包装プラントデータ通信は、データベースモジュールを介して永続記憶域と通信する(例えば、記憶するデータオブジェクトを永続記憶域に送信する、および/または永続記憶域から記憶エラーおよび/または記憶確認通知を受信する)ことを理解されたい。
データベースモジュールを永続性メモリに適合化することによって、包装プラントデータ転送は複数の異なるデータメモリと連係可能になり、それによって、この目的のために適合化されたデータベースモジュールによって1つのデータベースをアドレス指定できるようになる。データベースモジュールは、標準化されたデータ記憶インタフェースと通信できる。このデータ記憶インタフェースは、全種類のデータベースモジュールに対して同一にできる。データ記憶インタフェースは、データ入力インタフェースと同じデータモデルと連係することもできる。他方、少なくとも1つのデータベースのために一度に1つのデータベースモジュールを構成できる。複数の異なるデータベースはそれぞれのデータを極めて異なる複数の方法で、部分的に独自のインタフェースを介して、利用可能にする、または読み出させるので、それぞれ異なるデータモデルおよびデータ構造を必要とすることがわかっている。包装プラントデータ交換機は、このような製造者固有の、または設備固有の、影響に関して最早心配する必要がない。システムインテグレータは、それぞれのデータベースに適したデータベースモジュールを作成すればよく、その後、包装プラントデータ転送の全機能範囲にアクセスできる。
当該包装プラントデータ転送によって、接続されている全ての装置/構成要素およびアプリケーションに対してデータの一貫性が保証される。全ての装置/構成要素およびアプリケーションが全てのステータスデータオブジェクトおよびマシンデータオブジェクトに確実にアクセス可能であることが保証され、高レベルのデータセキュリティが保証される。更に、包装プラント全体のための一様なデータ構造、一様なデータモデル、および中央データ記憶域によって、それと連係する全ての設備/構成要素およびアプリケーションが常に同じデータ基盤を有することが保証される。記憶およびアクセス競合が防止される。ステータスデータが一貫性なしに記憶されることも防止される。
包装プラントデータ転送においてステータスデータオブジェクトを一意に識別できる。この目的のために、例えばメタデータを使用して、ステータスデータオブジェクトを一意に識別できる。このようなメタデータは、特に、状態データを一意に識別する基準とすることができる(一義的な鑑定家)。このような固有の識別子は、メタデータ内の名前およびデータ源とすることができる。したがって、包装プラントデータ転送は、データの一貫性を保証する。
キャッシュ、データ入力インタフェース、およびデータ記憶インタフェースがステータスデータに確実且つ明確にアクセスできることを保証するために、それらは共通の交換網を形成する。更に、包装プラントデータ交換機内のデータが上記インタフェースを介してのみ変更可能であることを保証するために、プログラムモジュールはステータスデータを、交換網を介してのみ、包装プラントデータ交換機と交換できることが提案される。
プログラムモジュールは互いに透過性であり、互いに通信できないことが好ましい。むしろ、全ての通信は、専ら包装プラントデータ交換機を介して、特に専らデータ入力インタフェースおよびアクセスインタフェースを介して、行われる。したがって、キャッシュ、データ入力インタフェース、およびデータ記憶インタフェースが互いに独立に作動されることが更に提案される。これは、複数のプログラムモジュールのインスタンスがデータ入力インタフェースおよびアクセスインタフェースを介して互いに独立に通信することを意味する。インタフェース間の通信は、専らメッセージバスを介して行われることが好ましい。これは、交換網に組み込まれる。これらインタフェースのうちの1つへのアクセスは、その他のインタフェースによって直ちには気付かれない。プログラムモジュールの各インスタンスは、割り当てられたインタフェースとのデータ通信を自動的に行う。
データ入力インタフェースは、少なくとも1つの包装プラントパラメータを判定するプログラムモジュールとの通信のために、セットアップされることが更に提案される。包装プラントパラメータとは、ステータスデータオブジェクトと理解することができる。既に説明したように、OEEなどの包装プラントパラメータ、または包装プラントに関する他の情報、は包装プラントコンディションデータから計算可能である。これら計算の各々は、包装プラントコンディションデータへの少なくとも読み出しアクセスを必要とする。この計算の結果は、新しい包装プラントステータスデータとしてデータ入力インタフェースを介してデータ送信システムに供給可能である。これは、包装プラントパラメータを計算するためにセットアップされたプログラムモジュールが、最初にステータスデータを読み出し、その後、包装プラントステータス値が変更または計算された場合は、このステータス値をデータ入力インタフェース経由で包装プラントデータ交換機に供給することを意味する。
既に説明したように、包装プラントコンディションデータは、メタデータとコンディション値とから形成可能である。メタデータによって、特にステータスデータを一意に識別し、割り当てることができる。その後、ステータス値は、或る状態、特にセンサによって記録された値またはアルゴリズムを使用して計算された値、を記述する。
プログラムモジュールが包装プラントステータスデータにアクセスする必要があることが多い。このようなアクセスを開始するために、プログラムモジュールは、包装プラントデータ交換機内で利用可能な包装プラントステータスデータの知識を有する必要がある。これを可能にするために、キャッシュは、少なくともメタデータへの即時読み出しアクセスを可能にする読み出しインタフェースを有することが好ましい。
バッファメモリは、好ましくはステータスデータを一時的に記憶するように、特にキャッシュの形態で、装備される。バッファメモリが全てのステータスデータを永久的に保持する必要はない。特に、キャッシュは、メタデータを部分的にのみ保持することが可能である。キャッシュは、利用可能な全てのステータスデータ、またはそれぞれのメタデータ、のサブセットのみを保持することも可能である。システムを起動するために、キャッシュは、好ましくは、利用可能な全ての状態データに対するメタデータを永続データ記憶域から取り出し、それをプログラムモジュールによるその後の取り出しのために、またはデータブローカリングにおいて、利用可能にすることが提案される。この場合、プログラムモジュールがステータス値へのアクセスを希望する場合は、必要に応じて、ステータス値をデータベースから再読み込み可能である。
ただし、特定の状態データがメタデータとして、またはステータス値として、バッファ内で利用できないこともあり得る。利用可能な全てのステータスデータをプログラムモジュールに提供するために、包装プラントステータスデータの可用性が問い合わされたとき、キャッシュが包装プラントステータスデータを最初に内部的に検索することが示唆される。問い合わせに対する情報が内部的に得られない、すなわち検索結果が得られない、場合、キャッシュがデータメモリインタフェースを介してデータベース内で対応する包装プラントステータスデータを検索するように、キャッシュを装備できる。対応するステータスデータがデータベース内で見つかった場合、そのメタデータがデータメモリインタフェースを介して最初にバッファに対して利用可能にされることが好ましい。
一実施形態によると、データ記憶インタフェースへのアクセスが包装プラントデータ交換機によってのみトリガされることが提案される。これにより、データ入力インタフェースへのアクセスがプログラムモジュールを介してトリガされる。データベース内の一貫したデータ記憶が保証されるように、データ記憶インタフェースは、バッファを介してのみアクセス可能であることが好ましい。プログラムモジュールを介したステータスデータへの読み出しアクセスおよび/または書き込みアクセスは、データ入力インタフェースおよび/またはアクセスインタフェースを介して行われることが好ましい。
プログラムモジュール同士は互いに通信できない。プログラムモジュールは、互いに対して透過性である。2つのプログラムモジュール間の直接通信が防止される。これにより、ステータスデータの何れの変更もデータリンクを介して伝達されることが保証される。
永続性メモリは、例えば、包装プラント状態データによって表された少なくとも第1のステータス値が永続性メモリに記憶されているときに対応するメモリ確認通知をデータメモリインタフェースに伝達するように、配置される。更に、永続性メモリは、包装プラント状態データによって表された少なくとも第1のステータス値が永続性メモリに記憶されていないときに対応するメモリエラー通知をデータメモリインタフェースに伝達するように、配置される。
一実施形態によると、永続性メモリは、包装プラントの最新および履歴ステータス値の永久記憶のためにセットアップされる。上に示されているように、永続性メモリは、例えば、包装プラントの複数の異なる状態の履歴および最新ステータス値を記憶することになる。
一実施形態によると、包装プラントデータ交換機は、1つ以上のサーバデバイスによって、および/または1つ以上の仮想サーバによって、もたらされる。包装プラントデータ交換は、例えば、サーバデバイスまたは仮想サーバによって提供される包装プラントデータ交換機の部分である。
一実施形態によると、包装プラントのコンディション値は、包装プラントのセンサによって記録された測定値を表す。
例えば、ステータス値は、測定値を含み得る、および/または測定値に対応し得る。代わりに、または加えて、ステータス値は、例えば、カウンタ値および/または論理値を含むこともできる。このようなカウンタ値は、例えば、測定値がセンサによって検出された頻度を表し得る。このような真理値は、例えば、測定値が閾値より大きいかどうか、および/または閾値より小さいかどうか、および/または閾値に等しいかどうかを示し得る。
測定値を測定するためのセンサの例として、温度センサ、光バリアセンサ、圧力センサ、湿度センサ、カメラ、電圧センサ、および/またはレベルセンサが挙げられる。
コンピュータプログラムは、このコンピュータプログラムがプロセッサによって実行されたときに、当該手順の実行および/または制御をこのプロセッサに行わせるプログラム命令を含み得る。処理の全てのステップの制御が可能である、または処理の全てのステップの実行が可能である、または1つ以上のステップの制御が可能であり、1つ以上のステップの実行が可能である。
本願明細書において、プロセッサとは、制御ユニット、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラユニット、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、またはフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)を含むと理解されるものとする。
例えば、コンピュータプログラムは、インターネット、電話またはモバイル網、および/またはローカル網などのネットワークにわたって分散させることができる。コンピュータプログラムは、少なくとも部分的にプロセッサのソフトウェアおよび/またはファームウェアとすることができる。少なくとも部分的にハードウェアとしても実装できる。
例えば、コンピュータプログラムは、磁気、電気、光、および/または他の、記憶媒体などのコンピュータ可読記憶媒体に記憶され得る。例えば、記憶媒体は、プロセッサの(不揮発性/永続性または揮発性)プログラムメモリまたはその一部など、プロセッサの一部であり得る。記憶媒体は、例えば、実在または物理記憶媒体とすることができる。
当該処理を実行および/または制御するように、サーバデバイスが配置され得る。または、サーバデバイスは、処理の各ステップを実行および/または制御するためのそれぞれの手段を含み得る。当該手順の全てのステップをこれら手段によって制御可能であるか、または本発明による手順の全てのステップをこれら手段によって実行可能であるか、または1つ以上のステップをこれら手段によって制御可能であり、1つ以上のステップをこれら手段によって実行可能である。場合によっては、複数の異なるステップを複数の異なる手段によって実施または制御できる。
当該処理を実行および/または制御するために、複数のサーバデバイスおよび/または複数の仮想サーバを備えたサーバシステムが配置され得る。または、サーバシステムは、当該処理のステップを実行および/または制御するためのそれぞれの手段を含み得る。例えば、サーバデバイスおよび/または仮想サーバは、当該処理を共に実行および/または制御するようにセットアップされる。本手順の全てのステップがサーバデバイスおよび/または仮想サーバによって制御される、または本発明の手順の全てのステップがサーバデバイスおよび/または仮想サーバによって実施される、または1つ以上のステップがサーバデバイスおよび/または仮想サーバによって制御され、1つ以上のステップがサーバデバイスおよび/または仮想サーバによって実施されることを理解されたい。場合によっては、複数の異なるステップを複数の異なるサーバデバイスおよび/または仮想サーバの複数の異なる手段によって実施または制御できる。サーバシステムのサーバデバイスおよび/または仮想サーバは1つ以上の場所に位置し得る。例えば、サーバシステムのサーバデバイスおよび/または仮想サーバは、サーバクラウドおよび/または分散システムを形成する。1つのサーバデバイス上で複数の仮想サーバが同時に実行できる。仮想サーバとは、サーバデバイスによって提供される(物理)サーバデバイスのハードウェアアーキテクチャのソフトウェアおよび/またはハードウェアレプリカである。
開示されるサーバデバイスの手段は、ハードウェアおよび/またはソフトウェア構成要素を含み得る。これら手段は、例えば、コンピュータプログラム(例えば、本発明に適合しているコンピュータプログラム)のプログラム命令を収容している少なくとも1つのメモリと、この少なくとも1つのメモリからのプログラム命令を実行するように設計された少なくとも1つのプロセッサとを含み得る。したがって、少なくとも1つのプロセッサと複数のプログラム命令を有する少なくとも1つのメモリとを備えた少なくとも1つのサーバデバイスが開示されると理解されるものとする。この少なくとも1つのメモリと複数のプログラム命令とは、少なくとも1つのプロセッサと共に、本発明による方法の実行および/または制御を少なくとも部分的にサーバデバイスに(例えば、単独で、またはサーバシステムのいくつかのサーバデバイスと共に)行わせるように配置される。
サーバデバイスまたはサーバシステムおよび本主題による包装プラントを備えたシステムが更に開示される。
上記の複数の実施形態は、更に、相互のあらゆる組み合わせで、および任意の組み合わせで、開示されていると理解されるものとする。
この説明がデータオブジェクトに言及する場合、このようなデータオブジェクトのインスタンスを指していることもあることを理解されたい。
更なる有利な実施形態が、特に図に関して、一部の実施形態の以下の詳細な説明に見出される。ただし、本出願に含まれている各図は、本発明の保護範囲を明確にすることのみを意図しており、決定することを意図したものではない。含まれている図面は、必ずしも同じ縮尺ではなく、本発明の全般的概念の一例として意図されている。特に、各図に含まれている諸特徴は、決して必須の構成要素と見做されるべきではない。
以下においては、複数の実施形態を示す図面を使用して本主題をより詳細に説明する。図面には以下が示されている。
一実施形態による包装プラントデータ交換機である。 マシンデータオブジェクトのデータモデルである。 データオブジェクト「固有の識別子」のデータモデルである。 ステータスデータオブジェクトのデータモデルである。
本願明細書に記載されている本発明の実施形態は、相互のあらゆる組み合わせでも開示されていると理解されるものとする。特に、一実施形態によってカバーされている特徴の説明は、明示的に別様に記載されていない限り、本ケースにおいて、その特徴がこの実施形態の当該機能のために不可欠または必須であることを意味するとは理解されないものとする。本願明細書において個々の流れ図に記載されている処理ステップの順序は必須ではなく、処理ステップの代替の順序も考えられる。処理ステップは、複数の異なる方法で具現化可能であり、例えば、これら処理ステップを具現化するためにソフトウェアでの(プログラム命令による)具現化、ハードウェアによる具現化、またはこの両方の組み合わせが考えられる。特許請求の範囲で使用されている「含む(include)」、「呈する(exhibit)」、「含む(include)」、「含有する(contain)」等々の用語は、他の要素またはステップを排除しない。表現「少なくとも部分的に(at least in part)」は、「部分的に(in part)」の場合および「全体的に(in full)」の場合の両方をカバーする。表現「および/または(and/or)」は、どちらか一方および組み合わせの両方が開示されること、すなわち「Aおよび/またはB(A and/or B)」は「AまたはB(A or B)あるいはAおよびB(A and B)」を意味すると理解されたい。複数のユニット、人々、またはこれらに類するものは、本願明細書の文脈において、いくつかのユニット、人々、またはこれらに類するものを意味する。不定冠詞の使用は、複数を排除しない。特許請求の範囲に言及されているいくつかのエンティティの機能を単一のエンティティが行い得る。特許請求の範囲に示されている参照符号は、使用される手段およびステップの制限として見做されないものとする。
図1は、包装プラントデータ交換機2を示す。包装プラントデータ交換機2は、実行時環境、サーバ、仮想サーバ、またはこれらに類するものにおいて実行可能である。ここで、包装プラントデータ交換機2の一部とすることができる交換網4に、バッファメモリ6、データ入力インタフェース8、データベースインタフェース10、およびアクセスインタフェース12を実装できる。
加えて、包装プラントデータ交換機2は、プログラムモジュール14.1、14.2ならびにデータベースモジュール16(またはそれぞれのインスタンス)の実行が可能な環境を有する。
プログラムモジュール14.1はシステムプログラムモジュール14.1として構成可能であり、各々が包装デバイス18a〜cと通信可能であることがわかる。加えて、データベースモジュール16は、データベース20と通信可能である。
プログラムモジュール14.1は、広範囲の包装デバイス18a〜cに個々に適合化可能である。例えば、包装デバイス18aは、第1の製造者によって提供された充填デバイスであり得る。他方、包装デバイス18bは、第2の製造者によって提供された充填デバイスであり得る。包装デバイス18cは、例えば、包装プラント内で作動可能な、ステータスデータを出力できる、トレーパッカーまたは別のデバイスとすることができる。包装デバイス18a〜cの各々は、それぞれのステータスデータの出力を可能にするために、個々のマシンインタフェースを有する。ステータスデータは、さまざまなマシンインタフェースを介して、それぞれ異なる方法で、さまざまなデータ形式で、包装デバイス18a〜cから取り出し可能であるので、これらへの一様なアクセスは不可能である。更なる発展の過程で、包装デバイス18a〜cのマシンインタフェースにおいて、マッピングが必要な変化も発生しうる。
この目的のために、プログラムモジュール14.1が設けられる。各プログラムモジュール14.1は、単一の包装デバイス18a〜cのために個々に適合化可能である。したがって、それぞれの包装デバイス18a〜cのマシンインタフェースに個々にアクセスしてそれぞれのステータスデータを読み出すために、プログラムモジュール14.1を使用できる。
規定されたデータモデルを使用して、プログラムモジュール14.1は、包装設備18a〜cから受信されたコンディションデータを包装設備のコンディションデータ、またはコンディションデータオブジェクトおよびマシンデータオブジェクトのインスタンス、として包装設備データ転送2において作成できる。メタデータおよびステータス値の両方を一様なデータ形式で利用可能にできる。データ形式は、変数、機械、またはラインを規定できる。データ形式に応じて、ステータスデータは、メタデータとステータス値とを含むことができる。例えば、メタデータは、名前、起源(独:Herkunft,英:origin)、ターゲット、起源(独:Ursprung,英:origin)、同義語、またはタグを含むことができる。これにより、さまざまなステータスデータを一様なデータ形式で記述できる。
変数を使用して、データポイント、特にさまざまなセンサのステータス値、をマッピングできる。機械の特性をマッピングするために機械を使用でき、機械間のリンクおよび包装プラントのレイアウトを規定するためにラインを使用できる。
バッファ6は、ステータスデータオブジェクトおよびマシンデータオブジェクトの最新インスタンスを記憶できる。永続記憶のために、ステータスデータをデータベースに記憶することが有用であり得る。
包装デバイス18a〜cと同様に、それぞれ異なるデータベースプロトコルおよびデータベースインタフェースを有する異なるデータベース20が存在する。包装プラントデータ転送2またはシステムインテグレータのために最大可能な融通性を提供するために、データベース20毎に個別化されたデータベースモジュール16を設けることができる。言うまでもないが、プログラムモジュール14.1およびデータベースモジュール16の両方は、包装プラントにおいて利用可能な包装デバイス18a〜cおよびデータベース20のためにのみ利用可能にされる必要がある。個別化は、包装プラントにおいて利用可能な装置、構成要素、およびアプリケーションに基づかせることができるので、プログラムモジュール14.1およびデータベースモジュール16は利用可能なものを支持するだけでよい。
データベースモジュール16およびプログラムモジュール14.1に加え、更なるプログラムモジュール14.2を設けることができる。プログラムモジュール14.2によって、例えば、包装プラントに関する情報をステータス値から計算できる。このようなアプリケーションを包装プラントデータ交換機2内のプログラムモジュール14.2として設けることもできる。
さまざまな追加機能が交換網4内で利用可能にされ得る。例えば、安全機能が提供され得る。これは、さまざまなステータスデータの書き込み/読み出し権を監視するために使用可能である。どのインタフェース8〜12がステータスデータにアクセスできるかを監視できる。プログラムモジュール14.1、14.2のどちらがデータにアクセスできるかを監視することも可能である。更に、ユーザ管理システムが利用可能であり、これによって、アクセス権をユーザに割り当てることができ、ユーザがログインまたはログアウトできる。加えて、交換網4内でのアクションを記録するためのログブック機能を設けることができる。加えて、例外処理、プログラムモジュールの読み込み、デバッグ、またはこれらに類するものなどの標準機能を提供できる。
例えば、包装デバイス18aは、標準化された形式でデータをやり取りできるマシンインタフェースを有する機械であり得る。この形式は、例えばPackML規格に従って機能できる。マシンインタフェースは、トランスポートプロトコルOPC UAもサポートできる。標準化されたマシンインタフェースを有する、このような包装デバイスを接続するために、公知のマシンインタフェースを介して包装デバイス18aと通信する第1のプログラムモジュール14.1を設けることができる。包装デバイス18aを包装プラントデータ交換機2に組み込むために、プログラムモジュール14.1は最初に機械自体に関する情報を包装デバイス18aから取り出すことができる。
この情報を使用して、プログラムモジュール14.1は、次に、データ入力インタフェース8を使用してマシンデータオブジェクトのインスタンスを作成し、このインスタンスに包装デバイス18aから取り出した情報を入れる。この目的のために、マシンデータオブジェクトのインスタンスの作成に使用できる対応する方法をデータ入力インタフェース8において提供できる。
第2の包装デバイス18bも包装プラントデータ交換機2に接続できる。このために、包装デバイス18bに適合化された第2のプログラムモジュール14.1を設けることができる。包装デバイス18bは、例えば、包装デバイス18aと異なり、標準化されたマシンインタフェースがないので、第2のプログラムモジュール14.1は、標準化された形態でマシンパラメータにアクセスできない。特に、包装デバイス18bは、そのマシンインタフェースを介して機械情報を一切取り出せないようになり得る。この場合、第2のプログラムモジュール14.1は、機械に関するコード化された、入力された、パラメータ化された、および/または編集された、知識を含み得る。したがって、データ入力インタフェース8において、第2のプログラムモジュール14.1は、マシンデータオブジェクトのインスタンスのインスタンス化も行え、機械に関するコード化された情報をこのインスタンスに入力できる。
各種の機械または包装デバイスのために、マシンデータオブジェクトのインスタンスをプログラムモジュール14.1によって、データ入力インタフェース8を介して、作成できることがわかる。
図2は、マシンデータオブジェクト22を示す。マシンデータオブジェクト22は、データモデルに定義された複数の異なる特性フィールドを有することができる。特性フィールド24a〜fのデータ型は、データモデルの定義に固定されている。マシンデータオブジェクト22のインスタンスのインスタンス化時、これら特性フィールド24a〜fにプログラムモジュール14.1からの値を入れることができる。
第1の特性フィールド24aは、例えば、データ型「文字列」を有する名前フィールドとすることができる。例えば、第2のデータフィールド24bは、文字列とすることができ、シリアルナンバーを収容できる。例えば、第3のデータフィールド24cは、「列挙」型のオブジェクトを収容するオブジェクトデータフィールドとすることができる。このようなオブジェクトにおいては、例えば、複数の機械を複数のカテゴリに格納できる。
このような列挙されるオブジェクトのデータモデルも示される。この列挙オブジェクト26において、さまざまな機械種別を事前に規定でき、このようなデータオブジェクトのインスタンスは事前に規定された値のうちの1つを収容できる。例えば、値は、充填装置、アプリケータ、格納テーブル、コンベアベルト、ロボット、トレーパッカー、プリンタ、スイッチ、スキャナ、またはこれらに類するものなど、包装デバイスを記述できる。対応する機械特性をデータモデルにおいて事前に規定できる。
更なる特性フィールド24dは、例えば、プログラムモジュール(プラグイン)の名前を収容でき、文字列として指定できる。追加の特性フィールド24eは、例えば、機械がプログラムモジュールに接続されているかどうか、またはプログラムモジュールと通信するか否かを示すことができ、例えばブール値として、コード化可能である。例えば、別の特性フィールド24fは、固有の識別子を収容し得る。特性フィールド24fは、「固有の識別子」オブジェクトとして定義され得る。
図3は、オブジェクト「固有の識別子」28のデータモデルを示す。このようなデータオブジェクト28は、関数30および特性32の両方を収容できる。このようなデータオブジェクトの可能な関数は、例えば、別のデータオブジェクト28に渡される関数とすることができる。この関数は、渡されたデータオブジェクトがデータオブジェクト28に一致するかどうかを返す。戻り値は、ブール値とすることができる。関数は、その値を整数として定義できる、データオブジェクト28のハッシュコードの戻り値も収容できる。最後に、関数は、例えばシリアル化のための、文字列へのデータオブジェクト28の変換を含むこともできる。
関数30に加え、名前および型という特性をデータオブジェクト28において定義できる。これにより、名前を文字列として定義でき、型を列挙型のオブジェクトとすることができる。
型特性のための列挙型のデータオブジェクトを、例えば、機械、セットアップ、プログラムモジュール、または外部システムとすることができる。これは、対応するデータオブジェクトが如何にシステムに導入されたかを判定するために使用できる。
包装プラントデータ転送2の実行時、データオブジェクト22のインスタンスが作成される。この作成中、特性24a〜dに加え、対応する値を有する列挙されるオブジェクト26のインスタンスと対応する値を有するオブジェクト「固有の識別子」28のインスタンスとがインスタンス化される。この場合、データオブジェクト22のこのインスタンスは、機械または包装デバイス18a、18bを表す。
包装デバイス18a、18bの動作中、例えば包装デバイス18aのために、プログラムモジュール14.1は最初にステータスデータ型の1つ以上のデータオブジェクトをインスタンス化できる。プログラムモジュール14.1は、この目的のために、対応するインスタンスをデータ入力インタフェース8においてインスタンス化する。
包装デバイス18aのマシンインタフェースを介して、ステータスオブジェクトおよびステータスデータの両方のメタデータがプログラムモジュール14.1に対して利用可能である。最初に、ステータスオブジェクトのメタデータが包装機18aから読み出され、ステータスデータオブジェクトのインスタンスに入力される。加えて、プログラムモジュール14.1は、識別子(タグ)を作成できる。この識別子(タグ)は、包装デバイス18aのマシンインタフェースを介して読み出すこともできる。
包装デバイス18bのために、独自のマシンインタフェースの利用が可能である。この場合、独自のインタフェースを介して状態を取り出すために、プログラムモジュール14.1をプログラムできる。取り出し可能な情報を知っているので、プログラムモジュール14.1は、対応するステータスデータオブジェクトのインスタンス化時に、それぞれのインスタンスのこのメタ情報またはメタデータを、データ入力インタフェース8を介して、転送できる。
包装デバイス18aおよび包装デバイス18bの両方のために、次に、ステータスデータオブジェクトのセットをそれぞれのプログラムモジュール14.1を介してインスタンス化できる一方で、メタデータがマシンインタフェースを介して提供されるか、またはプログラムモジュール14.1に格納される。
図4は、ステータスデータオブジェクトのデータモデルを示す。ステータスデータオブジェクトは、関数36および特性38の両方を有するメタデータオブジェクト34を収容できる。
方法(独:Methode,英:method)36は、例えば、等価性をチェックできるであろう。ステータスデータオブジェクト、またはそのインスタンス、をこの方法に渡すことができる。ブール型戻り値は、渡されたデータオブジェクトが実際のデータオブジェクトに一致するかどうかを示すことができる。
特性38は、ステータスデータオブジェクトの名前を文字列として、およびオブジェクトをインスタンス化したプログラムモジュール14.1の名前を文字列として、含むことができる。
加えて、特性38として、データオブジェクトのソース、すなわち、このデータオブジェクトをシステムに導入した側、およびデータオブジェクトのターゲット、すなわちシステム内でこのデータオブジェクトが属する側、をデータオブジェクト28のインスタンスとすることができる。
別の特性を値オブジェクトとすることができる。この値オブジェクトは、列挙されるオブジェクトのインスタンスを収容できる。例えば、値カテゴリは、生信号、生時系列、計算された時系列、または計算された信号を収容できる。
別の特性は、列挙データ型オブジェクトから来たデータ型とすることができ、例えば、ワード、ダブルワード、または文字列として、符号化できる。
最後に、シノニムおよび識別子を提供できる。これらの各々は、対応するデータオブジェクトのインスタンスとすることができる。例えば、シノニムは、測定単位のための記述を収容し得る。識別子は、例えば、自由に規定可能な文字列とすることができる。
メタデータのためのデータオブジェクト34に加え、別のデータオブジェクト40をステータス値のために提供できる。このデータオブジェクト40は、関数42と値44とを収容することもできる。関数42は、等価性チェックおよび値の戻り関数を収容し得る。戻り関数は、特定の値に関するフィルタ情報を渡すことでき、フィルタ関数に対応する値のリストを返すことができる。
値は、例えば、タイムスタンプおよび/または実際の測定値を格納できる、値オブジェクトのインスタンスのオブジェクトとすることができる。このようなデータオブジェクトは、等価性をチェックできる関数を収容することもできる。
記載のデータモデルを使用すると、さまざまなプログラムモジュール14.1がマシンオブジェクトおよびステータスオブジェクトのインスタンスをデータ入力インタフェース8において作成することが可能である。
プログラムモジュール14.1が包装デバイス18aのマシンインタフェースにおいて値の変化を検出した場合、ステータスオブジェクトの対応するインスタンスを使用するデータ入力インタフェース8において、対応する方法を使用して、値を変更できる。同じことは、独自の包装デバイス18bに接続されている第2のプログラムモジュール14.1によって行うことができる。ここでも、値の変化は、それぞれのステータスデータオブジェクトのインスタンスを使用して、対応する方法を介してデータ入力インタフェース8に転送可能である。
プログラムモジュール14.2は、例えば、重要な指標OEE(総合設備効率)を計算できる。プログラムモジュール14.2は、包装デバイス18a、18bの機械種別に関わらず、これを行うことができる。その理由は、機械データならびにステータスデータを、アクセスインタフェース12およびバッファ6を介して、標準化されたデータオブジェクトとして利用可能にできるからである。
最初に、プログラムモジュールは、ステータスデータオブジェクトをタグ(ステータス)によって、データ入力インタフェース8において、インスタンス化できる。それぞれのステータスデータオブジェクトのターゲット特性は、それぞれの機械の固有の識別子を使用して作成される。したがって、プログラムモジュールは、これら機械の各々のためのステータス型によって、ステータスデータオブジェクトをアドレス指定できる。
値の変化が対応する機械またはステータスデータにおいて発生すると、これは、アクセスインタフェース12を介して、プログラムモジュール14.2に通知される。その後、プログラムモジュールは、バッファから、読み出しインタフェースを介して値を、読み出すことができる。プログラムモジュール14.2において、状態の新しい値を計算できる。データ入力インタフェース8を介して、ステータスデータオブジェクト内のステータスの値を新しい対応する方法で上書きまたは補足できる。

Claims (17)

  1. 包装プラントデータ交換機であって、
    − コンディション値を含む包装プラントコンディションデータのための少なくとも1つのバッファと、
    − 少なくとも1つのデータ入力インタフェースであって、前記包装プラントの包装デバイスに適合化された少なくとも1つのプログラムモジュールが、前記データ入力インタフェースを介して、前記包装プラントデータ交換機と通信する、少なくとも1つのデータ入力インタフェースと、
    を備えた包装プラントデータ交換機において、
    − 前記プログラムモジュールは、前記包装デバイスの少なくともメタデータを含むマシンデータオブジェクトを作成するために、前記データ入力インタフェースを使用する、および/または
    − 前記プログラムモジュールは、ステータスオブジェクトのメタデータおよび前記包装デバイスのステータス日付のステータス値を少なくとも含む前記ステータスデータオブジェクトを作成するために、前記データ入力インタフェースを使用する、
    ことを特徴とする包装プラントデータ交換機。
  2. 前記プログラムモジュールは、前記包装デバイスの前記メタデータを、前記包装デバイスのマシンインタフェースを介して、受信し、前記包装デバイスの前記受信したメタデータを前記マシンデータオブジェクトのために利用可能にする、ことを特徴とする、請求項1に記載の包装プラントデータ交換機。
  3. 前記包装デバイスの前記メタデータは、前記プログラムモジュールにおいてプリセットされ、特にプログラムされ、前記プログラムモジュールは、前記包装デバイスの前記プログラムされたメタデータを前記マシンデータオブジェクトのために提供する、ことを特徴とする、請求項1または2に記載の包装プラントデータ交換機。
  4. 前記プログラムモジュールは、前記ステータスオブジェクトのプリセットされた、特にプログラムされた、メタデータを、前記包装デバイスの前記マシンインタフェースを介して受信した前記ステータス値に割り当て、それらを前記ステータスデータオブジェクトのために利用可能にする、ことを特徴とする、請求項1〜3の何れか一項に記載の包装プラントデータ交換機。
  5. 前記プログラムモジュールは、前記ステータス値を、前記包装デバイスの前記マシンインタフェースを介して、受信し、前記受信したステータス値を前記ステータスデータオブジェクトのために提供する、ことを特徴とする、請求項1〜4の何れか一項に記載の包装プラントデータ交換機。
  6. 前記プログラムモジュールは、前記ステータスデータオブジェクトのメタデータを、前記包装デバイスの前記マシンインタフェースを介して、受信し、前記受信したメタデータを前記ステータスデータオブジェクトのために提供する、ことを特徴とする、請求項1〜5の何れか一項に記載の包装プラントデータ交換機。
  7. 前記ステータスデータオブジェクトのメタデータは、データ型、データ単位、データ源、データのスケーリング、および/またはデータカテゴリを含む、ことを特徴とする、請求項1〜6の何れか一項に記載の包装プラントデータ交換機。
  8. 前記プログラムモジュールは、前記ステータスデータオブジェクトの前記受信および/またはプリセットされたメタデータの関数として、識別子を前記ステータスデータオブジェクトに割り当て、前記識別子によって前記ステータスデータオブジェクトはステータスデータオブジェクトのグループに割り当てられる、ことを特徴とする、請求項1〜7の何れか一項に記載の包装プラントデータ交換機。
  9. 前記データ入力インタフェースは、マシンオブジェクトおよびステータスデータオブジェクトを一様なデータモデルで得る、受信する、作成する、および/またはインスタンス化するために、セットアップされる、ことを特徴とする、請求項1〜8の何れか一項に記載の包装プラントデータ交換機。
  10. 前記データ入力インタフェースは、少なくとも1つの包装プラントパラメータを判定するプログラムモジュールとの通信のためにセットアップされる、ことを特徴とする、請求項1〜9の何れか一項に記載の包装プラントデータ交換機。
  11. 少なくとも2つのプログラムモジュール間の直接通信が防止される、ことを特徴とする、請求項1〜10の何れか一項に記載の包装プラントデータ交換機。
  12. 包装プラントデータ交換が1つ以上のサーバデバイスによって、および/または1つ以上の仮想サーバによって、もたらされる、ことを特徴とする、請求項1〜11の何れか一項に記載の包装プラントデータ交換機。
  13. 前記包装プラントの前記少なくとも1つのステータス値は、前記包装デバイスのセンサによって検出された測定値を表す、ことを特徴とする、請求項1〜12の何れか一項に記載の包装プラントデータ交換機。
  14. 方法であって、
    − 包装プラントデータ交換機のデータ入力インタフェースによって包装プラントステータスデータを受信するステップであって、前記包装プラントステータスデータは包装プラントの少なくとも1つのステータス値を表す、ステップを含み、
    − 前記包装プラントの包装デバイスに適合化された少なくとも1つのプログラムモジュールが、前記データ入力インタフェースを介して、前記包装プラントデータ交換機と通信する、
    方法において、
    − 前記包装デバイスのメタデータを少なくとも含むマシンデータオブジェクトが前記データ入力インタフェースの助けを借りて作成される、および/または
    − ステータスオブジェクトのメタデータと前記包装デバイスのステータス日付のステータス値とを少なくとも含むステータスデータオブジェクトが、前記データ入力インタフェースの助けを借りて、作成される、
    ことを特徴とする方法。
  15. − 前記包装デバイスのセンサによって少なくとも1つの第1の測定値を検出するステップと、
    − 前記プログラムモジュールを介して、前記データ入力インタフェースに包装プラントコンディションデータを伝達する、および/または伝達をもたらす、ステップと、
    を含む、請求項14に記載の方法。
  16. コンピュータプログラムであって、前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されると、請求項14または15に記載の方法の実行および/または制御を前記プロセッサに行わせるプログラム命令を含むコンピュータプログラム。
  17. 請求項15または16に記載の方法を実行および/または制御するように配置された、または請求項14〜16の何れか一項に記載の方法の前記ステップを実行および/または制御するためのそれぞれの手段を備えた、サーバデバイス、または複数のサーバデバイスおよび/または仮想サーバを備えたサーバシステム。
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