JP2020506576A - 二重偏波ビームフォーミング - Google Patents

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Abstract

二重偏波ビームフォーミングのためのワイヤレスデバイスが提供される。ワイヤレスデバイスは、アンテナアレイを備える。アンテナアレイは、相互に直交する偏波のアンテナ素子と、ベースバンドチェーンとを備える。両方の偏波のアンテナ素子は、ベースバンドチェーンに動作可能に接続される。また、そのようなワイヤレスデバイスによって実行されるような二重偏波ビームフォーミングのための方法も提示される。【選択図】図4

Description

本明細書で提示される実施形態は、二重偏波ビームフォーミングのための方法、ワイヤレスデバイス、コンピュータプログラム、およびコンピュータプログラム製品に関する。
通信システムでは、所与の通信プロトコル、そのパラメータ、および通信システムが配備される物理的環境に対して良好な性能および容量を得ることが課題となり得る。
例えば、将来の世代の移動通信システムのために、多くの異なる搬送波周波数の周波数帯域が必要とされ得る。例えば、無線装置のための十分なネットワークカバレッジを達成するためにそのような低周波数帯域が必要とされ、必要なネットワーク容量に到達するために、より高い周波数帯域(例えば、ミリメートル波長(mmW)、即ち、30GHz付近およびそれ以上)が必要とされ得る。一般的に言えば、高周波数では、無線チャネルの伝搬特性はより困難であり、ネットワークのアクセスノードおよびワイヤレスデバイスの両方において、十分なリンクバジェットに到達するためにビームフォーミングが必要とされる可能性がある。
ワイヤレスデバイスは、アナログビームフォーミング、デジタルビームフォーミング、またはハイブリッドビームフォーミングの手段によってビームフォーミングを実装することができる。各実装は、その利点および欠点を有する。デジタルビームフォーミングの実装は3つのうち最も柔軟な実装であるが、要求される無線チェーンおよびベースバンドチェーンの数が多いために最もコストがかかる。アナログビームフォーミング実装は、デジタルビームフォーミング実装と比較して無線チェーンおよびベースバンドチェーンの数が少ないため、最も柔軟性が低いが、より製造が安価である。ハイブリッドビームフォーミング実装は、アナログビームフォーミング実装とデジタルビームフォーミング実装との間の妥協である。当業者が理解するように、異なるワイヤレスデバイスのコストおよび性能要件に応じて、異なる実装が必要とされる。
異なる周波数帯域のための異なるアンテナアーキテクチャが、ワイヤレスデバイスのために検討されている。高周波数帯域(例えば、15GHz以上)では、アンテナアレイの「パネル」と呼ばれるものが検討されている。アンテナアレイのこれらのパネルは例えば、アナログ移相器(位相シフタ)を使用することによって操縦される、均一な線形/矩形アレイ(ULA/URA)であってもよい。異なる方向からカバレージを得るために、アンテナアレイの複数のパネルが、ワイヤレスデバイスの異なる面に取り付けられてよい。特に明記しない限り、アンテナアレイおよびパネルという用語は、以下では互換的に使用される。
ワイヤレスデバイスの場合、到来信号はすべての異なる方向から到達することがあり得、したがって、高利得の狭い指向性ビームに加えて、無指向性のようなカバレージを生成する可能性を有するアンテナ構成をワイヤレスデバイスに有することが有益であり得る。例えば、ワイヤレスデバイスが迅速に回転する場合、ワイヤレスデバイスにサービスを提供する無線アクセスネットワークノードとのナロービーム通信を維持することが困難であり得、したがって、ワイヤレスデバイスにおいて、よりロバストな全方向カバレージが当面は好まれる。
図1は、多種多様なビーム幅を生成するために使用することができるアナログアンテナアレイ130a’の例示的なアーキテクチャを備えるワイヤレスデバイス200’を概略的に示す。アナログアンテナアレイ130a’は、アンテナ素子毎に1つの移相器およびスイッチを有するアナログ分配ネットワーク150aに動作可能に接続された4つの単一偏波アンテナ素子160aを有する。次に、アナログ分配ネットワーク150aは、単一のベースバンド(BB)チェーン140aに動作可能に接続される。単一偏波アンテナ素子160aを有し、それ自体のアナログ分配ネットワーク150bを介してさらなるベースバンドチェーン140bに動作可能に接続されるさらなるアンテナアレイ130b’は、直交偏波を使用する通信を可能にするために提供され得る。
1つを除く全てのアンテナ素子160aをオフにすることによって、大きなビーム幅(アンテナ素子ビーム幅と同じ)を有するビームを生成することが可能である。また、異なる数のアンテナ素子160aをオフにすることによって、多種多様な異なるビーム幅を生成することが可能である。したがって、このアーキテクチャは、アナログアンテナアレイ130aのビームを成形する際に高い柔軟性を与える。
しかしながら、アナログアンテナアレイ130a’の1つまたはいくつかのアンテナ素子160aをオフにすると、受信および/または送信された信号電力の一部は、信号の合成/分離の間に失われる。1つまたは複数のアンテナを切り離すことを可能にする低損失スイッチネットワークを設計することは可能であるが、その設計は非常に複雑であり、例えば、そのような例の1つとして、文献US6323742B1を参照されたい。受信および送信の両方に適用可能な複雑さ/損失の問題に加えて、分散型電力増幅器の場合、送信中に利用可能な電力の損失もある。
したがって、ワイヤレスデバイスにおける改善されたビームフォーミングの必要性が依然として存在する。
本実施形態の目的は、ワイヤレスデバイスにおいて効率的なビームフォーミングのためのメカニズムを提供することである。
第1の態様によれば、二重偏波ビームフォーミングのためのワイヤレスデバイスが提示される。ワイヤレスデバイスは、アンテナアレイを備える。アンテナアレイは、相互に直交する偏波のアンテナ素子と、ベースバンドチェーンとを備える。両方の偏波のアンテナ素子は、ベースバンドチェーンに動作可能に接続される。
有利なことに、そのようなワイヤレスデバイスは、効率的なビームフォーミングを実行することができる。
有利なことに、そのようなワイヤレスデバイスは、電力に余分な損失を挿入することなく、アナログアンテナアレイ実装を用いて、柔軟なビーム形状を生成することができる。
第2の態様によれば、二重偏波ビームフォーミングのためのワイヤレスデバイスが提示される。ワイヤレスデバイスは、アンテナアレイを備える。アンテナアレイは、相互に直交する偏波のアンテナ素子と、ベースバンドチェーンとを備える。両方の偏波のアンテナ素子は、ベースバンドチェーンに動作可能に接続される。ワイヤレスデバイスは、ワイヤレスデバイスにアンテナアレイを使用して信号を通信させるように構成された処理回路をさらに備える。
第3の態様によれば、二重偏波ビームフォーミングのためのワイヤレスデバイスが提示される。ワイヤレスデバイスは、アンテナアレイを備える。アンテナアレイは、相互に直交する偏波のアンテナ素子と、ベースバンドチェーンとを備える。両方の偏波のアンテナ素子は、ベースバンドチェーンに動作可能に接続される。ワイヤレスデバイスは、アンテナアレイを使用して信号を通信するように構成された通信モジュールをさらに備える。
第4の態様によれば、二重偏波ビームフォーミングのための方法が提示される。その方法はワイヤレスデバイスによって実行される。ワイヤレスデバイスは、アンテナアレイを備える。アンテナアレイは、相互に直交する偏波のアンテナ素子と、ベースバンドチェーンとを備える。両方の偏波のアンテナ素子は、ベースバンドチェーンに動作可能に接続される。その方法はアンテナアレイを使用して信号を通信することを含む。
第5の態様によれば、二重偏波ビームフォーミングのためのコンピュータプログラムが提示される。コンピュータプログラムは、アンテナアレイを備えたワイヤレスデバイスであって、そのアンテナアレイは相互に直交する偏波のアンテナ素子およびベースバンドチェーンを備え、両方の偏波のアンテナ素子はベースバンドチェーンに動作可能に接続されるワイヤレスデバイスで実行されるとき、ワイヤレスデバイスに、アンテナアレイを使用して信号を通信させるコンピュータコードを含む。
第6の態様によれば、第5の態様によるコンピュータプログラムと、コンピュータプログラムが格納されるコンピュータ可読記憶媒体とを含むコンピュータプログラム製品が提示される。コンピュータ可読記憶媒体は、非一時的なコンピュータ可読記憶媒体とすることができる。
なお、第1、第2、第3、第4、第5、第6の態様のいずれの特徴も、適宜、他の態様に適用することができる。同様に、第1の態様の任意の利点はそれぞれ第2、第3、第4、第5、および/または第6の態様に等しく適用することができ、その逆も同様である。添付の実施形態の他の目的、特徴、および利点は、以下の詳細な開示、添付の従属請求項、ならびに図面から明らかになるのであろう。
一般に、特許請求の範囲において使用される全ての用語は本明細書において特に明確に定義されない限り、技術分野におけるそれらの通常の意味に従って解釈されるべきである。「或る/前記要素、装置、構成要素、手段、ステップ等」への参照はすべて、特に明記しない限り、要素、装置、構成要素、手段、ステップ等の少なくとも1つのインスタンスを指すものとして開放的に解釈されるべきである。本明細書に開示される任意の方法のステップは明示的に述べられない限り、開示される正確な順序で実行される必要はない。
本発明の概念は、添付の図面を参照して、例として説明される。
図1は、従来技術に従うワイヤレスデバイスを概略的に示す。 図2は、実施形態に従う通信システムを示す概略図である。 図3、図4、および図5は、実施形態に従うワイヤレスデバイスを概略的に示す。 図3、図4、および図5は、実施形態に従うワイヤレスデバイスを概略的に示す。 図3、図4、および図5は、実施形態に従うワイヤレスデバイスを概略的に示す。 図6及び図7は、実施形態に従う方法のフローチャートである。 図6及び図7は、実施形態に従う方法のフローチャートである。 図8は、実施形態に係るワイヤレスデバイスの機能部を示す模式図である。 図9は、実施形態に係るワイヤレスデバイスの機能モジュールを示す模式図である。 図10は、一実施形態に従うコンピュータ可読記憶媒体を含むコンピュータプログラム製品の一例を示す。
本発明の概念は、本発明の概念の特定の実施形態が示されている添付図面を参照して、以下でより完全に説明される。しかしながら、本発明の概念は多くの異なる形態で具現化されてもよく、本明細書に記載された実施形態に限定されるものとして解釈されるべきではなく、むしろ、これらの実施形態は本開示が徹底的かつ完全であり、本発明の概念の範囲を当業者に十分に伝えるように、例として提供される。説明全体を通して、同様の番号は同様の要素を指す。破線によって示されるどのステップまたは特徴も、オプションであるとみなされるべきである。
図2は、ワイヤレスデバイス200にネットワークアクセスを提供する無線アクセスネットワークノード300を備える通信システム100を示す概略図である。ワイヤレスデバイス200は、少なくとも1つの受信機チェーンを備えると仮定され、M個のビーム110a、110b、...、110Mで無線アクセスネットワークノード300から信号を受信するように構成される。ビーム110a、110b、...、110Mはすべて同じ幅を有してもよく、またはビーム110a、110b、...、110Mのうちの少なくとも2つは互いに異なる幅を有していてもよい。したがって、ワイヤレスデバイス200は、(全方向性ビームとは対照的に)M個のビーム110a、110b、...、110Mで通信するように構成される。
無線アクセスネットワークノード300は、アクセスノード、無線基地局、基地送受信局、ノードB、進化型ノードB、gノードB、アクセスポイントなどのいずれかでありえる。ワイヤレスデバイス200は、ワイヤレスデバイス、移動局、モバイル電話、ハンドセット、ワイヤレスローカルループ電話、ユーザ機器(UE)、スマートフォン、ラップトップコンピュータ、タブレットコンピュータ、ワイヤレスセンサなどのうちのいずれかであり得る。
アナログ分配ネットワークを介して接続された単一偏波アンテナ素子を有するアンテナアレイの場合、大きなビーム幅を有するビームを生成することは困難であり、これは、ワイヤレスデバイス200における全方向カバレージの生成を容易にする。
本明細書で開示される実施形態は、二重偏波ビームフォーミングのためのメカニズムに関する。そのようなメカニズムを得るために、ワイヤレスデバイス200、ワイヤレスデバイス200によって実行される方法、ワイヤレスデバイス200で実行されるときにワイヤレスデバイス200にその方法を実行させる、例えばコンピュータプログラムの形態のコードを含むコンピュータプログラム製品が提供される。
ビームシェーピングにおいて高い柔軟性を有し、アナログ分配ネットワークにおいて受信/送信信号の電力を失わず、電力増幅器の利用が不十分であるか、または低減されることを被らないアンテナアーキテクチャが提案される。
図3は、一実施形態による、二重偏波ビームフォーミングのためのワイヤレスデバイス200を示す。ワイヤレスデバイス200は、少なくとも1つのアンテナアレイ130aを備える。アンテナアレイ130aは、相互に直交する偏波のアンテナ素子170aを備える。アンテナアレイ130aは、それ自体のベースバンド(BB)処理チェーン140aをさらに備える。両方の偏波のアンテナ素子170aは、ベースバンドチェーン140aに動作可能に接続される。全体で、M個のアンテナ素子170aがあり、各偏波にM/2である。
互いに直交する偏波のアンテナ素子170aでは、アンテナ素子170aの対が互いに直交する偏波を有することが理解される。このような一対のアンテナ素子は、二重偏波アンテナ素子を規定することができる。あるいは、このようなアンテナ素子の各対が互いに直交する偏波を有する2つの単一偏波アンテナ素子を含む。
したがって、アンテナアレイ130aの相互に直交する偏波のすべてのアンテナ素子170aは、ワイヤレスデバイス200において、1つの単一のベースバンドチェーン140に動作可能に接続され得る。これにより、二重偏波ビームフォーミングを使用して、受信/送信信号電力を劣化させることなくビームシェーピングの柔軟性を高めることができる。
本明細書で提案されるアンテナアレイアーキテクチャは図2に示されるような従来技術と同様のビームシェーピングの柔軟性を可能にするが、ワイドビームを生成するときに、受信/送信エネルギーの損失をもたらさない。
1つの単一のベースバンド処理チェーン140aに接続された互いに直交する偏波のアンテナ素子170aを有するアンテナアレイを使用することによって、ベースバンド処理チェーン140aのための多種多様なビーム形状を生成することが可能である。文献WO2011/050866A1に開示された原理を適用することにより、例えば、アンテナアレイ130a内に存在するアンテナ素子170aの数にかかわらず、素子ビーム幅と同じ幅のアレイビーム幅を生成することが可能であり、したがって、二重偏波ビームフォーミングがもたらされる。
ワイヤレスデバイス200のさらなる詳細に関連する実施形態が、ここで開示される。
ワイヤレスデバイス200がアンテナアレイ130aを使用して信号を受信するとき、合成された信号は、全てのアンテナ素子170aからベースバンドチェーン140aに供給される。したがって、一実施形態によれば、アンテナアレイ130aは、信号合成器をさらに備える。信号合成器はアンテナ素子170aによって受信された信号を合成信号に合成し、合成信号をベースバンドチェーン140aに供給するように構成される。
ワイヤレスデバイス200がアンテナアレイ130aを使用して信号を送信するとき、ベースバンドチェーン140aにより生成された一つの信号は、すべてのアンテナ素子10aに供給される。したがって、一実施形態によれば、アンテナアレイ130aは、信号分離器をさらに備える。信号分離器はベースバンドチェーン140aによって生成された合成信号を分離信号に分離し、アンテナ素子170aの各々に分離信号の1つを供給するように構成される。
アンテナアレイ130aは、結合された信号合成器/分離器を備えることができる。したがって、一実施形態によれば、信号合成器および信号分離器は、単一の信号処理回路180a、180bに設けられる。
さらに、単一のベースバンドチェーン140aか、または少なくとも2つのベースバンドチェーン140a、140b(図4参照)が存在するかにかかわらず、各ベースバンドチェーン140a、140bは、そのアンテナ素子170a、170bへの単一の動作可能な接続のみを有する。
図3の例示的な例では、各ベースバンド処理チェーン140aがそれ自体のアナログビームフォーマ150a(アナログ分配ネットワークを定義する)に動作可能に接続される。それぞれのアナログビームフォーマ150aはそれ自体の組のアナログプリコーダ重み(例えば、コードブックによって定義される)を有し、その手段によって、M個の異なった指向性ビーム110a、110b、...、110Mを形成することができる。M個のアンテナ素子170aの各々の位相および利得は、位相および/または利得制御機能によって個別に制御することができる。例えば、図3の例示的な例によれば、M個のアンテナ素子170aの各々はそれ自体の移相器および振幅テーパを有することができるが、M個のアンテナ素子160aのM−1またはM−2に対して移相器を有するだけで十分であり得る。
図3の例示的な例では、ワイヤレスデバイス200が相互に直交する偏波の4つのアンテナ素子170aと、アナログビームフォーマ150aとを有する1つのアンテナアレイを備える。しかしながら、本明細書に開示される実施形態は、アンテナアレイの数に関して限定されない。一般的に言えば、ワイヤレスデバイス200は、少なくとも1つのアンテナアレイ130aを備える。図4は、ワイヤレスデバイス200が(少なくとも)2つのアンテナアレイ130a、130bを備える実施形態を概略的に示す。2つのアンテナアレイ130a、130bの各々は、互いに直交する偏波のそれ自体のアンテナ素子170a、170bと、それ自体のベースバンドチェーン140a、140bとを備える。アンテナアレイ130a、130bごとの両方の偏波のアンテナ素子170a、170bは、ベースバンドチェーン140a、140bのそれぞれ1つに動作可能に接続される。
2つのアンテナアレイ130a、130bは全方向カバレージを改善するために、ワイヤレスデバイス200の反対側に配置されてよい。
アンテナアレイ130a、130bは、1次元アンテナアレイ130a、130b(図3または図4に示すように)または2次元アンテナアレイ130a、130bであってもよい。図5は、アンテナアレイ130aが二次元アンテナアレイ130aである実施形態を概略的に示す。アンテナアレイ130a、130bが一次元であるかまたは二次元であるかにかかわらず、ワイヤレスデバイス200におけるアンテナ素子170a、170bは、規則的または不規則な方法で実装され得る。ワイヤレスデバイス200の物理的構造は、アンテナ素子170a、170bの放射パターンに影響を及ぼす可能性がある。
本明細書で開示されるアンテナアレイ130a、130bは、スイッチを必要とせず、その代わりに移相器を必要とし得る。具体的には一実施形態によれば、アンテナアレイ130a、130bは少なくともM−2個の移相器、またはアンテナ素子170a、170bと同数の移相器をさらに備える。各移相器は、ベースバンドチェーン140a、140bと、アンテナ素子170a、170bのうちの1つとの間に動作可能に接続される。移相器の適切な位相設定を設定することによって、アンテナアレイ130a、130bの放射パターンを変更することなく、アンテナアレイ130a、130bの偏波を適合させることが可能である。これは、無線アクセスネットワークノード300との偏波整合のために使用することができ、したがって、リンクバジェットを改善することができる。ワイヤレスデバイス200が偏波整合を実行するための1つの方法は、ワイヤレスデバイス200が異なる偏波設定を評価し、次いで、あるメトリック、たとえば、受信電力に関して最良の性能を与えたものを選択することである。
いくつかの態様によれば、本明細書で開示されるアンテナアレイ130a、130bは、少なくとも1つの電力増幅器(PA)および少なくとも1つの低雑音増幅器(LNA)をさらに備える。一般的に言えば、アンテナアレイ130a、130bが信号の受信のために構成されるとき、それは少なくとも1つのLNAを含んでもよく、アンテナアレイ130a、130bが信号の送信のために構成されるとき、それは少なくとも1つのPAを含んでもよい。
いくつかの態様によれば、少なくとも1つのPAおよび少なくとも1つのLNAは、(アンテナ素子ごとに1つのPA/LNAを与える)アンテナ素子の近くに配置される。したがって、一実施形態によれば、各アンテナアレイ130a、130bは、アンテナ素子170a、170bと同数のPAおよびLNAをさらに備える。各PA及びLNAは、ベースバンドチェーン140a、140bと、アンテナ素子170a、170bのうちのそれぞれ1つとの間に動作可能に接続される。
他の態様によれば、少なくとも1つのPAおよび少なくとも1つのLNAは、(ベースバンド部ごとに1つのPA/LNAを与える)ベースバンド部の近くに配置される。したがって、一実施形態によれば、各アンテナアレイ130a、130bは、ひとつの単一PAおよびひとつの単一LNAをさらに備える。単一PAおよび単一LNAは、ベースバンドチェーン140a、140bと信号合成器および/または信号分離器との間に動作可能に接続される。
図6および7は、二重偏波ビームフォーミングのための方法の実施形態を図示するフローチャートである。これらの方法は上記で開示されたように、ワイヤレスデバイス200によって実行される。すなわち、この方法は、アンテナアレイ130a、130bを備えるワイヤレスデバイス200によって実行され、アンテナアレイ130a、130bは相互に直交する偏波のアンテナ素子170a、170bと、ベースバンドチェーン140a、140bとを備え、両方の偏波のアンテナ素子170a、170bはベースバンドチェーン140a、140bに動作可能に接続される。したがって、この方法は、図3、図4、または図5のいずれかのワイヤレスデバイスによって実行することができる。本方法は、有利にはコンピュータプログラム1020として提供される。
ここで、一実施形態によるワイヤレスデバイス200によって実行されるような二重偏波ビームフォーミングのための方法を示す図6を参照する。
S102:ワイヤレスデバイス200は、アンテナアレイ130a、130bを使用して信号を通信する。
ワイヤレスデバイス200によって実行されるような二重偏波ビームフォーミングのさらなる詳細に関連する実施形態が、ここで開示される。
ここで、更なる実施形態によるワイヤレスデバイス200によって実行されるような二重偏波ビームフォーミングのための方法を示す図7を参照する。なお、ステップS102は、図6を参照して上述したように行われるものとするため、その繰り返しの説明は省略する。
ステップS102において、ワイヤレスデバイス200が信号を通信するための異なる方法が存在し得る。次に、それに関連する異なる実施形態を順に説明する。
ここで、ワイヤレスデバイス200における信号(例えば、無線アクセスネットワークノード300から送信された信号)の受信に関する実施形態が開示される。
受信中、(両方の偏波の)すべてのアンテナ素子170a、170bからの信号は一緒に結合され、その後、そのベースバンドチェーン140a、140bに転送される。したがって、一実施形態によれば、ワイヤレスデバイス200は、信号を通信するときにステップS102a〜S102cを実行するように構成される。
S102a:ワイヤレスデバイス200は、アンテナ素子170a、170bで信号を受信する。
S102b:ワイヤレスデバイス200は、受信信号を合成信号に合成する。
S102c:ワイヤレスデバイス200は、合成信号をベースバンドチェーン140a、140bに供給する。
ここで、ワイヤレスデバイス200における信号(例えば、無線アクセスネットワークノード300へと送信された信号)の送信に関する実施形態が開示される。
送信中、各ベースバンドチェーン140a、140bからの信号は分離され、次にそのすべてのアンテナ素子170a、170bに供給される。したがって、一実施形態によれば、ワイヤレスデバイス200は、信号を通信するときにステップS102d〜S102fを実行するように構成される。
S102d:ワイヤレスデバイス200は、ベースバンドチェーン140a、140bで合成信号を生成する。
S102e:ワイヤレスデバイス200は、合成信号を分離信号に分離する。
S102f:ワイヤレスデバイス200は分離された信号の送信のために、アンテナ素子170a、170bの各々に分離された信号の1つを供給する。
当業者が理解するように、ワイヤレスデバイス200は、信号の受信および信号の送信の両方のために構成されてよく、したがって、ステップS102a〜S102fを実行するように構成されてよい。
図8は、いくつかの機能ユニットに関して、一実施形態によるワイヤレスデバイス200の構成要素を概略的に示す。処理回路210は、コンピュータプログラム製品1010(図10に示すように)に、例えば記憶媒体230の形で格納されたソフトウェア命令を実行することができる、適切な中央処理装置(CPU)、マルチプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ(DSP)などのうちの1つまたは複数の任意の組合せを使用して提供される。処理回路210はさらに、少なくとも1つの特定用途向け集積回路(ASIC)またはフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)として提供されてもよい。
具体的には、処理回路210が上記で開示されたように、ワイヤレスデバイス200に、1組の操作すなわちステップS102、S102a〜S102fを実行させるように構成される。例えば、記憶媒体230は1組の動作を記憶することができ、処理回路210はワイヤレスデバイス200に1組の動作を実行させるために、記憶媒体230から1組の動作を取り出すように構成されてよい。1組の動作は、1組の実行可能命令として提供されてもよい。
したがって、処理回路210は、本明細書で開示される方法を実行するように構成される。記憶媒体230はまた、例えば、磁気メモリ、光メモリ、固体メモリ、または遠隔に取り付けられたメモリのいずれか1つ、またはそれらの組合せとすることができる永続的記憶装置を含むことができる。ワイヤレスデバイス200は、少なくとも無線アクセスネットワークノード300と通信するように構成された通信インターフェース220をさらに備えることができる。したがって、通信インターフェース220は、アナログおよびデジタル構成要素を備える1つまたは複数の送信機および受信機を備えていてよい。
ワイヤレスデバイス200は、本明細書で開示されるようなアンテナアレイ130a、130bをさらに備える。アンテナアレイ130a、130bは、通信インターフェース220の一部であってもよい。
処理回路210は例えば、通信インターフェース220および記憶媒体230にデータおよび制御信号を送信することによって、通信インターフェース220からデータおよびレポートを受信することによって、ならびに記憶媒体230からデータおよび命令を取り出すことによって、ワイヤレスデバイス200の一般的な動作を制御する。ワイヤレスデバイス200の他の構成要素、ならびに関連する機能は、本明細書で提示される概念を曖昧にしないために省略される。
図9は、いくつかの機能モジュールに関して、一実施形態によるワイヤレスデバイス200の構成要素を概略的に示す。図9のワイヤレスデバイス200は、ステップS102を実行するように構成された通信モジュール210aを備える。図9のワイヤレスデバイス200は、ステップS102aを実行するように構成された受信モジュール210b、ステップS102bを実行するように構成された結合モジュール210c、ステップS102cを実行するように構成された供給モジュール210d、ステップS102dを実行するように構成された生成モジュール210e、ステップS102eを実行するように構成された分離モジュール210f、およびステップS102fを実行するように構成された供給モジュール210gのうちのいずれかのような、いくつかのオプションの機能モジュールをさらに備えることができる。ワイヤレスデバイス200は、本明細書で開示されるようなアンテナアレイ130a、130bをさらに備える。
一般的に言えば、各機能モジュール210a〜210gは一実施形態ではハードウェアのみで、別の実施形態ではソフトウェアの助けを借りて実装することができ、すなわち、後者の実施形態では処理回路上で実行されると、ワイヤレスデバイス200に、図9に関連して上述した対応するステップを実行させる、記憶媒体230に格納されたコンピュータプログラム命令を有する。モジュールはコンピュータプログラムの一部に対応するが、その中の別個のモジュールである必要はなく、ソフトウェアで実施される方法は使用されるプログラミング言語に依存することにも言及すべきである。好ましくは、1つ以上または全ての機能モジュール210a〜210gがおそらく通信インターフェース220および/または記憶媒体230と協働して、処理回路210によって実装されてもよい。したがって、処理回路210は記憶媒体230から、機能モジュール210a〜210gによって提供される命令をフェッチし、これらの命令を実行し、それによって、本明細書で開示される任意のステップを実行するように構成され得る。
ワイヤレスデバイス200は、スタンドアロン装置として、または少なくとも1つのさらなる装置の一部として提供され得る。したがって、ワイヤレスデバイス200によって実行される命令の第1の部分は第1のデバイスにおいて実行されることができ、ワイヤレスデバイス200によって実行される命令の第2の部分は第2のデバイスにおいて実行されることができ、本明細書で開示される実施形態は、ワイヤレスデバイス200によって実行される命令が実行されることができる任意の特定の数の装置に限定されない。したがって、本明細書で開示される実施形態による方法は、クラウド計算環境に存在するワイヤレスデバイス200によって実行されるのに適している。したがって、単一の処理回路210が図8に示されているが、処理回路210は複数デバイスまたはノードの間で分散されてもよい。図9の機能モジュール210a〜210gおよび図10のコンピュータプログラム1020(下記参照)についても同様である。
図10はコンピュータ可読記憶媒体1030を含むコンピュータプログラム製品1010の一例を示す。このコンピュータ可読記憶媒体1030上には、コンピュータプログラム1020を格納することができ、このコンピュータプログラム1020は、処理回路210と、通信インターフェース220および記憶媒体230などの、それに動作可能に結合されたエンティティおよびデバイスとに、本明細書で説明する実施形態による方法を実行させることができる。したがって、コンピュータプログラム1020および/またはコンピュータプログラム製品1010は、本明細書で開示される任意のステップを実行するための手段を提供することができる。
図10の例では、コンピュータプログラム製品1010がCD(コンパクトディスク)またはDVD(デジタル多用途ディスク)またはブルーレイディスクなどの光ディスクとして示されている。コンピュータプログラム製品1010はまた、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリメモリ(ROM)、消去可能プログラマブルリードオンリメモリ(EPROM)、または電気的消去可能プログラマブルリードオンリメモリ(EEPROM)などのメモリとして、より具体的には、USB(ユニバーサルシリアルバス)メモリなどの外部メモリまたはコンパクトフラッシュメモリなどのフラッシュメモリ内の装置の不揮発性記憶媒体として具現化され得る。したがって、ここではコンピュータプログラム1020が図示された光ディスク上のトラックとして概略的に示されているが、コンピュータプログラム1020はコンピュータプログラム製品1010に適した任意の方法で格納することができる。
本発明の概念は主に、いくつかの実施形態を参照して上述されている。しかしながら、当業者には容易に理解されるように、上記に開示されたもの以外の他の実施形態も、添付の特許請求の範囲によって定義されるように、本発明の概念の範囲内で等しく可能である。

Claims (16)

  1. 二重偏波ビームフォーミングのためのワイヤレスデバイス(200)であって、前記ワイヤレスデバイス(200)は、
    アンテナアレイ(130a、130b)であって、前記アンテナアレイ(130a、130b)は相互に直交する偏波のアンテナ素子(170a、170b)と、ベースバンドチェーン(140a、140b)とを備えるアンテナアレイ(130a、130b)を有し、
    両方の偏波の前記アンテナ素子(170a、170b)は、ベースバンドチェーン(140a、140b)に動作可能に接続されるワイヤレスデバイス(200)。
  2. 請求項1に記載のワイヤレスデバイス(200)であって、前記アンテナアレイ(130a、130b)は、前記アンテナ素子(170a、170b)によって受信された信号を合成信号に合成し、前記合成信号を前記ベースバンドチェーン(140a、140b)に供給するように構成された信号合成器をさらに備えるワイヤレスデバイス(200)。
  3. 請求項1または2に記載のワイヤレスデバイス(200)であって、前記アンテナアレイ(130a、130b)は、前記ベースバンドチェーン(140a、140b)によって生成された合成信号を分離信号に分離し、前記分離信号のうちの1つを前記アンテナ素子(170a、170b)のそれぞれ1つに供給するように構成された信号分離器をさらに備えるワイヤレスデバイス(200)。
  4. 請求項2を引用する請求項3に記載のワイヤレスデバイス(200)であって、前記信号合成器および前記信号分離器は、単一の信号処理回路(180a、180b)に設けられるワイヤレスデバイス(200)。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載のワイヤレスデバイス(200)であって、前記ワイヤレスデバイス(200)は少なくとも2つのアンテナアレイ(130a、130b)を備え、各アンテナアレイは互いに直交する偏波のそれ自体のアンテナ素子(170a、170b)とそれ自体のベースバンドチェーン(140a、140b)とを備え、アンテナアレイ(130a、130b)当たりの両方の偏波の前記アンテナ素子(170a、170b)は前記ベースバンドチェーン(140a、140b)のそれぞれ1つに動作可能に接続されるワイヤレスデバイス(200)。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載のワイヤレスデバイス(200)であって、前記アンテナアレイ(130a、130b)は、一次元アンテナアレイ(130a、130b)または二次元アンテナアレイ(130a、130b)であるワイヤレスデバイス(200)。
  7. 請求項1乃至6のいずれか一項に記載のワイヤレスデバイス(200)であって、合計でM個のアンテナ素子(170a、170b)があり、前記アンテナアレイ(130a、130b)は少なくともM−2個の移相器またはアンテナ素子(170a、170b)と同数の移相器をさらに含み、各移相器は、前記ベースバンドチェーン(140a、140b)と前記アンテナ素子(170a、170b)のうちの1つとの間に動作可能に接続されるワイヤレスデバイス(200)。
  8. 請求項1乃至7のいずれか一項に記載のワイヤレスデバイス(200)であって、前記アンテナアレイ(130a、130b)は、アンテナ素子(170a、170b)と同数の電力増幅器および低雑音増幅器をさらに含み、各電力増幅器および低雑音増幅器は、前記ベースバンドチェーン(140a、140b)と前記アンテナ素子(170a、170b)のそれぞれ1つとの間に動作可能に接続されるワイヤレスデバイス(200)。
  9. 請求項2または3に記載のワイヤレスデバイス(200)であって、前記アンテナアレイ(130a、130b)は1つの単一電力増幅器および1つの単一低雑音増幅器をさらに含み、前記単一電力増幅器および前記単一低雑音増幅器は、前記ベースバンドチェーン(140a、140b)と前記信号合成器および/または前記信号分離器との間に動作可能に接続される、ワイヤレスデバイス(200)。
  10. 二重偏波ビームフォーミングのための方法であって、前記方法はワイヤレスデバイス(200)によって実行され、前記ワイヤレスデバイス(200)はアンテナアレイ(130a、130b)を備え、前記アンテナアレイ(130a、130b)は相互に直交する偏波のアンテナ素子(170a、170b)と、ベースバンドチェーン(140a、140b)とを備え、両方の偏波の前記アンテナ素子(170a、170b)は前記ベースバンドチェーン(140a、140b)に動作可能に接続され、前記方法は、
    前記アンテナアレイ(130a、130b)を使用して信号を通信すること(S102)を含む方法。
  11. 請求項10に記載の方法であって、前記信号を通信することはさらに、
    前記アンテナ素子(170a、170b)で信号を受信することと(S102a)、
    受信信号を合成信号に結合することと(S102b)、
    前記合成信号を前記ベースバンドチェーン(140a、140b)に供給することと(S102c)を含む方法。
  12. 請求項10または11に記載の方法であって、前記信号を通信することはさらに、
    前記ベースバンドチェーン(140a、140b)において合成信号を生成することと(S102d)、
    前記合成信号を分離信号に分離することと(S102e)、
    前記分離信号の送信のために前記アンテナ素子(170a、170b)の各々に前記分離信号の1つを供給することと(S102f)を含む方法。
  13. 二重偏波ビームフォーミングのためのワイヤレスデバイス(200)であって、前記ワイヤレスデバイス(200)はアンテナアレイ(130a、130b)を備え、前記アンテナアレイ(130a、130b)は相互に直交する偏波のアンテナ素子(170a、170b)と、ベースバンドチェーン(140a、140b)とを備え、両方の偏波の前記アンテナ素子(170a、170b)は前記ベースバンドチェーン(140a、140b)に動作可能に接続され、前記ワイヤレスデバイス(200)はさらに、
    前記ワイヤレスデバイス(200)に、
    前記アンテナアレイ(130a、130b)を使用して信号を通信させるように構成された処理回路(210)、
    を有するワイヤレスデバイス(200)。
  14. 二重偏波ビームフォーミングのためのワイヤレスデバイス(200)であって、前記ワイヤレスデバイス(200)はアンテナアレイ(130a、130b)を備え、前記アンテナアレイ(130a、130b)は相互に直交する偏波のアンテナ素子(170a、170b)と、ベースバンドチェーン(140a、140b)とを備え、両方の偏波の前記アンテナ素子(170a、170b)は前記ベースバンドチェーン(140a、140b)に動作可能に接続され、前記ワイヤレスデバイス(200)はさらに、
    前記アンテナアレイ(130a、130b)を使用して信号を通信するように構成された通信モジュール(210a)を有するワイヤレスデバイス(200)。
  15. 二重偏波ビームフォーミングのためのコンピュータプログラム(1020)であって、前記コンピュータプログラム(1020)は、アンテナアレイ(130a、130b)を備えたワイヤレスデバイス(200)であって、前記アンテナアレイ(130a、130b)は相互に直交する偏波のアンテナ素子(170a、170b)と、ベースバンドチェーン(140a、140b)とを備え、両方の偏波の前記アンテナ素子(170a、170b)は前記ベースバンドチェーン(140a、140b)に動作可能に接続されたワイヤレスデバイスで実行されると、前記ワイヤレスデバイス(200)に、
    前記アンテナアレイ(130a、130b)を使用して信号を通信させる(S102)コンピュータコード
    を含むコンピュータプログラム。
  16. 15に記載のコンピュータプログラム(1020)と、前記コンピュータプログラムが格納されるコンピュータ可読記憶媒体(1030)とを含むコンピュータプログラム製品(1010)。
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