JP2020505843A - 5gにおける測定設定シグナリング - Google Patents

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Abstract

LTEにおいて、いつ測定報告を送信すべきかに関して端末(10,11,12)に指示する測定設定メッセージは、周波数キャリアごとに異なる。5G/NR無線通信のための測定対象設定が供給され、これはキャリア周波数に依存せず、複数の測定対象が1つの特定キャリア周波数に対して設定されることを可能にする。夫々の測定対象は、NRのRRM測定に対する様々な要件を満足するために、特定の持続時間(T1,T2,T3)、周波数範囲、時間/周波数グリッド、ビーム、及び/又は特定の周波数キャリア(Layer1,Layer2)にわたって定義され得る。よって、特定の端末(10,11,12)及び特定のキャリア周波数について、基地局(20,21,22,23)は、異なる時間/周波数グリッドにわたって複数の測定対象を定義することができる。

Description

本発明は、無線ネットワークにおいて端末がセルへ接続する無線通信方法に関係がある。本発明は更に、上記の方法で使用される端末及び基地局を含む無線通信システムに関係がある。
特に、しかし排他的ではなく、本発明は、“5G”/“NR”(New Radio)無線通信システムにおける測定設定シグナリングの設計に関係がある。
端末(ユーザ機器若しくはUE、加入者又は移動局とも呼ばれる。)が端末の通信範囲内の基地局(BS)と通信する無線通信システムが、広く知られている。
無線通信システムは、通常、所与のキャリア周波数(“周波数レイヤ”又は“コンポーネント”とも以下で称される。)を用いる。1つ以上のBSによってサービスを提供される異なる地理的エリアは、一般にセルと称され、通常、多くのBSが、隣接する及び/又は重なり合うセルとともに多かれ少なかれシームレスに広い地理的領域をカバーするネットワークを形成するように、適切な位置に設けられる。(本明細書では、語「システム」及び「ネットワーク」は同義的に使用される。)夫々のBSは、1つ以上のセルをサポートすることができ、夫々のセルにおいて、BSは、利用可能な帯域幅、すなわち、周波数及び時間リソースを、それがサービスを提供するUEのための個別のリソース割り当てへと分割する。このようにして、セルにおいて送信され、BSによってスケジューリングされる信号は、周波数及び時間領域内の特定の位置を有する。端末は、一般に移動体であり、従って、セルの間を移動することがあり、隣接セルのBS間のハンドオーバーの必要性を促す。端末は、同時にいくつかのセルの範囲内にある可能性がある(すなわち、いくつかのセルから信号を検出し及び/又はいくつかのセルと通信することができる)が、最も簡単な場合では、それは1つの“サービング”セルと通信する。
現在の“4G”システムは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)によって発行された、ロング・ターム・エボリューション又はLTEと称される標準の組に基づくシステムを含む。これらのシステムでは、端末はUE(user equipment)と称され、基地局はいわゆるeNB(evolved NodeB)を含む。LTEは、アップリンク及びダウンリンク伝送が周波数において分割される周波数分割複信(FDD)と、アップリンク及びダウンリンクが時間において分割される時分割複信(TDD)とに対応する。LTEは、利用可能なシステム帯域幅を周波数領域では複数の直交サブキャリアに及び時間領域では複数のOFDMシンボルに分割する直交周波数分割多重化(OFDM)を使用する。将来の5G/NRシステムはOFDMを用いる可能性があると期待される。基地局(LTEではeNB)は、5G/NRでは“gNB”と称されることが提案されている。
今日、インターネット又は他のモバイルポイントへのモバイルアクセスは、ビジネス及び個人生活の両方にとって不可欠になりつつあり、そして、ソーシャル・ネットワーキング、クラウドベースのサービス、及びビッグデータ解析といった新しい応用の人気により、現在の無線システムに対する重要な課題が存在する。インターネット・オブ・シングス(IoT)及び超高信頼の、ミッションクリティカルな接続のような今後のサービスとともに、LTE/LTE−Aを継承する、“5G”又は“NR”(New Radio)としても知られている次世代無線アクセス技術(Radio Access Technology,RAT)が、これら全ての厳しい要件を満足するために必要とされる。図1は、5Gシステムが満足するよう求められる要求を表す(出典:“Looking ahead to 5G”,Nokia白書)。
図1に示されるように、満足されるべき同時要件には、トラフィックの著しい増大、更に多くのデバイス、レイテンシの短縮、マシン・ツー・マシン(M2M)デバイスのための低電力及び低費用解決法、ピークの増大並びに保証されたデータレートがある。5Gの意図は、これらの応用の全ての要件を満足することであり、理想的には、5Gは、少なくとも次の特徴を提供し得る:
・ より高いデータレート、より高い容量、及びより高いスペクトル効率に加えて、超高信頼の接続;
・ レイテンシが有意に短縮された、統合されたユーザエクスペリエンス;
・ 大いに異なるクオリティ・オブ・サービス(QoS)要件を有する適用に対するスケーラビリティ/適応性;
・ 全てのスペクトル及びバンドにアクセスし、異なるスペクトル共有スキームをサポートすること。
トラフィックプロファイルの特性の観点から、5Gは、大いに異なる特性を有する3つのプロファイルをサポートすべきである。すなわち:
(i)高いモビリティトラフィックを有する高いスループット;
(ii)低エネルギ消費及び長寿命センサに基づくサービス;及び
(iii)極めて短いレイテンシ及び高信頼のサービス。
産業の観点から、5Gは、従来の音声及びデータサービスを提供するだけでなく、自動車、農業、都市管理、ヘルスケア、エネルギ、公共輸送、などのような他の産業にも展開及び浸透し、これら全ては、かつて経験したことがない大規模なエコシステムをもたらすことになる。
そのような洗練された複雑なシステムを設計することにとっての技術的課題は途方もなく、大きな躍進がネットワーク側及び無線インターフェイスの両方で必要とされるだろう。無線インターフェイスの物理レイヤに関して、2、3の新しい技術が、上記の5G要件に対応するために導入されるだろう。3GPPにおける研究の1つの重要な目的は、重要な5G要件を満足するために、波形設計、基本ヌメロロジー及びフレーム構造、チャネル符号化スキーム、などのような基本的な物理レイヤ設計を調べることである。
スペクトルの観点から、より長い間、よりずっと多くのスペクトルがトラフィック要求を満足するために利用可能である。今日、モバイル通信のためのスペクトルは、6GHzを下回る周波数に焦点を当てている。2020年から2030年の期間に、6GHz、10GHz又はそれ以上の100GHzまでの高い周波数での更なるスペクトルが考えられていることだろう。同時に、より大きい帯域幅スペクトルが、それらの極めて高い周波数バンドで利用可能であるだろう。
更に詳細な情報は表1で与えられる(出典:Ofcom,“Spectrum above 6GHz for future mobile communications”,2015年2月)。
Figure 2020505843
6GHzを超えるスペクトルのような極高周波での無線伝播特性は、3G/4Gの典型的なスペクトルである2GHzでのスペクトルのそれと比べて、更なる課題を持ち込む。これらの課題は、大きな自由空間損失、不十分な浸透/散乱特性、及び存在しない可能性のある光路線である。これらの課題にもかかわらず、極高周波には、広い帯域幅の可用性などの利点もある。キャリア間隔は、利用可能な帯域幅に合うように適合されてもよい。
高周波の別の利点は、アンテナのサイズを小さくできることであり、これは、高密度アンテナアレイを極高周波シナリオに使用することがより実現可能であることを意味する。高密度アンテナアレイでは、モバイルネットワークがビームフォーミング技術の利点を活用するのは簡単である。デジタルビームフォーミング及びアナログビームフォーミングは、2つの典型的な種類のビームフォーミングである。理論的には、それらの間の違いは、特定の時点でアナログビームフォーミングが数十のアンテナを使用して単一のビームを構築し、より少ない電力消費とハードウェア使用で限られた領域をカバーし、一方で、デジタルビームフォーミングが、より多くの電力消費とより多くのハードウェアコストで比較的広いエリアをカバーするために複数のビームを有することができることである。時々、ネットワークは、これら2つのビームフォーミング技術を同時に使用することができる。
様々な周波数帯を使用する可能性は、“ニューメロロジー”(numerology)の概念につながる。これは、OFDMのパラメータの組を表すためにNRに使用される特別な用語である。例えば、ニューメロロジー1は、15KHzのキャリア間隔、特定のOFDMシンボル期間、及び特定のサイクリックプレフィックス(cyclic prefix)長を有する。ニューメロロジー2は、30kHzのキャリア間隔、特定のOFDMシンボル長(15kHzのニューメロロジーのそれの半分である。)、特定のサイクリックプレフィックス長を有することができる。
LTEシステムに戻ると、周波数領域では、送信は、少なくとも1つの周波数帯域内で行われ、時間領域では、送信は、「サブフレーム」に細分される「フレーム」にまとめられる。LTEで使用される1つのフレーム構造では、図2の左上隅に示されるように、10msのフレームが夫々1msの持続時間の10個のサブフレームに分割される。図2のフレームの下に、2つのスロットの持続時間を有する1つのサブフレームが示されており、各スロットは(この例では)6つの物理リソースブロック(PRB)から成る。より一般的には、システム帯域幅に応じて、6から110のPRB対の間のどこかが各1msサブフレームを構成する。
図2の右側部分は、横軸に沿った時間(シンボル)と縦軸に沿った周波数(サブキャリア)とを有するリソースグリッドとしての1つのPRB対を示す。
各PRBは、時間領域では7個のOFDMシンボルにわたって広がり、周波数領域では12個のサブキャリアに及ぶ。よって、各PRB対は、図中の小さい四角によって表される合計14×12の異なる時間/周波数位置を提供する。より一般的には、図3のもののようなリソースグリッド上の任意の領域、言い換えると、時間領域及び周波数領域の両方に広がるリソースの組は、以下では時間/周波数グリッドと呼ばれる。
無線リソース管理(Radio Resource Management,RRM)の一部として、端末は、所与のセルに適切なフィードバックを提供するために、それ自体とその所与のセルとの間の各通信チャネルを測定する必要がある。端末によるチャネルの測定を容易にするために、基準信号がセルによって送信される。LTEでは様々な種類の基準信号(又はシンボル)が提供されているが、目下の目的のために最も注目すべきは、セル固有で且つセル内の全ての端末に利用可能なセル固有基準信号(Cell-specific Reference Signal,CRS)、CSIフィードバックを報告するために端末によって使用される信号チャネル状態情報基準信号(Channel State Information Reference Signal,CSI−RS)、及びセルがオフモードにあるときにCRSを置き換えるために使用されるディスカバリ基準信号(Discovery Reference Signal,DRS)である。LTE内のモビリティ機能をサポートするために、端末は、RSRP(Reference Signal Received Power)(基準信号受信電力)及びRSRQ(Reference Signal Received Quality)(基準信号受信品質)測定を実行することになり、両方ともセル固有基準信号(CRS)に基づいている。そのような測定は、潜在的な接続に利用可能な最も適切なネットワークノードの適時の検出及び識別の能力をUEに提供する。その上、それらは、特定のUEが経験している無線状態に関する情報を得ることをネットワークに可能にする。LTEでは、測定アクティビティは、RRC_IDLE状態の下で及びRRC_CONNECTED状態内でUEによって制御され、測定はeNBによって設定され、端末はeNBの指示に従って測定を実行する。
CRSは、あらゆるPRB及びあらゆるサブフレームにおいて特定のリソース上で送信される。PRB対内では、図2の右側のリソースグリッドに示されているように、CRSは所定のパターンで分散されている。個々の基準シンボルの位置は、R0、R1、R2及びR3としてマークされている。ちなみに、「基準シンボル」と、基準シンボルの組又はパターンとして定義され得る「基準信号」とは、区別されることがある。しかし、2つの用語はしばしば同義語として使用される。
周波数領域におけるシフトを除いて、特定のアンテナポートのCRSパターンは、全システム帯域幅にわたって同一であり、時間領域にわたってそれ自体を繰り返す。UEがRRC_CONNECTED状態にあるとき、いつ、どのように測定を実行するかは、測定設定(measurement configuration)を通じてeNBによって制御される。測定設定は、専用のシグナリングによって、通常は「RRCConnectionReconfiguration」メッセージを使用して、UEへ送信される。
UEへ送信される測定設定メッセージは、次の重要なコンポーネントを含む:
測定対象(Measurement objects):UEが測定を実行すべき対象;すなわち、周波数及びセル。言い換えれば、何をUEが測定すべきか?これらは、LTEネットワークにおける周波数内及び周波数間の近隣を含み、そしておそらくUMTS(Universal Mobile Telecommunication System)(ユニバーサル移動体通信システム)又はGSM(登録商標)(Global System for Mobile Communications)(移動体通信用グローバルシステム)のような他のRATのネットワークにおけるオブジェクトも含む。
報告設定(Reporting configurations):報告設定のリスト、言い換えると、測定報告の送信をトリガするためにUEによって使用される基準、及びUEが報告に含める数量。報告設定は、いつUEが報告を送るべきかを定義する。トリガは、周期的であるか、又はイベントに基づくことができる。
夫々の報告設定は、次から成る:
・ 報告基準(Reporting criterion):UEに測定報告を送らせる基準。これは、周期的であるか、又は単事象記述であることができる。
・ 報告フォーマット(Reporting format):UEが測定報告に含める数量、及び関連する情報(例えば、方法すべきセルの数)。
測定識別(Measurement identities):UEは、測定されるべき対象及びそれらの特定のトリガを追跡する必要がある。従って、それは測定識別のリストを保持し、各測定識別は1つの測定対象を1つの報告設定と結び付ける。測定識別は、測定報告内で参照番号として使用される。複数の測定識別を設定することによって、1よりも多い測定対象を同じ報告設定に結び付けるとともに、1よりも多い報告設定を同じ測定対象に結び付けることが可能である。各測定識別(MID)は、1つの測定対象(MO)を1つの測定報告設定(RC)と結び付けるよう構成され、測定報告内で参照番号として使用される。故に、LTEにおいて複数のMIDを設定することによって、1よりも多いMOを同じRCと結び付けるとともに、1よりも多いRCを同じMOと結び付けることが可能である。これは図3に表されている。
UEは、単一の測定対象リスト、単一の報告設定リスト及び単一の測定式別リストを保持する。如何なる測定対象も、同じ無線アクセス技術(Radio Access Technology,RAT)タイプのいずれかの報告設定に結び付けられ得る。
上述されたように、報告は、イベントによりトリガされるか、又は周期的であることができる。図3が示すように、各RCは、測定報告の送信のために前述のトリガを表す“Event”を含む。測定報告は、次のイベントのいずれかについての基準が満たされた場合に送信される:
A1:サービングセルが定義された閾値よりも良くなる(Serving Cell becomes better than a defined threshold)
A2:サービングセルが定義された閾値よりも悪くなる(Serving Cell becomes worse than a defined threshold)
A3:隣接セルが一次セルよりもいくらか良くなる(Neighbor cell becomes some offset better than the primary cell)
A4:隣接セルが定義された閾値よりも良くなる(Neighbor cell becomes better than a defined threshold)
A5:一次セルが定義された閾値よりも悪くなり、且つ、隣接セルが第2閾値よりも良くなる(Primary cell becomes worse than a defined threshold and a neighbor becomes better than a second threshold)
A6:隣接セルがサービングセルよりもいくらか良くなる(Neighbor cell becomes some offset better than the serving cell)
B1:インターRAT隣接が定義された閾値よりも良くなる(Inter-RAT neighbor becomes better a defined threshold)
B2:一次セルが定義された閾値よりも悪くなり、且つ、インターRAT隣接が第2閾値よりも良くなる(Primary cell becomes worse than a defined threshold and inter-RAT neighbor becomes better than a second threshold)。
UEは、物理層、レイヤ1で測定を実行し、それは、それらをレイヤ3(ネットワーク)に報告する。3GPP規格は、測定の精度に関する情報を含む。これらの精度仕様は、報告を送信する前の測定のレイヤ1フィルタリングの一部であり、通常は200ミリ秒の期間にわたって実行される。測定精度を向上させ且つフェージングの影響を軽減するために、レイヤ3フィルタリングが物理層測定に適用される。従って、レイヤ1からの生の測定は、レイヤ3で更に平均化される。更新されたフィルタ処理済み測定結果は、報告基準の評価のために又は測定報告のために使用される。
周期的な測定報告は、報告設定に基づき送信される。例えば、UEがその送信電力を2秒ごとに又はそのトランスポートチャネルブロックエラーレートを毎秒報告することが設定され得る。
より詳細に測定対象設定を説明すべく、LTEでは、(3GPP TS 36.331に規定されるように)測定対象設定を定義するフォーマットは、ASN.1と呼ばれ、電気通信プロトコルによって送信されるデータを記述するために使用される形式表記である。ASN.1の定義は、http://www.itu.int/en/ITU-T/asn1/Pages/introduction.aspxにある。
仕様のいくつかの関連部分、及び設定の様々な構成フィールドの定義が後に続くLTEにおける従来の測定対象設定「MeasObjectEUTRA」が、以下で与えられている。
フィールド識別子は小文字で始まり、その後は大文字と小文字が混在したものを使用しなければならない(例えば、establishmentCause)。フィールド識別子が頭字語(通常は大文字)で始まる場合、頭字語全体が小文字になる(pLMN-Identityではなく、plmn-Identity)。頭字語は、対応するタイプ識別子による一貫した検索パターンを容易にするために、ハイフンで始まる(ueIdentityではなくue-Identity)。
特定の言語、特にC++やJava(登録商標)などの広く使用されている言語のキーワードになる可能性が高い識別子は、可能な限り回避されるべきである。
Figure 2020505843
上記で、ARFCNは、キャリア中心が位置する可能な場所を意味する。Q-Offsetは、セルの何らかのオフセット値であり、RRC_idle状態でのセル再選択のような2、3のシナリオのために使用される。その意図は、いくつかのセルの何らかの優先順位を設定することである。例えば、セル1の電力がセル2よりも大きい場合に、UEはセル1にキャンプオンする。オフセット値を用いて、セル1>セル2+オフセット値の場合に、UEはセル1にキャンプオンすることができるようにされ得る。DEFAULT dB0は、オフセットのデフォルト値が0dBであることを意味する。
presenceAntennaPort1は、アンテナポート1が使用中であるかどうかを示し、0又は1のいずれかの値をとる。neighCellConfigは、この周波数の隣接セルのMBSFN及びTDD UL/DL設定に関連した情報を提供する。更なる定義は、次の表によって与えられる。
Figure 2020505843
Figure 2020505843
上の表から分かるように、測定設定は、UEが測定すべきセル(ホワイトリスト)及び測定すべきでないセル(ブラックリスト)を夫々識別するホワイトセルリスト及びブラックセルリストを含み得る。設定から、UEは、測定されるべき適切なセル(測定設定内でリストアップされていないセルを含む。)を自動的に識別し、測定結果を報告する。
上記の文章は、LTEにおいてCRSを使用した測定報告のための取り決めをまとめたものである。なお、特にビームフォーミング技術を考慮した新しい配置シナリオ、新しい設計哲学及び新しい技術により、NRの参照シンボルの設計は、LTE CRS設計と比べて著しく異なる可能性がある。有意且つ効率的なNR RRM測定を保証するよう、NRの測定設定情報も大幅に更新される必要がある。
図4は、第1基地局21が第1セルCell1を提供し、第2基地局22が第2セルCell2を提供し、第3基地局3が第3セルCell3を提供するLTEシステムの一例を示す。第1UE11はCell1にキャンプオンしており、第2UE12はCell2にキャンプオンしている。Cell1、Cell2及びCell3は同じオペレータに属し、従って、同じ周波数キャリア(レイヤ/コンポーネント)を用いる。図4のリソースグリッドRGは、1つのセルのアンテナポート0からのCRSを示す。図2と同じく、“R”は、1つのPRB対における参照シンボルの位置を示す。“X”と標記されている位置は、同じセルのアンテナポート1のための参照シンボル位置を示す。図1は1つのPRB対しか示さないが、既に述べられたように、基準信号は、動作帯域幅全体をカバーし、時間領域では周期的に繰り返される。
参照シンボルを用意することで、特定の“オーバーヘッド”、すなわち、全ての利用可能なリソースに対する参照シンボルの数が発生する。図4に示されるように、アンテナポート0に対する2つのPRB内で、8つの参照シンボル“R”が存在する。PRB対における時間/周波数位置の総数のほんの一部として、従って、オーバーヘッドは8/(14×12)である。参照シンボルの数を減らすことができるならば、オーバーヘッドは減少する。
UE11及びUE12は、セル固有基準信号に基づきRRM測定(RSRP又はRSRQ)を実行する。2つのPRBのアンテナポート0のセル固有基準信号のパターンは、図4内の右側の小さい図に示されている。同じパターンが時間領域及び全システム帯域幅にわたって繰り返されるので、UEは、測定について、時間領域での開始点及び終了点に関わらず、且つ、周波数領域での位置にかかわらず、一貫した測定プロセスに従い、測定結果は、レイヤ1(L1)又はレイヤ3(L3)フィルタリングによって更に処理される場合に歪むことがない。
ネットワークオペレータは、周波数レイヤ/コンポーネントと以降呼ばれる特定の周波数帯域又はキャリアを使用することを許可されている。従って、LTEにおける測定設定情報内の測定対象の基本単位は、特定の周波数レイヤ/コンポーネントである。時間、周波数又は空間情報は、UEが全てのCRSを同じように測定すると考えられるので、LTEでは測定設定メッセージ内に含まれる必要がない。
図5は、UE11がCell1にキャンプオンしており、UE12がCell2にキャンプオンしているNRシステムの一例を示す。Cell1、Cell2及びCell3は同じ周波数キャリアに属する。各セルは、上記のアナログ又はデジタルビームフォーミング技術を使用し、ビームフォーミングパターン(ビームの数及び方向)は、図示されるように、異なる時間周期T1及びT2内で変化すると考えられる。
LTEと同様に、UEは、基準信号に対して測定を実行する必要がある。これらの基準信号は、LTE(又はそれらの同等物)と同様に、CRSを含むと期待され得る。しかし、新しい基準信号、例えば、アナログ又はデジタルビームフォーミングによるセルからの個々のビームに対応するビーム固有基準信号が導入されてよい。ビーム固有基準信号の使用は、LTEには存在しないビーム識別子又は“ビームID”の使用を高い確実性で必要とすることになる。導入される場合に、ビームIDは、物理層概念であり、UEは、同期信号などの特別な信号を通じてビームIDを実現する。
期間T1の間、UE11がCell1及びCell2の測定結果を比較して、関連する更なる測定をトリガすべきか又はハンドオーバーを準備すべきかを決定することは理にかなっている。しかし、図5が示すように、T1においてCell3のビームがUE11から離れる方向に向いており、Cell3をUE11によって検出することを困難にするので、UE11が、T1の間、Cell3に関する測定結果に基づき、Cell3が不適切なセルであると決定するのは合理的でない。
実際に、より合理的な方法は、UE11が期間T1の間にCell3に対して何らかの測定を実行することを許可しないことである。このように、UE11は、測定に使用される電力消費を減らし、同時に、信頼できない測定データを取得することもない。
一般に、NRのための基準信号設計は、次の理由により、周波数に依存し得る:
(i)異なるニューメロロジーのための異なる密度/パターン
(ii)オーバーヘッドを節約するための異なる密度/パターン(それは、1異なるニューメロロジー、2オーバーヘッド節約により、更に時間に依存し得る。)
(iii)ビームフォーミング動作(更に、セル固有基準信号及びビーム固有基準信号などのような、NRのための基準信号の複数の層/レベルが存在し得る。)。
従って、測定対象がキャリア周波数に依存するLTEにおける測定設定メッセージは、NRにとって適切でなく、次のような様々な欠点がある。
第1に、LTEに使用されるスキームは、基準信号の送信があるセルで一時的にオフされる場合に測定複雑性を軽減することができない。第2に、L1フィルタリング又はL3フィルタリングの後、有用な情報が隠されるか、又は結果が歪んだ結果となる可能性がある。例えば、図5で、期間T1及びT2にわたってUE11又はUE12のどちらか一方の測定結果を平均化することは意味がない。第3に、実現可能性の問題がある。NRでは、端末は常にシステム帯域幅をサポートするわけではない。どんな場合でも、ビームレベル測定を実行するとき、ビームIDなどの追加の情報が必要とされ、それは、現在のメッセージ構造によってはサポートされていない。
従って、測定設定のメッセージ構造は、NRシステムのために再設計される必要がある。
上述されたように、5G NR(New Radio)のための基準信号設計は、それが時間/周波数/空間に依存し得る点を含め、LTEのそれと比べて大きく異なり得る。RRM測定を設定するために基地局(例えば、“gNB”)からUEへ送信される測定設定メッセージは、それが5G NRの特性を満足するために大幅に変更される必要がある。実施形態では、測定設定メッセージのための様々な解決法が提供される。
より具体的には、LTEでは測定設定メッセージは周波数キャリアごとに異なり、これはLTEシステムには適しているが、本発明の実施形態は、NRのRRM測定に対する様々な要件を満足するために、測定設定メッセージが特定の期間、周波数範囲、時間/周波数グリッド、及び/又は特定のビーム若しくは周波数レイヤにわたって測定対象を設定することを可能にする。
本発明の第1の態様に従って、測定の報告のために無線通信システムにおいて端末を設定する方法であって、前記端末は、少なくとも1つの周波数レイヤで基地局から送信される少なくとも1つのビームを検出するよう構成される、前記方法において、
前記端末のための複数の測定対象を定義することであり、夫々の測定対象は、異なる持続時間、異なる周波数範囲、異なるビーム識別及び異なる周波数レイヤのうちの少なくとも1つに適用可能である、前記定義することと、
そのように定義された前記複数の測定対象を用いて、報告のために前記端末を設定することと
を有する方法が提供される。
ここで「持続時間」(time duration)は、少なくとも1つの測定が端末によって行われるべき期間を言う。「周波数範囲」(frequency range)は、端末が測定を行うべき周波数の範囲を言う。好適な実施形態では、測定対象の夫々は、端末による検出/測定に利用可能なリソース内の各々の時間/周波数グリッドに適用可能である。「時間/周波数グリッド」(time/frequency grid)は、定義された数のシンボル及びサブキャリアにわたって延在し、少なくとも1つの測定が行われるべきリソースグリッド上の定義された領域であってよい。
望ましくは、端末は、複数の周波数レイヤを検出するよう構成され、夫々の測定対象は、特定の周波数レイヤのために定義される。複数の周波数レイヤは、同じ基地局によって提供され得る。
端末は、少なくとも1つの周波数レイヤで少なくとも1つの基地局から複数のビームを検出するよう構成されてよく、その場合に、夫々の測定対象は、時間/周波数及びビームの両方に依存し、また、この場合に、測定対象は、ビーム識別を更に定義してよい。
端末(UE)は、システム帯域幅全体にわたって信号を検出するよう装備されていないことがある。然るに、夫々の測定対象は、UE能力情報によって示される帯域幅とシステム情報によって示される帯域幅との間の最小値である関連した測定帯域幅を有し得る。
上記のいずれの方法でも、基地局は、設定メッセージを前記端末へ送ることができ、設定メッセージは、(他の測定対象に対しては別個の設定メッセージを有して)複数の測定対象のうちの1つの測定対象を含む(又はそれに関連する)ことができる。代替的に、設定メッセージは、複数の測定対象を含む(又はそれらに関連する)ことができる。
夫々の測定設定は、端末に、基地局によって送信される基準信号を測定させるためであってよく、基準信号は、異なる持続時間、異なる周波数範囲、異なるビーム識別及び異なる周波数レイヤのうちの少なくとも1つを用いて送信される。
前記又は夫々の設定メッセージに応答して、端末は、1つの周波数レイヤに適用可能な、又は所与の期間に適用可能な測定対象、などを記録するために、少なくとも1つの測定対象リストを生成し得る。
他の実施形態(以下で参照される第2の態様の主題でもある。)では、測定対象は、同じ持続時間、周波数範囲、時間/周波数グリッド、ビーム識別、周波数レイヤ又はそれらの組み合わせに適用可能な2つ以上の測定対象を含む。端末は、複数の異なる報告設定の少なくとも1つに基づき基地局へ測定報告を配信し、同じ持続時間、周波数範囲、時間/周波数グリッド、ビーム識別又は周波数レイヤは、端末が利用可能なもののサブセットである。
本発明の第2の態様に従って、測定の報告のために無線通信システムにおいて端末を設定する方法であって、前記端末は、少なくとも1つの周波数レイヤで基地局から送信される少なくとも1つのビームを検出するよう構成される、前記方法において、
前記端末に対して、同じ持続時間、周波数範囲、時間/周波数グリッド、ビーム識別、周波数レイヤ又はそれらの組み合わせに適用可能な複数の報告設定を設定することと、
前記端末が、前記複数の報告設定のうちの少なくとも1つに基づき、基地局へ測定報告を配信することと
を有し、
前記同じ持続時間、周波数範囲、時間/周波数グリッド、ビーム識別又は周波数レイヤは、前記端末が利用可能なもののサブセットである、
方法が提供される。
本発明の第3の態様に従って、端末及び基地局を有する無線通信システムであって、
前記基地局は、
少なくとも1つの周波数レイヤで少なくとも1つのビームを送信し、
複数の測定対象により前記端末を設定する
よう構成され、夫々の測定対象は、異なる持続時間、異なる周波数範囲、異なるビーム識別及び異なる周波数レイヤのうちの少なくとも1つに適用可能であり、
前記端末は、
そのように設定された前記複数の測定対象の夫々に対して測定を実行する
よう構成される、
無線通信システムが提供される。
本発明の第4の態様に従って、無線通信システム内の基地局であって、
少なくとも1つの周波数レイヤで少なくとも1つのビームを端末へ送信し、
複数の測定対象により前記端末を設定する
よう構成され、夫々の測定対象は、異なる持続時間、異なる周波数範囲、異なるビーム識別及び異なる周波数レイヤのうちの少なくとも1つに適用可能である、
基地局が提供される。
本発明の第5の態様に従って、無線通信システム内の端末であって、
複数の測定対象の設定を受け、夫々の測定対象は、異なる持続時間、異なる周波数範囲、異なるビーム識別及び異なる周波数レイヤのうちの少なくとも1つに適用可能であり、
そのように設定された前記複数の測定対象の夫々に対して測定を実行する
よう構成される、端末が提供される。
上記のシステム、基地局及び端末は、第1又は第2の態様の方法に関して上述された特徴のいずれを含んでもよい。
よって、実施形態における特徴は、次のいずれか1つ以上を含む:
●マルチビーム/シングルビーム動作による通信システム内の測定設定のために設計される方法であって、
○前記システムが特定のUEのために複数の測定対象を定義することを可能にすること
を有する方法。
●特定の端末及び特定の周波数レイヤ/コンポーネントに対して、異なる持続時間にわたって複数の測定対象を定義すること。
●特定の端末及び特定の周波数レイヤ/コンポーネントに対して、異なる周波数範囲にわたって複数の測定対象を定義すること。
●特定の端末及び特定の周波数レイヤ/コンポーネントに対して、異なる時間/周波数グリッドにわたって複数の測定対象を定義すること。
●特定の端末及び特定の周波数レイヤ/コンポーネントに対して、異なるビーム識別にわたって複数の測定対象を定義すること。
●特定の端末及び特定の周波数レイヤ/コンポーネントに対して、リソースが上記の持続時間、範囲、時間/周波数グリッド又はビーム識別の組み合わせであることができる場合に異なるリソースにわたって複数の測定対象を定義すること。
●各測定対象内の測定帯域幅は、UE能力情報によって示される帯域幅とシステム情報によって示される帯域幅との間の最小値である。
実施形態は、更に次を含むことができる:
●マルチビーム/シングルビーム動作による通信システム内の測定設定のために設計される方法であって、
○特定の端末に対して、同じ持続時間、周波数範囲、時間/周波数グリッド若しくはビーム識別又はそれらの組み合わせにわたって複数の報告設定を定義すること
を有する方法。
一般に、そして反対の明確な意図がない限り、たとえそのような組み合わせが本明細書に明示的に言及又は記載されていなくても、本発明の一態様に関して記載された特徴は等しく且つ任意の組み合わせで他の態様に適用され得る。
上記の語「セル」は、広く解釈されるべきであり、例えば、セルの部分、ビーム、又は送信ポイント若しくはアクセスポイントの通信範囲を含み得る。上述されたように、セルは、通常は基地局によって提供される。各セルは、少なくとも1つのキャリア周波数及び周波数帯域(レイヤ又はコンポーネントとも以下で称される。)に関連付けられる。周波数帯域は、セルによって使用される無線周波数の範囲である。基地局は、5Gシステム内の他の局から信号を送信及び受信するのに適した如何なる形をとってもよく、例えば“gNB”と呼ばれ得る。
上記の「端末」は、ユーザ機器(UE)、加入者局(SS)、若しくは移動局、又は何らかの他の適切な固定又は移動体の形をとり得る。本発明を視覚化するために、端末を携帯電話機と仮定することが都合がよい(多くの場合に、端末の少なくともいくつかは携帯電話機を有する。)が、これから何等の制限を課されるべきではない。
単なる一例として、添付の図面が参照される。
5G無線通信システムのための要件を表す。 PRB対を含む、LTEにおけるフレーム構造を示す。 LTEにおける測定対象、測定ID、及び報告設定の間の関係を示す。 LTEにおけるUEによる複数のセルのRRM測定を表す。 ビームフォーミング動作を伴うニューラジオ(NR)セルの組を表す。 第1実施形態を概略的に表す。 本発明が提供され得る端末の略ブロック図である。 本発明が適用され得る基地局の略ブロック図である。
本発明は、LTEと多くの特性を共有すると考えられる5G/NRに基づく実施形態を参照して記載される。
前述の議論に基づき、実施形態で用いられる原理は、測定対象設定がキャリア周波数(レイヤ)から独立していることを可能にする新しい測定対象設定定義を作ることである。測定対象設定は、新しい設計が複数の対象が1つの特定のキャリア周波数のために設定されることを可能にし、一方で、LTEではただ1つの測定対象しか特定のキャリア周波数のために設定され得ないという意味で、キャリア周波数から独立している。測定対象設定は、測定対象ごとに異なる時間/周波数/空間リソースを指定することができる。これは、上記の測定設定の制限/不能を解消し、様々な測定設定が異なる測定目的のために使用され得る方法を提供する。この原理の使用は、異なる測定対象が、導入される追加の設定情報に依存して構成されることを可能にする。言い換えると、上記の原理の使用は、測定対象の“分解能”を増大させ、これは、測定対象が、以前は考慮され/組み込まれ得なかった時間/周波数/空間領域リソースを考慮し/組み込むことを可能にする。本発明の実施形態における測定対象設定は、LTEのために知られており且つ導入部で記載された、図3に示されるMO、MID及びRCの組み合わせを含む技術を再利用することができる。しかし、実施面では、3GPP標準の変更が、測定対象設定の部分として新規のパラメータを含めるために必要とされる。
上記の原理を用いる第1実施形態は、特定の持続時間に対して測定対象を形成することであり、すなわち、測定対象は時間に依存する。これは、複数の測定対象が異なる持続時間に適用可能に定義され得ることを意味する。ここで、「持続時間」は、測定設定の有効な期間とは異なり、端末が測定を行うべき期間を言う点が留意されるべきである。測定設定は、将来の測定設定によって置き換えられるか又は取り消されるまで、無期限に有効なままであってよい。
図6は、本実施形態における動作を概略的に示す。これまでのように、21は基地局を表し、T1及びT2は、この基地局の動作の期間であり、この例では、更なる期間T3が加えられている。例えば、期間T1、T2及びT3は、1つ以上のフレームにわたって循環的に繰り返されてよい。なお、これは必須ではない。基地局は複数のキャリアにより動作する。すなわち、それは、Layer1及びLayer2によって示されるように、それに適用可能な1つよりも多い周波数コンポーネント又はレイヤを有する。
レイヤの夫々について、基地局は、測定対象の組、レイヤ1のためのMO1、MO2及びMO3、並びにレイヤ2の場合におけるMO4、MO5及びMO6を設定する。この例では、MO1は期間T1に適用され、MO2は期間T2に適用され、MO3は期間T3に適用される。測定対象のこれらの組の夫々は、端末11へ通知され、少なくとも1つの測定対象リスト、この場合に、レイヤ1についての第1リストList1及びレイヤ2のための第2リストList2を形成する。リストは、関連するレイヤが測定対象ごとに識別される限りは、当然ながら単一のリストに統合され得る。設定プロセスは、更なるレイヤ及び/又は動作の期間について繰り返され得る。設定は、同じレイヤの全ての測定対象のための集合的なメッセージによって、又は全てのレイヤにおける全ての測定対象のための集合的なメッセージによって、測定対象ごとの別個のRRCConnectionReconfigurationメッセージ(又は同等物)によってよい。
上記の実施形態を実施するよう、1つの可能性は、次の例で示されるように、LTEのための現在の測定対象構造に基づき、新しいIEを測定対象構造に加えることである:
Figure 2020505843
ここで(同様に、以下の実施形態で)、太字は、本発明における測定対象への新規の追加を示す。設定は、それが5G/NR用であることを表すよう“MeasObjectNR”と表記されている。この場合に、追加されたパラメータ“allowedMeasTimeDuration”は、測定を行う期間であり、測定は、必要に応じて、その期間内に繰り返され得る。この期間を通して端末は測定する必要がないことがある。新規のパラメータallowedMeasTimeDurationの使用に対する1つの可能性は、ある基準信号が送信されている間にのみ測定を実行するようUEに指示することである。もう1つの可能性は、ビームの方向がそのUEの方を向いている場合に特別なビームを測定することである。いずれの場合も、それは、必要に応じていつUEが測定を開始及び中止すべきかを制御するための時間領域におけるパラメータである。そのような種類の制御はLTEには存在せず、それはLTEに必要でもない。
上記の原理を用いる第2実施形態は、特定の周波数範囲に対して測定対象を形成することであり、すなわち、測定対象は周波数範囲に依存する。LTEでは、UEは全てのとり得るシステム帯域幅をサポートし、一方、NR UEは、必ずしも全てのとり得るシステム帯域幅をサポートしない。従って、UE能力が測定対象設定において考慮されるべきである。UE能力は、UEがシステムにアクセスする場合にシステムによって知られるべきであり、故に、このパラメータは測定対象の部分として通信され得る。1つの解決法は、LTEのための現在の測定対象構造に基づき、より具体的には、既存のIEであるallowedMeasBandwidthを定義し直すことによって、新しいIEを測定対象構造に加えることである。新しい定義は:

allowedUEMeasBandwidth=min{UE能力に基づきサポートされる帯域幅,システム情報によって示される測定帯域幅}

であることができる。
一例となる実施は、次のように示される:
Figure 2020505843
上記の測定対象では、可能な帯域幅の一部を測定するようにUEに指示する第2の新規パラメータ“allowedMeasFreqRange”がある。言い換えると、allowedMeasFreqRangeは、allowedUEMeasBandwidthのサブセットである。allowedMeasFreqRangeによってカバーされない帯域幅の部分に関して、これは別の設定メッセージによってカバーされ得るか、あるいは、本実施形態の変形例として、1つのメッセージが異なる周波数範囲ごとの複数の設定を含み得る。
上記の原理を用いる第3の好適な実施形態は、特定の時間/周波数グリッドに対して測定対象を形成することであり、すなわち、図3に示されたようなリソースグリッド上の定義された領域である。このようにして、測定対象は時間/周波数に依存する。上記の第1及び第2の実施形態と同様に、新しいIEが、次の例で示されるように、LTEのための現在の測定対象構造に基づき測定対象構造に加えられ得る(第2実施形態で述べられたUE能力に基づく測定帯域幅もここでは考慮される。):
Figure 2020505843
これまでのように、ここで“MeasTim”は、UEが測定を行う期間を表す。よって、ネットワークは、UEに時間/周波数グリッドの範囲を設定し、UEは、この特定の時間/周波数グリッドの中で1つ以上の基準信号を測定する。
先と同じく本実施形態の変形例として、1つのメッセージは、例えば、同じサブフレーム内で、異なる時間/周波数グリッドのための複数の設定を含んでよい。
上記の原理を用いる第4実施形態は、特定の時間/周波数グリッド及び1つ以上のビームに対して測定対象を形成することであり、すなわち、測定対象は、時間/周波数及びビーム識別に依存する。上述されたように、ビームIDがNRにより導入されることが期待され、このIDは、LTEにおける“セルリスト”と同様の方法で“ビームリスト”を形成するために使用され得る。前述の実施形態と同様に、新しいIEが、次の例で示されるように、LTEのための現在の測定対象構造に基づき測定対象構造に加えられ得る:
Figure 2020505843
上記のフォーマットを導入部で与えられた従来のフォーマットと比較して明らかなように、2つの新規のリスト“beamsToRemoveList”及び“beamsToAddModList”が、LTEにおけるセルに使用されるメッセージ構造と同様に(cellsToRemoveList、cellstoAddModList)、設けられている。このようにして2つのリストを設けることは、実施の容易のために既存のメッセージ構造を再利用する。
第5実施形態は、UEが特定のキャリア周波数レイヤ/コンポーネントに対して複数の測定対象リスト生成及び保持することを可能にすることである。夫々の測定対象リストは、前述の実施形態で定義された1種類の測定対象から成ることができる。例えば、従って、別個のリストが周波数レイヤごとに保持され得る。LTEにおける現在のプロシージャは、基地局が一度に全ての測定対象設定を提供することであり、設定が更新される必要がある場合には、基地局は新しい設定を提供することになる。同じプロシージャはNRによって再利用され得る。
報告設定に関して、報告設定が上記の追加の設定情報も考慮することができるようにされることが好ましい。
第6実施形態(前述の実施形態のいずれかと組み合わされ得るか、又は単独で使用され得る。)は、持続時間情報、周波数範囲情報、時間/周波数グリッド情報又はビーム識別情報が1つの特定の報告設定に含まれることを可能にすることであるが、異なる報告設定が同じリソースに対して設定され得る。例えば、1つの特定の時間/周波数グリッドにわたって、複数の報告設定が設定可能であり、このとき、異なる報告設定は、異なるトリガ数量条件、報告数量条件又は報告間隔などのいずれか1つを有し得る。
ここで、その意図は、測定目標が同じままであっても報告規則を変えることである。端末が周波数/時間リソースAにより基準信号を測定しようとすると仮定して、リソースAに対して設定される2つの測定対象(Ob1及びOb2)が存在し得る。次いで、条件1が満足される場合にOb1の測定結果がネットワークに報告され、条件2が満足される場合にOb2の測定結果が報告される。
図7は、本発明が適用され得る端末10の例を表すブロック図である。端末10は、上記の無線通信システムで使用され得る如何なるタイプのデバイスも含むことができ、セルラー(又はセル)フォン(スマートフォンを含む。)、移動体通信機能を備えたパーソナル・デジタル・アシスタント(PDA)、移動体通信部を備えたラップトップ又はコンピュータシステム、及び/又は無線通信することができる何らかのデバイスを含んでよい。端末10は、少なくとも1つのアンテナ802へ接続された送信器/受信器ユニット804(一緒に通信ユニットを定義する。)と、記憶媒体808の形をとるメモリへのアクセスを有するコントローラ806とを含む。コントローラ806は、例えば、マイクロプロセッサ、デジタル・シグナル・プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、又は信号を測定すること、何らかのフィルタリングを適用すること及び測定報告を構成することを含む上記の様々な機能を実行するようプログラムされた若しくは別なふうに構成された他の論理回路であってよい。例えば、上記の様々な機能は、記憶媒体808に記憶され、コントローラ806によって実行されるコンピュータプログラムの形で具現されてよい。送信/受信ユニット804は、コントローラ806の制御下で、上述されたように、CRS又は同等物を含む基地局からの伝送を検出するよう構成される。記憶媒体808は、検出された信号において取得される測定を記憶する。
図8は、1つ以上のセルに関与する基地局(gNB)20の例を表すブロック図である。基地局は、少なくとも1つのアンテナ902へ接続された送信器/受信器ユニット904(一緒に通信ユニットを定義する。)と、コントローラ906とを含む。コントローラは、例えば、マイクロプロセッサ、DSP、ASIC、FPGA、又は基地局へ接続された各端末10のために測定対象を生成することを含む上記の様々な機能を実行するようプログラムされた若しくは別なふうに構成された他の論理回路であってよい。例えば、上記の様々な機能は、記憶媒体908に記憶され、コントローラ906によって実行されるコンピュータプログラムの形で具現されてよい。送信/受信ユニット904は、コントローラ906の制御下で、基準信号をブロードキャストすることや、測定設定を送信すること、などに関与する。
よって、要約すると、本発明の実施形態は、キャリア周波数と無関係である5G/NR無線通信のための測定対象設定を提供し、複数の測定対象が同じキャリア周波数のために設定されることを可能にする。夫々の測定対象は、NRのRRM測定に対する様々な要件を満足するために、特定の持続時間、周波数範囲、時間/周波数グリッド、及び/又は特定のビームにわたって定義され得る。このように、特定の端末及び特定のキャリア周波数(レイヤ又はコンポーネント)に対して、複数の測定対象が異なる時間/周波数グリッドにわたって定義され得る。
様々な変更が本発明の適用範囲内で可能である。
本発明は、FDD及びTDDシステムに、及び複合的なTDD/FDD実施に等しく適用可能である(すなわち、同じFDD/TDDタイプのセルに制限されない。)。「端末」との特許請求の範囲中の言及は、あらゆる種類のユーザデバイス、加入者局、移動端末などを対象とするよう意図され、LTEのUEに制限されない。
語「セル」は広く解釈されるべきであり、セルの部分、ビーム、及びアクセスポイント、送信ポイント又は他のネットワークノードのカバレッジ範囲を含む。
上記の本発明の態様又は実施形態のいずれにおいても、様々な機能はハードウェアで、又は1つ以上のプロセッサで実行されるソフトウェアモジュールとして実施されてよい。
1つの態様の特徴は、他の態様のいずれかに適用されてもよい。
本発明はまた、本明細書で記載される方法のいずれかを実行するコンピュータプログラム又はコンピュータプログラム製品、及び本明細書で記載される方法のいずれかを実行するコンピュータが記憶されているコンピュータ可読媒体も提供する。
本発明を具現するコンピュータプログラムは、コンピュータ可読媒体に記憶されてよく、あるいは、それは、例えば、インターネットのウェブサイトから供給されるダウンロード可能なデータ信号などの信号の形をとってよく、あるいは、それは、如何なる他の形もとってよい。
様々な変更及び/又は改良は、特許請求の範囲の適用範囲から逸脱せずに、まさに記載されている特定の実施形態に対して行われ得ることが明らかに理解されるべきである。
本発明の実施形態は、NRのRRM測定に対する様々な要件を満足するために、測定設定メッセージが特定の持続時間、周波数範囲、時間/周波数グリッド、及び/又は特定のビーム若しくは周波数レイヤにわたって測定対象を設定することを可能にする。このようにして、測定対象設定は、測定対象ごとに異なる時間/周波数/空間リソースを指定することができる。これは、従来の測定設定の制限/不能を解消し、様々な測定設定が異なる測定目的のために使用されること可能にし、それによって、次世代の無線ネットワークにおいて柔軟な測定報告を提供する。

Claims (15)

  1. 無線リソース測定(RRM)の報告のために無線通信システムにおいて端末を設定する方法であって、前記端末は、少なくとも1つの周波数レイヤで基地局から送信される少なくとも1つのビームを検出するよう構成される、前記方法において、
    前記端末のための複数の測定対象を定義することであり、夫々の測定対象は、異なる持続時間、異なる周波数範囲、異なるビーム識別及び異なる周波数レイヤのうちの少なくとも1つに適用可能である、前記定義することと、
    そのように定義された前記複数の測定対象を用いて、報告のために前記端末を設定することと
    を有する方法。
  2. 前記複数の測定対象の夫々は、前記端末による検出/測定に利用可能なリソース内の各々の時間/周波数グリッドに適用可能である、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記端末は、複数の周波数レイヤを検出するよう構成され、
    夫々の測定対象は、特定の周波数レイヤのために定義される、
    請求項2に記載の方法。
  4. 前記端末は、少なくとも1つの周波数レイヤで少なくとも1つの基地局から複数のビームを検出するよう構成され、
    夫々の測定対象は、時間/周波数及びビームの両方に依存する、
    請求項1乃至3のうちいずれか一項に記載の方法。
  5. 夫々の測定対象は、ビーム識別を更に定義する、
    請求項4に記載の方法。
  6. 夫々の測定対象は、UE能力情報によって示される帯域幅とシステム情報によって示される帯域幅との間の最小値である関連した測定帯域幅を有する、
    請求項1乃至5のうちいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記基地局が設定メッセージを前記端末へ送ることを更に有し、
    前記設定メッセージは、前記複数の測定対象のうちの1つ以上の測定対象を含む、
    請求項1乃至6のうちいずれか一項に記載の方法。
  8. 夫々の測定設定は、前記基地局によって送信される基準信号の検出/測定用であり、
    前記基準信号は、前記異なる持続時間、前記異なる周波数範囲、前記異なるビーム識別及び前記異なる周波数レイヤのうちの前記少なくとも1つを用いて送信される、
    請求項1乃至7のうちいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記端末が少なくとも1つの測定対象リストを生成することを更に有し、
    前記又は夫々の測定対象リストは、1つの前記周波数レイヤに適用可能な前記測定対象を記録する、
    請求項1乃至8のうちいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記複数の測定対象は、同じ持続時間、周波数範囲、時間/周波数グリッド、ビーム識別、周波数レイヤ又はそれらの組み合わせに適用可能な2つ以上の測定対象を含み、
    前記端末は、異なる報告設定に基づき基地局へ測定報告を配信し、
    前記同じ持続時間、周波数範囲、時間/周波数グリッド、ビーム識別又は周波数レイヤは、前記端末が利用可能なもののサブセットである、
    請求項1乃至9のうちいずれか一項に記載の方法。
  11. 測定の報告のために無線通信システムにおいて端末を設定する方法であって、前記端末は、少なくとも1つの周波数レイヤで基地局から送信される少なくとも1つのビームを検出するよう構成される、前記方法において、
    前記端末に対して、同じ持続時間、周波数範囲、時間/周波数グリッド、ビーム識別、周波数レイヤ又はそれらの組み合わせに適用可能な複数の報告設定を設定することと、
    前記端末が、前記複数の報告設定のうちの少なくとも1つに基づき、基地局へ測定報告を配信することと
    を有し、
    前記同じ持続時間、周波数範囲、時間/周波数グリッド、ビーム識別又は周波数レイヤは、前記端末が利用可能なもののサブセットである、
    方法。
  12. 端末及び基地局を有する無線通信システムであって、
    前記基地局は、
    少なくとも1つの周波数レイヤで少なくとも1つのビームを送信し、
    複数の測定対象により前記端末を設定する
    よう構成され、夫々の測定対象は、異なる持続時間、異なる周波数範囲、異なるビーム識別及び異なる周波数レイヤのうちの少なくとも1つに適用可能であり、
    前記端末は、
    そのように設定された前記複数の測定対象の夫々に対して測定を実行する
    よう構成される、
    無線通信システム。
  13. 無線通信システム内の基地局であって、
    少なくとも1つの周波数レイヤで少なくとも1つのビームを端末へ送信し、
    複数の測定対象により前記端末を設定する
    よう構成され、夫々の測定対象は、異なる持続時間、異なる周波数範囲、異なるビーム識別及び異なる周波数レイヤのうちの少なくとも1つに適用可能である、
    基地局。
  14. 無線通信システム内の端末であって、
    複数の測定対象の設定を受け、夫々の測定対象は、異なる持続時間、異なる周波数範囲、異なるビーム識別及び異なる周波数レイヤのうちの少なくとも1つに適用可能であり、
    そのように設定された前記複数の測定対象の夫々に対して測定を実行する
    よう構成される、端末。
  15. トランシーバを装備されたコンピュータ装置のプロセッサによって実行される場合に、請求項13の基地局又は請求項14の端末を提供するコンピュータ可読命令の組の形式でのソフトウェア。
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