JP2020505838A - データ通信方法及び装置並びに記憶媒体 - Google Patents

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Abstract

本発明はデータ通信方法を開示し、該方法において、ユーザー装置(UE)は基地局へUEが複数の無線周波数(RF)チェーンを用いてデータ通信を行う能力を含むレポートを送信し、基地局からどのようにコンポーネントキャリアにおいて複数のRFチェーンを用いてデータ通信を行うかについての命令を受信し、該命令に基づいて、複数のRFチェーンをコンポーネントキャリアにおいて動作するように設定し、コンポーネントキャリアにおいて複数の設定されたRFチェーンを用いて基地局とのデータ通信を実行する。本発明は更にデータ通信装置及びコンピュータ可読記憶媒体を開示する。

Description

関連出願の相互参照
本願は、2017年1月20日に提出した米国仮出願第62/448,847号の優先権を主張し、該米国仮出願の全内容が本願の一部として援用される。
本開示は通信技術分野に関し、特にデータ通信方法及び装置並びに記憶媒体に関する。
第4世代(4G)のロングタームエボリューション(LTE)通信システムにおいて、1つのコンポーネントキャリアが20MHzの最大帯域幅を有し、ユーザー装置(UE)が1つの無線周波数(RF)チェーンのみを用いて帯域幅全体をカバレッジできる。
第5世代(5G)の新無線(NR)通信システムにおいて、より高いピークデータレート及びセル能力を実現するために、コンポーネントキャリアがより大きな帯域幅、例えば80MHz、又は100MHz以上を有することが可能である。ところが、RFチェーンにおける現行の電力増幅器は通常、100MHzより遥かに小さい動作帯域幅(例えば、40MHz)を有するように設計されており、そしてより大きな動作帯域幅(例えば、60MHz又は80MHz)を有するように電力増幅器を設計する場合、コストが著しく高くなってしまう。それ以外、広帯域幅は、更に消費電力、コスト、処理能力の面において、RFチェーンにおける他の装置(例えば、A/D及びD/A変換器)及びベースバンドプロセッサに対して大きな挑戦をもたらす。従って、UEが1つのRFチェーンのみを用いてこのような広帯域幅をカバレッジすることが困難である。従って、特にUEが複数の利用可能なRFチェーンを有するとき、どのようにUEのRFチェーンを用いてUEと基地局との間のコンポーネントキャリアにおいてデータ通信を実行するかは、解決すべき問題となる。
本開示の実施例はUEの能力に基づいてUEと基地局との間のコンポーネントキャリアにおいてデータ通信を行う最適なスケジューリングを実現することのできるデータ通信方法及び装置並びに記憶媒体を提供する。
本開示の第1態様はデータ通信方法を提供し、該データ通信方法は、ユーザー装置(UE)が前記UEが複数の無線周波数(RF)チェーンを用いてデータ通信を行う能力を取得することと、基地局へ前記UEが複数の無線周波数(RF)チェーンを用いてデータ通信を行う能力を含むレポートを送信することと、を含む。
いくつかの実施例において、前記方法は、更に、前記UEが前記基地局からコンポーネントキャリアにおいて如何に前記複数のRFチェーンを用いてデータ通信を行うかについての命令を受信することと、前記命令に基づいて、前記コンポーネントキャリアにおいて動作するようにいくつかのRFチェーンを設定することと、を含んでもよい。
いくつかの実施例において、前記レポートは、各RFチェーンの動作帯域幅、又はどのRFチェーンを用いて前記コンポーネントキャリアのどの部分の帯域幅において動作するかの指示をさらに含んでもよい。
いくつかの実施例において、前記命令が、前記UEが前記コンポーネントキャリアにおいて前記複数のRFチェーンのうちの2つ以上のRFチェーンを用いることを許容することを含む場合、前記命令に基づいて、前記コンポーネントキャリアにおいて動作するようにいくつかのRFチェーンを設定する動作は、前記UEが前記命令に基づいて、前記2つ以上のRFチェーンのうちの各RFチェーンを前記コンポーネントキャリアの部分帯域幅において動作するように設定し、各RFチェーンの動作している前記部分帯域幅が互いに隔てられることを含んでもよい。
いくつかの実施例において、前記命令が、前記UEが前記コンポーネントキャリアにおいて前記複数のRFチェーンのうちの2つ以上のRFチェーンを用いることを禁止することを含む場合、前記命令に基づいて、前記コンポーネントキャリアにおいて動作するようにいくつかのRFチェーンを設定する動作は、前記UEが前記命令に基づいて、1つのRFチェーンを前記コンポーネントキャリアにおいて動作するように設定することを含んでもよく、前記方法は更に前記UEが他のRFチェーンをオフにすることを含む。
いくつかの実施例において、前記命令は、前記コンポーネントキャリアのどの部分の帯域幅を用いるかをさらに含んでもよく、前記命令に基づいて、1つのRFチェーンを前記コンポーネントキャリアにおいて動作するように設定する動作は、前記UEが該RFチェーンを前記コンポーネントキャリアの命令された部分の帯域幅において動作するように設定することを含んでもよい。
いくつかの実施例において、前記命令は、前記コンポーネントキャリアの帯域幅の第1部分と第2部分を用いてダウンリンクデータ通信及びアップリンクデータ通信をそれぞれ行うことをさらに含んでもよく、前記命令に基づいて、1つのRFチェーンを前記コンポーネントキャリアにおいて動作するように設定する動作は、該RFチェーンのダウンリンク部分を前記コンポーネントキャリアの帯域幅の第1部分において動作するように設定することと、該RFチェーンのアップリンク部分を前記コンポーネントキャリアの帯域幅の第2部分において動作するように設定することと、を含んでもよい。
本開示の第2態様はデータ通信方法を提供し、該データ通信方法は、基地局がUEから前記UEが複数の無線周波数(RF)チェーンを用いてデータ通信を行う能力を含むレポートを受信することと、前記レポートに基づいて、どのようにコンポーネントキャリアにおいて前記複数のRFチェーンを用いるかを前記UEに命令することと、を含む。
具体的に、レポートを受信するとき、前記基地局は前記レポートに基づいて、前記UEがどのように前記コンポーネントキャリアにおいて前記複数のRFチェーンを用いてデータ通信を行うかを確定し、確定された結果に基づいて前記UEへ命令を送信することができる。
いくつかの実施例において、前記レポートは、前記複数のRFチェーンのうちの各動作帯域幅又はどのRFチェーンを用いて前記コンポーネントキャリアのどの部分の帯域幅において動作するかの指示をさらに含んでもよく、前記レポートに基づいて、どのようにコンポーネントキャリアにおいて前記複数のRFチェーンを用いるかを前記UEに命令する動作は、前記基地局がRFチェーンの動作周波数帯の間の間隔、RFチェーンの動作周波数帯と前記コンポーネントキャリアの帯域幅エッジとの間の間隔がいずれもそれぞれの対応するプリセット値以上であるかどうかを確定することと、前記間隔がいずれもそれぞれの対応するプリセット値以上である場合、前記UEが前記コンポーネントキャリアにおいて前記複数のRFチェーンのうちの2つ以上のRFチェーンを用いてデータ通信を行うことを許容することを確定し、又は、1つの間隔が対応するプリセット値より小さい場合、前記UEが前記コンポーネントキャリアにおいて前記複数のRFチェーンのうちの2つ以上のRFチェーンを用いてデータ通信を行うことを禁止することを確定することと、を含んでもよい。
いくつかの実施例において、前記基地局が、前記UEが前記コンポーネントキャリアにおいて前記複数のRFチェーンのうちの2つ以上のRFチェーンを用いてデータ通信を行うことを許容することを確定した場合、前記命令はどのRFチェーンが前記コンポーネントキャリアのどの部分の帯域幅を用いるかを含んでもよい。
いくつかの実施例において、前記基地局が、前記UEが前記コンポーネントキャリアにおいて前記複数のRFチェーンのうちの2つ以上のRFチェーンを用いてデータ通信を行うことを許容することを確定した場合、前記基地局が前記コンポーネントキャリアにおいて複数のパラメータセットを操作する場合、前記命令は異なるパラメータセットに対して異なるRFチェーンを用いることを含んでもよい。
いくつかの実施例において、前記基地局は前記UEが前記コンポーネントキャリアにおいて前記複数のRFチェーンのうちの2つ以上のRFチェーンを用いることを禁止することを確定した場合、前記命令は前記コンポーネントキャリアのどの部分の帯域幅を用いるかを含んでもよい。
いくつかの実施例において、前記基地局は前記UEが前記コンポーネントキャリアにおいて前記複数のRFチェーンのうちの2つ以上のRFチェーンを用いてデータ通信を行うことを禁止することを確定した場合、前記方法は更に前記基地局が前記コンポーネントキャリアにおいてダウンリンクデータ通信及びアップリンクデータ通信を別個に実行することを確定することを含んでもよく、前記命令は、前記UEがダウンリンクデータ通信及びアップリンクデータ通信を行う時に、前記コンポーネントキャリアの帯域幅の第1部分と第2部分をそれぞれ用いることをさらに含んでもよい。
本開示の第3態様はデータ通信装置を提供し、該データ通信装置は取得モジュール及び送信モジュールを備える。前記取得モジュールはユーザー装置(UE)が複数の無線周波数(RF)チェーンを用いてデータ通信を行う能力を取得するように構成される。前記送信モジュールは基地局へ前記UEが複数のRFチェーンを用いてデータ通信を行う能力を含むレポートを送信するように構成される。
いくつかの実施例において、前記装置は更に受信モジュール及び設定モジュールを備えてもよい。前記受信モジュールは前記基地局からコンポーネントキャリアにおいて如何に前記複数のRFチェーンを用いてデータ通信を行うかについての命令を受信するように構成される。前記設定モジュールは前記命令に基づいて、前記コンポーネントキャリアにおいて動作するようにいくつかのRFチェーンを設定するように構成される。
いくつかの実施例において、前記レポートは、各RFチェーンの動作帯域幅、又はどのRFチェーンを用いて前記コンポーネントキャリアのどの部分の帯域幅において動作するかの指示をさらに含んでもよい。
いくつかの実施例において、前記命令が、前記UEが前記コンポーネントキャリアにおいて前記複数のRFチェーンのうちの2つ以上のRFチェーンを用いることを許容することを含む場合、前記設定モジュールは前記命令に基づいて、前記2つ以上のRFチェーンのうちの各RFチェーンを前記コンポーネントキャリアの部分帯域幅において動作するように設定するように構成されてもよく、各RFチェーンの動作している前記部分帯域幅が互いに隔てられる。
いくつかの実施例において、前記命令が、前記UEが前記コンポーネントキャリアにおいて前記複数のRFチェーンのうちの2つ以上のRFチェーンを用いることを禁止することを含む場合、前記設定モジュールは前記命令に基づいて、1つのRFチェーンを前記コンポーネントキャリアにおいて動作するように設定するように構成されてもよく、前記設定モジュールは更に他のRFチェーンをオフにするように構成されてもよい。
いくつかの実施例において、前記命令は、前記コンポーネントキャリアのどの部分の帯域幅を用いるかをさらに含んでもよく、前記設定モジュールは該RFチェーンを前記コンポーネントキャリアの命令された部分の帯域幅において動作するように設定するように構成されてもよい。
いくつかの実施例において、前記命令は、前記コンポーネントキャリアの帯域幅の第1部分と第2部分を用いてダウンリンクデータ通信及びアップリンクデータ通信をそれぞれ行うことをさらに含んでもよく、前記設定モジュールは、該RFチェーンのダウンリンク部分を前記コンポーネントキャリアの帯域幅の第1部分において動作するように設定し、該RFチェーンのアップリンク部分を前記コンポーネントキャリアの帯域幅の第2部分において動作するように設定するように構成されてもよい。
本開示の第4態様はデータ通信装置を提供し、該データ通信装置は受信モジュール及び命令モジュールを備える。前記受信モジュールはUEが複数の無線周波数(RF)チェーンを用いてデータ通信を行う能力を含むレポートを受信するように構成される。前記命令モジュールは前記レポートに基づいて、どのようにコンポーネントキャリアにおいて前記複数のRFチェーンを用いるかを前記UEに命令するように構成されてもよい。
いくつかの実施例において、前記命令モジュールは確定ユニット及び送信ユニットを備えてもよい。前記確定ユニットは前記レポートに基づいて、前記UEがどのように前記コンポーネントキャリアにおいて前記複数のRFチェーンを用いてデータ通信を行うかを確定するように構成される。前記送信ユニットは確定された結果に基づいて前記UEへ命令を送信するように構成される。
いくつかの実施例において、前記レポートは、前記複数のRFチェーンのうちの各動作帯域幅又はどのRFチェーンを用いて前記コンポーネントキャリアのどの部分の帯域幅において動作するかの指示をさらに含んでもよく、前記確定ユニットは、RFチェーンの動作周波数帯の間の間隔、RFチェーンの動作周波数帯と前記コンポーネントキャリアの帯域幅エッジとの間の間隔がいずれもそれぞれの対応するプリセット値以上であるかどうかを確定するように構成されてもよく、前記間隔がいずれもそれぞれの対応するプリセット値以上である場合、前記UEが前記コンポーネントキャリアにおいて前記複数のRFチェーンのうちの2つ以上のRFチェーンを用いてデータ通信を行うことを許容することを確定し、又は、1つの間隔が対応するプリセット値より小さい場合、前記UEが前記コンポーネントキャリアにおいて前記複数のRFチェーンのうちの2つ以上のRFチェーンを用いてデータ通信を行うことを禁止することを確定するように構成されてもよい。
いくつかの実施例において、前記確定ユニットは前記UEが前記コンポーネントキャリアにおいて前記複数のRFチェーンのうちの2つ以上のRFチェーンを用いてデータ通信を行うことを許容することを確定した場合、前記命令はどのRFチェーンが前記コンポーネントキャリアのどの部分の帯域幅を用いるかを含んでもよい。
いくつかの実施例において、前記確定ユニットは前記UEが前記コンポーネントキャリアにおいて前記複数のRFチェーンのうちの2つ以上のRFチェーンを用いてデータ通信を行うことを許容することを確定した場合、前記基地局が前記コンポーネントキャリアにおいて複数のパラメータセットを操作する場合、前記命令は更に異なるパラメータセットに対して異なるRFチェーンを用いることを含んでもよい。
いくつかの実施例において、前記確定ユニットは前記UEが前記コンポーネントキャリアにおいて前記複数のRFチェーンのうちの2つ以上のRFチェーンを用いることを禁止することを確定した場合、前記命令は前記コンポーネントキャリアのどの部分の帯域幅を用いるかを含んでもよい。
いくつかの実施例において、前記確定ユニットは前記UEが前記コンポーネントキャリアにおいて前記複数のRFチェーンのうちの2つ以上のRFチェーンを用いてデータ通信を行うことを禁止することを確定した場合、前記確定ユニットは更に前記コンポーネントキャリアにおいてダウンリンクデータ通信及びアップリンクデータ通信を別個に実行することを確定するように構成されてもよく、前記命令は、前記UEがダウンリンクデータ通信及びアップリンクデータ通信を行う時に、前記コンポーネントキャリアの帯域幅の第1部分と第2部分をそれぞれ用いることをさらに含んでもよい。
本開示の第5態様はコンピュータ可読記憶媒体を提供し、該コンピュータ可読記憶媒体に命令が記憶され、該命令がプロセッサにより実行されるとき、該命令によってプロセッサが以上に記載の方法を実行する。
本開示によれば、広帯域幅通信システムにおいて、UEはUEが複数のRFチェーンを用いてデータ通信を行う能力を取得して基地局に報告することができる。このような方式に基づき、基地局は、どのようにコンポーネントキャリアにおいて複数のRFチェーンを用いてデータ通信を行うかをUEに命令することができる。従って、基地局は該コンポーネントキャリアにおけるデータ通信の最適なスケジューリングを実現することができる。例えば、複数のRFチェーンが直接UEに使用されるとき、複数のRFチェーン同士が干渉することを避けるとともに、帯域幅リソースを活用する。また、UEは使用しないと確定したRFチェーンをオフにすることができ、従ってUEの消費電力を削減する。
図1はUEのRFチェーンの概略構造を示す模式図である。 図2は本開示のいくつかの実施例に係るデータ通信方法を示すフローチャートである。 図3は本開示のいくつかの実施例に係るデータ通信方法を示すフローチャートである。 図4は本開示のいくつかの実施例に係るデータ通信装置を示すブロック図である。 図5は本開示のいくつかの実施例に係るデータ通信装置を示すブロック図である。 図6は本開示のいくつかの実施例に係るUEを示す概略ブロック図である。 図7は本開示のいくつかの実施例に係る基地局を示す概略ブロック図である。
以下、図面を参照しながら各態様を説明する。以下の説明において、説明のため、複数の具体的な詳細を詳述することにより1つ又は複数の態様の徹底的な理解を提供する。ところが、これらの具体的な詳細がない場合にこれらの態様を実施できることが明らかである。
本明細書においてユーザー装置(UE)に関連付けて各態様を説明し、UEは無線UEであってもよい。UEは更にシステム、装置、ユーザー要素、加入者局、移動局、移動物体、移動体装置、遠隔局、リモートUE、アクセスUE、ユーザーUE、通信装置、ユーザーエージェント又はユーザー装置と称されてもよい。UEはセルラー方式の電話、衛星電話、コードレスホン、セッション確立プロトコル(SIP)電話、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、無線接続能力を有するハンドヘルドデバイス、コンピューティングデバイス又は無線モデムに接続される他の処理装置であってもよい。なお、本明細書において基地局に関連付けて各態様を説明する。基地局は無線UEと通信することに用いられてもよく、且つ更にアクセスポイント、ノードB、進化型ノードB(eNB)、H(e)NB又はある他の用語と称されてもよい。
本開示の実施例に係るデータ通信方法及び装置に対する徹底的な理解を提供するために、まず、以下の説明においてUEのRFチェーンを説明する。図1にはUEのRFチェーンの概略構造の模式図を示す。図1に示すように、UEはn個のRFチェーン110−1、110−2・・・110−nを有し、nが1より大きな正の整数である。RFチェーン110−1、110−2・・・110−nのうちのそれぞれはアップリンク部分(更に送信(TX)チェーンと称される)及びダウンリンク部分(更に受信(RX)チェーンと称される)を含んでもよい。アップリンク部分は、ベースバンドプロセッサからデジタル信号を受信し、デジタル信号に対してD/A変換141、ミキシング151、パワー増幅161、フィルタリング171等の処理を実行し、次にアンテナによって処理後の信号を送信するように構成されてもよい。ダウンリンク部分は、アンテナから無線信号を受信し、受信された信号に対してフィルタリング172、低雑音増幅162、ミキシング152、A/D変換142等の処理を実行し、次に更なる処理のためにベースバンドプロセッサへ処理後の信号を送信するように構成されてもよい。また、当業者であれば、更に、UEのRF部分は更に異なるRFチェーンの間に切替を実行するように構成されるアンテナスイッチ、二重切替を実行するように構成されるデュプレクサ(図示せず)及び他のデバイスを備えてもよく、ここで詳細な説明は省略すると理解される。
本開示のいくつかの実施例はデータ通信方法を提供する。該方法はUEに適用されてもよい。該方法はUEに含まれる複数のRFチェーンの操作の制御を実現し、それにより基地局はコンポーネントキャリアにおけるデータ通信の最適なスケジューリングを実現することができる。図2に示すように、該方法はブロックに示す以下の操作を含んでもよい。操作はブロック201から開始してもよい。
ブロック201において、UEはUEが複数のRFチェーンを用いてデータ通信を行う能力を取得することができる。
ブロック202において、UEは基地局へレポートを送信することができる。レポートはUEが複数のRFチェーンを用いてデータ通信を行う能力を含んでもよい。
いくつかの実施例において、レポートは更に各RFチェーンの動作帯域幅又はどのRFチェーンを用いてコンポーネントキャリアのどの部分の帯域幅において動作するかの指示を含んでもよい。
いくつかの実施例において、ブロック202の後で、UEは基地局からどのようにコンポーネントキャリアにおいて複数のRFチェーンを用いてデータ通信を行うかについての命令を受信することができる。
命令は、一般的に、UEがコンポーネントキャリアにおいて複数のRFチェーンのうちの2つ以上のRFチェーンを用いることを許容し、又は、UEがコンポーネントキャリアにおいて複数のRFチェーンのうちの2つ以上のRFチェーンを用いることを禁止することを含んでもよい。このような命令は基地局又は他のネットワーク側機器がコンポーネントキャリアの帯域幅、チャネル状態、サービスタイプ及びUEのRFチェーンの動作帯域幅のうちの少なくとも1つに基づいて生成されてもよい。
これらの実施例において、命令を受信するとき、UEは該命令に基づいて、いくつかのRFチェーンをコンポーネントキャリアにおいて動作するように設定することができる。
従って、RFチェーンを設定した後、UEはコンポーネントキャリアにおいていくつかの設定されたRFチェーンを用いて基地局とのデータ通信を実行することができる。
以上に説明された方法において、UEが複数のRFチェーンを用いる能力についてのレポートは基地局がデータ通信・スケジューリングを実行することに役立つ。コンポーネントキャリアにおいて直接複数のRFチェーンを用いる場合に比べて、該スケジューリングは複数のRFチェーン同士が干渉することを避けることができる。
いくつかの実施例において、命令はUEがコンポーネントキャリアにおいて複数のRFチェーンのうちの2つ以上のRFチェーンを用いることを許容することを含む場合、UEは該命令に基づいて、2つ以上のRFチェーンのうちの各RFチェーンをコンポーネントキャリアの部分帯域幅において動作するように設定することができ、各RFチェーンの動作している前記部分帯域幅が互いに隔てられる。いくつかの実施例において、レポートは更にRFの実現した詳細、例えばどのRFチェーンがコンポーネントキャリアのどの部分の帯域幅をカバレッジするかを含んでもよい。例えば、コンポーネントキャリアは80MHzの帯域幅を有してもよく、UEは2つのRFチェーンを用いて該帯域幅をカバレッジすることを含むレポートを送信することができ、一方のRFチェーンが低の帯域幅40MHzをカバレッジするが、他方のRFチェーンが高の帯域幅40MHzをカバレッジし、つまり、各RFチェーンが帯域幅の半分をカバレッジする。次に、UEがコンポーネントキャリアにおいて複数のRFチェーンのうちの2つ以上のRFチェーンを用いることを許容することを含む命令を受信した後、UEはレポートのようにRFチェーンを設定することができる。
いくつかの実施例において、命令はUEがコンポーネントキャリアにおいて複数のRFチェーンのうちの2つ以上のRFチェーンを用いることを禁止することを含む場合、UEは該命令を受信した後に1つのRFチェーンをコンポーネントキャリアにおいて動作するように設定することができる。
いくつかの実施例において、UEの複数のRFチェーンの動作帯域幅が完全に同じではない。例えば、UEは動作帯域幅40MHzの第1RFチェーン及び動作帯域幅60MHzの第2RFチェーンを有してもよく、UEはこのまま基地局に報告することができる。このような場合、命令は更にどのRFチェーンを用いるかを含んでもよい。つまり、UEは1つのRFチェーンを自主的に選択し又は直接命令した1つのRFチェーンを用いることにより、基地局とのデータ通信を実行することができる。いずれにせよ、UEは他の使用しないRFチェーンをオフにすることができ、それによりUEの消費電力を削減する。
いくつかの実施例において、UEがコンポーネントキャリアにおいて複数のRFチェーンのうちの2つ以上のRFチェーンを用いることを禁止する以外に、命令は更にコンポーネントキャリアのどの部分の帯域幅を用いるかを含んでもよい。例えば、コンポーネントキャリアの帯域幅は80MHzであってもよく、命令はコンポーネントキャリアの帯域幅の中央部分(例えば、40MHz)を用いることを含んでもよい。このような場合、UEは該命令を受信した後に使用対象のRFチェーンをコンポーネントキャリアの命令された部分の帯域幅において動作するように設定することができる。従って、UEはその後コンポーネントキャリアにおいて設定されたRFチェーンを用いて基地局とのデータ通信を実行することができる。具体的に、使用対象のRFチェーンをコンポーネントキャリアの命令された部分の帯域幅において動作するように設定するために、UEは該命令に基づいて、RFチェーンの動作周波数帯を確定し、次に該動作周波数帯に基づいてRFチェーンにおけるミキサを設定することができる。
いくつかの実施例において、命令はUEがコンポーネントキャリアにおいて複数のRFチェーンのうちの2つ以上のRFチェーンを用いることを禁止することを含む場合、該命令は更にコンポーネントキャリアの帯域幅の第1部分と第2部分を用いてそれぞれダウンリンクデータ通信及びアップリンクデータ通信を行うことを含んでもよい。このような場合、UEは該命令を受信した後に複数のRFチェーンのうちの1つのダウンリンク部分をコンポーネントキャリアの帯域幅の第1部分において動作するように設定し、該RFチェーンのアップリンク部分をコンポーネントキャリアの帯域幅の第2部分において動作するように設定することができる。従って、UEはその後コンポーネントキャリアにおいてRFチェーンのダウンリンク部分を用いて基地局とのダウンリンクデータ通信を実行し、コンポーネントキャリアにおいてRFチェーンのアップリンク部分を用いて基地局とのアップリンクデータ通信を実行することができる。例えば、コンポーネントキャリアの帯域幅は80MHzであってもよく、命令は該帯域幅の低の帯域幅40MHzを用いてダウンリンクデータ通信を行うことと、該帯域幅の高の帯域幅40MHzを用いてアップリンクデータ通信を行うことと、を含んでもよい。このような場合、UEは該RFチェーンのダウンリンク部分を低の帯域幅40MHzにおいて動作するように設定し、該RFチェーンのアップリンク部分を高の帯域幅40MHzにおいて動作するように設定する。
本開示のいくつかの実施例はデータ通信方法を提供する。該方法は基地局に適用されてもよい。該方法はUEに含まれる複数のRFチェーンの動作の制御を実現し、それにより基地局はコンポーネントキャリアにおけるデータ通信の最適なスケジューリングを実現することができる。図3に示すように、該方法はブロックに示す以下の操作を含んでもよい。操作はブロック301から開始してもよい。
ブロック301において、基地局はUEからUEが複数のRFチェーンを用いてデータ通信を行う能力を含むレポートを受信することができる。
ブロック302において、基地局は該レポートに基づいて、どのようにコンポーネントキャリアにおいて複数のRFチェーンを用いるかをUEに命令することができる。
具体的に、基地局は該レポートに基づいてUEがどのように該コンポーネントキャリアにおいて複数のRFチェーンを用いてデータ通信を行うかを確定して、確定された結果に基づいてUEへ命令を送信することができる。従って、基地局は該命令に基づいて、UEとのデータ通信を実行することができる。
以上に説明された方法において、基地局はUEの能力に基づいて、どのようにコンポーネントキャリアにおいて複数のRFチェーンを用いてデータ通信を行うかをUEに命令することにより、データ通信の最適なスケジューリングを実現する。コンポーネントキャリアにおいて直接複数のRFチェーンを用いる場合に比べて、該スケジューリングは複数のRFチェーン同士が干渉することを避けるとともに、やはり帯域幅リソースを活用することができる。
いくつかの実施例において、レポートは更に複数のRFチェーンのうちのそれぞれの動作帯域幅を含んでもよい。このような場合、基地局はコンポーネントキャリアの帯域幅及び複数のRFチェーンのうちのそれぞれの動作帯域幅に基づいてUEがどのように該コンポーネントキャリアにおいて複数のRFチェーンを用いるかを確定することができる。具体的に、例えば、複数のRFチェーンを用いる場合、基地局はRFチェーンの動作周波数帯の間の間隔、RFチェーンの動作周波数帯とコンポーネントキャリアの帯域幅エッジとの間の間隔がいずれもそれぞれの対応するプリセット値以上であるかどうかを確定することができる。プリセット値は複数のRFチェーンが互いに影響することを避けることのできる所定のガードインターバルであってもよい。コンポーネントキャリアの異なる部分に異なるプリセット値を用いてもよい。また、基地局は更に他の要素、例えばチャネル状態及びサービスタイプを考慮してもよい。その結果、基地局はUEがコンポーネントキャリアにおいて複数のRFチェーンのうちの2つ以上のRFチェーンを用いることを許容し、又はUEがコンポーネントキャリアにおいて複数のRFチェーンのうちの2つ以上のRFチェーンを用いることを禁止することを確定できる。
いくつかの実施例において、基地局はUEがコンポーネントキャリアにおいて複数のRFチェーンのうちの2つ以上のRFチェーンを用いてデータ通信を行うことを許容することを確定した場合、命令は更に使用対象のRFチェーンのうちのそれぞれの動作周波数帯、例えばどのRFチェーンがどの部分の帯域幅を用いるかを含んでもよい。いくつかの実施例において、レポートは更にRFの実現した詳細、例えば、どのRFチェーンがコンポーネントキャリアのどの部分の帯域幅をカバレッジするかを含んでもよい。例えば、コンポーネントキャリアは80MHzの帯域幅を有してもよく、UEは2つのRFチェーンを用いて該帯域幅をカバレッジすることを含むレポートを送信することができ、一方のRFチェーンが低の帯域幅40MHzにおいて動作しており、他方のRFチェーンが高の帯域幅40MHzにおいて動作しており、つまり、各RFチェーンが帯域幅の半分において動作している。基地局はUEがコンポーネントキャリアにおいて2つのRFチェーンを用いることを許容することを確定した場合、基地局は1ビット命令を送信することができ、それによりUEはレポートのように該命令に基づいて、データ通信を実行することができる。
いくつかの実施例において、基地局はコンポーネントキャリアにおいて複数のパラメータセット(numerlogy)を実行することができる。ここで、用語「パラメータセット」はサブキャリア間隔とサイクリックプレフィックス長により制限されるパラメータセット(parameter set)であると理解されてもよい。5G NR通信システムの新規の特徴は複数のパラメータセットをサポートでき、該複数のパラメータセットが同時に使用されてもよい。LTE/LTE−A通信システムにおいて、サブキャリア間隔は15KHzに等しいと定義されるが、5G NR通信システムにおいて、基本的なサブキャリア間隔は15KHzに等しく柔軟に拡張できると定義される。つまり、サブキャリア間隔は30KHz、60KHz、120KHz、240KHz等として設定されてもよい。このような場合、基地局はUEがコンポーネントキャリアにおいて複数のRFチェーンのうちの2つ以上のRFチェーンを用いてデータ通信を行うことを許容することを確定した場合、基地局は更に異なるパラメータセットに対してそれぞれの異なるRFチェーンを用いることを含む命令を送信することができ、それにより異なるパラメータセット同士の潜在的な干渉を低減する。
いくつかの実施例において、基地局はUEがコンポーネントキャリアにおいて複数のRFチェーンのうちの2つ以上のRFチェーンを用いることを禁止することを確定する。例えば、コンポーネントキャリアの帯域幅エッジ又はRFチェーンの動作周波数帯の間に十分なガードインターバルがない場合、基地局はUEがコンポーネントキャリアにおいて複数のRFチェーンのうちの2つ以上のRFチェーンを用いることを禁止することを確定する。例えば、UEは動作帯域幅40MHzの第1RFチェーン及び動作帯域幅60MHzの第2RFチェーンを有してもよく、UEはこのまま基地局に報告することができる。このような場合、UEが複数のRFチェーンのうちの2つ以上のRFチェーンを用いることを禁止する以外に、命令は更にどのRFチェーンを用いるかを含んでもよい。
いくつかの実施例において、UEがコンポーネントキャリアにおいて複数のRFチェーンのうちの2つ以上のRFチェーンを用いることを禁止する以外に、命令は更にコンポーネントキャリアのどの部分の帯域幅を用いるかを含んでもよい。例えば、コンポーネントキャリアの帯域幅は80MHzであってもよく、命令はコンポーネントキャリアの帯域幅の中央部分(例えば、40MHz)を用いることを含んでもよい。このような場合、このような命令はUEが使用対象のRFチェーンを正確に設定することに役立つ。
いくつかの実施例において、基地局はUEがコンポーネントキャリアにおいて複数のRFチェーンのうちの2つ以上のRFチェーンを用いることを禁止することを確定した場合、基地局は更にコンポーネントキャリアにおいてダウンリンクデータ通信及びアップリンクデータ通信を別個に実行することを確定できる。このような場合、命令は更にUEがダウンリンクデータ通信及びアップリンクデータ通信を行う際にそれぞれコンポーネントキャリアの帯域幅の第1部分と第2部分を用いることを含んでもよい。例えば、コンポーネントキャリアの帯域幅は80MHzであってもよく、命令は該帯域幅の低の帯域幅40MHzを用いてダウンリンクデータ通信を行うことと、該帯域幅の高の帯域幅40MHzを用いてアップリンクデータ通信を行うことと、を含んでもよい。このような命令はUEが使用対象のRFチェーンのアップリンク部分とダウンリンク部分を正確に設定することに役立つ。
以上に図1に関連付けて説明された複数のデータ通信方法の実施例に基づき、本開示のいくつかの実施例はデータ通信装置を提供する。
図4に示すように、データ通信装置400は取得モジュール401及び送信モジュール402を備える。実践において、取得モジュール401がプロセッサにより実現されてもよく、送信モジュール402が送受信機により実現されてもよい。
取得モジュール401はUEが複数のRFチェーンを用いてデータ通信を行う能力を取得するように構成されてもよい。
送信モジュール402は基地局へUEが複数のRFチェーンを用いてデータ通信を行う能力を含むレポートを送信するように構成されてもよい。
いくつかの実施例において、装置は更に受信モジュール及び設定モジュールを備えてもよい。実践において、受信モジュールが送受信機により実現されてもよく、設定モジュールがプロセッサにより実現されてもよい。受信モジュールは基地局からどのようにコンポーネントキャリアにおいて複数のRFチェーンを用いてデータ通信を行うかについての命令を受信するように構成されてもよい。設定モジュールは該命令に基づいて、いくつかのRFチェーンをコンポーネントキャリアにおいて動作するように設定するように構成されてもよい。
従って、UEはコンポーネントキャリアにおいていくつかの設定されたRFチェーンを用いて基地局とのデータ通信を実行することができる。
いくつかの実施例において、レポートは更に各RFチェーンの動作帯域幅又はどのRFチェーンを用いてコンポーネントキャリアのどの部分の帯域幅において動作するかの指示を含んでもよい。命令はUEがコンポーネントキャリアにおいて複数のRFチェーンのうちの2つ以上のRFチェーンを用いることを許容することを含む場合、設定モジュールは該命令に基づいて、2つ以上のRFチェーンのうちの各RFチェーンをコンポーネントキャリアの部分帯域幅において動作するように設定するように構成されてもよく、各RFチェーンの動作している前記部分帯域幅が互いに隔てられる。
いくつかの実施例において、命令はUEがコンポーネントキャリアにおいて複数のRFチェーンのうちの2つ以上のRFチェーンを用いることを禁止することを含む場合、設定モジュールは該命令に基づいて、1つのRFチェーンをコンポーネントキャリアにおいて動作するように設定するように構成されてもよく、設定モジュールは更に他のRFチェーンをオフにするように構成されてもよい。
いくつかの実施例において、命令は更にコンポーネントキャリアのどの部分の帯域幅を用いるかを含む場合、設定モジュールは該RFチェーンをコンポーネントキャリアの命令された部分の帯域幅において動作するように設定するように構成されてもよい。
いくつかの実施例において、命令は更にコンポーネントキャリアの帯域幅の第1部分と第2部分を用いてそれぞれダウンリンクデータ通信及びアップリンクデータ通信を行うことを含む場合、設定モジュールは該RFチェーンのダウンリンク部分をコンポーネントキャリアの帯域幅の第1部分において動作するように設定し、該RFチェーンのアップリンク部分をコンポーネントキャリアの帯域幅の第2部分において動作するように設定するように構成されてもよい。従って、UEはコンポーネントキャリアにおいてRFチェーンのダウンリンク部分を用いて基地局とのダウンリンクデータ通信を実行し、コンポーネントキャリアにおいてRFチェーンのアップリンク部分を用いて基地局とのアップリンクデータ通信を実行することができる。
図5は本開示の実施例に係るUEの概略ブロック図である。UE500はプロセッサ501、メモリ502及び複数のアンテナを有する送受信機503を備えてもよい。メモリ502にプログラム命令が記憶され、該プログラム命令がプロセッサ501により実行されるとき、該プログラム命令によってプロセッサ501が送受信機503と協働して、図2に関連付けて説明された方法のうちの少なくとも1つを実行する。図4に示す装置がUE500において実現できる。
ここで説明された装置の利点は図1に関連付けて説明されたデータ通信方法において説明された利点に対応するため、ここで省略する。
以上に図2に関連付けて説明された複数のデータ通信方法の実施例に基づき、本開示のいくつかの実施例はデータ通信装置を提供する。
図6に示すように、データ通信装置600は受信モジュール601及び命令モジュール602を備える。実践において、受信モジュール601が送受信機により実現されてもよく、命令モジュール602がプロセッサ及び送受信機により実現されてもよい。
受信モジュール601はUEからUEが複数のRFチェーンを用いてデータ通信を行う能力を含むレポートを受信するように構成される。
命令モジュール602は該レポートに基づいて、どのようにコンポーネントキャリアにおいて複数のRFチェーンを用いるかをUEに命令するように構成される。
具体的に、命令モジュールは確定ユニット及び送信ユニットを備えてもよい。確定ユニットは該レポートに基づいてUEがどのように該コンポーネントキャリアにおいて複数のRFチェーンを用いてデータ通信を行うかを確定するように構成され、送信ユニットは確定された結果に基づいてUEへ命令を送信するように構成される。
従って、該命令に基づいて、UEとのデータ通信を実行することができる。
いくつかの実施例において、レポートは更に複数のRFチェーンのうちのそれぞれの動作帯域幅又はどのRFチェーンを用いてコンポーネントキャリアのどの部分の帯域幅において動作するかの指示を含み、確定ユニットは、RFチェーンの動作周波数帯の間の間隔、RFチェーンの動作周波数帯とコンポーネントキャリアの帯域幅エッジとの間の間隔がいずれもそれぞれの対応するプリセット値以上であるかどうかを確定し、前記間隔がいずれもそれぞれの対応するプリセット値以上である場合、UEがコンポーネントキャリアにおいて複数のRFチェーンのうちの2つ以上のRFチェーンを用いてデータ通信を行うことを許容することを確定し、又は、1つの間隔が対応するプリセット値より小さい場合、UEがコンポーネントキャリアにおいて複数のRFチェーンのうちの2つ以上のRFチェーンを用いてデータ通信を行うことを禁止することを確定するように構成される。
いくつかの実施例において、確定ユニットはUEがコンポーネントキャリアにおいて複数のRFチェーンのうちの2つ以上のRFチェーンを用いてデータ通信を行うことを許容することを確定した場合、命令は更にコンポーネントキャリアのどの部分の帯域幅を用いるかを含んでもよい。
いくつかの実施例において、確定ユニット602はUEがコンポーネントキャリアにおいて複数のRFチェーンのうちの2つ以上のRFチェーンを用いてデータ通信を行うことを許容することを確定した場合、基地局がコンポーネントキャリアにおいて複数のパラメータセットを操作するとき、命令は更に異なるパラメータセットに対して異なるRFチェーンを用いることを含んでもよい。
いくつかの実施例において、確定ユニットはUEがコンポーネントキャリアにおいて複数のRFチェーンのうちの2つ以上のRFチェーンを用いることを禁止することを確定した場合、命令はコンポーネントキャリアのどの部分の帯域幅を用いるかを含んでもよい。
いくつかの実施例において、確定ユニットはUEがコンポーネントキャリアにおいて複数のRFチェーンのうちの2つ以上のRFチェーンを用いることを禁止することを確定した場合、確定ユニット602は更にコンポーネントキャリアにおいてダウンリンクデータ通信及びアップリンクデータ通信を別個に実行することを確定するように構成されてもよく、命令は更にUEがダウンリンクデータ通信及びアップリンクデータ通信を行う際にそれぞれコンポーネントキャリアの帯域幅の第1部分と第2部分を用いることを含んでもよい。
図7は本開示の実施例に係る基地局の概略ブロック図である。基地局700はプロセッサ701、メモリ702及び送受信機703を備えてもよい。メモリ702にプログラム命令が記憶され、該プログラム命令がプロセッサ701により実行されるとき、該プログラム命令によってプロセッサ701が送受信機703と協働して、図3に関連付けて説明された方法のうちの少なくとも1つを実行する。図6に示す装置が基地局700において実現できる。
ここで説明された装置の利点は図3に関連付けて説明されたデータ通信方法において説明された利点に対応するため、ここで省略する。
当業者であれば、上記実施例における全部又は一部のステップはコンピュータプログラムにより実現されてもよいと理解される。方法実施例における1つのステップ又はステップの組み合わせを実行するよう、コンピュータプログラムがコンピュータ可読記憶媒体に記憶されて対応するハードウェアプラットフォーム(例えば、システム、装置、機器、デバイス等)において実行されてもよい。
好ましくは、上記実施例における全部又は一部のステップが集積回路(IC)により実現されてもよい。これらのステップが1つ又は複数のICモジュールにより実現されてもよい。同様に、本発明はハードウェア回路とソフトウェアとのいかなる特定の組み合わせに限らない。
上記実施例における各装置又は機能モジュール又は機能ユニットが汎用コンピューティングデバイスにより実現されてもよく、該汎用コンピューティングデバイスが単一のコンピューティングデバイスに位置してもよいし、複数のコンピューティングデバイスを含むネットワークに配置されてもよい。
上記実施例における各装置又は機能モジュール又は機能ユニットがソフトウェア機能モジュールの形式で実現され、且つ独立した製品として販売又は使用されるとき、それらがコンピュータ可読記憶媒体に記憶されてもよい。以上に言及したコンピュータ可読記憶媒体は磁気ディスク及び/又は光ディスク、例えば読み出し専用メモリ(ROM)等であってもよい。
以上の説明は本開示の好適な実施例であって、本開示の保護範囲を制限するためのものではなく、当業者であれば、本発明の範囲及び趣旨を逸脱せずに、種々の置換、修正及び変更を行うことができることが明らかである。従って、本開示の保護範囲は特許請求の範囲に準じるべきである。
本開示によれば、広帯域幅通信システムにおいて、UEはUEが複数のRFチェーンを用いてデータ通信を行う能力を取得して基地局に報告することができる。このような方式に基づき、基地局は、どのようにコンポーネントキャリアにおいて複数のRFチェーンを用いてデータ通信を行うかをUEに命令することができる。従って、基地局は該コンポーネントキャリアにおけるデータ通信の最適なスケジューリングを実現することができる。例えば、複数のRFチェーンが直接UEに使用されるとき、複数のRFチェーン同士が干渉することを避けるとともに、帯域幅リソースを活用する。また、UEは使用しないと確定したRFチェーンをオフにすることができ、従ってUEの消費電力を削減する。

Claims (30)

  1. データ通信方法であって、
    ユーザー装置(UE)は、前記UEが複数の無線周波数(RF)チェーンを用いてデータ通信を行う能力を取得することと、
    前記UEは、基地局へ前記UEが複数のRFチェーンを用いてデータ通信を行う能力を含むレポートを送信することと、を含む、前記データ通信方法。
  2. 前記方法は、
    前記UEは、前記基地局からコンポーネントキャリアにおいて如何に前記複数のRFチェーンを用いてデータ通信を行うかについての命令を受信することと、
    前記命令に基づいて、前記コンポーネントキャリアにおいて動作するようにいくつかのRFチェーンを設定することと、を更に含む
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記レポートは、各RFチェーンの動作帯域幅、又はどのRFチェーンを用いて前記コンポーネントキャリアのどの部分の帯域幅において動作するかの指示をさらに含む
    請求項2に記載の方法。
  4. 前記命令が、前記UEが前記コンポーネントキャリアにおいて前記複数のRFチェーンのうちの2つ以上のRFチェーンを用いることを許容することを含む場合、前記命令に基づいて、前記コンポーネントキャリアにおいて動作するようにいくつかのRFチェーンを設定することは、
    前記命令に基づいて、前記2つ以上のRFチェーンのうちの各RFチェーンを前記コンポーネントキャリアの部分帯域幅において動作するように設定し、各RFチェーンの動作している前記部分帯域幅が互いに隔てられることを含む
    請求項2又は3に記載の方法。
  5. 前記命令が、前記UEが前記コンポーネントキャリアにおいて前記複数のRFチェーンのうちの2つ以上のRFチェーンを用いることを禁止することを含む場合、前記命令に基づいて、前記コンポーネントキャリアにおいて動作するようにいくつかのRFチェーンを設定することは、
    前記命令に基づいて、1つのRFチェーンを前記コンポーネントキャリアにおいて動作するように設定することを含み、且つ
    前記方法は、更に、
    他のRFチェーンをオフにすることを含む
    請求項2又は3に記載の方法。
  6. 前記命令は、前記コンポーネントキャリアのどの部分の帯域幅を用いるかをさらに含み、前記命令に基づいて、1つのRFチェーンを前記コンポーネントキャリアにおいて動作するように設定することは、
    該RFチェーンを前記コンポーネントキャリアの命令された部分の帯域幅において動作するように設定することを含む
    請求項5に記載の方法。
  7. 前記命令は、前記コンポーネントキャリアの帯域幅の第1部分と第2部分を用いてダウンリンクデータ通信及びアップリンクデータ通信をそれぞれ行うことをさらに含み、前記命令に基づいて、1つのRFチェーンを前記コンポーネントキャリアにおいて動作するように設定することは、
    該RFチェーンのダウンリンク部分を前記コンポーネントキャリアの帯域幅の第1部分において動作するように設定することと、
    該RFチェーンのアップリンク部分を前記コンポーネントキャリアの帯域幅の第2部分において動作するように設定することと、を含む
    請求項5に記載の方法。
  8. データ通信方法であって、
    基地局は、ユーザー装置(UE)から前記UEが複数の無線周波数(RF)チェーンを用いてデータ通信を行う能力を含むレポートを受信することと、
    前記基地局は、前記レポートに基づいて、どのようにコンポーネントキャリアにおいて前記複数のRFチェーンを用いるかを前記UEに命令することと、を含む、前記データ通信方法。
  9. 前記基地局が前記レポートに基づいて、どのようにコンポーネントキャリアにおいて前記複数のRFチェーンを用いるかを前記UEに命令することは、
    前記基地局は、前記レポートに基づいて、前記UEがどのように前記コンポーネントキャリアにおいて前記複数のRFチェーンを用いてデータ通信を行うかを確定することと、
    前記基地局は、確定された結果に基づいて前記UEへ命令を送信することと、を含む
    請求項8に記載の方法。
  10. 前記レポートは、前記複数のRFチェーンのうちの各動作帯域幅又はどのRFチェーンを用いて前記コンポーネントキャリアのどの部分の帯域幅において動作するかの指示をさらに含み、且つ
    前記基地局が、前記レポートに基づいて、どのようにコンポーネントキャリアにおいて前記複数のRFチェーンを用いるかを前記UEに命令することは、
    前記基地局は、RFチェーンの動作周波数帯の間の間隔、RFチェーンの動作周波数帯と前記コンポーネントキャリアの帯域幅エッジとの間の間隔がいずれもそれぞれの対応するプリセット値以上であるかどうかを確定することと、
    前記間隔がいずれもそれぞれの対応するプリセット値以上である場合、前記UEが前記コンポーネントキャリアにおいて前記複数のRFチェーンのうちの2つ以上のRFチェーンを用いてデータ通信を行うことを許容することを確定し、又は
    1つの間隔が対応するプリセット値より小さい場合、前記UEが前記コンポーネントキャリアにおいて前記複数のRFチェーンのうちの2つ以上のRFチェーンを用いてデータ通信を行うことを禁止することを確定することと、を含む
    請求項9に記載の方法。
  11. 前記基地局が、前記UEが前記コンポーネントキャリアにおいて前記複数のRFチェーンのうちの2つ以上のRFチェーンを用いてデータ通信を行うことを許容することを確定した場合、前記命令はどのRFチェーンが前記コンポーネントキャリアのどの部分の帯域幅を用いるかを含む
    請求項9又は10に記載の方法。
  12. 前記基地局が、前記UEが前記コンポーネントキャリアにおいて前記複数のRFチェーンのうちの2つ以上のRFチェーンを用いてデータ通信を行うことを許容することを確定した場合、前記基地局が前記コンポーネントキャリアにおいて複数のパラメータセットを操作する場合、前記命令は異なるパラメータセットに対して異なるRFチェーンを用いることを含む
    請求項9〜11のいずれか1項に記載の方法。
  13. 前記基地局は前記UEが前記コンポーネントキャリアにおいて前記複数のRFチェーンのうちの2つ以上のRFチェーンを用いることを禁止することを確定した場合、前記命令は前記コンポーネントキャリアのどの部分の帯域幅を用いるかを含む
    請求項9又は10に記載の方法。
  14. 前記基地局は前記UEが前記コンポーネントキャリアにおいて前記複数のRFチェーンのうちの2つ以上のRFチェーンを用いてデータ通信を行うことを禁止することを確定した場合、前記方法は、更に、
    前記基地局は、前記コンポーネントキャリアにおいてダウンリンクデータ通信及びアップリンクデータ通信を別個に実行することを確定することを含み、
    前記命令は、前記UEがダウンリンクデータ通信及びアップリンクデータ通信を行う時に、前記コンポーネントキャリアの帯域幅の第1部分と第2部分をそれぞれ用いることをさらに含む
    請求項9又は10に記載の方法。
  15. データ通信装置であって、
    ユーザー装置(UE)が複数の無線周波数(RF)チェーンを用いてデータ通信を行う能力を取得するように構成される取得モジュールと、
    基地局へ前記ユーザー装置(UE)が複数のRFチェーンを用いてデータ通信を行う能力を含むレポートを送信するように構成される送信モジュールと、を備える、前記データ通信装置。
  16. 前記基地局からコンポーネントキャリアにおいて如何に前記複数のRFチェーンを用いてデータ通信を行うかについての命令を受信するように構成される受信モジュールと、
    前記命令に基づいて、前記コンポーネントキャリアにおいて動作するようにいくつかのRFチェーンを設定するように構成される設定モジュールと、をさらに備える
    請求項15に記載の装置。
  17. 前記レポートは、各RFチェーンの動作帯域幅、又はどのRFチェーンを用いて前記コンポーネントキャリアのどの部分の帯域幅において動作するかの指示をさらに含む
    請求項16に記載の装置。
  18. 前記命令が、前記UEが前記コンポーネントキャリアにおいて前記複数のRFチェーンのうちの2つ以上のRFチェーンを用いることを許容することを含む場合、前記設定モジュールは、前記命令に基づいて、前記2つ以上のRFチェーンのうちの各RFチェーンを前記コンポーネントキャリアの部分帯域幅において動作するように設定するように構成され、各RFチェーンの動作している前記部分帯域幅が互いに隔てられる
    請求項16又は17に記載の装置。
  19. 前記命令が、前記UEが前記コンポーネントキャリアにおいて前記複数のRFチェーンのうちの2つ以上のRFチェーンを用いることを禁止することを含む場合、前記設定モジュールは、前記命令に基づいて、1つのRFチェーンを前記コンポーネントキャリアにおいて動作するように設定するように構成され、且つ
    前記設定モジュールは更に他のRFチェーンをオフにするように構成される
    請求項16又は17に記載の装置。
  20. 前記命令は、前記コンポーネントキャリアのどの部分の帯域幅を用いるかをさらに含み、前記設定モジュールは、該RFチェーンを前記コンポーネントキャリアの命令された部分の帯域幅において動作するように設定するように構成される
    請求項19に記載の装置。
  21. 前記命令は、前記コンポーネントキャリアの帯域幅の第1部分と第2部分を用いてダウンリンクデータ通信及びアップリンクデータ通信をそれぞれ行うことをさらに含み、前記設定モジュールは、
    該RFチェーンのダウンリンク部分を前記コンポーネントキャリアの帯域幅の第1部分において動作するように設定し、
    該RFチェーンのアップリンク部分を前記コンポーネントキャリアの帯域幅の第2部分において動作するように設定するように構成される
    請求項19に記載の装置。
  22. データ通信装置であって、
    ユーザー装置(UE)が複数の無線周波数(RF)チェーンを用いてデータ通信を行う能力を含むレポートを受信するように構成される受信モジュールと、
    前記レポートに基づいて、どのようにコンポーネントキャリアにおいて前記複数のRFチェーンを用いるかを前記UEに命令するように構成される命令モジュールと、を備える、前記データ通信装置。
  23. 前記命令モジュールは、
    前記レポートに基づいて、前記UEがどのように前記コンポーネントキャリアにおいて前記複数のRFチェーンを用いてデータ通信を行うかを確定するように構成される確定ユニットと、
    確定された結果に基づいて前記UEへ命令を送信するように構成される送信ユニットと、を備える
    請求項22に記載の装置。
  24. 前記レポートは、前記複数のRFチェーンのうちの各動作帯域幅又はどのRFチェーンを用いて前記コンポーネントキャリアのどの部分の帯域幅において動作するかの指示をさらに含み、且つ
    前記確定ユニットは、
    RFチェーンの動作周波数帯の間の間隔、RFチェーンの動作周波数帯と前記コンポーネントキャリアの帯域幅エッジとの間の間隔がいずれもそれぞれの対応するプリセット値以上であるかどうかを確定し、
    前記間隔がいずれもそれぞれの対応するプリセット値以上である場合、前記UEが前記コンポーネントキャリアにおいて前記複数のRFチェーンのうちの2つ以上のRFチェーンを用いてデータ通信を行うことを許容することを確定し、又は
    1つの間隔が対応するプリセット値より小さい場合、前記UEが前記コンポーネントキャリアにおいて前記複数のRFチェーンのうちの2つ以上のRFチェーンを用いてデータ通信を行うことを禁止することを確定するように構成される
    請求項23に記載の装置。
  25. 前記確定ユニットが、前記UEが前記コンポーネントキャリアにおいて前記複数のRFチェーンのうちの2つ以上のRFチェーンを用いてデータ通信を行うことを許容することを確定した場合、前記命令はどのRFチェーンが前記コンポーネントキャリアのどの部分の帯域幅を用いるかを含む
    請求項23又は24に記載の装置。
  26. 前記確定ユニットが、前記UEが前記コンポーネントキャリアにおいて前記複数のRFチェーンのうちの2つ以上のRFチェーンを用いてデータ通信を行うことを許容することを確定した場合、基地局が前記コンポーネントキャリアにおいて複数のパラメータセットを操作する場合、前記命令は、異なるパラメータセットに対して異なるRFチェーンを用いることをさらに含む
    請求項23〜25のいずれか1項に記載の装置。
  27. 前記確定ユニットが、前記UEが前記コンポーネントキャリアにおいて前記複数のRFチェーンのうちの2つ以上のRFチェーンを用いることを禁止することを確定した場合、前記命令は前記コンポーネントキャリアのどの部分の帯域幅を用いるかを含む
    請求項23又は24に記載の装置。
  28. 前記確定ユニットが、前記UEが前記コンポーネントキャリアにおいて前記複数のRFチェーンのうちの2つ以上のRFチェーンを用いてデータ通信を行うことを禁止することを確定した場合、前記確定ユニットは前記コンポーネントキャリアにおいてダウンリンクデータ通信及びアップリンクデータ通信を別個に実行することを確定するようにさらに構成され、
    前記命令は、前記UEがダウンリンクデータ通信及びアップリンクデータ通信を行う時に、前記コンポーネントキャリアの帯域幅の第1部分と第2部分をそれぞれ用いることをさらに含む
    請求項23又は24に記載の装置。
  29. コンピュータ可読記憶媒体であって、
    命令が記憶され、前記命令がプロセッサにより実行されるとき、前記命令によってプロセッサが請求項1〜7のいずれか1項に記載の方法を実行する、前記コンピュータ可読記憶媒体。
  30. コンピュータ可読記憶媒体であって、
    命令が記憶され、前記命令がプロセッサにより実行されるとき、前記命令によってプロセッサが請求項8〜14のいずれか1項に記載の方法を実行する、前記コンピュータ可読記憶媒体。
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