JP2020505203A5 - - Google Patents

Claims (15)

1. 2つの隣接した心臓弁尖の第1の側にある接合線に隣接して配設される第1の中央部分と、前記2つの隣接した心臓弁尖と直接接触するように位置付けられる周辺部分とを備える、第1の部材と、
   中央部分と、前記2つの隣接した心臓弁尖の第2の側と直接接触するように位置付けられるように構成された周辺部分とを備える、前記第1の部材とは別個の第2の部材と、
   を備える、心臓弁プロテーゼ。
2. 前記第1の部材が第1のヒンジ部分を備え、前記第2の部材の前記周辺部分の1つが第2のヒンジ部分を備える、請求項1に記載の心臓弁プロテーゼ。
3. 前記第1の部材が、組織に面しない側の第1のセグメントと、前記第1の部材のヒンジ部分の表面の周りに延在する第2のセグメントとを有するコネクタ通路を備え、前記表面が前記第1の部材の回転軸から離れて配設される、請求項1または2に記載の心臓弁プロテーゼ。
4. 第1の自由端および第2の自由端とU字形の中間部分とを有するU字形の縫合糸が、前記第1の部材の周りに配設される、請求項1から3のいずれか一項に記載の心臓弁プロテーゼ。
5. 前記第1の部材と前記第2の部材との間のギャップを横切って配設されて、前記第1の中央部分を第2の中央部分に固定するように構成されたコネクタを更に備える、請求項1から4のいずれか一項に記載の心臓弁プロテーゼ。
6. 前記コネクタが、前記第1の部材の周りに配設されるループを有するワイヤ、または遠位端にリボンアンカー部分を有するリボンを含む、請求項5に記載の心臓弁プロテーゼ。
7. 前記第1のヒンジ部分が、前記第1の部材の第1の横断方向軸線を少なくとも部分的に取り囲む第1の湾曲表面を備え、前記第1の横断方向軸線が、前記周辺部分の間を延在する前記第1の部材の第1の長手方向軸線に対して略垂直である、請求項2に記載の心臓弁プロテーゼ。
8. 前記第2のヒンジ部分が、前記第2の部材の横断方向軸線を少なくとも部分的に取り囲む湾曲表面を備え、前記横断方向軸線が、前記周辺部分の間を延在する前記第2の部材の長手方向軸線に対して略垂直である、請求項2に記載の心臓弁プロテーゼ。
9. 前記第2のヒンジ部分が前記第2の部材の端部に配設される、請求項8に記載の心臓弁プロテーゼ。
10. 前記コネクタが縫合糸を含む、請求項5に記載の心臓弁プロテーゼ。
11. 前記コネクタが前記第2の部材の陥凹部に挿入可能なクリップ本体を備える、請求項5に記載の心臓弁プロテーゼ。
12. 前記クリップ本体が、近位側本体と、前記第1の部材の組織に面する側および前記第2の部材の組織に面する側を横切って配設されるように構成される少なくとも1つの部材とを備え、前記近位側本体が前記第2の部材を係合し、前記少なくとも1つの部材が前記第1の部材を係合する、請求項11に記載の心臓弁プロテーゼ。
13. 前記クリップ本体が、前記第2の部材の陥凹部に受け入れられるように構成されるサドル状本体を備え、前記陥凹部が前記第2の部材の組織係合側とは反対側に配設される、請求項11に記載の心臓弁プロテーゼ。
14. 前記コネクタが、前記第1の部材の周りに、また前記第2の部材を通って配設される、ループ状の張力部材を含む、請求項5に記載の心臓弁プロテーゼ。
15. 前記ループ状の部材がワイヤを含む、請求項14に記載の心臓弁プロテーゼ。