JP2020503797A - 制御チャネルリソース指示方法、ユーザ機器、およびネットワークデバイス - Google Patents

制御チャネルリソース指示方法、ユーザ機器、およびネットワークデバイス Download PDF

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Abstract

本発明の実施形態は、制御チャネルリソース指示方法、ユーザ機器、およびネットワークデバイスを提供する。方法は、ユーザ機器により、プリアンブル信号シーケンスを送信するステップと、ユーザ機器により、プリアンブル信号シーケンスに対応する上位層シグナリングを受信するステップであって、上位層シグナリングは共通探索空間で搬送されるダウンリンク制御情報によって指示され、制御チャネルを決定するときにユーザ機器によって検出される時間周波数リソースは共通探索空間とユーザ機器専用探索空間とを含む、ステップと、ユーザ機器により、上位層シグナリングに基づいてユーザ機器専用探索空間の周波数領域リソース位置情報を決定するステップであって、周波数領域リソース位置情報は周波数領域においてユーザ機器専用探索空間によって占められる周波数領域リソースユニットの数と周波数領域リソースユニットの位置とを含む、ステップとを含む。

Description

本願は、参照により全文が本願に組み込まれる「制御チャネルリソース指示方法、ユーザ機器、およびネットワークデバイス」なる名称の2016年12月30日に中国特許庁に出願された中国特許出願第201611263794.6号に基づく優先権を主張する。
本発明は通信分野に関連し、具体的には制御チャネルリソース構成方法、ネットワークデバイス、およびユーザ機器に関する。
通信システムではネットワークデバイスがユーザ機器に対して制御チャネル時間周波数リソースを指示する必要がある。従来の技術では制御チャネル時間周波数リソースの指示情報はブロードキャストチャネルによって搬送される。具体的に述べると、ネットワークデバイスは物理ブロードキャストチャネル(Physical Broadcast Channel、PBCH)で搬送される指示情報を使って制御チャネル周波数領域リソースのサイズを指示し、制御チャネル時間領域リソースのサイズを物理制御フォーマットインジケータチャネル(Physical Control Format Indicator Channel、PCFICH)に加える。
次世代通信システムは帯域幅が異なる複数のユーザ機器によるアクセスをサポートし、全てのユーザ機器によって検出できるチャネル帯域幅は異なる。先行技術の設計解決手段が引き続き使われるならば、ユーザ機器は、ネットワークデバイスへの接続を確立するときに、ユーザ機器の専用の動作周波数領域リソースに関する情報を知ることができず、なぜならばPBCHは共通のシグナリングであり、また、各ユーザ機器には専用の動作帯域幅を割り当てることができないためである。
本発明の実施形態は、制御チャネルがある探索空間の周波数領域リソース位置を最初のアクセス段階でユーザ機器に指示するために、制御チャネルリソース指示方法、ネットワークデバイス、およびユーザ機器を提供する。
第1の態様によると、制御チャネルリソース指示方法が提供され、該制御チャネルリソース指示方法は、プリアンブル信号シーケンスを送信するステップと、プリアンブル信号シーケンスに対応する上位層シグナリングを受信するステップであって、上位層シグナリングは共通探索空間で搬送されるダウンリンク制御情報によって指示される、ステップと、上位層シグナリングに基づいてユーザ機器専用探索空間の周波数領域リソース位置情報を決定するステップであって、周波数領域リソース位置情報は周波数領域においてユーザ機器専用探索空間によって占められる周波数領域リソースユニットの数と周波数領域リソースユニットの位置とを含む、ステップとを含む。
本発明の本実施形態では、プリアンブル信号シーケンスか第3のメッセージで帯域幅アクセス能力メッセージが送信され、専用探索空間の指示情報を上位層シグナリングで、例えばMessage 2またはMessage 4で、受信できるため、ユーザ機器は最初のアクセスの間に専用探索空間を決定する。加えて、様々なユーザ機器帯域幅能力について様々な専用探索空間位置およびサイズが決定される。本方法は制御チャネルのキャパシティを拡大し、最初のアクセスの間の制御チャネルの衝突確率を低減し、アクセス遅延を減少させる。
可能な一設計において、共通探索空間は第1の時間周波数リソースに位置し、第1の時間周波数リソースは複数の第1の候補制御チャネルを含み、複数の第1の候補制御チャネルの各々は1つ以上の周波数領域リソースユニットを含み、共通探索空間は複数の第1の候補制御チャネルの集合である。
可能な一設計において、ユーザ機器専用探索空間は第2の時間周波数リソースに位置し、第2の時間周波数リソースは複数の第2の候補制御チャネルを含み、複数の第2の候補制御チャネルの各々は1つ以上の周波数領域リソースユニットを含み、ユーザ機器専用探索空間は複数の第2の候補制御チャネルの集合であり、第2の時間周波数リソースは第1の時間周波数リソースと完全には重なり合わない。
可能な一設計において、上位層シグナリングは周波数領域におけるユーザ機器専用探索空間のマッピング方式をさらに含み、マッピング方式は連続マッピングと離散マッピングとを含み、マッピング方式が連続マッピングである場合は、周波数領域リソース位置は周波数領域リソースユニットの開始位置情報をさらに含み、またはマッピング方式が離散マッピングである場合は、周波数領域リソース位置は少なくとも1つの周波数領域リソースユニットの位置をさらに含む。
可能な一設計において、上位層シグナリングは、以下の情報、すなわち、ユーザ機器専用探索空間のサブキャリア幅情報、ユーザ機器専用探索空間における基準信号のスクランブリングコードシーケンス情報、ユーザ機器探索空間のアグリゲーションレベル情報、およびユーザ機器専用探索空間の伝送モード、のうち1つ以上をさらに含む。
可能な一設計において、基準信号のスクランブリングコードシーケンスはユーザ機器専用探索空間を復調するために使われる。
可能な一設計において、アグリゲーションレベル情報はユーザ機器専用探索空間のアグリゲーションレベルの集合に含まれる要素の数、および/またはアグリゲーションレベルの値を含む。
可能な一設計において、制御チャネル時間周波数リソースは共通探索空間とユーザ機器専用探索空間とを含み、制御チャネル時間周波数リソースのサイズが予め定義された閾値を上回る場合は、制御チャネルアグリゲーションレベル集合は第1の集合であり、または制御チャネル時間周波数リソースのサイズが予め定義された閾値を下回る場合は、制御チャネルアグリゲーションレベル集合は第2の集合である。
可能な一設計において、上位層シグナリングはアップリンク伝送のタイミングアドバンス指示情報をさらに含み、タイミングアドバンス指示情報はユーザ機器がアップリンク情報を送信するときのダウンリンク伝送タイミングに対する時間差を指示するために使われる。
可能な一設計において、ユーザ機器によって送信されるプリアンブル信号シーケンスはユーザ機器の帯域幅アクセス能力を指示するために使われる指示情報を含む。
可能な一設計において、上位層シグナリングはランダムアクセス応答情報(RAR)シグナリングまたは無線リソース制御プロトコル(RRC)シグナリングである。
可能な一設計において、プリアンブル信号シーケンスを送信するステップの後、上位層シグナリングを受信するステップの前に、方法は、アップリンク承認情報を送信するステップをさらに含み、アップリンク承認情報はユーザ機器の帯域幅アクセス能力を含む。
可能な一設計において、ブロードキャスト情報を受信し、ブロードキャスト情報は共通探索空間のマッピング方式を指示するために使われる情報を含み、マッピング方式は離散マッピングと連続マッピングとを含む。
可能な一設計において、ブロードキャスト情報は指示フィールドを含み、指示フィールドは共通探索空間のマッピング方式を指示するために使われ、または、ブロードキャスト情報によって使われるスクランブリングコードが共通探索空間のマッピング方式を指示するために使われる。
第2の態様によると、制御チャネルリソース指示方法が提供され、該制御チャネルリソース指示方法は、ユーザ機器によって送信されるプリアンブル信号シーケンスを受信するステップと、プリアンブル信号シーケンスに対応する上位層シグナリングを決定するステップであって、上位層シグナリングは共通探索空間で搬送されるダウンリンク制御情報によって指示され、上位層シグナリングはユーザ機器専用探索空間の周波数領域リソース位置情報を指示するために使われ、周波数領域リソース位置情報は周波数領域においてユーザ機器専用探索空間によって占められる周波数領域リソースユニットの数と周波数領域リソースユニットの位置とを含む、ステップと、上位層シグナリングを送信するステップとを含む。
本発明の本実施形態では、専用探索空間の指示情報が上位層シグナリングで、例えばMessage 2またはMessage 4で、受信されるため、ユーザ機器は最初のアクセスの間に専用探索空間を決定する。加えて、様々なユーザ機器帯域幅能力について様々な専用探索空間位置およびサイズが決定される。本方法は制御チャネルのキャパシティを拡大し、最初のアクセスの間の制御チャネルの衝突確率を低減し、アクセス遅延を減少させる。
可能な一設計において、共通探索空間は第1の時間周波数リソースに位置し、第1の時間周波数リソースは複数の第1の候補制御チャネルを含み、複数の第1の候補制御チャネルの各々は1つ以上の周波数領域リソースユニットを含み、共通探索空間は複数の第1の候補制御チャネルの集合である。
可能な一設計において、ユーザ機器専用探索空間は第2の時間周波数リソースに位置し、第2の時間周波数リソースは複数の第2の候補制御チャネルを含み、複数の第2の候補制御チャネルの各々は1つ以上の周波数領域リソースユニットを含み、ユーザ機器専用探索空間は複数の第2の候補制御チャネルの集合であり、第2の時間周波数リソースは第1の時間周波数リソースと完全には重なり合わない。
可能な一設計において、上位層シグナリングは周波数領域におけるユーザ機器専用探索空間のマッピング方式をさらに含み、マッピング方式は連続マッピングと離散マッピングとを含み、マッピング方式が連続マッピングである場合は、周波数領域リソース位置は周波数領域リソースユニットの開始位置情報をさらに含み、またはマッピング方式が離散マッピングである場合は、周波数領域リソース位置は少なくとも1つの周波数領域リソースユニットの位置をさらに含む。
可能な一設計において、上位層シグナリングは、以下の情報、すなわち、ユーザ機器専用探索空間のサブキャリア幅情報、ユーザ機器専用探索空間における基準信号のスクランブリングコードシーケンス情報、ユーザ機器専用探索空間のアグリゲーションレベル情報、およびユーザ機器専用探索空間の伝送モード、のうち1つ以上をさらに含む。
可能な一設計において、基準信号のスクランブリングコードシーケンスはユーザ機器のユーザ機器専用探索空間を復調するために使われる。
可能な一設計において、アグリゲーションレベル情報はユーザ機器専用探索空間のアグリゲーションレベルの集合に含まれる要素の数、および/またはアグリゲーションレベルの値を含む。
可能な一設計において、制御チャネル時間周波数リソースは共通探索空間とユーザ機器専用探索空間とを含み、制御チャネル時間周波数リソースのサイズが予め定義された閾値を上回る場合は、制御チャネルアグリゲーションレベル集合は第1の集合であり、または制御チャネル時間周波数リソースのサイズが予め定義された閾値を下回る場合は、制御チャネルアグリゲーションレベル集合は第2の集合である。
可能な一設計において、上位層シグナリングはアップリンク伝送のタイミングアドバンス指示情報をさらに含み、タイミングアドバンス指示情報はユーザ機器がアップリンク情報を送信するときのダウンリンク伝送タイミングに対する時間差を指示するために使われる。
可能な一設計において、受信されるプリアンブル信号シーケンスはユーザ機器の帯域幅アクセス能力を指示するために使われる指示情報を含む。
可能な一設計において、上位層シグナリングはランダムアクセス応答情報(RAR)シグナリングまたは無線リソース制御プロトコル(RRC)シグナリングである。
可能な一設計において、プリアンブル信号シーケンスを受信するステップの後、上位層シグナリングを送信するステップの前に、方法は、アップリンク承認情報を受信するステップをさらに含み、アップリンク承認情報はユーザ機器の帯域幅アクセス能力を含む。
可能な一設計において、方法は、ブロードキャスト情報を送信するステップをさらに含み、ブロードキャスト情報は共通探索空間のマッピング方式を指示するために使われる情報を含み、マッピング方式は離散マッピングと連続マッピングとを含む。
可能な一設計において、ブロードキャスト情報は指示フィールドを含み、指示フィールドは共通探索空間のマッピング方式を指示するために使われ、または、ブロードキャスト情報によって使われるスクランブリングコードが共通探索空間のマッピング方式を指示するために使われる。
第3の態様によると、制御チャネルリソース指示方法が提供され、該制御チャネルリソース指示方法は、上位層シグナリングを受信するステップであって、上位層シグナリングは共通探索空間で搬送されるダウンリンク制御情報によって指示される、ステップと、上位層シグナリングに基づいてユーザ機器専用探索空間の周波数領域リソース位置情報を決定するステップであって、周波数領域リソース位置情報は周波数領域においてユーザ機器専用探索空間によって占められる周波数領域リソースユニットの数と周波数領域リソースユニットの位置とを含む、ステップとを含む。
本発明の本実施形態では、専用探索空間の指示情報を上位層シグナリングで、例えばMessage 2またはMessage 4で、受信できるため、ユーザ機器は最初のアクセスの間に専用探索空間を決定する。加えて、様々なユーザ機器帯域幅能力について様々な専用探索空間位置およびサイズが決定される。本方法は制御チャネルのキャパシティを拡大し、最初のアクセスの間の制御チャネルの衝突確率を低減し、アクセス遅延を減少させる。
可能な一設計において、共通探索空間は第1の時間周波数リソースに位置し、第1の時間周波数リソースは複数の第1の候補制御チャネルを含み、複数の第1の候補制御チャネルの各々は1つ以上の周波数領域リソースユニットを含み、共通探索空間は複数の第1の候補制御チャネルの集合である。
可能な一設計において、ユーザ機器専用探索空間は第2の時間周波数リソースに位置し、第2の時間周波数リソースは複数の第2の候補制御チャネルを含み、複数の第2の候補制御チャネルの各々は1つ以上の周波数領域リソースユニットを含み、ユーザ機器専用探索空間は複数の第2の候補制御チャネルの集合であり、第2の時間周波数リソースは第1の時間周波数リソースと完全には重なり合わない。
可能な一設計において、上位層シグナリングは周波数領域におけるユーザ機器専用探索空間のマッピング方式をさらに含み、マッピング方式は連続マッピングと離散マッピングとを含み、マッピング方式が連続マッピングである場合は、周波数領域リソース位置は周波数領域リソースユニットの開始位置情報をさらに含み、またはマッピング方式が離散マッピングである場合は、周波数領域リソース位置は少なくとも1つの周波数領域リソースユニットの位置をさらに含む。
可能な一設計において、上位層シグナリングは、以下の情報、すなわち、ユーザ機器専用探索空間のサブキャリア幅情報、ユーザ機器専用探索空間における基準信号のスクランブリングコードシーケンス情報、ユーザ機器探索空間のアグリゲーションレベル情報、およびユーザ機器専用探索空間の伝送モード、のうち1つ以上をさらに含む。
可能な一設計において、基準信号のスクランブリングコードシーケンスはユーザ機器専用探索空間を復調するために使われる。
可能な一設計において、アグリゲーションレベル情報はユーザ機器専用探索空間のアグリゲーションレベルの集合に含まれる要素の数、および/またはアグリゲーションレベルの値を含む。
可能な一設計において、制御チャネル時間周波数リソースは共通探索空間とユーザ機器専用探索空間とを含み、制御チャネル時間周波数リソースのサイズが予め定義された閾値を上回る場合は、制御チャネルアグリゲーションレベル集合は第1の集合であり、または制御チャネル時間周波数リソースのサイズが予め定義された閾値を下回る場合は、制御チャネルアグリゲーションレベル集合は第2の集合である。
可能な一設計において、上位層シグナリングはアップリンク伝送のタイミングアドバンス指示情報をさらに含み、タイミングアドバンス指示情報はユーザ機器がアップリンク情報を送信するときのダウンリンク伝送タイミングに対する時間差を指示するために使われる。
可能な一設計において、上位層シグナリングはランダムアクセス応答情報(RAR)シグナリングまたは無線リソース制御プロトコル(RRC)シグナリングである。
可能な一設計において、上位層シグナリングを受信するステップの前に、方法は、アップリンク承認情報を送信するステップをさらに含み、アップリンク承認情報はユーザ機器の帯域幅アクセス能力を含む。
可能な一設計において、ブロードキャスト情報を受信し、ブロードキャスト情報は共通探索空間のマッピング方式を指示するために使われる情報を含み、マッピング方式は離散マッピングと連続マッピングとを含む。
可能な一設計において、ブロードキャスト情報は指示フィールドを含み、指示フィールドは共通探索空間のマッピング方式を指示するために使われ、または、ブロードキャスト情報によって使われるスクランブリングコードが共通探索空間のマッピング方式を指示するために使われる。
第4の態様によると、制御チャネルリソース指示方法が提供され、該制御チャネルリソース指示方法は、上位層シグナリングを決定するステップであって、上位層シグナリングは共通探索空間で搬送されるダウンリンク制御情報によって指示され、上位層シグナリングはユーザ機器専用探索空間の周波数領域リソース位置情報を指示するために使われ、周波数領域リソース位置情報は周波数領域においてユーザ機器専用探索空間によって占められる周波数領域リソースユニットの数と周波数領域リソースユニットの位置とを含む、ステップと、上位層シグナリングを送信するステップとを含む。
本発明の本実施形態では、専用探索空間の指示情報が上位層シグナリングで、例えばMessage 2またはMessage 4で、受信されるため、ユーザ機器は最初のアクセスの間に専用探索空間を決定する。加えて、様々なユーザ機器帯域幅能力について様々な専用探索空間位置およびサイズが決定される。本方法は制御チャネルのキャパシティを拡大し、最初のアクセスの間の制御チャネルの衝突確率を低減し、アクセス遅延を減少させる。
可能な一設計において、共通探索空間は第1の時間周波数リソースに位置し、第1の時間周波数リソースは複数の第1の候補制御チャネルを含み、複数の第1の候補制御チャネルの各々は1つ以上の周波数領域リソースユニットを含み、共通探索空間は複数の第1の候補制御チャネルの集合である。
可能な一設計において、ユーザ機器専用探索空間は第2の時間周波数リソースに位置し、第2の時間周波数リソースは複数の第2の候補制御チャネルを含み、複数の第2の候補制御チャネルの各々は1つ以上の周波数領域リソースユニットを含み、ユーザ機器専用探索空間は複数の第2の候補制御チャネルの集合であり、第2の時間周波数リソースは第1の時間周波数リソースと完全には重なり合わない。
可能な一設計において、上位層シグナリングは周波数領域におけるユーザ機器専用探索空間のマッピング方式をさらに含み、マッピング方式は連続マッピングと離散マッピングとを含み、マッピング方式が連続マッピングである場合は、周波数領域リソース位置は周波数領域リソースユニットの開始位置情報をさらに含み、またはマッピング方式が離散マッピングである場合は、周波数領域リソース位置は少なくとも1つの周波数領域リソースユニットの位置をさらに含む。
可能な一設計において、上位層シグナリングは、以下の情報、すなわち、ユーザ機器専用探索空間のサブキャリア幅情報、ユーザ機器専用探索空間における基準信号のスクランブリングコードシーケンス情報、ユーザ機器専用探索空間のアグリゲーションレベル情報、およびユーザ機器専用探索空間の伝送モード、のうち1つ以上をさらに含む。
可能な一設計において、基準信号のスクランブリングコードシーケンスはユーザ機器のユーザ機器専用探索空間を復調するために使われる。
可能な一設計において、アグリゲーションレベル情報はユーザ機器専用探索空間のアグリゲーションレベルの集合に含まれる要素の数、および/またはアグリゲーションレベルの値を含む。
可能な一設計において、制御チャネル時間周波数リソースは共通探索空間とユーザ機器専用探索空間とを含み、制御チャネル時間周波数リソースのサイズが予め定義された閾値を上回る場合は、制御チャネルアグリゲーションレベル集合は第1の集合であり、または制御チャネル時間周波数リソースのサイズが予め定義された閾値を下回る場合は、制御チャネルアグリゲーションレベル集合は第2の集合である。
可能な一設計において、上位層シグナリングはアップリンク伝送のタイミングアドバンス指示情報をさらに含み、タイミングアドバンス指示情報はユーザ機器がアップリンク情報を送信するときのダウンリンク伝送タイミングに対する時間差を指示するために使われる。
可能な一設計において、上位層シグナリングはランダムアクセス応答情報(RAR)シグナリングまたは無線リソース制御プロトコル(RRC)シグナリングである。
可能な一設計において、上位層シグナリングを送信するステップの前に、方法は、アップリンク承認情報を受信するステップをさらに含み、アップリンク承認情報はユーザ機器の帯域幅アクセス能力を含む。
可能な一設計において、方法は、ブロードキャスト情報を送信するステップをさらに含み、ブロードキャスト情報は共通探索空間のマッピング方式を指示するために使われる情報を含み、マッピング方式は離散マッピングと連続マッピングとを含む。
可能な一設計において、ブロードキャスト情報は指示フィールドを含み、指示フィールドは共通探索空間のマッピング方式を指示するために使われ、または、ブロードキャスト情報によって使われるスクランブリングコードが共通探索空間のマッピング方式を指示するために使われる。
第5の態様によると、ユーザ機器が提供され、該ユーザ機器は、プリアンブル信号シーケンスを送信するように構成された送信ユニットと、プリアンブル信号シーケンスに対応する上位層シグナリングを受信するように構成された受信ユニットであって、上位層シグナリングは共通探索空間で搬送されるダウンリンク制御情報によって指示される、受信ユニットと、上位層シグナリングに基づいてユーザ機器専用探索空間の周波数領域リソース位置情報を決定するように構成された処理ユニットであって、周波数領域リソース位置情報は周波数領域においてユーザ機器専用探索空間によって占められる周波数領域リソースユニットの数と周波数領域リソースユニットの位置とを含む、処理ユニットとを含む。
ユーザ機器は最初のアクセスの間にユーザ機器の帯域幅アクセス能力を報告し、最初のアクセス段階でユーザ機器の帯域幅アクセス能力に適した専用探索空間を決定できる。
可能な一設計において、共通探索空間は第1の時間周波数リソースに位置し、第1の時間周波数リソースは複数の第1の候補制御チャネルを含み、複数の第1の候補制御チャネルの各々は1つ以上の周波数領域リソースユニットを含み、共通探索空間は複数の第1の候補制御チャネルの集合である。
可能な一設計において、ユーザ機器専用探索空間は第2の時間周波数リソースに位置し、第2の時間周波数リソースは複数の第2の候補制御チャネルを含み、複数の第2の候補制御チャネルの各々は1つ以上の周波数領域リソースユニットを含み、ユーザ機器専用探索空間は複数の第2の候補制御チャネルの集合であり、第2の時間周波数リソースは第1の時間周波数リソースと完全には重なり合わない。
可能な一設計において、上位層シグナリングは周波数領域におけるユーザ機器専用探索空間のマッピング方式をさらに含み、マッピング方式は連続マッピングと離散マッピングとを含み、マッピング方式が連続マッピングである場合は、周波数領域リソース位置は周波数領域リソースユニットの開始位置情報をさらに含み、またはマッピング方式が離散マッピングである場合は、周波数領域リソース位置は少なくとも1つの周波数領域リソースユニットの位置をさらに含む。
可能な一設計において、上位層シグナリングは、以下の情報、すなわち、ユーザ機器専用探索空間のサブキャリア幅情報、ユーザ機器専用探索空間における基準信号のスクランブリングコードシーケンス情報、ユーザ機器専用探索空間のアグリゲーションレベル情報、およびユーザ機器専用探索空間の伝送モード、のうち1つ以上を、さらに含む。
可能な一設計において、基準信号のスクランブリングコードシーケンスはユーザ機器のユーザ機器専用探索空間を復調するために使われる。
可能な一設計において、アグリゲーションレベル情報はユーザ機器専用探索空間のアグリゲーションレベルの集合に含まれる要素の数、および/またはアグリゲーションレベルの値を含む。
可能な一設計において、制御チャネル時間周波数リソースは共通探索空間とユーザ機器専用探索空間とを含み、制御チャネル時間周波数リソースのサイズが予め定義された閾値を上回る場合は、制御チャネルアグリゲーションレベル集合は第1の集合であり、または制御チャネル時間周波数リソースのサイズが予め定義された閾値を下回る場合は、制御チャネルアグリゲーションレベル集合は第2の集合である。
可能な一設計において、上位層シグナリングはアップリンク伝送のタイミングアドバンス指示情報をさらに含み、タイミングアドバンス指示情報はユーザ機器がアップリンク情報を送信するときのダウンリンク伝送タイミングに対する時間差を指示するために使われる。
可能な一設計において、送信ユニットによって送信されるプリアンブル信号シーケンスはユーザ機器の帯域幅アクセス能力を指示する指示情報を含む。
可能な一設計において、上位層シグナリングはランダムアクセス応答情報(RAR)シグナリングまたは無線リソース制御プロトコル(RRC)シグナリングである。
可能な一設計において、送信ユニットがプリアンブル信号シーケンスを送信した後、受信ユニットが上位層シグナリングを受信する前に、送信ユニットはアップリンク承認情報を送信し、アップリンク承認情報はユーザ機器の帯域幅アクセス能力を含む、ようにさらに構成される。
可能な一設計において、受信ユニットはブロードキャスト情報を受信し、ブロードキャスト情報は共通探索空間のマッピング方式を指示するために使われる情報を含み、マッピング方式は離散マッピングと連続マッピングとを含む、ようにさらに構成される。
可能な一設計において、ブロードキャスト情報は指示フィールドを含み、指示フィールドは共通探索空間のマッピング方式を指示するために使われ、または、ブロードキャスト情報によって使われるスクランブリングコードが共通探索空間のマッピング方式を指示するために使われる。
第6の態様によると、ネットワークデバイスが提供され、該ネットワークデバイスは、ユーザ機器によって送信されるプリアンブル信号シーケンスを受信するように構成された受信ユニットと、プリアンブル信号シーケンスに対応する上位層シグナリングを決定するように構成された処理ユニットであって、上位層シグナリングは共通探索空間で搬送されるダウンリンク制御情報によって指示され、上位層シグナリングはユーザ機器専用探索空間の周波数領域リソース位置情報を指示するために使われ、周波数領域リソース位置情報は周波数領域においてユーザ機器専用探索空間によって占められる周波数領域リソースユニットの数と周波数領域リソースユニットの位置とを含む、処理ユニットと、上位層シグナリングを送信するように構成された送信ユニットとを含む。
ネットワークデバイスは最初のアクセスの間にユーザ機器の帯域幅アクセス能力を受信し、最初のアクセス段階で帯域幅アクセス能力に基づいて上位層シグナリングを送信できる。上位層シグナリングはユーザ機器の帯域幅アクセス能力にマッチした専用探索空間を指示するために使われる。
可能な一設計において、共通探索空間は第1の時間周波数リソースに位置し、第1の時間周波数リソースは複数の第1の候補制御チャネルを含み、複数の第1の候補制御チャネルの各々は1つ以上の周波数領域リソースユニットを含み、共通探索空間は複数の第1の候補制御チャネルの集合である。
可能な一設計において、ユーザ機器専用探索空間は第2の時間周波数リソースに位置し、第2の時間周波数リソースは複数の第2の制御チャネルを含み、複数の第2の候補制御チャネルの各々は1つ以上の周波数領域リソースユニットを含み、ユーザ機器専用探索空間は複数の第2の候補制御チャネルの集合であり、第2の時間周波数リソースは第1の時間周波数リソースと完全には重なり合わない。
可能な一設計において、上位層シグナリングは周波数領域におけるユーザ機器専用探索空間のマッピング方式をさらに含み、マッピング方式は連続マッピングと離散マッピングとを含み、マッピング方式が連続マッピングである場合は、周波数領域リソース位置は周波数領域リソースユニットの開始位置情報をさらに含み、またはマッピング方式が離散マッピングである場合は、周波数領域リソース位置は少なくとも1つの周波数領域リソースユニットの位置をさらに含む。
可能な一設計において、上位層シグナリングは、以下の情報、すなわち、ユーザ機器専用探索空間のサブキャリア幅情報、ユーザ機器専用探索空間における基準信号のスクランブリングコードシーケンス情報、ユーザ機器専用探索空間のアグリゲーションレベル情報、およびユーザ機器専用探索空間の伝送モード、のうち1つ以上をさらに含む。
可能な一設計において、基準信号のスクランブリングコードシーケンスはユーザ機器のユーザ機器専用探索空間を復調するために使われる。
可能な一設計において、アグリゲーションレベル情報はユーザ機器専用探索空間のアグリゲーションレベルの集合に含まれる要素の数、および/またはアグリゲーションレベルの値を含む。
可能な一設計において、制御チャネル時間周波数リソースは共通探索空間とユーザ機器専用探索空間とを含み、制御チャネル時間周波数リソースのサイズが予め定義された閾値を上回る場合は、制御チャネルアグリゲーションレベル集合は第1の集合であり、または制御チャネル時間周波数リソースのサイズが予め定義された閾値を下回る場合は、制御チャネルアグリゲーションレベル集合は第2の集合である。
可能な一設計において、上位層シグナリングはアップリンク伝送のタイミングアドバンス指示情報をさらに含み、タイミングアドバンス指示情報はユーザ機器がアップリンク情報を送信するときのダウンリンク伝送タイミングに対する時間差を指示するために使われる。
可能な一設計において、受信ユニットによって受信されるプリアンブル信号シーケンスはユーザ機器の帯域幅アクセス能力を指示するために使われる指示情報を含む。
可能な一設計において、上位層シグナリングはランダムアクセス応答情報(RAR)シグナリングまたは無線リソース制御プロトコル(RRC)シグナリングである。
可能な一設計において、受信ユニットがプリアンブル信号シーケンスを受信した後、送信ユニットが上位層シグナリングを送信する前に、受信ユニットはアップリンク承認情報を受信し、アップリンク承認情報はユーザ機器の帯域幅アクセス能力を含む、ようにさらに構成される。
可能な一設計において、送信ユニットはブロードキャスト情報を送信し、ブロードキャスト情報は共通探索空間のマッピング方式を指示するために使われる情報を含み、マッピング方式は離散マッピングと連続マッピングとを含む、ようにさらに構成される。
可能な一設計において、ブロードキャスト情報は指示フィールドを含み、指示フィールドは共通探索空間のマッピング方式を指示するために使われ、または、ブロードキャスト情報によって使われるスクランブリングコードが共通探索空間のマッピング方式を指示するために使われる。
第7の態様によると、ユーザ機器が提供され、該ユーザ機器は、上位層シグナリングを受信するように構成された受信ユニットであって、上位層シグナリングは共通探索空間で搬送されるダウンリンク制御情報によって指示される、受信ユニットと、上位層シグナリングに基づいてユーザ機器専用探索空間の周波数領域リソース位置情報を決定するように構成された処理ユニットとを含み、周波数領域リソース位置情報は周波数領域においてユーザ機器専用探索空間によって占められる周波数領域リソースユニットの数と周波数領域リソースユニットの位置とを含む。
ユーザ機器は最初のアクセスの間にユーザ機器の帯域幅アクセス能力を報告し、最初のアクセス段階でユーザ機器の帯域幅アクセス能力に適した専用探索空間を決定できる。
可能な一設計において、共通探索空間は第1の時間周波数リソースに位置し、第1の時間周波数リソースは複数の第1の候補制御チャネルを含み、複数の第1の候補制御チャネルの各々は1つ以上の周波数領域リソースユニットを含み、共通探索空間は複数の第1の候補制御チャネルの集合である。
可能な一設計において、ユーザ機器専用探索空間は第2の時間周波数リソースに位置し、第2の時間周波数リソースは複数の第2の候補制御チャネルを含み、複数の第2の候補制御チャネルの各々は1つ以上の周波数領域リソースユニットを含み、ユーザ機器専用探索空間は複数の第2の候補制御チャネルの集合であり、第2の時間周波数リソースは第1の時間周波数リソースと完全には重なり合わない。
可能な一設計において、上位層シグナリングは周波数領域におけるユーザ機器専用探索空間のマッピング方式をさらに含み、マッピング方式は連続マッピングと離散マッピングとを含み、マッピング方式が連続マッピングである場合は、周波数領域リソース位置は周波数領域リソースユニットの開始位置情報をさらに含み、またはマッピング方式が離散マッピングである場合は、周波数領域リソース位置は少なくとも1つの周波数領域リソースユニットの位置をさらに含む。
可能な一設計において、上位層シグナリングは、以下の情報、すなわち、ユーザ機器専用探索空間のサブキャリア幅情報、ユーザ機器専用探索空間における基準信号のスクランブリングコードシーケンス情報、ユーザ機器専用探索空間のアグリゲーションレベル情報、およびユーザ機器専用探索空間の伝送モード、のうち1つ以上をさらに含む。
可能な一設計において、基準信号のスクランブリングコードシーケンスはユーザ機器のユーザ機器専用探索空間を復調するために使われる。
可能な一設計において、アグリゲーションレベル情報はユーザ機器専用探索空間のアグリゲーションレベルの集合に含まれる要素の数、および/またはアグリゲーションレベルの値を含む。
可能な一設計において、制御チャネル時間周波数リソースは共通探索空間とユーザ機器専用探索空間とを含み、制御チャネル時間周波数リソースのサイズが予め定義された閾値を上回る場合は、制御チャネルアグリゲーションレベル集合は第1の集合であり、または制御チャネル時間周波数リソースのサイズが予め定義された閾値を下回る場合は、制御チャネルアグリゲーションレベル集合は第2の集合である。
可能な一設計において、上位層シグナリングはアップリンク伝送のタイミングアドバンス指示情報をさらに含み、タイミングアドバンス指示情報はユーザ機器がアップリンク情報を送信するときのダウンリンク伝送タイミングに対する時間差を指示するために使われる。
可能な一設計において、上位層シグナリングはランダムアクセス応答情報(RAR)シグナリングまたは無線リソース制御プロトコル(RRC)シグナリングである。
可能な一設計において、ユーザ機器は受信ユニットが上位層シグナリングを受信する前にアップリンク承認情報を送信するように構成された送信ユニットをさらに含み、アップリンク承認情報はユーザ機器の帯域幅アクセス能力を含む。
可能な一設計において、受信ユニットはブロードキャスト情報を受信し、ブロードキャスト情報は共通探索空間のマッピング方式を指示するために使われる情報を含み、マッピング方式は離散マッピングと連続マッピングとを含む、ようにさらに構成される。
可能な一設計において、ブロードキャスト情報は指示フィールドを含み、指示フィールドは共通探索空間のマッピング方式を指示するために使われ、または、ブロードキャスト情報によって使われるスクランブリングコードが共通探索空間のマッピング方式を指示するために使われる。
第8の態様によると、ネットワークデバイスが提供され、該ネットワークデバイスは、上位層シグナリングを決定するように構成された処理ユニットであって、上位層シグナリングは共通探索空間で搬送されるダウンリンク制御情報によって指示され、上位層シグナリングはユーザ機器専用探索空間の周波数領域リソース位置情報を指示するために使われ、周波数領域リソース位置情報は周波数領域においてユーザ機器専用探索空間によって占められる周波数領域リソースユニットの数と周波数領域リソースユニットの位置とを含む、処理ユニットと、上位層シグナリングを送信するように構成された送信ユニットとを含む。
ネットワークデバイスは最初のアクセスの間にユーザ機器の帯域幅アクセス能力を受信し、最初のアクセス段階で帯域幅アクセス能力に基づいて上位層シグナリングを送信できる。上位層シグナリングはユーザ機器の帯域幅アクセス能力にマッチした専用探索空間を指示するために使われる。
可能な一設計において、共通探索空間は第1の時間周波数リソースに位置し、第1の時間周波数リソースは複数の第1の候補制御チャネルを含み、複数の第1の候補制御チャネルの各々は1つ以上の周波数領域リソースユニットを含み、共通探索空間は複数の第1の候補制御チャネルの集合である。
可能な一設計において、ユーザ機器専用探索空間は第2の時間周波数リソースに位置し、第2の時間周波数リソースは複数の第2の制御チャネルを含み、複数の第2の候補制御チャネルの各々は1つ以上の周波数領域リソースユニットを含み、ユーザ機器専用探索空間は複数の第2の候補制御チャネルの集合であり、第2の時間周波数リソースは第1の時間周波数リソースと完全には重なり合わない。
可能な一設計において、上位層シグナリングは周波数領域におけるユーザ機器専用探索空間のマッピング方式をさらに含み、マッピング方式は連続マッピングと離散マッピングとを含み、マッピング方式が連続マッピングである場合は、周波数領域リソース位置は周波数領域リソースユニットの開始位置情報をさらに含み、またはマッピング方式が離散マッピングである場合は、周波数領域リソース位置は少なくとも1つの周波数領域リソースユニットの位置をさらに含む。
可能な一設計において、上位層シグナリングは、以下の情報、すなわち、ユーザ機器専用探索空間のサブキャリア幅情報、ユーザ機器専用探索空間における基準信号のスクランブリングコードシーケンス情報、ユーザ機器専用探索空間のアグリゲーションレベル情報、およびユーザ機器専用探索空間の伝送モード、のうち1つ以上をさらに含む。
可能な一設計において、基準信号のスクランブリングコードシーケンスはユーザ機器のユーザ機器専用探索空間を復調するために使われる。
可能な一設計において、アグリゲーションレベル情報はユーザ機器専用探索空間のアグリゲーションレベルの集合に含まれる要素の数、および/またはアグリゲーションレベルの値を含む。
可能な一設計において、制御チャネル時間周波数リソースは共通探索空間とユーザ機器専用探索空間とを含み、制御チャネル時間周波数リソースのサイズが予め定義された閾値を上回る場合は、制御チャネルアグリゲーションレベル集合は第1の集合であり、または制御チャネル時間周波数リソースのサイズが予め定義された閾値を下回る場合は、制御チャネルアグリゲーションレベル集合は第2の集合である。
可能な一設計において、上位層シグナリングはアップリンク伝送のタイミングアドバンス指示情報をさらに含み、タイミングアドバンス指示情報はユーザ機器がアップリンク情報を送信するときのダウンリンク伝送タイミングに対する時間差を指示するために使われる。
可能な一設計において、上位層シグナリングはランダムアクセス応答情報(RAR)シグナリングまたは無線リソース制御プロトコル(RRC)シグナリングである。
可能な一設計において、ネットワークデバイスは送信ユニットが上位層シグナリングを送信する前にアップリンク承認情報を受信するように構成された受信ユニットをさらに含み、アップリンク承認情報はユーザ機器の帯域幅アクセス能力を含む。
可能な一設計において、送信ユニットはブロードキャスト情報を送信し、ブロードキャスト情報は共通探索空間のマッピング方式を指示するために使われる情報を含み、マッピング方式は離散マッピングと連続マッピングとを含む、ようにさらに構成される。
可能な一設計において、ブロードキャスト情報は指示フィールドを含み、指示フィールドは共通探索空間のマッピング方式を指示するために使われ、または、ブロードキャスト情報によって使われるスクランブリングコードが共通探索空間のマッピング方式を指示するために使われる。
第9の態様によると、プロセッサと、受信器と、メモリと、バスシステムとを含むユーザ機器が提供される。プロセッサと受信器とメモリはバスシステムを用いて接続される。メモリは命令またはコードを保管するように構成される。プロセッサはメモリに保管された命令またはコードを実行するように構成され、これによりユーザ機器は、第1の態様もしくは第1の態様の可能な実装のいずれか1つ、または第3の態様もしくは第3の態様の可能な実装のいずれか1つによる方法を行う。
第10の態様によると、プロセッサと、送信器と、メモリとを含むネットワークデバイスが提供される。メモリは命令またはコードを保管するように構成される。プロセッサはメモリに保管された命令またはコードを実行するように構成され、これによりネットワークデバイスは、第2の態様もしくは第2の態様の可能な実装のいずれか1つ、または第4の態様もしくは第4の態様の可能な実装のいずれか1つによる方法を行う。
第11の態様によると、コンピュータ可読記憶媒体が提供される。コンピュータ可読記憶媒体はプログラムを保管する。プログラムは、ユーザ機器に、第1の態様もしくは第1の態様の可能な実装のいずれか1つ、または第3の態様もしくは第3の態様の可能な実装のいずれか1つによる方法を行わせる。
第12の態様によると、コンピュータ可読記憶媒体が提供される。コンピュータ可読記憶媒体はプログラムを保管する。プログラムは、ネットワークデバイスに、第2の態様もしくは第2の態様の可能な実装のいずれか1つ、または第4の態様もしくは第4の態様の可能な実装のいずれか1つによる方法を行わせる。
第13の態様によると、コンピュータプログラム製品が提供される。コンピュータプログラム製品はコンピュータプログラムコードを含む。このコンピュータプログラムコードがユーザ機器によって実行されると、ユーザ機器は、第1の態様もしくは第1の態様の可能な実装のいずれか1つ、または第3の態様もしくは第3の態様の可能な実装のいずれか1つによる方法を行う。
第14の態様によると、コンピュータプログラム製品が提供される。コンピュータプログラム製品はコンピュータプログラムコードを含む。このコンピュータプログラムコードがネットワークデバイスによって実行されると、ネットワークデバイスは、第2の態様もしくは第2の態様の可能な実装のいずれか1つ、または第4の態様もしくは第4の態様の可能な実装のいずれか1つによる方法を行う。
第15の態様によると、制御チャネルリソース指示装置が提供される。装置は少なくとも1つのプロセッサと少なくとも1つの記憶媒体とを含む。少なくとも1つの記憶媒体は命令を保管する。この命令がプロセッサによって実行されると、プロセッサは、第1の態様もしくは第1の態様の可能な実装のいずれか1つ、第2の態様もしくは第2の態様の可能な実装のいずれか1つ、第3の態様もしくは第3の態様の可能な実装のいずれか1つ、または第4の態様もしくは第4の態様の可能な実装のいずれか1つによる方法を行う。
第16の態様によると、通信システムが提供される。通信システムは、第5の態様もしくは第5の態様の可能な実装のいずれか1つ、第7の態様もしくは第7の態様の可能な実装のいずれか1つ、または第9の態様によるユーザ装置と、第6の態様もしくは第6の態様の可能な実装のいずれか1つ、第8の態様もしくは第8の態様の可能な実装のいずれか1つ、または第10の態様のネットワークデバイスとを、含む。
最初のアクセスプロセスの概略図である。 本発明の一実施形態による制御チャネルリソース指示方法の概略流れ図である。 本発明の一実施形態による共通探索空間とユーザ専用探索空間の概略構造図である。 本発明の一実施形態による連続的に分布する周波数領域リソースユニットに対応する探索空間の概略構造図である。 本発明の一実施形態による連続的に分布する周波数領域リソースユニットに対応する探索空間の概略構造図である。 本発明の一実施形態によるサブキャリア幅の概略構造図である。 本発明の一実施形態による探索空間における基準信号の概略構造図である。 本発明の一実施形態による探索空間のアグリゲーションレベルの概略図である。 本発明の一実施形態によるユーザ機器の概略構造図である。 本発明の他の一実施形態によるユーザ機器の概略構造図である。 本発明の一実施形態によるネットワークデバイスの概略構造図である。 本発明の他の一実施形態によるネットワークデバイスの概略構造図である。
以下、本発明の実施形態の添付の図面を参照しながら本発明の実施形態のテクニカルソリューションを説明する。
本発明の実施形態の技術的解決手段は、ワイヤレスフィディリティ(wifi)システム、ワールドワイド・インターオペラビリティ・フォー・マイクロウェーブ・アクセス(Worldwide Interoperability for Microwave Access、WiMAX)システム、グローバル・システム・フォー・モバイル・コミュニケーションズ(Global System of Mobile communication、GSM(登録商標))システム、符号分割多重アクセス(Code Division Multiple Access、CDMA)システム、広帯域符号分割多重アクセス(Wideband Code Division Multiple Access、WCDMA(登録商標))システム、ジェネラル・パケット・ラジオ・サービス(General Packet Radio Service、GPRS)システム、ロング・ターム・エボリューション(Long Term Evolution、LTE)システム、ロング・ターム・エボリューション・アドバンスト(Advanced long term evolution、LTE−A)システム、ユニバーサル移動通信システム(Universal Mobile Telecommunication System、UMTS)システム、第3世代パートナーシップ・プロジェクト(The 3rd Generation Partnership Project、3GPP)に関するセルラーシステム、第5世代移動通信システム(The Fifth Generation Mobile Telecommunication System、5G)などの様々な通信システムに応用されうることを理解されたい。これは本発明の実施形態で限定されない。
本発明の実施形態における用語「and/or」(および/または)は関連するものの関係を専ら表すものであり、3つの関係があり得ることを意味することを理解されたい。例えば、「A and/or B」(Aおよび/またはB)は3つのケースを、すなわちAのみ存在するケースと、AとBの両方が存在するケースと、Bのみ存在するケースとを意味し得る。加えて、本明細書における文字「/」は関連するものの「or」(または)関係を通常意味する。
本発明の実施形態において「第1」と「第2」は単に区別のために用いられているのであって、順序やサイズを示すものではない。
図1に示されているように、通信システムはユーザ機器(ユーザ機器、User Equipment)180とネットワークデバイス190とを含む。
本発明の本実施形態は様々な規格の無線ネットワークに使用できる。したがって、ネットワークデバイス190は様々な無線通信システムにおける様々なネットワーク要素を含み得る。例えば、第5世代移動通信システムにおいてネットワークデバイス190は5Gネットワークデバイスであり得、例えばgNB(gNodeB)であり得、ロング・ターム・エボリューション(Long Term Evolution、LTE)およびLTE−Aの無線アクセスネットワークにおいてネットワークデバイス190はエボルブド・ネットワーク・デバイス(eNodeB、eNB)を含み得、広帯域符号分割多重アクセス(Wideband Code Division Multiple Access、WCDMA(登録商標))の無線アクセスネットワークにおいてネットワークデバイス190は無線ネットワークコントローラ(Radio Network Controller、RNC)およびNodeBを含み得る。同様に、ワールドワイド・インターオペラビリティ・フォー・マイクロウェーブ・アクセス(Worldwide Interoperability for Microwave Access、WiMax)ネットワークなどの他の無線ネットワークにおいて、本発明の本実施形態のソリューションに類似したソリューションを使用することもでき、関連するモジュールのみが異なり得る。これは本発明の本実施形態で限定されない。
本発明の本実施形態において、ユーザ機器180は、端末デバイス(Terminal Device)、モバイルステーション(MS、Mobile Station)、モバイル端末(Mobile Terminal)などとも呼ばれ得ることをさらに理解されたい。端末は無線アクセスネットワーク(RAN、Radio Access Network)を使って1つ以上のコアネットワークと通信できる。例えば、ユーザ機器180は携帯電話機(または「セルラー」電話機と呼ばれる)であってよく、あるいは通信機能を有するコンピュータであってよい。例えば、ユーザ機器180は、あるいは、ポータブルモバイル装置、ポケットサイズモバイル装置、ハンドヘルドモバイル装置、コンピュータ内蔵モバイル装置、または車載モバイル装置であってもよい。
当業者が容易に理解できるようにするため、以下、本願のいくつかの用語を説明する。
(1)シンボル:シンボルは、直交周波数分割多重(Orthogonal Frequency Division Multiplexing、OFDM)シンボル、散在符号多重アクセス(Sparse Code Multiplexing Access、SCMA)シンボル、フィルタ直交周波数分割多重(Filtered Orthogonal Frequency Division Multiplexing、F−OFDM)シンボル、および非直交多重アクセス(Non−Orthogonal Multiple Access、NOMA)シンボルを含み、ただしこれらに限定されず、実状に応じて具体的に決定されてよい。ここでは詳細を説明しない。
(2)サブキャリア幅:サブキャリア幅は周波数領域において最も微細な粒度である。例えば、LTEでは、1サブキャリアのサブキャリア幅は15KHzである。
(3)周波数領域リソースユニット:周波数領域リソースユニットは、周波数領域においてP個の連続するサブキャリアを占めるリソースであり、時間領域において占められるリソースのサイズは特に制限されない。Pは1より大きい自然数である。例えば、1つの周波数領域リソースユニットが2個、4個、6個、または12個の連続するサブキャリアを占めることがある。
図1は、最初のアクセスプロセスの概略図である。最初のアクセスプロセスでは、ユーザ機器180とネットワークデバイス190との間で以下の情報交換が行われ得る。
ステップ110:ユーザ機器180はネットワークデバイス190へプリアンブル信号シーケンス(Preamble)を送信し、このプリアンブル信号シーケンスは第1のメッセージ(Message 1)とも呼ばれる。
ステップ120:受信したプリアンブル信号シーケンスに応じて、ネットワークデバイス190は、ユーザ機器180へランダムアクセス応答情報(Random Access Response、RAR)を送信し、このRARは第2のメッセージ(Message 2)とも呼ばれる。
preambleを送信した後、ユーザ機器180は、RARの受信を指示する指示情報を受け取るために、時間期間内に共通探索空間を検出する。ネットワークデバイス190が返答するRARがこのRAR時間枠内に受信されないと、現在のランダムアクセスプロセスは失敗したと考慮される。
ステップ130:RARを受信した後、ユーザ機器180は、RARに含まれる情報に基づいてアップリンクデータチャネル上でアップリンク承認情報を送信し、このアップリンク承認情報は第3のメッセージ(Message 3)とも呼ばれる。
ユーザ機器180は、受信したRARに含まれるアップリンクスケジューリング指示情報に基づいて、アップリンクスケジューリング指示情報で指示された時間周波数リソースで第3のメッセージを送信する。第3のメッセージは無線リソース制御プロトコル(Radio Resource Control、RRC)接続要求(Connection Request)を含み、少なくとも一時的なユーザ機器識別情報、例えば未接続状態の各ユーザ機器に割り当てられる一意な識別子を搬送する必要がある。
ステップ140:アップリンク承認情報を送信した後、ユーザ機器180は、ダウンリンクデータチャネルでネットワークデバイス190によって送信される応答情報を受信し、この応答情報は衝突解決メッセージまたは第4のメッセージ(Message 4)とも呼ばれる。
前述のメッセージを交換することにより、ユーザ機器180はネットワークデバイス190に対しRRC接続を確立できる。
ただし、最初のアクセスの間、ネットワークデバイス190はユーザ機器180の帯域幅アクセス能力を知ることができず、このためユーザ機器180に専用の動作帯域幅を割り当てることができず、結果的に、ユーザ機器180は最初のアクセスの間、専用の動作周波数領域リソースに関する情報を知ることができない。
本発明の本実施形態で説明される方法によると、ユーザ機器とネットワークデバイスとのRRC接続確立の過程でユーザ機器の帯域幅アクセス能力を適時に知ることができる。これはアクセス遅延を減少させる。
ここでは、最初のアクセスのシナリオは、一例として使われていることを理解されたい。本発明の本実施形態で説明される方法は、ユーザ機器がRRC接続の確立を要求するためネットワークデバイスへPreambleを送信する他の類似するシナリオ、例えばRRC接続再確立のシナリオにも、またはソースネットワークデバイスからターゲットネットワークデバイスにユーザ機器がハンドオーバーされるシナリオにも、応用可能である。
図2は本発明の一実施形態による制御チャネルリソース指示方法200の概略流れ図である。図2に示されているように、方法200は以下の内容を含む。
ステップ210:ユーザ機器はネットワークデバイスへプリアンブル信号シーケンス、すなわちPreambleまたはMessage 1を、送信する。
ユーザ機器は、ランダムアクセス要求があることをネットワークデバイスに知らせるためにネットワークデバイスへPreambleを送信し、これにより、ネットワークデバイスはネットワークデバイスとユーザ機器との伝送遅延を推定でき、伝送遅延に基づいてアップリンクタイミングを較正できる。
任意選択で、プリアンブル信号シーケンスはZadoff Chuシーケンスであってよい。
ステップ220:ネットワークデバイスはプリアンブル信号シーケンスに対応する応答情報を決定し、応答情報は共通探索空間で搬送されるダウンリンク制御情報によって指示される。制御チャネルを決定するときにユーザ機器によって検出される時間周波数リソースは共通探索空間とユーザ機器専用探索空間とを含む。応答情報はユーザ機器専用探索空間の周波数領域リソース位置情報を含む。周波数領域リソース位置情報は、周波数領域においてユーザ機器専用探索空間によって占められる周波数領域リソースユニットの数と、周波数領域リソースユニットの位置とを含む。
任意選択で、応答情報は第2のメッセージであってよく、すなわちRAR/Message 2情報であってよい。あるいは、応答情報は第4のメッセージであってよく、すなわちMessage 4情報であってよい。換言すると、本明細書において、プリアンブル信号シーケンスに対応する応答情報は、プリアンブル信号シーケンスが送信された後に受信される最初の応答情報に限定されない。
ケース1:プリアンブル信号シーケンスに対応する応答情報が第2のメッセージを含み、第2のメッセージが受信される時間周波数リソース位置とプリアンブル信号シーケンスとの間には間接的な結合関係がある。結合関係とは、ユーザ機器が、プリアンブル信号シーケンスを送信するためのシーケンス情報に基づいて、共通探索空間に含まれRARの受信に使われる指示情報を決定することである。指示情報はRARが受信される時間周波数リソース位置の指示情報を含み、送信されるプリアンブル信号シーケンスはRARを受信するための固有の時間周波数リソース指示情報に対応する。
ケース2:プリアンブル信号シーケンスに対応する応答情報が第4のメッセージを含む。第4のメッセージはユーザ機器のユーザアイデンティティ情報を含み、例えばセル・ラジオ・ネットワーク・テンポラリ・アイデンティティ(Cell−Radio Network Temporary Identity、C−RNTI)を含む。
任意選択で、共通探索空間は第1の時間周波数リソースに位置し、第1の時間周波数リソースは複数の第1の候補制御チャネルを含み、複数の第1の候補制御チャネルの各々は1つ以上の周波数領域リソースユニットを含み、共通探索空間は複数の第1の候補制御チャネルの集合である。
加えて、任意選択で、ユーザ機器専用探索空間は第2の時間周波数リソースに位置し、第2の時間周波数リソースは複数の第2の候補制御チャネルを含み、複数の第2の候補制御チャネルの各々は1つ以上の周波数領域リソースユニットを含み、ユーザ機器専用探索空間は複数の第2の候補制御チャネルの集合であり、第2の時間周波数リソースは第1の時間周波数リソースと完全には重なり合わない。
図3に示されているように、ユーザ機器は、制御チャネルを決定するときに、時間周波数リソースを検出する必要がある。具体的に述べると、ユーザ機器は第1の時間周波数リソース上の共通探索空間において検出を行い、1つ以上の第1の候補制御チャネルにおいて、ネットワークデバイスによって送信されるダウンリンク制御情報を検出する。
第1の時間周波数リソースの全ての時間周波数リソースが共通探索空間であってもよく、あるいは図3に示されているように、第1の時間周波数リソースのいくつかの時間周波数リソースがユーザ機器の共通探索空間であってもよい。
任意選択で、時間周波数リソース、すなわちその上に共通の制御チャネルが位置する第1の時間周波数リソースは、ブロードキャストメッセージまたはシステムメッセージによって指示される。
例えば、ステップ210の前に、ユーザ機器は、ブロードキャスト情報を受信し、第1の時間周波数リソースの周波数領域位置を決定する。ブロードキャスト情報は周波数領域リソースユニットの数と周波数領域リソースユニットの位置とを含む。
ステップ230:ネットワークデバイスはユーザ機器へ応答情報を送信する。
ステップ240:ユーザ機器は共通探索空間の指示に基づく応答情報を受信し、応答情報に基づいてユーザ専用探索空間の周波数領域リソース位置情報を決定する。
任意選択で、ユーザ機器は応答情報に基づいてユーザ専用探索空間の周波数領域位置を決定する。周波数領域リソース位置情報は、周波数領域においてユーザ機器専用探索空間によって占められる周波数領域リソースユニットの数と、周波数領域リソースユニットの位置とを含む。
図3に示されているように、ユーザ機器専用探索空間は第2の時間周波数リソースに位置し、第2の時間周波数リソースは複数の第2の候補制御チャネルを含み、第2の候補制御チャネルの集合がユーザ機器専用探索空間を構成する。
任意選択で、第2の時間周波数リソースは第1の時間周波数リソースと完全には重なり合わない。換言すると、第2の時間周波数リソースは少なくとも1つの周波数領域リソースユニットを含み、周波数領域リソースユニットは第1の時間周波数リソースに含まれない。
任意選択で、ユーザ機器専用探索空間を決定した後、ユーザ機器は、ユーザ機器専用制御チャネルとしてユーザ機器専用探索空間で1つ以上の第2の候補制御チャネルを検出する。
ネットワークデバイスは、プリアンブル信号シーケンスに対応する応答メッセージ、例えばMessage 2またはMessage 4に、専用探索空間の指示情報を加え、これによりユーザ機器は最初のアクセスの間に専用探索空間を決定する。加えて、様々なユーザ機器帯域幅能力に対して、様々な専用探索空間位置およびサイズが決定される。本方法は制御チャネルのキャパシティを拡大し、最初のアクセス中の制御チャネル衝突確率を低減し、アクセス遅延を減少させる。
任意選択で、ユーザ機器専用探索空間の周波数領域リソース位置情報は、周波数領域リソースのマッピング方式をさらに含む。換言すると、周波数領域におけるユーザ機器専用探索空間のマッピング方式は、ユーザ機器専用探索空間における第2の候補制御チャネルのマッピング方式である。図4に示されているように、周波数領域リソースのマッピング方式は連続マッピングと離散マッピングとを含み得る。
ケース1:周波数領域リソースのマッピング方式が連続マッピングである場合、周波数領域リソース位置情報は、周波数領域リソースユニットの開始位置情報をさらに含む。図4(a)に示されているように、ユーザ機器専用探索空間の周波数領域リソースは複数の連続する周波数領域リソースユニットである。
ケース2:周波数領域リソースのマッピング方式が離散マッピングである場合、周波数領域リソース位置情報は、周波数領域においてユーザ機器専用探索空間によって占められている少なくとも1つの周波数領域リソースユニットの位置をさらに含む。図4(b)に示されているように、制御チャネルの周波数領域リソースは複数の離散した周波数領域リソースユニットである。
この場合、離散した周波数領域リソースユニットが規則的に分布しているならば、例えば等間隔で分布しているならば、1つの周波数領域リソースユニットの位置を知ることによって全ての周波数領域リソースユニットの位置を知ることができ、離散した周波数領域リソースユニットが不規則的に分布しているならば、全ての周波数領域リソースユニットの位置を知る必要がある。
任意選択で、プリアンブル情報に対応する応答情報は、以下の情報、すなわち、ユーザ機器専用探索空間のサブキャリア幅情報、ユーザ機器専用探索空間における基準信号のスクランブリングコードシーケンス情報、ユーザ機器専用探索空間のアグリゲーションレベル情報、およびユーザ機器専用探索空間の伝送モード、のうち1つ以上をさらに含む。
一実装において、プリアンブル信号シーケンスに対応する応答情報はユーザ機器専用探索空間のサブキャリア幅情報を含む。サブキャリア幅は周波数領域において最も微細な粒度であり、探索空間で使われるサブキャリア幅は、制御チャネルの送信に使われる周波数領域リソースの最も微細な粒度である。任意選択で、様々なユーザ機器のユーザ機器探索空間において、様々なサブキャリア幅が使われ得る。ユーザ機器の共通探索空間で使われるサブキャリア幅は、同じユーザ機器のユーザ機器専用探索空間で使われるサブキャリア幅と異なる場合がある。図5に示されているように、共通探索空間で使われるサブキャリア幅は15 KHzであり、ユーザ機器専用探索空間で使われるサブキャリア幅は30 KHzである。
一実装において、プリアンブル情報に対応する応答情報は基準信号のスクランブリングコードシーケンス情報を含み、基準信号のスクランブリングコードシーケンスはユーザ機器専用探索空間において1つ以上の第2の候補制御チャネルを復調するために使われる。
図6に示されているように、ユーザ機器専用探索空間は複数の周波数領域リソースユニットを含み、各周波数領域リソースユニットはユーザ機器専用探索空間の復調に使われる基準信号を含む。
任意選択で、基準信号のスクランブリングコードシーケンスはGoldシーケンスであってよい。Goldシーケンスの異なる初期値から、異なるスクランブリングコードシーケンスが生成される。初期値は応答情報に含まれるユーザ機器IDに基づいて計算されうる。ユーザ機器IDは第2のメッセージでフィードバックされる一時的なユーザ機器IDであってよく、あるいはユーザ機器のユーザアイデンティティ情報であってよく、例えば第4のメッセージに含まれるC−RNTIであってもよい。
Goldシーケンスはc(n)で表すことができ、生成されるシーケンスの長さはMPNで示すことができ、n=0,1,...,MPN−1である。
c(n)=(x1(n+NC)+x2(n+NC))mod2
x1(n+31)=(x1(n+3)+x1(n))mod2
x2(n+31)=(x2(n+3)+x2(n+2)+x2(n+1)+x2(n))mod2 (1)
ここで、NCは、予め定義された値である。先行技術の方法によるとNC=1600である。初期シーケンスは第1の初期シーケンスx1(n)(n=0,1,...,30)と第2の初期シーケンスx2(n)(n=0,1,...,30)とを含む。
第1の初期シーケンスは予め定義されたシーケンスであってよく、例えばx1(0)=1およびx1(n)=0であってよく、n=1,...,30である。第2の初期シーケンスはランダムアクセス応答情報の指示情報に基づいて決定され、例えば
であり、
であり、ここで
はnSCIDに関連する予め定義された値であり、nSCIDはランダムアクセス応答情報を使って指示される。
一実装において、プリアンブル信号シーケンスに対応する応答情報はユーザ機器専用探索空間のアグリゲーションレベル情報を含む。アグリゲーションレベルは1つの探索空間に含まれる制御チャネル時間周波数リソースユニットの数を示す。時間周波数リソースユニットは周波数領域において1つの周波数領域リソースユニットを含み、時間領域において少なくとも1つのOFDMシンボルを含む。例えば、時間周波数リソースユニットは周波数領域において少なくとも4つの連続するサブキャリアを含み、時間領域において少なくとも1つのOFDMシンボルを含み、あるいは時間周波数リソースユニットは周波数領域において12の連続するサブキャリアを含み、時間領域において少なくとも1つのOFDMシンボルを含む。
制御チャネルによって占められた時間周波数リソースがK個の制御チャネル時間周波数リソースを含む場合は、制御チャネルのアグリゲーションレベルはKである。Kは1以上の自然数である。例えば、Kは1、2、4、または8に等しい。
任意選択で、アグリゲーションレベル情報はユーザ機器専用探索空間のアグリゲーションレベルの集合に含まれる要素の数、および/またはアグリゲーションレベルの値を含む。
探索空間のアグリゲーションレベルの集合はアグリゲーションレベルを含む集合である。例えば、第1の集合は{1,2,4,8}であってよい。この場合、集合は4つの要素を含み、アグリゲーションレベルの値は1、2、4、または8である。例えば、第2の集合は{1,2}であってよい。この場合、集合は2つの要素を含み、アグリゲーションレベルの値は1または2である。
任意選択で、ユーザ機器専用探索空間で使われるアグリゲーションレベルの可能な集合はユーザ機器専用探索空間の時間周波数リソースのサイズによって間接的に指示できる。制御チャネル時間周波数リソースのサイズが予め定義された閾値を上回る場合は、制御チャネルアグリゲーションレベル集合は第1の集合である。制御チャネル時間周波数リソースのサイズが予め定義された閾値を下回る場合は、制御チャネルアグリゲーションレベル集合は第2の集合である。
例えば、アグリゲーションレベルの集合は、第1の集合{1,2,4,8}と第2の集合{1,2}とを含む。ユーザ機器専用制御チャネルの時間周波数リソースはN個の制御チャネル時間周波数リソースユニットを含む。Nが予め定義された閾値N0を上回るとき、ユーザ機器専用制御チャネルの時間周波数リソースに含まれるアグリゲーションレベルの集合は第1の集合{1,2,4,8}である。Nが予め定義された閾値を下回るとき、ユーザ機器専用制御チャネルの時間周波数リソースに含まれるアグリゲーションレベルの集合は第2の集合{1,2}である。
一実装において、プリアンブル情報に対応する応答情報は探索空間の伝送モードを含む。伝送モードは、空間ダイバーシチ、ビーム形成式伝送モード、またはマルチアンテナ式伝送モードを含む。
任意選択で、ステップ210の前に、ユーザ機器はブロードキャスト情報を受信する。ブロードキャスト情報は共通探索空間のマッピング方式を指示するために使われる情報を含み、マッピング方式は離散マッピングと連続マッピングとを含む。
任意選択で、ブロードキャスト情報は指示フィールドを含む。指示フィールドは共通探索空間のマッピング方式を指示するために使われる。あるいは、ブロードキャスト情報によって使われるスクランブリングコードが共通探索空間のマッピング方式を指示するために使われる。
例えば、ステップ210の前に、ユーザ機器は同期信号を検出し、ブロードキャストチャネルに関する情報を受信する。ブロードキャストチャネルに関する情報を受信した後、ユーザ機器は、共通制御チャネルがある時間周波数リソースの位置を得る。
可能な一つのケースにおいて、同期信号とブロードキャストチャネルによって占められた周波数領域リソースの位置は、共通探索空間の時間周波数リソースセットのリソース位置に間接的に結合される。例えば、同期信号とブロードキャストチャネルはシステム帯域幅の中間部分でN個の周波数領域リソースユニットを占め、Nは1以上の自然数であり、既定である。例えば、LTEではN=6であり、共通探索空間の中心位置は同期信号とブロードキャストチャネルによって占められる周波数領域中心位置と同じである。
任意選択で、共通探索空間のサイズは予め定義され、例えば5MHzまたはM個の周波数領域リソースユニットであり、Mは1以上の自然数である。
任意選択で、ブロードキャストチャネルによって搬送されるブロードキャスト情報は、共通探索空間のサイズを指示するために使われる指示情報を含み得る。例えば、3ビット情報が使用され、基本的な共通探索空間の周波数領域幅{5MHz,10MHz,20MHz,40MHz,80MHz}、または共通探索空間によって占められる周波数領域リソースユニットの数、例えば{25,50,100,200,400}の周波数領域リソースユニット、を指示する。
共通探索空間に含まれるM個の周波数領域リソースユニットは、周波数領域における複数の予め定義された連続する周波数領域リソースユニットであってよい。
あるいは、ユーザ機器はブロードキャストチャネルに関する情報を受信し、ブロードキャストチャネルの伝送に使われるスクランブリングコードシーケンスを決定し、スクランブリングコードシーケンスに基づいて、周波数領域において基本的なリソースユニットに含まれるM個の周波数領域リソースユニットが複数の連続する周波数領域リソースユニットなのか、それとも複数の離散した周波数領域リソースユニットなのかを決定する。
例えば、ブロードキャストチャネルの伝送に使われるスクランブリングコードシーケンスは第1のスクランブリングコードシーケンスと第2のスクランブリングコードシーケンスとを含む。第1のスクランブリングコードシーケンスは探索空間に含まれる連続した周波数領域リソースユニットに対応し、第2のスクランブリングコードシーケンスは探索空間に含まれる離散した周波数領域リソースユニットに対応する。
任意選択で、ブロードキャストチャネルのブロードキャスト情報は1ビットの指示情報をさらに含み、指示情報は、共通探索空間に含まれる複数の周波数領域リソースユニットが複数の連続する周波数領域リソースユニットなのか、それとも複数の離散した周波数領域リソースユニットなのかを指示するために使われる。
上述したように、ネットワークデバイスはステップ220でプリアンブル信号シーケンスに対応する応答情報を決定する。応答情報はMessage 2またはMessage 4であってよい。
可能な一つのケースにおいて、ネットワークデバイスによって送信される応答情報はMessage 2である。具体的に述べると、応答情報はアップリンク伝送のタイミングアドバンス(Timing Advance、TA)指示情報をさらに含み、タイミングアドバンス指示情報はユーザ機器がアップリンク情報を送信するときのダウンリンク伝送タイミングに対する時間差を指示するために使われる。
この場合、ユーザ機器によって送信されるプリアンブル信号シーケンスはユーザ機器の帯域幅アクセス能力を含む。
ユーザ機器が異なる帯域幅能力を有するということは、ユーザ機器の内蔵部品が異なる周波数領域特性を有するため、ユーザ機器が信号の受信や送信に使うことができる周波数領域幅が異なることを意味する。例えば、狭帯域特性を有する部品を使用するユーザ機器は、帯域幅が周波数領域幅より大きい信号を送信/受信できない。
チャネルを受信するためにユーザ機器によって使われる周波数領域幅は主に、ユーザ機器に使われている特定の部品の、例えば周波数領域フィルタや無線周波アンテナの、周波数領域幅に関連する。
一部のユーザ機器に含まれる周波数領域フィルタは高帯域幅の信号を受信でき、一部のユーザ機器に含まれる周波数領域フィルタは低帯域幅の信号を受信できる。あるいは、一部のユーザ機器のアンテナモジュールは狭帯域送受信特性を有し、一部のユーザ機器のアンテナモジュールは広帯域送受信特性を有する。狭帯域帯域幅と広帯域帯域幅は相対的な概念である。例えば狭帯域と広帯域の規模は次のように説明できる、すなわち狭帯域帯域幅は5MHzであり広帯域帯域幅は20MHzであり、あるいは狭帯域帯域幅は20MHzであり広帯域帯域幅は80MHzである。
ステップ210において、ユーザ機器はネットワークデバイスへプリアンブル信号シーケンスを送信する。前述の任意選択の解決手段で説明したように、プリアンブル信号シーケンスはユーザ機器の帯域幅アクセス能力を含み得る。この場合、ネットワークデバイスはRAR情報またはMessage 2情報を使用してプリアンブル信号シーケンスに対応する応答情報を送信できる。
例えば、ユーザ機器の帯域幅アクセス能力を決定した後に、ネットワークデバイスは、応答情報を受信することをユーザ機器に命令するために使われるダウンリンク制御情報を共通探索空間で送信する。ダウンリンク制御情報は応答情報によって占められた周波数領域リソースの位置を指示するために使われる。
制御チャネル時間周波数リソースの指示情報はMessage 2で搬送され、ネットワークデバイスは最初のアクセスの間にユーザ機器の帯域幅アクセス能力を決定し、ユーザ機器の帯域幅アクセス能力に基づいて、ユーザ機器にユーザ専用探索空間を割り当てることを検討できる。例えば、Message 4の周波数領域リソースは共通探索空間ではなくユーザ機器専用探索空間でスケジュールされ得る。本方法は制御チャネルのキャパシティを拡大し、最初のアクセスの間の制御チャネルの衝突確率を低減する。
他の可能な一実装において、ネットワークデバイスによって送信される応答情報は上位層シグナリングである。換言すると、応答メッセージはMessage 4を使って送信されううる。
ネットワークデバイスの衝突解決機構において、第4のメッセージは勝利するユーザ機器を指示する一意な識別子を搬送する。衝突解決のときに勝利しない他のユーザ機器はランダムアクセスを再び開始する。
この場合、ネットワークデバイスは、ステップ210が行われた後に、ランダムアクセス応答情報、すなわちMessage 2を、ユーザ機器へ送信する。ユーザ機器は、Message 2を受信した後に、ネットワークデバイスへアップリンク承認情報、すなわちMessage 3を、送信する。Message 3はユーザ機器の帯域幅アクセス能力を含む。
ネットワークデバイスは制御チャネル時間周波数リソースの指示情報をMessage 4に加え、それによってユーザ機器は最初のアクセスの間に専用探索空間を決定する。Message 4はMessage 3の後に、すなわちアップリンク承認情報の後に、送信されるため、ユーザ機器はMessage 3を使ってユーザ帯域幅能力に関するより多くの詳細やその他のユーザ能力情報をネットワークデバイスに報告でき、Message 4を使ってネットワークデバイスによって指示されるユーザ専用探索空間情報はより正確になる。本方法では、ユーザ機器のために専用探索空間が正確に構成されるため、制御チャネルのキャパシティが拡大する。加えて、ユーザ専用探索空間の周波数領域リソースの割り当ては最初のアクセスの間に完遂される。したがって、最初のアクセスの間の制御チャネルの衝突確率は低減し、アクセス遅延は減少する。
任意選択で、ネットワークデバイスがRAR情報に応答情報を加えると、ユーザ機器は応答情報に基づいて専用探索空間の時間周波数リソースの位置をさらに決定する。
任意選択で、ステップ240の後に、方法200は以下のステップをさらに含んでよい。
ステップ250:アップリンク同期が失敗する場合、ユーザ機器はプリアンブル信号シーケンス信号の再送をトリガーする。プリアンブル信号シーケンス信号はステップ210のプリアンブル信号シーケンス信号と同じである。ここでは詳細を繰り返し説明しない。
ステップ260:ネットワークデバイスは受信したプリアンブル信号に基づいて対応する応答情報を再送する。応答情報はステップ220の応答情報と同じである。ここでは詳細を繰り返し説明しない。
ステップ270:ユーザ機器は再送された応答情報に基づいてユーザ専用探索空間を再構成する。
前述のステップを行うことにより、最初のアクセス競合が失敗した後でも、ユーザ機器が、ネットワークデバイスに接続するためにプリアンブル信号シーケンスを再送するときに、ユーザ機器専用探索空間の周波数領域リソース位置を得ることができることを保証できる。
任意選択で、ステップ240の後に、方法200は以下のステップをさらに含んでよい。
ステップ250’:ネットワークデバイスはアクセス状態のユーザ機器へ、上位層制御情報を、例えばRRCシグナリングを、送信し、上位層制御情報はユーザ専用探索空間の周波数領域リソースを指示する指示情報を含む。
ステップ260’:ユーザ機器は受信したRRCシグナリングに基づいてユーザ機器専用探索空間を構成する。
前述のステップを行うことにより、ユーザ機器は、RRC接続が成功した後に、ネットワークデバイスによって送信されるRRCシグナリングを受信することによって、ユーザ機器専用探索空間を更新できる。
これまでは図2〜図7を参照しながら本発明の実施形態による制御チャネルリソース指示方法を説明している。これ以降は図8〜図11を参照しながら本発明の実施形態によるユーザ機器とネットワークデバイスを説明する。
本発明の一実施形態によるユーザ機器800は本発明の実施形態による制御チャネルリソース指示方法200におけるユーザ機器に対応し得、ユーザ機器800のユニットの以下の操作および/または機能とその他の操作および/または機能が図2に示された方法200におけるユーザ機器の対応する手順を実行するためのものであることを理解されたい。簡潔にするため、ここでは詳細を繰り返し説明しない。
図8は本発明の実施形態によるユーザ機器800の概略構造図である。図8に示されているように、ユーザ機器800は、送信ユニット810と、処理ユニット820と、受信ユニット830とを含む。
送信ユニット810はプリアンブル信号シーケンスを送信するように構成される。
受信ユニット830はプリアンブル信号シーケンスに対応する応答情報を受信し、応答情報は共通探索空間で搬送されるダウンリンク制御情報によって指示され、制御チャネルを決定するときにユーザ機器によって検出される時間周波数リソースは共通探索空間とユーザ機器専用探索空間とを含む、ように構成される。
処理ユニット820は応答情報に基づいてユーザ機器専用探索空間の周波数領域リソース位置情報を決定し、周波数領域リソース位置情報は周波数領域においてユーザ機器専用探索空間によって占められる周波数領域リソースユニットの数と周波数領域リソースユニットの位置とを含む、ように構成される。
任意選択で、共通探索空間は第1の時間周波数リソースに位置し、第1の時間周波数リソースは複数の第1の候補制御チャネルを含み、複数の第1の候補制御チャネルの各々は1つ以上の周波数領域リソースユニットを含み、共通探索空間は複数の第1の候補制御チャネルの集合である。
任意選択で、ユーザ機器専用探索空間は第2の時間周波数リソースに位置し、第2の時間周波数リソースは複数の第2の候補制御チャネルを含み、複数の第2の候補制御チャネルの各々は1つ以上の周波数領域リソースユニットを含み、ユーザ機器専用探索空間は複数の第2の候補制御チャネルの集合であり、第2の時間周波数リソースは第1の時間周波数リソースと完全には重なり合わない。
第1の時間周波数リソースと、共通探索空間と、第1の候補制御チャネルと、複数の時間周波数リソースユニットとの関係、ならびに第2の時間周波数リソースと、ユーザ専用探索空間と、第2の候補制御チャネルと、複数の時間周波数リソースユニットとの関係に関する詳細については、図3の関連する説明と方法200の関連する説明を参照されたい。
任意選択で、応答情報は周波数領域におけるユーザ機器専用探索空間のマッピング方式をさらに含み、マッピング方式は連続マッピングと離散マッピングとを含む。
マッピング方式が連続マッピングである場合は、周波数領域リソース位置は周波数領域リソースユニットの開始位置情報をさらに含み、あるいは
マッピング方式が離散マッピングである場合は、周波数領域リソース位置は少なくとも1つの周波数領域リソースユニットの位置をさらに含む。
任意選択で、応答情報は、以下の情報、すなわち、ユーザ機器専用探索空間のサブキャリア幅情報、ユーザ機器専用探索空間における基準信号のスクランブリングコードシーケンス情報、ユーザ機器専用探索空間のアグリゲーションレベル情報、およびユーザ機器専用探索空間の伝送モード、のうち1つ以上をさらに含む。
可能な一様態において、基準信号のスクランブリングコードシーケンスはユーザ機器のユーザ機器専用探索空間で1つ以上の第2の候補制御チャネルを復調するために使われる。詳細については、方法200における基準信号のスクランブリングコードシーケンスの説明を参照されたい。
任意選択で、アグリゲーションレベル情報はユーザ機器専用探索空間のアグリゲーションレベルの集合に含まれる要素の数、および/またはアグリゲーションレベルの値を含む。詳細については、方法200におけるアグリゲーションレベルの関連する説明を参照されたい。
任意選択で、応答情報はアップリンク伝送のタイミングアドバンス指示情報をさらに含み、タイミングアドバンス指示情報はユーザ機器がアップリンク情報を送信するときのダウンリンク伝送タイミングに対する時間差を指示するために使われる。この場合、プリアンブル信号シーケンスに対応する応答情報は第2のメッセージを含む。
任意選択で、送信ユニット810によって送信されるプリアンブル信号シーケンスは、ユーザ機器の帯域幅アクセス能力を指示するために使われる指示情報を含む。
制御チャネル時間周波数リソースの指示情報はMessage 2で搬送されるので、ユーザ機器は最初のアクセスの間に帯域幅アクセス能力を報告でき、ネットワークデバイスはユーザ機器の帯域幅アクセス能力に基づいてユーザ機器にユーザ専用探索空間を割り当てることを検討できる。例えば、Message 4の周波数領域リソースは共通探索空間ではなくユーザ機器専用探索空間でスケジュールされ得る。したがって、ユーザ機器の最初のアクセスの間の制御チャネルの衝突確率は低減され、正確なユーザ機器専用探索空間を知ることができる。
任意選択で、応答情報は上位層シグナリングである。この場合、プリアンブル信号シーケンスに対応する応答情報は第4のメッセージを含む。
任意選択で、送信ユニット810がプリアンブル信号シーケンスを送信した後、受信ユニット830が応答情報を受信する前に、送信ユニット810はアップリンク承認情報を送信し、アップリンク承認情報はユーザ機器の帯域幅アクセス能力を含む、ようにさらに構成される。
制御チャネル時間周波数リソースの指示情報がMessage 4で搬送されるため、ユーザ機器は最初のアクセスの間に専用探索空間を決定する。Message 4はMessage 3の後に、すなわちアップリンク承認情報の後に、送信されるため、ユーザ機器はMessage 3を使ってユーザ帯域幅能力に関するより多くの詳細やその他のユーザ能力情報をネットワークデバイスに報告でき、Message 4を使ってネットワークデバイスによって指示されるユーザ専用探索空間情報はより正確になる。アクセスのときにユーザ機器の帯域幅能力を報告することにより、ユーザ機器は専用探索空間を正確に知ることができ、これにより制御チャネルのキャパシティは拡大する。加えて、ユーザ専用探索空間の周波数領域リソースの割り当ては最初のアクセスの間に完遂される。したがって、最初のアクセスの間の制御チャネルの衝突確率は低減し、アクセス遅延は減少する。
任意選択で、受信ユニット830はブロードキャスト情報を受信するようにさらに構成される。ブロードキャスト情報は共通探索空間のマッピング方式を指示するために使われる情報を含み、マッピング方式は離散マッピングと連続マッピングとを含む。
任意選択で、ブロードキャスト情報は指示フィールドを含む。指示フィールドは共通探索空間のマッピング方式を指示するために使われ、あるいは、ブロードキャスト情報によって使われるスクランブリングコードは共通探索空間のマッピング方式を指示するために使われる。詳細については、方法200におけるブロードキャスト情報の関連する説明を参照されたい。
なお、処理ユニット820はプロセッサによって実現でき、送信ユニット810は送信器によって実現でき、受信ユニット830は受信器によって実現できる。図9は本発明の他の一実施形態によるユーザ機器900の概略構造図である。図9に示されているように、ユーザ機器900は、プロセッサ910と、受信器920と、送信器930と、メモリ940とを含む。
メモリ940はプロセッサ910によって実行されるコードなどを保管するように構成されてよい。送信器930はプロセッサ910の制御下で信号を送信するように構成される。受信器920はプロセッサ1110の制御下で信号を受信するように構成される。
本発明の本実施形態によるユーザ機器900は本発明の実施形態による制御チャネルリソース指示方法200におけるユーザ機器と本発明の実施形態によるユーザ機器800とに対応し得、ユーザ機器800のユニットの前述の操作および/または機能とその他の操作および/または機能が図2に示された方法200におけるネットワークデバイスの対応する手順を実行するためのものであることを理解されたい。簡潔にするため、ここでは詳細を繰り返し説明しない。
図10は本発明の一実施形態によるネットワークデバイス1000の概略構造図である。図10に示されているように、ネットワークデバイス1000は、送信ユニット1010と、処理ユニット1020と、受信ユニット1030とを含む。
受信ユニット1030はユーザ機器によって送信されるプリアンブル信号シーケンスを受信するように構成される。
処理ユニット1020はプリアンブル信号シーケンスに対応する応答情報を決定するように構成される。応答情報は共通探索空間で搬送されるダウンリンク制御情報によって指示され、制御チャネルを決定するときにユーザ機器によって検出される時間周波数リソースは共通探索空間とユーザ機器専用探索空間とを含み、応答情報はユーザ機器専用探索空間の周波数領域リソース位置情報を指示するために使われ、周波数領域リソース位置情報は周波数領域においてユーザ機器専用探索空間によって占められる周波数領域リソースユニットの数と周波数領域リソースユニットの位置とを含む。
送信ユニット1010は応答情報を送信するように構成される。
任意選択で、共通探索空間は第1の時間周波数リソースに位置し、第1の時間周波数リソースは複数の第1の候補制御チャネルを含み、複数の第1の候補制御チャネルの各々は1つ以上の周波数領域リソースユニットを含み、共通探索空間は複数の第1の候補制御チャネルの集合である。
任意選択で、ユーザ機器専用探索空間は第2の時間周波数リソースに位置し、第2の時間周波数リソースは複数の第2の制御チャネルを含み、複数の第2の候補制御チャネルの各々は1つ以上の周波数領域リソースユニットを含み、ユーザ機器専用探索空間は複数の第2の候補制御チャネルの集合であり、第2の時間周波数リソースは第1の時間周波数リソースと完全には重なり合わない。
第1の時間周波数リソースと、共通探索空間と、第1の候補制御チャネルと、複数の時間周波数リソースユニットとの関係、ならびに第2の時間周波数リソースと、ユーザ専用探索空間と、第2の候補制御チャネルと、複数の時間周波数リソースユニットとの関係に関する詳細については、図3の関連する説明と方法200の関連する説明を参照されたい。
任意選択で、応答情報は周波数領域におけるユーザ機器専用探索空間のマッピング方式をさらに含み、マッピング方式は連続マッピングと離散マッピングとを含む。
マッピング方式が連続マッピングである場合は、周波数領域リソース位置は周波数領域リソースユニットの開始位置情報をさらに含み、または
マッピング方式が離散マッピングである場合は、周波数領域リソース位置は少なくとも1つの周波数領域リソースユニットの位置をさらに含む。
任意選択で、応答情報は、以下の情報、すなわち、ユーザ機器専用探索空間のサブキャリア幅情報、ユーザ機器専用探索空間における基準信号のスクランブリングコードシーケンス情報、ユーザ機器専用探索空間のアグリゲーションレベル情報、およびユーザ機器専用探索空間の伝送モード、のうち1つ以上をさらに含む。
任意選択で、基準信号のスクランブリングコードシーケンスはユーザ機器のユーザ機器専用探索空間で1つ以上の第2の候補制御チャネルを復調するために使われる。詳細については、方法200における基準信号のスクランブリングコードシーケンスの説明を参照されたい。
任意選択で、アグリゲーションレベル情報はユーザ機器専用探索空間のアグリゲーションレベルの集合に含まれる要素の数、および/またはアグリゲーションレベルの値を含む。詳細については、方法200におけるアグリゲーションレベルの関連する説明を参照されたい。
任意選択で、応答情報はアップリンク伝送のタイミングアドバンス指示情報をさらに含み、タイミングアドバンス指示情報はユーザ機器がアップリンク情報を送信するときのダウンリンク伝送タイミングに対する時間差を指示するために使われる。この場合、プリアンブル信号シーケンスに対応する応答情報は第2のメッセージを含む。
任意選択で、受信ユニット1030によって受信されるプリアンブル信号シーケンスは、ユーザ機器の帯域幅アクセス能力を指示するために使われる指示情報を含む。
ネットワークデバイスは制御チャネル時間周波数リソースの指示情報をMessage 2に加え、それによって最初のアクセスの間にユーザ機器の帯域幅アクセス能力を知ることができ、ネットワークデバイスはユーザ機器の帯域幅アクセス能力に基づいてユーザ機器にユーザ専用探索空間を割り当てることを検討できる。例えば、Message 4の周波数領域リソースは共通探索空間ではなくユーザ機器専用探索空間でスケジュールされ得る。本方法は制御チャネルのキャパシティを拡大し、最初のアクセスの間の制御チャネルの衝突確率を低減する。
任意選択で、応答情報は上位層シグナリングである。この場合、プリアンブル信号シーケンスに対応する応答情報は第4のメッセージを含む。
任意選択で、受信ユニット1030がプリアンブル信号シーケンスを受信した後、送信ユニット1010が応答情報を送信する前に、受信ユニット1030はアップリンク承認情報を受信するようにさらに構成される。アップリンク承認情報はユーザ機器の帯域幅アクセス能力を含む。
ネットワークデバイスは制御チャネル時間周波数リソースの指示情報をMessage 4に加え、それによってユーザ機器は最初のアクセスの間に専用探索空間の周波数領域リソースを決定する。Message 4はMessage 3の後に、すなわちアップリンク承認情報の後に、送信されるため、ユーザ機器はMessage 3を使ってユーザ帯域幅能力に関するより多くの詳細やその他のユーザ能力情報をネットワークデバイスに報告でき、Message 4を使ってネットワークデバイスによって指示されるユーザ専用探索空間情報はより正確になる。ネットワークデバイスはユーザ機器のために専用探索空間を正確に構成するので、制御チャネルのキャパシティは拡大する。ネットワークデバイスは最初のアクセスの間にユーザ専用探索空間の周波数領域リソースの割り当てを完遂できるので、最初のアクセスの間の制御チャネルの衝突確率は低減し、アクセス遅延は減少する。
任意選択で、送信ユニットはブロードキャスト情報を送信するようにさらに構成される。ブロードキャスト情報は共通探索空間のマッピング方式を指示するために使われる情報を含み、マッピング方式は離散マッピングと連続マッピングとを含む。
任意選択で、ブロードキャスト情報は指示フィールドを含む。指示フィールドは共通探索空間のマッピング方式を指示するために使われ、あるいは、ブロードキャスト情報によって使われるスクランブリングコードは共通探索空間のマッピング方式を指示するために使われる。詳細については、方法200におけるブロードキャスト情報の関連する説明を参照されたい。
本発明の本実施形態によるネットワークデバイス1000は本発明の実施形態による制御チャネル構成方法200におけるネットワークデバイスに対応し得、ネットワークデバイス1000のユニットの前述の操作および/または機能とその他の操作および/または機能が図2に示された方法200におけるネットワークデバイスの対応する手順を実行するためのものであることを理解されたい。簡潔にするため、ここでは詳細を繰り返し説明しない。
なお、送信ユニット1010は送信器によって実現でき、受信ユニット1030は受信器によって実現でき、処理ユニット1020はプロセッサによって実現できる。図11は本発明の他の一実施形態によるネットワークデバイス1100の概略構造図である。図11に示されているように、ユーザ機器1100は、プロセッサ1110と、受信器1120と、送信器1130と、メモリ1140とを含む。
メモリ1140はプロセッサ1110によって実行されるコードなどを保管するように構成されてよい。受信器1120はプロセッサ1110の制御下で信号を受信するように構成される。送信器1130はプロセッサ1110の制御下で信号を送信するように構成される。
本発明の本実施形態によるネットワークデバイス1100は本発明の実施形態による制御チャネルリソース指示方法200におけるネットワークデバイスと本発明の実施形態によるネットワークデバイス1000とに対応し得、ネットワークデバイス1100のユニットの前述の操作および/または機能とその他の操作および/または機能が図2に示された方法200におけるネットワークデバイスの対応する手順を実行するためのものであることを理解されたい。簡潔にするため、ここでは詳細を繰り返し説明しない。
なお、データバスを含むことに加え、前述の実施形態のバスシステムは、電力バスと、制御バスと、状態信号バスとをさらに含み得る。
前述の実施形態のメモリは、揮発性メモリ(volatile memory)を、例えばランダムアクセスメモリ(random−access memory、RAM)を、含み得る。あるいは、メモリは、不揮発性メモリ(non−volatile memory)を、例えばフラッシュメモリ(flash memory)、ハード・ディスク・ドライブ(hard disk drive、HDD)、またはソリッド・ステート・ドライブ(solid−state drive、SSD)を、含み得る。あるいは、メモリは前述したタイプのメモリの組み合わせを含み得る。
前述の実施形態のプロセッサは、中央処理装置(central processing unit、CPU)、ネットワークプロセッサ(network processor、NP)、またはCPUとNPとの組み合わせであってよい。プロセッサはハードウェアチップをさらに含み得る。前述のハードウェアチップは、特定用途向け集積回路(application−specific integrated circuit、ASIC)、プログラマブル・ロジック・デバイス(programmable logic device、PLD)、またはこれらの組み合わせであってよい。PLDは、コンプレックス・プログラマブル・ロジック・デバイス(complex programmable logic device、CPLD)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(field−programmable gate array、FPGA)、ジェネリック・アレイ・ロジック(generic array logic、GAL)、またはこれらの組み合わせであってよい。
当業者なら、本明細書で開示されている実施形態を参照しながら説明されている例のユニットやアルゴリズムステップを、電子ハードウェアによって、またはコンピュータソフトウェアと電子ハードウェアとの組み合わせによって、実装できることに気づくことができる。これらの機能がハードウェアによって行われるかソフトウェアによって行われるかは、具体的な応用とテクニカルソリューションの設計上の制約しだいで決まる。当業者なら具体的な用途ごとに説明されている機能を様々な方法で実装できるが、そのような実装は本発明の実施形態の範囲を超えるものとみなすべきではない。
説明を簡単かつ簡潔にするため、前述したシステムと装置とユニットの詳しい作業プロセスについては、前述した方法の実施形態の該当するプロセスを参照できること、また、詳細がここで繰り返し説明されないことを、当業者なら明確に理解できる。
本願で提供されるいくつかの実施形態において、開示されているシステム、装置、および方法が他の様態で実装されてよいことを理解されたい。例えば、説明されている装置の実施形態は一例に過ぎない。例えば、ユニットの分割は論理的な機能分割に過ぎず、実際の実装では他の分割であってもよい。例えば、複数のユニットやコンポーネントが組み合わされもよく、あるいは他のシステムに統合されてもよく、一部の機能は無視されてもよく、遂行されなくてもよい。加えて、表示もしくは論述されている相互結合や直接結合や通信接続は何らかのインターフェースを用いて実装されてよい。装置またはユニット間の間接結合や通信接続は電気的形態や機械的形態やその他の形態で実装されてよい。
単独部分として説明されているユニットは物理的に単独であってもなくてもよく、ユニットとして表示されている部分は物理的なユニットであってもなくてもよく、1箇所に置かれてもよく、複数のネットワークユニットに分布されてもよい。実施形態のソリューションの目的を達成するため、ユニットの一部または全部が実際の要求に応じて選ばれてよい。
加えて、本発明の実施形態の機能ユニットは1つの処理ユニットに統合されてよく、それぞれのユニットが物理的に単独で存在してもよく、2つ以上のユニットが1つのユニットに統合されてもよい。
これらの機能がソフトウェア機能ユニットの形で実装され、独立した製品として販売もしくは使用される場合、これらの機能はコンピュータ可読記憶媒体に保管されてよい。このような理解に基づき、本発明の実施形態のテクニカルソリューションは、あるいは先行技術に寄与する部分は、あるいはテクニカルソリューションの一部は、ソフトウェア製品の形で実装されてよい。コンピュータソフトウェア製品は記憶媒体に保管され、本発明の実施形態で説明されている方法のステップの全部または一部を行うことをコンピュータデバイス(これはパーソナルコンピュータ、サーバー、またはネットワークデバイスなどであってよい)に命じる1つ以上の命令を含む。前述した記憶媒体は、USBフラッシュドライブ、リムーバブル・ハード・ディスク、読み取り専用メモリ(ROM、Read−Only Memory)、ランダム・アクセス・メモリ(RAM、Random Access Memory)、磁気ディスク、光ディスクなど、プログラムコードを保管できる様々な媒体を含む。
上記の説明は本発明の特定の実装に過ぎず、本発明の保護範囲を制限することを意図するものではない。本発明で開示されている技術的範囲内で当業者によって容易に考え出されるバリエーションや差し替えは本発明の保護範囲内に入るものとする。したがって、本発明の保護範囲は請求項の保護範囲に従うものとする。
180 ユーザ機器
190 ネットワークデバイス
200 制御チャネルリソース指示方法
800 ユーザ機器
810 送信ユニット
820 処理ユニット
830 受信ユニット
900 ユーザ機器
910 プロセッサ
920 受信器
930 送信器
940 メモリ
1000 ネットワークデバイス
1010 送信ユニット
1020 処理ユニット
1030 受信ユニット
1100 ネットワークデバイス
1100 ユーザ機器
1110 プロセッサ
1120 受信器
1130 送信器
1140 メモリ
本願は、参照により全文が本願に組み込まれる「制御チャネルリソース指示方法、ユーザ機器、およびネットワークデバイス」なる名称の2016年12月30日に中国国家知識産権局に出願された中国特許出願第201611263794.6号に基づく優先権を主張する。
本発明は通信分野に関連し、具体的には制御チャネルリソース指示方法、ネットワークデバイス、およびユーザ機器に関する。
通信システムではネットワークデバイスがユーザ機器に対して制御チャネル時間周波数リソースを指示する必要がある。従来の技術では制御チャネル時間周波数リソースの指示情報はブロードキャストチャネルによって搬送される。具体的に述べると、ネットワークデバイスは物理ブロードキャストチャネル(Physical Broadcast Channel、PBCH)で搬送される指示情報を使って制御チャネル周波数領域リソースのサイズを指示し、制御チャネル時間領域リソースのサイズを物理制御フォーマットインジケータチャネル(Physical Control Format Indicator Channel、PCFICH)に加える。
次世代通信システムは帯域幅が異なる複数のユーザ機器によるアクセスをサポートし、全てのユーザ機器によって検出できるチャネル帯域幅は異なる。先行技術の設計解決手段が引き続き使われるならば、ユーザ機器は、ネットワークデバイスへの接続を確立するときに、ユーザ機器の専用の動作周波数領域リソースに関する情報を知ることができず、なぜならばPBCHは共通のシグナリングであり、また、各ユーザ機器には専用の動作帯域幅を割り当てることができないためである。
本発明の実施形態は、制御チャネルがある探索空間の周波数領域リソース位置を最初のアクセス段階でユーザ機器に指示するために、制御チャネルリソース指示方法、ネットワークデバイス、およびユーザ機器を提供する。
第1の態様によると、制御チャネルリソース指示方法が提供され、該制御チャネルリソース指示方法は、プリアンブル信号シーケンスを送信するステップと、プリアンブル信号シーケンスに対応する上位層シグナリングを受信するステップであって、上位層シグナリングは共通探索空間で搬送されるダウンリンク制御情報によって指示される、ステップと、上位層シグナリングに基づいてユーザ機器専用探索空間の周波数領域リソース位置情報を決定するステップであって、周波数領域リソース位置情報は周波数領域においてユーザ機器専用探索空間によって占められる周波数領域リソースユニットの数と周波数領域リソースユニットの位置とを含む、ステップとを含む。
本発明の本実施形態では、プリアンブル信号シーケンスか第3のメッセージで帯域幅アクセス能力メッセージが送信され、ユーザ機器専用探索空間の指示情報を上位層シグナリングで、例えばMessage 2またはMessage 4で、受信できるため、ユーザ機器は最初のアクセスの間にユーザ機器専用探索空間を決定する。加えて、様々なユーザ機器帯域幅能力について様々な専用探索空間位置およびサイズが決定される。本方法は制御チャネルのキャパシティを拡大し、最初のアクセスの間の制御チャネルの衝突確率を低減し、アクセス遅延を減少させる。
可能な一設計において、共通探索空間は第1の時間周波数リソースに位置し、第1の時間周波数リソースは複数の第1の候補制御チャネルを含み、複数の第1の候補制御チャネルの各々は1つ以上の周波数領域リソースユニットを含み、共通探索空間は複数の第1の候補制御チャネルの集合である。
可能な一設計において、ユーザ機器専用探索空間は第2の時間周波数リソースに位置し、第2の時間周波数リソースは複数の第2の候補制御チャネルを含み、複数の第2の候補制御チャネルの各々は1つ以上の周波数領域リソースユニットを含み、ユーザ機器専用探索空間は複数の第2の候補制御チャネルの集合であり、第2の時間周波数リソースは第1の時間周波数リソースと部分的に重なり合うか、または重なり合わない。
可能な一設計において、上位層シグナリングは周波数領域におけるユーザ機器専用探索空間のマッピング方式をさらに含み、マッピング方式は連続マッピングと離散マッピングとを含み、マッピング方式が連続マッピングである場合は、周波数領域リソース位置情報は周波数領域リソースユニットの開始位置情報をさらに含み、またはマッピング方式が離散マッピングである場合は、周波数領域リソース位置情報は少なくとも1つの周波数領域リソースユニットの位置をさらに含む。
可能な一設計において、上位層シグナリングは、以下の情報、すなわち、ユーザ機器専用探索空間のサブキャリア幅情報、ユーザ機器専用探索空間における基準信号のスクランブリングコードシーケンス情報、ユーザ機器専用探索空間のアグリゲーションレベル情報、およびユーザ機器専用探索空間の伝送モード、のうち1つ以上をさらに含む。
可能な一設計において、基準信号のスクランブリングコードシーケンスはユーザ機器専用探索空間を復調するために使われる。
可能な一設計において、アグリゲーションレベル情報はユーザ機器専用探索空間のアグリゲーションレベルの集合に含まれる要素の数、および/またはアグリゲーションレベルの値を含む。
可能な一設計において、制御チャネル時間周波数リソースは共通探索空間とユーザ機器専用探索空間とを含み、制御チャネル時間周波数リソースのサイズが予め定義された閾値を上回る場合は、制御チャネルアグリゲーションレベル集合は第1の集合であり、または制御チャネル時間周波数リソースのサイズが予め定義された閾値を下回る場合は、制御チャネルアグリゲーションレベル集合は第2の集合である。
可能な一設計において、上位層シグナリングはアップリンク伝送のタイミングアドバンス指示情報をさらに含み、タイミングアドバンス指示情報はユーザ機器がアップリンク情報を送信するときのダウンリンク伝送タイミングに対する時間差を指示するために使われる。
可能な一設計において、ユーザ機器によって送信されるプリアンブル信号シーケンスはユーザ機器の帯域幅アクセス能力を指示するために使われる指示情報を含む。
可能な一設計において、上位層シグナリングはランダムアクセス応答(RAR)シグナリングまたは無線リソース制御(RRC)シグナリングである。
可能な一設計において、プリアンブル信号シーケンスを送信するステップの後、上位層シグナリングを受信するステップの前に、方法は、アップリンク承認情報を送信するステップをさらに含み、アップリンク承認情報はユーザ機器の帯域幅アクセス能力を含む。
可能な一設計において、方法はさらに、ブロードキャスト情報を受信することを含み、ブロードキャスト情報は共通探索空間のマッピング方式を指示するために使われる情報を含み、マッピング方式は離散マッピングと連続マッピングとを含む。
可能な一設計において、ブロードキャスト情報は指示フィールドを含み、指示フィールドは共通探索空間のマッピング方式を指示するために使われ、または、ブロードキャスト情報によって使われるスクランブリングコードが共通探索空間のマッピング方式を指示するために使われる。
第2の態様によると、制御チャネルリソース指示方法が提供され、該制御チャネルリソース指示方法は、ユーザ機器によって送信されるプリアンブル信号シーケンスを受信するステップと、プリアンブル信号シーケンスに対応する上位層シグナリングを決定するステップであって、上位層シグナリングは共通探索空間で搬送されるダウンリンク制御情報によって指示され、上位層シグナリングはユーザ機器専用探索空間の周波数領域リソース位置情報を指示するために使われ、周波数領域リソース位置情報は周波数領域においてユーザ機器専用探索空間によって占められる周波数領域リソースユニットの数と周波数領域リソースユニットの位置とを含む、ステップと、上位層シグナリングを送信するステップとを含む。
本発明の本実施形態では、ユーザ機器専用探索空間の指示情報が上位層シグナリングで、例えばMessage 2またはMessage 4で、受信されるため、ユーザ機器は最初のアクセスの間にユーザ機器専用探索空間を決定する。加えて、様々なユーザ機器帯域幅能力について様々な専用探索空間位置およびサイズが決定される。本方法は制御チャネルのキャパシティを拡大し、最初のアクセスの間の制御チャネルの衝突確率を低減し、アクセス遅延を減少させる。
可能な一設計において、共通探索空間は第1の時間周波数リソースに位置し、第1の時間周波数リソースは複数の第1の候補制御チャネルを含み、複数の第1の候補制御チャネルの各々は1つ以上の周波数領域リソースユニットを含み、共通探索空間は複数の第1の候補制御チャネルの集合である。
可能な一設計において、ユーザ機器専用探索空間は第2の時間周波数リソースに位置し、第2の時間周波数リソースは複数の第2の候補制御チャネルを含み、複数の第2の候補制御チャネルの各々は1つ以上の周波数領域リソースユニットを含み、ユーザ機器専用探索空間は複数の第2の候補制御チャネルの集合であり、第2の時間周波数リソースは第1の時間周波数リソースと部分的に重なり合うか、または重なり合わない。
可能な一設計において、上位層シグナリングは周波数領域におけるユーザ機器専用探索空間のマッピング方式をさらに含み、マッピング方式は連続マッピングと離散マッピングとを含み、マッピング方式が連続マッピングである場合は、周波数領域リソース位置情報は周波数領域リソースユニットの開始位置情報をさらに含み、またはマッピング方式が離散マッピングである場合は、周波数領域リソース位置情報は少なくとも1つの周波数領域リソースユニットの位置をさらに含む。
可能な一設計において、上位層シグナリングは、以下の情報、すなわち、ユーザ機器専用探索空間のサブキャリア幅情報、ユーザ機器専用探索空間における基準信号のスクランブリングコードシーケンス情報、ユーザ機器専用探索空間のアグリゲーションレベル情報、およびユーザ機器専用探索空間の伝送モード、のうち1つ以上をさらに含む。
可能な一設計において、基準信号のスクランブリングコードシーケンスはユーザ機器のユーザ機器専用探索空間を復調するために使われる。
可能な一設計において、アグリゲーションレベル情報はユーザ機器専用探索空間のアグリゲーションレベルの集合に含まれる要素の数、および/またはアグリゲーションレベルの値を含む。
可能な一設計において、制御チャネル時間周波数リソースは共通探索空間とユーザ機器専用探索空間とを含み、制御チャネル時間周波数リソースのサイズが予め定義された閾値を上回る場合は、制御チャネルアグリゲーションレベル集合は第1の集合であり、または制御チャネル時間周波数リソースのサイズが予め定義された閾値を下回る場合は、制御チャネルアグリゲーションレベル集合は第2の集合である。
可能な一設計において、上位層シグナリングはアップリンク伝送のタイミングアドバンス指示情報をさらに含み、タイミングアドバンス指示情報はユーザ機器がアップリンク情報を送信するときのダウンリンク伝送タイミングに対する時間差を指示するために使われる。
可能な一設計において、受信されるプリアンブル信号シーケンスはユーザ機器の帯域幅アクセス能力を指示するために使われる指示情報を含む。
可能な一設計において、上位層シグナリングはランダムアクセス応答(RAR)シグナリングまたは無線リソース制御(RRC)シグナリングである。
可能な一設計において、プリアンブル信号シーケンスを受信するステップの後、上位層シグナリングを送信するステップの前に、方法は、アップリンク承認情報を受信するステップをさらに含み、アップリンク承認情報はユーザ機器の帯域幅アクセス能力を含む。
可能な一設計において、方法は、ブロードキャスト情報を送信するステップをさらに含み、ブロードキャスト情報は共通探索空間のマッピング方式を指示するために使われる情報を含み、マッピング方式は離散マッピングと連続マッピングとを含む。
可能な一設計において、ブロードキャスト情報は指示フィールドを含み、指示フィールドは共通探索空間のマッピング方式を指示するために使われ、または、ブロードキャスト情報によって使われるスクランブリングコードが共通探索空間のマッピング方式を指示するために使われる。
第3の態様によると、制御チャネルリソース指示方法が提供され、該制御チャネルリソース指示方法は、上位層シグナリングを受信するステップであって、上位層シグナリングは共通探索空間で搬送されるダウンリンク制御情報によって指示される、ステップと、上位層シグナリングに基づいてユーザ機器専用探索空間の周波数領域リソース位置情報を決定するステップであって、周波数領域リソース位置情報は周波数領域においてユーザ機器専用探索空間によって占められる周波数領域リソースユニットの数と周波数領域リソースユニットの位置とを含む、ステップとを含む。
本発明の本実施形態では、ユーザ機器専用探索空間の指示情報を上位層シグナリングで、例えばMessage 2またはMessage 4で、受信できるため、ユーザ機器は最初のアクセスの間にユーザ機器専用探索空間を決定する。加えて、様々なユーザ機器帯域幅能力について様々な専用探索空間位置およびサイズが決定される。本方法は制御チャネルのキャパシティを拡大し、最初のアクセスの間の制御チャネルの衝突確率を低減し、アクセス遅延を減少させる。
可能な一設計において、共通探索空間は第1の時間周波数リソースに位置し、第1の時間周波数リソースは複数の第1の候補制御チャネルを含み、複数の第1の候補制御チャネルの各々は1つ以上の周波数領域リソースユニットを含み、共通探索空間は複数の第1の候補制御チャネルの集合である。
可能な一設計において、ユーザ機器専用探索空間は第2の時間周波数リソースに位置し、第2の時間周波数リソースは複数の第2の候補制御チャネルを含み、複数の第2の候補制御チャネルの各々は1つ以上の周波数領域リソースユニットを含み、ユーザ機器専用探索空間は複数の第2の候補制御チャネルの集合であり、第2の時間周波数リソースは第1の時間周波数リソースと部分的に重なり合うか、または重なり合わない。
可能な一設計において、上位層シグナリングは周波数領域におけるユーザ機器専用探索空間のマッピング方式をさらに含み、マッピング方式は連続マッピングと離散マッピングとを含み、マッピング方式が連続マッピングである場合は、周波数領域リソース位置情報は周波数領域リソースユニットの開始位置情報をさらに含み、またはマッピング方式が離散マッピングである場合は、周波数領域リソース位置情報は少なくとも1つの周波数領域リソースユニットの位置をさらに含む。
可能な一設計において、上位層シグナリングは、以下の情報、すなわち、ユーザ機器専用探索空間のサブキャリア幅情報、ユーザ機器専用探索空間における基準信号のスクランブリングコードシーケンス情報、ユーザ機器専用探索空間のアグリゲーションレベル情報、およびユーザ機器専用探索空間の伝送モード、のうち1つ以上をさらに含む。
可能な一設計において、基準信号のスクランブリングコードシーケンスはユーザ機器専用探索空間を復調するために使われる。
可能な一設計において、アグリゲーションレベル情報はユーザ機器専用探索空間のアグリゲーションレベルの集合に含まれる要素の数、および/またはアグリゲーションレベルの値を含む。
可能な一設計において、制御チャネル時間周波数リソースは共通探索空間とユーザ機器専用探索空間とを含み、制御チャネル時間周波数リソースのサイズが予め定義された閾値を上回る場合は、制御チャネルアグリゲーションレベル集合は第1の集合であり、または制御チャネル時間周波数リソースのサイズが予め定義された閾値を下回る場合は、制御チャネルアグリゲーションレベル集合は第2の集合である。
可能な一設計において、上位層シグナリングはアップリンク伝送のタイミングアドバンス指示情報をさらに含み、タイミングアドバンス指示情報はユーザ機器がアップリンク情報を送信するときのダウンリンク伝送タイミングに対する時間差を指示するために使われる。
可能な一設計において、上位層シグナリングはランダムアクセス応答(RAR)シグナリングまたは無線リソース制御(RRC)シグナリングである。
可能な一設計において、上位層シグナリングを受信するステップの前に、方法は、アップリンク承認情報を送信するステップをさらに含み、アップリンク承認情報はユーザ機器の帯域幅アクセス能力を含む。
可能な一設計において、方法はさらに、ブロードキャスト情報を受信することを含み、ブロードキャスト情報は共通探索空間のマッピング方式を指示するために使われる情報を含み、マッピング方式は離散マッピングと連続マッピングとを含む。
可能な一設計において、ブロードキャスト情報は指示フィールドを含み、指示フィールドは共通探索空間のマッピング方式を指示するために使われ、または、ブロードキャスト情報によって使われるスクランブリングコードが共通探索空間のマッピング方式を指示するために使われる。
第4の態様によると、制御チャネルリソース指示方法が提供され、該制御チャネルリソース指示方法は、上位層シグナリングを決定するステップであって、上位層シグナリングは共通探索空間で搬送されるダウンリンク制御情報によって指示され、上位層シグナリングはユーザ機器専用探索空間の周波数領域リソース位置情報を指示するために使われ、周波数領域リソース位置情報は周波数領域においてユーザ機器専用探索空間によって占められる周波数領域リソースユニットの数と周波数領域リソースユニットの位置とを含む、ステップと、上位層シグナリングを送信するステップとを含む。
本発明の本実施形態では、ユーザ機器専用探索空間の指示情報が上位層シグナリングで、例えばMessage 2またはMessage 4で、受信されるため、ユーザ機器は最初のアクセスの間にユーザ機器専用探索空間を決定する。加えて、様々なユーザ機器帯域幅能力について様々な専用探索空間位置およびサイズが決定される。本方法は制御チャネルのキャパシティを拡大し、最初のアクセスの間の制御チャネルの衝突確率を低減し、アクセス遅延を減少させる。
可能な一設計において、共通探索空間は第1の時間周波数リソースに位置し、第1の時間周波数リソースは複数の第1の候補制御チャネルを含み、複数の第1の候補制御チャネルの各々は1つ以上の周波数領域リソースユニットを含み、共通探索空間は複数の第1の候補制御チャネルの集合である。
可能な一設計において、ユーザ機器専用探索空間は第2の時間周波数リソースに位置し、第2の時間周波数リソースは複数の第2の候補制御チャネルを含み、複数の第2の候補制御チャネルの各々は1つ以上の周波数領域リソースユニットを含み、ユーザ機器専用探索空間は複数の第2の候補制御チャネルの集合であり、第2の時間周波数リソースは第1の時間周波数リソースと部分的に重なり合うか、または重なり合わない。
可能な一設計において、上位層シグナリングは周波数領域におけるユーザ機器専用探索空間のマッピング方式をさらに含み、マッピング方式は連続マッピングと離散マッピングとを含み、マッピング方式が連続マッピングである場合は、周波数領域リソース位置情報は周波数領域リソースユニットの開始位置情報をさらに含み、またはマッピング方式が離散マッピングである場合は、周波数領域リソース位置情報は少なくとも1つの周波数領域リソースユニットの位置をさらに含む。
可能な一設計において、上位層シグナリングは、以下の情報、すなわち、ユーザ機器専用探索空間のサブキャリア幅情報、ユーザ機器専用探索空間における基準信号のスクランブリングコードシーケンス情報、ユーザ機器専用探索空間のアグリゲーションレベル情報、およびユーザ機器専用探索空間の伝送モード、のうち1つ以上をさらに含む。
可能な一設計において、基準信号のスクランブリングコードシーケンスはユーザ機器のユーザ機器専用探索空間を復調するために使われる。
可能な一設計において、アグリゲーションレベル情報はユーザ機器専用探索空間のアグリゲーションレベルの集合に含まれる要素の数、および/またはアグリゲーションレベルの値を含む。
可能な一設計において、制御チャネル時間周波数リソースは共通探索空間とユーザ機器専用探索空間とを含み、制御チャネル時間周波数リソースのサイズが予め定義された閾値を上回る場合は、制御チャネルアグリゲーションレベル集合は第1の集合であり、または制御チャネル時間周波数リソースのサイズが予め定義された閾値を下回る場合は、制御チャネルアグリゲーションレベル集合は第2の集合である。
可能な一設計において、上位層シグナリングはアップリンク伝送のタイミングアドバンス指示情報をさらに含み、タイミングアドバンス指示情報はユーザ機器がアップリンク情報を送信するときのダウンリンク伝送タイミングに対する時間差を指示するために使われる。
可能な一設計において、上位層シグナリングはランダムアクセス応答(RAR)シグナリングまたは無線リソース制御(RRC)シグナリングである。
可能な一設計において、上位層シグナリングを送信するステップの前に、方法は、アップリンク承認情報を受信するステップをさらに含み、アップリンク承認情報はユーザ機器の帯域幅アクセス能力を含む。
可能な一設計において、方法は、ブロードキャスト情報を送信するステップをさらに含み、ブロードキャスト情報は共通探索空間のマッピング方式を指示するために使われる情報を含み、マッピング方式は離散マッピングと連続マッピングとを含む。
可能な一設計において、ブロードキャスト情報は指示フィールドを含み、指示フィールドは共通探索空間のマッピング方式を指示するために使われ、または、ブロードキャスト情報によって使われるスクランブリングコードが共通探索空間のマッピング方式を指示するために使われる。
第5の態様によると、ユーザ機器が提供され、該ユーザ機器は、プリアンブル信号シーケンスを送信するように構成された送信ユニットと、プリアンブル信号シーケンスに対応する上位層シグナリングを受信するように構成された受信ユニットであって、上位層シグナリングは共通探索空間で搬送されるダウンリンク制御情報によって指示される、受信ユニットと、上位層シグナリングに基づいてユーザ機器専用探索空間の周波数領域リソース位置情報を決定するように構成された処理ユニットであって、周波数領域リソース位置情報は周波数領域においてユーザ機器専用探索空間によって占められる周波数領域リソースユニットの数と周波数領域リソースユニットの位置とを含む、処理ユニットとを含む。
ユーザ機器は最初のアクセスの間にユーザ機器の帯域幅アクセス能力を報告し、最初のアクセス段階でユーザ機器の帯域幅アクセス能力に適したユーザ機器専用探索空間を決定できる。
可能な一設計において、共通探索空間は第1の時間周波数リソースに位置し、第1の時間周波数リソースは複数の第1の候補制御チャネルを含み、複数の第1の候補制御チャネルの各々は1つ以上の周波数領域リソースユニットを含み、共通探索空間は複数の第1の候補制御チャネルの集合である。
可能な一設計において、ユーザ機器専用探索空間は第2の時間周波数リソースに位置し、第2の時間周波数リソースは複数の第2の候補制御チャネルを含み、複数の第2の候補制御チャネルの各々は1つ以上の周波数領域リソースユニットを含み、ユーザ機器専用探索空間は複数の第2の候補制御チャネルの集合であり、第2の時間周波数リソースは第1の時間周波数リソースと部分的に重なり合うか、または重なり合わない。
可能な一設計において、上位層シグナリングは周波数領域におけるユーザ機器専用探索空間のマッピング方式をさらに含み、マッピング方式は連続マッピングと離散マッピングとを含み、マッピング方式が連続マッピングである場合は、周波数領域リソース位置情報は周波数領域リソースユニットの開始位置情報をさらに含み、またはマッピング方式が離散マッピングである場合は、周波数領域リソース位置情報は少なくとも1つの周波数領域リソースユニットの位置をさらに含む。
可能な一設計において、上位層シグナリングは、以下の情報、すなわち、ユーザ機器専用探索空間のサブキャリア幅情報、ユーザ機器専用探索空間における基準信号のスクランブリングコードシーケンス情報、ユーザ機器専用探索空間のアグリゲーションレベル情報、およびユーザ機器専用探索空間の伝送モード、のうち1つ以上を、さらに含む。
可能な一設計において、基準信号のスクランブリングコードシーケンスはユーザ機器のユーザ機器専用探索空間を復調するために使われる。
可能な一設計において、アグリゲーションレベル情報はユーザ機器専用探索空間のアグリゲーションレベルの集合に含まれる要素の数、および/またはアグリゲーションレベルの値を含む。
可能な一設計において、制御チャネル時間周波数リソースは共通探索空間とユーザ機器専用探索空間とを含み、制御チャネル時間周波数リソースのサイズが予め定義された閾値を上回る場合は、制御チャネルアグリゲーションレベル集合は第1の集合であり、または制御チャネル時間周波数リソースのサイズが予め定義された閾値を下回る場合は、制御チャネルアグリゲーションレベル集合は第2の集合である。
可能な一設計において、上位層シグナリングはアップリンク伝送のタイミングアドバンス指示情報をさらに含み、タイミングアドバンス指示情報はユーザ機器がアップリンク情報を送信するときのダウンリンク伝送タイミングに対する時間差を指示するために使われる。
可能な一設計において、送信ユニットによって送信されるプリアンブル信号シーケンスはユーザ機器の帯域幅アクセス能力を指示する指示情報を含む。
可能な一設計において、上位層シグナリングはランダムアクセス応答(RAR)シグナリングまたは無線リソース制御(RRC)シグナリングである。
可能な一設計において、送信ユニットがプリアンブル信号シーケンスを送信した後、受信ユニットが上位層シグナリングを受信する前に、送信ユニットはアップリンク承認情報を送信し、アップリンク承認情報はユーザ機器の帯域幅アクセス能力を含む、ようにさらに構成される。
可能な一設計において、受信ユニットはブロードキャスト情報を受信し、ブロードキャスト情報は共通探索空間のマッピング方式を指示するために使われる情報を含み、マッピング方式は離散マッピングと連続マッピングとを含む、ようにさらに構成される。
可能な一設計において、ブロードキャスト情報は指示フィールドを含み、指示フィールドは共通探索空間のマッピング方式を指示するために使われ、または、ブロードキャスト情報によって使われるスクランブリングコードが共通探索空間のマッピング方式を指示するために使われる。
第6の態様によると、ネットワークデバイスが提供され、該ネットワークデバイスは、ユーザ機器によって送信されるプリアンブル信号シーケンスを受信するように構成された受信ユニットと、プリアンブル信号シーケンスに対応する上位層シグナリングを決定するように構成された処理ユニットであって、上位層シグナリングは共通探索空間で搬送されるダウンリンク制御情報によって指示され、上位層シグナリングはユーザ機器専用探索空間の周波数領域リソース位置情報を指示するために使われ、周波数領域リソース位置情報は周波数領域においてユーザ機器専用探索空間によって占められる周波数領域リソースユニットの数と周波数領域リソースユニットの位置とを含む、処理ユニットと、上位層シグナリングを送信するように構成された送信ユニットとを含む。
ネットワークデバイスは最初のアクセスの間にユーザ機器の帯域幅アクセス能力を受信し、最初のアクセス段階で帯域幅アクセス能力に基づいて上位層シグナリングを送信できる。上位層シグナリングはユーザ機器の帯域幅アクセス能力にマッチしたユーザ機器専用探索空間を指示するために使われる。
可能な一設計において、共通探索空間は第1の時間周波数リソースに位置し、第1の時間周波数リソースは複数の第1の候補制御チャネルを含み、複数の第1の候補制御チャネルの各々は1つ以上の周波数領域リソースユニットを含み、共通探索空間は複数の第1の候補制御チャネルの集合である。
可能な一設計において、ユーザ機器専用探索空間は第2の時間周波数リソースに位置し、第2の時間周波数リソースは複数の第2の候補制御チャネルを含み、複数の第2の候補制御チャネルの各々は1つ以上の周波数領域リソースユニットを含み、ユーザ機器専用探索空間は複数の第2の候補制御チャネルの集合であり、第2の時間周波数リソースは第1の時間周波数リソースと部分的に重なり合うか、または重なり合わない。
可能な一設計において、上位層シグナリングは周波数領域におけるユーザ機器専用探索空間のマッピング方式をさらに含み、マッピング方式は連続マッピングと離散マッピングとを含み、マッピング方式が連続マッピングである場合は、周波数領域リソース位置情報は周波数領域リソースユニットの開始位置情報をさらに含み、またはマッピング方式が離散マッピングである場合は、周波数領域リソース位置情報は少なくとも1つの周波数領域リソースユニットの位置をさらに含む。
可能な一設計において、上位層シグナリングは、以下の情報、すなわち、ユーザ機器専用探索空間のサブキャリア幅情報、ユーザ機器専用探索空間における基準信号のスクランブリングコードシーケンス情報、ユーザ機器専用探索空間のアグリゲーションレベル情報、およびユーザ機器専用探索空間の伝送モード、のうち1つ以上をさらに含む。
可能な一設計において、基準信号のスクランブリングコードシーケンスはユーザ機器のユーザ機器専用探索空間を復調するために使われる。
可能な一設計において、アグリゲーションレベル情報はユーザ機器専用探索空間のアグリゲーションレベルの集合に含まれる要素の数、および/またはアグリゲーションレベルの値を含む。
可能な一設計において、制御チャネル時間周波数リソースは共通探索空間とユーザ機器専用探索空間とを含み、制御チャネル時間周波数リソースのサイズが予め定義された閾値を上回る場合は、制御チャネルアグリゲーションレベル集合は第1の集合であり、または制御チャネル時間周波数リソースのサイズが予め定義された閾値を下回る場合は、制御チャネルアグリゲーションレベル集合は第2の集合である。
可能な一設計において、上位層シグナリングはアップリンク伝送のタイミングアドバンス指示情報をさらに含み、タイミングアドバンス指示情報はユーザ機器がアップリンク情報を送信するときのダウンリンク伝送タイミングに対する時間差を指示するために使われる。
可能な一設計において、受信ユニットによって受信されるプリアンブル信号シーケンスはユーザ機器の帯域幅アクセス能力を指示するために使われる指示情報を含む。
可能な一設計において、上位層シグナリングはランダムアクセス応答(RAR)シグナリングまたは無線リソース制御(RRC)シグナリングである。
可能な一設計において、受信ユニットがプリアンブル信号シーケンスを受信した後、送信ユニットが上位層シグナリングを送信する前に、受信ユニットはアップリンク承認情報を受信し、アップリンク承認情報はユーザ機器の帯域幅アクセス能力を含む、ようにさらに構成される。
可能な一設計において、送信ユニットはブロードキャスト情報を送信し、ブロードキャスト情報は共通探索空間のマッピング方式を指示するために使われる情報を含み、マッピング方式は離散マッピングと連続マッピングとを含む、ようにさらに構成される。
可能な一設計において、ブロードキャスト情報は指示フィールドを含み、指示フィールドは共通探索空間のマッピング方式を指示するために使われ、または、ブロードキャスト情報によって使われるスクランブリングコードが共通探索空間のマッピング方式を指示するために使われる。
第7の態様によると、ユーザ機器が提供され、該ユーザ機器は、上位層シグナリングを受信するように構成された受信ユニットであって、上位層シグナリングは共通探索空間で搬送されるダウンリンク制御情報によって指示される、受信ユニットと、上位層シグナリングに基づいてユーザ機器専用探索空間の周波数領域リソース位置情報を決定するように構成された処理ユニットとを含み、周波数領域リソース位置情報は周波数領域においてユーザ機器専用探索空間によって占められる周波数領域リソースユニットの数と周波数領域リソースユニットの位置とを含む。
ユーザ機器は最初のアクセスの間にユーザ機器の帯域幅アクセス能力を報告し、最初のアクセス段階でユーザ機器の帯域幅アクセス能力に適したユーザ機器専用探索空間を決定できる。
可能な一設計において、共通探索空間は第1の時間周波数リソースに位置し、第1の時間周波数リソースは複数の第1の候補制御チャネルを含み、複数の第1の候補制御チャネルの各々は1つ以上の周波数領域リソースユニットを含み、共通探索空間は複数の第1の候補制御チャネルの集合である。
可能な一設計において、ユーザ機器専用探索空間は第2の時間周波数リソースに位置し、第2の時間周波数リソースは複数の第2の候補制御チャネルを含み、複数の第2の候補制御チャネルの各々は1つ以上の周波数領域リソースユニットを含み、ユーザ機器専用探索空間は複数の第2の候補制御チャネルの集合であり、第2の時間周波数リソースは第1の時間周波数リソースと部分的に重なり合うか、または重なり合わない。
可能な一設計において、上位層シグナリングは周波数領域におけるユーザ機器専用探索空間のマッピング方式をさらに含み、マッピング方式は連続マッピングと離散マッピングとを含み、マッピング方式が連続マッピングである場合は、周波数領域リソース位置情報は周波数領域リソースユニットの開始位置情報をさらに含み、またはマッピング方式が離散マッピングである場合は、周波数領域リソース位置情報は少なくとも1つの周波数領域リソースユニットの位置をさらに含む。
可能な一設計において、上位層シグナリングは、以下の情報、すなわち、ユーザ機器専用探索空間のサブキャリア幅情報、ユーザ機器専用探索空間における基準信号のスクランブリングコードシーケンス情報、ユーザ機器専用探索空間のアグリゲーションレベル情報、およびユーザ機器専用探索空間の伝送モード、のうち1つ以上をさらに含む。
可能な一設計において、基準信号のスクランブリングコードシーケンスはユーザ機器のユーザ機器専用探索空間を復調するために使われる。
可能な一設計において、アグリゲーションレベル情報はユーザ機器専用探索空間のアグリゲーションレベルの集合に含まれる要素の数、および/またはアグリゲーションレベルの値を含む。
可能な一設計において、制御チャネル時間周波数リソースは共通探索空間とユーザ機器専用探索空間とを含み、制御チャネル時間周波数リソースのサイズが予め定義された閾値を上回る場合は、制御チャネルアグリゲーションレベル集合は第1の集合であり、または制御チャネル時間周波数リソースのサイズが予め定義された閾値を下回る場合は、制御チャネルアグリゲーションレベル集合は第2の集合である。
可能な一設計において、上位層シグナリングはアップリンク伝送のタイミングアドバンス指示情報をさらに含み、タイミングアドバンス指示情報はユーザ機器がアップリンク情報を送信するときのダウンリンク伝送タイミングに対する時間差を指示するために使われる。
可能な一設計において、上位層シグナリングはランダムアクセス応答(RAR)シグナリングまたは無線リソース制御(RRC)シグナリングである。
可能な一設計において、ユーザ機器は受信ユニットが上位層シグナリングを受信する前にアップリンク承認情報を送信するように構成された送信ユニットをさらに含み、アップリンク承認情報はユーザ機器の帯域幅アクセス能力を含む。
可能な一設計において、受信ユニットはブロードキャスト情報を受信し、ブロードキャスト情報は共通探索空間のマッピング方式を指示するために使われる情報を含み、マッピング方式は離散マッピングと連続マッピングとを含む、ようにさらに構成される。
可能な一設計において、ブロードキャスト情報は指示フィールドを含み、指示フィールドは共通探索空間のマッピング方式を指示するために使われ、または、ブロードキャスト情報によって使われるスクランブリングコードが共通探索空間のマッピング方式を指示するために使われる。
第8の態様によると、ネットワークデバイスが提供され、該ネットワークデバイスは、上位層シグナリングを決定するように構成された処理ユニットであって、上位層シグナリングは共通探索空間で搬送されるダウンリンク制御情報によって指示され、上位層シグナリングはユーザ機器専用探索空間の周波数領域リソース位置情報を指示するために使われ、周波数領域リソース位置情報は周波数領域においてユーザ機器専用探索空間によって占められる周波数領域リソースユニットの数と周波数領域リソースユニットの位置とを含む、処理ユニットと、上位層シグナリングを送信するように構成された送信ユニットとを含む。
ネットワークデバイスは最初のアクセスの間にユーザ機器の帯域幅アクセス能力を受信し、最初のアクセス段階で帯域幅アクセス能力に基づいて上位層シグナリングを送信できる。上位層シグナリングはユーザ機器の帯域幅アクセス能力にマッチしたユーザ機器専用探索空間を指示するために使われる。
可能な一設計において、共通探索空間は第1の時間周波数リソースに位置し、第1の時間周波数リソースは複数の第1の候補制御チャネルを含み、複数の第1の候補制御チャネルの各々は1つ以上の周波数領域リソースユニットを含み、共通探索空間は複数の第1の候補制御チャネルの集合である。
可能な一設計において、ユーザ機器専用探索空間は第2の時間周波数リソースに位置し、第2の時間周波数リソースは複数の第2の候補制御チャネルを含み、複数の第2の候補制御チャネルの各々は1つ以上の周波数領域リソースユニットを含み、ユーザ機器専用探索空間は複数の第2の候補制御チャネルの集合であり、第2の時間周波数リソースは第1の時間周波数リソースと部分的に重なり合うか、または重なり合わない。
可能な一設計において、上位層シグナリングは周波数領域におけるユーザ機器専用探索空間のマッピング方式をさらに含み、マッピング方式は連続マッピングと離散マッピングとを含み、マッピング方式が連続マッピングである場合は、周波数領域リソース位置情報は周波数領域リソースユニットの開始位置情報をさらに含み、またはマッピング方式が離散マッピングである場合は、周波数領域リソース位置情報は少なくとも1つの周波数領域リソースユニットの位置をさらに含む。
可能な一設計において、上位層シグナリングは、以下の情報、すなわち、ユーザ機器専用探索空間のサブキャリア幅情報、ユーザ機器専用探索空間における基準信号のスクランブリングコードシーケンス情報、ユーザ機器専用探索空間のアグリゲーションレベル情報、およびユーザ機器専用探索空間の伝送モード、のうち1つ以上をさらに含む。
可能な一設計において、基準信号のスクランブリングコードシーケンスはユーザ機器のユーザ機器専用探索空間を復調するために使われる。
可能な一設計において、アグリゲーションレベル情報はユーザ機器専用探索空間のアグリゲーションレベルの集合に含まれる要素の数、および/またはアグリゲーションレベルの値を含む。
可能な一設計において、制御チャネル時間周波数リソースは共通探索空間とユーザ機器専用探索空間とを含み、制御チャネル時間周波数リソースのサイズが予め定義された閾値を上回る場合は、制御チャネルアグリゲーションレベル集合は第1の集合であり、または制御チャネル時間周波数リソースのサイズが予め定義された閾値を下回る場合は、制御チャネルアグリゲーションレベル集合は第2の集合である。
可能な一設計において、上位層シグナリングはアップリンク伝送のタイミングアドバンス指示情報をさらに含み、タイミングアドバンス指示情報はユーザ機器がアップリンク情報を送信するときのダウンリンク伝送タイミングに対する時間差を指示するために使われる。
可能な一設計において、上位層シグナリングはランダムアクセス応答(RAR)シグナリングまたは無線リソース制御(RRC)シグナリングである。
可能な一設計において、ネットワークデバイスは送信ユニットが上位層シグナリングを送信する前にアップリンク承認情報を受信するように構成された受信ユニットをさらに含み、アップリンク承認情報はユーザ機器の帯域幅アクセス能力を含む。
可能な一設計において、送信ユニットはブロードキャスト情報を送信し、ブロードキャスト情報は共通探索空間のマッピング方式を指示するために使われる情報を含み、マッピング方式は離散マッピングと連続マッピングとを含む、ようにさらに構成される。
可能な一設計において、ブロードキャスト情報は指示フィールドを含み、指示フィールドは共通探索空間のマッピング方式を指示するために使われ、または、ブロードキャスト情報によって使われるスクランブリングコードが共通探索空間のマッピング方式を指示するために使われる。
第9の態様によると、プロセッサと、受信器と、メモリと、バスシステムとを含むユーザ機器が提供される。プロセッサと受信器とメモリはバスシステムを用いて接続される。メモリは命令またはコードを保管するように構成される。プロセッサはメモリに保管された命令またはコードを実行するように構成され、これによりユーザ機器は、第1の態様もしくは第1の態様の可能な実装のいずれか1つ、または第3の態様もしくは第3の態様の可能な実装のいずれか1つによる方法を行う。
第10の態様によると、プロセッサと、送信器と、メモリとを含むネットワークデバイスが提供される。メモリは命令またはコードを保管するように構成される。プロセッサはメモリに保管された命令またはコードを実行するように構成され、これによりネットワークデバイスは、第2の態様もしくは第2の態様の可能な実装のいずれか1つ、または第4の態様もしくは第4の態様の可能な実装のいずれか1つによる方法を行う。
第11の態様によると、コンピュータ可読記憶媒体が提供される。コンピュータ可読記憶媒体はプログラムを保管する。プログラムは、ユーザ機器に、第1の態様もしくは第1の態様の可能な実装のいずれか1つ、または第3の態様もしくは第3の態様の可能な実装のいずれか1つによる方法を行わせる。
第12の態様によると、コンピュータ可読記憶媒体が提供される。コンピュータ可読記憶媒体はプログラムを保管する。プログラムは、ネットワークデバイスに、第2の態様もしくは第2の態様の可能な実装のいずれか1つ、または第4の態様もしくは第4の態様の可能な実装のいずれか1つによる方法を行わせる。
第13の態様によると、コンピュータプログラム製品が提供される。コンピュータプログラム製品はコンピュータプログラムコードを含む。このコンピュータプログラムコードがユーザ機器によって実行されると、ユーザ機器は、第1の態様もしくは第1の態様の可能な実装のいずれか1つ、または第3の態様もしくは第3の態様の可能な実装のいずれか1つによる方法を行う。
第14の態様によると、コンピュータプログラム製品が提供される。コンピュータプログラム製品はコンピュータプログラムコードを含む。このコンピュータプログラムコードがネットワークデバイスによって実行されると、ネットワークデバイスは、第2の態様もしくは第2の態様の可能な実装のいずれか1つ、または第4の態様もしくは第4の態様の可能な実装のいずれか1つによる方法を行う。
第15の態様によると、制御チャネルリソース指示装置が提供される。装置は少なくとも1つのプロセッサと少なくとも1つの記憶媒体とを含む。少なくとも1つの記憶媒体は命令を保管する。この命令がプロセッサによって実行されると、プロセッサは、第1の態様もしくは第1の態様の可能な実装のいずれか1つ、第2の態様もしくは第2の態様の可能な実装のいずれか1つ、第3の態様もしくは第3の態様の可能な実装のいずれか1つ、または第4の態様もしくは第4の態様の可能な実装のいずれか1つによる方法を行う。
第16の態様によると、通信システムが提供される。通信システムは、第5の態様もしくは第5の態様の可能な実装のいずれか1つ、第7の態様もしくは第7の態様の可能な実装のいずれか1つ、または第9の態様によるユーザ装置と、第6の態様もしくは第6の態様の可能な実装のいずれか1つ、第8の態様もしくは第8の態様の可能な実装のいずれか1つ、または第10の態様のネットワークデバイスとを、含む。
最初のアクセスプロセスの概略図である。 本発明の一実施形態による制御チャネルリソース指示方法の概略流れ図である。 本発明の一実施形態による共通探索空間とユーザ機器専用探索空間の概略構造図である。 本発明の一実施形態による連続的に分布する周波数領域リソースユニットに対応する探索空間の概略構造図である。 本発明の一実施形態による連続的に分布する周波数領域リソースユニットに対応する探索空間の概略構造図である。 本発明の一実施形態によるサブキャリア幅の概略構造図である。 本発明の一実施形態による探索空間における基準信号の概略構造図である。 本発明の一実施形態による探索空間のアグリゲーションレベルの概略図である。 本発明の一実施形態によるユーザ機器の概略構造図である。 本発明の他の一実施形態によるユーザ機器の概略構造図である。 本発明の一実施形態によるネットワークデバイスの概略構造図である。 本発明の他の一実施形態によるネットワークデバイスの概略構造図である。
以下、本発明の実施形態の添付の図面を参照しながら本発明の実施形態のテクニカルソリューションを説明する。
本発明の実施形態の技術的解決手段は、ワイヤレスフィディリティ(wifi)システム、ワールドワイド・インターオペラビリティ・フォー・マイクロウェーブ・アクセス(Worldwide Interoperability for Microwave Access、WiMAX)システム、グローバル・システム・フォー・モバイル・コミュニケーションズ(Global System of Mobile communication、GSM(登録商標))システム、符号分割多重アクセス(Code Division Multiple Access、CDMA)システム、広帯域符号分割多重アクセス(Wideband Code Division Multiple Access、WCDMA(登録商標))システム、ジェネラル・パケット・ラジオ・サービス(General Packet Radio Service、GPRS)システム、ロング・ターム・エボリューション(Long Term Evolution、LTE)システム、ロング・ターム・エボリューション・アドバンスト(Advanced long term evolution、LTE−A)システム、ユニバーサル移動通信システム(Universal Mobile Telecommunication System、UMTS)システム、第3世代パートナーシップ・プロジェクト(The 3rd Generation Partnership Project、3GPP)に関するセルラーシステム、第5世代移動通信(The 5th Generation Mobile Telecommunication System、5G)システムなどの様々な通信システムに応用されうることを理解されたい。これは本発明の実施形態で限定されない。
本発明の実施形態における用語「and/or」(および/または)は関連するものの関係を専ら表すものであり、3つの関係があり得ることを意味することを理解されたい。例えば、「A and/or B」(Aおよび/またはB)は3つのケースを、すなわちAのみ存在するケースと、AとBの両方が存在するケースと、Bのみ存在するケースとを意味し得る。加えて、本明細書における文字「/」は関連するものの「or」(または)関係を通常意味する。
本発明の実施形態において「第1」と「第2」は単に区別のために用いられているのであって、順序やサイズを示すものではない。
図1に示されているように、通信システムはユーザ機器(ユーザ機器、User Equipment)180とネットワークデバイス190とを含む。
本発明の本実施形態は様々な規格の無線ネットワークに使用できる。したがって、ネットワークデバイス190は様々な無線通信システムにおける様々なネットワーク要素を含み得る。例えば、第5世代移動通信システムにおいてネットワークデバイス190は5Gネットワークデバイスであり得、例えばgNB(gNodeB)であり得、ロング・ターム・エボリューション(Long Term Evolution、LTE)およびLTE−Aの無線アクセスネットワークにおいてネットワークデバイス190はエボルブド・ネットワーク・デバイス(eNodeB、eNB)を含み得、広帯域符号分割多重アクセス(Wideband Code Division Multiple Access、WCDMA(登録商標))の無線アクセスネットワークにおいてネットワークデバイス190は無線ネットワークコントローラ(Radio Network Controller、RNC)およびNodeBを含み得る。同様に、ワールドワイド・インターオペラビリティ・フォー・マイクロウェーブ・アクセス(Worldwide Interoperability for Microwave Access、WiMax)ネットワークなどの他の無線ネットワークにおいて、本発明の本実施形態のソリューションに類似したソリューションを使用することもでき、関連するモジュールのみが異なり得る。これは本発明の本実施形態で限定されない。
本発明の本実施形態において、ユーザ機器180は、端末デバイス(Terminal Device)、モバイルステーション(MS、Mobile Station)、モバイル端末(Mobile Terminal)などとも呼ばれ得ることをさらに理解されたい。端末は無線アクセスネットワーク(RAN、Radio Access Network)を使って1つ以上のコアネットワークと通信できる。例えば、ユーザ機器180は携帯電話機(または「セルラー」電話機と呼ばれる)であってよく、あるいは通信機能を有するコンピュータであってよい。例えば、ユーザ機器180は、あるいは、ポータブルモバイル装置、ポケットサイズモバイル装置、ハンドヘルドモバイル装置、コンピュータ内蔵モバイル装置、または車載モバイル装置であってもよい。
当業者が容易に理解できるようにするため、以下、本発明のいくつかの用語を説明する。
(1)シンボル:シンボルは、直交周波数分割多重(Orthogonal Frequency Division Multiplexing、OFDM)シンボル、散在符号多重アクセス(Sparse Code Multiplexing Access、SCMA)シンボル、フィルタ直交周波数分割多重(Filtered Orthogonal Frequency Division Multiplexing、F−OFDM)シンボル、および非直交多重アクセス(Non−Orthogonal Multiple Access、NOMA)シンボルを含み、ただしこれらに限定されず、実状に応じて具体的に決定されてよい。ここでは詳細を説明しない。
(2)サブキャリア幅:サブキャリア幅は周波数領域において最も微細な粒度である。例えば、LTEでは、1サブキャリアのサブキャリア幅は15KHzである。
(3)周波数領域リソースユニット:周波数領域リソースユニットは、周波数領域においてP個の連続するサブキャリアを占めるリソースであり、時間領域において占められるリソースのサイズは特に制限されない。Pは1より大きい自然数である。例えば、1つの周波数領域リソースユニットが2個、4個、6個、または12個の連続するサブキャリアを占めることがある。
図1は、最初のアクセスプロセスの概略図である。最初のアクセスプロセスでは、ユーザ機器180とネットワークデバイス190との間で以下の情報交換が行われ得る。
ステップ110:ユーザ機器180はネットワークデバイス190へプリアンブル信号シーケンス(Preamble)を送信し、このプリアンブル信号シーケンスは第1のメッセージ(Message 1)とも呼ばれる。
ステップ120:受信したプリアンブル信号シーケンスに応じて、ネットワークデバイス190は、ユーザ機器180へランダムアクセス応答(Random Access Response、RAR)を送信し、このRARは第2のメッセージ(Message 2)とも呼ばれる。
preambleを送信した後、ユーザ機器180は、RARの受信を指示する指示情報を受け取るために、時間期間内に共通探索空間を検出する。ネットワークデバイス190が返答するRARがこのRAR時間枠内に受信されないと、現在のランダムアクセスプロセスは失敗したと考慮される。
ステップ130:RARを受信した後、ユーザ機器180は、RARに含まれる情報に基づいてアップリンクデータチャネル上でアップリンク承認情報を送信し、このアップリンク承認情報は第3のメッセージ(Message 3)とも呼ばれる。
ユーザ機器180は、受信したRARに含まれるアップリンクスケジューリング指示情報に基づいて、アップリンクスケジューリング指示情報で指示された時間周波数リソースで第3のメッセージを送信する。第3のメッセージは無線リソース制御(Radio Resource Control、RRC)接続要求(Connection Request)を含み、少なくとも一時的なユーザ機器識別情報、例えば未接続状態の各ユーザ機器に割り当てられる一意な識別子を搬送する必要がある。
ステップ140:アップリンク承認情報を送信した後、ユーザ機器180は、ダウンリンクデータチャネルでネットワークデバイス190によって送信される応答情報を受信し、この応答情報は衝突解決メッセージまたは第4のメッセージ(Message 4)とも呼ばれる。
前述のメッセージを交換することにより、ユーザ機器180はネットワークデバイス190に対しRRC接続を確立できる。
ただし、最初のアクセスの間、ネットワークデバイス190はユーザ機器180の帯域幅アクセス能力を知ることができず、このためユーザ機器180に専用の動作帯域幅を割り当てることができず、結果的に、ユーザ機器180は最初のアクセスの間、専用の動作周波数領域リソースに関する情報を知ることができない。
本発明の本実施形態で説明される方法によると、ユーザ機器とネットワークデバイスとのRRC接続確立の過程でユーザ機器の帯域幅アクセス能力を適時に知ることができる。これはアクセス遅延を減少させる。
ここでは、最初のアクセスのシナリオは、一例として使われていることを理解されたい。本発明の本実施形態で説明される方法は、ユーザ機器がRRC接続の確立を要求するためネットワークデバイスへPreambleを送信する他の類似するシナリオ、例えばRRC接続再確立のシナリオにも、またはソースネットワークデバイスからターゲットネットワークデバイスにユーザ機器がハンドオーバーされるシナリオにも、応用可能である。
図2は本発明の一実施形態による制御チャネルリソース指示方法200の概略流れ図である。図2に示されているように、方法200は以下の内容を含む。
ステップ210:ユーザ機器はネットワークデバイスへプリアンブル信号シーケンス、すなわちPreambleまたはMessage 1を、送信する。
ユーザ機器は、ランダムアクセス要求があることをネットワークデバイスに知らせるためにネットワークデバイスへPreambleを送信し、これにより、ネットワークデバイスはネットワークデバイスとユーザ機器との伝送遅延を推定でき、伝送遅延に基づいてアップリンクタイミングを較正できる。
任意選択で、プリアンブル信号シーケンスはZadoff Chuシーケンスであってよい。
ステップ220:ネットワークデバイスはプリアンブル信号シーケンスに対応する応答情報を決定し、応答情報は共通探索空間で搬送されるダウンリンク制御情報によって指示される。制御チャネルを決定するときにユーザ機器によって検出される時間周波数リソースは共通探索空間とユーザ機器専用探索空間とを含む。応答情報はユーザ機器専用探索空間の周波数領域リソース位置情報を含む。周波数領域リソース位置情報は、周波数領域においてユーザ機器専用探索空間によって占められる周波数領域リソースユニットの数と、周波数領域リソースユニットの位置とを含む。
任意選択で、応答情報は第2のメッセージであってよく、すなわちRAR/Message 2情報であってよい。あるいは、応答情報は第4のメッセージであってよく、すなわちMessage 4情報であってよい。換言すると、本明細書において、プリアンブル信号シーケンスに対応する応答情報は、プリアンブル信号シーケンスが送信された後に受信される最初の応答情報に限定されない。
ケース1:プリアンブル信号シーケンスに対応する応答情報が第2のメッセージを含み、第2のメッセージが受信される時間周波数リソース位置とプリアンブル信号シーケンスとの間には間接的な結合関係がある。結合関係とは、ユーザ機器が、プリアンブル信号シーケンスを送信するためのシーケンス情報に基づいて、共通探索空間に含まれRARの受信に使われる指示情報を決定することである。指示情報はRARが受信される時間周波数リソース位置の指示情報を含み、送信されるプリアンブル信号シーケンスはRARを受信するための固有の時間周波数リソース指示情報に対応する。
ケース2:プリアンブル信号シーケンスに対応する応答情報が第4のメッセージを含む。第4のメッセージはユーザ機器のユーザアイデンティティ情報を含み、例えばセル・ラジオ・ネットワーク・テンポラリ・アイデンティティ(Cell−Radio Network Temporary Identity、C−RNTI)を含む。
任意選択で、共通探索空間は第1の時間周波数リソースに位置し、第1の時間周波数リソースは複数の第1の候補制御チャネルを含み、複数の第1の候補制御チャネルの各々は1つ以上の周波数領域リソースユニットを含み、共通探索空間は複数の第1の候補制御チャネルの集合である。
加えて、任意選択で、ユーザ機器専用探索空間は第2の時間周波数リソースに位置し、第2の時間周波数リソースは複数の第2の候補制御チャネルを含み、複数の第2の候補制御チャネルの各々は1つ以上の周波数領域リソースユニットを含み、ユーザ機器専用探索空間は複数の第2の候補制御チャネルの集合であり、第2の時間周波数リソースは第1の時間周波数リソースと部分的に重なり合うか、または重なり合わない。
図3に示されているように、ユーザ機器は、制御チャネルを決定するときに、時間周波数リソースを検出する必要がある。具体的に述べると、ユーザ機器は第1の時間周波数リソース上の共通探索空間において検出を行い、1つ以上の第1の候補制御チャネルにおいて、ネットワークデバイスによって送信されるダウンリンク制御情報を検出する。
第1の時間周波数リソースの全ての時間周波数リソースが共通探索空間であってもよく、あるいは図3に示されているように、第1の時間周波数リソースのいくつかの時間周波数リソースがユーザ機器の共通探索空間であってもよい。
任意選択で、時間周波数リソース、すなわちその上に共通の制御チャネルが位置する第1の時間周波数リソースは、ブロードキャストメッセージまたはシステムメッセージによって指示される。
例えば、ステップ210の前に、ユーザ機器は、ブロードキャスト情報を受信し、第1の時間周波数リソースの周波数領域位置を決定する。ブロードキャスト情報は周波数領域リソースユニットの数と周波数領域リソースユニットの位置とを含む。
ステップ230:ネットワークデバイスはユーザ機器へ応答情報を送信する。
ステップ240:ユーザ機器は共通探索空間の指示に基づく応答情報を受信し、応答情報に基づいてユーザ機器専用探索空間の周波数領域リソース位置情報を決定する。
任意選択で、ユーザ機器は応答情報に基づいてユーザ機器専用探索空間の周波数領域位置を決定する。周波数領域リソース位置情報は、周波数領域においてユーザ機器専用探索空間によって占められる周波数領域リソースユニットの数と、周波数領域リソースユニットの位置とを含む。
図3に示されているように、ユーザ機器専用探索空間は第2の時間周波数リソースに位置し、第2の時間周波数リソースは複数の第2の候補制御チャネルを含み、第2の候補制御チャネルの集合がユーザ機器専用探索空間を構成する。
任意選択で、第2の時間周波数リソースは第1の時間周波数リソースと部分的に重なり合うか、または重なり合わない。換言すると、第2の時間周波数リソースは少なくとも1つの周波数領域リソースユニットを含み、周波数領域リソースユニットは第1の時間周波数リソースに含まれない。
任意選択で、ユーザ機器専用探索空間を決定した後、ユーザ機器は、ユーザ機器専用制御チャネルとしてユーザ機器専用探索空間で1つ以上の第2の候補制御チャネルを検出する。
ネットワークデバイスは、プリアンブル信号シーケンスに対応する応答メッセージ、例えばMessage 2またはMessage 4に、ユーザ機器専用探索空間の指示情報を加え、これによりユーザ機器は最初のアクセスの間にユーザ機器専用探索空間を決定する。加えて、様々なユーザ機器帯域幅能力に対して、様々な専用探索空間位置およびサイズが決定される。本方法は制御チャネルのキャパシティを拡大し、最初のアクセス中の制御チャネル衝突確率を低減し、アクセス遅延を減少させる。
任意選択で、ユーザ機器専用探索空間の周波数領域リソース位置情報は、周波数領域リソースのマッピング方式をさらに含む。換言すると、周波数領域におけるユーザ機器専用探索空間のマッピング方式は、ユーザ機器専用探索空間における第2の候補制御チャネルのマッピング方式である。図4(a)および図4(b)に示されているように、周波数領域リソースのマッピング方式は連続マッピングと離散マッピングとを含み得る。
ケース1:周波数領域リソースのマッピング方式が連続マッピングである場合、周波数領域リソース位置情報は、周波数領域リソースユニットの開始位置情報をさらに含む。図4(a)に示されているように、ユーザ機器専用探索空間の周波数領域リソースは複数の連続する周波数領域リソースユニットである。
ケース2:周波数領域リソースのマッピング方式が離散マッピングである場合、周波数領域リソース位置情報は、周波数領域においてユーザ機器専用探索空間によって占められている少なくとも1つの周波数領域リソースユニットの位置をさらに含む。図4(b)に示されているように、制御チャネルの周波数領域リソースは複数の離散した周波数領域リソースユニットである。
この場合、離散した周波数領域リソースユニットが規則的に分布しているならば、例えば等間隔で分布しているならば、1つの周波数領域リソースユニットの位置を知ることによって全ての周波数領域リソースユニットの位置を知ることができ、離散した周波数領域リソースユニットが不規則的に分布しているならば、全ての周波数領域リソースユニットの位置を知る必要がある。
任意選択で、プリアンブル情報に対応する応答情報は、以下の情報、すなわち、ユーザ機器専用探索空間のサブキャリア幅情報、ユーザ機器専用探索空間における基準信号のスクランブリングコードシーケンス情報、ユーザ機器専用探索空間のアグリゲーションレベル情報、およびユーザ機器専用探索空間の伝送モード、のうち1つ以上をさらに含む。
一実装において、プリアンブル信号シーケンスに対応する応答情報はユーザ機器専用探索空間のサブキャリア幅情報を含む。サブキャリア幅は周波数領域において最も微細な粒度であり、探索空間で使われるサブキャリア幅は、制御チャネルの送信に使われる周波数領域リソースの最も微細な粒度である。任意選択で、様々なユーザ機器のユーザ専用機器探索空間において、様々なサブキャリア幅が使われ得る。ユーザ機器の共通探索空間で使われるサブキャリア幅は、同じユーザ機器のユーザ機器専用探索空間で使われるサブキャリア幅と異なる場合がある。図5に示されているように、共通探索空間で使われるサブキャリア幅は15 KHzであり、ユーザ機器専用探索空間で使われるサブキャリア幅は30 KHzである。
一実装において、プリアンブル情報に対応する応答情報は基準信号のスクランブリングコードシーケンス情報を含み、基準信号のスクランブリングコードシーケンスはユーザ機器専用探索空間において1つ以上の第2の候補制御チャネルを復調するために使われる。
図6に示されているように、ユーザ機器専用探索空間は複数の周波数領域リソースユニットを含み、各周波数領域リソースユニットはユーザ機器専用探索空間の復調に使われる基準信号を含む。
任意選択で、基準信号のスクランブリングコードシーケンスはGoldシーケンスであってよい。Goldシーケンスの異なる初期値から、異なるスクランブリングコードシーケンスが生成される。初期値は応答情報に含まれるユーザ機器IDに基づいて計算されうる。ユーザ機器IDは第2のメッセージでフィードバックされる一時的なユーザ機器IDであってよく、あるいはユーザ機器のユーザアイデンティティ情報であってよく、例えば第4のメッセージに含まれるC−RNTIであってもよい。
Goldシーケンスはc(n)で表すことができ、生成されるシーケンスの長さはMPNで示すことができ、n=0,1,...,MPN−1である。
c(n)=(x1(n+NC)+x2(n+NC))mod2
x1(n+31)=(x1(n+3)+x1(n))mod2
x2(n+31)=(x2(n+3)+x2(n+2)+x2(n+1)+x2(n))mod2 (1)
ここで、NCは、予め定義された値である。先行技術の方法によるとNC=1600である。初期シーケンスは第1の初期シーケンスx1(n)(n=0,1,...,30)と第2の初期シーケンスx2(n)(n=0,1,...,30)とを含む。
第1の初期シーケンスは予め定義されたシーケンスであってよく、例えばx1(0)=1およびx1(n)=0であってよく、n=1,...,30である。第2の初期シーケンスはランダムアクセス応答の指示情報に基づいて決定され、例えば
であり、
であり、ここで
はnSCIDに関連する予め定義された値であり、nSCIDはランダムアクセス応答を使って指示される。
一実装において、プリアンブル信号シーケンスに対応する応答情報はユーザ機器専用探索空間のアグリゲーションレベル情報を含む。アグリゲーションレベルは1つの探索空間に含まれる制御チャネル時間周波数リソースユニットの数を示す。時間周波数リソースユニットは周波数領域において1つの周波数領域リソースユニットを含み、時間領域において少なくとも1つのOFDMシンボルを含む。例えば、時間周波数リソースユニットは周波数領域において少なくとも4つの連続するサブキャリアを含み、時間領域において少なくとも1つのOFDMシンボルを含み、あるいは時間周波数リソースユニットは周波数領域において12の連続するサブキャリアを含み、時間領域において少なくとも1つのOFDMシンボルを含む。
制御チャネルによって占められた時間周波数リソースがK個の制御チャネル時間周波数リソースを含む場合は、制御チャネルのアグリゲーションレベルはKである。Kは1以上の自然数である。例えば、Kは1、2、4、または8に等しい。
任意選択で、アグリゲーションレベル情報はユーザ機器専用探索空間のアグリゲーションレベルの集合に含まれる要素の数、および/またはアグリゲーションレベルの値を含む。
探索空間のアグリゲーションレベルの集合はアグリゲーションレベルを含む集合である。例えば、第1の集合は{1,2,4,8}であってよい。この場合、集合は4つの要素を含み、アグリゲーションレベルの値は1、2、4、または8である。例えば、第2の集合は{1,2}であってよい。この場合、集合は2つの要素を含み、アグリゲーションレベルの値は1または2である。
任意選択で、ユーザ機器専用探索空間で使われるアグリゲーションレベルの可能な集合はユーザ機器専用探索空間の時間周波数リソースのサイズによって間接的に指示できる。制御チャネル時間周波数リソースのサイズが予め定義された閾値を上回る場合は、制御チャネルアグリゲーションレベル集合は第1の集合である。制御チャネル時間周波数リソースのサイズが予め定義された閾値を下回る場合は、制御チャネルアグリゲーションレベル集合は第2の集合である。
例えば、アグリゲーションレベルの集合は、第1の集合{1,2,4,8}と第2の集合{1,2}とを含む。ユーザ機器専用制御チャネルの時間周波数リソースはN個の制御チャネル時間周波数リソースユニットを含む。Nが予め定義された閾値N0を上回るとき、ユーザ機器専用制御チャネルの時間周波数リソースに含まれるアグリゲーションレベルの集合は第1の集合{1,2,4,8}である。Nが予め定義された閾値を下回るとき、ユーザ機器専用制御チャネルの時間周波数リソースに含まれるアグリゲーションレベルの集合は第2の集合{1,2}である。
一実装において、プリアンブル情報に対応する応答情報は探索空間の伝送モードを含む。伝送モードは、空間ダイバーシチ、ビーム形成式伝送モード、またはマルチアンテナ式伝送モードを含む。
任意選択で、ステップ210の前に、ユーザ機器はブロードキャスト情報を受信する。ブロードキャスト情報は共通探索空間のマッピング方式を指示するために使われる情報を含み、マッピング方式は離散マッピングと連続マッピングとを含む。
任意選択で、ブロードキャスト情報は指示フィールドを含む。指示フィールドは共通探索空間のマッピング方式を指示するために使われる。あるいは、ブロードキャスト情報によって使われるスクランブリングコードが共通探索空間のマッピング方式を指示するために使われる。
例えば、ステップ210の前に、ユーザ機器は同期信号を検出し、ブロードキャストチャネルに関する情報を受信する。ブロードキャストチャネルに関する情報を受信した後、ユーザ機器は、共通制御チャネルがある時間周波数リソースの位置を得る。
可能な一つのケースにおいて、同期信号とブロードキャストチャネルによって占められた周波数領域リソースの位置は、共通探索空間の時間周波数リソースセットのリソース位置に間接的に結合される。例えば、同期信号とブロードキャストチャネルはシステム帯域幅の中間部分でN個の周波数領域リソースユニットを占め、Nは1以上の自然数であり、既定である。例えば、LTEではN=6であり、共通探索空間の中心位置は同期信号とブロードキャストチャネルによって占められる周波数領域中心位置と同じである。
任意選択で、共通探索空間のサイズは予め定義され、例えば5MHzまたはM個の周波数領域リソースユニットであり、Mは1以上の自然数である。
任意選択で、ブロードキャストチャネルによって搬送されるブロードキャスト情報は、共通探索空間のサイズを指示するために使われる指示情報を含み得る。例えば、3ビット情報が使用され、基本的な共通探索空間の周波数領域幅{5MHz,10MHz,20MHz,40MHz,80MHz}、または共通探索空間によって占められる周波数領域リソースユニットの数、例えば{25,50,100,200,400}の周波数領域リソースユニット、を指示する。
共通探索空間に含まれるM個の周波数領域リソースユニットは、周波数領域における複数の予め定義された連続する周波数領域リソースユニットであってよい。
あるいは、ユーザ機器はブロードキャストチャネルに関する情報を受信し、ブロードキャストチャネルの伝送に使われるスクランブリングコードシーケンスを決定し、スクランブリングコードシーケンスに基づいて、周波数領域において基本的なリソースユニットに含まれるM個の周波数領域リソースユニットが複数の連続する周波数領域リソースユニットなのか、それとも複数の離散した周波数領域リソースユニットなのかを決定する。
例えば、ブロードキャストチャネルの伝送に使われるスクランブリングコードシーケンスは第1のスクランブリングコードシーケンスと第2のスクランブリングコードシーケンスとを含む。第1のスクランブリングコードシーケンスは探索空間に含まれる連続した周波数領域リソースユニットに対応し、第2のスクランブリングコードシーケンスは探索空間に含まれる離散した周波数領域リソースユニットに対応する。
任意選択で、ブロードキャストチャネルのブロードキャスト情報は1ビットの指示情報をさらに含み、指示情報は、共通探索空間に含まれる複数の周波数領域リソースユニットが複数の連続する周波数領域リソースユニットなのか、それとも複数の離散した周波数領域リソースユニットなのかを指示するために使われる。
上述したように、ネットワークデバイスはステップ220でプリアンブル信号シーケンスに対応する応答情報を決定する。応答情報はMessage 2またはMessage 4であってよい。
可能な一つのケースにおいて、ネットワークデバイスによって送信される応答情報はMessage 2である。具体的に述べると、応答情報はアップリンク伝送のタイミングアドバンス(Timing Advance、TA)指示情報をさらに含み、タイミングアドバンス指示情報はユーザ機器がアップリンク情報を送信するときのダウンリンク伝送タイミングに対する時間差を指示するために使われる。
この場合、ユーザ機器によって送信されるプリアンブル信号シーケンスはユーザ機器の帯域幅アクセス能力を含む。
ユーザ機器が異なる帯域幅能力を有するということは、ユーザ機器の内蔵部品が異なる周波数領域特性を有するため、ユーザ機器が信号の受信や送信に使うことができる周波数領域幅が異なることを意味する。例えば、狭帯域特性を有する部品を使用するユーザ機器は、帯域幅が周波数領域幅より大きい信号を送信/受信できない。
チャネルを受信するためにユーザ機器によって使われる周波数領域幅は主に、ユーザ機器に使われている特定の部品の、例えば周波数領域フィルタや無線周波アンテナの、周波数領域幅に関連する。
一部のユーザ機器に含まれる周波数領域フィルタは高帯域幅の信号を受信でき、一部のユーザ機器に含まれる周波数領域フィルタは低帯域幅の信号を受信できる。あるいは、一部のユーザ機器のアンテナモジュールは狭帯域送受信特性を有し、一部のユーザ機器のアンテナモジュールは広帯域送受信特性を有する。狭帯域帯域幅と広帯域帯域幅は相対的な概念である。例えば狭帯域と広帯域の規模は次のように説明できる、すなわち狭帯域帯域幅は5MHzであり広帯域帯域幅は20MHzであり、あるいは狭帯域帯域幅は20MHzであり広帯域帯域幅は80MHzである。
ステップ210において、ユーザ機器はネットワークデバイスへプリアンブル信号シーケンスを送信する。前述の任意選択の解決手段で説明したように、プリアンブル信号シーケンスはユーザ機器の帯域幅アクセス能力を含み得る。この場合、ネットワークデバイスはRAR情報またはMessage 2情報を使用してプリアンブル信号シーケンスに対応する応答情報を送信できる。
例えば、ユーザ機器の帯域幅アクセス能力を決定した後に、ネットワークデバイスは、応答情報を受信することをユーザ機器に命令するために使われるダウンリンク制御情報を共通探索空間で送信する。ダウンリンク制御情報は応答情報によって占められた周波数領域リソースの位置を指示するために使われる。
制御チャネル時間周波数リソースの指示情報はMessage 2で搬送され、ネットワークデバイスは最初のアクセスの間にユーザ機器の帯域幅アクセス能力を決定し、ユーザ機器の帯域幅アクセス能力に基づいて、ユーザ機器にユーザ機器専用探索空間を割り当てることを検討できる。例えば、Message 4の周波数領域リソースは共通探索空間ではなくユーザ機器専用探索空間でスケジュールされ得る。本方法は制御チャネルのキャパシティを拡大し、最初のアクセスの間の制御チャネルの衝突確率を低減する。
他の可能な一実装において、ネットワークデバイスによって送信される応答情報は上位層シグナリングである。換言すると、応答メッセージはMessage 4を使って送信されううる。
ネットワークデバイスの衝突解決機構において、第4のメッセージは勝利するユーザ機器を指示する一意な識別子を搬送する。衝突解決のときに勝利しない他のユーザ機器はランダムアクセスを再び開始する。
この場合、ネットワークデバイスは、ステップ210が行われた後に、ランダムアクセス応答、すなわちMessage 2を、ユーザ機器へ送信する。ユーザ機器は、Message 2を受信した後に、ネットワークデバイスへアップリンク承認情報、すなわちMessage 3を、送信する。Message 3はユーザ機器の帯域幅アクセス能力を含む。
ネットワークデバイスは制御チャネル時間周波数リソースの指示情報をMessage 4に加え、それによってユーザ機器は最初のアクセスの間にユーザ機器専用探索空間を決定する。Message 4はMessage 3の後に、すなわちアップリンク承認情報の後に、送信されるため、ユーザ機器はMessage 3を使ってユーザ帯域幅能力に関するより多くの詳細やその他のユーザ能力情報をネットワークデバイスに報告でき、Message 4を使ってネットワークデバイスによって指示されるユーザ機器専用探索空間情報はより正確になる。本方法では、ユーザ機器のためにユーザ機器専用探索空間が正確に構成されるため、制御チャネルのキャパシティが拡大する。加えて、ユーザ機器専用探索空間の周波数領域リソースの割り当ては最初のアクセスの間に完遂される。したがって、最初のアクセスの間の制御チャネルの衝突確率は低減し、アクセス遅延は減少する。
任意選択で、ネットワークデバイスがRAR情報に応答情報を加えると、ユーザ機器は応答情報に基づいてユーザ機器専用探索空間の時間周波数リソースの位置をさらに決定する。
任意選択で、ステップ240の後に、方法200は以下のステップをさらに含んでよい。
ステップ250:アップリンク同期が失敗する場合、ユーザ機器はプリアンブル信号シーケンス信号の再送をトリガーする。プリアンブル信号シーケンス信号はステップ210のプリアンブル信号シーケンス信号と同じである。ここでは詳細を繰り返し説明しない。
ステップ260:ネットワークデバイスは受信したプリアンブル信号に基づいて対応する応答情報を再送する。応答情報はステップ220の応答情報と同じである。ここでは詳細を繰り返し説明しない。
ステップ270:ユーザ機器は再送された応答情報に基づいてユーザ機器専用探索空間を再構成する。
前述のステップを行うことにより、最初のアクセス競合が失敗した後でも、ユーザ機器が、ネットワークデバイスに接続するためにプリアンブル信号シーケンスを再送するときに、ユーザ機器専用探索空間の周波数領域リソース位置を得ることができることを保証できる。
任意選択で、ステップ240の後に、方法200は以下のステップをさらに含んでよい。
ステップ250’:ネットワークデバイスはアクセス状態のユーザ機器へ、上位層制御情報を、例えばRRCシグナリングを、送信し、上位層制御情報はユーザ機器専用探索空間の周波数領域リソースを指示する指示情報を含む。
ステップ260’:ユーザ機器は受信したRRCシグナリングに基づいてユーザ機器専用探索空間を構成する。
前述のステップを行うことにより、ユーザ機器は、RRC接続が成功した後に、ネットワークデバイスによって送信されるRRCシグナリングを受信することによって、ユーザ機器専用探索空間を更新できる。
これまでは図2〜図7を参照しながら本発明の実施形態による制御チャネルリソース指示方法を説明している。これ以降は図8〜図11を参照しながら本発明の実施形態によるユーザ機器とネットワークデバイスを説明する。
本発明の一実施形態によるユーザ機器800は本発明の実施形態による制御チャネルリソース指示方法200におけるユーザ機器に対応し得、ユーザ機器800のユニットの以下の操作および/または機能とその他の操作および/または機能が図2に示された方法200におけるユーザ機器の対応する手順を実行するためのものであることを理解されたい。簡潔にするため、ここでは詳細を繰り返し説明しない。
図8は本発明の実施形態によるユーザ機器800の概略構造図である。図8に示されているように、ユーザ機器800は、送信ユニット810と、処理ユニット820と、受信ユニット830とを含む。
送信ユニット810はプリアンブル信号シーケンスを送信するように構成される。
受信ユニット830はプリアンブル信号シーケンスに対応する応答情報を受信し、応答情報は共通探索空間で搬送されるダウンリンク制御情報によって指示され、制御チャネルを決定するときにユーザ機器によって検出される時間周波数リソースは共通探索空間とユーザ機器専用探索空間とを含む、ように構成される。
処理ユニット820は応答情報に基づいてユーザ機器専用探索空間の周波数領域リソース位置情報を決定し、周波数領域リソース位置情報は周波数領域においてユーザ機器専用探索空間によって占められる周波数領域リソースユニットの数と周波数領域リソースユニットの位置とを含む、ように構成される。
任意選択で、共通探索空間は第1の時間周波数リソースに位置し、第1の時間周波数リソースは複数の第1の候補制御チャネルを含み、複数の第1の候補制御チャネルの各々は1つ以上の周波数領域リソースユニットを含み、共通探索空間は複数の第1の候補制御チャネルの集合である。
任意選択で、ユーザ機器専用探索空間は第2の時間周波数リソースに位置し、第2の時間周波数リソースは複数の第2の候補制御チャネルを含み、複数の第2の候補制御チャネルの各々は1つ以上の周波数領域リソースユニットを含み、ユーザ機器専用探索空間は複数の第2の候補制御チャネルの集合であり、第2の時間周波数リソースは第1の時間周波数リソースと部分的に重なり合うか、または重なり合わない。
第1の時間周波数リソースと、共通探索空間と、第1の候補制御チャネルと、複数の時間周波数リソースユニットとの関係、ならびに第2の時間周波数リソースと、ユーザ機器専用探索空間と、第2の候補制御チャネルと、複数の時間周波数リソースユニットとの関係に関する詳細については、図3の関連する説明と方法200の関連する説明を参照されたい。
任意選択で、応答情報は周波数領域におけるユーザ機器専用探索空間のマッピング方式をさらに含み、マッピング方式は連続マッピングと離散マッピングとを含む。
マッピング方式が連続マッピングである場合は、周波数領域リソース位置情報は周波数領域リソースユニットの開始位置情報をさらに含み、あるいは
マッピング方式が離散マッピングである場合は、周波数領域リソース位置情報は少なくとも1つの周波数領域リソースユニットの位置をさらに含む。
任意選択で、応答情報は、以下の情報、すなわち、ユーザ機器専用探索空間のサブキャリア幅情報、ユーザ機器専用探索空間における基準信号のスクランブリングコードシーケンス情報、ユーザ機器専用探索空間のアグリゲーションレベル情報、およびユーザ機器専用探索空間の伝送モード、のうち1つ以上をさらに含む。
可能な一様態において、基準信号のスクランブリングコードシーケンスはユーザ機器のユーザ機器専用探索空間で1つ以上の第2の候補制御チャネルを復調するために使われる。詳細については、方法200における基準信号のスクランブリングコードシーケンスの説明を参照されたい。
任意選択で、アグリゲーションレベル情報はユーザ機器専用探索空間のアグリゲーションレベルの集合に含まれる要素の数、および/またはアグリゲーションレベルの値を含む。詳細については、方法200におけるアグリゲーションレベルの関連する説明を参照されたい。
任意選択で、応答情報はアップリンク伝送のタイミングアドバンス指示情報をさらに含み、タイミングアドバンス指示情報はユーザ機器がアップリンク情報を送信するときのダウンリンク伝送タイミングに対する時間差を指示するために使われる。この場合、プリアンブル信号シーケンスに対応する応答情報は第2のメッセージを含む。
任意選択で、送信ユニット810によって送信されるプリアンブル信号シーケンスは、ユーザ機器の帯域幅アクセス能力を指示するために使われる指示情報を含む。
制御チャネル時間周波数リソースの指示情報はMessage 2で搬送されるので、ユーザ機器は最初のアクセスの間に帯域幅アクセス能力を報告でき、ネットワークデバイスはユーザ機器の帯域幅アクセス能力に基づいてユーザ機器にユーザ機器専用探索空間を割り当てることを検討できる。例えば、Message 4の周波数領域リソースは共通探索空間ではなくユーザ機器専用探索空間でスケジュールされ得る。したがって、ユーザ機器の最初のアクセスの間の制御チャネルの衝突確率は低減され、正確なユーザ機器専用探索空間を知ることができる。
任意選択で、応答情報は上位層シグナリングである。この場合、プリアンブル信号シーケンスに対応する応答情報は第4のメッセージを含む。
任意選択で、送信ユニット810がプリアンブル信号シーケンスを送信した後、受信ユニット830が応答情報を受信する前に、送信ユニット810はアップリンク承認情報を送信し、アップリンク承認情報はユーザ機器の帯域幅アクセス能力を含む、ようにさらに構成される。
制御チャネル時間周波数リソースの指示情報がMessage 4で搬送されるため、ユーザ機器は最初のアクセスの間にユーザ機器専用探索空間を決定する。Message 4はMessage 3の後に、すなわちアップリンク承認情報の後に、送信されるため、ユーザ機器はMessage 3を使ってユーザ帯域幅能力に関するより多くの詳細やその他のユーザ能力情報をネットワークデバイスに報告でき、Message 4を使ってネットワークデバイスによって指示されるユーザ機器専用探索空間情報はより正確になる。アクセスのときにユーザ機器の帯域幅能力を報告することにより、ユーザ機器はユーザ機器専用探索空間を正確に知ることができ、これにより制御チャネルのキャパシティは拡大する。加えて、ユーザ機器専用探索空間の周波数領域リソースの割り当ては最初のアクセスの間に完遂される。したがって、最初のアクセスの間の制御チャネルの衝突確率は低減し、アクセス遅延は減少する。
任意選択で、受信ユニット830はブロードキャスト情報を受信するようにさらに構成される。ブロードキャスト情報は共通探索空間のマッピング方式を指示するために使われる情報を含み、マッピング方式は離散マッピングと連続マッピングとを含む。
任意選択で、ブロードキャスト情報は指示フィールドを含む。指示フィールドは共通探索空間のマッピング方式を指示するために使われ、あるいは、ブロードキャスト情報によって使われるスクランブリングコードは共通探索空間のマッピング方式を指示するために使われる。詳細については、方法200におけるブロードキャスト情報の関連する説明を参照されたい。
なお、処理ユニット820はプロセッサによって実現でき、送信ユニット810は送信器によって実現でき、受信ユニット830は受信器によって実現できる。図9は本発明の他の一実施形態によるユーザ機器900の概略構造図である。図9に示されているように、ユーザ機器900は、プロセッサ910と、受信器920と、送信器930と、メモリ940とを含む。
メモリ940はプロセッサ910によって実行されるコードなどを保管するように構成されてよい。送信器930はプロセッサ910の制御下で信号を送信するように構成される。受信器920はプロセッサ910の制御下で信号を受信するように構成される。
本発明の本実施形態によるユーザ機器900は本発明の実施形態による制御チャネルリソース指示方法200におけるユーザ機器と本発明の実施形態によるユーザ機器800とに対応し得、ユーザ機器900のユニットの前述の操作および/または機能とその他の操作および/または機能が図2に示された方法200におけるユーザ機器の対応する手順を実行するためのものであることを理解されたい。簡潔にするため、ここでは詳細を繰り返し説明しない。
図10は本発明の一実施形態によるネットワークデバイス1000の概略構造図である。図10に示されているように、ネットワークデバイス1000は、送信ユニット1010と、処理ユニット1020と、受信ユニット1030とを含む。
受信ユニット1030はユーザ機器によって送信されるプリアンブル信号シーケンスを受信するように構成される。
処理ユニット1020はプリアンブル信号シーケンスに対応する応答情報を決定するように構成される。応答情報は共通探索空間で搬送されるダウンリンク制御情報によって指示され、制御チャネルを決定するときにユーザ機器によって検出される時間周波数リソースは共通探索空間とユーザ機器専用探索空間とを含み、応答情報はユーザ機器専用探索空間の周波数領域リソース位置情報を指示するために使われ、周波数領域リソース位置情報は周波数領域においてユーザ機器専用探索空間によって占められる周波数領域リソースユニットの数と周波数領域リソースユニットの位置とを含む。
送信ユニット1010は応答情報を送信するように構成される。
任意選択で、共通探索空間は第1の時間周波数リソースに位置し、第1の時間周波数リソースは複数の第1の候補制御チャネルを含み、複数の第1の候補制御チャネルの各々は1つ以上の周波数領域リソースユニットを含み、共通探索空間は複数の第1の候補制御チャネルの集合である。
任意選択で、ユーザ機器専用探索空間は第2の時間周波数リソースに位置し、第2の時間周波数リソースは複数の第2の候補制御チャネルを含み、複数の第2の候補制御チャネルの各々は1つ以上の周波数領域リソースユニットを含み、ユーザ機器専用探索空間は複数の第2の候補制御チャネルの集合であり、第2の時間周波数リソースは第1の時間周波数リソースと部分的に重なり合うか、または重なり合わない。
第1の時間周波数リソースと、共通探索空間と、第1の候補制御チャネルと、複数の時間周波数リソースユニットとの関係、ならびに第2の時間周波数リソースと、ユーザ機器専用探索空間と、第2の候補制御チャネルと、複数の時間周波数リソースユニットとの関係に関する詳細については、図3の関連する説明と方法200の関連する説明を参照されたい。
任意選択で、応答情報は周波数領域におけるユーザ機器専用探索空間のマッピング方式をさらに含み、マッピング方式は連続マッピングと離散マッピングとを含む。
マッピング方式が連続マッピングである場合は、周波数領域リソース位置情報は周波数領域リソースユニットの開始位置情報をさらに含み、または
マッピング方式が離散マッピングである場合は、周波数領域リソース位置情報は少なくとも1つの周波数領域リソースユニットの位置をさらに含む。
任意選択で、応答情報は、以下の情報、すなわち、ユーザ機器専用探索空間のサブキャリア幅情報、ユーザ機器専用探索空間における基準信号のスクランブリングコードシーケンス情報、ユーザ機器専用探索空間のアグリゲーションレベル情報、およびユーザ機器専用探索空間の伝送モード、のうち1つ以上をさらに含む。
任意選択で、基準信号のスクランブリングコードシーケンスはユーザ機器のユーザ機器専用探索空間で1つ以上の第2の候補制御チャネルを復調するために使われる。詳細については、方法200における基準信号のスクランブリングコードシーケンスの説明を参照されたい。
任意選択で、アグリゲーションレベル情報はユーザ機器専用探索空間のアグリゲーションレベルの集合に含まれる要素の数、および/またはアグリゲーションレベルの値を含む。詳細については、方法200におけるアグリゲーションレベルの関連する説明を参照されたい。
任意選択で、応答情報はアップリンク伝送のタイミングアドバンス指示情報をさらに含み、タイミングアドバンス指示情報はユーザ機器がアップリンク情報を送信するときのダウンリンク伝送タイミングに対する時間差を指示するために使われる。この場合、プリアンブル信号シーケンスに対応する応答情報は第2のメッセージを含む。
任意選択で、受信ユニット1030によって受信されるプリアンブル信号シーケンスは、ユーザ機器の帯域幅アクセス能力を指示するために使われる指示情報を含む。
ネットワークデバイスは制御チャネル時間周波数リソースの指示情報をMessage 2に加え、それによって最初のアクセスの間にユーザ機器の帯域幅アクセス能力を知ることができ、ネットワークデバイスはユーザ機器の帯域幅アクセス能力に基づいてユーザ機器にユーザ機器専用探索空間を割り当てることを検討できる。例えば、Message 4の周波数領域リソースは共通探索空間ではなくユーザ機器専用探索空間でスケジュールされ得る。本方法は制御チャネルのキャパシティを拡大し、最初のアクセスの間の制御チャネルの衝突確率を低減する。
任意選択で、応答情報は上位層シグナリングである。この場合、プリアンブル信号シーケンスに対応する応答情報は第4のメッセージを含む。
任意選択で、受信ユニット1030がプリアンブル信号シーケンスを受信した後、送信ユニット1010が応答情報を送信する前に、受信ユニット1030はアップリンク承認情報を受信するようにさらに構成される。アップリンク承認情報はユーザ機器の帯域幅アクセス能力を含む。
ネットワークデバイスは制御チャネル時間周波数リソースの指示情報をMessage 4に加え、それによってユーザ機器は最初のアクセスの間にユーザ機器専用探索空間の周波数領域リソースを決定する。Message 4はMessage 3の後に、すなわちアップリンク承認情報の後に、送信されるため、ユーザ機器はMessage 3を使ってユーザ帯域幅能力に関するより多くの詳細やその他のユーザ能力情報をネットワークデバイスに報告でき、Message 4を使ってネットワークデバイスによって指示されるユーザ機器専用探索空間情報はより正確になる。ネットワークデバイスはユーザ機器のためにユーザ機器専用探索空間を正確に構成するので、制御チャネルのキャパシティは拡大する。ネットワークデバイスは最初のアクセスの間にユーザ機器専用探索空間の周波数領域リソースの割り当てを完遂できるので、最初のアクセスの間の制御チャネルの衝突確率は低減し、アクセス遅延は減少する。
任意選択で、送信ユニットはブロードキャスト情報を送信するようにさらに構成される。ブロードキャスト情報は共通探索空間のマッピング方式を指示するために使われる情報を含み、マッピング方式は離散マッピングと連続マッピングとを含む。
任意選択で、ブロードキャスト情報は指示フィールドを含む。指示フィールドは共通探索空間のマッピング方式を指示するために使われ、あるいは、ブロードキャスト情報によって使われるスクランブリングコードは共通探索空間のマッピング方式を指示するために使われる。詳細については、方法200におけるブロードキャスト情報の関連する説明を参照されたい。
本発明の本実施形態によるネットワークデバイス1000は本発明の実施形態による制御チャネルリソース指示方法200におけるネットワークデバイスに対応し得、ネットワークデバイス1000のユニットの前述の操作および/または機能とその他の操作および/または機能が図2に示された方法200におけるネットワークデバイスの対応する手順を実行するためのものであることを理解されたい。簡潔にするため、ここでは詳細を繰り返し説明しない。
なお、送信ユニット1010は送信器によって実現でき、受信ユニット1030は受信器によって実現でき、処理ユニット1020はプロセッサによって実現できる。図11は本発明の他の一実施形態によるネットワークデバイス1100の概略構造図である。図11に示されているように、ネットワークデバイス1100は、プロセッサ1110と、受信器1120と、送信器1130と、メモリ1140とを含む。
メモリ1140はプロセッサ1110によって実行されるコードなどを保管するように構成されてよい。受信器1120はプロセッサ1110の制御下で信号を受信するように構成される。送信器1130はプロセッサ1110の制御下で信号を送信するように構成される。
本発明の本実施形態によるネットワークデバイス1100は本発明の実施形態による制御チャネルリソース指示方法200におけるネットワークデバイスと本発明の実施形態によるネットワークデバイス1000とに対応し得、ネットワークデバイス1100のユニットの前述の操作および/または機能とその他の操作および/または機能が図2に示された方法200におけるネットワークデバイスの対応する手順を実行するためのものであることを理解されたい。簡潔にするため、ここでは詳細を繰り返し説明しない。
なお、データバスを含むことに加え、前述の実施形態のバスシステムは、電力バスと、制御バスと、状態信号バスとをさらに含み得る。
前述の実施形態のメモリは、揮発性メモリ(volatile memory)を、例えばランダムアクセスメモリ(random−access memory、RAM)を、含み得る。あるいは、メモリは、不揮発性メモリ(non−volatile memory)を、例えばフラッシュメモリ(flash memory)、ハード・ディスク・ドライブ(hard disk drive、HDD)、またはソリッド・ステート・ドライブ(solid−state drive、SSD)を、含み得る。あるいは、メモリは前述したタイプのメモリの組み合わせを含み得る。
前述の実施形態のプロセッサは、中央処理装置(central processing unit、CPU)、ネットワークプロセッサ(network processor、NP)、またはCPUとNPとの組み合わせであってよい。プロセッサはハードウェアチップをさらに含み得る。前述のハードウェアチップは、特定用途向け集積回路(application−specific integrated circuit、ASIC)、プログラマブル・ロジック・デバイス(programmable logic device、PLD)、またはこれらの組み合わせであってよい。PLDは、コンプレックス・プログラマブル・ロジック・デバイス(complex programmable logic device、CPLD)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(field−programmable gate array、FPGA)、ジェネリック・アレイ・ロジック(generic array logic、GAL)、またはこれらの組み合わせであってよい。
当業者なら、本明細書で開示されている実施形態を参照しながら説明されている例のユニットやアルゴリズムステップを、電子ハードウェアによって、またはコンピュータソフトウェアと電子ハードウェアとの組み合わせによって、実装できることに気づくことができる。これらの機能がハードウェアによって行われるかソフトウェアによって行われるかは、具体的な応用とテクニカルソリューションの設計上の制約しだいで決まる。当業者なら具体的な用途ごとに説明されている機能を様々な方法で実装できるが、そのような実装は本発明の実施形態の範囲を超えるものとみなすべきではない。
説明を簡単かつ簡潔にするため、前述したシステムと装置とユニットの詳しい作業プロセスについては、前述した方法の実施形態の該当するプロセスを参照できること、また、詳細がここで繰り返し説明されないことを、当業者なら明確に理解できる。
発明で提供されるいくつかの実施形態において、開示されているシステム、装置、および方法が他の様態で実装されてよいことを理解されたい。例えば、説明されている装置の実施形態は一例に過ぎない。例えば、ユニットの分割は論理的な機能分割に過ぎず、実際の実装では他の分割であってもよい。例えば、複数のユニットやコンポーネントが組み合わされもよく、あるいは他のシステムに統合されてもよく、一部の機能は無視されてもよく、遂行されなくてもよい。加えて、表示もしくは論述されている相互結合や直接結合や通信接続は何らかのインターフェースを用いて実装されてよい。装置またはユニット間の間接結合や通信接続は電気的形態や機械的形態やその他の形態で実装されてよい。
単独部分として説明されているユニットは物理的に単独であってもなくてもよく、ユニットとして表示されている部分は物理的なユニットであってもなくてもよく、1箇所に置かれてもよく、複数のネットワークユニットに分布されてもよい。実施形態のソリューションの目的を達成するため、ユニットの一部または全部が実際の要求に応じて選ばれてよい。
加えて、本発明の実施形態の機能ユニットは1つの処理ユニットに統合されてよく、それぞれのユニットが物理的に単独で存在してもよく、2つ以上のユニットが1つのユニットに統合されてもよい。
これらの機能がソフトウェア機能ユニットの形で実装され、独立した製品として販売もしくは使用される場合、これらの機能はコンピュータ可読記憶媒体に保管されてよい。このような理解に基づき、本発明の実施形態のテクニカルソリューションは、あるいは先行技術に寄与する部分は、あるいはテクニカルソリューションの一部は、ソフトウェア製品の形で実装されてよい。コンピュータソフトウェア製品は記憶媒体に保管され、本発明の実施形態で説明されている方法のステップの全部または一部を行うことをコンピュータデバイス(これはパーソナルコンピュータ、サーバー、またはネットワークデバイスなどであってよい)に命じる1つ以上の命令を含む。前述した記憶媒体は、USBフラッシュドライブ、リムーバブル・ハード・ディスク、読み取り専用メモリ(ROM、Read−Only Memory)、ランダム・アクセス・メモリ(RAM、Random Access Memory)、磁気ディスク、光ディスクなど、プログラムコードを保管できる様々な媒体を含む。
上記の説明は本発明の特定の実装に過ぎず、本発明の保護範囲を制限することを意図するものではない。本発明で開示されている技術的範囲内で当業者によって容易に考え出されるバリエーションや差し替えは本発明の保護範囲内に入るものとする。したがって、本発明の保護範囲は請求項の保護範囲に従うものとする。
180 ユーザ機器
190 ネットワークデバイス
200 制御チャネルリソース指示方法
800 ユーザ機器
810 送信ユニット
820 処理ユニット
830 受信ユニット
900 ユーザ機器
910 プロセッサ
920 受信器
930 送信器
940 メモリ
1000 ネットワークデバイス
1010 送信ユニット
1020 処理ユニット
1030 受信ユニット
1100 ネットワークデバイス
1100 ユーザ機器
1110 プロセッサ
1120 受信器
1130 送信器
1140 メモリ

Claims (55)

  1. プリアンブル信号シーケンスを送信するステップと、前記プリアンブル信号シーケンスに対応する上位層シグナリングを受信するステップであって、前記上位層シグナリングは共通探索空間で搬送されるダウンリンク制御情報によって指示される、ステップと、
    前記上位層シグナリングに基づいてユーザ機器専用探索空間の周波数領域リソース位置情報を決定するステップであって、前記周波数領域リソース位置情報は周波数領域において前記ユーザ機器専用探索空間によって占められる周波数領域リソースユニットの数と前記周波数領域リソースユニットの位置とを含む、ステップと
    を含む、制御チャネルリソース指示方法。
  2. 上位層シグナリングを受信するステップであって、前記上位層シグナリングは共通探索空間で搬送されるダウンリンク制御情報によって指示される、ステップと、
    前記上位層シグナリングに基づいてユーザ機器専用探索空間の周波数領域リソース位置情報を決定するステップであって、前記周波数領域リソース位置情報は周波数領域において前記ユーザ機器専用探索空間によって占められる周波数領域リソースユニットの数と前記周波数領域リソースユニットの位置とを含む、ステップと
    を含む、制御チャネルリソース指示方法。
  3. 前記共通探索空間は第1の時間周波数リソースに位置し、前記第1の時間周波数リソースは複数の第1の候補制御チャネルを含み、前記複数の第1の候補制御チャネルの各々は1つ以上の周波数領域リソースユニットを含み、前記共通探索空間は前記複数の第1の候補制御チャネルの集合である、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記ユーザ機器専用探索空間は第2の時間周波数リソースに位置し、前記第2の時間周波数リソースは複数の第2の候補制御チャネルを含み、前記複数の第2の候補制御チャネルの各々は1つ以上の周波数領域リソースユニットを含み、前記ユーザ機器専用探索空間は前記複数の第2の候補制御チャネルの集合であり、前記第2の時間周波数リソースは前記第1の時間周波数リソースと完全には重なり合わない、請求項3に記載の方法。
  5. 前記上位層シグナリングは周波数領域における前記ユーザ機器専用探索空間のマッピング方式をさらに含み、前記マッピング方式は連続マッピングと離散マッピングとを含み、
    前記マッピング方式が前記連続マッピングである場合は、前記周波数領域リソース位置は前記周波数領域リソースユニットの開始位置情報をさらに含み、または
    前記マッピング方式が前記離散マッピングである場合は、前記周波数領域リソース位置は少なくとも1つの周波数領域リソースユニットの位置をさらに含む、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記上位層シグナリングは、以下の情報、すなわち、前記ユーザ機器専用探索空間のサブキャリア幅情報、前記ユーザ機器専用探索空間における基準信号のスクランブリングコードシーケンス情報、前記ユーザ機器探索空間のアグリゲーションレベル情報、および前記ユーザ機器専用探索空間の伝送モード、のうち1つ以上をさらに含む、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記基準信号のスクランブリングコードシーケンスは前記ユーザ機器専用探索空間を復調するために使われる、請求項6に記載の方法。
  8. 前記アグリゲーションレベル情報は前記ユーザ機器専用探索空間のアグリゲーションレベルの集合に含まれる要素の数、および/または前記アグリゲーションレベルの値を含む、請求項6に記載の方法。
  9. 制御チャネル時間周波数リソースは前記共通探索空間と前記ユーザ機器専用探索空間とを含み、
    前記制御チャネル時間周波数リソースのサイズが予め定義された閾値を上回る場合は、制御チャネルアグリゲーションレベル集合は第1の集合であり、または
    前記制御チャネル時間周波数リソースのサイズが予め定義された閾値を下回る場合は、制御チャネルアグリゲーションレベル集合は第2の集合である、
    請求項1から8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記上位層シグナリングはアップリンク伝送のタイミングアドバンス指示情報をさらに含み、前記タイミングアドバンス指示情報はユーザ機器がアップリンク情報を送信するときのダウンリンク伝送タイミングに対する時間差を指示するために使われる、請求項1から9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 前記上位層シグナリングはランダムアクセス応答情報RARシグナリングまたは無線リソース制御プロトコルRRCシグナリングである、請求項1から10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 前記方法は、
    ブロードキャスト情報を受信するステップであって、前記ブロードキャスト情報は前記共通探索空間のマッピング方式を指示するために使われる情報を含み、前記マッピング方式は離散マッピングと連続マッピングとを含む、ステップをさらに含む、請求項1から11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 前記ブロードキャスト情報は指示フィールドを含み、前記指示フィールドは前記共通探索空間の前記マッピング方式を指示するために使われ、または、前記ブロードキャスト情報によって使われるスクランブリングコードが前記共通探索空間の前記マッピング方式を指示するために使われる、請求項12に記載の方法。
  14. ユーザ機器によって送信されるプリアンブル信号シーケンスを受信するステップと、
    前記プリアンブル信号シーケンスに対応する上位層シグナリングを決定するステップであって、前記上位層シグナリングは共通探索空間で搬送されるダウンリンク制御情報によって指示され、前記上位層シグナリングはユーザ機器専用探索空間の周波数領域リソース位置情報を指示するために使われ、前記周波数領域リソース位置情報は周波数領域において前記ユーザ機器専用探索空間によって占められる周波数領域リソースユニットの数と前記周波数領域リソースユニットの位置とを含む、ステップと、
    前記上位層シグナリングを送信するステップと
    を含む、制御チャネルリソース指示方法。
  15. 上位層シグナリングを決定するステップであって、前記上位層シグナリングは共通探索空間で搬送されるダウンリンク制御情報によって指示され、前記上位層シグナリングはユーザ機器専用探索空間の周波数領域リソース位置情報を指示するために使われ、前記周波数領域リソース位置情報は周波数領域において前記ユーザ機器専用探索空間によって占められる周波数領域リソースユニットの数と前記周波数領域リソースユニットの位置とを含む、ステップと、
    前記上位層シグナリングを送信するステップと
    を含む、制御チャネルリソース指示方法。
  16. 前記共通探索空間は第1の時間周波数リソースに位置し、前記第1の時間周波数リソースは複数の第1の候補制御チャネルを含み、前記複数の第1の候補制御チャネルの各々は1つ以上の周波数領域リソースユニットを含み、前記共通探索空間は前記複数の第1の候補制御チャネルの集合である、請求項14または15に記載の方法。
  17. 前記ユーザ機器専用探索空間は第2の時間周波数リソースに位置し、前記第2の時間周波数リソースは複数の第2の候補制御チャネルを含み、前記複数の第2の候補制御チャネルの各々は1つ以上の周波数領域リソースユニットを含み、前記ユーザ機器専用探索空間は前記複数の第2の候補制御チャネルの集合であり、前記第2の時間周波数リソースは前記第1の時間周波数リソースと完全には重なり合わない、請求項16に記載の方法。
  18. 前記上位層シグナリングは周波数領域における前記ユーザ機器専用探索空間のマッピング方式をさらに含み、前記マッピング方式は連続マッピングと離散マッピングとを含み、
    前記マッピング方式が前記連続マッピングである場合は、前記周波数領域リソース位置は前記周波数領域リソースユニットの開始位置情報をさらに含み、または
    前記マッピング方式が前記離散マッピングである場合は、前記周波数領域リソース位置は少なくとも1つの周波数領域リソースユニットの位置をさらに含む、
    請求項14から17のいずれか一項に記載の方法。
  19. 前記上位層シグナリングは、以下の情報、すなわち、前記ユーザ機器専用探索空間のサブキャリア幅情報、前記ユーザ機器専用探索空間における基準信号のスクランブリングコードシーケンス情報、前記ユーザ機器専用探索空間のアグリゲーションレベル情報、および前記ユーザ機器専用探索空間の伝送モード、のうち1つ以上をさらに含む、請求項14から18のいずれか一項に記載の方法。
  20. 前記基準信号のスクランブリングコードシーケンスは前記ユーザ機器の前記ユーザ機器専用探索空間を復調するために使われる、請求項19に記載の方法。
  21. 前記アグリゲーションレベル情報は前記ユーザ機器専用探索空間のアグリゲーションレベルの集合に含まれる要素の数、および/または前記アグリゲーションレベルの値を含む、請求項19に記載の方法。
  22. 制御チャネル時間周波数リソースは前記共通探索空間と前記ユーザ機器専用探索空間とを含み、
    前記制御チャネル時間周波数リソースのサイズが予め定義された閾値を上回る場合は、制御チャネルアグリゲーションレベル集合は第1の集合であり、または
    前記制御チャネル時間周波数リソースのサイズが予め定義された閾値を下回る場合は、制御チャネルアグリゲーションレベル集合は第2の集合である、
    請求項14から21のいずれか一項に記載の方法。
  23. 前記上位層シグナリングはアップリンク伝送のタイミングアドバンス指示情報をさらに含み、前記タイミングアドバンス指示情報は前記ユーザ機器がアップリンク情報を送信するときのダウンリンク伝送タイミングに対する時間差を指示するために使われる、請求項14から22のいずれか一項に記載の方法。
  24. 前記上位層シグナリングはランダムアクセス応答情報RARシグナリングまたは無線リソース制御プロトコルRRCシグナリングである、請求項14から21のいずれか一項に記載の方法。
  25. 前記方法は、
    ブロードキャスト情報を送信するステップであって、前記ブロードキャスト情報は前記共通探索空間のマッピング方式を指示するために使われる情報を含み、前記マッピング方式は離散マッピングと連続マッピングとを含む、ステップをさらに含む、請求項14から24のいずれか一項に記載の方法。
  26. 前記ブロードキャスト情報は指示フィールドを含み、前記指示フィールドは前記共通探索空間の前記マッピング方式を指示するために使われ、または、前記ブロードキャスト情報によって使われるスクランブリングコードが前記共通探索空間の前記マッピング方式を指示するために使われる、請求項25に記載の方法。
  27. プリアンブル信号シーケンスを送信するように構成された送信ユニットと、
    前記プリアンブル信号シーケンスに対応する上位層シグナリングを受信するように構成された受信ユニットであって、前記上位層シグナリングは共通探索空間で搬送されるダウンリンク制御情報によって指示される、受信ユニットと、
    前記上位層シグナリングに基づいてユーザ機器専用探索空間の周波数領域リソース位置情報を決定するように構成された処理ユニットであって、前記周波数領域リソース位置情報は周波数領域において前記ユーザ機器専用探索空間によって占められる周波数領域リソースユニットの数と前記周波数領域リソースユニットの位置とを含む、処理ユニットと
    を含む、ユーザ機器。
  28. 上位層シグナリングを受信するように構成された受信ユニットであって、前記上位層シグナリングは共通探索空間で搬送されるダウンリンク制御情報によって指示される、受信ユニットと、
    前記上位層シグナリングに基づいてユーザ機器専用探索空間の周波数領域リソース位置情報を決定するように構成された処理ユニットであって、前記周波数領域リソース位置情報は周波数領域において前記ユーザ機器専用探索空間によって占められる周波数領域リソースユニットの数と前記周波数領域リソースユニットの位置とを含む、処理ユニットと
    を含む、ユーザ機器。
  29. 前記共通探索空間は第1の時間周波数リソースに位置し、前記第1の時間周波数リソースは複数の第1の候補制御チャネルを含み、前記複数の第1の候補制御チャネルの各々は1つ以上の周波数領域リソースユニットを含み、前記共通探索空間は前記複数の第1の候補制御チャネルの集合である、請求項27または28に記載の方法。
  30. 前記ユーザ機器専用探索空間は第2の時間周波数リソースに位置し、前記第2の時間周波数リソースは複数の第2の候補制御チャネルを含み、前記複数の第2の候補制御チャネルの各々は1つ以上の周波数領域リソースユニットを含み、前記ユーザ機器専用探索空間は前記複数の第2の候補制御チャネルの集合であり、前記第2の時間周波数リソースは前記第1の時間周波数リソースと完全には重なり合わない、請求項29に記載の方法。
  31. 前記上位層シグナリングは周波数領域における前記ユーザ機器専用探索空間のマッピング方式をさらに含み、前記マッピング方式は連続マッピングと離散マッピングとを含み、
    前記マッピング方式が前記連続マッピングである場合は、前記周波数領域リソース位置は前記周波数領域リソースユニットの開始位置情報をさらに含み、または
    前記マッピング方式が前記離散マッピングである場合は、前記周波数領域リソース位置は少なくとも1つの周波数領域リソースユニットの位置をさらに含む、
    請求項27から30のいずれか一項に記載のユーザ機器。
  32. 前記上位層シグナリングは、以下の情報、すなわち、前記ユーザ機器専用探索空間のサブキャリア幅情報、前記ユーザ機器専用探索空間における基準信号のスクランブリングコードシーケンス情報、前記ユーザ機器専用探索空間のアグリゲーションレベル情報、および前記ユーザ機器専用探索空間の伝送モード、のうち1つ以上をさらに含む、請求項27から31のいずれか一項に記載のユーザ機器。
  33. 前記基準信号のスクランブリングコードシーケンスは前記ユーザ機器の前記ユーザ機器専用探索空間を復調するために使われる、請求項32に記載のユーザ機器。
  34. 前記アグリゲーションレベル情報は前記ユーザ機器専用探索空間のアグリゲーションレベルの集合に含まれる要素の数、および/または前記アグリゲーションレベルの値を含む、請求項32に記載のユーザ機器。
  35. 制御チャネル時間周波数リソースは前記共通探索空間と前記ユーザ機器専用探索空間とを含み、
    前記制御チャネル時間周波数リソースのサイズが予め定義された閾値を上回る場合は、制御チャネルアグリゲーションレベル集合は第1の集合であり、または
    前記制御チャネル時間周波数リソースのサイズが予め定義された閾値を下回る場合は、制御チャネルアグリゲーションレベル集合は第2の集合である、
    請求項27から34のいずれか一項に記載の方法。
  36. 前記上位層シグナリングはアップリンク伝送のタイミングアドバンス指示情報をさらに含み、前記タイミングアドバンス指示情報は前記ユーザ機器がアップリンク情報を送信するときのダウンリンク伝送タイミングに対する時間差を指示するために使われる、請求項27から35のいずれか一項に記載のユーザ機器。
  37. 前記上位層シグナリングはランダムアクセス応答情報RARシグナリングまたは無線リソース制御プロトコルRRCシグナリングである、請求項27から33のいずれか一項に記載のユーザ機器。
  38. 前記受信ユニットはブロードキャスト情報を受信し、前記ブロードキャスト情報は前記共通探索空間のマッピング方式を指示するために使われる情報を含み、前記マッピング方式は離散マッピングと連続マッピングとを含む、ようにさらに構成される、請求項27から37のいずれか一項に記載のユーザ機器。
  39. 前記ブロードキャスト情報は指示フィールドを含み、前記指示フィールドは前記共通探索空間の前記マッピング方式を指示するために使われ、または、前記ブロードキャスト情報によって使われるスクランブリングコードが前記共通探索空間の前記マッピング方式を指示するために使われる、請求項38に記載のユーザ機器。
  40. ユーザ機器によって送信されるプリアンブル信号シーケンスを受信するように構成された受信ユニットと、
    前記プリアンブル信号シーケンスに対応する上位層シグナリングを決定するように構成された処理ユニットであって、前記上位層シグナリングは共通探索空間で搬送されるダウンリンク制御情報によって指示され、前記上位層シグナリングはユーザ機器専用探索空間の周波数領域リソース位置情報を指示するために使われ、前記周波数領域リソース位置情報は周波数領域において前記ユーザ機器専用探索空間によって占められる周波数領域リソースユニットの数と前記周波数領域リソースユニットの位置とを含む、処理ユニットと、
    前記上位層シグナリングを送信するように構成された送信ユニットと
    を含む、ネットワークデバイス。
  41. 上位層シグナリングを決定するように構成された処理ユニットであって、前記上位層シグナリングは共通探索空間で搬送されるダウンリンク制御情報によって指示され、前記上位層シグナリングはユーザ機器専用探索空間の周波数領域リソース位置情報を指示するために使われ、前記周波数領域リソース位置情報は周波数領域において前記ユーザ機器専用探索空間によって占められる周波数領域リソースユニットの数と前記周波数領域リソースユニットの位置とを含む、処理ユニットと、
    前記上位層シグナリングを送信するように構成された送信ユニットと
    を含む、ネットワークデバイス。
  42. 前記共通探索空間は第1の時間周波数リソースに位置し、前記第1の時間周波数リソースは複数の第1の候補制御チャネルを含み、前記複数の第1の候補制御チャネルの各々は1つ以上の周波数領域リソースユニットを含み、前記共通探索空間は前記複数の第1の候補制御チャネルの集合である、請求項40または41に記載のネットワークデバイス。
  43. 前記ユーザ機器専用探索空間は第2の時間周波数リソースに位置し、前記第2の時間周波数リソースは複数の第2の制御チャネルを含み、前記複数の第2の候補制御チャネルの各々は1つ以上の周波数領域リソースユニットを含み、前記ユーザ機器専用探索空間は前記複数の第2の候補制御チャネルの集合であり、前記第2の時間周波数リソースは前記第1の時間周波数リソースと完全には重なり合わない、請求項42に記載のネットワークデバイス。
  44. 前記上位層シグナリングは周波数領域における前記ユーザ機器専用探索空間のマッピング方式をさらに含み、前記マッピング方式は連続マッピングと離散マッピングとを含み、
    前記マッピング方式が前記連続マッピングである場合は、前記周波数領域リソース位置は前記周波数領域リソースユニットの開始位置情報をさらに含み、または
    前記マッピング方式が前記離散マッピングである場合は、前記周波数領域リソース位置は少なくとも1つの周波数領域リソースユニットの位置をさらに含む、
    請求項40から43のいずれか一項に記載のネットワークデバイス。
  45. 前記上位層シグナリングは、以下の情報、すなわち、前記ユーザ機器専用探索空間のサブキャリア幅情報、前記ユーザ機器専用探索空間における基準信号のスクランブリングコードシーケンス情報、前記ユーザ機器専用探索空間のアグリゲーションレベル情報、および前記ユーザ機器専用探索空間の伝送モード、のうち1つ以上をさらに含む、請求項40から44のいずれか一項に記載のネットワークデバイス。
  46. 前記基準信号のスクランブリングコードシーケンスは前記ユーザ機器の前記ユーザ機器専用探索空間を復調するために使われる、請求項42に記載のネットワークデバイス。
  47. 前記アグリゲーションレベル情報は前記ユーザ機器専用探索空間のアグリゲーションレベルの集合に含まれる要素の数、および/または前記アグリゲーションレベルの値を含む、請求項45に記載のネットワークデバイス。
  48. 制御チャネル時間周波数リソースは前記共通探索空間と前記ユーザ機器専用探索空間とを含み、
    前記制御チャネル時間周波数リソースのサイズが予め定義された閾値を上回る場合は、制御チャネルアグリゲーションレベル集合は第1の集合であり、または
    前記制御チャネル時間周波数リソースのサイズが予め定義された閾値を下回る場合は、制御チャネルアグリゲーションレベル集合は第2の集合である、
    請求項40から47のいずれか一項に記載の方法。
  49. 前記上位層シグナリングはアップリンク伝送のタイミングアドバンス指示情報をさらに含み、前記タイミングアドバンス指示情報は前記ユーザ機器がアップリンク情報を送信するときのダウンリンク伝送タイミングに対する時間差を指示するために使われる、請求項40から48のいずれか一項に記載のネットワークデバイス。
  50. 前記上位層シグナリングはランダムアクセス応答情報RARシグナリングまたは無線リソース制御プロトコルRRCシグナリングである、請求項40から49のいずれか一項に記載のネットワークデバイス。
  51. 前記送信ユニットはブロードキャスト情報を送信し、前記ブロードキャスト情報は前記共通探索空間のマッピング方式を指示するために使われる情報を含み、前記マッピング方式は離散マッピングと連続マッピングとを含む、ようにさらに構成される、請求項40から46のいずれか一項に記載のネットワークデバイス。
  52. 前記ブロードキャスト情報は指示フィールドを含み、前記指示フィールドは前記共通探索空間の前記マッピング方式を指示するために使われ、または、前記ブロードキャスト情報によって使われるスクランブリングコードが前記共通探索空間の前記マッピング方式を指示するために使われる、請求項51に記載のネットワークデバイス。
  53. コンピュータ可読記憶媒体であって、前記コンピュータ可読記憶媒体はプログラムを保管し、前記プログラムによって通信デバイスは請求項1から26のいずれか一項に記載の方法を行う、コンピュータ可読記憶媒体。
  54. コンピュータプログラム製品であって、前記コンピュータプログラム製品はコンピュータプログラムコードを含み、通信デバイスによって前記コンピュータプログラムコードが実行されると、前記通信デバイスは請求項1から26のいずれか一項に記載の方法を行う、コンピュータプログラム製品。
  55. 制御チャネルリソース指示装置であって、前記装置は少なくとも1つのプロセッサと少なくとも1つの記憶媒体とを含み、前記少なくとも1つの記憶媒体は命令を保管し、前記プロセッサによって前記命令が実行されると、前記プロセッサは請求項1から26のいずれか一項に記載の方法を行う、制御チャネルリソース指示装置。
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