JP2020503716A - ダウンリンク制御チャネルと非周期的なチャネル状態情報リファレンス信号との間の衝突回避 - Google Patents

ダウンリンク制御チャネルと非周期的なチャネル状態情報リファレンス信号との間の衝突回避 Download PDF

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Abstract

ダウンリンク制御チャネルと非周期的なチャネル状態情報リファレンス信号である非周期的CSI−RSとの間の衝突を回避するための方法、ワイヤレスデバイス及びネットワークノードが提供される。いくつかの態様によると、非周期的なチャネル状態情報リファレンス信号である非周期的CSI−RSがダウンリンク制御チャネルセットに対応する物理レイヤリソース内には存在しないという前提に基づいて、非周期的CSI−RSを受信すること、を含む方法が提供される。

Description

本開示は、非周期的なチャネル状態情報リファレンス信号(CSI−RSを構成するための、具体的には、ダウンリンク制御チャネルと非周期的なチャネル状態情報リファレンス信号(CSI−RS)との間の衝突を回避するための、方法、ネットワークノード、ワイヤレスデバイス、コンピュータプログラム及びそのコンピュータプログラムプロダクトに関する。
LTE(Long−Term Evolution)は、ダウンリンクにおいて直交周波数分割多重(OFDM)を、アップリンクにおいて離散フーリエ変換(DFT)拡散OFDMを使用する。基本的なLTEのダウンリンク物理リソースを、よって、図1に示したような時間−周波数グリッドとして見ることができ、各リソースエレメントは1つのOFDMシンボルインターバルの期間中の1つのOFDMサブキャリアに相当する。[3GPP TS 36.211 Technical Specification Group Radio Access Network; Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA); Physical channels and modulation (Release 13); V13.0.0 (2016-01)]
時間ドメインにおいて、LTEのダウンリンク送信は、10msの無線フレームへと編成され、各無線フレームは、図2に示したように、長さTsubframe=1msで等サイズの10個のサブフレームからなる。
さらに、LTEにおけるリソース割り当ては、典型的にはリソースブロックの観点で記述され、1リソースブロックは、時間ドメインにおける1スロット(0.5ms)及び周波数ドメインにおける12個の連続したサブキャリアに相当する。リソースブロックは、周波数ドメインにおいて、システム帯域幅の一端から0で始まる形で付番される。ダウンリンク送信は動的にスケジューリングされ、即ち、各サブフレームにおいて、基地局は、その時点のダウンリンクサブフレームにおいてどの端末がデータの送信先であり及びどのリソースブロック上でデータが送信されるかを指し示す制御情報を送信する。この制御シグナリングは、典型的には、各サブフレーム内の最初から1、2、3又は4個のOFDMシンボルにおいて送信される。3つのOFDMシンボルが制御用に使用されるダウンリンクシステムが図3に示されている。
物理チャネル及び送信モード
LTEでは、複数の物理ダウンリンク(DL)チャネルがサポートされている。ダウンリンクの物理チャネルは、上位レイヤから発する情報を搬送するリソースエレメントのセットに対応する。以下は、LTEにおいてサポートされる物理チャネルのいくつかである:
− 物理ダウンリンク共有チャネル、PDSCH
− 物理ダウンリンク制御チャネル、PDCCH
− 拡張物理ダウンリンク制御チャネル、EPDCCH
PDSCHは主に、ユーザトラフィックデータ及び上位レイヤメッセージを搬送するために使用される。PDSCHは、図3に示すように制御領域外のDLサブフレームで送信される。PDCCH及びEPDCCHの双方は、物理リソースブロック(PRB)割り当て、変調レベル/符号化方式(MCS)、及び送信機で使用されるプリコーダ等のダウンリンク制御情報(DCI)を搬送するために使用される。PDCCHは、DLサブフレームにおける最初の1〜4個のOFDMシンボル、即ち制御領域で送信され、EPDCCHはPDSCHと同じ領域で送信される。
同様に、以下の物理ULチャネルがサポートされている。
− 物理アップリンク共有チャネル、PUSCH
− 物理アップリンク制御チャネル、PUCCH
LTEでは、DLデータスケジューリング及びアップリンク(UL)データスケジューリングに対して異なるDCIフォーマットが定義されている。例えばDCIフォーマット0及び4はULデータスケジューリングに使用され、DCIフォーマット1、1A、1B、1C、1D、2、2A、2B、2C、2D[3GPP TS 36.212 Technical Specification Group Radio Access Network; Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA); Multiplexing and channel coding (Release 13); V13.0.0 (2016-01)]はDLデータスケジューリングに使用される。DLにおいて、どのDCIフォーマットがデータスケジューリングに使用されるは、DL送信方式及び/又は送信されるメッセージのタイプに関連付けられる。LTEにおいてサポートされる送信方式の一部を以下に示す。
− 単一アンテナポート
− 送信ダイバーシティ(TxD)
− 開ループ空間多重化
− 閉ループ空間多重化
− 最大8レイヤの送信
PDCCHは常に単一アンテナポート方式又は送信ダイバーシティ方式で送信されるが、PDSCHはいずれの送信方式も使用できる。LTEにおいて、ユーザ機器(UE)又はワイヤレスデバイス(WD)は、送信方式ではなく送信モード(TM)で構成される。LTEでは、PDSCHに対して10個のTM、即ちTM1〜TM10がこれまでに定義されている。各TMは、プライマリ送信方式及びバックアップ送信方式を定義する。バックアップ送信方式は、単一アンテナポート又はTxDである。以下は、LTEにおけるいくつかのプライマリ送信方式のリストである:
− TM1:単一アンテナポート、ポート0
− TM2:TxD
− TM3:開ループSM
− TM4:閉ループSM
− TM9:最大8レイヤの送信、ポート7〜14
− TM10:最大8レイヤの送信、ポート7〜14
TM1〜TM6では、チャネル状態情報フィードバック及びWDでの復調の双方についてのリファレンス信号として、セル固有のリファレンス信号(CRS)が使用される。一方、TM7〜TM10では、ワイヤレスデバイス固有の復調リファレンス信号(DMRS)が復調用リファレンス信号として使用される。
ここで使用される“ワイヤレスデバイス”又は“ユーザ機器(UEとも呼ばれる)”という用語は、セルラ又はモバイル通信システムにおいてネットワークノード及び/又は別のワイヤレスデバイスと通信するいかなる種類のワイヤレスデバイスを示してもよい。ワイヤレスデバイスの例は、ターゲットデバイス、デバイスツーデバイス(D2D)ワイヤレスデバイス、マシンタイプワイヤレスデバイス又はマシンツーマシン(M2M)通信可能なワイヤレスデバイス、PDA、iPAD、タブレット、モバイルフォン、スマートフォン、ラップトップ内蔵機器(LEE)、ラップトップ搭載機器(LME)、USBドングル等である。
拡張物理ダウンリンク制御チャネル(EPDCCH)
無線リンクを介してユーザへ送信されるメッセージを、制御メッセージ又はデータメッセージとして大きく分類することができる。制御メッセージは、システムの適切な動作及びシステム内の各ワイヤレスデバイスの適切な動作を容易にするために使用される。制御メッセージは、WDからの送信電力、及び、ワイヤレスデバイスによるデータの受信又はワイヤレスデバイスによるデータの送信がなされることになるPRBのシグナリング等の機能を制御するためのコマンドを含み得るはずである。
Rel−11以降のワイヤレスデバイスの場合、ワイヤレスデバイスを、PDCCHに加えてEPDCCHをモニタリングするように構成することができる[3GPP TS 36.211, 3GPP TS 36.213 Technical Specification Group Radio Access Network; Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA); Physical layer procedures (Release 13); V13.0.1 (2016-01)]。
このように、拡張物理ダウンリンク制御チャネル(EPDCCH)がRel−11において導入されており、その中で、Rel−11よりも古いリリースのワイヤレスデバイス向けの制御情報を含み得る最初の1〜4個のシンボルはPRBペアから除かれるものの、データ領域内の2個、4個又は8個のPRBペアがEPDCCH送信を排他的に含むために予約される。図4の説明図を参照されたい。
したがって、PDSCH送信と時間多重化されるPDCCHと異なり、EPDCCHは、PDSCH送信と周波数多重化される。なお、LTE Rel−11では、PRBペア内でのPDSCHと何らかのEPDCCH送信との多重化はサポートされていない。PDCCHに対するEPDCCHの利点は、制御チャネル容量の増加をサポートできること、制御チャネルリソースの空間再利用の向上をサポートできること、ワイヤレスデバイス固有のプリコーディングをサポートできること等である。
さらに、2つのモードのEPDCCH送信、即ち局所(localized)EPDCCH送信及び分散(distributed)EPDCCH送信がサポートされている。
分散送信において、EPDCCHは、D=2、4又は8として、最大D個のPRBペアのリソースエレメントへマッピングされる。このようにして、EPDCCHメッセージについて周波数ダイバーシティを達成できる。分散送信の概念の説明のために図5を参照されたい。
局所送信において、EPDCCHは1つ又は2つのPRBペアのみにマッピングされる。集約レベルが低い場合、1つのPRBペアのみが使用される。EPDCCHの集約レベルがEPDCCHを1つのPRBペアに収めるには大きすぎる場合、第2のPRBペアも使用される。局所送信の説明のために図6を参照されたい。
拡張制御チャネルエレメント(EECCE)の物理リソースへのマッピングを容易にするために、各PRBペアは16個の拡張リソースエレメントグループ(EEREG)へ分割され、各EECCEはNEREG ECCE=4個又はNEREG ECCE=8個のEREGへさらに分割される。通常のサイクリックプレフィクス(CP)及び通常のサブフレームの場合、3GPP TS 36.213に記述されているいくつかの条件が満たされない限り、NEREG ECCE=4である。拡張CPの場合及びフレーム構造2(時分割複信(TDD))についてのいくつかのスペシャルサブフレームにおいて、NEREG ECCE=8が使用される。その結果、EPDCCHは、集約レベルに応じて4個又は8個のEREGの倍数にマッピングされる。概して、EPDCCHはL個のECCEからなり、Lは集約レベルである。LTEでサポートされているLの様々な値は、1、2、4、8、16、32である(許容される正確な集約レベルは、EPDCCHの2つのモードのうち選択されたモード及びその他の要因に依存する)。
EPDCCHに属するEREGは、単一のPRBペア(局所送信で典型的なように)又は複数のPRBペア(分散送信で典型的なように)に存在する。PRBペアのEREGへの分割を図7に示す。
EPDCCHは、図7に示す復調のための復調リファレンス信号(DMRS)を使用する。PRBペアごとに24個のリソースエレメント(RE)がDMRS用に予約されている。分散EPDCCHの場合、通常のサイクリックプレフィクス(CP)のために、アンテナポート107及び109として知られる2つのDMRSアンテナポートが各PRBペアに存在する。これら2つのポートはPRBペア内の全ての分散EPDCCHメッセージに使用され、2倍のアンテナダイバーシティを提供する(ネットワークノードが各ポートを別々のアンテナから送信することを選択した場合であり、これは実装上の選択である)。局所EPDCCHの場合、最大4つのアンテナポート107〜110があり、各ポートは当該PRBペア内の1つのEPDCCHメッセージのみに使用される。
ポート107はPRBペア内の24個のREのうち12個のREを使用し、ポート109は他の12個のREを使用する。したがって、ポート107及び109に属するDMRS REは、PRBペアにおいて時間/周波数多重化される。一方、ポート107及び108(並びに、ポート109/110)は同一のREを使用するが、同一サブキャリア上の4つのREの上に直交カバーコード(OCC)を適用することにより符号多重化される。直交性を生じさせるためにポート107〜110に使用されるOCCは以下の表に示される(3GPP TS 36.211より)。
Figure 2020503716
拡張CPの場合、符号多重化DMRSのみが使用され、ポート107及び108について長さ2のOCCは3GPP TS 36.211からの以下の表に示される。
Figure 2020503716
分散EPDCCHを受信すると、ワイヤレスデバイスは、各DMRS REにおけるチャネルを推定した後、各サブキャリア内とPRBペア内の対応する3つのサブキャリア内とでOCCを使用して、アンテナポート107及び109に対する各チャネル推定値を取得する。これらのチャネル推定値は、EPDCCHを復調する際に使用される。
チャネル状態情報リファレンス信号(CSI−RS)
LTEリリース10では、チャネル状態情報の推定のために新たなチャネル状態情報リファレンス信号(CSI−RS)が導入された。CSI−RSに基づくCSIフィードバックは、以前のリリースで使用されていたセル固有のリファレンス信号(CRS)に基づくCSIフィードバックよりもいくつかの点で有利である。第1に、CSI−RSはデータ信号の復調には使用されず、したがって同じ密度を必要としない(即ち、CSI−RSのオーバヘッドは実質的に少ない)。第2に、CSI−RSは、CSIフィードバック測定値を構成するはるかに柔軟な手段を提供する(例えば、測定対象とするCSI−RSリソースをワイヤレスデバイス別に構成できる)。
LTEでは、非ゼロ電力(NZP)CSI−RS及びゼロ電力(ZP)CSI−RSという2種類のCSI−RSが定義されている。NZP CSI−RSは、ワイヤレスデバイスがネットワークノードに対するダウンリンクチャネルを推定するためにネットワークノード(又はeNB)により送信される。ZP CSI−RSの場合、1つ以上のCSI−RSリソースがネットワークノードにより割り当てられるが、リソース上では何も送信されない。ZP CSI−RSは、隣接セルにおいてワイヤレスデバイスがより適切なチャネル推定を実行できるように、隣接セルへの干渉を低減するために使用され得る。
Rel−13のワイヤレスデバイスの場合、サポートされるアンテナポートの数は1、2、4、8、12及び16である。Rel−14では、アンテナポートの数が20、24、28、32を含むように増加した。図8は、1つのPRB内におけるCSI−RS割り当てに使用可能なREを示す。最大40個のREを、CSI−RSのために構成することができる。CSI−RSは、全てのPRBにわたり送信される。なお、CSI−RS信号はシステム帯域幅の全てのRBで送信されるため、同一のリソース割り当てが全てのRBで繰り返される。Rel−14 LTEでは、CSI−RSを密度を減少させて送信することもできる。即ち、異なる複数のポートに対応するCSI−RS信号が、N個のPRBごとに送信される。
CSI−RSは、CSI−RSサブフレームとも呼ばれる特定のサブフレーム上で周期的に送信され得る。CSI−RSサブフレーム構成は、サブフレーム周期とサブフレームオフセットとからなる。その周期は、5ms、10ms、20ms、40ms及び80msで構成可能である。CSI−RS構成は、3GPP TS36.211の表6.10.5.2−1で規格化されているCSI−RSリソース構成と、3GPP TS36.211の表6.10.5.3−1で規格化されているCSI−RSサブフレーム構成とからなる。
コードブックベースのチャネル状態情報(CSI)の推定及びフィードバック
TM9及びTM10といった閉ループ複数入力複数出力(MIMO)送信方式では、ワイヤレスデバイスは、ダウンリンクCSIを推定してeNBにフィードバックする。発展型ノードB(eNB)基地局は、フィードバックCSIを使用してダウンリンクデータをWDへ送信する。CSIは、送信ランクインジケータ(RI)、プリコーディング行列インジケータ(PMI)及びチャネル品質インジケータ(CQI)からなる。プリコーディング行列のコードブックは、ワイヤレスデバイスにより、ある基準、例えばワイヤレスデバイスのスループットに基づいて、推定されたダウンリンクチャネルとコードブック内のプリコーディング行列との間の最善のマッチングを見出すために使用される。TM9及びTM10の場合、チャネルは、ダウンリンクで送信される非ゼロ電力CSIリファレンス信号(NZP CSI−RS)に基づいて推定される。
CQI/RI/PMIは、併せて、ダウンリンクチャネル状態をWDへ提供する。チャネルHnの推定値が直接フィードバックされないため、これを暗黙的CSIフィードバックとも呼ぶ。CQI/RI/PMIは、構成される報告モードに応じて、広帯域(即ち、全送信帯域)又はサブ帯域(即ち、全送信帯域の一部)とすることができる。
LTE Rel−13では、2種類のCSI報告、即ちクラスA及びクラスBが導入された[3GPP TS 36.213 Technical Specification Group Radio Access Network; Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA); Physical layer procedures (Release 13); V13.0.1 (2016-01)]。クラスAのCSI報告では、ワイヤレスデバイスは、8個、12個又は16個のアンテナポートを有する構成された1次元又は2次元アンテナアレイ用の新たなコードブックに基づいてCSIを測定して報告する。ランクRel−13以前のCSI報告と同様に、CSIは、ランクインジケータ(RI)、PMI及び1つ又は複数のCQIからなる。LTE Rel−14において、クラスAのCSI報告は、20個、24個、28個及び32個のポートへ拡張されている。
クラスBのCSI報告では、1つのシナリオ(“クラスB K>1”と呼ばれる)において、単一のCSIプロセスでワイヤレスデバイスに対して複数(即ち、K>1個)のCSI−RSリソースを構成できる。各リソースが複数のアンテナポート(即ち、1個、2個、4個又は8個のポート)に対するものであってもよい。各CSI−RSリソースは、プリコーディング済みCSI−RS信号に関連付けられてもよい。ワイヤレスデバイスは、全てのCSI−RSリソースに関連するダウンリンクCSIを測定し、全てのCSIのうち最善のCSIを選択する。その後、ワイヤレスデバイスは選択されたCSI−RSリソースインジケータ(CRI)及び対応するCSIを報告する。別のシナリオ(“クラスB K=1”とも呼ばれる)では、ワイヤレスデバイスは1つのCSI−RSリソースで構成され、CSI−RS信号は、アップリンク(UL)測定値等のワイヤレスデバイスに関するいくつかの事前情報に基づいて、特にワイヤレスデバイスに対してプリコーディング又は“ビームフォーミング”されてもよい。ワイヤレスデバイスは、次に、CSI−RSリソース上で受信したCSI−RS信号に基づいてダウンリンクチャネルを測定し、2個、4個又は8個のポートに対する新たなコードブックに基づいて推定CSIをeNBにフィードバックする。
CSIプロセス
LTEリリース11では、各CSIプロセスがNZP CSI−RSリソース及びCSI干渉測定(IM)リソースに関連付けられるように、CSIプロセスの概念が導入された。CSI−IMリソースは、ZP CSI−RSリソース及びZP CSI−RSサブフレーム構成により定義される。TM10のワイヤレスデバイスは、上位レイヤによりサービングセルごとに1つ以上(最大4つ)のCSIプロセスで構成されることができ、ワイヤレスデバイスにより報告される各CSIがCSIプロセスに対応する。ワイヤレスデバイスが各送信ポイント(TP)に関連するCSIを測定してeNBにフィードバックする多地点協調(CoMP)送信をサポートするために、複数のCSIプロセスが導入された。受信したCSIに基づいて、eNBは、TPのうちの1つからワイヤレスデバイスへデータを送信すると決定してもよい。
CSI報告
CSI報告については、周期的レポート及び非周期的(即ち、eNBによりトリガされる)レポートの双方がサポートされ、これらはそれぞれP−CSI及びA−CSIとして知られる。CSIプロセスでは、ワイヤレスデバイスが測定を実行するCSI−RSポートのセットが構成される。これらのCSI−RSポートを、5ms、10ms、20ms等の周期で周期的に送信されるように構成することができる。
制御シグナリングのためのLTEの仕組み
LTE制御シグナリングを多様な手法で搬送することができ、PDCCH又はPUCCH上で制御情報を搬送すること、PUSCH内に組み込むこと、メディアアクセス制御(MAC)制御エレメント(“MAC CE”)内で搬送すること、又は無線リソース制御(RRC)シグナリング内で搬送すること、を含む。これらの仕組みの各々は、特定の種類の制御情報を搬送するようにカスタマイズされる。
PDCCH又はPUCCHで搬送されるか又はPUSCHに組み込まれる制御情報は、3GPP TS 36.211、36.212及び36.213に記述されているように、ダウンリンク制御情報(DCI)及びアップリンク制御情報(UCI)等の物理レイヤに関連する制御情報である。DCIは、概して、何らかの物理レイヤ機能を実行するようにワイヤレスデバイスに命令し、その機能を実行するために必要な情報を提供するために使用される。UCIは、概して、ハイブリッド自動再送要求肯定応答(HARQ−ACK)、スケジューリング要求(SR)、CQI、PMI、RIを含むチャネル状態情報(CSI)及び/又はCRI等の必要な情報をネットワークに提供する。UCI及びDCIは、サブフレームごとに送信されることができ、そのため、高速フェージング無線チャネルと共に変化し得るパラメータを含む急速に変化するパラメータをサポートするように設計されている。UCI及びDCIは、全てのサブフレームで送信され得るため、所与のセルに対応するUCI又はDCIは、制御オーバヘッドの量を制限する目的で数十ビット程度になる傾向がある。
MAC CEで搬送される制御情報は、3GPP TS 36.321に記述されている通り、アップリンク共有トランスポートチャネル及びダウンリンク共有トランスポートチャネル(UL−SCH及びDL−SCH)上のMACヘッダで搬送される[3GPP TS 36.321 Technical Specification Group Radio Access Network; Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA); Medium Access Control (MAC) protocol specification (Release 13); V13.2.0 (2016-06)]。MACヘッダは固定的なサイズを有しないため、MAC CEにおける制御情報を必要な時に送信することができ、必ずしも固定的なオーバヘッドを表すわけではない。さらに、MAC CEは、UL共有チャネル(SCH)トランスポートチャネル又はDL−SCHトランスポートチャネルで搬送されるため、より大きな制御ペイロードを効率的に搬送することができる。それらは、リンク適応、HARQからの恩恵を受け、ターボ符号化されることができる(Rel−13では、UCI及びDCIをターボ符号化することはできない)。MAC CEは、タイミングアドバンスの維持又はバッファ状態報告等の固定されたパラメータセットを使用する反復的なタスクを実行するために使用されるが、これらのタスクは一般にサブフレーム毎のMAC CEの送信を要しない。結果として、PMI、CQI、RI及び競合解決アイデンティティ(CRI)等の高速フェージング無線チャネルに関連するチャネル状態情報は、Rel−13ではMAC CE内で搬送されない。
レートマッチング
LTEでは、仮想循環バッファが、バッファ内のビットを選択し又は削ることにより何らかの使用可能な符号レートをマッチングさせるために使用される。サブフレームにおいてワイヤレスデバイスのために使用可能なREの数は、種々のリファレンス信号の有無により変化する場合があるため、このレートマッチングは有用である。例えばCSI−RSを用いて構成されたサブフレームにおけるPDSCHのためのREの数は、CSI−RSを用いずに構成されたサブフレームにおける数と異なるであろう。この場合の使用可能なPDSCH REの変動を適合させるために、レートマッチングを使用できる。なお、この場合、eNB及びワイヤレスデバイスの双方が、使用可能なPDSCH REの正確な数及びRBにおけるREの場所を認識している。PDSCHが送信されるREとPDSCHが受信され且つ復号されるREとの間に不一致が生じる可能性があるため、このPDSCHからREへのマッピング情報は正確なPDSCH復号にとって重要である。
DCI 2DにおけるPQIビット
LTE Rel−11では、所与のサービングセルについて送信モード10で構成されたワイヤレスデバイスは、そのワイヤレスデバイス及び所与のサービングセルを対象とするDCIフォーマット2Dを用いて検出されるPDCCH/EPDCCHに従ってPDSCHを復号するように、上位レイヤシグナリングにより最大4つのパラメータセットを用いて構成可能である。これは、eNBがチャネル状態に基づいて異なる時間に異なる送信ポイント(TP)を介してPDSCHをワイヤレスデバイスへ送信する場合があるためである。異なるTPについて、異なるリファレンス信号が構成されてもよい。ワイヤレスデバイスは、検出されるPDCCH/EPDCCH内の“PDSCH REマッピング及び疑似コロケーションインジケータ”(PQI)フィールド(TS 36.213の表7.1.9−1から抜粋された表1において定義される)の値に従うパラメータセットを正確なPDSCH REマッピングを判定するためのDCIフォーマット2Dで使用する必要がある。動的ポイント選択(DPS)は多地点協調(CoMP)の一種であり、CoMPにおいて、データ送信は単一のTPから行われ、所与の時間に送信を行うTPが動的に変化し得る。
ワイヤレスデバイスがPDSCHを受信することのできる状況でDPSを伴うCoMPをサポートするために、DCIフォーマット2Dにおける2つの“PQI”ビットがPDSCHマッピング及び擬似コロケーション(QCL)情報の動的シグナリングのために利用可能である。この動的シグナリングは、送信パラメータ及びワイヤレスデバイスのQCLの前提を調整して、DPSにおけるPDSCH送信の送信元である潜在的に動的に変化するTPに整合するようにすることを目標とする。QCL情報は、QCL特性の観点において、DMRSに基づくPDSCH送信の復調を補助するために、ワイヤレスデバイスがCRS及びCSI−RSを活用する可能性を提供する。QCL特性は、チャネルのどういった特性が異なるアンテナポート間に関連してワイヤレスデバイスにより前提とされ得るかを明確にし、TM10用のためのものである。
PDSCH REマッピングを判定するためのパラメータは、各パラメータセットについて上位レイヤシグナリングを介して構成され、以下を含む
− CRSポートの数
− CRS周波数シフト(FreqShift)
− ZP CSI−RS構成
Figure 2020503716
間引き
間引き(Puncturing)は、ワイヤレスデバイスがサブフレーム内の特定のリファレンス信号の存在を認識しない場合に、利用可能なREの変動に対処する別の方法であり得る。例えば、CSI−RSがLTE Rel−10で導入されており、Rel−8のワイヤレスデバイスは、それを理解していない。そのため、Rel−8のワイヤレスデバイスがスケジューリングされる場合、サブフレーム内のPDSCHはCSI−RSで構成され、ワイヤレスデバイスは実際はCSI−RSで構成されているREでPDSCHが送信されると考える。この場合、eNBは、それらのREにおけるPDSCH送信をミュートするか、あるいはRE内のPDSCH信号を“間引き”、ワイヤレスデバイスは受信したCSI−RSをPDSCHとして処理する。当然、復号性能は低下する。しかし、REの数が少ない限り、低下は依然として許容可能であり得る。
非周期的CSI−RS
LTE Rel−14では、非周期的CSI−RSが導入されることが合意されている[Chairman’s notes,3GPP RAN1#86, section7.2.4.1.2, August 22-26、2016, Gothenburg, Sweden]。非周期的CSI−RSでは、CSI−RSリソースのみがワイヤレスデバイスに対して構成され、従来のCSI−RS構成と異なり、それに関連するサブフレーム構成がない。新たな“Aperiodic CSI−RS−Resource−Config IE”が無線リソース制御(RRC)構成において定義されることが合意された。K={1,2,…,8}個のCSI−RSリソースと共にワイヤレスデバイスを予め構成することができることがさらに合意された。
非周期的CSI−RSの動機付けの1つは、ワイヤレスデバイスがダウンリンクCSIを測定してフィードバックする目的で、CSI−RSの送信を任意のサブフレームにおいて発生させることができる点であり、これは予め設定されるサブフレームのセットに限定されなくてよい。別の動機付けは、多数のワイヤレスデバイスが存在する場合にCSI−RSのオーバヘッドを低減できることである。例えば多数のワイヤレスデバイスが存在する場合、WD固有の方法で各ワイヤレスデバイスに割り当てられた周期的CSI−RSリソースは多くのREを消費し、CSI−RSのオーバヘッドを増大させる。最大K個のリソースを含むことができるCSI−RSリソースのプールを用いる非周期的CSI−RSにより、CSI−RSのオーバヘッドを低減することができる。複数のCSI−RSリソースを含むCSI−RSリソースプールは、共通のCSI−RSリソースプールを共有することにより、異なる複数のワイヤレスデバイスを対象するためにプリコーディングされ又はビームフォーミングされるCSI−RSを、異なるサブフレームで送信され得るワイヤレスデバイスのグループ間で共有することができる。非周期的CSI−RS及びCSI測定要求の出現は、CSIの測定及び報告のためにPDCCH又はEPDCCH上で対象のワイヤレスデバイスへ送信されるアップリンクデータグラントメッセージといったDCIにおいて、動的にトリガされ得る。一例が図9に示されている。動的な非周期的CSI−RSのインジケーションにおいて、ワイヤレスデバイスは、自身がインジケーションを受信するサブフレームにおいてCSIを測定するように指示され、予め設定されたCSI−RSリソースのうちのどのCSI−RSリソースでCSIを測定するべきかを指示される。ワイヤレスデバイスは、指し示されたCSI−RSリソース上でCSIを測定し、CSIをWDへフィードバックする。
いくつかのケースにおいて、負荷が変動している場合、予め設定されたK個のCSI−RSリソースの全てが必要とされるわけではない。この場合、システムにおける変動する負荷に対処するために、N<K個のCSI−RSリソースがより動的な手法でアクティブ化されてもよい。K個のうちN個のCSI−RSリソースがWDにおいてアクティブ化される場合、ワイヤレスデバイスは、アクティブ化されたN個のCSI−RSリソースのうちの1つで非周期的CSI−RSを受信することを予期できる。K個のうちN個のリソースのアクティブ化は、MAC CEシグナリングを介して行うことができる。
この非周期的CSI−RSの送信に関する1つの課題は、EPDCCHに使用されるREと非周期的CSI−RSの送信に使用されるREとの間の潜在的な衝突である。上述したように、非周期的CSI−RSの存在は、PDCCH又はEPDCCHで送信できるアップリンクグラントメッセージを介してDCIを通じて動的にトリガされる。EPDCCHにより提供されるPDCCHに対する追加の利点を活用するのに役立つため、可能であれば、(PDCCHを介して示すのではなく)EPDCCHを介して非周期的CSI−RSの存在を動的に指し示すことが望ましい。しかし、ワイヤレスデバイスは、非周期的CSI−RSがサブフレームにおいて送信されるか否かを知得できる前に、まず当該サブフレーム内のEPDCCHを復号すべきである。そのため、サブフレームにおける非周期的CSI−RSの送信がEPDCCHにより指し示されるケースにおいて、EPDCCHに使用されるRE(図7に示すものと同様)と非周期的CSI−RSのためのRE(図8に示すREから選択される)との間で潜在的な衝突の課題が生じる。
衝突の課題を解決する1つの手法は、非周期的CSI−RSが送信される場合にEPDCCH REを間引くことである。このアプローチの主な欠点は、非周期的CSI−RSに使用されるREの数が負荷状態及び動作中のワイヤレスデバイスの数に依存することである。周期的CSI−RSに対して非周期的CSI−RSが最大の利得を与える高負荷の状態において、非周期的CSI−RSに使用されるREの数は多くなり得るはずである。多くのREでEPDCCHが間引かれると、EPDCCHの性能は有意に低下する。
衝突の課題を解決するための第2の手法は、EPDCCHのためのZP CSI−RSを特別に構成することであり、ZP CSI−RS構成は、潜在的に非周期的CSI−RSの送信のために使用され得るREをカバーする。ワイヤレスデバイスがEPDCCHを復号する際、ワイヤレスデバイスは、EPDCCHがEPDCCHのために特別に構成されたZP CSI−RSに含まれるREの周囲でレートマッチングされるか又は当該REにおいて間引かれることを前提とする。この手法の欠点は、(特にEPDCCHのレートマッチング又は間引きの目的で使用される)追加のZP CSI−RS構成をWDへシグナリングする必要があることである。さらに、非周期的CSI−RSの送信がサブフレームに存在することをEPDCCHが指し示す場合、EPDCCH固有のZP CSI−RS構成に含まれるREが非周期的CSI−RSをも含み得る。概して、(EPDCCH及びPDSCHを含む)全てのチャネルをレートマッチングするために使用するZP CSI−RS構成をワイヤレスデバイスへ指し示すことが望ましいため、これはワイヤレスデバイスの処理を複雑化させる。
いくつかの実施形態において、ワイヤレスデバイスにおける方法が提供される。その方法は、非周期的CSI−RSがダウンリンク制御チャネルセット内に含まれる物理レイヤリソース内には存在しないという前提に基づいて非周期的CSI−RSを受信することを含む。上記方法は、ダウンリンク制御チャネルセットでワイヤレスデバイスを構成するためのシグナリングを受信することをさらに含んでもよい。上記方法は、サブフレームにおける非周期的CSI−RSの存在のインジケーションをネットワークノードから物理制御チャネル上で受信することをさらに含んでもよい。
いくつかの実施形態において、非周期的CSI−RSの存在のインジケーションは、サブフレーム又はスロットのうちの一方に非周期的CSI−RSが存在することを指し示す。いくつかの実施形態において、非周期的CSI−RSの存在のインジケーションは、予め決定される数のOFDMシンボルに非周期的CSI−RSが存在することを指し示す。
いくつかの実施形態において、非周期的CSI−RSは、少なくともいくつかの定義される条件において物理レイヤリソース内で送信されることができる。
いくつかの実施形態において、ワイヤレスデバイスが、サブフレームにおいて、ダウンリンク制御チャネルセットにおいて非周期的CSI−RSが送信済みであることを指し示すダウンリンク制御チャネルメッセージを受信する場合に、ワイヤレスデバイスは、サブフレームにおいて、ワイヤレスデバイスが構成されるダウンリンク制御チャネルセットに対応する物理リソースブロックであるPRB内で非周期的CSI−RSが送信されないことを前提とする。いくつかの実施形態において、サブフレームにおける非周期的CSI−RSの存在がPDCCHといったダウンリンク制御チャネルにより指し示され且つワイヤレスデバイスがダウンリンク制御チャネルセットにおいてダウンリンク制御チャネルメッセージを受信しない場合に、ワイヤレスデバイスは、サブフレームにおいて、ダウンリンク制御チャネルセットに対応する物理リソースブロックであるPRB内で非周期的CSI−RSが送信されることを前提とする。いくつかの実施形態において、サブフレームにおける非周期的CSI−RSの存在がPDCCHといったダウンリンク制御チャネルを介してワイヤレスデバイスへ指し示され、ダウンリンク制御チャネルセットにおいて非周期的CSI−RSが送信済みであることを指し示すダウンリンク制御チャネルメッセージをワイヤレスデバイスが受信しない場合に、ワイヤレスデバイスは、サブフレームにおいて、ダウンリンク制御チャネルセットに対応する物理リソースブロックであるPRB内に非周期的CSI−RSが含まれることを前提とする。いくつかの実施形態において、ダウンリンク制御チャネルメッセージがダウンリンク制御チャネルセットにおいて受信されるかに関わらず、ワイヤレスデバイスは、サブフレームにおいて、ワイヤレスデバイスが構成されるダウンリンク制御チャネルセットに対応する物理リソースブロックであるPRB内で非周期的CSI−RSが送信されないことを前提とする。
いくつかの実施形態において、非周期的CSI−RSが送信済みであることを指し示すダウンリンク制御メッセージをワイヤレスデバイスがサブフレームにおいて受信する場合に、ワイヤレスデバイスは、ダウンリンク制御チャネルメッセージを搬送する物理リソースブロックであるPRBのサブフレームにおいて非周期的CSI−RSがワイヤレスデバイスへ送信されないことを前提とする。いくつかの実施形態において、サブフレームにおける非周期的CSI−RSの存在がPDCCHといったダウンリンク制御チャネルにより指し示され且つワイヤレスデバイスがダウンリンク制御チャネルメッセージを受信しない場合に、ワイヤレスデバイスは、サブフレームにおいて、ワイヤレスデバイスが構成されるダウンリンク制御チャネルセットに対応する物理リソースブロックであるPRB内で非周期的CSI−RSが送信されることを前提とする。いくつかの実施形態において、非周期的CSI−RSが送信済みであることを指し示すダウンリンク制御チャネルメッセージをワイヤレスデバイスがサブフレームにおいて受信する場合に、ワイヤレスデバイスは、ネットワークノードがダウンリンク制御チャネルメッセージを搬送する物理リソースブロックであるPRB内で非周期的CSI−RSを当該ワイヤレスデバイスへ送信しないことを前提とする。いくつかの実施形態において、サブフレームにおける非周期的CSI−RSの存在がPDCCHといったダウンリンク制御チャネルを介してワイヤレスデバイスへ指し示され且つワイヤレスデバイスがダウンリンク制御チャネルメッセージを受信しない場合に、ワイヤレスデバイスは、サブフレームにおいて、ワイヤレスデバイスが構成されるダウンリンク制御チャネルセットに対応する物理リソースブロックであるPRB内で非周期的CSI−RSがワイヤレスデバイスへ送信されることを前提とする。
いくつかの実施形態において、ワイヤレスデバイスがサブフレームにおいてダウンリンク制御チャネルメッセージを受信する場合に、ワイヤレスデバイスは、サブフレームにおいて、ダウンリンク制御チャネルメッセージを搬送するリソースエレメントであるいずれのRE内でも非周期的CSI−RSがワイヤレスデバイスへ送信されないことを前提とする。いくつかの実施形態において、サブフレームにおける非周期的CSI−RSの存在がPDCCHといったダウンリンク制御チャネルにより指し示され且つワイヤレスデバイスがダウンリンク制御チャネルメッセージを受信しない場合に、ワイヤレスデバイスは、サブフレームにおいて、ワイヤレスデバイスが構成されるダウンリンク制御チャネルセットに対応する全てのリソースエレメントであるRE内で非周期的CSI−RSが送信され得ることを前提とする。いくつかの実施形態において、フレーム構造タイプ2について、ワイヤレスデバイスは非周期的CSI−RSがダウンリンクパイロット時間スロットにおいて送信されないことを前提とする。いくつかの実施形態において、ワイヤレスデバイスは、非周期的CSI−RSの送信がSystemInformationBlockType1メッセージと衝突することになるサブフレームにおいて非周期的CSI−RSが送信されないことを前提とする。いくつかの実施形態において、ワイヤレスデバイスは、サブフレームにおいて、ワイヤレスデバイスが構成されるダウンリンク制御チャネルセットに対応する物理リソースブロックペア内で非周期的CSI−RSが送信されないことを前提とする。
いくつかの実施形態において、ワイヤレスデバイスは、非周期的トリガを使用する非周期的CSI−RSのトリガに関連付けられるダウンリンク制御チャネルを搬送する物理リソースブロックペア内で非周期的CSI−RSが送信されないことを前提とする。いくつかの実施形態において、ワイヤレスデバイスは、非周期的トリガを使用する非周期的CSI−RSのトリガに関連付けられるダウンリンク制御チャネルを搬送するリソースエレメントであるいずれのRE内でも非周期的CSI−RSが送信されないことを前提とする。いくつかの実施形態において、LTE(long term evolution)通信システムにおいて、ダウンリンク制御チャネルは拡張物理ダウンリンク制御チャネルであるEPDCCHであり、ダウンリンク制御チャネルメッセージはEPDCCHメッセージである。
いくつかの実施形態において、ワイヤレスデバイスが提供される。ワイヤレスデバイスは、非周期的CSI−RSがダウンリンク制御チャネルセットに内に含まれる物理レイヤリソース内には存在しないという前提に基づいて、非周期的CSI−RSを受信する、ように構成される処理回路を含む。処理回路は、ダウンリンク制御チャネルセットでワイヤレスデバイスを構成するためのシグナリングをネットワークノードから受信すること及び/又は非周期的CSI−RSの存在のインジケーションをネットワークノードから物理制御チャネル上で受信すること、を実行するようにさらに構成されてもよい。送受信機がさらに構成される。
いくつかの実施形態において、ワイヤレスデバイスが、サブフレームにおいて、ダウンリンク制御チャネルセットにおいて非周期的CSI−RSが送信済みであることを指し示すダウンリンク制御チャネルメッセージを受信する場合に、ワイヤレスデバイスは、サブフレームにおいて、ワイヤレスデバイスが構成されるダウンリンク制御チャネルセットに対応する物理リソースブロックであるPRB内で非周期的CSI−RSが送信されないことを前提とする。いくつかの実施形態において、サブフレームにおける非周期的CSI−RSの存在がPDCCHといったダウンリンク制御チャネルにより指し示され且つワイヤレスデバイスがダウンリンク制御チャネルセットにおいてダウンリンク制御チャネルメッセージを受信しない場合に、ワイヤレスデバイスは、サブフレームにおいて、ダウンリンク制御チャネルセットに対応する物理リソースブロックであるPRB内で非周期的非周期的CSI−RSが送信されることを前提とする。いくつかの実施形態において、サブフレームにおける非周期的CSI−RSの存在がPDCCHといったダウンリンク制御チャネルを介してワイヤレスデバイスへ指し示され且つダウンリンク制御チャネルセットにおいて非周期的CSI−RSが送信済みであることを指し示すダウンリンク制御チャネルメッセージをワイヤレスデバイスが受信しない場合に、ワイヤレスデバイスは、サブフレームにおいて、ダウンリンク制御チャネルセットに対応する物理リソースブロックであるPRB内に非周期的CSI−RSが含まれることを前提とする。
いくつかの実施形態において、ダウンリンク制御チャネルメッセージがダウンリンク制御チャネルセットにおいて受信されるかに関わらず、ワイヤレスデバイスは、サブフレームにおいて、ワイヤレスデバイスが構成されるダウンリンク制御チャネルセットに対応する物理リソースブロックであるPRB内で非周期的非周期的CSI−RSが送信されないことを前提とする。いくつかの実施形態において、非周期的CSI−RSが送信済みであることを指し示すダウンリンク制御メッセージをワイヤレスデバイスがサブフレームにおいて受信する場合に、ワイヤレスデバイスは、ダウンリンク制御チャネルメッセージを搬送する物理リソースブロックであるPRBのサブフレームにおいて非周期的CSI−RSがワイヤレスデバイスへ送信されないことを前提とする。いくつかの実施形態において、サブフレームにおける非周期的CSI−RSの存在がPDCCHといったダウンリンク制御チャネルにより指し示され且つワイヤレスデバイスがダウンリンク制御チャネルメッセージを受信しない場合に、ワイヤレスデバイスは、サブフレームにおいて、ワイヤレスデバイスが構成されるダウンリンク制御チャネルセットに対応する物理リソースブロックであるPRB内で非周期的CSI−RSが送信されることを前提とする。
いくつかの実施形態において、非周期的CSI−RSが送信済みであることを指し示すダウンリンク制御チャネルメッセージをワイヤレスデバイスがサブフレームにおいて受信する場合に、ワイヤレスデバイスは、ネットワークノードがダウンリンク制御チャネルメッセージを搬送する物理リソースブロックであるPRB内で非周期的CSI−RSを当該ワイヤレスデバイスへ送信しないことを前提とする。いくつかの実施形態において、サブフレームにおける非周期的CSI−RSの存在がPDCCHといったダウンリンク制御チャネルを介してワイヤレスデバイスへ指し示され且つワイヤレスデバイスがダウンリンク制御チャネルメッセージを受信しない場合に、ワイヤレスデバイスは、サブフレームにおいて、ワイヤレスデバイスが構成されるダウンリンク制御チャネルセットに対応する物理リソースブロックであるPRB内で非周期的CSI−RSがワイヤレスデバイスへ送信されることを前提とする。いくつかの実施形態において、ワイヤレスデバイスがサブフレームにおいてダウンリンク制御チャネルメッセージを受信する場合に、ワイヤレスデバイスは、サブフレームにおいて、ダウンリンク制御チャネルメッセージを搬送するリソースエレメントであるいずれのRE内でも非周期的CSI−RSがワイヤレスデバイスへ送信されないことを前提とする。いくつかの実施形態において、サブフレームにおける非周期的CSI−RSの存在がPDCCHといったダウンリンク制御チャネルにより指し示され且つワイヤレスデバイスがダウンリンク制御チャネルメッセージを受信しない場合に、ワイヤレスデバイスは、サブフレームにおいて、ワイヤレスデバイスが構成されるダウンリンク制御チャネルセットに対応する全てのリソースエレメントであるRE内で非周期的CSI−RSが送信され得ることを前提とする。
いくつかの実施形態において、フレーム構造タイプ2について、ワイヤレスデバイスは非周期的CSI−RSがダウンリンクパイロット時間スロットにおいて送信されないことを前提とする。いくつかの実施形態において、ワイヤレスデバイスは、非周期的CSI−RSの送信がSystemInformationBlockType1メッセージと衝突することになるサブフレームにおいて非周期的CSI−RSが送信されないことを前提とする。いくつかの実施形態において、ワイヤレスデバイスは、サブフレームにおいて、ワイヤレスデバイスが構成されるダウンリンク制御チャネルセットに対応する物理リソースブロックペア内で非周期的CSI−RSが送信されないことを前提とする。いくつかの実施形態において、ワイヤレスデバイスは、非周期的トリガを使用する非周期的CSI−RSのトリガに関連付けられるダウンリンク制御チャネルを搬送する物理リソースブロックペア内で非周期的CSI−RSが送信されないことを前提とする。いくつかの実施形態において、ワイヤレスデバイスは、非周期的トリガを使用する非周期的CSI−RSのトリガに関連付けられるダウンリンク制御チャネルを搬送するリソースエレメントであるいずれのRE内でも非周期的CSI−RSが送信されないことを前提とする。いくつかの実施形態において、LTE(long term evolution)通信システムにおいて、ダウンリンク制御チャネルは拡張物理ダウンリンク制御チャネルであるEPDCCHであり、ダウンリンク制御チャネルメッセージはEPDCCHメッセージである。
いくつかの実施形態において、ダウンリンク制御チャネルとチャネル状態情報リファレンス信号である非周期的CSI−RSとの間の衝突を回避する、ように構成されるワイヤレスデバイスが提供される。ワイヤレスデバイスは、ダウンリンク制御チャネルセットでワイヤレスデバイスを構成するためのシグナリングをネットワークノードから受信する、ように構成されるダウンリンク制御チャネルセット構成受信機モジュールを含む。ワイヤレスデバイスは、ネットワークノードから受信したシグナリングに従ってダウンリンク制御チャネルセットでワイヤレスデバイスを構成する、ように構成されるダウンリンク制御チャネルセット構成モジュールをさらに含む。ワイヤレスデバイスは、サブフレームにおける非周期的CSI−RSの存在のインジケーションをネットワークノードから物理制御チャネル上で受信する、ように構成される非周期的CSI−RSインジケーション受信機モジュールをさらに含む。ワイヤレスデバイスは、非周期的CSI−RSがダウンリンク制御チャネルセット内に含まれる物理レイヤリソース内には存在しないという前提に基づいて非周期的CSI−RSを受信する、ように構成される非周期的CSI−RS受信機モジュールをさらに含む。
いくつかの実施形態において、ネットワークノードにおける方法が提供される。その方法は、非周期的CSI−RSを含まないダウンリンク制御チャネルセットでワイヤレスデバイスを構成するようにワイヤレスデバイスにシグナリングすることを含む。上記方法は、ダウンリンク制御チャネルセット内に含まれる物理レイヤリソース内に非周期的CSI−RSが存在しないことをワイヤレスデバイスが前提とすることができるように、ダウンリンクチャネルにおける非周期的CSI−RSの存在をワイヤレスデバイスにシグナリングすることをさらに含む。
いくつかの実施形態において、ネットワークノードは、サブフレームにおいて、ワイヤレスデバイスに対して構成されたダウンリンク制御チャネルセットに対応する物理リソースブロックであるPRB内で非周期的CSI−RSをワイヤレスデバイスへ送信しない。いくつかの実施形態において、ネットワークノードはサブフレームにおける非周期的CSI−RSの存在を指し示し、ワイヤレスデバイスは、非周期的CSI−RSがダウンリンク制御チャネルセットに存在しないことを前提としない。いくつかの実施形態において、ネットワークノードはサブフレームにおける非周期的CSI−RSの存在を指し示し、サブフレームにおいて、ダウンリンク制御チャネルセットに対応する全てのリソースエレメント内で非周期的CSI−RSを送信する。
いくつかの実施形態において、ネットワークノードが提供される。ネットワークノードは、非周期的CSI−RSを含まないダウンリンク制御チャネルセットでワイヤレスデバイスを構成するようにワイヤレスデバイスにシグナリングする、ように構成される処理回路を含む。送受信機は、ダウンリンク制御チャネルセット内に含まれる物理リソースブロックに非周期的CSI−RSが存在しないことをワイヤレスデバイスが前提とすることができるように、ダウンリンクチャネルにおける非周期的CSI−RSの存在をワイヤレスデバイスにシグナリングする、ように構成される。
いくつかの実施形態において、ネットワークノードは、サブフレームにおいて、ワイヤレスデバイスに対して構成されたダウンリンク制御チャネルセットに対応する物理リソースブロックであるPRB内で非周期的CSI−RSをワイヤレスデバイスへ送信しない。いくつかの実施形態において、ネットワークノードはサブフレームにおける非周期的CSI−RSの存在を指し示し、ワイヤレスデバイスは、非周期的CSI−RSがダウンリンク制御チャネルセットに存在しないことを前提としない。いくつかの実施形態において、ネットワークノードはサブフレームにおける非周期的CSI−RSの存在を指し示し、サブフレームにおいて、ダウンリンク制御チャネルセットに対応する全てのリソースエレメント内で非周期的CSI−RSを送信する。
いくつかの実施形態において、ネットワークノードが提供される。ネットワークノードは、非周期的CSI−RSを含まないダウンリンク制御チャネルセットでワイヤレスデバイスを構成するようにワイヤレスデバイスにシグナリングする、ように構成される送受信機モジュールを含む。送受信機モジュールは、ダウンリンク制御チャネルセット内に含まれる物理レイヤリソース内に非周期的CSI−RSが存在しないことをワイヤレスデバイスが前提とすることができるように、ダウンリンクチャネルにおけるサブフレーム内の非周期的CSI−RSの存在をワイヤレスデバイスにシグナリングする、ようにさらに構成される。
いくつかの実施形態において、非周期的CSI−RSの存在のインジケーションは、サブフレーム又はスロットのうちの一方に非周期的CSI−RSが存在することを指し示す。いくつかの実施形態において、非周期的CSI−RSの存在のインジケーションは、予め決定される数のOFDMシンボルに非周期的CSI−RSが存在することを指し示す。
いくつかの実施形態において、非周期的CSI−RSは、少なくともいくつかの定義される条件において物理レイヤリソース内で送信されることができる。
本実施形態並びにそれに付随する利点及び特徴のより完全な理解が、添付図面と併せて考慮される場合に、以下の詳細な説明を参照することでより容易に得られるであろう:
LTEダウンリンク物理リソースを示す概略図である。 LTE時間ドメイン構造を示す概略図である。 ダウンリンクサブフレームを示す概略図である。 ダウンリンクサブフレームを示す概略図であり、10個のRBペアが示されていて、各々がPRBペア1つ分のサイズである3つのEPDCCH領域があり、残りのPRBペアはPDSCH送信のために使用され得る。 ダウンリンクサブフレームを示す概略図であり、分散送信及び周波数ダイバーシティを達成するために、1つのEPDCCHに属する拡張リソースエレメントグループ(EREG)である4つの部分が1つのEPDCCHセット内のPRBペアとして知られる複数の拡張制御領域にマッピングされる様子が示されている。 ダウンリンクサブフレームを示す概略図であり、局所送信を達成するために、1つのEPDCCHに属する4つのECCEが拡張制御領域のうちの1つにマッピングされる様子が示されている。 通常のサブフレームにおける通常のサイクリックプレフィクス構成のPRBペアを示す概略図であり、付番されていない網掛けされた正方形は復調リファレンス信号(DMRS)を含み、付番された各正方形は、それが属するEREGに対応する番号を有するリソースエレメントであり、付番され網掛けされた正方形は、インデックス0を有する同一のEREGに属するRDに対応する。 CSI−RSサブフレームにおけるPRB内のCSI−RS割り当てに利用可能なリソースを示す概略図である。 非周期的CSI−RSの送信を示す概略図である。 ここで説示される原理に従って構築される無線通信システムを示すブロック図である。 ここで説示される原理に従って構築されるネットワークノードを示すブロック図である。 ここで説示される原理に従って構築されるネットワークノードの代替的な実施形態を示すブロック図である。 ここで説示される原理に従って構築されるワイヤレスデバイスを示すブロック図である。 ここで説示される原理に従って構築されるワイヤレスデバイスの代替的な実施形態を示すブロック図である。 所定のサブフレームにおいて、当該サブフレームにおいてEPDCCHメッセージを含むEPDCCHセットに属するPRB内で非周期的CSI−RSが送信されないことをワイヤレスデバイスが前提とする一実施形態の一例を示す図である。 現行のサブフレームにおいてEPDCCHセットに属するPRB内で非周期的CSI−RSがいつ送信されるかを判定するための例示的な処理を示すフローチャートである。 現行のサブフレームにおいてEPDCCHセットに属するPRB内で非周期的CSI−RSが送信されないと判定するための例示的な処理を示すフローチャートである。 所与のフレームにおいてEPDCCHメッセージを搬送するPRB内で非周期的CSI−RSが送信されないことをWDが前提とする一実施形態の一例を示す図である。 現行のサブフレームにおいてEPDCCHメッセージを搬送するPRB内で非周期的CSI−RSがいつ送信されるかを判定するための例示的な処理を示すフローチャートである。 現行のサブフレームにおいてEPDCCHメッセージを搬送するPRB内で非周期的CSI−RSがいつ送信されるかを判定するための例示的な処理を示すフローチャートである。 EPDCCH用に構成されたPRB内で非周期的CSI−RSが送信されない場合にCSI推定に対する影響を低減するためのEPDCCH構成の一例を示す図である。 ネットワークノードにおけるダウンリンク制御チャネルとチャネル状態情報リファレンス信号との間の衝突を回避するための例示的な処理を示すフローチャートである。 ワイヤレスデバイスにおけるダウンリンク制御チャネルとチャネル状態情報リファレンス信号との間の衝突を回避するための例示的な処理を示すフローチャートである。 ここで説示される原理に従って構築されるワイヤレスデバイスにおける例示的な処理を示すフローチャートである。
例示的な実施形態を詳細に説明する前に、実施形態は、拡張物理ダウンリンク制御チャネル(EPDCCH)と非周期的チャネル状態情報リファレンス信号(CSI−RS)との間の衝突の回避に関連する装置のコンポーネント及び処理ステップの組み合わせで主に存在することが留意される。したがって、ここでの説明の恩恵を享受する当業者にとって容易に明らかとなる詳細で開示を曖昧にしないように、図中でコンポーネントは旧来の記号で適宜表現されており、実施形態を理解することに関連する特定の詳細のみが示される。
したがって、ここでの説明の恩恵を享受する当業者にとって容易に明らかとなる詳細で発明を曖昧にしないように、図中でコンポーネントは旧来の記号で適宜表現されており、実施形態を理解することに関連する特定の詳細のみが示される。
ここで使用されるところでは、“第1”及び“第2”、“上部”及び“下部”等の関係的な語が、1つのエンティティ又は要素を別のエンティティ又は要素と単に区別するために使用されているかもしれず、そのようなエンティティ又は要素間の何らの物理的な又は論理的な関係若しくは順序を必ずしも要さず示唆もしない。
なお、本開示では3GPP LTEからの用語が使用されているが、これは本開示の範囲を前述のシステムのみに限定するものと見なすべきではない。広帯域符号分割多元接続(WCDMA)、WiMax(Worldwide Interoperability for Microwave Access)、UMB(Ultra Mobile Broadband)及びGSM(Global System for Mobile Communications)を含むがこれらに限定されない他の無線システムもまた、本開示内に含まれる考えを利用することから利益を得てもよい。
また、“eNodeB”及び“ワイヤレスデバイス”等の用語は限定的ではないと考えられるべきであり、特に、これら2つの間の特定の階層的関係を示唆するものではないことが留意される。概して、“eNodeB”は第1のデバイスと考えられ、“UE”は第2のデバイスと考えられ、これら2つのデバイスは何らかの無線チャネルを介して互いに通信する。また、ここでは、ダウンリンクにおける無線送信に焦点を当てるが、ここで説明される実現例、機能及び概念は、アップリンクにおいても等しく適用可能である。
非周期的CSI−RSリソースの効率を向上しつつ、同時に平均的なCSIトリガ遅延を低減する目的で(詳細は、R1−167637(“UE specific Beamforming with Aperiodic CSI−RS Transmission”, Ericsson, 3GPP TSG−RAN WG1#86, Gothenburg, Sweden, August 22-26, 2016)を参照)、“Subframe_config”無しでのK個のCSI−RSリソースが複数のワイヤレスデバイス間で動的に共有される必要がある。
非周期的CSI−RSの送信の導入に伴う課題は、EPDCCHに使用されるREと非周期的CSI−RSの送信に使用されるREとの間の潜在的な衝突である。上述したように、非周期的CSI−RSの存在は、PDCCH又はEPDCCHで送信できるアップリンクグラントメッセージを介してDCIを通じて動的にトリガされる。EPDCCHにより提供されるPDCCHに対する追加の利点を活用するのに役立つため、可能であれば、(PDCCHを介して示すのではなく)EPDCCHを介して非周期的CSI−RSの存在を動的に指し示すことが望ましい。しかし、ワイヤレスデバイスは、非周期的CSI−RSがサブフレームにおいて送信されるか否かを知得できる前に、まず当該サブフレーム内のEPDCCHを復号すべきである。そのため、サブフレームにおける非周期的CSI−RSの送信がEPDCCHにより指し示されるケースにおいて、EPDCCHに使用されるRE(図7に示すものと同様)と非周期的CSI−RSのためのRE(図8に示すREから選択される)との間に潜在的な衝突の課題が生じる。
衝突の課題を解決する1つの手法は、非周期的CSI−RSが送信される場合にEPDCCH REを間引くことである。この手法の主な欠点は、非周期的CSI−RSに使用されるREの数が負荷状態及び動作中のワイヤレスデバイスの数に依存することである。周期的CSI−RSに対して非周期的CSI−RSが最大の利得を与える高負荷状態において、非周期的CSI−RSに使用されるREの数は多くなり得るはずである。多くのREでEPDCCHが間引かれると、EPDCCHの性能は有意に低下する。
衝突の課題を解決するための第2の手法は、EPDCCHのためのZP CSI−RSを特別に構成することであり、ZP CSI−RS構成は、潜在的に非周期的CSI−RSの送信のために使用され得るREをカバーする。ワイヤレスデバイスがEPDCCHを復号する際、ワイヤレスデバイスは、EPDCCHがEPDCCHのために特別に構成されたZP CSI−RSに含まれるREの周囲でレートマッチングされるか又は当該REにおいて間引かれることを前提とする。この手法の欠点は、(特にEPDCCHのレートマッチング又は間引きの目的で使用される)追加のZP CSI−RS構成をWDへシグナリングする必要があることである。さらに、非周期的CSI−RSの送信がサブフレームに存在することをEPDCCHが指し示す場合、EPDCCH固有のZP CSI−RS構成に含まれるREが非周期的CSI−RSをも含み得る。概して、(EPDCCH及びPDSCHを含む)全てのチャネルをレートマッチングするために使用するZP CSI−RS構成をワイヤレスデバイスへ指し示すことが望ましいため、これはワイヤレスデバイスの処理を複雑化させる。
これらの既存の解決策の欠点を軽減するために、以下の解決策がここで提案される。
1つの解決策において、EPDCCHと非周期的CSI−RSとの間の衝突を回避するために、ワイヤレスデバイスがEPDCCHをモニタリングしているサブフレームにおいてワイヤレスデバイスが構成されたEPDCCHセットのいずれかでEPDCCHメッセージを受信する場合に、ワイヤレスデバイスは、そのサブフレームにおいて、WDに対して構成された1つ又は複数のEPDCCHセットに属するPRB内で非周期的CSI−RSは送信されないこと、を前提とすることができる。第1の解決策の別の変形において、ワイヤレスデバイスは、EPDCCHセット内かつサブフレーム内で有効なEPDCCHメッセージがその特定のワイヤレスデバイス向けに受信されるか否かに関わらず、そのサブフレームにおいてワイヤレスデバイスに対して構成されたEPDCCHセットに属するPRB内で非周期的CSI−RSが送信されないことを前提とすることができる。CSI−RSは、ネットワークノードにより、上述したワイヤレスデバイスに対して構成されたEPDCCHセットの外側でPRBにおいて依然として送信され、したがって、ワイヤレスデバイスは、当該EPDCCHセットの外側のそれらCSI−RS上で対応するCSI測定を行うことができる。
なお、EPDCCHメッセージは、ワイヤレスデバイスに割り当てられたC−RNTI(無線ネットワーク一時識別子)を用いて当該ワイヤレスデバイスがそのメッセージを成功裏に復号する場合、当該ワイヤレスデバイスにとって有効である。C−RNTIはCRC(巡回冗長検査)で符号化され、CRCが失敗する場合、ワイヤレスデバイスはEPDCCHメッセージを破棄し、CRCがメッセージと一致する場合、メッセージは当該ワイヤレスデバイス宛てであってそのメッセージは有効である。この場合、ワイヤレスデバイスは、非周期的CSI−RSのトリガを含む可能性があるメッセージの内容に関しアクションを行う。
第2の解決策において、非周期的CSI−RSが送信済みであることを指し示すEPDCCHメッセージをワイヤレスデバイスがサブフレームにおいて受信する場合に、ワイヤレスデバイスは、そのサブフレームにおいて、当該EPDCCHメッセージを搬送するPRB内で非周期的CSI−RSがワイヤレスデバイスへ送信されないことを前提とすることができる。したがって、特に、ワイヤレスデバイスは、同じサブフレームにおいて非周期的CSI−RSのトリガを含む有効なEPDCCHメッセージを受信したPRBにおいてCSI−RSを測定しない。
第3の解決策において、非周期的CSI−RSが送信済みであることを指し示すEPDCCHメッセージをワイヤレスデバイスがサブフレームにおいて受信する場合に、ワイヤレスデバイスは、そのサブフレームにおいて当該EPDCCHメッセージを搬送するいずれのREでも非周期的CSI−RSがワイヤレスデバイスへ送信されないことを前提とすることができる。したがって、特に、ワイヤレスデバイスは、同じサブフレームにおいて非周期的CSI−RSのトリガを含む有効なEPDCCHメッセージを受信したREにおいてCSI−RSを測定しない。
提案される解決策の主な利点は、ワイヤレスデバイスの処理が簡略になること、EPDCCHのみに特有の追加のZP CSI−RS構成をワイヤレスデバイスにシグナリングする必要性が軽減されること、及び、EPDCCH REの間引きを回避することにより良好なEPDCCH性能が維持されることである。
図面へ戻ると、図中では類似の要素が類似の参照番号で示されており、図10に、ここで説示される原理に従って構築される無線通信システム10のブロック図が示されている。無線通信ネットワーク10は、インターネット及び/又は公衆交換電話網(PSTN)を含んでもよいクラウド12を含む。また、クラウド12は、無線通信ネットワーク10のバックホールネットワークとして機能してもよい。無線通信ネットワーク10は、LTEの実施形態においてX2インタフェースを介して直接通信してもよい1つ以上のネットワークノード14A及び14Bを含み、それらをネットワークノード14と総称する。NR(New Radio)等の他の通信プロトコルに対するネットワークノード14間の通信に他のインタフェースタイプを使用できることが考えられる。ネットワークノード14は、ここでワイヤレスデバイス16と総称するワイヤレスデバイス16A及び16Bにサービスしてもよい。なお、便宜上、2つのワイヤレスデバイス16及び2つのネットワークノード14のみを示すが、無線通信ネットワーク10は、通常、さらに多くのワイヤレスデバイス(WD)16及びネットワークノード14を含み得る。さらに、いくつかの実施形態において、複数のWD16が、サイドリンク接続と呼ばれ得るものを使用して直接通信してもよい。
ここで使用される“ワイヤレスデバイス”又は移動端末という用語は、セルラ又はモバイル通信システム10においてネットワークノード14及び/又は別のワイヤレスデバイス16と通信するいかなる種類のワイヤレスデバイスを示してもよい。ワイヤレスデバイス16の例は、ユーザ機器(UE)、ターゲットデバイス、デバイスツーデバイス(D2D)ワイヤレスデバイス、マシンタイプワイヤレスデバイス又はマシンツーマシン(M2M)通信可能なワイヤレスデバイス、PDA、タブレット、スマートフォン、ラップトップ内蔵機器(LEE)、ラップトップ搭載機器(LME)、USBドングル等である。
ここで使用される用語“ネットワークノード”は、何らかの基地局(BTS)、基地局制御装置(BSC)、無線ネットワーク制御装置(RNC)、発展型ノードB(eNB又はeNodeB)、NR gNodeB、NR gNB、Node B、MSR BS等のマルチ標準無線(MSR)無線ノード、リレーノード、リレーを制御するドナーノード、無線アクセスポイント(AP)、送信ポイント、送信ノード、リモート無線ユニット(RRU)、リモート無線ヘッド(RRH)、分散アンテナシステム(DAS)内のノード等をさらに含んでもよい無線ネットワークにおけるいかなるの種類の無線基地局を示してもよい。
ここではネットワークノード14により実行されるある機能を参照して実施形態を説明しているが、理解されることとして、それら機能は、他のネットワークノード及び要素においても実行され得る。また、理解されることとして、ネットワークノード14の機能は、他のノードがここで説明される1つ以上の機能又は機能の一部を実行できるようにネットワーククラウド12にわたり分散され得る。
図10に示すように、ネットワークノード14は、ダウンリンク制御チャネルセット構成をワイヤレスデバイス16へ送信する、ように構成される送信機18を含む。ワイヤレスデバイス16は、ダウンリンク制御チャネルセット構成をネットワークノード14から受信する、ように構成される受信機20を含む。
ネットワークノード14のブロック図を図11に示す。ネットワークノード14は、処理回路22を有する。いくつかの実施形態において、処理回路は、メモリ24及びプロセッサ26を含んでよく、メモリ24は、プロセッサ26により実行された場合に、ここで説明される1つ以上の機能を実行するようにプロセッサ26を構成する命令群を含む。従来のプロセッサ及びメモリに加えて、処理回路22は、例えば1つ以上のプロセッサ及び/又はプロセッサコア及び/又はFPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)及び/又はASIC(特定用途向け集積回路)である処理及び/又は制御のための集積回路を備えてもよい。
処理回路22は、例えばキャッシュ及び/又はバッファメモリ及び/又はRAM(ランダムアクセスメモリ)及び/又はROM(読み出し専用メモリ)及び/又は光メモリ及び/又はEPROM(消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ)である何らかの種類の揮発性及び/又は不揮発性メモリを含んでもよいメモリ24を含み且つ/又はそれに接続され且つ/又はそれにアクセスする(それとの間で書き込み及び/又は読み出しを行う)ように構成されてもよい。そのようなメモリ24は、制御回路により実行可能なコード及び/又は他のデータ、例えばノードの構成及び/又はアドレスデータ等である通信に関するデータを記憶するように構成されてもよい。処理回路22は、ここで説明される方法のうちのいずれかを制御するように及び/又はそのような方法を例えばプロセッサ26により実行させるように構成されてもよい。対応する命令群は、読み出し可能であり且つ/又は処理回路22に読み出し可能に接続されてもよいメモリ24に記憶されてもよい。換言すると、処理回路22は、マイクロプロセッサ及び/又はマイクロコントローラ及び/又はFPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)デバイス及び/又はASIC(特定用途向け集積回路)デバイスを備えてもよいコントローラを含んでもよい。処理回路22は、コントローラ及び/又は処理回路22が読み出し及び/又は書き込みのためにアクセス可能であるように構成されてもよいメモリを含むか、あるいはそれに接続されるか又は接続可能であってもよいと考えられてもよい。
メモリ24は、上述したように、CSI−RS構成及び/又はCSI−RSサブフレーム構成を含んでもよいCSI−RSパラメータを記憶する、ように構成される。送受信機28は、ワイヤレスデバイスが構成されるダウンリンク制御チャネルセットをワイヤレスデバイス16へ送信する、ように構成されるダウンリンク制御チャネルセット構成送信機18を有する。送受信機28は、ダウンリンク制御チャネルセット内に含まれる物理レイヤリソース内にCSI−RSが存在しないことをワイヤレスデバイスが前提とすることができるように、サブフレームにおいてダウンリンクチャネルに存在するCSI−RSをワイヤレスデバイス16へ送信する、ように構成されるCSI−RS送信機32(送信機18と同じであってもよい)、をさらに含む。
図12は、ダウンリンク制御チャネルとチャネル状態情報リファレンス信号との間の衝突を回避するためのここで説示される原理に従って構成されるネットワークノード14の代替的な実施形態のブロック図である。ネットワークノード14は、CSI−RSパラメータを記憶する、ように構成されるメモリモジュール25を含む。ネットワークノード14は、ダウンリンク制御チャネルセット構成送信機18及びCSI−RS送信機32を含む送受信機モジュール29をさらに含む。送受信機モジュール29のいくつかの機能は、少なくとも部分的にプロセッサ26により実現されてもよい。
図13は、ワイヤレスデバイス16のブロック図である。ワイヤレスデバイス16は、処理回路42を有する。いくつかの実施形態において、処理回路は、メモリ44及びプロセッサ46を含んでよく、メモリ44は、プロセッサ46により実行された場合に、ここで説明される1つ以上の機能を実行するようにプロセッサ46を構成する命令群を含む。従来のプロセッサ及びメモリに加えて、処理回路42は、例えば1つ以上のプロセッサ及び/又はプロセッサコア及び/又はFPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)及び/又はASIC(特定用途向け集積回路)である処理及び/又は制御のための集積回路を備えてもよい。
処理回路42は、例えばキャッシュ及び/又はバッファメモリ及び/又はRAM(ランダムアクセスメモリ)及び/又はROM(読み出し専用メモリ)及び/又は光メモリ及び/又はEPROM(消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ)である何らかの種類の揮発性及び/又は不揮発性メモリを含んでもよいメモリ44を含み且つ/又はそれに接続され且つ/又はそれにアクセスする(それとの間で書き込み及び/又は読み出しを行う)ように構成されてもよい。そのようなメモリ44は、制御回路により実行可能なコード及び/又は他のデータ、例えばノードの構成及び/又はアドレスデータ等である通信に関するデータを記憶するように構成されてもよい。処理回路42は、ここで説明される方法のうちのいずれかを制御するように及び/又はそのような方法を例えばプロセッサ46により実行させるように構成されてもよい。対応する命令群は、読み出し可能であり且つ/又は処理回路42に読み出し可能に接続されてもよいメモリ44に記憶されてもよい。換言すると、処理回路42は、マイクロプロセッサ及び/又はマイクロコントローラ及び/又はFPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)デバイス及び/又はASIC(特定用途向け集積回路)デバイスを備えてもよいコントローラを含んでもよい。処理回路42は、コントローラ及び/又は処理回路42が読み出し及び/又は書き込みのためにアクセス可能であるように構成されてもよいメモリを含むか、あるいはそれに接続されるか又は接続可能であってもよいと考えられてもよい。
メモリ44は、上述したように、CSI−RS構成及び/又はCSI−RSサブフレーム構成を含んでもよいCSI−RSパラメータを記憶する、ように構成される。プロセッサ46は、ダウンリンク制御チャネル構成ユニット52を介してダウンリンク制御チャネル構成セットでワイヤレスデバイス16を構成する、ように構成される。送受信機48は、ワイヤレスデバイスが構成されるダウンリンク制御チャネルセットをワイヤレスデバイス16へ送信する、ように構成されるダウンリンク制御チャネルセット構成受信機20を有する。送受信機48は、サブフレームにおけるCSI−RSの存在のインジケーションを物理制御チャネル上でネットワークノードから受信する、ように構成されるCSI−RSインジケータ受信機54をさらに含む。送受信機48は、ダウンリンク制御チャネルセット内に含まれる物理レイヤリソース内にCSI−RSが存在しないことをワイヤレスデバイスが前提とすることができるように、サブフレームにおいてダウンリンクチャネルに存在するCSI−RSをワイヤレスデバイス16へ送信する、ように構成されるCSI−RS受信機56(受信機20と同じであってもよい)をさらに含む。
図14は、ダウンリンク制御チャネルとチャネル状態情報リファレンス信号との間の衝突を回避するためのここで説示される原理に従って構成されるワイヤレスデバイス16の代替的な実施形態のブロック図である。ワイヤレスデバイス16は、CSI−RSパラメータを記憶する、ように構成されるメモリモジュール45を含む。ワイヤレスデバイス16は、プロセッサ46により実行可能なソフトウェアとして実現されてもよいダウンリンク制御チャネルセット構成モジュール53をさらに含む。ワイヤレスデバイスは、サブフレームにおけるCSI−RSの存在のインジケーションを物理制御チャネル上でネットワークノードから受信する、ように構成されるCSI−RSインジケーション受信機55をさらに含む。ワイヤレスデバイス16は、ダウンリンク制御チャネルセット構成受信機20及びCSI−RS受信機57を含む送受信機モジュール49をさらに含む。送受信機モジュール49のいくつかの機能は、少なくとも部分的にプロセッサ46により実現されてもよい。
実施形態1
EPDCCH REと非周期的CSI−RSの送信に属するREとの間の衝突を解決する1つの解決策は、ワイヤレスデバイスに対して構成されたEPDCCHセット内で非周期的CSI−RSが送信済みであることを指し示すEPDCCHメッセージをワイヤレスデバイスがサブフレームにおいて受信する場合に、そのサブフレームにおいて当該EPDCCHセットに属するPRB内で非周期的CSI−RSが送信されないこと、を当該ワイヤレスデバイスに前提とさせることである。あるサブフレームにおける非周期的CSI−RSの送信の存在がPDCCHにより指し示され且つワイヤレスデバイスがEPDCCHセットにおいてEPDCCHメッセージを受信しない場合に、ワイヤレスデバイスは非周期的CSI−RSが当該EPDCCHセットに属するPRB内でそのサブフレームにおいて送信されることを前提とすることができる。留意すべきこととして、これらのルールは、関連付けられるサブフレーム構成を有しない非周期的CSI−RSを受信するようにワイヤレスデバイスが構成される場合にのみ適用される(即ち、これらルールは、非周期的CSI−RS送信信号を受信するように構成されていないワイヤレスデバイスには適用されない)。本実施形態の一例が図15に示されている。本実施形態に関連するステップ群が図16に示されている。
図16は、ワイヤレスデバイス16により実行されるダウンリンク制御チャネルとチャネル状態情報リファレンス信号との間の衝突を回避する例示的な処理を示すフローチャートである。その処理は、非周期的CSI−RSが送信機32により送信済みであることを指し示すEPDCCHメッセージが現行のサブフレームにおいてEPDCCHセット内で受信機20を介して受信されるかを判定すること(ブロックS100)を含む。そのようなEPDCCHメッセージがそのように受信される場合、上記処理は非周期的CSI−RSが現行のサブフレームに存在するかを判定すること(ブロックS102)を含む。非周期的CSI−RSが現行のサブフレームに存在する場合、ワイヤレスデバイス16は、現行のサブフレームにおいて非周期的CSI−RSがEPDCCHセットに属するPRB内で送信されないことを前提とする(ブロックS104)。ブロックS100に戻り、非周期的CSI−RSが送信済みであることを指し示すEPDCCHメッセージが現行のサブフレームにおいてEPDCCHセット内で受信されない場合、非周期的CSI−RSが現行のサブフレームに存在するかが判定される(ブロックS106)。非周期的CSI−RSが現行のサブフレームに存在する場合、ワイヤレスデバイス16は、現行のサブフレームにおいて非周期的CSI−RSがEPDCCHセットに属するPRB内で送信機32を介して送信されることを前提とする(ブロックS108)。
本実施形態のいくつかの変形において、ワイヤレスデバイスがサブフレームにおいてEPDCCHセット内でEPDCCHメッセージを受信する場合、ネットワークノード14は、そのサブフレームにおいて当該ワイヤレスデバイスに対して構成されたEPDCCHセットに属するPRB内で非周期的CSI−RSをワイヤレスデバイスへ送信しない。そのサブフレームにおける非周期的CSI−RSの送信の存在がネットワークノード14によりPDCCHを介してワイヤレスデバイスへ指し示され且つ非周期的CSI−RSがEPDCCHセット内で送信済みであることを指し示すEPDCCHメッセージをワイヤレスデバイスが受信しない場合に、ワイヤレスデバイスは、ネットワークノード14は、そのサブフレームにおいてEPDCCHセットに属するPRB内で非周期的CSI−RSをワイヤレスデバイスへ送信することを前提としてもよい。
代替的な実施形態において、ワイヤレスデバイスがEPDCCHセットで構成され且つ非周期的CSI−RSを受信するように構成される場合に、EPDCCHメッセージがEPDCCHセット内で受信されるか否かに関わらず、ワイヤレスデバイスは、非周期的CSI−RSがサブフレームにおいてワイヤレスデバイス16に対して構成されたEPDCCHセットに属するPRB内で送信されないことを前提とし得る。いくつかの変形において、ネットワークノード14は、サブフレームにおいてワイヤレスデバイス16に対して構成されたEPDCCHセットに属するPRB内で非周期的CSI−RSを当該ワイヤレスデバイス16へ送信しない。この代替的な実施形態に関連するステップが図17に示されている。
図17は、ワイヤレスデバイス16により実行されるダウンリンク制御チャネルとチャネル状態情報リファレンス信号との間の衝突を回避する例示的な処理のワイヤレスデバイス16における代替的な処理を示すフローチャートである。その処理は、受信機20により受信されるEPDCCHセットでワイヤレスデバイス16を構成し且つ受信機52を介して非周期的CSI−RSを受信するように構成すること(ブロックS110)を含む。上記処理は、現行のサブフレームにおいてEPDCCHセットに属するPRB内で非周期的CSI−RSが送信されないことをワイヤレスデバイス16が前提とすること(ブロックS112)をさらに含む。
実施形態2
EPDCCH REと非周期的CSI−RSの送信に属するREとの間の衝突を解決する第2の解決策は、非周期的CSI−RSが送信済みであることを指し示すEPDCCHメッセージをワイヤレスデバイスがサブフレームにおいて受信する場合に、そのサブフレームにおいて当該EPDCCHメッセージを搬送するPRB内で非周期的CSI−RSが当該ワイヤレスデバイスへ送信されないこと、をワイヤレスデバイスに前提とさせることである。あるサブフレームにおける非周期的CSI−RSの送信の存在がPDCCHにより指し示され且つワイヤレスデバイス16がEPDCCHメッセージを受信しない場合に、ワイヤレスデバイス16は、非周期的CSI−RSがそのサブフレームにおいてWDに対して構成されたEPDCCHセットに属するPRB内で送信されることを前提とすることができる。留意すべきこととして、これらルールは、関連付けられるサブフレーム構成を有しない非周期的CSI−RSを受信するようにワイヤレスデバイス16が構成される場合にのみ適用される(即ち、これらルールは、非周期的CSI−RS送信信号を受信するように構成されていないワイヤレスデバイスには適用されない)。本実施形態の一例が図18に示されている。本実施形態に関連するステップ群が図19に示されている。
図19は、ワイヤレスデバイス16により実行されるダウンリンク制御チャネルと非周期的チャネル状態情報リファレンス信号との間の衝突を回避する例示的な処理を示すフローチャートである。その処理は、非周期的CSI−RSが送信済みであることを指し示すEPDCCHメッセージが現行のサブフレームにおいてEPDCCHセット内で受信されるかをダウンリンク制御チャネルセット構成ユニット52を介して判定すること(ブロックS114)を含む。そのようなEPDCCHメッセージがそのように受信される場合、上記処理は非周期的CSI−RSが現行のサブフレームに存在するかを判定すること(ブロックS116)を含む。非周期的CSI−RSが現行のサブフレームに存在する場合、ワイヤレスデバイス16は、非周期的CSI−RSが現行のサブフレームにおいてEPDCCHメッセージを搬送するPRB内で送信されないことを前提とする(ブロックS118)。ブロックS114に戻り、非周期的CSI−RSが送信済みであることを指し示すEPDCCHメッセージが現行のサブフレームにおいてEPDCCHセット内で受信されない場合、非周期的CSI−RSが現行のサブフレームに存在するかが判定される(ブロックS120)。非周期的CSI−RSが現行のサブフレームに存在する場合、ワイヤレスデバイス16は、非周期的CSI−RSが現行のサブフレームにおいてEPDCCHセットに属するPRB内で送信され得ることを前提とする(ブロックS122)。
本実施形態のいくつかの変形において、非周期的CSI−RSが送信済みであることを指し示すEPDCCHメッセージをワイヤレスデバイスがサブフレームにおいて受信する場合に、ワイヤレスデバイス16は、ネットワークノードが当該EPDCCHメッセージを搬送するPRB内で非周期的CSI−RSを当該ワイヤレスデバイスへ送信しないことを前提としてもよい。あるサブフレームにおける非周期的CSI−RSの送信の存在がネットワークノード14によりPDCCHを介してワイヤレスデバイス16へ指し示され且つワイヤレスデバイス16がEPDCCHメッセージを受信しない場合に、ワイヤレスデバイス16は、ネットワークノード14がそのサブフレームにおいてワイヤレスデバイス16に対して構成されたEPDCCHセットに属するPRB内で非周期的CSI−RSをワイヤレスデバイスへ送信することを前提としてもよい。
実施形態3
EPDCCH REと非周期的CSI−RSの送信に属するREとの間の衝突を解決する第3の解決策は、ワイヤレスデバイス16がサブフレームにおいてEPDCCHメッセージを受信する場合に、非周期的CSI−RSがそのサブフレームにおいて当該EPDCCHメッセージを搬送するいずれのREでも当該ワイヤレスデバイス16へ送信されないこと、をワイヤレスデバイスに前提とさせることである。例えば図7に示すインデックス0を有するREがEPDCCHメッセージを搬送する場合に、ワイヤレスデバイス16は非周期的CSI−RSが当該REで送信されないことを前提とする。あるサブフレームにおける非周期的CSI−RSの送信の存在がPDCCHにより指し示され且つワイヤレスデバイス16がEPDCCHメッセージを受信しない場合に、ワイヤレスデバイス16は、非周期的CSI−RSがそのサブフレームにおいてWDに対して構成されたEPDCCHセットに属する全てのREで送信され得ることを前提とすることができる。留意すべきこととして、これらルールは、関連付けられるサブフレーム構成を有しない非周期的CSI−RSを受信するようにワイヤレスデバイス16が構成される場合にのみ適用される(即ち、これらルールは、非周期的CSI−RSの送信を受信するように構成されていないワイヤレスデバイスには適用されない)。本実施形態に関連するステップ群が図20に示されている。
図20は、ワイヤレスデバイス16により実行されるダウンリンク制御チャネルとチャネル状態情報リファレンス信号との間の衝突を回避する例示的な処理を示すフローチャートである。その処理は、非周期的CSI−RSが送信済みであることを指し示すEPDCCHメッセージが現行のサブフレームにおいてEPDCCHセット内で受信されるかを判定すること(ブロックS124)を含む。そのようなEPDCCHメッセージがそのように受信される場合、上記処理は非周期的CSI−RSが現行のサブフレームに存在するかを判定すること(ブロックS126)を含む。非周期的CSI−RSが現行のサブフレームに存在する場合、ワイヤレスデバイス16は、非周期的CSI−RSが現行のサブフレームにおいてEPDCCHメッセージを搬送するいずれのREでも送信されないことを前提とする(ブロックS128)。ブロックS124に戻り、非周期的CSI−RSが送信済みであることを指し示すEPDCCHメッセージが現行のサブフレームにおいてEPDCCHセット内で受信されない場合、非周期的CSI−RSが現行のサブフレームに存在するかが判定される(ブロックS130)。非周期的CSI−RSが現行のサブフレームに存在する場合、ワイヤレスデバイス16は、非周期的CSI−RSが現行のサブフレームにおいてEPDCCHセットに属する全てのREで送信され得ることを前提とする(ブロックS132)。
いくつかの変形において、非周期的CSI−RSが送信済みであることを指し示すEPDCCHメッセージをワイヤレスデバイスがサブフレームにおいて受信する場合に、ネットワークノード14は、当該EPDCCHメッセージを搬送するいずれのREでも非周期的CSI−RSをワイヤレスデバイスへ送信しない。あるサブフレームにおける非周期的CSI−RSの送信の存在がネットワークノード14によりPDCCHを介してワイヤレスデバイス16へ指し示され且つワイヤレスデバイス16がEPDCCHメッセージを受信しない場合に、ネットワークノード14は、サブフレームにおいてワイヤレスデバイス16に対して構成されたEPDCCHセットに属する全てのRE内で非周期的CSI−RSを送信し得る。
実施形態4
上述した解決策において、EPDCCHで構成されるが非周期的CSI−RSで構成されないワイヤレスデバイス16において、EPDCCHが他のワイヤレスデバイス16へ送信される非周期的CSI−RSと衝突する場合、そのEPDCCH性能が低下し得る。
別の実施形態において、ネットワークノード14は、いずれのワイヤレスデバイスにも、EPDCCH用に構成されるPRB内で非周期的CSI−RSを送信しない。EPDCCH PRBは、非周期的CSI−RSをPRB内で送信しないことによるCSI推定に対する影響が最小になるように構成され得る。例えば、同じEPDCCH PRBが全てのワイヤレスデバイスに対して構成されてもよく、nを非負の整数とするインデックス{n,n+2,n+4,…}を有するPRBなど、等間隔のPRBであってもよい。EPDCCH及び非周期的CSI−RSの双方で構成されるワイヤレスデバイスは、非周期的CSI−RSがEPDCCH用に構成される全てのPRB内で送信されないことを前提としてもよい。一例が図21に示されている。
明細書中の前述の実施形態の捉え方に関する3つの代替例が与えられる。
ワイヤレスデバイス16は、CSIリファレンス信号が次の中で送信されないことを前提とするものとされる
− フレーム構造タイプ2のケースにおける、ダウンリンクパイロット時間スロット(DwPTS)内
− CSI−RSの送信がSystemInformationBlockType1メッセージと衝突することになるサブフレーム内
− セル固有のページング構成を伴う任意のワイヤレスデバイスについて、プライマリセルにおけるページングメッセージの送信のために構成されるサブフレームにおけるそのプライマリセル内
− 代替例1…そのサブフレーム内でワイヤレスデバイスに対して構成されたEPDCCHセットに属する1つ又は複数の物理リソースブロックペア内
− 代替例2…非周期的トリガを使用するCSIリファレンス信号のトリガに関連付けられるEPDCCHを搬送する任意の1つ又は複数の物理リソースブロックペア内
− 代替例3…非周期的トリガを使用するCSIリファレンス信号のトリガに関連付けられるEPDCCHを搬送する任意のリソースエレメント群内
図22は、ネットワークノード14におけるダウンリンク制御チャネルと非周期的チャネル状態情報リファレンス信号との間の衝突を回避する例示的な処理を示すフローチャートである。その処理は、非周期的CSI−RSを含まないダウンリンク制御チャネルセットでワイヤレスデバイスを構成するようにダウンリンク制御チャネルセット構成ユニット52を介してワイヤレスデバイス16にシグナリングすること(ブロックS134)を含む。上記処理は、CSI−RSがダウンリンク制御チャネルセット内に含まれる物理レイヤリソース内に存在しないことをワイヤレスデバイス16が前提とすることができるように、ダウンリンクチャネルにおけるサブフレーム内の非周期的CSI−RSの存在を送信機32を介してワイヤレスデバイスにシグナリングすること(ブロックS136)をさらに含む。
図23は、ワイヤレスデバイス16におけるダウンリンク制御チャネルと非周期的チャネル状態情報リファレンス信号との間の衝突を回避するための例示的な処理を示すフローチャートである。その処理は、オプションで、ダウンリンク制御チャネルセットでワイヤレスデバイス16を構成するためのシグナリングをネットワークノード14から受信機20を介して受信すること(ブロックS138)を含み得る。上記処理は、オプションで、ダウンリンク制御チャネルセット構成ユニット52を介してダウンリンク制御チャネルセットでワイヤレスデバイス16を構成すること(図示せず)をさらに含んでもよい。上記処理は、オプションで、非周期的CSI−RSの存在のインジケーションを物理制御チャネル上でネットワークノード14から受信機20を介して受信すること(ブロックS142)をさらに含んでもよい。上記処理は、非周期的CSI−RSがダウンリンク制御チャネルセットに対応する物理レイヤリソース内に存在しないという前提に基づいて、受信機54を介して非周期的CSI−RSを受信すること(図示せず)をさらに含んでもよい。
図24は、例示的な処理を示すフローチャートであり、当該処理は、DL制御チャネルセットに対応する物理レイヤリソース内には非周期的CSI−RSが存在しないという前提に基づいて、非周期的CSI−RSを受信すること(ブロックS146)、を含む。
このように、いくつかの実施形態において、ワイヤレスデバイス16における方法が提供される。その方法は、非周期的なチャネル状態情報リファレンス信号である非周期的CSI−RSがダウンリンク制御チャネルセットに対応する物理レイヤリソース内には存在しないという前提に基づいて非周期的CSI−RSを受信することを含む。いくつかの実施形態において、非周期的CSI−RSは、少なくともいくつかの定義される条件において物理レイヤリソース内で送信されることができる。いくつかの実施形態において、上記方法は、ダウンリンク制御チャネルセットについてワイヤレスデバイス16を構成するためのシグナリングを受信することと、非周期的CSI−RSの存在のインジケーションを物理制御チャネル上で受信することとのうちの少なくとも一方を含む。いくつかの実施形態において、非周期的CSI−RSの存在のインジケーションは、サブフレーム又はスロットのうちの一方に非周期的CSI−RSが存在することを指し示す。いくつかの実施形態において、非周期的CSI−RSの存在のインジケーションは、予め決定される数のOFDMシンボルに非周期的CSI−RSが存在することを指し示す。
いくつかの実施形態において、ワイヤレスデバイス16における方法が提供される。その方法は、非周期的CSI−RSがダウンリンク制御チャネルセット内に含まれる物理レイヤリソース内には存在しないという前提に基づいて非周期的CSI−RSを受信すること(ブロックS144)を含む。上記方法は、例えばネットワークノード14から、ダウンリンク制御チャネルセットでワイヤレスデバイス16を構成するためのシグナリングを受信すること(ブロックS138)の少なくとも一方をさらに含んでもよい。上記方法は、ダウンリンク制御チャネルセットでワイヤレスデバイス16を構成すること(ブロックS140)をさらに含んでもよい。上記方法は、非周期的CSI−RSの存在のインジケーションをネットワークノード14から物理制御チャネル上で受信することをさらに含んでもよい(ブロックS142)。
いくつかの実施形態において、ワイヤレスデバイス16が、サブフレームにおいて、ダウンリンク制御チャネルセットにおいて非周期的CSI−RSが送信済みであることを指し示すダウンリンク制御チャネルメッセージを受信する場合に、ワイヤレスデバイス16は、そのサブフレームにおいて、ワイヤレスデバイス16が構成されるダウンリンク制御チャネルセットに属する物理リソースブロック(PRB)内で非周期的CSI−RSが送信されないことを前提とする。いくつかの実施形態において、サブフレームにおける非周期的CSI−RSの存在が物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)により指し示され且つワイヤレスデバイス16がダウンリンク制御チャネルセットにおいてダウンリンク制御チャネルメッセージを受信しない場合に、ワイヤレスデバイス16は、そのサブフレームにおいて、ダウンリンク制御チャネルセットに対応する物理リソースブロックであるPRB内で非周期的非周期的CSI−RSが送信されることを前提とする。いくつかの実施形態において、サブフレームにおける非周期的CSI−RSの存在が物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を介してワイヤレスデバイス16へ指し示され、ダウンリンク制御チャネルセットにおいて非周期的CSI−RSが送信済みであることを指し示すダウンリンク制御チャネルメッセージをワイヤレスデバイス16が受信しない場合に、ワイヤレスデバイス16は、そのサブフレームにおいて、ダウンリンク制御チャネルセットに属する物理リソースブロック(PRB)に非周期的CSI−RSが含まれることを前提とする。いくつかの実施形態において、ダウンリンク制御チャネルメッセージがダウンリンク制御チャネルセットにおいて受信されるかに関わらず、ワイヤレスデバイス16は、サブフレームにおいて、ワイヤレスデバイス16が構成されるダウンリンク制御チャネルセットに属する物理リソースブロック(PRB)で非周期的CSI−RSが送信されないことを前提とする。
いくつかの実施形態において、非周期的CSI−RSが送信済みであることを指し示すダウンリンク制御メッセージをワイヤレスデバイス16がサブフレームにおいて受信する場合に、ワイヤレスデバイス16は、ダウンリンク制御チャネルメッセージを搬送する物理リソースブロック(PRB)のそのサブフレームにおいて非周期的CSI−RSがワイヤレスデバイス16へ送信されないことを前提とする。いくつかの実施形態において、サブフレームにおける非周期的CSI−RSの存在が物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)により指し示され且つワイヤレスデバイス16がダウンリンク制御チャネルメッセージを受信しない場合に、ワイヤレスデバイス16は、そのサブフレームにおいて、ワイヤレスデバイス16が構成されるダウンリンク制御チャネルセットに属する物理リソースブロック(PRB)で非周期的CSI−RSが送信されることを前提とする。いくつかの実施形態において、非周期的CSI−RSが送信済みであることを指し示すダウンリンク制御チャネルメッセージをワイヤレスデバイス16がサブフレームにおいて受信する場合に、ワイヤレスデバイス16は、ネットワークノード14がダウンリンク制御チャネルメッセージを搬送する物理リソースブロックであるPRB内で非周期的CSI−RSを当該ワイヤレスデバイス16へ送信しないことを前提とする。いくつかの実施形態において、サブフレームにおける非周期的CSI−RSの存在が物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を介してワイヤレスデバイス16へ指し示され且つワイヤレスデバイス16がダウンリンク制御チャネルメッセージを受信しない場合に、ワイヤレスデバイス16は、そのサブフレームにおいて、ワイヤレスデバイス16が構成されるダウンリンク制御チャネルセットに属する物理リソースブロック(PRB)内で非周期的CSI−RSがワイヤレスデバイス16へ送信されることを前提とする。
いくつかの実施形態において、ワイヤレスデバイス16がサブフレームにおいてダウンリンク制御チャネルメッセージを受信する場合に、ワイヤレスデバイス16は、そのサブフレームにおいて、ダウンリンク制御チャネルメッセージを搬送するリソースエレメントであるいずれのRE内でも非周期的CSI−RSがワイヤレスデバイス16へ送信されないことを前提とする。いくつかの実施形態において、サブフレームにおける非周期的CSI−RSの存在が物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)により指し示され且つワイヤレスデバイス16がダウンリンク制御チャネルメッセージを受信しない場合に、ワイヤレスデバイス16は、そのサブフレームにおいて、ワイヤレスデバイス16が構成されるダウンリンク制御チャネルセットに属する全てのリソースエレメントであるRE内で非周期的CSI−RSが送信され得ることを前提とする。いくつかの実施形態において、フレーム構造タイプ2について、ワイヤレスデバイス16は非周期的CSI−RSがダウンリンクパイロット時間スロットにおいて送信されないことを前提とする。いくつかの実施形態において、ワイヤレスデバイス16は、非周期的CSI−RSの送信がSystemInformationBlockType1メッセージと衝突することになるサブフレームにおいて非周期的CSI−RSが送信されないことを前提とする。いくつかの実施形態において、ワイヤレスデバイス16は、サブフレームにおいて、ワイヤレスデバイス16が構成されるダウンリンク制御チャネルセットに属する物理リソースブロックペア内で非周期的CSI−RSが送信されないことを前提とする。
いくつかの実施形態において、ワイヤレスデバイス16は、非周期的トリガを使用する非周期的CSI−RSのトリガに関連付けられるダウンリンク制御チャネルを搬送する物理リソースブロックペア内で非周期的CSI−RSが送信されないことを前提とする。いくつかの実施形態において、ワイヤレスデバイス16は、非周期的トリガを使用する非周期的CSI−RSのトリガに関連付けられるダウンリンク制御チャネルを搬送するいずれのリソースエレメント(RE)でも非周期的CSI−RSが送信されないことを前提とする。いくつかの実施形態において、LTE(long term evolution)通信システムにおいて、ダウンリンク制御チャネルは拡張物理ダウンリンク制御チャネル(EPDCCH)であり、ダウンリンク制御チャネルメッセージはEPDCCHメッセージである。いくつかの実施形態において、ダウンリンク制御チャネルセットは、NR(New Radio)通信システムにおけるコアセットである。
いくつかの実施形態において、ダウンリンク制御チャネルとチャネル状態情報リファレンス信号(非周期的CSI−RS)との間の衝突を回避する、ように構成されるワイヤレスデバイス16が提供される。ワイヤレスデバイス16は、ネットワークノードから受信したシグナリングに従ってダウンリンク制御チャネルセットでワイヤレスデバイス16を構成する、ように構成される処理回路42を含む。ワイヤレスデバイス16は、ダウンリンク制御チャネルセットでワイヤレスデバイス16を構成するためのシグナリングをネットワークノード14から受信する、ように構成される送受信機48をさらに含む。送受信機48は、サブフレームにおける非周期的CSI−RSの存在のインジケーションを物理制御チャネル上でネットワークノード14から受信する、ようにさらに構成される。送受信機48は、非周期的CSI−RSがダウンリンク制御チャネルセット内に含まれる物理レイヤリソース内に存在しないという前提に基づいて非周期的CSI−RSを受信する、ようにさらに構成される。いくつかの実施形態において、非周期的CSI−RSの存在のインジケーションは、サブフレーム又はスロットのうちの一方に非周期的CSI−RSが存在することを指し示す。いくつかの実施形態において、非周期的CSI−RSの存在のインジケーションは、予め決定される数のOFDMシンボルに非周期的CSI−RSが存在することを指し示す。
いくつかの実施形態において、ワイヤレスデバイス16が、サブフレームにおいて、ダウンリンク制御チャネルセットにおいて非周期的CSI−RSが送信済みであることを指し示すダウンリンク制御チャネルメッセージを受信する場合に、ワイヤレスデバイス16は、そのサブフレームにおいて、ワイヤレスデバイス16が構成されるダウンリンク制御チャネルセットに属する物理リソースブロック(PRB)内で非周期的CSI−RSが送信されないことを前提とする。いくつかの実施形態において、サブフレームにおける非周期的CSI−RSの存在が物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)により指し示され且つワイヤレスデバイス16がダウンリンク制御チャネルセットにおいてダウンリンク制御チャネルメッセージを受信しない場合に、ワイヤレスデバイス16は、そのサブフレームにおいて、ダウンリンク制御チャネルセットに対応する物理リソースブロックであるPRB内で非周期的非周期的CSI−RSが送信されることを前提とする。いくつかの実施形態において、サブフレームにおける非周期的CSI−RSの存在が物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を介してワイヤレスデバイス16へ指し示され且つダウンリンク制御チャネルセットにおいて非周期的CSI−RSが送信済みであることを指し示すダウンリンク制御チャネルメッセージをワイヤレスデバイス16が受信しない場合に、ワイヤレスデバイス16は、そのサブフレームにおいて、ダウンリンク制御チャネルセットに属する物理リソースブロック(PRB)内に非周期的CSI−RSが含まれることを前提とする。
いくつかの実施形態において、ダウンリンク制御チャネルメッセージがダウンリンク制御チャネルセットにおいて受信されるかに関わらず、ワイヤレスデバイス16は、サブフレームにおいて、ワイヤレスデバイス16が構成されるダウンリンク制御チャネルセットに属する物理リソースブロック(PRB)内で非周期的非周期的CSI−RSが送信されないことを前提とする。いくつかの実施形態において、非周期的CSI−RSが送信済みであることを指し示すダウンリンク制御メッセージをワイヤレスデバイス16がサブフレームにおいて受信する場合に、ワイヤレスデバイス16は、ダウンリンク制御チャネルメッセージを搬送する物理リソースブロック(PRB)のサブフレームにおいて非周期的CSI−RSがワイヤレスデバイス16へ送信されないことを前提とする。いくつかの実施形態において、サブフレームにおける非周期的CSI−RSの存在が物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)により指し示され且つワイヤレスデバイス16がダウンリンク制御チャネルメッセージを受信しない場合に、ワイヤレスデバイス16は、そのサブフレームにおいて、ワイヤレスデバイス16が構成されるダウンリンク制御チャネルセットに属する物理リソースブロック(PRB)内で非周期的CSI−RSが送信されることを前提とする。
いくつかの実施形態において、非周期的CSI−RSが送信済みであることを指し示すダウンリンク制御チャネルメッセージをワイヤレスデバイス16がサブフレームにおいて受信する場合に、ワイヤレスデバイス16は、ネットワークノード14がダウンリンク制御チャネルメッセージを搬送する物理リソースブロック(PRB)内で非周期的CSI−RSを当該ワイヤレスデバイス16へ送信しないことを前提とする。いくつかの実施形態において、サブフレームにおける非周期的CSI−RSの存在が物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を介してワイヤレスデバイス16へ指し示され且つワイヤレスデバイス16がダウンリンク制御チャネルメッセージを受信しない場合に、ワイヤレスデバイス16は、そのサブフレームにおいて、ワイヤレスデバイス16が構成されるダウンリンク制御チャネルセットに属する物理リソースブロック(PRB)内で非周期的CSI−RSがワイヤレスデバイス16へ送信されることを前提とする。いくつかの実施形態において、ワイヤレスデバイス16がサブフレームにおいてダウンリンク制御チャネルメッセージを受信する場合に、ワイヤレスデバイス16は、そのサブフレームにおいて、ダウンリンク制御チャネルメッセージを搬送するリソースエレメントであるいずれのRE内でも非周期的CSI−RSがワイヤレスデバイス16へ送信されないことを前提とする。いくつかの実施形態において、サブフレームにおける非周期的CSI−RSの存在が物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)により指し示され且つワイヤレスデバイス16がダウンリンク制御チャネルメッセージを受信しない場合に、ワイヤレスデバイス16は、そのサブフレームにおいて、ワイヤレスデバイス16が構成されるダウンリンク制御チャネルセットに属する全てのリソースエレメントであるRE内で非周期的CSI−RSが送信され得ることを前提とする。
いくつかの実施形態において、フレーム構造タイプ2について、ワイヤレスデバイス16は非周期的CSI−RSがダウンリンクパイロット時間スロットにおいて送信されないことを前提とする。いくつかの実施形態において、ワイヤレスデバイス16は、非周期的CSI−RSの送信がSystemInformationBlockType1メッセージと衝突することになるサブフレームにおいて非周期的CSI−RSが送信されないことを前提とする。いくつかの実施形態において、ワイヤレスデバイス16は、サブフレームにおいて、ワイヤレスデバイス16が構成されるダウンリンク制御チャネルセットに属する物理リソースブロックペア内で非周期的CSI−RSが送信されないことを前提とする。いくつかの実施形態において、ワイヤレスデバイス16は、非周期的トリガを使用する非周期的CSI−RSのトリガに関連付けられるダウンリンク制御チャネルを搬送する物理リソースブロックペア内で非周期的CSI−RSが送信されないことを前提とする。いくつかの実施形態において、ワイヤレスデバイス16は、非周期的トリガを使用する非周期的CSI−RSのトリガに関連付けられるダウンリンク制御チャネルを搬送するいずれのリソースエレメント(RE)でも非周期的CSI−RSが送信されないことを前提とする。いくつかの実施形態において、LTE(long term evolution)通信システムにおいて、ダウンリンク制御チャネルは拡張物理ダウンリンク制御チャネル(EPDCCH)であり、ダウンリンク制御チャネルメッセージはEPDCCHメッセージである。いくつかの実施形態において、ダウンリンク制御チャネルセットは、NR(New Radio)通信システムにおけるコアセットである。
いくつかの実施形態において、ダウンリンク制御チャネルとチャネル状態情報リファレンス信号(非周期的CSI−RS)との間の衝突を回避する、ように構成されるワイヤレスデバイス16が提供される。ワイヤレスデバイス16は、ダウンリンク制御チャネルセットでワイヤレスデバイス16を構成するためのシグナリングをネットワークノード14から受信する、ように構成されるダウンリンク制御チャネルセット構成受信機モジュール20を含む。ワイヤレスデバイス16は、ネットワークノード14から受信したシグナリングに従ってダウンリンク制御チャネルセットでワイヤレスデバイス16を構成する、ように構成されるダウンリンク制御チャネルセット構成モジュール53をさらに含む。ワイヤレスデバイス16は、サブフレームにおける非周期的CSI−RSの存在のインジケーションをネットワークノードから物理制御チャネル上で受信する、ように構成される非周期的CSI−RSインジケーション受信機モジュール55をさらに含む。ワイヤレスデバイス16は、ダウンリンク制御チャネルセット内に含まれる物理レイヤリソース内には非周期的CSI−RSが存在しないという前提に基づいて非周期的CSI−RSを受信する、ように構成される非周期的CSI−RS受信機モジュール57をさらに含む。
いくつかの実施形態において、ネットワークノード14におけるダウンリンク制御チャネルとチャネル状態情報リファレンス信号である非周期的CSI−RSとの間の衝突を回避する方法が提供される。その方法は、非周期的CSI−RSを含まないダウンリンク制御チャネルセットでワイヤレスデバイス16を構成するようにワイヤレスデバイス16にシグナリングすること(ブロックS134)を含む。上記方法は、ダウンリンク制御チャネルセット内に含まれる物理レイヤリソース内に非周期的CSI−RSが存在しないことをワイヤレスデバイス16が前提とすることができるように、ダウンリンクチャネルにおけるサブフレーム内の非周期的CSI−RSの存在をワイヤレスデバイス16にシグナリングすること(ブロックS136)をさらに含む。
いくつかの実施形態において、ネットワークノードは、サブフレームにおいて、ワイヤレスデバイスに対して構成されたダウンリンク制御チャネルセットに属する対応する物理リソースブロック(PRB)内で非周期的CSI−RSをワイヤレスデバイスへ送信しない。いくつかの実施形態において、ネットワークノードは、サブフレームにおける非周期的CSI−RSの存在を指し示し、ワイヤレスデバイスは、非周期的CSI−RSがダウンリンク制御チャネルセットに存在しないことを前提としない。いくつかの実施形態において、ネットワークノード14はサブフレームにおける非周期的CSI−RSの存在を指し示し、そのサブフレームにおいて、ダウンリンク制御チャネルセットに属する全てのリソースエレメント内で非周期的CSI−RSを送信する。
いくつかの実施形態において、ダウンリンク制御チャネルとチャネル状態情報リファレンス信号である非周期的CSI−RSとの間の衝突を回避するために構成されるネットワークノード14が提供される。ネットワークノード14は、非周期的CSI−RSを含まないダウンリンク制御チャネルセットでワイヤレスデバイス16を構成するようにワイヤレスデバイス16にシグナリングする、ように構成される送受信機28を含む。送受信機28は、ダウンリンク制御チャネルセット内に含まれる物理レイヤリソース内に非周期的CSI−RSが存在しないことをワイヤレスデバイス16が前提とすることができるように、ダウンリンクチャネルにおけるサブフレーム内の非周期的CSI−RSの存在をワイヤレスデバイスにシグナリングする、ように構成される。
いくつかの実施形態において、ネットワークノード14は、サブフレームにおいて、ワイヤレスデバイス16に対して構成されたダウンリンク制御チャネルセットに属する対応する物理リソースブロック(PRB)内で非周期的CSI−RSをワイヤレスデバイス16へ送信しない。いくつかの実施形態において、ネットワークノード14は、サブフレームにおける非周期的CSI−RSの存在を指し示し、ワイヤレスデバイス16は、非周期的CSI−RSがダウンリンク制御チャネルセットに存在しないことを前提としない。いくつかの実施形態において、ネットワークノード16は、サブフレームにおける非周期的CSI−RSの存在を指し示し、そのサブフレームにおいて、ダウンリンク制御チャネルセットに属する全てのリソースエレメント内で非周期的CSI−RSを送信する。
いくつかの実施形態において、ダウンリンク制御チャネルとチャネル状態情報リファレンス信号である非周期的CSI−RSとの間の衝突を回避するために構成されるネットワークノード14が提供される。ネットワークノード14は、非周期的CSI−RSを含まないダウンリンク制御チャネルセットでワイヤレスデバイス16を構成するようにワイヤレスデバイス16にシグナリングする、ように構成される送受信機モジュール29を含む。送受信機モジュール29は、ダウンリンク制御チャネルセット内に含まれる(又は対応する)物理レイヤリソース内に非周期的CSI−RSが存在しないことをワイヤレスデバイス16が前提とすることができるように、ダウンリンクチャネルにおけるサブフレーム内の非周期的CSI−RSの存在をワイヤレスデバイス16にシグナリングする、ようにさらに構成される。
当業者には認識されるように、本開示において、“〜に属するリソース”は“〜に対応するリソース”として解釈されてもよい。
いくつかの実施形態は以下を含む。
実施形態1. ワイヤレスデバイスにおけるEPDCCHとCSI−RSとの間の衝突を回避する方法であって、
EPDCCHセットでワイヤレスデバイスを構成するシグナリングを受信し、及び、サブフレームにおける存在が物理制御チャネルにおいてワイヤレスデバイスに指し示されるCSI−RSを受信することと、
CSI−RSが上記EPDCCHセット内に含まれる物理レイヤリソース内には存在しないという前提に基づいてCSI−RSを受信することと、
を含む方法。
実施形態2. 実施形態1の方法であって、ワイヤレスデバイスは、サブフレームにおいて、WDに対して構成されたEPDCCHセットに属するPRB内でCSI−RSが送信されないことを前提とし得る。
実施形態3. 実施形態1の方法であって、EPDCCHセットにおいてCSI−RSが送信済みであることを指し示すEPDCCHメッセージをワイヤレスデバイスがサブフレームにおいて受信する場合に、ワイヤレスデバイスは、上記サブフレームにおいて、当該EPDCCHセットに属するPRB内でCSI−RSが送信されないことを前提とし得る。
実施形態4. 実施形態1の方法であって、サブフレームにおけるCSI−RSの送信の存在がPDCCHにより指し示され且つワイヤレスデバイスがEPDCCHセットにおいてEPDCCHメッセージを受信しない場合に、ワイヤレスデバイスは、上記サブフレームにおいて、当該EPDCCHセットに属するPRB内でCSI−RSが送信されることを前提とし得る。
実施形態5. 実施形態1の方法であって、ワイヤレスデバイスがサブフレームにおいてEPDCCHメッセージを受信する場合に、ワイヤレスデバイスは、上記サブフレームにおいて、CSI−RSが送信済みであることを指し示すEPDCCHメッセージを搬送するPRB内でCSI−RSがワイヤレスデバイスへ送信されないことを前提とし得る。
実施形態6. 実施形態1の方法であって、サブフレームにおいてCSI−RSが送信済みであることを指し示すEPDCCHメッセージをワイヤレスデバイスが受信する場合に、ワイヤレスデバイスは、上記サブフレームにおいて、EPDCCHメッセージを搬送するいずれのREでもCSI−RSがワイヤレスデバイスへ送信されないことを前提とし得る。
実施形態7. EPDCCHとCSI−RSとの間の衝突を回避する、ように構成されるワイヤレスデバイスであって、
メモリ及びプロセッサを含む処理回路を備え、メモリは、プロセッサにより実行された場合に、
EPDCCHセットでワイヤレスデバイスを構成するシグナリングを受信し、及び、サブフレームにおける存在が物理制御チャネルにおいてワイヤレスデバイスに指し示されるCSI−RSを受信することと、
CSI−RSがEPDCCHセット内に含まれる物理レイヤリソース内には存在しないという前提に基づいてCSI−RSを受信することと、
をプロセッサに行わせる命令群、を含む、ワイヤレスデバイス。
実施形態8. 実施形態7のワイヤレスデバイスであって、ワイヤレスデバイスは、サブフレームにおいて、WDに対して構成されたEPDCCHセットに属するPRB内でCSI−RSが送信されないことを前提とし得る。
実施形態9. 実施形態7のワイヤレスデバイスであって、EPDCCHセットにおいてCSI−RSが送信済みであることを指し示すEPDCCHメッセージをワイヤレスデバイスがサブフレームにおいて受信する場合に、ワイヤレスデバイスは、上記サブフレームにおいて、当該EPDCCHセットに属するPRB内でCSI−RSが送信されないことを前提とし得る。
実施形態10. 実施形態7のワイヤレスデバイスであって、サブフレームにおけるCSI−RSの送信の存在がPDCCHにより指し示され且つワイヤレスデバイスがEPDCCHセットにおいてEPDCCHメッセージを受信しない場合に、ワイヤレスデバイスは、上記サブフレームにおいて、当該EPDCCHセットに属するPRB内でCSI−RSが送信されることを前提とし得る。
実施形態11. 実施形態7のワイヤレスデバイスであって、ワイヤレスデバイスがサブフレームにおいてEPDCCHメッセージを受信する場合に、ワイヤレスデバイスは、上記サブフレームにおいて、CSI−RSが送信済みであることを指し示すEPDCCHメッセージを搬送するPRB内でCSI−RSがワイヤレスデバイスへ送信されないことを前提とし得る。
実施形態12. 実施形態7のワイヤレスデバイスであって、サブフレームにおいてCSI−RSが送信済みであることを指し示すEPDCCHメッセージをワイヤレスデバイスが受信する場合に、ワイヤレスデバイスは、上記サブフレームにおいて、EPDCCHメッセージを搬送するいずれのREでもCSI−RSがワイヤレスデバイスへ送信されないことを前提とし得る。
実施形態13. EPDCCHとCSI−RSとの間の衝突を回避する、ように構成されるワイヤレスデバイスであって、
EPDCCHセットでワイヤレスデバイスを構成するシグナリングを受信し、及び、サブフレームにおける存在が物理制御チャネルにおいてワイヤレスデバイスに指し示されるCSI−RSを受信する、ように構成されるEPDCCH構成モジュールと、
CSI−RSがEPDCCHセット内に含まれる物理レイヤリソース内には存在しないという前提に基づいてCSI−RSを受信する、ように構成されるCSI−RS受信機モジュールと、
を備えるワイヤレスデバイス。
いくつかの実施形態において、ワイヤレスデバイスにおける方法が提供される。その方法は、非周期的CSI−RSがダウンリンク制御チャネルセット内に含まれる物理レイヤリソース内には存在しないという前提に基づいて非周期的CSI−RSを受信することを含む。上記方法は、ダウンリンク制御チャネルセットでワイヤレスデバイスを構成するためのシグナリングを受信することをさらに含んでもよい。上記方法は、サブフレームにおける非周期的CSI−RSの存在のインジケーションをネットワークノードから物理制御チャネル上で受信することをさらに含んでもよい。
いくつかの実施形態において、非周期的CSI−RSの存在のインジケーションは、サブフレーム又はスロットのうちの一方に非周期的CSI−RSが存在することを指し示す。いくつかの実施形態において、非周期的CSI−RSの存在のインジケーションは、予め決定される数のOFDMシンボルに非周期的CSI−RSが存在することを指し示す。
いくつかの実施形態において、非周期的CSI−RSは、少なくともいくつかの定義される条件において物理レイヤリソース内で送信されることができる。
いくつかの実施形態において、ワイヤレスデバイスが、サブフレームにおいて、ダウンリンク制御チャネルセットにおいて非周期的CSI−RSが送信済みであることを指し示すダウンリンク制御チャネルメッセージを受信する場合に、ワイヤレスデバイスは、そのサブフレームにおいて、ワイヤレスデバイスが構成されるダウンリンク制御チャネルセットに対応する物理リソースブロックであるPRB内で非周期的CSI−RSが送信されないことを前提とする。いくつかの実施形態において、サブフレームにおける非周期的CSI−RSの存在がPDCCHといったダウンリンク制御チャネルにより指し示され且つワイヤレスデバイスがダウンリンク制御チャネルセットにおいてダウンリンク制御チャネルメッセージを受信しない場合に、ワイヤレスデバイスは、そのサブフレームにおいて、ダウンリンク制御チャネルセットに対応する物理リソースブロックであるPRB内で非周期的CSI−RSが送信されることを前提とする。いくつかの実施形態において、サブフレームにおける非周期的CSI−RSの存在がPDCCHといったダウンリンク制御チャネルを介してワイヤレスデバイスへ指し示され、ダウンリンク制御チャネルセットにおいて非周期的CSI−RSが送信済みであることを指し示すダウンリンク制御チャネルメッセージをワイヤレスデバイスが受信しない場合に、ワイヤレスデバイスは、そのサブフレームにおいて、ダウンリンク制御チャネルセットに対応する物理リソースブロックであるPRB内に非周期的CSI−RSが含まれることを前提とする。いくつかの実施形態において、ダウンリンク制御チャネルメッセージがダウンリンク制御チャネルセットにおいて受信されるかに関わらず、ワイヤレスデバイスは、サブフレームにおいて、ワイヤレスデバイスが構成されるダウンリンク制御チャネルセットに対応する物理リソースブロックであるPRB内で非周期的CSI−RSが送信されないことを前提とする。
いくつかの実施形態において、非周期的CSI−RSが送信済みであることを指し示すダウンリンク制御メッセージをワイヤレスデバイスがサブフレームにおいて受信する場合に、ワイヤレスデバイスは、ダウンリンク制御チャネルメッセージを搬送する物理リソースブロックであるPRBのそのサブフレームにおいて非周期的CSI−RSがワイヤレスデバイスへ送信されないことを前提とする。いくつかの実施形態において、サブフレームにおける非周期的CSI−RSの存在がPDCCHといったダウンリンク制御チャネルにより指し示され且つワイヤレスデバイスがダウンリンク制御チャネルメッセージを受信しない場合に、ワイヤレスデバイスは、そのサブフレームにおいて、ワイヤレスデバイスが構成されるダウンリンク制御チャネルセットに対応する物理リソースブロックであるPRB内で非周期的CSI−RSが送信されることを前提とする。いくつかの実施形態において、非周期的CSI−RSが送信済みであることを指し示すダウンリンク制御チャネルメッセージをワイヤレスデバイスがサブフレームにおいて受信する場合に、ワイヤレスデバイスは、ネットワークノードがダウンリンク制御チャネルメッセージを搬送する物理リソースブロックであるPRB内で非周期的CSI−RSを当該ワイヤレスデバイスへ送信しないことを前提とする。いくつかの実施形態において、サブフレームにおける非周期的CSI−RSの存在がPDCCHといったダウンリンク制御チャネルを介してワイヤレスデバイスへ指し示され且つワイヤレスデバイスがダウンリンク制御チャネルメッセージを受信しない場合に、ワイヤレスデバイスは、そのサブフレームにおいて、ワイヤレスデバイスが構成されるダウンリンク制御チャネルセットに対応する物理リソースブロックであるPRB内で非周期的CSI−RSがワイヤレスデバイスへ送信されることを前提とする。
いくつかの実施形態において、ワイヤレスデバイスがサブフレームにおいてダウンリンク制御チャネルメッセージを受信する場合に、ワイヤレスデバイスは、そのサブフレームにおいて、ダウンリンク制御チャネルメッセージを搬送するリソースエレメントであるいずれのRE内でも非周期的CSI−RSがワイヤレスデバイスへ送信されないことを前提とする。いくつかの実施形態において、サブフレームにおける非周期的CSI−RSの存在がPDCCHといったダウンリンク制御チャネルにより指し示され且つワイヤレスデバイスがダウンリンク制御チャネルメッセージを受信しない場合に、ワイヤレスデバイスは、そのサブフレームにおいて、ワイヤレスデバイスが構成されるダウンリンク制御チャネルセットに対応する全てのリソースエレメントであるRE内で非周期的CSI−RSが送信され得ることを前提とする。いくつかの実施形態において、フレーム構造タイプ2について、ワイヤレスデバイスは非周期的CSI−RSがダウンリンクパイロット時間スロットにおいて送信されないことを前提とする。いくつかの実施形態において、ワイヤレスデバイスは、非周期的CSI−RSの送信がSystemInformationBlockType1メッセージと衝突することになるサブフレームにおいて非周期的CSI−RSが送信されないことを前提とする。いくつかの実施形態において、ワイヤレスデバイスは、サブフレームにおいて、ワイヤレスデバイスが構成されるダウンリンク制御チャネルセットに対応する物理リソースブロックペア内で非周期的CSI−RSが送信されないことを前提とする。
いくつかの実施形態において、ワイヤレスデバイスは、非周期的トリガを使用する非周期的CSI−RSのトリガに関連付けられるダウンリンク制御チャネルを搬送する物理リソースブロックペア内で非周期的CSI−RSが送信されないことを前提とする。いくつかの実施形態において、ワイヤレスデバイスは、非周期的トリガを使用する非周期的CSI−RSのトリガに関連付けられるダウンリンク制御チャネルを搬送するリソースエレメントであるいずれのRE内でも非周期的CSI−RSが送信されないことを前提とする。いくつかの実施形態において、LTE(long term evolution)通信システムにおいて、ダウンリンク制御チャネルは拡張物理ダウンリンク制御チャネルであるEPDCCHであり、ダウンリンク制御チャネルメッセージはEPDCCHメッセージである。
いくつかの実施形態において、ワイヤレスデバイスが提供される。ワイヤレスデバイスは、非周期的CSI−RSがダウンリンク制御チャネルセットに内に含まれる物理レイヤリソース内には存在しないという前提に基づいて、非周期的CSI−RSを受信する、ように構成される処理回路を含む。処理回路は、ダウンリンク制御チャネルセットでワイヤレスデバイスを構成するためのシグナリングをネットワークノードから受信すること及び/又は非周期的CSI−RSの存在のインジケーションをネットワークノードから物理制御チャネル上で受信することを実行する、ようにさらに構成されてもよい。送受信機がさらに構成される。
いくつかの実施形態において、ワイヤレスデバイスが、サブフレームにおいて、ダウンリンク制御チャネルセットにおいて非周期的CSI−RSが送信済みであることを指し示すダウンリンク制御チャネルメッセージを受信する場合に、ワイヤレスデバイスは、そのサブフレームにおいて、ワイヤレスデバイスが構成されるダウンリンク制御チャネルセットに対応する物理リソースブロックであるPRB内で非周期的CSI−RSが送信されないことを前提とする。いくつかの実施形態において、サブフレームにおける非周期的CSI−RSの存在がPDCCHといったダウンリンク制御チャネルにより指し示され且つワイヤレスデバイスがダウンリンク制御チャネルセットにおいてダウンリンク制御チャネルメッセージを受信しない場合に、ワイヤレスデバイスは、そのサブフレームにおいて、ダウンリンク制御チャネルセットに対応する物理リソースブロックであるPRB内で非周期的非周期的CSI−RSが送信されることを前提とする。いくつかの実施形態において、サブフレームにおける非周期的CSI−RSの存在がPDCCHといったダウンリンク制御チャネルを介してワイヤレスデバイスへ指し示され且つダウンリンク制御チャネルセットにおいて非周期的CSI−RSが送信済みであることを指し示すダウンリンク制御チャネルメッセージをワイヤレスデバイスが受信しない場合に、ワイヤレスデバイスは、そのサブフレームにおいて、ダウンリンク制御チャネルセットに対応する物理リソースブロックであるPRB内に非周期的CSI−RSが含まれることを前提とする。
いくつかの実施形態において、ダウンリンク制御チャネルメッセージがダウンリンク制御チャネルセットにおいて受信されるかに関わらず、ワイヤレスデバイスは、サブフレームにおいて、ワイヤレスデバイスが構成されるダウンリンク制御チャネルセットに対応する物理リソースブロックであるPRB内で非周期的非周期的CSI−RSが送信されないことを前提とする。いくつかの実施形態において、非周期的CSI−RSが送信済みであることを指し示すダウンリンク制御メッセージをワイヤレスデバイスがサブフレームにおいて受信する場合に、ワイヤレスデバイスは、ダウンリンク制御チャネルメッセージを搬送する物理リソースブロックであるPRBのそのサブフレームにおいて非周期的CSI−RSがワイヤレスデバイスへ送信されないことを前提とする。いくつかの実施形態において、サブフレームにおける非周期的CSI−RSの存在がPDCCHといったダウンリンク制御チャネルにより指し示され且つワイヤレスデバイスがダウンリンク制御チャネルメッセージを受信しない場合に、ワイヤレスデバイスは、そのサブフレームにおいて、ワイヤレスデバイスが構成されるダウンリンク制御チャネルセットに対応する物理リソースブロックであるPRB内で非周期的CSI−RSが送信されることを前提とする。
いくつかの実施形態において、非周期的CSI−RSが送信済みであることを指し示すダウンリンク制御チャネルメッセージをワイヤレスデバイスがサブフレームにおいて受信する場合に、ワイヤレスデバイスは、ネットワークノードがダウンリンク制御チャネルメッセージを搬送する物理リソースブロックであるPRB内で非周期的CSI−RSを当該ワイヤレスデバイスへ送信しないことを前提とする。いくつかの実施形態において、サブフレームにおける非周期的CSI−RSの存在がPDCCHといったダウンリンク制御チャネルを介してワイヤレスデバイスへ指し示され且つワイヤレスデバイスがダウンリンク制御チャネルメッセージを受信しない場合に、ワイヤレスデバイスは、そのサブフレームにおいて、ワイヤレスデバイスが構成されるダウンリンク制御チャネルセットに対応する物理リソースブロックであるPRB内で非周期的CSI−RSがワイヤレスデバイスへ送信されることを前提とする。いくつかの実施形態において、ワイヤレスデバイスがサブフレームにおいてダウンリンク制御チャネルメッセージを受信する場合に、ワイヤレスデバイスは、そのサブフレームにおいて、ダウンリンク制御チャネルメッセージを搬送するリソースエレメントであるいずれのRE内でも非周期的CSI−RSがワイヤレスデバイスへ送信されないことを前提とする。いくつかの実施形態において、サブフレームにおける非周期的CSI−RSの存在がPDCCHといったダウンリンク制御チャネルにより指し示され且つワイヤレスデバイスがダウンリンク制御チャネルメッセージを受信しない場合に、ワイヤレスデバイスは、そのサブフレームにおいて、ワイヤレスデバイスが構成されるダウンリンク制御チャネルセットに対応する全てのリソースエレメントであるRE内で非周期的CSI−RSが送信され得ることを前提とする。
いくつかの実施形態において、フレーム構造タイプ2について、ワイヤレスデバイスは、非周期的CSI−RSがダウンリンクパイロット時間スロットにおいて送信されないことを前提とする。いくつかの実施形態において、ワイヤレスデバイスは、非周期的CSI−RSの送信がSystemInformationBlockType1メッセージと衝突することになるサブフレームにおいて非周期的CSI−RSが送信されないことを前提とする。いくつかの実施形態において、ワイヤレスデバイスは、サブフレームにおいて、ワイヤレスデバイスが構成されるダウンリンク制御チャネルセットに対応する物理リソースブロックペア内で非周期的CSI−RSが送信されないことを前提とする。いくつかの実施形態において、ワイヤレスデバイスは、非周期的トリガを使用する非周期的CSI−RSのトリガに関連付けられるダウンリンク制御チャネルを搬送する物理リソースブロックペア内で非周期的CSI−RSが送信されないことを前提とする。いくつかの実施形態において、ワイヤレスデバイスは、非周期的トリガを使用する非周期的CSI−RSのトリガに関連付けられるダウンリンク制御チャネルを搬送するリソースエレメントであるいずれのRE内でも非周期的CSI−RSが送信されないことを前提とする。いくつかの実施形態において、LTE(long term evolution)通信システムにおいて、ダウンリンク制御チャネルは拡張物理ダウンリンク制御チャネルであるEPDCCHであり、ダウンリンク制御チャネルメッセージはEPDCCHメッセージである。
いくつかの実施形態において、ダウンリンク制御チャネルとチャネル状態情報リファレンス信号である非周期的CSI−RSとの間の衝突を回避する、ように構成されるワイヤレスデバイスが提供される。ワイヤレスデバイスは、ダウンリンク制御チャネルセットでワイヤレスデバイスを構成するためのシグナリングをネットワークノードから受信する、ように構成されるダウンリンク制御チャネルセット構成受信機モジュールを含む。ワイヤレスデバイスは、ネットワークノードから受信したシグナリングに従ってダウンリンク制御チャネルセットでワイヤレスデバイスを構成する、ように構成されるダウンリンク制御チャネルセット構成モジュールをさらに含む。ワイヤレスデバイスは、サブフレームにおける非周期的CSI−RSの存在のインジケーションをネットワークノードから物理制御チャネル上で受信する、ように構成される非周期的CSI−RSインジケーション受信機モジュールをさらに含む。ワイヤレスデバイスは、非周期的CSI−RSがダウンリンク制御チャネルセット内に含まれる物理レイヤリソース内には存在しないという前提に基づいて非周期的CSI−RSを受信する、ように構成される非周期的CSI−RS受信機モジュールをさらに含む。
いくつかの実施形態において、ネットワークノードにおける方法が提供される。その方法は、非周期的CSI−RSを含まないダウンリンク制御チャネルセットでワイヤレスデバイスを構成するようにワイヤレスデバイスにシグナリングすることを含む。上記方法は、ダウンリンク制御チャネルセット内に含まれる物理レイヤリソース内に非周期的CSI−RSが存在しないことをワイヤレスデバイスが前提とすることができるように、ダウンリンクチャネルにおける非周期的CSI−RSの存在をワイヤレスデバイスにシグナリングすることをさらに含む。
いくつかの実施形態において、ネットワークノードは、サブフレームにおいて、ワイヤレスデバイスに対して構成されたダウンリンク制御チャネルセットに対応する物理リソースブロックであるPRB内で非周期的CSI−RSをワイヤレスデバイスへ送信しない。いくつかの実施形態において、ネットワークノードはサブフレームにおける非周期的CSI−RSの存在を指し示し、ワイヤレスデバイスは、非周期的CSI−RSがダウンリンク制御チャネルセットに存在しないことを前提としない。いくつかの実施形態において、ネットワークノードはサブフレームにおける非周期的CSI−RSの存在を指し示し、そのサブフレームにおいて、ダウンリンク制御チャネルセットに対応する全てのリソースエレメント内で非周期的CSI−RSを送信する。
いくつかの実施形態において、ネットワークノードが提供される。ネットワークノードは、非周期的CSI−RSを含まないダウンリンク制御チャネルセットでワイヤレスデバイスを構成するようにワイヤレスデバイスにシグナリングする、ように構成される処理回路を含む。送受信機は、ダウンリンク制御チャネルセット内に含まれる物理リソースブロックに非周期的CSI−RSが存在しないことをワイヤレスデバイスが前提とすることができるように、ダウンリンクチャネルにおける非周期的CSI−RSの存在をワイヤレスデバイスにシグナリングする、ように構成される。
いくつかの実施形態において、ネットワークノードは、サブフレームにおいて、ワイヤレスデバイスに対して構成されたダウンリンク制御チャネルセットに対応する物理リソースブロックであるPRB内で非周期的CSI−RSをワイヤレスデバイスへ送信しない。いくつかの実施形態において、ネットワークノードはサブフレームにおける非周期的CSI−RSの存在を指し示し、ワイヤレスデバイスは、非周期的CSI−RSがダウンリンク制御チャネルセットに存在しないことを前提としない。いくつかの実施形態において、ネットワークノードはサブフレームにおける非周期的CSI−RSの存在を指し示し、そのサブフレームにおいて、ダウンリンク制御チャネルセットに対応する全てのリソースエレメント内で非周期的CSI−RSを送信する。
いくつかの実施形態において、ネットワークノードが提供される。ネットワークノードは、非周期的CSI−RSを含まないダウンリンク制御チャネルセットでワイヤレスデバイスを構成するようにワイヤレスデバイスにシグナリングする、ように構成される送受信機モジュールを含む。送受信機モジュールは、ダウンリンク制御チャネルセット内に含まれる物理レイヤリソース内に非周期的CSI−RSが存在しないことをワイヤレスデバイスが前提とすることができるように、ダウンリンクチャネルにおけるサブフレーム内の非周期的CSI−RSの存在をワイヤレスデバイスにシグナリングする、ようにさらに構成される。
いくつかの実施形態において、非周期的CSI−RSの存在のインジケーションは、サブフレーム又はスロットのうちの一方に非周期的CSI−RSが存在することを指し示す。いくつかの実施形態において、非周期的CSI−RSの存在のインジケーションは、予め決定される数のOFDMシンボルに非周期的CSI−RSが存在することを指し示す。
いくつかの実施形態において、非周期的CSI−RSは、少なくともいくつかの定義される条件において物理レイヤリソース内で送信されることができる。
当業者には理解されるように、ここで説明した概念は、方法、データ処理システム及び/又はコンピュータプログラムとして具現化されてもよい。したがって、ここで説明した概念は、完全にハードウェアの実施形態、完全にソフトウェアの実施形態又はソフトウェアの態様とハードウェアの態様とを組み合わせた実施形態の形態をとってもよく、それらは全て、ここでは概して“回路”又は“モジュール”と呼ばれる。さらに、本発明は、コンピュータにより実行可能な媒体内に具現化されたコンピュータプログラムコードを有する有形のコンピュータ使用可能な記憶媒体上のコンピュータプログラムの形態をとってもよい。ハードディスク、CD−ROM、電子記憶デバイス、光記憶デバイス又は磁気記憶デバイスを含む任意の適切な有形のコンピュータ読取可能な媒体が使用されてもよい。
方法、システム及びコンピュータプログラムのフローチャート及び/又はブロック図を参照して、いくつかの実施形態がここで説明されている。フローチャート及び/又はブロック図の各ブロック、並びにフローチャート及び/又はブロック図のブロックの組み合わせは、コンピュータプログラム命令により実現可能であることが理解されるであろう。これらコンピュータプログラム命令は、コンピュータ又は他のプログラム可能データ処理装置のプロセッサを介して稼働するこれらの命令がフローチャート及び/又はブロック図の1つ又は複数のブロックにおいて指定される機能/動作を実現する手段を形成するように機械を製造するために、汎用コンピュータ、専用コンピュータ又は他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサに提供されてもよい。
また、これらのコンピュータプログラム命令は、コンピュータ読取可能なメモリに記憶されたこれらの命令がフローチャート及び/又はブロック図の1つ又は複数のブロックにおいて指定される機能/動作を実現する命令手段を含む製品を生み出すように、コンピュータ又は他のプログラム可能なデータ処理装置に固有の方法で機能するように指示できるコンピュータ読取可能なメモリ又は記憶媒体に記憶されてもよい。
また、コンピュータ又は他のプログラム可能な装置上で稼働するコンピュータプログラム命令がフローチャート及び/又はブロック図の1つ又は複数のブロックにおいて指定される機能/動作を実現するためのステップを提供するように、コンピュータプログラム命令は、一連の動作ステップがコンピュータ又は他のプログラム可能な装置上で実行されてコンピュータにより実現される処理を生み出すために、コンピュータ又は他のプログラム可能なデータ処理装置にロードされてもよい。
ブロックに示される機能/動作は、動作図に示される順序とは異なる順序で行われてもよいことが理解されるべきである。例えば、連続して示される2つのブロックは、実際は、関係する機能性/動作に依存して、ほぼ同時に実行されてもよく又は場合によっては逆の順序で実行されてもよい。一部の図は通信の主方向を示すために通信経路上に矢印を含むが、通信は図示される矢印と逆方向に行なわれてもよいことが理解されるべきである。
ここで説明した概念の動作を実行するためのコンピュータプログラムコードは、Java(登録商標)又はC++等のオブジェクト指向プログラミング言語で書かれてもよい。しかし、本発明の動作を実行するためのコンピュータプログラムコードは、“C”プログラミング言語等の従来の手続き型プログラミング言語で書かれてもよい。プログラムコードは、全体的にユーザのコンピュータ上で稼働してもよく、部分的にユーザのコンピュータ上で稼働してもよく、スタンドアロンソフトウェアパッケージとして稼働してもよく、部分的にユーザのコンピュータ上で稼働し且つ部分的にリモートコンピュータ上で稼働してもよく、あるいは全体的にリモートコンピュータ上で稼働してもよい。後者の場合、リモートコンピュータは、ローカルエリアネットワーク(LAN)又はワイドエリアネットワーク(WAN)を介してユーザのコンピュータへ接続されてもよく、あるいは外部コンピュータへの接続が行われてもよい(例えば、インターネットサービスプロバイダを使用してインターネットを介して)。
上記の説明及び図面に関連して、多くの異なる実施形態を本明細書において開示した。これらの実施形態の組み合わせ及び部分的組み合わせの全てを文字通りに説明及び図示することは、過度に繰り返しが多くなり、わかりにくくなることが理解されるであろう。したがって、全ての実施形態は何らかの方法及び/又は組み合わせで組み合わせられてよく、図面を含む本明細書は、本明細書に記載の実施形態の全ての組み合わせ及び部分的組み合わせ、並びにそれらを作成し及び使用する方法並びに処理の完全な書面による説明を構成すると解釈され、また、あらゆるそのような組み合わせ又は部分的組み合わせに対する特許請求の範囲をサポートするものとする。
本明細書に記載の実施形態は、本明細書中で上記で特に図示及び説明されたものに限定されないことが当業者には理解されるであろう。さらに、特に上記で言及されていない限り、添付の図面の全てが一定の縮尺ではないことが留意されるべきである。添付の特許請求の範囲から逸脱することなく、上記の教示から様々な変更及び変形が可能である。
本開示は、非周期的なチャネル状態情報リファレンス信号(CSI−RSを構成するための、具体的には、ダウンリンク制御チャネルと非周期的なチャネル状態情報リファレンス信号(CSI−RS)との間の衝突を回避するための、方法、ネットワークノード、ワイヤレスデバイス、コンピュータプログラム及びそのコンピュータプログラムプロダクトに関する。
非周期的CSI−RSの動機付けの1つは、ワイヤレスデバイスがダウンリンクCSIを測定してフィードバックする目的で、CSI−RSの送信を任意のサブフレームにおいて発生させることができる点であり、これは予め設定されるサブフレームのセットに限定されなくてよい。別の動機付けは、多数のワイヤレスデバイスが存在する場合にCSI−RSのオーバヘッドを低減できることである。例えば多数のワイヤレスデバイスが存在する場合、WD固有の方法で各ワイヤレスデバイスに割り当てられた周期的CSI−RSリソースは多くのREを消費し、CSI−RSのオーバヘッドを増大させる。最大K個のリソースを含むことができるCSI−RSリソースのプールを用いる非周期的CSI−RSにより、CSI−RSのオーバヘッドを低減することができる。複数のCSI−RSリソースを含むCSI−RSリソースプールは、共通のCSI−RSリソースプールを共有することにより、異なる複数のワイヤレスデバイスを対象するためにプリコーディングされ又はビームフォーミングされるCSI−RSを、異なるサブフレームで送信され得るワイヤレスデバイスのグループ間で共有することができる。非周期的CSI−RS及びCSI測定要求の出現は、CSIの測定及び報告のためにPDCCH又はEPDCCH上で対象のワイヤレスデバイスへ送信されるアップリンクデータグラントメッセージといったDCIにおいて、動的にトリガされ得る。一例が図9に示されている。動的な非周期的CSI−RSのインジケーションにおいて、ワイヤレスデバイスは、自身がインジケーションを受信するサブフレームにおいてCSIを測定するように指示され、予め設定されたCSI−RSリソースのうちのどのCSI−RSリソースでCSIを測定するべきかを指示される。ワイヤレスデバイスは、指し示されたCSI−RSリソース上でCSIを測定し、CSIをネットワークへフィードバックする。
いくつかの実施形態において、ワイヤレスデバイスが、サブフレームにおいて、ダウンリンク制御チャネルセットにおいて非周期的CSI−RSが送信済みであることを指し示すダウンリンク制御チャネルメッセージを受信する場合に、ワイヤレスデバイスは、サブフレームにおいて、ワイヤレスデバイスが構成されるダウンリンク制御チャネルセットに対応する物理リソースブロックであるPRB内で非周期的CSI−RSが送信されないことを前提とする。いくつかの実施形態において、サブフレームにおける非周期的CSI−RSの存在がPDCCHといったダウンリンク制御チャネルにより指し示され且つワイヤレスデバイスがダウンリンク制御チャネルセットにおいてダウンリンク制御チャネルメッセージを受信しない場合に、ワイヤレスデバイスは、サブフレームにおいて、ダウンリンク制御チャネルセットに対応する物理リソースブロックであるPRB内で非周期的CSI−RSが送信されることを前提とする。いくつかの実施形態において、サブフレームにおける非周期的CSI−RSの存在がPDCCHといったダウンリンク制御チャネルを介してワイヤレスデバイスへ指し示され且つダウンリンク制御チャネルセットにおいて非周期的CSI−RSが送信済みであることを指し示すダウンリンク制御チャネルメッセージをワイヤレスデバイスが受信しない場合に、ワイヤレスデバイスは、サブフレームにおいて、ダウンリンク制御チャネルセットに対応する物理リソースブロックであるPRB内に非周期的CSI−RSが含まれることを前提とする。
いくつかの実施形態において、ダウンリンク制御チャネルメッセージがダウンリンク制御チャネルセットにおいて受信されるかに関わらず、ワイヤレスデバイスは、サブフレームにおいて、ワイヤレスデバイスが構成されるダウンリンク制御チャネルセットに対応する物理リソースブロックであるPRB内で非周期的CSI−RSが送信されないことを前提とする。いくつかの実施形態において、非周期的CSI−RSが送信済みであることを指し示すダウンリンク制御メッセージをワイヤレスデバイスがサブフレームにおいて受信する場合に、ワイヤレスデバイスは、ダウンリンク制御チャネルメッセージを搬送する物理リソースブロックであるPRBのサブフレームにおいて非周期的CSI−RSがワイヤレスデバイスへ送信されないことを前提とする。いくつかの実施形態において、サブフレームにおける非周期的CSI−RSの存在がPDCCHといったダウンリンク制御チャネルにより指し示され且つワイヤレスデバイスがダウンリンク制御チャネルメッセージを受信しない場合に、ワイヤレスデバイスは、サブフレームにおいて、ワイヤレスデバイスが構成されるダウンリンク制御チャネルセットに対応する物理リソースブロックであるPRB内で非周期的CSI−RSが送信されることを前提とする。
メモリ44は、上述したように、CSI−RS構成及び/又はCSI−RSサブフレーム構成を含んでもよいCSI−RSパラメータを記憶する、ように構成される。プロセッサ46は、ダウンリンク制御チャネル構成ユニット52を介してダウンリンク制御チャネル構成セットでワイヤレスデバイス16を構成する、ように構成される。送受信機48は、ワイヤレスデバイスが構成されるダウンリンク制御チャネルセットを受信する、ように構成されるダウンリンク制御チャネルセット構成受信機20を有する。送受信機48は、サブフレームにおけるCSI−RSの存在のインジケーションを物理制御チャネル上でネットワークノードから受信する、ように構成されるCSI−RSインジケータ受信機54をさらに含む。送受信機48は、ダウンリンク制御チャネルセット内に含まれる物理レイヤリソース内にCSI−RSが存在しないことをワイヤレスデバイスが前提とすることができるように、サブフレームにおいてダウンリンクチャネルに存在するCSI−RSを受信する、ように構成されるCSI−RS受信機56(受信機20と同じであってもよい)をさらに含む。
いくつかの実施形態において、ワイヤレスデバイス16における方法が提供される。その方法は、非周期的CSI−RSがダウンリンク制御チャネルセット内に含まれる物理レイヤリソース内には存在しないという前提に基づいて非周期的CSI−RSを受信すること(ブロックS144)を含む。上記方法は、例えばネットワークノード14から、ダウンリンク制御チャネルセットでワイヤレスデバイス16を構成するためのシグナリングを受信すること(ブロックS138)をさらに含んでもよい。上記方法は、ダウンリンク制御チャネルセットでワイヤレスデバイス16を構成すること(ブロックS140)をさらに含んでもよい。上記方法は、非周期的CSI−RSの存在のインジケーションをネットワークノード14から物理制御チャネル上で受信することをさらに含んでもよい(ブロックS142)。
いくつかの実施形態において、ワイヤレスデバイス16が、サブフレームにおいて、ダウンリンク制御チャネルセットにおいて非周期的CSI−RSが送信済みであることを指し示すダウンリンク制御チャネルメッセージを受信する場合に、ワイヤレスデバイス16は、そのサブフレームにおいて、ワイヤレスデバイス16が構成されるダウンリンク制御チャネルセットに属する物理リソースブロック(PRB)内で非周期的CSI−RSが送信されないことを前提とする。いくつかの実施形態において、サブフレームにおける非周期的CSI−RSの存在が物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)により指し示され且つワイヤレスデバイス16がダウンリンク制御チャネルセットにおいてダウンリンク制御チャネルメッセージを受信しない場合に、ワイヤレスデバイス16は、そのサブフレームにおいて、ダウンリンク制御チャネルセットに対応する物理リソースブロックであるPRB内で非周期的CSI−RSが送信されることを前提とする。いくつかの実施形態において、サブフレームにおける非周期的CSI−RSの存在が物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を介してワイヤレスデバイス16へ指し示され、ダウンリンク制御チャネルセットにおいて非周期的CSI−RSが送信済みであることを指し示すダウンリンク制御チャネルメッセージをワイヤレスデバイス16が受信しない場合に、ワイヤレスデバイス16は、そのサブフレームにおいて、ダウンリンク制御チャネルセットに属する物理リソースブロック(PRB)に非周期的CSI−RSが含まれることを前提とする。いくつかの実施形態において、ダウンリンク制御チャネルメッセージがダウンリンク制御チャネルセットにおいて受信されるかに関わらず、ワイヤレスデバイス16は、サブフレームにおいて、ワイヤレスデバイス16が構成されるダウンリンク制御チャネルセットに属する物理リソースブロック(PRB)で非周期的CSI−RSが送信されないことを前提とする。
いくつかの実施形態において、ワイヤレスデバイス16が、サブフレームにおいて、ダウンリンク制御チャネルセットにおいて非周期的CSI−RSが送信済みであることを指し示すダウンリンク制御チャネルメッセージを受信する場合に、ワイヤレスデバイス16は、そのサブフレームにおいて、ワイヤレスデバイス16が構成されるダウンリンク制御チャネルセットに属する物理リソースブロック(PRB)内で非周期的CSI−RSが送信されないことを前提とする。いくつかの実施形態において、サブフレームにおける非周期的CSI−RSの存在が物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)により指し示され且つワイヤレスデバイス16がダウンリンク制御チャネルセットにおいてダウンリンク制御チャネルメッセージを受信しない場合に、ワイヤレスデバイス16は、そのサブフレームにおいて、ダウンリンク制御チャネルセットに対応する物理リソースブロックであるPRB内で非周期的CSI−RSが送信されることを前提とする。いくつかの実施形態において、サブフレームにおける非周期的CSI−RSの存在が物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を介してワイヤレスデバイス16へ指し示され且つダウンリンク制御チャネルセットにおいて非周期的CSI−RSが送信済みであることを指し示すダウンリンク制御チャネルメッセージをワイヤレスデバイス16が受信しない場合に、ワイヤレスデバイス16は、そのサブフレームにおいて、ダウンリンク制御チャネルセットに属する物理リソースブロック(PRB)内に非周期的CSI−RSが含まれることを前提とする。
いくつかの実施形態において、ダウンリンク制御チャネルメッセージがダウンリンク制御チャネルセットにおいて受信されるかに関わらず、ワイヤレスデバイス16は、サブフレームにおいて、ワイヤレスデバイス16が構成されるダウンリンク制御チャネルセットに属する物理リソースブロック(PRB)内で非周期的CSI−RSが送信されないことを前提とする。いくつかの実施形態において、非周期的CSI−RSが送信済みであることを指し示すダウンリンク制御メッセージをワイヤレスデバイス16がサブフレームにおいて受信する場合に、ワイヤレスデバイス16は、ダウンリンク制御チャネルメッセージを搬送する物理リソースブロック(PRB)のサブフレームにおいて非周期的CSI−RSがワイヤレスデバイス16へ送信されないことを前提とする。いくつかの実施形態において、サブフレームにおける非周期的CSI−RSの存在が物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)により指し示され且つワイヤレスデバイス16がダウンリンク制御チャネルメッセージを受信しない場合に、ワイヤレスデバイス16は、そのサブフレームにおいて、ワイヤレスデバイス16が構成されるダウンリンク制御チャネルセットに属する物理リソースブロック(PRB)内で非周期的CSI−RSが送信されることを前提とする。
いくつかの実施形態において、ワイヤレスデバイスが提供される。ワイヤレスデバイスは、非周期的CSI−RSがダウンリンク制御チャネルセットに内に含まれる物理レイヤリソース内には存在しないという前提に基づいて、非周期的CSI−RSを受信する、ように構成される処理回路を含む。処理回路は、ダウンリンク制御チャネルセットでワイヤレスデバイスを構成するためのシグナリングをネットワークノードから受信すること及び/又は非周期的CSI−RSの存在のインジケーションをネットワークノードから物理制御チャネル上で受信することを実行する、ようにさらに構成されてもよい
いくつかの実施形態において、ワイヤレスデバイスが、サブフレームにおいて、ダウンリンク制御チャネルセットにおいて非周期的CSI−RSが送信済みであることを指し示すダウンリンク制御チャネルメッセージを受信する場合に、ワイヤレスデバイスは、そのサブフレームにおいて、ワイヤレスデバイスが構成されるダウンリンク制御チャネルセットに対応する物理リソースブロックであるPRB内で非周期的CSI−RSが送信されないことを前提とする。いくつかの実施形態において、サブフレームにおける非周期的CSI−RSの存在がPDCCHといったダウンリンク制御チャネルにより指し示され且つワイヤレスデバイスがダウンリンク制御チャネルセットにおいてダウンリンク制御チャネルメッセージを受信しない場合に、ワイヤレスデバイスは、そのサブフレームにおいて、ダウンリンク制御チャネルセットに対応する物理リソースブロックであるPRB内で非周期的CSI−RSが送信されることを前提とする。いくつかの実施形態において、サブフレームにおける非周期的CSI−RSの存在がPDCCHといったダウンリンク制御チャネルを介してワイヤレスデバイスへ指し示され且つダウンリンク制御チャネルセットにおいて非周期的CSI−RSが送信済みであることを指し示すダウンリンク制御チャネルメッセージをワイヤレスデバイスが受信しない場合に、ワイヤレスデバイスは、そのサブフレームにおいて、ダウンリンク制御チャネルセットに対応する物理リソースブロックであるPRB内に非周期的CSI−RSが含まれることを前提とする。
いくつかの実施形態において、ダウンリンク制御チャネルメッセージがダウンリンク制御チャネルセットにおいて受信されるかに関わらず、ワイヤレスデバイスは、サブフレームにおいて、ワイヤレスデバイスが構成されるダウンリンク制御チャネルセットに対応する物理リソースブロックであるPRB内で非周期的CSI−RSが送信されないことを前提とする。いくつかの実施形態において、非周期的CSI−RSが送信済みであることを指し示すダウンリンク制御メッセージをワイヤレスデバイスがサブフレームにおいて受信する場合に、ワイヤレスデバイスは、ダウンリンク制御チャネルメッセージを搬送する物理リソースブロックであるPRBのそのサブフレームにおいて非周期的CSI−RSがワイヤレスデバイスへ送信されないことを前提とする。いくつかの実施形態において、サブフレームにおける非周期的CSI−RSの存在がPDCCHといったダウンリンク制御チャネルにより指し示され且つワイヤレスデバイスがダウンリンク制御チャネルメッセージを受信しない場合に、ワイヤレスデバイスは、そのサブフレームにおいて、ワイヤレスデバイスが構成されるダウンリンク制御チャネルセットに対応する物理リソースブロックであるPRB内で非周期的CSI−RSが送信されることを前提とする。

Claims (110)

  1. ワイヤレスデバイス(16)における方法であって、
    非周期的なチャネル状態情報リファレンス信号である非周期的CSI−RSを、前記非周期的CSI−RSがダウンリンク制御チャネルセットに対応する物理レイヤリソース内には存在しないという前提に基づいて受信すること(S146)、
    を含む方法。
  2. 請求項1の方法であって、前記非周期的CSI−RSは、少なくともいくつかの定義される条件において前記物理レイヤリソース内で送信されることができる、方法。
  3. 請求項1〜2のいずれかの方法であって、
    ダウンリンク制御チャネルセットについて前記ワイヤレスデバイス(16)を構成するためのシグナリングを受信すること(S138)と、
    物理制御チャネル上で、前記非周期的CSI−RSの存在のインジケーションを受信すること(S142)と、
    のうちの少なくとも一方をさらに含む、方法。
  4. 請求項1〜3のいずれかの方法であって、前記非周期的CSI−RSの存在の前記インジケーションは、サブフレーム又はスロットのうちの一方に前記非周期的CSI−RSが存在することを指し示す、方法。
  5. 請求項1〜4のいずれかの方法であって、前記非周期的CSI−RSの存在の前記インジケーションは、予め決定される数のOFDMシンボルに前記非周期的CSI−RSが存在することを指し示す、方法。
  6. 請求項1〜5のいずれかの方法であって、前記ダウンリンク制御チャネルセットにおいて非周期的CSI−RSが送信済みであることを指し示すダウンリンク制御チャネルメッセージを、あるサブフレームにおいて前記ワイヤレスデバイス(16)が受信する場合に、前記ワイヤレスデバイス(16)は、前記ワイヤレスデバイス(16)が構成される前記ダウンリンク制御チャネルセットに対応する物理リソースブロックであるPRB内で前記サブフレームにおいて前記非周期的CSI−RSは送信されないことを前提とする、方法。
  7. 請求項1〜6のいずれかの方法であって、あるサブフレームにおける前記非周期的CSI−RSの存在がPDCCHといったダウンリンク制御チャネルにより指し示され、且つ、前記ワイヤレスデバイス(16)が前記ダウンリンク制御チャネルセットにおいてダウンリンク制御チャネルメッセージを受信しない場合に、前記ワイヤレスデバイス(16)は、前記ダウンリンク制御チャネルセットに対応する物理リソースブロックであるPRB内で前記サブフレームにおいて非周期的CSI−RSが送信されることを前提とする、方法。
  8. 請求項1〜7のいずれかの方法であって、あるサブフレームにおける前記非周期的CSI−RSの存在がPDCCHといったダウンリンク制御チャネルを介して前記ワイヤレスデバイス(16)へ指し示される場合であって、且つ、前記ダウンリンク制御チャネルセットにおいて前記非周期的CSI−RSが送信済みであることを指し示すダウンリンク制御チャネルメッセージを、前記ワイヤレスデバイス(16)が受信しない場合に、前記ワイヤレスデバイス(16)は、前記サブフレームにおいて、前記ダウンリンク制御チャネルセットに対応する前記物理リソースブロックであるPRB内に、前記非周期的CSI−RSが含まれることを前提とする、方法。
  9. 請求項1〜8のいずれかの方法であって、前記ワイヤレスデバイス(16)は、前記ダウンリンク制御チャネルセットにおいてダウンリンク制御チャネルメッセージが受信されるかに関わらず、前記ワイヤレスデバイス(16)が構成される前記ダウンリンク制御チャネルセットに対応する前記物理リソースブロックであるPRB内でサブフレームにおいて前記非周期的CSI−RSは送信されないことを前提とする、方法。
  10. 請求項1〜9のいずれかの方法であって、前記非周期的CSI−RSが送信済みであることを指し示すダウンリンク制御メッセージを、あるサブフレームにおいて前記ワイヤレスデバイス(16)が受信する場合に、前記ワイヤレスデバイス(16)は、ダウンリンク制御チャネルメッセージを搬送する前記物理リソースブロックであるPRBの前記サブフレームにおいて前記非周期的CSI−RSは前記ワイヤレスデバイス(16)へ送信されないことを前提とする、方法。
  11. 請求項1〜10のいずれかの方法であって、サブフレームにおける前記非周期的CSI−RSの存在がPDCCHといったダウンリンク制御チャネルにより指し示され、且つ、前記ワイヤレスデバイス(16)がダウンリンク制御チャネルメッセージを受信しない場合に、前記ワイヤレスデバイス(16)は、前記ワイヤレスデバイス(16)が構成される前記ダウンリンク制御チャネルセットに対応する前記物理リソースブロックであるPRB内で前記サブフレームにおいて前記非周期的CSI−RSが送信されることを前提とする、方法。
  12. 請求項1〜11のいずれかの方法であって、非周期的CSI−RSが送信済みであることを指し示すダウンリンク制御チャネルメッセージを前記ワイヤレスデバイス(16)が前記サブフレームにおいて受信する場合に、前記ワイヤレスデバイス(16)は、ネットワークノード(14)がダウンリンク制御チャネルメッセージを搬送する前記物理リソースブロックであるPRB内で非周期的CSI−RSを当該ワイヤレスデバイス(16)へ送信しないことを前提とする、方法。
  13. 請求項1〜12のいずれかの方法であって、サブフレームにおける前記非周期的CSI−RSの存在が物理ダウンリンク制御チャネルであるPDCCHを介して前記ワイヤレスデバイス(16)へ指し示され、且つ、前記ワイヤレスデバイス(16)がダウンリンク制御チャネルメッセージを受信しない場合に、前記ワイヤレスデバイス(16)は、前記サブフレームにおいて、前記ワイヤレスデバイス(16)が構成される前記ダウンリンク制御チャネルセットに対応する前記物理リソースブロックであるPRB内で非周期的CSI−RSが前記ワイヤレスデバイス(16)へ送信されることを前提とする、方法。
  14. 請求項1〜13のいずれかの方法であって、前記ワイヤレスデバイス(16)がサブフレームにおいてダウンリンク制御チャネルメッセージを受信する場合に、前記ワイヤレスデバイス(16)は、前記サブフレームにおいて、ダウンリンク制御チャネルメッセージを搬送するリソースエレメントであるいずれのRE内でも前記非周期的CSI−RSが前記ワイヤレスデバイス(16)へ送信されないことを前提とする、方法。
  15. 請求項1〜14のいずれかの方法であって、サブフレームにおける前記非周期的CSI−RSの存在がPDCCHといったダウンリンク制御チャネルにより指し示され、且つ、前記ワイヤレスデバイス(16)がダウンリンク制御チャネルメッセージを受信しない場合に、前記ワイヤレスデバイス(16)は、前記サブフレームにおいて、前記ワイヤレスデバイス(16)が構成される前記ダウンリンク制御チャネルセットに対応する全てのリソースエレメントであるRE内で前記非周期的CSI−RSが送信され得ることを前提とする、方法。
  16. 請求項1〜15のいずれかの方法であって、フレーム構造タイプ2について、前記ワイヤレスデバイス(16)は、前記非周期的CSI−RSがダウンリンクパイロット時間スロットであるDwPTSにおいて送信されないことを前提とする、方法。
  17. 請求項1〜16のいずれかの方法であって、前記ワイヤレスデバイス(16)は、前記非周期的CSI−RSの送信がSystemInformationBlockType1メッセージと衝突することになるサブフレームにおいて前記非周期的CSI−RSが送信されないことを前提とする、方法。
  18. 請求項1〜17のいずれかの方法であって、前記ワイヤレスデバイス(16)は、前記サブフレームにおいて、前記ワイヤレスデバイス(16)が構成される前記ダウンリンク制御チャネルセットに対応する物理リソースブロックペア内で前記非周期的CSI−RSが送信されないことを前提とする、方法。
  19. 請求項1〜18のいずれかの方法であって、前記ワイヤレスデバイス(16)は、非周期的トリガを使用する前記非周期的CSI−RSのトリガに関連付けられる前記ダウンリンク制御チャネルを搬送する物理リソースブロックペア内で前記非周期的CSI−RSが送信されないことを前提とする、方法。
  20. 請求項1〜19のいずれかの方法であって、前記ワイヤレスデバイス(16)は、非周期的トリガを使用する前記非周期的CSI−RSのトリガに関連付けられる前記ダウンリンク制御チャネルを搬送するリソースエレメントであるいずれのRE内でも前記非周期的CSI−RSが送信されないことを前提とする、方法。
  21. 請求項1〜20のいずれかの方法であって、LTE(long term evolution)通信システムにおいて、前記ダウンリンク制御チャネルは、拡張物理ダウンリンク制御チャネルであるEPDCCHであり、ダウンリンク制御チャネルメッセージは、EPDCCHメッセージである、方法。
  22. 前記非周期的CSI−RSが前記ダウンリンク制御チャネルセットに対応する物理レイヤリソース内には存在しないという前提に基づいて、前記非周期的CSI−RSを受信する、
    ように構成される処理回路(42)、
    を備える、ワイヤレスデバイス(16)。
  23. 請求項22のワイヤレスデバイス(16)であって、前記処理回路は、
    前記ダウンリンク制御チャネルセットで前記ワイヤレスデバイス(16)を構成するためのシグナリングを受信することと、
    前記非周期的CSI−RSの存在のインジケーションを物理制御チャネル上で受信することと、
    のうちの少なくとも一方を実行する、ようにさらに構成される、ワイヤレスデバイス(16)。
  24. 請求項22〜23のいずれかのワイヤレスデバイス(16)であって、前記非周期的CSI−RSの存在の前記インジケーションは、サブフレーム又はスロットのうちの一方に前記非周期的CSI−RSが存在することを指し示す、ワイヤレスデバイス(16)。
  25. 請求項22〜24のいずれかのワイヤレスデバイス(16)であって、前記非周期的CSI−RSの存在の前記インジケーションは、予め決定される数のOFDMシンボルに前記非周期的CSI−RSが存在することを指し示す、ワイヤレスデバイス(16)。
  26. 請求項22〜25のいずれかのワイヤレスデバイス(16)であって、前記非周期的CSI−RSは、少なくともいくつかの定義される条件において前記物理レイヤリソース内で送信されることができる、ワイヤレスデバイス(16)。
  27. 請求項22〜26のいずれかのワイヤレスデバイス(16)であって、前記非周期的CSI−RSの存在の前記インジケーションは、サブフレーム又はスロットのうちの一方に前記非周期的CSI−RSが存在することを指し示す、ワイヤレスデバイス(16)。
  28. 請求項22〜27のワイヤレスデバイス(16)であって、前記非周期的CSI−RSの存在の前記インジケーションは、予め決定される数のOFDMシンボルに前記非周期的CSI−RSが存在することを指し示す、ワイヤレスデバイス(16)。
  29. 請求項22〜28のいずれかのワイヤレスデバイス(16)であって、前記ワイヤレスデバイス(16)が、サブフレームにおいて、前記ダウンリンク制御チャネルセットにおいて非周期的CSI−RSが送信済みであることを指し示すダウンリンク制御チャネルメッセージを受信する場合に、前記ワイヤレスデバイス(16)は、前記サブフレームにおいて、前記ワイヤレスデバイス(16)が構成される前記ダウンリンク制御チャネルセットに対応する前記物理リソースブロックであるPRB内で前記非周期的CSI−RSが送信されないことを前提とする、ワイヤレスデバイス(16)。
  30. 請求項22〜29のいずれかのワイヤレスデバイス(16)であって、サブフレームにおける前記非周期的CSI−RSの存在がPDCCHといったダウンリンク制御チャネルにより指し示され、且つ、前記ワイヤレスデバイス(16)が前記ダウンリンク制御チャネルセットにおいてダウンリンク制御チャネルメッセージを受信しない場合に、前記ワイヤレスデバイス(16)は、前記サブフレームにおいて、前記ダウンリンク制御チャネルセットに対応する前記物理リソースブロックであるPRB内で非周期的CSI−RSが送信されることを前提とする、ワイヤレスデバイス(16)。
  31. 請求項22のいずれかのワイヤレスデバイス(16)であって、サブフレームにおける前記非周期的CSI−RSの存在がPDCCHといったダウンリンク制御チャネルを介して前記ワイヤレスデバイス(16)へ指し示され、且つ、前記ダウンリンク制御チャネルセットにおいて前記非周期的CSI−RSが送信済みであることを指し示すダウンリンク制御チャネルメッセージを前記ワイヤレスデバイス(16)が受信しない場合に、前記ワイヤレスデバイス(16)は、前記サブフレームにおいて、前記ダウンリンク制御チャネルセットに対応する前記物理リソースブロックであるPRB内に前記非周期的CSI−RSが含まれることを前提とする、ワイヤレスデバイス(16)。
  32. 請求項22のいずれかのワイヤレスデバイス(16)であって、ダウンリンク制御チャネルメッセージが前記ダウンリンク制御チャネルセットにおいて受信されるかに関わらず、前記ワイヤレスデバイス(16)は、前記ワイヤレスデバイス(16)が構成される前記ダウンリンク制御チャネルセットに対応する前記物理リソースブロックであるPRB内でサブフレームにおいて非周期的CSI−RSが送信されないことを前提とする、ワイヤレスデバイス(16)。
  33. 請求項22のいずれかのワイヤレスデバイス(16)であって、前記非周期的CSI−RSが送信済みであることを指し示すダウンリンク制御メッセージを前記ワイヤレスデバイス(16)がサブフレームにおいて受信する場合に、前記ワイヤレスデバイス(16)は、ダウンリンク制御チャネルメッセージを搬送する前記物理リソースブロックであるPRBの前記サブフレームにおいて前記非周期的CSI−RSが前記ワイヤレスデバイス(16)へ送信されないことを前提とする、ワイヤレスデバイス(16)。
  34. 請求項22のいずれかのワイヤレスデバイス(16)であって、サブフレームにおける前記非周期的CSI−RSの存在がPDCCHといったダウンリンク制御チャネルにより指し示され、且つ、前記ワイヤレスデバイス(16)がダウンリンク制御チャネルメッセージを受信しない場合に、前記ワイヤレスデバイス(16)は、前記ワイヤレスデバイス(16)が構成される前記ダウンリンク制御チャネルセットに対応する前記物理リソースブロックであるPRB内で前記サブフレームにおいて前記非周期的CSI−RSが送信されることを前提とする、ワイヤレスデバイス(16)。
  35. 請求項22のいずれかのワイヤレスデバイス(16)であって、非周期的CSI−RSが送信済みであることを指し示すダウンリンク制御チャネルメッセージを前記ワイヤレスデバイス(16)が前記サブフレームにおいて受信する場合に、前記ワイヤレスデバイス(16)は、ネットワークノード(14)がダウンリンク制御チャネルメッセージを搬送する前記物理リソースブロックであるPRB内で非周期的CSI−RSを当該ワイヤレスデバイス(16)へ送信しないことを前提とする、ワイヤレスデバイス(16)。
  36. 請求項22のいずれかのワイヤレスデバイス(16)であって、サブフレームにおける前記非周期的CSI−RSの存在がPDCCHといったダウンリンク制御チャネルを介して前記ワイヤレスデバイス(16)へ指し示され、且つ、前記ワイヤレスデバイス(16)がダウンリンク制御チャネルメッセージを受信しない場合に、前記ワイヤレスデバイス(16)は、前記サブフレームにおいて、前記ワイヤレスデバイス(16)が構成される前記ダウンリンク制御チャネルセットに対応する前記物理リソースブロックであるPRB内で非周期的CSI−RSが前記ワイヤレスデバイス(16)へ送信されることを前提とする、ワイヤレスデバイス(16)。
  37. 請求項22のいずれかのワイヤレスデバイス(16)であって、前記ワイヤレスデバイス(16)がサブフレームにおいてダウンリンク制御チャネルメッセージを受信する場合に、前記ワイヤレスデバイス(16)は、前記サブフレームにおいて、ダウンリンク制御チャネルメッセージを搬送するリソースエレメントであるいずれのRE内でも前記非周期的CSI−RSが前記ワイヤレスデバイス(16)へ送信されないことを前提とする、ワイヤレスデバイス(16)。
  38. 請求項22のいずれかのワイヤレスデバイス(16)であって、サブフレームにおける前記非周期的CSI−RSの存在がPDCCHといったダウンリンク制御チャネルにより指し示され、且つ、前記ワイヤレスデバイス(16)がダウンリンク制御チャネルメッセージを受信しない場合に、前記ワイヤレスデバイス(16)は、前記サブフレームにおいて、前記ワイヤレスデバイス(16)が構成される前記ダウンリンク制御チャネルセットに対応する全てのリソースエレメントであるRE内で前記非周期的CSI−RSが送信され得ることを前提とする、ワイヤレスデバイス(16)。
  39. 請求項22のいずれかのワイヤレスデバイス(16)であって、フレーム構造タイプ2について、前記ワイヤレスデバイス(16)は、前記非周期的CSI−RSがダウンリンクパイロット時間スロットであるDwPTSにおいて送信されないことを前提とする、ワイヤレスデバイス(16)。
  40. 請求項22のいずれかのワイヤレスデバイス(16)であって、前記ワイヤレスデバイス(16)は、前記非周期的CSI−RSの送信がSystemInformationBlockType1メッセージと衝突することになるサブフレームにおいて前記非周期的CSI−RSが送信されないことを前提とする、ワイヤレスデバイス(16)。
  41. 請求項22のいずれかのワイヤレスデバイス(16)であって、前記ワイヤレスデバイス(16)は、前記サブフレームにおいて、前記ワイヤレスデバイス(16)が構成される前記ダウンリンク制御チャネルセットに対応する物理リソースブロックペア内で前記非周期的CSI−RSが送信されないことを前提とする、ワイヤレスデバイス(16)。
  42. 請求項22のいずれかのワイヤレスデバイス(16)であって、前記ワイヤレスデバイス(16)は、非周期的トリガを使用する前記非周期的CSI−RSのトリガに関連付けられる前記ダウンリンク制御チャネルを搬送する物理リソースブロックペア内で前記非周期的CSI−RSが送信されないことを前提とする、ワイヤレスデバイス(16)。
  43. 請求項22のいずれかのワイヤレスデバイス(16)であって、前記ワイヤレスデバイス(16)は、非周期的トリガを使用する前記非周期的CSI−RSのトリガに関連付けられる前記ダウンリンク制御チャネルを搬送するリソースエレメントであるいずれのRE内でも前記非周期的CSI−RSが送信されないことを前提とする、ワイヤレスデバイス(16)。
  44. 請求項22〜39のいずれかのワイヤレスデバイス(16)であって、LTE(long term evolution)通信システムにおいて、前記ダウンリンク制御チャネルは、拡張物理ダウンリンク制御チャネルであるEPDCCHであり、ダウンリンク制御チャネルメッセージは、EPDCCHメッセージである、ワイヤレスデバイス(16)。
  45. 前記非周期的CSI−RSが前記ダウンリンク制御チャネルセットに対応する物理レイヤリソース内には存在しないという前提に基づいて、前記非周期的CSI−RSを受信する、ように構成される非周期的CSI−RS受信機モジュール(57)、
    を備えるワイヤレスデバイス(16)。
  46. ダウンリンク制御チャネルセットで前記ワイヤレスデバイス(16)を構成するためのシグナリングを受信する、ように構成されるダウンリンク制御チャネルセット構成受信機モジュール(20)と、
    前記非周期的CSI−RSの存在のインジケーションを物理制御チャネル上で受信する、ように構成される非周期的CSI−RSインジケーション受信機モジュール(55)と、
    の少なくとも一方をさらに備える、ワイヤレスデバイス(16)。
  47. ネットワークノード(14)における方法であって、
    非周期的CSI−RSを含まないダウンリンク制御チャネルセットでワイヤレスデバイス(16)を構成するように前記ワイヤレスデバイス(16)にシグナリングすること(S134)と、
    前記ダウンリンク制御チャネルセットに対応する物理レイヤリソース内に非周期的CSI−RSが存在しないことを前記ワイヤレスデバイス(16)が前提とすることができるように、ダウンリンクチャネルにおける前記非周期的CSI−RSの存在を前記ワイヤレスデバイス(16)にシグナリングすること(S136)と、
    を含む方法。
  48. 請求項47の方法であって、前記ネットワークノード(14)は、サブフレームにおいて、前記ワイヤレスデバイス(16)に対して構成された前記ダウンリンク制御チャネルセットに対応する前記物理リソースブロックであるPRB内で前記非周期的CSI−RSを前記ワイヤレスデバイス(16)へ送信しない、方法。
  49. 請求項47〜48のいずれかの方法であって、前記ネットワークノード(14)は、サブフレームにおける前記非周期的CSI−RSの存在を指し示し、前記ワイヤレスデバイス(16)は、前記非周期的CSI−RSが前記ダウンリンク制御チャネルセットに存在しないことを前提としない、方法。
  50. 請求項47〜49のいずれかの方法であって、前記ネットワークノード(14)は、サブフレームにおける前記非周期的CSI−RSの存在を指し示し、前記サブフレームにおいて、前記ダウンリンク制御チャネルセットに対応する全てのリソースエレメント内で前記非周期的CSI−RSを送信する、方法。
  51. 非周期的CSI−RSを含まないダウンリンク制御チャネルセットでワイヤレスデバイス(16)を構成するように前記ワイヤレスデバイス(16)にシグナリングすることと、
    前記ダウンリンク制御チャネルセットに対応する物理リソースブロックであるPRB内に前記非周期的CSI−RSが存在しないことを前記ワイヤレスデバイス(16)が前提とすることができるように、ダウンリンクチャネルにおける前記非周期的CSI−RSの存在を前記ワイヤレスデバイス(16)にシグナリングすることと、
    を行うように構成される処理回路(22)、
    を備えるネットワークノード(14)。
  52. 請求項51のネットワークノード(14)であって、前記ネットワークノード(14)は、サブフレームにおいて、前記ワイヤレスデバイス(16)に対して構成された前記ダウンリンク制御チャネルセットに対応する前記物理リソースブロックであるPRB内で前記非周期的CSI−RSを前記ワイヤレスデバイス(16)へ送信しない、ネットワークノード(14)。
  53. 請求項51〜52のいずれかのネットワークノード(14)であって、前記ネットワークノード(14)は、前記サブフレームにおける前記非周期的CSI−RSの存在を指し示し、前記ワイヤレスデバイス(16)は、前記非周期的CSI−RSが前記ダウンリンク制御チャネルセットに存在しないことを前提としない、ネットワークノード(14)。
  54. 請求項46のいずれかのネットワークノード(14)であって、前記ネットワークノード(14)は、前記サブフレームにおける前記非周期的CSI−RSの存在を指し示し、前記サブフレームにおいて、前記ダウンリンク制御チャネルセットに対応する全てのリソースエレメント内で前記非周期的CSI−RSを送信する、ネットワークノード(14)。
  55. ダウンリンク制御チャネルとチャネル状態情報リファレンス信号である非周期的CSI−RSとの間の衝突を回避するために構成されるネットワークノード(14)であって、前記ネットワークノード(14)は、
    非周期的CSI−RSを含まないダウンリンク制御チャネルセットでワイヤレスデバイス(16)を構成するように前記ワイヤレスデバイス(16)にシグナリングすることと、
    前記ダウンリンク制御チャネルセットに対応する物理リソースブロックであるPRB内に前記非周期的CSI−RSが存在しないことを前記ワイヤレスデバイス(16)が前提とすることができるように、ダウンリンクチャネルにおける前記非周期的CSI−RSの存在を前記ワイヤレスデバイス(16)にシグナリングすることと、
    を行うように構成されるモジュール、
    を備えるネットワークノード(14)。
  56. ユーザ機器(16)における方法であって、
    非周期的なチャネル状態情報リファレンス信号である非周期的CSI−RSがダウンリンク制御チャネルセットに対応する物理レイヤリソース内には存在しないという前提に基づいて、前記非周期的CSI−RSを受信すること(S146)、
    を含む方法。
  57. 請求項56の方法であって、前記非周期的CSI−RSは、少なくともいくつかの定義される条件において前記物理レイヤリソース内で送信されることができる、方法。
  58. 請求項56〜57のいずれかの方法であって、
    ダウンリンク制御チャネルセットについて前記ユーザ機器(16)を構成するためのシグナリングを受信すること(S138)と、
    前記非周期的CSI−RSの存在のインジケーションを物理制御チャネル上で受信すること(S142)と、
    のうちの少なくとも一方をさらに含む、方法。
  59. 請求項56〜58のいずれかの方法であって、前記非周期的CSI−RSの存在の前記インジケーションは、サブフレーム又はスロットのうちの一方に前記非周期的CSI−RSが存在することを指し示す、方法。
  60. 請求項56〜59のいずれかの方法であって、前記非周期的CSI−RSの存在の前記インジケーションは、予め決定される数のOFDMシンボルに前記非周期的CSI−RSが存在することを指し示す、方法。
  61. 請求項56〜59のいずれかの方法であって、前記ユーザ機器(16)が、サブフレームにおいて、前記ダウンリンク制御チャネルセットにおいて非周期的CSI−RSが送信済みであることを指し示すダウンリンク制御チャネルメッセージを受信する場合に、前記ユーザ機器(16)は、前記サブフレームにおいて、前記ユーザ機器(16)が構成される前記ダウンリンク制御チャネルセットに属する物理リソースブロックであるPRB内で前記非周期的CSI−RSが送信されないことを前提とする、方法。
  62. 請求項56〜61のいずれかの方法であって、サブフレームにおける前記非周期的CSI−RSの存在がPDCCHといったダウンリンク制御チャネルにより指し示され、且つ、前記ユーザ機器(16)が前記ダウンリンク制御チャネルセットにおいてダウンリンク制御チャネルメッセージを受信しない場合に、前記ユーザ機器(16)は、前記サブフレームにおいて、前記ダウンリンク制御チャネルセットに属する物理リソースブロックであるPRB内で非周期的CSI−RSが送信されることを前提とする、方法。
  63. 請求項56〜62のいずれかの方法であって、サブフレームにおける前記非周期的CSI−RSの存在がPDCCHといったダウンリンク制御チャネルを介して前記ユーザ機器(16)へ指し示され、且つ、前記ダウンリンク制御チャネルセットにおいて前記非周期的CSI−RSが送信済みであることを指し示すダウンリンク制御チャネルメッセージを前記ユーザ機器(16)が受信しない場合に、前記ユーザ機器(16)は、前記サブフレームにおいて、前記ダウンリンク制御チャネルセットに属する前記物理リソースブロックであるPRB内に前記非周期的CSI−RSが含まれることを前提とする、方法。
  64. 請求項56〜63のいずれかの方法であって、ダウンリンク制御チャネルメッセージが前記ダウンリンク制御チャネルセットにおいて受信されるかに関わらず、前記ユーザ機器(16)は、サブフレームにおいて、前記ユーザ機器(16)が構成される前記ダウンリンク制御チャネルセットに属する前記物理リソースブロックであるPRB内で前記非周期的CSI−RSが送信されないことを前提とする、方法。
  65. 請求項56〜64のいずれかの方法であって、前記非周期的CSI−RSが送信済みであることを指し示すダウンリンク制御メッセージを前記ユーザ機器(16)がサブフレームにおいて受信する場合に、前記ユーザ機器(16)は、ダウンリンク制御チャネルメッセージを搬送する前記物理リソースブロックであるPRBの前記サブフレームにおいて前記非周期的CSI−RSが前記ユーザ機器(16)へ送信されないことを前提とする、方法。
  66. 請求項56〜65のいずれかの方法であって、サブフレームにおける前記非周期的CSI−RSの存在がPDCCHといったダウンリンク制御チャネルにより指し示され、且つ、前記ユーザ機器(16)がダウンリンク制御チャネルメッセージを受信しない場合に、前記ユーザ機器(16)は、前記サブフレームにおいて、前記ユーザ機器(16)が構成される前記ダウンリンク制御チャネルセットに属する前記物理リソースブロックであるPRB内で前記非周期的CSI−RSが送信されることを前提とする、方法。
  67. 請求項56〜66のいずれかの方法であって、非周期的CSI−RSが送信済みであることを指し示すダウンリンク制御チャネルメッセージを前記ユーザ機器(16)が前記サブフレームにおいて受信する場合に、前記ユーザ機器(16)は、基地局(14)がダウンリンク制御チャネルメッセージを搬送する前記物理リソースブロックであるPRB内で非周期的CSI−RSを当該ユーザ機器(16)へ送信しないことを前提とする、方法。
  68. 請求項56〜67のいずれかの方法であって、サブフレームにおける前記非周期的CSI−RSの存在がPDCCHといったダウンリンク制御チャネルを介して前記ユーザ機器(16)へ指し示され、且つ、前記ユーザ機器(16)がダウンリンク制御チャネルメッセージを受信しない場合に、前記ユーザ機器(16)は、前記サブフレームにおいて、前記ユーザ機器(16)が構成される前記ダウンリンク制御チャネルセットに属する前記物理リソースブロックであるPRB内で前記非周期的CSI−RSが前記ユーザ機器(16)へ送信されることを前提とする、方法。
  69. 請求項56〜68のいずれかの方法であって、前記ユーザ機器(16)がサブフレームにおいてダウンリンク制御チャネルメッセージを受信する場合に、前記ユーザ機器(16)は、前記サブフレームにおいて、ダウンリンク制御チャネルメッセージを搬送するリソースエレメントであるいずれのRE内でも前記非周期的CSI−RSが前記ユーザ機器(16)へ送信されないことを前提とする、方法。
  70. 請求項56〜69のいずれかの方法であって、サブフレームにおける前記非周期的CSI−RSの存在がPDCCHといったダウンリンク制御チャネルにより指し示され、且つ、前記ユーザ機器(16)がダウンリンク制御チャネルメッセージを受信しない場合に、前記ユーザ機器(16)は、前記サブフレームにおいて、前記ユーザ機器(16)が構成される前記ダウンリンク制御チャネルセットに属する全てのリソースエレメントであるRE内で前記非周期的CSI−RSが送信され得ることを前提とする、方法。
  71. 請求項56〜70のいずれかの方法であって、フレーム構造タイプ2について、前記ユーザ機器(16)は、前記非周期的CSI−RSがダウンリンクパイロット時間スロットであるDwPTSにおいて送信されないことを前提とする、方法。
  72. 請求項56〜71のいずれかの方法であって、前記ユーザ機器(16)は、前記非周期的CSI−RSの送信がSystemInformationBlockType1メッセージと衝突することになるサブフレームにおいて前記非周期的CSI−RSが送信されないことを前提とする、方法。
  73. 請求項56〜72のいずれかの方法であって、前記ユーザ機器(16)は、前記サブフレームにおいて、前記ユーザ機器(16)が構成される前記ダウンリンク制御チャネルセットに属する物理リソースブロックペア内で前記非周期的CSI−RSが送信されないことを前提とする、方法。
  74. 請求項56〜73のいずれかの方法であって、前記ユーザ機器(16)は、非周期的トリガを使用する前記非周期的CSI−RSのトリガに関連付けられる前記ダウンリンク制御チャネルを搬送する物理リソースブロックペア内で前記非周期的CSI−RSが送信されないことを前提とする、方法。
  75. 請求項56〜74のいずれかの方法であって、前記ユーザ機器(16)は、非周期的トリガを使用する前記非周期的CSI−RSのトリガに関連付けられる前記ダウンリンク制御チャネルを搬送するリソースエレメントであるいずれのRE内でも前記非周期的CSI−RSが送信されないことを前提とする、方法。
  76. 請求項56〜75のいずれかの方法であって、LTE(long term evolution)通信システムにおいて、前記ダウンリンク制御チャネルは、拡張物理ダウンリンク制御チャネルであるEPDCCHであり、ダウンリンク制御チャネルメッセージは、EPDCCHメッセージである、方法。
  77. 前記非周期的CSI−RSが前記ダウンリンク制御チャネルセットに対応する物理レイヤリソース内には存在しないという前提に基づいて、前記非周期的CSI−RSを受信する、
    ように構成される処理回路(42)、
    を備えるユーザ機器(16)。
  78. 請求項77のユーザ機器(16)であって、前記処理回路は、
    前記ダウンリンク制御チャネルセットで前記ユーザ機器(16)を構成するためのシグナリングを受信することと、
    前記非周期的CSI−RSの存在のインジケーションを物理制御チャネル上で受信することと、
    のうちの少なくとも一方を実行する、ようにさらに構成される、ユーザ機器(16)。
  79. 請求項77〜78のいずれかの78のユーザ機器(16)であって、前記非周期的CSI−RSの存在の前記インジケーションは、サブフレーム又はスロットのうちの一方に前記非周期的CSI−RSが存在することを指し示す、ユーザ機器(16)。
  80. 請求項77〜79のいずれかのユーザ機器(16)であって、前記非周期的CSI−RSの存在の前記インジケーションは、予め決定される数のOFDMシンボルに前記非周期的CSI−RSが存在することを指し示す、ユーザ機器(16)。
  81. 請求項77〜80のいずれかのユーザ機器(16)であって、前記非周期的CSI−RSは、少なくともいくつかの定義される条件において前記物理レイヤリソース内で送信されることができる、ユーザ機器(16)。
  82. 請求項77〜81のいずれかのユーザ機器(16)であって、前記非周期的CSI−RSの存在の前記インジケーションは、サブフレーム又はスロットのうちの一方に前記非周期的CSI−RSが存在することを指し示す、ユーザ機器(16)。
  83. 請求項77〜82のいずれかのユーザ機器(16)であって、前記非周期的CSI−RSの存在の前記インジケーションは、予め決定される数のOFDMシンボルに前記非周期的CSI−RSが存在することを指し示す、ユーザ機器(16)。
  84. 請求項77〜83のいずれかのユーザ機器(16)であって、前記ユーザ機器(16)が、サブフレームにおいて、前記ダウンリンク制御チャネルセットにおいて非周期的CSI−RSが送信済みであることを指し示すダウンリンク制御チャネルメッセージを受信する場合に、前記ユーザ機器(16)は、前記サブフレームにおいて、前記ユーザ機器(16)が構成される前記ダウンリンク制御チャネルセットに属する前記物理リソースブロックであるPRB内で前記非周期的CSI−RSが送信されないことを前提とする、ユーザ機器(16)。
  85. 請求項77〜84のいずれかのユーザ機器(16)であって、サブフレームにおける前記非周期的CSI−RSの存在がPDCCHといったダウンリンク制御チャネルにより指し示され、且つ、前記ユーザ機器(16)が前記ダウンリンク制御チャネルセットにおいてダウンリンク制御チャネルメッセージを受信しない場合に、前記ユーザ機器(16)は、前記サブフレームにおいて、前記ダウンリンク制御チャネルセットに対応する前記物理リソースブロックであるPRB内で非周期的CSI−RSが送信されることを前提とする、ユーザ機器(16)。
  86. 請求項77〜85のいずれかのユーザ機器(16)であって、サブフレームにおける前記非周期的CSI−RSの存在がPDCCHといったダウンリンク制御チャネルを介して前記ユーザ機器(16)へ指し示され、且つ、前記ダウンリンク制御チャネルセットにおいて前記非周期的CSI−RSが送信済みであることを指し示すダウンリンク制御チャネルメッセージを前記ユーザ機器(16)が受信しない場合に、前記ユーザ機器(16)は、前記サブフレームにおいて、前記ダウンリンク制御チャネルセットに対応する前記物理リソースブロックであるPRB内に前記非周期的CSI−RSが含まれることを前提とする、ユーザ機器(16)。
  87. 請求項77〜86のいずれかのユーザ機器(16)であって、ダウンリンク制御チャネルメッセージが前記ダウンリンク制御チャネルセットにおいて受信されるかに関わらず、前記ユーザ機器(16)は、サブフレームにおいて、前記ユーザ機器(16)が構成される前記ダウンリンク制御チャネルセットに対応する前記物理リソースブロックであるPRB内で非周期的CSI−RSが送信されないことを前提とする、ユーザ機器(16)。
  88. 請求項77〜87のいずれかのユーザ機器(16)であって、前記非周期的CSI−RSが送信済みであることを指し示すダウンリンク制御メッセージを前記ユーザ機器(16)がサブフレームにおいて受信する場合に、前記ユーザ機器(16)は、ダウンリンク制御チャネルメッセージを搬送する前記物理リソースブロックであるPRBの前記サブフレームにおいて前記非周期的CSI−RSが前記ユーザ機器(16)へ送信されないことを前提とする、ユーザ機器(16)。
  89. 請求項77〜88のいずれかのユーザ機器(16)であって、サブフレームにおける前記非周期的CSI−RSの存在がPDCCHといったダウンリンク制御チャネルにより指し示され、且つ、前記ユーザ機器(16)がダウンリンク制御チャネルメッセージを受信しない場合に、前記ユーザ機器(16)は、前記サブフレームにおいて、前記ユーザ機器(16)が構成される前記ダウンリンク制御チャネルセットに対応する前記物理リソースブロックであるPRB内で前記非周期的CSI−RSが送信されることを前提とする、ユーザ機器(16)。
  90. 請求項77〜89のいずれかのユーザ機器(16)であって、非周期的CSI−RSが送信済みであることを指し示すダウンリンク制御チャネルメッセージを前記ユーザ機器(16)が前記サブフレームにおいて受信する場合に、前記ユーザ機器(16)は、基地局(14)がダウンリンク制御チャネルメッセージを搬送する前記物理リソースブロックであるPRB内で非周期的CSI−RSを当該ユーザ機器(16)へ送信しないことを前提とする、ユーザ機器(16)。
  91. 請求項77〜90のいずれかのユーザ機器(16)であって、サブフレームにおける前記非周期的CSI−RSの存在がPDCCHといったダウンリンク制御チャネルを介して前記ユーザ機器(16)へ指し示され、且つ、前記ユーザ機器(16)がダウンリンク制御チャネルメッセージを受信しない場合に、前記ユーザ機器(16)は、前記サブフレームにおいて、前記ユーザ機器(16)が構成される前記ダウンリンク制御チャネルセットに対応する前記物理リソースブロックであるPRB内で前記非周期的CSI−RSが前記ユーザ機器(16)へ送信されることを前提とする、ユーザ機器(16)。
  92. 請求項77〜91のいずれかのユーザ機器(16)であって、前記ユーザ機器(16)がサブフレームにおいてダウンリンク制御チャネルメッセージを受信する場合に、前記ユーザ機器(16)は、前記サブフレームにおいて、ダウンリンク制御チャネルメッセージを搬送するリソースエレメントであるいずれのRE内でも前記非周期的CSI−RSが前記ユーザ機器(16)へ送信されないことを前提とする、ユーザ機器(16)。
  93. 請求項77〜92のいずれかのユーザ機器(16)であって、サブフレームにおける前記非周期的CSI−RSの存在がPDCCHといったダウンリンク制御チャネルにより指し示され、且つ、前記ユーザ機器(16)がダウンリンク制御チャネルメッセージを受信しない場合に、前記ユーザ機器(16)は、前記サブフレームにおいて、前記ユーザ機器(16)が構成される前記ダウンリンク制御チャネルセットに対応する全てのリソースエレメントであるRE内で前記非周期的CSI−RSが送信され得ることを前提とする、ユーザ機器(16)。
  94. 請求項77〜93のいずれかのユーザ機器(16)であって、フレーム構造タイプ2について、前記ユーザ機器(16)は、前記非周期的CSI−RSがダウンリンクパイロット時間スロットであるDwPTSにおいて送信されないことを前提とする、ユーザ機器(16)。
  95. 請求項77〜94のいずれかのユーザ機器(16)であって、前記ユーザ機器(16)は、前記非周期的CSI−RSの送信がSystemInformationBlockType1メッセージと衝突することになるサブフレームにおいて前記非周期的CSI−RSが送信されないことを前提とする、ユーザ機器(16)。
  96. 請求項77〜95のいずれかのユーザ機器(16)であって、前記ユーザ機器(16)は、前記サブフレームにおいて、前記ユーザ機器(16)が構成される前記ダウンリンク制御チャネルセットに対応する物理リソースブロックペア内で前記非周期的CSI−RSが送信されないことを前提とする、ユーザ機器(16)。
  97. 請求項77〜96のいずれかのユーザ機器(16)であって、前記ユーザ機器(16)は、非周期的トリガを使用する前記非周期的CSI−RSのトリガに関連付けられる前記ダウンリンク制御チャネルを搬送する物理リソースブロックペア内で前記非周期的CSI−RSが送信されないことを前提とする、ユーザ機器(16)。
  98. 請求項77〜97のいずれかのユーザ機器(16)であって、前記ユーザ機器(16)は、非周期的トリガを使用する前記非周期的CSI−RSのトリガに関連付けられる前記ダウンリンク制御チャネルを搬送するリソースエレメントであるいずれのRE内でも前記非周期的CSI−RSが送信されないことを前提とする、ユーザ機器(16)。
  99. 請求項77〜98のいずれかのユーザ機器(16)であって、LTE(long term evolution)通信システムにおいて、前記ダウンリンク制御チャネルは、拡張物理ダウンリンク制御チャネルであるEPDCCHであり、ダウンリンク制御チャネルメッセージは、EPDCCHメッセージである、ユーザ機器(16)。
  100. 前記非周期的CSI−RSが前記ダウンリンク制御チャネルセットに対応する物理レイヤリソース内には存在しないという前提に基づいて、前記非周期的CSI−RSを受信する、ように構成される非周期的CSI−RS受信機モジュール(57)、
    を備えるユーザ機器(16)。
  101. ダウンリンク制御チャネルセットで前記ユーザ機器(16)を構成するためのシグナリングを受信する、ように構成されるダウンリンク制御チャネルセット構成受信機モジュール(20)と、
    前記非周期的CSI−RSの存在のインジケーションを物理制御チャネル上で受信する、ように構成される非周期的CSI−RSインジケーション受信機モジュール(55)と、
    の少なくとも一方をさらに備える、ユーザ機器(16)。
  102. 基地局(14)における方法であって、
    非周期的CSI−RSを含まないダウンリンク制御チャネルセットでユーザ機器(16)を構成するように前記ユーザ機器(16)にシグナリングすること(S134)と、
    前記ダウンリンク制御チャネルセットに対応する物理レイヤリソース内に前記非周期的CSI−RSが存在しないことを前記ユーザ機器(16)が前提とすることができるように、ダウンリンクチャネルにおける前記非周期的CSI−RSの存在を前記ユーザ機器(16)にシグナリングすること(S136)と、
    を含む方法。
  103. 請求項102の方法であって、前記基地局(14)は、サブフレームにおいて、前記ユーザ機器(16)に対して構成された前記ダウンリンク制御チャネルセットに対応する前記物理リソースブロックであるPRB内で前記非周期的CSI−RSを前記ユーザ機器(16)へ送信しない、方法。
  104. 請求項102〜103のいずれかの方法であって、前記基地局(14)は、サブフレームにおける前記非周期的CSI−RSの存在を指し示し、前記ユーザ機器(16)は、前記非周期的CSI−RSが前記ダウンリンク制御チャネルセットに存在しないことを前提としない、方法。
  105. 請求項102〜104のいずれかの方法であって、前記基地局(14)は、サブフレームにおける前記非周期的CSI−RSの存在を指し示し、前記サブフレームにおいて、前記ダウンリンク制御チャネルセットに対応する全てのリソースエレメント内で前記非周期的CSI−RSを送信する、方法。
  106. 非周期的CSI−RSを含まないダウンリンク制御チャネルセットでユーザ機器(16)を構成するように前記ユーザ機器(16)にシグナリングすることと、
    前記ダウンリンク制御チャネルセットに対応する物理リソースブロックであるPRB内に前記非周期的CSI−RSが存在しないことを前記ユーザ機器(16)が前提とすることができるように、ダウンリンクチャネルにおける前記非周期的CSI−RSの存在を前記ユーザ機器(16)にシグナリングすることと、
    を行うように構成される処理回路(22)、
    を備える基地局(14)。
  107. 請求項106の基地局(14)であって、前記基地局(14)は、サブフレームにおいて、前記ユーザ機器(16)に対して構成された前記ダウンリンク制御チャネルセットに対応する前記物理リソースブロックであるPRB内で前記非周期的CSI−RSを前記ユーザ機器(16)へ送信しない、基地局(14)。
  108. 請求項106〜107のいずれかの基地局(14)であって、前記基地局(14)は、前記サブフレームにおける前記非周期的CSI−RSの存在を指し示し、前記ユーザ機器(16)は、前記非周期的CSI−RSが前記ダウンリンク制御チャネルセットに存在しないことを前提としない、基地局(14)。
  109. 請求項106〜108のいずれかの基地局(14)であって、前記基地局(14)は、前記サブフレームにおける前記非周期的CSI−RSの存在を指し示し、前記サブフレームにおいて、前記ダウンリンク制御チャネルセットに対応する全てのリソースエレメント内で前記非周期的CSI−RSを送信する、基地局(14)。
  110. ダウンリンク制御チャネルとチャネル状態情報リファレンス信号である非周期的CSI−RSとの間の衝突を回避するために構成される基地局(14)であって、前記基地局(14)は、
    非周期的CSI−RSを含まないダウンリンク制御チャネルセットでユーザ機器(16)を構成するように前記ユーザ機器(16)にシグナリングすることと、
    前記ダウンリンク制御チャネルセットに対応する物理リソースブロックであるPRB内に前記非周期的CSI−RSが存在しないことを前記ユーザ機器(16)が前提とすることができるように、ダウンリンクチャネルにおける前記非周期的CSI−RSの存在を前記ユーザ機器(16)にシグナリングすることと、
    を行うように構成されるモジュール、
    を備える基地局(14)。
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