JP2020501459A - 超高密度ヘテロジニアスネットワークを構成する方法、システム及びプログラム - Google Patents

超高密度ヘテロジニアスネットワークを構成する方法、システム及びプログラム Download PDF

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Abstract

本発明は、路側機型基地局、標準基地局及びユーザ端末を含む、超高密度ヘテロジニアスネットワークを構成する方法及びシステムに関し、路側機型基地局は標準基地局より高速のユーザ端末間又はユーザ端末−ネットワーク間インフラストラクチャアプリケーションを有する。本発明は、ユーザ端末から無線測定報告を取得し、この測定報告を用いて、標準基地局及び路側機型基地局を識別し、識別された標準基地局及び路側機型基地局から超高密度ヘテロジニアスネットワークのグラフを構築し、ネットワークトポロジ再構成が実行されなければならないか否かをチェックし、ネットワークトポロジ再構成が実行されなければならない場合には、ネットワークトポロジ再構成を実行する。

Description

本発明は、包括的には、路側機型基地局、標準基地局及びユーザ端末を含む、超高密度ヘテロジニアスネットワークを構成する方法及びシステムに関する。
第5世代モバイルネットワーク又は第5世代ワイヤレスシステム(5G)は、現在の4G/IMT−Advanced規格を超える、モバイル電気通信規格に関して提案される次の主要段階を意味する。5G計画は、現在の4Gより高速のインターネット接続速度と、例えば、カバレッジ改善等の他の改善とを含む。
5Gは、超高密度ヘテロジニアスネットワークに基づく構成要素を有することになる。これらの超高密度ヘテロジニアスネットワーク(UHDN)は、カバレッジエリア内にランダムに展開される、例えば、基地局、中継局、ピコ基地局等のノードの高密度クラスターからなり、クラスターノードは異なる伝送能力、すなわち、送信電力、アンテナ利得、バックホール品質及び特性を有している。
車両通信シナリオにおいてUHDN展開が検討されるとき、ネットワークは、路側機(RSU:roadside unit)型基地局と標準基地局との同時展開(co-deployment)と見なすことができる。
例えば、路側機型基地局は、標準基地局が提供できるアプリケーションより、高速の車両間、又は車両−ネットワーク間インフラストラクチャアプリケーション(V2X)を有する。路側機型基地局は、標準基地局としてコアネットワークを通してアプリケーション層に接続される代わりに、V2Xアプリケーションに直接接続される。
路側機型基地局の目的は、カバレッジエリアを横断しつつある全ての車両に対して安全関連メッセージを転送し、適時に拡散させることである。これらの安全関連メッセージは、車両−インフラストラクチャ間通信の場合、UHDNのカバレッジエリア内の交通及び/又は計測状況に関する表示及び警告を含むことができる。車両間通信の場合、安全関連メッセージは、カバレッジエリア内の少なくとも1つの車両の速度及び位置表示を含むことができる。これらのメッセージは、カバレッジエリア内の他の基地局に送信される。
車両はネットワークのユーザ端末(UE)と見なされ、車両システムの安全性を改善するために、拡散は短い待ち時間で実行されなければならない。
車両へのV2Xアプリケーション転送待ち時間は、車両がサービングされる最も近い標準基地局から、最も近いRSU型基地局までのホップ数に関連する。安全関連メッセージは、RSU型基地局から送信され、その後、標準基地局によって、網の目状に広がる車両ネットワークを通して車両に中継される。ネットワーク内の安全関連メッセージの拡散の待ち時間を最小化するために、5Gネットワークにおいて車両通信シナリオの場合に想定される2つのUHDN展開におけるRSU型基地局の中心性を最適化することが重要である。
このために、本発明は、路側機型基地局、標準基地局及びユーザ端末を含む、超高密度ヘテロジニアスネットワークを構成する方法に関し、路側機型基地局は標準基地局より高速のユーザ端末間又はユーザ端末−ネットワーク間インフラストラクチャアプリケーションを有し、本方法は、
標準基地局を通してユーザ端末から無線測定報告を取得するステップと、
測定報告を用いて、標準基地局及び路側機型基地局を識別するステップと、
識別された標準基地局及び路側機型基地局から超高密度ヘテロジニアスネットワークのグラフを構築するステップであって、グラフのノードが、識別された標準基地局又は路側機型基地局に対応する、構築するステップと、
ネットワークトポロジ再構成が実行されなければならないか否かをチェックするステップと、
ネットワークトポロジ再構成が実行されなければならない場合には、路側機型基地局と標準基地局との間の接続を解除し、路側機型基地局間の接続を追加することによって、ネットワークトポロジ再構成を実行するステップと、
を含むことを特徴とする。
また、本発明は、路側機型基地局、標準基地局及びユーザ端末を含む、超高密度ヘテロジニアスネットワークを構成するためのシステムに関し、路側機型基地局は標準基地局より高速のユーザ端末間又はユーザ端末−ネットワーク間インフラストラクチャアプリケーションを有し、本システムは、
標準基地局を通してユーザ端末から無線測定報告を取得する手段と、
測定報告を用いて、標準基地局及び路側機型基地局を識別する手段と、
識別された標準基地局及び路側機型基地局から超高密度ヘテロジニアスネットワークのグラフを構築する手段であって、グラフのノードが、識別された標準基地局又は路側機型基地局に対応する、手段と、
ネットワークトポロジ再構成が実行されなければならないか否かをチェックする手段と、
ネットワークトポロジ再構成が実行されなければならない場合には、路側機型基地局と標準基地局との間の接続を解除し、路側機型基地局間の接続を追加することによって、ネットワークトポロジ再構成を実行する手段と、
を備えることを特徴とする。
このようにして、ネットワーク内の路側機型基地局の中心性が高められ、情報拡散の待ち時間が短縮される。
特定の特徴によれば、本方法は、超高密度ヘテロジニアスネットワークのコントローラによって実行される。
このようにして、ネットワーク内の情報拡散の全待ち時間が短縮され、再構成待ち時間が短縮され、その方式の応答性が高められる。
特定の特徴によれば、本方法は、グラフのノードごとの中心性値を求める更なるステップを含み、ノードに関する中心性値は、当該ノードとグラフ内の他の全てのノードとの間の距離の和の逆数であり、ネットワークトポロジ再構成は求められた中心性値に従って実行されなければならない。
このようにして、ネットワーク内の他の基地局に近い方の基地局が特定され、ネットワーク内の情報拡散の待ち時間の最適化が簡略化される。
特定の特徴によれば、本方法は、グローバルネットワーク中心性値を求める更なるステップを含み、ネットワークトポロジ再構成は、求められたグローバル中心性値に従って実行されなければならない。
このようにして、グローバル中心性値に関連付けられる、ネットワーク内の平均拡散待ち時間に基づいて、再構成をトリガ及び中止することができる。
特定の特徴によれば、グローバルネットワーク中心性値Fは、以下の式に従って求められ、
Figure 2020501459
ただし、Vは路側機型基地局の集合であり、C(i)は1つのリンクのみによってノードiに接続されるノードの数であり、Nは、グラフ内のノードの数である。
このようにして、グローバルネットワーク中心性値が高くなると、路側機基地局の近隣基地局数が増加し、ネットワーク内の平均拡散待ち時間が短縮される。
特定の特徴によれば、本方法は、超高密度ヘテロジニアスネットワークのコントローラと、路側機型基地局とによって実行され、本方法は、
コントローラによって、路側機型基地局ごとの中心性値を求めるステップであって、ノードに関する中心性値は、当該ノードとグラフ内の他の全てのノードとの間の距離の和の逆数である、求めるステップと、
コントローラによって、各路側機型基地局に、最も高い中心性指標を有する路側機型基地局を識別する情報とともに、グラフの路側機型基地局の中心性値を転送するステップと、
を更に含み、
ネットワークトポロジ再構成は、路側機型基地局の受信された中心性値に従って路側機型基地局によって実行される。
このようにして、ネットワークトポロジ再構成の待ち時間が短縮され、その方式の応答性が高められ、高速ユーザ端末測定を処理する能力も高められる。
特定の特徴によれば、本方法は、超高密度ヘテロジニアスネットワークのコントローラと、標準基地局及び路側機型基地局とによって実行され、取得するステップ、識別するステップ及びグラフを構築するステップは、コントローラによって実行され、チェックするステップ及びネットワークトポロジ再構成を実行するステップは、標準基地局及び路側機型基地局によって実行され、本方法は、
コントローラによって、ルーティングテーブルを決定するステップと、
コントローラによって、ルーティングテーブルを標準基地局及び路側機型基地局に転送するステップと、
各標準基地局及び路側機型基地局によって、中心性値C(v)を求めるステップであって、C(v)は1つのリンクのみによって標準基地局又は路側機型基地局vに接続されるノードの数である、求めるステップと、
標準基地局及び路側機型基地局によって、グローバルネットワーク中心性値を求めるステップと、
を更に含み、
ネットワークトポロジ再構成は、求められたグローバル中心性値に従って実行されなければならない。
このようにして、中心性スコアをローカルに計算することができるので、システムの応答性が更に高められる。そのシステムは、ネットワーク内の高速ユーザ端末測定及びトポロジ変更をより効率的に処理する。
特定の特徴によれば、グローバルネットワーク中心性値Fは、以下の式に従って求められ、
Figure 2020501459
ただし、
Figure 2020501459
であり、maxv∈V(C(v))は次数中心性値の最大値であり、Nはグラフのノードの数である。
このようにして、中心性値Fは、分散型事例の場合の計算を簡略化しているコンセンサス平均化(consensus averaging)技法によって協調的に計算することができる。
本発明の特徴は、一例示の実施形態の以下の説明を読むことによってより明らかになる。この説明は、添付図面に関して作成されたものである。
本発明が実施されるワイヤレスセルラー電気通信ネットワークを表す図である。 本発明が実施される標準基地局のアーキテクチャを表す図である。 本発明が実施されるRSU型基地局のアーキテクチャを表す図である。 本発明が実施されるコントローラのアーキテクチャを表す図である。 本発明の第1の実現形態による、コントローラによって実行されるアルゴリズムの一例を開示する図である。 本発明の第2の実現形態による、コントローラによって実行されるアルゴリズムの一例を開示する図である。 本発明の第2の実現形態による、RSU型基地局によって実行されるアルゴリズムの一例を開示する図である。 本発明の第3の実現形態による、コントローラによって実行されるアルゴリズムの一例を開示する図である。 本発明の第3の実現形態による、標準基地局及びRSU型基地局によって実行されるアルゴリズムの一例を開示する図である。
図1は、本発明が実施されるワイヤレスセルラ電気通信ネットワークを表す。
ワイヤレスセルラ電気通信ネットワークは、コントローラ40と、30a〜30dで示される複数のRSU型基地局と、10a及び10bで示されるコアネットワークデバイスと、15で示されるローカルゲートウェイと、20a〜20eで示される複数の標準基地局とを備える。
コントローラ40、コアネットワークデバイス10、標準基地局20、ローカルゲートウェイ15、RSU型基地局30は、電気通信ネットワークによって互いにリンクされる。
実線(full line)矢印は、電気通信ネットワーク内のコアネットワークデバイス10、標準基地局20、ローカルゲートウェイ15、RSU型基地局30の間の接続を表す。
明確にするために、コントローラ40と標準基地局及びRSU型基地局との間の接続は図1には示されない。
点線(dotted line)矢印は、これ以降、X2インタフェースと呼ばれる、標準基地局及びRSU型基地局の間の接続を表す。
RSU型基地局30は、VX2アプリケーションの場合にローカルゲートウェイ15に直接接続される。
標準基地局は、VX2アプリケーションの場合にコアネットワークデバイス10に接続される。
コントローラ40は、ソフトウェア定義ネットワーク(SDN:Software Defined Network)コントローラとすることができる。
図2は、本発明が実施される標準基地局のアーキテクチャを表す図である。
標準基地局20は、例えば、バス201によって互いに接続された構成要素と、図7bに開示されるようなプログラムによって制御されるプロセッサ200とに基づくアーキテクチャを有する。
ここで、標準基地局20は、専用集積回路に基づくアーキテクチャを有することができることに留意すべきである。
バス201は、プロセッサ200を、読み出し専用メモリROM202、ランダムアクセスメモリRAM203、ネットワークインタフェース204及びワイヤレスインタフェース205にリンクする。
メモリ203は、変数と、図7bに開示されるようなアルゴリズムに関連したプログラムの命令とを収容するように意図されたレジスタを含む。
プロセッサ200は、ワイヤレスインタフェース205及びネットワークインタフェース204の動作を制御する。
読み出し専用メモリ202は、図7bに開示されるようなアルゴリズムに関連したプログラムの命令を含む。これらの命令は、標準基地局20に電源が投入されると、ランダムアクセスメモリ203に転送される。
図7bに関して以下で説明するアルゴリズムの全てのステップは、PC(パーソナルコンピュータ)、DSP(デジタル信号プロセッサ)又はマイクロコントローラ等のプログラマブルコンピューティングマシンによる一組の命令又はプログラムの実行によってソフトウェアで実施することもできるし、それ以外にFPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)又はASIC(特定用途向け集積回路)等のマシン又は専用構成要素によってハードウェアで実施することもできる。
換言すれば、標準基地局20は、図7bに関して以下で説明するアルゴリズムのステップを標準基地局20に実行させる回路部、又は回路部を備えるデバイスを備える。
標準基地局20に図7bに関して以下で説明するアルゴリズムのステップを実行させる回路部を備えるそのようなデバイスは、標準基地局20に接続可能な外部デバイスとすることができる。
図3は、本発明が実施されるRSU型基地局のアーキテクチャを表す図である。
RSU型基地局30は、例えば、バス301によって互いに接続された構成要素と、図6b又は図7bに開示されるようなプログラムによって制御されるプロセッサ300とに基づくアーキテクチャを有する。
ここで、RSU型基地局30は、専用集積回路に基づくアーキテクチャを有することができることに留意すべきである。
バス301は、プロセッサ300を、読み出し専用メモリROM302、ランダムアクセスメモリRAM303、ネットワークインタフェース304及びワイヤレスインタフェース305にリンクする。
メモリ303は、変数と、図6b又は図7bに開示されるようなアルゴリズムに関連したプログラムの命令とを収容するように意図されたレジスタを含む。
プロセッサ300は、ワイヤレスインタフェース305及びネットワークインタフェース304の動作を制御する。X2リンクは、ネットワークインタフェース304を通して確立又は解除(delete)される。
読み出し専用メモリ302は、図6b又は図7bに開示されるようなアルゴリズムに関連したプログラムの命令を含む。これらの命令は、RSU型基地局30に電源が投入されると、ランダムアクセスメモリ303に転送される。
図6b又は図7bに関して以下で説明するアルゴリズムの全てのステップは、PC(パーソナルコンピュータ)、DSP(デジタル信号プロセッサ)又はマイクロコントローラ等のプログラマブルコンピューティングマシンによる一組の命令又はプログラムの実行によってソフトウェアで実施することもできるし、それ以外にFPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)又はASIC(特定用途向け集積回路)等のマシン又は専用構成要素によってハードウェアで実施することもできる。
換言すれば、RSU型基地局30は、図6b又は図7bに関して以下で説明するアルゴリズムのステップをRSU型基地局30に実行させる回路部、又は回路部を備えるデバイスを備える。
RSU型基地局30に図6b又は図7bに関して以下で説明するアルゴリズムのステップを実行させる回路部を備えるそのようなデバイスは、基地局BSに接続可能な外部デバイスとすることができる。
図4は、本発明が実施されるコントローラのアーキテクチャを表す図である。
コントローラ40は、例えば、バス401によって互いに接続された構成要素と、図5又は図6a又は図7aに開示されるようなプログラムによって制御されるプロセッサ400とに基づくアーキテクチャを有する。
ここで、コントローラ40は、専用集積回路に基づくアーキテクチャを有することができることに留意すべきである。
バス401は、プロセッサ400を、読み出し専用メモリROM402、ランダムアクセスメモリRAM403、ネットワークインタフェース404にリンクする。
メモリ403は、変数と、図5又は図6a又は図7aに開示されるようなアルゴリズムに関連したプログラムの命令とを収容するように意図されたレジスタを含む。
読み出し専用メモリ402は、図5又は図6a又は図7aに開示されるようなアルゴリズムに関連したプログラムの命令を含む。これらの命令は、コントローラ40に電源が投入されると、ランダムアクセスメモリ403に転送される。
図5又は図6a又は図7aに関して以下で説明するアルゴリズムの全てのステップは、PC(パーソナルコンピュータ)、DSP(デジタル信号プロセッサ)又はマイクロコントローラ等のプログラマブルコンピューティングマシンによる一組の命令又はプログラムの実行によってソフトウェアで実施することもできるし、それ以外にFPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)又はASIC(特定用途向け集積回路)等のマシン又は専用構成要素によってハードウェアで実施することもできる。
換言すれば、コントローラ40は、図5又は図6a又は図7aに関して以下で説明するアルゴリズムのステップをコントローラ40に実行させる回路部、又は回路部を備えるデバイスを備える。
コントローラ40に図5又は図6a又は図7aに関して以下で説明するアルゴリズムのステップを実行させる回路部を備えるそのようなデバイスは、コントローラ40に接続可能な外部デバイスとすることができる。
図5は、本発明の第1の実現形態による、コントローラによって実行されるアルゴリズムの一例を開示する。
本アルゴリズムは、コントローラ40のプロセッサ400によって実行される一例において開示される。
ステップS500において、プロセッサ400は、ユーザ端末、例えば、車両から、標準基地局20を通して、無線測定報告を取得する。
無線測定報告はそれぞれ、ユーザ端末が現在アタッチしている標準基地局、すなわち、車両と通信している標準基地局を識別する情報と、ユーザ端末が、例えば、−10dBに等しい所定のレベルより高い信号対干渉雑音比(SINR:signal to interference and noise ratio)、又は例えば、−80dBmに等しい所定のレベルより高い信号強度(RSRP)でそこから信号を受信する一組の近隣の標準基地局及びRSU型基地局を識別する情報とを含む。
測定報告はそれぞれ、ユーザ端末によって受信される近隣の標準基地局及びRSU基地局の干渉レベルを含む。干渉レベルは、基準信号受信電力(RSRP:reference signal received power)及び信号対干渉雑音比(SINR)測定値から取得することができる。例えば、測定報告は、ユーザ端末上で最も強く干渉している、すなわち、0dBより高い干渉レベルを有する標準基地局又はRSU型基地局を含むことができる。
測定報告は、標準基地局20の負荷及び/又は標準基地局内の現在のリソース割当てについての付加情報を含むことができる。
次のステップS501において、プロセッサ400は、ネットワークの表現を構築する。
プロセッサ400は、受信された測定報告を用いて、測定報告において最大と識別されるか、又は測定報告において標準基地局20及びRSU型基地局30の識別の平均より高い回数だけ識別される、ワイヤレスセルラ電気通信ネットワークの標準基地局20及びRSU型基地局30を識別する。
識別された標準基地局20及びRSU型基地局30のみを用いて、プロセッサ400はネットワークの表現を構築する。
その表現は、例えば、識別された標準基地局20及びRSU型基地局30をリンクするグラフとすることができる。
グラフは、ここでは標準基地局及びRSU型基地局である、一組の物体と、物体間の関係とからなる表現であり、いくつかの物体対がリンクによって接続され、すなわち、関連付けられる。相互接続される物体は、ノードと呼ばれる数学的な抽象物によって表され、いくつかのノード対を接続するリンクはエッジと呼ばれる。
グラフのノードを接続する「エッジ」は、標準基地局及びRSU型基地局をリンクする実際のX2インタフェースを表している。
受信された無線測定値を用いて、第2のグラフが構築される場合がある。測定報告によってノードが報告される場合には、第2のグラフにおいて、それらのノードがエッジによってリンクされる。
その後、プロセッサ400はステップS503に移行するか、又は実現形態の変形によれば、ステップS502に移行する。
次のステップS502において、プロセッサ400は、グラフの標準基地局又はRSU型基地局ごとに中心性値を求める。
ノードiに関する中心性値は、ノードiとグラフ内の他の全てのノードとの間の距離の和の逆数である。中心性値は以下のように定義される。
Figure 2020501459
ただし、Nはグラフ内のノードの数であり、d(i,j)は距離指標であり、距離指標は、ノードiとノードjとの間のホップ数若しくはリンク数と定義される場合があるか、又はノード間にエッジが存在する場合にはノードiとjとの間の通信待ち時間と定義される場合があるか、又はノードiとjとの間の最小マルチホップ通信待ち時間と定義される場合がある。
その後、プロセッサ400はステップS503に移行する。
次のステップS503において、プロセッサ400は、ネットワークトポロジ更新が実行される必要があるか否かをチェックする。
そのため、プロセッサ400はグローバルネットワーク中心性Fを求め、その値は、グラフがスタートポロジを有する場合には1に等しい。グローバルネットワーク中心性値は、ネットワーク内のノードの次数中心性のばらつきが小さい場合に最小化される。
Figure 2020501459
集合Vは、グラフのRSU型基地局の集合であり、標準基地局を含まず、C(i)は、1つのリンクのみによってノードiに接続されるノードの数である。
グローバルネットワーク中心性F値が、例えば、0.5に等しい第1の所定の値より低い場合には、ネットワークトポロジ更新が実行される必要があり、プロセッサ400はステップS504に移行する。そうでない場合には、プロセッサ400はステップS500に戻る。
変形形態によれば、プロセッサ400は、ステップS502において求められた中心性値を用いて、ネットワークトポロジ更新が実行される必要があるか否かをチェックする。
RSU型基地局に関する中心性C(i)の最大値が標準基地局の中心性の最大値より低い場合には、トポロジ更新が実行される必要がある。
RSU型基地局に関する中心性C(i)の最大値が標準基地局の中心性値の平均より低い場合には、トポロジ更新が実行される必要がある。
RSU型基地局に関する中心性C(i)の最大値が標準基地局の中心性の最大値より低い場合には、又はRSU型基地局に関する中心性C(i)の最大値が標準基地局の中心性値の平均より低い場合には、プロセッサ400は、ステップS504に移行する。そうでない場合には、プロセッサ400はステップS500に戻る。
ステップS504において、プロセッサ400はネットワークトポロジを再構成する。
プロセッサ400は、X2接続を確立又は解除するようにRSU型基地局に指示する。
プロセッサ400は、中心性値が低いRSU型基地局に、標準基地局とのX2インタフェースを解除するように指示する。例えば、低い中心性値は0.5の値より小さい値である。
プロセッサ400は、中心性値が低いRSU型基地局に、最も高い中心性値を有するRSU型基地局とのX2インタフェースを追加するように指示する。
次のステップS505において、プロセッサ400は、ステップS503において開示されるような、新たなグローバルネットワーク中心性Fを求める。
次のステップS506において、プロセッサ400は、新たなグローバルネットワーク中心性F値が所定の値より低いか否かをチェックする。
新たなグローバルネットワーク中心性F値が、例えば、0.8に等しい第2の所定の値より低い場合には、プロセッサ400はステップS501に戻る。そうでない場合には、プロセッサ400は、本アルゴリズムを中断する。
図6aは、本発明の第2の実現形態による、コントローラによって実行されるアルゴリズムの一例を開示する。
本アルゴリズムは、コントローラ40のプロセッサ400によって実行される一例において開示される。
ステップS600において、プロセッサ400は、ユーザ端末、例えば、車両から、標準基地局20を通して、無線測定報告を取得する。
無線測定報告はそれぞれ、ユーザ端末が現在アタッチしている標準基地局、すなわち、車両と通信している標準基地局を識別する情報と、ユーザ端末が、例えば、−10dBに等しい所定のレベルより高い信号対干渉雑音比(SINR)、又は例えば、−80dBmに等しい所定のレベルより高い信号強度(RSRP)でそこから信号を受信する一組の近隣の標準基地局及びRSU型基地局を識別する情報とを含む。
測定報告はそれぞれ、ユーザ端末によって受信される近隣の標準基地局及びRSU型基地局の干渉レベルを含む。干渉レベルは、基準信号受信電力(RSRP)及び信号対干渉雑音比(SINR)測定値から取得することができる。例えば、測定報告は、ユーザ端末上で最も強く干渉している、すなわち、0dBより高い干渉レベルを有する標準基地局又はRSU型基地局を含むことができる。
測定報告は、標準基地局20の負荷及び/又は標準基地局内の現在のリソース割当てについての付加情報を含むことができる。
次のステップS601において、プロセッサ400は、ネットワークの表現を構築する。
プロセッサ400は、受信された測定報告を用いて、測定報告において最大と識別されるか、又は測定報告において標準基地局20及びRSU型基地局30の識別の平均より高い回数だけ識別される、ワイヤレスセルラ電気通信ネットワークの標準基地局20及びRSU型基地局30を識別する。
識別された標準基地局20及びRSU型基地局30のみを用いて、プロセッサ400はネットワークの表現を構築する。
その表現は、例えば、識別された標準基地局20及びRSU型基地局30をリンクするグラフとすることができる。
グラフのノードを接続する「エッジ」は、標準基地局及びRSU型基地局をリンクする実際のX2インタフェースを表している。
受信された無線測定値を用いて、第2のグラフが構築される場合がある。測定報告によってノードが報告される場合には、第2のグラフにおいて、それらのノードがエッジによってリンクされる。
次のステップS602において、プロセッサ400は、グラフの標準基地局又はRSU型基地局ごとに中心性値を求める。
ノードiに関する中心性値は、ノードiとグラフ内の他の全てのノードとの間の距離の和の逆数である。中心性値は以下のように定義される。
Figure 2020501459
次のステップS603において、プロセッサ400は、ネットワークトポロジ更新が実行される必要があるか否かをチェックする。
例えば、プロセッサ400はグローバルネットワーク中心性Fを求め、その値は、グラフがスタートポロジを有する場合には1に等しい。グローバルネットワーク中心性値は、ネットワーク内のノードの次数中心性のばらつきが小さい場合に最小化される。
Figure 2020501459
集合Vは、グラフのRSU型基地局の集合であり、標準基地局を含まず、C(i)は、1つのリンクのみによってノードiに接続されるノードの数である。
グローバルネットワーク中心性F値が、例えば、0.5に等しい第1の所定の値より低い場合には、ネットワークトポロジ更新が実行される必要があり、プロセッサ400はステップS604に移行する。そうでない場合には、プロセッサ400はステップS600に戻る。
例えば、プロセッサ400は、ステップS602において求められた中心性値を用いて、ネットワークトポロジ更新が実行される必要があるか否かをチェックする。
RSU型基地局に関する中心性C(i)の最大値が標準基地局の中心性の最大値より低い場合には、トポロジ更新が実行される必要がある。
RSU型基地局に関する中心性C(i)の最大値が標準基地局の中心性値の平均より低い場合には、トポロジ更新が実行される必要がある。
RSU型基地局に関する中心性C(i)の最大値が標準基地局の中心性の最大値より低い場合には、又はRSU型基地局に関する中心性C(i)の最大値が標準基地局の中心性値の平均より低い場合には、プロセッサ400は、ステップS604に移行する。そうでない場合には、プロセッサ400はステップS600に戻る。
ステップS604において、プロセッサ400は、最も高い中心性指標を有するRSU型基地局を識別する情報とともに、ステップS602において求められたRSU型基地局の中心性指標を、グラフ内で識別されたRSU型基地局に転送するように指示する。
次のステップS605において、プロセッサ400は、グラフ内で識別された各RSU型基地局から、そのRSU型基地局によって解除又は追加される各X2接続を識別する情報を受信する。
次のステップS606において、プロセッサ400は、ステップS603において開示されるような、新たなグローバルネットワーク中心性Fを求める。
次のステップS607において、プロセッサ400は、新たなグローバルネットワーク中心性F値が、例えば、0.8に等しい第2の所定の値より低いか否かをチェックする。
新たなグローバルネットワーク中心性F値が第2の所定の値より低い場合には、プロセッサ400はステップS601に戻る。そうでない場合には、プロセッサ400は、本アルゴリズムを中断する。
図6bは、本発明の第2の実現形態による、RSU型基地局によって実行されるアルゴリズムの一例を開示する。
本アルゴリズムは、各RSU型基地局のプロセッサ300によって実行される一例において開示される。
ステップS650において、各RSU型基地局から、RSU型基地局の中心性指標が受信される。
次のステップS651において、プロセッサ300はネットワークトポロジを再構成する。
プロセッサ300は、受信された中心性値が低い、例えば、0.3より低い場合には、標準基地局とのX2インタフェースを解除し、最も高い中心性値を有するRSU型基地局とのX2インタフェースを追加する。
ステップS652において、プロセッサ300は、RSU型基地局によって解除又は追加される各X2接続を識別する情報をコントローラ40に転送するように指示する。
図7aは、本発明の第3の実現形態による、コントローラによって実行されるアルゴリズムの一例を開示する。
本アルゴリズムは、コントローラ40のプロセッサ400によって実行される一例において開示される。
ステップS700において、プロセッサ400は、ユーザ端末、例えば、車両から、標準基地局20を通して、無線測定報告を取得する。
無線測定報告はそれぞれ、ユーザ端末が現在アタッチしている標準基地局、すなわち、車両と通信している標準基地局を識別する情報と、ユーザ端末が、例えば、−10dBに等しい所定のレベルより高い信号対干渉雑音比(SINR)、又は例えば、−80dBmに等しい所定のレベルより高い信号強度(RSRP)でそこから信号を受信する一組の近隣の標準基地局及びRSU型基地局を識別する情報とを含む。
測定報告はそれぞれ、ユーザ端末によって受信される近隣の標準基地局及びRSU基地局の干渉レベルを含む。干渉レベルは、基準信号受信電力(RSRP)及び信号対干渉雑音比(SINR)測定値から取得することができる。例えば、測定報告は、ユーザ端末上で最も強く干渉している、すなわち、0dBより高い干渉レベルを有する標準基地局又はRSU型基地局を含むことができる。
測定報告は、標準基地局20の負荷及び/又は標準基地局内の現在のリソース割当てについての付加情報を含むことができる。
次のステップS701において、プロセッサ400は、ネットワークの表現を構築する。
プロセッサ400は、受信された測定報告を用いて、測定報告において最大と識別されるか、又は測定報告において標準基地局20及びRSU型基地局30の識別の平均より高い回数だけ識別される、ワイヤレスセルラ電気通信ネットワークの標準基地局20及びRSU型基地局30を識別する。
識別された標準基地局20及びRSU型基地局30のみを用いて、プロセッサ400はネットワークの表現を構築する。
その表現は、例えば、識別された標準基地局20及びRSU型基地局30をリンクするグラフとすることができる。
グラフのノードを接続する「エッジ」は、標準基地局及びRSU型基地局をリンクする実際のX2インタフェースを表している。
受信された無線測定値を用いて、第2のグラフが構築される場合がある。測定報告によってノードが報告される場合には、第2のグラフにおいて、それらのノードがエッジによってリンクされる。
次のステップS702において、プロセッサ400は、ネットワークの表現に基づいて、ネットワークの全てのノードに関するルーティングテーブルを決定する。これらのルーティングテーブルは、例えば、グラフ表現内の最短パスの計算に基づく。ルーティングテーブルは、ネットワークの任意のノード間の最短パス内のホップ数を含むことができる。
例えば、プロセッサ400は、ネットワークのグラフにおいて、「Faster Betweenness Centrality Based on Data Structure Experimentation」と題し、「:http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1877050913003463」において入手可能である論文において開示されるような幅優先探索(BFS:breadth first search)を適用することによってルーティングテーブルを計算する。幅優先探索技法は、ノードvごとに、ノードvからグラフの各ノードjまでの最小距離を見つけ、これらの距離はd(v,j)と定義される。この選択肢では、グラフ表現は重み付けされず、すなわち、ノードvとjとの間のエッジは優先権を与えられず、全ての近隣ノードへの送信が同等に考慮される。ノードvに関するルーティングテーブルは、最小距離d(v,j)、及びノードvからノードjに達する最短パスからなる。
例えば、プロセッサ400は、ネットワークのグラフにおいて、「A Faster Algorithm for Betweenness Centrality」と題するUlrich Brandesの論文において開示されているようなダイクストラ探索(Dijkstra search)を適用することによってルーティングテーブルを計算する。ダイクストラ探索技法は、ノードvごとに、vからネットワークの各ノードjへの最短距離を見つけ、これらの距離は、d(v,j)と定義される。グラフ表現は、その例によれば、重み付けされ、すなわち、グラフのノードのエッジが、エッジのノード間の送信待ち時間によって重み付けされる。ノードvに関するルーティングテーブルは、最小距離d(v,j)、及びノードvからノードjに達する最短パスからなる。
次のステップS703において、プロセッサ400は、各ノードにノードのルーティングテーブルを転送する。
ノードvに送信されるルーティングテーブルは、ノードvに最も近いノードであるノードからなり、この近さは、送信待ち時間の最小化という意味において考慮される。
図7bは、本発明の第3の実現形態による、標準基地局及びRSU型基地局によって実行されるアルゴリズムの一例を開示する。
本アルゴリズムは、標準基地局20のプロセッサ200によって、又はRSU型基地局のプロセッサ300によって実行される一例において開示される。
ステップS750において、プロセッサ200又は300は、ルーティングテーブルの受信を検出する。
ステップS751において、プロセッサ200が、標準基地局20の中心性値を求めるか、又はプロセッサ300が、RSU型基地局20の中心性値を求める。
標準基地局20及びRSU型基地局は、以下のように、近接中心性指標を協調的に計算する。
各標準基地局20及びRSU型基地局vは、受信されたルーティングテーブル内で識別される他の標準基地局20及びRSU型基地局に、標準基地局又はRSU型基地局vからノードjへの最小距離、すなわち、d(j,v)を送信する。ノードvは、ルーティングテーブル内で識別されたネットワークの他のノードから最小距離d(v,j)を受信する。各標準基地局20及びRSU型基地局は、
Figure 2020501459
として中心性値を取得するために、受信された最小距離の総和を計算する。
各標準基地局20及びRSU型基地局vは、自らの次数中心性C(v)を取得し、それを標準基地局20及びRSU型基地局vに転送する。C(v)は、1つのリンクのみによってノードvに接続されるノードの数である。
次のステップS752において、各標準基地局20及びRSU型基地局vは、グローバルネットワーク中心性Fを求め、その値は、グラフがスタートポロジを有する場合には1に等しい。
グローバルネットワーク中心性値は、標準基地局20及びRSU型基地局の中心性値のばらつきが小さい場合に最小化される。
グローバルネットワーク中心性値Fの計算は2段階において取得される。
第1の段階において、各RSU型基地局が、maxv∈V(C(v))として次数中心性値の最大値を求める。第2の段階において、各RSU型基地局が、
Figure 2020501459
としてグローバルネットワーク中心性Fを求める。ただし、
Figure 2020501459
である。
次のステップS753において、各RSU型基地局は、ネットワークトポロジ更新が実行される必要があるか否かをチェックする。
グローバルネットワーク中心性F値が、例えば、0.5に等しい第1の所定の値より低い場合には、ネットワークトポロジ更新が実行される必要があり、プロセッサ300はステップS754に移行する。そうでない場合には、プロセッサ300はステップS750に戻る。
ステップS754において、プロセッサ300はネットワークトポロジを再構成する。
プロセッサ300は、X2接続を確立又は解除するようにRSU型基地局に指示する。
プロセッサ300は、RSU型基地局が、低い中心性値、例えば、0.5より低い中心性値を有する場合には、標準基地局との少なくとも1つのX2インタフェースを解除するように指示する。
プロセッサ300は、最も高い中心性値を有するRSU型基地局とのX2インタフェースを追加するように指示する。
次のステップS755において、プロセッサ300は、ステップS752において開示されるような、新たなグローバルネットワーク中心性Fを求める。
次のステップS756において、プロセッサ300は、新たなグローバルネットワーク中心性F値が第2の所定の値より低いか否かをチェックする。
新たなグローバルネットワーク中心性F値が、例えば、0.8に等しい第2の所定の値より低い場合には、プロセッサ300はステップS751に戻る。そうでない場合には、プロセッサ300は、本アルゴリズムを中断する。
当然のことながら、本発明の範囲から逸脱することなく、上記で説明した本発明の実施形態に対して多くの変更を行うことができる。

Claims (10)

  1. 路側機型基地局、標準基地局及びユーザ端末を含む、超高密度ヘテロジニアスネットワークを構成する方法であって、前記路側機型基地局は標準基地局より高速のユーザ端末間又はユーザ端末−ネットワーク間インフラストラクチャアプリケーションを有し、該方法は、
    標準基地局を通してユーザ端末から無線測定報告を取得するステップと、
    前記測定報告を用いて、標準基地局及び路側機型基地局を識別するステップと、
    識別された前記標準基地局及び前記路側機型基地局から前記超高密度ヘテロジニアスネットワークのグラフを構築するステップであって、前記グラフのノードが、識別された標準基地局又は路側機型基地局に対応する、構築するステップと、
    ネットワークトポロジ再構成が実行されなければならないか否かをチェックするステップと、
    前記ネットワークトポロジ再構成が実行されなければならない場合には、路側機型基地局と標準基地局との間の接続を解除し、路側機型基地局間の接続を追加することによって、ネットワークトポロジ再構成を実行するステップと、
    を含むことを特徴とする、方法。
  2. 前記方法は、前記超高密度ヘテロジニアスネットワークのコントローラによって実行されることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 前記方法は、前記グラフのノードごとの中心性値を求める更なるステップを含むことを特徴とし、ノードに関する前記中心性値は、前記ノードと前記グラフ内の他の全てのノードとの間の距離の和の逆数であり、前記ネットワークトポロジ再構成は前記求められた中心性値に従って実行されなければならないことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  4. 前記方法は、グローバルネットワーク中心性値を求める更なるステップを含むことを特徴とし、前記ネットワークトポロジ再構成は、前記求められたグローバル中心性値に従って実行されなければならないことを特徴とする、請求項2に記載の方法。
  5. 前記グローバルネットワーク中心性値Fは、以下の式に従って求められることを特徴とし、
    Figure 2020501459
    ただし、Vは前記路側機型基地局の集合であり、C(i)は1つのリンクのみによって前記ノードiに接続されるノードの数であり、Nは、前記グラフ内のノードの数である、請求項4に記載の方法。
  6. 前記方法は、前記超高密度ヘテロジニアスネットワークのコントローラと、前記路側機型基地局とによって実行されることを特徴とし、前記方法は、
    前記コントローラによって、路側機型基地局ごとの中心性値を求めるステップであって、ノードに関する前記中心性値は、前記ノードと前記グラフ内の他の全てのノードとの間の距離の和の逆数である、求めるステップと、
    前記コントローラによって、路側機型基地局それぞれに、最も高い中心性指標を有する前記路側機型基地局を識別する情報とともに、前記グラフの前記路側機型基地局の前記中心性値を転送するステップと、
    を更に含み、
    前記ネットワークトポロジ再構成は、前記路側機型基地局の受信された前記中心性値に従って前記路側機型基地局によって実行されることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  7. 前記方法は、前記超高密度ヘテロジニアスネットワークのコントローラと、前記標準基地局及び前記路側機型基地局とによって実行され、前記取得するステップ、前記識別するステップ及び前記グラフを構築するステップは、前記コントローラによって実行され、前記チェックするステップ及び前記ネットワークトポロジ再構成を実行するステップは、前記標準基地局及び前記路側機型基地局によって実行されることを特徴とし、前記方法は、
    前記コントローラによって、ルーティングテーブルを決定するステップと、
    前記コントローラによって、前記ルーティングテーブルを前記標準基地局及び前記路側機型基地局に転送するステップと、
    標準基地局それぞれ及び前記路側機型基地局によって、中心性値C(v)を求めるステップであって、C(v)は1つのリンクのみによって前記標準基地局又は前記路側機型基地局vに接続されるノードの数である、求めるステップと、
    前記標準基地局及び前記路側機型基地局によって、グローバルネットワーク中心性値を求めるステップと、
    を更に含み、
    前記ネットワークトポロジ再構成は、求められた前記グローバル中心性値に従って実行されなければならないことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  8. 前記グローバルネットワーク中心性値Fは、以下の式に従って求められることを特徴とし、
    Figure 2020501459
    ただし、
    Figure 2020501459
    であり、maxv∈V(C(v))は次数中心性値の最大値であり、Nは前記グラフのノードの数である、請求項4に記載の方法。
  9. 路側機型基地局、標準基地局及びユーザ端末を含む、超高密度ヘテロジニアスネットワークを構成するシステムであって、前記路側機型基地局は標準基地局より高速のユーザ端末間又はユーザ端末−ネットワーク間インフラストラクチャアプリケーションを有し、該システムは、
    標準基地局を通してユーザ端末から無線測定報告を取得する手段と、
    前記測定報告を用いて、標準基地局及び路側機型基地局を識別する手段と、
    識別された前記標準基地局及び前記路側機型基地局から前記超高密度ヘテロジニアスネットワークのグラフを構築する手段であって、前記グラフのノードが、識別された標準基地局又は路側機型基地局に対応する、手段と、
    ネットワークトポロジ再構成が実行されなければならないか否かをチェックする手段と、
    前記ネットワークトポロジ再構成が実行されなければならない場合には、路側機型基地局と標準基地局との間の接続を解除し、路側機型基地局間の接続を追加することによって、ネットワークトポロジ再構成を実行する手段と、
    を備えることを特徴とする、システム。
  10. プログラマブルデバイスに直接ロードすることができるコンピュータプログラムであって、該コンピュータプログラムがプログラマブルデバイス上で実行されるときに、請求項1〜9に記載の方法のステップを実施する命令又はコードの一部を含む、コンピュータプログラム。
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