以下、本発明に従う好ましい実施形態を添付した図面を参照して詳細に説明する。添付した図面と共に以下に開示される詳細な説明は、本発明の例示的な実施形態を説明しようとするものであり、本発明が実施できる唯一の実施形態を示そうとするものではない。以下の詳細な説明は、本発明の完全な理解を提供するために、具体的な細部事項を含む。しかしながら、当業者は本発明がこのような具体的な細部事項無しでも実施できることが分かる。
幾つかの場合、本発明の概念が曖昧になることを避けるために公知の構造及び装置は省略されるか、または各構造及び装置の核心機能を中心としたブロック図形式に図示できる。
本明細書で、基地局は端末と直接的に通信を遂行するネットワークの終端ノード(terminal node)としての意味を有する。本文書で、基地局により遂行されるものとして説明された特定動作は、場合によっては、基地局の上位ノード(upper node)により遂行されることもできる。即ち、基地局を含む多数のネットワークノード(network nodes)からなるネットワークで、端末との通信のために遂行される多様な動作は基地局または基地局以外の他のネットワークノードにより遂行できることは自明である。‘基地局(BS:Base Station)’は、固定局(fixed station)、Node B、eNB(evolved-NodeB)、BTS(base transceiver system)、アクセスポイント(AP:Access Point)、gNB(general NB)などの用語により取替できる。また、‘端末(Terminal)’は固定されるか、または移動性を有することができ、UE(User Equipment)、MS(Mobile Station)、UT(user terminal)、MSS(Mobile Subscriber Station)、SS(Subscriber Station)、AMS(Advanced Mobile Station)、WT(Wireless terminal)、MTC(Machine-Type Communication)装置、M2M(Machine-to-Machine)装置、D2D(Device-to-Device)装置などの用語に取替できる。
以下、ダウンリンク(DL:downlink)は基地局から端末への通信を意味し、アップリンク(UL:uplink)は端末から基地局への通信を意味する。ダウンリンクで、送信機は基地局の一部であり、受信機は端末の一部でありうる。アップリンクで、送信機は端末の一部であり、受信機は基地局の一部でありうる。
以下の説明で使われる特定用語は本発明の理解を助けるために提供されたものであり、このような特定用語の使用は本発明の技術的思想を逸脱しない範囲で異なる形態に変更できる。
以下の技術は、CDMA(code division multiple access)、FDMA(frequency division multiple access)、TDMA(time division multiple access)、OFDMA(orthogonal frequency division multiple access)、SC-FDMA(single carrier frequency division multiple access)、NOMA(non-orthogonalmultipleaccess)などの多様な無線接続システムに利用できる。CDMAは、UTRA(universal terrestrial radio access)やCDMA2000のような無線技術(radio technology)で具現できる。TDMAは、GSM(global system for mobile communications)/GPRS(general packet radio service)/EDGE(enhanced data rates for GSM evolution)のような無線技術で具現できる。OFDMAは、IEEE 802.11(WiFi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802-20、E-UTRA(evolved UTRA)などの無線技術で具現できる。UTRAは、UMTS(universal mobile telecommunications system)の一部である。3GPP(3rd generation partnership project)LTE(longterm evolution)は、E-UTRAを使用するE-UMTS(evolved UMTS)の一部であって、ダウンリンクでOFDMAを採用し、アップリンクでSC-FDMAを採用する。LTE-A(advanced)は3GPP LTEの進化である。
本発明の実施形態は無線接続システムであるIEEE 802、3GPP、及び3GPP2のうち、少なくとも1つに開示された標準文書により裏付けられる。即ち、本発明の実施形態のうち、本発明の技術的思想を明確に示すために説明しないステップまたは部分は前記文書により裏付けられる。また、本文書で開示している全ての用語は前記標準文書により説明できる。
説明を明確にするために、3GPPLTE/LTEAを中心として技術するが、本発明の技術的特徴がこれに制限されるものではない。
システム一般
図1は、LTE無線フレーム構造の一例を示した図である。
図1において、無線フレームは、10個のサブフレームを含む。サブフレームは、時間領域で2個のスロット(slot)を含む。1つのサブフレームを送信するための時間は、送信時間間隔(transmission time interval:TTI)として定義される。例えば、1つのサブフレームは、1ミリ秒(millisecond、ms)の長さを有することができ、1つのスロットは、0.5msの長さを有することができる。1つのスロットは、時間領域で複数のOFDM(orthogonal frequency division multiplexing)シンボルを含む。3GPP LTEは、下向きリンクでOFDMAを用いるので、OFDMシンボルは、1つのシンボル周期(symbol period)を表すためのものである。OFDMシンボルは、さらに、SC−FDMAシンボルまたはシンボル周期と称されることもできる。資源ブロック(resource block:RB)は、資源割当単位であり、1つのスロットで複数の連続した副搬送波(subcarrier)を含む。前記無線フレームの構造は、例示的なものである。したがって、無線フレームに含まれるサブフレームの個数、またはサブフレームに含まれるスロットの個数、あるいはスロットに含まれるOFDMシンボルの個数は、様々な方式で修正されることができる。
図2は、下向きリンクスロットに対する資源グリッドの一例を示した図である。
図2において、下向きリンクスロットは、時間領域で複数のOFDMシンボルを含む。本明細書においては、1つの例として、1つの下向きリンクスロットが7個のOFDMシンボルを含み、1つの資源ブロック(RB)が周波数領域で12個の副搬送波を含むことと述べられる。しかし、本発明は、前記例に制限されるものではない。資源グリッドの各要素は、資源要素(resource element:RE)と称される。1つのRBは、12×7 REを含む。下向きリンクスロットに含まれるRBの個数のNDLは、下向きリンク送信帯域幅によって変わる。上向きリンクスロットの構造は、下向きリンクスロットの構造と同様でありうる。
図3は、下向きリンクサブフレーム構造の一例を示す。
図3において、サブフレーム内で1番目のスロットの前半部に位置した最大3個のOFDMシンボルが制御チャネルが割り当てられる制御領域(control region)である。残りのOFDMシンボルは、PDSCHが割り当てられるデータ領域(data region)に該当する。3GPP LTEで使用される下向きリンク制御チャネルの例は、PCFICH(physical control format indicator channel)、PDCCH(physical downlink control channel)、PHICH(physical hybrid ARQ indicator channel)などを含む。PCFICHは、サブフレームの1番目のOFDMシンボルで送信され、サブフレーム内で制御チャネルの送信に使用されるOFDMシンボルに関する情報を運ぶ。PHICHは、上向きリンク送信に対する応答であり、HARQ ACK(acknowledgment)/NACK(negative−acknowledgment)信号を運ぶ。PDCCHを介して送信される制御情報は、下向きリンク制御情報(downlink control information:DCI)と称される。DCIは、上向きリンクまたは下向きリンクスケジューリング情報を含むか、または任意のUEグループに対する上向きリンク送信(Tx)電力制御命令を含む。
PDCCHは、DL−SCH(downlink shared channel)の送信フォーマット(transport format)と資源割当、UL−SCH(uplink shared channel)の資源割当情報、PCH(paging channel)に対するページング情報、DL−SCHに対するシステム情報、PDSCH上で送信されるランダムアクセス応答(random access response)のような上位階層制御メッセージの資源割当、任意(arbitrary)UEグループ内で個別UEに対するTx電力制御命令のセット、VoIP(voice over IP)のTx電力制御命令、活性化などを運ぶことができる。制御領域内で複数のPDCCHが送信され得る。UEは、複数のPDCCHをモニタリングできる。PDCCHは、1つまたはいくつかの連続的なCCE(control channel element)などの集成(aggregation)上で送信される。CCEは、PDCCHに無線チャネルの状態に基づいたコーディング率(coding rate)を提供するのに使用される論理的割当単位(logical allocation unit)である。CCEは、複数の資源要素グループ(resource element group)に該当する。PDCCHのフォーマットと可用PDCCHのビット個数は、CCEの個数とCCEにより提供されるコーディング率間の相関度によって決定される。BSがUEに送信されるDCIによってPDCCHフォーマットを決定し、制御情報にCRC(cyclic redundancy check)を付着する。CRCは、PDCCHの所有者または使用によって固有な識別子(RNTI(radio network temporary identifier)と称される)にマスキングされる。仮に、PDCCHが特定UEに対するものであれば、そのUEに対する固有な識別子(例えば、C−RNTI(cell−RNTI))がCRCにマスキングされ得る。他の例として、仮に、PDCCHがページングメッセージに対するものであれば、ページング指示子識別子(例えば、P−RNTI(paging−RNTI))がCRCにマスキングされ得る。仮に、PDCCHがシステム情報(さらに具体的に、後述するシステム情報ブロック(systeminformationblock、SIB)に対するものであれば、システム情報識別子とシステム情報RNTI(SI−RNTI)がCRCにマスキングされ得る。UEのランダムアクセスプリアンブルの送信に対する応答であるランダムアクセス応答を指示するために、ランダムアクセス−RNTI(RA−RNTI)がCRCにマスキングされ得る。
図4は、上向きリンクサブフレーム構造の一例を示す。
図4において、上向きリンクサブフレームは、周波数領域で制御領域とデータ領域とに区分されることができる。制御領域には、上向きリンク制御情報を運搬するための物理上向きリンク制御チャネル(PUCCH)が割り当てられる。データ領域には、ユーザデータを運搬するための物理上向きリンク共有チャネル(PUSCH:Physical Uplink Shared Channel)が割り当てられる。単一搬送波特性を維持するために、1つのUEは、同時にPUCCH及びPUSCHを送信しない。1つのUEに対するPUCCHは、サブフレーム内のRB対に割り当てられる。RB対に属するRBは、各々2個のスロットで相違した副搬送波を占有する。これは、PUCCHに割り当てられたRB対がスロット境界で周波数ホッピング(frequency−hopped)されると呼ばれる。
以下、LTEフレーム構造についてより具体的に説明する。
LTE仕様(specification)を介して、全体において異なるように言及しない限り、時間領域における様々なフィールドの大きさは、
秒の時間単位の数で表現される。
下向きリンク及び上向きリンク送信は、
のデュレーション(duration)を有する無線フレームで組織化される。2個の無線フレーム構造が支援される。
・類型(type)1:FDDに適用可能
・類型2、TDDに適用可能
フレーム構造の類型(frame structure type)1
フレーム構造の類型1は、全二重(full duplex)及び半二重(half duplex)FDDの両方に適用することができる。各無線フレームは、
長さであり、
である20個のスロットで構成され、0から19までナンバリングされる。サブフレームは、2個の連続するスロットで定義され、サブフレーム
は、スロット
及び
からなる。
FDDの場合、10個のサブフレームが下向きリンク送信に利用可能であり、10個のサブフレームが10ms毎の間隔で上向きリンク送信のために利用可能である。
上向きリンク及び下向きリンク送信は、周波数領域で分離される。半二重FDD動作において、UEは、同時に送信及び受信できないことに対し、全二重FDDではそのような制限がない。
図5は、フレーム構造の類型1の一例を示す。
フレーム構造の類型2
フレーム構造の類型2は、FDDに適用可能である。長さ
のそれぞれの無線フレームの長さは、各々
の2個のハーフ−フレーム(half−frames)からなる。それぞれのハーフ−フレームは、長さ
の5個のサブフレームからなる。支援される上向きリンク−下向きリンク構成が表2に挙げられ、ここで、無線フレーム内の各サブフレームに対して、「D」は、サブフレームが下向きリンク送信のために留保されたこと(reserved)を表し、「U」は、サブフレームが上向きリンク送信のために留保されたことを表し、「S」は、下向きリンクパイロット時間スロット(downlink pilot time slot:DwPTS)、保護周期(guard period:GP)、及び上向きリンクパイロット時間スロット(uplink pilot time slot:UpPTS)の3個のフィールドを有する特殊サブフレームを表す。総長さ
と同じDwPTS、GP、及びUpPTS前提下でDwPTS及びUpPTSの長さは、表1により提供される。それぞれのサブフレームiは、それぞれのサブフレーム内の長さが
である2個のスロット、
及び
として定義される。
5ms及び10msの両方の下向きリンクから上向きリンクへの切換−地点周期性(switch−point periodicity)を有する上向きリンク−下向きリンク構成が支援される。5msの下向きリンクから上向きリンクへの切換ポイント周期性の場合、特殊サブフレーム(the special subframe)が2個のハーフ−フレーム(half−frames)の両方に存在する。10msの下向きリンクから上向きリンクへの切換ポイント周期性の場合、前記特殊サブフレームが1番目のハーフフレームにのみ存在する。サブフレーム0と5及びDwPTSは、いつも下向きリンク送信のために留保される。UpPTS及び前記特殊サブフレームにすぐに後続するサブフレームは、いつも上向きリンク送信のために予約(reserve)される。
図6は、フレーム構造の類型2のさらに他の一例を示した図である。
表1は、特殊サブフレームの構成の一例を表す。
表2は、上向きリンク−下向きリンク構成の一例を表す。
NB−IoT
NB−IoT(narrowband−internet of things)は、low complexity、low cost deviceを支援するための標準であって、既存のLTE device等と比較して相対的に簡単な動作のみを行うように定義されている。NB−IoTは、LTEの基本構造にしたがうが、下記に定義された内容を基準に動作する。仮に、NB−IoTがLTEのchannelやsignalをreuseする場合には、既存のLTEで定義された標準にしたがうことができる。
上向きリンク(Uplink)
次のような狭帯域物理チャネルが定義される。
・狭帯域物理上向きリンク共有チャネル、NPUSCH(Narrowband Physical Uplink Shared Channel)
・狭帯域物理ランダムアクセスチャネル、NPRACH(Narrowband Physical Random Access Channel)
次のような上向きリンク狭帯域物理信号が定義される。
・狭帯域復調参照信号(Narrowband demodulation reference signal)
副搬送波
側面で上向きリンク帯域幅、及びスロットデュレーション
は、下記の表3として与えられる。
表3は、NB−IoTパラメータの一例を表す。
単一アンテナポート
は、全ての上向きリンク送信に対して使用される。
資源ユニット(Resource unit)
NPUSCHと資源要素のマッピングを説明するのに資源ユニットが使用される。資源ユニットは、時間領域で
の連続するシンボルで定義され、周波数領域で
の連続する副搬送波で定義され、ここで、
及び
は、表4として与えられる。
表4は、
、
、
及び
の支援される組み合わせ等の一例を表す。
狭帯域上向きリンク共有チャネル(NPUSCH:Narrowband uplink Shared Channel)
狭帯域物理上向きリンク共有チャネルが2個のフォーマットで支援される:
・UL−SCHを運搬するのに使用されるNPUSCHフォーマット1
・上向きリンク制御情報を運搬するのに使用されるNPUSCHフォーマット2
TS 36.211の5.3.1節によってスクランブリングは行われる。スクランブリングシーケンス生成器(scrambling sequence generator)は、
に初期化され、ここで、
は、コードワード送信の1番目のスロットである。NPUSCH繰り返しの場合、スクランブリングシーケンスは、繰り返し送信のために使用された、各々、1番目のスロット及びフレームとして設定された
及び
で全ての
コードワード送信以後に、上記の数式によって再初期化される。quantity
は、TS 36.211の10.1.3.6節により提供される。
表5は、狭帯域物理上向きリンク共有チャネルに対して適用可能な変調マッピングを特定する。
NPUSCHは、3GPP TS 36.213の節により提供されるような、1つ以上の資源ユニット
にマッピングされることができ、これらの各々は、
回送信される。
3GPP TS 36.213で規定された送信電力
にしたがうために、複素−値シンボルのブロック
が大きさスケーリング要素
とかけられ、NPUSCHの送信のために割り当てられた副搬送波にz(0)で始めるシーケンスでマッピングされる。送信のために割り当てられ、参照信号等の送信に使用されない副搬送波に対応する資源要素
へのマッピングは、割り当てられた資源ユニットの1番目のスロットから始めてインデックス
、以後、インデックス
の増加順序となる。
スロットマッピング以後に、
の下のスロットへのマッピングを続ける以前に、
スロットが
追加的な(additional)回数で繰り返され、ここで、数式1は、
スロットへのマッピングまたはマッピングの繰り返しがNPRACH−ConfigSIB−NBによって任意の構成されたNPRACH資源と重なる資源要素を含めば、重なった
スロットのNPUSCH送信は、次の
スロットが任意の構成されたNPRACH資源と重ならないまで延期される。
)のマッピングは、
スロットが送信されるまで繰り返される。256・30720T
s時間単位のNPRACHによる送信及び/又は延期等(postponements)以後、NPUSCH送信が延期される場合、
時間単位のギャップ(gap)が挿入される。ギャップと一致するNPRACHによる延期部分は、ギャップの一部としてカウントされる。
上位階層パラメータnpusch−AllSymbolsが偽(false)に設定されれば、srs−SubframeConfigによってSRSで構成されたシンボルと重なるSC−FDMAシンボルの資源要素は、NPUSCHマッピングとして計算されるが、NPUSCHの送信のためには使用されない。上位階層パラメータnpusch−AllSymbolsが真(true)に設定されれば、全てのシンボルが送信される。
UL−SCHデータ無しでNPUSCHを介しての上向きリンク制御情報(Uplink control information on NPUSCH without UL−SCH data)
HARQ−ACK
の1ビット情報は、表6によって符号化され、ここで、肯定応答に対して
であり、不正応答に対して
である。
表6は、HARQ−ACKコードワード等の一例を表す。
電力制御(Power control)
サービングセルに対するNB−IoT ULスロットiにおいてNPUSCH送信のためのUE送信電力は、下記の数式2及び3のように提供される。
割り当てられたNPUSCH RU等の繰り返し回数が2より大きい場合、
ここで、
は、サービングセルcに対してNB−IoT ULスロットiで3GPP TS 36.101に定義されて構成されたUE送信電力である。
は、3.75kHz副搬送波間隔に対しては{1/4}であり、15kHz副搬送波間隔に対しては{1、3、6、12}である。
は、サービングセルcに対して、上位階層から提供された成分
とj=1に対して上位階層により提供される成分
の合計からなり、ここで、
である。動的スケジューリングされた承認(grant)に対応するNPUSCH(再)送信に対して、
であり、ランダムアクセス応答承認に対応するNPUSCH(再)送信に対しては、
である。
及び
であり、ここで、パラメータpreambleInitialReceivedTargetPower
及び
は、サービングセルcに対して上位階層からシグナリングされる。
に対し、NPUSCHフォーマット2に対して、
;NPUSCHフォーマット1に対して、
がサービングセルcに対して上位階層により提供される。
に対し、
である。
サービングセルcに対してUEにおいてdBで計算された下向きリンク経路損失推定であり、
=nrs−Power+nrs−PowerOffsetNonAnchor−上位階層フィルタリングされたNRSRPであり、ここで、nrs−Powerは、上位階層及び3GPP 36.213の下位節16.2.2により提供され、nrs−powerOffsetNonAnchorは、上位階層により提供されないと、ゼロに設定され、NRSRPは、サービングセルcに対して3GPP TS 36.214で定義され、上位階層フィルター構成は、サービングセルcに対して3GPP TS 36.331で定義される。
UEがサービングセルcに対してNB−IoT ULスロットiでNPUSCHを送信すれば、電力ヘッドルームは、下記の数式4を用いて計算される。
フォーマット1 NPUSCHを送信するためのUE手順(UE procedure for transmitting format 1 NPUSCH)
UEのためのNB−IoT DLサブフレーム
で終わるDCIフォーマットN0を有するNPDCCHの与えられたサービングセルでの検出の際、UEは、
DLサブフレームの終わりで、NPDCCH情報に応じて
であるN個の連続NB−IoT ULスロット
で、NPUSCHフォーマット1を使用して対応するNPUSCH送信を行い、ここで、
サブフレームnは、NPDCCHが送信される最後のサブフレームであり、NPDCCH送信の開始サブフレーム及び対応するDCIのDCIサブフレーム繰り返し番号フィールドから決定され、そして、
であり、ここで、
の値は、対応するDCIの繰り返し番号フィールドにより決定され、
の値は、対応するDCIの資源割当フィールドにより決定され、
の値は、当該DCIで割り当てられた副搬送波の数に対応する資源ユニットのNB−IoT ULスロットの数である。
は、サブフレーム
の終了後に始める1番目のNB−IoT ULスロットである。
の値は、表7によって対応するDCIのスケジューリング遅延フィールド(scheduling delay field)(
)により決定される。
表7は、DCIフォーマットN0に対するk0の一例を表す。
NPUSCH送信のための上向きリンクDCIフォーマットN0の資源割当情報は、スケジューリングされたUEに指示される。
・対応するDCIの副搬送波指示フィールドにより決定される資源ユニットの連続的に割り当てられた副搬送波
のセット
・表9による対応するDCIの資源割当フィールドにより決定された複数の資源ユニット
・表10による対応するDCIの繰り返し番号フィールドにより決定される繰り返し回数
。
NPUSCH送信の副搬送波間隔Δfは、3GPP TS 36.213の下位節16.3.3によって狭帯域ランダムアクセス応答承認(Narrowband Random Access Response Grant)の上向きリンク副搬送波間隔フィールドにより決定される。
副搬送波間隔Δf=3.75kHzを有するNPUSCH送信の場合、
であり、ここで、
は、DCIの副搬送波指示フィールドである。
副搬送波間隔Δf=15kHzを有するNPUSCH送信の場合、DCIの副搬送波指示フィールド
は、表8によって連続的に割り当てられた副搬送波のセット
を決定する。
表8は、Δf=15kHzを有するNPUSCHに対して割り当てられる副搬送波の一例を表す。
表9は、NPUSCHに対する資源ユニットの個数の一例を表す。
表10は、NPUSCHに対する繰り返し回数の一例を表す。
復調参照信号(DMRS:Demodulation Reference Signal)
に対する参照信号シーケンス
は、下記の数式5により定義される。
ここで、バイナリシーケンス
は、TS 36.211の7.2により定義され、NPUSCH送信開始時に
に初期化されなければならない。値
は、表1−11により提供され、ここで、NPUSCHフォーマット1に対してグループホッピングがイネーブルされなければ、NPUSCHフォーマット2に対して
であり、NPUSCHフォーマット1に対してグループホッピングがイネーブルされれば、3GPP TS 36.211の10.1.4.1.3節により提供される。
NPUSCHフォーマット1に対する参照信号シーケンスは、下記の数式6により提供される。
NPUSCHフォーマット2に対する参照信号シーケンスは、下記の数式7により提供される。
ここで、
は、
with
により選択されたシーケンスインデックスを有する3GPP TS 36.211の表5.5.2.2.1−2として定義される。
に対する参照信号シーケンス
は、下記の数式8によって基底シーケンスの循環遷移
により定義される。
ここで、
は、
に対して表10.1.4.1.2−1により提供され、
に対して表12により提供され、
に対して表13により提供される。
グループホッピングがイネーブルされなければ、基底シーケンスインデックス
は、
、
、
及び
の各々に対して上位階層パラメータthreeTone−BaseSequence、sixTone−BaseSequence、及びtwelveTone−BaseSequenceにより提供される。上位階層によりシグナリングされなければ、基底シーケンスは、下記の数式9により提供される。
グループホッピングがイネーブルされれば、基底インデックス
は、3GPP TS 36.211の10.1.4.1.3節により提供される。
及び
に対する循環遷移は、表14で定義されたように、上位階層パラメータが各々threeTone−CyclicShift及びsixTone−CyclicShiftから導かれる。
に対して、
である。
表13は、
に対する
のさらに他の一例を表した表である。
表14は、αの一例を表した表である。
NPUSCHフォーマット1に対する参照信号のために、シーケンス−グループホッピングがイネーブルされ得るし、ここで、スロット
のシーケンス−グループナンバー
は、下記の数式10によってグループホッピングパターン
及びシーケンス−遷移パターン
により定義される。
ここで、各資源ユニットの大きさに対して利用可能な参照信号シーケンス等の個数、
は、表15により提供される。
シーケンス−グループホッピングは、上位階層により提供されるセル−特定パラメータgroupHoppingEnabledによりイネーブルされるか、またはディセーブルされる。NPUSCHに対するシーケンスグループホッピングは、NPUSCH送信が競争基盤ランダムアクセス手順の一部として同じ送信ブロック(transport block)の再送信またはランダムアクセス応答承認に対応しない限り、セル基盤でイネーブルされるにもかかわらず、上位−階層パラメータgroupHoppingDisabledを介して特定UEに対してディセーブルされることができる。
グループホッピングパターン
は、下記の数式11により提供される。
ここで、
に対し
であり、
は、に対して資源ユニットの1番目のスロットのスロット番号である。疑似−ランダムシーケンス
は、7.2節により定義される。疑似−ランダムシーケンス生成器は、
に対して資源ユニットの開始で、そして、
に対して偶数スロット毎に
に初期化される。
シーケンス−遷移パターン
は、下記の数式12により提供される。
ここで、
は、上位−階層パラメータgroupAssignmentNPUSCHにより提供される。値がシグナリングされなければ、
である。
シーケンス
は、大きさスケーリング因子
でかけられなければならず、副−搬送波に
で始めるシーケンスとしてマッピングされなければならない。
マッピングプロセスで使用される副−搬送波のセットは、3GPP 36.211の10.1.3.6節に定義された対応するNPUSCH送信と同様でなければならない。
資源要素
へのマッピングは、1番目が
、以後
、及び最後にスロットナンバーの増加順序とならなければならない。スロット内のシンボルインデックス
の値が表16として提供される。
表16は、NPUSCHに対する復調参照信号位置の一例を表す。
SF−FDMA基底帯域信号生成
に対して、スロット内のSC−FDMAシンボル
の時間−連続信号
が
により代替される値
で5.6節により定義される。
に対して、上向きリンクスロット内のSC−FDMAシンボル
の副−搬送波インデックスに対するとき間−連続信号
は、数式13により定義される。
に対し、ここで、
及び
に対するパラメータが表17として提供され、
は、シンボル
の変調値であり、位相回転
は、下記の数式14により定義される。
ここで、
は、送信開始時にリセットされるシンボルカウンターであり、送信の間、各シンボルに対して増加される。
表17は、
に対するSC−FDMAパラメータの一例を表す。
スロット内のSC−FDMAシンボルは、
で始めて、
の増加順序で送信されなければならず、ここで、SC−FDMAシンボル
は、スロット内の時間
から始める。
に対して、
内の残余
は、送信されずに、ガード区間(guard period)のために使用される。
狭帯域物理ランダムアクセスチャネル(NPRACH:Narrowband Physical Random Access Channel)
物理階層ランダムアクセスプリアンブルは、単一−副搬送波周波数−ホッピングシンボルグループに基づく。シンボルグループは、図1−8のランダムアクセスシンボルグループで図示され、長さが
である循環プレフィックス(cyclic prefix)と全体長さが
である5個の同じシンボルのシーケンスからなる。パラメータ値は、表18に挙げられている。パラメータ値は、表18のランダムアクセスプリアンブルパラメータで挙げられる。
図7は、ランダムアクセスシンボルグループの一例を示す。
表18は、ランダムアクセスプリアンブルパラメータの一例を表す。
ギャップ(gap)無しで送信される4個のシンボルグループからなるプリアンブルは、
回送信される。
MAC階層によりトリガリングされれば、ランダムアクセスプリアンブルの送信は、特定時間及び周波数領域に限定される。
上位階層により提供されるNPRACH構成には、次が含まれる。
NPRACH資源周期
(nprach−Periodicity)、
NPRACHに割り当てられた1番目の副搬送波の周波数位置
(nprach−SubcarrierOffset)、
NPRACHに割り当てられた副搬送波の数
(nprach−NumSubcarriers)、
競争基盤NPRACHランダムアクセスに割り当てられた開始副−搬送波の数
(nprach−NumCBRA−StartSubcarriers)、
試み(attempt)当たり、NPRACH繰り返し回数
(nprach−StartTime)、
NPRACH開始時間
(nprach−StartTime)、
多重トーンmsg3送信に対するUE支援の指示のために予約されたNPRACH副搬送波範囲のための開始副搬送波インデックスを計算するための部分(fraction)
(nprach−SubcarrierMSG3−RangeStart)。
NPRACH送信は、
を満たす無線フレームの開始以後に、単に
時間ユニットを始めることができる。
時間ユニットの送信以後に、
時間ユニットのギャップが挿入される。
競争基盤ランダムアクセスに割り当てられたNPRACH開始副搬送波は、2つのセットの副搬送波、
に分割され、ここで存在するならば2番目のセットは、多重−トーンmsg3送信のためのUE支援(support)を指示する。
NPRACH送信の周波数位置は、
副−搬送波内で制約される。周波数ホッピングは12副搬送波内で使用され、ここで、
シンボルグループの周波数位置は、
であり、そして、数式15は、
ここで、
を有する
は、
からMAC階層により選択された副搬送波であり、疑似ランダムシーケンス
は、GPP TS 36.211の7.2節により提供される。疑似ランダムシーケンス生成器は、
に初期化される。
シンボルグループ
に対するとき間−連続ランダムアクセス信号
は、下記の数式16により定義される。
表19は、ランダムアクセス基底帯域パラメータの一例を表す。
下向きリンク(Downlink)
下向きリンク狭帯域物理チャネルは、上位階層から発生した情報を運搬する資源要素のセットに対応し、3GPP TS 36.212と3GPP TS 36.211との間に定義されたインターフェースである。
次のような下向きリンク物理チャネルが定義される。
・狭帯域物理下向きリンク共有チャネル、NPDSCH(Narrowband Physical Downlink Shared Channel)
・狭帯域物理放送チャネル、NPBCH(Narrowband Physical Broadcast Channel) ・狭帯域物理下向きリンク制御チャネル、NPDCCH(Narrowband Physical Downlink Control Channel)
下向きリンク狭帯域物理信号は、物理階層により使用される資源要素のセットに対応するが、上位階層から発生する情報を運搬しない。次のような下向きリンク物理信号が定義される:
狭帯域参照信号、NRS(Narrowband reference signal)
狭帯域同期信号(Narrowband synchronization signal)
狭帯域物理下向きリンク共有チャネル(NPDSCH:Narrowband Physical Downlink Shared Channel)
スクランブリングシーケンス生成器は、
に初期化され、ここで、
は、コードワード送信の1番目のスロットである。NPDSCH繰り返し等とBCCHを運搬するNPDSCHの場合、スクランブリングシーケンス生成器は、各繰り返しに対して前述された表現によって再度初期化される。NPDSCH繰り返し等の場合、NPDSCHがBCCHを運搬しない場合、スクランブリングシーケンス生成器は、繰り返し送信に対して使用された、1番目のスロット及びフレームに各々設定された
及び
を有するコードワードの
毎の送信以後に、前述された表現によって再初期化される。
変調は、QPSK変調方式を使用して行われる。
NPDSCHは、3GPP TS 36.213の16.4.1.5節により提供されるように、1つ以上のサブフレーム、
にマッピングされることができ、これらの各々は、NPDSCH
回送信されなければならない。
物理チャネルの送信のために使用されるそれぞれのアンテナポートに対して、複素−値シンボルのブロック
は、現在サブフレームで次の基準を全て満たす資源要素
にマッピングされなければならない。
サブフレームは、NPBCH、NPSS、またはNSSSの送信に使用されず、そして、これらは、NRSのために使用されないこととUEにより仮定され、そして、これらは(存在するならば)、CRSのために使用される資源要素と重ならず、そして、サブフレームで1番目のスロットのインデックス
は、
を満たし、ここで、
は、3GPP TS 36.213の16.4.1.4節により提供される。
に始めるシーケンスで
の上記の基準を満たすアンテナポートpを介しての資源要素
へのマッピングは、サブフレームの1番目のスロットから始めて2番目のスロットで終わる、1番目のインデックス
とインデックス
の増加順序である。BCCHを運搬しないNPDSCHの場合、サブフレームへのマッピング後、
の次のサブフレームへのマッピングを続ける以前に、
付加サブフレームに対してサブフレームが繰り返される。その後、
サブフレームが送信されるまで
のマッピングが繰り返される。BCCHを運搬するNPDSCHの場合、
は、
サブフレームにシーケンスでマッピングされ、その後、
サブフレームが送信されるまで繰り返される。
NPDSCH送信は、NPSDCH送信が延期される送信ギャップで上位階層により構成されることができる。
であれば、NPDSCH送信にギャップが存在せず、ここで、
は、上位階層パラメータdl−GapThresholdにより提供され、
は、3GPP TS 36.213により提供される。ギャップ開始フレームとサブフレームとは、
により提供され、ここで、ギャップ周期性、
は、上位階層パラメータdl−GapPeriodicityにより提供される。複数のサブフレームのギャップデュレーションは、
により提供され、ここで、
は、上位階層パラメータdl−GapDurationCoeffにより提供される。BCCHを運搬するNPDSCHの場合、送信ギャップが存在しない。
NB−IoT下向きリンクサブフレームでない場合、サブフレーム4でSysteminformationblockType1−NBを運搬するNPDSCHの送信を除き、UEは、サブフレーム
でNPDSCHを期待しない。NPDSCH送信等の場合、NB−IoT下向きリンクサブフレームでないサブフレームで、NPDSCH送信は、次のNB−IoT下向きリンクサブフレームまで延期される。
NPDSCHを受信するためのUE手順(UE procedure for receiving the NPDSCH)
NB−IoT UEは、次の場合にサブフレームをNB−IoT DLサブフレームと仮定しなければならない。
・UEは、サブフレームがNPSS/NSSS/NPBCH/NB−SIB1送信を含まないと決定し、そして、
・UEが上位階層パラメータoperationModeInfoを受信するNB−IoT搬送波の場合、UEがSysteminformationblockType1−NBを取得した後に、サブフレームは、NB−IoT DLサブフレームで構成される。
・DL−CarrierConfigCommon−NBが存在するNB−IoT搬送波の場合、サブフレームは、上位階層パラメータであるdownlinkBitmapNonAnchorによりNB−IoT DLサブフレームで構成される。
twoHARQ−Processes−r14を支援するNB−IoT UEの場合、最大2個の下向きリンクHARQプロセスがなければならない。
UEに対して意図されたサブフレーム
で終わるDCIフォーマットN1、N2を有するNPDCCHの与えられたサービングセルに対する検出の際、UEは、
DLサブフレームから始めてNPDCCH情報に応じて
を有するN個の連続するNB−IoT DLサブフレーム(等)
の対応するNPDSCH送信をデコードすべきであり、ここで、サブフレーム
は、NPDCCHが送信される最後のサブフレームであり、NPDCCH送信の開始サブフレーム及び対応するDCIのDCIサブフレーム繰り返し番号フィールドから決定される;
i=0、1、...、N−1であるサブフレーム(等)niは、SIメッセージのために使用されるサブフレームを除いたN個の連続するNB−IoT DLサブフレーム(等)であり、ここで、n0<n1<...、nN−1であり、
であり、ここで、
の値は、対応するDCIの繰り返し番号フィールドにより決定され、
の値は、対応するDCIの資源割当フィールドにより決定され、そして、
は、DLサブフレーム
から始めて、DLサブフレーム
までNB−IoT DLサブフレーム(等)の個数であり、ここで、
は、DCIフォーマットN1に対してスケジューリング遅延フィールド
により決定され、DCIフォーマットN2に対して
である。G−RNTIによりスクランブリングされたDCI CRCの場合、
は、表21によるスケジューリング遅延フィールド
により決定され、それとも、
は、表20によるスケジューリング遅延フィールド
により決定される。
の値は、対応するDCIフォーマットN1に対する3GPP 36.213の下位節16.6にしたがう。
表20は、DCIフォーマットN1に対する
の一例を表す。
表21は、G−RNTIによりスクランブリングされたDCI CRCを有するDCIフォーマットN1に対する
の一例を表す。
UEによるNPUSCH送信の終了以後、UEは、3個のDLサブフレームでの送信を受信することと期待されない。
NPSICHに対するDCIフォーマットN1、N2(ページング)の資源割当情報は、スケジューリングされたUEに指示される。
表22は、NPDSCHに対するサブフレーム数の一例を表す。表22による対応するD CIで資源割当フィールド
により決定されるサブフレームの個数
。
表23による対応するDCIで繰り返し回数フィールド
により決定される繰り返し回数
。
表23は、NPDSCHに対する繰り返し回数の一例を表す。
SysteminformationblockType1−NBを運搬するNPDSCHに対する繰り返し回数は、上位−階層により構成されるパラメータschedulingInfoSIB1に基づいて決定され、表24にしたがう。
表24は、SIB1−NBに対する繰り返し回数の一例を示す。
SysteminformationblockType1−NBを運搬するNPDSCHの1番目の送信のための開始無線フレームは、表25によって決定される。
表25は、SIB1−NBを運搬するNPDSCHの1番目の送信のための開始無線フレームの一例を表す。
NPDSCHに対する開始OFDMシンボルは、サブフレーム
の1番目のスロットのインデックス
により提供され、次のように決定される。
・サブフレーム
がSIB1−NBを受信するために使用されるサブフレームであれば、
上位階層パラメータoperationModeInfoの値が「00」または「01」に設定されれば
それとも、
・それとも、
上位階層パラメータeutraControlRegionSizeの値が存在すれば、
は、上位階層パラメータeutraControlRegionSizeにより提供される。
それとも、
ACK/NACKを受信するためのUE手順(UE procedure for reporting ACK/NACK)
UEのために意図され、ACK/NACKが提供されなければならないNB−IoTサブフレームnで終わるNPDSCH送信の検出時に、UEは、N個の連続するNB−IoT ULスロットでNPUSCHフォーマット2を使用することがACK/NACK応答を運搬するNPUSCHの
DLサブフレーム送信の終了時に、提供され、始まらなければならず、ここで、
であり、
の値は、Msg4 NPDSCH送信のための連関したNPRACH資源に対して構成された上位階層パラメータack−NACK−NumRepetitions−Msg4及び、それとも、上位階層パラメータack−NACK−NumRepetitionsにより提供され、
の値は、資源ユニット内のスロットの個数であり、ACK/NACKのために割り当てられた副搬送波及びk0の値は、3GPP TS 36.213の表16.4.2−1、及び表16.4.2−2による対応するNPDCCHのDCIフォーマットのACK/NACK資源フィールドにより決定される。
狭帯域物理放送チャネル(NPBCH:Narrowband Physical Broadcast Channel)
BCH送信チャネルに対するプロセシング構造は、3GPP TS 36.212の5.3.1節にしたがい、次のような相違点がある。
・送信時間間隔(TTI:transmission time interval)は、640msである。
・BCH送信ブロックの大きさは、34ビットに設定される。
・NPBCHに対するCRCマスクは、3GPP TS 36.212の表5.3.1.1−1によってeNodeBで1個または2個の送信アンテナポートにより選択され、ここで、送信アンテナポートは、3GPP TS 36.211のセクション10.2.6に定義されている。
・レートマッチングビットの数は、3GPP TS 36.211のセクション10.2.4.1に定義されている。
スクランブリングは、NPBCHを介して送信されるビット等の数を表す
を用いて3GPP TS 36.211の6.6.1節によって行われる。
は、正規循環プレフィックスに対して1600と同一である。スクランブリングシーケンスは、
を満たす無線フレームで
に初期化される。
変調は、各アンテナポートに対してQPSK変調方式を使用して行われ、
を満たす各無線フレームから始める64個の連続する無線フレームの間、サブフレーム0で送信される。
レイヤマッピング及びプレコーディングは、P∈{1、2}である3GPP TS 36.211の6.6.3節によって行われる。UEは、狭帯域物理放送チャネルの送信のために、アンテナポート
及び
が使用されると仮定する。
のサブフレーム0へのマッピングを続ける前に、サブフレームは、7個の次の無線フレームでサブフレーム0で繰り返される。サブフレームの1番目の3個のOFDMシンボルは、マッピングプロセスで使用されない。マッピング目的のために、UEは、実際構成と関係なく存在するアンテナポート2000及び2001に対する狭帯域参照信号及びアンテナポート0−3に対するセル−特定参照信号を仮定する。セル−特定参照信号の周波数遷移は、3GPP TS 36.211の6.10.1.2節の
の計算でセル
を
に代えて計算する。
狭帯域物理下向きリンク制御チャネル(NPDCCH:Narrowband Physical Downlink Control Channel)
狭帯域物理下向きリンク制御チャネルは、制御情報を運搬する。狭帯域物理制御チャネルは、1個または2個の連続する狭帯域制御チャネル要素(NCCEs:narrowband control channel elements)の集成(aggregation)を介して送信され、ここで、狭帯域制御チャネル要素は、サブフレームで6個の連続する副搬送波に対応し、ここで、NCCE 0は、副搬送波0〜5を占有し、NCCE 1は、副搬送波6〜11を占有する。NPDCCHは、表1−26に挙げられた種々のフォーマットを支援する。NPDCCHフォーマット1の場合、全てのNCCEが同じサブフレームに属する。1個または2個のNPDCCHがサブフレーム内で送信され得る。
表26は、支援されるNPDCCHフォーマットの一例を表す。
スクランブリングは、TS 36.211の6.8.2節によって行われなければなら
ない。スクランブリングシーケンスは、
を有する4番目毎のNPDCCHサブフレーム以後、TS 36.213の16.6節によってサブフレーム
の開始で初期化されなければならず、ここで は、スクランブリングが(再−)初期化されるNPDCCHサブフレームの1番目のスロットである。
変調は、TS 36.211の6.8.3節によってQPSK変調方式を使用して行われる。
レイヤマッピングとプレコーディングは、NPBCHと同じアンテナポートを使用してTS 36.211の6.6.3節によって行われる。
これらは、NPDCCH送信のために割り当てられたNCCE(等)の部分であり、そして、これらは、NPBCH、NPSS、またはNSSSの送信のために使用されないことと仮定され、そして、これらは、NRSのためにUEにより使用されないことと仮定され、そして、これらは(存在するならば)、TS 36.211の6節で定義されたように、PBCH、PSS、SSS、またはCRSのために使用される資源要素と重ならず、そして、サブフレームの1番目のスロットのインデックス
は、
を満たし、ここで、
は、3GPP TS 36.213の16.6.1節により提供される。
前述された基準を満たすアンテナポートpを介しての資源要素
へのマッピングは、サブフレームの1番目のスロットから始めて2番目のスロットで終わる、1番目にインデックス
、以後、インデックス
の増加順序である。
NPDCCH送信は、NPDCCH送信が延期される送信ギャップを有する上位階層により構成されることができる。前記構成は、TS 36.211の10.2.3.4節のNPDSCHについて説明したことと同一である。
NB−IoT下向きリンクサブフレームでない場合、UEは、サブフレーム
でNPDCCHを期待しない。NPDCCH送信の場合、NB−IoT下向きリンクサブフレームでないサブフレームで、NPDCCH送信は、次のNB−IoT下向きリンクサブフレームまで延期される。
DCIフォーマット
DCIフォーマットN0DCIフォーマットN0は、1つのULセルでNPUSCHのスケジューリングのために使用される。次の情報は、DCIフォーマットN0により送信される。
フォーマットN0/フォーマットN1区別(1ビット)、副搬送波表示(6ビット)、資源割当(3ビット)、スケジューリング遅延(2ビット)、変調及びコーディング方式(4ビット)、リダンダンシバージョン(1ビット)、繰り返し回数(3ビット)、新しいデータ指示子(1ビット)、DCIサブフレーム繰り返し回数(2ビット)に対するフラグ
DCIフォーマットN1
DCIフォーマットN1は、1つのセルで1つのNPDSCHコードワードのスケジューリング及びNPDCCH順序により開始されるランダムアクセス手順に使用される。NPDCCH順序に対応するDCIは、NPDCCHにより運搬される。次の情報は、DCIフォーマットN1により送信される:
・フォーマットN0/フォーマットN1区別(1ビット)、NPDCCH順序指示子(1ビット)に対するフラグ
フォーマットN1は、NPDCCH順序指示子が「1」に設定され、フォーマットN1 CRCがC−RNTIにスクランブリングされ、残りの全てのフィールドが次のように設定される場合にのみ、NPDCCH順序により開始されるランダムアクセス手順に使用される:
・NPRACH繰り返し(2ビット)の開始番号、NPRACHの副搬送波指示(6ビット)、フォーマットN1の残りの全てのビットは1に設定される。
それとも、
・スケジューリング遅延(3ビット)、資源割当(3ビット)、変調及びコーディング方式(4ビット)、繰り返し回数(4ビット)、新しいデータ指示子(1ビット)、HARQ−ACK資源(4ビット)、DCIサブフレーム繰り返し回数(2ビット)
フォーマットN1 CRCがRA−RNTIにスクランブリングされれば、上記のフィールドのうち、次のフィールドが予約される。
・新しいデータ指示子、HARQ−ACK資源
フォーマットN1の情報ビット数がフォーマットN0の情報ビット数より小さければ、ペイロード大きさがフォーマットN0と同一になるまでゼロがフォーマットN1に添付される。
DCIフォーマットN2
DCIフォーマットN2は、ページング及び直接指示に使用される。次の情報は、DCIフォーマットN2により送信される。
ページング/直接指示区別のためのフラグ(1ビット)
フラグ=0の場合:
・直接指示情報(8ビット)、大きさがフラグ=1であるフォーマットN2の大きさと同じ大きさになるまで予約情報ビットが追加される。
フラグ=1の場合:
・資源割当(3ビット)、変調及びコーディング方式(4ビット)、繰り返し回数(4ビット)、DCIサブフレーム繰り返し回数(3ビット)
NPDCCH関連手順
UEは、制御情報のための上位階層シグナリングにより構成されるNPDCCH候補セットをモニタリングしなければならず、ここで、モニタリングは、全てのモニタリングされるDCIフォーマットによってセット内のNPDCCHの各々をデコードしようと試みることを意味する。
集成レベル
と繰り返しレベル
でのNPDCCH探索空間
は、NPFCCH候補のセットにより定義され、ここで、各候補は、サブフレーム
で始めるSIメッセージの送信のために使用されるサブフレームを除いたR個の連続するNB−IoT下向きリンクサブフレームのセットで繰り返される。
類型1−NPDCCH共通探索空間に対して、
であり、NB−IoTページング機会サブフレームの位置から決定される。
UEがNPDCCH UE−特定探索空間をモニタリングするために、NB−IoT搬送波で上位階層により構成される場合、UEは、上位階層に構成されたNB−IoT搬送波を介してNPDCCH UE−特定探索空間をモニタリングし、UEは、上位階層に構成されたNB−IoT搬送波を介してNPSS、NSSS、NPBCHを受信することと期待されない。
それとも、
UEは、NPSS/NSSS/NPBCHが検出された同じNB−IoT搬送波を介してNPDCCH UE−特定探索空間をモニタリングする。
サブフレーム
の1番目のスロットでインデックス
により提供されるNPDCCHに対する開始OFDMシンボルは、次のように決定される。
上位階層パラメータeutraControlRegionSizeが存在する場合、
は、上位階層パラメータeutraControlRegionSizeにより提供される。
狭帯域参照信号(NRS:Narrowband Reference Signal)
UEがoperationModeInfoを取得する前に、UEは、狭帯域参照信号がNSSSを含まないサブフレーム#9で、そして、サブフレーム#0及び#4で送信されると仮定することができる。
UEがガード帯域(guardband)または独立型(standalone)を表す上位階層パラメータoperationModeInfoを受信する場合、
UEがSysteminformationblockType1−NBを取得する前に、UEは、NSSSを含まないサブフレーム#9で、そして、サブフレーム#0、#1、#3、#4で狭帯域参照信号が送信されると仮定することができる。
UEがSysteminformationblockType1−NBを取得した後、UEは、NSSSを含まないサブフレーム#9、サブフレーム#0、#1、#3、#4で、そして、NB−IoT下向きリンクサブフレームで狭帯域参照信号が送信されることと仮定することができ、他の下向きリンクサブフレームで狭帯域参照信号を期待しない。
UEがinband−SamePCIまたはinband−Different PCIを指示する上位階層パラメータoperationModeInfoを受信すれば、
UEがSysteminformationblockType1−NBを取得する前に、UEは、NSSSを含まないサブフレーム#9で、そして、サブフレーム#0、#4で狭帯域参照信号が送信されると仮定することができる。
UEがSysteminformationblockType1−NBを取得した後、UEは、NSSSを含まない、サブフレーム#9、サブフレーム#0、#4で、そして、NB−IoT下向きリンクサブフレームで狭帯域参照信号が送信されることと仮定することができ、他の下向きリンクサブフレームで狭帯域参照信号を期待しない。
狭帯域プライマリ同期信号(NPSS:Narrowband Primary Synchronization Signal)
狭帯域プライマリ同期信号に使用されるシーケンス
は、下記の数式17によって周波数領域のZadoff−Chuシーケンスから生成される。
ここで、相違したシンボルインデックスlに対するZadoff−Chuルートシーケンスインデックス
及び
は、表27として提供される。
表27は、S(l)の一例を表す。
同一アンテナポートは、サブフレーム内の狭帯域プライマリ同期信号の全てのシンボルに対して使用されなければならない。
UEは、狭帯域プライマリ同期信号が任意の下向きリンク参照信号と同じアンテナポートを介して送信されると仮定してはならない。UEは、与えられたサブフレームでの狭帯域プライマリ同期信号の送信が任意の他のサブフレームでの狭帯域プライマリ同期信号と同一の、同じアンテナポートまたはポート等を使用すると仮定してはならない。
狭帯域セカンダリ同期信号(NSSS:Narrowband Secondary Synchronization Signals)
狭帯域セカンダリ同期信号のために使用されるシーケンス
は、下記の数式18によって周波数領域Zadoff−Chuシーケンスから生成される。
同一アンテナポートは、サブフレーム内の狭帯域セカンダリ同期信号の全てのシンボルに対して使用されなければならない。
UEは、狭帯域セカンダリ同期化信号が任意の下向きリンク参照信号と同じアンテナポートを介して送信されると仮定してはならない。UEは、与えられたサブフレームで狭帯域セカンダリ同期化信号の送信が任意の他のサブフレームの狭帯域セカンダリ同期化信号と同じアンテナポート、またはポート等を使用すると仮定してはならない。
シーケンス
は、12個の割り当てられた副搬送波を介して1番目のインデックス
、その後、
を満たす無線フレームで割り当てられた最後の
シンボルを介してインデックス
の順序が増加する順序で、
から始めるシーケンスで資源要素
にマッピングされなければならず、ここで、
は、表29として提供される。
表29は、NSSSシンボルの個数の一例を表す。
OFDM基底帯域信号生成
上位階層パラメータoperationModeInfoが「inband−SamePCI」を指示せず、samePCI−Indicatorが「samePCI」を指示しないならば、下向きリンクスロットでOFDMシンボル
のアンテナポート
を介しての時間−連続信号
は、下記の数式19により定義される。
上位階層パラメータoperationModeInfoが「inband−SamePCI」を指示するか、またはsamePCI−Indicatorが「samePCI」を指示すれば、OFDMシンボル
のアンテナポートpを介しての時間−連続信号
は、ここで、
は、最後の偶数番目のサブフレームの開始でのOFDMシンボルインデックスであり、下記の数式20により定義される。
特定3GPP spec.では、狭帯域IoT下向きリンクに対して単に一般(normal)CPのみ支援される。
以下、狭帯域物理放送チャネル(NPBCH)の物理階層プロセスについてより具体的に説明する。
スクランブリング(scrambling)
スクランブリングは、NPBCHを介して送信されるビットの数を表す
を用いて3GPP TS 36.211の6.6.1節によって行われる。
は、一般循環前置(normal cyclic prefix)に対して1600と同一である。スクランブリングシーケンスは、
を満たす無線フレームで
に初期化される。
変調(modulation)
変調は、TS 36.211の6.6.2節によって表10.2.4.2−1の変調方式を使用して行われる。
表30は、NPBCHに対する変調方式の一例を表す。
レイヤマッピング(layer mapping)及びプレコーディング(precoding)
レイヤマッピング及びプレコーディングは、P∈{1、2}である3GPP TS 36.211の6.6.3節によって行われる。UEは、狭帯域物理放送チャネルの送信のために、アンテナポート
及び
が使用されると仮定する。
マッピング目的のために、UEは、実際構成と関係なく存在するアンテナポート2000及び2001に対する狭帯域参照信号及びアンテナポート0−3に対するセル−特定参照信号を仮定する。セル−特定参照信号の周波数遷移は、3GPP TS 36.211の6.10.1.2節の
の計算でセル
を
に代えて計算する。
次に、MIB−NB及びSIBN1−NBと関連した情報についてより具体的に説明する。
マスター情報ブロック(MasterInformationBlock)−NB
MasterInformationBlock−NBは、BCHを介して送信されるシステム情報を含む。
シグナリング無線ベアラー(Signalling radio bearer):N/A
RLC−SAP:TM
論理チャネル(Logical channel):BCCH
方向(Direction):UEへのE−UTRAN(E−UTRAN to UE)
表31は、MasterInformationBlock−NBフォーマットの一例を表す。
表32は、MasterInformationBlock−NBフィールドの説明を表す。
システム情報ブロック類型1(SysteminformationblockType1)−NB
SysteminformationblockType1−NBメッセージは、UEがセルをアクセスすることが許されるかを評価するとき、関連した情報を含み、他のシステム情報のスケジューリングを定義する。
シグナリング無線ベアラー(Signalling radio bearer):N/A
RLC−SAP:TM
論理チャネル(Logical channel):BCCH
方向(Direction):E−UTRANからUEに(E−UTRAN to UE)
表33は、SysteminformationblockType1(SIB1)−NBメッセージの一例を表す。
表34は、SystemInformationBlockType1−NBフィールドの説明を表す。
本明細書において提案するTDD NB−IoTシステムでSIB1−NBを送受信する方法を説明するに先立ち、後述する用語の略語及び定義についてまとめる。
略語(abbreviation)
MIB−NB:masterinformationblock−narrowband
SIB1−NB:systeminformationblock1−narrowband
CRS:cell specific reference signal or common reference signal
ARFCN:absolute radio−frequency channel number
PRB:physical resource block
PRG:precoding resource block group
PCI:physical cell identifier
N/A:non−applicable
EARFCN:E−UTRA absolute Radio Frequency channel number
RRM:radio resource management
RSRP:reference signal received power
RSRQ:reference signal received quality
TBS:transport block size
TDD/FDD:time division duplex/frequency division duplex
定義(definition)
NB−IoT:NB−IoTは、200kHzに制限されたチャネル帯域幅でE−UTRAを介してネットワークサービスにアクセスできるようにする。
NB−IoTインバンド動作(inband operation):NB−IoTは、通常的な(normal)E−UTRAキャリア内で資源ブロック(等)を利用するとき、inbandとして動作する。
NB−IoTガードバンド動作(guardband operation):NB−IoTは、E−UTRAキャリアのguard band内で使用されない資源ブロック(等)を利用するとき、guardbandとして動作する。
NB−IoT独立型動作(standalone operation):NB−IoTは、自分のスペクトル(spectrum)を使用するとき、standaloneとして動作する。例えば、1つ以上のGSM carrierに代えて現在、GERANシステムにより使用されるスペクトルと潜在的なIoT配置(deployment)のために分散された(scattered)スペクトル。
アンカーキャリア(anchor carrier):NB−IoTで、端末がFDDに対してNPSS/NSSS/NPBCH/SIB−NB、またはTDDに対してNPSS/NSSS/NPBCHが送信されることと仮定するキャリア。
ノン−アンカーキャリア(non−anchor carrier):NB−IoTで、端末がFDDに対してNPSS/NSSS/NPBCH/SIB−NB、またはTDDに対してNPSS/NSSS/NPBCHを送信すると仮定しないキャリア。
チャネルラスタ(channel raster):端末が資源を読み出す少なくとも単位。LTEシステムの場合、チャネルラスタ(channel raster)は、100kHzの値を有する。
また、本明細書に記載される「/」は、「及び/又は」と解釈されることができ、「A及び/又はB」は、「Aまたは(及び/又は)Bのうち、少なくとも1つを含む」と同じ意味に解釈されることができる。
以下、本明細書において提案するTDD NB−IoTシステムでSIB1−NBを送信する方法について具体的に説明する。
本明細書において提案する方法は、SIB1−NBがアンカー−キャリア(anchor−carrier)でない第3のキャリア(carrier)上で送信される概念を含む。
前記第3のキャリアは、前述したnon−anchor carrierなどと称されることができる。
また、本明細書において提案する方法は、SIB1−NBに含まれたメッセージの解釈と関連した一連の手順などを含む。
本明細書に提案する方法は、説明の都合上、NB−IoTシステムを基盤に記述するが、MTC、eMTC(enhanced MTC)などのような低電力/低費用を特徴とする他の通信システムにも適用されることができる。
この場合、本明細書において提案する方法は、各システムの特徴によって本明細書で記述するチャネル(channel)、パラメータ(parameter)などが異なるように定義または表現されることができる。
また、前述したNB−IoTに対する全般的な説明または手順などは、本明細書において提案する方法を具体化するために適用されることができる。
本明細書において提案するSIB1−NBを送信する方法は、大別して(1)システム情報が送信されるcarrier位置、(2)SIB1−NBが送信されるsubframe位置及び繰り返し回数(repetition number)、(3)システム情報無しでNRSを期待できるsubframe位置、(4)SIB1−NBメッセージの解釈及び構成、(5)non−anchor carrier上でシステム情報が送信される場合、端末のRRMまたはCE levelと関連した動作、(6)DL/UL non−anchor carrier設定(configuration)、及び(7)SIB1−NBがnon−anchor carrier上で送信される場合、NRSとCRS port数で構成される。
システム情報が送信され得るcarrier位置
第1に、システム情報(system information)が送信され得るキャリア(carrier)位置について説明する。
UL/DL設定(configuration)によってダウンリンクサブフレーム(downlink subframe)が十分でない場合に、基地局は、system information(例えば、SIB1−NBと残りの他のSIBx−NBとを区分して各々)をノン−アンカーキャリア(non−anchor carrier)上で端末に送信することができる。
これは、特定UL/DL configurationのみで制限的に許されるか、及び/又は特定動作モード(operation mode)に対してのみ制限的に許されるか、及び/又はSIB1−NBの特定一部繰り返し回数(repetition number)に対してのみ制限的に許されるか、及び/又はCRS(cell specific reference signal)及びNRS(narrowband reference signal)アンテナポート(antenna port)の数によって制限的に許されることもできる。
前記特定UL/DL configurationは、例えば、subframe#0、5、9とspecial subframeを除き、2つ以上のdownlink subframeが存在しないUL/DL configurationでありうる。
前記特定operation modeは、例えば、in−band operation modeでありうる。
前記SIB1−NBの特定一部repetition numberは、schedulingInfoSIB1によって導かれる値であり、例えば、repetition number4と8は、non−anchor carrier上でSIB1−NBに対する送信が許されないこともある。
また、SIB1−NBがnon−anchor carrier上で送信される場合、non−anchor carrier上でSIB1−NBのrepetition numberまたは特定区間の間SIB1−NB送信に使用されるsubframeの数は、MIB−NB内のschedulingInfoSIB1情報とSIB1−NBが送信されるcarrier位置によって異なるように解釈されることができる。
このように、SIB1−NBがnon−anchor carrierに送信される場合は、次のように大別して2つに区分することができる。
(1)SIB1−NBがnon−anchor carrierにのみ送信される場合
(2)SIB1−NBがanchor−carrierとnon−anchor carrierの両方に送信される場合
仮りに、SIB1−NBがanchor−carrierでないcarrierに送信される場合、MIB−NBのoperation modeは、SIB1−NBのcarrier及び/又は残りの他のSIBx−NBが送信されるcarrierに対しても同様に適用されることができる。
operation modeだけでなく、7bits operationModeInfo内の全ての情報に対しても同様である。
さらに、SIB1−NBでない残りのSIBx−NBも特定の1つのnon−anchor carrier上で送信され得る。
SIB1−NBのcarrier位置情報と残りの他のSIBx−NB carrier位置情報とは、各々MIB−NBとSIB1−NBとに含まれることができる。
MIB−NBとSIB1−NBとは、残りの他のSIBx−NBのように十分なダウンリンク資源(downlink resource)を使用して送信されない可能性があるので、これを考慮して、ARFCN−ValueEUTRAのような形態のchannel numberとして知られない。
SIB1−NBを送信するcarrier位置は、anchor−carrierとの相対的なPRB位置(事前に決まった1つ以上のoffset値のうち、1つ)に定義されることができる。
そして、残りのSIBx−NBを送信するcarrier位置は、anchor−carrierとの相対的なPRB位置(事前に決まった1つ以上のoffset値のうち、1つであり、offset値の範囲は、SIB1−NB送信位置を知らせるためのoffset値の範囲と同一であるか、または異なることができる)に定義されるか、または、SIB1−NBが送信されるcarrierとの相対的なPRB位置に定義されることができる。
ただし、SIB1−NBがanchor−carrierとnon−anchor carrierとの両方で送信される場合、anchor−carrierを優先して基地局は(SIB1−NBが送信される)、non−anchor carrierの位置に対してanchor−carrierとの相対的なPRB位置に知らせることができる。
これは、guardband operation mode及びstandalone operation modeでも同様に適用されることができる。
すなわち、guardbandとstandalone operation modeとは、PRB概念が180kHzの単位を称する単位に使用されて、前述したように、carrier間に相対的な位置を表現するために使用されることができる。
これは、一般的に、NB−IoTシステムにおいてnon−anchor carrierを設定するとき、ARFCN−ValueEUTRAのような形態のチャネル番号(channel number)を使用することと差別点となることができる。
そして、SIB1−NBのcarrier位置を知らせるのにおいて、anchor−carrierと相対的なPRB間隔でこれをMIB−NBで知らせるためには、SIB1−NBが送信され得るcarrierの数が制限的である必要がある。
このとき、LTEシステムの資源割当(resource allocation)を考慮すれば(例えば、PRGとRBGの単位を考慮すれば)、SIB1−NBが送信され得るnon−anchor carrierは、anchor−carrierより周波数観点で高い値と低い値とを少なくとも1つずつ含む必要がある。
これは、SIB1−NBがguardband operation modeでもnon−anchor carrier上で送信され得る場合にも同様である。
もちろん、SIB1−NBがstandalone operation modeでもnon−anchor carrier上で送信され得る場合にも同様である。
In−band operation modeを例に挙げて、anchor−carrierの位置がLTEシステム帯域(bandwidth)内でPRB k番目に該当する場合に、SIB1−NBが送信され得るnon−anchor carrier位置は、kより小さな値と大きい値とを少なくとも1つずつ含む必要がある。
仮りに、kより低いPRB位置の2個とkより高いPRB位置の2個とがSIB1−NBが送信され得るnon−anchor carrierに含まれるならば、SIB1−NBが送信され得るnon−anchor carrierのPRB indexは、低いPRB番号から順序どおりに{k−k1、k−k2、k+k3、k+k4}に表現されることができる。
ここで、「2」は、実施例であり、これと異なる値1または2より大きい値でありうる。また、kより低いPRB位置とkより高いPRB位置とのSIB1−NBが送信され得るnon−anchor carrier数は、互いに同一でないことがある。
ここで、k1とk2、k3、k4は、特定関係を有さないこともある。
しかし、「k1とk4」は、同じ値を有するように定義されることができ、同様に、「k2とk3」も同じ値を有するように定義されることができる。
これを異なるように表現すれば、{k−k1、k−k2、k+k2、k+k1}となり、k1とk2は、連続した値でありうるが、k2は、1より大きい値でありうる。
これは、anchor−carrierのパワーブースティング(power boosting)のために、anchor−carrierに隣接したN個のPRBを基地局が使用しないようとすることができるためである。
もちろん、このような制約がない場合、k1とk2は、各々2、1に選択されることができる。
このように、SIB1−NBが送信され得るnon−anchor carrier集合内でMIB−NBは、SIB1−NBが送信されるcarrier位置k’を指示できる。
これは、MIB−NB内で独立したfieldを新しく追加して実現されることができる。
さらに、k1とk2(そして、k3、k4)は、anchor−carrierのoperation modeまたはSIB1−NBが送信されるnon−anchor carrierのoperation modeまたはanchor−carrierのoperation modeとSIB1−NBが送信されるnon−anchor carrierのoperation modeによって異なる値に設定されることもできる。
前記説明においてSIB1−NBのcarrier位置を指示するために使用されるMIB−NBの特定filedで1つの状態(state)は、SIB1−NBがanchor−carrier上で送信されていることを意味できる。
または、SIB1−NBがanchor−carrier上で送信されるか否かを知らせるために、独立的な1つのfield−A(例えば、1bitとして定義された)を使用することもできる。
このような場合、field−Aの解釈によってfield−B(1bit以上で構成されたさらに他の情報)の存在有無や解釈方法が変わることができる。
例えば、field−AでSIB1−NBは、anchor−carrier上で送信されると指示された場合、端末は、field−Bを期待しないか、またはfield−Bをanchor−carrier内でSIB1−NBが送信され得るサブフレーム(subframe)の位置に関する情報と解釈することができる。
仮りに、field−BでSIB1−NBは、non−anchor carrier上に送信されると指示された場合、端末は、前記field−BをSIB1−NBが送信されるcarrierに関する情報取得のために使用することもできる。
仮りに、SIB1−NBがanchor−carrier上で送信されない場合に、「non−anchor carrierでのみ送信」されるか、または「anchor−carrierとnon−anchor carrier上との両方で送信」され得る場合がMIB−NBによって選択され得る場合、field−Aは、少なくとも2bits以上の大きさを有することができる。
前述したSIB−NB送信carrier位置は、cell ID(identifier)によってcell毎に互いに異なることができる。
例えば、SIB1−NBが送信され得るcarrierの集合がcell IDによって異なるように構成(configuration)されることもできる。
さらに、SIB1−NBが送信され得るcarrierの位置に対する解釈は、MIB−NBで指示された情報とともに、cell ID情報まで含まれて定義されることもできる。
仮りに、operation modeによってnon−anchor carrier集合内でMIB−NBは、SIB1−NBが送信されるcarrierの位置k’やSIB1−NBが送信されるsubframeの位置を他の方法で指示する必要がある場合、下記のような方法を利用できる。
特徴的に、下記の方法は、MIB−NB内の7bits operationModeInfoのうち、使用されない一部状態(status)を活用できる方法である。
(1)In−band different PCIフィールド利用
・「eutra−CRS−SequenceInfo」5bitsを使用して(SIB1−NBが送信される)carrierが指示され得る。
・仮りに、anchor carrier上でSIB1−NBが送信される場合、「eutra−CRS−SequenceInfo」の一部bitを使用してsubframe#0、8、またはその他のsubframeを指示できる。
(2)Guardbandフィールド利用
・「eutra−CRS−SequenceInfo」5bitsを使用して(SIB1−NBが送信される)carrierが指示され得る。
・仮りに、anchor carrier上でSIB1−NBが送信される場合、「eutra−CRS−SequenceInfo」の一部bitを使用してsubframe#0、8、またはその他のsubframeを指示できる。
(3)Standaloneフィールド利用
・「eutra−CRS−SequenceInfo」5bitsを使用して(SIB1−NBが送信される)carrierが指示され得る。
・仮りに、anchor carrier上でSIB1−NBが送信される場合、「eutra−CRS−SequenceInfo」の一部bitを使用してsubframe#0、8、またはその他のsubframeを指示できる。
Anchor−carrierがguard−band operation modeである場合、SIB1−NBが送信され得るcarrierのoperation modeもguard−band operation modeに限定されることができる。
これは、anchor−carrierとSIB1−NBとが送信されるnon−anchor carrier間にMIB−NBとSIB1−NBとの情報解釈及び適用の混乱を避けるためでありうる。
このような場合、すなわち、MIB−NBでoperation modeがguard−bandと指定され、SIB1−NB carrierがnon−anchor carrierと指示された場合、SIB1−NBは、in−bandシステム(LTEシステム)を基準にanchor−carrierが含まれたguard−bandと反対側のguard−bandに位置するように制限されることができる。
もちろん、これは、guard−bandの大きさによって異なり、これは、一般的に、in−band LTEのbandwidthによって間接的に計算が可能である。
すなわち、in−band LTEシステムのbandwidthが小さければ、左/右(または、下/上)のguard−bandに180kHz bandwidthのNB−IoTをサービスできる(non−)anchor carrierの数が制限的でありうる。
したがって、端末がin−band LTEシステムの帯域(bandwidth)を分かることができるならば、端末は、SIB1−NBが送信される反対側のcarrierの位置を容易に計算することができる。
例えば、anchor−carrierがguard−band operation modeでありながら、SIB1−NBがnon−anchor carrier上で送信される場合、MIB−NBの使用されない(unused)bitsまたは予約された(reserved)bitsまたはunused statesを活用してシステム帯域(system bandwidth)を知らせ、端末は、これに基づいて反対側でSIB1−NBを送信するnon−anchorを分かることができる。
さらに、in−band LTEシステムのbandwidthが広い場合、すなわち、in−band system bandwidthと比例して広くなったguard−bandに、一方のguard−band内でもanchor−carrierに隣接したnon−anchor carrierが存在し得る。
このような場合まで考慮すれば、anchor−carrierがguard−band operation modeである場合に、SIB1−NBが送信され得るcarrierの数は4個でありうる。
すなわち、1)SIB1−NBがanchor−carrier上で送信、2)SIB1−NBがanchor−carrierのすぐに隣接した左(または、下)のnon−anchor carrier上で送信、3)SIB1−NBがanchor−carrierのすぐに隣接した右(または、上)のnon−anchor carrier上で送信、4)SIB1−NBがin−bandシステムを基準にanchor−carrierが属したguard−bandの反対側のguard−bandでanchor−carrierと対称(または、測定関係位置)にnon−anchor carrier上で送信されることができる。
ここで、すぐに隣接したり、反対側対称carrierの定義は、論理的な関係を意味し、物理的な関係(anchor−carrierとSIB1−NBとが送信されるnon−anchor carrier)は、3GPP TS 36.xxxにおいて特定数式等で予め定義または設定されることができる。
SIB1−NBがnon−anchor carrier上で送信される場合、anchor−carrierとSIB1−NBとを送信するnon−anchor carrierの組み合わせは、下記の1)〜3)と同様でありうる。
1)In−band anchor carrier+in−band non−anchor carrier
・Same PCI+same PCI
・Different PCI+different PCI
2)Guard−band anchor carrier+guard−band non−anchor carrier(or in−band non−anchor carrier)
・Guard−band(up/down)+guard−band(up/down)
・Guard−band(up/down)+guard−band(down/up)
・Guard−band(up/down)+inband same PCI
・Guard−band(up/down)+inband different PCI
3)Standalone anchor carrier+standalone non−anchor carrier
ここで、guard−band operation modeである場合に、upとdownは、各々inbandを基準にfrequency領域で上または下frequency位置を意味する。
また、3GPP TS 36.104に基づいてまとめられた表36によれば、inbandのbandwidthが3MHz以下である場合に、guard−band operation modeを使用できない。
また、guard−band operation modeを使用する場合、carrierの位置は、inbandで最大限近いcarrierから使用するように推奨している。
表36は、システム帯域別の許容可能なNB−IoT operation modeの一例を表した表である。
先に列挙したanchor−carrierとSIB1−NBとを送信するために使用されるnon−anchor carrierの組み合わせを区分するためには、下記のように、MIB−NBのoperationModeInfo−r13 7bitのunusedまたはreserved bitsを活用する方法がある。
下記において、b1、b2、…、bNは、unusedまたはreserved bitsがN個あるとき、これをbit単位に論理的に区分するために表現したものである。
b(n−1)とbnは、連続しないことがあり、b1は、unusedまたはreserved bitsの1番目または最後のbitでないこともある。ここで、nは、1からNの間の自然数である。
1.inband−SamePCI−r13
1)eutra−CRS−SequenceInfo−r13{0..31}
2)reserved bits:0
2.inband−Different PCI−r13
1)eutra−NumCRS−Ports−r13{same、four}
2)rasterOffset−r13{−7.5、−2.5、2.5、7.5}
3)reserved bits:2
inband−Different PCI(physical cell ID)modeである場合、reserved bitで直接SIB1−NBがanchor−carrier上で送信されるか、non−anchor carrier上で送信されるかの可否を知らせるために使用されることができる。
すなわち、anchor−carrierがinband−Different PCI modeである場合、MIB−NBの「未来拡張のための11個の余分の(spare)bits」は、SIB1−NBが送信されるcarrierに関する情報を表現するために使用されないことがある。
また、2個の予約された(reserved)bitsのうち、一部bit(s)は、SIB1−NBがnon−anchor carrier上で送信される場合に、当該carrierの位置情報を知らせるために使用されることができる。
簡単な実施例として、2bitsを使用してSIB1−NBが送信されるnon−anchor carrierの位置をanchor−carrierを基準に{0、−2G、−G、+G}を区分するために使用されることができる。
ここで、Gは、PRB値または180kHz x Gにmappingされることができる。
また、G値は、残りのunused bit(s)を使用して指示されることができる。
また、0は、SIB1−NBがanchor−carrierで送信されることを意味できる。
3.Guardband−r13
1)rasterOffset−r13{−7.5、−2.5、2.5、7.5}
上記のrasteroffset−r13情報から端末は、anchor−carrierがinband bandwidthから相対的に低い周波数であるか、または高い周波数であるかを分かることができる。
端末は、inband bandwidth情報に対して(5MHzまたは15MHz)であるか、または(10MHzまたは20MHz)であるかを区分することができる。
すなわち、端末は、5MHzと15MHzとの間にどの値であるか区分できず、10MHzと20MHzとの間にどの値であるかを区分できないが、少なくとも2個のgroupを区分することができる。
ここで、チャネルラスタ(channel raster)は、端末が資源を読み出す最小単位を表し、LTEシステムの場合、チャネルラスタ(channel raster)は、100kHzの値を有する。
端末は、可能な最小周波数帯域幅(6RB、1.08MHz)だけの周波数値をチャネルラスタ(channel raster、例:100kHz)間隔で順次モニタリングする。
前記channel raster offsetは、例えば、±2.5kHz(+2.5kHz、−2.5kHz)と±7.5kHz(+7.5kHz、−7.5kHz)の4つの値が存在し得る。
この値等は、PRBの中心周波数から100kHz基準に100kHzの整数倍を引いた値を表すことができる(center frequency of PRB−multiple of 100kHz基準)。
2)reserved bits:3
使用されずにある3bitsを下記のようにSIB1−NBが送信されるnon−anchor carrierのoperation modeを区分するために使用することができる。
また、下記の場合のうち、一部は省略されることができる。
すなわち、Guard−band(up/down)+inband same PCI場合は、存在しないこともある。
1) b1
この値は、先にrasterOffset−r13から区分されないinbandのbandwidth情報を正確に区分するために使用されることができる。
2) {b2、b3}
前述した「anchor−carrierとSIB1−NBとを送信するnon−anchor carrierの組み合わせ」においてguard−bandがanchor−carrierである場合に、SIB1−NBが送信されるnon−anchor carrierのoperation mode及びSIB1−NBが送信されるnon−anchor carrierのguard−band位置(anchor−carrierと同じsideのnon−anchor carrierまたはanchor−carrierと反対sideのnon−anchor carrier)を区分するために、2bitsが下記のように使用され得る。
A.Guard−band(up/down)+guard−band(up/down)
Anchor−carrierと同じsideのnon−anchor carrierがSIB1−NB送信に使用されることを指示する。例えば、{b2、b3}={0、0}でありうる。
例えば、MIB−NBのreserved bitでSIB1−NBが送信されるnon−anchor carrierがanchor−carrierに比べて隣接した高い(または、低い)frequencyと指示を受けた場合に、端末は、間接的に当該guard−bandがLTE systemのfrequencyより高い(または、低い)frequencyに位置すると仮定することができる。
SIB1−NBが送信されるnon−anchor carrierは、anchor−carrier frequencyより180kHz高い(または、低い)と計算することができる。
これは、guard−bandにdeployされるanchor−carrierは、LTE in−bandで最も近いfrequencyを優先的に使用するという仮定をするためである。
B.Guard−band(up/down)+guard−band(down/up)
Anchor−carrierと反対sideのnon−anchor carrierがSIB1−NB送信に使用されることを指示する。
例えば、anchor−carrierがin−bandから高い周波数(up)である場合、SIB1−NBを送信するnon−anchor carrierは、in−bandから低い周波数(down)である。例えば、{b2、b3}={0、1}でありうる。
例えば、MIB−NBのreserved bitでSIB1−NBが送信されるnon−anchor carrierがanchor−carrierに比べて隣接した高い(または、低い)frequencyと指示を受けた場合、端末は、間接的に当該guard−bandがLTE systemのfrequencyより低い(または、高い)frequencyに位置すると仮定することができる。
SIB1−NBが送信されるnon−anchor carrierは、anchor−carrier frequencyよりLTE systemのin−band bandwidth(上記説明によって取得され得ることを仮定)と180kHzとoffset(LTE system bandwidthによって異なる値でありうるし、例えば、0または45kHzなどの値でありうる)の合計だけ高い(または、低い)と計算することができる。
これは、guard−bandに配置(deploy)されるanchor−carrierは、LTE in−bandで最も近いfrequencyを優先的に使用するという仮定をするためである。
C.Guard−band(up/down)+inband same PCI
SIB1−NBが送信されるnon−anchor carrierは、in−bandに存在し、same PCI modeを表すことができる。例えば、{b2、b3}={1、0}でありうる。
このとき、SIB1−NBを復調及びデコード(demodulationand decoding)するために、端末は、NRS port数とSIB1−NBが送信されるnon−anchor carrierの正確な位置を知る必要がある。
まず、NRS port数は、anchor−carrierで取得した値と同一であると仮定することができる。
そして、SIB1−NBが送信されるnon−anchor carrierの正確な位置は、前述したrasterOffset−r13とb1とを組み合わせて取得したin−band bandwidth情報とin−band内でSIB1−NBが送信されるnon−anchor carrierの位置情報を介して計算することができる。
当該情報は、in−band operation modeでeutra−CRS−SequenceInfo−r13を介して伝達される情報と同じ目的で使用されることができる。
簡単な実施例として、rasterOffset−r13とb1とを組み合わせて取得したin−band bandwidthが20MHzである場合でありながら、anchor−carrierは、低い周波数(PRB index 0を基準に低い周波数)である場合、SIB1−NBが送信されるnon−anchor carrierは、PRB index 0であることを取得した場合に、CRS位置とsequenceを正確に計算することができる。
例えば、MIB−NBのreserved bitでSIB1−NBが送信されるnon−anchor carrierがanchor−carrierに比べて隣接した高い(または、低い)frequencyと指示を受けた場合に、端末は、間接的に当該guard−bandがLTE systemのfrequencyより低い(または、高い)frequencyに位置すると仮定することができる。
端末は、SIB1−NBが送信されるnon−anchor carrierのPRB indexを0(LTE system bandwidthで支援する最も大きいPRB index)値に計算することができる。
これは、guard−bandにdeployされるanchor−carrierは、LTE in−bandで最も近いfrequencyを優先的に使用するという仮定をするためである。
D.Guard−band(up/down)+inband different PCI
SIB1−NBが送信されるnon−anchor carrierは、inbandに存在し、different PCI modeを表すことができる。例えば、{b2、b3}={1、1}でありうる。このとき、SIB1−NB rate−matching情報を正確に知るためには、inbandのCRS antenna port数を正確に知る必要がある。
最も簡単な方法として、CRS port数は、常に4であるか、またはNRSとCRS port数を特定組み合わせとして事前に定義することができる。
例えば、{NRS port数、CRS port数}は、{1、2}、{2、4}または{1、4}、{2、1}のように定義されることができる。このような場合、in−bandの正確なCRS port数は、SIB1−NBで指示することもできる。
例えば、MIB−NBのreserved bitでSIB1−NBが送信されるnon−anchor carrierがanchor−carrierに比べて隣接した高い(または、低い)frequencyと指示を受けた場合、端末は、間接的に当該guard−bandがLTE systemのfrequencyより低い(または、高い)frequencyに位置すると仮定することができる。
端末は、SIB1−NBが送信されるnon−anchor carrierのPRB indexを0(LTE system bandwidthで支援する最も大きいPRB index)値に計算することができる。これは、guard−bandにdeployされるanchor−carrierは、LTE in−bandで最も近いfrequencyを優先的に使用するという仮定をするためである。
前記A〜Dにおいて、Cの場合(Guard−band(up/down)+inband same PCI)を考慮しないならば、{b2、b3}の{1、0}と{1、1}を共にGuard−band(up/down)+inband different PCI組み合わせと仮定しながら、{1、0}と{1、1}情報は、CRS port数を表現するために使用されることもできる。
これは、Inband−Different PCI−NB−r13のeutra−NumCRS−Ports−r13情報と同様に定義されることができる。
すなわち、{b2、b3}の{1、0}と{1、1}の情報は、SIB1−NBが送信されるinband non−anchor carrierのCRS port数がanchor−carrierのNRS port数と同一であるか、または4であることを指示するために使用されることができる。
前記A〜DにおいてNB−IoT carrierがguard−bandにdeployされる場合、LTE system bandwidthによってin−band edgeとguard−bandとの間にoffsetが定義され得る。
例えば、offset値は、45kHzでありうるし、これは、bandwidthによって異なる値でありうる。
当該値は、一般的に、TS 36.104などのような基地局/端末のRF要求事項(requirement)によって決定されることができる。
これは、3GPP TS 36.xxxでLTE system bandwidthによってin−band edgeとguard−bandとの間にoffsetが明示的に定義されることができる。
端末は、前記reserved bitを解釈するにあって、offset値適用可否を異なるように判断することができる。
例えば、anchor−carrierは、guard−band operation modeでありながら、SIB1−NBは、隣接したin−band non−anchor carrier上で送信される場合に、LTE system bandwidthによって隣接したin−band non−anchor carrierの実際位置をoffsetを適用して計算するか、またはそうでないこともある。
同様に、SIB1−NBがanchor−carrierと反対側のguard−bandで送信される場合に、当該位置を取得するにあって、LTE system bandwidthによってguard−band edgeとin−band edgeとの間のoffsetを適用して計算するか、またはそうでないこともある。
3){b2、b3}−SIB1−NBを送信するnon−anchor carrierがLTE center carrier(fc)を基準にanchor carrierと反対側のin−bandに送信されることを支援しない場合に、{b2、b3}を活用する方法について説明する。
MIB−NBのreserved bit(s)を活用して、SIB1−NBがnon−anchor carrier上で送信され、当該non−anchor carrierの相対的な位置(anchor−carrierを基準に、例えば、さらに高い/低い周波数)を知らせる場合、端末は、当該non−anchor carrierがanchor−carrierに隣接したGuardbandのnon−anchor carrierであるか、またはanchor−carrierに隣接したLTE in−bandの最も低い/高いPRB位置に該当するかを分かることができる。
すなわち、anchor carrierがguardbandに位置する場合、anchor carrierは、in−band edgeで最も近い(RAN4標準または標準で定義するin−band edgeで許されるguardband NB−IoT carrierのうち、in−band edgeに最も近いcarrier。これは、in−band system bandwidthによって0Hzまたは45kHzなどの値に3GPP TS 36.xxx文書で定義されることができる)carrierのみが許されると仮定すれば、または、anchor−carrierがguardband operation modeである場合、SIB1−NBをnon−anchor carrier上で送信するためには、少なくともLTE in−band edgeから最も近くなければならないという条件がある場合、anchor carrierからnon−anchor carrier(SIB1−NBが送信される)位置に関する情報(MIB−NBのreserved bitから取得した情報)だけで当該non−anchor carrierがin−band operation modeであるか否かを分かることができる。
これは、anchor carrierがguardbandに位置した場合に、LTE in−bandのcenter frequencyから低い周波数のguardbandであるか、または高い周波数のguardbandであるかをrasterOffset−r13から分かることができるためでもある。
ただし、SIB1−NBを送信するnon−anchor carrierがguardbandに位置する場合、anchor−carrierと同じside(LTE center frequencyから相対的に低いまたは高い周波数)に位置するか、または反対側sideに位置するかを知ることができないという問題がある。
ここで、non−anchor carrierがanchor−carrierと反対側のguardbandに送信される場合には、LTE center frequencyを基準にanchor−carrierと対称する周波数のみ許されると仮定することができる。
前述したguarbandの位置(同じsideまたは反対側side)情報を区分するために、{b2、b3}の1つのstateを活用できる。
例えば、anchor−carrierがLTE中心周波数(fc)より低い場合、MIB−NB reserved bitから取得したSIB1−NBnon−anchor carrierの相対的な周波数位置がanchor−carrierより低い場合、当該non−anchor carrierがanchor carrierと同じsideのguardbandであると分かることができる。
仮りに、SIB1−NBが送信されるnon−anchor carrierがanchor carrierより高い場合、当該non−anchor carrierは、LTE in−band edge(最も低いPRB index)であると分かることができる。
前述した場合において、仮りに、SIB1−NB non−anchor carrierの相対的な周波数位置がanchor−carrierより低いと仮定した場合、仮りに、{b2、b3}のstate1が指示されれば、当該non−anchor carrierがanchor carrierと反対側sideからLTEfcを基準に対称するguardbandに位置すると解釈することができる。
そして、残りのstate2、state3、state4は、MIB−NBから取得したSIB1−NB non−anchor carrierがanchor carrierから最も隣接したin−band PRBに位置する場合に、operation modeとCRS port数を区分するために使用されることができる。
例えば、state2は、当該non−anchor carrierがin−band samePCI modeであることを指示できる。
このとき、CRS port数は、anchor−carrierのNRS port数と同一であると仮定することができる。
State3とstate4は、当該non−anchor carrierがIn−band different PCImodeである場合に、CRS port数を追加に指示するために使用されることができる。
すなわち、state3が指示されれば、当該non−anchor carrierは、In−band differentPCI modeであり、CRS port数は、anchor−carrierのNRS port数と同一であると仮定することができる。
state4が指示されれば、当該non−anchor carrierは、In−band differentPCI modeであり、CRS port数は、4であると指示されることができる。
4.standalone−r13
reserved bits:5
standalone modeである場合、standalone−r13フィールドのreserved bitで直接SIB1−NBがanchor−carrierに送信されるか、non−anchor carrierで送信されるかの可否を知らせるために使用されることができる。
すなわち、anchor−carrierがstandalone modeである場合、MIB−NBの「未来拡張のための11個の余分の(spare)bits」は、SIB1−NBが送信されるcarrierに関する情報を表現するために使用されないことがある。
また、standalone−r13フィールドの5 reserved bitsのうち、一部bit(s)は、SIB1−NBがnon−anchor carrierに送信される場合に、当該carrierの位置情報を知らせるために使用されることができる。
簡単な実施例として、standalone−r13フィールドの5 reserved bitsのうち、2bitsを使用してSIB1−NBが送信されるnon−anchor carrierの位置をanchor−carrierを基準に{−2G、−G、+G、+2G}を区分するために使用されることができる。
ここで、Gは、仮想のPRB値または180kHzxGにmappingされることができる。
また、G値は、残りのunused bit(s)を使用して指示されることができる。
さらに、anchor−carrierからSIB1−NBが送信されるnon−anchor carrierの相対的な周波数位置情報(anchor−carrierより高いか、または低いかを表す情報)は、MIB−NBの他のsignalingを介して取得し、当該reserved bitの一部を使用してanchor−carrierとnon−anchor carrierの相対的なoffset大きさを知らせることもできる。
すなわち、前記例示においてMIB−NBの他の1bit情報を介してSIB1−NB送信に使用されるcarrierの位置がanchor−carrierから−Gまたは+G論理的な(logical)または絶対的な周波数単位(Hz)情報で取得されるとき、具体的なG値は、standalone−r13フィールドのreserved 5 bitのうち、一部を使用して定義されることができる。
ここで、G値は、整数でないことがある。
例えば、standalone operation modeである場合、NB−IoT carrierが占有できる帯域は、NB−IoT standalone carrierに明示的なguard−band(NB−IoT operation modeでない隣接channelまたはcarrier間干渉影響を緩和するための保護帯域)を追加するために、180kHzでない200kHzとして定義されることができる。
このような場合、anchor−carrierに比べてSIB1−NBが送信されるnon−anchor carrierの相対的なfrequency位置は、180kHzでない200kHz単位として定義される必要がある。
この値は、carrier frequency(例えば、EARFCN)によって異なることができる。
すなわち、anchor−carrierに比べてSIB1−NBが送信されるnon−anchor carrierの相対的なfrequency位置を実際non−anchor carrierのcenter frequency値に換算する方法は、operation modeによって異なることができる。
特に、standalone operation modeは、MIB−NBで指示された値(index)が異なるoffset単位に解釈されることができる。
前述した方法を活用すれば、図8または図9のように、anchor−carrierがguard−band operation modeである場合に、SIB1−NBが送信され得るnon−anchor carrierの位置とoperation modeを端末に伝達することができる。
また、図8及び図9において使用されなかったstateの組み合わせの2つの場合の数は、SIB1−NBが送信されるnon−anchor carrierがanchor carrierと反対側guard−bandでLTE in−bandにすぐに隣接しなかったnon−anchor carrierをSIB1−NBが送信されるcarrierに指示するために使用されることもできる。
図8は、本明細書において提案するアンカーキャリアがガード−バンド動作モードであるとき、MIB−NBでSIB1−NBノン−アンカーキャリアのシグナリング情報を解釈するための方法の一例を示した図である。
図8のLTE in−bandに該当する図面において、ハッチングされた部分は、LTE bandwidthを示す。
LTE bandwidthは、guardband−r13でrasterOffset−r13及びMIB−NBのguardband−r13で1 additional bitを使用することにより取得されることができる。
図8のexample1に該当する図面においてLTE bandの左側から1番目にハッチングされた部分は、「when SIB1−NB non−anchor carrier is indicated by 1 bit in MIB−NB as the lower PRB relative to anchor PRB and 2 spare bits in guardband−r13 is 「0」」を意味する。
また、図8のexample1に該当する図面においてLTE bandの左側から2番目にハッチングされた部分は、「anchor carrier(its relative position to LTE in−band can be obtained by using rasterOffset−r13 in guardband−r13 of MIB−NB)」を意味する。
また、図8のexample1に該当する図面においてLTE bandの左側から3番目にハッチングされた部分(すなわち、LTE bandのすぐ左側部分(PRB))は、「when SIB1−NB non−anchor carrier is indicated by 1 bit in MIB−NB as the higher PRB relative to anchor PRB and 2 spare bits in guardband−r13 is「2」(In−band different PCI) or 「3」(in−band same PCI)」を意味する。
また、図8のexample1に該当する図面においてLTE bandの右側から1番目にハッチングされた部分(PRB)は、「when SIB1−NB non−anchor carrier is indicated by 1 bit in MIB−NB as the higher PRB relative to anchor PRB and 2 spare bits in guardband−r13 is 「1」」を意味する。
そして、図8のexample2に該当する図面においてLTE bandの左側から1番目にハッチングされた部分は、「when SIB1−NB non−anchor carrier is indicated by 1 bit in MIB−NB as the lower PRB relative to anchor PRB and 2 spare bits in guardband−r13 is 「1」」を意味する。
また、図8のexample2に該当する図面においてLTE bandの右側から1番目にハッチングされた部分(すなわち、LTE bandのすぐ右側部分(PRB))は、「when SIB1−NB non−anchor carrier is indicated by 1 bit in MIB−NB as the higher PRB relative to anchor PRB and 2 spare bits in guardband−r13 is 「2」(In−band different PCI) or 「3」(in−band same PCI)」を意味する。
また、図8のexample2に該当する図面においてLTE bandの右側から2番目にハッチングされた部分は、「anchor carrier(its relative position to LTE in−band can be obtained by using rasterOffset−r13 in guardband−r13 of MIB−NB)」を意味する。
また、図8のexample2に該当する図面においてLTE bandの右側から3番目にハッチングされた部分(PRB)は、「when SIB1−NB non−anchor carrier is indicated by 1 bit in MIB−NB as the higher PRB relative to anchor PRB and 2 spare bits in guardband−r13 is 「0」」を意味する。
図8のExample1及び2においてハッチングされた部分に該当するPRBは共にSIB1−NB送信のために使用されるnon−anchor carrierである。
図9は、本明細書において提案するアンカーキャリアがガード−バンド動作モードであるとき、MIB−NBでSIB1−NBノン−アンカーキャリアのシグナリング情報を解釈するための方法のさらに他の一例を示した図である。
図9のLTE in−bandに該当する図面において、ハッチングされた部分は、LTE bandwidthを示す。
LTE bandwidthは、guardband−r13でrasterOffset−r13及びMIB−NBのguardband−r13で1additional bitを使用することにより取得されることができる。
図9のexample1に該当する図面においてLTE bandの左側から1番目にハッチングされた部分は、「when SIB1−NB non−anchor carrier is indicated by 1 bit in MIB−NB as the lower PRB relative to anchor PRB and 2 spare bits in guardband−r13 is 「0」」を意味する。
また、図9のexample1に該当する図面においてLTE bandの左側から2番目にハッチングされた部分は、「anchor carrier(its relative position to LTE in−band can be obtained by using rasterOffset−r13 in guardband−r13 of MIB−NB)」を意味する。
また、図9のexample1に該当する図面においてLTE bandの左側から3番目にハッチングされた部分(すなわち、LTE bandのすぐ左側部分(PRB))は、「when SIB1−NB non−anchor carrier is indicated by 1 bit in MIB−NB as the higher PRB relative to anchor PRB and 2 spare bits in guardband−r13 is 「2」(In−band different PCI) or 「3」(in−band same PCI)」を意味する。
図9のexample1に該当する図面においてLTE bandの右側から1番目にハッチングされた部分(すなわち、LTE bandのすぐ右側部分(PRB))は、「when SIB1−NB non−anchor carrier is indicated by 1 bit in MIB−NB as the higher PRB relative to anchor PRB and 2 spare bits in guardband−r13 is 「2」(In−band different PCI) or 「3」(in−band same PCI)」を意味する。
また、図9のexample1に該当する図面においてLTE bandの右側から2番目にハッチングされた部分(PRB)は、「when SIB1−NB non−anchor carrier is indicated by 1 bit in MIB−NB as the higher PRB relative to anchor PRB and 2 spare bits in guardband−r13 is 「1」」を意味する。
そして、図9のexample2に該当する図面においてLTE bandの左側から1番目にハッチングされた部分は、「when SIB1−NB non−anchor carrier is indicated by 1 bit in MIB−NB as the lower PRB relative to anchor PRB and 2 spare bits in guardband−r13 is 「1」」を意味する。
また、図9のexample1に該当する図面においてLTE bandの左側から2番目にハッチングされた部分(すなわち、LTE bandのすぐ左側部分(PRB))は、「when SIB1−NB non−anchor carrier is indicated by 1 bit in MIB−NB as the higher PRB relative to anchor PRB and 2 spare bits in guardband−r13 is 「2」(In−band different PCI) or 「3」(in−band same PCI)」を意味する。
図9のexample2に該当する図面においてLTE bandの右側から1番目にハッチングされた部分(すなわち、LTE bandのすぐ右側部分(PRB))は、「when SIB1−NB non−anchor carrier is indicated by 1 bit in MIB−NB as the higher PRB relative to anchor PRB and 2 spare bits in guardband−r13 is 「2」(In−band different PCI) or 「3」(in−band same PCI)」を意味する。
また、図9のexample2に該当する図面においてLTE bandの右側から2番目にハッチングされた部分は、「anchor carrier(its relative position to LTE in−band can be obtained by using rasterOffset−r13 in guardband−r13 of MIB−NB)」を意味する。
また、図9のexample2に該当する図面においてLTE bandの右側から3番目にハッチングされた部分(PRB)は、「when SIB1−NB non−anchor carrier is indicated by 1 bit in MIB−NB as the higher PRB relative to anchor PRB and 2 spare bits in guardband−r13 is 「0」」を意味する。
図9のExample1及び2においてハッチングされた部分に該当するPRBは、全てSIB1−NB送信のために使用されるnon−anchor carrierである。
前記提案した方法とともに、SIB1−NBが送信されるcarrierに関する情報を知らせるための追加情報がMIB−NBの「未来拡張のための11余分の(spare)bits」のうち、一部bit(s)を使用して指示されることができる。
これは、anchor−carrierがinband−DifferentPCIまたはstandaloneである場合に省略されることもできる。
簡単な実施例として、2bits({b1、b2})を使用して当該情報を伝達する場合に、下記のような方法が使用され得る。
1)ビットマップ(bitmap)方法
b1が「0」である場合、SIB1−NBがanchor−carrierから送信され、そうでない場合(b1が「1」である場合)SIB1−NBが特定non−anchor carrierから送信されることを意味できる。
b1が「0」である場合に、b2は使用されないか、無視されることができる。
または、b1が「0」である場合、b2は、anchor−carrierでSIB1−NBが送信されるsubframeの位置を指示するために使用されることができる。
これは、SIB1−NB repetition numberが16である場合にのみ、b2がSIB1−NB subframeの位置を指示する情報と解釈されるように制限されることもできる。
b2が0と1である場合、各々SIB1−NBがanchor−carrierから−Gまたは+G PRB(または、−/+G×180kHz)offsetを有する位置で送信されることを意味する。
ここで、Gは、3GPP TS 36.xxxに明示されるか、cell IDまたはSIB1−NB repetition numberまたはoperation modeなどによって変わる値でありうる。
特に、anchor−carrierがguardband operation modeでありながら、SIB1−NBは、non−anchor carrierに送信される場合、前記guardband−r13の{b1、b2、b3}によってanchor−carrierと同じsideのguardbandで特定offsetを有する位置にSIB1−NBが送信されるか、またはanchor−carrierが反対sideのguardband(anchor−carrierと反対side)で特定offsetを有する位置にSIB1−NBが送信されるか、またはSIB1−NBが送信されるinband non−anchor carrierが最も低いPRB indexを基準に特定offsetを有するか、またはSIB1−NBが送信されるinband non−anchor carrierが最も高いPRB indexを基準に特定offsetを有するかに関する情報を表すことができる。
ここで、端末は、guardband anchor−carrierとinbandの相対的な距離を知っているので、相対的な距離によって+/−Gに解釈するか、または+G、+2Gに解釈するか、または−G、−2Gに解釈するかを異なるように判断することができる。
さらに、SIB1−NBがinband non−anchor carrierから送信される場合に、最も低いかまたは高いPRB indexを基準にoffsetを特定せず、特定reference PRB indexを基準にoffsetを計算することもできる。
最も簡単な例としては、inbandのPSS(primary synchronization signal)/SSS(secondary synchronization signal)が送信されるPRBを除いたcenter 6RBから最も近いPRB indexがreference PRB indexでありうる。
このような目的として使用されるbitの数が3である場合、b1は、SIB1−NBがanchor−carrierから送信されるか否かを知らせるためであり、b2及びb3は、SIB1−NBがnon−anchor carrierに送信される場合に、当該carrierの位置を一層様々に知らせるためでありうる。
2)テーブル(Table)方法
前述したBitmap方法と同じ情報を伝達するために、{b1、b2}を{0、0}、{0、1}、{1、0}、{1、1}のようなtableとして定義することができる。
ただし、このような場合、b1の値に応じてb2が省略される方法は、適用が不可能である。
SIB1−NBが送信され得るsubframeの位置及び繰り返し回数
第2に、SIB1−NBが送信され得るsubframeの位置及び繰り返し回数(repetition number)についてより具体的に説明する。
SIB1−NBが送信され得るcarrierは、下記のように大別して3つに区分されることができ、各々SIB1−NBが送信され得るsubframe位置及び/又はrepetition numberが異なり得る。
1.SIB1−NBがanchor carrier上でのみ送信される場合
(1)SIB1−NBが固定されたsubframe indexに送信される場合
SIB1−NBは、NSSS(narrowband secondary synchronization signal)を送信しないsubframe#0から送信されることができる。
この場合、cell IDとSIB1−NB repetition numberによって前述した図8及び図10のように送信されることができる。
繰り返し回数(repetition number)4と8に対しては、既存のFDDと同様に、cell間に干渉が回避され得る。
それに対し、repetition numberが16である場合、奇数cell IDを有するcellと偶数cell IDを有するcellとの間にSIB1−NBが互いに干渉として作用されることができる。
また、SIB1−NB送信の開始無線フレーム番号(starting radio frame number)は、表37のように設定されることができる。
(2)SIB1−NBが1つ以上のsubframe indexから選択的に送信される場合
1つ以上のsubframe indexのうち、実際SIB1−NBが送信されるsubframe indexを決定する情報は、MIB−NBで指示された特定情報(例えば、明示的にsubframe indexの位置を知らせる情報がありうるし、または、これとともに(または、単独で)UL/DL configurationの一部情報と連関したパラメータ)で直接指示されるか、またはcell IDによってMIB−NBで指示されたsubframe index情報を異なるように解釈するように設定されることもできる。
特徴的に、SIB1−NBは、anchor−carrierでNSSSを送信しないsubframe#0に常に送信されながら、MIB−NBで指示されたsubframe indexが指示されたsubframeに追加に送信する形態でありうる。
SIB1−NBが送信され得るsubframe indexは、#0、4、8、及び6でありうるし、実際SIB1−NBが送信されるsubframe indexは、前述した方法で選択(または、指示)を受けることができる。
実際SIB1−NBが送信されるsubframe indexは、UL/DL configurationの情報と連関することができる。
この場合、端末は、MIB−NBから提供されるUL/DL configuration情報の一部からSIB1−NB送信subframe indexを導くか、または、反対にMIB−NBから指示されたSIB1−NB送信subframe indexからUL/DL configuration情報の一部を類推できる。
例えば、UL/DL configuration#1は、subframe#0または#4のみでSIB1−NBが送信され得るし、UL/DL configuration#2ず#5は、subframe#0または#8(または、#8でない#6)のみでSIB1−NBが送信され得る。
仮りに、UL/DL configuration#6が支援される場合、SIB1−NBは、NSSSが送信されないsubframe#0のみでSIB1−NBが送信され得るし、repetition number 16は、支援されないこともある。
また、SIB1−NB送信の開始無線フレーム番号(starting radio frame number)は、表37のように設定されることができる。
仮りに、MIB−NB内でUL/DL configuration情報のうち、一部が指示され、端末が当該情報から分かることができるUL/DL configurationの一部情報からSIB1−NBが送信され得るsubframe indexが1つより多い場合に、実際に当該cellでSIB1−NBが送信されるsubframe indexは、cell IDに選択されることができる。
簡単な例示として、2個のsubframe indexのうち、cell IDによって1つのsubframe indexでSIB1−NBが送信されるとするとき、「((cell_ID−(cell_ID%NRep))/NRep)%2」が0であるか、または1であるかによってsubframe indexが決まることができる。
仮りに、anchor−carrierで送信されるSIB1−NBがsubframe#0またはsubframe#4で送信されることができる場合、そして、subframe indexは、MIB−NBに指示されることができる場合、2560msec内でSIB1−NB repetitionを始めるStarting radio frame number/indexは、表38のように定義されることができる。
そして、これは、SIB1−NB repetition numberが16である場合に限定されることもできる。
すなわち、端末は、MIB−NBを介してSIB1−NBがsubframe#0でない箇所(例えば、subframe#4)で送信されるという情報を取得した後、当該cellのcell IDによってSIB1−NB送信が始まるradio frame indexを分かることができる。
それに対し、MIB−NBを介してSIB1−NBがsubframe#0で送信されるという情報を取得し、SIB1−NB repetition numberが16である場合、表37のように、cell IDに関係なく、SIB1−NB送信は、2560msec内で常に1番radio frame numberから始めると仮定することができる。
言い替えれば、SIB1−NBがanchor−carrierで送信され、repetition numberが16である場合、SIB1−NBが送信されるsubframe indexが#0であるか、または#4であるかによって、SIB1−NB送信が始まるradio frame indexが異なるように解釈されることができる。
これに対する例示として、表37(SIB1−NBがsubframe#0で送信される場合)と表38(SIB1−NBがsubframe#4で送信される場合)とが考慮され得る。
2.SIB1−NBがnon−anchor carrier上のみで送信される場合
特定区間内でSIB1−NB送信に使用されるsubframeの数は、SIB1−NBがanchor−carrierで送信される場合の値よりN倍多いことがある。
これは、anchor−carrierと比較して、non−anchor carrierのpower boostingが適用され難いことがあるためである。
Nは、anchor−carrierのdownlink送信powerとSIB1−NBが送信されるnon−anchor carrierのdownlink送信powerとによって決定されることができる。
仮りに、MIB−NBでSIB1−NBが送信されるcarrierのdownlink送信powerとanchor−carrierのdownlink送信powerとの関係を知らせる場合、当該情報からNを誘導または類推することができる。
または、反対に、N値がMIB−NBで知られ、この値からSIB1−NBが送信されるcarrierのdownlink送信powerとanchor−carrierのdownlink送信powerとの関係を誘導(または、類推)することもできる。
ここで、「特定区間内でSIB1−NB送信に使用されるsubframeの数」は、「SIB1−NB repetition number」と対応する値または概念であり、「SIB1−NB repetition number」は、SIB1−NB modification period内で特定cellがSIB1−NB送信に使用するSIB1−NB TTI(transmission time interval)数を表す。
「特定区間内でSIB1−NB送信に使用されるsubframeの数」は、特定絶対時間区間(例えば、160msecまたは40.96sec)内でSIB1−NB送信に使用されるsubframeの数を表す。
SIB1−NBが送信され得るsubframe indexは、subframe index#0、#5、#9のうち、N個が選択されて使用され得る。
例えば、N2である場合、subframe index#0と9が使用され得るし、subframe index#0と#9は、連続的にSIB1−NBを送信するために、radio frame numberが各々奇数と偶数に選択され得る。
このとき、互いに異なるradio frameに送信されるSIB1−NBのSFN(system frame number)情報が異なり、当該情報がSIB1−NBコンテンツ(contents)のSFN情報の一部に含まれるとき、特定最初または最後のSIB1−NBが送信され始めたradio frameのSFNを基準とすることもできる。
または、MBSFN(Multimedia Broadcast multicast service Single Frequency Network)subframeとして使用されないsubframe index#0と#5が使用され得る。
先に、N2は、SIB1−NBがnon−anchor carrierで送信される場合、MIB−NB内で指示されるSIB1−NB繰り返し回数(repetition number)を2倍大きい値と解釈する場合を意味する。
すなわち、MIB−NB内で指示されるSIB1−NB repetition回数は、SIB1−NBがanchor−carrierに送信される場合に、SIB1−NBのrepetition回数である。
仮りに、SIB1−NBがnon−anchor carrierに送信される場合に、SIB1−NBのrepetition回数は、MIB−NBで指示されたSIB1−NBのrepetition回数を異なるように解釈することができる。
同様の方法として、N4である場合は、当該情報を4倍大きく解釈し、このような一連の手順及び解釈は、SIB1−NBが送信されるcarrierの位置がanchor−carrierであるか、またはnon−anchor carrierであるか、non−anchor carrier上で送信される場合に、anchor−carrierから相対的にどれくらい離れて位置するか(例えば、Xより小さなPRB間隔であるか、)によって、またはoperation modeによって変わることができる。
ここで、operation modeは、anchor−carrierのoperation modeであるか、SIB1−NBを送信するnon−anchor carrierのoperation modeであるか、またはanchor−carrierとSIB1−NBとを送信するnon−anchor carrierのoperation modeの組み合わせでありうる。
簡単な例として、SIB1−NBが送信されるnon−anchor carrierがinband operation modeである場合には、N2(N=2)でありうるし、guardband operation modeである場合には、N4(N=4)でありうる。
ここで、N4である場合、SIB1−NBが送信され得るsubframe indexがsubframe#0、#4、#5、#9日でありうる。
前記で説明したN2とN4である場合にも、SIB1−NBTB(transport block)を1回送信するために使用されるsubframeの数は8に維持されなければならず、SIB1−NB送信周期は、2560msecに固定される必要がある。
このために、SIB1−NBを送信するために使用されるradio frameの数が変わり得る。
すなわち、1つのradio frame内でSIB1−NB送信のために使用されるsubframeの数が2個(N2である場合)または4個(N4である場合)でありうる。
N2である場合、特徴的にSIB1−NB送信に使用される隣接したsubframeが互いに異なるradio frameにわたって存在し得る。
このように、radio frame内でSIB1−NB送信に使用されるsubframeの数が変わる場合、SIB1−NB送信に使用されるradio frameのstarting indexが異なるように定義されることができる。
簡単な例として、表38のNB−SIB1繰り返しに対するradio frame number(nf mod 256)値が変わり得る。
これは、簡単にN2である場合、(SIB1−NB repetition数とcell IDによって定義された表37のstart radio frame number値−1)/2または(SIB1−NB repetition数とcell IDによって定義された表37のstart radio frame number値−1)/2+1に与えられ、SIB1−NB transmission windowは、80msecとして定義されることができる。
同様の方法として、N4である場合、(SIB1−NB repetition数とcell IDによって定義された表38のstart radio frame number値−1)/4または(SIB1−NB repetition数とcell IDによって定義された表38のstart radio frame number値−1)/4+1に与えられ、SIB1−NB transmission windowは、40msecとして定義されることができる。
仮りに、SIB1−NBがnon−anchor carrier上で送信される場合にも、SIB1−NB repetition回数は、anchor−carrierと同じ場合、表38のstart radio frame numberを同様に使用するか、または表38のstart radio frame number値−1として定義されることができる。
上記の内容をTableとしてまとめると、表39、表40、及び表41のように表現されることができる。
各TableにおいてNPDSCH繰り返しの個数は、non−anchor carrier上で送信されるSIB1−NBのrepetition回数であり、これは、MIB−NBのSIB1−NB repetition回数から導かれる値である。
1つのradio frame内でSIB1−NBがN個のsubframeに送信される場合、N番のsubframeにわたって送信されるSIB1−NBは、図10のように、(1)AからHまでのsub−blockが順序どおりに送信されることができ、(2)各sub−blockがN回(または1より大きい値)連続してsubframeに送信され、次に、sub−blockを再度N回連続して送信する方法がありうる。
ここで、AからHまでのsub−blockは、SIB1−NB codewordのcircular−buffer出力において1つのsubframeに送信される単位を表す。
仮りに、上記の(2)の方法のように、特定sub−blockが繰り返して送信される場合には、inter−cell間干渉が発生する側面で短所がありうる。
したがって、sub−blockが同じradio frame内で送信されても、scramblingが互いに異なるように適用される必要がありうる。
例えば、現在のscrambling数式
において同じradio frame内でsub−blockが繰り返し送信される場合に、各sub−block間にscramblingは、radio frame numberとnRNTI、
、n
fが同一であるにもかかわらず、他のscramblingが適用されるように修正されることができる。
例えば、各subframe間に特定offsetを有する他のcinitに定義されることができる。
または、同じradio frame内で繰り返し送信されるsub−block(subframe)間に各RE別にI/Q−levelでphase−rotationされた形態でscramblingされることができる。
これは、NPBCHでI/Q−levelのphase−rotation(例:TS.36.211の10.2.4.4で1番目の数式)を適用した方法と類似するか、同様でありうる。
スクランブリングシーケンス
、
は、TS 36.211の7.2で与えられる。
3.SIB1−NBがanchor−carrierとnon−anchor carrier上との両方で送信される場合
SIB1−NB送信されるsubframe indexは、anchor−carierとnon−anchor carrierとの間に重複されないように設定されることができる。
または、subframe indexが同一であっても、実際送信されるradio frameが互いに異なるように設定されることができる。
これは、anchor−carrierとnon−anchor carrier上で送信されるSIB1−NBを端末が全て受信して性能を高めることができる機会を提供するための目的でありうる。
前述した「1.SIB1−NBがanchor carrierのみで送信される場合」と「2.SIB1−NBがnon−anchor carrierにのみ送信される場合」とは、各々anchor−carrierとnon−anchor carrierに対して拡張して適用することができる。
図10は、本明細書において提案するSIB1−NBの送信位置の一例を示した図である。
ただし、図10に該当する図面が大きくて、図10a、図10b、及び図10cに区分して作成し、図10a、図10b、及び図10cは、1つの図面を完成する図面等である。
図11及び図12は、本明細書において提案する繰り返し回数によるSIB1−NBの送信位置の一例を示す。
具体的に、図11は、繰り返し回数が4である場合、SIB1−NBの送信位置の一例を示し、図12は、繰り返し回数が8である場合、SIB1−NBの送信位置の一例を示した図である。
表37は、SIB1−NBを運搬するNPDSCHの1番目の送信に対する開始無線フレームの位置を表した表である。
表38は、SIB1−NBを運搬するNPDSCHの1番目の送信に対する開始無線フレームの一例を表した表である。
表39は、SIB1−NBを運搬するNPDSCHの1番目の送信に対する開始無線フレームの一例を表した表である。
表40は、SIB1−NBを運搬するNPDSCHの1番目の送信に対する開始無線フレームのさらに他の一例を表した表である。
表41は、SIB1−NBを運搬するNPDSCHの1番目の送信に対する開始無線フレームのさらに他の一例を表した表である。
図13は、本明細書において提案するSIB1−NBのコードワード及び資源マッピングの一例を示した図である。
SIB1−NBが送信されるsubframe及び/又はradio frameの位置とrepetition numberは、SIB1−NBが送信されるcarrierのoperation modeによって異なるように解釈されることができる。
すなわち、SIB1−NBが送信されるsubframe及び/又はradio frame位置は、Cell ID及びrepetition numberによって変わることができる。
これは、MIB−NBで提供されるが、SIB1−NBがnon−anchor carrierで送信される場合には、これを異なるように解釈することができる。
さらに、SIB1−NBが送信されるnon−anchor carrierのoperation modeによってもMIB−NBで指示されたrepetition numberは異なるように解釈されることができる(例えば、MIB−NBで指示されたrepetition numberより2倍大きい値)。
SIB1−NBが送信されるsubframe及び/又はradio frameの位置もoperation mode別に異なるように解釈されることができる。
ここで、「operation mode別に」は、anchor−carrierのoperation modeだけでなく、実際SIB1−NBが送信されるnon−anchor carrierのoperation modeまで含む。
例えば、anchor carrierは、in−band operation modeであるが、SIB1−NBが同一carrierに送信されれば、repetition numberは、{4、8、16}のうち、1つの値と解釈される。
しかし、SIB1−NBがnon−anchor carrierに送信され、当該non−anchor carrierは、in−band operation modeである場合には、repetition numberは、{8、16、32}のうち、1つの値と解釈されることができる。
そして、SIB1−NBがnon−anchor carrierに送信され、当該non−anchor carrierは、gaurd−band operation modeである場合、repetition numberは、{2、4、8}のうち、1つの値と解釈されることができる。
システム情報無しでNRSを期待できるサブフレーム
第3に、system information無しでNRSを常に期待できるsubframeの位置について説明する。
特定subframeで受信される信号の復調(demodulation)性能向上のために、当該信号が受信されるsubframeだけでなく、先立つか及び/又は後続するsubframeに含まれたNRSを活用してチャネルを推定するcross−subframe channel estimationが必要である。
特に、端末がsystem information無しでMIB−NBとSIB1−NBを受信する場合、MIB−NBとSIB1−NBを送信するsubframeでないsubframeでもNRSを常に期待できるsubframe定義が要求され得る。
このように、NRSを常に期待できるsubframe位置を「default subframe」と称する。
これは、SIB1−NBや他のSIBx−NB、またはRRCに設定されるdownlinkBitmap情報と異なることができる。
まず、MIB−NBを検出する以前に端末が仮定できるdefault subframeは、anchor−carrierのNSSSを送信しないsubframe#0とsubframe#9でありうる。
これは、実際にSIB1−NBがanchor−carrier上で送信されるか否かと関係ないことがある。
MIB−NB検出後に、SIB1−NBを検出する以前、端末が仮定できるdefault subframeは、下記のように区分して異なるように決まることができる。
1.SIB1−NBがanchor−carrierに送信される場合
このとき、端末が仮定できるdefault subframeは、MIB−NBを検出する以前に端末が仮定できるdefault subframeと同様に、anchor−carrierのNSSSを送信しないsubframe#0とsubframe#9でありうる。
仮りに、MIB−NBでUL/DL configurationに対応する一部情報を追加に取得できる場合、当該UL/DL configurationから特徴的に一部subframeが前記default subframeに追加に含まれることができる。
例えば、一部subframeは、subframe#4、#6及び#8のうち、1つでありうる。
これは前述したように、UL/DL configuration一部情報から導かれることもできる。
または、MIB−NBで直接明示的に知らせることもできる。
ただし、端末は、当該cellがSIB−NBを送信することと期待されるSIB1−NB TTI及び/又はSIB1−NB transmission window(160msec)及び/又はradio frame内でのみ、default subframeを仮定することもできる。
または、当該subframeは、MIB−NBで直接明示的に知らせることもできる。
また、端末は、前述したdefault subframeを含むことができる制限された特定区間前/後の一部区間をもうすこし拡張してdefault subframeを期待することもできる。
Anchor−carrierで端末がNRSを期待できるsubframeは、下記のように端末機が取得した情報に応じていくつのステップ等にわたって区分されることができる。
1)端末がoperationModeInfoを取得する前
端末がTDD NB−IoT cellを検出したが、NPBCH検出を完了する前にNRS受信を期待できるsubframeは、subframe#9とNSSSを送信しないsubframe#0である。
仮りに、subframe#1のDwPTS(Downlink Pilot Time Slot)でDwPTSシンボル数に関係なく、常に特定pattern(例えば、3番目のOFDM symbolにNRSが送信される場合)でNRSが送信され得る場合、端末は、当該subframeのDwPTS区間でもNRSを期待できる。
これと同様の方法として、subframe#6でもUL/DL configuration及びspecial subframe configurationに関係なく、常に特定patternでNRSが送信され得る場合、端末は、当該subframeでも一部OFDM symbolでNRSを期待できる。これは、SIB1−NBが送信されるcarrierと関係なく適用される。
2)端末がoperationModeInfoを取得した後、そして、端末がSIB1−NBを取得する前
SIB1−NB情報を取得する前まで下記に並べられたsubframeでないsubframeでもNRSを期待できるsubframeを端末に知らせるための方法として、MIB−NBのunused state(s)またはunused bit(s)が使用されることもできる。
A.operationModeInfoがinbandを指示する場合
1)SIB1−NBがsubframe#0に存在する場合
前記1)で定義されたsubframeでNRSを期待でき、これは、SIB1−NBがnon−anchor carrier上で送信される場合にも同様である。
2)その他、SIB1−NBがsubframe#4に存在する場合
前記1)で定義されたsubframeでNRSを期待でき、追加的に、subframe#4でもNRSを期待できる。
これは、SIB1−NBがnon−anchor carrier上で送信される場合にも同様である。
ただし、全てのradio frameのsubframe#4でNRSを期待できるか、またはSIB1−NBが実際に送信されるradio frameのsubframe#4でNRSを期待できるか、またはSIB1−NBが実際に送信されるradio frameの前のN個radio frameからSIB1−NBが実際に送信されるradio frameの後のM個radio frame間のradio frameにsubframe#4でのみNRSを期待できるように制限されたり、またはSIB1−NB TTSが8個のsubframeに分けられて送信されるwindow区間(anchor−carrierを例に160msec)のsubframe#4でのみNRSを期待できるように制限されることができる。ここで、NとMは、自然数である。
SIB1−NBがsubframe#4で送信される場合、前述した表10と図13のように、cell IDによって偶数radio frameまたは奇数radio frame numberで送信されることができる。
これは、SIB1−NB repetition number 16である場合にのみ可能である。
A−1とA−2の例示は、図14においてRが含まれたsubframeの位置で確認することができる。
B.その他、operationModeInfoがguardbandを指示する場合
前記A.のinband operation modeで端末がNRSを期待できるsubframeの位置において同じ方法でNRSを期待できる。
仮りに、guardband operation modeである場合、基地局がDwPTS内のcontrol regionで特定OFDM symbol(s)でNRSを常に送信できる場合、端末は、前記A.のsubframeだけでなく、subframe#1のDwPTSでも当該OFDM symbol(s)でNRSを期待できる。
これは、standalone operation modeでも同様に適用されることができるが、guardbandとstandalone operation modeとの間にDwPTSでNRSを期待できるOFDM symbol(s)の位置が異なることはある。
仮りに、DwPTS内にOFDM symbolの数によってDwPTS内でNRSが送信され得るsubframe位置が異なることがあるならば、当該DwPTSでNRSを期待できるOFDM symbol位置がMIB−NB内の一部reservedまたはunused bit(s)を使用してindicationすることができる。
ここで、unused bit(s)の例は、5bitsのguardband−r13で2bitsのrasterOffset−r13を除いた3bitsの一部または全体bitsが使用され得る。
また、当該情報は、SIB1−NBがanchor−carrier上で送信される場合とnon−anchor carrier上で送信される場合、そして、SIB1−NBが送信されるsubframeの位置によって使用されるunused bitsの数が異なるか、または他の方式(例えば、相違したtable)で解釈及び指示されることができる。
C.その他、operationModeInfoがstandaloneに指示された場合
前記A.のinband operation modeで端末がNRSを期待できるsubframeの位置において同じ方法でNRSを期待できる。
仮りに、standalone operation modeである場合、基地局がDwPTS内のcontrol regionで特定OFDM symbol(s)でNRSを常に送信できる場合、端末は、前記A.のsubframeだけでなく、subframe#1のDwPTSでも当該OFDM symbol(s)でNRSを期待できる。
仮りに、DwPTS内にOFDM symbolの数によってDwPTS内でNRSが送信され得るsubframe位置が異なることがある場合、当該DwPTSでNRSを期待できるOFDM symbol位置がMIB−NB内の一部reservedまたはunused bit(s)を使用してindicationすることができる。
ここで、unused bit(s)の例は、5bitsのstandalone−r13フィールドで5bitsの一部または全体bitsが使用され得る。
例えば、standalone operation modeは、special subframeにDwPTSを使用しない場合もありうるので、これを区分するための場合まで含まれてunused bitsの一部が使用され得る。
さらに、unused bitsは、standalone modeでUL/DL configuration(既存のLTEのUL/DL configurationだけでなく、TDD LTE standalone modeで追加されるUL/DL configurationを含む)情報の一部を指示するために使用されることもできる。
すなわち、UL/DL configurationを正確には指示しないが、UL/DL configurationによって追加的にNRSを期待できるsubframeがある場合、これを区分するために、UL/DL configurationの一部情報をunused bitsを活用して指示することができる。
また、当該情報は、SIB1−NBがanchor−carrierに送信される場合とnon−anchor carrierで送信される場合、そして、SIB1−NBが送信されるsubframe位置によって使用されるunused bits数が異なるか、または他の方式(例えば、相違したtable)で解釈及び指示されることができる。
図14は、本明細書において提案するアンカー−キャリア上でNPSS/NSSS/NPBCH/SIB1−NBが送信されるsubframeの位置の一例を示した図である。
図15は、本明細書において提案するアンカー−キャリア上でNPSS/NSSS/NPBCH/SIB1−NB/NRSが送信されるsubframeの位置のさらに他の一例を示した図である。
ただし、図15に該当する図面が大きくて、図15a、図15b、図15c、及び図15dに区分して作成し、図15a、図15b、図15c、及び図15dは、1つの図面を完成する図面等である。
2.SIB1−NBがnon−anchor carrier上のみで送信される場合
このとき、端末は、仮定することができるdefault subframeがMIB−NBで指示されるか、またはMIB−NBの指示とcell IDなどによって導かれたSIB1−NBが送信されるcarrierのsubframe#0、#5、#9全体であるか、または#0と#5でありうる。
さらに、SIB1−NBが送信されるsubframeの位置に依存的に決定されることができる。
これは、SIB1−NBが送信されるsubframeを含み、それ以前から以後までの時間で一部区間内に含まれるsubframe#0、#5、及び#9でありうる。
また、端末は、当該cellがSIB−NBを送信することと期待されるSIB1−NB TTI及び/又はSIB1−NB transmission window(160msec)及び/又はradio frame内でのみ、default subframeを仮定することもできる。
または、MIB−NBで直接明示的に知らせることもできる。
また、端末は、前述したdefault subframeを含むことができる制限された特定区間前/後の一部区間をもう少し拡張してdefault subframeを期待できる。
さらに、仮りに、MIB−NBでUL/DL configurationに対応する一部情報を追加に取得できる場合、当該UL/DL configurationで特徴的に一部subframeが前記default subframeに追加に含まれることができる。
例えば、一部subframeは、subframe#4、#6、及び#8のうち、1つでありうる。
これは、前述したように、UL/DL configurationの一部情報から導かれることができ、またはMIB−NBで直接明示的に知らせることもできる。
SIB1−NBが送信されるnon−anchor−carrier上で端末は、non−anchor carrier上でNRSを期待できるsubframeは、下記のとおりである。
ここで、SIB1−NBが送信されるcarrierの位置は、MIB−NBで指示されるため、端末は、既にMIB−NBの全ての情報とともに、SIB1−NBが送信されるcarrierの位置、SIB1−NB repetition回数、SIB1−NBが送信されるradio frameの位置、SIB1−NBが送信されるsubframeの位置に関する情報を取得したことと仮定する。
1)端末がoperationModeInfoを取得した後、そして、端末がSIB1−NBを取得する前
SIB1−NBがnon−anchor carrier上で送信される場合、SIB1−NB repetition回数によってSIB1−NB送信に使用されるsubframe及びradio frame位置は変わることができる。
これに関する情報は、MIB−NBで取得されるので、non−anchor carrier上でSIB1−NB送信に使用されるsubframeで端末は、NRSを期待できることは自明である。
さらに、anchor−carrier上でNPSS、NSSS、及びMIB送信のために使用されるsubframe#5、#0、及び#9でSIB1−NBが送信されるradio frame及びsubframeの位置と関係なく、NRSを期待することもできる。
また、standalone operation modeである場合、端末は、subframe#4と#8でも追加的にNRSを期待できる。
また、端末は、DwPTS区間でNRSを期待することができ、これは、operation modeによってNRSを期待できるか否か、またはDwPTS内でどのOFDM symbolでNRSを期待できるかについては、前述した方法(SIB1−NBがanchor−carrierで送信される場合、DwPTS区間でNRSを期待する方法)が同様に使用され得る。
前記において説明したNRSを期待できるsubframeは、radio frame毎に同様に適用されるか、またはSIB1−NBが送信されるradio frameに属したsubframeに限定されるか、またはSIB1−NBが実際に送信されるradio frameの前のN個radio frameからSIB1−NBが実際に送信されるradio frameの後のM個radio frame間のradio frameでのみ、NRSを期待できるように制限されるか、またはSIB1−NB TTSが8個のsubframeに分けられて送信されるwindow区間(anchor−carrierを例に160msec)のsubframeでのみ、NRSを期待できるように制限されることができる。
これは、NRSを期待できるsubframe number及びoperation modeによって異なるように適用されることができる。ここで、NとMは、自然数である。
3.SIB1−NBがanchor−carrierとnon−anchor carrierの両方に送信される場合
このとき、端末は、仮定できるanchor−carrier上でdefault subframeが前記(1)の方法にしたがい、SIB1−NBが送信されるnon−anchor carrier上でdefault subframeが前記(2)の方法にしたがうことができる。
ただし、SIB1−NBがanchor−carrier上で送信されない場合、「SIB1−NBがnon−anchor carrier上でのみ送信される場合」と「SIB1−NBがanchor−carrierとnon−anchor carrier上との両方で送信される場合」がMIB−NBで全て設定可能であれば、端末は、SIB1−NBが送信されるnon−anchor carrier上で期待することができるdefault subframeは、「SIB1−NBがnon−anchor carrier上でのみ送信される場合」と「SIB1−NBがanchor−carrierとnon−anchor carrier上との両方で送信される場合」の間に相違することができる。
SIB1−NBを除いた残りのSIB−NB(SIBx−NBという)がnon−anchor carrier上で送信される場合、端末は、NRSを期待できるsubframe区間は、SIB1−NBがnon−anchor carrier上で送信される場合のsubframe区間と異なるように定義されることができる。
これは、TDDシステムでSIB1−NBは、連続したsubframeで送信されないが、SIBx−NBは、同じTBSが連続した(valid)downlink subframeに送信されるためである。
すなわち、SIB1−NBは、valid subframeが連続的に存在する場合にも、SIB1−NB自体は不連続的なsubframeで送信されることに対し、SIBx−NBは、valid subframeに連続的に送信されるので、SIBx−NBを送信する連続した複数のsubframe内でNRSを期待できる。
そして、cross−subframe channel estimationのために、SIBx−NBが送信される連続したsubframeの前/後の一部N1、N2(valid)subframeで追加的にNRSを期待できるように許されることができる。
これは、non−anchor carrier上でvalid subframeで端末は、常にNRSを期待できず、NPDCCH(/NPDSCH)受信を期待する(連続した)subframeの前/後の一部(valid)subframe区間でのみ、NRSを期待できるように許されたことと類似した目的である。
SIB1−NBのメッセージ解釈及び構成
第4に、SIB1−NBのメッセージを解釈し、構成する方法について説明する。
TDD NB−IoTシステムでSIBx−NBは、anchor−carrierでない第3のcarrierに送信されることができる。
ここで、第3のcarrierは、non−anchor carrierであるか、または当該cellがNPSS/NSSS/NPBCH送信には使用しないが、anchor−carrier raster offset条件を満たす特定carrierまたはPRB位置を意味する。
また、本明細書において使用されるTDDシステムは、unpaired systemまたはframe structure type 2を有するシステムと同じ意味と解釈されることができる。
SIBx−NBが第3のcarrier上に送信される場合は、さらに下記のように区分されることができ、それぞれの場合に、SIB1−NBのmessage解釈及び構成、端末の動作手順は、互いに異なる方法にしたがうことができる。
1.SIB1−NBは、anchor−carrier上で送信されるが、残りの他のSIBx−NBは、anchor−carrierでない第3のcarrier上で送信されることができる。
2.SIB1−NBは、第3のcarrier上で送信されることができ、残りの他のSIBx−NBは、SIB1−NBと同じcarrier上で送信されることができる。
3.SIB1−NBは、第3のcarrier上で送信されることができ、残りの他のSIBx−NBは、SIB1−NBと他のcarrier上で送信されることができる。
この場合、SIBx−NBがanchor−carrier上に送信されることが許されることもできる。
上記の1.ないし3.においてSIB1−NBのcarrierの位置情報と残りの他のSIBx−NB carrierの位置情報とは、各々MIB−NBとSIB1−NBに含まれることができる。
MIB−NBとSIB1−NBは、残りの他のSIBx−NBのように十分のdownlink resourceを使用して送信されることができないこともあるので、これを考慮してARFCN−ValueEUTRAのような形態のchannel numberと知られず、SIB1−NBを送信するcarrierの位置は、anchor−carrierとの相対的なPRB位置(事前に決まった1つ以上のoffset値のうち、1つ)として定義されることができる。
残りのSIBx−NBを送信するcarrierの位置は、anchor−carrierとの相対的なPRB位置(事前に決まった1つ以上のoffset値のうち、1つであり、offset値の範囲は、SIB1−NB送信位置を知らせるためのoffset値の範囲と同一であるか、または異なることがある)として定義されるか、またはSIB1−NBが送信されるcarrierとの相対的なPRB位置として定義されることができる。
ただし、SIB1−NBがanchor−carrierとnon−anchor carrier上との両方で送信される場合、anchor−carrierを優先してanchor−carrierとの相対的なPRB位置を知らせることができる。
これは、一般的に、NB−IoTシステムでnon−anchor carrierを設定するとき、ARFCN−ValueEUTRAのような形態のchannelnumberを使用することと差別点となることができる。
SIB1−NBが第3のcarrier上で送信される場合、SIB1−NBのmessageの一部がanchor−carrierに関する情報であるか、またはSIB1−NBが送信された第3のcarrierに関する情報であるか、区分が必要でありうる。
すなわち、一部の情報(type−A)は、anchor−carrierとSIB1−NBが送信された第3のcarrierに対して共通に適用して解釈されることができ、一部の情報(type−B)は、SIB1−NBが送信された第3のcarrierに対してのみ適用して解釈されることができる。
仮りに、type−A情報のうち、特定同一パラメータをanchor−carrierとSIB1−NBが送信された第3のcarrierに対して共通に適用せず、SIB1−NBが送信された第3のcarrierに対しては別個に適用したい場合、当該特定同一パラメータがもう1つ含まれてmessageに構成されることができる。
このように、type−A内で特定同一パラメータが1つより多く存在して、SIB1−NBが送信される第3のcarrierは、anchor−carrierと異なる値として定義したい場合に、このような動作が許されるmessageをtype−Cという。
Type−Cに存在するパラメータが仮りに1つの値のみ割り当てられるならば、これは、type−Aと同様に、anchor−carrierとSIB1−NBが送信された第3のcarrierに対して共通に適用して解釈される。
仮りに、Type−Cに存在するパラメータが2個の値が割り当てられるならば、1つの値は、anchor−carrierに適用し、残りの1つの値は、SIB1−NBが送信された第3のcarrierに適用する。
さらには、仮りに、SIB1−NBが残りの他のSIBx−NBをschedulingするのにおいて、SIB1−NBとは異なる第3のcarrierでこれをschedulingするようになる場合、これと類似したissueが再度発生し得る。
すなわち、SIB1−NBは、SIBx−NBが送信されるcarrierを基準に特定パラメータを別個の値として指示したい場合、Type−BまたはType−Cのmessageに区分されることができる。
すなわち、Type−Bの場合、SIB1−NBがschedulingするSIBx−NBのcarrierに対してパラメータを直接伝達し、Type−Cの場合、anchor−carrierとSIB1−NBが送信される第3のcarrierとSIBx−NBが送信される第3のcarrierに共に共通に適用されるか、または、特定パラメータに対して1つより多い値が存在する場合に、各々anchor−carrier、SIB1−NBが送信される第3のcarrier、SIBx−NBが送信される第3のcarrierに適用されることができる。
このような問題は、Release 15までのFDD NB−IoTシステムには発生されない。
これは、根本的に全てのsystem informationがanchor−carrierに送信されるためである。
例えば、SIB1−NBのcellSelectionInfo情報は、端末機のcell selection過程に関連した情報である。
この情報は、常にanchor−carrierのmeasurementを基盤に定義される値でありうる。
しかし、端末がSIB1−NBを検出した当該第3のcarrier上でRRM(radio resource management)またはRSRP(reference signal received power)またはRSRQ(reference signal received quality)などをmeasureするために、anchor−carrierで再度frequency re−tuningする複雑度(電力消費及び時間遅延も複雑度に含まれることができる)を減らすために、SIB1−NBが送信された当該第3のcarrierのmeasurement値を基盤とするcell selection関連情報でありうる。
例えば、downlinkBitmap情報は、subframeのvalidまたはinvalidを指示できる。
この情報がSIB1−NBに含まれる場合、当該downlinkBitmap情報は、anchor−carrierとSIB1−NBが送信される第3のcarrierに共に共通に適用されることもできる。
または、downlinkBitmap情報は、常にanchor−carrierに対してのみ適用され得るように限定されることができる。
さらに、downlinkBitmap情報が2個存在する場合、1つは、anchor−carrierに対するdownlinkBitmap情報であり、残りの1つは、SIB1−NBが送信される第3のcarrierに対するdownlinkBitmap情報でありうる。
仮りに、downlinkBitmap情報が1つのみ含まれている場合、これは、anchor−carrierとSIB1−NBが送信される第3のcarrierが同じdownlinkBitmap情報を使用すると仮定されることができる。
仮りに、SIB1−NBが残りの他のSIBx−NBをさらに他の第3のcarrierにscheudlingした場合、downlinkBitmap情報は、先んじた場合と同様に再度適用されることができる。
すなわち、downlinkBitmap情報がSIB1−NB内で1つのみ存在する場合、当該downlinkBitmap情報は、anchor−carrierとSIB1−NBを送信する第3のcarrierとSIBx−NBを送信する第3のcarrierに対して全て適用されることができる。
仮りに、2個のdownlinkBitmapのみが存在する場合、各downlinkBitmap情報がどのcarrierを指示するかも明確に含まれることができる。
または、SIB1−NBが送信されるcarrierの位置によって解釈が変わることができる。
例えば、SIB1−NBは、anchor−carrierで送信され、残りのSIBx−NBは、他の第3のcarrierでschedulingされる場合に、1番目のdownlinkBitmapは、anchor−carrierの情報を表し、他の1つのdownlinkBitmapは、残りのSIBx−NBが送信されるcarrierのsubframe情報を表すことができる。
nrs−CRS−PowerOffsetも前述したdownlinkBitmap情報と類似するか、同じ方法でanchor−carrierと他のcarrier間(SIB1−NBを送信するか、及び/又はSIBx−NBを送信するcarrier)に共通に適用されて解釈されることができる。
ただし、nrs−CRS−PowerOffsetのような情報は、常にanchor−carrierでNRSとCRS power offsetのみを定義し、残りのcarrierでNRS power情報は、nrs−PowerOffsetNonAnchorをSIB1−NBに追加してanchor−carrierと特定carrierのNRS power offsetを独立的に知らせる方法がありうる。
または、SIB1−NBが送信される第3のcarrierまたは残りのSIBx−NBが送信される第3のcarrierに対してもNRS power関連情報を特徴的にnrs−PowerOffsetNonAnchorでないCRS−PowerOffsetとして定義して使用し、これを前述したdownlinkBitmap情報と類似するか、同じ方法で適用することができる。
前記downlinkBitmap情報とnrs−PowerOffsetNonAnchor情報などは、CarrierConfigDedicated−NBに含まれたdownlinkBitmapNonAnchorと類似した方式でsystem informationが送信されるcarrierのdownlinkBitmap情報とnrs−PowerOffsetNonAnchor情報などを導くことができる。すなわち、downlinkBitmapNonAnchorは、useNoBitmapとuseAnchorBitmap、explicitBitmapConfiguration情報を区分して知らせることができる。
仮りに、useNoBitmapである場合、当該carrierまたは指示されたcarrierの全てのdownlink subframe(special subframeの一部または全体special subframe formatを含むことができる)がvalid downlink subframeと解釈することができる。
仮りに、useAnchorBitmapである場合、当該carrierまたは指示されたcarrierのvalid downlink subframe情報は、anchor−carrierのために設定された値と同一であると解釈されることができる。
explicitBitmapConfigurationは、当該carrierまたは指示されたcarrierのvalid downlink subframe情報を直接独立に指示することができる。
eutraControlRegionSizeもSIB1−NBがnon−anchor carrierに送信される場合に、省略が可能な場合が変わることができる。
in−band operation modeである場合、eutraControlRegionSizeがSIB1−NBで伝達されるが、SIB1−NBがnon−anchor carrierに送信されながら、anchor−carrierとnon−anchor carrierのoperation modeが異なる場合、eutraControlRegionSizeが常に送信される必要がありうる。
例えば、anchor−carrierは、in−band operation modeでありながら、SIB1−NBは、guard−bandのnon−anchor carrierで送信される場合に、SIB1−NBは、eutraControlRegionSize情報を含み、eutraControlRegionSizeは、anchor−carrierのcontrol region sizeを指示できる。
また、anchor−carrierは、guard−band operation modeでありながら、SIB1−NBは、in−bandのnon−anchor carrier上で送信される場合にも、SIB1−NBは、eutraControlRegionSizeを情報を含み、eutraControlRegionSizeは、in−bandのcontrol region sizeを表すために使用されることができる。
また、SIB2−NBは、random access関連したパラメータを設定でき、これは、NPRACHとRAR(Random access response)を受信するためのNPDCCH search spaceに関する情報を含む。
FDD NB−IoTシステムでSIB2−NBに設定されるNPRACHとRAR(random access response)用NPDCCH search space情報は、anchor−carrierに対してのみ適用される。
non−anchor carrier上でrandom accessを進行(NPRACHを送信し、これに対するRARを受信し、以後、random accessを完了する一連の過程)できるように設定するためには、SIB22−NBが使用される。
さらに、release 14までnon−anchor carrier上でrandom accessを進行できるか否かは、端末のcapabilityに依存する。
同様に、TDD NB−IoTシステムでもnon−anchor carrier上でrandom accessを進行できるか否かは、端末のcapabilityと仮定する。
当該capabilityは、NPRACHをnon−anchor carrier上に送信できるか否かだけを意味するとすれば、SIB2−NBで設定されるNPRACHパラメータは、anchor−carrierと解釈されることができる。
ただし、SIB1−NB及び/又は残りのSIBx−NBがanchor−carrier上で送信されなかったり、またはsystem informationを送信しようとして、RAR送信のためのdownlink subframeが十分でない場合、SIB2−NBで設定されるRAR用NPDCCH search spaceがanchor−carrierでない第3のcarrierに設定される必要がありうる。
既存には、Msg.1(NPRACH)送信とMsg.3送信とは、同じcarrier−Aを使用し、Msg.2(RAR)受信とMsg.4受信とは、同じcarrier−Bを使用する。
このとき、carrier−Aとcarrier−Bとは、互いに1−to−1 pairでないことがある。
ただし、carrier−Aとcarrier−Bとは、anchor−carrierとnon−anchor carrierとの組み合わせで設定されることができなかった。
それに対し、TDD NB−IoTシステムは、前述したように、SIB2−NBで設定されるMsg.1送信carrierはanchor−carrierと解釈されながら、Msg.2を期待するcarrierはnon−anchor carrierに設定されることができる。
このとき、Msg.2を期待するnon−anchor carrierが必要な場合、Msg.2情報にこのようなnon−anchor carrier情報が追加に含まれる必要がある。
仮りに、non−anchor carrier情報がない場合、端末は、Msg.1 carrierと対応するcarrier(すなわち、前記例示では、anchor−carrier)でMsg.2を期待してもよいことと解釈することができる。
さらには、SIB2−NBで設定されるrandom access関連パラメータのMsg.1送信も、特定non−anchor carrierで指示されることができる。
このような場合、TDD systemは、端末のMsg.1送信がnon−anchor carrier上にも常に可能であると見なされるときにのみ適用されることもできる。
さらに、SIB2−NBで設定されるrandom access関連パラメータは、anchor−carrierとSIB1−NBが送信されたcarrier及び/又はSIB2−NBが送信されたcarrierを全て含んで適用(1つのcarrierに対するrandom access関連パラメータがcarrier単位に拡張されるか、または必要な各carrierに対して独立したrandom access関連パラメータを追加に設定/含むことができる)されることもできる。
このような場合、仮りに、SIB1−NBとSIB2−NBとの両方がanchor−carrier上で送信された場合、既存のSIB2−NBがrandom accessをanchor−carrier上に対してのみ設定した方法と類似することができる。
すなわち、system informationがanchor−carrierでMsg.1は、自然にanchor−carrierに対して設定されたことと解釈されることができる。
ただし、Msg.2は、このような場合にも特定non−anchor carrierで指示されることができる。
これは、system informationを送信するために、ほとんどのdownlink subframeが使用されたためでありうる。
仮りに、1つ以上のsystem informationがanchor−carrierで送信された場合でなければ、SIB2−NBは、anchor−carrierを含む1つ以上のcarrierに対してrandom access関連パラメータを設定したこととみなすことができる。
このとき、non−anchor carrierにNPRACH送信を支援しない端末は、SIB2−NBのNPRACH送信carrierをanchor−carrierにのみ限定して解釈したり、優先して選択することができる。
それに対し、このような場合(non−anchor carrier上でNPRACHを送信しない)にも、Msg.2は、non−anchor carrier上で受信するように設定されることもできる。
仮りに、non−anchor carrier上でNPRACHを送信できる端末であれば、SIB2−NBで設定されたrandom access関連情報をanchor−carrierとnon−anchor carrierとに対して全て解釈することができる。
そして、実際Msg.1送信carrierを選択する方法は、Rel.14のnon−anchor NPRACH送信と類似した方式で特定確率(既存のSIB22−NBでanchor−carrierと1つ以上のnon−anchor carrierとの間にMsg.1を送信するcarrierを確率的に選択する方法)に選択する方法と同様に動作することができる。
仮りに、NPSS、NSSS、NPBCHが送信されるanchor−carrierがguardband operation modeでありながら、SIB1−NBは、inband sameまたはdifferent PCI modeのnon−anchorで送信される場合、MIB−NBは、SIB1−NBが送信されるnon−anchor carrierに対する追加的な情報を提供する必要がありうる。
例えば、SIB1−NBが送信されるnon−anchor carrierがinband same PCI modeである場合、eutra−CRS−SequenceInfoが必要でありうる。
または、inband different PCI modeである場合、eutra−NumCRS−Ports(または、追加的にrasterOffset)情報が追加に必要でありうる。
または、このようなparameterは、特定値(例えば、eutra−NumCRS−Portsは、anchor−carrierと同じ値または常に2または4)に限定されることができる。
これに先立ち、SIB1−NBが送信されるnon−anchor carrierのoperation modeを指示する追加的な方法も必要でありうる。
このために、Guardband−NBのspare 3bitsが使用され得る。
例えば、3bitsで表現される8個のstatesのうち、一部state(s)は、SIB1−NBがnon−anchor carrierに送信されるときのoperation modeを指示できる。
なお、さらに他の一部state(s)は、SIB1−NBが送信されるnon−anchor carrierがIn−band different PCI modeである場合に、CRSアンテナポート数を表現することもできる。
仮りに、MIB−NBでSIB1−NBが送信されるcarrierを2bitsで表現する場合、4個のstates(A、B、C、D)のうち、A−stateは、SIB1−NBがanchor−carrierで送信されることを意味し、B−stateは、SIB1−NBがanchor−carrierとX(例えば、1PRB)だけのoffsetを有するnon−anchor carrierで送信されることを意味し、C−stateは、SIB1−NBがanchor−carrierとY(例えば、−X)だけのoffsetを有するnon−anchor carrierで送信されることを意味し、D−stateは、SIB1−NBが送信されるnon−anchor carrierのoperation modeがanchor−carrierのoperation modeと異なることを意味できる。
ここで、Dは、「anchor−carrierは、inband same PCI modeでありながら、non−anchorは、inband different PCI mode」、またはその反対の場合は含まない。
ただし、「anchor−carrierは、inband same PCI modeでありながら、non−anchorは、guardbandmode」または「anchor−carrierは、inband different PCI modeでありながら、non−anchorは、guardband mode」または「anchor−carrierは、guardband modeでありながら、non−anchorは、inband same PCI guardband mode」または「anchor−carrierは、guardband modeでありながら、non−anchorは、inband same PCI guardband mode」を表すことができる。
ここで、仮りに、anchor−carrierがgaurdband modeである場合、SIB1−NBが送信されるnon−anchor carrierがinband same PCI modeであるか、inband different PCI modeであるか、表現できないという問題がありうる。
これを解決するための方法として、Guardband−NBのspare 3bitsのうち、1つのstateまたはbitが使用され得る。
そして、残りの7 statesまたは2bitsは、systemのbandwidth情報を表現するために使用されることができる。
これにより、NB−IoT端末は、system bandwidthを分かることができる場合に、SIB1−NBがinband内で送信される正確なPRB位置は、特定位置(例えば、systembandの中心からanchor−carrierに最も近いPRB)に固定されることができる。
Anchor−carrierは、operation modeがIn−band sameまたはdifferent PCI operation modeであり、SIB1−NBは、guard−bandに送信される場合、端末は、CFI(carrier format indicator)をguard−band modeと解釈してSIB1−NBを受信する。
すなわち、端末は、MIB−NBで指示されるoperation modeと他のCFIを仮定してSIB1−NBを受信できる。
例えば、operation modeがinband modeである場合、SIB1−NB検出以前まで端末が仮定できるCFIは3であるが、SIB1−NBが送信されるcarrierがguard−bandである場合(または、in−bandに属しない場合)、SIB1−NBを送信するcarrierに対してCFIを「0」と解釈することができる。
MIB−NBが送信されるanchor−carrierの実際CFIは、SIB1−NBで知らせたCFIを仮定する。
SIB1−NBのTBS(transport block size)は、SIB1−NBが送信されるcarrierのoperation modeによって異なるように解釈されることができる。
すなわち、SIB1−NB TBSは、MIB−NBで提供されるが、SIB1−NBがnon−anchor carrierで送信される場合には、これを異なるように解釈することができる。
さらに、SIB1−NBが送信されるnon−anchor carrierのoperation modeによっても、MIB−NBで指示されたSIB1−NB TBSは異なるように解釈されることができる。
ここで、「operation mode別に」は、anchor−carrierのoperation modeだけでなく、実際SIB1−NBが送信されるnon−anchor carrierのoperation modeまで含む。
例えば、anchor carrierは、in−band operation modeであるが、SIB1−NBが同一carrierに送信されれば、SIB1−NB TBSは、MIB−NBで指示された値と解釈される。
しかし、SIB1−NBがnon−anchor carrierに送信され、当該non−anchor carrierは、in−band operation modeである場合、SIB1−NB TBSは、MIB−NBで指示された値より2倍大きい値と解釈されることができる。
SIB1−NBがnon−anchor carrierに送信され、当該non−anchor carrierがgaurd−band operation modeである場合、SIB1−NB TBSは、MIB−NBで指示された値より4倍大きい値と解釈されることができる。
SIB1−NBがnon−anchor carrier上で送信される場合、SIB1−NBで送信されるdownlinkBitmapとnrs−CRS−PowerOffsetは、anchor−carrierとSIB1−NBが送信されるnon−anchor carrierの組み合わせ(pair)によって下記のように異なるように解釈されるか、または異なるように適用されるか、または追加的なパラメータが定義される必要がある。
1.SIB1−NBが送信されるnon−anchor carrierがguard−band operation modeであるか、standalone operation modeである場合、downlinkBitmapは、anchor−carrierと当該non−anchor carrierとの両方に適用される。
2.SIB1−NBが送信されるnon−anchor carrierがin−band operation modeである場合、
A.Anchor−carrierがin−band operation modeである場合、
1)downlinkBitmapは、anchor−carrierと当該non−anchor carrierとの両方に適用される。
2)nrs−CRS−PowerOffsetは、anchor−carrier(または、当該non−anchor carrier)に適用される。
3)non−anchor carrierの「NRS power offset(between NRS and E−UTRA CRS)」情報は、固定された値(anchor−carrier operation modeによって異なることができる)に定義されるか、または追加的な他のパラメータによって当該non−anchor carrier(または、anchor−carrier)に適用されることができる。
ここで、「NRS power offset」は、nrs−CRS−PowerOffsetと同一であるか、類似して定義されるか、またはanchor−carrier(または、当該non−anchor carrier)の当該non−anchor carrier(または、anchor−carrier)のNRS間に相対的な電力割合で定義されることもできる。
B.Anchor−carrierがguard−band operation modeである場合、
1)nrs−CRS−PowerOffsetは、当該non−anchor carrierに全て適用される。
2)downlinkBitmapは、anchor−carrier(または、当該non−anchor carrier)に適用される。
このとき、downlinkBitmap長さは、inband operation modeで許容可能な最大長さまでに設定許容されることができる。
このような場合、特徴的にguard−band operation modeがanchor−carrierに対しても、downlinkBitmap長さと同じ周期のdownlinkBitmap情報が適用され得る。
すなわち、downlinkBitmapは、anchor−carrierとSIB1−NBが送信されるnon−anchor carrierに同じ周期と同じ値で適用されることができる。
non−anchor carrierの「NB−IoT subframe(例えば、downlinkBitmapでNB−IoTで使用可能であると指示されるsubframe(s))」情報は、固定された値(anchor−carrier operation modeによって異なることができる)に定義されるか、または追加的な他のパラメータによって当該non−anchor carrier(または、anchor−carrier)に適用されることができる。
ここで、「NB−IoT subframe」は、downlinkBitmapと同様に定義(または、formatまたはbitmapのlengthが)されるか、またはdownlink subframeに対してのみ(または、downlinkとspecial subframeに対してのみ)、これを指示できるようにbitmapの長さが異なるように定義されることもできる。
これは、downlinkBitmapでUL invalid subframeを宣言するための目的がLTEシステムのeIMTA(enhanced Interference Mitigation and Traffic Adaptation)のためにUL subframeがDL subframeに変更される可能性がある場合に、NB−IoT(または、eMTC)システムが当該subframeをUL subframeとして使用できないようにするためであるが、このような特性は、同一subframeでcarrier別に異ならないためである。
MIB−NB、SIB1−NB、及びSIB2−NBが全てanchor carrier上で送信されない場合、SIB2−NBで送信されるnrs−Powerは、MIB−NBとSIB1−NBとSIB2−NBを送信するために使用されるcarrierの組み合わせ(pair)によって、下記のように異なるように解釈されるか、または異なるように適用されるか、または追加的なパラメータが定義される必要がある。
SIB2−NBが送信されるcarrierの位置(anchor carrierであるか、またはSIB1−NBと異なるcarrierであるかなど)に関係なく、nrs−Powerは、anchor−carrierの「downlink narrowband reference−signal EPRE」を意味できる。
このとき、SIB2−NBが送信されるcarrierのNRSRP measurement値もCE level(4個存在)選択に使用できるようにSIB2−NBが送信されるcarrierに対するnrs−PowerOffsetNonAnchor情報を含むことができる。
これは、端末がSIB2−NBを受信した後に、CE level選択に使用されるNRSRP measurementのために、anchor−carrierに再度移す動作を最小化するためでありうる。
もちろん、同じ目的のために、nrs−Powerは、SIB2−NBが送信されるcarrier位置の「downlink narrowband reference−signal EPRE」を意味し、anchor−carrierのNRS powerに関する情報は、nrs−PowerOffsetNonAnchorに含まれて伝達されることもできる。
仮りに、CE level選択のためのNRSRP measurementがSIB2−NBが送信されるcarrierを基準とする場合、SIB2−NBに含まれたnrs−Powerは、SIB2−NBが送信されるcarrierの「downlink narrowband reference−signal EPRE」情報でありうる。
すなわち、nrs−Power情報は、SIB2−NBが送信されるcarrierによってanchor−carrierの「downlink narrowband reference−signal EPRE」情報であるか、またはnon−anchor carrierの「downlink narrowband reference−signal EPRE」情報でありうる。
前記方法は、FDDとは異なり、TDD NB−IoTシステムでCE level選択のために使用されるcarrierがSIB2−NBが送信されるcarrierであるか、またはanchor−carrierとSIB2−NBが送信されるcarrierが全て使用されるという相違点がある。
すなわち、SIB2−NBが送信されるcarrierの位置によってanchor carrier上で送信されるNRSを基準にCE levelを選択するか、またはnon−anchor carrier(SIB2−NBが送信される)のNRSを基準にCE levelを選択できる。
システム情報がnon−anchor carrier上で送信される場合、RRMまたはCE level選択と関連した動作
第5に、システム情報がnon−anchor carrier上で送信される場合に、端末のRRMまたはCE level選択などと関連した動作について説明する。
端末は、random access手順を進行するに先立ち、CE levelを選択する必要がある。
これは、NRS(NSSSを追加に活用できるが、これは、NRSとNSSSのpower offset関係などと関連したパラメータを端末が当該時点に分かることができるか否かによって異なることができる)を用いてRSRPを測定した値と、random access関連パラメータのうち、rsrp−ThresholdsPrachInfoListの値とを比較して選択されることができる。
このとき、NRSを用いたRSRP測定値は、一般的に、anchor−carrierでのみ可能である。
しかし、仮りに、system informationがanchor−carrierで送信されない場合、RSRP測定は、特定system informationを受信したcarrierで行われることもできる。
すなわち、端末は、anchor−carrierでないcarrierでsystem informationを受信し、CE level選択やNPRACH power controlのために、anchor−carrierでfrequency re−tuningをしないことができる。
ここで、system informationは、SIB1−NBであるか、またはrandom access関連情報を設定するsystem information(例えば、SIB2−NBであるか、またはSIB22−NBでありうる)でありうる。
さらに、仮りに、system informationがnon−anchor carrier上で受信されても、結局、anchor−carrier上でMsg.1を送信するようになる場合、CE level選択及びRRMのためのRSRP測定は、anchor−carrier上で行われる必要がありうる。
DL/UL non−anchor carrier設定
第6に、DL/UL non−anchor carrierの設定(configuration)について説明する。
FDD(frequency division duplex)systemは、DLとULを各々non−anchor carrierでconfigurationすることができる。
しかし、TDDは、non−anchor carrierがconfigurationされるとき、DLとULを区分せずにconfigurationすることもできる。
すなわち、TDDは、1つのcarrierでDLとULがTDM方式で存在するので、1回のnon−anchor carrier configurationで当該carrierにDLとULとの両方をconfigurationすることができる。
しかし、仮りに、non−anchor carrierがPSS/SSSが送信されるPRB位置(LTE inband center 6RB)にconfigurationされる場合、当該non−anchor carrierにNB−IoT ULだけが許される必要がある。
これは、FDD NB−IoTでPSSとNSS、MIBが送信されるcenter 6RBにNB−IoT DL carrier configurationを許さない理由と同様である。
したがって、端末は、non−anchorに対するconfigurationを受け、当該carrierの位置がcenter 6RBと重なる場合、当該carrier上でULだけ期待するように制限されることができる。
Non−anchor carrier SIB1−NBに対するNRS及びCRS port数
第7に、SIB1−NBがnon−anchor carrier上で送信される場合、NRSとCRS port数について説明する。
Anchor carrierがguard−band operation modeでありながら、SIB1−NBが送信されるnon−anchor carrierがin−band operation modeである場合に、端末は、SIB1−NB decodingのために、NRS port数とCRS port数情報が必要である。
これは、in−band operation modeがsame−PCIであるか、またはdifferent−PCIであるかによって異なるように定義または仮定することができる。
1)SIB1−NBが送信されるnon−anchor carrierがin−band same PCI modeである場合
当該non−anchor carrierのNRSとCRS port数は、anchor−carrierのNRS port数と同一である。
これは、既存のFDD NB−IoTでin−band same PCI modeである場合に、NRSとCRS port数は同一であると仮定したためであり、TDDでも同じ方式で適用されることができる。
2)SIB1−NBが送信されるnon−anchor carrierがIn−band different PCI modeである場合
当該non−anchor carrierのNRS port数は、anchor−carrierのNRS port数と同一であり、当該non−anchor carrierのCRS port数は4であると仮定することができる。
すなわち、端末は、SIB1−NB decodingを完了する前まで、当該non−anchor carrierのCRS port数は4であると仮定し、rate matchingまたはpuncturingが適用されたSIB1−NB decodingを試みる。
もちろん、FDDと類似した端末の設計を考慮する場合、rate matchingがより適しているとすることができる。
また、SIB1−NBで当該carrierのCRS port数を明示的に伝達すれば、端末は、SIB1−NB decoding以後に、当該carrierのrate matchingをSIB1−NB decoding以前と異なるCRS port数を仮定することもできる。
前述した第1ないし第7に該当する内容は、本明細書において提案するSIB1−NBを送信する方法を行うために独立に適用されるか、1つ以上を組み合わせまたは結合して適用されることができる。
前述した内容に基づいて、本明細書において提案するSIB1−NBを送信(または、受信)するための端末及び基地局動作について説明する。
図16は、本明細書において提案する方法を行うための端末動作の一例を示した順序図である。
すなわち、図16は、TDD(time division duplex)狭帯域(narrowband、NB)を支援する無線通信システムにおけるシステム情報を受信する方法を示す。
まず、端末は、アンカーキャリア(anchor carrier)上で第1のシステム情報を基地局から受信する(S1610)。
前記第1のシステム情報は、第2のシステム情報のために使用されるキャリアがアンカーキャリアであるか、またはノン−アンカーキャリア(non−anchor carrier)であるかを表す第1の情報及び前記第2のシステム情報のために使用される前記ノン−アンカーキャリアの位置に対する第2の情報を含む。
前記第1の情報は、前記ノン−アンカーキャリアに設定される。
そして、前記端末は、前記第1のシステム情報に基づいて、前記ノン−アンカーキャリア上で前記第2のシステム情報を前記基地局から受信する(S1620)。
前記第2のシステム情報は、サブフレーム#0とサブフレーム#5で受信されることができ、前記ノン−アンカーキャリア上で前記第2のシステム情報の繰り返し回数(repetition number)は、8または16でありうる。
ここで、前記繰り返し回数は、前記第1のシステム情報に含まれる特定パラメータに基づいて決定されることができる。
また、前記端末は、前記サブフレーム#0とサブフレーム#5でNRS(narrowband reference signal)が前記基地局から受信されることと期待または仮定することができる。
ここで、前記第1のシステム情報は、MIB(masterinformationblock)−NB(narrowband)であり、前記第2のシステム情報は、SIB1(systeminformationblock1)−NBでありうる。
そして、前記第1のシステム情報は、前記システムの動作モード(operation mode)を表す動作モード情報をさらに含むことができる。
この場合、前記第2のシステム情報のために使用される前記ノン−アンカーキャリアの位置は、前記動作モードに基づいて決定されることができる。
このとき、前記ノン−アンカーキャリアの位置は、前記アンカーキャリアとの相対的な位置で決定されることができる。
前記相対的な位置は、PRB(physical resource block)間隔で表現されることができる。
仮りに、前記動作モードがガードバンド(guard band)に設定された場合、前記第2の制御情報は、前記アンカーキャリアと同じサイド(side)のキャリアまたは前記アンカーキャリアと反対サイド(opposite side)のキャリアを表すことができる。
または、前記動作モードがインバンド(in−band)または独立型(standalone)である場合、前記第2の情報は、前記アンカーキャリアよりさらに低い(lower)周波数値またはさらに高い(higher)周波数値を表すことができる。
そして、前記第1のシステム情報は、前記ノン−アンカーキャリアのCRS(cell−specific)portの数が前記アンカー−キャリアのNRS port数と同一であるか、または4であることを表す第3の情報をさらに含むことができる。
このとき、前記ノン−アンカーキャリアの動作モードは、in−band−differentPCIでありうる。
本明細書において提案するSIB1−NBをnon−anchor carrier上で送信すべき理由について説明すれば、下記のとおりである。
LTEシステムと異なり、coverage enhancementを特徴とするNB−IoTsystemは、全てのchannelとsignalが基本的に少なくとも1subframe区間を占める。
したがって、NB−IoTシステムは、NPSS、NSSS、及びNPBCH送信にのみ3個のsubframeが必要である。
しかし、前記NPSS、NSSS、及びNPBCH送信周期は、10msec毎または20msec毎であるため、20msec毎内でNPSS、NSSS、及びNPBCH送信のために使用されるsubframeの数は5個が必要となる。
そして、TDD NB−IoTシステムで支援するUL/DL configurationの場合、全てのUL/DL configurationで常にDLに仮定できるsubframe(SIB1−NBでTDD configurationを知らせるので、全てのUL/DL configurationでdownlinkに仮定できるsubframeは、SIB1−NB送信に活用され得る)は、奇数radio frameの0番subframeのみ存在する。
また、SIB1−NBは、様々なTBS(transport block size)を支援できるので、TBSが大きい場合、繰り返し送信が多く要求される。
このとき、繰り返し送信により隣接cell間干渉は、TDMで解決し難いことがある。
したがって、このような問題を解決するために、SIB1−NBは、anchor−carrierでないnon−anchor carrier上で送信される必要がある。
本明細書において提案するSIB1−NBのnon−anchor carrierを介しての送信方法と既存のLTEシステムのCA(carrieraggregation)方法との相違点は、本明細書において提案する方法は、基本放送情報が特定CC(component carrier)に限定されて送信されないという点である。
LTEシステムのCAは、端末別に任意のCCがP−cell(primary−cell)となり得るが、NB−IoTシステムは、複数のNB−IoT carrierが存在する場合にも、anchor−carrierは1つのみ定義される。
したがって、(基本)放送情報を他のcarrierに送信する点のおいて本明細書において提案するSIB1−NB送信方法は、LTEシステムのCAと相違がある。
図16、図18、及び図19を参考して、本明細書において提案する方法が端末で実現される部分について説明する。
TDD(time division duplex)狭帯域(narrowband、NB)を支援する無線通信システムにおけるシステム情報を受信するために、端末は、無線信号を送受信するためのRF(Radio Frequency)モジュール及び前記RFモジュールを制御するプロセッサを備える。
前記端末のプロセッサは、アンカーキャリア(anchor carrier)上で第1のシステム情報を基地局から受信するように前記RFモジュールを制御する。
前記第1のシステム情報は、第2のシステム情報のために使用されるキャリアがアンカーキャリアであるか、またはノン−アンカーキャリア(non−anchor carrier)であるかを表す第1の情報及び前記第2のシステム情報のために使用される前記ノン−アンカーキャリアの位置に対する第2の情報を含む。
前記第1の情報は、前記ノン−アンカーキャリアに設定される。
そして、前記端末は、前記第1のシステム情報に基づいて、前記ノン−アンカーキャリア上で前記第2のシステム情報を前記基地局から受信するように前記RFモジュールを制御する。
前記第2のシステム情報は、サブフレーム#0とサブフレーム#5で受信されることができ、前記ノン−アンカーキャリア上で前記第2のシステム情報の繰り返し回数(repetition number)は、8または16でありうる。
ここで、前記繰り返し回数は、前記第1のシステム情報に含まれる特定パラメータに基づいて決定されることができる。
また、前記端末は、前記サブフレーム#0とサブフレーム#5でNRS(narrowband reference signal)が前記基地局から受信されることと期待または仮定することができる。
ここで、前記第1のシステム情報は、MIB(masterinformationblock)−NB(narrowband)であり、前記第2のシステム情報は、SIB1(systeminformationblock1)−NBでありうる。
そして、前記第1のシステム情報は、前記システムの動作モード(operation mode)を表す動作モード情報をさらに含むことができる。
この場合、前記第2のシステム情報のために使用される前記ノン−アンカーキャリアの位置は、前記動作モードに基づいて決定されることができる。
このとき、前記ノン−アンカーキャリアの位置は、前記アンカーキャリアとの相対的な位置に決定されることができる。
前記相対的な位置は、PRB(physical resource block)間隔で表現されることができる。
仮りに、前記動作モードがガードバンド(guard band)に設定された場合、前記第2の制御情報は、前記アンカーキャリアと同じサイド(side)のキャリアまたは前記アンカーキャリアと反対サイド(opposite side)のキャリアを表すことができる。
または、前記動作モードがインバンド(in−band)または独立型(standalone)である場合、前記第2の情報は、前記アンカーキャリアよりさらに低い(lower)周波数値またはさらに高い(higher)周波数値を表すことができる。
そして、前記第1のシステム情報は、前記ノン−アンカーキャリアのCRS(cell−specific)portの数が前記アンカー−キャリアのNRS port数と同一であるか、または4であることを表す第3の情報をさらに含むことができる。
このとき、前記ノン−アンカーキャリアの動作モードは、in−band−differentPCIでありうる。
図17は、本明細書において提案する方法を行うための基地局動作の一例を示した順序図である。
すなわち、図17は、TDD(time division duplex)狭帯域(narrowband、NB)を支援する無線通信システムにおけるシステム情報を送信する方法を表す。
まず、基地局は、アンカーキャリア(anchor carrier)上で第1のシステム情報を端末に送信する(S1710)。
前記第1のシステム情報は、第2のシステム情報のために使用されるキャリアがアンカーキャリアであるか、またはノン−アンカーキャリア(non−anchor carrier)であるかを表す第1の情報及び前記第2のシステム情報のために使用される前記ノン−アンカーキャリアの位置に対する第2の情報を含む。
前記第1の情報は、前記ノン−アンカーキャリアに設定される。
そして、前記基地局は、前記第1のシステム情報に基づいて、前記ノン−アンカーキャリア上で前記第2のシステム情報を前記端末に送信する(S1720)。
前記第2のシステム情報は、サブフレーム#0とサブフレーム#5で受信されることができ、前記ノン−アンカーキャリア上で前記第2のシステム情報の繰り返し回数(repetition number)は、8または16でありうる。
ここで、前記繰り返し回数は、前記第1のシステム情報に含まれる特定パラメータに基づいて決定されることができる。
また、前記基地局は、前記サブフレーム#0とサブフレーム#5でNRS(narrowband reference signal)を前記端末に送信することができる。
ここで、前記第1のシステム情報は、MIB(masterinformationblock)−NB(narrowband)であり、前記第2のシステム情報は、SIB1(systeminformationblock1)−NBでありうる。
そして、前記第1のシステム情報は、前記システムの動作モード(operation mode)を表す動作モード情報をさらに含むことができる。
この場合、前記第2のシステム情報のために使用される前記ノン−アンカーキャリアの位置は、前記動作モードに基づいて決定されることができる。
このとき、前記ノン−アンカーキャリアの位置は、前記アンカーキャリアとの相対的な位置に決定されることができる。
前記相対的な位置は、PRB(physical resource block)間隔で表現されることができる。
仮りに、前記動作モードがガードバンド(guard band)に設定された場合、前記第2の制御情報は、前記アンカーキャリアと同じサイド(side)のキャリアまたは前記アンカーキャリアと反対サイド(opposite side)のキャリアを表すことができる。
または、前記動作モードがインバンド(in−band)または独立型(standalone)である場合、前記第2の情報は、前記アンカーキャリアよりさらに低い(lower)周波数値またはさらに高い(higher)周波数値を表すことができる。
そして、前記第1のシステム情報は、前記ノン−アンカーキャリアのCRS(cell−specific)portの数が前記アンカー−キャリアのNRS port数と同一であるか、または4であることを表す第3の情報をさらに含むことができる。
このとき、前記ノン−アンカーキャリアの動作モードは、in−band−differentPCIでありうる。
図17〜図19を参考して、本明細書において提案する方法が基地局で実現される部分について説明する。
TDD(time division duplex)狭帯域(narrowband、NB)を支援する無線通信システムにおけるシステム情報を送信するために、基地局は、無線信号を送受信するためのRF(Radio Frequency)モジュール及び前記RFモジュールを制御するプロセッサを備える。
前記基地局のプロセッサは、アンカーキャリア(anchor carrier)上で第1のシステム情報を端末に送信するように前記RFモジュールを制御する。
前記第1のシステム情報は、第2のシステム情報のために使用されるキャリアがアンカーキャリアであるか、またはノン−アンカーキャリア(non−anchor carrier)であるかを表す第1の情報及び前記第2のシステム情報のために使用される前記ノン−アンカーキャリアの位置に対する第2の情報を含む。
前記第1の情報は、前記ノン−アンカーキャリアに設定される。
そして、前記基地局は、前記第1のシステム情報に基づいて、前記ノン−アンカーキャリア上で前記第2のシステム情報を前記端末に送信するように前記RFモジュールを制御する。
前記第2のシステム情報は、サブフレーム#0とサブフレーム#5で受信されることができ、前記ノン−アンカーキャリア上で前記第2のシステム情報の繰り返し回数(repetition number)は、8または16でありうる。
ここで、前記繰り返し回数は、前記第1のシステム情報に含まれる特定パラメータに基づいて決定されることができる。
また、前記基地局は、前記サブフレーム#0とサブフレーム#5でNRS(narrowband reference signal)を前記端末に送信することができる。
ここで、前記第1のシステム情報は、MIB(masterinformationblock)−NB(narrowband)であり、前記第2のシステム情報は、SIB1(systeminformationblock1)−NBでありうる。
そして、前記第1のシステム情報は、前記システムの動作モード(operation mode)を表す動作モード情報をさらに含むことができる。
この場合、前記第2のシステム情報のために使用される前記ノン−アンカーキャリアの位置は、前記動作モードに基づいて決定されることができる。
このとき、前記ノン−アンカーキャリアの位置は、前記アンカーキャリアとの相対的な位置に決定されることができる。
前記相対的な位置は、PRB(physical resource block)間隔で表現されることができる。
仮りに、前記動作モードがガードバンド(guard band)に設定された場合、前記第2の制御情報は、前記アンカーキャリアと同じサイド(side)のキャリアまたは前記アンカーキャリアと反対サイド(opposite side)のキャリアを表すことができる。
または、前記動作モードがインバンド(in−band)または独立型(standalone)である場合、前記第2の情報は、前記アンカーキャリアよりさらに低い(lower)周波数値またはさらに高い(higher)周波数値を表すことができる。
そして、前記第1のシステム情報は、前記ノン−アンカーキャリアのCRS(cell−specific)portの数が前記アンカー−キャリアのNRS port数と同一であるか、または4であることを表す第3の情報をさらに含むことができる。
このとき、前記ノン−アンカーキャリアの動作モードは、in−band−differentPCIでありうる。
本発明が適用され得る装置一般
図18は、本明細書において提案する方法が適用され得る無線通信装置のブロック構成図を例示する。
図18に示すように、無線通信システムは、基地局1810と基地局領域内に位置した複数の端末1820とを備える。
前記基地局と端末は、各々無線装置で表現されることもできる。
基地局は、プロセッサ(processor、1811)、メモリ(memory、1812)、及びRFモジュール(Radio Frequencymodule、1813)を備える。プロセッサ1811は、先の図1〜図17で提案された機能、過程、及び/又は方法を実現する。無線インターフェースプロトコルの階層は、プロセッサにより実現されることができる。メモリは、プロセッサと連結されて、プロセッサを駆動するための様々な情報を格納する。RFモジュールは、プロセッサと連結されて、無線信号を送信及び/又は受信する。
端末は、プロセッサ1821、メモリ1822、及びRFモジュール1823を備える。
プロセッサは、先に図1〜図17で提案された機能、過程、及び/又は方法を実現する。無線インターフェースプロトコルの階層は、プロセッサにより実現されることができる。メモリは、プロセッサと連結されて、プロセッサを駆動するための様々な情報を格納する。RFモジュールは、プロセッサと連結されて、無線信号を送信及び/又は受信する。
メモリ1812、1822は、プロセッサ1811、1821の内部または外部にあることができ、よく知られた様々な手段でプロセッサと連結されることができる。
また、基地局及び/又は端末は、1個のアンテナ(single antenna)または多重アンテナ(multiple antenna)を有することができる。
アンテナ1814、1824は、無線信号を送信及び受信する機能をする。
図19は、本明細書において提案する方法が適用され得る無線通信装置のブロック構成図のさらに他の例示である。
図19に示すように、無線通信システムは、基地局1910と基地局領域内に位置した複数の端末1920とを備える。基地局は、送信装置で、端末は、受信装置で表現されることができ、その反対も可能である。基地局と端末は、プロセッサ(processor、1911、1921)、メモリ(memory、1914、1924)、1つ以上のTx/Rx RFモジュール(Radio Frequency module、1915、1925)、Txプロセッサ1912、1922、Rxプロセッサ1913、1923、アンテナ1916、1926を備える。プロセッサは、前述した機能、過程、及び/又は方法を実現する。より具体的に、DL(基地局から端末への通信)で、コアネットワークからの上位階層パケットは、プロセッサ1911に提供される。プロセッサは、L2階層の機能を実現する。DLで、プロセッサは、論理チャネルと送信チャネルとの間の多重化(multiplexing)、無線資源割当を端末1920に提供し、端末へのシグナリングを担当する。送信(TX)プロセッサ1912は、L1階層(すなわち、物理階層)に対する様々な信号処理機能を実現する。信号処理機能は、端末でFEC(forward error correction)を容易にし、コーディング及びインターリビング(coding and interleaving)を含む。符号化及び変調されたシンボルは、並列ストリームに分割され、それぞれのストリームは、OFDM副搬送波にマッピングされ、時間及び/又は周波数領域で基準信号(Reference Signal、RS)とマルチプレクシングされ、IFFT(Inverse Fast Fourier Transform)を使用して共に結合され、時間領域OFDMAシンボルストリームを運搬する物理的チャネルを生成する。OFDMストリームは、多重空間ストリームを生成するために、空間的にプレコーディングされる。それぞれの空間ストリームは、個別Tx/Rxモジュール(または、送受信機、1915)を介して相違したアンテナ1916に提供されることができる。それぞれのTx/Rxモジュールは、送信のためにそれぞれの空間ストリームにRF搬送波を変調することができる。端末で、それぞれのTx/Rxモジュール(または、送受信機、1925)は、各Tx/Rxモジュールの各アンテナ1926を介して信号を受信する。それぞれのTx/Rxモジュールは、RFキャリアに変調された情報を復元して、受信(RX)プロセッサ1923に提供する。RXプロセッサは、layer 1の様々な信号プロセシング機能を実現する。RXプロセッサは、端末に向かう任意の空間ストリームを復旧するために、情報に空間プロセシングを行うことができる。仮りに、複数の空間ストリームが端末に向かう場合、複数のRXプロセッサにより単一OFDMAシンボルストリームで結合されることができる。RXプロセッサは、高速フーリエ変換(FFT)を使用してOFDMAシンボルストリームを時間領域から周波数領域に変換する。周波数領域信号は、OFDM信号のそれぞれのサブキャリアに対する個別的なOFDMAシンボルストリームを含む。それぞれのサブキャリア上のシンボル及び基準信号は、基地局により送信された最も可能性のある信号配置ポイントを決定することにより復元され、復調される。このような軟判定(soft decision)は、チャネル推定値に基づくことができる。軟判定は、物理チャネル上で基地局により元に送信されたデータ及び制御信号を復元するために、デコード及びデインターリビングされる.当該データ及び制御信号は、プロセッサ1921に提供される。
UL(端末から基地局への通信)は、端末1920で受信機機能と関連して記述されたことと類似した方式で基地局1910で処理される。それぞれのTx/Rxモジュール1925は、それぞれのアンテナ1926を介して信号を受信する。それぞれのTx/Rxモジュールは、RF搬送波及び情報をRXプロセッサ1923に提供する。プロセッサ1921は、プログラムコード及びデータを格納するメモリ1924と関連することができる。メモリは、コンピュータ読み取り可能媒体として称されることができる。
以上で説明された実施形態は、本発明の構成要素等と特徴が所定の形態で結合されたものなどである。各構成要素または特徴は、別の明示的言及がない限り、選択的なことと考慮されなければならない。各構成要素または特徴は、他の構成要素や特徴と結合されなかった形態で実施されることができる。また、一部構成要素及び/又は特徴を結合して、本発明の実施形態を構成することも可能である。本発明の実施形態において説明される動作等の順序は変更されることができる。ある実施形態の一部構成や特徴は、他の実施形態に含まれることができ、または、他の実施形態の対応する構成または特徴と交替されることができる。特許請求の範囲で明示的な引用関係がない請求項を結合して実施形態を構成するか、出願後の補正により新しい請求項として含めることができることは自明である。
本発明に係る実施形態は、様々な手段、例えば、ハードウェア、ファームウエア(firmware)、ソフトウェア、またはそれらの結合などにより実現されることができる。ハードウェアによる実現の場合、本発明の一実施形態は、1つまたはそれ以上のASICs(application specific integrated circuits)、DSPs(digital signal processors)、DSPDs(digital signal processing devices)、PLDs(programmable logic devices)、FPGAs(field programmable gate arrays)、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラー、マイクロプロセッサなどにより実現されることができる。
ファームウエアやソフトウェアによる実現の場合、本発明の一実施形態は、以上で説明された機能または動作を行うモジュール、手順、関数などの形態で実現されることができる。ソフトウェアコードは、メモリに格納されて、プロセッサにより駆動されることができる。前記メモリは、前記プロセッサの内部または外部に位置して、既に公知された様々な手段により前記プロセッサとデータをやり取りすることができる。
本発明は、本発明の必須的特徴を逸脱しない範囲で他の特定の形態で具体化され得ることは通常の技術者に自明である。したがって、上述した詳細な説明は、あらゆる面において制限的に解釈されてはならず、例示的なものと考慮されなければならない。本発明の範囲は、添付された請求項の合理的解釈により決定されなければならず、本発明の等価的範囲内でのあらゆる変更は、本発明の範囲に含まれる。