JP2020500471A - 5gネットワークでシステム情報を送信するための移動通信システムエンティティ - Google Patents

5gネットワークでシステム情報を送信するための移動通信システムエンティティ Download PDF

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Abstract

【課題】シグナリングのさらなる向上を実現する。【解決手段】移動通信システムのための移動通信システムエンティティは少なくとも1つのユーザ機器にサービスを行う少なくとも1つのエンティティを含む。移動通信システムエンティティは少なくとも1つのユーザ機器が要求し得るオンデマンドシステム情報のためのスケジューリング情報を送信するように構成された回路を備える。【選択図】図1

Description

本開示は概して、移動通信システムエンティティに関する。
移動通信システムでは、例えば第3世代(「3G」)、第4世代(「4G」)、最新では第5世代(「5G」)といったいくつかのジェネレーションが知られている。第3世代(「3G」)はIMT−2000(International Mobile Telecommunications 2000)規格に基づく。第4世代(「4G」)はIMT−Advanced(International Mobile Telecommunications-Advanced)規格に規定される機能を提供する。第5世代(「5G」)は現在開発中であり、2020年に実用予定である。
5Gの要件を提供する候補としては、いわゆる「LTE」(Long Term Evolution)がある。LTEはすでに第4世代移動通信システムで使用されている無線通信技術であり、携帯電話やデータ端末の高速データ通信を可能にする。5Gの要件を満たす他の候補としては、いわゆるNew Radio Access Technology System(NR)が挙げられる。LTEが従来の世代の移動通信技術に基づいているのと同様に、NRもLTE技術に基づくことができる。
LTEは第2世代(「2G」)のGSM/EDGE(「Global System for Mobile Communications」/「Enhanced Data rates for GSM Evolution」。EGPRSとも呼ぶ)および第3世代(「3G」)ネットワーク技術のUMTS/HSPA(「Universal Mobile Telecommunications System」/「High Speed Packet Access」)に基づく。
LTEは3GPP(「3rd Generation Partnership Project」)によって標準化されている。発展規格としてLTE−A(LTE Advanced)がある。LTE−Aも3GPPによって標準化されており、LTEに基づいてより速いデータ転送速度を可能にする。
将来的には3GPPはさらにLTE−Aを発展させ、5Gの技術要件を満たすようになる予定である。
5GシステムがそれぞれLTEまたはLTE−Aに基づくため、5G技術の詳細な条件は基本的に、すでにLTEおよびLTE−A規格のドキュメンテーションに規定されている特徴や方法によって対応される。
5G技術は、NRにも基づいてもよく、いわゆる「仮想セル」や「ローカルセル」等のコンセプトを可能にする。このコンセプトにおいては、セルはユーザ機器(「UE」)によってサービスされる。ユーザ機器の例としては、移動通信インターフェースを含む携帯電話、コンピュータ、タブレット、タブレットPC等、又は移動通信インターフェースを有するホットスポットデバイス等の、例えばLTE(−A)を介して移動通信を行うことができるその他のデバイスがある。つまり、UEはUE間の中間ノードとして、および/または仮想セルまたはローカルセルおよび間接ネットワークの近傍にて他のUE間の間接ネットワーク接続を確立するための中間ノードとして動的に動作する。UEの中間ノード機能は「仮想化」によっても行われ得る。仮想セルやローカルセルは無許可、共有認可、または認可の帯域においてUEと通信を行うことができ、好ましくは認可の帯域においてネットワークへのバックホールを行う。
制御プレーンとユーザプレーンは、LTE用のIPマルチメディアシステム(IMS)の導入によって論理的に分離される。また、5GやNRのソリューションの候補として、制御プレーンとユーザプレーンが物理的にも分離されることが提案されている。サービスの持続性を維持するため、安定性と広い通信可能範囲(カバレッジ)が基本的に制御プレーンの必要要件となっているため、マクロやアンカーエンティティ(例えば基地局やEvolved Node B)が制御プレーンのリンクを提供しなければならない。一方、ユーザプレーンの主要機能は、セル容量を向上するための効率的なスペクトルの使用である。しかし、ユーザプレーンの要件は特定のユースケースやUEの性能やカテゴリに強く依存するため、「ネットワークスライシング」等の5Gのコンセプトを考慮したUEの性能やカテゴリ、各ユースケース等に基づいた各種の受信方式、送信方式、ルーティング方式が考えられる。
5G技術において、UEや他のNR局は仮想セル、ローカルセル、ミクロまたはピコセル、送受信点(TRP)等としての機能を果たす責任があると想定される。例えば、これらは通常、基地局や、いわゆるLTEでのeNodeB(Evolved Node B)で行われる(eNodeBはLTEのevolved UTRA(UMTS Terrestrial Radio Access)におけるエレメントである)。このような機能は仮想セルや他のNR局、上記のエンティティとしてUEにおいて実行されると想定される。例えば、これらの機能は無線リソース管理、無線リソース制御(RRC)、接続制御等である。
5G技術のためのシグナリング技術は現存するが、一般的にシグナリングのさらなる向上が求められている。
第1の側面によると、本開示は少なくとも1つのユーザ機器にサービスを行う少なくとも1つのエンティティを含む移動通信システムのための移動通信システムエンティティであって、上記少なくとも1つのユーザ機器が要求し得るオンデマンドシステム情報のためのスケジューリング情報を送信するように構成された回路を備える移動通信システムエンティティを提供する。
第2の側面によると、本開示は少なくとも1つのユーザ機器にサービスを行う少なくとも1つのエンティティを含む移動通信システムのための移動通信システムエンティティであって、ユーザ機器からのシステム情報の要求に応じて、上記ユーザ機器にブロードキャスト情報を受信するよう指示する指示情報を送信するように構成された回路を備える移動通信システムエンティティを提供する。
第3の側面によると、本開示は少なくとも1つのユーザ機器にサービスを行う少なくとも1つのエンティティを含む移動通信システムのための移動通信システムエンティティであって、ユーザ機器からのシステム情報の要求に応じて、上記ユーザ機器にスケジューリング情報を送信するように構成された回路を備える移動通信システムエンティティを提供する。
第4の側面によると、本開示は少なくとも1つのユーザ機器にサービスを行う少なくとも1つのエンティティを含む移動通信システムのための移動通信システムエンティティであって、ユーザ機器からのシステム情報の要求に応じて、上記ユーザ機器にスケジューリング情報を受信するよう指示する指示情報をブロードキャストチャネルを通して送信するように構成された回路を備える移動通信システムエンティティを提供する。
第5の側面によると、本開示は少なくとも1つのユーザ機器にサービスを行う少なくとも1つのエンティティを含む移動通信システムのための移動通信システムエンティティであって、上記少なくとも1つのユーザ機器からのシステム情報要求を受信し、チャネル品質、通信可能範囲、およびブロック誤り率情報のうちの少なくとも1つを受信し、冗長レベル、送信周期、送信開始点のうちの少なくとも1つを調節し、上記少なくとも1つのユーザ機器のためにビームフォーミングを用いてブーストを行うように構成された回路を備える移動通信システムエンティティを提供する。
第6の側面によると、本開示は少なくとも1つのユーザ機器にサービスを行う少なくとも1つのエンティティを含む移動通信システムアンカーエンティティであって、上記少なくとも1つのユーザ機器によって要求されることができ、上記少なくとも1つのユーザ機器にサービスを行う上記少なくとも1つのエンティティによって送信されるオンデマンドシステム情報のためのスケジューリング情報を送信するように構成された回路を備えるアンカーエンティティを提供する。
さらなる態様は、従属クレーム、以下の説明および図面に記載されている。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の実施形態について説明する。
LTEセルとNEセルを含む無線アクセスネットワークの図である。 システム情報とスケジューリング情報の伝送方式の図である。 システム情報とスケジューリング情報の伝送方式の図である。 システム情報とスケジューリング情報の伝送方式の図である。 システム情報とスケジューリング情報の伝送方式の図である。 システム情報とスケジューリング情報の伝送方式の図である。 システム情報とスケジューリング情報の伝送方式の図である。 システム情報とスケジューリング情報の伝送方式の図である。 システム情報とスケジューリング情報の伝送方式の図である。 システム情報とスケジューリング情報の伝送方式の図である。 本明細書で記載するエンティティやユーザ機器を構成するために用いられ得る汎用コンピュータを概略的に示す図である。
図1を参照して実施形態についての詳細な説明を行う前に、一般的な説明を行う。
冒頭で述べたように、移動通信システムでは、例えば第3世代(「3G」)、第4世代(「4G」)、第5世代(「5G」)といったいくつかのジェネレーションが一般的に知られている。第3世代(「3G」)はIMT−2000(International Mobile Telecommunications 2000)規格に基づく。第4世代(「4G」)はIMT−Advanced(International Mobile Telecommunications-Advanced)規格に規定される機能を提供する。第5世代(「5G」)は現在開発中であり、2020年に実用予定である。
5Gの要件を提供する候補としては、いわゆる「LTE」(Long Term Evolution)がある。LTEはすでに第4世代移動通信システムで使用されている無線通信技術であり、携帯電話やデータ端末の高速データ通信を可能にする。5Gの要件を満たす他の候補としては、いわゆるNew Radio Access Technology System(NR)が挙げられる。LTEが従来の世代の移動通信技術に基づいているのと同様に、NRもLTE技術に基づくことができる。
LTEは第2世代(「2G」)のGSM/EDGE(「Global System for Mobile Communications」/「Enhanced Data rates for GSM Evolution」。EGPRSとも呼ぶ)および第3世代(「3G」)ネットワーク技術のUMTS/HSPA(「Universal Mobile Telecommunications System」/「High Speed Packet Access」)に基づく。
LTEは3GPP(「3rd Generation Partnership Project」)によって標準化されている。発展規格としてLTE−A(LTE Advanced)がある。LTE−Aも3GPPによって標準化されており、LTEに基づいてより速いデータ転送速度を可能にする。
将来的には3GPPはさらにLTE−Aを発展させ、5Gの技術要件を満たすようになる予定である。
5GシステムがそれぞれLTEまたはLTE−Aに基づくため、5G技術の詳細な条件は基本的に、すでにLTEおよびLTE−A規格のドキュメンテーションに規定されている特徴や方法によって対応される。
5G技術は、NRにも基づいてもよく、いわゆる「仮想セル」や「ローカルセル」、「分散ユニット」、「TRP(送受信点)」等のコンセプトを可能にする。このコンセプトにおいては、セルはユーザ機器(「UE」)によってサービスされる。ユーザ機器の例としては、移動通信インターフェースを含む携帯電話、コンピュータ、タブレット、タブレットPC等、または移動通信インターフェースを有するホットスポットデバイス等の、例えばLTE(−A)を介して移動通信を行うことができるその他のデバイスがある。つまり、UEはUE間の中間ノードとして、および/または仮想セルまたはローカルセルおよび間接ネットワークの近傍にて他のUE間の間接ネットワーク接続を確立するための中間ノードとして動的に動作する。UEの中間ノード機能は「仮想化」によっても行われ得る。仮想セルやローカルセル、「分散ユニット」、「TRP(送受信点)」は無許可、共有認可、または認可の帯域においてUEと通信を行うことができ、好ましくは認可の帯域においてネットワークへのバックホールを行う。
制御プレーンとユーザプレーンは、LTE用のIPマルチメディアシステム(IMS)の導入によって論理的に分離される。また、5GやNRのソリューション候補として、制御プレーンとユーザプレーンが物理的にも分離されることが提案されている。サービスの持続性を維持するため、安定性と広い通信可能範囲(カバレッジ)が基本的に制御プレーンの必要要件となっているため、マクロやアンカーエンティティ(例えば基地局やEvolved Node B)が制御プレーンのリンクを提供しなければならない。一方、ユーザプレーンの主要機能は、セル容量を向上するための効率的なスペクトルの使用である。しかし、ユーザプレーンの要件は特定のユースケースやUEの性能やカテゴリに強く依存するため、「ネットワークスライシング」等の5Gのコンセプトを考慮したUEの性能やカテゴリ、各ユースケース等に基づいた各種の受信方式、送信方式、ルーティング方式が考えられる。
5G技術において、UEや他のNR局は仮想セル、ローカルセル、ミクロまたはピコセル、送受信点(TRP)等としての機能を果たす必要があると想定される。例えば、これらは通常、基地局や、いわゆるLTEでのeNodeB(Evolved Node B)で行われる(eNodeBはLTEのevolved UTRA(UMTS Terrestrial Radio Access)におけるエレメントである)。このような機能は仮想セルや他のNR局、上記のエンティティとしてUEにおいて実行されると想定される。例えば、これらの機能は無線リソース管理、無線リソース制御(RRC)、接続制御等である。
上記のように、5Gのために開発された、New Radio (NR)と呼ばれるnew Radio Access Technology (RAT)はいくつかの実施例においてはローカルセルおよび仮想セルに用いられてもよいが、NR eNodeBによって供給されるスモールセルやTRPも存在してもよい。
3GPPドキュメントのR2−164809"System Information Area"、3GPP TSG RAN WG" Meeting #95, Gothenburg, Sweden, 22−26 August 2016において、NRシステム情報強化研究のための4つのシナリオが記載されている。さらに、システム情報エリアのコンセプトも導入されている。
いくつかの実施形態において、システム情報エリア(SIA)とは、SIA内のすべてのTRP/ビームが少なくともいくつかの必須の共通システム情報(SI)と、場合によっては、ブロードキャスト送信される必須ではないSIの一部によって構成されるエリアであり得る。いくつかの実施形態において、システムフレーム番号を含む場合は、同じSIA中のすべてのTRPが同期される。ブロードキャスト送信は各TRPによって独立して行われることができ(同期されている場合は単一周波数ネットワーク(SFN)送信)、および/またはオバーレイノード(例えばLFマクロ)、ローカルTRPブロードキャスト送信と通信可能範囲オーバーレイノードの組み合わせを介して行うことができる(例えば、各TRPおよびオーバーレイノードによってブロードキャスト送信された必須ではないSI+他の必須の共通SI(SI−X)によって局所的にブロードキャスト送信された異なるSI−Y)(R2−164809において、SI−Xは早期に取得されることができる複数のTRP/ビームを潜在的に含むエリアにわたる共通パートとして定義される。また、SI−YはRACHを行う前にのみ取得され得るTRP/ビームに固有のパートとして定義される)。
代替的に又は追加的に、SIAは、SIA通信可能範囲にわたってオーバーレイノード(例えばLFマクロ)によって一般的にブロードキャスト送信されたSIAにおいて異なるTRPによって使用される潜在的に異なる必須のSI群であってもよい。
3GPP RAN2#95bのミーティングにおいて、NRシステム情報に関する以下の合意がなされ、これはいくつかの実施形態においても用いられている。
・オンデマンドシステム情報(SI)のために、他のSIは構成可能な周期性(LTEにおけるSI期間と同等)で所定の期間においてブロードキャスト送信され得る。
・待機状態かつ「新しい状態」のUEによる他のSIの要求は、状態遷移なしで行われなければならない。
・UEによって要求されるSIに関して、UEは、SIがセルにおいて使用可能かどうか、および、SIがブロードキャスト送信されるかどうかを、他のSI要求を送信する前に(例えば、最小限のSIを確認することによって)認識しなければならない。
・セルへの初期アクセスのための基本情報に加えて、最小限のSIはブロードキャスト送信されたSIのためのスケジューリング情報を含まなければならない。
・PWSが更なる増強を必要とするかをさらに検討するためのPWS(Public Warning System)情報は他のSIとして分類することができる。
さらに、UEがキャンプ可能なすべてのセルにおいて、最小限のSIが周期的にブロードキャスト送信されるかどうか、システムがUEのキャンプが不可能なセルを含むかどうかを検討する。いくつかの実施形態はこの事項に関する。
いくつかの実施形態は以下の事項のうち、少なくともいくつかについて取り組む。つまり、アンカーSIエンティティを利用する利用環境およびアンカーSIエンティティを利用しない利用環境について考慮し、例えばオンデマンドSIブロードキャスト情報をどのように通知するか、スケジューリング情報をどのように設計するかについて取り組む。
いくつかの実施形態において、スケジューリング情報の送信のため以下の側面について述べる。
いくつかの実施形態では、スケジューリング情報をブロードキャスト送信するためのソリューションを提供する。例えば、2ステージ(またはマルチステージ)スケジューリング情報送信等の、スケジューリング情報の分離送信を用いる実施形態のソリューションを提供する。これは、制御シグナリングのオーバーヘッドとスケジューリングの柔軟性の間のトレードオフについて考慮する。いくつかの実施形態は、UEのスケジューリング情報の見逃しについてのソリューションを提供する。いくつかの実施形態は、例えばeNodeB(LTE、NR等)等の、アンカーSIエンティティが使用されるネットワークや、アンカーSIエンティティが使用されないネットワークのためのソリューションを提供する。詳細は後述する。
いくつかの実施形態において、システム情報エリアは1以上のエンティティから成る(例えば、LTEおよび/またはNR eNodeB、LTE/NRセントラルユニット(CU)、LTE/NR分散ユニット(DU)、LTE/NR送受信点(TRP)、等)。このようなシステム情報エリア内では、システム情報(または、他のSI(最小限のSI以外にあるすべてのもの)を取得するための情報、セルアクセス情報、セル選択情報等の基本情報のみが含まれ得る最小限のシステム情報等)は複数の異なるエンティティ間で同一か、または異なっている。最小限のシステム情報は、さらにシステム情報エリア内のエンティティに関する情報を含み得る。この情報は、例えば、同じシステム情報エリア内のエンティティの識別番号等を含むリストによって提供されることができる。
いくつかの実施形態において、各システム情報エリアは固有の識別子を有し、この識別子は、新しいシステム情報エリアに移動するかどうかを判断するためにUEによって用いられる。いくつかの実施形態において、システム情報エリアは、アンカーエンティティまたはアンカーセル(または2以上のアンカーエンティティ/セル)が提供されるときに導入される。システム情報エリアとは、1以上のエンティティの集合であり得る。このエンティティ間で、他のエンティティのシステム情報および/またはスケジューリング情報を収集する1以上のアンカーセル(アンカーエンティティ)が提供され、これらは他のエンティティの代わりに、UEに向けて収集したシステムおよび/またはスケジューリング情報を送信する。詳細は後述する。
概して、本開示においては、上記で述べたように、基地局、eNodeB等のエンティティはLTE(LTE−A)の原理、および/またはNR RATに基づく。エンティティはLTEの公知のeNodeBに基づき得る。あるいは例えば、上述のNR eNodeBに基づき得る。
ここで記載するユーザ機器とは、例えば移動通信インターフェースを含む携帯電話、スマートフォン、コンピュータ、タブレット、タブレットPC等、または移動通信インターフェースを有するホットスポットデバイス等の、例えばLTEやNRを介して移動通信を行うことができるその他のデバイスである。
ここで記載する回路とは、プロセッサ、マイクロプロセッサ、専用回路、メモリ、ストレージ、ラジオインターフェース、無線インターフェース、ネットワークインターフェース等のうちの少なくとも1つを含み得る。例えば、eNodeB等の基地局に含まれる典型的な電子部品であり得る。
一般的に知られているように、(アンカー)エンティティはそれぞれ(アンカー)セルを提供してもよい。本明細書で述べる移動通信システムは、LTEおよび/またはNEに基づいてもよい。特に、本明細書で述べる移動通信システムはLTEとNRの融合に基づいてもよい。
いくつかの実施形態においては、例えば、スケジューリング情報の送信の際にアンカーエンティティは使用されない。これらの実施形態は、少なくとも1つのユーザ機器にサービスを行う少なくとも1つのエンティティを含む移動通信システムのための移動通信システムエンティティであって、少なくとも1つのユーザ機器が要求し得るオンデマンドシステム情報のためのスケジューリング情報を送信するように構成された回路を備える移動通信システムエンティティに関する。本明細書で述べる「送信」とは、ブロードキャスト送信および/またはユニキャスト送信を含み得る。
なお、本開示で述べる実施形態において、本開示のスケジューリング情報はブロードキャスト送信/ユニキャスト送信され得る。
上記のように、オンデマンドシステム情報は、最小限のシステム情報に含まれない情報であってもよい。
従って、いくつかの実施形態において、オンデマンドシステム情報のためのスケジューリング情報は、NRおよび/またはLTE eNodeB等の、オンデマンドシステム情報の送信を担当するエンティティまたはすべてのエンティティによってブロードキャスト送信されてもよい。
上記回路は、さらに所定の周期、所定の期間、および/または所定の送信時間でスケジューリング情報を送信するように構成されてもよい。
上記回路は、さらにシステム情報に含まれるスケジューリング情報を送信するように構成されてもよい。例えば、スケジューリング情報はシステム情報のマスタ情報ブロック(MIB)に含まれ得る。スケジューリング情報はシステム情報のシステム情報ブロック(SIB)に含まれ得る。
一般的に、システム情報とは制御情報の一種である。現在のLTEにおいて、システム情報はいわゆるシステム情報ブロック(SIB)においてブロードキャスト送信される。例えば、システム情報ブロック(SIB)とは、MIB、SIB1、SIB2であり得る。
マスタ情報ブロック(MIB):LTEセルの物理層情報。例えば、送信帯域構成、システムフレーム番号等。
SIB1:UEのLTEセルへのアクセスが許可されているかどうかに関する情報であって、他のSIBのスケジューリングを定義し、セルIDやSIBマッピング情報等を運ぶ。
SIB2:共通チャネルおよび共有チャネル情報。
例えば、一般的に知られているLTEのSIB4からSIB19等の他のブロックも存在する。
従って、同様のシステム情報構造がLTEやNRにも適用されると想定される。
いくつかの実施形態において、スケジューリング情報は少なくとも第1のパートと第2のパートに分かれている。
第1のパートは、第2のパートの送信のタイムスケジュールに関する情報を含み得る。
第1のパートはシステム情報のマスタ情報ブロックに含まれ、第2のパートはシステム情報のシステム情報ブロックに含まれ得る。
第1のパートは、システム情報ブロック情報の送信のタイムスケジュールを示し得る。
したがって、いくつかの実施形態において、UEはマスタ情報ブロック内の情報に基づいて、他のシステム情報が必要かどうか、スケジューリング情報の第2のパートの読み取りが必要かどうかを判断し得る。
第1のパートは、システム情報ブロックのビットのタイムスケジュールを示し得る。
他の例として、第1のパートは、例えばサービス固有のシステム情報ブロックグループ、セル選択/再選択システム情報ブロックグループ、移動システム情報ブロックグループ等のシステム情報ブロックのグループのビットのためのタイムスケジュールを示し得る。
上記回路は、さらにシステム情報がすべてのユーザ機器宛か、特定のユーザ機器宛かを示す情報を送信するように構成され得る。また、ここで、UEはシステム情報が必要かどうか判断することができる。
上記回路は、さらにシステム情報ブロックの変化を示す情報を送信するように構成され得る。この情報は、マスタ情報ブロックに含まれ得る。
上記回路は、さらにシステム情報ブロックの変化がすべてのユーザ機器宛か、特定のユーザ機器宛かを示す情報を送信するように構成され得る。
スケジューリング情報はシステム情報ブロックにおいて送信され得る。
いくつかの実施形態は、少なくとも1つのユーザ機器にサービスを行う少なくとも1つのエンティティを含む移動通信システムのための移動通信システムエンティティであって、ユーザ機器からのシステム情報の要求に応じて、ユーザ機器にブロードキャスト情報を受信するよう指示する指示情報を送信するように構成された回路を備える移動通信システムエンティティに関する。
したがって、オンデマンドシステム情報を連続して要求する代わりに、UEがシステム情報を受信するためのスケジューリング情報の受信を試みるということを保証することができる。ブロードキャスト情報はスケジューリング情報含み得る。
指示情報は、ユーザ機器の接続状態に基づいて送信され得る。例えば、ユーザ機器が無線リソース制御(RRC)接続状態のとき、指示情報が無線リソース制御(RRC)メッセージで送信される。ユーザ機器が無線リソース制御(RRC)不能状態または無線リソース制御(RRC)待機状態にあるとき、指示情報はランダムアクセスチャネル(RACH)メッセージで送信され得る。
いくつかの実施形態は、少なくとも1つのユーザ機器にサービスを行う少なくとも1つのエンティティを含む移動通信システムのための移動通信システムエンティティであって、ユーザ機器からのシステム情報の要求に応じて、ユーザ機器にスケジューリング情報を送信するように構成された回路を備える移動通信システムエンティティに関する。
いくつかの実施形態は、少なくとも1つのユーザ機器にサービスを行う少なくとも1つのエンティティを含む移動通信システムのための移動通信システムエンティティであって、ユーザ機器からのシステム情報の要求に応じて、ユーザ機器にスケジューリング情報を受信するよう指示する指示情報をブロードキャストチャネルを通して送信するように構成された回路を備える移動通信システムエンティティに関する。
ブロードキャストチャネルは無線アクセスネットワーク(RAN)エリアに基づきアドレス指定され得るか、ブロードキャストチャネルはマスタ情報ブロックにおいてアドレス指定され得る。
上記回路は、少なくとも1つのユーザ機器がスケジューリング情報を読み取るように指示する情報を送信するように構成され得る。
いくつかの実施形態は、少なくとも1つのユーザ機器にサービスを行う少なくとも1つのエンティティを含む移動通信システムのための移動通信システムエンティティであって、少なくとも1つのユーザ機器からのシステム情報要求を受信し、チャネル品質、通信可能範囲、およびブロック誤り率情報のうちの少なくとも1つを受信し、少なくとも1つのユーザ機器のために、ビームフォーミングを用いて、冗長レベル、送信周期、送信開始点のうちの少なくとも1つの調節をし、ブーストを行うように構成された回路を含む移動通信システムエンティティに関する。
いくつかの実施形態は、少なくとも1つのユーザ機器にサービスを行う少なくとも1つのエンティティを含む移動通信システムアンカーエンティティであって、少なくとも1つのユーザ機器によって要求され、少なくとも1つのユーザ機器にサービスを行う少なくとも1つのエンティティによって送信されるオンデマンドシステム情報のためのスケジューリング情報を送信するように構成された回路を含むアンカーエンティティに関する。
従って、いくつかの実施形態において、アンカーエンティティは例えば最小限のシステム情報を送信する。アンカーエンティティでない他のエンティティは、オンデマンドシステム情報を送信する。
上記回路は、さらに所定の周期、所定の期間、および/または所定の送信時間でスケジューリング情報を送信するように構成され得る。
上記回路は、さらに少なくとも1つのユーザ機器にサービスを行う少なくとも1つのエンティティのためのスケジューリング情報がシステム情報に含まれることを示す指示情報を送信するように構成され得る。
指示情報はシステム情報のマスタ情報ブロックに含まれ得る。
スケジューリング情報はシステム情報のシステム情報ブロックに含まれ得る。
スケジューリング情報は少なくとも第1のパートと第2のパートに分けられ得る。
第1のパートは、第2のパートの送信のタイムスケジュールに関する情報を含み得る。
第1のパートはシステム情報のマスタ情報ブロックに含まれ、第2のパートはシステム情報のシステム情報ブロックに含まれ得る。
第1のパートは、システム情報ブロック情報の送信のタイムスケジュールを示し得る。
第1のパートは、システム情報ブロックのビットのタイムスケジュールを示し得る。
スケジューリング情報はアンカーエンティティのブロードキャストチャネルを通して送信され得る。ブロードキャストチャネルは所定の識別子を有する。
所定の識別子はシステム情報エリア識別子であり得る。
システム情報エリア内のすべてのユーザ機器は共通の識別子を有し、スケジューリング情報は、共通の識別子を有するユーザ機器宛となり得る。
図1はRAN1を示す。RAN1はマクロセル2を有する。マクロセル2はLTE eNodeB 3によって確立される。LTE eNodeB 3はアンカーエンティティの例である。さらに、3つのピコセル4a、4b、4cが設けられる。これらはそれぞれNR eNodeB 5a、5b、5cによって確立される。NRセル4aから4cは、1つのCU(セントラルユニット)と接続する複数のTRP/DU(送受信点/分散ユニット)も含み得る。
UE6はLTE eNodeB 3と通信することができる。UE6がピコセル4a、4b、4cのうちの1つの中にある限りにおいて、UE6はそれぞれ関連するNR eNodeB 5a、5b、5cと通信することができる。
本実施形態において、上記のように、LTE eNodeB 3及びNR eNodeB 5a、5b、5cはシステム情報エリアを構成してもよい。システム情報エリアは固有の識別子を有してもよく、それに基づきシステム情報エリアが識別可能となる。
UE6は移動することができ(破線の矢印参照)、この単純な移動経路では、UE6は3つのNRセル4aから4cの複数のNRスモールセルの通信可能範囲を通るが、依然として同じLTEセル2の通信可能範囲の範囲内に留まっている。
以下の実施形態において述べるエンティティは、システム情報を送信するためのアンカー機能を有していない。
アンカーSIエンティティを使用しないでシステム情報(SI)を提供する際は、例えばLTE eNodeB 3やNRセル4aから4c等の各エンティティ/セルが各自で、最小限のSIおよび他のSI(またはオンデマンドSI)を含むシステム情報をブロードキャスト送信する。
通常、いくつかの実施形態において、他のSIのブロードキャスト送信のスケジューリング情報は、周期性(例えば80ms、160ms)、期間(周期数。例えば1、2、または4周期)、及び潜在送信時間(送信開始点)を含む。
例えば、他のシステム情報が至急必要というわけでは無い場合は、ブロードキャスト送信された他のSIの通知期間が存在し得る。このような通知期間は事前に定義・指示されることができ、MIBにおいて変更され得る。そして、送信時間は、どのくらいの通知期間の後にSIの送信が開始されるかを示す。以下の説明によって明らかになるように、SIの送信の開始時間は他の形によって示されても良い。
現在、NRにおいて最小限のSIをどのように送信するかについての定義はない。例えば、前述したように、LTEでは、ブロードキャストチャネルPBCH(物理ブロードキャストチャネル)で送信されるMIBと、共有チャネルPDSCH(物理ダウンリンク共有チャネル)で送信されるSIBxとがある。
NRの場合、ブロードキャストチャネルおよび共有チャネル上で最小限のSIが分離送信されてもよく、スケジューリング情報を送信するための以下の実施形態がサポートされてもよい。
図2に示されるように、一実施形態では、オンデマンドSIのスケジューリング情報は、MIB系システム情報に含まれている。これは10においてLTE eNodeB 3によって送信され、11においてNR eNodeB5によって送信され、それに応じてUEによって受信される。
この実施形態では、オンデマンドで送信可能な全てのSIB候補について、それぞれのSIBに対してケジューリングリストが提供される。SIBの一部のビットがブロードキャスト送信される予定でない場合でも、対応するスケジューリング情報が提供される。メッセージサイズを最小化するために、さらに最適化することも検討されることができる。いくつかの実施形態では、これはMIB系サイズが増大することを犠牲にして、対応するスケジューリング情報の取得を速めるための方法である。
本実施形態は、MIBに基づいて例示的に示されているが、より一般的には、システム情報は常に、予め定められた期間において、固定されたリソース割り当てで、潜在的には固定されたサイズで送信されてもよい。さらに、これは最小限のSIにも利用されてもよい。
図3に示されるように、ほかの実施形態においては、オンデマンドSIのスケジューリング情報の一部(第1のパート)はMIB系システム情報に含まれ、スケジューリング情報の他の一部(第2のパート)または他のすべての部分はSIB1系システム情報に含まれる。
例えば、MIB系システム情報は13においてLTE eNodeB 3によって送信され、15においてNR eNodeB 5によって送信される一方、SIB1系システム情報は14においてLTE eNodeB 3によって送信され、16においてNR eNodeB 5によって送信される。
例えば、ビットマップはMIB系SIに含まれ、どのSIBが早期にブロードキャスト送信されるのかを示す。詳細なスケジューリング情報はSIB1系SIによって示される。
本実施形態において、UEはブロードキャスト予定のSIBs/SIメッセージの情報を取得し、対応するスケジューリング情報を受信するかどうかUEが判断する。つまり、UE6は14及び16で送信されたメッセージを受信するかどうか判断する。
本実施形態は、オンデマンドSI送信の特徴を考慮している。すべてのUEがすべてのオンデマンドSI送信に注目しているわけではない。もしとあるUEがMIBにおいて注目しているSIのスケジューリング情報を事前に取得できる場合、UEは続く詳細なスケジューリング情報を読み取ってもよいし、そのスケジューリング情報を無視してもよい。したがって、この実施形態では、スケジューリングの柔軟性と、MIB系SIにおける制御シグナリングのオーバーヘッドとの間のトレードオフを考慮する。
他の例として、他のSIを、すべてのUE用の他のSIと、所定のUE用の他のSIにさらに分けることもできる。従って、例えば、ビットマップはALL−UE−SIB−BITMAPとSOME−UE−SIB−BITMAPに分けてもよい。
もし、すべてのUEに提供されるSIBがブロードキャスト送信される場合、ALL−UE−SIB−BITMAPにおける対応するビットが設定される。この指示によって、UEはSIBを受信予定かどうか判断することができる。これはマルチステージスケジューリングと呼ばれる場合もある。
他の実施形態では、SIBの変化(どのSIBが変わるか)を示す、いわゆるValueタグをMIBにも含めることもできる。上述したように、このSIBの変化が全てのUEに関係するのか、一部のもしくは特定のUEに関係するのかを示す分離指示を含めることができる(例えばALL−UE−SIB−CHANGE−BITMAPとSOME−UE−SIB−CHANGE−BITMAP)。
本実施形態ではSIB1システム情報に基づいて説明を行ったが、より一般的には、システム情報は特定の周期で、適応リソース割り当てを用いて動的サイズで送信される可能性もある。さらに、これは最小限のSIにも利用されてもよい。
他の実施形態では、オンデマンドSIのスケジューリング情報は、SIB1系システム情報に含まれている。これは14'で示されるように、LTE eNodeB 3によって送信され、16'で示されるようにNR eNodeB 5によって送信される。
当然、図2、3を参照して説明した実施形態は、アンカーエンティティが提供される実施形態にも適用される。
以下では、UEがスケジューリング情報を見逃した場合に関する実施形態について述べる。
上述したように、原則としてUE6はSI要求を送信する前に、想定するSIが使用可能かどうか確認しなければならない。しかし、スケジューリング情報がSI要求の直後に送信されたり、UE6が最新の更新を見逃したりして、更新されたSIを受信するために次の期間まで待たなければならない場合などでは、UE6がスケジューリング情報を見逃すことも可能である。
このような場合、基本的にネットワークは専用のシグナリングを介して、要求されたSIの送信を防ぐため、UEに対する通知を行わなければならない。以下では、この事項に関するいくつかの実施形態について述べる。原則として、UE自体がMIB系/SIB系ブロックにおいて更新されたブロードキャスト情報を受信するまで、ネットワークは何も行わない。
図4にも示されるように、一実施形態において、例えば20でのLTE eNodeB 3および/または21でのNR eNodeB 5等のネットワークはUE6に、22において LTE eNodeB 3によって送信された対応するブロードキャスト情報および23においてNR eNodeB 5によって送信された対応するブロードキャスト情報を読み取るよう通知する。
具体的には、例えばUE6は、19において、LTE eNodeB 3および/またはNR eNodeB 5に対してSI要求メッセージを送信する。UEの状態に応じて19で送信されたUE6からのSI要求に続く応答メッセージ20および/または21においては、22および/または23で送信されたブロードキャスト情報を読み取るようUE6に要求する指示が含まれる。
例えば、UE6がRRC_CONNECTED UEの場合、例えば上記指示はRRCメッセージに含まれ運ばれる。RRC_IDLEまたはRRC_INACTIVE UEの場合、上記指示は例えばRACHメッセージによって運ばれる。この指示により、UE6は22および/または23においてブロードキャスト情報に含まれるスケジューリング情報を受信する。
他の実施形態として図5に示されるように、UE6は30において、LTE eNodeB 3および/またはNR eNodeB 5に対してSI要求を送信する。例えば、LTE eNodeB 3および/またはNR eNodeB 5等のネットワークはUE6によるSI要求に続く応答メッセージにおいて、UE6に対して要求されたSIの対応するスケジューリング情報を通知する。この応答メッセージは、例えば31、32においてLTE eNodeB 3および/またはNR eNodeB 5によって送信される。上記のように、本実施形態では、指示の代わりに、31および/または3において送信された応答メッセージに、固有のスケジューリング情報を含める。
他の実施形態として図6に示されるように、ネットワークは、ページングメッセージまたはMIBと同様に、RANベース通知エリア等の共通IDによってアドレス指定することができるブロードキャストチャネルによってUE6に通知を行う。34においてLTE eNodeB 3によって送信されるメッセージおよび/または35においてNR eNodeB 5によって送信されるメッセージ内では、UE6に対応するスケジューリング情報を読み取るように依頼する指示が設定される。
この指示は、システム情報の変更と現在のページングメッセージでは異なる。
この実施形態は、あるSIBが既にスケジュールされた後、33においてネットワークがSI要求を連続的に受信する場合に採用され得る。
他の実施形態として図7に示されるように、UE6は36において、SI要求と一緒にチャネル品質、通信可能範囲、ブロック誤り率(BLER)等を送信する。
これを受信した後、例えば、LTE eNodeB 3および/またはNR eNodeB 5等のネットワークは、これに応じて冗長レベル、周期性および/またはSIB送信開始点を調整し得る。または、それぞれ37および/または38において特定のUE6に対するビームフォーミングによってブーストを行い得る。
以下では、LTE eNodeB 3等のアンカーエンティティを用いる実施形態について述べる。
アンカーエンティティがSIを送信またはブロードキャスト送信する実施形態において、アンカーエンティティはそれぞれ個別のエンティティに代わり、スケジューリング情報も送信することができる。例えば、LTE eNodeB 3(図1)は、NR eNodeB 5aから5cのためのスケジューリング情報も送信する。
上記のように、もしオンデマンドSIがアンカーSIエンティティにおいてのみスケジュールされる場合は、図2、3で示した上記の実施形態はアンカーSIエンティティに適用することができる。
以下では、LTE eNodeB 3やNR eNodeB 5のように、独立したエンティティにおいてのみオンデマンドSIがスケジュールされる実施形態について述べる。
一実施形態では、図8にも示すように、LTE eNodeB 3によって確立されたアンカーセル2のMIB系SIに、他セル(例えば、図1の4a、4bまたは4c)のスケジューリング情報の指示を設定し、セルID、SIB識別子、周期性等のオンデマンドSIのスケジューリング情報は、例えば本実施形態においてはLTE eNodeB 3であるアンカーエンティティによって40において送信されたアンカーセルのSIB1系システム情報に含まれる。
MIB系SIにおける指示は、他のSIスケジューリングが存在することのみを示し、他の情報に関して示すことはない。例えば、どのセル、どの種のSIBがスケジュールされるかについては示されない。例えば41において、SI要求の送信を希望するUE6または既にSI要求を送信したUE6は、自ら確認を行わなければならない。
図9に示すように、他の実施形態においては、スケジューリング情報の一部(第1のパート)はアンカーエンティティ(例えばLTE eNodeB 3)によって確立されたアンカーセル2から45において送信されたMIB系SIに含まれ、詳細なスケジューリング情報はアンカーセル2(アンカーエンティティ3)から45において送信されたSIB1系SIに含まれる。
MIB系SIに含まれる情報は、スケジュール済のSIBおよび対応するセルID等のためのスケジューリング情報である。UE6は、MIB系SI中の指示に応じて、対応する詳細なスケジューリング情報を受信するかどうか判断することができる。この基本的な設計原理は、上記において図3を参照しながら説明した原理に対応する。
他の実施形態として図10に示されるように、スケジューリング情報は、上記のシステム情報エリア識別子等の共通IDによってアドレス指定される、例えばLTE eNodeB 3等のアンカーエンティティのブロードキャストチャネルを通して50においてブロードキャスト送信される。
対応するスケジューリング情報は固有のブロードキャストチャネルを介して50において送信され、例えばシステム情報エリア等の固有のエリア内のすべてのUE6は共通IDを共有し、これによって通知メッセージを受信することができる。
いくつかの実施形態は、将来の通信システムのためのシステム情報の送受信に焦点を当てている。上記のいくつかの実施形態による方法を用いれば、システム情報を受信するためのシグナリングオーバーヘッドを減らすことができ、SI送受信効率を向上することができる。
以下では、汎用コンピュータ130の実施形態について図11を参照しながら説明する。コンピュータ130は、基本的に本明細書において述べた各種のエンティティ、基地局、新規の無線基地局、送受信点、またはユーザ機器として機能するように構成されることができる。コンピュータは構成要素131から140を有し、これらは、本明細書において述べたエンティティ、基地局、ユーザ機器の回路のうちずれか1つの回路を形成することができる。
本明細書に記載の方法を実施するためのソフトウエア、ファームウエア、プログラム等を用いた実施形態はコンピュータ130にインストールすることができ、コンピュータ130は具体的な実施形態に適合するように構成される。
コンピュータ130は中央処理装置(CPU)131を有する。CPU131は例えばプログラムに応じて本明細書に記載された様々な手順や方法を実行することができる。このプログラムは、ROM(read-only memory)132に記憶されたり、記憶部137に記憶されRAM(random access memory)133にロードされたり、各種ドライブ139等に挿入可能な媒体140に記憶されたりする。
CPU131、ROM132、およびRAM133は、バス141を介して接続されている。また、このバス134には入出力インタフェース134が接続されている。CPU、メモリおよび記憶装置の数は単に例示的なものであり、コンピュータ130は、それが基地局およびユーザ装置として機能するときに生じる特定の要件を満たすように適応および構成することができることを当業者は理解している。
入出力インターフェース134には、いくつかの構成要素が接続される。この構成要素は、入力部135、出力部136、記憶部137、通信インターフェース138、ドライブ139を含む。ドライブ139には媒体140(コンパクトディスク、デジタルビデオディスク、コンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等)を挿入することができる。
入力部135は、ポインタデバイス(マウス、グラフィックテーブル、等)、キーボード、マイク、カメラ、タッチパネル等であり得る。
出力部136は、ディスプレイ(液晶ディスプレイ、ブラウン管ディスプレイ、LEDディスプレイ等)、スピーカー等を含む。
記憶部137はハードディスク、半導体ドライブ等を有する。
通信インターフェース138は、例えばローカルエリアネットワーク(LAN)、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)、移動通信システム(GSM(登録商標)、UMTS、LTE等)、Bluetooth(登録商標)、赤外線等を介して通信を行うように構成されることができる。
なお、上記の記載はコンピュータ130の構成例にのみに関する。追加または他のセンサ、記憶デバイス、インターフェース等を用いた他の構成も実施され得る。例えば、通信インターフェース138は上記UMTS及びLTE以外の無線アクセス方式をサポートしてもよい。
コンピュータ130が基地局として機能する場合、通信インターフェース138は、さらに、それぞれの無線インターフェース(E−UTRAプロトコルなどのOFDMA(ダウンリンク)およびSC−FDMA(アップリンク)を提供する)およびネットワークインターフェース(例えばS1−AP、GTP−U、S1−MME、X2−AP等のプロトコルを実装する)を有することができる。さらに、コンピュータ130は1以上のアンテナおよび/またはアンテナアレーを含み得る。本開示はこのようなプロトコルのどのような特性にも限定されない。
本明細書において説明される方法は、いくつかの実施形態では、コンピュータ、プロセッサおよび/または回路が、コンピュータ、プロセッサおよび/または回路上においてその方法を実行するためのコンピュータプログラムとして実装される。いくつかの実施形態では、上述したようなプロセッサおよび/または回路のようなプロセッサおよび/または回路によって、本明細書で説明される方法を実行させるコンピュータプログラムを内部に格納する、非一過性のコンピュータ読み取り可能な記録媒体も提供される。
実施形態は、方法ステップの例示的な順序付けを有する方法を記述していると認識されるべきである。しかしながら、方法ステップの特定の順序付けは、説明のためにのみ挙げられており、拘束力のあるものとして解釈されるべきではない。例えば、図2から12に記載の順序は入れ替え可能である。
なお、図11における、制御または回路を構成要素131から140に分離しているのは単に説明の便宜上行ったものであり、本開示はこれらの機能の特定の構成要素への分割には限定されない。例えば、回路の少なくとも一部が各プログラム式プロセッサ、FPGA(field programmable gate array)、専用回路等によって実装されてもよい。
本明細書及び添付の特許請求の範囲に記載されるすべてのユニットおよびエンティティは、別段の記載がない限り、例えばオンチップ論理集積回路として実装することができ、このようなユニットおよびエンティティによって提供される機能は、別段の記載がない限り、ソフトウェアによって実装することができる。
上述の開示の実施形態の少なくとも一部が、ソフトウェア制御データ処理装置を使用して実施される限り、このようなソフトウェア制御を提供するコンピュータプログラムと、このようなコンピュータプログラムが提供される送信、記憶または他の媒体とが、本開示の態様として想定される。
なお、本技術は、以下のような構成をとることも可能である。
(1)
少なくとも1つのユーザ機器にサービスを行う少なくとも1つのエンティティを含む移動通信システムのための移動通信システムエンティティであって、
前記少なくとも1つのユーザ機器が要求し得るオンデマンドシステム情報のためのスケジューリング情報を送信するように構成された回路
を備える移動通信システムエンティティ。
(2)
前記回路はさらに、所定の周期で前記スケジューリング情報を送信するように構成された、
(1)に記載の移動通信システムエンティティ。
(3)
前記回路はさらに、所定の期間において前記スケジューリング情報を送信するように構成された、
(1)または(2)に記載の移動通信システムエンティティ。
(4)
前記回路はさらに、所定の送信時間に前記スケジューリング情報を送信するように構成された、
(1)から(3)のいずれか1つに記載の移動通信システムエンティティ。
(5)
前記回路はさらに、システム情報に含まれる前記スケジューリング情報を送信するように構成された、
(1)から(4)のいずれか1つに記載の移動通信システムエンティティ。
(6)
前記スケジューリング情報は前記システム情報のマスタ情報ブロックに含まれる、
(5)に記載の移動通信システムエンティティ。
(7)
前記スケジューリング情報は前記システム情報のシステム情報ブロックに含まれる、
(5)または(6)に記載の移動通信システムエンティティ。
(8)
前記スケジューリング情報は少なくとも第1のパートと第2のパートに分かれている、
(1)から(7)のいずれか1つに記載の移動通信システムエンティティ。
(9)
前記第1のパートは、前記第2のパートの送信のタイムスケジュールに関する情報を含む、
(8)に記載の移動通信システムエンティティ。
(10)
前記第1のパートはシステム情報のマスタ情報ブロックに含まれ、前記第2のパートは前記システム情報のシステム情報ブロックに含まれる、
(8)または(9)に記載の移動通信システムエンティティ。
(11)
前記第1のパートは、システム情報ブロック情報の送信のタイムスケジュールを示す、
(10)に記載の移動通信システムエンティティ。
(12)
前記第1のパートは、前記システム情報ブロックのビットのタイムスケジュールを示す、
(10)または(11)に記載の移動通信システムエンティティ。
(13)
前記回路はさらに、前記システム情報がすべてのユーザ機器宛か、特定のユーザ機器宛かを示す情報を送信するように構成された、
(1)から(12)のいずれか1つに記載の移動通信システムエンティティ。
(14)
前記回路はさらに、システム情報ブロックの変化を示す情報を送信するように構成された、
(1)から(13)のいずれか1つに記載の移動通信システムエンティティ。
(15)
前記情報はマスタ情報ブロックに含まれる、
(14)に記載の移動通信システムエンティティ。
(16)
前記回路はさらに、前記システム情報ブロックの変化がすべてのユーザ機器宛か、特定のユーザ機器宛かを示す情報を送信するように構成された、
(14)または(15)に記載の移動通信システムエンティティ。
(17)
前記スケジューリング情報はシステム情報ブロックにおいて送信される、
(1)から(16)のいずれか1つに記載の移動通信システムエンティティ。
(18)
少なくとも1つのユーザ機器にサービスを行う少なくとも1つのエンティティを含む移動通信システムのための移動通信システムエンティティであって、
ユーザ機器からのシステム情報の要求に応じて、前記ユーザ機器にブロードキャスト情報を受信するよう指示する指示情報を送信するように構成された回路
を備える移動通信システムエンティティ。
(19)
前記ブロードキャスト情報はスケジューリング情報を含む、
(18)に記載の移動通信システムエンティティ。
(20)
前記指示情報は、前記ユーザ機器の接続状態に基づき送信される、
(18)または(19)に記載の移動通信システムエンティティ。
(21)
前記ユーザ機器が無線リソース制御接続状態のとき、前記指示情報が無線リソース制御メッセージで送信される、
(20)に記載の移動通信システムエンティティ。
(22)
前記ユーザ機器が無線リソース制御不能状態または待機状態にあるとき、前記指示情報はランダムアクセスチャネルメッセージで送信される、
(20)に記載の移動通信システムエンティティ。
(23)
少なくとも1つのユーザ機器にサービスを行う少なくとも1つのエンティティを含む移動通信システムのための移動通信システムエンティティであって、
ユーザ機器からのシステム情報の要求に応じて、前記ユーザ機器にスケジューリング情報を送信するように構成された回路
を備える移動通信システムエンティティ。
(24)
少なくとも1つのユーザ機器にサービスを行う少なくとも1つのエンティティを含む移動通信システムのための移動通信システムエンティティであって、
ユーザ機器からのシステム情報の要求に応じて、前記ユーザ機器にスケジューリング情報を受信するよう指示する指示情報をブロードキャストチャネルを通して送信するように構成された回路
を備える移動通信システムエンティティ。
(25)
前記ブロードキャストチャネルは無線アクセスネットワークエリアに基づきアドレス指定されるか、前記ブロードキャストチャネルはマスタ情報ブロックにおいてアドレス指定される
(24)に記載の移動通信システムエンティティ。
(26)
前記回路はさらに、前記少なくとも1つのユーザ機器に前記スケジューリング情報を読み取るように指示する情報を送信するように構成された、
(24)または(25)に記載の移動通信システムエンティティ。
(27)
少なくとも1つのユーザ機器にサービスを行う少なくとも1つのエンティティを含む移動通信システムのための移動通信システムエンティティであって、
前記少なくとも1つのユーザ機器からのシステム情報要求を受信し、チャネル品質、通信可能範囲、およびブロック誤り率情報のうちの少なくとも1つを受信し、
冗長レベル、送信周期、送信開始点のうちの少なくとも1つを調節し、前記少なくとも1つのユーザ機器のためにビームフォーミングを用いてブーストを行うように構成された回路
を備える移動通信システムエンティティ。
(28)
少なくとも1つのユーザ機器にサービスを行う少なくとも1つのエンティティを含む移動通信システムアンカーエンティティであって、
前記少なくとも1つのユーザ機器によって要求されることができ、前記少なくとも1つのユーザ機器にサービスを行う前記少なくとも1つのエンティティによって送信されるオンデマンドシステム情報のためのスケジューリング情報を送信するように構成された回路
を備える
移動通信システムアンカーエンティティ。
(29)
前記回路はさらに、所定の周期で前記スケジューリング情報を送信するように構成された、
(28)に記載の移動通信システムアンカーエンティティ。
(30)
前記回路はさらに、所定の期間において前記スケジューリング情報を送信するように構成された、
(28)または(29)に記載の移動通信システムアンカーエンティティ。
(31)
前記回路はさらに、所定の送信時間に前記スケジューリング情報を送信するように構成された、
(28)から(30)のいずれか1つに記載の移動通信システムアンカーエンティティ。
(32)
前記回路はさらに、前記少なくとも1つのユーザ機器にサービスを行う前記少なくとも1つのエンティティのための前記スケジューリング情報がシステム情報に含まれることを示す指示情報を送信するように構成された、
(28)から(31)のいずれか1つに記載の移動通信システムアンカーエンティティ。
(33)
前記指示情報は前記システム情報のマスタ情報ブロックに含まれる、
(32)に記載の移動通信システムアンカーエンティティ。
(34)
前記スケジューリング情報は前記システム情報のシステム情報ブロックに含まれる、
(32)または(33)に記載の移動通信システムアンカーエンティティ。
(35)
前記スケジューリング情報は少なくとも第1のパートと第2のパートに分かれている、
(28)から(34)のいずれか1つに記載の移動通信システムアンカーエンティティ。
(36)
前記第1のパートは、前記第2のパートの送信のタイムスケジュールに関する情報を含む、
(35)に記載の移動通信システムアンカーエンティティ。
(37)
前記第1のパートはシステム情報のマスタ情報ブロックに含まれ、前記第2のパートは前記システム情報のシステム情報ブロックに含まれる、
(35)または(36)に記載の移動通信システムアンカーエンティティ。
(38)
前記第1のパートは、システム情報ブロック情報の送信のタイムスケジュールを示す、
(37)に記載の移動通信システムアンカーエンティティ。
(39)
前記第1のパートは、前記システム情報ブロックのビットのタイムスケジュールを示す、
(37)または(38)に記載の移動通信システムアンカーエンティティ。
(40)
前記スケジューリング情報は前記アンカーエンティティのブロードキャストチャネルを通して送信され、前記ブロードキャストチャネルは所定の識別子を有する、
(28)から(39)のいずれか1つに記載の移動通信システムアンカーエンティティ。
(41)
前記所定の識別子はシステム情報エリア識別子である、
(40)に記載の移動通信システムアンカーエンティティ。
(42)
前記システム情報エリア内のすべてのユーザ機器は共通の識別子を有し、前記スケジューリング情報は、前記共通の識別子を有する前記ユーザ機器宛となる、
(41)に記載の移動通信システムアンカーエンティティ。
1…RAN
2…マクロセル
3…LTE eNodeB
4…ピコセル
5…NR eNodeB
6…UE

Claims (42)

  1. 少なくとも1つのユーザ機器にサービスを行う少なくとも1つのエンティティを含む移動通信システムのための移動通信システムエンティティであって、
    前記少なくとも1つのユーザ機器が要求し得るオンデマンドシステム情報のためのスケジューリング情報を送信するように構成された回路
    を備える
    移動通信システムエンティティ。
  2. 前記回路はさらに、所定の周期で前記スケジューリング情報を送信するように構成された、
    請求項1に記載の移動通信システムエンティティ。
  3. 前記回路はさらに、所定の期間において前記スケジューリング情報を送信するように構成された、
    請求項1に記載の移動通信システムエンティティ。
  4. 前記回路はさらに、所定の送信時間に前記スケジューリング情報を送信するように構成された、
    請求項1に記載の移動通信システムエンティティ。
  5. 前記回路はさらに、システム情報に含まれる前記スケジューリング情報を送信するように構成された、
    請求項1に記載の移動通信システムエンティティ。
  6. 前記スケジューリング情報は前記システム情報のマスタ情報ブロックに含まれる、
    請求項5に記載の移動通信システムエンティティ。
  7. 前記スケジューリング情報は前記システム情報のシステム情報ブロックに含まれる、
    請求項5に記載の移動通信システムエンティティ。
  8. 前記スケジューリング情報は少なくとも第1のパートと第2のパートに分かれている、
    請求項1に記載の移動通信システムエンティティ。
  9. 前記第1のパートは、前記第2のパートの送信のタイムスケジュールに関する情報を含む、
    請求項8に記載の移動通信システムエンティティ。
  10. 前記第1のパートはシステム情報のマスタ情報ブロックに含まれ、前記第2のパートは前記システム情報のシステム情報ブロックに含まれる、
    請求項8に記載の移動通信システムエンティティ。
  11. 前記第1のパートは、システム情報ブロック情報の送信のタイムスケジュールを示す、
    請求項10に記載の移動通信システムエンティティ。
  12. 前記第1のパートは、前記システム情報ブロックのビットのタイムスケジュールを示す、
    請求項10に記載の移動通信システムエンティティ。
  13. 前記回路はさらに、前記システム情報がすべてのユーザ機器宛か、特定のユーザ機器宛かを示す情報を送信するように構成された、
    請求項1に記載の移動通信システムエンティティ。
  14. 前記回路はさらに、システム情報ブロックの変化を示す情報を送信するように構成された、
    請求項1に記載の移動通信システムエンティティ。
  15. 前記情報はマスタ情報ブロックに含まれる、
    請求項14に記載の移動通信システムエンティティ。
  16. 前記回路はさらに、前記システム情報ブロックの変化がすべてのユーザ機器宛か、特定のユーザ機器宛かを示す情報を送信するように構成された、
    請求項14に記載の移動通信システムエンティティ。
  17. 前記スケジューリング情報はシステム情報ブロックにおいて送信される、
    請求項1に記載の移動通信システムエンティティ。
  18. 少なくとも1つのユーザ機器にサービスを行う少なくとも1つのエンティティを含む移動通信システムのための移動通信システムエンティティであって、
    ユーザ機器からのシステム情報の要求に応じて、前記ユーザ機器にブロードキャスト情報を受信するよう指示する指示情報を送信するように構成された回路
    を備える
    移動通信システムエンティティ。
  19. 前記ブロードキャスト情報はスケジューリング情報を含む、
    請求項18に記載の移動通信システムエンティティ。
  20. 前記指示情報は、前記ユーザ機器の接続状態に基づき送信される、
    請求項18に記載の移動通信システムエンティティ。
  21. 前記ユーザ機器が無線リソース制御接続状態のとき、前記指示情報が無線リソース制御メッセージで送信される、
    請求項20に記載の移動通信システムエンティティ。
  22. 前記ユーザ機器が無線リソース制御不能状態または待機状態にあるとき、前記指示情報はランダムアクセスチャネルメッセージで送信される、
    請求項20に記載の移動通信システムエンティティ。
  23. 少なくとも1つのユーザ機器にサービスを行う少なくとも1つのエンティティを含む移動通信システムのための移動通信システムエンティティであって、
    ユーザ機器からのシステム情報の要求に応じて、前記ユーザ機器にスケジューリング情報を送信するように構成された回路
    を備える
    移動通信システムエンティティ。
  24. 少なくとも1つのユーザ機器にサービスを行う少なくとも1つのエンティティを含む移動通信システムのための移動通信システムエンティティであって、
    ユーザ機器からのシステム情報の要求に応じて、前記ユーザ機器にスケジューリング情報を受信するよう指示する指示情報をブロードキャストチャネルを通して送信するように構成された回路
    を備える
    移動通信システムエンティティ。
  25. 前記ブロードキャストチャネルは無線アクセスネットワークエリアに基づきアドレス指定されるか、前記ブロードキャストチャネルはマスタ情報ブロックにおいてアドレス指定される
    請求項24に記載の移動通信システムエンティティ。
  26. 前記回路はさらに、前記少なくとも1つのユーザ機器に前記スケジューリング情報を読み取るように指示する情報を送信するように構成された、
    請求項24に記載の移動通信システムエンティティ。
  27. 少なくとも1つのユーザ機器にサービスを行う少なくとも1つのエンティティを含む移動通信システムのための移動通信システムエンティティであって、
    前記少なくとも1つのユーザ機器からのシステム情報要求を受信し、チャネル品質、通信可能範囲、およびブロック誤り率情報のうちの少なくとも1つを受信し、
    冗長レベル、送信周期、送信開始点のうちの少なくとも1つを調節し、前記少なくとも1つのユーザ機器のためにビームフォーミングを用いてブーストを行うように構成された回路
    を備える
    移動通信システムエンティティ。
  28. 少なくとも1つのユーザ機器にサービスを行う少なくとも1つのエンティティを含む移動通信システムアンカーエンティティであって、
    前記少なくとも1つのユーザ機器によって要求されることができ、前記少なくとも1つのユーザ機器にサービスを行う前記少なくとも1つのエンティティによって送信されるオンデマンドシステム情報のためのスケジューリング情報を送信するように構成された回路
    を備える
    移動通信システムアンカーエンティティ。
  29. 前記回路はさらに、所定の周期で前記スケジューリング情報を送信するように構成された、
    請求項28に記載の移動通信システムアンカーエンティティ。
  30. 前記回路はさらに、所定の期間において前記スケジューリング情報を送信するように構成された、
    請求項28に記載の移動通信システムアンカーエンティティ。
  31. 前記回路はさらに、所定の送信時間に前記スケジューリング情報を送信するように構成された、
    請求項28に記載の移動通信システムアンカーエンティティ。
  32. 前記回路はさらに、前記少なくとも1つのユーザ機器にサービスを行う前記少なくとも1つのエンティティのための前記スケジューリング情報がシステム情報に含まれることを示す指示情報を送信するように構成された、
    請求項28に記載の移動通信システムアンカーエンティティ。
  33. 前記指示情報は前記システム情報のマスタ情報ブロックに含まれる、
    請求項32に記載の移動通信システムアンカーエンティティ。
  34. 前記スケジューリング情報は前記システム情報のシステム情報ブロックに含まれる、
    請求項32に記載の移動通信システムアンカーエンティティ。
  35. 前記スケジューリング情報は少なくとも第1のパートと第2のパートに分かれている、
    請求項28に記載の移動通信システムアンカーエンティティ。
  36. 前記第1のパートは、前記第2のパートの送信のタイムスケジュールに関する情報を含む、
    請求項35に記載の移動通信システムアンカーエンティティ。
  37. 前記第1のパートはシステム情報のマスタ情報ブロックに含まれ、前記第2のパートは前記システム情報のシステム情報ブロックに含まれる、
    請求項35に記載の移動通信システムアンカーエンティティ。
  38. 前記第1のパートは、システム情報ブロック情報の送信のタイムスケジュールを示す、
    請求項37に記載の移動通信システムアンカーエンティティ。
  39. 前記第1のパートは、前記システム情報ブロックのビットのタイムスケジュールを示す、
    請求項37に記載の移動通信システムアンカーエンティティ。
  40. 前記スケジューリング情報は前記アンカーエンティティのブロードキャストチャネルを通して送信され、前記ブロードキャストチャネルは所定の識別子を有する、
    請求項28に記載の移動通信システムアンカーエンティティ。
  41. 前記所定の識別子はシステム情報エリア識別子である、
    請求項40に記載の移動通信システムアンカーエンティティ。
  42. 前記システム情報エリア内のすべてのユーザ機器は共通の識別子を有し、前記スケジューリング情報は、前記共通の識別子を有する前記ユーザ機器宛となる、
    請求項41に記載の移動通信システムアンカーエンティティ。
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