JP2020205719A - 電子機器、及び、電子機器の設定方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】短時間充電を可能とする手段を提供すること。【解決手段】AVレシーバー1は、接続される機器を充電する。AVレシーバー1は、マイクロコンピューター2を備える。マイクロコンピューター2は、接続される機器への電力供給上限値を、AVレシーバー1の状態に応じて、変化させる。マイクロコンピューター2は、接続される機器への電力供給を停止した後、電力供給を再開する。また、マイクロコンピューター2は、接続される機器への接続を解除した後、再接続を行う。【選択図】図1
Description
本発明は、接続される機器を充電する電子機器、及び、電子機器の設定方法に関する。
近年、USB(Universal Serial Bus)は、PCの周辺機器接続用途だけではなく、例えば、AVレシーバー等のAV機器のオーディオ再生用途、単なる外部機器への電源供給用途など、幅広い用途で使用されている。これに伴い、USBの規格自体も、高機能化・大電力化が進んでいる。これに対し、市場にある製品が、規格上の全ての機能や最大電力に対応しているわけではなく、それぞれの使用用途に応じて、必要な機能や電力に制限がかけられているのが、一般的である。
一方で、スマートフォン等のポータブル機器も高機能化が進んでおり、その機能を長時間使用するためにも、バッテリーの大容量化が望まれている。大容量のバッテリーを搭載したポータブル機器の充電をより短時間で完了させたい場合、電源供給側の大電力化が必要となるが、例えば、その供給側がAVレシーバーのように、外部機器の充電が、主用途でない製品の場合、そのためだけに、電源強化や放熱の設計にコストをかけるのは難しいい。なお、特許文献1には、汎用のUSBインターフェースのみを利用して、標準規格を超える電力をデバイス側に供給することが可能なUSB装置が開示されている。
上述したように、ユーザーからは、機器の短時間充電が望まれている。
本発明の目的は、短時間充電を可能とする手段を提供することである。
第1の発明の電子機器は、接続される機器を充電する電子機器であって、制御部を備え、前記制御部は、接続される機器への電力供給上限値を、自機器の状態に応じて、変化させることを特徴とする。
本発明では、制御部は、接続される機器への電力供給上限値を、自機器の状態に応じて、変化させる。これにより、短時間で機器を充電することができる。
第2の発明の電子機器は、第1の発明の電子機器において、前記制御部は、接続される機器への電力供給を停止した後、電力供給を再開することを特徴とする。
一般的に、供給可能電力の検出は、電源接続時に行われる。本発明では、制御部は、接続される機器への電力供給を停止した後、電力供給を再開する。これにより、接続される機器に、供給可能電力の再認識を行わせることができる。
第3の発明の電子機器は、第1又は第2の発明の電子機器において、前記制御部は、接続される機器への接続を解除した後、再接続を行うことを特徴とする。
一般的に、供給可能電力の検出は、電源接続時に行われる。本発明では、制御部は、接続される機器への接続を解除した後、再接続を行う。これにより、接続される機器に、供給可能電力の再認識を行わせることができる。
第4の発明の電子機器は、第1〜第3のいずれかの発明の電子機器において、前記制御部は、自機器の起動時、低電力供給設定とすることを特徴とする。
第5の発明の電子機器は、第1〜第4のいずれかの発明の電子機器において、前記制御部は、所定の条件を満たしている場合に、高電力供給設定とすることを特徴とする。
第6の発明の電子機器は、第5の発明の電子機器において、所定の条件は、自機器の内部温度が、所定温度内であることを特徴とする。
第7の発明の電子機器は、第5の発明の電子機器において、所定の条件は、接続される機器に供給する電力と同一電源系統の使用電力が、所定内であることを特徴とする。
第8の発明の電子機器は、第5の発明の電子機器において、所定の条件は、自機器を構成する部品が、高温となる動作モードではないことを特徴とする。
第9の発明の電子機器の設定方法は、接続される機器を充電する電子機器の制御方法であって、接続される機器への電力供給上限値を、自機器の状態に応じて、変化させることを特徴とする。
本発明によれば、短時間で機器を充電することができる。
以下、本発明の実施形態について説明する。図1は、本実施形態に係るAVレシーバーの構成を示すブロック図である。AVレシーバー1(電子機器)は、例えば、CDプレーヤー100から出力された音声信号に、増幅等の音声処理を行って、スピーカー200等に出力する。
図1に示すように、AVレシーバー1は、マイクロコンピューター2、表示部3、操作部4、USBインターフェース(以下、「USB I/F」という。)5、デジタル信号入力端子6、DIR(Digital Interface Receiver)7、DSP(Digital Signal Processor)8、D/Aコンバーター(以下、「DAC」という。)9、ボリューム調整部10、増幅器11、スピーカー端子12を備える。
マイクロコンピューター2(制御部)は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等のハードウェアから構成されている。CPUは、ROMに記憶されたプログラムに従って、AVレシーバー1を構成する各部を制御する。RAMは、CPUの主メモリとして機能する。ROMは、プログラムを記憶する。
表示部3は、設定画面等を表示するものであり、LCD(液晶ディスプレイ)や蛍光表示管等である。操作部4は、ユーザー操作を受け付けるためのものであり、AVレシーバー1の筐体に設けられた操作ボタンやリモートコントローラーである。ユーザーは、操作部4を操作することにより、例えば、音声信号のボリューム値を指示することができる。USB I/F5は、外部機器とUSB規格に対応した通信を行うためのインターフェースである
デジタル信号入力端子6には、CDプレーヤー100が接続されている。デジタル信号入力端子6には、CDプレーヤー100からSPDIF信号が入力される。DIR7は、CDプレーヤー100から入力されるSPDIF信号を、I2S信号に変換する。変換されたI2S信号は、DSP8に出力される。DSP8は、I2S信号に、イコライザー処理等のデジタル信号処理を行う。デジタル信号処理が行われたI2S信号は、DAC9に出力される。DAC9は、I2S信号をアナログ音声信号にD/A変換する。D/A変換されたアナログ音声信号は、ボリューム調整部10に出力される。
ボリューム調整部10は、アナログ音声信号のボリューム値を調整する。ボリューム値が調整されたアナログ音声信号は、増幅器11に出力される。増幅器11は、ボリューム値が調整されたアナログ音声信号を増幅する。増幅されたアナログ音声信号は、スピーカー端子12に出力される。スピーカー端子12には、スピーカー200が接続されている。スピーカー200は、アナログ音声信号に基づいて、音声を出力する。
AVレシーバー1は、図示しないが、USBポートを備えており、USBポートに、USBケーブルを介して、スマートフォン等の機器が接続される。AVレシーバー1は、接続される機器を充電する。一般に、スマートフォンのようなポータブル機器は、USB規格で示されているように、電源供給側(ここでは、AVレシーバー1)の供給可能電力を検出することができる。そして、ポータブル機器は、それに応じて、引き出す受電電力を変えるという機能を持っている。この機能を利用し、マイクロコンピューター2は、AVレシーバー1の動作状況(内部温度、使用電源容量)に応じて、接続される機器への電力供給上限値(指示値)を変えることで、出力する電力を最適化することができる。
また、一般的に、供給可能電力の検出は、電源接続時に行われる。このため、既に充電が開始された後に、設定を変更したい場合、必要に応じて、マイクロコンピューター2は、VBUS(電力供給)停止→再投入、接続解除→再接続を行うことで、機器に供給可能電力の再認識をさせることも可能である。
一実施形態として、例えば、マイクロコンピューター2は、AVレシーバー1の起動時、低供給電力設定とする。そして、マイクロコンピューター2は、以下の(1)〜(3)の条件を満たせば、高供給電力設定とする。
(1)AVレシーバー1の内部温度が、所定温度内であること。
(2)VBUS(接続される機器に供給する電力)と同一電源系統の使用電力が、所定内であること。
(3)関連部品(所定の部品)が高温となる動作モードではないこと。
(1)AVレシーバー1の内部温度が、所定温度内であること。
(2)VBUS(接続される機器に供給する電力)と同一電源系統の使用電力が、所定内であること。
(3)関連部品(所定の部品)が高温となる動作モードではないこと。
マイクロコンピューター2は、(2)について、使用されているUSBポートの数、使用機能により、判定をすることができる。また、マイクロコンピューター2は、(3)について、増幅器11が、マルチチャンネル動作しているか、出力大の状況であるかにより、判定をすることができる。
以上説明したように、本実施形態では、マイクロコンピューター2は、接続される機器への電力供給上限値を、AVレシーバー1の状態に応じて、変化させる。これにより、短時間で機器を充電することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明を適用可能な形態は、上述の実施形態には限られるものではなく、以下に例示するように、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更を加えることが可能である。
上述の実施形態においては、電子機器として、AVレシーバー1を例示した。これに限らず、接続される機器を充電する電子機器であればよい。
本発明は、接続される機器を充電する電子機器、及び、電子機器の設定方法に好適に採用され得る。
1 AVレシーバー(電子機器)
2 マイクロコンピューター(制御部)
2 マイクロコンピューター(制御部)
Claims (9)
- 接続される機器を充電する電子機器であって、
制御部を備え、
前記制御部は、接続される機器への電力供給上限値を、自機器の状態に応じて、変化させることを特徴とする電子機器。 - 前記制御部は、接続される機器への電力供給を停止した後、電力供給を再開することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
- 前記制御部は、接続される機器への接続を解除した後、再接続を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の電子機器。
- 前記制御部は、自機器の起動時、低電力供給設定とすることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の電子機器。
- 前記制御部は、所定の条件を満たしている場合に、高電力供給設定とすることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の電子機器。
- 所定の条件は、自機器の内部温度が、所定温度内であることを特徴とする請求項5に記載の電子機器。
- 所定の条件は、接続される機器に供給する電力と同一電源系統の使用電力が、所定内であることを特徴とする請求項5に記載の電子機器。
- 所定の条件は、自機器を構成する部品が、高温となる動作モードではないことを特徴とする請求項5に記載の電子機器。
- 接続される機器を充電する電子機器の制御方法であって、
接続される機器への電力供給上限値を、自機器の状態に応じて、変化させることを特徴とする電子機器の制御方法。
Priority Applications (1)
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JP2019113288A JP2020205719A (ja) | 2019-06-19 | 2019-06-19 | 電子機器、及び、電子機器の設定方法 |
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