JP2020205620A - ローカル・ネットワーク・コネクション方法、装置、及びシステム - Google Patents

ローカル・ネットワーク・コネクション方法、装置、及びシステム Download PDF

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Abstract

【課題】ローカル・ネットワーク・コネクション・モードが拡張され、フレキシビリティが改善されるローカル・ネットワーク・コネクション方法、装置及びシステムを提供する。【解決手段】制御プレーン・ノードは、ユーザー装置により送信されたアクセス・リクエストを受信したアクセス・ノードから、ユーザー装置の現在位置を示すロケーション・エリア・アイデンティティを受信する。これに基づいて、少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティを決定し、ユーザー装置へ送信する。ユーザー装置により選択された、第1ローカル・ネットワーク・アイデンティティを運ぶコネクション設定リクエストを受信し、ユーザー装置と第1ローカル・ネットワークとの間にコネクションを設定する。ユーザー装置は、受信したローカル・ネットワーク・アイデンティティに基づいてローカル・ネットワークを自発的に選択してもよい。【選択図】図2

Description

本願は「ローカル・ネットワーク・コネクション方法、装置、及びシステム」というタイトルで2016年10月31日付で中国特許庁に出願された中国特許出願第201610978137.3号による優先権を主張しており、その内容全体は本願のリファレンスに組み込まれる。
本発明の実施形態は、通信の技術分野に関連し、特にローカル・ネットワーク・コネクション方法、装置、及びシステムに関連する。
ローカル・ネットワークは特定のエリアをカバーすることが可能なネットワークであり、例えば、企業キャンパス、コーヒー・ショップ、ホテル、学校、又は空港のような場所をカバーするネットワークである。あるエリアでローカル・ネットワークに接続した後、ユーザー装置はローカル・ネットワークにアクセスしてネットワーク・サービスを実行することが可能である。更に、ローカル・ネットワークの発展により、ワイヤレス・フィデリティの開発及び維持コストを減らすために、ワイヤレス・フィデリティ(Wireless Fidelity,WiFi)を利用してローカル・ネットワークに通常通り接続するのではなく、モバイル通信オペレータにより提供されるモバイル通信ネットワークを利用することにより、ユーザー装置は代替的にローカル・ネットワークに接続してもよい。
図1Aはモバイル通信ネットワークの論理アーキテクチャの図である。図1Aに示されるように、論理アーキテクチャは、ユーザー装置11、アクセス・ノード12、制御プレーン・ノード13、及びユーザー・プレーン・ノード14を含む。ユーザー装置11は、ローカル・アクセス・ノード12を利用することによりモバイル通信ネットワークにアクセスしてよい。制御プレーン・ノード13は、ユーザー装置11のコネクション管理、セキュリティ認証、モビリティ管理、及びロケーション管理に対する責任を負う。ユーザー・プレーン・ノード14はユーザー装置11のサービス・データを転送することに対する責任を負う。現在提供されているローカル・ネットワーク・コネクション方法において、モバイル通信ネットワーク・オペレータは、各々のローカル・ネットワークによりカバーされるエリアに対して固有のロケーション・エリア・アイデンティティを予定する。制御プレーン・ノード13は、対応するローカル・ネットワークによりカバーされるロケーション・エリアに対してモバイル・オペレータにより配備される専用の制御プレーン・ノードであり、対応するローカル・ネットワークに対するコネクションを設定するように構成される。特定のロケーション・エリアに入ると、ユーザー装置11は、そのロケーション・エリア内のアクセス・ノード12へアクセス・リクエストを送信してよい。アクセス・リクエストを受信すると、アクセス・ノード12は、ロケーション・エリア内の専用の制御プレーン・ノード13へ、アクセス・リクエストを転送する。アクセス・リクエストを受信すると、専用の制御プレーン・ノード13は、ロケーション・エリアにおいてユーザー装置11とローカル・ネットワークとの間にコネクションを自動的に設定する。
本発明を実施する際に、発明者は関連技術が少なくとも以下の問題を有することを発見している。
上記の方法では、ユーザー装置がロケーション・エリアに入った場合に、専用の制御プレーン・ノードは、ユーザー装置とローカル・ネットワークとの間にコネクションを自動的に設定しており、具体的に言えば、制御プレーン・ノードはデフォルトでコネクションを設定する。しかしながら、実際のアプリケーションでは、デフォルトで接続されるローカル・ネットワークは、ユーザーがアクセスを希望するローカル・ネットワーク、あるいは相対的に高い品質のローカル・ネットワークではないかもしれない。従って、上記の方法は比較的低いフレキシビリティを有し、固有の制限を有する。更に、上記の方法では、固有のロケーション・エリア・アイデンティティが各々のローカル・ネットワークに対して予定されることを要し、専用の制御プレーン・ノードが配備されることを要する。従って、配備コストは非常に高い。
従来技術の問題を解決するために、本発明の実施形態は、ローカル・ネットワーク・コネクション方法、装置、及びシステムを提供する。技術的解決手段は次のとおりである:
第1側面によれば、ローカル・ネットワーク・コネクション方法が提供され、制御プレーン・ノードに適用され、本方法は:
アクセス・ノードにより送信されたロケーション・エリア・アイデンティティを受信するステップであって、ロケーション・エリア・アイデンティティは、ユーザー装置により送信されたアクセス・リクエストを受信した場合にアクセス・ノードにより送信され、且つユーザー装置が現在位置するロケーション・エリアを示すために使用される、ステップ;
ロケーション・エリア・アイデンティティに基づいて少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティを決定し、少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティをユーザー装置へ送信するステップ;
ユーザー装置により送信されたコネクション設定リクエストを受信するステップであって、コネクション設定リクエストは、少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティに基づいてユーザー装置により選択された第1ローカル・ネットワーク・アイデンティティを運ぶ、ステップ;及び
第1ローカル・ネットワーク・アイデンティティに基づいてユーザー装置と第1ローカル・ネットワークとの間にコネクションを設定するステップを含む。
本発明のこの実施形態において、ユーザー装置は、ユーザー装置が現在位置するロケーション・エリア内のアクセス・ノードへアクセス・リクエストを送信する場合、アクセス・ノードは、アクセス・リクエストに基づいて、ユーザー装置が現在位置しているロケーション・エリアを示すロケーション・エリア・アイデンティティを、制御プレーン・ノードへ送信してよい。制御プレーン・ノードは、ロケーション・エリア・アイデンティティに基づいて少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティを決定し、少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティを、ユーザー装置による選択のためにユーザー装置へ送信してよい。その後、ユーザー装置により送信されたコネクション設定リクエストが受信され、及びコネクション設定リクエストが、少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティに基づいてユーザー装置により選択された第1ローカル・ネットワーク・アイデンティティを運んでいる場合、ユーザー装置と第1ローカル・ネットワークとの間にコネクションが設定されることが可能である。
ユーザー装置がロケーション・エリアに入ると、制御プレーン・ノードは、ロケーション・エリアにおける少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティをユーザー装置へ送信してよい。従って、ユーザーは、アクセスされることを要するローカル・ネットワークを、ユーザー装置を利用することにより自発的に選択してもよく、具体的に言えば、ユーザーがアクセスを希望するローカル・ネットワーク、又は相対的に高い品質を有するローカル・ネットワークを自発的に選択してもよく、それにより、ローカル・ネットワーク・コネクションの効果及びフレキシビリティが改善され、ローカル・ネットワーク・コネクション・モードが拡張される。更に、モバイル通信ネットワーク・オペレータは、各々のローカル・ネットワークに対して固有のロケーション・エリア・アイデンティティを予定すること、あるいは専用の制御プレーン・ノードを配備することを必要とせず、複数のローカル・ネットワークが同じロケーション・エリアにあるように予定されてもよく、制御プレーン・ノードは複数の隣接するロケーション・エリアに同時に応対してもよく、それにより配備コストが削減される。
別の実施形態において、ロケーション・エリア・アイデンティティに基づいて少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティを決定するステップは:
保存されたロケーション・エリア・リストから、ロケーション・エリア・アイデンティティに対応するローカル・ネットワーク・アイデンティティを取得するステップであって、ロケーション・エリア・リストは、複数のロケーション・エリア・アイデンティティと、対応するローカル・ネットワーク・アイデンティティとを保存する、ステップ;及び
ロケーション・エリア・アイデンティティに対応するローカル・ネットワーク・アイデンティティを、少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティとして決定するステップを含む。
本発明のこの実施形態において、複数のロケーション・エリア・アイデンティティと、対応するローカル・ネットワーク・アイデンティティとは、事前にロケーション・エリア・リストに保存され、以後のプロセスにおいて、ユーザー装置の現在のロケーション・エリア・アイデンティティに対応するローカル・ネットワーク・アイデンティティを求めてロケーション・エリア・リストが直接的に探索され、それにより、ローカル・ネットワークを決定する的確性及び効率が改善される。
別の実施形態において、ロケーション・エリア・アイデンティティに基づいて少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティを決定するステップは:
保存されたロケーション・エリア・リストから、ロケーション・エリア・アイデンティティに対応するローカル・ネットワーク・アイデンティティを取得するステップ;
ユーザー装置により送信されたアクセス・リクエストをアクセス・ノードを利用することにより受信するステップであって、アクセス・リクエストはローカル・ネットワーク・アクセス指示情報を運び、ローカル・ネットワーク・アクセス指示情報は、ユーザー装置がローカル・ネットワークへアクセスするのを許可されているか否かを示すために使用される、ステップ;及び
ローカル・ネットワーク・アクセス指示情報が、ユーザー装置はローカル・ネットワークへアクセスするのを許可されていることを示す場合に、ロケーション・エリア・アイデンティティに対応するローカル・ネットワーク・アイデンティティを、少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティとして決定する、ステップを含む。
本発明のこの実施形態において、制御プレーン・ノードは、ユーザー装置のローカル・ネットワーク・アクセス指示情報とロケーション・エリア・リストとの双方に基づいて、ユーザー装置がアクセスするのを許可する少なくとも1つのローカル・ネットワークを更に決定してよい。ローカル・ネットワーク・アクセス指示情報は、ユーザー装置がローカル・ネットワークへアクセスするのを許可されているか否かを示すために使用され、具体的に言えば、使用されるユーザー装置がローカル・ネットワークにアクセスすることをユーザーが許可しているか否かを示すために使用される。従って、ユーザー装置はユーザーの意向を参照してローカル・ネットワークに接続されてもよく、それによりローカル・ネットワーク・コネクションのフレキシビリティ及びコネクションの効果が更に改善される。
別の実施形態において、ロケーション・エリア・アイデンティティに基づいて少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティを決定するステップは:
保存されたロケーション・エリア・リストから、ロケーション・エリア・アイデンティティに対応するローカル・ネットワーク・アイデンティティを取得するステップ;
ユーザー装置のローカル・ネットワーク加入情報を取得するステップであって、ローカル・ネットワーク加入情報はローカル・ネットワーク・アイデンティティ情報を有し、ローカル・ネットワーク・アイデンティティ情報は、ユーザー装置がアクセスするのを許可するローカル・ネットワークのアイデンティティである、ステップ;及び
ロケーション・エリア・アイデンティティに対応するローカル・ネットワーク・アイデンティティとローカル・ネットワーク・アイデンティティ情報とに基づいて少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティを決定するステップを含む。
本発明のこの実施形態において、制御プレーン・ノードは、ユーザー装置のローカル・ネットワーク加入情報を更に取得してもよく、ローカル・ネットワーク加入情報はローカル・ネットワーク・アイデンティティ情報を含む。ローカル・ネットワーク・アイデンティティ情報は、ユーザー装置がアクセスするのを許可するローカル・ネットワーク、具体的に言えば事前にユーザー装置が加入したローカル・ネットワークのアイデンティティを示すために使用される。従って、ユーザー装置がアクセスするのを許可する少なくとも1つのローカル・ネットワークは、ロケーション・エリア・アイデンティティに対応するローカル・ネットワーク・アイデンティティとユーザー装置が加入したローカル・ネットワークのアイデンティティとに基づいて総合的に決定されてもよく、それによりローカル・ネットワーク・コネクション管理方法が拡張され、コネクションの的確性及びコネクションの効果が更に改善される。
別の実施形態において、ロケーション・エリア・アイデンティティに基づいて少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティを決定するステップは:
保存されたロケーション・エリア・リストから、ロケーション・エリア・アイデンティティに対応するローカル・ネットワーク・アイデンティティを取得するステップ;
ユーザー装置のローカル・ネットワーク加入情報を取得するステップであって、ローカル・ネットワーク加入情報はネットワーク・ケーパビリティ指示情報を有し、ネットワーク・ケーパビリティ指示情報は、ユーザー装置がローカル・ネットワークへアクセスするのを許可されているか否かを示すために使用される、ステップ;及び
ネットワーク・ケーパビリティ指示情報が、ユーザー装置はローカル・ネットワークへアクセスするのを許可されていることを示す場合に、ロケーション・エリア・アイデンティティに対応するローカル・ネットワーク・アイデンティティを、少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティとして決定するステップを含む。
本発明のこの実施形態において、ユーザー装置のローカル・ネットワーク加入情報はネットワーク・ケーパビリティ指示情報を更に含んでもよく、ネットワーク・ケーパビリティ指示情報は、ユーザー装置がローカル・ネットワークへアクセスするのを許可されているか否かを示すために、具体的に言えば、ユーザー装置は、ローカル・ネットワークにアクセスする機能を、事前の加入によりイネーブルにしているか否かを示すために使用される。従って、制御プレーン・ノードは、ローカル・ネットワーク加入情報におけるネットワーク・ケーパビリティ指示情報を参照してローカル・ネットワークへユーザー装置を更に接続してもよく、それによりローカル・ネットワーク・コネクション管理方法が拡張され、コネクションの的確性及びコネクションの効果が更に改善される。
別の実施形態において、ロケーション・エリア・アイデンティティに基づいて少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティを決定するステップは:
保存されたロケーション・エリア・リストから、ロケーション・エリア・アイデンティティに対応するローカル・ネットワーク・アイデンティティを取得するステップ;
オペレータ・ポリシーを取得するステップであって、オペレータ・ポリシーはローカル・ネットワーク・アイデンティティ情報を含み、ローカル・ネットワーク・アイデンティティ情報は、ユーザー装置がアクセスするのを許可するローカル・ネットワークのアイデンティティである、ステップ;及び
ロケーション・エリア・アイデンティティに対応するローカル・ネットワーク・アイデンティティとローカル・ネットワーク・アイデンティティ情報とに基づいて少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティを決定するステップを含む。
別の実施形態において、ロケーション・エリア・アイデンティティに基づいて少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティを決定するステップは:
保存されたロケーション・エリア・リストから、ロケーション・エリア・アイデンティティに対応するローカル・ネットワーク・アイデンティティを取得するステップ;
オペレータ・ポリシーを取得するステップであって、オペレータ・ポリシーはネットワーク・ケーパビリティ指示情報を有し、ネットワーク・ケーパビリティ指示情報は、ユーザー装置がローカル・ネットワークへアクセスするのを許可されているか否かを示すために使用される、ステップ;及び
ネットワーク・ケーパビリティ指示情報が、ユーザー装置はローカル・ネットワークへアクセスするのを許可されていることを示す場合に、ロケーション・エリア・アイデンティティに対応するローカル・ネットワーク・アイデンティティを、少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティとして決定するステップを含む。
本発明のこの実施形態において、ユーザー装置によりアクセスされるローカル・ネットワークは、制御プレーン・ノードが帰属するモバイル通信ネットワーク・オペレータのオペレータ・ポリシーを利用することにより更に設定及び管理されてもよく、オペレータ・ポリシーは、ローカル・ネットワーク・アイデンティティ情報又はネットワーク・ケーパビリティ指示情報を更に含んでもよく、それによりローカル・ネットワーク・コネクション管理方法が拡張され、コネクションの的確性及びコネクションの効果が更に改善される。
別の実施形態において、アクセス・リクエストはロケーション・エリア・アップデート・リクエスト又はアタッチ・リクエストを含み、ロケーション・エリア・アップデート・リクエストは、ユーザー装置が位置するロケーション・エリアが変わった場合にユーザー装置により送信され、アタッチ・リクエストは装置がイネーブルにされた場合にユーザー装置により送信される。
本発明のこの実施形態において、ユーザー装置により送信されたロケーション・エリア・アップデート・リクエストを受信すると、アクセス・ノードはロケーション・エリア・アイデンティティを制御プレーン・ノードへ送信してもよく、それにより、ユーザー装置は、移動後にユーザー装置が位置するロケーション・エリア内のロケーション・ネットワークにアクセスする。代替的に、ユーザー装置のアタッチ・リクエストを受信すると、アクセス・ノードはロケーション・エリア・アイデンティティを制御プレーン・ノードへ送信してもよく、それにより、ユーザー装置は、装置がイネーブルにされた場合にユーザー装置が位置するロケーション・エリアのローカル・ネットワークにアクセスする。ユーザー装置のロケーション・エリア・アップデート・リクエスト又はアタッチ・リクエストが受信されると、ロケーション・エリア・アイデンティティが送信され、それにより、ユーザー装置はモバイル通信ネットワークを利用することによりローカル・ネットワークにアクセスするように動作することが可能である。
別の実施形態において、第1ローカル・ネットワーク・アイデンティティに基づいてユーザー装置と第1ローカル・ネットワークとの間にコネクションを設定するステップの前に、当該方法は:
少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティが第1ローカル・ネットワーク・アイデンティティを有するか否かを決定するステップ;及び
少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティが第1ローカル・ネットワーク・アイデンティティを含む場合に、第1ローカル・ネットワーク・アイデンティティに基づいてユーザー装置と第1ローカル・ネットワークとの間にコネクションを設定するステップを更に含む。
本発明のこの実施形態において、ユーザー装置により送信された第1ネットワーク・アイデンティティを受信した後、制御プレーン・ノードは第1ネットワーク・アイデンティティを更に検査してもよく、具体的に言えば、第1ネットワーク・アイデンティティが、制御プレーン・ノードによりユーザー装置へ送信された少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティに含まれているか否かを確認してもよく、第1ネットワーク・アイデンティティが少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティに含まれる場合にコネクションが設定され、それにより的確性が更に改善される。
別の実施形態において、ローカル・ネットワーク・アイデンティティは、ローカル・ネットワークに対応するアクセス・ポイント名、ローカル・ネットワークのネットワーク名、又はローカル・ネットワークの企業名である。
第2側面によれば、ローカル・ネットワーク・コネクション装置が提供される。ローカル・ネットワーク・コネクション装置は第1側面におけるローカル・ネットワーク・コネクション方法を実現する機能を有する。ローカル・ネットワーク・コネクション装置は少なくとも1つのモジュールを含み、少なくとも1つのモジュールは第1側面において提供されるローカル・ネットワーク・コネクション方法を実現するように構成される。
第3側面によれば、ローカル・ネットワーク・コネクション装置が提供される。ローカル・ネットワーク・コネクション装置の構造はプロセッサとメモリとを含む。メモリは:ローカル・ネットワーク・コネクション方法を実行する際にローカル・ネットワーク・コネクション装置をサポートするプログラムを保存し、ローカル・ネットワーク・コネクション方法を実現するために使用される関連データを保存するように構成される。データは、ロケーション・エリア・リスト、ローカル・ネットワーク加入情報、オペレータ・ポリシー等であってもよい。プロセッサは、メモリに保存されたプログラムを実行するように構成される。ローカル・ネットワーク・コネクション装置は通信バスを更に含んでもよく、通信バスはプロセッサとメモリとの間にコネクションを設定するように構成される。
第4側面によれば、本発明の実施形態はコンピュータ・ストレージ媒体を提供し、コンピュータ・ストレージ媒体は:ローカル・ネットワーク・コネクション装置により使用されるコンピュータ・ソフトウェア命令を保存する、あるいは第2側面及び第3側面におけるローカル・ネットワーク・コネクション装置を動作させるために使用される関連するプログラムを保存するように構成される。
第5側面によれば、本発明の実施形態はローカル・ネットワーク・コネクション・システムを提供し、システムは、ユーザー装置と、アクセス・ノードと、制御プレーン・ノードとを含む。制御プレーン・ノードは、第1側面で提供されるローカル・ネットワーク・コネクション方法を実現するように構成される。
本発明の上記の実施形態の第2側面ないし第4側面において得られる技術的効果は、第1側面における対応する技術的手段を利用することにより得られる技術的効果と同様であり、詳細はここでは説明されない。
本発明の実施形態で提供される技術的解決手段は、以下の有利な効果をもたらす。
本発明の実施形態において、ユーザー装置がロケーション・エリアに入り、アクセス・リクエストをアクセス・ノードへ送信すると、アクセス・ノードは、ユーザー装置が現在位置するロケーション・エリアを示すロケーション・エリア・アイデンティティを、制御プレーン・ノードへ送信してよい。制御プレーン・ノードは、ロケーション・エリア・アイデンティティに基づいて少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティを決定し、少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティを、ユーザー装置による選択他のためにユーザー装置へ送信してもよい。従って、ユーザーは、アクセスされることを要するローカル・ネットワークを、ユーザー装置を利用することにより自発的に選択してもよく、具体的に言えば、ユーザーがアクセスを希望するローカル・ネットワーク、又は相対的に高い品質を有するローカル・ネットワークを自発的に選択してもよく、それにより、ローカル・ネットワーク・コネクションの効果及びフレキシビリティが改善され、ローカル・ネットワーク・コネクション・モードが拡張される。更に、モバイル通信ネットワーク・オペレータは、各々のローカル・ネットワークに対して固有のロケーション・エリア・アイデンティティを予定すること、あるいは専用の制御プレーン・ノードを配備することを必要とせず、複数のローカル・ネットワークが同じロケーション・エリアにあるように予定されてもよく、制御プレーン・ノードは複数の隣接するロケーション・エリアに同時に応対してもよく、それにより配備コストが削減される。
本発明の実施形態における技術的解決手段をより明確に説明するために、以下、実施形態の説明に必要な添付図面を簡単に説明する。明らかに、以下の説明における添付図面は本発明のいくつかの実施形態しか示しておらず、当業者は創作的労力なしにこれらの添付図面から他の図面を導出してよい。
図1Aは本発明の実施形態によるモバイル通信ネットワークの論理アーキテクチャの図である。
図1Bは本発明の実施形態による別のモバイル通信ネットワークの論理アーキテクチャの図である。
図1Cは本発明の実施形態による次世代通信ネットワークの論理アーキテクチャの図である。
図1Dは本発明の実施形態によるEPSネットワークの論理アーキテクチャの図である。
図1Eは本発明の実施形態によるeLTEネットワークの論理アーキテクチャの図である。
図1Fは本発明の実施形態による2G/3Gネットワークの論理アーキテクチャの図である。
図1Gは本発明の実施形態による制御プレーン・ノードの概略的な構造図である。
図2は本発明の実施形態によるローカル・ネットワーク・コネクション方法のフローチャートである。
図3A、図3B、図3C及び図3Dは本発明の実施形態による別のローカル・ネットワーク・コネクション方法のフローチャートである。 図3A、図3B、図3C及び図3Dは本発明の実施形態による別のローカル・ネットワーク・コネクション方法のフローチャートである。 図3A、図3B、図3C及び図3Dは本発明の実施形態による別のローカル・ネットワーク・コネクション方法のフローチャートである。 図3A、図3B、図3C及び図3Dは本発明の実施形態による別のローカル・ネットワーク・コネクション方法のフローチャートである。
図4Aは本発明の実施形態によるローカル・ネットワーク・コネクション装置のブロック図である。
図4Bは本発明の実施形態による別のローカル・ネットワーク・コネクション装置のブロック図である。
本発明の課題、技術的解決手段、及び利点を明確にするため、以下、添付図面を参照して本発明の実装を更に説明する。
本発明の実施形態が詳細に説明される前に、本発明の実施形態のアプリケーション・シナリオが先ず説明される。本発明の実施形態で提供されるローカル・ネットワーク・アクセス方法は、モバイル通信ネットワークを利用することにより、ユーザー装置をローカル・ネットワークに接続するために、モバイル通信ネットワークに適用される。モバイル通信ネットワークの論理アーキテクチャに関し、図1Aを参照する。
図1Aに関し、ユーザー・プレーン・ノード14はパブリック・ネットワークのユーザー・プレーン・ノード及びローカル・ネットワークのユーザー・プレーン・ノードを含んでよい。パブリック・ネットワークのユーザー・プレーン・ノードは、外部パケット・データ・ネットワークに対するアクセスを提供するように構成され、ローカル・ネットワークのユーザー・プレーン・ノードはローカル・ネットワークに対するアクセスを提供するように構成される。例えば、企業キャンパスの場合、キャンパス企業ネットワークへのアクセスを提供するために、ローカル・ネットワークのユーザー・プレーン・ノードは、キャンパスに又はキャンパス近辺の位置に配備されてよい。図1Bを参照すると、キャンパスの範囲外において、ユーザー装置は、パブリック・ネットワークのユーザー・プレーン・ノード141を利用することにより外部パケット・データ・ネットワークにアクセスしてもよく;キャンパスの範囲内において、ユーザー装置は、ローカル・ネットワークのユーザー・プレーン・ノード142を利用することによりキャンパスのキャンパス企業ネットワークにアクセスしてもよい。
実際のアプリケーションでは、上記のモバイル通信ネットワークは、次世代通信ネットワーク、EPS(Evolved Packet System)ネットワーク、eLTE(evolved Long Term Evolution)ネットワーク、2G/3G(2nd Generation/The 3rd Generation)ネットワーク等であってもよい。
以下、上記の4つのモバイル通信ネットワークが添付図面を参照しながら詳細に更に説明される。
(1)次世代通信ネットワーク
モバイル通信ネットワークが次世代通信ネットワークである場合、図1Aに示される論理アーキテクチャの図に関し、制御プレーン・ノード103は制御プレーン機能ネットワーク要素であり、ユーザー・プレーン・ノード14はユーザー・プレーン機能ネットワーク要素である。
図1Cは、本発明の実施形態による次世代通信ネットワークの論理アーキテクチャの図である。図1Cに示されるように、次世代通信ネットワークの論理アーキテクチャは、ユーザー装置21と、アクセス・ノード22と、制御プレーン機能ネットワーク要素23と、ユーザー・プレーン機能ネットワーク要素24とを含む。
アクセス・ノード22は、NextGen(Next Generation Air Transportation System)であってもよく、制御プレーン機能ネットワーク要素23はCP(Control Plane)又はCCF(Core Control Function)であってもよく、ユーザー・プレーン機能ネットワーク要素24はUP(User Plane)であってもよい。
制御プレーン機能ネットワーク要素23は、セッション管理(Session Management,SM)ファンクション及びモビリティ管理(Mobility Management,MM)ファンクションのように独立した機能ネットワーク要素に更に分割されてもよい。セッション管理ファンクションは、ユーザー装置のセッション設定、アップデート、削除のような機能に対する責任を負い、モビリティ管理ファンクションはユーザー装置のモビリティ管理に対する責任を負う。
(2)EPSネットワーク
モバイル通信ネットワークがEPSネットワークである場合、図1Aに示される論理アーキテクチャの図に関し、アクセス・ノード12はアクセス・ネットワークであり、制御プレーン・ノード13はモビリティ管理エンティティであり、ユーザー・プレーン・ノード14はサービング・ゲートウェイ(Serving Gateway,SGW)及びパケット・データ・ネットワーク・ゲートウェイ(Packet Data Network Gateway,PGW)である。
図1Dは本発明の実施形態によるEPSネットワークの論理アーキテクチャの図である。図1Cに示されるように、EPSネットワークの論理アーキテクチャは、ユーザー装置31と、アクセス・ネットワーク32と、モビリティ管理エンティティ33と、サービング・ゲートウェイ341と、パケット・データ・ネットワーク・ゲートウェイ342とを含む。
モビリティ管理エンティティ33は、ユーザー装置のロケーション管理、コネクション管理、セキュリティ認証、及びゲートウェイ選択のような機能に対する責任を負う。サービング・ゲートウェイ341は、ユーザー端末のローカル・アクセス・ゲートウェイであり、アクセス技術に関するデータを転送する責任を負う。パケット・データ・ネットワーク・ゲートウェイ342は、ユーザー端末が外部データ・ネットワークにアクセスするためのゲートウェイである。更に、EPSネットワークにおいて、サービング・ゲートウェイ341及びパケット・データ・ネットワーク342は、コネクション管理のようないくつかの制御プレーン機能を更に実行する。
(3)eLTEネットワーク
モバイル通信ネットワークがeLTEネットワークである場合、図1Aに示される論理アーキテクチャの図に関し、アクセス・ノード12はアクセス・ネットワークであり、制御プレーン・ノード13はモビリティ管理エンティティであり、ユーザー・プレーン・ノード14はユーザー・プレーン・サービング・ゲートウェイ及びユーザー・プレーン・パケット・データ・ネットワーク・ゲートウェイである。
eLTEネットワークはEPSネットワークの強化されたネットワークであることに留意すべきである。eLTEネットワークとEPSネットワークとの間の相違は、eLTEネットワークがサービング・ゲートウェイを制御プレーン・サービング・ゲートウェイとユーザー・プレーン・サービング・ゲートウェイとに分割しており、パケット・データ・ネットワーク・ゲートウェイを、制御プレーン・パケット・データ・ネットワーク・ゲートウェイとユーザー・プレーン・パケット・データ・ネットワーク・ゲートウェイとに分割する点である。
図1Eは本発明の実施形態によるeLTEネットワークの論理アーキテクチャの図である。図1Eに示されるように、eLTEネットワークの論理アーキテクチャは、ユーザー装置41と、アクセス・ネットワーク42と、モビリティ管理エンティティ43と、ユーザー・プレーン・サービング・ゲートウェイ441と、ユーザー・プレーン・パケット・データ・ネットワーク・ゲートウェイ442と、制御プレーン・サービング・ゲートウェイ451と、制御プレーン・パケット・データ・ネットワーク・ゲートウェイ452とを含む。
(4)2G/3Gネットワーク
モバイル通信ネットワークが2G/3Gネットワークである場合、図1Aに示される論理アーキテクチャの図に関し、アクセス・ノード12はアクセス・ネットワークであってもよく、制御プレーン・ノード13はサービングGPRSサポート・ノード(Serving GPRS Support Node,SGSN)であってもよく、ユーザー・プレーン・ノード14はゲートウェイGPRSサポート・ノード(Gateway GPRS Support Node,GGSN)であってもよい。
図1Fは本発明の実施形態による2G/3Gネットワークの論理アーキテクチャの図である。図1Fに示されるように、2G/3Gネットワークの論理アーキテクチャは、ユーザー装置51と、アクセス・ネットワーク52と、サービングGPRSサポート・ノード53と、ゲートウェイGPRSサポート・ノード54とを含む。
2G/3Gネットワークは、GSM(Global System for Mobile Communication)ネットワーク、GPRS(General Packet Radio Service)ネットワーク、UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)ネットワーク等であってもよい。
本発明で提供される方法は図1Aの制御プレーン・ノード13により実行される。制御プレーン・ノード13は、制御プレーン機能ネットワーク要素、モビリティ管理エンティティ(Mobility Management Entity,MME)、サービングGPRSサポート・ノード(Serving GPRS Support Node, SGSN)等であってもよいことが上記の説明から分かる。
更に、本発明の実施形態において、複数のローカル・ネットワークが同じロケーション・エリアにあるように予定されてもよく、制御プレーン・ノード13は複数の隣接するロケーション・エリアに同時に応対してもよい。
具体的には、図1Gに関し、制御プレーン・ノードは、通信バス131と、メモリ132と、送信機133と、受信機134と、プロセッサ135とを含んでいてもよい。メモリ132,送信機133、受信機134、及びプロセッサ135は通信バス131を利用することにより相互接続されてよい。
送信機133及び受信機134は別のネットワーク・デバイスと通信するように構成される。例えば、制御プレーン・ノードは、アクセス・ノードにより送信されたロケーション・エリア・アイデンティティを受信するために、受信機134を利用することによりアクセス・ノードと通信してもよいし;あるいは送信機133を利用することによりローカル・ネットワーク・アイデンティティをユーザー装置へ送信するため、及び受信機134を利用することにより、ユーザー装置により送信されたローカル・ネットワーク・アイデンティティを受信するために、送信機133及び受信機134を利用することによりユーザー装置と通信してもよい。
メモリ132はプログラムを保存するように構成され、プロセッサ135は以下の方法を実現するようにメモリ132に保存されたプログラムを起動するように構成され、その方法は:
アクセス・ノードにより送信されたロケーション・エリア・アイデンティティを受信するステップであって、ロケーション・エリア・アイデンティティは、ユーザー装置により送信されたアクセス・リクエストを受信した場合にアクセス・ノードにより送信され、且つユーザー装置が現在位置するロケーション・エリアを示すために使用される、ステップ;
ロケーション・エリア・アイデンティティに基づいて少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティを決定し、少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティをユーザー装置へ送信するステップ;
ユーザー装置により送信されたコネクション設定リクエストを受信するステップであって、コネクション設定リクエストは、少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティに基づいてユーザー装置により選択された第1ローカル・ネットワーク・アイデンティティを運ぶ、ステップ;及び
第1ローカル・ネットワーク・アイデンティティに基づいてユーザー装置と第1ローカル・ネットワークとの間にコネクションを設定するステップを有する。
プロセッサ135は集積回路チップであってもよく、信号処理能力を有することに留意すべきである。実装プロセスにおいて、上記のステップは、プロセッサにおけるハードウェアの統合された論理回路、又はソフトウェア形式における命令を利用することにより達成されてもよい。命令はプロセッサと協調することにより実現及び制御されてもよい。プロセッサは、汎用プロセッサ、ディジタル信号プロセッサ(digital signal processor,DSP)、特定用途向け集積回路(application-specific integrated circuit,ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(field programmable gate array,FPGA)、他のプログラム可能な論理デバイス、個別ゲート又はトランジスタ論理デバイス、又は個別ハードウェア・アセンブリであってもよい。
汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってもよく、あるいは任意の従来のプロセッサ、デコーダ等であってもよい。本発明の実施形態に関連して開示される方法のステップは、ハードウェア・プロセッサを利用することにより直接的に実現されてもよいし、あるいはプロセッサにおけるハードウェア・モジュール及びソフトウェア・モジュールの組み合わせを利用することにより実現されてもよい。ソフトウェア・モジュールは、ランダム・アクセス・メモリ、フラッシュ・メモリ、リード・オンリ・メモリ、プログラム可能なリード・オンリ・メモリ、電気的に消去可能なプログラム可能なメモリ、又はレジスタのような当該分野で成熟したストレージ媒体に配置されてもよい。
更に、送信機133及び受信機134は2個の別個のハードウェアであってもよいし、あるいは全体として制御プレーン・ノードに統合されてもよい。例えば、送信機133及び受信機134は1つのトランシーバに統合されてもよい。
更に、制御プレーン・ノードは、制御プレーン・ノードと別のネットワーク・デバイスとの間の通信をサポートするように構成される通信インターフェースを更に含んでいてもよい。データ・バスに加えて、通信バス131は、電力バス、制御バス、及び状態信号バスを更に含む。しかしながら、説明の明確化のため、図1Cでは様々なバスが通信バス131として示されている。
図2は本発明の実施形態によるローカル・ネットワーク・コネクション方法のフローチャートである。本方法の相互作用の主体は、ユーザー装置、アクセス・ノード、及び制御プレーン・ノードである。図2を参照すると、本方法は以下のステップを含む:
ステップ201:ユーザー装置がアクセス・リクエストをアクセス・ノードへ送信する。
アクセス・ノードは、ユーザー装置が現在位置するロケーション・エリアに対応するアクセス・ノードである。アクセス・リクエストは、ロケーション・エリア・アップデート・リクエスト又はアタッチ・リクエストを含む。ロケーション・エリア・アップデート・リクエストは、ユーザー装置が位置するロケーション・エリアが変わった場合にユーザー装置により送信され、アタッチ・リクエストは装置がイネーブルにされた場合にユーザー装置により送信される。アクセス・ノードはアクセス・リクエスト・メッセージを制御プレーン・ノードへ転送することを要する。
例えば、ローカル・ネットワークが配備されている企業キャンパスと、企業キャンパス外のエリアとは、異なるロケーション・エリアであり、従って、ユーザー装置が、企業キャンパス外のエリアから企業キャンパスへ移動する場合、ロケーション・エリアは変わる。従って、ユーザー装置は、ロケーション・エリア・アップデート・プロセスを開始するように促され、そのプロセスで先ずロケーション・エリア・アップデート・リクエストをアクセス・ノードへ送信する。
ステップ202:ユーザー装置により送信されたアクセス・リクエストを受信すると、アクセス・ノードは、ユーザー装置が現在位置するロケーション・エリアを決定し、ロケーション・エリア・アイデンティティを制御プレーン・ノードへ送信する。
ロケーション・エリア・アイデンティティは、ユーザー装置が現在位置するロケーション・エリアを示すために使用される。
本発明のこの実施形態において、アクセス・ノードは、応対される地理的範囲を異なるロケーション・エリアに分割し、各々のロケーション・エリアに対して、対応するロケーション・エリア・アイデンティティを設定してもよい。ロケーション・エリア・アイデンティティは、ロケーション・エリアを一意に示すために使用される。具体的には、ロケーション・エリア・アイデンティティは、ロケーション・エリアの名前や番号等であってもよく、本発明のこの実施形態で限定されない。
ユーザー装置により送信されたアクセス・リクエストを受信すると、アクセス・ノードは、ユーザー装置が現在位置するロケーション・エリアのロケーション・エリア・アイデンティティを決定し、ロケーション・エリア・アイデンティティを制御プレーン・ノードへ送信してもよい。
EPSネットワーク、eLTEネットワーク、及び2G/3Gネットワークに関し、ユーザー装置により送信されるロケーション・エリア・アップデート・リクエストは、ルーティング・エリア・アップデート・リクエスト、又はトラッキング・エリア・アップデート・リクエストであってもよい。これに対応して、アクセス・ノードにより送信されるロケーション・エリア・アイデンティティは、ルーティング・エリア・アイデンティティ(Routing area identity,RAI)、又はトラッキング・エリア・アイデンティティ(Tracking area identity,TAI)であってもよい。
更に、アクセス・ノードは、受信したアクセス・リクエストを制御プレーン・ノードへ更に転送する。
ステップ203:制御プレーン・ノードは、アクセス・ノードにより送信されたロケーション・エリア・アイデンティティを受信し、ロケーション・エリア・アイデンティティに基づいて少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティを決定し、少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティをユーザー装置へ送信する。
ローカル・ネットワーク・アイデンティティは、ローカル・ネットワークを一意に示すために使用され、ローカル・ネットワークに対応するアクセス・ポイント名(Access Point Name,APN)、ローカル・ネットワークのネットワーク名、ローカル・ネットワークの企業名等であってもよい。これは本発明のこの実施形態で限定されない。更に、ローカル・ネットワーク・アイデンティティは、文字、数字、特殊文字等の組み合わせを利用することにより識別されてもよい。例えば、ローカル・ネットワーク・アイデンティティは、enterprise01,enterprise01.mnc012.mcc345.gprs,enterprise01.mnc034.mcc567.org等であってもよい。
本発明のこの実施形態において、ロケーション・エリア・アイデンティティに基づいて少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティを決定することは、以下のいくつかの可能な実装を含んでもよい。
第1方法において、ロケーション・エリア・アイデンティティに対応するローカル・ネットワーク・アイデンティティは、保存されたロケーション・エリア・リストから取得され、ロケーション・エリア・リストは、複数のロケーション・エリア・アイデンティティと、対応するローカル・ネットワーク・アイデンティティとを保存し;ロケーション・エリア・アイデンティティに対応するローカル・ネットワーク・アイデンティティが、少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティとして決定される。
本発明のこの実施形態において、複数のローカル・ネットワークは同じロケーション・エリアにあるように予定されてもよいこと、及び1つの制御プレーン・ノードが複数の隣接するロケーション・エリアに同時に応対してよいことに留意すべきである。従って、各々のロケーション・エリアは、1つ以上のローカル・ネットワーク・アイデンティティに対応する1つ以上のローカル・ネットワークを有してもよく、様々なロケーション・エリアは、1つ以上の異なるローカル・ネットワークに対応してよい。更に、本発明のこの実施形態において、様々なロケーション・エリア・アイデンティティと、対応するローカル・ネットワーク・アイデンティティとが、事前にロケーション・エリア・リストに保存されてもよく、それにより、ロケーション・エリア・アイデンティティに対応するローカル・ネットワーク・アイデンティティはロケーション・エリア・リストに基づいて照合される。
制御プレーン・ノードは、ローカルに保存されたロケーション・エリア・リストから、対応するローカル・ネットワーク・アイデンティティを取得してもよく、あるいはロケーション・エリア・アイデンティティを別のネットワーク要素へ送信し、別のネットワーク要素により保存されるロケーション・エリア・リストから、対応するローカル・ネットワーク・アイデンティティを取得してもよい。これは本発明のこの実施形態で限定されない。
具体的に言えば、制御プレーン・ノードは事前にロケーション・エリア・リストを保存してもよく、例えば、ロケーション・エリア・リストは、オペレーション及びメンテナンス(Operation and Maintenance,O&M)エンドを利用することにより、事前に制御プレーン・ノードにおいて設定されてもよく;あるいは制御プレーン・ノードは、別のネットワーク要素からロケーション・エリア・リストを取得し、そのロケーション・エリア・リストを制御プレーン・ノードに保存する。当然に、制御プレーン・ノードはロケーション・エリア・リストを保存しなくてもよい。ロケーション・エリア・アイデンティティを受信すると、制御プレーン・ノードは、ロケーション・エリア・アイデンティティを別の機能ネットワーク要素へ送信してもよく、別の機能ネットワーク要素は、ロケーション・エリア・リストから、対応するローカル・ネットワーク・アイデンティティを取得し、対応するローカル・ネットワーク・アイデンティティを制御プレーン・ノードへ返す。
別の機能ネットワーク要素は、加入データ・センター、ホーム加入者サーバー、ポリシー機能ネットワーク要素等であってもよく、これは本発明のこの実施形態で限定されない。
第2方法において、ロケーション・エリア・アイデンティティに対応するローカル・ネットワーク・アイデンティティが、保存されたロケーション・エリア・リストから取得された後、ユーザー装置のローカル・ネットワーク・アクセス指示情報、ローカル・ネットワーク加入情報、及びオペレータ・ポリシーのうちの少なくとも何れかを参照して、少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティが決定される。
具体的には、以下のいくつかの可能な実装が含まれてよい。
1.少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティが、ロケーション・エリア・リストとユーザー装置のローカル・ネットワーク・アクセス指示情報とを参照して決定される。
具体的には、制御プレーン・ノードは:保存されたロケーション・エリア・リストから、ロケーション・エリア・アイデンティティに対応するローカル・ネットワーク・アイデンティティを取得すること;ユーザー装置により送信されたアクセス・リクエストをアクセス・ノードを利用することにより受信することであって、アクセス・リクエストはローカル・ネットワーク・アクセス指示情報を運び、ローカル・ネットワーク・アクセス指示情報は、ユーザー装置がローカル・ネットワークへアクセスするのを許可されているか否かを示すために使用される、こと;及びローカル・ネットワーク・アクセス指示情報が、ユーザー装置はローカル・ネットワークへアクセスするのを許可されていることを示す場合に、ロケーション・エリア・アイデンティティに対応するローカル・ネットワーク・アイデンティティを、少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティとして決定することを行ってよい。
更に、ローカル・ネットワーク・アクセス指示情報が、ユーザー装置はローカル・ネットワークへアクセスするのを許可されていないことを示す場合、制御プレーン・ノードは、最早ローカル・ネットワーク・アイデンティティを決定せず、如何なるローカル・ネットワーク・アイデンティティもユーザー装置へ送信しなくてよい。
アクセス・リクエストで運ばれるローカル・ネットワーク・アクセス指示情報は、以下のいくつかの形式を含んでよい。
(1)アクセス・リクエストは、ユーザー装置がローカル・ネットワークへアクセスするのを許可されていないことを示すために使用される一種の指示情報を運んでもよい。例えば、アクセス・リクエストが指示情報を運んでいる場合、それは、ユーザー装置がローカル・ネットワークへアクセスするのを許可されていないことを示し;あるいはアクセス・リクエストが指示情報を運んでいない場合、それはユーザー装置がローカル・ネットワークへアクセスするのを許可されていることを示す。
(2)アクセス・リクエストは、ユーザー装置がローカル・ネットワークへアクセスするのを許可されていることを示すために使用される一種の指示情報を運んでもよい。例えば、アクセス・リクエストが指示情報を運んでいる場合、それはユーザー装置がローカル・ネットワークへアクセスするのを許可されていることを示し;あるいはアクセス・リクエストが指示情報を運んでいない場合、それは、ユーザー装置がローカル・ネットワークへアクセスするのを許可されていないことを示す。
(3)アクセス・リクエストは、2種類の指示情報を含んでもよく、第1指示情報はユーザー装置がローカル・ネットワークへアクセスするのを許可されていることを示すために使用され、第2指示情報はユーザー装置がローカル・ネットワークへアクセスするのを許可されていないことを示すために使用される。例えば、アクセス・リクエストが第1指示情報を運んでいる場合、それはユーザー装置がローカル・ネットワークへアクセスするのを許可されていることを示し;あるいはアクセス・リクエストが第2指示情報を運んでいる場合、それはユーザー装置がローカル・ネットワークへアクセスするのを許可されていないことを示す。
ユーザー装置のローカル・ネットワーク・アクセス指示情報は、ユーザーの意向を示してもよいことに留意すべきである。実際のアプリケーションでは、同意オプション及び/又は拒否オプションがユーザー装置で設定されてもよく、ユーザーが、使用されているユーザー装置によりローカル・ネットワークへアクセスすることに同意するか否かを示すために使用される。同意オプションに対するトリガー操作が検出される場合、アクセス・リクエストは、ユーザー装置がローカル・ネットワークへアクセスするのを許可されていることを示すローカル・ネットワーク・アクセス指示情報を運んでもよい。拒否オプションに対するトリガー操作が検出される場合、アクセス・リクエストは、ユーザー装置がローカル・ネットワークへアクセスするのを許可されていないことを示すローカル・ネットワーク・アクセス指示情報を運んでもよい。
2.少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティが、ロケーション・エリア・リストとローカル・ネットワーク加入情報とを参照して決定される。
本発明のこの実施形態において、ローカル・ネットワーク・コネクションに対する管理方法を拡張し、コネクションの的確性及びコネクションの効率を改善するために、制御プレーン・ノードは、ローカル・ネットワーク加入情報を参照して、ユーザー装置がアクセスするのを許可するローカル・ネットワークを更に管理してもよい。
ユーザー装置のローカル・ネットワーク加入情報は、ローカル・ネットワーク・アイデンティティ情報又はネットワーク・ケーパビリティ指示情報を含んでよい。ローカル・ネットワーク・アイデンティティ情報は、ユーザー装置がアクセスするのを許可するローカル・ネットワークのアイデンティティであり、ネットワーク・ケーパビリティ指示情報は、ユーザー装置がローカル・ネットワークへアクセスするのを許可されているか否かを示すために使用される。
これに対応して、ロケーション・エリア・リスト及びローカル・ネットワーク加入情報を参照して少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティを決定することは、以下の2つの実装を含んでもよい。
(1)ロケーション・エリア・アイデンティティに対応するローカル・ネットワーク・アイデンティティが、保存されたロケーション・エリア・リストから取得され;ユーザー装置のローカル・ネットワーク加入情報が取得され、ローカル・ネットワーク加入情報はローカル・ネットワーク・アイデンティティ情報を含み、ローカル・ネットワーク・アイデンティティ情報は、ユーザー装置がアクセスするのを許可するローカル・ネットワークのアイデンティティであり;及び少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティが、ロケーション・エリア・アイデンティティに対応するローカル・ネットワーク・アイデンティティとローカル・ネットワーク・アイデンティティ情報とに基づいて決定される。
ロケーション・エリア・アイデンティティに対応するローカル・ネットワーク・アイデンティティとローカル・ネットワーク・アイデンティティ情報とに基づいて少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティを決定することは、ユーザー装置がアクセスするのを許可するローカル・ネットワークのアイデンティティであってローカル・ネットワーク・アイデンティティ情報に含まれるアイデンティティと同じローカル・ネットワーク・アイデンティティを、ロケーション・エリア・アイデンティティに対応するローカル・ネットワーク・アイデンティティから決定すること、及び少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティと同じローカル・ネットワーク・アイデンティティを決定することである。
この実装において、ユーザー装置が加入済みのローカル・ネットワークへアクセスすることをモバイル通信ネットワーク・オペレータが許可していることを示し;及びローカル・ネットワーク加入情報における加入済みローカル・ネットワークのアイデンティティを、ローカル・ネットワーク・アイデンティティ情報として保存するために、ユーザー装置は事前に何らかのローカル・ネットワークに加入していてもよい。以後、ロケーション・エリア・アイデンティティに対応するローカル・ネットワーク・アイデンティティがロケーション・エリア・リストから取得される場合に、ローカル・ネットワーク・アイデンティティのうちの何れのローカル・ネットワーク・アイデンティティが事前に加入済みのローカル・ネットワークのアイデンティティであるかを確認することが可能であり、ローカル・ネットワーク・アイデンティティのうち加入済みのローカル・ネットワークのアイデンティティが、ユーザー装置に送信される少なくとも1つのローカル・ネットワークとして使用される。
(2)ロケーション・エリア・アイデンティティに対応するローカル・ネットワーク・アイデンティティが、保存されたロケーション・エリア・リストから取得され;ユーザー装置のローカル・ネットワーク加入情報が取得され、ローカル・ネットワーク加入情報はネットワーク・ケーパビリティ指示情報を含み、ネットワーク・ケーパビリティ指示情報は、ユーザー装置がローカル・ネットワークへアクセスするのを許可されている否かを示すために使用され;及びネットワーク・ケーパビリティ指示情報が、ユーザー装置はローカル・ネットワークへアクセスするのを許可されていることを示す場合に、ロケーション・エリア・アイデンティティに対応するローカル・ネットワーク・アイデンティティが、少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティとして決定される。
更に、ネットワーク・ケーパビリティ指示情報が、ユーザー装置はローカル・ネットワークへアクセスするのを許可されていないことを示す場合、制御プレーン・ノードは、最早ローカル・ネットワーク・アイデンティティを決定せず、如何なるローカル・ネットワーク・アイデンティティもユーザー装置へ送信しなくてよい。
方法(1)と比較すると、方法2においては、個別的なローカル・ネットワークに加入するのではなく、ユーザー装置は全てのローカル・ネットワークにまとめて加入してよい。加入の後、ユーザー装置は全てのローカル・ネットワークにアクセスするケーパビリティを有することが可能であり、そのケーパビリティは、ネットワーク・ケーパビリティ指示情報を利用することにより指示されてよい。従って、方法(2)の管理方法はより簡易であり、それにより制御プレーン・ノードの管理負担は削減され、管理効率が改善される。
上記2種類のローカル・ネットワーク加入情報は、データ管理ネットワーク要素から取得されてもよいことに留意すべきである。具体的には、次世代通信ネットワークに関し、データ管理ネットワーク要素は加入データ・センターであってもよく;EPSネットワーク、eLTEネットワーク、及び2G/3Gネットワークに関し、データ管理ネットワーク要素は、ホーム加入者サーバー(Home Subscriber Server,HSS)又はホーム・ロケーション・レジスタ(Home Location Register,HLR)であってもよい。
3.少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティが、ロケーション・エリア・リストとオペレータ・ポリシーとを参照して決定される。
本発明のこの実施形態において、ローカル・ネットワーク・コネクションに対する管理方法を更に拡張し、コネクションの的確性及びコネクションの効率を改善するために、制御プレーン・ノードは、サービング・モバイル通信ネットワーク・オペレータのオペレータ・ポリシーを参照して、ユーザー装置がアクセスするのを許可するローカル・ネットワークを更に管理してもよい。
オペレータ・ポリシーは、ローカル・ネットワーク・アイデンティティ情報又はネットワーク・ケーパビリティ指示情報を含んでもよい。それに対応して、ロケーション・エリア・リストとオペレータ・ポリシーとを参照して少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティを決定することは、以下の2つの実装を含んでもよい。
(1)ロケーション・エリア・アイデンティティに対応するローカル・ネットワーク・アイデンティティが、保存されたロケーション・エリア・アイデンティティ・リストから取得され;オペレータ・ポリシーが取得され、オペレータ・ポリシーはローカル・ネットワーク・アイデンティティ情報を含み、ローカル・ネットワーク・アイデンティティ情報は、ユーザー装置がアクセスするのを許可するローカル・ネットワークのアイデンティティであり;及びロケーション・エリア・アイデンティティに対応するローカル・ネットワーク・アイデンティティとローカル・ネットワーク・アイデンティティ情報とに基づいて、少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティが決定される。
ロケーション・エリア・アイデンティティに対応するローカル・ネットワーク・アイデンティティとローカル・ネットワーク・アイデンティティ情報とに基づいて、少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティを決定することは、ユーザー装置がアクセスするのを許可するローカル・ネットワークのアイデンティティであってローカル・ネットワーク・アイデンティティ情報に含まれるアイデンティティと同じローカル・ネットワーク・アイデンティティを、ロケーション・エリア・アイデンティティに対応するローカル・ネットワーク・アイデンティティから決定すること、及び少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティと同じローカル・ネットワーク・アイデンティティを決定することである。
(2)ロケーション・エリア・アイデンティティに対応するローカル・ネットワーク・アイデンティティが、保存されたロケーション・エリア・アイデンティティ・リストから取得され;オペレータ・ポリシーが取得され、オペレータ・ポリシーはネットワーク・ケーパビリティ指示情報を有し、ネットワーク・ケーパビリティ指示情報は、ユーザー装置がローカル・ネットワークへアクセスするのを許可されているか否かを示すために使用され;及びネットワーク・ケーパビリティ指示情報が、ユーザー装置はローカル・ネットワークへアクセスするのを許可されていることを示す場合に、ロケーション・エリア・アイデンティティに対応するローカル・ネットワーク・アイデンティティが、少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティとして決定される。
更に、ネットワーク・ケーパビリティ指示情報が、ユーザー装置はローカル・ネットワークへアクセスするのを許可されていないことを示す場合、制御プレーン・ノードは、最早ローカル・ネットワーク・アイデンティティを決定せず、如何なるローカル・ネットワーク・アイデンティティもユーザー装置へ送信しなくてよい。
4.少なくとも1つのローカル・ネットワークが、上記3つの方法のうち任意の2つを組み合わせることにより、あるいは上記3つの方法を組み合わせることにより決定される。
例えば、上記3つの方法が組み合わせられる場合、制御プレーン・ノードは、ロケーション・エリア・リストと、ユーザー装置のローカル・アクセス指示情報と、ネットワーク加入情報と、オペレータ・ポリシーとを参照して少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティを総合的に決定してもよい。
具体的には、制御プレーン・ノードは、ロケーション・エリア・アイデンティティに対応するローカル・ネットワーク・アイデンティティをロケーション・エリア・リストから取得すること;ユーザー装置により送信されたアクセス・リクエストをアクセス・ノードを利用することにより受信することであって、アクセス・リクエストはローカル・ネットワーク・アクセス指示情報を運んでいる、こと;ユーザー装置のローカル・ネットワーク加入情報とオペレータ・ポリシーとを取得すること;ロケーション・エリア・アイデンティティに対応するローカル・ネットワーク・アイデンティティと、ローカル・ネットワーク・アクセス指示情報と、ローカル・ネットワーク加入情報と、オペレータ・ポリシーとに基づいて、少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティを総合的に決定することを行ってもよい。
例えば、ローカル・ネットワーク加入情報がローカル・ネットワーク・アイデンティティ情報を含み、オペレータ・ポリシーがネットワーク・ケーパビリティ指示情報を含む場合において、ユーザー装置により送信されたアクセス・リクエストにおけるネットワーク・アクセス指示情報が、ユーザー装置はローカル・ネットワークへアクセスするのを許可されていることを示し、オペレータ・ポリシーにおけるネットワーク・ケーパビリティ指示情報が、ユーザー装置はローカル・ネットワークへアクセスするのを許可されていることを示す場合、制御プレーン・ノードは、ユーザー装置がアクセスするのを許可するローカル・ネットワークのアイデンティティであってローカル・ネットワーク加入情報におけるローカル・ネットワーク・アイデンティティ情報に含まれるアイデンティティと同じローカル・ネットワーク・アイデンティティを、ロケーション・エリア・アイデンティティに対応するローカル・ネットワーク・アイデンティティから決定することが可能である。
ネットワーク・アクセス指示情報が、ユーザー装置はローカル・ネットワークへアクセスするのを許可されていないことを示す場合、又はネットワーク・ケーパビリティ指示情報が、ユーザー装置はローカル・ネットワークへアクセスするのを許可されていないことを示す場合、制御プレーン・ノードは、最早ローカル・ネットワーク・アイデンティティを決定せず、如何なるローカル・ネットワーク・アイデンティティもユーザー装置へ送信しなくてよい。
別の例に関し、ローカル・ネットワーク加入情報がローカル・ネットワーク・アイデンティティ情報を含み、オペレータ・ポリシーもローカル・ネットワーク・アイデンティティ情報を含む場合において、ネットワーク・アクセス指示情報が、ユーザー装置はローカル・ネットワークへアクセスするのを許可されていることを示す場合、制御プレーン・ノードは、ローカル・ネットワーク加入情報におけるローカル・ネットワーク・アイデンティティ情報に含まれるローカル・ネットワーク・アイデンティティであって、オペレータ・ポリシーにおけるローカル・ネットワーク・アイデンティティ情報に含まれるローカル・ネットワーク・アイデンティティと同じローカル・ネットワーク・アイデンティティを、ロケーション・エリア・アイデンティティに対応するローカル・ネットワーク・アイデンティティから決定し、同じローカル・ネットワーク・アイデンティティを、少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティとして決定することが可能である。
当然に、上記3つの方法が組み合わせられた後に別の実装が存在してもよく、詳細は本発明のこの実施形態でここでは説明されない。
実際のアプリケーションでは、ローカル・ネットワーク加入情報又はオペレータ・ポリシーにおけるネットワーク・ケーパビリティ指示情報は、以下のいくつかの実装を含んでもよいことに留意すべきである。
(1)ローカル・ネットワーク加入情報又はオペレータ・ポリシーは、ユーザー装置がローカル・ネットワークへアクセスするのを許可されないことを示すために使用される一種の指示情報を運んでもよい。例えば、指示情報が運ばれている場合、それは、ユーザー装置がローカル・ネットワークへアクセスするのを許可されていないことを示し;あるいは指示情報が運ばれていない場合、それはユーザー装置がローカル・ネットワークへアクセスするのを許可されていることを示す。
(2)ローカル・ネットワーク加入情報又はオペレータ・ポリシーは、ユーザー装置がローカル・ネットワークへアクセスするのを許可されていることを示すために使用される一種の指示情報を運んでもよい。例えば、アクセス・リクエストが指示情報を運んでいる場合、それはユーザー装置がローカル・ネットワークへアクセスするのを許可されていることを示し;あるいはアクセス・リクエストが指示情報を運んでいない場合、それは、ユーザー装置がローカル・ネットワークへアクセスするのを許可されていないことを示す。
(3)ローカル・ネットワーク加入情報又はオペレータ・ポリシーは、2種類の指示情報を含んでもよく、第1指示情報はユーザー装置がローカル・ネットワークへアクセスするのを許可されていることを示すために使用され、第2指示情報はユーザー装置がローカル・ネットワークへアクセスするのを許可されていないことを示すために使用される。例えば、第1指示情報が運ばれている場合、それはユーザー装置がローカル・ネットワークへアクセスするのを許可されていることを示し;あるいは第2指示情報が運ばれている場合、それはユーザー装置がローカル・ネットワークへアクセスするのを許可されていないことを示す。
ステップ203は、以下のステップ2031ないし206を更に含んでよいことに更に留意すべきである。
ステップ2031:制御プレーン・ノードが、アクセス・ノードにより送信されたロケーション・エリア・アイデンティティを受信する。
ステップ2032:ユーザー装置のセキュリティを確認するために、ユーザー装置に関して認証を実行する。
ステップ2033:ユーザー装置のロケーション・エリアが変わるユーザー装置に関し、ロケーション・エリアが変わる前に、ユーザー装置が、指定されたユーザー・プレーン・ノードを利用することによりネットワーク・コネクションを設定する場合、コネクションをアップデートするように、指定されたユーザー・プレーンに通知する。
アップデートされたコネクションは、ユーザー装置からパケット・データ・ネットワークへのサービス・チャネルであり、パケット・データ・ネットワークにおいてユーザー装置とアプリケーション・サーバーとの間でユーザー・プレーン・データ・パケットを転送するように構成される。
例えば、企業キャンパスのローカル・ネットワーク・カバレッジ・エリアに入る前に、ユーザー装置が、指定されたユーザー・プレーンを利用することによりパブリック・ネットワークに接続されている場合、ユーザー装置の現在のロケーション・エリア・アイデンティティ、及び新たなアクセス・ノードのユーザー・プレーン・データ・パケット転送アドレスのような、指定されたユーザー・プレーン・ノードにおけるユーザー装置のコネクション情報が、ステップ2033を利用することによりアップデートされることが可能である。
EPSネットワークの場合、ユーザー・プレーン・ノードは2つのネットワーク要素SGW及びPGWを有するシステムであるので、制御プレーン・ノードはSGWにおいてのみコネクション情報をアップデートする必要があるかもしれないことに留意すべきである。2つのネットワーク要素におけるコネクション情報がアップデートされることを必要とする場合、制御プレーン・ノードはSGWを利用することによりPGWと相互作用してもよい。それに対応して、eLTEネットワークの場合、ユーザー・プレーン・ノードは、2つのネットワーク要素SGW−U及びPGW−Uを有するシステムであるので、制御プレーン・ノードはSGW−Uにおいてのみコネクション情報をアップデートする必要があるかもしれない。2つのネットワーク要素におけるコネクション情報がアップデートされることを必要とする場合、制御プレーン・ノードはSGW−Uを利用することによりPGW−Uと相互作用してもよい。
ステップ2034:ユーザー装置のロケーション・エリアが変わるユーザー装置に関し、ロケーション・エリアが変わった後に、対応する制御プレーン・ノードが変わる場合、変更された制御プレーン・ノードは、ユーザー装置の加入情報を取得することを要求するために加入データ・リクエストをデータ管理ネットワーク要素へ送信する。
加入データ・リクエストを受信した後、データ管理ネットワーク要素は、そのリクエストに対する応答メッセージにより制御プレーン・ノードに答えることが可能であり、応答メッセージはユーザー装置の加入データを運ぶ。
ユーザー装置の加入データは、ユーザー装置の料金表及びパッケージのようなデータを含んでいてもよい。データ管理ネットワーク要素は、ホーム加入者加入データを管理及び維持する責任を負うネットワーク要素である。具体的には、次世代通信ネットワークに関し、データ管理ネットワーク要素は加入データ・センター等であってもよく;EPSネットワーク、eLTEネットワーク、及び2G/3Gネットワークの場合、データ管理ネットワーク要素は、ホーム加入者サーバー(Home Subscriber Server,HSS)、ホーム・ロケーション・レジスタ(Home Location Register,HLR)等であってもよい。
変更された制御プレーン・ノードは現在のロケーション・エリアに対応する制御プレーン・ノードである。更に、アクセス・ノードもロケーション・エリア・アイデンティティを変更された制御プレーン・ノードへ送信し、変更された制御プレーン・ノードは関連するステップを実行する。
更に、ユーザー装置のロケーション・エリアが変わるユーザー装置に関し、ロケーション・エリアが変わった後に、対応する制御プレーン・ノードは変わらない場合、ユーザー装置のロケーション・エリアが変わる前に、ユーザー装置が制御プレーン・ノードにアクセスする場合に、ユーザー装置の加入データが制御プレーン・ノードにより加入データ・センターから取得されてもよい。
ステップ2035:ロケーション・エリア・アイデンティティに基づいて少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティを決定する。
ステップ2036:少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティをユーザー装置へ送信する。
上記のステップ2032ないし2034は選択的なステップであり、制御プレーン・ノードはそれらのステップを実行しても実行しなくてもよいことに留意すべきである。これは本発明のこの実施形態で限定されない。
更に、ユーザー装置のアクセス・リクエストを受信した後に、制御プレーン・ノードはアクセス容認メッセージをユーザー装置へ更に送信してもよく、例えばロケーション・エリア・アップデート・リクエストに対するロケーション・エリア・アップデート容認メッセージ、あるいはアタッチ・リクエストに対するアタッチ容認メッセージを送信してよいことに更に留意すべきである。本発明のこの実施形態において、制御プレーン・ノードは、アクセス容認メッセージを利用することにより、少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティをユーザー装置へ送信してもよいし、あるいは他の別個のメッセージを利用することにより、少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティを送信してもよく、例えば、少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティは、EPSネットワークに類似するネットワークにおいてネットワーク名及びタイム・ゾーン情報を通知するためにネットワーク側で使用されるEMM情報メッセージを利用することにより、あるいは他の別途規定されるメッセージを利用することにより送信されてもよい。更に、少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティが他の別個のメッセージを利用することにより送信される場合、別個のメッセージは、ロケーション・エリア・アップデート/アタッチ・プロセスでユーザー装置へ送信されてもよいし、あるいはロケーション・エリア・アップデート/アタッチ・プロセスが終了した後にユーザー装置へ送信されてもよい。これは本発明のこの実施形態で限定されない。
ステップ204:ユーザー装置は、制御プレーン・ノードにより送信された少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティを受信し、コネクション設定リクエストを制御プレーン・ノードへ送信し、コネクション設定リクエストは、少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティに基づいてユーザー装置により選択された第1ローカル・ネットワーク・アイデンティティを運ぶ。
具体的には、制御プレーン・ノードにより送信された少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティを受信すると、ユーザー装置は少なくとも1つのネットワーク・アイデンティティを表示してもよく、ユーザーは、ユーザーの条件とユーザー装置により表示される少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティとに基づいて、ユーザーがアクセスすることを希望するローカル・ネットワーク、又は相対的に高い品質を有するローカル・ネットワークを選択することが可能である。例えば、ユーザーが企業Aの従業者である場合に、企業Aのキャンパスに入った後、ユーザーは、少なくとも1つの表示されるローカル・ネットワーク・アイデンティティに基づいて、企業Aのローカル・ネットワークを選択及びアクセスしてもよい。別の具体例に関し、ユーザーがコーヒー・バーBにおいてコーヒーを飲む場合に、ユーザーは、少なくとも1つの表示されるローカル・ネットワーク・アイデンティティに基づいて、コーヒー・バーBのローカル・ネットワークを選択及びアクセスしてもよい。
ローカル・ネットワークを選択した後、ユーザー装置は、選択した第1ローカル・ネットワーク・アイデンティティを運ぶコネクション設定リクエストを開始することが可能であり、コネクション設定リクエストは、第1ローカル・ネットワーク・アイデンティティにより示される第1ローカル・ネットワークとユーザー装置との間にコネクションを設定することを制御プレーン・ノードに要求するために使用される。
ステップ205:制御プレーン・ノードは、ユーザー装置により送信されたコネクション設定リクエストを受信し、第1ローカル・ネットワーク・アイデンティティに基づいてユーザー装置と第1ローカル・ネットワークとの間にコネクションを設定する。
具体的には、制御プレーン・ノードは、第1ローカル・ネットワーク・アイデンティティに基づいて、第1ローカル・ネットワーク・アイデンティティに対応するローカル・ユーザー・プレーン・ノードを決定し、及びユーザー装置と第1ローカル・ネットワークとの間にコネクションを設定するように、具体的に言えばユーザー装置が第1ローカル・ネットワークへアクセスできるようにローカル・ユーザー・プレーン・ノードに指示するために、コネクション通知をローカル・ユーザー・プレーン・ノードへ送信してもよい。
様々な第1ローカル・ネットワーク・アイデンティティに関し、第1ローカル・ネットワーク・アイデンティティに対応するローカル・ユーザー・プレーン・ノードを決定するプロセスは異なり、以下のいくつかの方法を具体的に含んでもよいが、これらに限定されない。
(1)第1ローカル・ネットワーク・アイデンティティが第1ローカル・ネットワークに対応するアクセス・ポイント名である場合、ローカル・ユーザー・プレーン・ノードはアクセス・ポイントに基づいて決定される。
(2)第1ローカル・ネットワーク・アイデンティティが第1ローカル・ネットワークの企業名又はネットワーク名である場合、対応するアクセス・ポイント名は、ローカル・ネットワーク・アイデンティティとアクセス・ポイント名との間の対応関係に基づいて先ず決定され、ローカル・ユーザー・プレーン・ノードはアクセス・ポイント名に基づいて以後に決定される。
ローカル・ネットワーク・アイデンティティとアクセス・ポイント名との間の対応関係は、オペレーション及びメンテナンス・エンドを利用することにより、事前に制御プレーン機能ネットワーク要素で設定されてもよいし、あるいは加入データ・センター、ホーム加入者サーバー、又はポリシー機能ネットワーク要素のような他のネットワーク要素から取得されてもよい。これは本発明のこの実施形態で限定されない。
アクセス・ポイント名に基づいてローカル・ユーザー・プレーン・ノードを決定するための複数の方法が存在する。例えば、アクセス・ポイント名に対応するローカル・ユーザー・プレーン・ノード・アドレスは、ドメイン・ネーム・システム(Domain Name System,DNS)のような別のネットワーク要素に尋ねられる。別の具体例に関し、アクセス・ポイント名に対応するローカル・ユーザー・プレーン・ノード・アドレスは、制御プレーン機能ノードにおけるローカル設定に基づいて決定される。
更に、第1ローカル・ネットワーク・アイデンティティに基づいてユーザー装置と第1ローカル・ネットワークとの間にコネクションを設定する前に、制御プレーン・ノードは、少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティが第1ローカル・ネットワーク・アイデンティティを含むか否かを先ず確認し、少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティが第1ローカル・ネットワーク・アイデンティティを含む場合に、第1ローカル・ネットワーク・アイデンティティに基づいてユーザー装置と第1ローカル・ネットワークとの間にコネクションを設定するステップを実行してもよい。更に、少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティが第1ローカル・ネットワーク・アイデンティティを含まない場合、制御プレーン・ノードは、第1ローカル・ネットワーク・アイデンティティに基づいてユーザー装置と第1ローカル・ネットワークとの間にコネクションを設定するステップを実行しない。
具体的に言えば、ユーザー装置により送信された第1ローカル・ネットワーク・アイデンティティを受信した後に、制御プレーン・ノードは、第1ローカル・ネットワーク・アイデンティティが、制御プレーン・ノードによりユーザー装置へ送信された少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティに属するか否かを検査するために、第1ローカル・ネットワーク・アイデンティティを先ず検査してもよい。第1ローカル・ネットワーク・アイデンティティが少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティに属する場合に、ユーザー装置と第1ローカル・ネットワークとの間のコネクションが設定される。第1ローカル・ネットワーク・アイデンティティが少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティに属しない場合、ユーザー装置と第1ローカル・ネットワークとの間のコネクションは設定されない。検査により、コネクションの的確性が改善され、接続される第1ローカル・ネットワークは、ロケーション・エリア内にないかもしれないローカル・ネットワークであったり、あるいはアクセスするのを許可していないローカル・ネットワークであったりすることを免れる。
更に、ユーザー装置と第1ローカル・ネットワークとの間にコネクションを設定した後に、制御プレーン・ノードは更にコネクション設定レスポンスによりユーザー装置に答えてもよい。
更に、ユーザー装置のロケーション・エリアが変わるユーザー装置に関し、ユーザー装置が、ロケーション・エリアが変わる前に、指定されたユーザー・プレーン・ノードを利用することによりネットワーク・コネクションを設定する場合、第1ローカル・ネットワークに対するコネクションが首尾よく設定された後、指定されたユーザー・プレーン・ノードを利用することによりユーザー装置により設定されたネットワーク・コネクションは以後解放されてよい。
コネクションを解放するステップは、ユーザー装置によりトリガーされてもよいし、あるいは制御プレーン・ノードによりトリガーされてもよく、これは本発明のこの実施形態で限定されない。例えば、第1ローカル・ネットワークに対するコネクションが首尾よく設定された後、ユーザー装置は、指定されたユーザー・プレーン・ノードを利用することにより設定されたネットワーク・コネクションを削除するように制御プレーン・ノードに要求するために、コネクション削除リクエストを制御プレーン・ノードへ送信してもよく;あるいはコネクション設定レスポンスをユーザー装置へ送信した後に、制御プレーン・ノードは、以前に設定したネットワーク・コネクションを削除することを、指定されたユーザー・プレーン・ノード及びユーザー装置に指示する。
本発明のこの実施形態において、ユーザー装置が、ロケーション・エリアに入り、アクセス・リクエストをアクセス・ノードへ送信した場合、アクセス・ノードは、ユーザー装置が現在位置するロケーション・エリアを示すロケーション・エリア・アイデンティティを、制御プレーン・ノードへ送信してよい。制御プレーン・ノードは、ロケーション・エリア・アイデンティティに基づいて少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティを決定し、ユーザー装置による選択のために、少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティをユーザー装置へ送信してよい。従って、ユーザーは、アクセスされることを要するローカル・ネットワークを、ユーザー装置を利用することにより自発的に選択し、具体的に言えば、ユーザーがアクセスすることを希望するローカル・ネットワーク、又は相対的に高い品質を有するローカル・ネットワークを自発的に選択し、それによりローカル・ネットワークの効果及びフレキシビリティが改善され、ローカル・ネットワーク・コネクション・モードが拡張される。更に、モバイル通信ネットワーク・オペレータは、各々のローカル・ネットワークに対して固有のロケーション・エリア・アイデンティティを予定すること、あるいは専用の制御プレーン・ノードを配備することを必要とせず、複数のローカル・ネットワークが同じロケーション・エリアにあるように予定されてもよく、制御プレーン・ノードは複数の隣接するロケーション・エリアに同時に応対してもよく、それにより配備コストが削減される。
本発明の技術的解決手段をより明確にするために、以下、一例として次世代モバイル通信ネットワークを利用することにより本発明の技術的解決手段を更に詳細に説明する。
モバイル通信ネットワークが次世代モバイル通信ネットワークである場合、上記の制御プレーン・ノードは制御プレーン機能ネットワーク要素であり、上記のユーザー・プレーン・ノードはユーザー・プレーン機能ネットワーク要素であり、上記のデータ管理ネットワーク要素は加入データ・センターであってもよいことは、上記の実装環境の説明から学ぶことができる。
図3A、図3B、図3C、及び図3Dは本発明の実施形態によるローカル・ネットワーク・コネクション方法のフローチャートである。本方法の相互作用の主体は、ユーザー装置、アクセス・ノード、制御プレーン機能ネットワーク要素、ユーザー・プレーン機能ネットワーク要素、及び加入データ・センターである。企業キャンパスに入る前に、指定されたユーザー・プレーン機能ネットワーク要素を利用することにより、ユーザー装置がパブリック・ネットワークに対するコネクションを設定し、ユーザー装置が企業キャンパスに入った後に、ローカル・エリアが変わる場合、図3A、図3B、図3C、及び図3Dを参照すると、次世代モバイル通信ネットワークを利用することによりユーザー装置がロケーション・エリア内のローカル・ネットワークに接続される特定のプロセスは、以下のステップを含んでよい。
ステップ301:企業キャンパスに入った後、ユーザー装置はロケーション・エリア・アップデート・リクエストをアクセス・ノードへ送信する。
ステップ302:アクセス・ノードは、ロケーション・エリア・アップデート・リクエストを受信し、ユーザー装置が現在位置するロケーション・エリアを決定し、ロケーション・エリア・アイデンティティを制御プレーン機能ネットワーク要素へ送信する。
ステップ303:制御プレーン機能ネットワーク要素は、ユーザー装置のセキュリティを確認するためにユーザー装置に関して認証を実行する。
ステップ304:制御プレーン機能ネットワーク要素は、コネクションをアップデートするように、指定されたユーザー・プレーン機能ネットワーク要素に指示する。
ステップ305:ユーザー装置が企業キャンパスへ入った後に、制御プレーン機能ネットワーク要素が変わる場合、制御プレーン機能ネットワーク要素は、ユーザー装置の加入データを取得することを要求するために加入データ・リクエストを加入データ・センターへ送信する。
ステップ306:制御プレーン機能ネットワーク要素は、ロケーション・エリア・アイデンティティに基づいて少なくとも1つのネットワーク・アイデンティティを決定する。
ステップ307:制御プレーン機能ネットワーク要素は、ロケーション・アップデート容認メッセージをユーザー装置へ送信し、ロケーション・アップデート容認メッセージは少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティを運ぶ。
ステップ308:ユーザー装置は、少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティに基づいて第1ローカル・ネットワーク・アイデンティティを選択し、コネクション設定リクエストを制御プレーン機能ネットワーク要素へ送信し、コネクション設定リクエストは第1ローカル・ネットワーク・アイデンティティを運ぶ。
ステップ309:制御プレーン・ノードは、ユーザー装置により送信されたコネクション設定リクエストを受信し、ローカル・ユーザー・プレーン機能ネットワーク要素を利用することにより、第1ローカル・ネットワーク・アイデンティティに基づいてユーザー装置と第1ローカル・ネットワークとの間にコネクションを設定する。
ステップ310:制御プレーン・ノードはコネクション設定レスポンスをユーザー装置へ送信する。
ステップ311:ユーザー装置は、指定されたユーザー・プレーン機能ネットワーク要素を利用することにより設定されたパブリック・ネットワークに対するコネクションを削除することを要求するために、コネクション削除リクエストを制御プレーン・ノードへ送信する。
ステップ312:制御プレーン・ノードは、コネクション削除リクエストを受信し、指定されたユーザー・プレーン機能ネットワーク要素を利用することにより設定されたユーザー装置とパブリック・ネットワークとの間のコネクションを削除する。
ステップ313:制御プレーン・ノードはコネクション削除レスポンスをユーザー装置へ送信する。
更に、次世代モバイル通信ネットワークにおける制御プレーン機能ネットワーク要素が、セッション管理ファンクション及びモビリティ管理ファンクションのように独立したネットワーク管理ファンクションに更に分割される場合、制御プレーン機能ネットワーク要素の機能は、セッション管理ファンクション及びモビリティ管理ファンクションの協調により達成されてもよく、これは具体的には次のようになる:
ステップ302:アクセス・ノードが、ロケーション・エリア・アップデート・リクエストを受信し、ユーザー装置が現在位置するロケーション・エリアを決定し、ロケーション・エリア・アイデンティティをモビリティ管理ファンクションへ送信し、モビリティ管理ファンクションがロケーション・エリア・アイデンティティをセッション管理ファンクションに通知する。
ステップ304:セッション管理ファンクションは、コネクションをアップデートするように、指定されたユーザー・プレーン機能ネットワーク要素に指示する。
ステップ305:ユーザー装置が企業キャンパスに入った後に、モビリティ管理ファンクションが変わる場合、モビリティ管理ファンクションは、ユーザー装置の加入データを取得することを要求するために、加入データ・リクエストを加入データ・センターへ送信する。
ステップ306:セッション管理ファンクションは、ロケーション・エリア・アイデンティティに基づいて少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティを決定する。
ステップ307:セッション管理ファンクションは、少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティをユーザー装置に通知し、モビリティ管理ファンクションを利用することにより、ロケーション・アップデート容認メッセージをユーザー装置へ送信してもよく、ロケーション・アップデート容認メッセージは少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティを運ぶ。
ステップ308:ユーザー装置は、少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティに基づいて第1ローカル・ネットワーク・アイデンティティを選択し、コネクション設定リクエストをセッション管理ファンクションへ送信し、コネクション設定リクエストは第1ローカル・ネットワーク・アイデンティティを運び、コネクション設定リクエストはモビリティ管理ファンクションによりセッション管理ファンクションへ転送される。
ステップ309:セッション管理ファンクションは、ユーザー装置により送信されたコネクション設定リクエストを受信し、ローカル・ユーザー・プレーン機能ネットワーク要素を利用することにより、第1ローカル・ネットワーク・アイデンティティに基づいてユーザー装置と第1ローカル・ネットワークとの間にコネクションを設定する。
ステップ310:セッション管理ファンクションはコネクション設定レスポンスをユーザー装置へ送信する。
ステップ311:ユーザー装置は、指定されたユーザー・プレーン機能ネットワーク要素を利用することにより設定されたパブリック・ネットワークに対するコネクションを削除することを要求するために、コネクション削除リクエストをセッション管理ファンクションへ送信する。
ステップ312:セッション管理ファンクションは、コネクション削除リクエストを受信し、指定されたユーザー・プレーン機能ネットワーク要素を利用することにより設定されたユーザー装置とパブリック・ネットワークとの間のコネクションを削除する。
ステップ313:セッション管理ファンクションはコネクション削除レスポンスをユーザー装置へ送信する。
本発明のこの実施形態において、ユーザー装置が次世代モバイル通信ネットワークのローカル・ネットワークに接続される上記のプロセスは、説明のための一例としてしか使用されていないことに留意すべきである。実際のアプリケーションでは、図2の方法の実施形態を参照して別の実装が使用されてもよい。具体的な実装プロセスについては、図2の方法の実施形態を参照されたい。詳細はここでは述べない。更に、EPSネットワーク、eLTEネットワーク、及び2G/3Gネットワークの特定の実装プロセスについては、図2の方法の実施形態を参照されたい。詳細はここでは述べない。
図4Aは本発明の実施形態によるローカル・ネットワーク・コネクション装置のブロック図である。装置は、図2の実施形態で説明される制御プレーン・ノード、あるいは図3A、図3B、図3C、及び図3Dの実施形態で説明される制御プレーン機能ネットワーク要素であってもよい。図4Aを参照すると、装置は、第1受信モジュール401と、決定モジュール402と、第2受信モジュール403と、コネクション設定モジュール404とを含む。
第1受信モジュール401及び決定モジュール402は、上記の実施形態におけるステップ203を実行するように構成され、第2受信モジュール403及びコネクション設定モジュール404は上記の実施形態におけるステップ205を実行するように構成される。
選択的に、図4Bを参照すると、装置は、決定モジュール402により決定される少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティが、第2受信モジュール403により受信される第1ローカル・ネットワーク・アイデンティティを有するか否かを決定するように構成される判断モジュール405を更に含む。
関係設定モジュール404は、決定モジュール402により決定される少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティが、第2受信モジュール403により受信される第1ローカル・ネットワーク・アイデンティティを含む場合に、第1ローカル・ネットワーク・アイデンティティに基づいてユーザー装置と第1ローカル・ネットワークとの間にコネクションを設定するように更に構成される。
本発明のこの実施形態において、ユーザー装置がロケーション・エリアに入ると、ローカル・ネットワーク・コネクション装置は、ロケーション・エリアにおける少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティをユーザー装置へ送信してよい。従って、ユーザーは、アクセスされることを要するローカル・ネットワークを、ユーザー装置を利用することにより自発的に選択してもよく、具体的に言えば、ユーザーがアクセスを希望するローカル・ネットワーク、又は相対的に高い品質を有するローカル・ネットワークを自発的に選択してもよく、それにより、ローカル・ネットワーク・コネクションの効果及びフレキシビリティが改善され、ローカル・ネットワーク・コネクション・モードが拡張される。更に、モバイル通信ネットワーク・オペレータは、各々のローカル・ネットワークに対して固有のロケーション・エリア・アイデンティティを予定すること、あるいは専用の制御プレーン・ノードを配備することを必要とせず、複数のローカル・ネットワークが同じロケーション・エリアにあるように予定されてもよく、制御プレーン・ノードは複数の隣接するロケーション・エリアに同時に応対してもよく、それにより配備コストが削減される。
第1受信モジュール401及び第2受信モジュール403は受信機であってもよく、第1受信モジュール401及び第2受信モジュール403はハードウェアに相当するトランシーバとして実装される1つのトランシーバ・モジュールに統合されてもよい。決定モジュール402、コネクション設定モジュール404、判断モジュール405等は、ハードウェア形式で、ローカル・ネットワーク・コネクション装置のプロセッサに内蔵される又はそこから独立していてもよく、あるいはソフトウェアの形式でローカル・ネットワーク・コネクション装置のメモリに保存されてもよく、それによりプロセッサは上記のモジュールに対応するオペレーションを起動及び実行する。プロセッサは、中央処理ユニット(CPU)、マイクロプロセッサ、シングル・チップ・マイクロコンピュータ等であってもよい。
上記の実施形態で提供されるローカル・ネットワーク・コネクション装置がローカル・コネクション方法を実現する場合、上記の機能モジュールの分け方は説明の一例としてしか使用されていないことに留意すべきである。実際のアプリケーションでは、条件に基づく実現のために様々な機能モジュールに機能が割り当てられてよい。具体的に言えば、デバイスの内部構造は、上記の全部又は一部の機能を達成するように様々な機能モジュールに分割される。更に、上記の実施形態で提供されるローカル・ネットワーク・コネクション装置は、ローカル・ネットワーク・コネクション方法の実施形態と同じ概念に関連する。ローカル・ネットワーク・コネクション装置の具体的な実装プロセスについては、方法の実施形態を参照されたい。詳細はここでは述べない。
本発明の上記の実施形態の連続する番号は、専ら説明を目的としており、実施形態の優位性を示すようには意図されていない。
実施形態のステップの全部又は一部がハードウェア又は関連するハードウェアを指示するプログラムにより実現されてよいことを、当業者は理解するであろう。プログラムはコンピュータ読み取り可能なストレージ媒体に保存されてよい。ストレージ媒体は:リード・オンリ・メモリ、磁気ディスク、又は光ディスクを含んでよい。
上記の説明は、本発明の例示的な実施形態でしかなく、本発明を限定するようには意図されていない。本発明の精神及び原理から逸脱することなく行われる任意の修正、均等な置換、及び改良は、本発明の保護範囲内に属するものである。
別の実施形態において、アクセス・リクエストはロケーション・エリア・アップデート・リクエスト又はアタッチ・リクエストを含み、ロケーション・エリア・アップデート・リクエストは、ユーザー装置が位置するロケーション・エリアが変わった場合にユーザー装置により送信され、アタッチ・リクエストはユーザー装置がイネーブルにされた場合にユーザー装置により送信される。
ステップ203は、以下のステップ2031ないし2036を更に含んでよいことに更に留意すべきである。

Claims (19)

  1. 制御プレーン・ノードに適用されるローカル・ネットワーク・コネクション方法であって、当該方法は:
    アクセス・ノードからロケーション・エリア・アイデンティティを受信するステップであって、前記ロケーション・エリア・アイデンティティは、ユーザー装置からアクセス・リクエストを受信した場合の前記アクセス・ノードからのものであり、且つ前記ユーザー装置が現在位置するロケーション・エリアを示すために使用される、ステップ;
    前記ロケーション・エリア・アイデンティティに基づいて少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティを決定し、前記少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティを前記ユーザー装置へ送信するステップ;
    前記ユーザー装置からコネクション設定リクエストを受信するステップであって、前記コネクション設定リクエストは、前記少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティに基づいて前記ユーザー装置により選択された第1ローカル・ネットワーク・アイデンティティを運ぶ、ステップ;及び
    前記第1ローカル・ネットワーク・アイデンティティに基づいて前記ユーザー装置と第1ローカル・ネットワークとの間にコネクションを設定するステップ;
    を有する方法。
  2. 前記ロケーション・エリア・アイデンティティに基づいて少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティを決定する前記ステップが:
    保存されたロケーション・エリア・アイデンティティ・リストから、前記ロケーション・エリア・アイデンティティに対応するローカル・ネットワーク・アイデンティティを取得するステップであって、前記ロケーション・エリア・アイデンティティ・リストは、複数のロケーション・エリア・アイデンティティと、対応するローカル・ネットワーク・アイデンティティとを保存する、ステップ;及び
    前記ロケーション・エリア・アイデンティティに対応する前記ローカル・ネットワーク・アイデンティティを、前記少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティとして決定するステップ;
    を有する、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ロケーション・エリア・アイデンティティに基づいて少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティを決定する前記ステップが:
    保存されたロケーション・エリア・アイデンティティ・リストから、前記ロケーション・エリア・アイデンティティに対応するローカル・ネットワーク・アイデンティティを取得するステップ;
    前記ユーザー装置からの前記アクセス・リクエストを前記アクセス・ノードを利用することにより受信するステップであって、前記アクセス・リクエストはローカル・ネットワーク・アクセス指示情報を運び、前記ローカル・ネットワーク・アクセス指示情報は、前記ユーザー装置がローカル・ネットワークへアクセスするのを許可されているか否かを示すために使用される、ステップ;及び
    前記ローカル・ネットワーク・アクセス指示情報が、前記ユーザー装置は前記ローカル・ネットワークへアクセスするのを許可されていることを示す場合に、前記ロケーション・エリア・アイデンティティに対応する前記ローカル・ネットワーク・アイデンティティを、前記少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティとして決定するステップ;
    を有する、請求項1に記載の方法。
  4. 前記ロケーション・エリア・アイデンティティに基づいて少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティを決定する前記ステップが:
    保存されたロケーション・エリア・アイデンティティ・リストから、前記ロケーション・エリア・アイデンティティに対応するローカル・ネットワーク・アイデンティティを取得するステップ;
    前記ユーザー装置のローカル・ネットワーク加入情報を取得するステップであって、前記ローカル・ネットワーク加入情報はローカル・ネットワーク・アイデンティティ情報を有し、前記ローカル・ネットワーク・アイデンティティ情報は、前記ユーザー装置がアクセスするのを許可するローカル・ネットワークのアイデンティティである、ステップ;及び
    前記ロケーション・エリア・アイデンティティに対応する前記ローカル・ネットワーク・アイデンティティと前記ローカル・ネットワーク・アイデンティティ情報とに基づいて前記少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティを決定するステップ;
    を有する、請求項1に記載の方法。
  5. 前記ロケーション・エリア・アイデンティティに基づいて少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティを決定する前記ステップが:
    保存されたロケーション・エリア・アイデンティティ・リストから、前記ロケーション・エリア・アイデンティティに対応するローカル・ネットワーク・アイデンティティを取得するステップ;
    前記ユーザー装置のローカル・ネットワーク加入情報を取得するステップであって、前記ローカル・ネットワーク加入情報はネットワーク・ケーパビリティ指示情報を有し、前記ネットワーク・ケーパビリティ指示情報は、前記ユーザー装置がローカル・ネットワークへアクセスするのを許可されているか否かを示すために使用される、ステップ;及び
    前記ネットワーク・ケーパビリティ指示情報が、前記ユーザー装置は前記ローカル・ネットワークへアクセスするのを許可されていることを示す場合に、前記ロケーション・エリア・アイデンティティに対応する前記ローカル・ネットワーク・アイデンティティを、前記少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティとして決定するステップ;
    を有する、請求項1に記載の方法。
  6. 前記ロケーション・エリア・アイデンティティに基づいて少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティを決定する前記ステップが:
    保存されたロケーション・エリア・リストから、前記ロケーション・エリア・アイデンティティに対応するローカル・ネットワーク・アイデンティティを取得するステップ;
    オペレータ・ポリシーを取得するステップであって、前記オペレータ・ポリシーはローカル・ネットワーク・アイデンティティ情報を有し、前記ローカル・ネットワーク・アイデンティティ情報は、前記ユーザー装置がアクセスするのを許可するローカル・ネットワークのアイデンティティである、ステップ;及び
    前記ロケーション・エリア・アイデンティティに対応する前記ローカル・ネットワーク・アイデンティティと前記ローカル・ネットワーク・アイデンティティ情報とに基づいて前記少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティを決定するステップ;
    を有する、請求項1に記載の方法。
  7. 前記ロケーション・エリア・アイデンティティに基づいて少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティを決定する前記ステップが:
    保存されたロケーション・エリア・リストから、前記ロケーション・エリア・アイデンティティに対応するローカル・ネットワーク・アイデンティティを取得するステップ;
    オペレータ・ポリシーを取得するステップであって、前記オペレータ・ポリシーはネットワーク・ケーパビリティ指示情報を有し、前記ネットワーク・ケーパビリティ指示情報は、前記ユーザー装置がローカル・ネットワークへアクセスするのを許可されているか否かを示すために使用される、ステップ;及び
    前記ネットワーク・ケーパビリティ指示情報が、前記ユーザー装置は前記ローカル・ネットワークへアクセスするのを許可されていることを示す場合に、前記ロケーション・エリア・アイデンティティに対応する前記ローカル・ネットワーク・アイデンティティを、前記少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティとして決定するステップ;
    を有する、請求項1に記載の方法。
  8. 前記アクセス・リクエストはロケーション・エリア・アップデート・リクエスト又はアタッチ・リクエストを有し、前記ロケーション・エリア・アップデート・リクエストは、前記ユーザー装置が位置する前記ロケーション・エリアが変わった場合に前記ユーザー装置により送信され、前記アタッチ・リクエストは前記ユーザー装置がイネーブルにされた場合に前記ユーザー装置により送信される、請求項1ないし7のうちの何れか一項に記載の方法。
  9. 前記第1ローカル・ネットワーク・アイデンティティに基づいて前記ユーザー装置と第1ローカル・ネットワークとの間にコネクションを設定する前記ステップの前に、当該方法は:
    前記少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティが前記第1ローカル・ネットワーク・アイデンティティを有するか否かを決定するステップ;及び
    前記少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティが前記第1ローカル・ネットワーク・アイデンティティを有する場合に、前記第1ローカル・ネットワーク・アイデンティティに基づいて前記ユーザー装置と前記第1ローカル・ネットワークとの間に前記コネクションを設定するステップ;
    を更に有する、請求項1ないし8のうちの何れか一項に記載の方法。
  10. 前記ローカル・ネットワーク・アイデンティティは、ローカル・ネットワークに対応するアクセス・ポイント名、前記ローカル・ネットワークのネットワーク名、又は前記ローカル・ネットワークの企業名である、請求項1ないし9のうちの何れか一項に記載の方法。
  11. ローカル・ネットワーク・コネクション装置であって、当該装置は:
    アクセス・ノードからロケーション・エリア・アイデンティティを受信するように構成される第1受信モジュールであって、前記ロケーション・エリア・アイデンティティは、ユーザー装置からアクセス・リクエストを受信した場合の前記アクセス・ノードからのものであり、且つ前記ユーザー装置が現在位置するロケーション・エリアを示すために使用される、第1受信モジュール;
    前記ロケーション・エリア・アイデンティティに基づいて少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティを決定し、前記少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティを前記ユーザー装置へ送信するように構成される決定モジュール;
    前記ユーザー装置からコネクション設定リクエストを受信するように構成される第2受信モジュールであって、前記コネクション設定リクエストは、前記少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティに基づいて前記ユーザー装置により選択された第1ローカル・ネットワーク・アイデンティティを運ぶ、第2受信モジュール;及び
    前記第1ローカル・ネットワーク・アイデンティティに基づいて前記ユーザー装置と第1ローカル・ネットワークとの間にコネクションを設定するように構成されるコネクション設定モジュール;
    を有する装置。
  12. 前記決定モジュールは:
    保存されたロケーション・エリア・アイデンティティ・リストから、前記ロケーション・エリア・アイデンティティに対応するローカル・ネットワーク・アイデンティティを取得することであって、前記ロケーション・エリア・アイデンティティ・リストは、複数のロケーション・エリア・アイデンティティと、対応するローカル・ネットワーク・アイデンティティとを保存する、こと;及び
    前記ロケーション・エリア・アイデンティティに対応する前記ローカル・ネットワーク・アイデンティティを、前記少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティとして決定すること;
    を行うように構成される、請求項11に記載の装置。
  13. 前記決定モジュールは:
    保存されたロケーション・エリア・アイデンティティ・リストから、前記ロケーション・エリア・アイデンティティに対応するローカル・ネットワーク・アイデンティティを取得すること;
    前記ユーザー装置からの前記アクセス・リクエストを前記アクセス・ノードを利用することにより受信することであって、前記アクセス・リクエストはローカル・ネットワーク・アクセス指示情報を運び、前記ローカル・ネットワーク・アクセス指示情報は、前記ユーザー装置がローカル・ネットワークへアクセスするのを許可されているか否かを示すために使用される、こと;及び
    前記ローカル・ネットワーク・アクセス指示情報が、前記ユーザー装置は前記ローカル・ネットワークへアクセスするのを許可されていることを示す場合に、前記ロケーション・エリア・アイデンティティに対応する前記ローカル・ネットワーク・アイデンティティを、前記少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティとして決定すること;
    を行うように構成される、請求項11に記載の装置。
  14. 前記決定モジュールは:
    保存されたロケーション・エリア・アイデンティティ・リストから、前記ロケーション・エリア・アイデンティティに対応するローカル・ネットワーク・アイデンティティを取得すること;
    前記ユーザー装置のローカル・ネットワーク加入情報を取得することであって、前記ローカル・ネットワーク加入情報はローカル・ネットワーク・アイデンティティ情報を有し、前記ローカル・ネットワーク・アイデンティティ情報は、前記ユーザー装置がアクセスするのを許可するローカル・ネットワークのアイデンティティである、こと;及び
    前記ロケーション・エリア・アイデンティティに対応する前記ローカル・ネットワーク・アイデンティティと前記ローカル・ネットワーク・アイデンティティ情報とに基づいて前記少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティを決定すること;
    を行うように構成される、請求項11に記載の装置。
  15. 前記決定モジュールは:
    保存されたロケーション・エリア・アイデンティティ・リストから、前記ロケーション・エリア・アイデンティティに対応するローカル・ネットワーク・アイデンティティを取得すること;
    前記ユーザー装置のローカル・ネットワーク加入情報を取得することであって、前記ローカル・ネットワーク加入情報はネットワーク・ケーパビリティ指示情報を有し、前記ネットワーク・ケーパビリティ指示情報は、前記ユーザー装置がローカル・ネットワークへアクセスするのを許可されているか否かを示すために使用される、こと;及び
    前記ネットワーク・ケーパビリティ指示情報が、前記ユーザー装置は前記ローカル・ネットワークへアクセスするのを許可されていることを示す場合に、前記ロケーション・エリア・アイデンティティに対応する前記ローカル・ネットワーク・アイデンティティを、前記少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティとして決定すること;
    を行うように構成される、請求項11に記載の装置。
  16. 前記アクセス・リクエストはロケーション・エリア・アップデート・リクエスト又はアタッチ・リクエストを有し、前記ロケーション・エリア・アップデート・リクエストは、前記ユーザー装置が位置する前記ロケーション・エリアが変わった場合に前記ユーザー装置により送信され、前記アタッチ・リクエストは前記ユーザー装置がイネーブルにされた場合に前記ユーザー装置により送信される、請求項11ないし15のうちの何れか一項に記載の装置。
  17. ローカル・ネットワーク・コネクション・システムであって、当該システムは、アクセス・ノードと、制御プレーン・ノードとを有し、
    前記アクセス・ノードは:ユーザー装置からの前記アクセス・リクエストを受信した場合に、ロケーション・エリア・アイデンティティを前記制御プレーン・ノードへ送信するように構成され、前記ロケーション・エリア・アイデンティティは、前記ユーザー装置が現在位置するロケーション・エリアを示すために使用され;
    前記制御プレーン・ノードは:前記ロケーション・エリア・アイデンティティを受信し、前記ロケーション・エリア・アイデンティティに基づいて少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティを決定し、前記少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティを前記ユーザー装置へ送信するように構成され;及び
    前記制御プレーン・ノードは、前記ユーザー装置からコネクション設定リクエストを受信するように構成され、前記コネクション設定リクエストは前記少なくとも1つのローカル・ネットワーク・アイデンティティに基づいて前記ユーザー装置により選択された第1ローカル・ネットワーク・アイデンティティを運び、前記制御プレーン・ノードは、前記第1ローカル・ネットワーク・アイデンティティに基づいて前記ユーザー装置と第1ローカル・ネットワークとの間にコネクションを設定するように構成される、システム。
  18. 請求項1ないし9のうちの何れか一項に記載の方法を実行するために保存されたコンピュータ・プログラムによりエンコードされた非一時的なコンピュータ読み取り可能なストレージ媒体。
  19. 請求項1ないし9のうちの何れか一項に記載の方法を装置のコンピュータに実行させるコンピュータ・プログラム。
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