本発明は品質測定分野を取り上げ、具体的には空圧機器の品質測定技術である。
気圧伝動は数多く使用されている伝動方式の一つであり、気圧伝動機構にあるパーツの密封性に対する要求が厳しい。既存する空圧機器への品質測定は空圧機器が気密性を有しているかどうかしか測定できず、空圧機器の気密性の具体的レベルを測定できない。本発明の空圧機器の品質測定技術は上記の問題を解決できる。具体的には、エアポンプを利用し、測定待ちの空圧機器の空気貯蔵チャンバに空気を入れ、空気貯蔵チャンバの中の気体が完全に漏れるまでにかかる時間を記録することで、空圧機器の密封レベルを表す。
本発明は空圧機器の品質測定技術を提供し、既存技術にある上記の欠点を解消することを目的とする。
前述した問題を解消するため、本発明は以下の技術プランを提供する:本発明の空圧機器の品質測定技術は、エアポンプを含み、前記エアポンプの右端には排気パイプが固定的に連結され、前記排気パイプの右端には排気継手が固定的に連結され、前記排気パイプの中には排気通路が左右貫通に設置され、前記排気通路の右側は前記排気継手を貫通しており、前記排気パイプの上端には気圧測定装置が連結され、前記気圧測定装置と前記排気通路とは連通しており、前記気圧測定装置の後端には手動プリセット装置が回転可能に連結され、前記排気継手の右端には連結ネジ山軸が回転可能に連結され、前記連結ネジ山軸の中にはネジ穴が左右貫通に設置され、前記ネジ穴の中には吸気継手がネジ山によって連結され、前記吸気継手の右端には連結装置が連結され、前記吸気継手の中には吸気口が左右貫通に設置され、前記吸気口の右側と前記連結装置とは連通しており、前記連結装置と前記気圧測定装置との間には気圧対比装置が連結されている。
好ましくは、前記気圧測定装置は前記排気パイプの上端に固定的に連結されたガラス板を含み、前記ガラス板の中には下方に開口した通気穴が設置され、前記通気穴と前記排気通路とは連通しており、前記通気穴の上側内壁の中には円形溝が連通するように設置され、前記円形溝の下側内壁には弓形パイプが固定的に連結され、前記弓形パイプの中には推棒スライド溝が上下貫通に設置され、前記推棒スライド溝と前記通気穴とは連通しており、前記推棒スライド溝の中には弓形推棒がスライド可能に設置され、前記円形溝の中には指針が回転可能に設置され、前記弓形推棒の左上端は前記指針に固定的に連結され、前記指針の後端には連結軸が固定的に連結され、前記連結軸の後端は前記円形溝の後側内壁に回転可能に連結され、前記連結軸の中には離脱チャンバが前後貫通に設置され、前記指針の中には噛合穴が前後貫通に設置され、前記噛合穴の中にはスライド歯車が噛み合えるように設置され、前記スライド歯車は前記離脱チャンバの中に滑り、且つ前記指針との噛合状態から離脱でき、前記スライド歯車の中にはスライド軸が固定的に連結され、前記スライド軸の後端は前記手動プリセット装置に連結され、前記円形溝の前側内壁の中にはスプライン溝が連通するように設置され、前記スプライン溝の中にはスプライン輪がスライド可能に設置され、前記スライド軸の前端は前記スプライン輪に回転可能に連結され、前記スプライン輪と前記スライド歯車との間には捻りばねが固定的に連結されている。
優選可能な技術プランとして、前記ガラス板の上端面の中にはスケールが固定的に設置され、前記指針の上端が前記スケールに指しており、前記スケールにある目盛り度で前記推棒スライド溝の中の気圧値を表せる。
好ましくは、前記手動プリセット装置について詳しく説明し、前記手動プリセットは前記ガラス板の後側にスライド可能に設置された手動スライドブロックを含み、前記手動スライドブロックの中には後方に開口した凹溝が設置され、前記凹溝の中には大型歯車が回転可能に設置され、前記大型歯車の中には前方に開口した噛合溝が設置され、前記噛合溝の中には小型歯車が回転可能に設置され、前記スライド軸の後端は前記小型歯車に固定的に連結され、前記小型歯車の上端には連結歯車が噛み合うように設置され、前記連結歯車の上端と前記大型歯車とは噛み合っており、前記連結歯車の前端にはアーム軸が固定的に連結され、前記アーム軸の前端は前記凹溝の前側内壁に回転可能に連結されている。
優選可能な技術プランとして、前記大型歯車の周面の中には一列の定位穴が環状に配置され、且つ前記定位穴の開口は前記噛合溝に背向け、前記凹溝の上側内壁の中には後方に開口した伸縮ばねが設置され、前記伸縮ばねの中には連結棒がスライド可能に設置され、前記連結棒の上下両端と前記伸縮ばねの上下内壁との間にはばね溝が固定的に連結され、前記連結棒の右端には定位棒が回転可能に連結され、前記定位棒の下端は前記定位穴の中に伸びることができ、且つ前記大型歯車の回転を制限できる。
好ましくは、前記連結装置は前記吸気継手の右端に固定的に連結された測定シリンダーを含み、前記測定シリンダーの中には右方に開口した空気貯蔵チャンバが設置され、前記空気貯蔵チャンバの左側内壁と前記吸気口とは連通しており、前記空気貯蔵チャンバの中には測定ピストンがスライド可能に設置され、前記測定シリンダーの右側には固定ブロックが設置され、前記固定ブロックの中には左方に開口した密封チャンバが設置され、前記密封チャンバの中には密封スライドブロックがスライド可能に設置され、前記測定ピストンの右端は前記密封スライドブロックに当接しており、前記気圧対比装置は前記ガラス板と前記固定ブロックとの間に連結されている。
優選可能な技術プランとして、前記密封スライドブロックの右端と前記密封チャンバの右側内壁との間には圧力ばねが固定的に連結され、前記圧力ばねの弾力と前記圧力ばねとの伸縮長さが正比例し、前記密封チャンバの右側内壁には探針が固定的に設置され、前記固定ブロックの右端面にはスクリーンが固定的に設置され、前記探針は前記スクリーンに通電可能に連結されている。
好ましくは、前記気圧対比装置は前記固定ブロックと前記ガラス板との間に固定的に連結された連結パイプを含み、前記連結パイプの中には気体通路が貫通するように設置され、前記気体通路の左側内壁と前記通気穴とは連通しており、前記気体通路の右側内壁と前記密封チャンバとは連通しており、前記連結パイプの中には位置制限スライド溝が設置され、前記位置制限スライド溝の左右両側の内壁と前記気体通路とは連通しており、前記位置制限スライド溝の中には密封板が左右対称に、且つスライド可能に設置され、前記密封板の間には連結板が固定的に連結され、前記連結板の上下端面には潤滑油が塗ってあり、前記連結板の前後両側には固定板が対称的に、且つスライド可能に設置され、前記固定板の間には四本の固定軸が上下対称に、且つ回転可能に連結され、前記固定軸の周面にはガイドスライド輪が固定的に連結され、前記ガイドスライド輪のうち対称中心に近接した端は前記連結板に当接しており、前記ガイドスライド輪のうち対称中心から離れた端はそれぞれ前記位置制限スライド溝の上下両側の内壁に当接しており、前記ガイドスライド輪と前記連結板との接触で潤滑油を前記ガイドスライド輪の周面につけ、前記密封板が左右にスライドする時に、前記ガイドスライド輪が前記位置制限スライド溝の上下内壁の間に回転することで、前記密封板のスライドを輔助でき、前記位置制限スライド溝の内壁と前記密封板との摩擦を軽減できる。
優選可能な技術プランとして、後側の前記固定板の後端面の中には縦棒が固定的に設置され、前記位置制限スライド溝の後側内壁の中には透明棒が固定的に設置されている。
本発明のメリットは:本発明はエアポンプを利用して測定待ちの空圧機器の空気貯蔵チャンバの中に空気を入れ、空気貯蔵チャンバの中にある気体が完全に漏れるまでにかかる時間を記録することで、空圧機器の密封レベルを表すことができる。
下記に図1〜7をあわせて本発明について詳しく説明し、便利に説明するために、下記の方向を以下のように規定する:図1は本発明装置の正面図であり、以下に述べる上下左右前後の方向と図1の自身投影関係の上下左右前後の方向とが一致である。
図1は本発明の空圧機器の品質測定技術の全体構成略図
図2は図1におけるAの拡大略図
図3は図1におけるBの拡大略図
図4は図2におけるC―C方向からの構成略図
図5は図3におけるD―D方向からの構成略図
図6は図4におけるEの拡大略図
図7は図4におけるF―F方向からの構成略図
本発明は空圧機器の品質測定技術を取り上げ、主に空圧機器の気密性レベルの測定に応用でき、下記に本発明の附図を合わせて本発明に具体的に説明する。
本発明の空圧機器の品質測定技術は、エアポンプ11を含み、前記エアポンプ11の右端には排気パイプ30が固定的に連結され、前記排気パイプ30の右端には排気継手28が固定的に連結され、前記排気パイプ30の中には排気通路29が左右貫通に設置され、前記排気通路29の右側は前記排気継手28を貫通しており、前記排気パイプ30の上端には気圧測定装置100が連結され、前記気圧測定装置100と前記排気通路29とは連通しており、前記気圧測定装置100の後端には手動プリセット装置101が回転可能に連結され、前記排気継手28の右端には連結ネジ山軸27が回転可能に連結され、前記連結ネジ山軸27の中にはネジ穴14が左右貫通に設置され、前記ネジ穴14の中には吸気継手26がネジ山によって連結され、前記吸気継手26の右端には連結装置103が連結され、前記吸気継手26の中には吸気口25が左右貫通に設置され、前記吸気口25の右側と前記連結装置103とは連通しており、前記連結装置103と前記気圧測定装置100との間には気圧対比装置102が連結されている。
下記に前記気圧測定装置100について詳しく説明し、前記気圧測定装置100は前記排気パイプ30の上端に固定的に連結されたガラス板13を含み、前記ガラス板13の中には下方に開口した通気穴12が設置され、前記通気穴12と前記排気通路29とは連通しており、前記通気穴12の上側内壁の中には円形溝32が連通するように設置され、前記円形溝32の下側内壁には弓形パイプ36が固定的に連結され、前記弓形パイプ36の中には推棒スライド溝38が上下貫通に設置され、前記推棒スライド溝38と前記通気穴12とは連通しており、前記推棒スライド溝38の中には弓形推棒37がスライド可能に設置され、前記円形溝32の中には指針35が回転可能に設置され、前記弓形推棒37の左上端は前記指針35に固定的に連結され、前記指針35の後端には連結軸49が固定的に連結され、前記連結軸49の後端は前記円形溝32の後側内壁に回転可能に連結され、前記連結軸49の中には離脱チャンバ48が前後貫通に設置され、前記指針35の中には噛合穴34が前後貫通に設置され、前記噛合穴34の中にはスライド歯車31が噛み合えるように設置され、前記スライド歯車31は前記離脱チャンバ48の中に滑り、且つ前記指針35との噛合状態から離脱でき、前記スライド歯車31の中にはスライド軸47が固定的に連結され、前記スライド軸47の後端は前記手動プリセット装置101に連結され、前記円形溝32の前側内壁の中にはスプライン溝45が連通するように設置され、前記スプライン溝45の中にはスプライン輪46がスライド可能に設置され、前記スライド軸46の前端は前記スプライン輪46に回転可能に連結され、前記スプライン輪46と前記スライド歯車31との間には捻りばね50が固定的に連結されている。
好ましくは、前記ガラス板13の上端面の中にはスケール33が固定的に設置され、前記指針35の上端が前記スケール33に指しており、前記スケール33にある目盛り度で前記推棒スライド溝38の中の気圧値を表せる。
下記に前記手動プリセット装置101について詳しく説明し、前記手動プリセット101は前記ガラス板13の後側にスライド可能に設置された手動スライドブロック53を含み、前記手動スライドブロック53の中には後方に開口した凹溝54が設置され、前記凹溝54の中には大型歯車55が回転可能に設置され、前記大型歯車55の中には前方に開口した噛合溝56が設置され、前記噛合溝56の中には小型歯車57が回転可能に設置され、前記スライド軸47の後端は前記小型歯車57に固定的に連結され、前記小型歯車57の上端には連結歯車63が噛み合うように設置され、前記連結歯車63の上端と前記大型歯車55とは噛み合っており、前記連結歯車63の前端にはアーム軸64が固定的に連結され、前記アーム軸64の前端は前記凹溝54の前側内壁に回転可能に連結されている。
好ましくは、前記大型歯車55の周面の中には一列の定位穴58が環状に配置され、且つ前記定位穴58の開口は前記噛合溝56に背向け、前記凹溝54の上側内壁の中には後方に開口した伸縮ばね61が設置され、前記伸縮ばね61の中には連結棒60がスライド可能に設置され、前記連結棒60の上下両端と前記伸縮ばね61の上下内壁との間にはばね溝62が固定的に連結され、前記連結棒60の右端には定位棒59が回転可能に連結され、前記定位棒59の下端は前記定位穴58の中に伸びることができ、且つ前記大型歯車55の回転を制限できる。
下記に前記連結装置103について詳しく説明し、前記連結装置103は前記吸気継手26の右端に固定的に連結された測定シリンダー15を含み、前記測定シリンダー15の中には右方に開口した空気貯蔵チャンバ24が設置され、前記空気貯蔵チャンバ24の左側内壁と前記吸気口25とは連通しており、前記空気貯蔵チャンバ24の中には測定ピストン23がスライド可能に設置され、前記測定シリンダー15の右側には固定ブロック16が設置され、前記固定ブロック16の中には左方に開口した密封チャンバ65が設置され、前記密封チャンバ65の中には密封スライドブロック22がスライド可能に設置され、前記測定ピストン23の右端は前記密封スライドブロック22に当接しており、前記気圧対比装置102は前記ガラス板13と前記固定ブロック16との間に連結されている。
好ましくは、前記密封スライドブロック22の右端と前記密封チャンバ65の右側内壁との間には圧力ばね21が固定的に連結され、前記圧力ばね21の弾力と前記圧力ばね21との伸縮長さが正比例し、前記密封チャンバ65の右側内壁には探針19が固定的に設置され、前記固定ブロック16の右端面にはスクリーン20が固定的に設置され、前記探針19は前記スクリーン20に通電可能に連結されている。
下記に前記気圧対比装置102について詳しく説明し、前記気圧対比装置102は前記固定ブロック16と前記ガラス板13との間に固定的に連結された連結パイプ18を含み、前記連結パイプ18の中には気体通路17が貫通するように設置され、前記気体通路17の左側内壁と前記通気穴12とは連通しており、前記気体通路17の右側内壁と前記密封チャンバ65とは連通しており、前記連結パイプ18の中には位置制限スライド溝40が設置され、前記位置制限スライド溝40の左右両側の内壁と前記気体通路17とは連通しており、前記位置制限スライド溝40の中には密封板43が左右対称に、且つスライド可能に設置され、前記密封板43の間には連結板44が固定的に連結され、前記連結板44の上下端面には潤滑油が塗ってあり、前記連結板44の前後両側には固定板42が対称的に、且つスライド可能に設置され、前記固定板42の間には四本の固定軸41が上下対称に、且つ回転可能に連結され、前記固定軸41の周面にはガイドスライド輪39が固定的に連結され、前記ガイドスライド輪39のうち対称中心に近接した端は前記連結板44に当接しており、前記ガイドスライド輪39のうち対称中心から離れた端はそれぞれ前記位置制限スライド溝40の上下両側の内壁に当接しており、前記ガイドスライド輪39と前記連結板44との接触で潤滑油を前記ガイドスライド輪39の周面につけ、前記密封板43が左右にスライドする時に、前記ガイドスライド輪39が前記位置制限スライド溝40の上下内壁の間に回転することで、前記密封板43のスライドを輔助でき、前記位置制限スライド溝40の内壁と前記密封板43との摩擦を軽減できる。
好ましくは、後側の前記固定板42の後端面の中には縦棒52が固定的に設置され、前記位置制限スライド溝40の後側内壁の中には透明棒51が固定的に設置されている。
下記に、附図を合わせて、本発明の使用手順を詳しく説明する:
初期状態では、指針35の右端は弓形パイプ36に当接しており、この時縦棒52は透明棒51と正対している。
手動スライドブロック53を後ろへスライドさせ、それにより、大型歯車55は駆動されて後ろへスライドし、さらにスライド軸47は駆動されて後ろへスライドし、さらにスライド歯車31は駆動されて離脱チャンバ48の中に入るように後ろへスライドし、且つ指針35との噛合状態から離脱し、同時にスプライン輪46は駆動されて後ろへスライドし、スプライン輪46は始終スプライン溝45の中に位置し、この時連結棒60を上げ、且つ定位棒59を回し、定位棒59を定位穴58から離脱させ、この時大型歯車55を回し、それにより、連結歯車63は駆動されて回転し、さらに小型歯車57は駆動されて回転し、さらにスライド軸47は駆動されて回転し、さらにスライド歯車31は駆動されて回転し、さらに捻りばね50は捻られ、プリロードを行い、この時連結棒60を回し、ばね溝62の弾力によって定位棒59は駆動されて定位穴58の中に入るように下へスライドし、さらに大型歯車55の回転は制限され、この時手動スライドブロック53を前へ推し、それにより、スライド軸47によってスライド歯車31は駆動されて噛合穴34の中に入り、さらにスライド歯車31と指針35とを噛み合わせ、この時連結ネジ山軸27を回し、それにより、吸気継手26は駆動されて排気通路29と吸気口25とが連通になるまで左へスライドし、同時に吸気継手26は測定シリンダー15と測定ピストン23とを左へスライド連動させ、密封スライドブロック22は圧力ばね21の弾力によって始終に測定ピストン23と当接し、この時エアポンプ11を起動し、排気通路29の中に空気を入れ、空気は通気穴12を通過して推棒スライド溝38の中には入り、そして弓形推棒37を押してスライドさせ、さらに指針35を押して回転させ、且つ指針35にスケール33にある目盛り度を指させ、推棒スライド溝38の中の気圧と指針35が指した目盛り度とは対応し、同時に指針35はスライド歯車31の回転を連動させ、且つ捻りばね50を捻り、同時に空気は吸気口25を通過して空気貯蔵チャンバ24の中に入り、それにより、測定ピストン23は押されて右へスライドし、さらに密封スライドブロック22は押されて右へスライドし、さらに密封チャンバ65の中の気圧は増大され、この時エアポンプ11を止め、この時縦棒52は透明棒51と正対し、測定ピストン23と測定シリンダー15の間には気体が漏れるため、空気貯蔵チャンバ24の中の気圧は下がり、そして圧力ばね21の弾力で密封スライドブロック22と測定ピストン23とは押されて左へスライドし、さらに密封スライドブロック22と探針19との距離を変え、探針19は設定時間が経つたびに密封スライドブロック22との距離を感知し、且つスクリーン20によって表示し、同時に推棒スライド溝38の中の気圧は下がり、指針35は捻りばね50の弾力によって弓形パイプ36と当接になるまで回転し、同時に透明棒51と縦棒52との正対状態は位置制限スライド溝40の左右両側の気体通路17の間の気圧値を表せ、密封スライドブロック22が設定時間内においてのスライド距離は測定シリンダー15と測定ピストン23との間の気密状況を表せ、密封スライドブロック22が設定時間内においてのスライド距離が長ければ長いほど、測定シリンダー15と測定ピストン23との間の気密性が悪い。
本発明のメリット:本発明はエアポンプを利用して測定待ちの空圧機器の空気貯蔵チャンバの中に空気を入れ、空気貯蔵チャンバの中にある気体が完全に漏れるまでにかかる時間を記録することで、空圧機器の密封レベルを表すことができる。
以上の方法に基づき、本分野の従業員は本発明の範囲内で作業に合わせて様々な変化を加える。
本発明は品質測定分野を取り上げ、具体的には空圧機器の品質測定技術である。
気圧伝動は数多く使用されている伝動方式の一つであり、気圧伝動機構にあるパーツの密封性に対する要求が厳しい。既存する空圧機器への品質測定は空圧機器が気密性を有しているかどうかしか測定できず、空圧機器の気密性の具体的レベルを測定できない。本発明の空圧機器の品質測定技術は上記の問題を解決できる。具体的には、エアポンプを利用し、測定待ちの空圧機器の空気貯蔵チャンバに空気を入れ、空気貯蔵チャンバの中の気体が完全に漏れるまでにかかる時間を記録することで、空圧機器の密封レベルを表す。
本発明は空圧機器の品質測定技術を提供し、既存技術にある上記の欠点を解消することを目的とする。
前述した問題を解消するため、本発明は以下の技術プランを提供する:本発明の空圧機器の品質測定技術は、エアポンプを含み、前記エアポンプの右端には排気パイプが固定的に連結され、前記排気パイプの右端には排気継手が固定的に連結され、前記排気パイプの中には排気通路が左右貫通に設置され、前記排気通路の右側は前記排気継手を貫通しており、前記排気パイプの上端には気圧測定装置が連結され、前記気圧測定装置と前記排気通路とは連通しており、前記気圧測定装置の後端には手動プリセット装置が回転可能に連結され、前記排気継手の右端には連結ネジ山軸が回転可能に連結され、前記連結ネジ山軸の中にはネジ穴が左右貫通に設置され、前記ネジ穴の中には吸気継手がネジ山によって連結され、前記吸気継手の右端には連結装置が連結され、前記吸気継手の中には吸気口が左右貫通に設置され、前記吸気口の右側と前記連結装置とは連通しており、前記連結装置と前記気圧測定装置との間には気圧対比装置が連結されている。
好ましくは、前記気圧測定装置は前記排気パイプの上端に固定的に連結されたガラス板を含み、前記ガラス板の中には下方に開口した通気穴が設置され、前記通気穴と前記排気通路とは連通しており、前記通気穴の上側内壁の中には円形溝が連通するように設置され、前記円形溝の下側内壁には弓形パイプが固定的に連結され、前記弓形パイプの中には推棒スライド溝が上下貫通に設置され、前記推棒スライド溝と前記通気穴とは連通しており、前記推棒スライド溝の中には弓形推棒がスライド可能に設置され、前記円形溝の中には指針が回転可能に設置され、前記弓形推棒の左上端は前記指針に固定的に連結され、前記指針の後端には連結軸が固定的に連結され、前記連結軸の後端は前記円形溝の後側内壁に回転可能に連結され、前記連結軸の中には離脱チャンバが前後貫通に設置され、前記指針の中には噛合穴が前後貫通に設置され、前記噛合穴の中にはスライド歯車が噛み合えるように設置され、前記スライド歯車は前記離脱チャンバの中に滑り、且つ前記指針との噛合状態から離脱でき、前記スライド歯車の中にはスライド軸が固定的に連結され、前記スライド軸の後端は前記手動プリセット装置に連結され、前記円形溝の前側内壁の中にはスプライン溝が連通するように設置され、前記スプライン溝の中にはスプライン輪がスライド可能に設置され、前記スライド軸の前端は前記スプライン輪に回転可能に連結され、前記スプライン輪と前記スライド歯車との間には捻りばねが固定的に連結されている。
優選可能な技術プランとして、前記ガラス板の上端面の中にはスケールが固定的に設置され、前記指針の上端が前記スケールに指しており、前記スケールにある目盛り度で前記推棒スライド溝の中の気圧値を表せる。
好ましくは、前記手動プリセット装置について詳しく説明し、前記手動プリセットは前記ガラス板の後側にスライド可能に設置された手動スライドブロックを含み、前記手動スライドブロックの中には後方に開口した凹溝が設置され、前記凹溝の中には大型歯車が回転可能に設置され、前記大型歯車の中には前方に開口した噛合溝が設置され、前記噛合溝の中には小型歯車が回転可能に設置され、前記スライド軸の後端は前記小型歯車に固定的に連結され、前記小型歯車の上端には連結歯車が噛み合うように設置され、前記連結歯車の上端と前記大型歯車とは噛み合っており、前記連結歯車の前端にはアーム軸が固定的に連結され、前記アーム軸の前端は前記凹溝の前側内壁に回転可能に連結されている。
優選可能な技術プランとして、前記大型歯車の周面の中には一列の定位穴が環状に配置され、且つ前記定位穴の開口は前記噛合溝に背向け、前記凹溝の上側内壁の中には後方に開口した伸縮ばねが設置され、前記伸縮ばねの中には連結棒がスライド可能に設置され、前記連結棒の上下両端と前記伸縮ばねの上下内壁との間にはばね溝が固定的に連結され、前記連結棒の右端には定位棒が回転可能に連結され、前記定位棒の下端は前記定位穴の中に伸びることができ、且つ前記大型歯車の回転を制限できる。
好ましくは、前記連結装置は前記吸気継手の右端に固定的に連結された測定シリンダーを含み、前記測定シリンダーの中には右方に開口した空気貯蔵チャンバが設置され、前記空気貯蔵チャンバの左側内壁と前記吸気口とは連通しており、前記空気貯蔵チャンバの中には測定ピストンがスライド可能に設置され、前記測定シリンダーの右側には固定ブロックが設置され、前記固定ブロックの中には左方に開口した密封チャンバが設置され、前記密封チャンバの中には密封スライドブロックがスライド可能に設置され、前記測定ピストンの右端は前記密封スライドブロックに当接しており、前記気圧対比装置は前記ガラス板と前記固定ブロックとの間に連結されている。
優選可能な技術プランとして、前記密封スライドブロックの右端と前記密封チャンバの右側内壁との間には圧力ばねが固定的に連結され、前記圧力ばねの弾力と前記圧力ばねとの伸縮長さが正比例し、前記密封チャンバの右側内壁には探針が固定的に設置され、前記固定ブロックの右端面にはスクリーンが固定的に設置され、前記探針は前記スクリーンに通電可能に連結されている。
好ましくは、前記気圧対比装置は前記固定ブロックと前記ガラス板との間に固定的に連結された連結パイプを含み、前記連結パイプの中には気体通路が貫通するように設置され、前記気体通路の左側内壁と前記通気穴とは連通しており、前記気体通路の右側内壁と前記密封チャンバとは連通しており、前記連結パイプの中には位置制限スライド溝が設置され、前記位置制限スライド溝の左右両側の内壁と前記気体通路とは連通しており、前記位置制限スライド溝の中には密封板が左右対称に、且つスライド可能に設置され、前記密封板の間には連結板が固定的に連結され、前記連結板の上下端面には潤滑油が塗ってあり、前記連結板の前後両側には固定板が対称的に、且つスライド可能に設置され、前記固定板の間には四本の固定軸が上下対称に、且つ回転可能に連結され、前記固定軸の周面にはガイドスライド輪が固定的に連結され、上側に位置する二つの前記ガイドスライド輪と下側に位置する二つの前記ガイドスライド輪との間の部分は前記連結板に当接しており、前記ガイドスライド輪のうち対称中心から離れた端はそれぞれ前記位置制限スライド溝の上下両側の内壁に当接しており、前記ガイドスライド輪と前記連結板との接触で潤滑油を前記ガイドスライド輪の周面につけ、前記密封板が左右にスライドする時に、前記ガイドスライド輪が前記位置制限スライド溝の上下内壁の間に回転することで、前記密封板のスライドを輔助でき、前記位置制限スライド溝の内壁と前記密封板との摩擦を軽減できる。
優選可能な技術プランとして、後側の前記固定板の後端面の中には縦棒が固定的に設置され、前記位置制限スライド溝の後側内壁の中には透明棒が固定的に設置されている。
本発明のメリットは:本発明はエアポンプを利用して測定待ちの空圧機器の空気貯蔵チャンバの中に空気を入れ、空気貯蔵チャンバの中にある気体が完全に漏れるまでにかかる時間を記録することで、空圧機器の密封レベルを表すことができる。
下記に図1〜7をあわせて本発明について詳しく説明し、便利に説明するために、下記の方向を以下のように規定する:図1は本発明装置の正面図であり、以下に述べる上下左右前後の方向と図1の自身投影関係の上下左右前後の方向とが一致である。
図1は本発明の空圧機器の品質測定技術の全体構成略図
図2は図1におけるAの拡大略図
図3は図1におけるBの拡大略図
図4は図2におけるC―C方向からの構成略図
図5は図3におけるD―D方向からの構成略図
図6は図4におけるEの拡大略図
図7は図4におけるF―F方向からの構成略図
本発明は空圧機器の品質測定技術を取り上げ、主に空圧機器の気密性レベルの測定に応用でき、下記に本発明の附図を合わせて本発明に具体的に説明する。
本発明の空圧機器の品質測定技術は、エアポンプ11を含み、前記エアポンプ11の右端には排気パイプ30が固定的に連結され、前記排気パイプ30の右端には排気継手28が固定的に連結され、前記排気パイプ30の中には排気通路29が左右貫通に設置され、前記排気通路29の右側は前記排気継手28を貫通しており、前記排気パイプ30の上端には気圧測定装置100が連結され、前記気圧測定装置100と前記排気通路29とは連通しており、前記気圧測定装置100の後端には手動プリセット装置101が回転可能に連結され、前記排気継手28の右端には連結ネジ山軸27が回転可能に連結され、前記連結ネジ山軸27の中にはネジ穴14が左右貫通に設置され、前記ネジ穴14の中には吸気継手26がネジ山によって連結され、前記吸気継手26の右端には連結装置103が連結され、前記吸気継手26の中には吸気口25が左右貫通に設置され、前記吸気口25の右側と前記連結装置103とは連通しており、前記連結装置103と前記気圧測定装置100との間には気圧対比装置102が連結されている。
下記に前記気圧測定装置100について詳しく説明し、前記気圧測定装置100は前記排気パイプ30の上端に固定的に連結されたガラス板13を含み、前記ガラス板13の中には下方に開口した通気穴12が設置され、前記通気穴12と前記排気通路29とは連通しており、前記通気穴12の上側内壁の中には円形溝32が連通するように設置され、前記円形溝32の下側内壁には弓形パイプ36が固定的に連結され、前記弓形パイプ36の中には推棒スライド溝38が上下貫通に設置され、前記推棒スライド溝38と前記通気穴12とは連通しており、前記推棒スライド溝38の中には弓形推棒37がスライド可能に設置され、前記円形溝32の中には指針35が回転可能に設置され、前記弓形推棒37の左上端は前記指針35に固定的に連結され、前記指針35の後端には連結軸49が固定的に連結され、前記連結軸49の後端は前記円形溝32の後側内壁に回転可能に連結され、前記連結軸49の中には離脱チャンバ48が前後貫通に設置され、前記指針35の中には噛合穴34が前後貫通に設置され、前記噛合穴34の中にはスライド歯車31が噛み合えるように設置され、前記スライド歯車31は前記離脱チャンバ48の中に滑り、且つ前記指針35との噛合状態から離脱でき、前記スライド歯車31の中にはスライド軸47が固定的に連結され、前記スライド軸47の後端は前記手動プリセット装置101に連結され、前記円形溝32の前側内壁の中にはスプライン溝45が連通するように設置され、前記スプライン溝45の中にはスプライン輪46がスライド可能に設置され、前記スライド軸46の前端は前記スプライン輪46に回転可能に連結され、前記スプライン輪46と前記スライド歯車31との間には捻りばね50が固定的に連結されている。
好ましくは、前記ガラス板13の上端面の中にはスケール33が固定的に設置され、前記指針35の上端が前記スケール33に指しており、前記スケール33にある目盛り度で前記推棒スライド溝38の中の気圧値を表せる。
下記に前記手動プリセット装置101について詳しく説明し、前記手動プリセット101は前記ガラス板13の後側にスライド可能に設置された手動スライドブロック53を含み、前記手動スライドブロック53の中には後方に開口した凹溝54が設置され、前記凹溝54の中には大型歯車55が回転可能に設置され、前記大型歯車55の中には前方に開口した噛合溝56が設置され、前記噛合溝56の中には小型歯車57が回転可能に設置され、前記スライド軸47の後端は前記小型歯車57に固定的に連結され、前記小型歯車57の上端には連結歯車63が噛み合うように設置され、前記連結歯車63の上端と前記大型歯車55とは噛み合っており、前記連結歯車63の前端にはアーム軸64が固定的に連結され、前記アーム軸64の前端は前記凹溝54の前側内壁に回転可能に連結されている。
好ましくは、前記大型歯車55の周面の中には一列の定位穴58が環状に配置され、且つ前記定位穴58の開口は前記噛合溝56に背向け、前記凹溝54の上側内壁の中には後方に開口した伸縮ばね61が設置され、前記伸縮ばね61の中には連結棒60がスライド可能に設置され、前記連結棒60の上下両端と前記伸縮ばね61の上下内壁との間にはばね溝62が固定的に連結され、前記連結棒60の右端には定位棒59が回転可能に連結され、前記定位棒59の下端は前記定位穴58の中に伸びることができ、且つ前記大型歯車55の回転を制限できる。
下記に前記連結装置103について詳しく説明し、前記連結装置103は前記吸気継手26の右端に固定的に連結された測定シリンダー15を含み、前記測定シリンダー15の中には右方に開口した空気貯蔵チャンバ24が設置され、前記空気貯蔵チャンバ24の左側内壁と前記吸気口25とは連通しており、前記空気貯蔵チャンバ24の中には測定ピストン23がスライド可能に設置され、前記測定シリンダー15の右側には固定ブロック16が設置され、前記固定ブロック16の中には左方に開口した密封チャンバ65が設置され、前記密封チャンバ65の中には密封スライドブロック22がスライド可能に設置され、前記測定ピストン23の右端は前記密封スライドブロック22に当接しており、前記気圧対比装置102は前記ガラス板13と前記固定ブロック16との間に連結されている。
好ましくは、前記密封スライドブロック22の右端と前記密封チャンバ65の右側内壁との間には圧力ばね21が固定的に連結され、前記圧力ばね21の弾力と前記圧力ばね21との伸縮長さが正比例し、前記密封チャンバ65の右側内壁には探針19が固定的に設置され、前記固定ブロック16の右端面にはスクリーン20が固定的に設置され、前記探針19は前記スクリーン20に通電可能に連結されている。
下記に前記気圧対比装置102について詳しく説明し、前記気圧対比装置102は前記固定ブロック16と前記ガラス板13との間に固定的に連結された連結パイプ18を含み、前記連結パイプ18の中には気体通路17が貫通するように設置され、前記気体通路17の左側内壁と前記通気穴12とは連通しており、前記気体通路17の右側内壁と前記密封チャンバ65とは連通しており、前記連結パイプ18の中には位置制限スライド溝40が設置され、前記位置制限スライド溝40の左右両側の内壁と前記気体通路17とは連通しており、前記位置制限スライド溝40の中には密封板43が左右対称に、且つスライド可能に設置され、前記密封板43の間には連結板44が固定的に連結され、前記連結板44の上下端面には潤滑油が塗ってあり、前記連結板44の前後両側には固定板42が対称的に、且つスライド可能に設置され、前記固定板42の間には四本の固定軸41が上下対称に、且つ回転可能に連結され、前記固定軸41の周面にはガイドスライド輪39が固定的に連結され、上側に位置する二つの前記ガイドスライド輪39と下側に位置する二つの前記ガイドスライド輪39との間の部分は前記連結板44に当接しており、前記ガイドスライド輪39のうち対称中心から離れた端はそれぞれ前記位置制限スライド溝40の上下両側の内壁に当接しており、前記ガイドスライド輪39と前記連結板44との接触で潤滑油を前記ガイドスライド輪39の周面につけ、前記密封板43が左右にスライドする時に、前記ガイドスライド輪39が前記位置制限スライド溝40の上下内壁の間に回転することで、前記密封板43のスライドを輔助でき、前記位置制限スライド溝40の内壁と前記密封板43との摩擦を軽減できる。
好ましくは、後側の前記固定板42の後端面の中には縦棒52が固定的に設置され、前記位置制限スライド溝40の後側内壁の中には透明棒51が固定的に設置されている。
下記に、附図を合わせて、本発明の使用手順を詳しく説明する:
初期状態では、指針35の右端は弓形パイプ36に当接しており、この時縦棒52は透明棒51と正対している。
手動スライドブロック53を後ろへスライドさせ、それにより、大型歯車55は駆動されて後ろへスライドし、さらにスライド軸47は駆動されて後ろへスライドし、さらにスライド歯車31は駆動されて離脱チャンバ48の中に入るように後ろへスライドし、且つ指針35との噛合状態から離脱し、同時にスプライン輪46は駆動されて後ろへスライドし、スプライン輪46は始終スプライン溝45の中に位置し、この時連結棒60を上げ、且つ定位棒59を回し、定位棒59を定位穴58から離脱させ、この時大型歯車55を回し、それにより、連結歯車63は駆動されて回転し、さらに小型歯車57は駆動されて回転し、さらにスライド軸47は駆動されて回転し、さらにスライド歯車31は駆動されて回転し、さらに捻りばね50は捻られ、プリロードを行い、この時連結棒60を回し、ばね溝62の弾力によって定位棒59は駆動されて定位穴58の中に入るように下へスライドし、さらに大型歯車55の回転は制限され、この時手動スライドブロック53を前へ推し、それにより、スライド軸47によってスライド歯車31は駆動されて噛合穴34の中に入り、さらにスライド歯車31と指針35とを噛み合わせ、この時連結ネジ山軸27を回し、それにより、吸気継手26は駆動されて排気通路29と吸気口25とが連通になるまで左へスライドし、同時に吸気継手26は測定シリンダー15と測定ピストン23とを左へスライド連動させ、密封スライドブロック22は圧力ばね21の弾力によって始終に測定ピストン23と当接し、この時エアポンプ11を起動し、排気通路29の中に空気を入れ、空気は通気穴12を通過して推棒スライド溝38の中には入り、そして弓形推棒37を押してスライドさせ、さらに指針35を押して回転させ、且つ指針35にスケール33にある目盛り度を指させ、推棒スライド溝38の中の気圧と指針35が指した目盛り度とは対応し、同時に指針35はスライド歯車31の回転を連動させ、且つ捻りばね50を捻り、同時に空気は吸気口25を通過して空気貯蔵チャンバ24の中に入り、それにより、測定ピストン23は押されて右へスライドし、さらに密封スライドブロック22は押されて右へスライドし、さらに密封チャンバ65の中の気圧は増大され、この時エアポンプ11を止め、この時縦棒52は透明棒51と正対し、測定ピストン23と測定シリンダー15の間には気体が漏れるため、空気貯蔵チャンバ24の中の気圧は下がり、そして圧力ばね21の弾力で密封スライドブロック22と測定ピストン23とは押されて左へスライドし、さらに密封スライドブロック22と探針19との距離を変え、探針19は設定時間が経つたびに密封スライドブロック22との距離を感知し、且つスクリーン20によって表示し、同時に推棒スライド溝38の中の気圧は下がり、指針35は捻りばね50の弾力によって弓形パイプ36と当接になるまで回転し、同時に透明棒51と縦棒52との正対状態は位置制限スライド溝40の左右両側の気体通路17の間の気圧値を表せ、密封スライドブロック22が設定時間内においてのスライド距離は測定シリンダー15と測定ピストン23との間の気密状況を表せ、密封スライドブロック22が設定時間内においてのスライド距離が長ければ長いほど、測定シリンダー15と測定ピストン23との間の気密性が悪い。
本発明のメリット:本発明はエアポンプを利用して測定待ちの空圧機器の空気貯蔵チャンバの中に空気を入れ、空気貯蔵チャンバの中にある気体が完全に漏れるまでにかかる時間を記録することで、空圧機器の密封レベルを表すことができる。
以上の方法に基づき、本分野の従業員は本発明の範囲内で作業に合わせて様々な変化を加える。
本発明は品質測定分野を取り上げ、具体的には空圧機器の品質測定装置である。
気圧伝動は数多く使用されている伝動方式の一つであり、気圧伝動機構にあるパーツの密封性に対する要求が厳しい。既存する空圧機器への品質測定は空圧機器が気密性を有しているかどうかしか測定できず、空圧機器の気密性の具体的レベルを測定できない。本発明の空圧機器の品質測定装置は上記の問題を解決できる。具体的には、エアポンプを利用し、測定待ちの空圧機器の空気貯蔵チャンバに空気を入れ、空気貯蔵チャンバの中の気体が完全に漏れるまでにかかる時間を記録することで、空圧機器の密封レベルを表す。
本発明は空圧機器の品質測定装置を提供し、既存技術にある上記の欠点を解消することを目的とする。
前述した問題を解消するため、本発明は以下の技術プランを提供する:本発明の空圧機器の品質測定装置は、エアポンプを含み、前記エアポンプの右端には排気パイプが固定的に連結され、前記排気パイプの右端には排気継手が固定的に連結され、前記排気パイプの中には排気通路が左右貫通に設置され、前記排気通路の右側は前記排気継手を貫通しており、前記排気パイプの上端には気圧測定装置が連結され、前記気圧測定装置と前記排気通路とは連通しており、前記気圧測定装置の後端には手動プリセット装置が回転可能に連結され、前記排気継手の右端には連結ネジ山軸が回転可能に連結され、前記連結ネジ山軸の中にはネジ穴が左右貫通に設置され、前記ネジ穴の中には吸気継手がネジ山によって連結され、前記吸気継手の右端には連結装置が連結され、前記吸気継手の中には吸気口が左右貫通に設置され、前記吸気口の右側と前記連結装置とは連通しており、前記連結装置と前記気圧測定装置との間には気圧対比装置が連結されている。
好ましくは、前記気圧測定装置は前記排気パイプの上端に固定的に連結されたガラス板を含み、前記ガラス板の中には下方に開口した通気穴が設置され、前記通気穴と前記排気通路とは連通しており、前記通気穴の上側内壁の中には円形溝が連通するように設置され、前記円形溝の下側内壁には弓形パイプが固定的に連結され、前記弓形パイプの中には推棒スライド溝が上下貫通に設置され、前記推棒スライド溝と前記通気穴とは連通しており、前記推棒スライド溝の中には弓形推棒がスライド可能に設置され、前記円形溝の中には指針が回転可能に設置され、前記弓形推棒の左上端は前記指針に固定的に連結され、前記指針の後端には連結軸が固定的に連結され、前記連結軸の後端は前記円形溝の後側内壁に回転可能に連結され、前記連結軸の中には離脱チャンバが前後貫通に設置され、前記指針の中には噛合穴が前後貫通に設置され、前記噛合穴の中にはスライド歯車が噛み合えるように設置され、前記スライド歯車は前記離脱チャンバの中に滑り、且つ前記指針との噛合状態から離脱でき、前記スライド歯車の中にはスライド軸が固定的に連結され、前記スライド軸の後端は前記手動プリセット装置に連結され、前記円形溝の前側内壁の中にはスプライン溝が連通するように設置され、前記スプライン溝の中にはスプライン輪がスライド可能に設置され、前記スライド軸の前端は前記スプライン輪に回転可能に連結され、前記スプライン輪と前記スライド歯車との間には捻りばねが固定的に連結されている。
優選可能な技術プランとして、前記ガラス板の上端面の中にはスケールが固定的に設置され、前記指針の上端が前記スケールに指しており、前記スケールにある目盛り度で前記推棒スライド溝の中の気圧値を表せる。
好ましくは、前記手動プリセット装置について詳しく説明し、前記手動プリセットは前記ガラス板の後側にスライド可能に設置された手動スライドブロックを含み、前記手動スライドブロックの中には後方に開口した凹溝が設置され、前記凹溝の中には大型歯車が回転可能に設置され、前記大型歯車の中には前方に開口した噛合溝が設置され、前記噛合溝の中には小型歯車が回転可能に設置され、前記スライド軸の後端は前記小型歯車に固定的に連結され、前記小型歯車の上端には連結歯車が噛み合うように設置され、前記連結歯車の上端と前記大型歯車とは噛み合っており、前記連結歯車の前端にはアーム軸が固定的に連結され、前記アーム軸の前端は前記凹溝の前側内壁に回転可能に連結されている。
優選可能な技術プランとして、前記大型歯車の周面の中には一列の定位穴が環状に配置され、且つ前記定位穴の開口は前記噛合溝に背向け、前記凹溝の上側内壁の中には後方に開口した伸縮ばねが設置され、前記伸縮ばねの中には連結棒がスライド可能に設置され、前記連結棒の上下両端と前記伸縮ばねの上下内壁との間にはばね溝が固定的に連結され、前記連結棒の右端には定位棒が回転可能に連結され、前記定位棒の下端は前記定位穴の中に伸びることができ、且つ前記大型歯車の回転を制限できる。
好ましくは、前記連結装置は前記吸気継手の右端に固定的に連結された測定シリンダーを含み、前記測定シリンダーの中には右方に開口した空気貯蔵チャンバが設置され、前記空気貯蔵チャンバの左側内壁と前記吸気口とは連通しており、前記空気貯蔵チャンバの中には測定ピストンがスライド可能に設置され、前記測定シリンダーの右側には固定ブロックが設置され、前記固定ブロックの中には左方に開口した密封チャンバが設置され、前記密封チャンバの中には密封スライドブロックがスライド可能に設置され、前記測定ピストンの右端は前記密封スライドブロックに当接しており、前記気圧対比装置は前記ガラス板と前記固定ブロックとの間に連結されている。
優選可能な技術プランとして、前記密封スライドブロックの右端と前記密封チャンバの右側内壁との間には圧力ばねが固定的に連結され、前記圧力ばねの弾力と前記圧力ばねとの伸縮長さが正比例し、前記密封チャンバの右側内壁には探針が固定的に設置され、前記固定ブロックの右端面にはスクリーンが固定的に設置され、前記探針は前記スクリーンに通電可能に連結されている。
好ましくは、前記気圧対比装置は前記固定ブロックと前記ガラス板との間に固定的に連結された連結パイプを含み、前記連結パイプの中には気体通路が貫通するように設置され、前記気体通路の左側内壁と前記通気穴とは連通しており、前記気体通路の右側内壁と前記密封チャンバとは連通しており、前記連結パイプの中には位置制限スライド溝が設置され、前記位置制限スライド溝の左右両側の内壁と前記気体通路とは連通しており、前記位置制限スライド溝の中には密封板が左右対称に、且つスライド可能に設置され、前記密封板の間には連結板が固定的に連結され、前記連結板の上下端面には潤滑油が塗ってあり、前記連結板の前後両側には固定板が対称的に、且つスライド可能に設置され、前記固定板の間には四本の固定軸が上下対称に、且つ回転可能に連結され、前記固定軸の周面にはガイドスライド輪が固定的に連結され、上側に位置する二つの前記ガイドスライド輪と下側に位置する二つの前記ガイドスライド輪との間の部分は前記連結板に当接しており、前記ガイドスライド輪のうち対称中心から離れた端はそれぞれ前記位置制限スライド溝の上下両側の内壁に当接しており、前記ガイドスライド輪と前記連結板との接触で潤滑油を前記ガイドスライド輪の周面につけ、前記密封板が左右にスライドする時に、前記ガイドスライド輪が前記位置制限スライド溝の上下内壁の間に回転することで、前記密封板のスライドを輔助でき、前記位置制限スライド溝の内壁と前記密封板との摩擦を軽減できる。
優選可能な技術プランとして、後側の前記固定板の後端面の中には縦棒が固定的に設置され、前記位置制限スライド溝の後側内壁の中には透明棒が固定的に設置されている。
本発明のメリットは:本発明はエアポンプを利用して測定待ちの空圧機器の空気貯蔵チャンバの中に空気を入れ、空気貯蔵チャンバの中にある気体が完全に漏れるまでにかかる時間を記録することで、空圧機器の密封レベルを表すことができる。
下記に図1〜7をあわせて本発明について詳しく説明し、便利に説明するために、下記の方向を以下のように規定する:図1は本発明装置の正面図であり、以下に述べる上下左右前後の方向と図1の自身投影関係の上下左右前後の方向とが一致である。
図1は本発明の空圧機器の品質測定装置の全体構成略図
図2は図1におけるAの拡大略図
図3は図1におけるBの拡大略図
図4は図2におけるC―C方向からの構成略図
図5は図3におけるD―D方向からの構成略図
図6は図4におけるEの拡大略図
図7は図4におけるF―F方向からの構成略図
本発明は空圧機器の品質測定装置を取り上げ、主に空圧機器の気密性レベルの測定に応用でき、下記に本発明の附図を合わせて本発明に具体的に説明する。
本発明の空圧機器の品質測定装置は、エアポンプ11を含み、前記エアポンプ11の右端には排気パイプ30が固定的に連結され、前記排気パイプ30の右端には排気継手28が固定的に連結され、前記排気パイプ30の中には排気通路29が左右貫通に設置され、前記排気通路29の右側は前記排気継手28を貫通しており、前記排気パイプ30の上端には気圧測定装置100が連結され、前記気圧測定装置100と前記排気通路29とは連通しており、前記気圧測定装置100の後端には手動プリセット装置101が回転可能に連結され、前記排気継手28の右端には連結ネジ山軸27が回転可能に連結され、前記連結ネジ山軸27の中にはネジ穴14が左右貫通に設置され、前記ネジ穴14の中には吸気継手26がネジ山によって連結され、前記吸気継手26の右端には連結装置103が連結され、前記吸気継手26の中には吸気口25が左右貫通に設置され、前記吸気口25の右側と前記連結装置103とは連通しており、前記連結装置103と前記気圧測定装置100との間には気圧対比装置102が連結されている。
下記に前記気圧測定装置100について詳しく説明し、前記気圧測定装置100は前記排気パイプ30の上端に固定的に連結されたガラス板13を含み、前記ガラス板13の中には下方に開口した通気穴12が設置され、前記通気穴12と前記排気通路29とは連通しており、前記通気穴12の上側内壁の中には円形溝32が連通するように設置され、前記円形溝32の下側内壁には弓形パイプ36が固定的に連結され、前記弓形パイプ36の中には推棒スライド溝38が上下貫通に設置され、前記推棒スライド溝38と前記通気穴12とは連通しており、前記推棒スライド溝38の中には弓形推棒37がスライド可能に設置され、前記円形溝32の中には指針35が回転可能に設置され、前記弓形推棒37の左上端は前記指針35に固定的に連結され、前記指針35の後端には連結軸49が固定的に連結され、前記連結軸49の後端は前記円形溝32の後側内壁に回転可能に連結され、前記連結軸49の中には離脱チャンバ48が前後貫通に設置され、前記指針35の中には噛合穴34が前後貫通に設置され、前記噛合穴34の中にはスライド歯車31が噛み合えるように設置され、前記スライド歯車31は前記離脱チャンバ48の中に滑り、且つ前記指針35との噛合状態から離脱でき、前記スライド歯車31の中にはスライド軸47が固定的に連結され、前記スライド軸47の後端は前記手動プリセット装置101に連結され、前記円形溝32の前側内壁の中にはスプライン溝45が連通するように設置され、前記スプライン溝45の中にはスプライン輪46がスライド可能に設置され、前記スライド軸46の前端は前記スプライン輪46に回転可能に連結され、前記スプライン輪46と前記スライド歯車31との間には捻りばね50が固定的に連結されている。
好ましくは、前記ガラス板13の上端面の中にはスケール33が固定的に設置され、前記指針35の上端が前記スケール33に指しており、前記スケール33にある目盛り度で前記推棒スライド溝38の中の気圧値を表せる。
下記に前記手動プリセット装置101について詳しく説明し、前記手動プリセット101は前記ガラス板13の後側にスライド可能に設置された手動スライドブロック53を含み、前記手動スライドブロック53の中には後方に開口した凹溝54が設置され、前記凹溝54の中には大型歯車55が回転可能に設置され、前記大型歯車55の中には前方に開口した噛合溝56が設置され、前記噛合溝56の中には小型歯車57が回転可能に設置され、前記スライド軸47の後端は前記小型歯車57に固定的に連結され、前記小型歯車57の上端には連結歯車63が噛み合うように設置され、前記連結歯車63の上端と前記大型歯車55とは噛み合っており、前記連結歯車63の前端にはアーム軸64が固定的に連結され、前記アーム軸64の前端は前記凹溝54の前側内壁に回転可能に連結されている。
好ましくは、前記大型歯車55の周面の中には一列の定位穴58が環状に配置され、且つ前記定位穴58の開口は前記噛合溝56に背向け、前記凹溝54の上側内壁の中には後方に開口した伸縮ばね61が設置され、前記伸縮ばね61の中には連結棒60がスライド可能に設置され、前記連結棒60の上下両端と前記伸縮ばね61の上下内壁との間にはばね溝62が固定的に連結され、前記連結棒60の右端には定位棒59が回転可能に連結され、前記定位棒59の下端は前記定位穴58の中に伸びることができ、且つ前記大型歯車55の回転を制限できる。
下記に前記連結装置103について詳しく説明し、前記連結装置103は前記吸気継手26の右端に固定的に連結された測定シリンダー15を含み、前記測定シリンダー15の中には右方に開口した空気貯蔵チャンバ24が設置され、前記空気貯蔵チャンバ24の左側内壁と前記吸気口25とは連通しており、前記空気貯蔵チャンバ24の中には測定ピストン23がスライド可能に設置され、前記測定シリンダー15の右側には固定ブロック16が設置され、前記固定ブロック16の中には左方に開口した密封チャンバ65が設置され、前記密封チャンバ65の中には密封スライドブロック22がスライド可能に設置され、前記測定ピストン23の右端は前記密封スライドブロック22に当接しており、前記気圧対比装置102は前記ガラス板13と前記固定ブロック16との間に連結されている。
好ましくは、前記密封スライドブロック22の右端と前記密封チャンバ65の右側内壁との間には圧力ばね21が固定的に連結され、前記圧力ばね21の弾力と前記圧力ばね21との伸縮長さが正比例し、前記密封チャンバ65の右側内壁には探針19が固定的に設置され、前記固定ブロック16の右端面にはスクリーン20が固定的に設置され、前記探針19は前記スクリーン20に通電可能に連結されている。
下記に前記気圧対比装置102について詳しく説明し、前記気圧対比装置102は前記固定ブロック16と前記ガラス板13との間に固定的に連結された連結パイプ18を含み、前記連結パイプ18の中には気体通路17が貫通するように設置され、前記気体通路17の左側内壁と前記通気穴12とは連通しており、前記気体通路17の右側内壁と前記密封チャンバ65とは連通しており、前記連結パイプ18の中には位置制限スライド溝40が設置され、前記位置制限スライド溝40の左右両側の内壁と前記気体通路17とは連通しており、前記位置制限スライド溝40の中には密封板43が左右対称に、且つスライド可能に設置され、前記密封板43の間には連結板44が固定的に連結され、前記連結板44の上下端面には潤滑油が塗ってあり、前記連結板44の前後両側には固定板42が対称的に、且つスライド可能に設置され、前記固定板42の間には四本の固定軸41が上下対称に、且つ回転可能に連結され、前記固定軸41の周面にはガイドスライド輪39が固定的に連結され、上側に位置する二つの前記ガイドスライド輪39と下側に位置する二つの前記ガイドスライド輪39との間の部分は前記連結板44に当接しており、前記ガイドスライド輪39のうち対称中心から離れた端はそれぞれ前記位置制限スライド溝40の上下両側の内壁に当接しており、前記ガイドスライド輪39と前記連結板44との接触で潤滑油を前記ガイドスライド輪39の周面につけ、前記密封板43が左右にスライドする時に、前記ガイドスライド輪39が前記位置制限スライド溝40の上下内壁の間に回転することで、前記密封板43のスライドを輔助でき、前記位置制限スライド溝40の内壁と前記密封板43との摩擦を軽減できる。
好ましくは、後側の前記固定板42の後端面の中には縦棒52が固定的に設置され、前記位置制限スライド溝40の後側内壁の中には透明棒51が固定的に設置されている。
下記に、附図を合わせて、本発明の使用手順を詳しく説明する:
初期状態では、指針35の右端は弓形パイプ36に当接しており、この時縦棒52は透明棒51と正対している。
手動スライドブロック53を後ろへスライドさせ、それにより、大型歯車55は駆動されて後ろへスライドし、さらにスライド軸47は駆動されて後ろへスライドし、さらにスライド歯車31は駆動されて離脱チャンバ48の中に入るように後ろへスライドし、且つ指針35との噛合状態から離脱し、同時にスプライン輪46は駆動されて後ろへスライドし、スプライン輪46は始終スプライン溝45の中に位置し、この時連結棒60を上げ、且つ定位棒59を回し、定位棒59を定位穴58から離脱させ、この時大型歯車55を回し、それにより、連結歯車63は駆動されて回転し、さらに小型歯車57は駆動されて回転し、さらにスライド軸47は駆動されて回転し、さらにスライド歯車31は駆動されて回転し、さらに捻りばね50は捻られ、プリロードを行い、この時連結棒60を回し、ばね溝62の弾力によって定位棒59は駆動されて定位穴58の中に入るように下へスライドし、さらに大型歯車55の回転は制限され、この時手動スライドブロック53を前へ推し、それにより、スライド軸47によってスライド歯車31は駆動されて噛合穴34の中に入り、さらにスライド歯車31と指針35とを噛み合わせ、この時連結ネジ山軸27を回し、それにより、吸気継手26は駆動されて排気通路29と吸気口25とが連通になるまで左へスライドし、同時に吸気継手26は測定シリンダー15と測定ピストン23とを左へスライド連動させ、密封スライドブロック22は圧力ばね21の弾力によって始終に測定ピストン23と当接し、この時エアポンプ11を起動し、排気通路29の中に空気を入れ、空気は通気穴12を通過して推棒スライド溝38の中には入り、そして弓形推棒37を押してスライドさせ、さらに指針35を押して回転させ、且つ指針35にスケール33にある目盛り度を指させ、推棒スライド溝38の中の気圧と指針35が指した目盛り度とは対応し、同時に指針35はスライド歯車31の回転を連動させ、且つ捻りばね50を捻り、同時に空気は吸気口25を通過して空気貯蔵チャンバ24の中に入り、それにより、測定ピストン23は押されて右へスライドし、さらに密封スライドブロック22は押されて右へスライドし、さらに密封チャンバ65の中の気圧は増大され、この時エアポンプ11を止め、この時縦棒52は透明棒51と正対し、測定ピストン23と測定シリンダー15の間には気体が漏れるため、空気貯蔵チャンバ24の中の気圧は下がり、そして圧力ばね21の弾力で密封スライドブロック22と測定ピストン23とは押されて左へスライドし、さらに密封スライドブロック22と探針19との距離を変え、探針19は設定時間が経つたびに密封スライドブロック22との距離を感知し、且つスクリーン20によって表示し、同時に推棒スライド溝38の中の気圧は下がり、指針35は捻りばね50の弾力によって弓形パイプ36と当接になるまで回転し、同時に透明棒51と縦棒52との正対状態は位置制限スライド溝40の左右両側の気体通路17の間の気圧値を表せ、密封スライドブロック22が設定時間内においてのスライド距離は測定シリンダー15と測定ピストン23との間の気密状況を表せ、密封スライドブロック22が設定時間内においてのスライド距離が長ければ長いほど、測定シリンダー15と測定ピストン23との間の気密性が悪い。
本発明のメリット:本発明はエアポンプを利用して測定待ちの空圧機器の空気貯蔵チャンバの中に空気を入れ、空気貯蔵チャンバの中にある気体が完全に漏れるまでにかかる時間を記録することで、空圧機器の密封レベルを表すことができる。
以上の方法に基づき、本分野の従業員は本発明の範囲内で作業に合わせて様々な変化を加える。