JP2020197398A - 水浸膨張試験装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】水浸膨張試験を、作業者の負担を小さくし、かつ試験に要する時間を短縮して行えるようにするとともに、小ロットの試験にも容易に対応することができるようにする。【解決手段】鉄鋼スラグの水浸膨張試験装置11である。つき固めた供試体3を内部に有するモールド1を配置可能で、底面12aに設けた排水口12cに排水弁16が設置された移動可能な水槽12と、前記水槽12内の水8を加温する加温手段13と、前記水槽12を載置する載置台14とで構成する。【選択図】図1

Description

本発明は、道路用路盤材として使用する、例えば鉄鋼スラグの、水浸膨張性を評価する水浸膨張試験装置に関するものである。
例えば鉄鋼スラグを道路用路盤材として使用する場合、鉄鋼スラグの水浸膨張性を評価する必要がある。この水浸膨張性を評価する一般的な試験方法として、非特許文献1に記載された方法がある。
前記非特許文献1に記載された方法では、図6に示すように、円筒形のモールド1に有孔底板2を装着した後、所定量の水を加えた鉄鋼スラグを入れてつき固め、つき固めた供試体3の上に軸付き有孔板4を載せる。モールド1の内部に、つき固めた供試体3を有する状態のものを、以下、「モールド試験体5」という。
前記モールド試験体5を養生槽としての固定水槽6に浸漬する。前記非特許文献1には、1試料に対して3個の供試体を用いることが定められている。したがって、n種類の資料に対しては、3×n個の供試体を用いる。固定水槽6の側壁6aに設けた開口6bに蒸気供給管7を連結し、当該蒸気供給管7によって固定水槽6内の水8に蒸気を供給することで、水温を80±3℃に保った状態で6時間保持する。
そして、試験前後、試験中の供試体3の膨張量を変位計(ダイヤルゲージ)9で測定する一方、試験前後に前記供試体3をモールド1ごと秤量し、その平均値を試験値とする。
前記モールドは、内径や内容積についての規定はあるものの、材質や厚さについての規定はない。一般的には、供試体をつき固める際の破損や変形に耐え、水浸膨張試験での腐食に耐え得るよう、厚さ数mmのステンレス鋼が用いられている。
前記規格に基づいて、例えば内容積が2209cm3の供試体を作製すると、鉄鋼スラグの密度は約2.2〜2.5g/m3であり、1検体に対して5kgの加重と変位計測器を装着することから、これらをモールド1と合算した重量は20kg近くになる。
従来は、一つの固定水槽6に数十個のモールド試験体5を設置していたので、モールド試験体5を、固定水槽6内に設置する作業や、固定水槽6から取り出す作業は、作業者が一つずつ行っていた。固定水槽6は、通常は試験室内の地表面近くに設置されていることもあり、前述の設置・取り出し作業による作業者の負担が大きかった。
また、鉄鋼スラグのつき固めなどの供試体の調整やモールド試験体の秤量は、高温多湿となる試験室内の環境の影響を受けないよう、試験室とは離れた場所で行うのが一般的であるため、当該秤量場所と試験室間のモールド試験体の運搬が必要になる。
そのため、従来の水浸膨張試験では、モールド試験体の運搬時の作業者の負担が大きく、試験に要する時間も長くかかっていた。
また、固定水槽の水は高温で長時間保持する必要がある。したがって、試験中に、蒸発によって固定水槽内の水位が下がるので、当該水位がモールド試験体以下にならないように、加水する必要がある。しかし、試験中は前記温度範囲に保持しなければならないため、安定した温度保持のためには急激な加水を行うことができない。従って、通常は、蒸発量よりも多くの水を連続的或いは断続的に供給し、必要量を超える水はオーバーフローさせるようにしている。
水をオーバーフローさせるため、図6に示す例では、固定水槽6の側壁6aの必要な水位位置に設けた開口6cに排水管10を接続している。しかし、この排水管10は固定水槽6の側壁6aから突出した状態となる。この突出した排水管10は、モールド試験体5の運搬やモールド試験体5の固定水槽6への装入作業の妨げとなりやすい。また、そのような状態の排水管10を覆った場合は、固定水槽6のサイズが大きくなる。
JIS A 5015 付属書B「道路用鉄鋼スラグの水浸膨張試験方法」
本発明が解決しようとする課題は、従来の水浸膨張試験では、モールド試験体の運搬時の作業者の負担が大きく、試験に要する時間も長くかかっていたという点である。
本発明は、
鉄鋼スラグの水浸膨張性を評価する試験装置であって、
モールド試験体を配置可能で、底面に設けた排水口に排水弁が設置された移動可能な水槽と、
当該水槽内の水を加温する加温手段と、
前記水槽を載置する載置台と、からなることを最も主要な特徴としている。
上記本発明の水浸膨張試験装置によれば、移動式リフターによって、水槽のみを運搬可能としたので、モールド試験体を配置した状態で水槽を運搬することができ、当該運搬時の作業者の負担を軽減できる。
本発明の試験装置において、水槽を移動式リフターで運搬可能とするためには、水槽内の水を加温する加温手段は、水槽の側壁に連結せず、水槽の上部開口から水槽内の水中に挿入、および、水中からの取り出しが可能な蒸気供給管とすることが望ましい。
また、同様に、水槽の底面の裏側に複数の脚部を離間して設けて、水槽の脚部間に移動式リフターのフォークを挿入できるようにするのが好ましい。これにより、水槽を移動式リフターで運搬する際、水槽の、載置台から移動式リフターへの受け取りや、移動式リフターから載置台への受け渡しが容易に行える。
また、同様に、載置台の、水槽を載置する受け部の下面に複数の脚部を離間して設け、載置台の脚部間に移動式リフターのアウトリガーを挿入できるようにすれば、水槽を運搬する移動式リフターとして、アウトリガータイプのコンパクトな移動式リフターを採用できる。
また、水槽の底面にオーバーフローの排水口を設け、当該排水口に、下端が水槽の外部に位置し、上端が水槽の内部の側壁よりも低い位置に位置するオーバーフロー管を取り付けると共に、排水弁およびオーバーフロー管の下方に、これら排水弁およびオーバーフロー管を通ってきた水を排水する排水管の一方端部開口を位置させるのが好ましい。
また、水槽を、モールドが3の倍数個設置できる大きさとするのが好ましい。
本発明によれば、移動式リフターによって水槽の運搬を可能とすることで、モールド試験体を配置した状態で水槽を運搬でき、当該運搬時の作業者の負担を軽減できるので、試験効率が向上する。
本発明において、水槽の底面に設けたオーバーフローの排水口にオーバーフロー管を取り付けると共に、排水弁およびオーバーフロー管の下方に、排水管の一方端部開口を位置させれば、排水管が水槽の側方に突出することを避けられる。これにより、排水管が水槽内へのモールド試験体の装入や水槽の運搬の妨げになりにくい。また、複数の水槽を近接して並べて設置することができ、省スペースになる。
また、水槽を、モールドが3の倍数個設置できる大きさとすることで、水槽を必要最低限の大きさとすることができる。また、異常が起きたサンプルに対しては母材の特定がしやすくなるので、スラグの品質管理としてタイムリーに分析できるようになって、試験効率が向上する。
本発明の水浸膨張試験装置の一実施形態の例を説明する図である。 モールド試験体を6個配置した本発明装置を構成する水槽を上方から見た図である。 図2を側方から見た図である。 図3の側面図である。 本発明装置を構成する載置台を拡大して示した図である。 非特許文献1に記載された水浸膨張試験方法を実施する装置を説明する図である。
以下、道路用路盤材として使用する、例えば鉄鋼スラグの水浸膨張性を評価する、本発明の水浸膨張試験装置の一実施形態の例を、図1〜図5を用いて説明する。なお、図6と同一番号は図6で説明したものと同一部品を示し、詳細な説明を省略する。
本発明の水浸膨張試験装置11は、モールド試験体5を内部に配置可能な水槽12と、水槽12内の水8を加温する加温手段13と、水槽12を載置する載置台14とを備えた構成である。
水槽12は、例えば、厚さが3mmの鉄板製で、外側に10mmの厚さのウレタンを貼り付けた、上部が開口した箱型形状をしている。この水槽12の大きさは、モールド1(モールド試験体5)を3の倍数個、例えば6個、載置台14に対して水槽12を載置台14に挿入する方向に3個、2列に設置できる大きさ(例えば幅500mm×奥行750mm)を有している。
そして、水槽12には、底面12aの裏側に一対の脚部12bが取り付けられている。脚部12bは底面12aの両側に位置し、後述する移動式リフター15で水槽12を運搬する際に、脚部12bの間に移動式リフター15のフォーク15dが挿し込めるようになっている。また、水槽12の底面12aのモールド試験体5を設置しない部分に排水口12cが設けられている。排水口12cは、水槽12を載置台14に載せたときの手前側に位置している。この排水口12cの底面12aの外側に排水弁16が取り付けられ、必要時に水槽12内の水を排水できるようにしている。
さらに、水槽12には、底面12aの排水口12cと近接する、モールド試験体5を設置しない位置に、オーバーフローの排水口12dが設けられている。排水口12dには、オーバーフロー管17が取り付けられている。このオーバーフロー管17は、下端が水槽12の外部で、脚部12bの下端とほぼ同じ高さか又はやや上に位置し、上端が水槽12の内部の側壁12eの上端よりも低い位置に位置するように取り付けられている。
一方、載置台14は、例えば、水槽12を載置する受け部14aの四隅下部に4つの脚部14bを離間して設けた構成である。載置台14は、水槽12が載置台14に載置されたときに排水弁16およびオーバーフロー管17の下方に位置する、排水管18を備える。排水管18は、排水弁16およびオーバーフロー管17に向けて開口する一方端部開口18aを備える。本実施形態では、載置台14の脚部14bのうち、水槽12が挿入される側の脚部14bの上部に排水管18が取り付けられる。言い換えると、水槽12における排水弁16およびオーバーフロー管17の位置は、水槽12を載置台14に載置したときに、一方端部開口18aの上方にくるように設計される。一方、載置台14を構成する受け部14aの、水槽12の挿入方向の奥側に、水槽12の位置決め部14cを設けている。
また、加温手段13として、本実施形態では、元配管13aから減圧用の手動弁13bおよび電磁開閉弁13cを介して蒸気供給管13dを取り付ける。蒸気供給管13dの先端にサイレンサー13eが取り付けられていてもよい。そして、この蒸気供給管13dを、水槽12の上部開口12fから、モールド試験体5間の、水槽12に供給された水8の中に挿入し、水8の中に高温の蒸気を供給する。これにより、水槽12内の水8の温度を80±3℃に保持することができる。この蒸気供給管13dは、水槽12を載置台14から取り出す際には水8の中から取り出すことができるように、フレキシブル管が用いられる。
移動式リフター15は、市販のものでよい。例えば、本体15aと、本体15aの両側より前方に突出させたアウトリガー15bの先端側に夫々車輪15cを取り付け、両アウトリガー15bの間に昇降可能な2本のフォーク15dを備えた構成である。
かかる構成の移動式リフター15の場合、アウトリガー15bを載置台14の脚部14bの間に、また、フォーク15dを水槽12の両側の脚部12bの間に挿入した後、フォーク15dを上昇させることで水槽12を載置台14から持ち上げる。
この場合、移動式リフター15の移動およびフォーク15dの昇降を電動で行うものとすることで、6個のモールド試験体5だけで120kg近くなる水槽12の運搬および載置台14への受け渡しや載置台14からの受け取りを作業者に負担をかけることなく行うことができる。
また、図1では、水浸膨張試験装置11(載置台14、およびこの載置台14の上に載せた水槽12、および加熱手段13)を側面フェンス19aと前面フェンス19bで囲い、前面フェンス19aにフェンス扉19cを設けている。
複数の水浸膨張試験装置11は、並べて配置されてもよい。或いは、水浸膨張試験装置11は、一つの載置台14に複数の水槽12が並べて配置される構成でもよい。水浸膨張試験装置11または水槽12を並べて配置する場合、図1に示すように、各々の水浸膨張試験装置11または水槽12を、側面フェンス19a、前面フェンス19bのような仕切りで囲ってもよい。水槽12の側面に突出する部分がないことで、複数の水浸膨張試験装置11や水槽12を互いに近接して配置することができ、省スペースになる。
上述の実施形態では、複数の水槽12のそれぞれに対応して、加温手段13が備えられる。前述したような高温の蒸気を利用する加温手段13の場合、1つの元配管13aに蒸気供給管13dを複数取り付けて、それぞれ対応する水槽12に挿入する構成をとることができる。
次に、上述の実施形態の水浸膨張試験装置11を用いた、水浸膨張試験方法の例を説明する。先ず、非特許文献1に記載された方法でモールド試験体5を作製した後、変位計9等の試験に必要な備品、治具をモールド1に取り付ける。
準備した空の水槽12内にモールド試験体5を6個設置した後、フォーク15dを水槽12の両脚部12bの間に挿入して水槽12を持ち上げ、試験室20に運搬する。
試験室20に設置された載置台14の脚部14bの間に前記水槽12を運搬してきた移動式リフター15のアウトリガー15bを挿入し、水槽12が載置台14の位置決め部14cに当接した後、フォーク15dを降下させて、載置台14に水槽12を載せ置く。この状態では、水槽12に設けた排水弁16およびオーバーフロー管17の下端は、載置台14の脚部14bの上部に取り付けた排水管18の一方端部開口18aと相対する位置関係になる。
移動式リフター15を水槽12から退避させた後、前記位置関係の水槽12の内部に水8を供給して、モールド試験体5を水没させた後、蒸気供給管13dをモールド試験体5の間に導入し、蒸気供給管13dから蒸気を供給することで水槽12内の水8を80±3℃に維持して水浸膨張試験を行う。
上記本発明の水浸膨張試験装置11では、移動式リフター15で複数のモールド試験体5を配置した状態で水槽12を運搬することができる。したがって、当該運搬時の作業者の負担軽減が図れる。
その際、本発明の水浸膨張試験装置11では、水槽12の水8の加温手段13を水槽12の側壁12eに連結せず、水槽12の上部開口12fから挿入、および、取り出すので、加温手段13の水槽12への連結、水槽12からの取り外し作業が不要になる。
また、水槽12の底面12aの裏側に複数の脚部12bを離間して設けているので、これら脚部12bの間に移動式リフター15のフォーク15dを挿入することで、水槽12の、載置台14からの受け取りや、移動式リフター15から載置台14への受け渡しが容易に行える。
また、載置台14の、水槽12を載置する受け部14aの下面に複数の脚部14bを離間して設け、載置台12の脚部14b間に移動式リフター15のアウトリガー15bを挿入できるようにしているので、アウトリガータイプのコンパクトな移動式リフター15を採用できる。
また、水槽12の底面12aに取り付けた排水弁16およびオーバーフロー管17の下方に、これら排水弁16およびオーバーフロー管17を通ってきた水を排水する排水管18の一方端部開口18aを位置させているので、排水管18の接続のためのスペースが不要になる。
また、水槽12を、モールド1(モールド試験体5)を例えば6個ずつ配置できる大きさとし、このような水槽12を複数用いて同時並行的に試験を進行させてもよい。これにより、モールド試験体5が6個ずつの小さなロットごとに、一つの試験を行うことができる。また、例えば、あるモールド試験体5で何かの不都合が生じた場合、その特定のモールド試験体5を含むロットの試験を停止して、そのモールド試験体5が入った水槽12のみを取り出すことができる。その際、別の水槽12で進行中の試験に影響を与えずに済む。
さらに、このような小型の水槽12を複数並べて試験を行えば、1か所で複数の試験を行うことができ、作業性もよい。また、水槽12の側面に突出する部分がないことで、複数の水槽12(又は水浸膨張試験装置11)を近接して配置することができ、省スペースになる。
本発明は上記した例に限らないことは勿論であり、各請求項に記載の技術的思想の範疇であれば、適宜実施の形態を変更してもよいことは言うまでもない。
例えば、載置台14に水槽12を載せる際に、排水弁16およびオーバーフロー管17の下端と、載置台14に取り付けた排水管18の一方端部開口18aとの位置決めが容易に行えるのであれば、載置台14に位置決め部14cを取り付け無くてもよい。
1 モールド
3 供試体
5 モールド試験体
8 水
11 水浸膨張試験装置
12 水槽
12a 底面
12b 脚部
12c 排水口
12d 排水口
12e 側壁
12f 上部開口
13 加温手段
13d 蒸気供給管
14 載置台
14a 受け部
14b 脚部
15 移動式リフター
16 排水弁
17 オーバーフロー管
18 排水管
18a 一方端部開口

Claims (6)

  1. 鉄鋼スラグの水浸膨張性を評価する試験装置であって、
    つき固めた供試体を内部に有するモールドを配置可能で、底面に設けた排水口に排水弁が設置された移動可能な水槽と、
    当該水槽内の水を加温する加温手段と、
    前記水槽を載置する載置台と、からなることを特徴とする水浸膨張試験装置。
  2. 前記加温手段は、前記水槽の上部開口から水槽内の水中に挿入、および、水中からの取り出しが可能な蒸気供給管であることを特徴とする請求項1に記載の水浸膨張試験装置。
  3. 前記水槽の底面にオーバーフローの排水口を設け、当該排水口に、下端が前記水槽の外部に位置し、上端が前記水槽の内部の側壁よりも低い位置に位置するオーバーフロー管を取り付けると共に、
    前記排水弁および前記オーバーフロー管の下方に、これら排水弁およびオーバーフロー管を通ってきた水を排水する排水管の一方端部開口を位置させたことを特徴とする請求項1又は2に記載の水浸膨張試験装置。
  4. 前記水槽は、前記モールドを3の倍数個設置できる大きさであることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の水浸膨張試験装置。
  5. 前記水槽は、底面の裏側に複数の脚部を離間して設けていることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の水浸膨張試験装置。
  6. 前記載置台は、前記水槽を載置する受け部の下面に複数の脚部を離間して設けていることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の水浸膨張試験装置。
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