JP2020197116A - 真空断熱ガラスユニット用のウィンドウフレームシステム - Google Patents
真空断熱ガラスユニット用のウィンドウフレームシステム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2020197116A JP2020197116A JP2020136591A JP2020136591A JP2020197116A JP 2020197116 A JP2020197116 A JP 2020197116A JP 2020136591 A JP2020136591 A JP 2020136591A JP 2020136591 A JP2020136591 A JP 2020136591A JP 2020197116 A JP2020197116 A JP 2020197116A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vacuum
- window assembly
- unit
- base member
- glass unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E06—DOORS, WINDOWS, SHUTTERS, OR ROLLER BLINDS IN GENERAL; LADDERS
- E06B—FIXED OR MOVABLE CLOSURES FOR OPENINGS IN BUILDINGS, VEHICLES, FENCES OR LIKE ENCLOSURES IN GENERAL, e.g. DOORS, WINDOWS, BLINDS, GATES
- E06B3/00—Window sashes, door leaves, or like elements for closing wall or like openings; Layout of fixed or moving closures, e.g. windows in wall or like openings; Features of rigidly-mounted outer frames relating to the mounting of wing frames
- E06B3/04—Wing frames not characterised by the manner of movement
- E06B3/06—Single frames
- E06B3/08—Constructions depending on the use of specified materials
- E06B3/20—Constructions depending on the use of specified materials of plastics
- E06B3/22—Hollow frames
- E06B3/221—Hollow frames with the frame member having local reinforcements in some parts of its cross-section or with a filled cavity
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E06—DOORS, WINDOWS, SHUTTERS, OR ROLLER BLINDS IN GENERAL; LADDERS
- E06B—FIXED OR MOVABLE CLOSURES FOR OPENINGS IN BUILDINGS, VEHICLES, FENCES OR LIKE ENCLOSURES IN GENERAL, e.g. DOORS, WINDOWS, BLINDS, GATES
- E06B3/00—Window sashes, door leaves, or like elements for closing wall or like openings; Layout of fixed or moving closures, e.g. windows in wall or like openings; Features of rigidly-mounted outer frames relating to the mounting of wing frames
- E06B3/04—Wing frames not characterised by the manner of movement
- E06B3/06—Single frames
- E06B3/24—Single frames specially adapted for double glazing
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E06—DOORS, WINDOWS, SHUTTERS, OR ROLLER BLINDS IN GENERAL; LADDERS
- E06B—FIXED OR MOVABLE CLOSURES FOR OPENINGS IN BUILDINGS, VEHICLES, FENCES OR LIKE ENCLOSURES IN GENERAL, e.g. DOORS, WINDOWS, BLINDS, GATES
- E06B3/00—Window sashes, door leaves, or like elements for closing wall or like openings; Layout of fixed or moving closures, e.g. windows in wall or like openings; Features of rigidly-mounted outer frames relating to the mounting of wing frames
- E06B3/04—Wing frames not characterised by the manner of movement
- E06B3/263—Frames with special provision for insulation
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E06—DOORS, WINDOWS, SHUTTERS, OR ROLLER BLINDS IN GENERAL; LADDERS
- E06B—FIXED OR MOVABLE CLOSURES FOR OPENINGS IN BUILDINGS, VEHICLES, FENCES OR LIKE ENCLOSURES IN GENERAL, e.g. DOORS, WINDOWS, BLINDS, GATES
- E06B3/00—Window sashes, door leaves, or like elements for closing wall or like openings; Layout of fixed or moving closures, e.g. windows in wall or like openings; Features of rigidly-mounted outer frames relating to the mounting of wing frames
- E06B3/66—Units comprising two or more parallel glass or like panes permanently secured together
- E06B3/677—Evacuating or filling the gap between the panes ; Equilibration of inside and outside pressure; Preventing condensation in the gap between the panes; Cleaning the gap between the panes
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E06—DOORS, WINDOWS, SHUTTERS, OR ROLLER BLINDS IN GENERAL; LADDERS
- E06B—FIXED OR MOVABLE CLOSURES FOR OPENINGS IN BUILDINGS, VEHICLES, FENCES OR LIKE ENCLOSURES IN GENERAL, e.g. DOORS, WINDOWS, BLINDS, GATES
- E06B7/00—Special arrangements or measures in connection with doors or windows
- E06B7/14—Measures for draining-off condensed water or water leaking-in frame members for draining off condensation water, throats at the bottom of a sash
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E06—DOORS, WINDOWS, SHUTTERS, OR ROLLER BLINDS IN GENERAL; LADDERS
- E06B—FIXED OR MOVABLE CLOSURES FOR OPENINGS IN BUILDINGS, VEHICLES, FENCES OR LIKE ENCLOSURES IN GENERAL, e.g. DOORS, WINDOWS, BLINDS, GATES
- E06B3/00—Window sashes, door leaves, or like elements for closing wall or like openings; Layout of fixed or moving closures, e.g. windows in wall or like openings; Features of rigidly-mounted outer frames relating to the mounting of wing frames
- E06B3/04—Wing frames not characterised by the manner of movement
- E06B3/06—Single frames
- E06B3/08—Constructions depending on the use of specified materials
- E06B3/20—Constructions depending on the use of specified materials of plastics
- E06B3/22—Hollow frames
- E06B3/221—Hollow frames with the frame member having local reinforcements in some parts of its cross-section or with a filled cavity
- E06B2003/228—Hollow frames with the frame member having local reinforcements in some parts of its cross-section or with a filled cavity with separate reinforcements situated outside the cavity or in the walls
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A30/00—Adapting or protecting infrastructure or their operation
- Y02A30/24—Structural elements or technologies for improving thermal insulation
- Y02A30/249—Glazing, e.g. vacuum glazing
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B80/00—Architectural or constructional elements improving the thermal performance of buildings
- Y02B80/22—Glazing, e.g. vaccum glazing
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
- Wing Frames And Configurations (AREA)
Abstract
【課題】改善された真空断熱ガラスユニット用のウィンドウフレームシステムを提供する。【解決手段】ウィンドウアセンブリは、真空断熱ガラスユニット12及びフレームアセンブリを含み得る。真空断熱ガラスユニットは、大気圧より低い圧力にある空間を間に画定する第1及び第2のガラス基板18、20を含み得る。第1及び第2のガラス基板のうちの一方は、そこから外側に延在する真空ポート24を含んでもよい。真空ポートは、空間22と連通する通路25を画定し得る。フレームアセンブリは、ガラスユニットを支持し、ベース部材32及びグレージング部材34を含んでもよい。ベース部材とグレージング部材とが協働して、ガラスユニットの縁部が受容されるスロット36を画定する。グレージング部材は、真空ポートを受容する空洞を含んでもよい。【選択図】図2
Description
<関連出願の相互参照>
本出願は、2016年9月19日に出願された米国特許出願第15/268,744号の優先権を主張するものであり、この出願は、2014年5月27日に出願された米国仮出願第62/003,158号の利益を主張する、2015年5月20日に出願された米国特許出願第14/717,318号の一部継続出願である。上記の出願のそれぞれの開示全体は、参照により本明細書に組み込まれる。
本出願は、2016年9月19日に出願された米国特許出願第15/268,744号の優先権を主張するものであり、この出願は、2014年5月27日に出願された米国仮出願第62/003,158号の利益を主張する、2015年5月20日に出願された米国特許出願第14/717,318号の一部継続出願である。上記の出願のそれぞれの開示全体は、参照により本明細書に組み込まれる。
本開示は、ウィンドウフレームシステムに関し、より具体的には、真空断熱ガラスユニット用のウィンドウフレームシステムに関する。
この節は、本開示に関する背景情報を提供するが、必ずしも先行技術ではない。
ガラス技術の進歩は、例えば、建物又は住宅の窓の断熱値を増加させ続けている。このような進歩は、ガラスユニットを通じた熱伝達の量を低減し続けている。しかしながら、これらの高性能ガラスユニットは、既存のウィンドウフレーム及び/又はグレージング技術に関する新しい問題を生じさせる。ウィンドウアセンブリが全体として高レベルで機能するために、高性能ウィンドウフレームシステムに設置されるこれらの高性能ガラスユニットが必要とされている。高性能ウィンドウフレームシステムに高性能ガラスユニットを設置することは、ウィンドウアセンブリのR値(熱抵抗)を全体として劇的に増加させ、建物又は住宅のエネルギー効率を劇的に改善する相乗効果をもたらすことができる。
このセクションは、本開示の一般的な概要を提供するが、その全ての範囲又はその全ての特徴の包括的な開示ではない。
ウィンドウアセンブリは、真空断熱ガラスユニット及びフレームアセンブリを含み得る。真空断熱ガラスユニットは、大気圧より低い圧力にある空間を間に画定する第1及び第2のガラス基板を含み得る。第1及び第2のガラス基板のうちの一方は、そこから外側に延在する真空ポートを含んでもよい。真空ポートは、空間と連通する通路を画定し得る。フレームアセンブリは、ガラスユニットを支持し、ベース部材及びグレージング部材を含んでもよい。ベース部材とグレージング部材とは協働して、ガラスユニットの縁部が受容されるスロットを画定する。ベース部材又はグレージング部材のうちの一方は、真空ポートを受容する空洞を含んでもよい。グレージング部材及びベース部材は、フレームアセンブリを通じる熱伝導を低減又は妨害する複数のポケットを画定してもよい。
いくつかの実施形態では、グレージング部材は、ベース部材と嵌合するようにスナップ嵌めされるタブを含む。
いくつかの実施形態では、ベース部材は、埋め込まれた補強部材を含む。
いくつかの実施形態では、ベース部材及びグレージング部材のうちの少なくとも一方は、その熱伝導率を低減する埋め込まれた添加剤を含む。
いくつかの実施形態では、ベース部材は、ガラスユニットが歪んだ状態にあるときに、ガラスユニットの一部分を受容するスロットに隣接する凹部を含む。
いくつかの実施形態では、凹部は、ガラスユニットの歪みに関連するエネルギーを吸収するために、内部に受容された断熱バリアを含む。
いくつかの実施形態では、グレージング部材は、ガラスユニットを構造的に支持する。
いくつかの実施形態では、グレージング部材は、ガラスユニットの荷重の少なくとも一部を支える。
いくつかの実施形態では、グレージング部材とベース部材とは協働して、ガラスユニットの荷重を支える。
いくつかの実施形態では、真空ポートを受容する空洞は、断熱材料で充填される。
いくつかの実施形態では、ポケットのうちの少なくとも1つは空気で充填される。
いくつかの実施形態では、ポケットのうちの少なくとも1つは、発泡体で充填される。
いくつかの実施形態では、ガラスユニットの縁部は、スロット内に、少なくとも1.25インチの咬合深さまで挿入される。
別の形態では、本開示は、真空断熱ガラスユニット及びフレームアセンブリを含むウィンドウアセンブリを提供する。ガラスユニットは、大気圧より低い圧力にある空間を間に画定する第1及び第2のガラス基板を含み得る。フレームアセンブリは、ガラスユニットを支持することができ、ベース部材及びグレージング部材を含んでもよい。ベース部材とグレージング部材とは協働して、ガラスユニットの縁部が受容されるスロットを画定してもよい。ベース部材又はグレージング部材のうちの1つは、ガラスユニットが歪んだ状態にあるときに、ガラスユニットの一部分を受容するスロットに隣接する凹部を含んでもよい。
いくつかの実施形態では、第1及び第2のガラス基板のうちの一方は、そこから外側に延在する真空ポートを含んでもよく、真空ポートは、空間と連通する通路を画定し、ベース部材又はグレージング部材のうちの一方は、真空ポートを受容する空洞を含む。
いくつかの実施形態では、真空ポートを受容する空洞は、断熱材料で充填される。
いくつかの実施形態では、グレージング部材及びベース部材は、フレームアセンブリを通じる熱伝導を低減する複数のポケットを画定する。
いくつかの実施形態では、ポケットのうちの少なくとも1つは空気で充填される。
いくつかの実施形態では、ポケットのうちの少なくとも1つは、発泡体で充填される。
いくつかの実施形態では、グレージング部材は、ベース部材と嵌合するようにスナップ嵌めされるタブを含む。
いくつかの実施形態では、ベース部材は、埋め込まれた補強部材を含む。
いくつかの実施形態では、ベース部材及びグレージング部材のうちの少なくとも一方は、その熱伝導率を低減する埋め込まれた添加剤を含む。
いくつかの実施形態では、凹部は、ガラスユニットの歪みに関連するエネルギーを吸収するために、内部に受容された断熱バリアを含む。
いくつかの実施形態では、グレージング部材は、ガラスユニットを構造的に支持する。
いくつかの実施形態では、ガラスユニットの縁部は、スロット内に、1.25インチ以上の咬合深さまで挿入される。
いくつかの実施形態では、グレージング部材は、ガラスユニットの荷重の少なくとも一部を支える。
いくつかの実施形態では、グレージング部材とベース部材とは協働して、ガラスユニットの荷重を支える。
別の形態では、本開示は、複数の真空断熱ガラスユニット及びフレームアセンブリを含み得るウィンドウアセンブリを提供する。真空断熱ガラスユニットのそれぞれは、大気圧より低い圧力にある空間を間に画定する第1及び第2のガラス基板を含んでもよく、第1及び第2のガラス基板のうちの一方は、そこから外側に延在する真空ポートを含み、真空ポートは、第1及び第2のガラス基板のうちの一方を通って延在し、かつ空間と連通する通路を画定する。フレームアセンブリは、真空断熱ガラスユニットを支持することができ、ベース部材及びグレージング部材を含んでもよい。ベース部材とグレージング部材とは協働して、真空断熱ガラスユニットの第1のユニットの一部分が受容される第1のスロットを画定してもよい。ベース部材又はグレージング部材のうちの一方は、真空断熱ガラスユニットの第1のユニットの真空ポートを受容する空洞を含んでもよい。ベース部材は、真空断熱ガラスユニットの第2のユニットの一部分を受容する第2のスロットを画定してもよい。
別の形態では、本開示は、真空断熱ガラスユニット、第3のガラス基板、及びフレームアセンブリを含み得るウィンドウアセンブリを提供する。真空断熱ガラスユニットは、大気圧より低い圧力にある空間を間に画定する第1及び第2のガラス基板を含み得る。第1及び第2のガラス基板のうちの一方は、そこから外側に延在する真空ポートを含んでもよい。真空ポートは、第1及び第2のガラス基板のうちの一方を通って延在し、空間と連通する通路を画定してもよい。フレームアセンブリは、真空断熱ガラスユニット及び第3のガラス基板を支持することができ、ベース部材及びグレージング部材を含んでもよい。ベース部材とグレージング部材とは協働して、真空断熱ガラスユニットの一部分が受容される第1のスロットを画定してもよい。ベース部材又はグレージング部材のうちの一方は、真空断熱ガラスユニットの真空ポートを受容する空洞を含んでもよい。ベース部材は、第3のガラス基板の一部分を受容する第2のスロットを画定してもよい。
別の形態では、本開示は、複数の真空断熱ガラスユニット及びフレームアセンブリを含み得るウィンドウアセンブリを提供する。真空断熱ガラスユニットのそれぞれは、大気圧より低い圧力にある空間を間に画定する第1及び第2のガラス基板を含み得る。フレームアセンブリは、真空断熱ガラスユニットを支持することができ、ベース部材及びグレージング部材を含んでもよい。ベース部材とグレージング部材とは協働して、真空断熱ガラスユニットの第1のユニットの一部分が受容される第1のスロットを画定してもよい。ベース部材は、真空断熱ガラスユニットの第2のユニットの一部分を受容する第2のスロットを画定してもよい。ベース部材又はグレージング部材のうちの一方は、真空断熱ガラスユニットの第1のユニットが歪んだ状態にあるときに、真空断熱ガラスユニットの第1のユニットの一部分を受容する、第1のスロットに隣接する凹部を含んでもよい。
更なる適用範囲は、本明細書で提供される説明から明らかになるであろう。この概要の説明及び具体例は、単に説明の目的のために意図されており、本開示の範囲を限定することを意図するものではない。
本明細書に記載される図面は、選択された実施形態のみを例示するためのものであり、全ての可能な実装ではなく、本開示の範囲を限定することを意図するものではない。
対応する参照番号は、図面のいくつかの図全体を通して対応する部分を示す。
ここで、添付図面を参照して、例示的な実施形態をより完全に説明する。例示的な実施形態は、本開示が徹底的であり、当業者に範囲を完全に伝えるように提供される。本開示の実施形態の完全な理解を提供するために、特定の構成要素、装置、及び方法の例など、多数の具体的な詳細が記載される。具体的な詳細を採用する必要はなく、例示的な実施形態は、多くの異なる形態で具現化されてもよく、また本開示の範囲を限定するものと解釈されるべきではないことが、当業者には明らかであろう。いくつかの例示的実施形態では、周知のプロセス、周知の装置構造体、及び周知の技術は、詳細に説明されない。
本明細書で使用される用語は、特定の例示的な実施形態のみを説明するためのものであり、限定することを意図するものではない。本明細書で使用するとき、単数形「a」、「an」、及び「the」は、文脈が別途明確に示さない限り、複数形も含むことが意図され得る。用語「備える(comprises)」、「備える(comprising)」、「含む(including)」、及び「有する(having)」は、包括的であり、したがって、記述された特徴、整数、工程、動作、要素、及び/又は構成要素の存在を指定するが、1つ以上の他の特徴、整数、工程、動作、要素、構成要素、及び/又はそれらの群の存在又は追加を除外しない。本明細書に記載される方法の工程、プロセス、及び動作は、性能の順序として具体的に特定されない限り、説明又は例示される特定の順序でのそれらの性能を必ずしも必要とするものとして解釈されるべきではない。追加的又は代替的な工程が使用され得ることも理解されたい。
要素又は層が、別の要素又は層「の上にある」、「に係合している」、「に接続されている」、又は「に結合されている」と言及される場合、それは直接他の要素若しくは層上にあってもよく、それに係合されてもよく、それに接続されてもよく、若しくはそれに結合されてもよく、又は介在要素若しくは層が存在してもよい。対照的に、要素が別の要素又は層「の上に直接ある」、「に直接係合される」、「に直接接続される」、又は「に直接結合される」と言及される場合、介在する要素又は層は存在しなくてもよい。要素間の関係を説明するために使用される他の語は、同様の様式(例えば、「間」対「間に直接」、「隣接する」対「直接隣接する」など)で解釈されるべきである。本明細書で使用するとき、用語「及び/又は」は、関連する列挙された項目のうちの1つ以上の任意及び全ての組み合わせを含む。
第1、第2、第3などの用語は、様々な要素、構成要素、領域、層及び/又はセクションを説明するために本明細書で使用され得るが、これらの要素、構成要素、領域、層及び/又はセクションは、これらの用語によって限定されるべきではない。これらの用語は、1つの要素、構成要素、領域、層、又はセクションを別の領域、層、又はセクションと区別するためにのみ使用されてもよい。本明細書で使用するとき、「第1」、「第2」、及び他の数値用語などの用語は、文脈によって明確に示されない限り、連続又は順序を意味しない。したがって、以下で説明される第1の要素、構成要素、領域、層、又はセクションは、例示的な実施形態の教示から逸脱することなく、第2の要素、構成要素、領域、層、又はセクションと呼ぶことができる。
「内側」、「外側」、「下方」、「下」、「下側」、「上方」、「上側」などの空間的に相対的な用語は、図に示されるような別の要素(複数可)又は特徴(複数可)に対する1つの要素又は特徴の関係を記述するための説明を容易にするために、本明細書で使用され得る。空間的に相対的な用語は、図に示される向きに加えて、使用中又は動作中の装置の異なる向きを包含することが意図され得る。例えば、図中の装置が回転する場合、他の要素又は特徴の「下」又は「下方」として記載された要素は、その際、他の要素又は特徴の「上方」に配向される。したがって、用語「下」は、上及び下の配向の両方を包含することができる。装置は、別の方法で配向(90度又は他の向きで回転)されてもよく、空間的に相対的な記述子は、それに応じて解釈されて本明細書で使用される。
図1〜図3を参照すると、断熱ガラスユニット、特に真空断熱ガラス(VIG)ユニット12、及びフレームアセンブリ14を含む、例示的なウィンドウアセンブリ10が提供される。ウィンドウアセンブリ10は、例えば、建物又は住宅の壁16(図1)に設置することができる。図2に示すように、VIGユニット12は、第1及び第2のガラス基板18、20を含んでもよく、それらは協働して、それらの間に空間22を画定する。空間22は、大気圧よりも低い圧力であってもよい。第2のガラス基板20は、内部基板(すなわち、建物又は住宅の内部に露出される基板)であり、空間22と連通する通路25を画定する真空ポート又は管24(図2及び図3に概略的に示される)を含む。空間22内の気体は、フレームアセンブリ14内のVIGユニット12の設置前又は後に、真空ポート24を通じて排気され得る。
図1に示されるように、フレームアセンブリ14は、上枠部分26、下枠部分28、及び一対の脇柱部分30を含んでもよい。上枠部分26と、下枠部分28と、脇柱部分30とは、協働して、VIGユニット12を支持することができる。上枠部分26、下枠部分28、及び脇柱部分30は、木材、ビニル、アルミニウム、又は所望の熱伝導率を有する任意の好適な構造材料であってもよい。上枠部分26、下枠部分28、及び脇柱部分30は、熱伝導率がより低い特定の添加剤を含んでもよい。例えば、ビニルが材料として選択される場合、材料は、埋め込まれた微小球を含むことができる。埋め込まれた微小球は、例えば、膨張する微小球を含んでもよい。上枠部分26、下枠部分28、及び脇柱部分30は、概ね類似又は同一であってもよく、したがって、下枠部分28のみを以下に詳細に説明する。
図2に示すように、下枠部分28は、ベース部材32及びグレージング部材34を含んでもよい。グレージング部材34は、VIGユニット12の内側に配置されてもよく(すなわち、グレージング部材34は、建物又はホームの内部に配置されてもよく)、ベース部材32に係合して、VIGユニット12の縁部37の一部又は全部を受容するスロット36をそれらの間に画定することができる。縁部37は、VIGユニット12の遠位縁33から約2.5インチ延在するように画定される。いくつかの実施形態では、ガスケット35がVIGユニット12とベース部材32との間、及び/又はVIGユニット12とグレージング部材34との間に提供されてもよく、それは、流体がスロット36に入るのを制限又は防止する。
いくつかの構成では、VIGユニット12の縁部37は、スロット36内に、1.25インチ以上の咬合深さDまで延在し得る。いくつかの変形例では、咬合深さDは、例えば、約0.75〜5インチ、又は約0.75〜3インチであり得る。VIGユニット12は、遠位縁33において第1のガラス基板18と第2のガラス基板20との間の縁封止に起因して、遠位縁33においてより高い熱伝導率を有する傾向がある。したがって、大きな咬合深さは、熱エネルギー(加熱又は冷却)がVIGユニット12の内側と外側との間で伝導するために移動する経路よりも長く、それにより、ウィンドウアセンブリ10の熱性能が向上する。
第1及び第2のガラス基板18、20の表面温度は、ガラス基板18、20の中心から、縁部37に到達するまで、すなわち、遠位縁33から約2.5インチに達するまで比較的一定のままであり、ここで、表面温度は、高性能のVIGユニットに固有である遠位縁33までの急激な温度勾配に沿って遷移する。第1のガラス基板18の表面温度は、第2のガラス基板20の表面温度に向かって遷移し、一方、第2のガラス基板20の表面温度は、第1のガラス基板18の表面温度に向かって遷移する。大きな咬合深さは、建物又は住宅の内部の環境条件(例えば、相対湿度)に露出された第2のガラス基板20の表面温度への影響による、第2のガラス基板20上の凝結の蓄積を防止する。VIGユニット12がフレームアセンブリ14と接触して視線Sを画定する。その場合、咬合深さDは、視線Sでの第2のガラス基板20の表面温度が、凝結を防止するために、内部環境条件及び外部環境条件の範囲にわたって目標温度を上回るように選択される。
VIGユニット12の遠位縁33は、スロット36の底部における1つ以上のグレージングブロック47上に配置される。グレージングブロック47は、ゴム又は同様のポリマー材料を含んでもよく、ウィンドウアセンブリ10の組み立て中にVIGユニット12を支持するために使用される。スロット36の底部に沿って離間された複数のグレージングブロック47が存在してもよい。グレージングブロック47は、スロット36に入る水分がスロット36の底部の水抜き孔(図示せず)を通って排出されることを可能にするように離間していてもよい。
ベース部材32は、例えば、ポリマー材料又は複合材料から押出成形、引抜成形、又は射出成形されてもよく、協働して1つ以上のポケット38を形成する複数の支持部材又はリブ39を含んでもよい。ポケット38は、ベース部材32を通る熱伝導を低減又は妨害するように機能し得る。ベース部材32の下端部は、建物又は住宅の壁16に係合する1つ以上のタブ41を含んでもよい。ポケット38のうちの1つ以上は、空気42及び/又は他の気体で充填されてもよく、ポケット38のうちの1つ以上は、断熱材44で充填されて、フレームアセンブリ14の熱伝導率を低減してもよい。断熱材料44は、例えば、発泡体、ゴム、ガラス微小球、パーライト、エアロゲル、溶融シリカ、及び/又は不活性ガス充填発泡体を含むことができる。いくつかの変形例では、ポケット38の全てが空気及び/若しくは他の気体で充填されてもよく、又はポケット38の全てが断熱材料44で充填されてもよいことが理解されるであろう。このような断熱ガス又は材料の任意の組み合わせを、同じ又は異なるポケット38に使用することができる。いくつかの実施形態では、リブ39のうちの1つ以上は、例えば、フレームアセンブリ14に追加の剛性及び強度を提供して、VIGユニット12の歪みによって引き起こされる力に対してフレームアセンブリ14を補強する補強部材46を含んでもよい。補強部材46は、任意の好適な材料から形成することができ、任意の好適な方法で、フレームアセンブリ14に埋め込まれるか、共押出されるか、共引抜成形されるか、又は組み込まれてもよい。補強部材46は、円形、矩形、又は正方形などの任意の好適な断面を有してもよい。加えて、リブ39のそれぞれに1つ以上の補強部材46が存在してもよい。ベース部材32の第1の側面49は、第1のガラス基板18に接触し、かつグレージング部材34と協働して、フレームアセンブリ14内にVIGユニット12を確実に保持することができる。いくつかの構成では、両面接着剤グレージングテープ51又はシリコーン若しくはシリコーン様製品が、第1の側面49と第1のガラス基板18との間に配置される。
いくつかの実施形態では、ベース部材32は、スロット36に隣接する凹部48を含んでもよい。図3に示されるように、凹部48は、VIGユニット12を遠位縁33に拘束するのではなく、VIGユニット12の歪みに適応するように設計されている。遠位縁33における拘束は、VIGユニット12に有意な追加の応力を導入することができる。ベース部材32及びグレージング部材34は、VIGユニット12を視線Sに隣接して拘束して、それによって、VIGユニット12の歪みを防止又は最小化するように設計されてもよい。VIGユニット12を視線Sに隣接して拘束することにより、VIGユニット12が遠位縁33に拘束されている場合にVIGユニット12内に導入される応力よりも小さい応力が導入される。加えて、グレージング部材34は、VIGユニット12の歪みに応答して、建物又は住宅の内部に向かって屈曲又は旋回するように設計されてもよい。VIGユニット12の歪みの主要な原因は、屋外温度と室内温度との間の大きな差に露出された結果としての熱膨張及び収縮の差であり、これにより、VIGユニット12の剛性縁封止は、第1及び第2のガラス基板18、20が同じ方向に一緒に歪むことを引き起こす。第1及び第2の基板18、20の一緒のこのような熱歪みは、VIGユニットで生じるが、従来のIG又は他のウィンドウユニットには生じない問題となる傾向がある。したがって、VIGユニット12の縁部37が凹部48内への熱歪みを受ける能力により、長期間の使用にわたるVIGユニット12又はフレームアセンブリ14の潜在的な機械的応力又は破損が防止される。VIGユニット12の歪みはまた、風荷重などによって引き起こされ得る。いくつかの実施形態では、断熱バリア50が、凹部48内に配置されてもよい。接着剤は、断熱バリア50をVIGユニット12及び/又はベース部材32に結合し得る。例えば、断熱バリア50は、シリコーン又はポリスチレンテープを含むことができる。いくつかの構成では、断熱バリア50は、厚さ約5ミリメートル以上であり得る。断熱バリア50は、ベース部材32をVIGユニット12に構造的に接着し、VIGユニット12の歪みに関連するエネルギーを吸収し、及び変位させることができる。いくつかの実施形態では、凹部48は開放されてもよい(例えば、断熱バリア50ではなく気体又は空気で充填されてもよい)ことが理解されるであろう。
いくつかの実施形態では、ポケット38のうちの1つ以上が他のガラス基板(複数可)又は第2のVIGユニットを受容するための別のスロットを画定することができるように、ベース部材32のリブ39のうちの1つ以上を切り取り又は除去することができる。例えば、図2に示す構成では、第1及び第2のポケット56、58が別のガラス基板13(図6に示されるような)又は第2のVIGユニット15(図7に示されるような)を受容するためのスロットとして機能することができるように、第1及び第2のリブ52、54を切り取り又は除去することができる。第1及び第2のリブ52、54の一方又は両方は、1つ以上のノッチ60を含んでもよく、これは第1及び第2のリブ52、54の切断又は破壊を容易にし、ガラス基板13又は第2のVIGユニット15及び断熱材料(例えば、発泡体、ゴム、ガラス微小球、パーライト、エアロゲル、溶融シリカ、及び/又は不活性ガス充填発泡体)を挿入して、ガラス基板13又は第2のVIGユニット15を囲むことを可能にする。
グレージング部材34は、ポリマー材料又は強化相を含むポリマー複合体を含んでもよい。グレージング部材34は、例えば、そのようなポリマー材料又は複合材料を、押出成形、引抜成形又は射出成形することによって形成されてもよく、協働してポケット64を形成する複数の支持部材又はリブ62を含んでもよい。ポケット64のうちの1つ以上は、フレームアセンブリ14の熱伝導率を低減するために、空気、他の気体、及び/又は断熱材料66で充填されてもよい。断熱材料66は、例えば、発泡体、ゴム、ガラス微小球、パーライト、エアロゲル、溶融シリカ、及び/又は不活性ガス充填発泡体を含むことができる。いくつかの実施形態では、リブ62のうちの1つ以上は、フレームアセンブリ14に追加の剛性及び強度を提供するための補強部材46を含んでもよい。グレージング部材34の第1及び第2の側面68、70は、第2のガラス基板20に接触し、かつベース部材32と協働して、フレームアセンブリ14内にVIGユニット12をしっかりと保持することができる。いくつかの構成では、両面接着剤グレージングテープ51又はシリコーン若しくはシリコーン様製品は、第1の側面68及び/又は第2の側面70と第2のガラス基板20との間に配置される。
グレージング部材34の下端部は、ベース部材32と嵌合するようにスナップ嵌めされる1つ以上の弾性可撓性タブ72を含んでもよい。タブ72は、VIGユニット12の歪みに適応するようにグレージング部材34を旋回させることができ、かつ/又はグレージング部材34の除去を提供することができる。このようにして、グレージング部材34は、ウィンドウアセンブリ10が建物又は住宅の壁16内に設置された後であっても、需要に応じてウィンドウアセンブリ10の内外に繰り返しスナップ嵌めされ得る。
グレージング部材34はまた、第1の側面68と第2の側面70との間に形成された凹部(又は空洞)74を含んでもよい。凹部74は、VIGユニット12の真空ポート24を受容してもよく、真空ポート24が損傷しないように保護することができる。凹部74は、真空ポート24を損傷することなく、又はより重要なことには、VIGユニット12がその真空を失うことを引き起こすことなく、VIGユニット12の歪みに適応するように設計されている。凹部74は、真空ポート24を取り囲む断熱材料76で充填されてもよい。断熱材料76は、例えば、発泡体、ゴム、ガラス微小球、パーライト、エアロゲル、溶融シリカ、及び/又は不活性ガス充填発泡体を含むことができる。断熱材料76は、真空ポート24を損傷することなく、又はより重要なことには、VIGユニット12がその真空を失うことを引き起こすことなく、真空ポート24とグレージング部材34との間の相対的な移動を可能にするのに十分に適合し得る。代替的な実施形態では、グレージング部材34の第2の側面70は、第2のガラス基板20に接触しない。むしろ、凹部74は、第1の側面68からスロット36の底部まで延在する。図7に示すように、いくつかの構成では、別の凹部又は空洞75(凹部74と同様)が、ベース部材32内に形成され、第2のVIGユニット15の真空ポート25を受容し得る。図は外側に突出する真空ポート24、25を有するVIGユニット12、15を示すが、いくつかの構成において、真空ポート24、25は、VIGユニット12、15のガラス基板の表面と実質的に同一平面であってもよい。他の構成では、VIGユニット12、15は全て、真空ポート24、25を含まなくてもよい。追加的に又は代替的に、VIGユニット12、15のいずれか又は両方の第1及び第2のガラス基板18、20のいずれか又は両方は、積層された基板(例えば、ガラス層間にポリビニルブチラール(PVB)の層を有する積層されたガラス層を有する基板)であってもよい。
一部の温暖気候(例えば、南米など)では、グレージング部材34は、VIGユニット12の外側に配置されて(すなわち、グレージング部材34は、建物又は住宅の外部に配置されて)、それにより、寒冷気候(例えば、北米など)で経験されるものとは反対の方向へのVIGユニット12の歪みに適応し得ることが予期される。
図4及び図5を参照すると、VIGユニット12を標準的なウィンドウフレームアセンブリ82に適応させるために使用され得る、カプラ80が提供されている。カプラ80は、VIGユニット12の歪みに適応するために、凹部48及び凹部74などのフレームアセンブリ14と類似又は同一の特徴部を含んでもよい。フレームアセンブリ14と同様に、カプラ80は、大きな咬合深さを提供して、第1の基板18と第2の基板20との間の熱伝達を妨げ、第2のガラス基板20上の凝結の蓄積を防止する。図5に示されるように、カプラ80は、フレームアセンブリ82内に受容されるか、ないしは別の方法でフレームアセンブリ82に取り付けられてもよい。フレームアセンブリ14と同様に、カプラ80の壁は、上述の補強部材46のような補強部材を含んでもよい。断熱性気体又は材料は、カプラ80のリブ86間の1つ以上の空洞84を充填してもよい。
実施形態の前述の説明は、例証及び説明の目的のために提供されてきた。網羅的であること、又は本開示を限定することを意図するものではない。特定の実施形態の個々の要素又は特徴は、一般に、その特定の実施形態に限定されるものではないが、適用可能な場合、交換可能であり、特別に示され、又は説明されない場合であっても、選択された実施形態で使用することができる。同様に、多くの方法で変更されてもよい。そのような変更は、本開示から逸脱するものと見なされるべきではなく、そのような全ての修正は、本開示の範囲内に含まれることが意図される。
Claims (48)
- 大気圧より低い圧力にある空間を間に画定する第1及び第2のガラス基板を含む、真空断熱ガラスユニットであって、前記第1及び第2のガラス基板のうちの一方が、真空ポートを含み、前記真空ポートが、前記第1及び第2のガラス基板のうちの一方を通って延在し、かつ前記空間と連通する、通路を画定する、真空断熱ガラスユニットと、
前記真空断熱ガラスユニットを支持し、ベース部材及びグレージング部材を含む、フレームアセンブリであって、前記ベース部材と前記グレージング部材とが協働して、前記真空断熱ガラスユニットの縁部が受容されるスロットを画定し、前記ベース部材又は前記グレージング部材のうちの一方が、前記真空ポートを受容する空洞を含む、フレームアセンブリと、を備える、ウィンドウアセンブリ。 - 前記グレージング部材が、前記ベース部材と嵌合するようにスナップ嵌めされるタブを含む、請求項1に記載のウィンドウアセンブリ。
- 前記ベース部材が、埋め込まれた補強部材を含む、請求項1に記載のウィンドウアセンブリ。
- 前記グレージング部材が、前記真空断熱ガラスユニットを構造的に支持する、請求項1に記載のウィンドウアセンブリ。
- 前記真空ポートを受容する前記空洞が、断熱材料で充填される、請求項1に記載のウィンドウアセンブリ。
- 前記ベース部材及び前記グレージング部材のうちの少なくとも一方が、その熱伝導率を低減する埋め込まれた添加剤を有するビニルを含む、請求項1に記載のウィンドウアセンブリ。
- 前記真空断熱ガラスユニットの前記縁部が、前記スロット内に、1.25インチ以上の咬合深さまで挿入される、請求項1に記載のウィンドウアセンブリ。
- 前記グレージング部材が、前記真空断熱ガラスユニットの荷重の少なくとも一部を支える、請求項1に記載のウィンドウアセンブリ。
- 前記グレージング部材と前記ベース部材とが協働して、前記真空断熱ガラスユニットの前記荷重を支える、請求項8に記載のウィンドウアセンブリ。
- 大気圧より低い圧力にある空間を間に画定する第1及び第2のガラス基板をそれぞれ含む、複数の真空断熱ガラスユニットであって、前記第1及び第2のガラス基板のうちの一方が、そこから外側に延在する真空ポートを含み、前記真空ポートが、前記第1及び第2のガラス基板のうちの一方を通って延在し、かつ前記空間と連通する、通路を画定する、複数の真空断熱ガラスユニットと、
前記真空断熱ガラスユニットを支持し、ベース部材及びグレージング部材を含む、フレームアセンブリであって、前記ベース部材と前記グレージング部材とが協働して、前記真空断熱ガラスユニットの第1のユニットの一部分が受容される第1のスロットを画定し、前記ベース部材又は前記ガラス部材のうちの一方が、前記真空断熱ガラスユニットの前記第1のユニットの前記真空ポートを受容する空洞を含み、前記ベース部材が、前記真空断熱ガラスユニットの第2のユニットの一部分を受容する第2のスロットを画定する、フレームアセンブリと、を備える、ウィンドウアセンブリ。 - 前記グレージング部材が、前記ベース部材と嵌合するようにスナップ嵌めされるタブを含む、請求項10に記載のウィンドウアセンブリ。
- 前記ベース部材が、埋め込まれた補強部材を含む、請求項10に記載のウィンドウアセンブリ。
- 前記グレージング部材及び前記ベース部材が、前記フレームアセンブリを通じる熱伝導を低減する複数のポケットを画定する、請求項10に記載のウィンドウアセンブリ。
- 前記ポケットのうちの少なくとも1つが、空気で充填される、請求項13に記載のウィンドウアセンブリ。
- 前記ポケットのうちの少なくとも1つが、発泡体で充填される、請求項13に記載のウィンドウアセンブリ。
- 前記ベース部材が、前記真空断熱ガラスユニットの前記第1のユニットが歪んだ状態にあるときに、前記真空断熱ガラスユニットの前記第1のユニットの一部分を受容する前記第1のスロットに隣接する凹部を含む、請求項13に記載のウィンドウアセンブリ。
- 前記凹部が、前記真空断熱ガラスユニットの前記第1のユニットの歪みに関連するエネルギーを吸収するために、内部に受容された断熱バリアを含む、請求項16に記載のウィンドウアセンブリ。
- 前記グレージング部材が、前記真空断熱ガラスユニットの前記第1のユニットを構造的に支持する、請求項10に記載のウィンドウアセンブリ。
- 前記真空断熱ガラスユニットの前記第1のユニットの前記真空ポートを受容する前記空洞が、断熱材料で充填される、請求項10に記載のウィンドウアセンブリ。
- 前記ベース部材及び前記グレージング部材のうちの少なくとも一方が、その熱伝導率を低減する埋め込まれた添加剤を有するビニルを含む、請求項10に記載のウィンドウアセンブリ。
- 前記真空断熱ガラスユニットの前記第1のユニットの前記一部分が、前記第1のスロット内に、1.25インチ以上の咬合深さまで挿入される、請求項10に記載のウィンドウアセンブリ。
- 前記グレージング部材と前記ベース部材とが協働して、前記真空断熱ガラスユニットの前記第1のユニットの荷重を支える、請求項10に記載のウィンドウアセンブリ。
- 大気圧より低い圧力にある空間を間に画定する第1及び第2のガラス基板を含む、真空断熱ガラスユニットであって、前記第1及び第2のガラス基板のうちの一方が、そこから外側に延在する真空ポートを含み、前記真空ポートが、前記第1及び第2のガラス基板のうちの一方を通って延在し、かつ前記空間と連通する、通路を画定する、真空断熱ガラスユニットと、
第3のガラス基板と、
前記真空断熱ガラスユニット及び前記第3のガラス基板を支持し、ベース部材及びグレージング部材を含む、フレームアセンブリであって、前記ベース部材と前記グレージング部材とが協働して、前記真空断熱ガラスユニットの一部分が受容される第1のスロットを画定し、前記ベース部材又は前記ガラス部材のうちの一方が、前記真空断熱ガラスユニットの前記真空ポートを受容する空洞を含み、前記ベース部材が、前記第3のガラス基板の一部分を受容する第2のスロットを画定する、フレームアセンブリと、を備える、ウィンドウアセンブリ。 - 前記グレージング部材が、前記ベース部材と嵌合するようにスナップ嵌めされるタブを含む、請求項23に記載のウィンドウアセンブリ。
- 前記ベース部材が、埋め込まれた補強部材を含む、請求項23に記載のウィンドウアセンブリ。
- 前記グレージング部材及び前記ベース部材が、前記フレームアセンブリを通じる熱伝導を低減する複数のポケットを画定する、請求項23に記載のウィンドウアセンブリ。
- 前記ポケットのうちの少なくとも1つが、空気で充填される、請求項26に記載のウィンドウアセンブリ。
- 前記ポケットのうちの少なくとも1つが、発泡体で充填される、請求項26に記載のウィンドウアセンブリ。
- 前記ベース部材が、前記真空断熱ガラスユニットが歪んだ状態にあるときに、前記真空断熱ガラスユニットの一部分を受容する前記第1のスロットに隣接する凹部を含む、請求項26に記載のウィンドウアセンブリ。
- 前記凹部が、前記真空断熱ガラスユニットの歪みに関連するエネルギーを吸収するために、内部に受容された断熱バリアを含む、請求項29に記載のウィンドウアセンブリ。
- 前記グレージング部材が、前記真空断熱ガラスユニットを構造的に支持する、請求項23に記載のウィンドウアセンブリ。
- 前記真空ポートを受容する前記空洞が、断熱材料で充填される、請求項23に記載のウィンドウアセンブリ。
- 前記ベース部材及び前記グレージング部材のうちの少なくとも一方が、その熱伝導率を低減する埋め込まれた添加剤を有するビニルを含む、請求項23に記載のウィンドウアセンブリ。
- 前記真空断熱ガラスユニットの前記一部分が、前記第1のスロット内に、1.25インチ以上の咬合深さまで挿入される、請求項23に記載のウィンドウアセンブリ。
- 前記グレージング部材と前記ベース部材とが協働して、前記真空断熱ガラスユニットの荷重を支える、請求項23に記載のウィンドウアセンブリ。
- 大気圧より低い圧力にある空間を間に画定する第1及び第2のガラス基板をそれぞれ含む、複数の真空断熱ガラスユニットと、
前記真空断熱ガラスユニットを支持し、ベース部材及びグレージング部材を含む、フレームアセンブリであって、前記ベース部材と前記グレージング部材とが協働して、前記真空断熱ガラスユニットの第1のユニットの一部分が受容される第1のスロットを画定し、前記ベース部材が、前記真空断熱ガラスユニットの第2のユニットの一部分を受容する第2のスロットを画定し、前記ベース部材又は前記ガラス部材のうちの一方が、前記真空断熱ガラスユニットの前記第1のユニットが歪んだ状態にあるときに、前記真空断熱ガラスユニットの前記第1のユニットの一部分を受容する前記第1のスロットに隣接する凹部を含む、フレームアセンブリと、を備える、ウィンドウアセンブリ。 - 前記第1及び第2のガラス基板のうちの一方が、そこから外側に延在する真空ポートを含み、前記真空ポートが、前記第1及び第2のガラス基板のうちの一方を通って延在し、かつ前記空間と連通する通路を画定し、前記ベース部材又は前記グレージング部材のうちの一方が、前記真空断熱ガラスユニットの前記第1のユニットの前記真空ポートを受容する空洞を含む、請求項36に記載のウィンドウアセンブリ。
- 前記グレージング部材が、前記ベース部材と嵌合するようにスナップ嵌めされるタブを含む、請求項36に記載のウィンドウアセンブリ。
- 前記ベース部材が、埋め込まれた補強部材を含む、請求項36に記載のウィンドウアセンブリ。
- 前記グレージング部材及び前記ベース部材が、前記フレームアセンブリを通じる熱伝導を低減する複数のポケットを画定する、請求項36に記載のウィンドウアセンブリ。
- 前記ポケットのうちの少なくとも1つが、空気で充填される、請求項40に記載のウィンドウアセンブリ。
- 前記ポケットのうちの少なくとも1つが、発泡体で充填される、請求項40に記載のウィンドウアセンブリ。
- 前記凹部が、前記真空断熱ガラスユニットの前記第1のユニットの歪みに関連するエネルギーを吸収するために、内部に受容された断熱バリアを含む、請求項36に記載のウィンドウアセンブリ。
- 前記グレージング部材が、前記真空断熱ガラスユニットの前記第1のユニットを構造的に支持する、請求項36に記載のウィンドウアセンブリ。
- 前記真空断熱ガラスユニットの前記第1のユニットの前記真空ポートを受容する前記空洞が、断熱材料で充填される、請求項36に記載のウィンドウアセンブリ。
- 前記ベース部材及び前記グレージング部材のうちの少なくとも一方が、その熱伝導率を低減する埋め込まれた添加剤を有するビニルを含む、請求項36に記載のウィンドウアセンブリ。
- 前記真空断熱ガラスユニットの前記第1のユニットの前記一部分が、前記第1のスロット内に、1.25インチ以上の咬合深さまで挿入される、請求項36に記載のウィンドウアセンブリ。
- 前記グレージング部材と前記ベース部材とが協働して、前記真空断熱ガラスユニットの前記第1のユニットの荷重を支える、請求項36に記載のウィンドウアセンブリ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US15/268,744 | 2016-09-19 | ||
US15/268,744 US9845635B2 (en) | 2014-05-27 | 2016-09-19 | Window frame system for vacuum insulated glass unit |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019525967A Division JP2019529756A (ja) | 2016-09-19 | 2017-09-19 | 真空断熱ガラスユニット用のウィンドウフレームシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020197116A true JP2020197116A (ja) | 2020-12-10 |
Family
ID=61619798
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019525967A Pending JP2019529756A (ja) | 2016-09-19 | 2017-09-19 | 真空断熱ガラスユニット用のウィンドウフレームシステム |
JP2020136591A Pending JP2020197116A (ja) | 2016-09-19 | 2020-08-13 | 真空断熱ガラスユニット用のウィンドウフレームシステム |
Family Applications Before (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019525967A Pending JP2019529756A (ja) | 2016-09-19 | 2017-09-19 | 真空断熱ガラスユニット用のウィンドウフレームシステム |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP3516146A4 (ja) |
JP (2) | JP2019529756A (ja) |
CN (1) | CN109952409A (ja) |
CA (1) | CA3037439A1 (ja) |
RU (1) | RU2702399C1 (ja) |
WO (1) | WO2018053510A1 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109339652A (zh) * | 2018-08-07 | 2019-02-15 | 洛阳兰迪玻璃机器股份有限公司 | 一种适合不同厚度玻璃构件的窗框 |
US11939811B2 (en) * | 2021-09-10 | 2024-03-26 | Andersen Corporation | Sill corner brackets for coastal impact resistant fenestrations |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015183863A1 (en) * | 2014-05-27 | 2015-12-03 | Guardian Industries Corp. | Window frame system for vacuum insulated glass unit |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5950398A (en) * | 1998-10-22 | 1999-09-14 | Hubbard; Bruce M. | Pass-by insulating glass window unit and method for replacing single glazing |
US9752375B2 (en) * | 2012-07-05 | 2017-09-05 | Guardian Glass, LLC | Method and apparatus for installing vacuum insulated glass (VIG) window unit in existing window sash |
US8683775B1 (en) * | 2012-09-07 | 2014-04-01 | Guardian Industries Corp. | Spacer system for installing vacuum insulated glass (VIG) window unit in window frame designed to accommodate thicker IG window unit |
US9441415B2 (en) * | 2012-12-27 | 2016-09-13 | Guardian Industries Corp. | Window having vacuum insulated glass (VIG) unit and frame including vacuum insulated structure(s) |
-
2017
- 2017-09-19 CA CA3037439A patent/CA3037439A1/en not_active Abandoned
- 2017-09-19 JP JP2019525967A patent/JP2019529756A/ja active Pending
- 2017-09-19 WO PCT/US2017/052274 patent/WO2018053510A1/en unknown
- 2017-09-19 EP EP17851788.4A patent/EP3516146A4/en not_active Withdrawn
- 2017-09-19 CN CN201780070273.5A patent/CN109952409A/zh active Pending
- 2017-09-19 RU RU2019111738A patent/RU2702399C1/ru active
-
2020
- 2020-08-13 JP JP2020136591A patent/JP2020197116A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015183863A1 (en) * | 2014-05-27 | 2015-12-03 | Guardian Industries Corp. | Window frame system for vacuum insulated glass unit |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
RU2702399C1 (ru) | 2019-10-08 |
WO2018053510A1 (en) | 2018-03-22 |
CA3037439A1 (en) | 2018-03-22 |
EP3516146A4 (en) | 2020-04-29 |
CN109952409A (zh) | 2019-06-28 |
EP3516146A1 (en) | 2019-07-31 |
JP2019529756A (ja) | 2019-10-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7232294B2 (ja) | 真空断熱ガラスユニット用の窓枠システム | |
JP6495170B2 (ja) | 厚い断熱ガラス窓ユニットを収容するように設計された窓枠内に真空断熱ガラス窓ユニットを設置するためのスペーサーシステム | |
US20150315779A1 (en) | Construction Panels | |
JP6343283B2 (ja) | 厚い断熱ガラス窓ユニットを収容するように設計された窓枠内に真空断熱ガラス窓ユニットを設置するためのスペーサーシステム | |
JP2020197116A (ja) | 真空断熱ガラスユニット用のウィンドウフレームシステム | |
KR101432187B1 (ko) | 멀티 커튼월 프레임 | |
US9845635B2 (en) | Window frame system for vacuum insulated glass unit | |
KR101581867B1 (ko) | 단열부재가 구비되는 창호 프레임 | |
TWI666376B (zh) | 強化絕熱玻璃單元 | |
KR101439167B1 (ko) | 상변화물질을 구비하는 창호 | |
KR101313393B1 (ko) | 다층 글라스 패널 및 이를 포함하는 시스템 창호 | |
KR101325006B1 (ko) | 상변화물질을 구비하는 커튼월 | |
JP2003161077A (ja) | 複層ガラス窓、ガラス窓の複層化方法、及び前記方法に使用する複層用板 | |
JP7378856B2 (ja) | スライディング窓戸システムの2辺支持フレームウィンドウサッシとドアフレームとが相互に重なる側面セクションにおける断熱構造 | |
KR101306628B1 (ko) | 상변화물질을 구비하는 결로방지장치 | |
CN211774773U (zh) | 一种新型保温墙体 | |
KR20020095826A (ko) | 이중유리 제조용 스페이서 | |
KR20140137082A (ko) | 건축물의 단열구조 및 단열재 시공방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200917 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200917 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210614 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20220119 |