JP2020196180A - Method for controlling mold clamping device and mold clamping device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、可動金型を固定金型に対して型開閉させる型開閉機構と可動金型と固定金型の型締を行う型締機構とが備えられた型締装置の制御方法および型締装置に関するものである。 The present invention is a control method and mold clamping of a mold clamping device provided with a mold opening / closing mechanism for opening and closing a movable mold with respect to a fixed mold, and a mold clamping mechanism for clamping a movable mold and a fixed mold. It is about the device.
射出成形機の型締装置の連続成形時の問題として、成形開始から成形サイクルを重ねるにつれて成形金型を中心に、固定盤、可動盤、タイバー、ベッドなどの各部材が昇温し熱膨張が発生するという問題がある。このような成形金型等の熱膨張を放置して成形を継続することは、成形金型を含む射出成形機や、射出成形機で成形される成形品の品質に悪影響を及ぼすことになる。前記熱膨張の問題に対処するものとして、特許文献1、特許文献2に記載されたものが知られている。
As a problem during continuous molding of the mold clamping device of an injection molding machine, as the molding cycle is repeated from the start of molding, each member such as a fixed plate, a movable plate, a tie bar, and a bed rises and thermally expands around the molding die. There is a problem that it occurs. Continuing molding while leaving such thermal expansion of the molding die unattended has an adverse effect on the quality of the injection molding machine including the molding die and the molded product molded by the injection molding machine. Those described in
特許文献1に記載されたものは、型締完了確認後に型位置検出手段によって検出された可動金型の位置に基づいて型厚寸法を補正するものである。また特許文献2に記載されたものは、型締装置にハーフナットを使用するものであり、ハーフナットの型締面と係合部の型締面とが当接されるまでの空走距離に基づいて型締側の部材であるハーフナットまたは係合部が係合開始位置に移動される。そして成形サイクル毎に空走距離(実測値)を求め、ハーフナット係合時のラム(ハーフナット)の位置を継続的に補正することにより、金型の熱膨張に対応している。
The one described in
しかしながら特許文献1および特許文献2の装置は、熱膨張した成形金型が型締された際に金型内部に発生する反力の変化については何ら考慮されていない。すなわち熱膨張した成形金型においては金型構造の相違により熱膨張による型厚の増加に比例して前記金型内部に発生する反力が増加するわけではない。例えば成形金型の材質や金型の各部材の結合関係、バネ金型であるかどうか等により、型締時に成形金型内部に蓄積される反力が異なる。そして型締時の成形金型内部に発生する反力が著しく増大した状態が放置されていると成形金型の各部材のカジリ等の不具合を引き起こす場合がある。
However, the devices of
更に型締機構による型締解除時には前記成形金型の反力により可動盤や型締シリンダ側のハーフナットや、タイバーまたはラムに設けられた係合部が移動されてしまうという問題もある。このような可動盤やタイバー等の移動に対して補正を行わないと、ハーフナットを係合部へ係脱する時にハーフナットの面と係合部の面が一定以上の力で当接してカジリが発生する等の不具合を引き起こす場合もある。 Further, when the mold is released by the mold clamping mechanism, there is a problem that the movable platen, the half nut on the mold clamping cylinder side, and the engaging portion provided on the tie bar or the ram are moved by the reaction force of the molding die. If the movement of the movable platen, tie bar, etc. is not corrected, the surface of the half nut and the surface of the engaging portion will come into contact with each other with a certain force or more when engaging and disengaging the half nut to the engaging portion, resulting in galling. May cause problems such as the occurrence of.
従って本発明では上記の問題を鑑みて、連続成形時に成形金型の熱膨張により成形金型が型締された際に金型内部に発生する反力が変化するとともに、型締圧抜時に可動盤等の型開移動量が変化する問題に対処し、連続成形における成形金型に発生する不具合やハーフナットと係合部の係脱時に型締装置に発生する不具合を防止することを可能とした型締装置の制御方法および型締装置を提供することを目的とする。または連続成形時に成形金型が膨張した際にも良好な成形品が継続して成形可能な型締装置の制御方法および型締装置を提供することを目的とする。 Therefore, in view of the above problems, in the present invention, the reaction force generated inside the mold when the mold is compacted due to the thermal expansion of the molding mold during continuous molding changes, and the mold is movable when the mold is pressed and pressed. It is possible to deal with the problem that the amount of mold opening movement of the plate etc. changes, and to prevent problems that occur in the molding die in continuous molding and problems that occur in the mold clamping device when the half nut and the engaging part are engaged and disengaged. It is an object of the present invention to provide a method of controlling a mold clamping device and a mold clamping device. Alternatively, it is an object of the present invention to provide a method for controlling a mold clamping device and a mold clamping device capable of continuously molding a good molded product even when the molding die expands during continuous molding.
本発明の請求項1に記載の型締装置の制御方法は、可動金型を固定金型に対して型開閉させる型開閉機構と可動金型と固定金型の型締を行う型締機構とが備えられた型締装置の制御方法において、型締機構による型締解除時の可動盤または可動金型の型開移動位置を検出し、型閉制御用の位置を補正することを特徴とする。
The method for controlling the mold clamping device according to
本発明の請求項2に記載の型締装置の制御方法は、可動金型を固定金型に対して型開閉させる型開閉機構と可動金型と固定金型の型締を行う型締機構とが備えられた型締装置の制御方法において、型締機構による型締解除時の可動盤または可動金型の型開移動位置を検出し、ハーフナット係合に用いる位置を補正することを特徴とする。
The method for controlling the mold clamping device according to
本発明の請求項3に記載の型締装置の制御方法は、請求項2において、前記ハーフナット係合に用いる位置は、ハーフナットをタイバーまたはラムの係合部に係合する際のハーフナットの停止位置またはタイバーまたはラムの停止位置であることを特徴とする。
The control method of the mold clamping device according to claim 3 of the present invention is the position used for engaging the half nut in
本発明の請求項4に記載の型締装置は、可動金型を固定金型に対して型開閉させる型開閉機構と可動金型と固定金型の型締を行う型締機構とが備えられた型締装置において、型締および型締解除を行う型締機構と、前記型締解除時の可動盤または可動金型の型開移動位置を検出するセンサと、型締解除時の可動盤または可動金型の型開移動位置から型閉制御用の位置を補正する制御装置と、が備えられたことを特徴とする。
The mold clamping device according to
本発明の型締装置の制御方法は、可動金型を固定金型に対して型開閉させる型開閉機構と可動金型と固定金型の型締を行う型締機構とが備えられた型締装置の制御方法において、型締機構による型締解除時の可動盤または可動金型の型開移動位置を検出し、型閉制御用の位置を補正するので、成形時の金型等の熱膨張に対応することができる。 The control method of the mold clamping device of the present invention includes a mold opening / closing mechanism for opening and closing a movable mold with respect to a fixed mold, and a mold clamping mechanism for clamping the movable mold and the fixed mold. In the control method of the device, the mold opening movement position of the movable platen or the movable mold at the time of mold release is detected by the mold clamping mechanism, and the position for mold closing control is corrected, so that the mold or the like is thermally expanded during molding. Can be dealt with.
本発明の実施形態の射出成形機11についてカバー、安全扉の記載を省略して記載した図1、図2を用いて説明する。油圧機構と電気駆動機構を併用したハイブリッド式の射出成形機11は、一側側(図1において右側)の射出装置12と他側側(図1において左側)の型締装置13とを備えている。
The
先に射出装置12について説明する。射出装置12は、公知の電動射出装置が用いられ、図示しないスクリュ前後進機構とスクリュ回転機構は、サーボモータ等の電動機によって駆動される。射出装置12は、図示しないヒータが設けられる加熱筒14の先端側にノズル15が設けられている。そして加熱筒14の後部近傍の図示しないハウジングプレートには材料供給装置16が設けられている。また加熱筒14の内孔には図示しないスクリュが配設されている。スクリュは前記スクリュ回転機構により回転可能かつスクリュ前後進機構により前後進可能となっている。なお射出装置12は、油圧機構を用いたものでもよい。
The
次に型締装置13について説明すると、型締装置13は、固定金型17が取付けられる固定盤18に対して可動金型19が取付けられる可動盤20を型開閉機構21により移動させ、型締機構22により型締を行うものである。この射出成形機11のように型開閉機構21と型締機構22が独立して設けられた成形機は、全てではないが比較的大型のものが多い。
Next, the mold clamping device 13 will be described. The mold clamping device 13 moves the
ベッド23上には固定盤18が固定的に立設されている。固定盤18の金型取付面24には、成形金型の一方の金型である固定金型17が取付けられている。また固定盤18の前記金型取付面24の反対側の面である背面25の側の中央部には射出装置12の加熱筒14およびノズル15が挿通される凹部26が形成されている。そして射出装置12のノズル15は、前記凹部26および図示しないロケートリングを介して固定金型17に当接可能となっている。本実施形態では成形金型17,19の型締は、圧力媒体(作動油)を用いた型締機構22の型締シリンダ27により行われる。型締シリンダ27は、固定盤18の4隅近傍にそれぞれ設けられている。そして型締シリンダ27のピストン27aの他側にはタイバー28が固定されている。そして型締シリンダ27のロッドがタイバー28を構成している。本実施形態では型締シリンダ27は型締時に作動油が供給される油室27bのみを備えた単動タイプのものであるが、強力型開(離型)を行うために作動油が供給される油室も備えた復動タイプでもよい。固定盤18の背面25の型締シリンダ27のピストン27aの周囲には前記ピストン27aおよびタイバー28の位置を調整するタイバー位置調整機構の調整用シリンダ47が2本取付けられている。また前記ピストン47の端面にもロッド48が固定されている。そして調整用シリンダ47のロッド47aの先端と前記ロッド48の先端は、それぞれ同じプレート49に取付けられている。なおタイバー位置調整機構は電動機構を用いたものでもよい。
A
前記タイバー28の軸方向の中間から先端にかけては周方向に係合部を構成する係合溝28aが複数形成されている。係合溝28aは、後述するハーフナット32の係合歯32aを係合用の溝である。図1、図2では係合部溝28aの詳細は省略するが、図3に示されるように本実施形態のタイバー28の係合溝28aは、型締時にハーフナット32の係合歯32aに当接されタイバー28の軸に対して垂直な当接面28bと、反対側の傾斜面28cを備えている。
A plurality of engaging grooves 28a forming an engaging portion are formed in the circumferential direction from the middle to the tip of the
そして各タイバー28はそれぞれ可動盤20の四隅近傍に円筒状のブッシュ31の内孔に摺動自在に挿通されている。可動盤20の金型取付面29には、成形金型の他方の金型である可動金型19が取付けられている。また可動盤20の前記金型取付面29の反対側の面である背面30の前記ブッシュ31の取付位置の周囲には、ハーフナット32がそれぞれ設けられている。
Each
ハーフナット32は、前記タイバー28の係合溝28aに係合して型締力を可動盤20および可動金型19に伝達する部材である。ハーフナット32は図示しない駆動機構により、タイバー28の係合溝28aに対して進退移動可能となっている。ハーフナット32には、タイバー28の係合溝28aに係合される係合歯32aが複数形成されている。そして前記係合歯32aは、型締時にタイバー28の当接面28bに当接されベッド23の上面に対して垂直な当接面32bを備えている。また係合歯32aは当接面32bと反対側の傾斜面32cとを備えている。なおハーフナット32とタイバー28の係合部の関係は上記に限定されない。例えばハーフナット32の係合歯32aの両側の2面と係合部の係合溝28aの両側の2面はそれぞれの面がベッド23等に対して垂直な面となているものでもよい。またタイバー28の係合部の側が係合歯でありハーフナット32の側が係合溝であってもよく、いずれの場合も係合歯や係合溝の数も限定されない。
The
可動盤20は、ベッド側(接地面側)に脚部35が設けられている。一方、ベッド23の上面には少なくとも2本のガイドレール34(またはガイド板)が図1および図2における一側と他側の方向に向けて設けられている。そして可動盤20は、脚部35を介して前記ガイドレール34にガイドされ型開閉方向に移動可能となっている。更に可動盤20の背面30には図示しないエジェクタ機構等も設けられている。
The
本実施形態では、タイバー28の端部側は可動盤20の他側のベッド23の上面に立設されたタイバホルダ36に挿通されている。タイバホルダ36とタイバー28の関係は、タイバー28の円周面がタイバホルダ36に対して摺動自在に挿通されている。タイバホルダ36は型締力を受けない部材であり、固定盤18等と比較して薄い板体である。またタイバホルダ36自体は必須の部材ではないので配置されない場合もある。
In the present embodiment, the end side of the
次に型締装置13の型開閉機構21について説明する。本発明において型開閉機構21は、電動機とねじ送り機構を用いた電動機構を用いたものである。型開閉機構21は、2基がいずれも可動盤20の操作側の側面下部と反操作側の側面下部に配置されている。図1に示される操作側の型開閉機構21について説明すると、ボールねじ38の両端側は、それぞれベッド23上のブラケットに取付けられたベアリング39,40により両持ち状態で保持されている。またタイバホルダ36またはベッド上の図示しないブラケットにはサーボモータ44が固定され、サーボモータ44の駆動軸に固定された駆動プーリ(図示せず)とボールねじ38に固定された従動プーリ41とがベルトにより接続されている。また上記したように可動盤20のブラケットにはボールねじナット33が固定され、ボールねじ38がボールねじナット33に挿通されている。サーボモータ44は周知のようにロータリエンコーダ45を備えており、回転角度(回転量または移動量)を検出可能となっている。即ちセンサであるロータリエンコーダ45により可動盤20および可動金型19の型開閉方向の位置が検出可能となっている。
Next, the mold opening /
なお型開閉機構21が電動機とねじ送り機構を用いた電動機構の場合、各部材の配置や駆動方式については前記に限定されない。また型開閉機構は油圧シリンダを用いたものでもよい。型開閉機構が油圧シリンダを用いたものである場合、固定盤18(またはベッド23)に対する可動盤20の位置を検出するセンサが別途に設けられる。また電動機構の場合であっても可動盤20や可動金型19の型開閉方向の位置を検出するセンサを別途に設けてもよい。
When the mold opening /
次に本実施形態の制御系統について図1、2により簡単に説明すると、それぞれのサーボモータ44はそれぞれサーボアンプ43に接続されている(図では一方のサーボモータ44のサーボアンプ43のみを記載)。そして各サーボアンプ43は上位の制御装置37に接続されている。また制御装置37は、設定入力を行うとともに射出成形機11の状態を表示する図示しない設定表示装置や、型締シリンダ27を制御する油圧機構42に接続されている。油圧機構42にはポンプ、各バルブ、圧力センサ等が含まれる。また制御装置37は、各センサ等にも接続され、本発明の型締機構による型締解除時の可動盤19または可動金型19の型開移動位置p2を検出し(または制御装置37により前記型開移動位置p2から型締位置c1を減算して型開移動量d2を演算し)、型閉制御用の位置であるタイバー目標位置t2を補正する機能を備えている。
Next, the control system of the present embodiment will be briefly described with reference to FIGS. 1 and 2. Each
次に射出成形機11の作動方法について、特に連続成形時の型閉制御用の位置の補正方法を含む型締装置の制御方法について説明する。これらの説明は、図4のフローチャート図を中心に、図3の制御時のハーフナット32の係合歯32aとタイバー28の係合溝28aの関係を示す図、図5の金型の反力による可動盤20の型開移動量の変化を示す図を参照して説明する。「背景技術」および「発明の解決しようとする課題」の欄に記載したように、射出成形機11の型締装置13では、連続成形時に成形サイクルを重ねるにつれて成形金型17,19を中心に、固定盤18、可動盤20、タイバー28、ベッド23などの各部材が昇温し熱膨張が発生する。また成形金型17,19の熱膨張により型締時に該成形金型17,19に発生する反力も変化する。本実施形態ではそれらに対応して以下の制御を行っている。
Next, a method of operating the
本実施形態の型締装置の制御方法は、手動成形で試し成形をした後、全自動成形(自動サイクル)のモードで使用される。全自動成形(自動サイクル)のモードがスタートされる(s1)と、型閉工程では型開閉機構21の作動により可動金型19および可動盤20が型閉移動される。そして型閉完了状態となると(s2)、固定金型17と可動金型19の間にキャビティCが形成される。また型閉完了状態を示す信号が制御装置37へ送られる。
The control method of the mold clamping device of the present embodiment is used in the mode of fully automatic molding (automatic cycle) after trial molding by manual molding. When the fully automatic molding (automatic cycle) mode is started (s1), the movable mold 19 and the
次のハーフナット係止工程ではハーフナット32の図示しない駆動手段が駆動され、ハーフナット32の係合歯32aがタイバー28の係合溝28aに向けて前進される。この際にハーフナット32の係合歯32aがタイバー28の係合溝28aに対して両側に隙間のある状態で係合されないと、係合歯32aまたは係合溝28aを破損したり、係合歯32aの当接面32bまたは係合溝28aの当接面28bにカジリが発生したりすることがある。そのため連続成形の開始に際しては、ハーフナット32の係合歯32aがタイバー28の係合溝28aに当接することなく係合されるようにハーフナット32係合時の両者の相対的な位置調整がなされている。即ち本発明において「型閉制御用の位置」とはハーフナット32の係合時の可動盤20の位置(ハーフナット32の位置)、タイバー28の位置(係合部の位置)、可動盤20の位置(ハーフナット32の位置)とタイバー28の位置(係合部の位置)の相対的な位置がそれぞれ含まれる。
In the next half nut locking step, a driving means (not shown) of the
なお一般的には型閉工程における型閉完了の位置は、固定金型17のパーティング面と可動金型19のパーティング面が当接された位置であり、前記のパーティング面同士が当接され可動盤20が停止した位置で係合部へのハーフナット32の係合がなされる。しかし射出圧縮成形(射出プレス成形)を行う場合、成形サイクルを僅かでも速くしたい場合、バネ金型を使用する場合等では、その手前のパーティング面同士が当接していない位置を型閉完了時の可動盤20の係合位置またはハーフナット32の係合位置としてもよい。
In general, the position where the mold closing is completed in the mold closing step is the position where the parting surface of the fixed mold 17 and the parting surface of the movable mold 19 are in contact with each other, and the parting surfaces are in contact with each other. The
そしてハーフナット係止工程においてハーフナット32が前進完了して係合歯32aがタイバー28の係合部の係合溝28aに完全に係合されたことは図示しないセンサにより確認される(s3)。この状態が図3における(a)の状態である。次の型締工程では、型締機構22の型締シリンダ27の油室27bに作動油が供給されタイバー28が図2において右方向(一側方向)に向けて牽引される。その結果図3における(b)のようにタイバー28の当接面28bとハーフナット32の当接面32bが当接される。そして油室27bの作動油の油圧が所定値まで昇圧されると型締完了状態となる(s4)。
Then, in the half nut locking step, it is confirmed by a sensor (s3) that the
この型締完了状態ではタイバー28が伸長され、固定金型17と可動金型19からなる成形金型17,19は逆に部材間の間隙などが解消され型厚がごく僅か減少した状態となる。また型締により成形金型17,19の内部には反力が蓄積された状態となる。この際の反力は金型の型厚、材質、各部材間の配置や各部の温度上昇の差による熱膨張の差などによりそれぞれ異なる。また特にバネ金型の場合は、バネの弾発力により反力が大きくなる。
In this mold clamping completed state, the
そして型締完了状態であることが確認されると次に射出工程(保圧工程を含む)に移行し、射出装置12から前記キャビティCに溶融樹脂が射出される。射出された溶融樹脂は次の冷却工程で冷却固化される。そして冷却工程が完了すると型締圧抜工程(型締解除工程)が行われる(s5)。型締圧抜工程では、型締状態において型締シリンダ27の油室27b内の正圧状態の作動油を、図示しないドレン回路からタンクに戻すことにより型締力をゼロに戻す型締圧抜(型締解除)が行われる。
Then, when it is confirmed that the mold clamping is completed, the process proceeds to the injection process (including the pressure holding process), and the molten resin is injected from the
その結果、図3の(c)に示されるように型締圧抜終了時(型締解除時)には前記のタイバー28の伸長が解消されタイバー内部の反力が開放されるともに、成形金型17,19の圧縮状態が解消され、同時に成形金型17,19の内部に蓄積されていた反力が開放される。この際の反力の開放により成形金型17,19に蓄積されていた反力が一定以上の大きさであった場合、可動金型19と可動盤20は型開方向に僅かに移動される。前記の可動金型19と可動盤20は型開方向への型開移動量d2は、前記反力の大きさにより相違する。そして型締圧抜終了時の可動盤20が移動された型開移動位置p1,p2は、型開閉機構21のサーボモータ44のロータリエンコーダ45により検出される(s6)。型開閉機構21が2つ以上ありロータリエンコーダ45も対応する個数がある場合、いずれかのロータリエンコーダ45の検出値を使用してもよく、複数のロータリエンコーダ45の検出値の平均値等を使用してもよい。なおこの際に別途に設けたセンサにより固定盤18やベッド23に対する可動盤20の型開移動位置p1,p2や固定金型17に対する可動金型19の型開移動位置p1,p2を検出するようにしてもよい。
As a result, as shown in FIG. 3 (c), at the end of mold clamping and depressurization (when the mold is released), the extension of the
次に全自動成形(自動サイクル)のサイクル数が1回目(初回サイクル)かどうかを判断する(s7)。そして初回サイクルの場合(s7=Y)は、前回型締圧抜時の可動盤の移動位置の値が保存されていないので、「型位置変化量無しでタイバー目標位置t2を演算して決定」する(s8)。即ち成形金型17,19が熱膨張していない状態で固定金型17と可動金型19が型当接した際に、ハーフナット32がタイバー28の係合部の係合溝28aに良好に係合される位置を基礎値として、今回の型締圧時の可動盤20の測定位置を加算してタイバー目標位置t2を演算し決定する。ここにおいて「タイバー目標位置t2」とは、「型閉制御用の位置」に含まれ、次回のハーフナット32の係合時のためタイバー28が移動される際の目標位置である。なおこの段階では実際に図5の左側の連続成形開始時(A)にもあるように成形金型17,19の熱膨張は小さい。即ち図5の(A)では、反力による型開移動量d1は、制御装置37により型締圧抜後の可動盤20の型開移動位置p1から型締時の可動盤20の型締位置c1を減算することにより求められるが値としては無視できるほど小さいことが多い。
Next, it is determined whether or not the number of cycles of fully automatic molding (automatic cycle) is the first (first cycle) (s7). Then, in the case of the first cycle (s7 = Y), since the value of the moving position of the movable plate at the time of the previous mold clamping release is not saved, "determined by calculating the tie bar target position t2 without the amount of mold position change". (S8). That is, when the fixed mold 17 and the movable mold 19 come into contact with each other in a state where the molding dies 17 and 19 are not thermally expanded, the
また初回サイクル以外の場合(s7=N)は、「前回サイクルの型位置変化量を加味してタイバー目標位置t2を演算して決定」する(S9)。即ち全自動成形(自動サイクル)のサイクル数が1回以外の場合において、前回の成形サイクルにおける成形金型17,19の熱膨張による反力により補正されたタイバー目標位置t1を基礎値として、今回の成形サイクルにおける型締圧抜時(型締解除時)の可動盤20の検出位置(型開移動位置)を加算してタイバー目標位置t2を演算し決定する。図3の(d)と図5の右側の連続成形一定時間経過時(B)に表されているように、連続成形を一定時間継続して成形金型17,19の熱膨張量が増加すると、型締時の成形金型17,19からの反力が増大する。従って制御装置37により型締圧抜後の可動盤20の型開移動位置p2から型締時の可動盤20の型締位置c2を減算することにより求められる反力による型開移動量d2の値も大きくなっている。そして型締圧抜時に成形金型17,19の反力により可動盤20が移動された型開移動位置p2が前回よりも型開側となった場合(または反力による可動盤20の型開移動位置p2から演算される型開移動量d2が前回よりも増加した場合)、図3(d)に示されるようにそれに対応して次回のハーフナット32の係合時のタイバー目標位置t2は、前回サイクル時のタイバー目標位置t1から補正量r1だけ変更される。
In the case other than the first cycle (s7 = N), "determine by calculating the tie bar target position t2 in consideration of the amount of type position change in the previous cycle" (S9). That is, when the number of cycles of fully automatic molding (automatic cycle) is other than one, this time, the tie bar target position t1 corrected by the reaction force due to the thermal expansion of the molding dies 17 and 19 in the previous molding cycle is used as the basic value. The tie bar target position t2 is calculated and determined by adding the detection positions (mold opening movement positions) of the
そして前記(s8)の場合、前記(s9)の場合もいずれも型締完了時にセンサであるロータリエンコーダ45により読み取られた型開移動位置p2(可動盤20の型開閉方向の位置)を記憶する(s10)。そして次にタイバー位置調整機構である調整用シリンダ47を作動させ、タイバー28をタイバー目標位置t2へ移動させる(s11)。この状態でハーフナット32の係合歯32aの当接面32bとタイバー28の係合溝28aの当接面28bの間、係合歯32aの傾斜面32cと係合溝28aの傾斜面28cの間には、それぞれ適切な隙間が形成されている。次にハーフナット32の駆動機構を作動させ、ハーフナット32の係合歯32aをタイバー28の係合溝28aから離脱する(s12)。この際に当接面32bと当接面28bの間には一定の間隔が設けられているのでカジリが発生するということはない。
In the case of (s8) and the case of (s9), the mold opening movement position p2 (position in the mold opening / closing direction of the movable platen 20) read by the
なおタイバー位置調整機構によるタイバー28のタイバー目標位置t2への移動は、型締圧抜による可動盤20の位置検出後から次の成形サイクルでハーフナット32が係合される前までの間であれば、別のタイミングで行ってもよい。即ち型締圧抜時にハーフナット32の当接面32bとタイバー28の当接面28bが当接していた状態であってもバネ金型を使用していて当接面32bと当接面28bの間に負荷(押圧力)が残っている場合でなければ、そのままハーフナット32を離脱させても当接面28b、32bにはカジリは発生しない。また型締シリンダ27が復動シリンダであり離型時に型締シリンダ27を使用した強力型開を行う際は、ハーフナット32の他の傾斜面32c(または傾斜していない当接面)とタイバー28の他の傾斜面28c(または傾斜していない当接面)が当接される。その場合強力型開後のハーフナット32の離脱は、タイバー28を移動させずに、傾斜面28c、32c同士が当接した状態から行ってもよく、タイバー28をタイバー目標位置t2へ移動させてから離脱を行ってもよい。
The
次に全自動成形(自動サイクル)のサイクル数が予定サイクル数終了したか、が判断される(s13)。そして次のサイクルが残っている場合(s13=N)は次のサイクルに移行する。次のサイクルでは、タイバー28は成形金型17,19の熱膨張による反力を加味したタイバー目標位置t2に停止されている。一方可動盤20の型閉完了時の停止位置も成形金型17,19の熱膨張量を加味して変更され、タイバー目標位置t2に対して当接面32bと当接面28bが最適な間隔を備え、傾斜面32cと傾斜面32cも最適な間隔を備えた位置に停止される。このことにより本発明では連続成形時の成形金型17,19等の熱膨張の発生およびそれに伴う型締時に成形金型17,19から発生する反力の変化に対応してハーフナット32の係合に支障を起こさず、良好な成形を継続できる。
Next, it is determined whether the number of cycles of fully automatic molding (automatic cycle) has completed the planned number of cycles (s13). Then, when the next cycle remains (s13 = N), the process proceeds to the next cycle. In the next cycle, the
なお本発明については、上記の実施形態以外に、図6や図7に示される別の実施形態の射出成形機の型締装置や、該型締装置の制御方法を用いたものでもよい。図6に示される別の実施形態の射出成形機51の型締装置52の例ではハーフナット53は型締シリンダ59のピストン62の前部に固定されている。そしてハーフナット53が係合される部分がタイバー54ではなく可動盤55の背面56に固定されたラム57の係合部の係合溝58となっている。図6の型締装置52では、型締機構である型締シリンダ59による型締圧抜時の可動盤55または可動金型60の型開移動位置p2を検出し、または前記型開移動位置p2から型開移動量d2を演算し、次回のハーフナット61の係合時までに型閉制御用の位置(ハーフナット用の係合位置)である型締シリンダ59のピストン62の位置(ハーフナット係合時のハーフナット53の目標停止位置)と可動盤55およびラム57の位置(ハーフナット係合時の可動盤55の目標停止位置)の双方を補正する。なお図6の実施形態では、型締圧抜時の可動盤55または可動金型60の型開移動位置p2を検出して(または型開移動位置p2から型開移動量d2を演算して)型閉制御用の位置を補正する制御は、ハーフナット53の目標停止位置の補正のみとして、可動盤55およびラムの57の停止位置は、物理的に前進不可能となる型閉完了の位置としてもよい。従って図6の実施形態では型閉制御用の位置である可動盤およびラムの型閉時の停止位置の補正は、必須のものではない。
In addition to the above-described embodiment, the present invention may use a mold clamping device of another embodiment of the injection molding machine shown in FIGS. 6 and 7, or a control method of the mold clamping device. In the example of the
また更に図7に示される別の実施形態の射出成形機71の型締装置72の例では固定盤73にタイバー74が固定的に設けられている。そしてタイバー74の先端寄り外周に係合部である係合溝75が設けられている。一方、ハーフナット76は、型締シリンダ77が設けられる盤78の背面79のタイバー74の周囲に設けられている。また型締シリンダ77のラム80の前面が可動盤81の背面に固定されている。そして盤78の前側の基台82の上に可動盤81は載置されている。盤78に対する可動盤81の位置は位置検出用のセンサ83により検出されるようになっている。また盤78と可動盤81が載置された盤78は、型開閉機構84により型開閉方向に移動可能となっている。
Further, in the example of the
かかる機構の型締装置72では、型締機構である型締シリンダ77による型締圧抜時の可動盤55または可動金型86の型開移動位置p2はセンサ83により検出される。また前記型開移動位置p2から型開移動量d2が演算される。そして次回のハーフナット76の係合時までに型閉制御用の位置である型締シリンダ77のラム80の前進量(相対的なハーフナット76の位置)が補正される。そのことにより成形金型の熱膨張やそれに伴う成形金型の型締時の反力の増大があったとしても、次回の連続成形時に固定盤73に取付けられた固定金型85と可動盤81に取付けられた可動金型86が型当接した際のハーフナット76の位置(タイバー74の係合部の係合溝75に対する相対的な位置)が良好な位置に維持される。
In the
また本発明に用いられる型締装置は、可動金型を固定金型に対して型開閉させる型開閉機構と可動金型と固定金型の型締を行う型締機構とが備えられた型締装置であれば、上記に限定されない。例えば固定盤の四隅近傍に型締シリンダが備えられるとともに、固定盤背面側の型締シリンダのピストンにハーフナットが取付けられたものでもよい。その場合、タイバーは可動盤に対して固定的に取付けられ、タイバーの先端側は型締シリンダのピストンの中心の孔を貫通して設けられる。そしてタイバーの先端近傍の部分にハーフナットに係合される係合部が設けられる。前記装置の場合も型締圧抜時の可動盤または可動金型の型開移動位置p2を型開閉機構等のセンサにより検出し、または前記型開移動位置p2から型開移動量d2を演算し、次回のハーフナットの係合時までにハーフナット係合用のピストンの位置(ハーフナットの位置)の補正、またはハーフナット係合用の前記型締シリンダのピストンの位置と可動盤の位置(タイバーの位置)の両方の位置が補正される。これらの位置は、本発明の型閉制御用の位置に相当する。 Further, the mold clamping device used in the present invention is provided with a mold opening / closing mechanism for opening and closing the movable mold with respect to the fixed mold, and a mold clamping mechanism for clamping the movable mold and the fixed mold. If it is a device, the present invention is not limited to the above. For example, a mold clamping cylinder may be provided near the four corners of the fixing plate, and a half nut may be attached to the piston of the mold clamping cylinder on the back side of the fixing plate. In that case, the tie bar is fixedly attached to the movable platen, and the tip end side of the tie bar is provided through the hole at the center of the piston of the mold clamping cylinder. Then, an engaging portion that is engaged with the half nut is provided in a portion near the tip of the tie bar. Also in the case of the above device, the mold opening movement position p2 of the movable platen or the movable mold at the time of releasing the mold clamping pressure is detected by a sensor such as a mold opening / closing mechanism, or the mold opening movement amount d2 is calculated from the mold opening movement position p2. , Correct the position of the piston for half nut engagement (half nut position) by the next half nut engagement, or the position of the piston and movable plate of the mold clamping cylinder for half nut engagement (of the tie bar). Position) Both positions are corrected. These positions correspond to the positions for mold closure control of the present invention.
また本発明の型締装置の型締機構は、電動機により作動されるものでもよい。その場合、電動機とボールねじ機構の組み合わせだけでは所定の型締力が得られない場合は、公知のトグル機構、クランク機構、くさび挿入機構などの増力手段が併用されたものでもよい。また型締機構または型開閉機構の種類に係わらず、型締装置は竪型の型締装置でもよい。更には型開閉機構による型閉後の型締機構による型締への移行の際にハーフナットを使用しないものでもよい。一例として型開閉機構による型閉後にフリクションロック機構により可動盤を固定後に型締行う型締装置、ブースターシリンダを用いた型開閉機構により型閉後に型締シリンダにより型締を行う型締装置、トグル機構を用いた型開閉機構により型閉後に型締シリンダにより型締を行う型締装置などが挙げられる。 Further, the mold clamping mechanism of the mold clamping device of the present invention may be operated by an electric motor. In that case, if a predetermined mold clamping force cannot be obtained only by the combination of the electric motor and the ball screw mechanism, a known force increasing means such as a toggle mechanism, a crank mechanism, and a wedge insertion mechanism may be used in combination. Further, the mold clamping device may be a vertical mold clamping device regardless of the type of the mold clamping mechanism or the mold opening / closing mechanism. Further, the half nut may not be used when shifting to the mold clamping by the mold clamping mechanism after the mold is closed by the mold opening / closing mechanism. As an example, a mold clamping device that performs mold clamping after fixing the movable plate with a friction lock mechanism after mold closing by a mold opening / closing mechanism, a mold clamping device that performs mold clamping with a mold clamping cylinder after mold closing by a mold opening / closing mechanism using a booster cylinder, and a toggle. Examples thereof include a mold clamping device that performs mold clamping with a mold clamping cylinder after mold closing by a mold opening / closing mechanism using a mechanism.
また本発明では型締力が完全にゼロになる圧抜終了時の可動盤等の型開移動位置p2を検出して(または型開移動位置p2から型開移動量d2を演算し)成形金型の熱膨張に対応する制御に用いることが一般的である。しかし本発明の型締解除時とは圧抜途中の状態を含むものであり、増圧時から一定の型締力まで下降または一定の作動油の油圧まで下降した状態での可動盤等の型開移動位置p2を検出して(または型開移動位置p2から型開移動量d2を演算し)成形金型の熱膨張に対応するための型閉制御用の位置の補正に用いてもよい。 Further, in the present invention, the mold opening movement position p2 of the movable plate or the like at the end of depressurization at which the mold clamping force becomes completely zero is detected (or the mold opening movement amount d2 is calculated from the mold opening movement position p2). It is generally used for control corresponding to the thermal expansion of the mold. However, the time when the mold is released in the present invention includes a state in which the pressure is being released, and the mold of a movable plate or the like in a state where the pressure is lowered to a certain mold clamping force or a certain hydraulic oil pressure is lowered. The open movement position p2 may be detected (or the mold open movement amount d2 may be calculated from the mold open movement position p2) and used for correcting the position for mold closing control to cope with the thermal expansion of the molding die.
本発明については、一々列挙はしないが、上記した本実施形態のものに限定されず、当業者が本発明の趣旨を踏まえて変更を加えたものについても、適用されることは言うまでもないことである。型締装置については射出成形機の一種であるダイカスト成形機や、射出装置と組み合わせて使用しないプレス装置や圧縮装置等の型締装置であってもよい。 Although the present invention is not listed one by one, it is needless to say that the present invention is not limited to the above-described embodiment, and is also applicable to those skilled in the art modified based on the gist of the present invention. is there. The mold clamping device may be a die casting molding machine which is a kind of injection molding machine, or a mold clamping device such as a press device or a compression device which is not used in combination with the injection device.
11 射出成形機
12 射出装置
13 型締装置
17 固定金型
18 固定盤
19 可動金型
20 可動盤
21 型開閉機構
22 型締機構
27 型締シリンダ
28 タイバー
28a 係合溝
28b 当接面
32 ハーフナット
32a 係合歯
32b 当接面
37 制御装置
44 サーボモータ
45 ロータリエンコーダ(センサ)
47 調整用シリンダ(タイバー位置調整機構)
c1,c2 型締位置
d1,d2 反力による型開移動量
p1,p2 反力による型開移動位置
t0,t1 タイバー目標位置(型閉制御用の位置)
11 Injection molding machine
12 Injection device 13 Mold tightening device 17 Fixed
47 Cylinder for adjustment (tie bar position adjustment mechanism)
c1, c2 Mold clamping position d1, d2 Mold opening movement amount due to reaction force p1, p2 Mold opening movement position due to reaction force t0, t1 Tieber target position (position for mold closing control)
Claims (4)
型締機構による型締解除時の可動盤または可動金型の型開移動位置を検出し、型閉制御用の位置を補正することを特徴とする型締装置の制御方法。 In a control method of a mold clamping device provided with a mold opening / closing mechanism for opening and closing a movable mold with respect to a fixed mold, and a mold clamping mechanism for clamping a movable mold and a fixed mold.
A control method for a mold clamping device, characterized in that the mold opening movement position of a movable platen or a movable mold at the time of mold clamping release by a mold clamping mechanism is detected and the position for mold closing control is corrected.
型締機構による型締解除時の可動盤または可動金型の型開移動位置を検出し、ハーフナット係合に用いる位置を補正することを特徴とする型締装置の制御方法。 In a control method of a mold clamping device provided with a mold opening / closing mechanism for opening and closing a movable mold with respect to a fixed mold, and a mold clamping mechanism for clamping a movable mold and a fixed mold.
A method for controlling a mold clamping device, which comprises detecting a mold opening moving position of a movable platen or a movable mold when mold clamping is released by a mold clamping mechanism, and correcting the position used for half nut engagement.
型締および型締解除を行う型締機構と、
前記型締解除時の可動盤または可動金型の型開移動位置を検出するセンサと、
型締解除時の可動盤または可動金型の型開移動位置から型閉制御用の位置を補正する制御装置と、が備えられたことを特徴とする型締装置。 In a mold clamping device equipped with a mold opening / closing mechanism for opening and closing a movable mold with respect to a fixed mold, and a mold clamping mechanism for clamping a movable mold and a fixed mold.
A mold clamping mechanism that performs mold clamping and mold release, and
A sensor that detects the mold opening movement position of the movable platen or movable mold when the mold is released, and
A mold clamping device provided with a control device for correcting a position for mold closing control from a mold opening / moving position of a movable platen or a movable mold at the time of mold clamping release.
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WO2024106540A1 (en) * | 2022-11-18 | 2024-05-23 | 芝浦機械株式会社 | Forming device |
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- 2019-05-31 JP JP2019103084A patent/JP2020196180A/en active Pending
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