JP2020195132A - 施設内機器類の遠隔操作システム - Google Patents
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- Telephonic Communication Services (AREA)
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Abstract
Description
また、例えば多くオープンフロア型のオフィスの場合、1フロアあたりの面積が広いが、従来、照明設備や空調設備を制御する機器類(動作スイッチやコントロールパネル)がフロア入り口の壁面などに集中して設置されていた。そのため例えば、作業者が所定のワークスペース(例えば1フロア)の1区画(1パーテーション)だけで作業を行っている場合であっても、作業者はわざわざフロア入り口まで往復して、照明や空調を制御する必要があった。
そこで本発明の目的は、施設内の機器類を携帯端末からシーン制御できるようにすることにある。また施設がオープンフロア型オフィスの場合を考慮して、作業者の各種情報に基づいてカスタマイズされたシーン制御を可能とし、これによってワークスペースや、当該ワークスペースの1区画(1パーテーション)に合わせたシーン制御が可能な施設内機器類の遠隔操作システムを提供することにある。また、本発明の目的は、携帯端末の使用者と前記中央監視システムとの双方向のコミュニケーションを行い、前記携帯端末の使用者は、携帯端末を介して施設内機器類を遠隔操作することにある。
通信機能を備える携帯端末と、携帯端末の情報を管理するWebシステムと、Webシステムと連携して施設内機器類を制御する中央監視システムとを備え、
前記Webシステムは、携帯端末の使用者のユーザー情報か、前記使用者の行動情報か、前記使用者の行動予定情報か、前記携帯端末の使用者からの要求に基づいて、前記中央監視システムに前記施設内機器類の施設内制御情報の提示を命令し、提示された前記情報を前記携帯端末に表示し、前記携帯端末の使用者と前記中央監視システムとの双方向のコミュニケーションを行い、
前記携帯端末の使用者は、携帯端末を介して施設内機器類を遠隔操作することを特徴とすることを特徴とする。
本発明によれば、携帯端末の使用者(施設内の作業者)は、使用者の使用場面ごとに照明や空調などの施設内機器類を、使用者の携帯端末から制御でき、施設内機器類を直接制御する必要がないので、外部から施設内機器類の照明や空調をONにしたり、仮に消し忘れて外出してしまっても、外部から空調をOFFにしたり、また、空調が条件通りに動作するかの制御、つまり故障状況の制御などを、その施設から離れた位置から制御することができる。そして、これらの制御を前記携帯端末の使用者と前記中央監視システムとの双方向のコミュニケーションを行うことができる。
本発明によれば、携帯端末の使用者(施設内の作業者)の各種情報に基づいて、使用者の使用場面ごとにカスタマイズされたシーン制御情報が携帯端末に表示される。使用者の使用場面ごとに最適化されたシーン制御情報が携帯端末に表示されるため、利便性が高い。また携帯端末には、使用者のシーン(利用場面や用途)に応じて、シーン制御ボタン(例えば、会議、プレゼン(プレゼンテーション)、プレゼン終了、退出、おはよう、夕方、おやすみなど)が表示される。そのため、使用者は携帯端末から、現在の自分に最適なシーンを選択するだけで、施設内の各種機器類(例えば照明機器や空調機器など)を一括して(あるいはシーンを連動させて)シーン制御することが可能となり、利便性が高い。
本発明によれば、過去のシーン制御履歴を記録しているため、電気の消し忘れなどをシーン制御履歴の記録情報から確認して、その場で携帯端末から電気を消す制御を行うこともできる。
本発明によれば、チャット機能である双方向のコミュニケーション形式(対話式)で情報の要求や提示・指示を行うことで、施設内機器類の詳細な設定を簡易に行うことができる。そして、そのチャットの内容に合わせて前記シーン制御情報が選択されることから、施設内機器類の操作が容易に一括して行うことができるようになる。
また、本発明としては、前記携帯端末の使用者と前記中央監視システムとの双方向のコミュニケーションのインターフェースには、前記携帯端末が備えるカメラ機能とQRコードやARマーカーなどのARシステムが使用され、そのARシステムの内容に合わせて前記シーン制御情報が選択されることを特徴とする。
本発明によれば、前記施設内機器類の配置状態とその制御を可能にするためのQRコードやARマーカー等のコード類情報を前記携帯端末に送信して、前記中央監視システムの制御可能条件との条件合わせが行えることから、その施設の照明や空調などの施設内機器類に応じた監視制御が使用者の情報端末から行うことができ、QRコードやARマーカー等のコード類情報を適宜変更することで、例えば上限値を設定したり、タイマーを設置することで、空調の使い過ぎを防止したり、また、照明や空調などの施設内機器類の故障の情報を適宜設定して、例えば停電後の復帰情報を確認したりすることができるようになる。そして、そのARシステムの内容に合わせて前記シーン制御情報が選択されることから、施設内機器類の操作が容易に一括して行うことができるようになる。
図1は、本発明の実施形態である施設内機器類の遠隔操作システムおよび方法を示す概略図である。本発明において、施設内で作業する作業者は、施設内の所定のワークスペースで携帯端末20を使用する使用者となり、携帯端末20を操作することでWebシステム10から中央監視システム1にアクセスし、中央監視システム1を介して施設内機器類を遠隔操作する。遠隔操作には例えばシーン制御が含まれる。
図1を用いて、本実施形態の施設内機器類の遠隔操作システム100の構成を説明する。本発明の第1の実施形態の施設内機器類の遠隔操作システム100は、Webシステム10と連携して照明や空調などの施設内機器類を制御する中央監視システム1と、携帯端末20の情報を管理するWebシステム10と、通信機能を備える携帯端末20とを備え、これらがネットワークNを介して繋がっている。したがって、前記Webシステム1は、前記施設内機器類の施設内制御情報Ckを収集した前記中央監視システム1からの制御可能条件を前記携帯端末に送信し、前記携帯端末は、前記施設内制御情報から制御可能な施設内機器類とその機器類の制御可能条件を表示することができる。
ここで、以上のシーン制御S1を行うに際して、QRコードやARマーカー等のコード類Crによる制御S13も可能である。
図9は、携帯端末20でARマーカーMkを写して、施設内機器類である照明L10,L11や空調機器Arの温度調節する例を示す図である。空調機器Arの周辺には、ARマーカーMkが貼着されており、このARマーカーMkを携帯端末(スマートフォン等)20で写すと、その携帯端末の画面で空調機器(施設内機器類)Arの温度制御が可能である(図8)。すなわち、画像(画像イメージ)Gmに状況(ステータス;ONとOFFの表示)と設定温度が表示されるが、携帯端末20の使用者は、携帯端末20に表示された前記施設内機器類Kkに関する制御可能条件に関する問い合わせである条件合わせを行って、その条件が合致する場合には、施設内機器類(L10等)の制御可能条件を確認して、その条件が合致しない場合には、前記制御可能な条件を再検索して、制御可能な条件が合うまで前記中央監視システム1の制御可能条件との条件合わせを繰り返すことで、携帯端末使用者の目的に合わせた制御が可能であるととともに、その内容に合わせて前記シーン制御情報が選択されるようになる(図10)。図10の例では、温度の設定のやり取りをした後、シーン制御するかどうかを聞いて、「すずしく」するか、「ほどよく」するか、「暖かく」するか等のシーン制御ボタンが表示されるので、携帯端末使用者は、それらの中から希望するボタンにより施設内機器類Kkを制御可能にする(シーン制御S11)。
図11は、携帯端末20の対話画面の一例が示されている。対話情報を表示する画面(トークルーム)Cmには、キャラクタ表示部と入出力応答表示部が示され、キャラクタ表示部には、ユーザーの入力や応答の表示に対応して表情や動きを変化させるコンシュルジュ(キャラクタのコンシェル)Cnが表示され、入出力応答表示部には、ユーザーが携帯端末20に入力した質問等を含む入力文(対話情報、チャット機能)Cmが表示され、その入力文に対応する遠隔操作システム100からの応答が表示される。入出力応答表示部に示されるように、ユーザーと遠隔操作システム100との間の会話のやりとり(チャット機能)Cmに応じて、入力文と応答の表示が、携帯端末20の画面Gmに時系列に表示される。そして、前記施設内制御情報Sから制御可能な施設内機器類Kkとその機器類の制御可能条件を表示しながら、携帯端末20の使用者は、照明や空調などの施設内機器類Kkの情報を検知したり、これらの故障を検知したりして、その情報を対話形式で制御可能にする。
また、シーン制御S11、ARマーカー等のコード類Crでの制御を行う。また、数値情報から照明や空調などの施設内機器類Kkの異常を検出することもできる。例えば、温度制御の上限値及び/又は下限値が表示された場合には、制御部はこれを異常と判断して、携帯端末にこれを書き込んだり、また、設定範囲以外の温度が表示された場合には、制御部はこれを異常と判断して、携帯端末20にこれを書き込んだりすることで、施設内機器類Kkの異常を検出することができる(図13)。
また、ARマーカーMkとは、AR(拡張現実)を体験するときなどに使用されるものであり、ARマーカーを認識することで、拡張する付加情報や位置を計算し、情報が表示される仕組みになっているが、本発明においては、GPSから取得した位置情報との組み合わせによって、例えば、建造物の部屋から部屋への移動や変更や、フロアや階(1階、2階〜屋上)への移動や変更に合わせて、これらの情報を合わせて、照明や空調などの施設内機器類Kkの制御が可能である。携帯端末20の表示としては、移動する部屋や区画ごとに応じて(部屋ごとに応じたシーンや部屋の一部を区画として仕切った範囲ごとにシーン制御可能である)、施設内機器類Kkを制御する制御ボタンが表示されるようにすることが考えられる。本実施の形態では、QRコードやARマーカー(拡張現実)という表示技術を用いることで、照明や空調の施設内機器類Kkの位置やスイッチ類を表示したが、RFID(ICタグ)などの自動認識技術を用いても良い。また、AR(マーカー型)を用いて、施設内機器類Kkの操作や、故障時の応急復旧対応、部品交換などを支援する機能として活用することができる。
なお、図11と図12において、API(Application Programming Interface)とは、ソフトウェアコンポーネントが互いにやりとりするのに使用するインターフェースの仕様を言い、ソフトウェアの機能を共有することを意味する。APIを公開する使用方法があり、「APIを公開する」とはソフトウェアの一部を公開することで外部とやり取りをする窓口を作り、外部とコミュニケーションや機能連携が出来る状態にすることを指す。ソフトウェアの一部を公開することによって、アプリケーション同士で連携することが可能になる。
図13は、故障等の情報を交換して対話する例を示す図である。携帯端末20でARマーカーMkを写して、施設内機器類である照明L10,L11や空調機器Arの故障情報や部品交換情報等について、その情報を要求するとともに、条件や情報の提供指示が行われ(ST1,ST2,Sz1,SZ2)、携帯端末20の画面で空調機器等の施設内機器類Kkの故障情報等に関する制御が可能である。すなわち、携帯端末20の使用者は、携帯端末20に表示された前記施設内機器類Kkに関する故障等の情報に関する問い合わせである条件合わせを行って、その条件が合致する場合には、施設内機器類Kkの制御可能条件を確認して、その条件が合致しない場合には、前記制御可能な条件を再検索して、制御可能な条件が合うまで前記中央監視システムの制御可能条件との条件合わせを繰り返すことで、携帯端末使用者の目的に合わせた制御が可能であるとともに、その内容に合わせて前記シーン制御情報が選択されるようになる。なお、サーバー情報をかぶせて表示したり、シーン制御ボタンをかぶせて表示して(符号SSa)、シーン操作ボタンにより表示する(符号SSb)。
図13の例では、故障等の情報のやり取りをした後、シーン制御するかどうかを聞いて、施設内機器類Kkの「写真」、「取扱説明書」、「点検情報」や「メーカー情報」等の表示可能ボタンが表示されるので、携帯端末使用者は、それらの中から希望するボタンにより施設内機器類の故障等の情報を取得して、それらを活用するかどうか判断して、活用する場合はボタン表示で情報を取得する(シーン制御S11)。「写真」、「取扱説明書」等の表示可能ボタンは、これら以外にも多数用意されており、対話のやり取り(対話情報Cm)の中から優先順位をつけたり、制御可能な表示ボタンを表示する。
1 中央監視システム、
10 Webシステム、
20 携帯端末、
N ネットワーク、
L10,L11 照明機器(施設内機器類)、 B10 ブラインド(施設内機器類)、
SC10 スクリーン(施設内機器類)、Ar 空調機器(施設内機器類)、
S11 シーン制御、
Kk 施設内機器類、
Cm 対話情報(コミュニケーション情報)、
Ck 施設内制御情報、
Gm 画像イメージ、
また、例えば多くオープンフロア型のオフィスの場合、1フロアあたりの面積が広いが、従来、照明設備や空調設備を制御する機器類(動作スイッチやコントロールパネル)がフロア入り口の壁面などに集中して設置されていた。そのため例えば、作業者が所定のワークスペース(例えば1フロア)の1区画(1パーテーション)だけで作業を行っている場合であっても、作業者はわざわざフロア入り口まで往復して、照明や空調を制御する必要があった。
そこで本発明の目的は、施設内の機器類を携帯端末からシーン制御できるようにすることにある。また施設がオープンフロア型オフィスの場合を考慮して、作業者の各種情報に基づいてカスタマイズされたシーン制御を可能とし、これによってワークスペースや、当該ワークスペースの1区画(1パーテーション)に合わせたシーン制御が可能な施設内機器類の遠隔操作システムを提供することにある。また、本発明の目的は、携帯端末の使用者と前記中央監視システムとの双方向のコミュニケーションを行い、前記携帯端末の使用者は、携帯端末を介して施設内機器類を遠隔操作することにある。
通信機能を備える携帯端末と、携帯端末の情報を管理するWebシステムと、Webシステムと連携して施設内機器類を制御する中央監視システムとを備え、
前記Webシステムは、携帯端末の使用者のユーザー情報か、前記使用者の行動情報か、前記使用者の行動予定情報か、前記携帯端末の使用者からの要求に基づいて、前記中央監視システムに前記施設内機器類の施設内制御情報の提示を命令し、提示された前記情報を前記携帯端末に表示し、前記携帯端末の使用者と前記中央監視システムとの双方向のコミュニケーションを行い、
前記携帯端末の使用者は、携帯端末を介して施設内機器類を遠隔操作することを特徴とする。
本発明によれば、携帯端末の使用者(施設内の作業者)は、使用者の使用場面ごとに照明や空調などの施設内機器類を、使用者の携帯端末から制御でき、施設内機器類を直接制御する必要がないので、外部から施設内機器類の照明や空調をONにしたり、仮に消し忘れて外出してしまっても、外部から空調をOFFにしたり、また、空調が条件通りに動作するかの制御、つまり故障状況の制御などを、その施設から離れた位置から制御することができる。そして、これらの制御を前記携帯端末の使用者と前記中央監視システムとの双方向のコミュニケーションを行うことができる。
本発明によれば、携帯端末の使用者(施設内の作業者)の各種情報に基づいて、使用者の使用場面ごとにカスタマイズされたシーン制御情報が携帯端末に表示される。使用者の使用場面ごとに最適化されたシーン制御情報が携帯端末に表示されるため、利便性が高い。また携帯端末には、使用者のシーン(利用場面や用途)に応じて、シーン制御ボタン(例えば、会議、プレゼン(プレゼンテーション)、プレゼン終了、退出、おはよう、夕方、おやすみなど)が表示される。そのため、使用者は携帯端末から、現在の自分に最適なシーンを選択するだけで、施設内の各種機器類(例えば照明機器や空調機器など)を一括して(あるいはシーンを連動させて)シーン制御することが可能となり、利便性が高い。
本発明によれば、過去のシーン制御履歴を記録しているため、電気の消し忘れなどをシーン制御履歴の記録情報から確認して、その場で携帯端末から電気を消す制御を行うこともできる。
本発明によれば、チャット機能である双方向のコミュニケーション形式(対話式)で情報の要求や提示・指示を行うことで、施設内機器類の詳細な設定を簡易に行うことができる。そして、そのチャットの内容に合わせて前記シーン制御情報が選択されることから、施設内機器類の操作が容易に一括して行うことができるようになる。
また、本発明としては、前記携帯端末の使用者と前記中央監視システムとの双方向のコミュニケーションのインターフェースには、前記携帯端末が備えるカメラ機能とQRコード(登録商標)やARマーカーなどのARシステムが使用され、そのARシステムの内容に合わせて前記シーン制御情報が選択されることを特徴とする。
本発明によれば、前記施設内機器類の配置状態とその制御を可能にするためのQR(登録商標)コードやARマーカー等のコード類情報を前記携帯端末に送信して、前記中央監視システムの制御可能条件との条件合わせが行えることから、その施設の照明や空調などの施設内機器類に応じた監視制御が使用者の情報端末から行うことができ、QRコード(登録商標)やARマーカー等のコード類情報を適宜変更することで、例えば上限値を設定したり、タイマーを設置することで、空調の使い過ぎを防止したり、また、照明や空調などの施設内機器類の故障の情報を適宜設定して、例えば停電後の復帰情報を確認したりすることができるようになる。そして、そのARシステムの内容に合わせて前記シーン制御情報が選択されることから、施設内機器類の操作が容易に一括して行うことができるようになる。
図1は、本発明の実施形態である施設内機器類の遠隔操作システムおよび方法を示す概略図である。本発明において、施設内で作業する作業者は、施設内の所定のワークスペースで携帯端末20を使用する使用者となり、携帯端末20を操作することでWebシステム10から中央監視システム1にアクセスし、中央監視システム1を介して施設内機器類を遠隔操作する。遠隔操作には例えばシーン制御が含まれる。
図1を用いて、本実施形態の施設内機器類の遠隔操作システム100の構成を説明する。本発明の第1の実施形態の施設内機器類の遠隔操作システム100は、Webシステム10と連携して照明や空調などの施設内機器類を制御する中央監視システム1と、携帯端末20の情報を管理するWebシステム10と、通信機能を備える携帯端末20とを備え、これらがネットワークNを介して繋がっている。したがって、前記Webシステム1は、前記施設内機器類の施設内制御情報Ckを収集した前記中央監視システム1からの制御可能条件を前記携帯端末に送信し、前記携帯端末は、前記施設内制御情報から制御可能な施設内機器類とその機器類の制御可能条件を表示することができる。
ここで、以上のシーン制御S1を行うに際して、QRコード(登録商標)やARマーカー等のコード類Crによる制御も可能である。
図9は、携帯端末20でコード類Crを写して、施設内機器類である空調機器Arの温度調節する例を示す図である。空調機器Arの周辺には、コード類Crが貼着されており、このコード類Crを携帯端末(スマートフォン等)20で写すと、その携帯端末の画面で空調機器Ar(施設内機器類Kk)の温度制御が可能である(図8、図12)。すなわち、画像(画像イメージ)Gmに状況(ステータス;ONとOFFの表示)と設定温度が表示されるが、携帯端末20の使用者は、携帯端末20に表示された前記施設内機器類Kkに関する制御可能条件に関する問い合わせである条件合わせを行って、その条件が合致する場合には、施設内機器類Kkの制御可能条件を確認して、その条件が合致しない場合には、前記制御可能な条件を再検索して、制御可能な条件が合うまで前記中央監視システム1の制御可能条件との条件合わせを繰り返すことで、携帯端末使用者の目的に合わせた制御が可能であるととともに、その内容に合わせて前記シーン制御情報が選択されるようになる(図10)。図10の例では、温度の設定のやり取りをした後、シーン制御するかどうかを聞いて、「すずしく」するか、「ほどよく」するか、「暖かく」するか等のシーン制御ボタンが表示されるので、携帯端末使用者は、それらの中から希望するボタンにより施設内機器類Kkを制御可能にする(シーン制御S11)。
図11は、携帯端末20の対話画面の一例が示されている。対話情報を表示する画面(トークルーム)Cmには、キャラクタ表示部と入出力応答表示部が示され、キャラクタ表示部には、ユーザーの入力や応答の表示に対応して表情や動きを変化させるコンシュルジュ(キャラクタのコンシェル)Cnが表示され、入出力応答表示部には、ユーザーが携帯端末20に入力した質問等を含む入力文(対話情報、チャット機能)Cmが表示され、その入力文に対応するWebシステム10からの応答が表示される。入出力応答表示部に示されるように、ユーザーとWebシステム10との間の会話のやりとり(チャット機能)Cmに応じて、入力文と応答の表示が、携帯端末20の画面Gmに時系列に表示される。そして、前記施設内制御情報Ckから制御可能な施設内機器類Kkとその機器類の制御可能条件を表示しながら、携帯端末20の使用者は、照明や空調などの施設内機器類Kkの情報を検知したり、これらの故障を検知したりして、その情報を対話形式で制御可能にする。
また、シーン制御S11、ARマーカー等のコード類Crでの制御を行う。また、数値情報から照明や空調などの施設内機器類Kkの異常を検出することもできる。例えば、温度制御の上限値及び/又は下限値が表示された場合には、制御部はこれを異常と判断して、携帯端末にこれを書き込んだり、また、設定範囲以外の温度が表示された場合には、制御部はこれを異常と判断して、携帯端末20にこれを書き込んだりすることで、施設内機器類Kkの異常を検出することができる(図10)。
また、ARマーカーとは、AR(拡張現実)を体験するときなどに使用されるものであり、ARマーカーを認識することで、拡張する付加情報や位置を計算し、情報が表示される仕組みになっているが、本発明においては、GPSから取得した位置情報との組み合わせによって、例えば、建造物の部屋から部屋への移動や変更や、フロアや階(1階、2階〜屋上)への移動や変更に合わせて、これらの情報を合わせて、照明や空調などの施設内機器類Kkの制御が可能である。携帯端末20の表示としては、移動する部屋や区画ごとに応じて(部屋ごとに応じたシーンや部屋の一部を区画として仕切った範囲ごとにシーン制御可能である)、施設内機器類Kkを制御する制御ボタンが表示されるようにすることが考えられる。本実施の形態では、QRコード(登録商標)やARマーカー(拡張現実)という表示技術を用いることで、照明や空調の施設内機器類Kkの位置やスイッチ類を表示したが、RFID(ICタグ)などの自動認識技術を用いても良い。また、AR(マーカー型)を用いて、施設内機器類Kkの操作や、故障時の応急復旧対応、部品交換などを支援する機能として活用することができる。
なお、図11と図12において、API(Application Programming Interface)とは、ソフトウェアコンポーネントが互いにやりとりするのに使用するインターフェースの仕様を言い、ソフトウェアの機能を共有することを意味する。APIを公開する使用方法があり、「APIを公開する」とはソフトウェアの一部を公開することで外部とやり取りをする窓口を作り、外部とコミュニケーションや機能連携が出来る状態にすることを指す。ソフトウェアの一部を公開することによって、アプリケーション同士で連携することが可能になる。
図13は、故障等の情報を交換して対話する例を示す図である。施設内機器類Kkである照明機器や空調機器の故障情報や部品交換情報等について、その情報を要求するとともに、条件や情報の提供指示が行われ(ST1,ST2,Sz1,Sz2)、携帯端末20の画面で空調機器等の施設内機器類Kkの故障情報等に関する制御が可能である(図11、図12)。すなわち、携帯端末20の使用者は、携帯端末20に表示された前記施設内機器類Kkに関する故障等の情報に関する問い合わせである条件合わせを行って、その条件が合致する場合には、施設内機器類Kkの制御可能条件を確認して、その条件が合致しない場合には、前記制御可能な条件を再検索して、制御可能な条件が合うまで前記中央監視システムの制御可能条件との条件合わせを繰り返すことで、携帯端末使用者の目的に合わせた制御が可能であるとともに、その内容に合わせて前記シーン制御情報が選択されるようになる。なお、サーバー情報をかぶせて表示したり、シーン制御ボタンをかぶせて表示して(図12、符号SSa)、シーン操作ボタンにより表示する(図12、符号SSb)。
図13の例では、故障等の情報のやり取りをした後、シーン制御するかどうかを聞いて、施設内機器類Kkの「写真」、「取扱説明書」、「点検情報」や「メーカー情報」等の表示可能ボタンが表示されるので、携帯端末使用者は、それらの中から希望するボタンにより施設内機器類の故障等の情報を取得して、それらを活用するかどうか判断して、活用する場合はボタン表示で情報を取得する(シーン制御S11)。「写真」、「取扱説明書」等の表示可能ボタンは、これら以外にも多数用意されており、対話のやり取り(対話情報Cm)の中から優先順位をつけたり、制御可能な表示ボタンを表示する。
1 中央監視システム、
10 Webシステム、
20 携帯端末、
N ネットワーク、
B10 ブラインド(施設内機器類)、
SC10 スクリーン(施設内機器類)、
Ar 空調機器(施設内機器類)、
S11 シーン制御、
Kk 施設内機器類、
Cm 対話情報(コミュニケーション情報)、
Ck 施設内制御情報、
Cn コンシェルジュ、
Cr コード類、
Gm 画像イメージ
Claims (5)
- 居住施設、オフィス、ビル、工場などの施設内機器類の遠隔操作を行う、施設内機器類の遠隔操作システムにおいて、
通信機能を備える携帯端末と、携帯端末の情報を管理するWebシステムと、Webシステムと連携して施設内機器類を制御する中央監視システムとを備え、
前記Webシステムは、携帯端末の使用者のユーザー情報か、前記使用者の行動情報か、前記使用者の行動予定情報か、前記携帯端末の使用者からの要求に基づいて、前記中央監視システムに前記施設内機器類の施設内制御情報の提示を命令し、提示された前記情報を前記携帯端末に表示し、前記携帯端末の使用者と前記中央監視システムとの双方向のコミュニケーションを行い、
前記携帯端末の使用者は、携帯端末を介して施設内機器類を遠隔操作することを特徴とする施設内機器類の遠隔操作システム。 - 前記中央監視システムから前記Webシステムを介して前記携帯端末に提示される前記施設内機器類の施設内制御情報には、前記Webシステムが有する携帯端末の使用者のユーザー情報か、前記使用者の行動情報か、前記使用者の行動予定情報か、前記携帯端末の使用者からの要求に基づいて収集されるシーン制御情報に基づく、使用者ごとのシーン制御ボタンが含まれることを特徴とする請求項1に記載された施設内機器類の遠隔操作システム。
- 前記Webは、前記Webシステムが有する携帯端末の使用者のユーザー情報か、前記使用者の行動情報か、前記使用者の行動予定情報か、前記携帯端末の使用者からの要求に基づいて、施設内のワークスペースごとにシーン制御情報を収集するか、または、前記ワークスペースの区画ごとにシーン制御情報を収集し、前記シーン制御情報に基づいて、施設内のワークスペースごとにシーン制御ボタンを前記携帯端末に表示するか、または、前記ワークスペースの区画ごとにシーン制御ボタンを前記携帯端末に表示することを特徴とする請求項2に記載の施設内機器類の遠隔操作システム。
- 前記携帯端末の使用者と前記中央監視システムとの双方向のコミュニケーションのインターフェースには、チャット機能が使用され、そのチャットの内容に合わせて前記シーン制御情報が選択されることを特徴とする請求項2又は3に記載の施設内機器類の遠隔操作システム。
- 前記携帯端末の使用者と前記中央監視システムとの双方向のコミュニケーションのインターフェースには、前記携帯端末が備えるカメラ機能とQRコードやARマーカーなどのARシステムが使用され、そのARシステムの内容に合わせて前記シーン制御情報が選択されることを特徴とする請求項2又は3に記載の施設内機器類の遠隔操作システム。
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