JP2020195090A - 情報処理装置、プログラム及びシステム - Google Patents

情報処理装置、プログラム及びシステム Download PDF

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Abstract

【課題】テレビ番組を視聴したユーザが所持する端末のセグメントを生成する情報処理装置、プログラム及びシステムを提供する。【解決手段】広告システムにおいて、情報処理装置は、ユーザが所持する端末を示す端末IDと前記端末のIPアドレスとを対応付けた端末情報を取得し、テレビ受像機を示すTVIDとテレビ受像機のIPアドレスとテレビ受像機が映したテレビ番組を示す番組情報とを対応付けた視聴ログを取得し、テレビ番組を設定し、端末情報と視聴ログとに基づいて、設定されたテレビ番組を視聴したユーザが所持する端末のセグメントを生成する。【選択図】図7

Description

本発明は、情報処理装置、プログラム及びシステムに関する。
テレビ番組には、広告主からの広告が含まれることがある。広告主は、テレビ番組を視聴したユーザに対する広告の効果を測定したり、テレビ番組を視聴したユーザに対してテレビ番組に関連する広告を提供したりしたいという要望がある。
上記の目的のため、テレビ番組を視聴したユーザが所持する端末を特定する技術が要望されている。
特許第6194063号公報
上記の課題を解決するため、テレビ番組を視聴したユーザが所持する端末のセグメントを生成する情報処理装置、プログラム及びシステムを提供する。
実施形態によれば、情報処理装置は、ユーザが所持する端末を示す端末IDと前記端末のIPアドレスとを対応付けた端末情報を格納する記憶部と、テレビ受像機を示すTVIDと前記テレビ受像機のIPアドレスと前記テレビ受像機が映したテレビ番組を示す番組情報とを対応付けた視聴ログを取得し、テレビ番組を設定し、前記端末情報と前記視聴ログとに基づいて、設定された前記テレビ番組を視聴したユーザが所持する端末のセグメントを生成する、プロセッサと、を備える。
実施形態によれば、DMPは、テレビ受像機のIPアドレスを含む視聴ログと端末のIPアドレスを含む端末情報とに基づいて、同一のIPアドレスを有するテレビ受像機と端末とを対応付けた判定用テーブルを生成する。DMPは、所定のテレビ番組を映したテレビ受像機を特定する。DMPは、判定用テーブルに基づいて、特定したテレビ受像機に対応する端末のセグメントを生成する。DMPは、当該テレビ番組を視聴したユーザが所持する端末のセグメントとして、生成したセグメントを取得することができる。
図1は、実施形態に係る広告システムの構成例を示すブロック図である。 図2は、実施形態に係るDMPの構成例を示すブロック図である。 図3は、実施形態に係る広告サーバの構成例を示すブロック図である。 図4は、実施形態に係る視聴ログの構成例を示す図である。 図5は、実施形態に係る端末情報の構成例を示す図である。 図6は、実施形態に係る判定用テーブルの構成例を示す図である。 図7は、実施形態に係るDMPの動作例を示すフローチャートである。
以下、実施形態について、図面を参照して説明する。
実施形態に係る広告システムは、所定のテレビ番組を視聴したユーザが所持する端末のセグメントを生成する。たとえば、生成システムは、所定のテレビ番組を視聴したユーザが所持する端末を特定する端末IDのセグメントを生成する。ここでは、テレビ番組は、コンテンツと広告(CMなど)とを含む。
また、広告システムは、生成したセグメントに含まれる端末に対してテレビ番組に関連する広告を配信する。
図1は、実施形態に係る広告システム1の構成例を示すブロック図である。図1が示すように、広告システム1は、DMP10、広告サーバ20、アクセスポイント30、テレビ受像機31、端末32、端末33及びネットワーク40などを備える。DMP10、広告サーバ20及びアクセスポイント30は、ネットワーク40に接続する。テレビ受像機31、端末32及び端末33は、アクセスポイント30に接続する。なお、広告システム1は、図1に示すような構成の他に必要に応じた構成を具備したり、広告システム1から特定の構成が除外されたりしてもよい。
DMP10(Data Management Platform)(情報処理装置)は、種々のデータに基づいて、所定のテレビ番組を視聴したユーザが所持する端末のセグメントを生成する。DMP10については、後に詳述する。
広告サーバ20は、DMP10が生成したセグメントに含まれる端末に対して広告を配信する。広告サーバ20についは、後に詳述する。
アクセスポイント30は、ローカルネットワークを形成する。アクセスポイント30は、ローカルネットワーク内の端末(たとえば、テレビ受像機31、端末32又は端末33)をネットワーク40と接続させる。即ち、アクセスポイント30は、テレビ受像機31、端末32又は端末33とネットワーク40とのデータの送受信を中継する。
アクセスポイント30は、IPアドレスを割り当てられる。アクセスポイント30は、割り当てられたIPアドレスからのデータとして、アクセスポイント30が形成するローカルネットワーク内の端末(たとえば、テレビ受像機31、端末32又は端末33)からのデータをネットワーク40へ送信する。即ち、ネットワーク40において、アクセスポイント30が形成するローカルネットワーク内の端末(たとえば、テレビ受像機31、端末32又は端末33)からのアクセスは、アクセスポイント30に割り当てられたIPアドレスからのアクセスとして扱われる。つまり、アクセスポイント30が形成するローカルネットワーク内の端末(たとえば、テレビ受像機31、端末32又は端末33)からのアクセスは、同一のIPアドレスからのアクセスとして扱われる。
アクセスポイント30は、所定の領域内に存在する端末と接続する。たとえば、アクセスポイント30は、建造物(たとえば、住宅)内に存在する端末と接続する。
テレビ受像機31は、放送事業者が配信するテレビ番組を視聴するための装置である。テレビ受像機31は、アンテナと接続し、アンテナを通じて放送事業者からの放送信号を受信する。テレビ受像機31は、受信した放送信号にしたがって画像及び音声を提示する。
テレビ受像機31は、アクセスポイント30を通じて視聴履歴をネットワーク40に送信する。たとえば、テレビ受像機31は、テレビ受像機31を製造したメーカなどの視聴履歴管理サーバに視聴履歴を送信する。なお、テレビ受像機31は、DMP10に視聴履歴を送信するものであってもよい。
視聴履歴は、TVID、タイムスタンプ及び番組情報などを含む。TVIDは、テレビ受像機31を特定する。TVIDは、製造時などに予めテレビ受像機31に格納される。タイムスタンプは、テレビ受像機31がテレビ番組を映した日時を示す。たとえば、タイムスタンプは、テレビ受像機31がオンになったタイミングを示すものであってもよい。番組情報は、テレビ受像機31が映したテレビ番組を特定する情報である。たとえば、番組情報は、テレビ番組名などであってもよいし、チャンネルであってもよい。また、視聴履歴は、テレビ受像機31がオフになったタイミングを示すタイムスタンプを含んでもよい。視聴履歴の構成は、特定の構成に限定されるものではない。
テレビ受像機31は、所定のタイミングで視聴履歴を視聴履歴管理サーバに送信する。たとえば、テレビ受像機31は、オン又はオフになったタイミング、又は、所定の間隔で視聴履歴を視聴履歴管理サーバに送信する。
端末32は、テレビ番組を視聴するユーザが所持する端末である。端末32は、アクセスポイント30を通じてネットワーク40にアクセスする。たとえば、端末32は、ユーザの操作(入力)に基づいてブラウザ、ゲーム又はSNS(Social Network Service)クライアントなどのアプリケーションを実行する。また、端末32は、アプリケーションなどの動作に従って広告サーバ20が配信する広告を表示する。
また、端末32は、製造時などにおいて予め端末IDを格納する。端末32は、ネットワーク40にアクセスする際に、端末IDを含むデータを送信する。
たとえば、端末32は、スマートフォン、タブレットPC、ノートPC、デスクトップPC、ウェアラブル端末又はIoT端末などである。端末32の構成は、特定の構成に限定されるものではない。
端末33の構成は、端末32のそれと同様であるため説明を省略する。
ネットワーク40は、データを送受信するための通信網である。たとえば、ネットワーク40は、インターネットである。また、ネットワーク40は、独自の通信網であってもよい。
次に、DMP10の構成例について説明する。図2は、DMP10の構成例を示すブロック図である。図2が示すように、DMP10は、プロセッサ11、ROM12、RAM13、NVM14、通信部15、操作部16及び表示部17などを備える。これらの各部は、データバスなどを介して互いに接続される。なお、DMP10は、図2が示すような構成の他に必要に応じた構成を具備したり、DMP10から特定の構成が除外されたりしてもよい。
プロセッサ11(第1のプロセッサ)は、DMP10全体の動作を制御する機能を有する。プロセッサ11は、内部キャッシュ及び各種のインターフェースなどを備えてもよい。プロセッサ11は、内部メモリ、ROM12又はNVM14が予め記憶するプログラムを実行することにより種々の処理を実現する。
なお、プロセッサ11がプログラムを実行することにより実現する各種の機能のうちの一部は、ハードウエア回路により実現されるものであってもよい。この場合、プロセッサ11は、ハードウエア回路により実行される機能を制御する。
ROM12は、制御プログラム及び制御データなどが予め記憶された不揮発性のメモリである。ROM12に記憶される制御プログラム及び制御データは、DMP10の仕様に応じて予め組み込まれる。ROM12は、たとえば、DMP10の回路基板を制御するプログラムなどを格納する。
RAM13は、揮発性のメモリである。RAM13は、プロセッサ11の処理中のデータなどを一時的に格納する。RAM13は、プロセッサ11からの命令に基づき種々のアプリケーションプログラムを格納する。また、RAM13は、アプリケーションプログラムの実行に必要なデータ及びアプリケーションプログラムの実行結果などを格納してもよい。
NVM14(記憶部)は、データの書き込み及び書き換えが可能な不揮発性のメモリである。NVM14は、たとえば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)又はフラッシュメモリなどから構成される。NVM14は、DMP10の運用用途に応じて制御プログラム、アプリケーション及び種々のデータなどを格納する。
NVM14は、視聴ログを格納する記憶領域14a及び端末情報を格納する記憶領域14bなどを備える。視聴ログ及び端末情報については、後に詳述する。
通信部15は、広告サーバ20などの外部装置とデータを送受信するためのインターフェースである。通信部15は、アクセスポイント30とデータを送受信する。通信部15は、たとえば、LAN接続をサポートするインターフェースである。
操作部16は、オペレータから種々の操作の入力を受け付ける。操作部16は、受け付けた操作を示す信号をプロセッサ11へ送信する。たとえば、操作部16は、キーボード、テンキー及びタッチパネルから構成される。
表示部17は、プロセッサ11の制御により種々の情報を表示する。たとえば、表示部17は、液晶モニタから構成される。なお、操作部16がタッチパネルなどで構成される場合、表示部17は、操作部16と一体的に形成されてもよい。
次に、広告サーバ20の構成例について説明する。図3は、広告サーバ20の構成例を示すブロック図である。図3が示すように、広告サーバ20は、プロセッサ21、ROM22、RAM23、NVM24、通信部25、操作部26及び表示部27などを備える。これらの各部は、データバスなどを介して互いに接続される。なお、広告サーバ20は、図3が示すような構成の他に必要に応じた構成を具備したり、広告サーバ20から特定の構成が除外されたりしてもよい。
プロセッサ21(第2のプロセッサ)は、広告サーバ20全体の動作を制御する機能を有する。
ROM22は、制御プログラム及び制御データなどが予め記憶された不揮発性のメモリである。
RAM23は、揮発性のメモリである。
NVM24は、データの書き込み及び書き換えが可能な不揮発性のメモリである。
通信部25は、端末とデータを送受信するためのインターフェースである。通信部25は、アクセスポイント30とデータを送受信する。
操作部26は、オペレータから種々の操作の入力を受け付ける。
表示部27は、プロセッサ21の制御により種々の情報を表示する。
次に、記憶領域14aに格納される視聴ログについて説明する。
視聴ログは、テレビ受像機ごとに、テレビ番組を映した日時及びIPアドレスを格納する。図4は、視聴ログの構成例を示す図である。
図4が示すように、視聴ログは、「TVID」、「タイムスタンプ」、「IPアドレス」及び「番組情報」を対応付けて格納する。
「TVID」は、テレビ受像機を特定する識別情報である。
「タイムスタンプ」は、テレビ受像機がテレビ番組を映した日時である。
「IPアドレス」は、テレビ受像機がネットワーク40にアクセスする際に用いられたIPアドレスである。テレビ受像機31の「IPアドレス」は、アクセスポイント30に割り振られたIPアドレスである。
「番組情報」は、テレビ受像機が映したテレビ番組を特定する情報である。
視聴ログは、各テレビ受像機から送信される視聴履歴に基づいて生成される。たとえば、視聴履歴管理サーバは、各テレビ受像機からの視聴履歴に基づいて視聴ログを生成する。プロセッサ11は、通信部15などを通じて視聴履歴管理サーバから視聴ログを取得し記憶領域14aに格納する。
また、プロセッサ11は、視聴ログを生成してもよい。たとえば、プロセッサ11は、通信部15などを通じて視聴履歴管理サーバから視聴履歴を取得する。プロセッサ11は、取得した視聴履歴に基づいて視聴ログを生成する。また、プロセッサ11は、各テレビ受像機から視聴履歴を取得してもよい。
次に、記憶領域14bに格納される端末情報について説明する。
端末情報は、端末32又は端末33などがネットワーク40にアクセスした際に割り振られたIPアドレスなどを示す。図5は、端末情報の構成例を示す図である。
図5が示すように、端末情報は、「端末ID」、「IPアドレス」及び属性を対応付けて格納する。
「端末ID」は、ネットワーク40にアクセスした端末を特定する識別情報である。
「IPアドレス」は、端末がネットワーク40にアクセスする際に割り振られたIPアドレスである。端末32又は端末33の「IPアドレス」は、アクセスポイント30に割り振られたIPアドレスである。
属性は、端末を所持するユーザが有する属性を示す。ここでは、属性は、「性別」、「年齢」及び「職業」である。なお、属性は、年収、住所、国籍、人種又は学歴などを含んでもよい。属性の構成は、特定の構成に限定されるものではない。
端末情報は、端末がネットワーク40にアクセスしたログなどに基づいて生成される。たとえば、DMP10は、複数の端末の動作を監視してアクセスログを取得し、端末情報を生成する。DMP10は、端末の動作(たとえば、Web閲覧履歴など)から属性を推定する。また、DMP10は、ユーザからオプトインされた情報に基づいて属性を設定してもよい。
なお、プロセッサ11は、通信部15などを通じて外部装置から端末情報を取得してもよい。
次に、DMP10が実現する機能について説明する。DMP10が実現する機能は、プロセッサ11がROM12又はNVM14などに格納されるプログラムを実行することで実現される。
まず、プロセッサ11は、視聴ログを取得する機能を有する。
プロセッサ11は、所定の操作を受け付けると、記憶領域14aから視聴ログを取得する。たとえば、プロセッサ11は、セグメントを生成する操作を受け付けると視聴ログを取得する。なお、プロセッサ11は、後述する判定用テーブルを生成する操作を受け付けると視聴ログを取得してもよい。
プロセッサ11は、通信部15を通じて外部装置(たとえば、視聴履歴管理サーバ)から視聴ログを取得してもよい。また、プロセッサ11は、DMP10に接続されるメモリ(USBメモリなど)から視聴ログを取得してもよい。
また、プロセッサ11は、端末情報を取得する機能を有する。
たとえば、プロセッサ11は、視聴ログを取得すると、記憶領域14bから端末情報を取得する。また、プロセッサ11は、通信部15を通じて外部装置から視聴ログを取得してもよい。また、プロセッサ11は、DMP10に接続されるメモリ(USBメモリなど)から視聴ログを取得してもよい。
また、プロセッサ11は、視聴ログ及び端末情報に基づいて、テレビ受像機と端末とを対応付けた判定用テーブルを生成する機能を有する。
判定用テーブルは、同一のIPアドレスを有するテレビ受像機と端末とを対応付けて格納する。たとえば、判定用テーブルは、テレビ受像機と当該テレビ受像機が設置される住宅内にある端末とを対応付ける。即ち、判定用テーブルは、テレビ受像機と当該テレビ受像機を視聴するユーザが所持する端末とを対応付ける。
たとえば、プロセッサ11は、視聴ログから1つの「TVID」と「IPアドレス」とを取得する。「TVID」と「IPアドレス」とを取得すると、プロセッサ11は、視聴ログから取得した「IPアドレス」と同一の「IPアドレス」に対応する「端末ID」を端末情報から取得する。
「端末ID」を端末情報から取得すると、プロセッサ11は、「TVID」と端末情報から取得した「端末ID」とを対応付けて判定用テーブルに格納する。たとえば、プロセッサ11は、テレビ受像機31のTVIDと端末32の端末ID及び端末33の端末IDとを対応付けて判定用テーブルに格納する。
プロセッサ11は、各「TVID」において上記の動作を繰り返して判定用テーブルを生成する。
図6は、判定用テーブルの構成例を示す図である。図6が示すように、判定用テーブルは、「TVID」、「IPアドレス」及び「端末ID」を対応付けて格納する。
「TVID」は、前述の通りである。
「IPアドレス」は、「TVID」のテレビ受像機がネットワーク40にアクセスする際に割り当てられてIPアドレスである。
「端末ID」は、「IPアドレス」と同一のIPアドレスが割り振られた端末を示す。「端末ID」は、1つであってもよいし、複数であってもよい。
また、プロセッサ11は、セグメントを生成するためのテレビ番組を設定する機能を有する。
たとえば、プロセッサ11は、操作部16を通じてテレビ番組を示す入力を受け付ける。プロセッサ11は、入力に基づいてテレビ番組を設定する。また、プロセッサ11は、テレビ番組を特定するための情報の入力を受け付けてもよい。
また、プロセッサ11は、設定されたテレビ番組を視聴したユーザが所持する端末のセグメントを生成する機能を有する。
プロセッサ11は、視聴ログから、設定されたテレビ番組を示す番組情報に対応する「TVID」を取得する。プロセッサ11は、1つ又は複数の「TVID」を取得する。
「TVID」を取得すると、プロセッサ11は、判定用テーブルから、取得した「TVID」に対応する「端末ID」を取得する。「TVID」が複数ある場合、プロセッサ11は、判定用テーブルから各「TVID」に対応する「端末ID」を取得する。
プロセッサ11は、取得した「端末ID」のセグメントを、設定されたテレビ番組を視聴したユーザが所持する端末のセグメントとして取得する。
なお、プロセッサ11は、各テレビ受像機が当該テレビ番組を映す間に当該各テレビ受像機のIPアドレスと同一のIPアドレスを用いてネットワーク40にアクセスした端末のセグメントを、当該テレビ番組を視聴したユーザが所持する端末のセグメントとして生成してもよい。即ち、プロセッサ11は、各テレビ受像機が当該テレビ番組を映す間に当該各テレビ受像機が接続するアクセスポイントに接続した端末のセグメントを生成してもよい。たとえば、プロセッサ11は、視聴ログの「タイムスタンプ」及び端末のアクセスログなどに基づいて当該セグメントを生成する。
プロセッサ11は、生成したセグメントをNVM14に格納してもよい。また、プロセッサ11は、DMP10に接続されたメモリにセグメントを格納してもよい。また、プロセッサ11は、通信部15などを通じて外部装置(たとえば、広告サーバ20)などにセグメントを送信してもよい。
また、プロセッサ11は、セグメントの端末IDが示す端末のアクセスログなどに基づいて、当該テレビ番組内の広告(たとえば、テレビCM)の効果を測定してもよい。たとえば、プロセッサ11は、当該端末のアクセスログなどから、テレビ番組内の広告に対応するコンバージョンが行われたかを判定しコンバージョン率などを算出してもよい。また、プロセッサ11は、端末のアクセスログなどから、コンバージョンに至る階層の変化を測定してもよい。
次に、プロセッサ11の動作例について説明する。図7は、プロセッサ11の動作例を説明するためのフローチャートである。
まず、プロセッサ11は、視聴ログを取得する(S11)。視聴ログを取得すると、プロセッサ11は、端末情報を取得する(S12)。端末情報を取得すると、プロセッサ11は、視聴ログ及び端末情報に基づいて判定用テーブルを生成する(S13)。
判定用テーブルを生成すると、プロセッサ11は、セグメントを生成するためのテレビ番組を設定する(S14)。テレビ番組を設定すると、プロセッサ11は、視聴ログから当該テレビ番組を映したテレビ受像機のTVIDを特定する(S15)。
TVIDを特定すると、プロセッサ11は、判定用テーブルから当該TVIDに対応する端末IDを取得する(S16)。端末IDを取得すると、プロセッサ11は、設定されたテレビ番組を視聴したユーザが所持する端末のセグメントとして、取得した端末IDのセグメントを生成する(S17)。セグメントを生成すると、プロセッサ11は、動作を終了する。
なお、プロセッサ11は、S12の後にS11を行ってもよい。
また、プロセッサ11は、S11乃至S13を予め実行しておき、セグメントを生成する操作を受け付けた場合にS14以降を実行してもよい。また、プロセッサ11は、S11乃至S13を所定の間隔で行ってもよいし、所定の操作を受け付けた場合に行ってもよい。
次に、広告サーバ20が実現する機能について説明する。広告サーバ20が実現する機能は、プロセッサ21がROM22又はNVM24などに格納されるプログラムを実行することで実現される。
プロセッサ21は、テレビ番組を視聴したユーザが所持する端末のセグメントに基づいて、当該テレビ番組に関連する広告を配信する機能を有する。
プロセッサ21は、通信部25などを通じてDMP10からセグメントを受信する。セグメントを受信すると、プロセッサ21は、通信部25を通じて、セグメントに含まれる端末IDの端末に広告を配信する。
たとえば、プロセッサ21は、端末からのリクエストに応じて広告を配信する。プロセッサ21は、リクエストに含まれる端末ID(リクエストを送信した端末の端末ID)がセグメントに含まれる場合に、当該テレビ番組に関連する広告を返信する。
たとえば、プロセッサ21は、当該テレビ番組に関連する広告として、当該テレビ番組に含まれる広告(たとえば、テレビCM)に関連する広告を配信する。たとえば、プロセッサ21は、当該テレビ番組に含まれる広告の商品又は当該商品に関連する商品などの広告を配信する。また、プロセッサ21は、当該テレビ番組の宣伝、又は、テレビ番組を視聴したユーザの属性に合わせた広告を配信してもよい。
また、プロセッサ21は、当該テレビ番組に関連する広告として、当該テレビ番組の内容に関連する広告を配信する。たとえば、当該テレビ番組がドラマなどのシリーズ化されたテレビ番組である場合、プロセッサ21は、次回の放送日時、前回までのあらすじ、テレビ番組のグッズ(DVDなど)又は関連するテレビ番組などを示す広告を配信する。
また、プロセッサ21は、セグメントを分割したサブセグメントの端末に広告を配信してもよい。たとえば、プロセッサ21は、属性(たとえば、性別など)に応じてセグメントを複数のサブセグメントに分割する。プロセッサ21は、サブセグメントに含まれる端末IDの端末に広告を配信してもよい。
なお、DMP10のプロセッサ11は、広告サーバ20が配信した広告の効果を測定してもよい。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、各実施形態は適宜組み合わせて実施してもよく、その場合組み合わせた効果が得られる。更に、上記実施形態には種々の発明が含まれており、開示される複数の構成要件から選択された組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、課題が解決でき、効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
1…広告システム、10…DMP、11…プロセッサ、12…ROM、13…RAM、14…NVM、14a…記憶領域、14b…記憶領域、15…通信部、16…操作部、17…表示部、20…広告サーバ、21…プロセッサ、22…ROM、23…RAM、24…NVM、25…通信部、26…操作部、27…表示部、30…アクセスポイント、31…テレビ受像機、32…端末、33…端末、40…ネットワーク。

Claims (14)

  1. ユーザが所持する端末を示す端末IDと前記端末のIPアドレスとを対応付けた端末情報を格納する記憶部と、
    テレビ受像機を示すTVIDと前記テレビ受像機のIPアドレスと前記テレビ受像機が映したテレビ番組を示す番組情報とを対応付けた視聴ログを取得し、
    テレビ番組を設定し、
    前記端末情報と前記視聴ログとに基づいて、設定された前記テレビ番組を視聴したユーザが所持する端末のセグメントを生成する、
    プロセッサと、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記プロセッサは、
    前記端末情報と前記視聴ログとに基づいて、同一のIPアドレスを有するテレビ受像機のTVIDと端末の端末IDとを対応付けたテーブルを生成し、
    前記テーブルに基づいて前記セグメントを生成する、
    前記請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記プロセッサは、
    前記視聴ログから、設定された前記テレビ番組を示す番組情報に対応するTVIDを取得し、
    前記テーブルから、取得された前記TVIDに対応する端末IDを取得し、
    取得された前記端末IDを含む前記セグメントを生成する、
    前記請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記テレビ番組は、広告を含む、
    前記請求項1乃至3の何れか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記プロセッサは、前記セグメントの端末のアクセスログに基づいて、前記広告の効果を測定する、
    前記請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 操作を入力する操作部を備え、
    前記プロセッサは、前記操作部を通じて、前記テレビ番組を設定する操作を受け付ける、
    前記請求項1乃至5の何れか1項に記載の情報処理装置。
  7. 外部装置とデータを送受信する通信部を備え、
    前記プロセッサは、前記通信部を通じて前記外部装置へ前記セグメントを送信する、
    前記請求項1乃至6の何れか1項に記載の情報処理装置。
  8. プロセッサによって実行されるプログラムであって、
    前記プロセッサに、
    ユーザが所持する端末を示す端末IDと前記端末のIPアドレスとを対応付けた端末情報を取得させ、
    テレビ受像機を示すTVIDと前記テレビ受像機のIPアドレスと前記テレビ受像機が映したテレビ番組を示す番組情報とを対応付けた視聴ログを取得させ、
    テレビ番組を設定させ、
    前記端末情報と前記視聴ログとに基づいて、設定された前記テレビ番組を視聴したユーザが所持する端末のセグメントを生成させる、
    プログラム。
  9. 前記プロセッサに、
    前記端末情報と前記視聴ログとに基づいて、同一のIPアドレスを有するテレビ受像機のTVIDと端末の端末IDとを対応付けたテーブルを生成させ、
    前記テーブルに基づいて前記セグメントを生成させる、
    前記請求項8に記載のプログラム。
  10. 前記プロセッサに、
    前記視聴ログから、設定された前記テレビ番組を示す番組情報に対応するTVIDを取得させ、
    前記テーブルから、取得された前記TVIDに対応する端末IDを取得させ、
    取得された前記端末IDを含む前記セグメントを生成させる、
    前記請求項9に記載のプログラム。
  11. 前記テレビ番組は、広告を含む、
    前記請求項8乃至10の何れか1項に記載のプログラム。
  12. 前記プロセッサに、
    前記セグメントの端末のアクセスログに基づいて、前記広告の効果を測定させる、
    前記請求項11に記載のプログラム。
  13. 前記プロセッサに、
    外部装置へ前記セグメントを送信させる、
    前記請求項8乃至12の何れか1項に記載のプログラム。
  14. DMPと広告サーバとを備えるシステムであって、
    前記DMPは、
    ユーザが所持する端末を示す端末IDと前記端末のIPアドレスとを対応付けた端末情報を格納する記憶部と、
    テレビ受像機を示すTVIDと前記テレビ受像機のIPアドレスと前記テレビ受像機が映したテレビ番組を示す番組情報とを対応付けた視聴ログを取得し、
    テレビ番組を設定し、
    前記端末情報と前記視聴ログとに基づいて、設定された前記テレビ番組を視聴したユーザが所持する端末のセグメントを生成する、
    第1のプロセッサと、
    を備え、
    前記広告サーバは、
    端末とデータを送受信する通信部と、
    前記通信部を通じて、前記テレビ番組に関連する広告を前記セグメントの端末に配信する第2のプロセッサと
    を備える、
    システム。
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