JP2020190243A - 浮力による重力発電装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】原子力や石油類のエネルギーに依存しない自然エネルギーである重力にによる発電装置を提供する。【解決手段】水槽1の中に物体3を浮かべ、前記物体3とは別の錘5(1)を前記水槽の水中に入れて水面の高さを上昇させて前記物体3の高さを上昇させ、次に前記錘5(1)を水面上に持ち上げて水面の高さを低下させて、物体の高さの変化により発電機8を回転させて電気エネルギーを得る。前記錘5(1)と同じ錘5(2)とをセルモーター10に取り付け、セルモーター10が回転すると錘5(1)と錘5(2)が交互に上下に移動し、前記物体3の高さを自動的に変動させる。【選択図】図3
Description
一般的に浮力のエネルギーを利用する方法として、筏や、何万トンもの豪華客船等を水に浮かべ、前後左右に物体を移動させるエネルギーとして、活用されているが、本案は今までの浮力の利用方法と、まったく異なり、水槽の中の水を増減させて、水面を上下に移動させて、物体を持ち上げ、持ち上げた物体を落下させて、重力エネルギーを発生させ、そのエネルギーで電気を発生させるもので、新しい浮力のエネルギーの利用方法である。
浮力エネルギーは、水面と物体が接する面積が、大きい程、大きなエネルギーを発生させることができる。
先願との相違
先願は「浮力発電装置」と記させているが、本案とは原点が違う。先願は空気を水中に沈め、水圧のエネルギーで空気を押し上げ、発電機を回転させて、電気を発生させているが、本案は物体を水に浮かべ、本来の浮力エネルギーをもって、物体を持ち上げ、落下させて、重力エネルギーを発生させて、発電させるので、根本的に相違する。
先願は「浮力発電装置」と記させているが、本案とは原点が違う。先願は空気を水中に沈め、水圧のエネルギーで空気を押し上げ、発電機を回転させて、電気を発生させているが、本案は物体を水に浮かべ、本来の浮力エネルギーをもって、物体を持ち上げ、落下させて、重力エネルギーを発生させて、発電させるので、根本的に相違する。
だれでも浮力エネルギーは知っているも浮力エネルギーを利用して電気エネルギーに活用した物はない。
浮力は水深に関係なく一律で、水より重い物体は沈み、水より軽い物体は浮き、例えば1m3で、約1トンまでの物体を浮かすことができる。
本来の特徴
物体を落下させるには、水槽の中の水を、増やしたり、減らしたりすることになるが、水を増やすには、水槽に給水すると水面は上昇し、物体を持ち上げられ、水を取り除けば、水位は低くなり、物体を落下させる状態になる。
物体を落下させるには、水槽の中の水を、増やしたり、減らしたりすることになるが、水を増やすには、水槽に給水すると水面は上昇し、物体を持ち上げられ、水を取り除けば、水位は低くなり、物体を落下させる状態になる。
然し、水槽の中の水を給水し、増やしたり、水を排水したりするには、多少の時間を要するので不合理であり、一瞬の内に増減させる必要があり、その工法として、天秤計りを応用し、左右の錘を同じ重さとし、上下に動かすことにより物体が水中に沈んだり、引き上げたりすることにより瞬時に錘の体積だけ、水面が上昇したり、低下したりすることになり物体が落下するような状態にする。
尚、二つの錘は吊り合っており、重量は0で、二つの錘を上下運動させるだけの小さなエネルギーだけで、水位の高低差を発生させることができる。
尚、二つの錘は吊り合っており、重量は0で、二つの錘を上下運動させるだけの小さなエネルギーだけで、水位の高低差を発生させることができる。
現代は、車社会の時代で、車の排気ガスで大気が汚染され、地球温暖化が問題視されており、一刻も早く、石炭、石油、ガス等のエネルギーを使用しないエネルギーが必要である。
エネルギーとなる石炭、石油、ガス等は、何10万年の年月をかけ、形成された鉱物を、大量に採掘し、一瞬の内に灰にして、大気中に散し、公害を発生させ、地球を崩壊させている。
本案は、石炭、石油、ガス等の代わりに公害のない自然エネルギーとして、社会経済に多少でも貢献できるものと思料します。
尚、エネルギーとなる水は、どこにでもあり、不足することはない。
本案は、石炭、石油、ガス等の代わりに公害のない自然エネルギーとして、社会経済に多少でも貢献できるものと思料します。
尚、エネルギーとなる水は、どこにでもあり、不足することはない。
又、原子力発電のエネルギーに依存しているが、万が一、事故が発生した場合、ソ連のチェルノブィリの原発事故や、福島県の津波による原発事故を二度と繰り返さないためにも、原子力発電は廃止しなければならない。自然災害は、必ず発生し、エネルギーが大きいため、人間の力では阻止することはできない。
本案の浮力による重力発電機は、ダムを建設するような広大な土地や、莫大な建設資金は必要でなく、小さな発電機であるので、土地も、設置資金も少なくて済み、全国に普及すれば、公害のない自然エネルギーとして、活用が見込まれる。
浮力による重力発電機を各家庭に設置すれば一般家庭の消費電力は充分あり、原子力発電は、不要となるものと思料し、電気をバッテリーに充電すれば、自動車に取り付け走行させることができ、公害となる大気汚染を多少とも解消させることができる。
経済社会に大きく貢献できるものと思料します。
経済社会に大きく貢献できるものと思料します。
本案は自然の浮力のエネルギーを電気エネルギーに変換し社会経済に一役を担うものである。
以下、図に基づいて本案の実施形態を説明する。
以下、図に基づいて本案の実施形態を説明する。
図1−(1)は、水槽の中の水に物体(3)を浮かべた図であるが、水の中に錘(5)を入れていない状態の図である。これに対し、図1−(2)は同じ水槽に錘(5)を入れた図で、錘の沈めた体積だけ物体(3)は上昇する。
次に、図2−(1)は水槽の中央に図に示すような柱を設け、柱の上部に止め金6、センサー室7、発電機8を設置し、発電機の主軸に物体3の、腕4を取り付け、物体が上下に移動すると発電機が回転する位置とする。又、水槽の外枠にバッテリー9と、セルモーター10を取り付ける。
センサー室と止め金の役目
センサー室は、錘5(1)が最位下位に達したとき、センサーの働きで、止め金が閉じ発電機は止まる。次に、錘5(1)が最上位に達したとき、止め金が開き、物体は落下し、発電機は回転する、図2−(1)、図2−(2)
センサー室は、錘5(1)が最位下位に達したとき、センサーの働きで、止め金が閉じ発電機は止まる。次に、錘5(1)が最上位に達したとき、止め金が開き、物体は落下し、発電機は回転する、図2−(1)、図2−(2)
物体の落下は無重力の状態と同じで、重くとも、軽くとも、落下速度は同じである。
続いて図3について
図3は全体図で、図2−(2)で説明した外枠の上部のセルモーターに直結する錘5(2)を水槽の外に錘5(1)と同じ錘を取り付け、セルモーターが回転すると錘5(1)と錘5(2)は交互に上下移動する。尚、錘5は水より密度が高い錘とする。
錘5(1)と錘5(2)が上下に移動することにより水中の中の水位が自動的に変動し、物体が落下させることができ、重力エネルギーで電気エネルギーを発生させることができる。
図3は全体図で、図2−(2)で説明した外枠の上部のセルモーターに直結する錘5(2)を水槽の外に錘5(1)と同じ錘を取り付け、セルモーターが回転すると錘5(1)と錘5(2)は交互に上下移動する。尚、錘5は水より密度が高い錘とする。
錘5(1)と錘5(2)が上下に移動することにより水中の中の水位が自動的に変動し、物体が落下させることができ、重力エネルギーで電気エネルギーを発生させることができる。
新しい製品で、素晴らしい物であっても、価格が高い物であったり、ある程度メリットがなければ利用可能性は低い。
たとえば、本案の浮力による重力発電機の完成品の価格を見積ると約50万円位と思われ、耐用年数を10年とすると、毎月の償却は4,200円となり、一般家庭の毎月の電気料金を平均10,000円とすると、5,800円で、毎月支払う料金の半分以下となるので、一時的に支出しても、永い目で見れば経済効果は大きい。
又、電力能力は一般家庭の使用電力を充分あり、燃料のいらない、公害のないエネルギーで、産業上の利用可能性は高いと思われる。
たとえば、本案の浮力による重力発電機の完成品の価格を見積ると約50万円位と思われ、耐用年数を10年とすると、毎月の償却は4,200円となり、一般家庭の毎月の電気料金を平均10,000円とすると、5,800円で、毎月支払う料金の半分以下となるので、一時的に支出しても、永い目で見れば経済効果は大きい。
又、電力能力は一般家庭の使用電力を充分あり、燃料のいらない、公害のないエネルギーで、産業上の利用可能性は高いと思われる。
1、水槽
2、浮き板
3、物体
4、ピストンの腕
5、錘(1)
錘(2)
6、止め金
7、センサー室
8、発電機
9、バッテリー
10、セルモーター
2、浮き板
3、物体
4、ピストンの腕
5、錘(1)
錘(2)
6、止め金
7、センサー室
8、発電機
9、バッテリー
10、セルモーター
Claims (1)
- 水槽の中の水を増減させ、水面の高低差を作り、浮力のエネルギーを利用して、物体を持ち上げ、その物体を落下させて、重力エネルギーを発生させ、そのエネルギーで発電機を回転させて、電気エネルギーに変換させることを特徴とする装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019106544A JP2020190243A (ja) | 2019-05-21 | 2019-05-21 | 浮力による重力発電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019106544A JP2020190243A (ja) | 2019-05-21 | 2019-05-21 | 浮力による重力発電装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020190243A true JP2020190243A (ja) | 2020-11-26 |
Family
ID=73453512
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019106544A Pending JP2020190243A (ja) | 2019-05-21 | 2019-05-21 | 浮力による重力発電装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2020190243A (ja) |
-
2019
- 2019-05-21 JP JP2019106544A patent/JP2020190243A/ja active Pending
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