JP2020189379A - 作業ロボットおよびその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】正しく人を検知することができる人検知用装置を備えた作業ロボットおよびその制御方法を提供する。【解決手段】本発明の一形態の作業ロボットであるモバイルマニピュレータ1は、周囲情報を取得する周囲環境用取得装置2と、人検知エリア内の人の有無を検知する人検知用装置3とを備え、人検知用装置3が、当該人検知エリアの範囲を当該周囲情報に応じて変更する。【選択図】図2

Description

本発明は、作業ロボットおよびその制御方法に関し、特にマニピュレータを備えた作業ロボットおよびその制御方法に関する。
様々な分野においてロボットが使用されており、特に近年では、自律移動型ロボットなどと呼ばれる、サーバなどを利用して取得した情報と、リアルタイムでモニタして取得した情報とに基づいて、人間によるオペレーションを必要とせずに、所定の場所まで自律的に移動し、そこで作業をおこなうロボットが知られている。
このように自律走行や作業を担うロボットの多くには、走行や作業を円滑に行うべく障害物を検出する機能が設けられている。例えば、特許文献1には、環境情報取得手段により障害物および自己位置を認識しつつ障害物を回避しながら走行経路に沿って自律的に走行する自律移動装置が開示されている。また、特許文献2には、例えば、人を光学的に検知し、工作機械、産業用ロボット等の機械を緊急停止させるための光学安全センサの一例が開示されている。
特開2004−280451号公報(2004年10月7日公開) 特開2017−150858号公報(2017年8月31日公開)
作業ロボットに搭載される人検知装置は、人以外の物を人と誤って検知せず、正しく人を検知できるようにしておく必要がある。物を人と誤検知するようなことがあれば、円滑に作業を進めることができない。特に、作業ロボットは、作業場所等の周囲環境が様々であったり、自律的に移動していく過程で複数の地点で作業をおこなったりするものがある。そのため、周囲環境の変化に対応できる人検知装置を搭載した作業ロボットの実現が求められる。
本発明の一態様は、正しく人を検知することができる作業ロボットおよびその制御方法を提供することを目的とする。
前記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る作業ロボットは、作業ロボットの周囲における人以外の物に関する情報である周囲情報を取得する周囲情報用取得部と、前記作業ロボットの周囲に設定される人検知エリアにおける人の有無を検知する人検知用部と、前記人検知エリアの範囲を、前記周囲情報に応じて変更する検知エリア変更部とを備えている。
前記の構成によれば、前記周囲情報に基づいて人検知エリアが適切に設定されることにより、人検知用部において物を人と誤検知することがなく、良好な人検知を実現し、マニピュレータによる作業を円滑におこなうことを可能にする作業ロボットを提供することができる。
また、本発明の一態様に係る作業ロボットは、前記の構成において、前記検知エリア変更部は、前記人検知エリアの範囲を、前記人検知部が有する人検知の可能範囲から、当該可能範囲に在る前記物の配設範囲を除いた範囲とする構成となっている。
前記の構成によれば、人検知エリアが物のない領域に設定されるため、人検知エリアにおいて物を人と誤検知することがなく、該エリアに居るまたは該エリアに侵入してきた人を正確に検知することができる。
また、本発明の一態様に係る作業ロボットは、前記の構成において、前記周囲情報用取得部が、前記物に付されたRFIDタグまたは近接センサの検出体を検出する構成であってもよい。
前記の構成によれば、簡易な構成により、周囲情報を取得することができる。
また、本発明の一態様に係る作業ロボットは、前記の構成において、前記周囲情報用取得部が、前記物を検出する範囲センサであり、前記作業ロボットと当該物との距離、および当該物の配置角度に関する情報を前記周囲情報として取得する構成となっていてもよい。
また、本発明の一態様に係る作業ロボットは、前記の構成において、前記周囲情報用取得部は、前記人検知部による人検知が不可能な領域に在る前記物を検出する構成であってもよい。
前記の構成によれば、いわゆる(人検知部の)死角にあたる領域の物を検出することができる。
また、本発明の一態様に係る作業ロボットは、前記の構成において、前記周囲情報用取得部は、前記物に付されたRFIDタグを読み出すリーダライタであり、前記周囲情報用取得部は、前記RFIDタグから、前記物の形状を示す情報を取得し、前記検知エリア変更部は、前記物の形状を示す情報に基づいて、前記人検知エリアを当該物のない領域に変更する構成となっていてよい。
また、本発明の一態様に係る作業ロボットは、前記の構成において、前記検知エリア変更部は、マップ情報から前記物の位置を特定する。
また、本発明の一態様に係る作業ロボットは、前記の構成において、移動機構を更に備えたモバイルマニピュレータであってもよい。
また、本発明の一態様に係る作業ロボットは、前記の構成において、前記人検知部がレーザスキャナであってよい。
また、前記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る作業ロボットの制御方法は、作業ロボットの周囲における人以外の物に関する情報である周囲情報を取得する周囲情報用取得ステップと、前記作業ロボットの周囲に設定される人検知エリアにおける人の有無を検知する人検知ステップと、前記人検知エリアの範囲を、前記周囲情報に応じて変更する検知エリア変更ステップとを含む。
前記の構成によれば、前記周囲情報に基づいて人検知エリアが適切に設定されることにより、物を人と誤検知することがなく、良好な人検知を実現し、マニピュレータによる作業を円滑におこなうことを可能にする作業ロボットを実現することができる。
本発明の一態様によれば、正しく人を検知することができる作業ロボットを提供することができる。
本発明に係る作業ロボットの一実施形態であるモバイルマニピュレータと作業環境とを模式的に示す図である。 本実施形態のモバイルマニピュレータの概略構成を示すブロック図である。 本実施形態のモバイルマニピュレータの周囲情報用取得装置のスキャン範囲を模式的に示した上面図である。 本実施形態のモバイルマニピュレータが備える人検知用装置の人検知エリアを示す上面図である。 本実施形態のモバイルマニピュレータの動作フローを示すフローチャートの図である。 本発明に係る作業ロボットの他の実施形態であるモバイルマニピュレータの上面図である。 図6に示すモバイルマニピュレータの動作フローを示すフローチャートの図である。 図6に示すモバイルマニピュレータの他の動作フローを示すフローチャートの図である。 人検知用装置であるレーザスキャナ自体が本来有しているスキャン可能範囲を示す上面図である。 マップ情報を示す。
以下、本発明の一側面に係る実施の形態(以下、「本実施形態」とも表記する)を、図面に基づいて説明する。
〔実施形態1〕
§1 適用例
以下、本発明の一実施形態について、図1から図5および図9を用いて説明する。
図1は、本発明に係る作業ロボットの一実施形態であるモバイルマニピュレータ1の概略外観図を、モバイルマニピュレータ1の使用環境とともに示した図である。図2は、モバイルマニピュレータ1の概略構成を示すブロック図である。
図1に示す、本実施形態1のモバイルマニピュレータ1(作業ロボット)は、自律走行型のロボットであり、且つ搭載したマニピュレータ4によって所定の作業をおこなう。本実施形態1のモバイルマニピュレータ1は、所定の位置(以下、ゴール位置と記載)まで自律的に走行し、ゴール位置に到着すると走行を停止した状態で、マニピュレータ4によって所定の作業をおこなう態様である。
より具体的には、本実施形態1のモバイルマニピュレータ1は、図1のような使用環境下において作業することを想定している。このような使用環境下において、モバイルマニピュレータは、作業棚WSの前に停止し、作業棚WSの上においてマニピュレータによって作業をする。更に本実施形態1のモバイルマニピュレータ1は、作業を開始する前に、自機周囲に人Pの有無を検知し、人が居ないことを確認してからマニピュレータ4による作業を開始する。
ところで、従前において、固定された場所でレーザスキャナのみで人を検知する技術や、レーザスキャナで周囲の環境情報を取得し、画像処理をおこなって人を検知する技術が知られている。しかしながら、自律走行型のロボットである場合、作業をおこなう環境(作業場所等)が変わることが想定されるため、周囲環境の変化を適切にとらえる必要があり、且つその環境下において人の検知を正しくおこなうことが要求される。これについて、更に説明すれば、従前のモバイルマニピュレータについても図1のような使用環境下において作業することが想定される。すなわち、従前のモバイルマニピュレータは、作業棚WSの前に停止し、作業棚WSの上においてマニピュレータによって作業をする。このときの当該モバイルマニピュレータに搭載した人検知用のレーザスキャナ303のスキャン範囲300(レーザスキャナ303が有する人検知の可能範囲)を図9に示すと、そのスキャン範囲300には、作業棚WSの一部分WSn(図9中の斜線部分)が入ってしまい、この一部分WSnが人として検知されてしまう。人が検知されていると、マニピュレータは動作を開始することができない。すなわち、この事態を避けるためには、物がおかれていない環境下でのみ、作業ロボットが任務を遂行することができ、ロボットの適用可能な環境下が限られてしまう。そこで、本発明者らは、この不都合を解消するべく鋭意検討をおこない、本発明を見出した。以下に、その一形態を説明する。
本実施形態であるモバイルマニピュレータ1は、周囲環境の情報を取得し、取得した周囲環境の情報に基づいて、人検知用装置の人検知エリアの範囲を、当該範囲に人以外の物が含まれることが無いように設定する。これにより、作業をおこなう環境が変わっても、その周囲環境の変化を適切にとらえて、その環境下において物を人と誤検知することなく、人の検知を正しくおこなうことを可能にしている。
§2 構成例
(1)モバイルマニピュレータ1の構成
本実施形態1のモバイルマニピュレータ1は、周囲環境の変化を適切にとらえて人の検知を正しくおこなうために、図2に示すように、周囲環境用取得装置2(周囲情報用取得部)と、人検知用装置3(人検知部、検知エリア変更部)と、マニピュレータ4と、マニピュレータ制御部5と、移動制御部6と、移動機構7と、中央制御部8とを備えている。
周囲環境用取得装置2は、モバイルマニピュレータ1の周囲環境に関する情報(周囲情報)を取得するレーザスキャナである。レーザスキャナの構成は、周知の構成を使用することができるが、本実施形態1において搭載されている周囲環境用取得装置2には、モバイルマニピュレータ1の位置を中心として、モバイルマニピュレータ1の走行方向前方を少なくとも含む所定の角度範囲の周囲環境の情報(周囲情報)を取得する。これについて、図3を用いて説明する。
§3 動作例
図3は、本実施形態のモバイルマニピュレータ1の周囲環境用取得装置2のスキャン範囲2aを模式的に示した上面図である。図3に示すように、周囲環境用取得装置2は、モバイルマニピュレータ1の走行方向前方側に取り付けられており、そのスキャン範囲2aは、走行方向前方を中心として側方も含めた270°の角度範囲となっている。
このようなスキャン範囲2aを有する周囲環境用取得装置2によれば、モバイルマニピュレータ1が前進し、図3に示す位置に停止したときに、モバイルマニピュレータ1の前方にあたる位置にある作業棚WSを検出することができる。
周囲環境用取得装置2は、そのスキャン範囲2aに物体が在る場合、これをスキャンすることによってその物体までの距離を複数点poにおいて計測する。そして、計測結果から、その物体の形状に関する情報(モバイルマニピュレータ1の周囲環境に関する情報)を取得することができる。すなわち、図3に示す場合であれば、複数点poの計測結果を得て、これらをまとめることで、平らな面WSpを検出することができる。検出した平らな面WSpに関する情報は、モバイルマニピュレータ1に格納しているマップ情報と照合することにより、モバイルマニピュレータ1が、平らな面WSpを有する作業棚WSに正対しているか否かを判定することができる。すなわち、検出した平らな面WSpに関する情報から、モバイルマニピュレータ1と、作業棚WSとがなす角度に関する情報も取得することができる。
人検知用装置3は、人を検知することができるレーザスキャナである。レーザスキャナの構成としては、周囲環境用取得装置2のレーザスキャナの構成と同じで良い。人検知用装置3は、少なくともマニピュレータ4の作業予定範囲内に人の侵入があるか否かを検知する。上述のように、本実施形態1では、マニピュレータ4は、作業予定範囲内に人が居ないことを確認した後に作業を開始する態様となっている。そのため、少なくとも作業予定範囲を、人検知対象範囲に含む。
本実施形態1では、この人検知用装置3が、物を人と誤検知することなく、確実に人を検知することができる構成となっている点が、特徴の一つである。以下、これについて詳述する。
本実施形態1のモバイルマニピュレータ1は、例えば先の図1に示すような作業棚WSに近接した状態でマニピュレータ4による作業をおこなう場合がある。要するに、人検知用装置3の、レーザスキャナ自体が本来有しているスキャン範囲(人検知の可能範囲)に作業棚WSが入る場合が想定される。作業棚のみならず、何も物が置かれていない環境下で作業することのほうが少なく、実環境では多くの場合、物に近接した状態で作業をおこなう。このように物に近接した状態で作業をおこなう場合であっても、人が周囲に居なければ、マニピュレータ4を動作させることができるよう、本実施形態1のモバイルマニピュレータ1は、人検知用装置3のスキャン範囲に含まれる人以外の物の情報を取得し、人検知用装置3の人検知エリアの範囲を設定する。要するに、作業棚が在る部分には人は侵入できないから、このことを利用して、人が検知されないことが予め解っている領域を、人検知エリアから除くことをする。要するに、人検知を人が侵入し得るエリアのみにフォーカスする。
具体的には、先述の周囲環境用取得装置2によって取得される情報には、人以外の物の情報、例えば、モバイルマニピュレータ1と物との距離、および物の配設角度、が含まれる。物の配設角度とは、図3に示す作業棚WSの平らな面WSpの配設角度のことである。そのため、この情報に基づけば、人検知用装置3のスキャン可能範囲から人検知エリアを絞ることができる。
図4は、人検知エリアを示す上面図である。図4には、図3において図示した周囲環境用取得装置2のスキャン範囲2a(図4中の破線で示す範囲)と、作業棚WSとを併せて示している。
図4に示すように、本実施形態1によれば、周囲環境用取得装置2によって取得される作業棚WSの情報に基づいて、人検知エリア(人検知エリア)の範囲を、人検知用装置3のスキャン範囲(図4中に一点破線で示す範囲)から、範囲B(図4中に太線で示す範囲)に変更する。範囲Bは、人検知用装置3のスキャン範囲から、スキャン範囲に在る作業棚の一部分の配設範囲である範囲C(斜線を付したエリア)を除いた領域に相当する。このエリア変更は、人検知用装置3においておこなうことができる。なお、このエリア変更を、図2に示す中央制御部8によっておこなってもよい。
人検知用装置3は、この範囲B(人検知エリア)に人が居るもしくはセンシングの途中で侵入してくるとそれを検知することができる。
なお、周囲環境用取得装置2は、モバイルマニピュレータ1がゴール位置にて停止している状態において周囲にある物の位置(距離と角度)を取得する構成である一方で、人検知用装置3はモバイルマニピュレータ1がゴール位置にて停止している状態において人の有無を‘0’か‘1’かで判断する構成となっている。なお、周囲環境用取得装置2は、ゴール位置まで走行している間に、リアルタイムで周囲にある物の位置(距離と角度)を取得することも可能である。
人検知用装置3によって人検知エリア(図4の範囲B)に人が検知されると、その情報は、図2に示す中央制御部8に出力される。
なお、本実施形態1のモバイルマニピュレータ1は、人検知用装置3の前方側に、周囲環境用取得装置2の存在および図4には図示していないマニピュレータ4の存在に伴う人検知の死角が形成されている。しかしながら、先述のようにモバイルマニピュレータ1は、基本的に作業時には前方に作業棚が在って作業棚の上でマニピュレータ4を使って作業をおこなうことを前提としており、作業棚のエリアに人が検知されることは想定しなくて良いため、この死角は無視して構わない。
マニピュレータ4は、作業をおこなう実動部分であり、従来周知のマニピュレータから構成することができる。マニピュレータ4は、マニピュレータ制御部5による制御を受ける。
マニピュレータ制御部5は、マニピュレータ4を制御するための制御回路である。マニピュレータ4の具体的な動作は、図示しない記憶部に予め記憶されているプログラムに従いマニピュレータ制御部5が制御する。マニピュレータ制御部5は中央制御部8による制御を受ける。そのため、人検知用装置3によって先述の人検知エリアにおいて人が検知されると、中央制御部8を介して、マニピュレータ制御部5がマニピュレータ4を停止状態とする。この直前においてマニピュレータ4が動作中であれば人の検知を受けて一旦停止するか動作速度を落とし、直前において動作が未だ開始されていない状況(停止状態)だった場合にはその状態を維持させる。
移動制御部6は、本実施形態のモバイルマニピュレータ1の走行を制御する。移動制御部6は、中央制御部8による制御を受けて、走行の開始と終了、走行速度、走行方向などを制御する。
移動機構7は、本実施形態のモバイルマニピュレータ1の走行機能を担い、例えばタイヤといった周知の移動機構から構成される。移動機構7は、移動制御部6による制御を受けて、走行の開始と停止、走行方向、走行速度が制御される。
中央制御部8は、本実施形態のモバイルマニピュレータ1全体を統括して制御する回路である。中央制御部8は、上述の人検知エリアの変更設定をおこなう。これについては、また後述する。
(2)モバイルマニピュレータ1の動作フロー
以下、図5に示すフローチャートを用いて、本実施形態1のモバイルマニピュレータ1の動作フローを説明する。
モバイルマニピュレータ1が移動して(ステップS1)、所定のゴールに到着する(ステップS2)と、周囲環境用取得装置2であるレーザスキャナはスキャンを開始して周囲環境に関する情報、すなわちスキャン範囲に物体が在る場合には当該物体の形状に関する情報を取得する(ステップS3、周囲情報用取得ステップ)。
ここで、所定のゴールとは、モバイルマニピュレータ1の位置と向きに関して予め定められている。図4の例でみれば、モバイルマニピュレータ1が作業棚WSの前まで移動してきて、作業棚WSに正対している状態となることがゴールである。なお、作業棚WSの前まで移動してきたか否かは、作業棚WSの位置座標とモバイルマニピュレータ1の位置座標とから判定することができる。作業棚WSに正対している状態となっているか否かは、作業棚WSとの角度を求めることによって判定することができる。
なお、本実施形態のモバイルマニピュレータ1は、ゴールに到達してから周囲環境用取得装置2であるレーザスキャナがスキャンを開始する構成としているが、これに限らず、ゴールに到達する過程、つまり走行中にスキャンをおこなっていてもよい。
ステップS1におけるモバイルマニピュレータ1の移動、およびステップS2におけるゴールに到着したことの判断は、中央制御部8による制御を受ける。
ステップS3において取得された周囲情報は、中央制御部8に取得される。そして、ゴールの位置情報(作業棚WSの位置座標とモバイルマニピュレータ1の位置座標)と、周囲情報とに基づいて、中央制御部8によって、人検知用装置3の人検知エリアのエリア補正情報が生成される(ステップS4、検知エリア変更ステップ)。
エリア補正情報とは、先述したように、人検知用装置3のスキャン範囲から除く範囲を示す情報である。具体的には、先述した(作業棚WSの)平らな面WSpの位置座標情報である。
ステップS4においてエリア補正情報が生成されると、続いて、人検知用装置3の人検知エリアのエリア補正処理をおこなう(ステップS5、検知エリア変更ステップ)。このステップS5では、障害物として認識しないエリアを設定する。具体的には、ステップS5では、取得した平らな面WSpの位置座標情報に基づいて、平らな面WSpの位置を含み且つ当該位置よりもモバイルマニピュレータ1から離れた範囲を、障害物として認識しないエリアとして、人検知用装置3の人検知エリアから除く処理をおこなう。換言すれば、平らな面WSpの位置よりもモバイルマニピュレータ1側を、エリア補正後の人検知エリアとする処理をおこなう。この処理は、中央制御部8の制御を受け、人検知用装置3のスキャン範囲のうちのエリア補正後の人検知エリア(先述の範囲B)のみの情報が人検知処理に用いられるようにする。
次に、中央制御部8の制御によって人検知用装置3を有効にして、人検知用装置3によってスキャン処理(人検知用装置3が本来有しているスキャン範囲をスキャンする)がおこなわれ、人検知用装置3が、(エリア補正後の)人検知エリアにおいて人検知処理をおこなう(ステップS6、人検知ステップ)。なお、人検知処理は、中央制御部8によっておこなわれてもよい。
ステップS6における人検知処理の結果、人を検知しなかった場合は、ステップS7に進み、中央制御部8の制御を受けてマニピュレータ4に所定の動作(作業)をさせる(ステップS7)。一方、ステップS6における人検知処理の結果、人を検知した場合には、人が検知されなくなるまでステップS6の人検知処理を繰り返す。この処理は、中央制御部8の制御によっておこなわれ、この間、マニピュレータ4は動作せずに待機している。
続いて、マニピュレータ4の動作が完了する(ステップS8)と、中央制御部8の制御によって、人検知用装置3を無効にする(ステップS9)。
人検知用装置3が無効になると、中央制御部8の制御によって、モバイルマニピュレータ1が移動を開始する(ステップS10)。
以上の動作フローをおこなう本実施形態1のモバイルマニピュレータ1によれば、人検知用装置3によって人を正確に検知して、良好かつ安全にマニピュレータ動作を実行することができる。
ここで、ステップS7においてマニピュレータ4が動作している間にも、ステップS6の人検知処理は継続されている。そして、人を検知した時点で、中央制御部8はマニピュレータ4の動作を停止あるいは動作速度を落とさせ、人を検知しなくなるまでその状態を維持させる。人を検知しなくなると、中央制御部8はマニピュレータ4の動作を再開させる。
以上の本実施形態のモバイルマニピュレータ1によれば、人検知用装置3であるレーザスキャナの人検知エリアが補正され、人以外の物が人検知エリアに含まれない構成となっている。これにより、人検知用装置3によって物を人と誤検知して、マニピュレータ4の動作が開始できないというトラブルを回避することができる。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
(1)モバイルマニピュレータ1´の構成
図6は、本実施形態2のモバイルマニピュレータ1´を、その使用環境とともに示す上面図である。
上述の実施形態1のモバイルマニピュレータ1は、周囲環境用取得装置2としてレーザスキャナを用いているのに対して、本実施形態2のモバイルマニピュレータ1´は、作業棚WSに付されたRFID(radiofrequency identification)タグWStagを読み出すリーダライタを、周囲環境用取得装置2´として備えている点において相違する。
具体的には、本実施形態2のモバイルマニピュレータ1´が、作業棚WSに付されたRFIDタグWStagに正対できる位置に近接すると、周囲環境用取得装置2´であるリーダライタに、RFIDタグWStagが読み取られる。要するに、読み取られることにより、本実施形態2のモバイルマニピュレータ1´が、先述の実施形態1において説明したゴール位置に到達していると判断できる。
作業棚WSに付されたRFIDタグWStagは、位置固有の識別IDが情報として格納されている。
一方、本実施形態2のモバイルマニピュレータ1´の中央制御部8には、作業棚WSに付されたRFIDタグWStagに格納されている位置情報に対応したマップ情報が予め記憶されている。このマップ情報には、RFIDタグWStagの検出位置におけるモバイルマニピュレータ1´と作業棚WSとの距離、および作業棚WSの配設角度に関する情報が含まれている。図10にマップ情報1000を示す。マップ情報1000は、障害物のエッジ情報のみで周囲の情報が構成されている。
すなわち、このマップ情報1000に基づけば、人検知用装置3のスキャン範囲に含まれる人以外の物の範囲の情報を取得することができる。よって、実施形態1と同じく、人検知用装置3のスキャン範囲から、人検知エリアを絞ることができる。図6における使用環境では、L字型を有する作業棚WSに関して、その形状を、マップ情報1000から取得することができる。そのため、そのマップ情報1000に基づけば、図6中に範囲B´として示した範囲を、人検知エリアとすることになる。これにより、作業棚WSを人と誤検知することなく、人検知を確実におこなうことができる。
マップ情報1000に基づいた態様とすることにより、実施形態1において説明した周囲環境用取得装置2のスキャン範囲2aからは外れているものの、人検知用装置3のスキャン範囲に含まれる物について、当該物に関する情報を取得することができる。具体的には、図6に一点破線で囲んだ領域に含まれる作業棚WSの面WSpに関する情報をマップ情報に基づく本実施形態2の態様であれば取得することができる。これにより、範囲B´を人のみを検知できる適切なエリアとして設定することができる。
(2)モバイルマニピュレータ1´の動作フロー
以下に、図7のフローチャートを用いて、本実施形態2のモバイルマニピュレータ1´の動作フローを説明する。
モバイルマニピュレータ1´が移動して(ステップS11)、所定のゴールに到着する(ステップS12)と、周囲環境用取得装置2´であるリーダライタが作業棚WSに付されたRFIDタグWStagを読み出し、RFIDタグWStagに格納されている位置情報に対応したマップ情報を取得する(ステップS13)。
ここで、所定のゴールに到着していることは、周囲環境用取得装置2´であるリーダライタがRFIDタグWStagを読み出したことによって判断することができる。モバイルマニピュレータ1´の移動、RFIDタグWStagの読み出し、マップ情報の取得は、何れも中央制御部8によっておこなわれる。
ステップS13においてマップ情報が取得されると、中央制御部8によって、人検知用装置3の人検知エリアのエリア補正情報が生成される(ステップS14)。
エリア補正情報とは、先述したように、障害物として認識しないエリアとして、人検知用装置3の人検知エリアから除く範囲を示す情報である。具体的には、先述した(作業棚WSの)平らな面WSpの位置座標情報である。
ステップS14においてエリア補正情報が生成されると、続いて、人検知用装置3の人検知エリアのエリア補正処理をおこなう(ステップS15、検知エリア変更ステップ)。このステップS15では、障害物として認識しないエリアを設定する。具体的には、ステップS15では、取得した平らな面WSpの位置座標情報に基づいて、平らな面WSpの位置を含み且つ当該位置よりもモバイルマニピュレータ1から離れた範囲を、障害物として認識しないエリアとして、人検知用装置3の人検知エリアから除く処理をおこなう。換言すれば、平らな面WSpの位置よりもモバイルマニピュレータ1側を、エリア補正後の人検知エリアとする処理をおこなう。この処理は、中央制御部8の制御を受け、人検知用装置3のスキャン範囲のうちのエリア補正後の人検知エリア(先述の範囲B)のみの情報が人検知処理に用いられるようにする。
次に、中央制御部8の制御によって人検知用装置3を有効にして、人検知エリアにおいて人検知処理をおこなう(ステップS16)。
なお、ステップS17からステップS20は、実施形態1において説明したステップS7からステップS10にそれぞれ対応しているため、ここでは説明を省略する。
以上の動作フローをおこなう本実施形態2のモバイルマニピュレータ1´によれば、人検知用装置3によって人を正確に検知して、良好かつ安全にマニピュレータ動作を実行することができる。
〔実施形態3〕
本発明の他の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
本実施形態3のモバイルマニピュレータと、上述の実施形態2のモバイルマニピュレータ1´との相違点は、エリア補正情報の取得方法にある。
以下に、図8のフローチャートを用いて、本実施形態3のモバイルマニピュレータの動作フローを説明する。
本実施形態3のモバイルマニピュレータが移動して(ステップS21)、所定のゴールに到着する(ステップS22)と、周囲環境用取得装置2´であるリーダライタが作業棚WSに付されたRFIDタグWStagを読み出し(ステップS23)、RFIDタグWStagに格納されている位置情報を取得する(ステップS24)。
続いて、取得した位置情報に基づいて、中央制御部8が、中央サーバから、人検知エリアを絞るためのエリア補正情報を取得する(ステップS25)。具体的には、取得した位置情報に基づいて、中央サーバにおいて、位置情報に対応したマップ情報が参照されて、人検知用装置3の人検知エリアのエリア補正情報が生成される。
続いて、中央制御部8は、取得したエリア補正情報を用いて、人検知用装置3の人検知エリアのエリア補正処理をおこなう(ステップS26、検知エリア変更ステップ)。具体的な処理内容は、実施形態2において説明したステップS15と同じである。
次に、中央制御部8の制御によって人検知用装置3を有効にして、補正された人検知エリアにおいて人検知処理をおこなう(ステップS27)。
なお、ステップS28からステップS31は、実施形態1において説明したステップS7からステップS10にそれぞれ対応しているため、ここでは説明を省略する。
以上の動作フローによって人検知した場合であっても、実施形態2と同様に、人を正確に検知することができる。
〔実施形態4〕
本発明の他の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、その説明を繰り返さない。
上述の実施形態2では、作業棚WSに付されたRFIDタグWStagと、周囲環境用取得装置2´であるリーダライタとで対をなした構成として、周囲情報を取得しているが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、本実施形態4では、RFIDタグWStagに代えて、近接センサを用いた態様であってもよい。
近接センサとしては、磁気型あるいは誘導型の近接センサを用いることができる。近接センサの検出体を作業棚に、検出器をモバイルマニピュレータに付す構成とすることにより、検出距離が短く、モバイルマニピュレータの位置情報を正確に得ることができる。
例えば、モバイルマニピュレータに、複数の近接センサの検出器(周囲環境用取得装置)を持たせ、人検知用装置3自身に、あらかじめ、人を検知する/しない範囲の情報を複数種類登録しておいて、到着したゴールに応じた近接センサの検出器がONすることによって、人を検知する/しない範囲の情報が選択される構成となっている。
この構成のように、人を検知する/しない範囲をあらかじめ登録しておき、検出器からの入力によって、登録された中のいずれかを選択して、その範囲において人の有無を検知するという態様を採用することによっても、他の実施形態と同様に、誤検知を回避して、人の有無を正しく検知して、安全にモバイルマニピュレータを動作させることができる。
〔ソフトウェアによる実現例〕
モバイルマニピュレータ1、1´の制御ブロック(特に、マニピュレータ制御部5、移動制御部6、中央制御部8)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、ソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、モバイルマニピュレータ1、1´は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するコンピュータを備えている。このコンピュータは、例えば1つ以上のプロセッサを備えていると共に、前記プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を備えている。そして、前記コンピュータにおいて、前記プロセッサが前記プログラムを前記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。前記プロセッサとしては、例えばCPU(Central Processing Unit)を用いることができる。前記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、ROM(Read Only Memory)等の他、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、前記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などをさらに備えていてもよい。また、前記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して前記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明の一態様は、前記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
1、1´ モバイルマニピュレータ
2、2´ 周囲環境用取得装置(周囲情報用取得部、リーダライタ)
2a スキャン範囲
3 人検知用装置(人検知部、検知エリア変更部、レーザスキャナ)
4 マニピュレータ
5 マニピュレータ制御部
6 移動制御部
7 移動機構
8 中央制御部
1000 マップ情報
WS 作業棚
WSn 作業棚の一部分
WSp 作業棚の平らな面
po 複数点
WStag RFIDタグ

Claims (10)

  1. 作業ロボットの周囲における人以外の物に関する情報である周囲情報を取得する周囲情報用取得部と、
    前記作業ロボットの周囲に設定される人検知エリアにおける人の有無を検知する人検知部と、
    前記人検知エリアの範囲を、前記周囲情報に応じて変更する検知エリア変更部とを備えている、作業ロボット。
  2. 前記検知エリア変更部は、前記人検知エリアの範囲を、前記人検知部が有する人検知の可能範囲から、当該可能範囲に在る前記物の配設範囲を除いた範囲とする、請求項1に記載の作業ロボット。
  3. 前記周囲情報用取得部は、前記物に付されたRFIDタグまたは近接センサの検出体を検出する、請求項1または2に記載の作業ロボット。
  4. 前記周囲情報用取得部は、前記物を検出する範囲センサであり、前記作業ロボットと当該物との距離、および当該物の配置角度に関する情報を前記周囲情報として取得する、請求項1または2に記載の作業ロボット。
  5. 前記周囲情報用取得部は、前記人検知部による人検知が不可能な領域に在る前記物を検出する、請求項1から4までの何れか1項に記載の作業ロボット。
  6. 前記周囲情報用取得部は、前記物に付されたRFIDタグを読み出すリーダライタであり、
    前記周囲情報用取得部は、前記RFIDタグから、前記物の形状を示す情報を取得し、
    前記検知エリア変更部は、前記物の形状を示す情報に基づいて、前記人検知エリアを当該物のない領域に変更する、請求項1または2に記載の作業ロボット。
  7. 前記検知エリア変更部は、マップ情報から前記物の位置を特定する、請求項1から6までの何れか1項に記載の作業ロボット。
  8. 移動機構を更に備えたモバイルマニピュレータである、請求項1から7までの何れか1項に記載の作業ロボット。
  9. 前記人検知部は、レーザスキャナであることを特徴とする請求項1から8までの何れか1項に記載の作業ロボット。
  10. 作業ロボットの周囲における人以外の物に関する情報である周囲情報を取得する周囲情報用取得ステップと、
    前記作業ロボットの周囲に設定される人検知エリアにおける人の有無を検知する人検知ステップと、
    前記人検知エリアの範囲を、前記周囲情報に応じて変更する検知エリア変更ステップとを含む、作業ロボットの制御方法。
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