JP2020189223A - 複数の捕捉モードを有するivcフィルタ回収システム - Google Patents
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Abstract
Description
本明細書に記載される実施形態は、血管内一時的な下大静脈(IVC)フィルタ、他のインプラント、または他の異物回収デバイスもしくはシステムおよび方法に関する。
一時的IVCフィルタは、永久的フィルタと同様に留置されるが、一時的IVCフィルタは、それらが別個の血管内手技において、概して、大腿静脈または内頸静脈アプローチから回収され得るように設計される。現在利用可能な一時的フィルタのほとんどは、フック様特徴を含み、フック様特徴を用いて、グースネックスネアまたはマルチループスネアを採用することによる除去のためにカテーテルまたはシース内に捕捉および受け取られることができる。
本発明は、例えば、以下を提供する。
(項目1)
血管医療デバイス送達または回収のための装置であって、前記装置は、
編組を含む可撓な遠位延長部を有し、軸を有する伸長シャフトであって、前記遠位延長部は、遠位開口部において内向きに折り返され、より近位の開口部を形成し、前記近位の開口部は、前記医療デバイスを固定するために、前記近位の開口部を通して前記医療デバイスの一部を受け取るようにサイズ決定されている、伸長シャフトと、
前記近位の開口部を包囲する、前記編組の2つの層間に位置付けられる少なくとも1つのリング部材と
を備える、装置。
(項目2)
前記リング部材は、少なくとも1つの可撓な材料ストランドを含む、項目1に記載の装置。
(項目3)
前記少なくとも1つのストランドは、少なくとも部分的に、作動に応じて前記近位の開口部を閉じるように構成されている、項目2に記載の装置。
(項目4)
前記少なくとも1つのストランドは、遠位端においてアイレットスプライスを含む単一のストランドである、項目3に記載の装置。
(項目5)
前記少なくとも1つのストランドのテザー部分または複数のテザー部分が、前記近位の開口部の近位で前記装置に接続される、項目2に記載の装置。
(項目6)
前記テザー部分または複数のテザー部分は、前記伸長シャフトの近位端において接続される、項目5に記載の装置。
(項目7)
前記延長部区分の編組は、前記伸長部材の前進が、前記テザー部分または複数のテザー部分に対する前記遠位延長部の伸長によって、前記近位の開口部を閉じるように構成されている、項目6に記載の装置。
(項目8)
前記シャフトの近位端におけるユーザインターフェースをさらに備え、前記ユーザインターフェースは、前記開口部を閉じるまたは解放のために前記テザー部分または複数のテザー部分を作動させるように、前記テザー部分または複数のテザー部分に接続され、前記ユーザインターフェースは、前記伸長シャフトによって受け取られるハンドルおよびプラグから選択される、項目6に記載の装置。
(項目9)
前記リング部材を交差するように位置付けられる少なくとも1つの部材をさらに備える、項目1に記載の装置。
(項目10)
2つの部材が、Xパターンにおいて前記リング部材を交差する、項目9に記載の装置。
(項目11)
前記少なくとも1つの可撓なストランドは、前記近位の開口部を交差する、項目2に記載の装置。
(項目12)
前記少なくとも1つの可撓なストランドは、Xパターンにおいて前記近位の開口部を交差する、項目11に記載の装置。
(項目13)
前記少なくとも1つのストランドのテザー部分または複数のテザー部分が、前記近位の開口部の近位で前記装置に接続される、項目11に記載の装置。
(項目14)
前記テザー部分または複数のテザー部分は、前記伸長シャフトの近位端において接続される、項目13に記載の装置。
(項目15)
前記近位の開口部を交差するように位置付けられる少なくとも1つの可撓なストランドをさらに備える、項目1に記載の装置。
(項目16)
前記少なくとも1つのストランドは、Xパターンにおいて前記開口部を交差する、項目15に記載の装置。
(項目17)
前記少なくとも1つのストランドのテザー部分または複数のテザー部分が、前記近位の開口部の近位で前記装置に接続される、項目16に記載の装置。
(項目18)
前記テザー部分または複数のテザー部分は、前記伸長シャフトの近位端において接続される、項目17に記載の装置。
(項目19)
前記可撓な部材はまた、前記近位の開口部を包囲するように、前記編組の2つの層間に位置付けられる、項目18に記載の装置。
(項目20)
前記少なくとも1つのストランドは、遠位端においてアイレットスプライスを含む単一のストランドである、項目19に記載の装置。
(項目21)
医療デバイス回収の方法であって、
編組漏斗形状遠位延長部を有する伸長部材にシースを通過させることと、
前記医療デバイスを捕捉するために、前記医療デバイスの端部に、前記漏斗形状遠位延長部において画定される遠位開口を通過させ、次いで、近位開口を通過させることと、
前記シースを用いて前記医療デバイスを被覆し、テザーを引き抜くことによって、前記近位開口を少なくとも部分的に閉じることと
を含む、方法。
(項目22)
前記医療デバイスを被覆するために、前記シースを前進させることを含む、項目21に記載の方法。
(項目23)
前記シースが前進させられた後、前記シースを通して前記医療デバイスを引き抜くことを含む、項目22に記載の方法。
(項目24)
前記テザーは、前記シース上の前記遠位延長部の伸長によって引き抜かれる、項目23に記載の方法。
(項目25)
前記医療デバイスは、フックを含み、前記フックは、近位開口において捕捉される、項目21に記載の方法。
(項目26)
前記フックは、捕捉のために、前記近位開口において周縁および開口交差部材または複数の開口交差部材のうちの少なくとも1つに係合する、項目25に記載の装置。
(項目27)
医療デバイスを製造する方法であって、前記方法は、
第1の折り目を伴う管状編組の区分を形成することと、
前記第1の折り目に隣接して第2の折り目を伴う編組を形成することにより、前記第1および第2の折り目と近位開口との間に内部フラップを提供することと、
前記開口の周囲の前記第2の折り目にリングを配置することと
を含む、方法。
(項目28)
前記リングは、少なくとも1つの可撓なストランドを含む、項目27に記載の方法。
(項目29)
1つの可撓なストランドが、使用され、前記ストランドは、継ぎ合わされたアイレットを含み、前記アイレットを通して前記ストランドの近位端が前記リングを形成するように給送される、項目28に記載の方法。
(項目30)
前記開口を交差するように、1回目に前記フラップを通して前記近位端を給送することをさらに含む、項目28に記載の方法。
(項目31)
2回目に前記開口を交差するように前記開口を部分的に包囲した後、2回目に前記フラップを通して前記近位端を給送することをさらに含む、項目30に記載の方法。
(項目32)
テザーの近位端を前記延長部の近位で前記医療デバイスに固定することをさらに含む、項目31に記載の方法。
(項目33)
前記近位端は、前記医療デバイスのシャフトの近位端において糊付けされる、項目32に記載の方法。
種々の例示的実施形態が、以下に説明される。これらの実施例は、それらが、本デバイス、システム、および方法のより広く適用可能な側面を例示するために提供されることに留意されるべきであるため、非限定的意味において参照される。種々の実施形態の真の精神および範囲から逸脱することなく、種々の変更が、これらの実施形態に成され得、均等物が、代用され得る。加えて、多くの修正が、特定の状況、材料、組成物、プロセス、プロセス行為(単数または複数)、またはステップ(単数または複数)を、本発明の目的(単数または複数)、精神、または範囲に適合させるために成され得る。全てのそのような修正は、本明細書に成される特許請求の範囲の範囲内であることが意図される。
Claims (1)
- 本明細書に記載の発明。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020144499A JP2020189223A (ja) | 2020-08-28 | 2020-08-28 | 複数の捕捉モードを有するivcフィルタ回収システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2020144499A JP2020189223A (ja) | 2020-08-28 | 2020-08-28 | 複数の捕捉モードを有するivcフィルタ回収システム |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2018529531A Division JP6757410B2 (ja) | 2015-12-10 | 2015-12-10 | 複数の捕捉モードを有するivcフィルタ回収システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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JP2020189223A5 JP2020189223A5 (ja) | 2021-01-14 |
Family
ID=73455082
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2020144499A Pending JP2020189223A (ja) | 2020-08-28 | 2020-08-28 | 複数の捕捉モードを有するivcフィルタ回収システム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2020189223A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002538928A (ja) * | 1999-03-23 | 2002-11-19 | エヌエムティー メディカル インコーポレイテッド | 体内の血管中に物体の移植、再配置又は摘出を行うための把持装置 |
US20120010699A1 (en) * | 2007-08-21 | 2012-01-12 | Ivan Vesely | Method and apparatus for prosthetic valve removal |
US20150105819A1 (en) * | 2013-06-14 | 2015-04-16 | Avantec Vascular Corporation | Shaping improvements for inferior vena cava filter and retrieval systems |
-
2020
- 2020-08-28 JP JP2020144499A patent/JP2020189223A/ja active Pending
Patent Citations (3)
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JP2002538928A (ja) * | 1999-03-23 | 2002-11-19 | エヌエムティー メディカル インコーポレイテッド | 体内の血管中に物体の移植、再配置又は摘出を行うための把持装置 |
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