JP2020187673A - 測定記録支援システム - Google Patents

測定記録支援システム Download PDF

Info

Publication number
JP2020187673A
JP2020187673A JP2019093412A JP2019093412A JP2020187673A JP 2020187673 A JP2020187673 A JP 2020187673A JP 2019093412 A JP2019093412 A JP 2019093412A JP 2019093412 A JP2019093412 A JP 2019093412A JP 2020187673 A JP2020187673 A JP 2020187673A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information processing
processing device
measurement result
measurement
voice
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019093412A
Other languages
English (en)
Inventor
中島 栄一
Eiichi Nakajima
栄一 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kandenko Co Ltd
Original Assignee
Kandenko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kandenko Co Ltd filed Critical Kandenko Co Ltd
Priority to JP2019093412A priority Critical patent/JP2020187673A/ja
Publication of JP2020187673A publication Critical patent/JP2020187673A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Recording Measured Values (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Abstract

【課題】測定器と入力端末の両方を一人の人間が持ち、単独で測定作業及び測定結果の入力(記録)を可能とする測定記録支援システムを提供する。【解決手段】測定器1と、情報処理装置2と、情報処理装置2に通信可能に接続されたマイクロフォン4及び表示器3とを有する測定記録支援システムであって、測定器1と情報処理装置2は通信可能に接続され、測定器1は、対象の測定を行い、測定結果を情報処理装置2に出力し、情報処理装置2は、マイクロフォン4を通じてユーザから受付けた音声に基づき、前記測定結果を受信して記録し、前記測定結果を表示器3に外部出力させる構成とした。【選択図】図1

Description

本発明は、各種の測定業務を支援する測定記録支援システムに関するものである。
従来から、建設工事や設備の点検に伴う各種の測定業務を行う際には、原則的に「測定器を持って、実際に測定を行う人物」と、「タブレットPC等の入力端末を持ち、当該入力端末に測定結果を入力(記録)する人物」の少なくとも2名が必要である。
しかし、測定器と入力端末の両方を一人の人間が持ち、単独で測定及び測定結果の入力(記録)業務を行いたいとの要請がある。
この要請に応じるために解決しなければならない問題点は以下の2点である。入力端末に対し、測定結果を入力する操作を行わなければならない。また、入力端末のディスプレイにおいて、測定結果が正しく入力されたことを確認しなければならない。
このように、従来は、入力端末に対する入力操作と入力された測定結果の確認が必要であるため、測定そのものを行う人物とは別に、入力端末を所持し、操作する人物が必要であった。
例えば、特許文献1では、電流測定値を内部に記録し、当該電流測定値をUSB通信により、パーソナルコンピュータ等の外部機器へ送信可能な構成が開示されている。
特開2012−163446号公報
しかしながら、特許文献1の構成では、測定した測定値を内部に記録し、測定後に外部機器に出力することはできるものの、例えば、その測定値が、建物内のどの箇所のものであるかまでは記録できない。また、照度計とデジタルマルチメータ等の複数種類の測定器で得た複数種類の項目に係る、測定結果をまとめて記録したい場合には、別途、入力端末に各測定結果を入力し、まとめる必要がある。
従ってやはり、測定時に、測定そのものを行う人物とは別に、入力端末を所持し、測定値を端末に入力する人物が必要となる。
そこで本発明は、上記問題点に対処するため、測定器と入力端末の両方を一人の人間が持ち、単独で測定作業及び測定結果の入力(記録)を可能とする測定記録支援システムを提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、請求項1に係る発明は、
測定器と、情報処理装置と、前記情報処理装置に通信可能に接続されたマイクロフォン及び出力手段とを有する測定記録支援システムであって、
前記測定器と前記情報処理装置は通信可能に接続され、
前記測定器は、対象の測定を行い、測定結果を前記情報処理装置に出力し、
前記情報処理装置は、前記マイクロフォンを通じてユーザから受付けた音声に基づき、前記測定結果を受信して記録し、前記測定結果を前記出力手段に外部出力させる、測定記録支援システムとした。
また、請求項2に係る発明は、
前記測定器が、ユーザから受付けた音声に基づき、対象の測定を行う、請求項1に記載の測定記録支援システムとした。
また、請求項3に係る発明は、
前記出力手段が、ユーザが掛けて使用する眼鏡型の表示器であり、当該表示器は、測定結果を前記ユーザの眼前に表示する、請求項1又は2に記載の測定記録支援システムとした。
また、請求項4に係る発明は、
前記出力手段が、スピーカであり、当該スピーカは、測定結果を音声として出力する、請求項1〜3のいずれかに記載の測定記録支援システムとした。
本発明は、ユーザは、音声で情報処理装置を操作して、測定結果を入力することができ、また、入力された測定結果を出力手段によって確認できるため、測定器を手に持って操作しなければならない等、手が塞がっている場合であっても、一人の人員で、対象の測定と情報処理装置への測定結果の入力(記録)を行うことができるため、便宜である。
特に、例えば、測定対象が複数あり、測定器を手に持って、移動しながら各測定対象を測定しなければならない場合であっても、対象の測定と情報処理装置への測定結果の入力(記録)を的確に行うことができる。また、例えば、複数種類の測定器を持ち替え、複数種類の項目について、対象を測定しなければならない場合であっても、対象の測定と情報処理装置への測定結果の入力(記録)を的確に行うことができる。
本発明の実施の形態例1の測定記録支援システムの全体的な構成を例示的に示す図である。 本発明の実施の形態例1の測定記録支援システムの処理の流れを示した流れ図である。 本発明の実施の形態例1の測定記録支援システムの処理の流れを示した流れ図である。
(実施の形態例1)
以下、添付図面を参照して本発明に係る実施の形態例1を詳細に説明する。ただし、本実施の形態例に記載されている構成要素はあくまでも例示であり、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
<測定記録支援システムの構成>
図1を用いて測定記録支援システムの構成について、説明する。測定記録支援システムは、主として、測定器1と情報処理装置2から構成されている。そして、測定器1と情報処理装置2は、各種通信方式を用いて、有線又は無線で相互に情報通信可能に接続される。なお、本実施の形態例では、通信方式として、BLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)を用いて接続される。
測定器1は、例えば、照度計、絶縁抵抗計、DMM(DigitalMulti Meter)、
コンセントチェッカー、検相器、トルクレンチ、絶縁抵抗計、風量計、温度計であって、情報処理装置2と情報通信可能に接続でき、対象を測定した測定値等の測定結果に係るデータを情報処理装置2に出力できる。
情報処理装置2は、例えば、タブレットPC(Personal Computer)やノート型PCやスマートフォンであって、CPU(Central Processing Unit)等の制御手段や、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、HD(Hard Disk)等の記憶手段や、キーボード、タッチパネル等の手入力手段や、外部機器と接続するインタフェイス(I/F)等の通信手段を有している。
特に、情報処理装置2のCPU等の制御手段は。記憶手段に含まれるHD等に格納されているアプリケーションプログラム、オペレーティングシステム(OS)や制御プログラム等を実行し、記憶手段に含まれるRAMにプログラムの実行に必要な情報、ファイル等を一時的に格納する制御を行う。
また、情報処理装置2の記憶手段に含まれるHD等には、表計算用のアプリケーションプログラム6と、この表計算用のアプリケーションプログラム6の機能を拡張するアドインプログラム7が格納されている。なお、本実施の形態例では、表計算用のアプリケーションプログラム6として、Excelを使用し、Excelの機能を拡張するアドインプログラムを使用している。更に、情報処理装置2の記憶手段に含まれるHD等には、共にアプリケーションプログラムである、音声認識エンジン8と音声合成エンジン9が格納されている。
音声認識エンジン8は、ユーザから音声の入力を受け付けると、当該音声を音波に変換し、当該音波について、音の最小単位である「音素」を特定する。そして、認識辞書(図示省略)を参照して、当該音声に係る音素の並びに対応する単語を特定する。なお、認識辞書には、音素の並びと単語が対応して記憶されている。
音声合成エンジン9は、測定結果等のテキストデータを元に、登録された音声フォント(音声素片)を最適に組合せ、違和感のない音声を合成する。そして、スピーカ(拡声器)5を通じて、測定結果等のテキストデータに係る、合成した音声を読み上げる(出力する)プログラムである。
また、情報処理装置2には、マイクロフォン4が有線又は無線で情報通信可能に接続されている。そのため、情報処理装置2は、マイクロフォン4を通じて、ユーザからの音声の入力を受け付けることができる。
また、情報処理装置2には、スピーカ5が有線又は無線で情報通信可能に接続されている。そのため、情報処理装置2は、スピーカ5を通じて、測定結果に係る音声を外部に出力することができる。なお、本実施の形態例では、情報処理装置2にスピーカ5を接続して用いる構成を示したが、この構成に限定されるものではない。例えば、情報処理装置2に音声を外部出力できるスピーカが予め内蔵されている場合には、スピーカ5の代りに、そのスピーカを用いる構成としても良い。
また、情報処理装置2には、表示器3がHDMI(登録商標)ケーブルやDVIケーブル等の有線や無線LAN(Local Area Network)等の無線で情報通信可能に接続されている。表示器3は、情報処理装置2に入力された命令や、それに対する情報処理装置2の応答出力等を表示するディスプレイであって、ユーザが掛けて使用する眼鏡型である。従って、表示器3は、当該表示器3を掛けたユーザの眼前に、情報処理装置2に入力された命令や、それに対する情報処理装置2の応答出力等を表示する。なお、表示器3は、拡張現実(AR)技術により、現実の風景に情報処理装置2の応答出力等を重ね合わせて表示する眼鏡型のウエアラブル端末であっても、ユーザの網膜に直接画像等を映す網膜走査ディスプレイであっても良く、少なくとも情報処理装置2に入力された命令や、それに対する情報処理装置2の応答出力等をユーザの眼前に表示可能な構成であれば良い。但し、情報処理装置2の応答出力等が眼前に表示されていても、現実の風景に対し、ユーザの視界を遮らないような構成が望ましい。
<測定記録支援システムの装着方法>
ユーザが、測定記録支援システムを使用して、対象の測定を行う場合には、例えば、眼鏡型の表示器3を掛けて、マイクロフォン4を、ユーザの口付近にクリップ(図示省略)等を使って配置する。そして、タブレットPC等の情報処理装置2を肩掛けバッグや背中に背負ったリュックサックに入れる。また、測定器1は、手に持つ。これで、測定記録支援システムの装着は完了する。このように、ユーザは、測定器1のみを手に持てば良いため、測定作業を行い易い。
<測定記録支援システムの処理の流れ>
次に、測定記録支援システムの処理の流れについて、説明する。
図2に示すように、原則として、測定記録支援システムの処理は、次のような流れになっている。情報処理装置2のCPU等の制御手段は、測定記録支援システムの状態を認識している(ステップS201)。そして、ユーザからの音声の入力を待受けている(ステップS202)。情報処理装置2の制御手段は、ユーザから音声(命令)の入力を受け付けると、音声認識エンジン8を用いて、また、認識辞書を参照して(ステップS203)、当該音声に係る音素の並びに対応する単語を特定する(ステップS204の「音声認識/命令特定」)。特定した単語に係る処理を行う(ステップS205)。
それでは、以下、処理の流れについて、図3を用いて、具体的に説明していく。
(初期状態、ステップS301)
まず、初期状態では、測定器1に電源が入っており、一定の周期でAdvertiseパケット(当該測定器1の識別情報を含む。)を外部に出力している。また、情報処理装置2に係るアドインプログラム7及び表計算用のアプリケーションプログラム8は、起動している。そして、測定記録支援システムは、音声入力を受け付けない「音声入力:OFF」、手入力手段からの入力を受け付ける「キーボード(ポインティングデバイスを含む)入力:ON」の状態である。
(音声入力「ON」、ステップS302)
ユーザが情報処理装置2に係る手入力手段を操作することによって、情報処理装置2の制御手段が、音声入力ONのアイコンのクリック等を認識する。あるいは、ユーザがマイクロフォン5に対し、「音声入力開始」に係る音声命令を発すると、情報処理装置2の制御手段は、当該音声の入力を受け付ける。その結果、情報処理装置2の制御手段は、測定記録支援システムを「音声入力:OFF」から「音声入力:ON」の状態に変化させる。一方、測定記録支援システムを「キーボード入力:ON」から「キーボード入力:OFF」の状態に変化させる。つまり、測定記録支援システムは、音声の入力は受け付けるが、キーボードからの入力は受け付けない状態になる。
なお、情報処理装置2の制御手段は、ユーザから音声の入力を受け付けると、音声認識エンジン8を用いて、当該音声を音波に変換し、当該音波について、音の最小単位である「音素」を特定する。そして、認識辞書を参照して、当該音声に係る音素の並びに対応する単語を特定し、特定した単語に係る処理を行う。つまり、情報処理装置2の制御手段は、音声認識エンジン8を用いて、ユーザからの音声に基づいて、当該音声に係る音素の並びに対応する単語を特定し、測定記録支援システムの状態に変化させたり、制御や処理を実行する。
(測定モード「ON」、ステップS303)
ユーザがマイクロフォン5に対し、「モード切替」に係る音声を発する。情報処理装置2の制御手段は、当該音声の入力を受け付けると、測定記録支援システムを「編集モード」から「測定モード」に変化させる。
(接続開始、ステップS304)
ユーザがマイクロフォン5に対し、「接続開始」に係る音声を発する。情報処理装置2の制御手段は、ユーザから当該音声の入力を受け付けると、情報処理装置2の周辺をスキャンする。そして、測定器1から出力されているAdvertiseパケットの受信に成功すると、情報処理装置2の制御手段は、表示器3を通じて、当該測定器1との接続許可を問う旨のダイアログボックスをユーザの眼前に表示させる。ユーザから「OK」に係る音声の入力を受け付けると、情報処理装置2の制御手段は、測定器1との接続を確立する。
一方、情報処理装置2の周辺をスキャンしても、接続したい測定器1のAdvertiseパケットを受信できなかった場合には、表示器3を通じて、接続が失敗した旨のダイアログボックスをユーザの眼前に表示させる。
(セルの選択、ステップS305)
ユーザがマイクロフォン5に対し、「セルの列・行番号(例えば、列:C、行:7)」に係る音声を発する。情報処理装置2の制御手段は、ユーザから当該音声の入力を受け付けると、入力された音声に係るセル上にカーソルを移動させる。なお、この操作は、表計算用のアプリケーションソフトのシート上の現在のカーソルの位置が、測定結果を入力するセルから遠い場合には、指定したセルにカーソルを直接移動できるため有効である。一方、シート上の現在のカーソルの位置が、測定結果を入力するセルから近い場合には、この操作は不要である。
(カーソルの移動、ステップS306)
ユーザがマイクロフォン5に対し、「移動上/下/左/右」に係る音声を発する。情報処理装置2の制御手段は、当該音声の入力を受け付けると、入力された音声に応じて、シート上にあるカーソルを移動させる。測定結果を入力するセル上にカーソルが合うまで、ユーザは、「移動上/下/左/右」に係る音声命令を繰り返す。
(測定結果入力、ステップS307)
ユーザがマイクロフォン5に対し、「測定結果入力」に係る音声を発する。情報処理装置2の制御手段は、ユーザから当該音声を受け付けると、測定器1に対し、「測定結果を出力せよ」との測定結果出力命令を送出する。測定器1は、情報処理装置2に対し、測定結果(テキストデータ)を出力する。
情報処理装置2の制御手段は、測定結果を受信すると、表示器3を通じて、当該測定結果の格納を確定するか否かを問う旨のダイアログボックスをユーザの眼前に表示させる。そして、ユーザから「確定」等の当該測定結果の格納を認める旨の音声を受け付けると、カーソルによって選択されたセルに、当該測定結果を格納(記録)する。
そして、情報処理装置2の制御手段は、カーソルを、「下のセル」、あるいは「右のセル」等の、当該測定結果が格納されたセルとは別のセル上に移動させる。
一方、情報処理装置2の制御手段は、ユーザから「中止」等の当該測定結果の格納を認めない旨の音声を受け付けると、当該測定結果の格納をキャンセルする。
ところで、情報処理装置2の制御手段は、所定の時間が経過しても、測定器1から測定結果の受信を認識できない場合には、表示器3を通じて、測定結果を受信できないため、測定結果の待受けを中止するか否かを問う旨のダイアログボックスをユーザの眼前に表示させる。情報処理装置2の制御手段は、ユーザから「OK」等の測定結果の待受けの中止を認める旨の音声を受け付けると、測定結果の待受けを中止する。
(測定結果の読み上げ、ステップS308)
情報処理装置2の制御手段は、セルに格納された測定結果(テキストデータ)を元に、音声合成エンジン9を用いて、登録された音声フォント(音声素片)を最適に組合せ、違和感のない音声を合成する。そして、スピーカ5を通じて、測定結果に係る、合成した音声を読み上げる(出力する)。ユーザは、読み上げられた測定結果を聞くことで、正しい測定結果が格納(記録)されたことを確認できる。
そして、ユーザは、移動する等して、次の測定対象に前に来ると、測定器1を操作して測定を行う。その後、ユーザはマイクロフォン5に対し、「測定結果入力」に係る音声を再度発する(ステップS307)。その後の処理は、上述と同様であるため、説明を省略する。なお、測定結果を入力するセル上にカーソルが合っていない場合には、ユーザは、「測定結果入力」に係る音声を発する前に、「移動上/下/左/右」に係る音声命令を発して、測定結果を入力するセル上にカーソルが合わせる(ステップS306)。
(入力された測定結果の訂正・再入力)
ユーザが、読み上げられた測定結果を聞いて、あるいは、表示器3によって眼前に表示された測定結果を見て、誤った測定結果が入力されていることに気づいた場合は、当該測定結果を訂正するためにまず、当該測定結果が格納されているセルにカーソルを合わせる必要がある。
ユーザは、「移動上/下/左/右」に係る音声を発する。情報処理装置2の制御手段は、当該音声の入力を受け付けると、入力された音声に応じて、シート上にあるカーソルを移動させ、入力されている測定結果を訂正するセル上にカーソルを合わせる。
次に、ユーザは「測定結果入力」に係る音声を発する。情報処理装置2の制御手段は、当該音声を受け付けると、測定器1に対し、「測定値を出力せよ」との測定結果出力命令を送出する。その後の処理の流れは、上述した内容と同様であるため、説明を省略する。
このように、測定記録支援システムを用いることによって、ユーザは、音声で情報処理装置2を操作して、測定結果を入力することができる。また、情報処理装置2に入力された測定結果を表示器3及び音声によって確認できるため、測定器1を手に持って操作しなければならない等、手が塞がっている場合であっても、一人の人員で、対象の測定と情報処理装置2への測定結果の入力(記録)を行うことができ、便宜である。
特に、例えば、測定対象が複数あり、測定器1を手に持って、移動しながら各対象を測定しなければならない場合であっても、対象の測定と情報処理装置2への測定結果の入力(記録)を的確に行うことができる。また、例えば、複数種類の測定器1を持ち替え、複数種類の項目について、対象を測定しなければならない場合であっても、対象の測定と情報処理装置2への測定結果の入力(記録)を的確に行うことができる。
<変形例>
なお、本実施の形態例では、測定器1から出力された測定結果に係るデータを、情報処理装置2が受信して記録する構成を示したが、この構成に限定されるものではない。例えば、ユーザが測定器1の測定結果を読み上げ、情報処理装置2が、マイクロフォン4を通じて、測定結果に係る音声を受信して、音声認識エンジン8を用いて、測定結果に係るテキストデータを作成し、そのテキストデータをセルに格納(記録)する構成としても良い。
また、本実施の形態例では、ユーザの手による入力操作を受け付けることによって、対象の測定を行う、測定器1の構成を示した。しかし、測定器1はこの構成に限定されるものではない。例えば、測定器1は、ユーザが音声によって操作可能であり、ユーザの「測定開始」等の音声入力を受け付けることによって、対象の測定を行う構成としても良い。なお、この場合、例えば、測定器1にマイクロフォンを接続し、ユーザの音声を受け付けても良いし、測定器1に予めマイクロフォンが内蔵されており、ユーザの音声を受け付けても良い。
更に、本実施の形態例では、マイクロフォン4とスピーカ5が別個の構成を示したが、この構成に限定されるものではない。例えば、マイクロフォン4とヘッドフォン(≒スピーカ5)が一体の、ユーザが頭に掛けて使用する、ヘッドセット(図示省略)を用いる構成としても良い。
また、本実施の形態例では、表計算用のアプリケーションプログラム6に測定結果を格納(記録)させる構成を示したが、この構成に限定されるものではない。例えば、製図用のアプリケーションプログラム6に測定結果を格納(記録)させる構成としても良く、要は、測定結果を格納(記録)可能なアプリケーションプログラムであれば良い。
1:測定器、2:情報処理装置、3:表示器、4:マイクロフォン、5:スピーカ、6:表計算用のアプリケーションプログラム、7:アドインプログラム、8:音声認識エンジン、9:音声合成エンジン

Claims (4)

  1. 測定器と、情報処理装置と、前記情報処理装置に通信可能に接続されたマイクロフォン及び出力手段とを有する測定記録支援システムであって、
    前記測定器と前記情報処理装置は通信可能に接続され、
    前記測定器は、対象の測定を行い、測定結果を前記情報処理装置に出力し、
    前記情報処理装置は、前記マイクロフォンを通じてユーザから受付けた音声に基づき、前記測定結果を受信して記録し、前記測定結果を前記出力手段に外部出力させることを特徴とする、測定記録支援システム。
  2. 前記測定器が、ユーザから受付けた音声に基づき、対象の測定を行うことを特徴とする、請求項1に記載の測定記録支援システム。
  3. 前記出力手段が、ユーザが掛けて使用する眼鏡型の表示器であり、当該表示器は、測定結果を前記ユーザの眼前に表示することを特徴とする、請求項1又は2に記載の測定記録支援システム。
  4. 前記出力手段が、スピーカであり、当該スピーカは、測定結果を音声として出力することを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の測定記録支援システム。
JP2019093412A 2019-05-17 2019-05-17 測定記録支援システム Pending JP2020187673A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019093412A JP2020187673A (ja) 2019-05-17 2019-05-17 測定記録支援システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019093412A JP2020187673A (ja) 2019-05-17 2019-05-17 測定記録支援システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020187673A true JP2020187673A (ja) 2020-11-19

Family

ID=73221840

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019093412A Pending JP2020187673A (ja) 2019-05-17 2019-05-17 測定記録支援システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2020187673A (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003028675A (ja) * 2001-07-13 2003-01-29 Mitsutoyo Corp 測定補助装置および測定装置
JP2004102765A (ja) * 2002-09-11 2004-04-02 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 設備点検システム
WO2012046726A1 (ja) * 2010-10-05 2012-04-12 新日本製鐵株式会社 点検支援装置、点検支援システム、点検支援方法、及び点検支援プログラム
JP2014119585A (ja) * 2012-12-17 2014-06-30 Hioki Ee Corp 測定装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003028675A (ja) * 2001-07-13 2003-01-29 Mitsutoyo Corp 測定補助装置および測定装置
JP2004102765A (ja) * 2002-09-11 2004-04-02 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 設備点検システム
WO2012046726A1 (ja) * 2010-10-05 2012-04-12 新日本製鐵株式会社 点検支援装置、点検支援システム、点検支援方法、及び点検支援プログラム
JP2014119585A (ja) * 2012-12-17 2014-06-30 Hioki Ee Corp 測定装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11496827B2 (en) Microphone natural speech capture voice dictation system and method
JP6513749B2 (ja) 音声アシストシステム、サーバ装置、その音声アシスト方法、及びコンピュータが実行するためのプログラム
JP7334120B2 (ja) タッチ式操作システムのハンズフリーナビゲーション
US9939891B2 (en) Voice dictation systems using earpiece microphone system and method
CN105589555B (zh) 信息处理方法、信息处理设备及电子设备
US9851790B2 (en) Gaze based notification reponse
US10831440B2 (en) Coordinating input on multiple local devices
US20160139877A1 (en) Voice-controlled display device and method of voice control of display device
EP3540565A1 (en) Control method for translation device, translation device, and program
EP3125238B1 (en) Insertion of characters in speech recognition
US9766852B2 (en) Non-audio notification of audible events
US11947874B2 (en) Input and edit functions utilizing accelerometer based earpiece movement system and method
JPWO2004079708A1 (ja) 画像表示方法、画像表示プログラム、及び情報機器
CN105940371A (zh) 用户可配置的话音命令
EP3001283A2 (en) Multi-modal fusion engine
KR20170053127A (ko) 필드 기재사항의 오디오 입력
US10936276B2 (en) Confidential information concealment
US10916159B2 (en) Speech translation and recognition for the deaf
KR20200048701A (ko) 사용자 특화 음성 명령어를 공유하기 위한 전자 장치 및 그 제어 방법
US20180090126A1 (en) Vocal output of textual communications in senders voice
US10943601B2 (en) Provide output associated with a dialect
CN110075534B (zh) 实时语音方法与装置、存储介质、电子设备
JP2020187673A (ja) 測定記録支援システム
KR101869649B1 (ko) 사용자 단말, 학습 관리 시스템의 제어방법 및, 학습관리 프로그램이 저장된 컴퓨터로 읽을 수 있는 비휘발성 저장매체
US20200411033A1 (en) Conversation aspect improvement

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220516

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230124

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230228

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20230428

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230616

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20230919