JP2020187566A - 情報処理装置及び情報処理方法 - Google Patents

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準一 赤尾
Junichi Akao
準一 赤尾
知明 武田
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知明 武田
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Abstract

【課題】RAID制御が行なわれる複数のSSDの寿命管理を行なう。【解決手段】実施の形態の情報処理装置は、第1SSDと、第1SSDコントローラとを有する第1記憶装置と、第2SSDと、第2SSDコントローラとを有する第2記憶装置と、RAID制御を行なうRAIDコントローラと、RAIDコントローラに対して制御を行なうメインプロセッサと、メインプロセッサを監視するサブプロセッサと、第1記憶装置及び第2記憶装置の接続先をメインプロセッサ又はサブプロセッサに切り替える切替回路とを具備する情報処理装置において、サブプロセッサは、情報処理装置の起動時に、第1記憶装置及び第2記憶装置の接続先をサブプロセッサに切り替えるよう切替回路に指示する切替部と、切替部による指示により切替回路が第1記憶装置及び第2記憶装置の接続先をサブプロセッサに切り替えた後、第1記憶装置及び第2記憶装置の寿命に関する制御を行なう制御部とを具備する。【選択図】図1

Description

本発明は、RAID構成を採用する複数のSSDを管理する情報処理装置及び情報処理方法に関する。
プラントなどの監視を行なう監視用コンピュータでは、システムダウンを防止するためにRAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks)構成が採用される複数の記憶装置が設けられている。
このような複数の記憶装置には、HDD(hard disk drive)が使用されてきた。しかし、近年、SSD(Solid State Drive)の容量の向上及び価格の低下に伴ない、HDDに代えて、SSDが採用されてきている。
従来、複数の記憶装置にSSDが採用された場合であっても、CPU(Central Processing Unit)が、CPUとSSDとの間に配置されたRAIDコントローラを介してSSDにアクセスしていた(特許文献1参照)。
特開2017−138781号公報
SSDは、HDDに比べて、記録方式が異なることから、その記録方式の特性上、SSDの寿命を延ばすための制御を行なう必要がある。具体的には、SSDの寿命を判断するための管理情報を取得してSSDの寿命の判定を行なう必要がある。また、SSDコントローラがOS(Operating System)上の未使用領域を認識し、OS上の未使用領域とSSD上での未使用領域とを一致させる必要がある。
しかしながら、CPUがSSDにアクセスする場合、従来のRAIDコントローラを介していたため、CPUからSSDの管理を直接行なうことができず、その結果、SSDの寿命管理を行なうことが出来ない問題があった。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、RAID制御が行なわれる複数のSSDの寿命管理を行なうことができる情報処理装置及び情報処理方法を提供することを目的とする。
実施の形態の情報処理装置は、第1SSDと、前記第1SSDを制御する第1SSDコントローラとを有する第1記憶装置と、第2SSDと、前記第2SSDを制御する第2SSDコントローラとを有する第2記憶装置と、前記第1記憶装置及び前記第2記憶装置に対してRAID制御を行なうRAIDコントローラと、前記RAIDコントローラに対して制御を行なうメインプロセッサと、前記メインプロセッサを監視するサブプロセッサと、前記第1記憶装置及び前記第2記憶装置の接続先を前記メインプロセッサ又は前記サブプロセッサに切り替える切替回路とを具備し、前記サブプロセッサは、情報処理装置の起動時に、前記第1記憶装置及び前記第2記憶装置の接続先を前記サブプロセッサに切り替えるよう前記切替回路に指示する切替部と、前記切替部による指示により前記切替回路が前記第1記憶装置及び前記第2記憶装置の接続先を前記サブプロセッサに切り替えた後、前記第1記憶装置及び前記第2記憶装置の寿命に関する制御を行なう制御部とを具備する。
本発明によれば、制御部により第1記憶装置及び第2記憶装置の接続先をサブプロセッサに切り替えた後、制御部が第1記憶装置及び第2記憶装置に対して複数の切り替え装置の寿命に関する制御を行なう。これにより、RAID制御が行なわれる複数のSSDの寿命管理を行なうことができる。
実施の形態に係る情報処理システムを示す図である。 サブCPUの機能を説明するための機能ブロック図である。 サブCPUの機能を説明するための機能ブロック図である。 稼働中の情報処理装置の動作について説明するためのフローチャートである 稼働中に第1SSD又は第2SSDが故障した場合の情報処理装置の動作を説明するためのフローチャートである。
実施の形態.
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。なお、以下の説明において、略同一の機能及び構成を有する構成要素については同一符号を付し、重複説明は必要な場合にのみ行う。
1. 構成
1−1.情報処理システム1の構成
図1は、実施の形態に係る情報処理システム1を示す図である。
図1に示すように、実施の形態の情報処理システム1は、組み込みコンピュータである情報処理装置A及び組み込みコンピュータである情報処理装置Bを有する。
情報処理装置A及び情報処理装置Bは、LAN等のネットワークNに接続されている。
まず、情報処理装置Aについて説明する。
情報処理装置Aは、ネットワークNに接続されたプラント機器101(例えば、制御コントローラ)等の監視対象からのイベントに基づいて監視対象の監視制御を行なう監視制御系M−Aを有する。監視制御系M−Aは、メインCPU10−A、RAIDコントローラ11−A、切替回路12−A、第1記憶装置15−A−1及び第2記憶装置15−A−2を有する。
メインCPU10−Aは、I/O31−Aを介してネットワークNに接続される。メインCPU10−Aは、プラント等の監視対象からのイベントに基づいて監視対象の監視制御を行なう。
また、メインCPU10−Aは、情報処理装置AのサブCPU21−Aからの指示に基づく実施の形態に係る動作を行なう。さらに、メインCPU10−Aは、RAIDコントローラ11−Aに対してRAIDに関する指示を行なう。
RAIDコントローラ11−Aは、メインCPU10−AからのRAIDに関する指示に基づいて、第1記憶装置15−A−1及び第2記憶装置15−A−2に対してRAID制御を行なう。
切替回路12−Aは、サブCPU21−Aからの指示に基づいて、第1記憶装置15−A−1及び第2記憶装置15−A−2の接続先をRAIDコントローラ11−A又はサブCPU21−Aに切り替える。
第1記憶装置15−A−1は、RAIDコントローラ11−Aからの指示に基づいてRAID制御を行なう第1SSDコントローラ13−A−1及び第1SSDコントローラ13−A−1によって読み出しや書き込みが行なわれる第1SSD14−A−1を有する。
第2記憶装置15−A−2は、RAIDコントローラ11−Aからの指示に基づいてRAID制御を行なう第2SSDコントローラ13−A−2及び第2SSDコントローラ13−A−2によって読み出しや書き込みが行なわれる第2SSD14−A−2を有する。
サブCPU21−Aは、実施の形態に係る第1SSD14−A−1及び第2SSD14−A−2の寿命に関する制御をメモリ23−Aに記憶されたプログラムと協働して行なう。また、サブCPU21−Aは、メインCPU10−Aと通信を行なう。さらに、サブCPU21−Aは、アラーム表示部22−Aに対して第1SSD14−A−1及び第2SSD14−A−2の寿命に関する通知を行なう。さらに、サブCPU21−Aは、I/O32−Aを介してネットワークNに接続される。
アラーム表示部22−Aは、LED(light emitting diode)などであり、寿命に関する通知を受けた時に、ユーザに対して第1SSD14−A−1及び第2SSD14−A−2の寿命に関するアラームを行なう。
次に、情報処理装置Bについて説明する。
情報処理装置Bは、ネットワークNに接続されたプラント等の監視対象からのイベントに基づいて監視対象の監視制御を行なう監視制御系M−Bを有する。監視制御系M−Bは、メインCPU10−B、RAIDコントローラ11−B、切替回路12−B、第1記憶装置15−B−1及び第2記憶装置15−B−2を有する。
メインCPU10−Bは、I/O31−Bを介してネットワークNに接続される。メインCPU10−Bは、プラント等の監視対象からのイベントに基づいて監視対象の監視制御を行なう。また、メインCPU10−Bは、情報処理装置BのサブCPU21−Bからの指示に基づく実施の形態に係る動作を行なう。さらに、メインCPU10−Bは、RAIDコントローラ11−Bに対してRAIDに関する指示を行なう。
RAIDコントローラ11−Bは、メインCPU10−BからのRAIDに関する指示に基づいて、第1記憶装置15−B−1及び第2記憶装置15−B−2に対してRAID制御を行なう。
切替回路12−Bは、サブCPU21−Bからの指示に基づいて、第1記憶装置15−B−1及び第2記憶装置15−B−2の接続先をRAIDコントローラ11−B又はサブCPU21−Bに切り替える。
第1記憶装置15−B−1は、RAIDコントローラ11−Bからの指示に基づいてRAID制御を行なう第1SSDコントローラ13−B−1及び第1SSDコントローラ13−B−1によって読み出しや書き込みが行なわれる第1SSD14−B−1を有する。
第2記憶装置15−B−2は、RAIDコントローラ11−Bからの指示に基づいてRAID制御を行なう第2SSDコントローラ13−B−2及び第2SSDコントローラ13−B−2によって読み出しや書き込みが行なわれる第2SSD14−B−2を有する。
サブCPU21−Bは、実施の形態に係る第1SSD14−B−1及び第2SSD14−B−2の寿命に関する制御をメモリ23−Bに記憶されたプログラムと協働して行なう。また、サブCPU21−Bは、メインCPU10−Bと通信を行なう。さらに、サブCPU21−Bは、アラーム表示部22−Bに対して第1SSD14−B−1及び第2SSD14−B−2の寿命に関する通知を行なう。さらに、サブCPU21−Bは、I/O32−Bを介してネットワークNに接続される。
アラーム表示部22−Bは、LEDなどであり、寿命に関する通知を受けた時に、ユーザに対して第1SSD14−B−1及び第2SSD14−B−2の寿命に関するアラームを行なう。
上記情報処理システム1では、情報処理装置A及び情報処理装置Bとの間の冗長性の制御に伴なうデータのやり取りは、ネットワークNを経由して転送される。また、メインCPU10−A及びメインCPU10−Bは、それぞれウオッチドッグタイマーを持つ。メインCPU10−A及びメインCPU10−Bの健全性については、サブCPU21−A及びサブCPU21−Bがそれぞれウオッチドッグタイマーのステータスを確認する。そして、サブCPU21−A及びサブCPU21−Bは、ウオッチドッグタイマーがタイムアウトした場合、例えば、サブCPU21−Aがタイムアウトを検出した場合、その結果をサブCPU21−Bに伝達する。これにより、情報処理装置Bが動作を継続する仕組みとなっている。
1−2.サブCPU21−A及びサブCPU21−Bの機能ブロック図
図2は、サブCPU21−Aの機能を説明するための機能ブロック図である。
図2に示すように、サブCPU21−Aは、切替部41及び制御部42を有する。
切替部41は、情報処理装置Aの起動時に、第1記憶装置15−A−1及び第2記憶装置15−A−2の接続先をサブCPU21−Aに切り替えるよう切替回路12−Aに指示する。
制御部42は、切替部41による指示により切替回路12−Aが第1記憶装置15−A−1及び第2記憶装置15−A−2の接続先をサブCPU21−Aに切り替えた後、第1記憶装置15−A−1及び第2記憶装置15−A−2の寿命に関する制御を行なう。ここで、寿命に関する制御には、寿命に関する管理情報の取得、第1記憶装置15−A−1及び第2記憶装置15−A−2を適切な状態に維持する処理等を含む。
制御部42は、取得部51、判定部52、コマンド出力部53、シャットダウン部54、切替制御部55及び再起動部56を有する。
切替部41による指示により切替回路12−Aが第1記憶装置15−A−1及び第2記憶装置15−A−2の接続先をサブCPU21−Aに切り替える。その後、取得部51は、第1記憶装置15−A−1及び第2記憶装置15−A−2の寿命に関する管理情報を取得する。
判定部52は、取得部51により取得された管理情報に基づいて、第1記憶装置15−A−1及び第2記憶装置15−A−2の寿命が設定寿命以下であるかの判定を行なう。判定部52は、第1記憶装置15−A−1及び第2記憶装置15−A−2の寿命が設定寿命以下である場合、アラーム表示部22−Aにアラームを行なわせる。
切替部41による指示により切替回路12−Aが第1記憶装置15−A−1及び第2記憶装置15−A−2の接続先をサブCPU21−Aに切り替える。その後、コマンド出力部53は、コマンドを第1記憶装置15−A−1及び第2記憶装置15−A−2に出力する。このコマンドは、メインCPU10−Aのオペレーティングシステム上の第1記憶装置15−A−1及び第2記憶装置15−A−2の未使用領域を第1SSDコントローラ13−A−1及び第2SSDコントローラ13−A−2の未使用領域に一致させるためのコマンドである。
シャットダウン部54は、メインCPU10−Aから第1記憶装置15−A−1及び第2記憶装置15−A−2の故障が通知された場合、メインCPU10−Aをシャットダウンする。
シャットダウン部54によりメインCPU10−Aをシャットダウンする。その後、切替制御部55は、メインCPU10−Aから故障した第1記憶装置15−A−1又は第2記憶装置15−A−2の交換が完了したことを受信した場合、切替回路12−Aを制御して第1記憶装置15−A−1及び第2記憶装置15−A−2の接続先をサブCPU21−Aに切り替える。
再起動部56は、切替制御部55により第1記憶装置15−A−1及び第2記憶装置15−A−2の接続先がサブCPU21−Aに切り替えられた後、メインCPU10−Aの電源を投入して情報処理装置Aを再起動する。
図3は、サブCPU21−Bの機能を説明するための機能ブロック図である。
情報処理装置BのサブCPU21−Bは、切替部61及び制御部62を有する。情報処理装置Bの制御部62は、取得部71、判定部72、コマンド出力部73、シャットダウン部74、切替制御部75及び再起動部76を有する。
切替部61は、情報処理装置Bの起動時に、第1記憶装置15−B−1及び第2記憶装置15−B−2の接続先をサブCPU21−Bに切り替えるよう切替回路12−Bに指示する。
制御部62は、切替部61による指示により切替回路12−Bが第1記憶装置15−B−1及び第2記憶装置15−B−2の接続先をサブCPU21−Bに切り替えた後、第1記憶装置15−B−1及び第2記憶装置15−B−2の寿命に関する制御を行なう。ここで、寿命に関する制御には、寿命に関する管理情報の取得、第1記憶装置15−B−1及び第2記憶装置15−B−2を適切な状態に維持する処理等を含む。
制御部62は、取得部71、判定部72、コマンド出力部73、シャットダウン部74、切替制御部75及び再起動部76を有する。
切替部61による指示により切替回路12−Bが第1記憶装置15−B−1及び第2記憶装置15−B−2の接続先をサブCPU21−Bに切り替える。その後、取得部71は、第1記憶装置15−B−1及び第2記憶装置15−B−2の寿命に関する管理情報を取得する。
判定部72は、取得部71により取得された管理情報に基づいて、第1記憶装置15−B−1及び第2記憶装置15−B−2の寿命が設定寿命以下であるかの判定を行なう。判定部72は、第1記憶装置15−B−1及び第2記憶装置15−B−2の寿命が設定寿命以下である場合、アラーム表示部22−Bにアラームを行なわせる。
切替部61による指示により切替回路12−Bが第1記憶装置15−B−1及び第2記憶装置15−B−2の接続先をサブCPU21−Bに切り替える。その後、コマンド出力部73は、コマンドを第1記憶装置15−B−1及び第2記憶装置15−B−2に出力する。このコマンドは、メインCPU10−Bのオペレーティングシステム上の第1記憶装置15−B−1及び第2記憶装置15−B−2の未使用領域を第1SSDコントローラ13−B−1及び第2SSDコントローラ13−B−2の未使用領域に一致させるためのコマンドである。
シャットダウン部74は、メインCPU10−Bから第1記憶装置15−B−1及び第2記憶装置15−B−2の故障が通知された場合、メインCPU10−Bをシャットダウンする。
切替制御部75は、シャットダウン部74によりメインCPU10−Bをシャットダウンした後に、メインCPU10−Bから故障した第1記憶装置15−B−1又は第2記憶装置15−B−2の交換が完了したことを受信した場合、切替回路12−Bを制御して第1記憶装置15−B−1及び第2記憶装置15−B−2の接続先をサブCPU21−Bに切り替える。
再起動部76は、切替制御部75により第1記憶装置15−B−1及び第2記憶装置15−B−2の接続先がサブCPU21−Bに切り替えられた後、メインCPU10−Bの電源を投入して情報処理装置Bを再起動する。
2. 動作
次に、実施の形態に係る情報処理システム1の動作について説明する。
2−1.稼働中の動作
以下、情報処理システム1の稼働中の動作について説明する。なお、ここでは、情報処理装置Aを例として説明するが、情報処理装置Bについても同様の動作をするものとする。
図4は、稼働中の情報処理装置Aの動作について説明するためのフローチャートである。情報処理システム1の情報処理装置Aの電源が投入されると、サブCPU21−Aが起動する(S1)。この時、メインCPU10−Aは停止状態である。
次に、サブCPU21−Aが切替回路12−Aを制御して、第1記憶装置15−A−1及び第2記憶装置15−A−2の接続先をサブCPU21−Aに切り替える(S2)。
そして、サブCPU21−Aは、第1SSD14−A−1及び第2SSD14−A−2の寿命に関する管理情報を取得する(S3)。具体的には、サブCPU21−Aは、切替回路12−Aを介して、第1SSDコントローラ13−A−1及び第2SSDコントローラ13−A−2に管理情報を取得する旨の指示を行なう。第1SSDコントローラ13−A−1及び第2SSDコントローラ13−A−2は、サブCPU21−Aからの指示に基づいて、第1SSD14−A−1及び第2SSD14−A−2の管理情報を取得する。第1SSDコントローラ13−A−1及び第2SSDコントローラ13−A−2は、取得した管理情報をサブCPU21−Aに送信する。
管理情報は、例えば、第1SSD14−A−1及び第2SSD14−A−2のS.M.A.R.T情報である。このS.M.A.R.T情報から第1SSD14−A−1及び第2SSD14−A−2の寿命を予測することができる。
次に、サブCPU21−Aは、ステップS3において取得された管理情報に基づいて、第1SSDコントローラ13−A−1及び第2SSDコントローラ13−A−2の寿命を予測し、予測された第1SSD14−A−1及び第2SSD14−A−2の寿命が設定寿命以下であるかを判定する(S4)。
ステップS4において予測された寿命が設定寿命以下であると判断された場合(S4のYES)、サブCPU21−Aは、アラーム表示部22−Aにアラームを発生させる(S5)。
ステップS4において予測された寿命が設定寿命以下でないと判断された場合(S4のNO)又はステップS5においてサブCPU21−Aが、アラーム表示部22−Aにアラームを発生させた後、サブCPU21−Aは切替回路12−Aを介して、第1SSDコントローラ13−A−1及び第2SSDコントローラ13−A−2にコマンドを発行する(S6)。
このコマンドは、OS上の第1SSD14−A−1及び第2SSD14−A−2の未使用領域を第1SSDコントローラ13−A−1及び第2SSDコントローラ13−A−2上の第1SSD14−A−1及び第2SSD14−A−2の未使用領域に一致させるコマンドである。例えば、コマンドは、ウインドウズ(登録商標)OSのトリムコマンドである。第1SSDコントローラ13−A−1及び第2SSDコントローラ13−A−2は、コマンドを受信すると、第1SSD14−A−1及び第2SSD14−A−2上のOS上で使用していない領域について消去処理を行なう。
次に、サブCPU21−Aは、切替回路12−Aを制御して、第1記憶装置15−A−1及び第2記憶装置15−A−2の接続先をメインCPU10−Aに切り替える(S7)。その後、サブCPU21−Aは、メインCPU10−Aを起動し(S8)、待機状態とする。
2−2.稼働中に故障した場合の動作
次に、稼働中に第1SSD14−A−1又は第2SSD14−A−2が故障した場合の動作について説明する。この場合、RAID構成を採用する片側のSSDで動作を継続するが、故障したSSDを交換する必要がある。
図5は、稼働中に第1SSD14−A−1又は第2SSD14−A−2が故障した場合の情報処理装置Aの動作を説明するためのフローチャートである。
図5に示すように、メインCPU10−AがサブCPU21−Bに故障を通知する(S11)。この通知は、メインCPU10−AがサブCPU21−Aを介してサブCPU21−Bに通知しても良いし、メインCPU10−AがネットワークNを介してサブCPU21−Bに通知しても良い。
サブCPU21−Bは、メインCPU10−Aから故障の通知を受けると、メインCPU10−Bを主動作側として動作させる(S12)。
次に、サブCPU21−Aは、メインCPU10−Aをシャットダウンする(S13)。ステップS13において、メインCPU10−Aがシャットダウンされている間、作業者はメインCPU10−Aに接続された故障した側の第1SSD14−A−1又は第2SSD14−A−2を交換する。その後、作業者は、第1SSD14−A−1又は第2SSD14−A−2の交換が完了すると、押しボタン等により、交換作業が完了したことをサブCPU21−Aに通知する。
サブCPU21−Aは、第1SSD14−A−1又は第2SSD14−A−2の交換が完了したかを判断し(S14)、交換が完了したと判断されるまで判断を続ける(S14のNO)。
一方、ステップS14において、第1SSD14−A−1又は第2SSD14−A−2の交換が完了したと判断された場合(S14のYES)、サブCPU21−Aは、メインCPU10−Aの電源を投入する(S15)。
その後、RAIDコントローラ11−Aは、メインCPU10−Aからの指示に基づいて、RAIDの再構築を行なう(S16)。この時、RAIDコントローラ11−Aは、健全であった側の第1SSD14−A−1又は第2SSD14−A−2から交換したSSDへデータを転送する。このRAIDの再構築は、OSが介在しないため、OSで使用していない領域を含め全領域で転送が行なわれる。
RAIDの再構築が完了すると、メインCPU10−Aは、RAIDの再構築が完了したことをサブCPU21−Aに通知する(S17)。次に、サブCPU21−AはメインCPU10−Aの電源をシャットダウンし(S18)、切替回路12−Aを制御して、第1記憶装置15−A−1及び第2記憶装置15−A−2の接続先をサブCPU21−Aに切り替える(S19)。
その後、サブCPU21−Aが第1記憶装置15−A−1及び第2記憶装置15−A−2に対してコマンドを発行する(S20)。このコマンドは、OS上の第1SSD14−A−1及び第2SSD14−A−2の未使用領域を第1SSDコントローラ13−A−1及び第2SSDコントローラ13−A−2上の第1SSD14−A−1及び第2SSD14−A−2の未使用領域に一致させるコマンドを発行する。例えば、コマンドは、ウインドウズ(登録商標)OSのトリムコマンドである。
また、この際、ステップS3〜ステップS5で述べたように、第1SSD14−A−1及び第2SSD14−A−2の管理情報を取得し、必要な場合にはアラームを発生させても良い。
次に、サブCPU21−Aが切替回路12−Aを制御して、第1記憶装置15−A−1及び第2記憶装置15−A−2の接続先をメインCPU10−Aに切り替える(S21)。
その後、サブCPU21−AがメインCPU10−Aの電源を投入し(S22)、メインCPU10−Aを起動する(S23)。この状態で、メインCPU10−Aは、メインCPU10−Bの待機CPUとなる。
3. 効果
したがって、実施の形態の情報処理システム1の情報処理装置Aによれば、RAIDコントローラ11−Aがあっても、サブCPU21−Aは切替回路12−Aを制御することにより、第1記憶装置15−A−1及び第2記憶装置15−A−2の寿命に関する管理情報を取得するこができる。また、必要に応じて、アラーム表示部22−Aにより、アラームを行なわせることができる。
また、サブCPU21−Aは、RAIDコントローラ11−Aがあっても、サブCPU21−Aは切替回路12−Aを制御することにより、コマンドを第1記憶装置15−A−1及び第2記憶装置15−A−2に出力することができる。このコマンドには、メインCPU10−Aのオペレーティングシステム上の第1記憶装置15−A−1及び第2記憶装置15−A−2の未使用領域を第1SSDコントローラ13−A−1及び第2SSDコントローラ13−A−2の未使用領域に一致させるためのコマンドを含む。従って、第1SSD14−A−1及び第2SSD14−A−2の寿命を延ばすことができる。
同様に、実施の形態の情報処理システム1の情報処理装置Bによれば、RAIDコントローラ11−Bがあっても、サブCPU21−Aは切替回路12−Bを制御することにより、第1記憶装置15−B−1及び第2記憶装置15−B−2の寿命に関する管理情報を取得することができる。また、必要に応じて、アラーム表示部22−Bにより、アラームを行なわせることができる。
また、サブCPU21−Bは、RAIDコントローラ11−Bがあっても、切替回路12−Bを制御することにより、コマンドを第1記憶装置15−B−1及び第2記憶装置15−B−2に出力することができる。このコマンドには、メインCPU10−Bのオペレーティングシステム上の第1記憶装置15−B−1及び第2記憶装置15−B−2の未使用領域を第1SSDコントローラ13−B−1及び第2SSDコントローラ13−B−2の未使用領域に一致させるためのコマンドを含む。従って、第1SSD14−B−1及び第2SSD14−B−2の寿命を延ばすことができる。
上述の実施の形態は、例として提示したものであり、実施の形態の範囲を限定することは意図していない。実施の形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、実施の形態の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行なうことができる。これら実施の形態及びその変形は、実施の形態の範囲及び要旨に含まれる。
1 情報処理システム、10−A、10−B メインCPU、11−A、11−B RAIDコントローラ、12−A、12−B 切替回路、13−A−1、13−B−1 第1SSDコントローラ、13−A−2、13−B−2 第2SSDコントローラ、14−A−1、14−B−1 第1SSD、14−A−2、14−B−2 第2SSD、15−A−1、15−B−1 第1記憶装置、15−A−2、15−B−2 第2記憶装置、21−A、21−B サブCPU、22−A、22−B アラーム表示部、23−A、23−B メモリ、31−A、31−B I/O、32−A、32−B I/O、41、61 切替部、42、62 制御部、51、71 取得部、52、72 判定部、53、73 コマンド出力部、54、74 シャットダウン部、55、75 切替制御部、56、76 再起動部、N ネットワーク、A 情報処理装置、B 情報処理装置、M−A、M−B 監視制御系、101 プラント機器。

Claims (6)

  1. 第1SSDと、前記第1SSDを制御する第1SSDコントローラとを有する第1記憶装置と、
    第2SSDと、前記第2SSDを制御する第2SSDコントローラとを有する第2記憶装置と、
    前記第1記憶装置及び前記第2記憶装置に対してRAID制御を行なうRAIDコントローラと、
    前記RAIDコントローラに対して制御を行なうメインプロセッサと、
    前記メインプロセッサを監視するサブプロセッサと、
    前記第1記憶装置及び前記第2記憶装置の接続先を前記メインプロセッサ又は前記サブプロセッサに切り替える切替回路とを具備し、
    前記サブプロセッサは、
    情報処理装置の起動時に、前記第1記憶装置及び前記第2記憶装置の接続先を前記サブプロセッサに切り替えるよう前記切替回路に指示する切替部と、
    前記切替部による指示により前記切替回路が前記第1記憶装置及び前記第2記憶装置の接続先を前記サブプロセッサに切り替えた後、前記第1記憶装置及び前記第2記憶装置の寿命に関する制御を行なう制御部と
    を具備する、情報処理装置。
  2. 前記制御部は、
    前記切替部による指示により前記切替回路が前記第1記憶装置及び前記第2記憶装置の接続先を前記サブプロセッサに切り替えた後、前記第1記憶装置及び前記第2記憶装置の寿命に関する管理情報を取得する取得部と、
    前記取得部により取得された管理情報に基づいて、前記第1記憶装置及び前記第2記憶装置の寿命が設定寿命以下であるかの判定を行なう判定部と
    を具備する、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記制御部は、
    前記切替部による指示により前記切替回路が前記第1記憶装置及び前記第2記憶装置の接続先を前記サブプロセッサに切り替えた後、前記メインプロセッサのオペレーティングシステム上の前記第1記憶装置及び前記第2記憶装置の未使用領域を前記第1SSDコントローラ及び前記第2SSDコントローラの未使用領域に一致させるためのコマンドを前記第1記憶装置及び前記第2記憶装置に出力するコマンド出力部を具備する、請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記判定部により前記第1記憶装置及び前記第2記憶装置の寿命が前記設定寿命以下であると判定された場合、アラームを行なうアラーム部をさらに具備する、請求項2又は請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記制御部は、
    前記メインプロセッサから前記第1記憶装置又は前記第2記憶装置の故障が通知された場合、前記メインプロセッサをシャットダウンするシャットダウン部と、
    前記シャットダウン部により前記メインプロセッサをシャットダウンした後に、前記メインプロセッサから前記故障した前記第1記憶装置又は前記第2記憶装置の交換が完了したことを受信した場合、前記切替回路を制御して前記第1記憶装置及び前記第2記憶装置の接続先を前記サブプロセッサに切り替える切替制御部と、
    前記切替制御部により前記第1記憶装置及び前記第2記憶装置の接続先が前記サブプロセッサに切り替えられた後、前記メインプロセッサの電源を投入して前記情報処理装置を再起動する再起動部と
    をさらに具備する、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 第1SSDと、前記第1SSDを制御する第1SSDコントローラとを有する第1記憶装置と、
    第2SSDと、前記第2SSDを制御する第2SSDコントローラとを有する第2記憶装置と、
    前記第1記憶装置及び前記第2記憶装置に対してRAID制御を行なうRAIDコントローラと、
    前記RAIDコントローラに対して制御を行なうメインプロセッサと、
    前記メインプロセッサを監視するサブプロセッサと、
    前記第1記憶装置及び前記第2記憶装置の接続先を前記メインプロセッサ又は前記サブプロセッサに切り替える切替回路とを具備する情報処理装置の情報処理方法において、
    前記サブプロセッサが、
    前記情報処理装置の起動時に、前記第1記憶装置及び前記第2記憶装置の接続先を前記サブプロセッサに切り替えるよう前記切替回路に指示し、
    前記指示により前記切替回路が前記第1記憶装置及び前記第2記憶装置の接続先を前記サブプロセッサに切り替えた後、前記第1記憶装置及び前記第2記憶装置の寿命に関する制御を行なう、
    情報処理方法。
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