JP2020187471A - 電子機器 - Google Patents

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紗良 秋山
Sara Akiyama
紗良 秋山
天野 将之
Masayuki Amano
将之 天野
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Abstract

【課題】薄型化が可能でありしかも内部のコンポーネントを保護する適度な強度を有する電子機器を提供する。【解決手段】本体筐体12は、下面を構成する底板20と、底板20の内面における後辺20aおよび前辺20bから離間した箇所の内面に設けられ、底板20の曲げ方向の変形を抑制する2本の補強帯46a,46bと、内部に設けられたバッテリー28と、バッテリー28の曲げ方向の変形を抑制するフレーム42とを備える。補強帯46a,46bとフレーム42とは、接触しながら横方向に延在している。底板20は平面板である。補強帯46a,46bは、底板20とは別部品であって該底板20に固定されており、該底板20よりも引張り強度が大きい。【選択図】図2

Description

本発明は、電子機器に関する。
コンピュータなどの電子機器は小型軽量化が進んでおり、特にノート型PCなどのモバイル機器は薄型化の要望が強い。折りたたみ型で本体筐体とディスプレイ筐体とを備えるノート型PCの場合には、本体筐体の内部にバッテリーや基板などのコンポーネントが搭載されている。
コンポーネントにはある程度の厚みがあるため、さらなる薄型化のためには底板などの筐体板を薄くすることが検討されるが、筐体板にはコンポーネントを保護するだけの強度が確保されなければならない。特許文献1には、筐体の剛性を向上させるために、該筐体の縁に補強体を設けることが提案されている。
特開2007−65874号公報
また、図9に示すように、比較例にかかるノート型PC500における底板502は周囲が立ち上がった側壁504を備え、またはその一部を形成している。そのため底板502は適度な曲げ強度を有し、内部のコンポーネント506を保護することができる。
このノート型PC500では、側壁504を省略して底板502を平板にすると一層の薄型化を実現することが可能となるが、コンポーネント506を保護するだけの曲げ強度が得られない懸念がある。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであって、薄型化が可能でありしかも内部のコンポーネントを保護する適度な強度を有する電子機器を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の第1態様に係る電子機器は、筐体の一面を構成する筐体板と、前記筐体板の辺から離間した箇所の内面に設けられ、該筐体板の曲げ方向の変形を抑制する補強帯と、前記筐体の内部に設けられたコンポーネントと、前記コンポーネントの曲げ方向の変形を抑制するフレームと、を備え、前記補強帯と前記フレームとは、接触しながら前記辺のうちの少なくとも一辺と略同方向に延在している。
前記筐体板は平面板であってもよい。
前記補強帯は、前記筐体板とは別体であって該筐体板に固定されており、前記筐体板よりも引張り強度が大きくてもよい。
前記辺は前記筐体板の長辺であってもよい。
前記コンポーネントはバッテリーあり、前記フレームは前記バッテリーのセルの周囲を囲むよう形成されていてもよい。
本発明の第2態様に係る電子機器は、筐体の一面を構成する筐体板と、前記筐体板の辺から離間した箇所の内面に設けられ、該筐体板の曲げ方向の変形を抑制する補強帯と、を備え、前記筐体板は平面板であり、前記補強帯は前記辺のうちの少なくとも一辺と略同方向に延在している。
本発明の上記態様によれば、薄型化が可能でありしかも内部のコンポーネントを保護する適度な強度を有する。
図1は、実施の形態にかかる電子機器の斜視図である。 図2は、本体筐体の分解斜視図である。 図3は、底板およびバッテリーの斜視図である。 図4は、底板と補強帯の斜視図である。 図5は、本体筐体の模式断面図である。 図6は、1本の補強帯を備える底板およびバッテリーの斜視図である。 図7は、補強帯枠を備える底板およびバッテリーの斜視図である。 図8は、バッテリーの変形例と底板とを示す図であり、(a)は第1の変形例にかかるバッテリーと底板との模式平面図であり、(b)は第2の変形例にかかるバッテリーと底板との模式平面図である。 図9は、比較例にかかる筐体の模式断面側面図である。
以下に、本発明にかかる電子機器の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、本発明の実施形態にかかる電子機器10の斜視図である。電子機器10としてノートブック型PCを例示するが、例えばモバイル型タブレット端末などでもよい。電子機器10は、本体筐体12に対してディスプレイ筐体14がヒンジ16により開閉可能となっており、ディスプレイ筐体14を閉じることによってコンパクトになりモバイル用途に好適である。
本体筐体12は上カバー18と、底板(筐体板)20とによって箱形状を為している。このうち、上カバー18は上面と側面とを形成しており、底板20は底部だけを形成する平板である。上カバー18にはキーボード装置22およびタッチパッド24が設けられている。ディスプレイ筐体14の正面にはその面積の大部分を占める表示装置26と、図示しないカメラとが設けられている。
説明の便宜上、本体筐体12を基準としてキーボード装置22が配置されている側を上方、底板20が配置されている側を下方とする。また、本体筐体12の左右の短辺に沿った方向を前後方向とし、タッチパッド24が配置されている側を前側、キーボード装置22が配置されている側を後側とする。さらに、本体筐体12の長尺方向を横方向とする。
図2は、本体筐体12の分解斜視図である。図2に示すように、本体筐体12は上カバー18から露呈するキーボード装置22およびタッチパッド24の他に、内部にいくつかのコンポーネントを備える。本体筐体12の内部に設けられるコンポーネントは、バッテリー28、メイン基板30、サブ基板32、サーマルモジュール34、左右一対のスピーカー36および複数のアンテナ38などである。
メイン基板30はCPU(Central Processing Unit)やメモリなどを備え、電子機器10を統括的に制御する。サブ基板32は、メイン基板30と組み合わされ、入出力インターフェース部などを備える。サーマルモジュール34はCPUなどの発熱体を冷却する。スピーカー36は、本体筐体12の左右端に設けられてステレオ音声やモノラル音声などを出力する。アンテナ38は種類によって複数が設けられており、例えば本体筐体12の隅部に設けられている。バッテリー28とメイン基板30とは前後方向に並列している(図5参照)。
図3は、底板20およびバッテリー28の斜視図である。底板20は、例えばステンレスやマグネシウム、アルミニウム等の金属板や樹脂板で構成される。底板20は一対の平行する後辺20aおよび前辺20bと、一対の平行する左辺20cおよび右辺20dを輪郭とする長方形であり、後辺20aおよび前辺20bが長辺で、左辺20cおよび右辺20dが短辺である。底板20は、上面にコンポーネントや上カバー18との接続のために用いられる取付部材21aを備え、下面に複数の小さい脚21bを備えている。
バッテリー28は、矩形で薄い板状で電子機器10の主電源となる二次電池である。バッテリー28は横方向に並列する2つのセル40と、セル40の周囲を囲うフレーム42とを備える。セル40の数は2つに限定されず、配列方向は横方向に限定されない。フレーム42はセル40を保護する補強梁であり、バッテリー28の曲げ方向の変形を抑制する。バッテリー28は2つのセル40の間を区画し、または他のコンポーネントとの干渉を避けるための切欠44が形成されている。フレーム42は切欠44を含めてバッテリー28の周囲を囲っているため、該切欠44が形成されている後辺42aについては横方向に不連続となっている。フレーム42はセル40よりも上下方向に厚い。また、フレーム42は後述する補強帯46よりも上下方向に十分に厚い。
バッテリー28は横方向に長尺であり、横方向長さは底板20のほぼ全幅に亘る寸法である。バッテリー28における2つの長辺のうち切欠44のある後辺42aは底板20の後辺20aよりやや離れた箇所に配置され、切欠44のない前辺42bは底板20の前側辺にほぼ沿って配置される。バッテリー28と底板20の後辺20aとの間の領域にはメイン基板30が配置される。また、フレーム42の後辺42aは、切欠44を境にして符号42aaの部分と符号42abの部分とに区分けされる。
図4は、底板20と補強帯46a,46bの斜視図である。図3および図4に示すように、底板20の上面には2本の補強帯46a,46b(以下、代表的に補強帯46ともいう。)が横方向に延在して固定されている。補強帯46aは、バッテリー28のフレーム42の後辺42aに沿って設けられるが、切欠44の部分も直線的に延在しており、平面視で後辺42aの符号42aaと符号42abとを接続するように設けられており、強度的にこの間を補完している。補強帯46bはフレーム42の前辺42bに沿って設けられる。補強帯46aは上面が後辺42aの下面に接触し、補強帯46bは上面が前辺42bの下面と接触する(図5参照)。
底板20に対する補強帯46の固定には、例えば接着剤や粘着テープが用いられる。補強帯46は、横方向に長尺な形状で底板20のほぼ全幅に亘って設けられており、バッテリー28の横寸法にほぼ等しい。補強帯46の前後方向幅は、バッテリー28のフレーム42の幅よりやや大きい。補強帯46の上下方向幅は十分に薄く、例えば底板20よりも薄い。
補強帯46は、単位断面積当たりの引っ張り強度が底板20と同等か、好ましくはそれ以上の材質が用いられ、例えばCFRP(Carbon Fiber Reinforced Plastic)などの炭素繊維含浸材が用いられる。
取付部材21aおよび脚21bはいわゆる強度部材や補強部材ではなく、しかも底板20は縁に側壁や立ち上がり部のない薄い平板である。したがって、底板20は単体では曲げ強度が不十分となる懸念があるが、補強帯46が設けられていることにより曲げ強度が担保され、本体筐体12における内部のコンポーネントを保護することができる。特に、補強帯46として底板20よりも引張り強度が大きい材質で、かつ底板20よりも上下方向に薄い寸法とすることにより、本体筐体12の強度を維持しながら薄型化を図ることができる。引張り強度が大きい材質は伸びにくいことから、底板20の曲げを抑制するこができる。
補強帯46aは、底板20における後辺20aおよび前辺20bからそれぞれ離間した箇所で底板20の内面に設けられており底板20のほぼ全体を補強することができるが、やや後辺20aに寄った位置であることから相対的には前側よりも後側を好適に補強する。補強帯46bは、底板20における前辺20bにほぼ沿った位置に設けられ、前側を好適に補強する。
また、補強帯46は薄く、軽量でありしかも取付が容易である。補強帯46は平面視で凹凸や屈曲部のない単純形状であって、母材から切り出す場合に歩留まりが高い。なお、補強帯46と底板20とは一体のものでもよいが、別材を固定することにより、補強帯46として好適な強度の材質を選定することができ、一方で面積の広い底板20としては低廉かつ軽量な材質を選定することができる。
図5は、本体筐体12の模式断面図である。上記のとおりキーボード装置22およびタッチパッド24は上カバー18に設けられており、キーボード装置22は後側でタッチパッド24は前側に配置されている。また、本体筐体12の内部ではバッテリー28とメイン基板30とが前後方向に並列している。タッチパッド24とバッテリー28の前端はほぼ一致している。バッテリー28の前後方向幅はタッチパッド24より長く、平面視ではバッテリー28の後部はキーボード装置22の前部と重なる。
バッテリー28におけるフレーム42の後辺42aは、下面が補強帯46aの上面に接しており、上面がキーボード装置22の下面に接している。バッテリー28におけるフレーム42の前辺42bは、下面が補強帯46bの上面に接しており、上面がタッチパッド24の下面に接している。補強帯46a,46bとフレーム42の後辺42aおよび前辺42bとは、接触しながら底板20の後辺20aおよび前辺20bと同じ横方向(または略同方向)に延在している。補強帯46a,46bとフレーム42の後辺42aおよび前辺42bとは、接触しながら底板20の4辺のうちの少なくとも一辺と略同方向に延在しているとよい。
フレーム42は、後辺42aが補強帯46aとキーボード装置22とによって挟持されて安定しており、前辺42bが補強帯46bとタッチパッド24とによって挟持されて安定している。また、バッテリー28は底板20に対して、フレーム42を介して補強帯46aと補強帯46bとによって支持されていることから水平に配置される。なお、バッテリー28は、例えば上カバー18に対してネジによって固定されており、補強帯46がバッテリー28の重量を支えるような構造でなくてもよい。フレーム42の上面は上カバー18の下面に接していてもよい。
このような本体筐体12では下方略中央から外力Fが加わった場合に、底板20が曲げ変形することを、底板20の後辺20aおよび前辺20bから離間した位置の補強帯46aが主体的に抑制し、外力Fからやや離れた補強帯46bも補助的に抑制する。これらの補強帯46は底板20の長手である横方向に沿って設けられていることから変形抑制効果が高い。
さらに、補強帯46はフレーム42に接していることから、該フレーム42も底板20の変形を抑制するように作用する。フレーム42は補強帯46よりも上下方向幅が長いため、抑制効果が高い。補強帯46とフレーム42とは、少なくとも一部が接触しながら同方向に延在していると底板20の相乗的な曲げ抑制作用が得られる。
さらにまた、フレーム42は上カバー18のキーボード装置22やタッチパッド24に接していることから、キーボード装置22やタッチパッド24を含む上カバー18も底板20の変形を抑制するように作用する。このように、本体筐体12は、補強帯46およびフレーム42によって底板20と上カバー18との間がつながっていることから、一種の骨組み構造を形成している。したがって、底板20における一か所に加わる外力Fは本体筐体12の全体に分散して伝達されて底板20が過度に変形することが抑制され、本体筐体12の内部に設けられるコンポーネントを適切に保護することができる。
また、補強帯46はアンテナ38から離間した場所に設けられており、該アンテナ38の電波の送受信に影響がない。
なお、補強帯46の上下方向幅をさらに薄くする場合で強度を維持するには、前後方向幅を太くし、または本数を増やしてもよい。補強帯46を3本以上設ける場合には、前後方向に適度に離間する位置にするとよい。補強帯46は、底板20のほぼ全面を覆う板状にすると強度を向上させることができるが、コストおよび重量がかさみ、底板20への取り付けが容易ではなくなる。したがって、補強帯46の本数および面積は、これらの要件の範囲内で適宜設定するとよい。
上記の例では補強帯46の上面はバッテリー28のフレーム42に接しているが、他のコンポーネント、例えばサーマルモジュール34のフレームに接していてもよい。また、本願におけるコンポーネントのフレームとは広義であって、コンポーネントの構成要素のうち強度のある部材であればよい。
図6は、1本の補強帯46aを備える底板20およびバッテリー28の斜視図である。これは、図3に示す底板20における2本の補強帯46a,46bのうち補強帯46bを省略した例である。上記の補強帯46bは、本体筐体12の前端に近い位置に設けられており、この近傍部の曲げは上カバー18の前壁18a(図5参照)によっても抑制することが可能である。したがって、補強帯46bの作用は補強帯46aと比較すると限定的であって、省略することも可能である。補強帯46bを省略することによって一層の軽量化および低廉化を図ることができる。
図7は、補強帯枠48を備える底板20およびバッテリー28の斜視図である。補強帯枠48は、矩形枠であり後辺48a、前辺48b、左辺48cおよび右辺48dから構成されている。補強帯枠48は上記の補強帯46に代えて底板20に設けられる補強材であり、補強帯46と同材質、同厚である。後辺48aは補強帯46aと同形状で同位置に配置されている。前辺48bは補強帯46bと同形状で同位置に配置されている。
左辺48cおよび右辺48dは、後辺48aと前辺48bとの左端同士および右端同士を接続している。左辺48cの上面はフレーム42の左辺42cの下面に接触し、右辺48dの上面はフレーム42の右辺42dの下面に接触する。つまり、フレーム42は切欠44を除く全周が補強帯枠48に接触して支持され、バッテリー28が一層安定する。また、左辺48cおよび右辺48dにより、底板20の短尺方向(前後方向)の曲げ変形が抑制される。左辺48cおよび右辺48dは、後辺48aおよび前辺48bとは別体であってもよい。左辺48cや右辺48dのような前後方向の補強帯は、底板20の中央やその近傍に設けてもよい。
図8は、バッテリーの変形例と底板とを示す図であり、(a)は第1の変形例にかかるバッテリー28Aと底板20との模式平面図であり、(b)は第2の変形例にかかるバッテリー28Bと底板20との模式平面図である。
図8(a)に示すように、第1の変形例にかかるバッテリー28Aは、上記のバッテリー28における切欠44が存在しない形式である。このようなバッテリー28Aは切欠44が存在しないため、後辺42aと補強帯46aとの接触面積が増えて強度が向上する。
図8(b)に示すように、第2の変形例にかかるバッテリー28Bはセル40を4つ備えている。4つのセルは前後方向および横方向に2つずつ配列されている。バッテリー28Bはフレーム50により補強されている。フレーム50は上記のフレーム42に相当するもので後辺50a、前辺50b、左辺50cおよび右辺50dによって矩形を形成している。フレーム50は、さらに前後方向の中央部で左辺50cと右辺50dとをつなぐ中央梁50eを備える。中央梁50eは前方の2つのセル40と後方の2つのセル40とを区画している。中央梁50eが設けられていることにより4つのセル40が一層安定する。
また、底板20には補強帯46a,46bに加えて補強帯46cが設けられる。補強帯46cは補強帯46a,46bと同じものである。補強帯46cは、補強帯46aと補強帯46bとの間に設けられ、その上面が中央梁50eの下面に接触する。このようなバッテリー28Bと補強帯46a〜46cによれば、底板20の曲げ変形を一層抑制することができる。
上述したように、本実施の形態にかかる電子機器10によれば、底板20を補強帯46で補強することにより、内部のコンポーネントを保護する適度な強度が得られる。また、補強帯46は薄く、本体筐体12の薄型化が可能である。
本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で自由に変更できることは勿論である。
10 電子機器
12 本体筐体
14 ディスプレイ筐体
18 上カバー
20 底板(筐体板)
20a 後辺
20b 前辺
20c 左辺
20d 右辺
22 キーボード装置
24 タッチパッド
26 表示装置
28,28A,28B バッテリー(コンポーネント)
30 メイン基板
40 セル
42,50 フレーム
42a,50a 後辺
42b,50b 前辺
42c,50c 左辺
42d,50d 右辺
50e 中央梁
44 切欠
46a,46b,46c 補強帯
48 補強帯枠
48a 後辺
48b 前辺
48c 左辺
48d 右辺

Claims (6)

  1. 筐体の一面を構成する筐体板と、
    前記筐体板の辺から離間した箇所の内面に設けられ、該筐体板の曲げ方向の変形を抑制する補強帯と、
    前記筐体の内部に設けられたコンポーネントと、
    前記コンポーネントの曲げ方向の変形を抑制するフレームと、
    を備え、
    前記補強帯と前記フレームとは、接触しながら前記辺のうちの少なくとも一辺と略同方向に延在していることを特徴とする電子機器。
  2. 請求項1に記載の電子機器において、
    前記筐体板は平面板であることを特徴とする電子機器。
  3. 請求項1または2に記載の電子機器において、
    前記補強帯は、前記筐体板とは別体であって該筐体板に固定されており、前記筐体板よりも引張り強度が大きいことを特徴とする電子機器。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の電子機器において、
    前記辺は前記筐体板の長辺であることを特徴とする電子機器。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の電子機器において、
    前記コンポーネントはバッテリーであり、前記フレームは前記バッテリーのセルの周囲を囲むよう形成されることを特徴とする電子機器。
  6. 筐体の一面を構成する筐体板と、
    前記筐体板の辺から離間した箇所の内面に設けられ、該筐体板の曲げ方向の変形を抑制する補強帯と、
    を備え、
    前記筐体板は平面板であり、
    前記補強帯は前記辺のうちの少なくとも一辺と略同方向に延在していることを特徴とする電子機器。
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