JP2020187359A - 液晶表示モジュールおよびその作製方法 - Google Patents

Abstract

【課題】中枠を省略し、液晶表示モジュールの額縁の幅を減少させ、液晶表示モジュールの表示領域の画面比率を向上することで、ユーザの体験を改善する液晶表示モジュールの作製方法を提供する。【解決手段】液晶表示モジュール２０は、バックライトを搭載するためのバックライトシャーシ２１と、画面を表示するため、前記バックライトの出光光路上に位置する液晶パネル２２と、前記液晶パネルにおける前記バックライトシャーシに近づく一側の縁部に対応して設置し、前記液晶パネルと固着する第１のロック部２３、および前記バックライトシャーシにおける前記液晶パネルに向かう一側の縁部に固着する第２のロック部２４と、を含み、前記第１のロック部と前記第２のロック部が互いに係合して液晶パネルをバックライトシャーシと連接する。【選択図】図２

Description

本発明は、表示技術の技術分野に関し、特に液晶表示モジュールおよびその作製方法に関するものである。

図１に示すようにある従来の液晶表示モジュール１０の構成の概念図を示すように、それは中枠１３を用いてバックライトシャーシ１１を液晶パネル１２と接続する。バックライトシャーシバックライトシャーシ１１に近づく中枠１３の一端には、一般的に中枠１３と接続するためのフック１１ａが配置され、液晶パネル１２は粘着層１４により中枠１３と密着される。バックライトシャーシ１１と液晶パネル１２との間に光学フィルム組１６を配置するためである。液晶表示モジュール１０の枠の幅Ｃは中枠１３の露出した幅Ａと液晶表示モジュール１０の縁部の非表示領域の幅Ｂを含む。非表示領域の幅Ｂが変わらない場合、中枠１３の外部に露出した幅Ａが小さいほど、当該液晶表示モジュールを含む表示装置の表示領域の画面比率が大きくなり、より良いユーザ体験と理解できる。現在、ボーダーがないと主張する多くの表示装置は、実際に外部に露出した中枠１３の幅Ａを十分に小さくなり、さらにゼロになりさえわけではない。したがって、市場には本物のボーダーがない表示装置が存在しない。

本発明の第１の実施形態はある液晶表示モジュールを提供する。当該液晶表示モジュールはバックライトを搭載するためのバックライトシャーシと、画面を表示するため、前記バックライトの出光光路に位置する液晶パネルとを含み、当該液晶表示モジュールはさらに、前記液晶パネルにおける前記バックライトシャーシに近づく一側の縁部に配置し、前記液晶パネルと固着する第１のロック部、および前記バックライトシャーシに向かう前記液晶パネルの一側の縁部に固設される第２のロック部を含み、前記第１のロック部と前記第２のロック部と互いに係合して固定される。

本発明の第２の実施形態は上述した液晶表示モジュールの作製方法を提供する。当該方法は前記第１のロック部を前記液晶パネルと固着し、前記第２のロック部を半田付き、かしめ、或いは機械的に取り付けの方式で前記バックライトシャーシに固接され、および前記第１のロック部と前記第２のロック部との相対位置に固定されるように前記第１のロック部と前記第２のロック部とを互いに係合して固定される。

本発明が提供された液晶表示モジュールは第１のロック部と第２のロック部との係合を利用して、液晶パネルをバックライトシャーシに連接する。従来の技術中の中枠を省略されているため、中枠の外部に露出した部分の幅は小さくなり、ゼロになりさえであり、それより、液晶表示モジュールの枠の幅を減少させる。このように液晶モジュールの表示領域の画面比率を増加させることに役立ち、ユーザー体験を改善する。本発明はさらに上述の液晶表示モジュールの作製方法を提供する。

本発明の実施形態及び方式の技術方案をより明確に説明するため、以下に実施形態・方式の説明において使用される図面を簡単に紹介する。明らかに以下の説明における図面は本発明のいくつかの実施形態である。当業者にとって、創造的な労働を提供する必要がない場合に、これらの図面によって他の図面を得ることができる。
従来の技術中の液晶表示モジュールの構成の概念図である。 実施形態１の液晶表示モジュールの断面図である。 実施形態１の第一のロック部が液晶パネル上に分布する概念図である。 他の一つの実施形態の第一のロック部が液晶パネル上に分布する概念図である。 実施形態１の第二のロック部が液晶パネル上に分布する概念図である。 実施形態１に係る他の一つの実施形態におけるバックライトシャーシの底部上に第二のロック部が分布した概念図である。 実施形態２の液晶表示モジュールの断面図である。 実施形態３の液晶表示モジュールの断面図である。 実施形態３の第２のロック部がバックライトシャーシの底部上に分布する概念図である。 実施形態３に係る他の一つの実施形態の第２のロック部がバックライトシャーシの底部に分布する概念図である 実施形態４の液晶モジュールの断面図である。 実施形態５の液晶モジュールの作製方法の概念図である。 実施形態５の液晶モジュールを取り外す方法の概念図である。

以下、本発明の上述した目的、特徴及び優位点をより明確に理解するために、添付図面及び具体的な実施例を参照して本発明を詳細に説明する。なお、矛盾がない限り、本願の実施例及び実施例における特徴は互いに組み合わせることができる。

以下、本発明を十分に理解するために、多くの具体的な詳細が以下の説明に記載されている。下記の説明に係る実施例は、本発明のいくつかの実施例に過ぎず、すべての実施例ではない。当業者が本発明における実施例に基づいて創造的な努力なしに得られたすべての実施例は、本発明の保護範囲内に含まれるものである。

本発明に係る液晶表示モジュールは、液晶テレビ、コンピュータ、携帯電話などの表示装置上に適用される。

＜実施形態１＞
図２を参照すると、実施形態１に係る液晶表示モジュール２０は、バックライトを搭載するためのバックライトシャーシ２１と、画面を表示するためのバックライトの出光光路に位置する液晶パネル２２と、液晶パネル２２に対応するバックライトシャーシ２１の一側に近いく縁部に設置されて液晶パネル２２に固着する第１のロック部２３と、およびバックライトシャーシ２１に向かう液晶パネル２２の一側の縁部に固定される第２のロック部２４を含む。第１のロック部２３と第２のロック部２４とは互いに係合して固定される。

本実施例の中において、第１のロック部２３を接着剤２８により液晶パネル２２に接着し、第２のロック部２４を半田付け、かしめ、或いは機械的な取り付け方式でバックライトシャーシ２１と固接される。この際、機械的な取り付けとは、ネジなど機械部材を利用して人工的或いは機械的にロックして固定される。第１のロック部２３と第２のロック部２４とは、液晶パネル２２に垂直な方向に沿った投影が液晶パネル２２の最外の縁部を超えないか、或いは一部が超えるようになっている。

本実施例において、第１のロック部２３と第２のロック部２４とは液晶パネル２２とバックライトシャーシ２１とが相対して固定されるように弾力的な係合の方式で互いに係合する。弾力的な係合とは、第１のロック部２３の液晶パネル２２に垂直なバックライトシャーシ２１に向かって伸びた部分が、第２のロック部に嵌まった後、第２のロック部２４に密着的に係合して固定される。この際、第１のロック部２３或いは第２のロック部２４は一定的な弾力変形を発生する。

図２を参照すると。第１のロック部２３は本体部２３ａおよび本体部２３ａからバックライトシャーシ２１の一側に延伸した少なくとも一つの突出部２３ｂを含む。本体部２３ａにおける突出部２３ｂから離れていく一側の表面は液晶パネル２２に接着している。本実施例には、液晶表示モジュール２０は、一つの第１のロック部２３を含み、第１のロック部２３は一つの本体部２３ａを含む。図３を参照すると、本体部２３ａは液晶パネル２２の縁部に囲んで環状の分布を呈する。本体部２３ａから間隙をあけて複数の突出部２３ｂを延伸し、突出部２３ｂの具体的な数量は、実際な要求によって設計できる。一つの実施例には、図２と図４を合わせて参照すると、液晶モジュール２０は、複数の第１のロック部２３、各第１のロック部２３は、１つの本体部２３ａと１つの突出部２３ｂを含む。複数の第１のロック部２３は、間隙をあけて液晶パネル２２の縁部に囲んで分布する。第１のロック部２３の具体的な数量は、実際な要求によって設計できる。

図２を参照すると、第２のロック部２４は貼付部２４ａおよび少なくとも１つ係合部２４ｂを含む。貼付部２４ａはバックライトシャーシ２１の側壁或いは底部のうちの少なくとも１つと固定される。係合部２４ｂは、第１のロック部２３の突出部２３ｂと係合して固定される。液晶パネル２２と第１のロック部２３とは、第１の組品として見なし、第２のロック部２４とバックライトシャーシ２１とは、第２の組品として見なす。係合部２４ｂの数量は、突出部２３ｂの数量と同じである。係合部２４ｂが対応する突出部２３ｂと互いに係合する場合、前記第１の組品と前記第２の組品とは、係合部２４ｂと突出部２３ｂとの係合により安定的に積層実装を実現する。

本実施例には、図２と図５を合わせて参照すると、液晶表示モジュール２０は、一つの第２のロック部２４を含み、各第２のロック部２４は１つの貼付部２４ａおよび突出部２３ｂと同じ数量である複数の係合部２４ｂを含む。貼付部２４ａは、バックライトシャーシ２１の底部の縁部に囲んで分布している。他の１つの実施例には、図２および図６を合わせて参照すると、液晶モジュール２０は、複数の第２のロック部２４を含む。各第２のロック部２４は１つの貼付部２４ａおよび１つの係合部２４ｂを含む。複数の第２のロック部２４は、間隙をあけてバックライトシャーシ２１の底部の縁部に囲んで分布する。貼付部２４ａから間隙をあけて延伸した各係合部２４ｂには、突出部２３ｂを挿入して突出部２３ｂを挟持して固定されるための通路２４ｃが形成される。通路２４ｃの形状は突出部２３ｂの形状とマッチングする。例えば、突出部２３ｂは円柱状に設置され通路２４ｃが円柱状に設置されるか、或いは突出部２３ｂが長方体状に設置され、通路２４ｃが長方体上に設置される。通路２４ｃの内径の大きさは、突出部２３ｂの幅よりもわずかに小さいため、突出部２３ｂは通路２４ｃに挿入された後に通路２４ｃによってしっかり挟持される。言い換えれば、突出部２３ｂは通路２４ｃに挿入された後、わずかな弾力変形が発生する。通路２４ｃの内壁における突出部２３ｂに対する摩擦力を利用して、第１のロック部２３と第２のロック部２４とが互いに固定される。第１のロック部２３と第２のロック部２４とは、それぞれ、液晶パネル２２とバックライトシャーシ２１に対応する相対的な位置が変更しないことを保持するため、液晶パネル２２とバックライトシャーシ２１との相対的な位置が固定的に変更されない。従って、図１に示すように従来な技術中の液晶パネル１２とバックライトシャーシ２１とを接続する中枠１３の代わりに、本実施例の第１ロック部２３と第２ロック部２４とを利用すると、中枠１３の外部に露出した幅Ａが小さくなり、さらにゼロになりさえするのに有利である。

図２を再参照すると、第１のロック部２３が液晶パネル２２を離れる一側の部分の表面に緩衝遮光層２５を設置している。緩衝遮光層２５は第１のロック部２３と第２のロック部２４とが固着する時、緩衝の役割を果たす。第１のロック部２３と第２のロック部２４とは、液晶表示モジュール２０を含む表示装置の非表示領域に位置するため、緩衝遮光層２５は、表示領域のバックライトが画面の縁部で光を漏れる現象を避けることに有利である。緩衝遮光層２５は例えば、ゴムであってもよい。

液晶表示モジュール２０はさらに光学フィルム組２６を備え、光学フィルム組２６はバックライトシャーシ２１と液晶パネル２２との間に設置され、第２のロック部２４から間隙をあけて設置される。光学フィルム組２６は、バックライトシャーシ２１に設置されたバックライトから発出された光を均一に拡散して、表示の均一なバックライトが得られ、光学フィルム組２６は、例えば、反射フィルム、拡散フィルム、輝度向上フィルム（プリズムシート）、導光板などを含む。

本実施例で提供された液晶表示モジュール２０は、第１のロック部２３と第２のロック部２４との係合を用いて、液晶パネル２２をバックライトシャーシ２１と連接する。従って、従来の技術中の中枠を省略し、中枠の外部に露出した部分の幅が小さくなり、ゼロになりさえする。液晶表示モジュール２０の枠の幅が減少させる。液晶表示モジュール２０の表示領域の画面比率を増加させることに有利で、ユーザの体験を改善することに役立つ。

実施例２
図７を参照すると、実施例２は、１つの第１のロック部２３と第２のロック部２４とが弾力の係合方式により係合する変更実施例である。本実施例には、上述実施例１と同じ構造、作用および効果に対して重複な説明を省略する。実施例２の液晶表示モジュール２０は、複数の第１のロック部２３と複数の第２のロック部２４とを含み、複数の第２のロック部２４が間隙をあけてバックライトシャーシ２１の縁部に囲むように配置される。複数の第１のロック部２３は第２のロック部２４と一対一に対応し、間隙をあけて液晶パネル２２の縁部に囲んで設置される。１つの実施例には、液晶パネル２２は、１つの第１のロック部２３を含む。第１のロック部２３は、複数の本体部２３ａおよび本体部２３ａがバックライトシャーシ２１に向かって延伸する突出部２３ｂを備える。

第１のロック部２３の突出部２３ｂの末端は、球状であり、第２のロック部２４は、対向するように設置された２つの側壁２４１、２つの側壁２４１の間に位置する収容空間２４２、および収容空間２４２と貫通する一つの開口２４３を含む。開口２４３に近い側壁２４１は、第２のロック部２４の内側に向けて傾く傾斜段を含み、前記傾斜段は、第１のロック部２３の突出部２３ｂの球状末端が下方に向けてスライドすしやすくなっている。その後、側壁２４１の中端には、外部に向かって持ち上げる円弧段がある。前記円弧段を囲むスペースは、収容空間２４２を形成して、前記傾斜段から下方に向かってスライドする突出部２３ｂの球状末端を収納する。前記傾斜段は、前記円弧段と接合する境界に形成された円の直径が突出部２３ｂの球状末端の直径より小さいため、突出部２３ｂの球状末端は、収容空間２４２から剥離しにくくなっているため、第１のロック部２３は第２のロック部２４と係合する。突出部２３ｂの末端を開口２４３から収容空間２４２に嵌入する過程には、第２のロック部２４には、一定的な弾力変形が発生する。即ち、突起部２３ｂの球状末端の作用力により、側壁２４１が外側に開放される。当該実施例において、第２のロック部２４の底部は、バックライトシャーシ２１の底面上に固着される。

実施例３
図８と図９を合わせて参照すると、実施例３において、第１のロック部２３と第２のロック部２４とはスライドして係合する方式により互いに係合する。スライドして係合する方式とは、第１のロック部２３が第２のロック部２４の１つの開口端（例えば、図９のｋ端）からバックライトシャーシ２１の底部と平行な方向に沿って第２のロック部２４の内部にスライドして、係合して固定するものである。この過程中に、第２のロック部２４は弾力変形が発生しない。本実施例には、上述実施例と同じの構造、作用および効果に対して、重複の説明を省略する。

図８に示すように、第１のロック部２３の突出部２３ｂ末端は、１つの係止端２３ｃを含む。第１のロック部２３の一部の突出部２３ｂが第２のロック部２４の内部に挿入された後、係止端２３ｃは、第２のロック部２４の内部が形成した収容空間２４４に収納され、係止端２３ｃは、第２のロック部２４の一部により阻止されて、バックライトシャーシ２１に垂直な方向に第２のロック部２４内部から脱離できない。このように、第１のロック部２３は、第２のロック部２４と互いに固定させる役割を果たす。当該実施例において、第２のロック部２４におけるバックライトシャーシ２１から離れた一側には、第１のロック部２３を挿入するための、収納空間２４４と貫通する空隙２４５が形成されている。空隙２４５の幅は係止端２３ｃの最大幅より小さく、さらに第１のロック部２３の係止端２３ｃは第２のロック部２４内部の収納空間２４４内に制限される。図８と図９を合わせて参照すると、液晶パネル２２と第１のロック部２３とは、バックライトシャーシ２１と平行な方向に沿って（例えば、図９中の方向I）、バックライトシャーシ２１の挿入側（例えば、図９中のｍ側）から挿入側に対向する他の一側（例えば、図９のｎ側）に向かって第１のロック部を第２のロック部２４の開口端（ｋ端）から第２のロック部２４に挿入する。バックライトシャーシ２１の挿入側（ｍ側）に液晶パネル２２が挿入側（ｍ側）からスライドアウトすることを防止するように、少なくとも一つの突出部２７が設けられる。本実施例において、複数の第２のロック部２４は、バックライトシャーシ２１のエッジ部を囲むように設置され、第２のロック部の具体的な数量は、実際な要求によって設計できる。

一つの変更実施例において、図８と図１０とを合わせて参照すると、液晶表示モジュール２０は、２つの第２のロック部２４のみを含み、且つそれぞれがバックライトシャーシ２１における隣接する挿入側（ｍ側）と対向する両側縁部に設置される。各第２のロック部２４は、スライド方向上（図１０のような方向I）の投影の長さは、隣接する挿入側（ｍ側）と対向する両側の半分以下である。第１のロック部２３の液晶パネル２２への分布について、第２のロック部２４がバックライトシャーシ２１の底部上に分布して設置されたのが参照でき、液晶パネル２２における第１のロック部２３の位置は、バックライトシャーシ２１における第２のロック部２４の位置に対応して設置され、第１のロック部２３の係止端２３ｃの数量は、第２のロック部２４の数量と同じである。第１のロック部２３の突出部２３ｂは、スライド方向上（図１０のような方向I）の投影長さは、隣接する挿入側（ｍ側）と対向する両側の半分以下でもよい。

実施例４
一つの変更実施例において、図８と図１０とを合わせて参照すると、液晶表示モジュール２０は、２つの第２のロック部２４のみを含み、且つそれぞれがバックライトシャーシ２１における隣接する挿入側（ｍ側）と対向する両側縁部に設置される。各第２のロック部２４は、スライド方向上（図１０のような方向I）の投影の長さは、隣接する挿入側（ｍ側）と対向する両側の半分以下である。第１のロック部２３の液晶パネル２２への分布について、第２のロック部２４がバックライトシャーシ２１の底部上に分布して設置されたのが参照でき、液晶パネル２２における第１のロック部２３の位置は、バックライトシャーシ２１における第２のロック部２４の位置に対応して設置され、第１のロック部２３の係止端２３ｃの数量は、第２のロック部２４の数量と同じである。第１のロック部２３の突出部２３ｂは、スライド方向上（図１０のような方向I）の投影長さは、隣接する挿入側（ｍ側）と対向する両側の半分以下でもよい。

実施例５
本発明の実施例５は、上述した実施例１から実施例４に係る液晶表示モジュール２０の作製方法に適用される。図１２に示すように（図には実施例２の液晶表示モジュール２０を例として）、以下のステップを備える。ステップＳ１において、第１のロック部２３を液晶パネル２２に固着する。ステップＳ２において、第２のロック部２４は、半田付け、かしめ、或いは機械的な取り付け方式でバックライトシャーシ２１に固着する。ステップＳ３において、第１のロック部２３は、第２のロック部２４と互いに係合して第１のロック部２３と第２のロック部２４との相対的な位置が固定される。その中で、ステップＳ３は、ステップＳ３１或いはステップＳ３２を含む。ステップＳ３１において、第１のロック部２３と第２のロック部２４は、スライドして係合する方式により互いに係合する。ステップＳ３２において、第１のロック部２３と第２のロック部２４とは、弾力的な係合方式により互いに係合する。その中、ステップＳ３２は、液晶パネル２２における第１のロック部２３から離れている一側表面が、チャック３０により均一的に押圧され、第１のロック部２３の一部が係合して固定するように、第２のロック部２４内に挿入されるステップを含む。

図１２を参照すると、チャック３０は、複数の押圧板３１と押圧板３１上に間隙をあけて分布される複数チャック本体３２とを含む。押圧する時に、複数のチャック本体３２は、液晶パネル２２に向かい、押圧板３２におけるチャック本体３２から離れる一側の表面上に均一的に押圧されて、液晶パネル２２と固着する第１のロック部２３の突出部２３ｂの押圧に伴って、第２のロック部２４に挿入されるか、或いは嵌められる。

図１３に示すように、上述の内容は、弾力的な係合方式により第１のロック部２３を第２のロック部２３に結合した液晶表示モジュール２０を取り外す場合、液晶パネル２２における第１のロック部２３から離れた一側に吸着しているチャック３０を利用して、第１のロック部２３が第２のロック部２４内から脱離するように、液晶パネル２２におけるバックライトシャーシ２１から離れる方向に向かって引っ張る。その中、押圧した後のチャック本体３２と液晶パネル２２との間と外部空気との圧力差を利用して、チャック３０を液晶パネル２２におけるバックライトシャーシ２１から離れた一側の表面に吸着させる。この時、直接に押圧板３１を押し上げると、第１のロック部２３を連動して第２のロック部２４から脱離される。

特に定義のない限り、本文で使用される全ての技術と科学用語は、当業者が一般的に理解する意味と同一である。本文において、本願明細書で使用される用語は、具体的な実施形態を説明することを目的とするだけで、本発明を制限するためではない。

当業者にとって、本発明は上記の例示的な実施例の詳細に限らず、本発明の精神または基本的な特徴から逸脱することなく場合、他の特定の形態で本発明が実施できる。従って、どの観点から見ても、実施例は、例示的なものと見なされるべきであり、限定されるものではなく、本発明の範囲は、上記の説明ではなく、特許請求の範囲によって定義されて、特許請求の範囲の同等要件の意味、及び範囲に含まれるすべての変更が本発明に含まれる。請求項の参照符号は、関連する請求項を制限するものと見なされるべきではない。さらに、「含む」という用語は、他のユニットまたはステップを除外せず、単数と複数も除外しないことは明らかである。 デバイスの請求項に記載されている複数のデバイスは、同一のデバイスで実現するか、或いはシステムがソフトウェアまたはハードウェアを介して実現する。「第一」と「第二」の用語は、部材名を示すために使用されるが、特定の順序を示すものではない。

最後に、上記の実施形態は、本発明の技術的解決策を例示するためにのみ使用され、それらを限定するものではないことに留意されたい。本発明は、好ましい実施形態を参照して詳細に説明されたが、当業者は、本発明の技術的解決策を理解すべきである。 本発明の技術的解決策の精神および範囲から逸脱することなく、修正または同等の置換を行う。

１０、２０ 液晶モジュール
１１、２１ バックライトシャーシ
１１ａ フック
１２、２２ 液晶パネル
１３ 中枠
１４ 粘着層
２８ 接着剤
１６、２６ 光学フィルム組
２３ 第１のロック部
２３ａ 本体部
２３ｂ 突出部
２３ｃ 係合端
２４ 第２のロック部
２４１ 側壁
２４２ 収容空間
２４３ 開口
２４４ 収容空間
２４５ 空隙
２４ａ 貼付部 ２４ｂ 係合部
２４ｃ ダクト
２５ 緩衝遮光層
ｋ端 開口端
２７ 突出部
Ａ 中枠露出の幅
Ｂ 液晶表示モジュールの縁の非表示領域の幅
Ｃ 液晶表示モジュールの額縁
Ｉ 方向
３０ チャック
３１ 押圧板
３２ チャック本体
ｍ側 差込側
ｎ側 差込側に対向する他の側

Claims (12)

1. バックライトを搭載するためのバックライトシャーシと、
   画面を表示するため、前記バックライトの出光光路に位置する液晶パネルと、を含む液晶表示モジュールであって、
   前記液晶表示モジュールは、
   前記液晶パネルにおける前記バックライトシャーシに近い一側の縁部に対応して設置し、前記液晶パネルと固着する第１のロック部と、
   前記バックライトシャーシにおける前記液晶パネルに向かう一側の縁部に固着する第２のロック部と、を含み、
   前記第１のロック部は、前記第２のロック部と互いに係合して固定されることを特徴とする液晶表示モジュール。
2. 前記第１のロック部は、接着剤により前記液晶パネルに貼り付けられたことを特徴とする請求項１に記載の液晶表示モジュール。
3. 前記第２のロック部は、半田付け、かしめ、或いは機械的な取り付け方式で前記バックライトシャーシに固接されることを特徴とする請求項１に記載の液晶表示モジュール。
4. 前記第１のロック部は、第２のロック部とスライドして係合する方式で互いに係合することを特徴とする請求項１に記載の液晶表示モジュール。
5. 前記第１のロック部は、係止端を含み、
   前記係止端は、係止して固定するように、前記第２のロック部の開口端から前記バックライトシャーシの底部へ平行な方向に沿って前記第２のロック部の内部に滑り込むことを特徴とする請求項４に記載の液晶表示モジュール。
6. 前記第１のロック部と前記第２のロック部とは、弾力的な係合の方式により互いに係合することを特徴とする請求項１に記載の液晶表示モジュール。
7. 前記第１のロック部は、突出部を含み、
   前記第２のロック部は、前記突出部が挿入させて前記突出部を挟持するための通路或いは開口を含むことを特徴とする請求項６に記載の液晶表示モジュール。
8. 前記第１のロック部における前記液晶パネルから離れた一側の一部表面上に緩衝遮光層が設置されることを特徴とする請求項１に記載の液晶表示モジュール。
9. 前記第１のロック部と前記第２のロック部との液晶パネルに垂直な方向に沿った投影は、前記液晶パネルの最外縁部を超えないか、あるいは部分的に超えることを特徴とする請求項１に記載の液晶表示モジュール。
10. 液晶表示モジュールの作製方法であって、
    前記第１のロック部を前記液晶パネルに固着するステップと、
    前記第２のロック部を半田付け、かしめ、或いは機械的な取り付け方式で前記バックライトシャーシに固接するステップと、
    前記第１のロック部と前記第２のロック部との相対的な位置を固定するように、前記第１のロック部と前記第２のロック部とを互いに係合するステップと、を含むことを特徴とする請求項１から８のいずれか１項に記載の液晶表示モジュールの作製方法。
11. 前記第１のロック部と前記第２のロック部との相対的な位置を固定するように前記第１のロック部と前記第２のロック部とを互いに係合するステップは、
    前記第１のロック部と前記第２のロック部とがスライドして係合する方式により互いに係合するステップと、或いは、
    前記第１のロック部と前記第２のロック部とが弾力的な係合方式により互いに係合するステップと、を含むことを特徴とする請求項１０に記載の液晶表示モジュールの作製方法。
12. 前記第１のロック部と前記第２のロック部とが弾力的な係合方式により互いに係合するステップは、
    前記液晶パネルにおける前記第１のロック部から離れた一側表面が、チャックにより均一的に押圧して、係合して固定するように、前記第１のロック部の一部分を前記第２のロック部内に挿入することを特徴とする請求項１１に記載の液晶表示モジュールの作製方法。
    

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