JP2020186724A - スラスト荷重軽減化のためのブリードシステムを備えた単段コンプレッサ - Google Patents

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Abstract

【課題】コンパクトで複雑性の低いコンプレッサを提供し、更に、汚染しにくいコンプレッサベアリングを提供する。【解決手段】単段コンプレッサデバイス110が、ハウジング136と、シャフト150及びコンプレッサホイール130を有する回転群148と、を含んでいる。また、コンプレッサデバイス110は、コンプレッサ流れ経路へ流体接続されコンプレッサ流れ経路からブリード流体を受け入れるように構成されたブリードシステム162を含んでいる。ブリードシステム162はブリード通路を含んでいる。ブリード通路の少なくとも一部分は、コンプレッサホイール130の後面168とハウジング136の対向表面とによって協働的に画定されている。ブリードシステム162は、ブリード通路からのブリード空気を送り渡し、それにより回転群148へのコンプレッサホイール130のスラスト荷重を軽減するように構成されている。【選択図】図1

Description

[0001]本開示は、概括的には、単段コンプレッサに関するものであり、より厳密には、スラスト荷重軽減化のための抽気システムを備えた単段コンプレッサに関する。
[0002]様々なシステムが、圧縮流体を供給するためのコンプレッサを含んでいる。例えば、燃料電池システムは、空気を燃料電池スタックへ送られる前に圧縮するための燃料電池コンプレッサを含んでいることが多い。これは、燃料電池システムの運転効率を高めることができる。
[0003]しかしながら、従来のコンプレッサは様々な不備に悩まされることがある。例えば、一部のコンプレッサは、幾つかの用途について嵩高すぎる、重すぎる、又は複雑すぎることもある。更に、一部の従来のコンプレッサで使用されているベアリングは、汚染源となる可能性もある。また、一部のコンプレッサは、その有用性及び/又は運転効率を制限する荷重支承容量を有していることもある。
[0004]ゆえに、従来のコンプレッサよりもコンパクトで複雑性の低いコンプレッサを提供するのが望ましい。更に、コンプレッサを汚染しにくいコンプレッサベアリングを提供するのが望ましい。また、従来のコンプレッサよりも高い荷重支承容量を備えたコンプレッサを提供するのが望ましい。本開示の他の望ましい特徴及び特性は、後続の詳細な説明と付随の特許請求の範囲が添付図面及びこの背景技術の論考と併せて考察されることにより明らかになるであろう。
[0005]1つの実施形態では、ハウジングを含む単段コンプレッサデバイスが開示されている。コンプレッサデバイスは、更に、シャフト及びシャフトへ固定されたコンプレッサホイールを含む回転群を含んでいる。コンプレッサホイールは前面及び後面を含んでいる。前面はハウジングと協働してコンプレッサ流れ経路を画定している。コンプレッサデバイスは、更に、ハウジング内の回転群の回転を支持するベアリングを含んでいる。また、コンプレッサデバイスは、ハウジング内の回転群の回転を駆動するモータを含んでいる。更に、コンプレッサデバイスは、コンプレッサ流れ経路へ流体接続されコンプレッサ流れ経路からブリード流体を受け入れるように構成されたブリードシステムを含んでいる。ブリードシステムはブリード通路を含んでいる。ブリード通路の少なくとも一部分は、コンプレッサホイールの後面とハウジングの対向表面とによって協働的に画定されている。ブリードシステムは、ブリード通路からのブリード空気を送り渡し、それにより回転群へのコンプレッサホイールのスラスト荷重を軽減するように構成されている。
[0006]別の実施形態では、ハウジング及びハウジング内に収納された電気モータを含む単段電動式コンプレッサデバイスが開示されている。コンプレッサデバイスは、更に、シャフト及びシャフトへ固定されたコンプレッサホイールを含む回転群を含んでいる。回転群は、タービンレスであり、モータによって回転軸周りに回転を駆動されるように構成されている。コンプレッサホイールは前面と後面を含んでいる。前面は、ハウジングと協働してコンプレッサ流れ経路を画定している。また、コンプレッサデバイスは、ハウジング内の回転群の回転を支持する空気ベアリングを含んでいる。加えて、コンプレッサデバイスは、ブリード通路及び戻りチャネルを含むブリードシステムを含んでいる。ブリード通路は、コンプレッサ流れ経路からブリード空気を受け入れるように構成されている。戻りチャネルは、ブリード空気をコンプレッサ流れ経路に向けて戻すように構成されている。ブリード通路の少なくとも一部分は、コンプレッサホイールの後面とハウジングの対向表面とによって協働的に画定されている。
[0007]本開示は、これ以降、以下の図面と関連付けて説明されるものであり、図面中、同様の符号は同様の要素を表す。
[0008]本開示の例示としての実施形態による充電デバイスを有する燃料電池システムの概略図である。 [0009]図1の充電デバイスの細部断面図である。 [0010]図2の充電デバイスのコンプレッサホイールの後面斜視図である。 [0011]図3のコンプレッサホイールの前面前方斜視図である。
[0012]以下の詳細な説明は、本質的に例示にすぎず、本開示又は本開示の適用及び使用を限定しようとするものではない。また、先述の背景技術又は以下の詳細な説明に提示されている何れかの理論によって拘束される意図はない。
[0013]広範には、本明細書に開示されている例示としての実施形態は、コンプレッサデバイスの運転を改善するように構成された流体ブリードシステムを備えた、e−チャージャー又は電気コンプレッサの様なコンプレッサデバイスを含んでいる。ブリードシステムは、回転群が釣合いのとれた効率的なやり方で回転するのに役立つ抽気システムとして構成されていてもよい。抽気システムは、コンプレッサ空気流れ経路からブリード空気を受け入れるように構成された1つ又はそれ以上の流体通路を含んでいてもよい。抽気システムは、回転群へのコンプレッサホイールのスラスト荷重を軽減するためにブリード空気を送り渡すように構成されていてもよい。その結果、コンプレッサは、空気ベアリングの様な比較的単純なベアリングを含むことができる。これは、性能に悪影響を及ぼすことなく、コスト節減及び他の効率性をもたらすことができる。また、コンプレッサは、コンパクトで設計及び組立が複雑ではない単段コンプレッサとして構成されることができる。
[0014]図1は、本開示の例示としての充電デバイス102を備えた燃料電池システム100の概略図である。幾つかの実施形態では、燃料電池システム100は、乗用車、トラック、スポーツ用多目的車、バン、オートバイなどの様な車両に含まれることができる。しかしながら、燃料電池システム100は、本開示の範囲から逸脱することなく異なる用途向けに構成され得ることが理解されるであろう。
[0015]燃料電池システム100は、複数の燃料電池を内包する燃料電池スタック104を含んでいてもよい。既知の化学反応によって電気を生成するために、水素が燃料電池スタック104へタンク106から供給され、酸素が燃料電池スタック104へ供給されることになる。燃料電池スタック104は、電気モータ105の様な電気デバイスのための電気を生成することができる。述べられている様に、燃料電池システム100は車両に含まれることができるとされ、ゆえに幾つかの実施形態では、電気モータ105は電気パワーを、車両の車軸(ひいては1つ又はそれ以上の車輪)を駆動し回転させるための機械的パワーへ変換することができる。
[0016]酸素は、少なくとも一部には充電デバイス102によって、燃料電池スタック104へ提供されることができる。ゆえに、充電デバイス102は、幾つかの実施形態では単段コンプレッサを備えた電気コンプレッサデバイス(すなわち、電気スーパーチャージャー)として構成されることができる。
[0017]図1に示されている様に、充電デバイス102は概して回転群118とハウジング119(即ち、コンプレッサハウジング)を含むものとすることができる。回転群118は、シャフト150と、ハウジング119内で回転するように1つ又はそれ以上のベアリング121によってシャフト150上に固定的に支持される様々な他の構成要素と、を含んでいてもよい。幾つかの実施形態では、(単数又は複数の)ベアリング121は、プレーンベアリング、空気ベアリング、及び/又はオイルレスベアリングとして構成されることができる。
[0018]充電デバイス102は、モータ部112を画定していてもよい。モータ部112、ステータ146とロータ148を含む電気モータ199を含んでいてもよい。ロータ148はシャフト150へ固定されていてもよい。ステータ146はハウジング119内に支持、収容されていて、ロータ148及び回転群118の他の要素を軸120周りに駆動回転させるようになっていてもよい。
[0019]充電デバイス102は、更に、コンプレッサ部110を含むことができる。幾つかの実施形態では、コンプレッサ部110は充電デバイス102のたった1つの(唯一の)コンプレッサ部となり得る。そうすると充電デバイス102は比較的コンパクトになり得る。コンプレッサ部110は、シャフト150の長手方向端へ固定されるコンプレッサホイール130を含んでいてもよい。したがって、モータ199は、コンプレッサホイール130をコンプレッサ部110のハウジング119内で軸120周りに駆動回転させるようになっていてもよい。
[0020]それに応じて、吸込空気流(矢印122によって表現)がコンプレッサ部110によって圧縮され、圧縮空気流(矢印124によって表現)がインタークーラー128へ方向決めされ、次いで燃料電池システム100の運転効率を高めるよう燃料電池スタック104へ方向決めされることになる。
[0021]また、燃料電池スタック104からの排気ガス流(矢印132で表現)は、図1に表現されているように大気へ排気されてもよい。別の言い方をするなら、排気ガス流132は充電デバイス102から離れるように方向決めされることになる。したがって、回転群118はタービンの必要性なしに回転を駆動されることができる。換言すれば、回転群118は、タービンレスとなり得、幾つかの実施形態では電気モータ199だけで駆動されることができる。他の実施形態では、排気ガス流132は充電デバイス102へ向かって戻るように方向決めされて、例えばシャフト150へ固定されるタービンホイールの回転を駆動するようになっていてもよい。これが今度はコンプレッサホイール130の回転を駆動して、例えば電気モータ199を支援するようになっていてもよい。
[0022]燃料電池システム100の様々な構成要素は制御システム134によって制御されてもよい。制御システム134は、プロセッサと、各種センサと、燃料電池スタック104、モータ199、及び/又はシステム100の他の機構の動作を電気的に制御するための他の構成要素と、を有するコンピュータ化されたシステムであってもよい。幾つかの実施形態では、制御システム134は、車両の電気制御ユニット(ECU)の一部を画定しているか又は一部であってもよい。
[0023]充電デバイス102は、回転群118の釣合いの取れた効率的回転のために空気力学的荷重を管理するブリードシステム162(抽気システム162)を含んでいてもよい。抽気システム162は、運転中にコンプレッサホイール130によって生成されるスラスト荷重を軽減及び/又は低減することができる。そうでなければスラスト荷重は回転群118を軸120に沿ってハウジング119に対して軸方向にシフトさせようとするはずである。しかし、ブリードシステム162が、回転群118を軸120に沿った実質的に固定された位置(固定軸方向位置)に維持する手助けをする。抽気システム162は、(単数又は複数の)ベアリング121が単純化されることを可能にする。例えば、1つ又はそれ以上のベアリング121は、幾つかの実施形態では、空気ベアリングであってもよい。そうすると、充電デバイス102は強力運転を長い運転寿命に亘って維持することができるだろう。更に、充電デバイス102は、本開示の諸特徴に因り、安価に且つ時間効率の良いやり方で製造及び補修されることができる。
[0024]これより図2−図4を参照して、回転群118のコンプレッサホイール130が、例示としての実施形態に従ってよりいっそう詳細に論じられる。コンプレッサホイール130は、実質的に、軸120に中心合わせされ、シャフト150の一端へ固定されることができる。コンプレッサホイール130は、前面167(図4)と後面168(図3)を含むものとすることができる。コンプレッサホイール130の嵩は支持体構造182によって画定されることができる。支持体構造182は、円錐形状をしているか又はそれ以外に前面166から後面168に向けて軸120に沿ってテーパ状をしていて、後面168は実質的に軸120に垂直に配置されていてもよい。後面168と前面167はホイール130の外側半径方向縁230にて交わっていてもよい。前面167は、複数のブレード184を含んでいてもよい。ブレード184は、前面167から突出する比較的薄い部材であってもよい。ブレード184は、軸120から半径方向に離れるように突出していてもよい。ブレード184は、更に、軸120の周りに螺旋状に延びていてもよい。
[0025]コンプレッサホイール130は、軸120に中心合わせされるハブ170を含んでいてもよい。ハブ170は、後面168(図3)の周辺区域から軸方向に突出し、前面167(図4)の周辺区域から軸方向に突出していてもよい。内腔169が、ハブ170を貫きホイール130を貫いて後面168から前面167へ軸方向に延びている。内腔169は、全体を206で示されている内側表面によって画定されていてもよい。図4に示されている様に、内側表面206は、第1半径方向係合表面208a、第2半径方向係合表面208b、第3半径方向係合表面208c、及び第4半径方向係合表面208dの様な、2つ又はそれ以上の半径方向係合表面によって画定され、及びその様な半径方向係合表面を含んでいてもよい。内側表面206は、更に、第1溝210a、第2溝210b、第3溝210c、及び第4溝210dの様な、2つ又はそれ以上の溝によって画定され、及びその様な溝を含んでいてもよい。溝210a−210dが、係合表面208a−208dの個々の対を、軸120の周りに周方向に分離していてもよい。溝210a−210dは、軸120に平行に延び、軸120の周りに均等に間隔を空けて(例えば90度ごとに)配置されていてもよい。溝210a−210dは、半径方向にハブ170の中へ凹んでいて、係合表面208a−208dから半径方向に凹んでいてもよい。別の言い方をすれば、係合表面208a−208dは、介在する溝210a−210dから半径方向に突出しているということになる。幾つかの実施形態では、係合表面208a−208dは実質的には軸120に対して共通の半径内にある。係合表面208a−208dは刻み付きであるか又はシャフト150を把持するようにそれ以外の肌理を有していてもよい。溝210a−210dは、丸い(例えば半円形の)断面外形を有していてもよい。この断面外形は、後面168から前面167まで軸120に沿って実質的に一定のままであってもよい。
[0026]図3に示されている様に、ハブ170は後面168から突出している。ハブ170は、第1係合表面202a、第2係合表面202b、第3係合表面202c、及び第4係合表面202dの様な、2つ又はそれ以上の係合表面によって画定され、及びその様な係合表面を含んでいてもよい。ハブ170は、更に、第1開口204a、第2開口204b、第3開口204c、及び第4開口204dの様な、2つ又はそれ以上の開口によって画定され、及びその様な開口を含んでいてもよい。開口204a−204dは、係合表面202a−202dの個々の対を、軸120の周りに周方向に分離することができる。開口204a−204dは軸120の周りに均等に間隔を空けて(例えば90度ごとに)配置されていてもよい。開口204a−204dは、軸方向にハブ170の中へ凹んでいて、係合表面202a−202dから軸方向に凹んでいてもよい。別の言い方をすれば、係合表面202a−202dは、介在する開口204a−204dから軸方向に突出しているということになる。幾つかの実施形態では、係合表面202a−202dは実質的には共通の平面内にある(即ち、係合表面202a−202dは共面である)。また、係合表面202a−202dは楔形状をしていてもよい。同じく、開口204a−204dは係合表面202a−202dの個々の対間に配置された楔形状のノッチであってもよい。
[0027]更に、溝210a−210dは、図3に示されている様に後面168にて開口204a−204dの各々に交わっていてもよい。図2は、例えば開口204aと溝210aの間の、この交わりを描いている。(図2の軸120より上の区域は、図3の半径方向参照線220と軸120とによって画定される第1の平面に沿って取られた断面を表現していることが理解されるだろう。図2の軸120より下の区域は、図3の半径方向参照線222と軸120とによって画定される第2の平面に沿って取られた断面を表現している。)
[0028]充電デバイス102のハウジング119の例示としての実施形態が、これより図1及び図2を参照して、いっそう詳細に論じられる。図示されている様に、ハウジング119は、中空円筒状のモータケーシング144を含んでいてもよい。モータケーシング144は長さ方向に軸120に沿ってコンプレッサ部110の一方の軸方向端から延びていてもよい。モータケーシング144はステータ146を収納することができる。こうして、ステータ146はモータケーシング144の内部に固定されるのに対し、ロータ148は回転群118のシャフト150上に固定され、ステータ146内に受け入れられることができる。
[0029]また、ハウジング119は、軸方向吸込口138とシュラウド部材139とボリュート部材140を画定するコンプレッサハウジング部材136を含んでいてもよい。軸方向吸込口138とシュラウド部材139とボリュート部材140は、一体型単体コンプレッサハウジング部材136として一体に付着されていてもよい。ボリュート部材140は、モータケーシング144の一方の端に及び/又はモータ部112の他の部分へ固定的に取り付けられていてもよい。軸方向吸込口138は、管状、直線状であって、軸120に中心合わせされていてもよい。シュラウド部材139は、コンプレッサホイール130のブレードをなぞって逆の形状をしていてもよい。シュラウド部材139は、コンプレッサ部110のディフューザー区域179を集合的に画定するようにコンプレッサホイール130のブレード184に対向していてもよい。ボリュート部材140は、軸120の周りに延びるボリュート通路142を画定していてもよい。ボリュート通路142は、以上に解説されている様に圧縮空気流124をインタークーラー128へ、そして次いで燃料電池スタック104へ提供する吐出口142(図1)を含んでいるディフューザー区域179へ流体接続されていてもよい。
[0030]図1及び図2に表現されている様に、充電デバイス102の(単数又は複数の)ベアリング121は空気ベアリングを含んでいてもよい。したがって、ベアリング121は、モータ部112の、コンプレッサ部110に近接している端に配置された、第1ベアリングハウジング186を含んでいてもよい。ベアリング121は、更に、モータ部11の反対側の端に第2ベアリングハウジング196を含んでいてもよい。第1ベアリングハウジング186は、キャップ形状をしていて、回転群118のハウジング119に対する回転を支持する第1ジャーナルベアリング188、スラストベアリング187、及びスラストディスク189を支持するようになっていてもよい。図1に示されている様に、第1ベアリングハウジング186は、ステータ146の端を上から覆っていてもよい。第1ベアリングハウジング186は、更に、モータケーシング144へ固定される外側半径方向縁183を含んでいてもよい。外側半径方向縁183は、コンプレッサハウジング部材136へ取り付けられていてもよい(例えば封止されていてもよい)。図2に示されている様に、第1ベアリングハウジング186は、ディフューザー区域179を部分的に画定する流れ表面185を含んでいてもよい。言い換えれば、第1ベアリングハウジング186の流れ表面185とホイール130の前面167とシュラウド部材129の内側表面141は協働的にディフューザー区域179を画定していてもよいということだ。こうして、ディフューザー区域179は吸込口138及びボリュート通路142と共に、吸込空気流122を圧縮空気流124へ変換させるためのコンプレッサ流れ経路を集合的に画定していてもよい。図示されている様に、吸込空気流122は、コンプレッサ流れ経路に沿って軸方向に吸込口138の中へ流入し、デュフューザー区域179を通って半径方向外方へ方向転換し、ボリュート通路142の中へ流入する。結果として得られた空気流124は、以上に解説されている様にインタークーラー128へ流れ、次いで燃料電池スタック104へ流れてゆく。
[0031]図1に示されている様に、第2ベアリングハウジング197は、モータケーシング144から半径方向内方に延びていて、回転群118のハウジング119に対する回転を更に支持する第2ジャーナルベアリング197を支持するようになっていてもよい。第2ベアリングハウジング196はステータ146の端を上から覆っていてもよい。
[0032]加えて、充電デバイス102は、更に、第1エンドプレート191を含んでいてもよい。第1エンドプレート191は、モータケーシング144のエンドフランジ156内に受け入れられる薄肉壁部材であってもよい。第1エンドプレート191は、更に、ステータ146の軸方向端、モータケーシング144、及び/又は第2ベアリングハウジング196を上から覆っていてもよい。
[0033]また、充電デバイス102は、第2エンドプレート198を含んでいてもよい。第2エンドプレート198は、モータケーシング144のエンドフランジ156内に受け入れられる薄肉壁部材であってもよい。第2エンドプレート198は、第1エンドプレート191を上から覆っていてもよい。
[0034]充電デバイス102は、更に、コンプレッサ部110に近接して第1シールプレート152を含んでいてもよい。第1シールプレート152は、シャフト150を受け入れる内腔を含んでいてもよい。第1シールプレート152は、更に、スラストベアリング187の内腔内に受け入れられていてもよい。第1シールプレート152は、更に、軸方向に、コンプレッサホイール130の後面168とスラストディスク189の間に配置されていてもよい。充電デバイス102は、シャフト150の反対側の端に、第2シールプレート154(図1)を含んでいてもよい。第2シールプレート154は、シャフト150を受け入れる内腔を含んでいてもよい。第2シールプレート154は、更に、第2エンドプレート198の内腔内に受け入れられていてもよい。
[0035]更に、充電デバイス102は、外側エンドプレート200を含んでいてもよい。外側エンドプレート200は、シャフト150、第2シールプレート154、及び第2エンドプレート198を上から覆う薄肉壁部材であってもよい。更に、外側エンドプレート200は、モータケーシング144のフランジ156へ固定されていてもよい。
[0036]ハウジング119、ベアリング121、及び/又は回転群118は詳細に説明されていないが多数の追加の構成要素を含んでいてもよい、ということが理解されるだろう。例えば、ハウジング119は、多数の締結具、流体シール、熱遮蔽材、及び/又は充電デバイス102の効率的効果的運転を維持するための他の構成要素を含んでいてもよい。
[0037]コンプレッサホイール130の内径169はシャフト150を受け入れる。コンプレッサホイール130は、コンプレッサ部110内で、後面168がモータ部112の方を向いた状態で、シャフト150の一方の終端へ固定されていてもよい。係合表面208a−208dはシャフトに当接し、シャフトに摩擦係合(固着)していてもよい。更に、係合表面202a−202dは、第1シールプレート152に当接し、第1シールプレート152に摩擦係合(固着)していてもよい。その結果、第1シールプレート152は、コンプレッサホイール130を図2に示されている様にシャフト150上の固定位置に支持する支持体部材となり得る。
[0038]図1及び図2に示されている様に、ナット224又は他の保持具がシャフト150へ固定的に(例えば、螺合式に)取り付けられ、それによりコンプレッサホイール130をシャフト150上に保持するようになっていてもよい。幾つかの実施形態では、ナット224は、図3に描かれている様にコンプレッサホイール130のハブ170に実質的に対応する端225を含むものとすることができる。ゆえに、ナット224は、介在するノッチ228又は他の開口によって分離される2つ又はそれ以上の楔形状係合表面226を含んでいてもよい。こうして、ナット2224がシャフト150へ固定されたとき、係合表面226はハブ170の前面167に当接、係合し、それによりコンプレッサホイール130をナット224と第1シール平面152の間に圧縮することができる。また、ナット224が取り付けられると、ノッチ226は溝210aのそれぞれに交わって流体接続されることができる。シャフト150は、ハウジング119に対して軸120周りに回転するようにベアリング121によって支持されることができる。
[0039]これより図2−図4を参照して、抽気システム12が例示としての実施形態に従がって詳細に論じられる。抽気システム162は、実質的に、充電デバイス102のコンプレッサ部110内に画定されることができる。
[0040]抽気システム162は、ブリード進入口232を含んでいてもよい。ブリード進入口232は、コンプレッサホイール130の外側半径方向縁230とハウジング119の半径方向対向表面234とによって協働的に画定されていてもよい。具体的には、図2の実施形態に示されている様に、対向表面234は第1ベアリングハウジング186側に含まれ得る。したがって、ブリード進入口232は、抽気システム162をコンプレッサ流れ経路のディフューザー区域179へ流体接続するための、外側半径方向縁230と第1ベアリングハウジング186の間の円形ギャップということになる。
[0041]抽気システム162は、更に、ブリード通路236を含んでいてもよい。ブリード通路236は、コンプレッサホイール130の後面168とハウジング119及び/又はベアリング112の1つ又はそれ以上の対向表面とによって協働的に画定されている。図2に示されている様に、対向表面は、第1ベアリングハウジング186とスラストベアリング187と第1シールプレート152とによって集合的に画定される。したがって、ブリード通路236は、ブリード進入口232へ流体接続され、後面168に沿って半径方向に延びることができる。進入口232を通して受け入れられるブリード空気はブリード通路236に受け入れられることができる。
[0042]また、抽気システム162は、更に、1つ又はそれ以上の戻りチャネル240を含んでいてもよい。(単数又は複数の)戻りチャネル240は、第1流体ジャンクション242にてブリード通路236へ流体接続されていてもよい。図2に示されている様に、ジャンクション242は、開口204aと第1シールプレート152と溝210aとシャフト150の外側表面とによって協働的に画定されていてもよい。同様のジャンクション242が他の開口204b−204d及び溝210b−210dに形成され得ることが理解されるであろう。戻りチャネル240は、コンプレッサホイール130を通って後面168から前面167へ軸方向に延びていてもよい。幾つかの実施形態では、複数の戻り経路240が設けられていて、それぞれがコンプレッサホイール130の溝210−210dとシャフト150の外側直径表面とによって協働的に画定されていてもよい。各戻りチャネル240が、各溝210a−210dの内側表面206とシャフト150の外側表面の間に画定されていてもよい。こうして、戻りチャネル240は、内腔169の(溝210a−210dの間の)内側表面206及びシャフト150に沿って軸方向に延びていてもよい。
[0043]戻りチャネル240は、コンプレッサ流れ経路へ、1つ又はそれ以上の戻り進入口242を介して流体接続されていてもよい。幾つかの実施形態では、戻り進入口242は、ナット224とシャフト150の端とコンプレッサホイール130のハブ70とによって協働的に画定されていてもよい。図2に示されている様に、戻りチャネル240は、戻りチャネル240から半径方向外方に延び、ナット224のノッチ228を通って半径方向に方向転換し、コンプレッサホイール130の上流の位置にてコンプレッサ流れ経路へ接続していてもよい。
[0044]したがって、抽気システム162はブリード空気を受け入れ、コンプレッサ流れ経路からの流体を循環させ、ブリード通路236及び戻りチャネル240を通してコンプレッサ流れ経路へ戻り進入口242を介して戻すことができる。したがって、幾つかの実施形態では、抽気システム162は、コンプレッサ流れ経路からのブリード空気を循環させてコンプレッサ流れ経路へ戻す受動的閉システムであり得ることが理解されるであろう。
[0045]こうして、デバイス102の運転中、モータ199は吸込空気流れ122を圧縮するためコンプレッサホイール130を回転させることになる。コンプレッサ部110のブリード空気はブリード進入口232の中へ流入し、コンプレッサホイール130の後面に沿って、ブリード通路236を通って流れてゆく。ブリード通路236内のブリード空気は、戻りチャネル240の中へ渡ってゆき、コンプレッサ流れ経路の吸込口138へ戻ることができる。このブリード空気は、回転群118へのスラスト荷重(軸120に沿って方向決めされる荷重)を軽減し、抑制し、又はそれ以外に低減することができる。例えば、ブリード空気は、ブリード通路236からコンプレッサホイール130の後面に沿って脱出し、それによりコンプレッサホイール130の背後に蓄積される圧力を制限することができるだろう。言い換えれば、抽気システム162は、コンプレッサホイール130の前面167と後面168の間の圧力勾配を制限することができるのである。したがって、回転群118は、顕著な全体スラスト荷重なしに釣り合いのとれた回転を維持することができる。そういうわけで、(単数又は複数の)ベアリング121を、充電デバイス102の運転を危うくすることなく空気ベアリングの様な比較的軽量のベアリングとすることができるのである。
[0046]以上の詳細な説明では少なくとも1つの例示的な実施形態が提示されたが、膨大な数の変形型が存在するものと理解されたい。更に、単数又は複数の例示的な実施形態は一例にすぎず、本開示の範囲、適用可能性、又は構成を如何様にも限定する意図のないことを理解されたい。むしろ、以上の詳細な説明は、当業者に本開示の例示的な実施形態を実施するのに都合の良いロードマップを提供しようとしているのである。例示的実施形態に説明されている諸要素の機能及び配置には、付随の特許請求の範囲に示される本開示の範囲から逸脱することなく様々な変更がなされ得るものと理解される。
100 燃料電池システム
102 充電デバイス
104 燃料電池スタック
105 電気モータ
106 タンク
110 コンプレッサ部
112 モータ部
118 回転群
119 ハウジング
120 軸
121 ベアリング
122 吸込空気流
124 圧縮空気流
128 インタークーラー
130 コンプレッサホイール
132 排気ガス流
134 制御システム
136 コンプレッサハウジング部材
138 吸込口
139 シュラウド部材
140 ボリュート部材
142 ボリュート通路
143 吐出口
144 モータケーシング
146 ステータ
148 ロータ
150 シャフト
152 第1シールプレート
154 第2シールプレート
156 エンドフランジ
162 ブリードシステム、抽気システム
167 コンプレッサホイールの前面
168 コンプレッサホイールの後面
169 コンプレッサホイールの内腔
170 ハブ
179 ディフューザー区域
182 支持体構造
183 外側半径方向縁
184 ブレード
185 流れ表面
186 第1ベアリングハウジング
187 スラストベアリング
188 第1ジャーナルベアリング
189 スラストディスク
191 第1エンドプレート
196 第2ベアリングハウジング
197 第2ジャーナルベアリング
198 第2エンドプレート
199 電気モータ
200 外側エンドプレート
202a、202b、202c、202d 係合表面
204a、204b、204c、204d 開口
206 ハブの内腔の内側表面
208a、208b、208c、208d 半径方向係合表面
210a、210b、210c、210d 溝
220、222 半径方向参照線
224 ナット
225 ナットの端
226 ナットの楔形状係合表面
228 ナットのノッチ
230 外側半径方向縁
232 ブリード進入口
234 ハウジングの表面
236 ブリード通路
240 戻りチャネル
242 第1流体ジャンクション
242 戻り進入口

Claims (20)

  1. ハウジングと、
    シャフト及び前記シャフトへ固定されたコンプレッサホイールを含む回転群であって、前記コンプレッサホイールは前面及び後面を含み、前記前面は前記ハウジングと協働してコンプレッサ流れ経路を画定している、回転群と、
    前記ハウジング内の前記回転群の回転を支持するベアリングと、
    前記ハウジング内の前記回転群の回転を駆動するモータと、
    前記コンプレッサ流れ経路へ流体接続され前記コンプレッサ流れ経路からブリード流体を受け入れるように構成されたブリードシステムであって、当該ブリードシステムはブリード通路を含み、前記ブリード通路の少なくとも一部分は、前記コンプレッサホイールの前記後面と前記ハウジングの対向表面とによって協働的に画定されており、当該ブリードシステムは、前記ブリード通路からのブリード空気を送り渡し、それにより前記回転群への前記コンプレッサホイールのスラスト荷重を軽減するように構成されている、ブリードシステムと、
    を備えている単段コンプレッサデバイス。
  2. 前記ブリードシステムは、前記コンプレッサ流れ経路からの流体を、ブリード通路を通して戻り進入口へ循環させるように構成されており、
    前記戻り進入口は前記コンプレッサ流れ経路へ流体接続されている、請求項1に記載のコンプレッサデバイス。
  3. 前記ブリードシステムは、前記ブリード流体を前記戻り進入口へ戻す戻りチャネルを含んでいる、請求項2に記載のコンプレッサデバイス。
  4. 前記コンプレッサホイールは、内側表面を有する内腔を含み、前記内腔は前記シャフトを受け入れており、
    前記戻りチャネルは、前記内腔の前記内側表面と前記シャフトの間に画定されていて、前記内腔の前記内側表面に沿って前記ブリード通路から前記戻り進入口へ延びている、請求項3に記載のコンプレッサデバイス。
  5. 前記ブリード通路は、前記コンプレッサホイールの前記後面と前記ハウジングの前記対向表面の間を半径方向に延びており、
    前記戻りチャネルは前記コンプレッサホイールを通って前記後面から前記前面へ軸方向に延びている、請求項3に記載のコンプレッサデバイス。
  6. 前記コンプレッサホイールは、第1の半径方向係合表面、第2の半径方向係合表面、及び前記第1の半径方向係合表面を前記第2の半径方向係合表面から分けている溝、を含む内側表面を有する内腔を含んでおり、
    前記コンプレッサホイールは、前記第1及び前記第2の半径方向係合表面が前記シャフトに係合した状態で前記シャフトへ固定的に取り付けられており、
    前記戻りチャネルは、前記コンプレッサホイールの前記溝と前記シャフトとによって協働的に画定されている、請求項3に記載のコンプレッサデバイス。
  7. 前記溝は、前記回転群の回転軸の周りに実質的に均等に間隔を空けて配置された複数の溝の1つである、請求項6に記載のコンプレッサデバイス。
  8. 前記回転群は支持体部材を更に含んでおり、
    前記コンプレッサホイールの前記後面は、第1の係合表面、第2の係合表面、及び前記第1の係合表面を前記第2の係合表面から分けている開口、を有するハブを含んでおり、
    前記コンプレッサホイールは、前記第1及び前記第2の係合表面が前記支持体部材に係合した状態で前記支持体部材へ固定的に取り付けられており、
    前記ブリードシステムは、前記開口と前記支持体部材とによって協働的に画定された第1流体ジャンクションを含んでおり、前記第1流体ジャンクションは前記ブリード通路を前記戻りチャネルへ流体接続している、請求項3に記載のコンプレッサデバイス。
  9. 前記開口は、前記回転群の回転軸の周りに実質的に均等に間隔を空けて配置された複数の開口の1つである、請求項8に記載のコンプレッサデバイス。
  10. 前記コンプレッサデバイスは、前記シャフトへ固定的に取り付けられる保持具を更に備えており、
    前記コンプレッサホイールは前記保持具と前記支持体部材の間で前記シャフトへ固定的に取り付けられており、
    前記保持具は前記戻り進入口を少なくとも部分的に画定している、請求項8に記載のコンプレッサデバイス。
  11. 前記コンプレッサホイールは外側半径方向縁を含んでおり、
    前記ブリードシステムは、前記外側半径方向縁と前記ハウジングの半径方向対向表面とによって協働的に画定されたブリード進入口を含んでおり、
    前記ブリード進入口は、前記コンプレッサ流れ経路のディフューザー区域を前記ブリード通路へ流体接続している、請求項1に記載のコンプレッサデバイス。
  12. 前記ベアリングは空気ベアリングである、請求項1に記載のコンプレッサデバイス。
  13. 前記回転群は、タービンレスであり、前記モータによって回転を駆動されるように構成されており、
    前記ブリードシステムは、前記コンプレッサ経路からの前記ブリード流体を循環させて前記コンプレッサ流れ経路へ戻す受動的閉システムである、請求項1に記載のコンプレッサデバイス。
  14. ハウジングと、
    前記ハウジング内に収納された電気モータと、
    シャフト及び前記シャフトへ固定されたコンプレッサホイールを含む回転群であって、当該回転群は、タービンレスであり、前記モータによって回転軸周りに回転を駆動されるように構成されており、前記コンプレッサホイールは前面及び後面を含み、前記前面は、前記ハウジングと協働してコンプレッサ流れ経路を画定している、回転群と、
    前記ハウジング内の前記回転群の回転を支持する空気ベアリングと、
    ブリード通路及び戻りチャネルを含んでいるブリードシステムであって、前記ブリード通路は、前記コンプレッサ流れ経路からブリード空気を受け入れるように構成されており、前記戻りチャネルは、ブリード空気を前記コンプレッサ流れ経路に向けて戻すように構成されており、前記ブリード通路の少なくとも一部分は、前記コンプレッサホイールの前記後面と前記ハウジングの対向表面とによって協働的に画定されている、ブリードシステムと、
    を備えている単段電動式コンプレッサデバイス。
  15. 前記コンプレッサホイールは内側表面を有する内腔を含み、前記内腔は前記シャフトを受け入れており、
    前記戻りチャネルは、前記内腔の前記内側表面と前記シャフトの間に画定されていて、前記内腔の前記内側表面に沿って前記ブリード通路から戻り進入口へ延びており、前記戻り進入口は前記コンプレッサ流れ経路へ流体接続されている、請求項14に記載のコンプレッサデバイス。
  16. 前記ブリード通路は、前記コンプレッサホイールの前記後面と前記ハウジングの前記対向表面の間を半径方向に延びており、
    前記戻りチャネルは前記コンプレッサホイールを通って前記後面から前記前面へ軸方向に延びている、請求項14に記載のコンプレッサデバイス。
  17. 前記コンプレッサホイールは、第1の半径方向係合表面、第2の半径方向係合表面、及び前記第1の半径方向係合表面を前記第2の半径方向係合表面から分けている溝、を含む内側表面を有する内腔を含んでおり、
    前記コンプレッサホイールは、前記第1及び前記第2の半径方向係合表面が前記シャフトに係合した状態で前記シャフトへ固定的に取り付けられており、
    前記戻りチャネルは、前記コンプレッサホイールの前記溝と前記シャフトとによって協働的に画定されている、請求項14に記載のコンプレッサデバイス。
  18. 前記回転群は支持体部材を更に含んでおり、
    前記コンプレッサホイールの前記後面は、第1の係合表面、第2の係合表面、及び前記第1の係合表面を前記第2の係合表面から分けている開口、を有するハブを含んでおり、
    前記コンプレッサホイールは、前記第1及び前記第2の係合表面が前記支持体部材に係合した状態で前記支持体部材へ固定的に取り付けられており、
    前記ブリードシステムは、前記開口と前記支持体部材とによって協働的に画定された第1流体ジャンクションを含んでおり、前記第1流体ジャンクションは前記ブリード通路を前記戻りチャネルへ流体接続している、請求項14に記載のコンプレッサデバイス。
  19. 前記コンプレッサデバイスは、前記シャフトへ固定的に取り付けられる保持具を更に備えており、
    前記コンプレッサホイールは、前記保持具と前記支持体部材の間で前記シャフトへ固定的に取り付けられており、
    前記保持具は、前記コンプレッサ流れ経路へ流体接続される戻り進入口を少なくとも部分的に画定している、請求項18に記載のコンプレッサデバイス。
  20. 前記コンプレッサホイールは外側半径方向縁を含んでおり、
    前記ブリードシステムは、前記外側半径方向縁と前記ハウジングの半径方向対向表面とによって協働的に画定されたブリード進入口を含んでおり、
    前記ブリード進入口は前記コンプレッサ流れ経路のディフューザー区域を前記ブリード通路へ流体接続している、請求項14に記載のコンプレッサデバイス。
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