JP2020185924A - Vehicle control device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、車両制御装置に関するものである。 The present invention relates to a vehicle control device.
従来、マルチコアプロセッサを用いることによって、所定の時間内に複数の処理を完了させる制御装置が知られている。例えば、自動運転に用いられる車両制御装置は、所定の時間内にエンジン制御または進路制御等を実行させることによって車両を安全に走行させる。制御に使用されるデータの容量が大きくなるにつれて、記憶部に保存されるデータへのアクセス時間は増加する。これにより、車両制御装置は、所定の時間内に車両を制御することが困難になる。そこで、車両制御装置では、プロセッサコア間におけるデータの受け渡し速度を向上させることが求められる。 Conventionally, there is known a control device that completes a plurality of processes within a predetermined time by using a multi-core processor. For example, a vehicle control device used for automatic driving allows a vehicle to travel safely by executing engine control, course control, or the like within a predetermined time. As the amount of data used for control increases, the access time to the data stored in the storage unit increases. This makes it difficult for the vehicle control device to control the vehicle within a predetermined time. Therefore, the vehicle control device is required to improve the data transfer speed between the processor cores.
特許文献1の技術は、複数のプロセッサコアを有する装置において、効率的に処理を行うことが可能である。情報処理装置は、ローカルメモリをそれぞれ備えたプロセッサコアが、デュアルポートメモリである共有メモリを介して直列に接続される。各プロセッサコア間では、共有メモリを介してデータの入出力をおこなうことにより、アクセス待ちとなる状態を回避することができる。これにより、情報処理装置は、処理効率を向上させることができる。
The technique of
特許文献1では、共有メモリに各プロセッサコアが同時にアクセス可能とすることによって、処理効率を向上させる。しかしながら、各プロセッサコアは、共有メモリから処理対象のデータを呼び出しているため、処理対象のデータ容量が大きくなるにつれて、各プロセッサコア間のデータの受け渡しにかかる時間が増加する。
In
そこで、本発明は、上記の課題を解決する為になされたものであり、プロセッサコア間のデータの受け渡し速度を向上させることが可能な車両制御装置を提供する。 Therefore, the present invention has been made to solve the above problems, and provides a vehicle control device capable of improving the data transfer speed between processor cores.
車両1を制御するプロセッサ30を備える車両制御装置3であって、プロセッサは、複数のプロセッサコア31と、プロセッサコアとデータを受け渡し可能に接続されるコアメモリ33と、を備え、さらに、車両制御装置は、コアメモリよりも記憶領域が大きく、コアメモリよりもデータへのアクセス速度が低速な大容量メモリ34を備え、複数のプロセッサコアは、センサ7から受信する所定のセンサデータと大容量メモリに保存されるセンサデータとの差分を示す差分データを検出する機能と、差分データが保存される大容量メモリのアドレス情報を、コアメモリを介して複数のプロセッサコア間で受け渡すことによって、所定のセンサデータを受け渡す機能とを備え、所定のセンサデータを取得する所定の複数のプロセッサコアは、所定のセンサデータに基づいて所定の複数の処理をする。
A
本発明によると、プロセッサコア間のデータ受け渡し速度を向上させることができる。 According to the present invention, the data transfer speed between processor cores can be improved.
以下、本実施形態を添付図面に基づいて説明するが、本実施形態は、当該図面に記載の構成に限定されない。本実施形態は、プロセッサコア31(1)〜31(m)間のデータの受け渡し速度が向上可能な車両制御装置(図中、ECU(Electronic Control Unit)と示す場合がある)3に関するものである。本実施形態の車両制御装置3は、センサ7等からのデータに基づいて車両1を制御する車両制御システムに用いることができる。
Hereinafter, the present embodiment will be described with reference to the accompanying drawings, but the present embodiment is not limited to the configuration described in the drawings. The present embodiment relates to a vehicle control device (which may be referred to as an ECU (Electronic Control Unit) in the figure) 3 capable of improving the data transfer speed between the processor cores 31 (1) to 31 (m). .. The
車両制御装置3は、例えば、プロセッサ30と、大容量メモリ(図中、Glo1bal RAMと示す場合がある)34と、を備える。プロセッサ30は、例えば、複数のプロセッサコア31(1)〜31(m)と、コアメモリ(図中、Local RAMと示す場合がある)33と、を備える。各プロセッサコア31(1)〜31(m)は、特に区別しない場合には、プロセッサコア31と示す場合がある。
The
プロセッサコア31は、例えば、車両1を制御するための演算処理をするプロセッサの中核部分である。プロセッサコア31(1)は、例えば、センサ7等からのセンサデータを他のプロセッサコアに渡す送信側プロセッサコア(図中、送信側コアと示す場合がある)32である。プロセッサコア31(2)〜31(m)は、例えば、送信側プロセッサコア32から渡されるセンサデータを取得する受信側プロセッサコア(図中、受信側コアと示す場合がある)35である。
The
なお、センサデータは、所定の値を示すデータに限らず、複数のデータが集合したデータ群でもよい。所定の値を示すデータは、例えば、エンジンの回転速度の値または車両の温度の値等である。複数のデータが集合したデータ群は、例えば、画像データまたは制御履歴等である。 The sensor data is not limited to data showing a predetermined value, and may be a data group in which a plurality of data are aggregated. The data indicating a predetermined value is, for example, a value of the rotational speed of the engine, a value of the temperature of the vehicle, or the like. The data group in which a plurality of data are aggregated is, for example, image data or control history.
コアメモリ33は、プロセッサコア31とデータを受け渡し可能に接続される記憶装置である。コアメモリ33は、例えば、各受信側プロセッサコア35と複数の通信経路36によってデータを受け渡し可能に接続される。
The
大容量メモリ34は、コアメモリ33よりも記憶領域が大きく、コアメモリ33よりもデータへのアクセス速度が低速な記憶装置である。大容量メモリ34は、例えば、各受信側プロセッサコア35と複数の通信経路37によってデータを受け渡し可能に接続される。
The large-
通信経路36の通信速度は、プロセッサ30の内部の通信であるため、大容量メモリ34と通信する通信経路37の通信速度よりも早い。受信側プロセッサコア35は、コアメモリ33のデータにアクセスする時間よりも大容量メモリ34のデータにアクセスする時間の方が長い。
Since the communication speed of the
送信側プロセッサコア32は、センサ7から受信する所定のセンサデータD2(図6参照)に基づいて、差分データD3を検出する。差分データD3は、所定のセンサデータD2と、大容量メモリ34に保存されるセンサデータD1との差分を示す。
The transmitting
送信側プロセッサコア32は、所定のセンサデータD2を大容量メモリ34に保存する。送信側プロセッサコア32は、差分データD3が保存される大容量メモリ34のアドレス情報(図中、Addressと示す場合がある)D4をコアメモリ33に保存する。
The transmitting
各受信側プロセッサコア35は、複数の通信経路36を介して、コアメモリ33からアドレス情報D4を取得する。各受信側プロセッサコア35は、複数の通信経路37を介して、大容量メモリ34のアドレス情報D4から差分データD3を取得する。
Each receiving
受信側プロセッサコア35は、差分データD3に基づいて所定のセンサデータD2を生成する。受信側プロセッサコア35は、所定のセンサデータD2に基づいて、「所定の複数の処理」の一例としての所定のグループに属する複数の処理をする。所定のグループは、各処理の間で同一のセンサデータを用いることを示す。
The
以上に示す車両制御装置3によって、大容量メモリ34を介して所定のセンサデータD2を受け渡すよりも高速に各プロセッサコア31間で所定のセンサデータD2を受け渡すすることができる。これにより、車両制御装置3は、各プロセッサコア31間でデータの受け渡し速度を向上させることができる。この結果、車両制御装置3は、所定のセンサデータD2が大きくなるにつれて車両1の制御が困難になることを抑制することができる。
The
なお、コアメモリ33は、送信側プロセッサコア32に割り当てられ、各受信側プロセッサコア35が直接アクセスできなくてもよい。この場合において、各受信側プロセッサコア35は、送信側プロセッサコア32を介してコアメモリ33のデータにアクセスしてもよい。
The
車両制御装置の実施例を、各図面を参照しながら説明する。 An embodiment of the vehicle control device will be described with reference to each drawing.
図1は、車両制御装置3の説明図である。車両制御装置3は、車両1を制御する装置である。車両制御装置3は、例えば、車載ネットワーク2によって、通信装置4、他の車載ネットワーク5、駆動装置6、センサ7、出力装置8、入力装置9または、通知装置10等に接続される。車載ネットワーク2は、図2にて後述する。
FIG. 1 is an explanatory diagram of the
通信装置4は、外部サーバと無線通信する。通信装置4は、例えば、外界の情報を外部サーバから取得する。外界の情報は、例えば、インフラストラクチャの情報または、他車との距離の情報等である。通信装置4は、外界の情報を車載ネットワーク2へ送信する。通信装置4は、例えば、車載ネットワーク2から車両1に関する情報を取得する。通信装置4は、車両1に関する情報を外部サーバへ送信する。車両1に関する情報は、例えば、車両1の速度情報等である。
The
なお、通信装置4は、診断端子(OBD(On Board Diagnostics))、有線接続端子または外部記録媒体等を接続する端子を備えてもよい。外部記録媒体は、例えば、USB(Universal Serial Bus)メモリまたはSD(Secure Digital)カード等である。
The
他の車載ネットワーク5は、例えば、車載ネットワーク2と異なるプロトコルまたは、車載ネットワーク2と同一のプロトコルを用いたネットワークにより構成される。駆動装置6は、例えば、車載ネットワーク2の制御に従い車両1を制御する機械または、車載ネットワーク2の制御に従い車両1を制御する電気装置等のアクチュエータである。車両を制御する機械または車両を制御する電気装置は、例えばエンジン、トランスミッション、ホイール、ブレーキ、操舵装置等である。
The other vehicle-mounted
センサ7は、例えば、カメラ、レーダ、LIDAR(Laser Imaging Detection And Ranging)または、超音波センサ等の画像取得センサである。なお、センサ7は、車両1の状態を認識する力学系センサ等でもよい。車両1の状態は、例えば、運動状態または位置情報等である。力学系センサは、例えば、加速度センサ、車輪速度検知機または、GPS(Global Positioning System)等である。センサ7は、車載ネットワーク2へ計測したセンサデータを送信する。
The sensor 7 is, for example, an image acquisition sensor such as a camera, a radar, a LIDAR (Laser Imaging Detection And Ranking), or an ultrasonic sensor. The sensor 7 may be a dynamical sensor or the like that recognizes the state of the
出力装置8は、車載ネットワーク2から情報を取得し、取得した情報をユーザへ出力する。出力装置8は、例えば、液晶ディスプレイ、警告灯またはスピーカ等である。
The output device 8 acquires information from the vehicle-mounted
入力装置9は、ユーザからの操作を受け付ける機能である。入力装置9は、車載ネットワーク2へ操作情報を送信する。入力装置9は、例えば、ステアリング、ペダル、ボタン、レバーまたはタッチパネル等である。
The input device 9 is a function of receiving an operation from the user. The input device 9 transmits the operation information to the vehicle-mounted
通知装置10は、車両1の状態を外部へ通知する。通知装置10は、例えば、ランプ、LED(Light Emitting Diode)または、スピーカ等である。
The
車両制御装置3は、例えば、少なくとも一つのプロセッサ30と、大容量メモリ34と、を備える。
The
プロセッサ30は、例えば、複数のプロセッサコア31と、コアメモリ33と、を備える。プロセッサコア31は、送信側プロセッサコア32と複数の受信側プロセッサコア35とを備える。送信側プロセッサコア32は、例えば、センサ7等から所定のセンサデータD2(図6参照)を取得する機能と、所定のセンサデータD2を大容量メモリ34に保存する機能と、を備える。送信側プロセッサコアは、例えば、プロセッサコア31(1)である。
The
各受信側プロセッサコア35は、所定のセンサデータD2に基づいて、所定のグループに属する複数の処理をする。所定のグループは、各処理の間で同一のセンサデータを用いることを示す。複数の受信側プロセッサコア35は、例えば、プロセッサコア31(2)〜31(m)である。すなわち、例えば、受信側プロセッサコア(2)〜(m)は、同一の所定のセンサデータを用いて、エンジン制御、進路制御または衝突検知等をする。
Each receiving
コアメモリ33は、プロセッサコア31とデータを受け渡し可能に接続される記憶装置である。コアメモリ33は、例えば、各受信側プロセッサコア35と複数の通信経路36によってデータを受け渡し可能に接続される。
The
大容量メモリ34は、コアメモリ33よりも記憶領域が大きく、コアメモリ33よりもデータへのアクセス速度が低速な記憶装置である。大容量メモリ34は、例えば、各受信側プロセッサコア35と複数の通信経路37によってデータを受け渡し可能に接続される。
The large-
図2は、車載ネットワーク2の説明図である。車載ネットワーク2は、複数の車両制御装置3と、ゲートウェイ(図中、GW(GateWay)と示す場合がある)11と、ネットワークリンク12と、を備える。
FIG. 2 is an explanatory diagram of the in-
ゲートウェイ11は複数のネットワークリンク12を接続し、それぞれのネットワークリンク12とデータの送受信を行う。
The gateway 11 connects a plurality of
ネットワークリンク12は、車載ネットワーク2上の車両制御装置3を接続する。ネットワークリンク12は、例えば、CAN(Controller Area Network)バス等である。
The
センサ7からセンサデータを取得した所定の車両制御装置3は、ネットワークリンク12を介して他の車両制御装置3へ送信する。駆動装置6を制御する車両制御装置3は、例えば、ネットワークリンク12または他の車両制御装置3を介してセンサデータを取得し、駆動装置6を制御する。
The predetermined
なお、車載ネットワーク2のネットワークトポロジは、例えば、2つのネットワークリンク12に複数の車両制御装置3が接続されているバス型に限らず、複数の車両制御装置3がゲートウェイ11に直接接続されるスター型、車両制御装置が直列に接続され、リング状に接続されているリンク型、それぞれの型が混在し複数のネットワークにより構成される混在型、等でもよい。ゲートウェイ11と車両制御装置3については、それぞれゲートウェイ11機能を有する車両制御装置3または、車両制御装置3の機能を有するゲートウェイ11等でもよい。
The network topology of the vehicle-mounted
図3は、車両制御装置3のハードウェア構成図である。車両制御装置3は、例えば、少なくとも一つのプロセッサ30と、大容量メモリ34と、タイマ38と、記憶部39と、と、入出力端子(図中、I/O(Input/Output)と示す場合がある)40と、バス41,42と、ブリッジ43とを備える。
FIG. 3 is a hardware configuration diagram of the
なお、図中では、「部」を省略して示す場合がある。例えば、記憶部39は、図中では、「記憶」と略記する場合がある。
In the figure, "part" may be omitted. For example, the
タイマ38は、時間の管理を行う機能である。記憶部39は、プログラムおよびデータを保存する不揮発性の記憶媒体(ROM(Read Only Memory))である。なお、記憶部39は、例えば、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory)、SSD(SolidStateDrive)または、HDD(HardDiscDrive)等の不揮発性の記憶媒体でもよい。記憶部39は、車両制御装置3に複数備えられてもよい。
The
入出力端子40は、ネットワークリンク12に対してデータの送受信を行う機能である。バス41は、例えば、各プロセッサコア31と、タイマ38と、入出力端子40とを接続する通信経路である。バス42は、例えば、記憶部39と大容量メモリ34とを接続する通信経路である。ブリッジ43は、バス41とバス42とを接続する通信経路である。
The input /
以下に、各プロセッサコア31間のデータ受け渡しについて、センサ7によって撮影された画像データを一例にあげて説明する。なお、各プロセッサコア31間で受け渡すデータは、センサ7から取得した画像データに限らない。
The data transfer between the
図4は、各プロセッサコア31間におけるデータの受け渡しの説明図である。送信側プロセッサコア32は、コアメモリ33と大容量メモリ34とを用いて、所定のセンサデータD2を受信側プロセッサコア35へ渡す。
FIG. 4 is an explanatory diagram of data transfer between each
送信側プロセッサコア32は、例えば、処理部321とデータ送信処理部322とを備える。処理部321は、例えば、センサ7から所定のセンサデータD2を取得する。
The transmitting
データ送信処理部322は、コアメモリ33と大容量メモリ34とにデータを保存する機能である。データ送信処理部322は、例えば、差分データ検出部323とデータ送信部324とを備える。
The data
差分データ検出部323は、所定のセンサデータD2に基づいて、差分データD3を検出する機能である。差分データ検出部323は、処理部321から所定のセンサデータD2を取得する。差分データ検出部323は、データ送信部324へ所定のセンサデータD2と差分データD2に関する情報を送信する。差分データD3については、図6にて詳述する。
The difference
データ送信部324は、大容量メモリ34に所定のセンサデータD2を保存するセンサデータ保存処理を実行する機能と、コアメモリ33にアドレス情報D4を保存する機能と、を備える。アドレス情報D4については、図5にて後述する。
The
コアメモリ33は、アドレス情報保存部331を備える。アドレス情報保存部331には、アドレス情報D4が保存される。大容量メモリ34は、センサデータ保存部341を備える。センサデータ保存部341には、所定のセンサデータD2が保存される。
The
各受信側プロセッサコア35は、例えば、差分データ受信部351と、処理部352とをそれぞれ備える。差分データ受信部351は、所定のセンサデータD2を取得する機能である。
Each receiving
差分データ受信部351は、アドレス情報保存部331からアドレス情報D4を取得する。差分データ受信部351は、アドレス情報D4に基づいてセンサデータ保存部341から差分データD3を取得する。差分データ受信部351は、差分データD3に基づいて所定のセンサデータD2を生成する。差分データ受信部351は、図7にて後述する。処理部352は、所定のセンサデータD2に基づいて、車両1を制御する機能である。
The difference
図5は、データ送信処理部322の流れ図である。以下、データ送信処理部322の説明を、図6を参照しながら説明する。データ送信処理部322は、例えば、差分データ検出部323の処理(S11,S12)と、データ送信部324の処理(S13〜S15)とで実行される。
FIG. 5 is a flow chart of the data
差分データ検出部323は、所定のセンサデータD2を処理部321から取得する。差分データ検出部323は、センサデータ保存部341に保存されるセンサデータD1を取得する。(S11)。差分データ検出部323は、センサデータD1と所定のセンサデータD2とを比較して、差分データD3を検出する(S12)。
The difference
センサデータD1,D2は、例えば、五行五列に配列される画素データによって示される画像データである。なお、センサデータD1,D2は、画像データに限らず、所定の値を示すデータでもよい。画素データの位置は、画像の左からの列数Xと、画像の上からの行数Yとによって、(X,Y)のように示してもよい。例えば、四列三行目の画素を示す場合には、(4,3)と示してもよい。 The sensor data D1 and D2 are, for example, image data represented by pixel data arranged in five rows and five columns. The sensor data D1 and D2 are not limited to image data, but may be data showing a predetermined value. The position of the pixel data may be indicated as (X, Y) depending on the number of columns X from the left side of the image and the number of rows Y from the top of the image. For example, when showing the pixels in the fourth column and the third row, it may be shown as (4, 3).
(2,2)と、(3,2)と、(4,2)との画素データにおいて、センサデータD1では白色が表示され、所定のセンサデータD2では黒色が表示される。差分データ検出部323は、例えば、(2,2)と、(3,2)と、(4,2)とのピクセルデータがセンサデータD1と所定のセンサデータD2との差分データD3であると検出する。
In the pixel data of (2,2), (3,2), and (4,2), white is displayed in the sensor data D1 and black is displayed in the predetermined sensor data D2. The difference
データ送信部324は、所定のセンサデータD2をセンサデータ保存部341に保存する(S13)。データ送信部324は、センサデータ保存部341に保存される所定のセンサデータD2の中から差分データD3を検出する。データ送信部324は、差分データD3の保存されるアドレス情報D4を取得する(S14)。
The
データ送信部324は、アドレス情報D4をアドレス情報保存部331に保存する(S15)。なお、データ送信部324は、アドレス情報保存部331の所定の領域にアドレス情報D4を保存することに限らず、保存可能箇所に任意に保存してもよい。
The
図7は、差分データ受信部351の流れ図である。差分データ受信部351は、例えば、処理部352から呼び出されることによって処理(S21〜S27)を実行してもよい。
FIG. 7 is a flow chart of the difference
差分データ受信部351は、コアメモリ33にアドレス情報D4が保存されるかを確認する(S21)。アドレス情報D4が保存される場合(S21:Yes)には、差分データ受信部351は、コアメモリ33からアドレス情報D4を取得する(S22)。
The difference
差分データ受信部351は、他の差分データ受信部351がアドレス情報D4を取得したかを判定する(S23)。全ての他の差分データ受信部351がアドレス情報D4を取得した場合(S23:Yes)には、差分データ受信部351は、取得したアドレス情報D4をコアメモリ33から削除する(S24)。アドレス情報D4を取得していない他の差分データ受信部351がある場合(S23:No)および、処理(S24)が終了した場合には、処理(S25)を実行する。
The difference
差分データ受信部351は、取得したアドレス情報D4に基づいて、センサデータ保存部341から差分データD3を取得する(S25)。差分データ受信部351は、差分データD3に基づいて所定のセンサデータD2を生成する(S26)。なお、差分データ受信部351は、例えば、センサデータD1を受信側プロセッサコア35のメモリに保持し、センサデータD1と差分データD3とを合成することによって所定のセンサデータD2を生成してもよい。
The difference
差分データ受信部351は、処理部352へ所定のセンサデータD2を送信する(S27)。差分データ受信部351は、処理(S27)またはアドレス情報D4が保存されていない場合(S21:No)の後に終了する。
The difference
処理部352は、所定のセンサデータD2に基づいて車両1を制御する。なお、コアメモリ33にアドレス情報D4が保存されていない場合(S21:No)には、処理部352は、例えば、受信側プロセッサコア35のメモリに保持されるセンサデータD1を用いて車両1を制御してもよい。
The
以上に示す車両制御装置3は、差分データ検出部323と、データ送信部324と、差分データ受信部351とを備えることによって、大容量メモリ34を介して所定のセンサデータD2を受け渡すよりも高速に各プロセッサコア31間で所定のセンサデータD2を受け渡すことができる。これにより、車両制御装置3は、各プロセッサコア31間でデータの受け渡し速度を向上させることができる。この結果、車両制御装置3は、所定のセンサデータD2が大きくなるにつれて車両1の制御が困難になることを抑制することができる。
The
車両制御装置が自動運転車両の制御に使用される場合には、外部環境を詳細に把握する為、通常の車両と比較してセンサから取得するデータ量が増大する。自動運転に使用される車両制御装置は、安全性を確保する為に所定周期内で制御することが求められる。センサから取得するデータ量が増加するにつれて各プロセッサコア間のデータの受け渡し時間が増加する為、車両制御装置は、所定周期内に制御することが困難になる。車両制御装置3は、プロセッサコア間のデータの受け渡し時間の増加を抑制することができるため、自動運転車両の制御に使用することが可能である。
When the vehicle control device is used for controlling an autonomous driving vehicle, the amount of data acquired from the sensor is increased as compared with a normal vehicle in order to grasp the external environment in detail. The vehicle control device used for automatic driving is required to be controlled within a predetermined cycle in order to ensure safety. As the amount of data acquired from the sensor increases, the data transfer time between each processor core increases, which makes it difficult for the vehicle control device to control within a predetermined cycle. Since the
本実施例は、第1実施例の変形例に相当する為、第1実施例との差異を中心に説明する。図8は、複数のプロセッサコア31a間におけるデータの受け渡しの説明図。複数のプロセッサコア31aは、送信先切替部325によって、大容量メモリ34にて発生するデータのアクセス競合を抑制する。車両制御装置3aは、例えば、複数のプロセッサコア31aと大容量メモリ34とを備える。プロセッサコア31aは、送信側プロセッサコア32aと、複数の受信側プロセッサコア35aとを備え、コアメモリ33aと接続される。
Since this embodiment corresponds to a modified example of the first embodiment, the differences from the first embodiment will be mainly described. FIG. 8 is an explanatory diagram of data transfer between a plurality of
送信側プロセッサコア32aは、各受信側プロセッサコア35aに所定のセンサデータD2を渡す機能である。送信側プロセッサコア32aは、例えば、処理部321とデータ送信処理部322aとを備える。データ送信処理部322aは、コアメモリ33aと大容量メモリ34とにデータを保存する機能である。データ送信処理部322aは、例えば、差分データ検出部323aとデータ送信部324と送信先切替部325と、差分データ送信326とを備える。
The transmitting
差分データ検出部323aは、所定のセンサデータD2に基づいて、差分データD3を検出する機能である。差分データ検出部323aは、処理部321から所定のセンサデータD2を取得する。差分データ検出部323aは、センサデータ保存部341からセンサデータD1を取得する。差分データ検出部323aは、所定のセンサデータD2と差分データD3とを送信先切替部325に送信する。
The difference
送信先切替部325は、少なくとも一つの受信側プロセッサコア35aが大容量メモリ34から差分データD3を受信する場合には、センサデータ保存処理を停止させる機能である。すなわち、送信先切替部325は、後述する受信判定保存部333に基づいて、所定のセンサデータD2または差分データD3の保存先を切り替える機能である。
The
送信先切替部325は、少なくとも一つの受信側プロセッサコア35aが大容量メモリ34から差分データD3を受信中の場合には、差分データD3を差分データ送信部326に送信する。送信先切替部325は、受信側プロセッサコア35aが差分データD3を受信終了の場合には、データ送信部324に所定のセンサデータD2と差分データD3に関する情報を送信する。送信先切替部325の処理は、図9に後述する。
When at least one receiving
差分データ送信326は、後述する差分データ保存部332へ差分データD3を保存する機能である。差分データ送信326の処理は、図9にて後述する。
The
コアメモリ33aは、プロセッサコア31aとデータを受け渡し可能に接続される記憶装置である。コアメモリ33aは、アドレス情報保存部331と、差分データ保存部332と、受信判定保存部333とを備える。
The
差分データ保存部332には、差分データD3が保存される。受信判定保存部333には、各受信側プロセッサコア35aが大容量メモリ34にアクセス中かの判定値が保存される。
The difference data D3 is stored in the difference
各受信側プロセッサコア35aは、所定のセンサデータD2に基づいて、所定のグループに属する複数の処理をする。各受信側プロセッサコア35aは、例えば、差分データ受信部351aと、処理部352とをそれぞれ備える。
Each receiving
差分データ受信部351aは、所定のセンサデータD2を取得する機能である。差分データ受信部351aは、差分データ保存部332から差分データD3を取得する。
The difference
差分データ受信部351aは、アドレス情報保存部331からアドレス情報D4を取得してもよい。差分データ受信部351aは、アドレス情報D4に基づいてセンサデータ保存部341から差分データD3を取得してもよい。
The difference
差分データ受信部351aは、差分データD3に基づいて所定のセンサデータD2を生成する。差分データ受信部351は、図12にて後述する。
The difference
図9は、送信先切替部325の流れ図である。送信先切替部325は、差分データ検出部323から所定のセンサデータD2と差分データD3とを取得する(S31)。送信先切替部325は、受信判定保存部333を参照する(S32)。
FIG. 9 is a flow chart of the transmission
送信先切替部325は、少なくとも一つの受信側プロセッサコア35が大容量メモリ34にアクセス中かどうかを判定する(S33)。少なくとも一つの受信側プロセッサコア35が、大容量メモリ34にアクセス中の場合(S33:Yes)には、送信先切替部325は、差分データD3を差分データ送信部326へ送信する。全ての受信側プロセッサコア35が大容量メモリ34にアクセスしていない場合(S34:No)には、送信先切替部325は、所定のセンサデータD2と差分データD3とをデータ送信部324へ送信する(S35)。送信先切替部325は、処理(S34)または処理(S35)の後に終了する。
The
図10は、差分データ送信部326の流れ図である。差分データ送信326は、差分データD3を送信先切替部325から取得する(S41)。差分データ送信326は、差分データD3の保存領域を差分データ保存部332に設定する(S42)。差分データD3の保存領域は、図11にて後述する。差分データ送信部326は、設定された保存領域に差分データD3を保存する。
FIG. 10 is a flow chart of the difference
図11は、差分データ保存部332の説明図である。差分データD3は、例えば、「n」個のデータで構成される。なお、「n」は、任意の定数である。差分データD3の内の1番目のデータは、例えば、第1のデータ(図中、Data(1)と示す場合がある)D5と示す。差分データD3の内の「n」番目のデータは、例えば、第nのデータ(図中、Data(n)と示す場合がある)D6と示す。
FIG. 11 is an explanatory diagram of the difference
差分データ送信326は、例えば、第1のデータD5を保存するアドレス情報D7を設定する。差分データ送信326は、例えば、第nのデータD6を保存するアドレス情報D8を設定する。すなわち、差分データ送信326は、第1のデータD5から第nのデータD6を含むn個のデータを保存する領域を、アドレス情報D7からアドレス情報D8の間に設定する。
The
図12は、受信側プロセッサコア35aの流れ図である。受信側プロセッサコア35aは、処理部352の処理(S51)と、差分データ受信部351aの処理(S52〜S54,S25,S26)とによって実行される。
FIG. 12 is a flow chart of the receiving
処理部352は、差分データ受信部351aに所定のセンサデータD2を要求する(S51)。差分データ受信部351aは、差分データ保存部332に差分データD3が保存されるかを確認する(S52)。差分データD3が差分データ保存部332に保存される場合(S52:Yes)には、差分データ受信部351aは、差分データ保存部332から差分データD3を取得する(S53)。
The
なお、差分データ受信部351aは、差分データ保存部332の所定のアドレス情報を参照先のアドレス情報として設定し、参照先のアドレス情報と一致するアドレス情報に保存される差分データD3を取得してもよい。例えば、差分データ受信部351aは、アドレス情報D8を参照先のアドレス情報として設定し、第nのデータD6を取得する。差分データ受信部351aは、参照先のアドレス情報の値を変動させ、第nのデータD6から第1のデータD5まで取得する。
The difference
差分データD3が差分データ保存部332に保存されない場合(S52:No)には、差分データ受信部351aは、センサデータ保存部341から差分データD3を取得する処理(S54)をする。なお、処理(S54)は、図7に示す処理(S21〜S25)である。
When the difference data D3 is not stored in the difference data storage unit 332 (S52: No), the difference
差分データ受信部351aは、処理(S53)または処理(S54)の後に所定のセンサデータD2を生成(S25)する。差分データ受信部351aは、処理部352に所定のセンサデータD2を送信する(S26)。
The difference
以上に示す車両制御装置3aは、送信先切替部325を備えることによって、各プロセッサコア31aが大容量メモリ34にアクセスする際の競合を抑制することができる。これにより、車両制御装置3aは、受信側プロセッサコア35aが大容量メモリ34からデータを読み込み中に、送信側プロセッサコア32aによって大容量メモリ34のデータが更新されることを抑制することができる。
By providing the transmission
本実施例は、第1実施例および第2実施例の変形例に相当する為、第1実施例および第2実施例との差異を中心に説明する。図13は、複数のプロセッサコア31b間におけるデータの受け渡しの説明図である。車両制御装置3bは、受信側プロセッサコア35が大容量メモリ34へのアクセスを終了した場合に、センサデータ保存部341のデータを更新する。車両制御装置3bは、例えば、複数のプロセッサコア31bと大容量メモリ34とを備える。各プロセッサコア31bは、送信側プロセッサコア32bと、受信側プロセッサコア35とを備え、コアメモリ33bと接続される。
Since this embodiment corresponds to a modified example of the first embodiment and the second embodiment, the differences from the first embodiment and the second embodiment will be mainly described. FIG. 13 is an explanatory diagram of data transfer between a plurality of
送信側プロセッサコア32bは、例えば、処理部321とデータ送信処理部322bとを備える。データ送信処理部322bは、コアメモリ33と大容量メモリ34とにデータを保存する機能である。データ送信処理部322bは、例えば、差分データ検出部323と、送信先切替部325と、データ送信部324と、差分データ送信326と、差分データ反映部327とを備える。
The transmitting
差分データ反映部327は、差分データ保存部332bに保存される差分データD3を大容量メモリ34に保存する機能である。差分データ反映部327は、図14にて後述する。
The difference
コアメモリ33bは、各プロセッサコア31とデータ受け渡し可能に接続される記憶部である。コアメモリ33bは、例えば、アドレス情報保存部33と、差分データ保存部332bと、受信判定保存部333とを備える。差分データ保存部332bには、差分データD3が保存される。差分データ保存部332bは、差分データ反映部327によって差分データD3が読みだされる。
The
図14は、差分データ反映部327の流れ図である。差分データ反映部327は、受信判定保存部333を参照する(S61)。受信側プロセッサコア35aが差分データD3を取得完了の場合(S61:Yes)には、差分データ反映部327は、差分データD3を差分データ保存部332bから取得する(S62)。差分データ反映部327は、データ送信部324へ差分データD3を送信する(S64)。
FIG. 14 is a flow chart of the difference
なお、受信側プロセッサコア35aが差分データD3を取得中の場合(S61:No)には、差分データ反映部327は、受信側プロセッサコア35aが差分データD3を取得完了まで待機する。差分データ送信部324は、センサデータ保存部341のセンサデータを更新する。なお、差分データ送信部324は、センサデータ保存部341に保存されるセンサデータと、差分データD3とを合成することによって、センサデータ保存部341を更新してもよい。
When the receiving
以上に示す車両制御装置3bは、差分データ反映部327を備えることによって、送信側プロセッサコア32bは、複数の受信側プロセッサコア35が差分データD3を取得中には、差分データ保存部332に差分データD3を保存することができる。これにより、所定のグループに属する複数の受信側プロセッサコア35は、互いに同一のセンサデータを用いて処理を実行することができる。
The
本実施例は、第1実施例〜第3実施例の変形例に相当する為、第1実施例〜第3実施例との差異を中心に説明する。図15は、複数のプロセッサコア31c間におけるデータの受け渡しの説明図である。車両制御装置3cは、複製データ保存部342を備え、差分データ受信部351cの受信したデータを保存する。車両制御装置3cは、例えば、複数のプロセッサコア31cと、大容量メモリ34cとを備える。各プロセッサコア31cは、例えば、送信側プロセッサコア32bと、複数の受信側プロセッサコア35cとを備え、コアメモリ33bと接続される。
Since this embodiment corresponds to a modified example of the first to third embodiments, the differences from the first to third embodiments will be mainly described. FIG. 15 is an explanatory diagram of data transfer between a plurality of
大容量メモリ34cは、コアメモリ33aよりも大容量の記憶領域を有し、コアメモリ33aよりもデータへのアクセス速度が低速な記憶部である。大容量メモリ34cは、センサデータ保存部341と、複製データ保存部342とを備える。複製データ保存部342には、受信側プロセッサコア35cにて取得した所定の差分データD3が保存される。
The large-
受信側プロセッサコア35cは、所定のセンサデータに基づいて、所定のグループに属する複数の処理を実行する機能である。各受信側プロセッサコア35cは、例えば、差分データ受信部351cと、処理部352とをそれぞれ備える。処理部352は、蓄積データ領域に蓄積されるセンサデータに基づいて所定の処理をする機能である。
The receiving
差分データ受信部351cは、所定のセンサデータD2を取得する機能である。差分データ受信部351cは、アドレス情報保存部331からアドレス情報D4を取得する。差分データ受信部351cは、アドレス情報D4に基づいてセンサデータ保存部341から差分データD3を取得する。差分データ受信部351cは、複製データ保存部342に差分データD3を保存する。
The difference
図16は、受信側プロセッサコア35cの流れ図である。受信側プロセッサコア35cは、例えば、処理部352の処理(S51)と、差分データ受信部351c(S71〜S74,S25,S26)とによって実行される。
FIG. 16 is a flow chart of the receiving
処理部352は、差分データ受信部351cへ所定のセンサデータD2を要求する(S51)。差分データ受信部351cは、複製データ保存部342に差分データD3が保存されているかを確認する(S71)。複製データ保存部342に差分データD3が無い場合(S71:Yes)には、差分データ受信部351cは、差分データD3の受信処理(S72)を開始する。差分データD3の受信処理(S72)は、例えば、図12に示す処理(S52)〜処理(S54)である。差分データ受信部351cは、差分データD3を複製データ保存部342へ保存する(S73)。
The
複製データ保存部342に差分データD3がある場合(S72:No)場合には、差分データ受信部351cは、複製データ保存部342から差分データD3を取得する(S74)。差分データ受信部351cは、処理(S73)または処理(S74)の終了後に、差分データD3に基づいて所定のセンサデータD2を生成(S25)し、処理部352へ所定のセンサデータD2を送信(S26)する。
When the duplicate
以上に示す車両制御装置3cは、複製データ保存部342を備えることによって、各受信側プロセッサコア35c間で同一のセンサデータを用いて車両を制御することができる。これにより、各受信側プロセッサコア35c間で使用する所定のセンサデータD2の整合性を確保できる。
By providing the duplicate
所定の受信側プロセッサコア35cの処理中にエラー等が生じた場合には、所定の受信側プロセッサコア35cは、エラーから復旧し、差分データD3を再度取得する。復旧中にセンサデータ送信部341のセンサデータが更新されることによって、各受信側プロセッサコア35c間で使用する所定のセンサデータD2の整合性が無くなる。
If an error or the like occurs during the processing of the predetermined receiving
複製データ保存部342には、受信側プロセッサコア35cが取得した差分データD3が保存される。これにより、復旧後の所定の受信側プロセッサコア35cが複製データ保存部342から差分データD3を取得することによって、各受信側プロセッサコア35c間で使用する所定のセンサデータD2の整合性を確保することができる。
The duplicate
本実施例は、第1実施例の変形例に相当する為、第1実施例との差異を中心に説明する。図17は、複数のプロセッサコア31d間におけるデータの受け渡しの説明図である。車両制御装置3dは、完了通知部328を備え、所定のセンサデータD2の書き込み完了を各受信側プロセッサコア35dに通知する。車両制御装置3dは、例えば、複数のプロセッサコア31dと、大容量メモリ34とを備える。各プロセッサコア31dは、例えば、送信側プロセッサコア32dと、複数の受信側プロセッサコア35dとを備え、コアメモリ33と接続される。
Since this embodiment corresponds to a modified example of the first embodiment, the differences from the first embodiment will be mainly described. FIG. 17 is an explanatory diagram of data transfer between a plurality of processor cores 31d. The
送信側プロセッサコア32dは、受信側プロセッサコア35dへ所定のセンサデータD3を送る機能である。送信側プロセッサコア32dは、車両制御部3dの起動後に、初期化処理を実行する。初期化処理は、例えば、センサ7からセンサデータを取得し、センサデータが保存されない大容量メモリ34にセンサデータを保存する処理である。
The transmitting
送信側プロセッサコア32dは、例えば、処理部321とデータ送信処理部322dとを備える。データ送信処理部322dは、コアメモリ33と大容量メモリ34とにデータを保存する機能である。
The transmitting
データ送信処理部322dは、例えば、差分データ検出部323と、データ送信部324と、完了通知部328とを備える。完了通知部328は、所定のセンサデータ保存処理を終了した通知を各受信側プロセッサコア35dに送信する。
The data
受信側プロセッサコア35dは、所定のセンサデータに基づいて、所定のグループに属する複数の処理を実行する機能である。受信側プロセッサコア35dは、例えば、差分データ受信部351dと、処理部352とを備える。
The receiving
差分データ受信部351dは、所定のセンサデータD2を取得する機能である。差分データ受信部351dは、アドレス情報保存部331からアドレス情報D4を取得する。差分データ受信部351dは、アドレス情報D4に基づいて、センサデータ保存部341から差分データD3を取得する。
The difference data receiving unit 351d is a function of acquiring predetermined sensor data D2. The difference data receiving unit 351d acquires the address information D4 from the address
なお、車両制御装置3dの起動後において、差分データ受信部351dは、待機する。差分データ受信部351dは、完了通知部328からの通知によって、差分データD3を受信する処理を開始する。
After the
以下、送信側プロセッサコア32dの処理を、車両制御装置3dの初期化処理を一例に挙げて説明する。なお、送信側プロセッサコア32dは、初期化処理に限らず、通常の処理に使用してもよい。
Hereinafter, the processing of the transmitting
図18は、送信側プロセッサコア32dの流れ図である。送信側プロセッサコア32dの処理は、処理部321の処理(S81)と、差分データ検出部323の処理(S82)と、データ送信部324dの処理(S83〜S84)とによって実行される。
FIG. 18 is a flow chart of the transmitting
処理部321は、センサ7から、初期データを取得する(S81)。初期データは、例えば、センサ7にて撮影された画像データである。処理部321は、差分データ検出部323へ初期データを送信する。
The
差分データ検出部323は、データ送信部324へ初期データを送信する。データ送信部324は、センサデータ保存部341に初期データを保存する(S82)。完了通知部328は、データ送信部324がセンサデータ保存部341に初期データを保存完了したかどうかを判定する(S83)。保存完了した場合(S83:Yes)には、完了通知部328は、保存完了通知を受信側プロセッサコア35dに送信する。保存途中の場合(S83:No)には、完了通知部328は、データ送信部324が保存完了するまで待機する(S83)。
The difference
以上に示す車両制御装置3dは、完了通知部328を備えることによって、所定のセンサデータD2を保存中に、受信側プロセッサコア35が差分データ受信処理をすることを抑制することができる。
By providing the
完了通知部328の通知後に受信側プロセッサコア35dを起動させることによって、センサデータ保存部341にセンサデータが保存されてない場合に、受信側プロセッサコア35dがセンサデータ保存部341にアクセスすることを抑制することができる。
By activating the receiving
本実施例は、第1実施例〜第4実施例の変形例に相当する為、第1実施例〜第4実施例との差異を中心に説明する。図19は、複数のプロセッサコア31e間におけるデータの受け渡しの説明図である。車両制御装置3eは、受信依頼部329を備え、差分データD3の読み込みを送信側プロセッサコア32から受信側プロセッサコア35に依頼することができる。車両制御装置3eは、例えば、複数のプロセッサコア31eと、大容量メモリ34cとを備える。各プロセッサコア31eは、送信側プロセッサコア32eと、受信側プロセッサコア35eとを備え、コアメモリ33bと接続される。
Since this embodiment corresponds to a modified example of the first to fourth embodiments, the differences from the first to fourth embodiments will be mainly described. FIG. 19 is an explanatory diagram of data transfer between a plurality of processor cores 31e. The
送信側プロセッサコア32eは、受信側プロセッサコア35eへ所定のセンサデータD2を送る機能である。送信側プロセッサコア32eは、例えば、処理部321とデータ送信処理部322eとを備える。データ送信処理部322eは、大容量メモリ34とコアメモリ33にデータを保存する機能である。データ送信処理部322eは、例えば、差分データ検出部323とデータ送信部324と送信先切替部325と、差分データ送信部326と、差分データ反映部327と、受信依頼部329と、を備える。
The transmitting
受信依頼部329は、後述する差分データ受信部351eの差分データD3取得処理を開始させる機能である。受信依頼部329は、データ送信部324のデータ送信の進度を観察し、所定の場合に差分データ受信部351eの処理を開始させる。
The
各受信側プロセッサコア35eは、所定のセンサデータD2を取得し、所定のグループに属する複数の処理を実行する。各受信側プロセッサコア35eは、例えば、差分データ受信部351eと、処理部352とをそれぞれ備える。
Each receiving-
差分データ受信部351eは、差分データD3を取得する機能である。差分データ受信部351eは、受信依頼部329によって処理を開始される。差分データ受信部351eは、アドレス情報保存部331からアドレス情報D4を取得する。
The difference data receiving unit 351e is a function of acquiring the difference data D3. The difference data receiving unit 351e is started by the
差分データ受信部351eは、アドレス情報保存部331に基づいて、差分データD3をセンサデータ保存部341から取得する。なお、差分データ受信部351eは、受信依頼部329によって処理を開始することに限らず、処理部351によって処理を開始されてもよい。
The difference data receiving unit 351e acquires the difference data D3 from the sensor
なお、受信依頼部329は、センサデータ保存部341の差分データ取得可能範囲を差分データ受信部351eに送信してもよい。差分データ取得可能範囲は、例えば、送信側プロセッサコア32がセンサデータを保存終了した範囲である。受信側プロセッサコア35は、差分データ取得可能範囲にアクセスしても、送信側プロセッサコア32とのデータ競合を回避する。この場合において、差分データ受信部351eは、差分データ取得可能範囲のセンサデータから差分データD3を取得する。
The
以上に示す車両制御装置3eは、受信依頼部329を備えることによって、センサデータ保存処理中でも、差分データ受信部351eの差分データD3取得処理を開始することができる。これにより、データ送信部324のセンサデータ保存処理の時間がかかる場合でも、差分データD3取得処理を平行してすることができる。
By including the
コンピュータを、車両制御装置として機能させるためのコンピュータプログラムは、コンピュータ上に、センサから受信する所定のセンサデータと大容量メモリに保存されるセンサデータとの差分を示す差分データを検出する機能と、差分データが保存される大容量メモリのアドレス情報を、コアメモリを介して複数のプロセッサコア間で受け渡することにより、大容量メモリを介して所定のセンサデータを受け渡するよりも高速に複数のプロセッサコア間で所定のセンサデータを受け渡す機能と、所定のセンサデータに基づいて所定のグループに属する複数の処理をする機能と、をそれぞれ実現させる。 A computer program for operating a computer as a vehicle control device has a function of detecting difference data indicating a difference between predetermined sensor data received from a sensor and sensor data stored in a large-capacity memory on the computer. By passing the address information of the large-capacity memory in which the difference data is stored between multiple processor cores via the core memory, multiple data can be passed at a higher speed than passing predetermined sensor data via the large-capacity memory. A function of passing predetermined sensor data between the processor cores of the above and a function of performing a plurality of processes belonging to a predetermined group based on the predetermined sensor data are realized.
なお、本発明は上述の実施形態に限定されず、様々な変形例が含まれる。上記実施形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることもできる。また、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることもできる。また、各実施形態の構成の一部について、他の構成を追加・削除・置換することもできる。 The present invention is not limited to the above-described embodiment, and includes various modifications. The above-described embodiment has been described in detail in order to explain the present invention in an easy-to-understand manner, and is not necessarily limited to the one including all the described configurations. It is also possible to replace a part of the configuration of one embodiment with the configuration of another embodiment. It is also possible to add the configuration of another embodiment to the configuration of one embodiment. In addition, other configurations can be added / deleted / replaced with respect to a part of the configurations of each embodiment.
上記各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部や全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリ、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、IC(Integrated Circuit)カード、SD(Secure Digital)カード、DVD(Digital Versatile Disc)等の記録媒体に格納することができる。 Each of the above configurations, functions, processing units, processing means, and the like may be realized by hardware, for example, by designing a part or all of them with an integrated circuit. Further, each of the above configurations, functions, and the like may be realized by software by the processor interpreting and executing a program that realizes each function. Information such as programs, tables, and files that realize each function is stored in memory, hard disk, recording device such as SSD (Solid State Drive), IC (Integrated Circuit) card, SD (Secure Digital) card, DVD (Digital Versail Disc). It can be stored in a recording medium such as.
また、上述した実施形態に含まれる技術的特徴は、特許請求の範囲に明示された組み合わせに限らず、適宜組み合わせることができる。送信側プロセッサコアと受信側プロセッサコアとの通信方法は、車両システム以外への適用を妨げるものではない。 Further, the technical features included in the above-described embodiment are not limited to the combinations specified in the claims, and can be appropriately combined. The communication method between the transmitting processor core and the receiving processor core does not prevent the application to other than the vehicle system.
1・・・車両,2・・・車載ネットワーク,3・・・車両制御装置,4・・・通信装置,5・・・車載ネットワーク,6・・・駆動装置,7・・・センサ,8・・・出力装置,9・・・入力装置,10・・・通知装置,30・・・プロセッサ,31・・・プロセッサコア,32・・・送信側プロセッサコア,33・・・コアメモリ,34・・・大容量メモリ,35・・・受信側プロセッサコア,36・・・通信経路,37・・・通信経路 1 ... Vehicle, 2 ... In-vehicle network, 3 ... Vehicle control device, 4 ... Communication device, 5 ... In-vehicle network, 6 ... Drive device, 7 ... Sensor, 8 ... ... Output device, 9 ... Input device, 10 ... Notification device, 30 ... Processor, 31 ... Processor core, 32 ... Transmitter processor core, 33 ... Core memory, 34.・ ・ Large-capacity memory, 35 ・ ・ ・ Receiving processor core, 36 ・ ・ ・ Communication path, 37 ・ ・ ・ Communication path
Claims (8)
前記プロセッサは、
複数のプロセッサコアと、
前記プロセッサコアとデータを受け渡し可能に接続されるコアメモリと、
を備え、
さらに、前記車両制御装置は、前記コアメモリよりも記憶領域が大きく、前記コアメモリよりもデータへのアクセス速度が低速な大容量メモリを備え、
前記複数のプロセッサコアは、
センサから受信する所定のセンサデータと前記大容量メモリに保存されるセンサデータとの差分を示す差分データを検出する機能と、
前記差分データが保存される前記大容量メモリのアドレス情報を、前記コアメモリを介して前記複数のプロセッサコア間で受け渡すことによって、前記所定のセンサデータを受け渡す機能と
を備え、
前記所定のセンサデータを取得する所定の複数のプロセッサコアは、前記所定のセンサデータに基づいて所定の複数の処理をする
車両制御装置。 A vehicle control device equipped with a processor that controls a vehicle.
The processor
With multiple processor cores
A core memory that is connected to the processor core so that data can be exchanged,
With
Further, the vehicle control device includes a large-capacity memory having a larger storage area than the core memory and a slower access speed to data than the core memory.
The plurality of processor cores
A function to detect the difference data indicating the difference between the predetermined sensor data received from the sensor and the sensor data stored in the large-capacity memory, and
It has a function of passing the predetermined sensor data by passing the address information of the large-capacity memory in which the difference data is stored between the plurality of processor cores via the core memory.
A vehicle control device in which a plurality of predetermined processor cores that acquire the predetermined sensor data perform a plurality of predetermined processes based on the predetermined sensor data.
前記センサから前記所定のセンサデータを取得する処理部と、前記大容量メモリと前記コアメモリにデータを渡すデータ送信処理部と、を備える送信側プロセッサコアと、
前記所定のセンサデータを取得し、前記所定の複数の処理をする複数の受信側プロセッサコアと、
を備え、
前記データ送信処理部は、
前記差分データを検出する差分データ検出部と、
前記所定のセンサデータを前記大容量メモリに保存するセンサデータ保存処理をする機能および、前記アドレス情報を前記コアメモリに保存する機能を備えるデータ送信部と、
少なくとも一つの受信側プロセッサコアが前記大容量メモリから前記差分データを受信する場合には、前記センサデータ保存処理を停止させる送信先切替部と
を備え、
前記複数の受信側プロセッサコアは、前記アドレス情報に基づいて前記差分データを前記大容量メモリから取得し、前記差分データに基づいて前記所定のセンサデータを生成する差分データ受信部を備える
請求項1に記載の車両制御装置。 Further, the plurality of processor cores
A transmitting processor core including a processing unit that acquires the predetermined sensor data from the sensor, and a data transmission processing unit that passes data to the large-capacity memory and the core memory.
A plurality of receiving processor cores that acquire the predetermined sensor data and perform the predetermined plurality of processes,
With
The data transmission processing unit
The difference data detection unit that detects the difference data and
A data transmission unit having a function of storing the predetermined sensor data in the large-capacity memory and a function of storing the address information in the core memory.
When at least one receiving processor core receives the difference data from the large-capacity memory, it includes a transmission destination switching unit that stops the sensor data storage process.
The plurality of receiving side processor cores include a difference data receiving unit that acquires the difference data from the large-capacity memory based on the address information and generates the predetermined sensor data based on the difference data. The vehicle control device described in.
請求項1に記載の車両制御装置。 The vehicle control device according to claim 1, wherein the sensor data is image data captured by the sensor.
前記送信先切替部は、少なくとも一つの受信側プロセッサコアが前記大容量メモリから前記差分データを受信する場合には、前記差分データを前記差分データ保存部に保存する
請求項2に記載の車両制御装置。 Further, the core memory includes a difference data storage unit for storing the difference data.
The vehicle control according to claim 2, wherein the destination switching unit stores the difference data in the difference data storage unit when at least one receiving processor core receives the difference data from the large-capacity memory. apparatus.
前記差分データ保存部に保存される前記差分データを前記大容量メモリに保存する差分データ反映部を備える
請求項4に記載の車両制御装置。 Further, the transmitting processor core is
The vehicle control device according to claim 4, further comprising a difference data reflecting unit that stores the difference data stored in the difference data storage unit in the large-capacity memory.
さらに、前記差分データ受信部は、
前記所定の差分データを前記複製データ保存部から取得する機能と、
前記所定の差分データに基づいて前記所定のセンサデータを生成する機能と
を備える
請求項2に記載の車両制御装置。 The large-capacity memory includes a duplicate data storage unit that stores a predetermined difference data acquired by the difference data reception unit.
Further, the difference data receiving unit is
A function of acquiring the predetermined difference data from the duplicate data storage unit, and
The vehicle control device according to claim 2, further comprising a function of generating the predetermined sensor data based on the predetermined difference data.
前記差分データ受信部は、前記完了通知部にて実行開始されるまで待機する
請求項2に記載の車両制御装置。 Further, the data transmission processing unit includes a completion notification unit that determines whether the sensor data storage processing has been completed and executes the difference data receiving unit.
The vehicle control device according to claim 2, wherein the difference data receiving unit waits until execution is started by the completion notification unit.
請求項2に記載の車両制御装置。
The vehicle control device according to claim 2, wherein the data transmission processing unit includes a reception requesting unit that observes the progress of the sensor data storage processing and executes the difference data receiving unit.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019092378A JP2020185924A (en) | 2019-05-15 | 2019-05-15 | Vehicle control device |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
JP2019092378A JP2020185924A (en) | 2019-05-15 | 2019-05-15 | Vehicle control device |
Publications (1)
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JP2020185924A true JP2020185924A (en) | 2020-11-19 |
Family
ID=73221257
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2019092378A Pending JP2020185924A (en) | 2019-05-15 | 2019-05-15 | Vehicle control device |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2020185924A (en) |
-
2019
- 2019-05-15 JP JP2019092378A patent/JP2020185924A/en active Pending
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