JP2020183035A - ロボット制御のためのカメラキャリブレーションを更新する方法及び制御システム - Google Patents

ロボット制御のためのカメラキャリブレーションを更新する方法及び制御システム Download PDF

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Abstract

【課題】カメラキャリブレーションを更新するためのロボット制御システム及び方法を提供する。【解決手段】第1のカメラキャリブレーションを実行してカメラキャリブレーション情報を特定し、ロボット操作のためにカメラキャリブレーション情報に基づいて第1の動作コマンドを出力し、第1のカメラキャリブレーションの後、第2の動作コマンドを出力してカメラ視野内でキャリブレーションパターンを動かし、1つ以上のキャリブレーション画像を受け取り、取り込まれた画像セットに1つ以上のキャリブレーション画像を追加し、取り込まれた画像セットにおけるキャリブレーション画像に基づいて第2のカメラキャリブレーションを実行して、更新されたカメラキャリブレーション情報を特定し、カメラキャリブレーション情報と更新されたカメラキャリブレーション情報との間の偏差が、閾値を超えるか否かを判断し、閾値を超えた場合、通知信号を出力する。【選択図】図7A

Description

本発明は、ロボット制御のためのカメラキャリブレーションを更新する方法及び制御シ
ステムに関する。
自動化がより一般的になるに従い、倉庫保管及び製造環境等、より多くの環境において
ロボットが使用されている。例えば、ロボットは、倉庫において物品をパレットに積むか
若しくはパレットから降ろすために、又は、工場においてコンベヤベルトから物体を持ち
上げるために使用される場合がある。ロボットの移動は、一定である場合があり、又は、
倉庫若しくは工場においてカメラによって撮影される画像等の入力に基づく場合がある。
後者の状況では、カメラの特性を求めるために、かつ、カメラとロボットが位置する環境
との関係を求めるために、キャリブレーション(較正)が行われる場合がある。キャリブ
レーションは、カメラキャリブレーションと呼ばれる場合があり、カメラによって取り込
まれた画像に基づいてロボットを制御するために使用されるカメラキャリブレーション情
報を生成することができる。いくつかの実施態様では、カメラキャリブレーションは、人
による手動操作を必要とする場合があり、人は、ロボットの移動を手動で制御するか、又
は、カメラを手動で制御して、ロボットの画像を取り込むことができる。
本明細書における実施形態の一態様は、ロボット制御のためのカメラキャリブレーショ
ンを更新することに関する。カメラキャリブレーション更新は、通信インターフェース及
び制御回路を備えるロボット制御システムによって実行することができる。通信インター
フェースは、ベースと、その上にキャリブレーションパターンが配置されるロボットアー
ムとを有するロボットと通信し、カメラ視野を有するカメラと通信するように構成するこ
とができる。ロボット制御システムの制御回路は、a)第1のカメラキャリブレーション
を実行してカメラキャリブレーション情報を特定し、b)カメラキャリブレーション情報
に基づく第1の動作コマンドを、通信インターフェースを介してロボットに出力して、ロ
ボットアームがロボット操作を実行するように動くようにし、c)第1のカメラキャリブ
レーションの後、第2の動作コマンドを、通信インターフェースを介してロボットに出力
して、ロボットアームが、カメラ視野内の1つ以上の場所までキャリブレーションパター
ンを動かすようにし、d)カメラから1つ以上のキャリブレーション画像を受け取り、1
つ以上のキャリブレーション画像は、カメラ視野内の1つ以上の場所においてそれぞれ取
り込まれ、e)1つ以上のキャリブレーション画像を、キャリブレーション情報を含む取
り込まれた画像セットに追加し、f)取り込まれた画像セットにおけるキャリブレーショ
ン画像に基づいて第2のカメラキャリブレーションを実行し、第2のカメラキャリブレー
ションは、更新されたカメラキャリブレーション情報を出力し、g)カメラキャリブレー
ション情報と更新されたカメラキャリブレーション情報との間の偏差を求め、h)偏差が
規定された閾値を超えたか否かを判断し、i)偏差が規定された閾値を超えたという判断
に応じて、偏差が規定された閾値を超えたことを示す通知信号を出力するように構成する
ことができる。
本発明の上述の特徴、目的、及び利点、並びに他の特徴、目的、及び利点は、添付の図
面に示されるような本発明の実施形態の以下の説明から明らかであろう。本明細書に組み
込まれるとともに本明細書の一部をなす添付の図面は更に、本発明の原理を説明するとと
もに、当業者が本発明を実施及び使用することを可能にする役割を果たす。図面は一定縮
尺ではない。
本明細書の実施形態による、カメラキャリブレーションの更新が実行されるロボット運用システムのブロック図である。 本明細書の実施形態による、カメラキャリブレーションの更新が実行されるロボット運用システムのブロック図である。 本明細書の一実施形態による、カメラキャリブレーションの更新を実行するように構成されるロボット制御システムのブロック図である。 本明細書の一実施形態による、カメラキャリブレーションが実行されるカメラのブロック図である。 本明細書の一実施形態による、カメラキャリブレーションから得られるカメラキャリブレーション情報に基づいて制御されるロボットを例示するロボット運用システムを示す図である。 本明細書の一実施形態による、カメラキャリブレーションを実行するロボット運用システムを示す図である。 本発明の一実施形態による、カメラキャリブレーションを実行し更新する方法例を示すフロー図である。 本発明の一実施形態による、カメラキャリブレーションを実行し更新する方法例を示すフロー図である。 本発明の一実施形態による、休止期間中にカメラキャリブレーションが実行される、カメラキャリブレーションを実行し更新するロボット運用システム例を示す図である。 本発明の一実施形態による、休止期間中にカメラキャリブレーションが実行される、カメラキャリブレーションを実行し更新するロボット運用システム例を示す図である。 本発明の一実施形態による、ロボットタスク期間、休止期間又はそれらの組合せにおいてカメラキャリブレーションが実行される、カメラキャリブレーションを実行し更新するロボット運用システム例を示す図である。 本発明の一実施形態による、ロボットタスク期間、休止期間又はそれらの組合せにおいてカメラキャリブレーションが実行される、カメラキャリブレーションを実行し更新するロボット運用システム例を示す図である。 本明細書の一実施形態による、キャリブレーションパターンのそれぞれのキャリブレーション画像が取り込まれるときにキャリブレーションパターンが位置する参照箇所の例を示す図である。 本明細書の一実施形態による、キャリブレーションパターンのそれぞれのキャリブレーション画像が取り込まれるときにキャリブレーションパターンが位置する参照箇所の例を示す図である。 本発明の一実施形態による、休止期間中にカメラキャリブレーションが実行される、カメラキャリブレーションを実行し更新する時系列例を示す図である。 本発明の一実施形態による、休止期間中にカメラキャリブレーションが実行される、カメラキャリブレーションを実行し更新するフロー図例である。 本発明の一実施形態による、ロボットタスク期間、休止期間又はそれらの組合せにおいてカメラキャリブレーションが実行される、カメラキャリブレーションを実行し更新する時系列例を示す図である。 本発明の一実施形態による、ロボットタスク期間、休止期間又はそれらの組合せにおいてカメラキャリブレーションが実行される、カメラキャリブレーションを実行し更新するフロー図例である。
以下の詳細な説明は、本質的に単に例示のものであり、本発明又は本発明の用途及び使
用を限定することを意図するものではない。さらに、前出の技術分野、背景技術、発明の
概要又は以下の詳細な説明において提示されるいかなる明示された又は暗示された理論に
よっても限定する意図はない。
本明細書に記載する実施形態は、倉庫、製造工場において、又は他の何らかの環境にお
いて使用されるロボット等、ロボットを制御するために使用されるカメラのキャリブレー
ションを更新することに関する。キャリブレーションは、カメラキャリブレーションと呼
ばれる場合があり、例えば、ロボット制御システム(ロボットコントローラーとも呼ぶ)
が、カメラによって取り込まれる(例えば、撮影される)画像に基づいてロボットを制御
するロボット制御システムの能力を促進するカメラキャリブレーション情報を生成するた
めに実施することができる。例えば、ロボットは、倉庫において包装品を持ち上げるため
に使用される場合があり、そこでは、ロボットのロボットアーム又は他の構成要素の配置
は、カメラによって取り込まれる包装品の画像に基づくことができる。その場合、カメラ
キャリブレーション情報は、例えば、ロボットのロボットアームに対する包装品の位置及
び向きを求めるために、包装品の画像とともに使用することができる。カメラキャリブレ
ーションは、例えば、カメラの固有パラメーター(内部パラメーターと呼ばれる場合もあ
る)のそれぞれの推定値、及び/又はカメラとその外部環境との間の関係の推定値等のキ
ャリブレーションパラメーターのそれぞれの値を特定することを伴うことができる。カメ
ラの固有パラメーターは、行列、ベクトル又はスカラー値等の1つ以上のパラメーター値
を有することができる。さらに、固有パラメーターの例は、射影行列及びひずみパラメー
ターを含む。一例において、カメラキャリブレーションは、外部環境内の或る定位置に対
するカメラの位置を特定することを伴うことができ、それは、カメラと外部環境内の定位
置との間の関係を表す変換関数(transformation function)として表すことができる。
場合によっては、カメラキャリブレーションは、キャリブレーションパターンの助けを借
りて実行することができ、キャリブレーションパターンは、キャリブレーションパターン
上の規定された場所に配置されるパターン要素を有することができる。カメラはキャリブ
レーションパターンのパターン要素の画像(キャリブレーション画像とも呼ばれる)を取
り込むことができ、カメラキャリブレーションは、パターン要素の画像をパターン要素の
規定された場所と比較することに基づいて実行することができる。カメラキャリブレーシ
ョンは、2019年3月7日に出願の「METHOD AND DEVICE FOR PERFORMING AUTOMATIC C
AMERA CALIBRATION TO CONTROL A ROBOT BASED ON IMAGES FROM A CAMERA」と題する米国
特許出願第16/295,940号(以下で「出願MJ0021US1と呼ばれる」)に
おいてより詳細に論じられており、その内容全体が引用することにより本明細書の一部を
なす。
上記で言及されたように、本開示の一態様は、後の時点において依然として正確である
カメラキャリブレーション情報を得るために、早期の時点において実行されたカメラキャ
リブレーションを更新することに関する。早期の時点において実行されるカメラキャリブ
レーションは、カメラの固有パラメーター、又はその時点におけるカメラとその外部環境
との間の関係等の、その時点のカメラの特性を反映するカメラキャリブレーション情報を
生成することができる。場合によっては、カメラの特性が経時的に変化する場合があるた
め、早期のカメラキャリブレーションは経時的に精度を維持できなくなる場合がある。第
1の例において、カメラの固有パラメーターが経時的に変化する場合がある。そのような
変化は、例えば、温度変化によって引き起こされる場合があり、温度変化が、カメラのハ
ウジング及び/又はレンズの形状を変更する。第2の例において、カメラとその外部環境
との間の関係が経時的に変化する場合がある。例えば、カメラが、例えば、ロボットのベ
ース、又は倉庫内の場所に対して位置又は向きを変える場合がある。そのような変化は、
例えば、カメラを搭載するために使用される任意の構成要素を膨張又は収縮させる温度変
化、カメラに衝突する人又は他の物体、カメラの外部環境(例えば、倉庫)内の振動、カ
メラの自らの重量に起因する力(すなわち、重力によって)、又は何らかの他の要因によ
って引き起こされる場合がある。これらの変化によって、時間が経過するにつれてカメラ
キャリブレーション情報が古くなる場合があり、このカメラキャリブレーション情報を用
いて、後の時点においてロボットアーム又はロボットの他の構成要素を位置決めする結果
として、誤差が生じる恐れがある。言い換えると、カメラに関連付けられる特性が経時的
に変化しているが、そのような変化を反映するようにカメラキャリブレーション情報が更
新されない場合には、ロボットは、古くなったか、又は別の事情で不正確なカメラキャリ
ブレーション情報に基づいて動作する場合があり、それにより、ロボットの操作に望まし
くない誤差を引き起こす恐れがある。カメラの1つ以上の特性の変化が発生し得る可能性
に対処するために、ロボット制御システムは、より最近のキャリブレーション画像に基づ
き更新されたカメラキャリブレーション情報を自動的に特定することができる。場合によ
っては、ロボット制御システムは、或る特定の数の直近のキャリブレーション画像を特定
するスライド窓として作用する、取り込まれた画像セットを維持することができ、スライ
ド窓におけるキャリブレーション画像は、カメラキャリブレーションを更新するために、
かつ、更新されたカメラキャリブレーション情報を生成するために使用される。一実施形
態では、更新されたカメラキャリブレーション情報を使用して、カメラの特性の変化、又
はカメラとその外部環境との関係の変化を検出する検証を実行することができる。この変
化は、例えば、短期間にわたりキャリブレーション情報の著しい変化を検出することによ
って検出することができる。いくつかの実施態様では、この検出により、カメラの特性が
過度に急速に及び/又は過度に劇的に変化する場合に通知信号を発生させることができる
。こうした変化は、場合によっては、カメラの望ましくない状態又はカメラの外部環境を
反映する可能性がある。通知信号は、例えば、ユーザーインターフェースデバイス(例え
ば、ラップトップ)に通信することができ、ユーザーインターフェースデバイスは、ロボ
ットオペレーター又は他のユーザーに、こうした望ましくない状況の存在の可能性を警告
することができる。
本明細書の実施形態の一態様は、キャリブレーションパターンの画像である可能性があ
る、より最近に取り込まれたキャリブレーション画像に基づき、後続するカメラキャリブ
レーション(後のカメラキャリブレーションとも呼ばれる)を実行することにより第1の
カメラキャリブレーションを更新することに関する。場合によっては、後続するカメラキ
ャリブレーションは、第1のカメラキャリブレーションより最近である十分な数のキャリ
ブレーション画像がカメラによって取り込まれた場合に、実行することができる。例えば
、後続するカメラキャリブレーションが実行される前にキャリブレーション画像の数が目
標数に達している必要がある場合がある。目標数は、ロボット制御システムに提供された
規定値とすることができ、又は、ロボット制御システムにより動的に決定される規定値と
することができる。場合によっては、後続するカメラキャリブレーションは、規定数の直
近で取り込まれた画像を維持する取り込まれた画像セットを使用することができる。こう
した場合、ロボット制御システム又は別の場所に記憶することができる取り込まれた画像
セットは、直近で取り込まれたキャリブレーション画像を追加し、等しい数の最も古いキ
ャリブレーション画像を廃棄する、スライド窓として作用することができ、その結果、後
続するカメラキャリブレーションは、更新されたカメラキャリブレーション情報を提供す
るように、規定数の直近で取り込まれたキャリブレーション画像を使用する。
一実施形態では、カメラの特性又はその外部環境の変化の検出は、第1のカメラキャリ
ブレーションからのカメラキャリブレーション情報を、後続するカメラキャリブレーショ
ンからのカメラキャリブレーション情報と比較することによって実行することができる。
比較は、例えばロボット制御システム(ロボットコントローラーとも呼ばれる)によって
実行することができ、ロボット制御システムは、後続するカメラキャリブレーションから
のカメラキャリブレーション情報が、第1のカメラキャリブレーションのカメラキャリブ
レーション情報から、望ましくない量だけ及び/又は望ましくない割合で外れる場合に、
通知信号を出力することができる。場合によっては、第1のカメラキャリブレーションは
、ロボット操作を開始する前に、カメラに対するカメラキャリブレーション情報を特定す
るために実行される初期カメラキャリブレーションとすることができる。一例では、第1
のカメラキャリブレーションは、初期動作コマンドを介してカメラの視野(カメラのカメ
ラ視野とも呼ぶ)内でキャリブレーションパターンを参照箇所まで動かすようにロボット
を制御し、それぞれの参照箇所でキャリブレーションパターンの初期キャリブレーション
画像を取り込み、初期キャリブレーション画像に基づいて第1のカメラキャリブレーショ
ンを実行することによって、実行することができる。参照箇所の場所は、ランダムに選択
することができ、又は定義する(例えば、手動で定義するか、又はロボット制御システム
によって動的に計算する)ことができる。
第1のカメラキャリブレーションの後、ロボットは、第1のカメラキャリブレーション
から特定されたカメラキャリブレーション情報に基づいてロボットを動かすことにより、
ロボット操作を実行することができる。ロボット操作中、カメラ視野内のそれぞれの場所
で、カメラにより更なるキャリブレーション画像が取り込まれ、取り込まれた画像セット
に追加される。上記で言及されたように、後続するカメラキャリブレーションは、場合に
よっては、取り込まれた画像セットにおけるキャリブレーション画像の総数が規定された
目標数に達した場合(これは、十分な数の最近のキャリブレーション画像が確実なカメラ
キャリブレーションのために利用可能であることを示すことができる)にのみ実行するこ
とができる。場合によっては、目標数は、カメラキャリブレーションを確実に更新するた
めに最小数のキャリブレーション画像を示す可能性がある。一実施形態では、ロボット制
御システムは、初期カメラキャリブレーション、又はより一般的には第1のカメラキャリ
ブレーションを実行した後、それに続いて、キャリブレーション画像を受け取り、それら
を取り込まれた画像セットに配置することができる。したがって、取り込まれた画像セッ
トにおけるキャリブレーション画像を使用して、後続するカメラキャリブレーション、又
はより一般的には第2のカメラキャリブレーションを実行することができ、第2のカメラ
キャリブレーションは、更新されたカメラキャリブレーション情報を出力する。一実施形
態では、第1のカメラキャリブレーションからのカメラキャリブレーション情報と第2の
カメラキャリブレーションからの更新されたカメラキャリブレーション情報との間の偏差
量を求めることができる。偏差量が規定された閾値を超えた場合、偏差量が規定された閾
値(偏差閾値とも呼ぶことができる)を超えたことを示す通知信号が出力される。一実施
形態では、偏差量が規定された閾値を超えることは、ロボット操作が確実に実行されてい
ない可能性があること、及び/又はオペレーター若しくは他のユーザーに対して通知する
必要があることを示すことができる。したがって、偏差量が規定された閾値を超えた場合
、ロボット操作を停止させるか又は一時停止させて、ロボット操作中におけるロボットタ
スクの望ましくない誤差を防止することができ、及び/又はユーザーインターフェースデ
バイスに通知を出力することができる。一方で、偏差量が規定された閾値を超えない場合
、キャリブレーションパターンの新たなキャリブレーション画像を取り込みながら、ロボ
ット操作を継続することができる。
ロボットの特徴又は構成に応じて、キャリブレーション画像は、ロボット操作の休止期
間中にのみ取り込むことができ、又は、休止期間を使用することなく(例えば、ロボット
が物体を持ち上げている期間中に)取り込むことができる。一実施形態では、休止期間は
、ロボットが、ロボット操作中にロボットタスクが課されていない期間とすることができ
る。一例では、休止期間は、ロボットタスクが実行されている間に定期的にカメラに面し
ていないロボットの部分の上にキャリブレーションパターンが配置される状況に対して、
使用することができる。こうした例では、休止期間を利用して、カメラに面するようにキ
ャリブレーションパターンを動かし、カメラを介してキャリブレーションパターンを取り
込むことができる。別の例では、例えば、ロボットがロボットタスクを実行している間に
定期的にカメラに面する可能性があるロボットの部分の上にキャリブレーションパターン
が配置される可能性がある状況に対して、休止期間をスキップすることができる。
一実施形態では、キャリブレーション画像が休止期間中にのみ取り込まれる場合、第2
のカメラキャリブレーションもまた、休止期間中にのみ完了することができる。内容全体
が引用することにより本明細書の一部をなす、2019年3月7日に出願され、「METHOD
AND DEVICE FOR PERFORMING AUTOMATIC CAMERA CALIBRATION TO CONTROL A ROBOT BASED
ON IMAGES FROM A CAMERA」と題する米国特許出願第16/295,940号(整理番号
MJ0021US1)においてより詳細に論じられているように、第2のカメラキャリブ
レーションを完了することは、例えば、そのキャリブレーション画像に基づいて固有パラ
メーターを求めるように、及び/又はカメラをその外部環境に関連付けるキャリブレーシ
ョン画像に基づき変換関数を求めるように、計算を実行することを含むことができる。場
合によっては、第2のカメラキャリブレーションを完了するための計算又は他のステップ
は、少なくとも規定されたキャリブレーション期間程度の長さである休止期間中にのみ実
行することができる。規定されたキャリブレーション期間は、第2のカメラキャリブレー
ションを完了するために必要な時間(例えば、計算を実行するために必要な時間)を示す
ことができる。休止期間の時間の量が、規定されたキャリブレーション期間より短い場合
、第2のカメラキャリブレーションを完了することに関与する計算又は他のステップは、
後続する休止期間まで延期することができる。場合によっては、計算が後続する休止期間
まで延期される場合、現休止期間を依然として使用して、更なるキャリブレーション画像
を取り込むようにカメラを制御することができ、その結果、計算が後続する期間において
実行されるとき、計算は、現休止期間からのより最近に取り込まれたキャリブレーション
画像を用いて実行される。
図1Aは、自動カメラキャリブレーション及びカメラキャリブレーションの自動更新を
実行するロボット運用システム100(システム100とも呼ばれる)のブロック図を示
す。ロボット運用システム100は、ロボット150と、ロボット制御システム110(
ロボットコントローラーとも呼ばれる)と、カメラ170とを含む。一実施形態において
、システム100は倉庫内に、製造工場内に、又は他の施設内に位置することができる。
ロボット制御システム110は、後に更に詳細に論じられるカメラキャリブレーションを
実行し、カメラキャリブレーション情報を特定するように構成することができ、カメラキ
ャリブレーション情報は、倉庫内で荷物を持ち上げる等のロボット操作を実行するように
ロボット150を制御するために後に使用される。ロボット制御システム110は、同じ
く後に更に詳細に論じられるカメラキャリブレーションを更新し、カメラキャリブレーシ
ョン情報が過度に又は過度に急速に変化している状況(それは、カメラ170又はその外
部環境の望ましくない状態を示す可能性がある)を検出するように、更に構成することが
できる。場合によっては、ロボット制御システム110は、カメラキャリブレーションを
実行し、カメラキャリブレーション情報に基づいて、ロボット操作を実行するように、ロ
ボット150を制御するように構成される。場合によっては、ロボット制御システム11
0は、ロボット150及びカメラ170と通信する単一のデバイス(例えば、単一のコン
ソール又は単一のコンピューター)を形成することができる。場合によっては、ロボット
制御システム110は複数のデバイスを含むことができる。
場合によっては、ロボット制御システム110は、カメラキャリブレーション及び/又
はカメラキャリブレーションの更新を実行する専用システムとすることができ、最新のカ
メラキャリブレーション情報を別の制御システム(別のコントローラーとも呼ばれる、図
示せず)に通信することができ、その後、別の制御システムが、最新のカメラキャリブレ
ーション情報に基づいて、ロボット操作を実行するように、ロボット150を制御する。
ロボット150は、カメラ170によって取り込まれた画像に基づいて、かつカメラキャ
リブレーション情報に基づいて位置決めすることができる。より具体的には、ロボット制
御システム110は、一実施形態において、画像に基づいて、かつカメラキャリブレーシ
ョン情報に基づいて、動作コマンドを生成し、動作コマンドをロボット150に通信し、
そのロボットアームの動作を制御するように構成することができる。場合によっては、ロ
ボット制御システム110は、ロボット操作時の休止期間中にカメラキャリブレーション
の更新を実行するように構成される。場合によっては、ロボット制御システム110は、
ロボット150でロボット操作を実行している間に更新を実行するように構成される。
一実施形態において、ロボット制御システム110は、有線通信又はワイヤレス通信を
介して、ロボット150及びカメラ170と通信するように構成することができる。例え
ば、ロボット制御システム110は、RS−232インターフェース、ユニバーサルシリ
アルバス(USB)インターフェース、イーサネットインターフェース、Bluetoo
th(登録商標)インターフェース、IEEE802.11インターフェース又はその任
意の組み合わせを介して、ロボット150及び/又はカメラ170と通信するように構成
することができる。一実施形態において、ロボット制御システム110は、ペリフェラル
コンポーネントインターコネクト(PCI)バス等のローカルコンピューターバスを介し
て、ロボット150及び/又はカメラ170と通信するように構成することができる。
一実施形態において、ロボット制御システム110は、ロボット150とは別に存在す
ることができ、上記で論じられたワイヤレス接続又は有線接続を介して、ロボットと通信
することができる。例えば、ロボット制御システム110は、有線接続又はワイヤレス接
続を介してロボット150及びカメラ170と通信するように構成されるスタンドアロー
ンコンピューターとすることができる。一実施形態において、ロボット制御システム11
0は、ロボット150と一体の構成要素とすることができ、上記で論じられたローカルコ
ンピューターバスを介して、ロボット150の他の構成要素と通信することができる。場
合によっては、ロボット制御システム110は、ロボット150のみを制御する専用制御
システム(専用コントローラーとも呼ばれる)とすることができる。他の場合には、ロボ
ット制御システム110は、ロボット150を含む、複数のロボットを制御するように構
成することができる。一実施形態において、ロボット制御システム110、ロボット15
0及びカメラ170は同じ施設(例えば、倉庫)内に位置する。一実施形態において、ロ
ボット制御システム110は、ロボット150及びカメラ170から遠隔とすることがで
き、ネットワーク通信(例えば、ローカルエリアネットワーク(LAN)接続)を介して
、ロボット150及びカメラ170と通信するように構成することができる。
一実施形態において、ロボット制御システム110は、カメラ170から、ロボット1
50上(例えば、ロボットのロボットアーム上)に配置されるキャリブレーションパター
ン160の画像を引き出すか、又は別の方法で受信するように構成することができる。場
合によっては、ロボット制御システム110は、そのような画像を取り込むように、カメ
ラ170を制御するように構成することができる。例えば、ロボット制御システム110
は、カメラ170にカメラ170の視野(カメラ視野とも呼ばれる)の画像を取り込ませ
るカメラコマンドを生成し、有線接続又はワイヤレス接続を介して、カメラコマンドをカ
メラ170に通信するように構成することができる。同じコマンドによって、カメラ17
0に、ロボット制御システム110、又はより一般的には、ロボット制御システム110
によってアクセス可能な記憶デバイスに画像を通信させることもできる。代替的には、ロ
ボット制御システム110は、カメラコマンドを受信すると、カメラ170が取り込んだ
画像(複数の場合もある)をロボット制御システム110に通信する別のカメラコマンド
を生成することができる。一実施形態において、カメラ170は、ロボット制御システム
110からのカメラコマンドを必要とすることなく、定期的に、又は規定されたトリガー
条件に応答して、自らのカメラ視野内の画像を自動的に取り込むことができる。そのよう
な実施形態において、カメラ170は、ロボット制御システム110からのカメラコマン
ドを用いることなく、ロボット制御システム110に、又はより一般的にはロボット制御
システム110によってアクセス可能な記憶デバイスに画像を自動的に通信するように構
成することもできる。
一実施形態において、ロボット制御システム110は、ロボット制御システム110に
よって生成され、有線接続又はワイヤレス接続を介してロボット150に通信される動作
コマンドを介して、ロボット150の動作を制御するように構成することができる。ロボ
ット150は、ロボット150上にキャリブレーションパターン160を有するように構
成することができる。例えば、キャリブレーションパターン160は、ロボット150上
に永久的に配置することができ、又は、ロボット150に着脱可能である別の構成要素と
することができる。
一実施形態において、ロボット150を制御するためにシステム100において使用さ
れる唯一の画像が、カメラ170によって取り込まれた画像である場合がある。別の実施
形態において、システム100は、複数のカメラを含むことができ、ロボット150は、
複数のカメラからの画像によって制御することができる。
図1Bは、ロボット150と、ロボット制御システム110と、カメラ170と、ユー
ザーインターフェースデバイス180とを備えるロボット運用システム100Aを示す。
ロボット150は、ロボット150上に配置されたキャリブレーションパターンを有する
ことができる。場合によっては、ロボット運用システム100Aは、初期カメラキャリブ
レーション、又はより一般的には第1のカメラキャリブレーションを実行して初期カメラ
キャリブレーション情報を得ることができ、初期カメラキャリブレーション情報は、基準
カメラキャリブレーション情報として作用することができる。ロボット運用システム10
0Aは、その後、経時的に更なるカメラキャリブレーションを実行して、更新されたカメ
ラキャリブレーション情報を得ることができる。ロボット運用システム100Aは、更新
されたカメラキャリブレーション情報と基準カメラキャリブレーション情報との間の偏差
量が規定された閾値を超えるか否かをモニタリングすることができる。偏差量が、ロボッ
ト操作中に規定された閾値を超えると判断された場合、ロボット制御システム110は、
ユーザーインターフェースデバイス180に通知信号を出力することができる。ユーザー
インターフェースデバイス180は、ロボット150が位置する倉庫にいる従業員等の、
ロボット150の運用者とのインターフェースを構成することができる。ユーザーインタ
ーフェースデバイス180は、ロボット150の運用に関連する情報を表示するユーザー
インターフェースを提供する、例えば、タブレットコンピューター又はデスクトップコン
ピューターを含むことができる。一例では、ユーザーインターフェースデバイス180は
、オペレーターに対して、偏差量が規定された閾値を越えていることを通知する警報又は
他の警告を与えることができる。通知信号は、例えば、カメラ170の特性が過度に若し
くは過度に迅速に変化しているか、又はカメラ170とロボット150との間の関係が過
度に若しくは過度に迅速に変化している望ましくない状況を反映することができる。
図1Cは、ロボット制御システム110のブロック図を示す。ブロック図に示されるよ
うに、ロボット制御システム110は、制御回路111と、通信インターフェース113
と、非一時的コンピューター可読媒体115(例えば、メモリ)とを含む。一実施形態に
おいて、制御回路111は1つ以上のプロセッサ、プログラマブル論理回路(PLC)又
はプログラマブル論理アレイ(PLA)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FP
GA)、特定用途向け集積回路(ASIC)、又は任意の他の制御回路を含むことができ
る。
一実施形態において、通信インターフェース113は、図1A又は図1Bのカメラ17
0及び図1A又は図1Bのロボット150と通信するように構成される1つ以上の構成要
素を含むことができる。例えば、通信インターフェース113は、有線プロトコル又はワ
イヤレスプロトコルを介して通信を実行するように構成される通信回路を含むことができ
る。一例として、通信回路は、RS−232ポートコントローラー、USBコントローラ
ー、イーサネットコントローラー、Bluetooth(登録商標)コントローラー、P
CIバスコントローラー、任意の他の通信回路、又はその組み合わせを含むことができる
一実施形態において、非一時的コンピューター可読媒体115はコンピューターメモリ
を含むことができる。コンピューターメモリは、例えば、ダイナミックランダムアクセス
メモリ(DRAM)、半導体集積メモリ(solid state integrated memory)、及び/又
はハードディスクドライブ(HDD)を含むことができる。場合によっては、カメラキャ
リブレーションは、非一時的コンピューター可読媒体115上に記憶されるコンピュータ
ー実行可能命令(例えば、コンピューターコード)を通して実施することができる。その
ような場合に、制御回路111は、コンピューター実行可能命令を実行し、カメラキャリ
ブレーションの更新(例えば、図4A、図4B、図9及び図11に示されるステップ)を
実行するように構成される1つ以上のプロセッサを含むことができる。
図1Dは、1つ以上のレンズ171と、イメージセンサー173と、通信インターフェ
ース175とを含むカメラ170のブロック図を示す。通信インターフェース175は、
図1A、図1B又は図1Cのロボット制御システム110と通信するように構成すること
ができ、ロボット制御システム110の図1Cの通信インターフェース113に類似とす
ることができる。一実施形態において、1つ以上のレンズ171は、カメラ170の外部
から到来している光をイメージセンサー173上に合焦することができる。一実施形態に
おいて、イメージセンサー173は、それぞれのピクセル強度値を介して画像を表すよう
に構成されるピクセルのアレイを含むことができる。イメージセンサー173は、電荷結
合素子(CCD)センサー、相補型金属酸化膜半導体(CMOS)センサー、量子イメー
ジセンサー(QIS:quanta image sensor)又は任意の他のイメージセンサーを含むこ
とができる。
上記で言及されたように、カメラによって取り込まれた画像に基づいて、ロボットの制
御を助長するために、カメラキャリブレーションを実行することができる。例えば、図2
はロボット運用システム200(システム200とも呼ばれる)を示しており、そのシス
テムでは、画像を用いて、倉庫内の物体292を持ち上げる操作等の、ロボット操作を実
行するようにロボット250を制御する。より具体的には、システム200は、図1Aの
システム100の一実施形態とすることができ、カメラ270、ロボット250及びロボ
ット制御システム110を含む。カメラ270は、図1A、図1B又は図1Dのカメラ1
70の一実施形態とすることができ、ロボット250は、図1A又は図1Bのロボット1
50の一実施形態とすることができる。カメラ270は、倉庫内のコンベヤベルト293
上に配置される物体292(例えば、出荷するための荷物)の画像を取り込むように構成
することができ、ロボット制御システム110は、物体292を持ち上げるように、ロボ
ット250を制御するように構成することができる。コンベヤベルト293上に1つ以上
の物体が存在するとき、ロボット制御システム110は、物体を持ち上げるロボット25
0の動作をスケジューリングするように構成することができる。ロボット制御システム1
10は、場合によっては、コンベヤベルト293上に物体が存在しない時点、又はコンベ
ヤベルト293上の、ロボット250の届く範囲内に物体が存在しない時点を検出するこ
とによって、ロボット操作のための休止期間を検出するように構成することができる。
図2の実施形態において、ロボット250は、ベース252と、ベース252に対して
移動可能であるロボットアームとを有することができる。より具体的には、ロボットアー
ムは複数のリンク254A〜254Eと、リンク254Eに取り付けられるロボットハン
ド255とを備えることができる。複数のリンク254A〜254Eは互いに対して回動
可能とすることができ、及び/又は互いに対して直線的に移動可能である直動リンク(pr
ismatic links)とすることができる。図2は、物体を持ち上げるために使用されるロボ
ット250を伴うので、ロボットハンド255は、物体292を掴むために使用されるグ
リッパー255A及び255Bを含むことができる。一実施形態において、ロボット制御
システム110は、リンク254A〜254Eのうちの1つ以上を回動させる動作コマン
ドを通信するように構成することができる。動作コマンドは、モーター動作コマンド等の
ローレベルコマンド、又はハイレベルコマンドとすることができる。ロボット制御システ
ム110からの動作コマンドがハイレベルコマンドである場合には、ロボット150は、
ハイレベルコマンドをローレベルコマンドに変換するように構成することができる。
一実施形態において、カメラキャリブレーションから特定されるカメラキャリブレーシ
ョン情報は、カメラ270とロボット250との間の関係、又はより具体的には、カメラ
270と、ロボット250のベース252に対して静止している世界点(world point)
294との間の関係を記述する。世界点294は、ロボット250が位置する世界又は他
の環境を表すことができ、ベース252に対して静止している任意の仮想点とすることが
できる。言い換えると、カメラキャリブレーション情報は、カメラ270と世界点294
との間の関係を記述する情報を含むことができる。一実施形態において、その関係は、世
界点294に対するカメラ270の場所と、ロボット250のための参照方向に対するカ
メラ270の向きとを指すことができる。カメラ270と世界点294との間の上記の関
係はカメラ−世界関係と呼ばれる場合があり、カメラ270とロボット250との間の関
係を表すために使用することができる。場合によっては、カメラ−世界関係を用いて、カ
メラ270と物体292との間の関係(カメラ−物体関係とも呼ばれる)、及び物体29
2と世界点294との間の関係(物体−世界関係とも呼ばれる)を特定することができる
。カメラ−物体関係及び物体−世界関係を用いて、物体292を持ち上げるようにロボッ
ト250を制御することができる。
一実施形態において、カメラキャリブレーション情報は、カメラ270の固有パラメー
ターを記述することができ、固有パラメーターは、その値がカメラ270の場所及び向き
から独立している任意のパラメーターとすることができる。固有パラメーターは、カメラ
の焦点距離、カメラのイメージセンサーのサイズ、又はカメラ270によって導入される
レンズひずみの影響等の、カメラ270の特性を特徴付けることができる。
例示的なロボット350の詳細な構造を示す一例が図3に示され、図3は、カメラ37
0及びロボット350と通信するロボット制御システム110を含むロボット運用システ
ム300を示す。カメラ370は、図1A、図1B、図1D又は図2のそれぞれカメラ1
70/270の一実施形態とすることができ、ロボット350は、図1A、図1B又は図
2のそれぞれロボット150/250の一実施形態とすることができる。カメラ370は
、カメラ視野330と呼ばれる場合もあるカメラ370の視野内の画像(例えば、キャリ
ブレーション画像)を取り込むことができる場合がある。ロボット350は、ベース35
2と、ベース352に対して移動可能であるロボットアームとを含むことができる。ロボ
ットアームは、リンク354A〜354E等の1つ以上のリンクを含む。一実施形態にお
いて、リンク354A〜354Eは互いに回動可能に取り付けることができる。例えば、
リンク354Aは、ジョイント356Aを介して、ロボットベース352に回動可能に取
り付けることができる。残りのリンク354B〜354Eは、ジョイント356B〜35
6Eを介して、互いに回動可能に取り付けることができる。一実施形態において、ベース
352を用いて、ロボット350を、例えば、取付フレーム又は取付面(例えば、倉庫の
床)に取り付けることができる。一実施形態において、ロボット350は、リンク354
A〜354Eを回動させることによってロボットアームを動かすように構成される複数の
モーターを含むことができる。例えば、モーターのうちの1つは、図3において破線矢印
で示されるように、ジョイント356A及びベース302に対して第1のリンク354A
を回動させるように構成することができる。同様に、複数のモーターのうちの他のモータ
ーも、リンク354B〜354Eを回動させるように構成することができる。複数のモー
ターはロボット制御システム110によって制御することができる。図3は、第5のリン
ク354E上に固定されるように配置されるロボットハンド355を更に示す。ロボット
ハンド355は、その上にキャリブレーションパターン320を有することができ、ロボ
ット制御システム110がカメラ370を介してキャリブレーションパターン320の画
像を取り込み、キャリブレーションパターン320の取り込まれた画像に基づいて、カメ
ラキャリブレーションを実行できるようにする。例えば、ロボット制御システム110は
、キャリブレーションパターン320の画像(キャリブレーション画像とも呼ばれる)を
取り込むときに、キャリブレーションパターン320がカメラ視野330内に存在するこ
とができ、カメラ370から視認可能であるように、ロボットアームを動かすことができ
る。ロボットハンド355は、取り外し可能かつ別のロボットハンドと交換可能とするこ
とができる。
上記で言及されたように、本出願の一態様は、第1のカメラキャリブレーション(例え
ば、初期カメラキャリブレーション)の後にキャリブレーションパターン(キャリブレー
ション画像と呼ばれる場合もある)の画像を取り込み続けることと、より最近に取り込ま
れたキャリブレーション画像に基づいて更なるカメラキャリブレーション(例えば、後続
するカメラキャリブレーション)を実行することとに関する。場合によっては、より最近
に取り込まれたキャリブレーション画像は、取り込まれた画像セットに追加することがで
き、取り込まれた画像セットは、規定数の直近で取り込まれたキャリブレーション画像に
割り当てる(map)スライド窓として作用することができ、その結果、追加のカメラキャ
リブレーションは、規定数の直近で取り込まれたキャリブレーション画像に基づくことが
できる。
図4A及び図4Bは、カメラキャリブレーションを更新する方法400のステップ例を
示すフロー図を提供する。一実施形態において、方法400は、図1A、図1B又は図1
Cのロボット制御システム110の図1Cの制御回路111によって実行することができ
る。上記で言及されたように、ロボット制御システム110は、図1Cの制御回路111
と通信インターフェース113とを備えることができ、通信インターフェース113は、
図1A又は図1Bのロボット150、及びカメラ視野を有する図1A、図1B又は図1D
のカメラ170と通信するように構成されている。ロボット150は、ベース(例えば、
図2のベース252又は図3のベース352)と、ベースに対して移動可能なロボットア
ーム(例えば、図2又は図3のロボットアーム)とを有することができ、ロボットアーム
の上に、キャリブレーションパターン(例えば、図1A又は図1Bのキャリブレーション
パターン160又は図3のキャリブレーションパターン320)を配置することができる
一実施形態において、方法400はステップ401で開始することができ、そのステッ
プでは、制御回路111は、第1のカメラキャリブレーションを実行して、カメラ(例え
ば、170)に対するカメラキャリブレーション情報を特定する。制御回路111は、キ
ャリブレーションパターンの画像(キャリブレーション画像とも呼ぶ)に基づき第1のカ
メラキャリブレーションを実行することができる。一態様では、第1のカメラキャリブレ
ーションは、カメラ視野内でキャリブレーションパターンを第1の組の1つ以上の場所ま
で動かすようにロボットアームを制御し、通信インターフェース(例えば、通信インター
フェース113)を介してカメラ(例えば、カメラ170)から第1の組の1つ以上のキ
ャリブレーション画像を受け取り、カメラ(例えば、カメラ170)は、キャリブレーシ
ョンパターンが第1の組の1つ以上の場所にあるか又はあった間にそれぞれ第1の組の1
つ以上のキャリブレーション画像を取り込むように構成され、第1の組の1つ以上のキャ
リブレーション画像に基づいて第1のカメラキャリブレーションを実行することによって
、実行することができる。第1の組の1つ以上の場所は、ランダムに選択することができ
、又は、規定する(例えば、手動で規定するか、又はロボット制御システムによって動的
に計算する)ことができる。カメラキャリブレーションは、内容全体が引用することによ
り本明細書の一部をなす、2019年3月7日に出願され、「METHOD AND DEVICE FOR PE
RFORMING AUTOMATIC CAMERA CALIBRATION TO CONTROL A ROBOT BASED ON IMAGES FROM A
CAMERA」と題する米国特許出願第16/295,940号(整理番号MJ0021US1
)においてより詳細に論じられている。
方法400のステップ401及び他のステップが実行される例示的な環境が図5A及び
図5Bに示されており、その図は、一態様による、カメラ570及びロボット550と通
信するロボット制御システム110を含むロボット運用システム500を示す。カメラ5
70は、図1、図2又は図3のそれぞれカメラ170/270/370の一実施形態とす
ることができ、ロボット550は、図1、図2又は図3のそれぞれロボット150/25
0/350の一実施形態とすることができる。ロボット550は、ベース552と、ベー
ス552に対して移動可能であるロボットアームとを含むことができる。ロボットアーム
は、リンク554A〜リンク554E等の1つ以上のリンクを含む。一実施形態において
、リンク554A〜554Eは互いに回動可能に取り付けることができる。例えば、リン
ク554Aは、ロボットベース552に回動可能に取り付けることができる。残りのリン
ク554B〜554Eは、複数のジョイントを介して、互いに回動可能に取り付けること
ができる。一実施形態において、ベース552を用いて、ロボット550を、例えば、取
付フレーム又は取付面(例えば、倉庫の床)に取り付けることができる。ロボット550
は、ロボット350と同じように操作することができる。例えば、ロボット550は、リ
ンク554A〜554Eを回動させることによってロボットアームを動かすように構成さ
れる複数のモーターを含むことができる。第5のリンク554Eに、ロボットハンド55
5を固定して配置することができ、ロボットハンド555の上にキャリブレーションパタ
ーン520を配置することができる。図5Aは、ロボット操作中にロボット550がロボ
ットタスクを実行している(例えば、第1の物体582Aを持ち上げている)間に、ロボ
ットハンド555が様々な方向に動く可能性があり、かつロボットタスクを実行するため
にカメラ570から離れる方向に回動する可能性があるため、キャリブレーションパター
ン520がカメラ570に定期的に面していない可能性がある一実施形態を示す。後に更
に詳細に論じられるように、こうした実施形態は、キャリブレーションパターン520の
画像(キャリブレーションパターン520のキャリブレーション画像とも呼ぶ)を取り込
むように、カメラ570に面するようにキャリブレーションパターン520を回動させる
ために、休止期間(例えば、ロボット550が物体を持ち上げるように要求されないとき
)まで、待機することができる。例えば、図5Bは、ロボット550が、ロボット550
がロボットタスクを実行していない休止期間中、カメラ570がキャリブレーションパタ
ーン520のキャリブレーション画像を取り込むのを可能にするために、カメラ570に
面するようにキャリブレーションパターン520を動かすことができる状況を示す。図5
Bにおいて、ロボット550は、物体582A及び582Bの持ち上げをすでに終了して
いる可能性があり、一方、物体582Cとロボット550のロボットハンド555との間
の距離は規定された閾値を超える可能性がある。
上記で言及されたように、場合によっては、制御回路111は、図1又は図6のカメラ
170/670をそれぞれ制御して、休止期間を使用することなくキャリブレーション画
像を取り込むことができる。こうした状況の一例は図6A及び図6Bに示されており、図
6A及び図6Bは、方法400のステップ401及び他のステップを実行することができ
る別の環境例を提供する。図6A及び図6Bは、カメラ670及びロボット650と通信
するロボット制御システム110を備えるロボット運用システム600(システム600
とも呼ぶ)を示す。図6Aは、システム600の側面図であり、図6Bは、システム60
0の上面図である。カメラ670は、図1、図2又は図3それぞれのカメラ170/27
0/370の一実施形態とすることができ、ロボット650は、図1、図2又は図3それ
ぞれのロボット150/250/350の一実施形態とすることができる。ロボット65
0は、ベース652と、ベース652に対して可動のロボットアームとを備えることがで
きる。ロボットアームは、リンク654A〜リンク654E等の1つ以上のリンクを含む
。一実施形態では、リンク654A〜654Eは、互いに回動可能に取り付けることがで
きる。例えば、リンク654Aは、ロボットベース652に回動可能に取り付けることが
できる。残りのリンク654B〜654Eは、複数のジョイントを介して互いに回動可能
に取り付けることができる。一実施形態では、ベース652を使用して、ロボット650
を、例えば取付枠又は取付面に取り付けることができる。ロボット650は、ロボット3
50と同様に操作することができる。
図6A及び図6Bの実施形態において、キャリブレーションパターン620は、ロボッ
ト650が物体682と相互作用することによってロボットタスクを実行している間であ
っても、常にカメラ670に向かって上方に面しているリンク654Eの部分に配置され
ている。一例では、物体は、パレットの上に積まれるか又パレットから降ろされる包装品
(すなわち、パレットに載せられるか又はパレットから降ろされる包装品)とすることが
できる。ロボット650は、物体682を積み重ねるか又は積重ねから取り出すように構
成されたデパレタイザーロボットとすることができ、したがって、図6Bに示されるよう
に、物体682と相互作用することによってロボットタスクを実行している間に、キャリ
ブレーションパターン620をカメラ670に面した状態にしておくことができる。キャ
リブレーションパターン620は、ロボット650がロボット操作に従事しており休止し
ていないときであっても、カメラ670に面しているため、ロボット制御システム110
は、休止期間を使用することなくカメラ670を介してキャリブレーション画像を取り込
むようにカメラ670を制御することができる。
一実施形態において、ステップ401の第1のカメラキャリブレーションは、例えば、
図1、図5A、図5B、図6A又は図6Bのキャリブレーションパターン520/620
を使用することによって、実行することができる。場合によっては、第1のカメラキャリ
ブレーションは、ロボット操作を開始する前に実行される初期カメラキャリブレーション
とすることができる。代替的には、第1のカメラキャリブレーションは、ロボット操作中
に実行することができる。ロボット制御システム110は、キャリブレーションパターン
(例えば、520/620)を図5A、図5B、図6A又は図6Bそれぞれのカメラ57
0/670の視野510/610(カメラ視野とも呼ぶ)内の様々な場所まで(例えば、
動作コマンドを介して)動かすように、かつこうした場所でキャリブレーションパターン
520/620の画像(キャリブレーションパターン520/620のキャリブレーショ
ン画像と呼ぶことができる)を取り込むように、例えばロボット550/650のロボッ
トアームを制御することができる。その後、ロボット制御システム110は、キャリブレ
ーションパターン520/620のキャリブレーション画像に基づき、カメラ(例えば、
570/670)のためのカメラキャリブレーション情報を特定するように、第1のカメ
ラキャリブレーションを実行することができる。ロボット制御システム110は、カメラ
570/670とカメラ570/670のカメラキャリブレーション情報とに基づいて動
くように、ロボット550/650を制御することができる。カメラキャリブレーション
情報の精度は、ロボット550/650の動作の精度に影響を与える可能性がある。この
ため、ロボット制御システム110は、カメラ570/670を介して経時的に新たなキ
ャリブレーション画像を取り込むようにカメラ570/670を制御することができ、そ
こでは、新たなキャリブレーション画像は、第1のカメラキャリブレーションを実行する
ために使用されたキャリブレーション画像より最近である。新たなキャリブレーション画
像を使用して、最新であるカメラキャリブレーション情報をもたらすことができる、更な
るカメラキャリブレーションを実行することができる。
図4Aに戻ると、方法400はステップ403を更に含むことができ、そのステップで
は、制御回路111は、カメラキャリブレーション情報に基づき、例えば、カメラキャリ
ブレーション情報に基づく第1の動作コマンドを、通信インターフェース(例えば、11
3)を介してロボット(例えば、550/650)に出力することによって、ロボット操
作を実行するようにロボットアームの動作を制御する。例えば、制御回路111は、カメ
ラキャリブレーション情報に基づく第1の動作コマンドを通信インターフェース(例えば
、113)に出力することができ、通信インターフェース(例えば、113)は、ロボッ
トアームがロボット操作(例えば、コンベヤベルトから物体を持ち上げること)を実行す
るように動くようにする第1の動作コマンドを、ロボットに通信するように構成されてい
る。
ステップ405において、制御回路111は、第1のカメラキャリブレーションの後、
通信インターフェースを介して第2の動作コマンドをロボットに出力すること等により、
カメラ視野(例えば、510/610)内で1つ以上の場所までキャリブレーションパタ
ーン(例えば、520/620)を動かすように、ロボットアームを制御する。例えば、
第1のカメラキャリブレーションの後、制御回路111は、第2の動作コマンドを通信イ
ンターフェース113に出力することができ、通信インターフェース113は、ロボット
アームがカメラ視野(例えば、510/610)内の1つ以上の場所までキャリブレーシ
ョンパターンを動かすようにする第2の動作コマンドをロボットに通信するように構成さ
れている。1つ以上の場所は、ランダムに選択することができ、又は規定された場所とす
ることができる。制御回路111は、さらに、キャリブレーションパターン(例えば、5
20/620)を1つ以上の場所の各々において、キャリブレーションパターンがカメラ
(例えば、570/670)に可視であるように向けるように、ロボットアームを制御す
ることができる。
ステップ407において、制御回路111は、通信インターフェース(例えば、113
)を介してカメラ(例えば、170/570/670)から1つ以上のキャリブレーショ
ン画像を受け取り、1つ以上のキャリブレーション画像は、それぞれ、キャリブレーショ
ンパターン(例えば、520/620)が1つ以上のそれぞれの場所にあるときにカメラ
(例えば、170/570/670)によって取り込まれる(これは、1つ以上のキャリ
ブレーション画像が1つ以上の場所においてそれぞれ取り込まれていると言うこともでき
る)。例えば、制御回路111は、通信インターフェース113から、1つ以上のキャリ
ブレーション画像を受け取ることができ、通信インターフェース113は、カメラ170
から1つ以上のキャリブレーション画像を受け取るように構成され、1つ以上のキャリブ
レーション画像は、キャリブレーションパターンが、カメラ視野内の1つ以上の場所それ
ぞれにあるときにそれぞれ取り込まれる。1つ以上のキャリブレーション画像の各画像は
、1つ以上の場所のそれぞれの場所において取り込むことができる。場合によっては、制
御回路111は、通信インターフェース113を使用して、カメラ170から1つ以上の
キャリブレーション画像を引き出すことができる。場合によっては、ステップ407は、
制御回路111がカメラコマンドを生成し、通信インターフェース113を介してカメラ
コマンドをカメラ170に通信することを含むことができ、カメラコマンドにより、カメ
ラ170は、1つ以上のキャリブレーション画像を取り込み、及び/又は、取り込んだ1
つ以上の画像を通信インターフェース113に戻すように通信する。他の場合では、カメ
ラは、1つ以上のキャリブレーション画像を、周期的に又はトリガー条件に応じて自動的
に取り込み、1つ以上のキャリブレーション画像を通信インターフェース113に又は通
信インターフェース113によってアクセス可能な記憶デバイスに自動的に通信すること
ができる。
例えば、図5Bに示されるように、ロボット制御システム110の制御回路は、カメラ
視野510内の1つ以上の場所までキャリブレーションパターン520を動かすようにロ
ボット550のロボットアームを制御することができ、その結果、ロボット制御システム
110は、カメラ570を介して、キャリブレーションパターン520が1つ以上の場所
それぞれにあることに対応して1つ以上のそれぞれのキャリブレーション画像を取り込む
ことができる。場合によっては、1つ以上の場所は複数の場所とすることができる。こう
した場合、キャリブレーションパターン520が第1の場所にある間にカメラによってキ
ャリブレーション画像が取り込まれた後、ロボット制御システム110は、キャリブレー
ションパターン520を第2の場所まで動かし、キャリブレーションパターン520が第
2の場所にある間に別のキャリブレーション画像を取り込むことができる。キャリブレー
ション画像が取り込まれているとき、ロボット制御システム110は、キャリブレーショ
ンパターン520がカメラ570に面するように、キャリブレーションパターン520を
動かすようにロボット550を制御することができる。例えば、ロボット制御システム1
10は、キャリブレーションパターン520がカメラ570に可視であるようにキャリブ
レーションパターン520を向けるように、ロボット550を制御することができる。
図4Aに戻ると、方法400は、ステップ409を更に含むことができ、そのステップ
では、制御回路111は、キャリブレーション画像を含む取り込まれた画像セットに1つ
以上のキャリブレーション画像を追加する。一実施形態において、取り込まれた画像セッ
トは、例えば、非一時的コンピューター可読媒体115又は他の任意の記憶デバイスに記
憶された1組の画像とすることができる。
場合によっては、取り込まれた画像セットは、固定サイズを有することができ、例えば
、特定の最大数のキャリブレーション画像を含むことができる。例えば、固定サイズは2
7とすることができ、それにより、取り込まれた画像セットは、27個の直近で取り込ま
れたキャリブレーション画像等、厳密に27個のキャリブレーション画像を保持する。取
り込まれた画像セットに対する固定サイズは、27以外の固定値に設定することができる
ことが理解される。カメラキャリブレーションは、取り込まれた画像セットにおける画像
のうちにいくつか又は全てを使用して実行することができる。こうしたシナリオでは、取
り込まれた画像セットは、規定数の直近で取り込まれた画像をカバーするようにスライド
するスライド窓として作用することができる。
場合によっては、取り込まれた画像セットは、ゼロのサイズから開始することができ、
キャリブレーション画像がセットに追加されるに従いサイズを増大させることができる。
例えば、取り込まれた画像セットは、ステップ401において第1のカメラキャリブレー
ションが実行された後にリセットすることができる。取り込まれた画像セットは、キャリ
ブレーション画像の全てをセットから除去する(例えば、削除する)ことによってリセッ
トすることができ、その結果、ステップ409の開始時、取り込まれた画像セットはゼロ
のサイズを有する。この場合、取り込まれた画像セットは、キャリブレーション画像が追
加されるに従いサイズを増大させることができ、取り込まれた画像セットにおけるキャリ
ブレーション画像の総数を制限する規定された最大サイズ(例えば、27個のキャリブレ
ーション画像)を有することができる。規定された最大サイズは、一実施形態では、後述
される目標数に等しい可能性がある。例えば、目標数は、確実なカメラキャリブレーショ
ンを実行するためのキャリブレーション画像の最小数を示すことができる。目標数は、手
動で又は動的に規定される値とすることができ、したがって、規定された目標数と呼ぶこ
とができる。状況によっては、取り込まれた画像セットは、取り込まれた画像セットが規
定最大サイズに達するまでカメラキャリブレーションを実行するために使用されない。取
り込まれた画像セットが最大サイズに達すると、制御回路111は、セットにおける複数
の最も古いキャリブレーション画像を、同数の直近のキャリブレーション画像が追加され
たときに廃棄することができ、その結果、取り込まれた画像セットは、規定数の直近で取
り込まれた画像を取り込むスライド窓として作用する。一実施形態では、制御回路111
は、ステップ409の間等、取り込まれた画像セットにキャリブレーション画像が追加さ
れる度に、取り込まれた画像セットにおけるキャリブレーション画像の総数が規定された
目標数と等しいか否かを判断することができる。
方法400は、ステップ411を更に含むことができ、そのステップでは、制御回路1
11は、取り込まれた画像セットにおけるキャリブレーション画像に基づいて第2のカメ
ラキャリブレーションを実行し、第2のカメラキャリブレーションは、更新されたカメラ
キャリブレーション情報を出力する。例えば、ロボット制御システム110が第1のカメ
ラキャリブレーションを実行した後、ロボット制御システム110は、或る期間にわたり
キャリブレーション画像の取込みを継続するようにカメラ(例えば、570/670)を
制御することができ、これらの取り込まれたキャリブレーション画像を取り込まれた画像
セットに追加することができ、取り込まれた画像セットは、複数の直近で取り込まれたキ
ャリブレーション画像を含むことができる。そして、ロボット制御システム110は、取
り込まれた画像セットにおけるキャリブレーション画像に基づいて、第2のカメラキャリ
ブレーションを実行することができる。第2のカメラキャリブレーションは、第1のカメ
ラキャリブレーションに続くため、後続するカメラキャリブレーションと呼ぶことができ
る。
一実施形態において、第2のカメラキャリブレーションは、取り込まれた画像セットに
おけるキャリブレーション画像の総数が規定された目標数(例えば、27個のキャリブレ
ーション画像)に達したときにのみ実行することができる。例えば、規定された目標数は
、初期カメラキャリブレーションに続く各カメラキャリブレーションに対して、又はより
一般的には第1のカメラキャリブレーションに続く各カメラキャリブレーションに対して
、十分な数のキャリブレーション画像を使用することができることを確実にするように、
規定することができる。例えば、規定された目標数は、高精度を達成するように各カメラ
キャリブレーションに対して使用されるべきキャリブレーション画像の最小数を表すこと
ができる。
一実施形態において、制御回路111は、取り込まれた画像セットに、或る数の、カメ
ラ(例えば、170/570/670)によって直近で取り込まれた1つ以上のキャリブ
レーション画像を追加し、取り込まれた画像セットから、等しい数の、カメラ(例えば、
170/570/670)によって最も古くに取り込まれた1つ以上のキャリブレーショ
ン画像を除去することにより、取り込まれた画像セットを更新するように構成される。こ
れは、例えば、取り込まれた画像セットにおけるキャリブレーション画像の数が、例えば
目標数によって特定されるように、その最大サイズ又は固定サイズに等しい場合に起こる
可能性があり、その結果、最新のキャリブレーション画像がセットにおける最も古いキャ
リブレーション画像に置き換わる。こうした実施形態では、第2のカメラキャリブレーシ
ョンが実行されるとき、取り込まれた画像セットにおけるキャリブレーション画像の総数
は、規定された目標数に等しい。一実施形態では、制御回路111は、いずれのキャリブ
レーション画像が取り込まれた画像セットにあるかを特定するリストを記憶することがで
きる。例えば、リストは、取り込まれた画像セットにおけるそれぞれのキャリブレーショ
ン画像の画像識別子(例えば、ファイル名)を含むことができる。キャリブレーション画
像が取り込まれた画像セットに追加されると、制御回路111は、キャリブレーション画
像の画像識別子をリストに追加するように構成することができ、それにより、取り込まれ
た画像セットにキャリブレーション画像を有効に追加することができる。この例では、制
御回路111はまた、リストから、取り込まれた画像セットにおける最も古いキャリブレ
ーション画像に対応する別の画像識別子を除去することもでき、それにより、取り込まれ
た画像セットから最も古いキャリブレーション画像を有効に除去することができる。
上記で言及されたように、制御回路111は、ロボット操作中に休止期間を検出し、ロ
ボットアームが、休止期間中に1つ以上の場所にキャリブレーションパターン(例えば、
160/520/620)を動かすように制御されるように、休止期間中に第2の動作コ
マンドを出力するように構成することができ、1つ以上のそれぞれのキャリブレーション
画像は、休止期間中に1つ以上の場所で取り込まれる。例えば、図5Aに示されるように
、ロボット制御システム110は、第2の物体582Bと第3の物体582Cとの間に大
きい間隙があるため、第2の物体582Bに関連するロボットタスクと第3の物体582
Cに関連するロボットタスクとの間の休止期間を検出することができる。一例では、ロボ
ット制御システム110は、コンベヤベルト573上の上流のいずれの物体もロボット5
50によって到達可能ではない、及び/又はロボット制御システム110が、ロボット5
50とコンベヤベルト573上の上流の最も近い物体(例えば、第3の物体582C)と
の間の距離が特定の閾値を超える休止期間を検出することができる。図5Bに示されるよ
うに、ロボット制御システム110は、休止期間中にキャリブレーションパターン520
を或る場所まで動かし、休止期間中にその場所でキャリブレーション画像(例えば、第1
のキャリブレーション画像)を取り込むように、ロボット550のロボットアームを制御
することができる。休止期間に更なる時間が残っている場合、ロボット制御システム11
0は、キャリブレーションパターン520を別の場所まで動かすようにロボット550の
ロボットアームを制御し、別のキャリブレーション画像(例えば、第2のキャリブレーシ
ョン画像)を取り込むようにカメラ570を制御することができる。ロボットアームは、
キャリブレーションパターン520を場所の各々においてカメラ570に可視であるよう
に向けるように制御することができる。
一実施形態において、上記休止期間は第1の休止期間とすることができ、制御回路11
1は、取り込まれた画像セットにおけるキャリブレーション画像の総数が規定された目標
数に達したと判断するように構成することができる。こうした実施形態では、制御回路1
11は、第1の休止期間の後、ロボット操作中に第2の休止期間を検出するように構成す
ることができ、第2の休止期間が規定されたキャリブレーション期間以上の長さであるか
否かを判断するように更に構成することができる。一実施形態において、規定されたキャ
リブレーション期間は、第2のカメラキャリブレーションを完了するために必要な時間の
量を示すことができる。上述したように、第2のカメラキャリブレーションを完了するこ
とは、カメラの固有パラメーター、及び/又はカメラとロボットとの間の関係を記述する
変換関数(例えば、行列)を求めるように計算を実行することを含むことができる。規定
されたキャリブレーション期間は、こうした計算を実行するために必要な時間の量を示す
ことができる。第2の休止期間が規定されたキャリブレーション期間以上の長さであると
の判断に応じて、制御回路111は、第2の休止期間において第2のカメラキャリブレー
ションを完了するように構成することができる。
一方、第2の休止期間が規定されたキャリブレーション期間より短いという判断に応じ
て、制御回路111は、第2のカメラキャリブレーションの完了を後続する(例えば、第
3の)休止期間まで延期するように構成することができる。場合によっては、第2の休止
期間中はそれ以上のキャリブレーション画像は取り込まれない。他の場合では、制御回路
111は、第2の休止期間における残りの量の時間中、通信インターフェース113を介
してカメラ(例えば、170/570/670)から1つ以上の追加のキャリブレーショ
ン画像を受け取る(例えば、引き出す)ことができ、カメラ(例えば、170/570/
670)は、(例えば、カメラコマンドに応じて)第2のカメラキャリブレーションのた
めに第2の休止期間から最近のキャリブレーション画像を提供するように、カメラ視野(
例えば、510/610)内の1つ以上の追加の場所において1つ以上の追加のキャリブ
レーション画像をそれぞれ取り込むように構成される。制御回路111は、1つ以上の追
加の画像を取り込まれた画像セットに追加することにより、かつ、更新された取り込まれ
た画像セットを生成するように、カメラ(例えば、170/570/670)によって最
も古くに取り込まれた等しい数の1つ以上のキャリブレーション画像を除去することによ
り、取り込まれた画像セットを更新することができる。制御回路111は、更新された取
り込まれた画像セットを用いて第2のカメラキャリブレーションを完了するために、規定
されたキャリブレーション期間以上の長さである後続する休止期間まで待機することがで
きる。
上記で言及されたように、キャリブレーション画像が取り込まれ、取り込まれた画像セ
ットに追加されるに従い、取り込まれた画像セットのサイズが増大する可能性がある。取
り込まれた画像セットのサイズが、取り込まれた画像セットにおける取り込まれたキャリ
ブレーション画像の数が上述した規定された目標数に等しいことを示す場合、第2のカメ
ラキャリブレーションに対して、取り込まれた画像セットにおいて十分な数のキャリブレ
ーション画像が利用可能である。一実施形態において、第2のカメラキャリブレーション
を完了することは、第2のカメラキャリブレーションに対して上述した計算又は他のステ
ップを実行することを含むことができ、これらの計算又は他のステップは、少なくとも規
定されたキャリブレーション期間に等しい量の時間を必要とする可能性がある。このため
、この実施形態において、第2のカメラキャリブレーションを完了するために、少なくと
も規定されたキャリブレーション期間程度の長さである休止期間が必要とされる。したが
って、取り込まれた画像セットにおける取り込まれたキャリブレーション画像の数が規定
された目標数に達したと判断した後、後続する(例えば、第3の)休止期間が規定された
キャリブレーション期間以上の長さである場合、ロボット制御システム110は、後続す
る休止期間中に第2のカメラキャリブレーションを実行することができる。
一方、後続する(例えば、第3の)休止期間が規定されたキャリブレーション期間より
短い場合、ロボット制御システム110は、後続する休止期間中に第2のカメラキャリブ
レーションを完了しないように判断することができ、代わりに、後続する(例えば、第3
の)休止期間中に追加のキャリブレーション画像を取り込むことができる。そして、取り
込まれた画像セットは、取り込まれた画像セットに追加のキャリブレーション画像を追加
することにより、かつ、取り込まれた画像セットから等しい数の最も古いキャリブレーシ
ョン画像(すなわち、最も古くに取り込まれたキャリブレーション画像)を除去すること
により更新され、その結果、更新された取り込まれた画像セットは、規定された目標数に
等しい、同じサイズを維持する。ロボット制御システム110が、規定されたキャリブレ
ーション期間以上の長さの持続時間を有する別の(例えば、第4の)休止期間を検出する
と、ロボット制御システム110は、その(例えば、第4の)休止期間中に第2のカメラ
キャリブレーションを完了することができる。
一例として、規定された目標数が10であると想定すると、取り込まれた画像セットS
のサイズは、10個以下のキャリブレーション画像に限定することができる。この例では
、10個のキャリブレーション画像I〜I10がカメラによって取り込まれ、ここで、
は最も早い時期に取り込まれ、I10は直近で取り込まれる。取り込まれた画像セッ
トSに10個の画像を追加することができる。2つの追加のキャリブレーション画像I
及びI12が取り込まれる場合、以下に示されるように、2つの追加のキャリブレーシ
ョン画像I11及びI12は取り込まれた画像セットSに追加され、最も早い時期に取り
込まれた2つのキャリブレーション画像I及びIが、取り込まれた画像セットSから
除去され、更新された取り込まれた画像セットSが生成される。
取り込まれた画像セットS=[I,I,I,I,I,I,I,I,I
,I10
追加のキャリブレーション画像=[I11,I12
更新された取り込まれた画像セットS=[I,I,I,I,I,I,I
,I10,I11,I12
一実施形態において、上述した休止期間は、第1の休止期間とすることができ、制御回
路111は、第1の休止期間の後、取り込まれた画像セットにおけるキャリブレーション
画像の総数が規定された目標数に達していないと判断するように構成することができる。
こうした実施形態では、制御回路111は、第2の休止期間を待機することができ、その
結果、カメラ(例えば、170/570/670)を介して更なるキャリブレーション画
像を取り込み、通信インターフェース113を介して制御回路111に通信することがで
きる。より具体的には、制御回路111は、第1の休止期間に続く第2の休止期間を検出
し、第2の休止期間中に通信インターフェース113を介してカメラ170/570/6
70から1つ以上の追加のキャリブレーション画像を受け取るように構成することができ
、カメラ170/570/670は、キャリブレーションパターンが、カメラ視野510
/610内の1つ以上の追加の場所にそれぞれ配置されたときに1つ以上の追加のキャリ
ブレーション画像を取り込むように構成されている。制御回路111は、更新された取り
込まれた画像セットを生成するように、取り込まれた画像セットに1つ以上の追加のキャ
リブレーション画像を追加するように構成することができる。第2の休止期間において、
取り込まれた画像セットに1つ以上の追加のキャリブレーション画像が追加されて、更新
された取り込まれた画像セットが生成された後、制御回路111は、更新された取り込ま
れた画像セットにおけるキャリブレーション画像の総数が規定された目標数に達したか否
かを判断するように更に構成することができる。更新された取り込まれた画像セットにお
けるキャリブレーション画像の総数が規定された目標数に達したという判断に応じて、制
御回路111は、第2の休止期間における残りの時間が、第2のカメラキャリブレーショ
ンを完了するために必要な時間の量を示す規定されたキャリブレーション期間以上の長さ
であるか否かを判断するように構成することができる。制御回路111は、第2の休止期
間における残りの時間が規定されたキャリブレーション期間以上の長さであるという判断
に応じて、第2のカメラキャリブレーションを実行することができる。第2の休止期間に
おける残りの時間が規定されたキャリブレーション期間より短い場合、制御回路111は
、第2のカメラキャリブレーションの完了を後続する休止期間まで延期することができ、
第2の休止期間における残りの時間を使用して、追加のキャリブレーション画像を取り込
むようにカメラを制御し、又はより一般的には、カメラ170/570/670から追加
のキャリブレーション画像を受け取ることができる。
一実施形態において、ロボット制御システム110の制御回路111は、取り込まれた
画像セットにおけるキャリブレーション画像の総数が規定された目標数に達していないと
判断した場合、取り込まれた画像セットにおけるキャリブレーション画像の総数が規定さ
れた目標数に達するまで、休止期間又は後続する休止期間(複数の場合もある)の間であ
っても、カメラ(例えば、170/570/670)を制御して、更なるキャリブレーシ
ョン画像を取り込み(又は、より一般的には、カメラ170/570/670から更なる
キャリブレーション画像を受け取り)、それらを取り込まれた画像セットに追加し続ける
ことができる。
一例では、図5A又は図5Bにおいて、ロボット制御システム110が、第2の休止期
間中にカメラ570を介して追加のキャリブレーション画像を取り込み、取り込まれた画
像セットに追加のキャリブレーション画像を追加して、更新された取り込まれた画像セッ
トを生成すると、更新された取り込まれた画像セットにおけるキャリブレーション画像の
総数は、第2の休止期間が終了する前に、規定された目標数に達する可能性がある。こう
したシナリオでは、ロボット制御システム110は、第2の休止期間における残りの時間
が規定されたキャリブレーション期間以上の長さであるか否かを判断することにより、第
2の休止期間において第2のカメラキャリブレーションを実行するために十分な時間が残
っているか否かを判断することができる。第2の休止期間における残りの時間が、規定さ
れたキャリブレーション期間以上の長さである場合、ロボット制御システム110は、第
2の休止期間における残りの時間の間に、第2のカメラキャリブレーションを実行するこ
とができる。
一方、第2の休止期間における残りの時間が規定されたキャリブレーション期間より短
いという判断に応じて、制御回路111は、第2の休止期間における残りの時間中に、通
信インターフェース113を介してカメラ570から1つ以上の後続する追加のキャリブ
レーション画像を受け取るように更に構成することができ、カメラ570は、カメラ視野
510内の1つ以上の後続する追加の場所において1つ以上の後続する追加のキャリブレ
ーション画像をそれぞれ取り込むように構成されている。制御回路111は、1つ以上の
後続する追加のキャリブレーション画像を追加することにより、かつ最も古くに取り込ま
れた、取り込まれた画像セットにおける等しい数のキャリブレーション画像を除去するこ
とにより、取り込まれた画像セットを更新するように更に構成することができる。制御回
路111は、更新された取り込まれた画像セットを用いて第2のカメラキャリブレーショ
ンを完了するように、後続する休止期間まで待機するように構成することができる。例え
ば、追加のキャリブレーション画像が、第2の休止期間が終了する前に、更新された取り
込まれた画像セットにおける更新画像の総数を規定された目標数にするように取り込まれ
る場合、第2の休止期間における残りの時間は、規定されたキャリブレーション期間より
短い可能性がある。そして、ロボット制御システム110は、第2のカメラキャリブレー
ションの完了を後続する(例えば、第3の)休止期間まで延期することができ、代わりに
、第2の休止期間の残りの時間を使用して、より最近のキャリブレーション画像を取り込
むことができる。取り込まれた画像セットは、取り込まれた画像セットにより最近のキャ
リブレーション画像を追加することにより、かつ等しい数の最も古いキャリブレーション
画像を除去することにより、更新される。ロボット制御システム110は、第2の休止期
間の後、規定されたキャリブレーション期間以上の長さの後続する休止期間を検出すると
、この後続する休止期間の間に第2のカメラキャリブレーションを実行することができる
一実施形態では、制御回路111は、取り込まれた画像セットに新たな構成画像が追加
される度に、取り込まれた画像セットにおけるキャリブレーション画像の総数が規定され
た目標数を超えるか否かを判断するように構成することができる。取り込まれた画像セッ
トにおけるキャリブレーション画像の総数が規定された目標数を超えるという判断に応じ
て、制御回路111は、取り込まれた画像セットから最も古くに取り込まれたキャリブレ
ーション画像を除去して、取り込まれた画像セットにおけるキャリブレーション画像の総
数を規定された目標数で維持するように構成することができる。
図4Bに戻ると、方法400はステップ451を更に含むことができ、そのステップで
は、制御回路111は、(第1のカメラキャリブレーションから生成された)カメラキャ
リブレーション情報と(第2のカメラキャリブレーションから生成された)更新されたカ
メラキャリブレーション情報との偏差量を求める。例えば、偏差量は、第1のカメラキャ
リブレーションと第2のカメラキャリブレーションとの間でカメラ570/670にどれ
くらいの偏差があったかを示すことができる。一実施形態では、カメラキャリブレーショ
ン情報及び更新されたカメラキャリブレーション情報は、キャリブレーションパラメータ
ーに対するそれぞれの値を含む。例えば、偏差量は、第1のカメラキャリブレーションか
ら得られる第1の組のキャリブレーションパラメーター値と第2のカメラキャリブレーシ
ョンから得られる第2の組のキャリブレーションパラメーター値との差に基づくことがで
きる。一例として、キャリブレーションパラメーターは、例えば、ひずみパラメーター、
射影行列、及び/又はカメラ(例えば、570/670)とロボット(例えば、550/
650)との関係を記述する変換関数とすることができる。こうした例では、カメラキャ
リブレーション情報は、キャリブレーションパラメーターに対して第1のキャリブレーシ
ョンパラメーター値又は第1の組のキャリブレーションパラメーター値を示すことができ
、更新されたカメラキャリブレーション情報は、キャリブレーションパラメーターに対し
て第2のキャリブレーションパラメーター値又は第2の組のキャリブレーションパラメー
ター値を示すことができる。カメラキャリブレーション情報と更新されたカメラキャリブ
レーション情報との間の偏差量は、第1のキャリブレーションパラメーター値と第2のキ
ャリブレーションパラメーター値との差に基づくか、又は、第1の組のキャリブレーショ
ンパラメーター値と第2の組のキャリブレーションパラメーター値との間のそれぞれの差
に基づくことができる。別の例では、カメラキャリブレーション情報及び更新されたカメ
ラキャリブレーション情報は、キャリブレーションパターン520/620のパターン要
素のそれぞれの座標に基づくことができる。こうした例では、偏差量は、パターン要素が
第1のカメラキャリブレーションに対して得られるキャリブレーション画像に現れる1組
の座標と、パターン要素が第2のカメラキャリブレーションによって得られるキャリブレ
ーション画像に現れる1組の座標との全体的な差に基づくことができる。
図4Bに戻ると、方法400はステップ453を更に含むことができ、そのステップで
は、制御回路111は、偏差量が規定された閾値(規定された偏差閾値とも呼ぶことがで
きる)を超えるか否かを判断する。例えば、制御回路111は、偏差量を規定された偏差
閾値と比較して、偏差が規定された閾値を超えるか否かを判断することができる。一実施
形態では、規定された偏差閾値は、上述した更新されたカメラキャリブレーション情報が
、上述したカメラキャリブレーション情報(例えば、基準カメラキャリブレーション情報
)に対して過度に変化した場合を示すことができる。例えば、基準カメラキャリブレーシ
ョン情報と更新されたキャリブレーション情報との間の大きい変化は、温度が管理されて
おらず、温度変化がカメラキャリブレーション情報に著しい変化をもたらしている外部環
境等、又は、カメラ(例えば、170/570/670)が取付構造体に確実に取り付け
られておらず、外力によってもたらされるカメラの移動が、カメラキャリブレーション情
報の著しい変化をもたらしている状況等、カメラ(例えば、170/570/670)に
おける外部環境の望ましくない状態を反映する可能性がある。一実施形態では、規定され
た偏差閾値は、更新されたカメラキャリブレーション情報が、カメラキャリブレーション
情報(例えば、基準カメラキャリブレーション情報)から過度に急速に変化した場合を示
すことができる。例えば、ユーザーが、カメラ(例えば、170/570/670)又は
ロボット(例えば、150/550/650)にぶつかり、カメラ又はロボットのいずれ
かの位置を急にずらした場合、この急なずれは、カメラキャリブレーション情報における
急なかつ著しい変化に反映される可能性がある。こうした実施形態において、規定された
偏差閾値は、規定された変化率である値を有することができる。
方法400は、ステップ455を更に含むことができ、そのステップでは、制御回路1
11は、偏差量が規定された閾値を超えたという判断に応じて、偏差量が規定された閾値
を超えたことを示す通知信号を出力する。一実施形態において、通知は、ユーザーインタ
ーフェースデバイス180等のユーザーインターフェースデバイスに出力することができ
る。一実施形態において、規定された閾値は、カメラの周囲の環境における温度に基づい
て調整することができる。例えば、温度が、規定された正常動作温度範囲内(例えば、室
温の10度以内)であるとき、規定された閾値は第1の値を有するように規定することが
できる。温度が、正常動作温度範囲外である場合、規定された閾値は、第1の値より低い
第2の値であるように規定することができる。
一実施形態において、規定された閾値を超える偏差量は、カメラ570/670に関連
する特性が初期状態から過度に外れた可能性があるため、ロボット操作が継続する場合、
望ましくない誤差が発生する可能性があることを示すことができる。したがって、制御回
路111は、偏差量が規定された閾値を超えることを示す通知信号を出力し、その結果、
ロボット550/650のオペレーターは、ロボット操作が継続する前に偏差に対処する
ことができる。一方、偏差量が規定された閾値を超えない場合、制御回路111は、通知
信号を出力することなくロボット操作を継続することができる。さらに、偏差量が規定さ
れた閾値を超えない場合、制御回路111は、(例えば、取り込まれた画像セットから全
ての画像を除去することにより)取り込まれた画像セットをリセットし、別の(例えば、
第3の)カメラキャリブレーションに対して使用されるように新たなキャリブレーション
画像の取込みを開始することができる。
一実施形態において、ロボットアームがキャリブレーション画像を取り込むようにキャ
リブレーションパターン(例えば、520/620)を動かす1つ以上の場所は、複数の
場所を含むことができ、複数の場所の各々は、カメラ(例えば、570/670)に対し
て凹形である仮想球の表面上に配置された場所である。こうした実施形態において、制御
回路111は、キャリブレーションパターン(例えば、520/620)を、複数の場所
の各場所において仮想球の表面に対して接するように動かすように、ロボットアームを制
御するように更に構成することができる。例えば、図7A及び図7Bに示されるように、
ロボット制御システム110は、キャリブレーションパターン520を場所710A〜7
10Iまで動かし、場所710A〜710Iの各々においてそれぞれのキャリブレーショ
ン画像を取り込むように、ロボット550のロボットアームを制御することができる。場
所710A〜710Iは、カメラ570の視野510内の複数の仮想球の間で分割するこ
とができる。例えば、場所710A及び710Bは、第1の仮想球720の第1の球面7
21上に配置することができ、場所710A及び710Bを含む第1の球面721は、カ
メラ570の視野510内に(部分的に又は完全に)ある。別の例として、場所710C
、710D及び710Eは、第2の仮想球730の第2の球面731上に配置することが
でき、場所710C、710D及び710Eを含む第2の球面731は視野510内にあ
る。更なる例において、場所710F、710G、710H及び710Iは、第3の仮想
球740の第3の球面741上に配置することができ、場所710F、710G、710
H及び710Iを含む第3の球面741は、視野510内にある。図7A及び図7Bに示
されるように、第1の球面721、第2の球面731及び第3の球面741は、それぞれ
、カメラ570に対して凹形である。図7A及び図7Bにおける例は、3つの球に基づく
3つの球面を示すが、場所を配置することができる異なる球面の数は、3つより多くする
ことも少なくすることもできる。一実施形態において、カメラ570は、仮想球720、
730及び740の各々の中心とすることができる。
一実施形態において、図7A及び図7Bに示されるように、キャリブレーションパター
ン520が或る場所まで動かされると、ロボット制御システム110は、その場所が配置
されている球面に対して接するようにキャリブレーションパターン520を位置決めする
ように、ロボット550のロボットアームを制御することができる。例えば、図7Bは、
キャリブレーションパターン520が、場所710Dにおいて第2の球面731に対して
接することを示す。より詳細には、キャリブレーションパターン520は、平坦面上に(
例えば、ステッカー上に)配置することができ、キャリブレーションパターン520の平
坦面は、場所710Dにおいて第2の球面731に対して接することができる。
一実施形態において、制御回路111は、キャリブレーションパターン(例えば、52
0)が或る場所まで動かされると、キャリブレーションパターン(例えば、520)を、
カメラの真正面を向くように動かすように、ロボットアームを制御するように構成される
。例えば、図7Aに示されるように、ロボット制御システム110は、キャリブレーショ
ンパターン520が場所710Dまで動かされるとき、キャリブレーションパターン52
0をカメラ570の真正面を向くように動かすように、ロボット550のロボットアーム
を制御することができる。この例において、ロボット制御システム110は、キャリブレ
ーションパターン520がカメラ570の真正面を向くように回動するように、ロボット
ハンド555を制御することができる。場合によっては、キャリブレーションパターン5
20は、カメラの視野510において球面(例えば、第1の球面721、第2の球面73
1、第3の球面741)に対して接することにより、カメラ570の真正面を向くことが
できる。キャリブレーションパターン520がカメラ570の真正面を向くと、カメラ5
70は、キャリブレーションパターン520を正面から撮影することができる可能性があ
り、その結果、キャリブレーションパターン520の結果として得られる画像において斜
視効果(perspective effect)がないか又は少なくなる。
図8は、カメラキャリブレーション更新プロセスが実行される例示的な時系列800を
示す。一実施形態において、時系列800は、図5A及び図5Bのシステム500によっ
て実行される操作に関連することができる。時系列800は、キャリブレーション期間8
11で開始することができ、それは、ロボット操作が開始する前に発生することができる
。例えば、図1A、図1B又は図1Cのロボット制御システム110は、第1のカメラキ
ャリブレーションを実行して、カメラ570に対するカメラキャリブレーション情報を特
定することができる。第1のカメラキャリブレーションが完了した後、ロボット操作はロ
ボットタスク期間813で開始する。
ロボットタスク期間813中、ロボット制御システム110は、1つ以上のロボットタ
スクを実行するように(図5A及び図5Bからの)ロボット550を制御することができ
る。図5A及び図5Bに関して上記で言及されたように、システム500は、ロボットタ
スク期間813中にいかなるキャリブレーション画像も取り込むことができない可能性が
あり、休止期間が検出されるまで、キャリブレーション画像を取り込むのを待機しなけれ
ばならない可能性がある。
図8に示されるように、ロボット制御システム110は、タスク期間813の後、ロボ
ット550がロボットタスクを実行していない休止期間815を検出することができる。
休止期間815中、ロボット制御システム110は、カメラ570を介して、1つ以上の
場所において(例えば、第1の組の6つの場所において)それぞれ、図5A及び図5Bの
キャリブレーションパターン520の1つ以上のキャリブレーション画像を取り込み、取
り込まれた画像セットにこれらのキャリブレーション画像を追加する。図8の例において
、キャリブレーション画像I〜Iは、休止期間815中に取り込まれ、取り込まれた
画像セットSに追加される。
期間815が終了した後、タスク期間817の間、ロボット制御システム110は、1
つ以上のロボットタスクを実行するようにロボット550の制御を再開する。タスク期間
817中、システム500は、いかなるキャリブレーション画像も取り込むことができな
い可能性がある。キャリブレーション期間817の後、ロボット制御システム110は、
この例では、ロボット550がロボットタスクを実行していない休止期間819を検出す
る。休止期間819の間、ロボット制御システム110は、他の第2の組の4つの場所に
おいてそれぞれ、キャリブレーションパターン520のキャリブレーション画像I〜I
10を取り込む。取り込まれた画像I〜I10は、取り込まれた画像セットSに追加さ
れる。その結果、取り込まれた画像セットSは、第2の休止期間819の後、I〜I
を含む。一実施形態において、規定された目標数は10に等しい場合がある。取り込ま
れた画像セットSは、このとき、10個のキャリブレーション画像を有するため、ロボッ
ト制御システム110は、第2のカメラキャリブレーションを実行する用意ができている
可能性がある。しかしながら、この第2のカメラキャリブレーションは、第2の休止期間
819がすでに経過し又は略経過している可能性があるため、後続する休止期間(例えば
、827)まで延期することができる。
休止期間819の後、ロボット制御システム110は、ロボットタスク期間821中に
1つ以上のロボットタスクを実行するようにロボット550の制御を再開する。ロボット
タスク期間後、ロボット制御システム110は、ロボット550がロボットタスクを実行
していない休止期間823を検出することができる。ロボット制御システム110は、さ
らに、休止期間823が規定されたキャリブレーション期間より短いと判断し、したがっ
て、休止期間823中に第2のカメラキャリブレーションを完了するために計算又は他の
ステップを実行しないと決定する。代わりに、ロボット制御システム110は、第2のカ
メラキャリブレーションを完了するために後続する休止期間(例えば、休止期間827)
を待機することができる。場合によっては、ロボット制御システム110は、それ以上キ
ャリブレーション画像を取り込むことなく、休止期間823が経過するのを可能にするこ
とができる。代替的に、図8に示されるように、ロボット制御システム110は、休止期
間823中に追加のキャリブレーション画像I11及びI12を取り込み、取り込まれた
画像セットSにそれらを追加することができる。取り込まれた画像セットSにおけるキャ
リブレーション画像の総数が、キャリブレーション画像の10という規定された目標数に
すでに達しているため、ロボット制御システム110は、取り込まれた画像セットSから
、取り込まれた画像セットSにおける等しい数の最も古いキャリブレーション画像を除去
することができる。より具体的には、この実施形態において、ロボット制御システム11
0は、取り込まれた画像セットSにキャリブレーション画像I11及びI12の2つの新
たに取り込まれた事例が追加されたため、取り込まれた画像セットSからキャリブレーシ
ョン画像の2つの最も古い事例I及びIを除去することができる。その結果、取り込
まれた画像セットSは、このとき、キャリブレーション画像I〜I12を含む。
図8に示されるように、休止期間823にロボットタスク期間825が続き、その後、
別の休止期間827が続くことができる。ロボット制御システム110は、この休止期間
827が、規定されたキャリブレーション期間以上の長さの持続時間を有すると判断する
ことができ、したがって、休止期間827中に第2のカメラキャリブレーションを完了す
るために必要な計算又は他のステップを実行するように決定する。休止期間827中、ロ
ボット制御システム110は、第2のカメラキャリブレーションを実行して、取り込まれ
た画像セットにおけるキャリブレーション画像に基づいて、更新されたカメラキャリブレ
ーション情報を特定する。この例において、第2のカメラキャリブレーションは、取り込
まれた画像セットに含まれるキャリブレーション画像I〜I12に基づいて実行される
。第2のカメラキャリブレーションが完了した後、ロボット制御システム110は、第1
のカメラキャリブレーションからのカメラキャリブレーション情報と第2のカメラキャリ
ブレーションからの更新されたカメラキャリブレーション情報との間の偏差量を求める。
この例において、偏差量が規定された閾値を超えないため、ロボット制御システム110
は、タスク期間829中にロボットタスクを実行することにより、ロボット操作を継続す
ることができる。
図9は、図4A、図4B、図5A、図5B及び図8に対して上記で論じられた特徴を反
映するカメラキャリブレーション更新プロセスを示すフロー図例900を示す。フロー図
900のステップは、例えば、図5A及び図5Bのシステム500によって実行すること
ができる。ステップ901において、図1A、図1B又は図1Cのロボット制御システム
110は、図5A及び図5Bのカメラ570の第1のカメラキャリブレーションを実行し
て、カメラ570のカメラキャリブレーション情報を特定する。第1のカメラキャリブレ
ーションの後、ロボット制御システム110は、第1のカメラキャリブレーションの後に
ロボット操作を開始することができる。
ステップ903において、ロボット制御システム110は、上記で論じられたように、
ロボット操作中に休止期間を検出する。ステップ905において、休止期間中、ロボット
制御システム110は、カメラ570の図5A及び図5Bのカメラ視野510内の1つ以
上の場所まで、図5A及び図5Bのキャリブレーションパターン520を動かすように、
図5A及び図5Bのロボット550を制御し、1つ以上の場所においてカメラ570を介
して1つ以上のそれぞれのキャリブレーション画像を取り込む。取り込まれたキャリブレ
ーション画像は、取り込まれた画像セットに追加することができる。一実施形態において
、取り込まれた画像セットは、ステップ905の開始時、取り込まれたキャリブレーショ
ン画像のゼロ事例を有することができ、したがって、ステップ905の開始時はゼロのサ
イズを有することができる。
ステップ907において、ロボット制御システム110は、取り込まれた画像セット内
の取り込まれたキャリブレーション画像の総数が規定された目標数に達したか否かを判断
する。取り込まれた画像セット内の取り込まれたキャリブレーション画像の総数が規定さ
れた目標数に達した場合、ロボット制御システム110は、ステップ909において、休
止期間における残りの時間が規定されたキャリブレーション期間以上の長さであるか否か
を判断する。規定されたキャリブレーション期間は、追加のカメラキャリブレーション(
例えば、第2のカメラキャリブレーション)を完了するために必要な時間の量を示すこと
ができる。休止期間における残りの時間が規定されたキャリブレーション期間以上の長さ
である場合、ロボット制御システム110は、ステップ919において、追加のカメラキ
ャリブレーションを実行する。
ステップ909に戻ると、休止期間における残りの時間が規定されたキャリブレーショ
ン期間より短い場合、ロボット制御システム110は、その期間において追加のカメラキ
ャリブレーションを完了しない。代わりに、ステップ911において、休止期間における
残りの時間中に、ロボット制御システム110は、カメラ570を介して、新たなキャリ
ブレーション画像を取り込み、取り込まれた画像セットにこれらの新たなキャリブレーシ
ョン画像を追加することにより、かつ、等しい数の、カメラ570によって最も古くに取
り込まれたキャリブレーション画像を除去して、取り込まれた画像セットにおけるキャリ
ブレーション画像の総数を規定された目標数で維持することにより、取り込まれた画像セ
ットを更新する。ロボット制御システム110は、911の後に休止期間が終わった後に
ロボットタスクの実行を再開することができる。
ステップ913において、ロボット制御システム110は、ロボット操作中に追加の休
止期間を検出しようとする。追加の休止期間が検出されると、ロボット制御システム11
0は、ステップ915において、追加の休止期間が規定されたキャリブレーション期間以
上の長さであるか否かを判断することができる。追加の休止期間が規定されたキャリブレ
ーション期間より短い場合、ロボット制御システム110は、ステップ917において、
カメラ570を介して、新たなキャリブレーション画像を取り込み、取り込まれた画像セ
ットにこれらの新たなキャリブレーション画像を追加することにより、かつ、等しい数の
、カメラ570によって最も古くに取り込まれたキャリブレーション画像を除去して、取
り込まれた画像セットにおけるキャリブレーション画像の総数を規定された目標数で維持
することにより、取り込まれた画像セットを更新する。ロボット制御システム110は、
ステップ913に戻り、キャリブレーション期間以上の長さである持続時間を有する後続
する休止期間を待機することができる。
ステップ907に戻ると、ロボット制御システム110は、取り込まれた画像セット内
の取り込まれたキャリブレーション画像の総数が目標数に達していないと判断した場合、
ステップ921においてロボット操作中に追加の休止期間を検出しようとする。追加の休
止期間が検出されると、ロボット制御システム110は、カメラ570のカメラ視野51
0内の1つ以上の場所において1つ以上のキャリブレーション画像を取り込み、取り込ま
れた画像セットに取り込まれたキャリブレーション画像を追加することができる。
ステップ925において、ロボット制御システム110は、取り込まれた画像セット内
の取り込まれたキャリブレーション画像の総数が規定された目標数に達したか否かを再び
判断することができる。ステップ925において、ロボット制御システム110は、取り
込まれた画像セット内の取り込まれたキャリブレーション画像の総数が規定された目標数
に達していないと判断した場合、ステップ921に戻り、更なるキャリブレーション画像
を取り込むために、後続する休止期間を待機することができる。ロボット制御システム1
10が、ステップ925において、取り込まれた画像セット内の取り込まれたキャリブレ
ーション画像の総数が規定された目標数に達したと判断した場合、プロセスは、ステップ
915に進むことができ、ロボット制御システム110は、追加の休止期間における残り
の時間が、規定されたキャリブレーション期間以上の長さであるか否かを判断する。
ステップ915において、ロボット制御システム110が、現休止期間における残りの
時間が規定されたキャリブレーション期間以上の長さであると判断した場合、プロセスは
ステップ919に進むことができる。ステップ919において、ロボット制御システム1
10は、追加のカメラキャリブレーション(例えば、第2のカメラキャリブレーション)
を実行する。
ロボット制御システム110は、ステップ919において追加のキャリブレーションを
実行した後、ステップ927において、第1のカメラキャリブレーションのカメラキャリ
ブレーション情報と追加のキャリブレーションの更新されたカメラキャリブレーション情
報との間の偏差量を求め、偏差量が規定された閾値を超えたか否かを判断することができ
る。偏差量が規定された閾値を超えた場合、ロボット制御システム110は、ステップ9
29において(例えば、ユーザーインターフェースデバイス180に)通知を出力する。
場合によっては、ロボット制御システム110は、こうした判断に応じてロボット操作を
停止又は一時停止することができる。一方、偏差量が規定された閾値を超えない場合、ロ
ボット制御システム110は、ステップ932において、取り込まれた画像セットをリセ
ットすることができ、ステップ903に戻って、キャリブレーション画像の新たな組を取
り込むために休止期間を検出する。
図6A及び図6Bに関して上記で言及されたように、本開示のいくつかの実施形態は、
休止期間を使用することなく、又は休止期間があるか否かに関わらず、キャリブレーショ
ン画像を取り込むことができる。図10は、こうした実施形態に対する例示的な時系列1
000を示す。時系列1000は、図6A及び図6Bのシステム600に対するシナリオ
例を反映することができる。時系列1000はキャリブレーション期間1011で開始す
ることができ、それは、ロボット操作が開始する前に発生することができる。キャリブレ
ーション期間1011において、図1A、図1B又は図1Cのロボット制御システム11
0は、第1のカメラキャリブレーションを実行して、図6Aのカメラ670に対するカメ
ラキャリブレーション情報を特定することができる。
第1のカメラキャリブレーションが完了した後、ロボット操作は、タスク期間1013
で開始する。ロボット操作中、ロボット制御システム110は、ロボット650が休止期
間1015、1019、1023中にロボットタスクを実行しない一方で、タスク期間1
013、1017、1021及び1025中にロボットタスクを実行するように、図6A
及び図6Bのロボット650を制御する。
例示的な時系列1000において、ロボット制御システム110は、休止期間中にキャ
リブレーション画像を取り込むために休止期間を待機する必要はない。上記で論じられた
ように、図6A及び図6Bのキャリブレーションパターン620は、ロボット650がロ
ボットタスクを実行している間であっても、定期的にカメラ670に面しているように、
ロボット650の上に配置されているため、ロボット制御システム110は、ロボット操
作中はいつでもキャリブレーション画像を取り込むことができる。したがって、期間10
31中、ロボット制御システム110は、キャリブレーション画像を取り込み、取り込ま
れた画像セットに取り込まれたキャリブレーション画像を追加する。期間1031は、ロ
ボットタスク期間(複数の場合もある)のみ、休止期間(複数の場合もある)のみ、又は
それらの任意の組合せを含むことができる。期間1031中、取り込まれた画像セットに
おける取り込まれたキャリブレーション画像の数が規定された目標数に達すると、ロボッ
ト制御システム110は、第2のカメラキャリブレーションを実行して、取り込まれたキ
ャリブレーション画像に基づき、更新されたカメラキャリブレーション情報を特定する。
さらに、ロボット制御システム110は、第1のカメラキャリブレーションからのカメラ
キャリブレーション情報と第2のカメラキャリブレーションからの更新されたカメラキャ
リブレーション情報との間の偏差量を求めることができる。この例において、偏差量が規
定された閾値を超えないため、ロボット制御システム110は、取り込まれた画像セット
において全てのキャリブレーション画像を除去することにより、取り込まれた画像セット
をリセットし、期間1033に進む。別の実施形態において、ロボット制御システム11
0は、期間1031においてリセットを実行せず、その結果、取り込まれた画像セットは
、規定された数の直近で取り込まれたキャリブレーション画像を使用して後続する(例え
ば、第3の)カメラキャリブレーションを実行する、スライド窓として作用することがで
きる。
期間1033中、ロボット制御システム110は、別の組のキャリブレーション画像を
取り込み、取り込まれた画像セットに取り込まれたキャリブレーション画像を追加する。
期間1031と同様に、期間1033は、ロボットタスク期間(複数の場合もある)のみ
、休止期間(複数の場合もある)のみ、又はそれらの組合せを含むことができる。取り込
まれた画像セットにおける取り込まれたキャリブレーション画像の数が規定された目標数
に達すると、ロボット制御システム110は、別の(例えば、第3の)カメラキャリブレ
ーションを実行して、期間1033からの取り込まれたキャリブレーション画像に基づい
て更新されたカメラキャリブレーション情報を特定する。ロボット制御システム110は
、第1のカメラキャリブレーションからのカメラキャリブレーション情報と期間1033
の第3のカメラキャリブレーションからの更新されたカメラキャリブレーション情報との
間の偏差量を求めることができる。この例では、偏差量が規定された閾値を超えないため
、ロボット制御システム110は、取り込まれた画像セットにおいてキャリブレーション
画像を除去することにより、取り込まれた画像セットをリセットし、期間1035に進む
期間1035中、ロボット制御システム110は、別の組のキャリブレーション画像を
取り込み、キャリブレーションされた画像セットに取り込まれたキャリブレーション画像
を追加する。取り込まれた画像セットにおける取り込まれたキャリブレーション画像の数
が規定された目標数に達すると、ロボット制御システム110は、更に別の(例えば、第
4の)カメラキャリブレーションを実行して、取り込まれたキャリブレーション画像に基
づいて更新されたカメラキャリブレーション情報を特定する。ロボット制御システム11
0は、第1のカメラキャリブレーションからのカメラキャリブレーション情報と第4のカ
メラキャリブレーションからの更新されたカメラキャリブレーション情報との間の偏差量
を求めることができる。この例において、偏差量が規定された閾値を超えるため、ロボッ
ト制御システム110は、閾値を越えているという通知信号を出力する。
図11は、図6A、図6B及び図10に対して上記に論じられたプロセスに関するカメ
ラキャリブレーションのカメラキャリブレーション更新プロセスを示すフロー図例110
0を示す。ステップ1101において、図1A、図1B又は図1Cのロボット制御システ
ム110は、第1のカメラキャリブレーションを実行する。ステップ1103において、
ロボット制御システム110は、図6A及び図6Bのキャリブレーションパターン620
を動かすように図6A及び図6Bのロボット650を制御し、カメラ670の図6A及び
図6Bのカメラ視野610内のそれぞれの場所において図6Aのカメラ670を介してキ
ャリブレーション画像を取り込む。ステップ1105において、ロボット制御システム1
10は、取り込まれたキャリブレーション画像の数が規定された目標数に達したか否かを
判断する。取り込まれたキャリブレーション画像の数が規定された目標数に達していない
場合、プロセスはステップ1103に戻り、ロボット制御システム110は、それぞれの
場所において更なるキャリブレーション画像を取り込み続ける。
ステップ1105で続けて、取り込まれたキャリブレーション画像の数が目標数に達し
た場合、プロセスはステップ1107に進み、ロボット制御システム110は、追加のカ
メラキャリブレーション(例えば、第2のカメラキャリブレーション)を実行して、更新
されたカメラキャリブレーション情報を特定する。ロボット制御システム110がステッ
プ1107において追加のキャリブレーションを実行した後、ロボット制御システム11
0は、ステップ1109において、第1のカメラキャリブレーションのカメラキャリブレ
ーション情報と追加のカメラキャリブレーションの更新されたカメラキャリブレーション
情報との間の偏差量を求め、偏差量が規定された閾値を超えるか否かを判断する。偏差量
が規定された閾値を超えた場合、ロボット制御システム110は、ステップ1111にお
いて通知信号を出力する。場合によっては、ロボット制御システム110は、こうした判
断に応じてロボット操作を停止又は一時停止することができる。一方、偏差量が規定され
た閾値を超えない場合、ロボット制御システム110は、ステップ1113において、取
り込まれたキャリブレーション画像をリセットすることができ、ステップ1103に戻っ
て、新たな組のキャリブレーション画像を取り込むために休止期間を検出する。一実施形
態において、リセットステップ1113を省略することができる。
様々な実施形態の更なる検討
実施形態1は、ベースと上にキャリブレーションパターンが配置されているロボットア
ームとを有するロボットと通信し、カメラ視野を有するカメラと通信するように構成され
た通信インターフェースを備えるロボット制御システムに関する。ロボット制御システム
は、a)第1のカメラキャリブレーションを実行して、カメラに関連するカメラキャリブ
レーション情報を特定することと、b)通信インターフェースを介して、カメラキャリブ
レーション情報に基づく第1の動作コマンドをロボットに出力することにより、ロボット
操作を実行するように、カメラキャリブレーション情報に基づいてロボットアームの動作
を制御することと、c)第1のカメラキャリブレーションの後、通信インターフェースを
介して、第2の動作コマンドをロボットに出力することにより、カメラ視野内の1つ以上
の場所にキャリブレーションパターンを動かすように、ロボットアームを制御することと
、d)通信インターフェースを介してカメラから1つ以上のキャリブレーション画像を受
け取り、1つ以上のキャリブレーション画像は、1つ以上の場所においてそれぞれ取り込
まれるとこと、e)キャリブレーション画像を含む取り込まれた画像セットに1つ以上の
キャリブレーション画像を追加することと、f)取り込まれた画像セットにおけるキャリ
ブレーション画像に基づいて第2のカメラキャリブレーションを実行し、第2のカメラキ
ャリブレーションは、更新されたカメラキャリブレーション情報を出力することと、g)
カメラキャリブレーション情報と更新されたカメラキャリブレーション情報との間の偏差
を求めることと、h)偏差が規定された閾値を超えるか否かを判断することと、i)偏差
が規定された閾値を超えたという判断に応じて、偏差が規定された閾値を超えたことを示
す通知信号を出力することとを行うように構成される、制御回路を更に含む。
実施形態2は、実施形態1のロボット制御システムを含み、第2のカメラキャリブレー
ションは、取り込まれた画像セットにおけるキャリブレーション画像の総数が規定された
目標数に達した場合のみ実行される。
実施形態3は、実施形態1又は2のロボット制御システムを含み、制御回路は、取り込
まれた画像セットに、或る数の直近で取り込まれた1つ以上のキャリブレーション画像を
追加し、取り込まれた画像セットから、等しい数の最も古くに取り込まれた1つ以上のキ
ャリブレーション画像を除去することにより、取り込まれた画像セットを更新するように
更に構成され、第2のカメラキャリブレーションが実行されるとき、取り込まれた画像セ
ットにおけるキャリブレーション画像の総数は、規定された目標数に等しい。
実施形態4は、実施形態1〜3のいずれか1つのロボット制御システムを含み、制御回
路は、ロボット操作中に休止期間を検出し、ロボットアームが、休止期間中に1つ以上の
場所にキャリブレーションパターンを動かすように制御されるように、休止期間中に第2
の動作コマンドを出力するように更に構成され、1つ以上のそれぞれのキャリブレーショ
ン画像は、休止期間中に1つ以上の場所で取り込まれる。
実施形態5は、実施形態4のロボット制御システムを含み、休止期間は第1の休止期間
であり、制御回路は、a)取り込まれた画像セットにおけるキャリブレーション画像の総
数が規定された目標数に達したと判断することと、b)第1の休止期間の後、ロボット操
作中に第2の休止期間を検出することと、c)第2の休止期間が、第2のカメラキャリブ
レーションを完了するために必要な時間の量を示す規定されたキャリブレーション期間以
上の長さであるか否かを判断することと、d)第2の休止期間が規定されたキャリブレー
ション期間以上の長さであるという判断に応じて、第2の休止期間中に第2のカメラキャ
リブレーションを実行することと、e)第2の休止期間が規定されたキャリブレーション
期間より短いという判断に応じて、e−a)第2の休止期間中に通信インターフェースを
介してカメラから1つ以上の追加のキャリブレーション画像を受け取ることであって、1
つ以上の追加のキャリブレーション画像は、カメラ視野内の1つ以上の追加の場所におい
てそれぞれ取り込まれる、受け取ることと、e−b)更新された取り込まれた画像セット
を生成するように、1つ以上の追加の画像を追加することにより、かつ、等しい数の最も
古くに取り込まれた1つ以上のキャリブレーション画像を除去することにより、取り込ま
れた画像セットを更新することと、e−c)更新された取り込まれた画像セットを用いて
第2のカメラキャリブレーションを完了するために、規定されたキャリブレーション期間
以上の長さである後続する休止期間まで待機することとを行うように更に構成される。
実施形態6は、実施形態4のロボット制御システムを含み、休止期間は第1の休止期間
であり、制御回路は、a)休止期間の後、取り込まれた画像セットにおけるキャリブレー
ション画像の総数が規定された目標数に達していないと判断することと、b)第1の休止
期間に続く第2の休止期間を検出することと、c)第2の休止期間中に通信インターフェ
ースを介してカメラから1つ以上の追加のキャリブレーション画像を受け取ることであっ
て、1つ以上の追加のキャリブレーション画像は、カメラ視野内の1つ以上の追加の場所
においてそれぞれ取り込まれる、受け取ることと、d)更新された取り込まれた画像セッ
トを生成するように、取り込まれた画像セットに1つ以上の追加のキャリブレーション画
像を追加することと、e)更新された取り込まれた画像セットにおけるキャリブレーショ
ン画像の総数が規定された目標数に達したか否かを判断することと、f)取り込まれた画
像セットにおけるキャリブレーション画像の総数が規定された目標数に達したという判断
に応じて、第2の休止期間における残りの時間が、第2のカメラキャリブレーションを完
了するために必要な時間の量を示す規定されたキャリブレーション期間以上の長さである
か否かを判断することと、g)第2の休止期間における残りの時間が規定されたキャリブ
レーション期間以上の長さであるという判断に応じて、第2の休止期間における残りの時
間中に第2のカメラキャリブレーションを実行することとを行うように更に構成される。
実施形態7は、実施形態6のロボット制御システムを含み、制御回路は、第2の休止期
間における残りの時間が規定されたキャリブレーション期間より短いという判断に応じて
、a)第2の休止期間における残りの時間中に通信インターフェースを介してカメラから
1つ以上の後続する追加のキャリブレーション画像を受け取り、1つ以上の後続する追加
のキャリブレーション画像は、カメラ視野内の1つ以上の後続する追加の場所においてそ
れぞれ取り込まれることと、b)1つ以上の後続する追加のキャリブレーション画像を追
加することにより、かつ、取り込まれた画像セットにおける、等しい数の最も古くに取り
込まれたキャリブレーション画像を除去することにより、取り込まれた画像セットを更新
することと、c)更新された取り込まれた画像セットを用いて第2のカメラキャリブレー
ションを完了するために、規定されたキャリブレーション期間以上の長さである後続する
休止期間まで待機することとを行うように更に構成される。
実施形態8は、実施形態1〜7のいずれか1つのロボット制御システムを含み、制御回
路は、a)通信インターフェースを介してカメラから1つ以上の追加のキャリブレーショ
ン画像を受け取り、取り込まれた画像セットに1つ以上の追加のキャリブレーション画像
を追加し、1つ以上の追加のキャリブレーション画像は、カメラ視野内の1つ以上の追加
の場所においてそれぞれ取り込まれることと、b)取り込まれた画像セットに1つ以上の
追加のキャリブレーション画像の各画像が追加された後、取り込まれた画像セットにおけ
るキャリブレーション画像の総数が規定された目標数を超えるか否かを判断することと、
c)取り込まれた画像セットにおけるキャリブレーション画像の総数が規定された目標数
を超えたという判断に応じて、取り込まれた画像セットから最も古くに取り込まれたキャ
リブレーション画像を除去することとを行うように更に構成され、第2のカメラキャリブ
レーションは、取り込まれた画像セットに1つ以上の追加の画像が追加された後に、取り
込まれた画像セットの全てのキャリブレーション画像を用いて実行される。
実施形態9は、実施形態1〜8のいずれか1つのロボット制御システムを含み、カメラ
キャリブレーション情報及び更新されたカメラキャリブレーション情報は、キャリブレー
ションパラメーターに対するそれぞれの値を含む。
種々の実施形態を上述してきたが、これらの実施形態は、限定としてではなく本発明の
単なる説明及び例として提示されていることを理解すべきである。形式及び細部における
種々の変更は本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく本発明内で行うことができるこ
とは当業者には明らかであろう。したがって、本発明の範囲(breadth and scope)は、
上述の例示的な実施形態のいずれかによって限定されるべきではなく、添付の特許請求の
範囲及びそれらの均等物によってのみ規定されるべきである。本明細書において論考され
た各実施形態、及び本明細書において引用された各引用文献の各特徴は、他の任意の実施
形態の特徴と組み合わせて用いることができることも理解されるであろう。本明細書にお
いて論考された全ての特許及び刊行物は、引用することによりその全体が本明細書の一部
をなす。

Claims (20)

  1. ベースと上にキャリブレーションパターンが配置されているロボットアームとを有する
    ロボットと通信し、カメラ視野を有するカメラと通信するように構成された通信インター
    フェースと、
    制御回路と、
    を備え、該制御回路は、
    第1のカメラキャリブレーションを実行して、前記カメラに関連するカメラキャリブ
    レーション情報を特定することと、
    前記通信インターフェースを介して、前記カメラキャリブレーション情報に基づく第
    1の動作コマンドを前記ロボットに出力することにより、ロボット操作を実行するように
    、前記カメラキャリブレーション情報に基づいて前記ロボットアームの動作を制御するこ
    とと、
    前記第1のカメラキャリブレーションの後、前記通信インターフェースを介して、第
    2の動作コマンドを前記ロボットに出力することにより、前記カメラ視野内の1つ以上の
    場所に前記キャリブレーションパターンを動かすように、前記ロボットアームを制御する
    ことと、
    前記通信インターフェースを介して前記カメラから1つ以上のキャリブレーション画
    像を受け取り、該1つ以上のキャリブレーション画像は、前記カメラ視野内の前記1つ以
    上の場所においてそれぞれ取り込まれることと、
    キャリブレーション画像を含む取り込まれた画像セットに前記1つ以上のキャリブレ
    ーション画像を追加することと、
    前記取り込まれた画像セットにおける前記キャリブレーション画像に基づいて第2の
    カメラキャリブレーションを実行し、該第2のカメラキャリブレーションは、更新された
    カメラキャリブレーション情報を出力することと、
    前記カメラキャリブレーション情報と前記更新されたカメラキャリブレーション情報
    との間の偏差を求めることと、
    前記偏差が規定された閾値を超えるか否かを判断することと、
    前記偏差が前記規定された閾値を超えたという判断に応じて、該偏差が該規定された
    閾値を超えたことを示す通知信号を出力することと、
    を行うように構成される、ロボット制御システム。
  2. 前記第2のカメラキャリブレーションは、前記取り込まれた画像セットにおけるキャリ
    ブレーション画像の総数が規定された目標数に達した場合のみ実行される、請求項1に記
    載のロボット制御システム。
  3. 前記制御回路は、前記取り込まれた画像セットに、或る数の直近で取り込まれた1つ以
    上のキャリブレーション画像を追加し、前記取り込まれた画像セットから、等しい数の最
    も古くに取り込まれた1つ以上のキャリブレーション画像を除去することにより、前記取
    り込まれた画像セットを更新するように更に構成され、
    前記第2のカメラキャリブレーションが実行されるとき、前記取り込まれた画像セット
    におけるキャリブレーション画像の総数は、規定された目標数に等しい、請求項1に記載
    のロボット制御システム。
  4. 前記制御回路は、前記ロボット操作中に休止期間を検出し、前記ロボットアームが、前
    記休止期間中に前記1つ以上の場所に前記キャリブレーションパターンを動かすように制
    御されるように、前記休止期間中に前記第2の動作コマンドを出力するように更に構成さ
    れ、
    前記1つ以上のそれぞれのキャリブレーション画像は、前記休止期間中に前記1つ以上
    の場所で取り込まれる、請求項1に記載のロボット制御システム。
  5. 前記休止期間は第1の休止期間であり、前記制御回路は、
    前記取り込まれた画像セットにおけるキャリブレーション画像の総数が規定された目標
    数に達したと判断することと、
    前記第1の休止期間の後、前記ロボット操作中に第2の休止期間を検出することと、
    前記第2の休止期間が、前記第2のカメラキャリブレーションを完了するために必要な
    時間の量を示す規定されたキャリブレーション期間以上の長さであるか否かを判断するこ
    とと、
    前記第2の休止期間が前記規定されたキャリブレーション期間以上の長さであるという
    判断に応じて、前記第2の休止期間中に前記第2のカメラキャリブレーションを実行する
    ことと、
    前記第2の休止期間が前記規定されたキャリブレーション期間より短いという判断に応
    じて、a)前記第2の休止期間中に前記通信インターフェースを介して前記カメラから1
    つ以上の追加のキャリブレーション画像を受け取り、該1つ以上の追加のキャリブレーシ
    ョン画像は、前記カメラ視野内の1つ以上の追加の場所においてそれぞれ取り込まれるこ
    とと、b)更新された取り込まれた画像セットを生成するように、前記取り込まれた画像
    セットに前記1つ以上の追加の画像を追加することにより、かつ、前記取り込まれた画像
    セットから、等しい数の最も古くに取り込まれた1つ以上のキャリブレーション画像を除
    去することにより、前記取り込まれた画像セットを更新することと、c)前記更新された
    取り込まれた画像セットを用いて前記第2のカメラキャリブレーションを完了するために
    、前記規定されたキャリブレーション期間以上の長さである後続する休止期間まで待機す
    ることと、
    を行うように更に構成される、請求項4に記載のロボット制御システム。
  6. 前記休止期間は第1の休止期間であり、前記制御回路は、
    前記休止期間の後、前記取り込まれた画像セットにおけるキャリブレーション画像の総
    数が規定された目標数に達していないと判断することと、
    前記第1の休止期間に続く第2の休止期間を検出することと、
    前記第2の休止期間中に前記通信インターフェースを介して前記カメラから1つ以上の
    追加のキャリブレーション画像を受け取り、該1つ以上の追加のキャリブレーション画像
    は、前記カメラ視野内の1つ以上の追加の場所においてそれぞれ取り込まれることと、
    更新された取り込まれた画像セットを生成するように、前記取り込まれた画像セットに
    前記1つ以上の追加のキャリブレーション画像を追加することと、
    前記更新された取り込まれた画像セットにおけるキャリブレーション画像の総数が前記
    規定された目標数に達したか否かを判断することと、
    前記取り込まれた画像セットにおけるキャリブレーション画像の前記総数が前記規定さ
    れた目標数に達したという判断に応じて、前記第2の休止期間における残りの時間が、前
    記第2のカメラキャリブレーションを完了するために必要な時間の量を示す規定されたキ
    ャリブレーション期間以上の長さであるか否かを判断することと、
    前記第2の休止期間における前記残りの時間が前記規定されたキャリブレーション期間
    以上の長さであるという判断に応じて、前記第2の休止期間における前記残りの時間中に
    前記第2のカメラキャリブレーションを実行することと、
    を行うように更に構成される、請求項4に記載のロボット制御システム。
  7. 前記制御回路は、前記第2の休止期間における前記残りの時間が前記規定されたキャリ
    ブレーション期間より短いという判断に応じて、a)前記第2の休止期間における前記残
    りの時間中に前記通信インターフェースを介して前記カメラから1つ以上の後続する追加
    のキャリブレーション画像を受け取り、該1つ以上の後続する追加のキャリブレーション
    画像は、前記カメラ視野内の1つ以上の後続する追加の場所においてそれぞれ取り込まれ
    ることと、b)前記1つ以上の後続する追加のキャリブレーション画像を追加することに
    より、かつ、前記取り込まれた画像セットにおける、等しい数の最も古くに取り込まれた
    キャリブレーション画像を除去することにより、前記取り込まれた画像セットを更新する
    ことと、c)前記更新された取り込まれた画像セットを用いて前記第2のカメラキャリブ
    レーションを完了するために、前記規定されたキャリブレーション期間以上の長さである
    後続する休止期間まで待機することとを行うように更に構成される、請求項6に記載のロ
    ボット制御システム。
  8. 前記制御回路は、
    前記通信インターフェースを介して前記カメラから1つ以上の追加のキャリブレーショ
    ン画像を受け取り、前記取り込まれた画像セットに前記1つ以上の追加のキャリブレーシ
    ョン画像を追加し、該1つ以上の追加のキャリブレーション画像は、前記カメラ視野内の
    1つ以上の追加の場所においてそれぞれ取り込まれることと、
    前記取り込まれた画像セットに前記1つ以上の追加のキャリブレーション画像の各画像
    が追加された後、該取り込まれた画像セットにおけるキャリブレーション画像の総数が規
    定された目標数を超えるか否かを判断することと、
    前記取り込まれた画像セットにおけるキャリブレーション画像の前記総数が前記規定さ
    れた目標数を超えたという判断に応じて、前記取り込まれた画像セットから最も古くに取
    り込まれたキャリブレーション画像を除去することと、
    を行うように更に構成され、
    前記第2のカメラキャリブレーションは、前記取り込まれた画像セットに前記1つ以上
    の追加の画像が追加された後に、該取り込まれた画像セットの全てのキャリブレーション
    画像を用いて実行される、請求項1に記載のロボット制御システム。
  9. 前記カメラキャリブレーション情報及び前記更新されたカメラキャリブレーション情報
    は、キャリブレーションパラメーターに対するそれぞれの値を含む、請求項1に記載のロ
    ボット制御システム。
  10. カメラキャリブレーションを更新する方法であって、
    ロボット制御システムにより、第1のカメラキャリブレーションを実行してカメラキャ
    リブレーション情報を特定し、前記ロボット制御システムは、ベースと上にキャリブレー
    ションパターンが配置されているロボットアームとを有するロボットと通信し、カメラ視
    野を有しかつ前記カメラキャリブレーション情報に関連するカメラと通信するように構成
    される通信インターフェースを備えることと、
    前記ロボット制御システムにより、前記通信インターフェースを介して、前記カメラキ
    ャリブレーション情報に基づく第1の動作コマンドを前記ロボットに出力して、前記ロボ
    ットアームがロボット操作を実行するように動くようにすることと、
    前記ロボット制御システムにより、前記通信インターフェースを介して、前記第1のカ
    メラキャリブレーションの後、第2の動作コマンドを前記ロボットに出力して、前記ロボ
    ットアームが、前記カメラ視野内の1つ以上の場所に前記キャリブレーションパターンを
    動かすようにすることと、
    前記ロボット制御システムにより、前記通信インターフェースを介して、前記カメラか
    ら1つ以上のキャリブレーション画像を受け取り、該1つ以上のキャリブレーション画像
    は、前記カメラ視野内の前記1つ以上の場所においてそれぞれ取り込まれることと、
    前記ロボット制御システムにより、キャリブレーション画像を含む取り込まれた画像セ
    ットに前記1つ以上のキャリブレーション画像を追加することと、
    前記ロボット制御システムにより、前記取り込まれた画像セットにおける前記キャリブ
    レーション画像に基づいて第2のカメラキャリブレーションを実行し、該第2のカメラキ
    ャリブレーションは、更新されたカメラキャリブレーション情報を出力することと、
    前記ロボット制御システムにより、前記カメラキャリブレーション情報と前記更新され
    たカメラキャリブレーション情報との間の偏差を求めることと、
    前記ロボット制御システムにより、前記偏差が規定された閾値を超えるか否かを判断す
    ることと、
    前記ロボット制御システムにより、前記偏差が前記規定された閾値を超えたという判断
    に応じて、該偏差が該規定された閾値を超えたことを示す通知信号を出力することと、
    を含む、方法。
  11. 前記方法は、
    前記取り込まれた画像セットに、或る数の直近で取り込まれた1つ以上のキャリブレー
    ション画像を追加し、前記取り込まれた画像セットから、等しい数の最も古くに取り込ま
    れた1つ以上のキャリブレーション画像を除去することにより、前記取り込まれた画像セ
    ットを更新すること、
    を更に含み、
    前記第2のカメラキャリブレーションが実行されるとき、前記取り込まれた画像セット
    におけるキャリブレーション画像の総数は、規定された目標数に等しい、請求項10に記
    載の方法。
  12. 前記方法は、
    前記ロボット操作中に休止期間を検出すること、
    を更に含み、
    前記第2の動作コマンドは、前記ロボットに出力されて、前記ロボットアームが、前記
    休止期間中に前記カメラ視野内の1つ以上の場所に前記キャリブレーションパターンを動
    かすようにし、
    前記1つ以上のそれぞれのキャリブレーション画像は、前記休止期間中に前記1つ以上
    の場所において取り込まれる、請求項10に記載の方法。
  13. 前記休止期間は第1の休止期間であり、前記方法は、
    前記取り込まれた画像セットにおけるキャリブレーション画像の総数が規定された目標
    数に達したと判断することと、
    前記第1の休止期間の後、前記ロボット操作中に第2の休止期間を検出することと、
    前記第2の休止期間が、前記第2のカメラキャリブレーションを完了するために必要な
    時間の量を示す規定されたキャリブレーション期間以上の長さであるか否かを判断するこ
    とと、
    前記第2の休止期間が前記規定されたキャリブレーション期間以上の長さであるという
    判断に応じて、前記第2の休止期間中に前記第2のカメラキャリブレーションを実行する
    ことと、
    を更に含む、請求項12に記載の方法。
  14. 前記休止期間は第1の休止期間であり、前記方法は、
    前記取り込まれた画像セットにおけるキャリブレーション画像の総数が規定された目標
    数に達したと判断することと、
    前記第1の休止期間の後、前記ロボット操作中に第2の休止期間を検出することと、
    前記第2の休止期間が、前記第2のカメラキャリブレーションを完了するために必要な
    時間の量を示す規定されたキャリブレーション期間以上の長さであるか否かを判断するこ
    とと、
    前記第2の休止期間が前記規定されたキャリブレーション期間より短いという判断に応
    じて、前記第2の休止期間中に前記通信インターフェースを介して前記カメラから1つ以
    上の追加のキャリブレーション画像を受け取り、該1つ以上の追加のキャリブレーション
    画像は、前記カメラ視野内の1つ以上の追加の場所においてそれぞれ取り込まれることと
    、更新された取り込まれた画像セットを生成するように、前記1つ以上の追加の画像を追
    加することにより、かつ、等しい数の最も古くに取り込まれた1つ以上のキャリブレーシ
    ョン画像を除去することにより、前記取り込まれた画像セットを更新することと、前記更
    新された取り込まれた画像セットを用いて前記第2のカメラキャリブレーションを完了す
    るために、前記規定されたキャリブレーション期間以上の長さである後続する休止期間ま
    で待機することと、
    を更に含む、請求項12に記載の方法。
  15. 前記休止期間は第1の休止期間であり、前記方法は、
    前記休止期間の後、前記取り込まれた画像セットにおけるキャリブレーション画像の総
    数が規定された目標数に達していないと判断することと、
    前記第1の休止期間に続く第2の休止期間を検出することと、
    前記第2の休止期間中に前記通信インターフェースを介して前記カメラから1つ以上の
    追加のキャリブレーション画像を受け取り、該1つ以上の追加のキャリブレーション画像
    は、前記カメラ視野内の1つ以上の追加の場所においてそれぞれ取り込まれることと、
    更新された取り込まれた画像セットを生成するように、前記取り込まれた画像セットに
    前記1つ以上の追加のキャリブレーション画像を追加することと、
    前記更新された取り込まれた画像セットにおけるキャリブレーション画像の総数が前記
    規定された目標数に達したか否かを判断することと、
    前記取り込まれた画像セットにおけるキャリブレーション画像の前記総数が前記規定さ
    れた目標数に達したという判断に応じて、前記第2の休止期間における残りの時間が、前
    記第2のカメラキャリブレーションを完了するために必要な時間の量を示す規定されたキ
    ャリブレーション期間以上の長さであるか否かを判断することと、
    前記第2の休止期間における前記残りの時間が前記規定されたキャリブレーション期間
    以上の長さであるという判断に応じて、前記第2の休止期間における前記残りの時間中に
    前記第2のカメラキャリブレーションを実行することと、
    を更に含む、請求項12に記載の方法。
  16. 前記方法は、
    前記休止期間の後、前記取り込まれた画像セットにおけるキャリブレーション画像の総
    数が規定された目標数に達していないと判断することと、
    第1の休止期間に続く第2の休止期間を検出することと、
    前記第2の休止期間中に前記通信インターフェースを介して前記カメラから1つ以上の
    追加のキャリブレーション画像を受け取り、該1つ以上の追加のキャリブレーション画像
    は、前記カメラ視野内の1つ以上の追加の場所においてそれぞれ取り込まれることと、
    更新された取り込まれた画像セットを生成するように、前記取り込まれた画像セットに
    前記1つ以上の追加のキャリブレーション画像を追加することと、
    前記更新された取り込まれた画像セットにおけるキャリブレーション画像の総数が前記
    規定された目標数に達したか否かを判断することと、
    前記取り込まれた画像セットにおけるキャリブレーション画像の前記総数が前記規定さ
    れた目標数に達したという判断に応じて、前記第2の休止期間における残りの時間が、前
    記第2のカメラキャリブレーションを完了するために必要な時間の量を示す規定されたキ
    ャリブレーション期間以上の長さであるか否かを判断することと、
    前記第2の休止期間における前記残りの時間が前記規定されたキャリブレーション期間
    より短いという判断に応じて、前記第2の休止期間における前記残りの時間中に前記通信
    インターフェースを介して前記カメラから1つ以上の後続する追加のキャリブレーション
    画像を受け取り、該1つ以上の後続する追加のキャリブレーション画像は、前記カメラ視
    野内の1つ以上の後続する追加の場所においてそれぞれ取り込まれることと、前記1つ以
    上の後続する追加のキャリブレーション画像を追加することにより、かつ、前記取り込ま
    れた画像セットにおける、等しい数の最も古くに取り込まれたキャリブレーション画像を
    除去することにより、前記取り込まれた画像セットを更新することと、前記更新された取
    り込まれた画像セットを用いて前記第2のカメラキャリブレーションを完了するために、
    前記規定されたキャリブレーション期間以上の長さである後続する休止期間まで待機する
    ことと、
    を更に含む、請求項12に記載の方法。
  17. ロボット制御システムの制御回路によって実行されるときに、前記制御回路に、
    第1のカメラキャリブレーションを実行させて、カメラキャリブレーション情報を特定
    する命令であって、前記ロボット制御システムは、ベースと上にキャリブレーションパタ
    ーンが配置されているロボットアームとを有するロボットと通信し、カメラ視野を有しか
    つ前記カメラキャリブレーション情報に関連するカメラと通信するように構成された通信
    インターフェースを備える、命令と、
    前記カメラキャリブレーション情報に基づく第1の動作コマンドを、前記通信インター
    フェースを介して前記ロボットに出力させて、前記ロボットアームがロボット操作を実行
    するように動くようにする命令と、
    前記通信インターフェースを介して第2の動作コマンドを前記ロボットに出力させて、
    前記ロボットアームが前記カメラ視野内の1つ以上の場所まで前記キャリブレーションパ
    ターンを動かすようにする命令と、
    前記通信インターフェースから1つ以上のキャリブレーション画像を受け取らせる命令
    であって、前記通信インターフェースは、前記カメラから前記1つ以上のキャリブレーシ
    ョン画像を受け取るように構成され、該1つ以上のキャリブレーション画像は、前記カメ
    ラ視野内の前記1つ以上の場所においてそれぞれ取り込まれる、命令と、
    キャリブレーション画像を含む取り込まれた画像セットに前記1つ以上のキャリブレー
    ション画像を追加させる命令と、
    前記取り込まれた画像セットにおける前記キャリブレーション画像に基づいて第2のカ
    メラキャリブレーションを実行させる命令であって、該第2のカメラキャリブレーション
    は、更新されたカメラキャリブレーション情報を出力する、命令と、
    前記カメラキャリブレーション情報と前記更新されたカメラキャリブレーション情報と
    の間の偏差を求めさせる命令と、
    前記偏差が規定された閾値を超えるか否かを判断させる命令と、
    前記偏差が前記規定された閾値を超えたという判断に応じて、該偏差が該規定された閾
    値を超えたことを示す通知信号を出力させる命令と、
    を記憶している、非一時的コンピューター可読媒体。
  18. 前記命令は、前記ロボット制御システムの前記制御回路によって実行されるときに、更
    に、前記制御回路に、前記取り込まれた画像セットに、或る数の直近で取り込まれた1つ
    以上のキャリブレーション画像を追加し、前記取り込まれた画像セットから、等しい数の
    最も古くに取り込まれた1つ以上のキャリブレーション画像を除去することにより、前記
    取り込まれた画像セットを更新させ、
    前記第2のカメラキャリブレーションが実行されるとき、前記取り込まれた画像セット
    におけるキャリブレーション画像の総数は、規定された目標数に等しい、
    請求項17に記載の非一時的コンピューター可読媒体。
  19. 前記命令は、更に、前記ロボット制御システムの前記制御回路によって実行されるとき
    に、前記制御回路に、前記ロボット操作中に休止期間を検出させ、
    前記通信インターフェースは、前記第2の動作コマンドを前記ロボットに通信して、前
    記ロボットアームが、前記休止期間中に前記カメラ視野内の1つ以上の場所に前記キャリ
    ブレーションパターンを動かすようにし、
    前記1つ以上のそれぞれのキャリブレーション画像は、前記休止期間中に前記1つ以上
    の場所において取り込まれる、請求項17に記載の非一時的コンピューター可読媒体。
  20. 前記休止期間は第1の休止期間であり、前記命令は、前記ロボット制御システムの前記
    制御回路によって実行されるときに、更に、前記制御回路に、
    前記取り込まれた画像セットにおけるキャリブレーション画像の総数が規定された目標
    数に達したと判断させ、
    前記第1の休止期間の後、前記ロボット操作中に第2の休止期間を検出させ、
    前記第2の休止期間が、前記第2のカメラキャリブレーションを完了するために必要な
    時間の量を示す規定されたキャリブレーション期間以上の長さであるか否かを判断させ、
    前記第2の休止期間が前記規定されたキャリブレーション期間以上の長さであるという
    判断に応じて、前記第2の休止期間中に前記第2のカメラキャリブレーションを実行させ

    前記第2の休止期間が前記規定されたキャリブレーション期間より短いという判断に応
    じて、a)前記第2の休止期間中に前記通信インターフェースを介して前記カメラから1
    つ以上の追加のキャリブレーション画像を受け取らせ、該1つ以上の追加のキャリブレー
    ション画像は、前記カメラ視野内の1つ以上の追加の場所においてそれぞれ取り込まれ、
    b)更新された取り込まれた画像セットを生成するように、前記取り込まれた画像セット
    に前記1つ以上の追加の画像を追加することにより、かつ、前記取り込まれた画像セット
    から、等しい数の最も古くに取り込まれた1つ以上のキャリブレーション画像を除去する
    ことにより、前記取り込まれた画像セットを更新させ、c)前記更新された取り込まれた
    画像セットを用いて前記第2のカメラキャリブレーションを完了するために、前記規定さ
    れたキャリブレーション期間以上の長さである後続する休止期間まで待機させる、
    請求項19に記載の非一時的コンピューター可読媒体。
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