JP2020182049A - 音出力制御方法および表示システム - Google Patents
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Abstract
【課題】プロジェクターのスピーカーの音出力状態の制御にプロジェクターから投射面までの距離に関する情報を反映できる技術を提供する。【解決手段】第1フォーカスレンズを介して第1画像51を投射面3に投射し音信号に基づく音を出力する第1プロジェクター11と、第2フォーカスレンズを介して第2画像52を投射面に投射し音信号に基づく音を出力する第2プロジェクター12を有する表示システム1000が実行する音出力制御方法は、第2プロジェクターが、投射面における第2画像のフォーカスの状態に基づいて第2フォーカスレンズの位置を設定し、第2フォーカスレンズの位置に関する位置情報を送信し、第1プロジェクターが、位置情報を受信し、投射面における第1画像のフォーカスの状態に基づいて第1フォーカスレンズの位置を設定し、位置情報と第1フォーカスレンズの位置とに基づいて第1プロジェクターからの音の出力を制御する。【選択図】図1
Description
本発明は、音出力制御方法および表示システムに関する。
特許文献1には、プロジェクターが有するスピーカーの音出力状態を制御する技術が記載されている。この技術では、まず、複数のプロジェクターの各々から投射された投射画像を投射面上で繋ぎ合わせた合成画像が、カメラによって撮像される。続いて、合成画像の撮像結果に基づいて、複数のプロジェクターの相対的な位置関係が推定される。続いて、この推定結果に基づいて、プロジェクターのスピーカーが、サラウンドシステムを構成する複数のスピーカーのいずれかに割り当てられる。
特許文献1に記載の技術では、合成画像の撮像結果に基づいて、すなわち、合成画像における各投射画像の相対的な位置関係を示す撮像画像に基づいて、複数のプロジェクターの相対的な位置関係が推定される。このため、特許文献1に記載の技術では、プロジェクターから投射面までの距離に関して特定できず、スピーカーの音出力状態の制御に、プロジェクターから投射面までの距離に関する情報を反映できなかった。
本発明に係る音出力制御方法は、第1フォーカスレンズを介して第1画像を投射面に投射し、かつ、音信号に基づく音を出力する第1プロジェクターと、第2フォーカスレンズを介して第2画像を前記投射面に投射し、かつ、前記音信号に基づく音を出力する第2プロジェクターと、を有する表示システムが実行する音出力制御方法であって、前記第2プロジェクターが、前記投射面における前記第2画像のフォーカスの状態に基づいて前記第2フォーカスレンズの位置を設定し、前記第2プロジェクターが、前記第2フォーカスレンズの位置に関する位置情報を送信し、前記第1プロジェクターが、前記位置情報を受信し、前記第1プロジェクターが、前記投射面における前記第1画像のフォーカスの状態に基づいて前記第1フォーカスレンズの位置を設定し、前記第1プロジェクターが、前記位置情報と、前記第1フォーカスレンズの位置と、に基づいて、前記第1プロジェクターからの音の出力を制御する。
本発明に係る表示システムは、第1プロジェクターと第2プロジェクターとを含み、前記第1プロジェクターは、第1フォーカスレンズと、前記第1フォーカスレンズを介して第1画像を投射面に投射する第1投射部と、音信号に基づく音を出力する第1スピーカーと、前記投射面における前記第1画像のフォーカスの状態に基づいて前記第1フォーカスレンズの位置を設定する第1設定部と、を含み、前記第2プロジェクターは、第2フォーカスレンズと、前記第2フォーカスレンズを介して第2画像を前記投射面に投射する第2投射部と、前記音信号に基づく音を出力する第2スピーカーと、前記投射面における前記第2画像のフォーカスの状態に基づいて前記第2フォーカスレンズの位置を設定する第2設定部と、前記第2フォーカスレンズの位置に関する位置情報を送信する送信部と、を含み、前記第1プロジェクターは、さらに、前記位置情報を受信する受信部と、前記位置情報と、前記第1フォーカスレンズの位置と、に基づいて、前記第1スピーカーからの音の出力を制御する音制御部と、を含む。
本発明に係る音出力制御方法は、第1フォーカスレンズを介して第1画像を投射面に投射し、かつ、音信号に基づく音を出力する表示装置が実行する音出力制御方法であって、第2フォーカスレンズを介して第2画像を前記投射面に投射し前記音信号に基づく音を出力する他の表示装置から、前記投射面における前記第2画像のフォーカスの状態に基づいて設定される前記第2フォーカスレンズの位置に関する位置情報を受信し、前記投射面における前記第1画像のフォーカスの状態に基づいて前記第1フォーカスレンズの位置を設定し、前記位置情報と、前記第1フォーカスレンズの位置と、に基づいて、前記表示装置からの音の出力を制御する。
A:第1実施形態
A1:表示システム1000の概要
図1は、第1実施形態に係る表示システム1000の一例を示す図である。表示システム1000は、第1プロジェクター11〜第8プロジェクター18を含む。第1プロジェクター11〜第8プロジェクター18は、第1プロジェクター11、第3プロジェクター13、第5プロジェクター15、第7プロジェクター17、第8プロジェクター18、第6プロジェクター16、第4プロジェクター14、第2プロジェクター12の順番で、ソース機器2とデイジーチェーン方式で相互に接続されている。第1プロジェクター11〜第8プロジェクター18の接続形態は、デイジーチェーン方式の接続に限らず、適宜変更可能である。
A1:表示システム1000の概要
図1は、第1実施形態に係る表示システム1000の一例を示す図である。表示システム1000は、第1プロジェクター11〜第8プロジェクター18を含む。第1プロジェクター11〜第8プロジェクター18は、第1プロジェクター11、第3プロジェクター13、第5プロジェクター15、第7プロジェクター17、第8プロジェクター18、第6プロジェクター16、第4プロジェクター14、第2プロジェクター12の順番で、ソース機器2とデイジーチェーン方式で相互に接続されている。第1プロジェクター11〜第8プロジェクター18の接続形態は、デイジーチェーン方式の接続に限らず、適宜変更可能である。
以下、第1プロジェクター11〜第8プロジェクター18を相互に区別する必要がない場合、第1プロジェクター11〜第8プロジェクター18の各々を「プロジェクター1」と称する。表示システム1000に含まれるプロジェクター1の数は8台に限らず、2台以上であればよい。プロジェクター1は、表示装置の一例である。
第1プロジェクター11〜第8プロジェクター18の各々は、投射面3に画像を投射し、かつ、音を出力する。
第1プロジェクター11と第3プロジェクター13と第5プロジェクター15と第7プロジェクター17の各々は、投射面3からの距離が第1基準距離未満となる位置に配置されている。以下、投射面3からの距離が第1基準距離未満となる位置を「前方位置」とも称する。
第2プロジェクター12と第4プロジェクター14と第6プロジェクター16と第8プロジェクター18の各々は、投射面3からの距離が、第2基準距離以上となる位置に配置されている。なお、第2基準距離は第1基準距離よりも長い。以下、投射面3からの距離が第2基準距離以上となる位置を「後方位置」とも称する。
第1プロジェクター11と第3プロジェクター13と第5プロジェクター15と第7プロジェクター17の各々は、投射面3からの距離が第1基準距離未満となる位置に配置されている。以下、投射面3からの距離が第1基準距離未満となる位置を「前方位置」とも称する。
第2プロジェクター12と第4プロジェクター14と第6プロジェクター16と第8プロジェクター18の各々は、投射面3からの距離が、第2基準距離以上となる位置に配置されている。なお、第2基準距離は第1基準距離よりも長い。以下、投射面3からの距離が第2基準距離以上となる位置を「後方位置」とも称する。
ユーザーは、例えば、リスニングポジションLPで第1プロジェクター11〜第8プロジェクター18の各々から出力される音を聞く。リスニングポジションLPは、第1プロジェクター11〜第8プロジェクター18の各々から出力される音を聞くために予め設定された位置である。
リスニングポジションLPから投射面3までの距離は、第1基準距離よりも長く第2基準距離よりも短い。このため、ユーザーがリスニングポジションLPに位置する場合、第1プロジェクター11と第3プロジェクター13と第5プロジェクター15と第7プロジェクター17の各々は、ユーザーの前方に位置し、第2プロジェクター12と第4プロジェクター14と第6プロジェクター16と第8プロジェクター18の各々は、ユーザーの後方に位置する。
ソース機器2は、例えば、PC(Personal Computer)である。ソース機器2は、PCに限らず、例えば、タブレット端末、スマートフォン、ビデオ再生装置、DVD(Digital Versatile Disc)プレーヤー、ブルーレイディスクプレーヤー、ハードディスクレコーダー、テレビチューナー装置またはビデオゲーム機でもよい。
ソース機器2は、第1プロジェクター11と接続されている。ソース機器2は、表示システム1000によって投射面3に投射されるべき画像の一例である投射画像4を示す投射画像信号と、表示システム1000によって出力されるべき音を示す音信号とを、第1プロジェクター11に出力する。ソース機器2は、音信号の供給元の一例である。
投射画像信号と音信号は、第1プロジェクター11、第3プロジェクター13、第5プロジェクター15、第7プロジェクター17、第8プロジェクター18、第6プロジェクター16、第4プロジェクター14、第2プロジェクター12の順に転送される。
第1プロジェクター11〜第8プロジェクター18の各々は、投射画像4のうち互いに異なる部分を投射面3に投射する。投射画像4のうち、第1プロジェクター11〜第8プロジェクター18の各々が投射する部分は、第1プロジェクター11〜第8プロジェクター18に予め設定されている。
以下、第1プロジェクター11が投射する画像を「第1投射画像51」と称する。第2プロジェクター12が投射する画像を「第2投射画像52」と称する。第3プロジェクター13が投射する画像を「第3投射画像53」と称する。第4プロジェクター14が投射する画像を「第4投射画像54」と称する。第5プロジェクター15が投射する画像を「第5投射画像55」と称する。第6プロジェクター16が投射する画像を「第6投射画像56」と称する。第7プロジェクター17が投射する画像を「第7投射画像57」と称する。第8プロジェクター18が投射する画像を「第8投射画像58」と称する。
音信号は、サラウンドオーディオ信号である。音信号として、7.1チャネル信号が用いられる。7.1チャネル信号は、LC(左フロントチャネル)信号、RC(右フロントチャネル)信号、CC(センターチャネル)信号、SLC(サラウンド左チャネル)信号、SRC(サラウンド右チャネル)信号、SBLC(サラウンドバック左チャネル)信号、SBRC(サラウンドバック右チャネル)信号およびLFEC(重低音強調効果チャネル)信号を含む。
LC信号、RC信号、CC信号、SLC信号、SRC信号、SBLC信号、SBRC信号およびLFEC信号の各々は、チャネル信号である。
SLC信号、SRC信号、SBLC信号およびSBRC信号の各々は、サラウンドチャネル信号の一例である。
LC信号、RC信号、CC信号およびLFEC信号の各々は、サラウンドチャネル信号とは異なるチャネル信号の一例である。
音信号は、7.1チャネル信号に限らず、例えば、5.1チャネル信号でもよい。5.1チャネル信号は、LC信号、RC信号、CC信号、SLC信号、SRC信号およびLFEC信号を含み、SBLC信号およびSBRC信号を含まない。
LC信号、RC信号、CC信号、SLC信号、SRC信号、SBLC信号、SBRC信号およびLFEC信号の各々は、チャネル信号である。
SLC信号、SRC信号、SBLC信号およびSBRC信号の各々は、サラウンドチャネル信号の一例である。
LC信号、RC信号、CC信号およびLFEC信号の各々は、サラウンドチャネル信号とは異なるチャネル信号の一例である。
音信号は、7.1チャネル信号に限らず、例えば、5.1チャネル信号でもよい。5.1チャネル信号は、LC信号、RC信号、CC信号、SLC信号、SRC信号およびLFEC信号を含み、SBLC信号およびSBRC信号を含まない。
第1プロジェクター11〜第8プロジェクター18の各々は、フォーカスレンズを有し、かつ、フォーカスレンズの位置を自動的に調整するオートフォーカス機能を有する。
第1プロジェクター11は、第1プロジェクター11〜第8プロジェクター18の各々のフォーカスレンズの位置に基づいて、第1プロジェクター11〜第8プロジェクター18の各々からの音の出力を制御する。
例えば、第1プロジェクター11は、第1プロジェクター11〜第8プロジェクター18の各々のフォーカスレンズの位置に基づいて、第1プロジェクター11〜第8プロジェクター18の各々に、7.1チャネル信号に含まれるチャネル信号のいずれかを割り当てる。
例えば、第1プロジェクター11は、第1プロジェクター11〜第8プロジェクター18の各々のフォーカスレンズの位置に基づいて、第1プロジェクター11〜第8プロジェクター18の各々に、7.1チャネル信号に含まれるチャネル信号のいずれかを割り当てる。
A2:第1プロジェクター11の一例
図2は、第1プロジェクター11の一例を示す図である。第1プロジェクター11は、表示装置の一例である。第1プロジェクター11は、第1入力部110と、第1出力部120と、第1通信部130と、第1投射光学系140と、第1駆動部150と、第1投射部160と、第1カメラ170と、第1音処理部180と、第1スピーカー190と、第1記憶部200と、第1処理部210と、第1操作部220と、を含む。
図2は、第1プロジェクター11の一例を示す図である。第1プロジェクター11は、表示装置の一例である。第1プロジェクター11は、第1入力部110と、第1出力部120と、第1通信部130と、第1投射光学系140と、第1駆動部150と、第1投射部160と、第1カメラ170と、第1音処理部180と、第1スピーカー190と、第1記憶部200と、第1処理部210と、第1操作部220と、を含む。
第1入力部110は、ソース機器2から、投射画像信号と音信号とを含むAV(Audio Visual)信号を受ける。第1入力部110は、例えば、HDMI(High Definition Multimedia Interface)規格のインターフェイスである。HDMIは登録商標である。第1入力部110は、HDMI規格のインターフェイスに限らない。例えば、第1入力部110は、無線または有線のLAN(Local Area Network)インターフェイスでもよい。
第1出力部120は、第1入力部110が受けたAV信号を第3プロジェクター13へ出力する。第1出力部120は、例えば、HDMI規格のインターフェイスである。第1出力部120は、HDMI規格のインターフェイスに限らない。例えば、第1出力部120は、無線または有線のLANインターフェイスでもよい。
第1通信部130は、ソース機器2および第3プロジェクター13と通信する。例えば、第1通信部130は、HDMI規格に基づく通信を実行する。第1通信部130は、無線または有線のLAN通信を実行してもよい。第1通信部130は、HDMI規格に基づく通信と、無線または有線のLAN通信と、の両方を実行してもよい。以下では、第1通信部130が無線または有線のLAN通信を実行する例を説明する。第1通信部130は、第2プロジェクター12〜第8プロジェクター18の各々でのフォーカスレンズの位置を示す位置情報を受信する。第1通信部130は、受信部の一例である。
第1投射光学系140は、第1投射画像51を投射するために用いられる。第1投射光学系140は、第1フォーカスレンズ141を含む。
第1駆動部150は、第1処理部210の制御下で第1フォーカスレンズ141の位置を調整する。ここで、第1フォーカスレンズ141の位置は、第1投射光学系140における第1フォーカスレンズ141の位置を意味する。投射面3における第1投射画像51のフォーカスの状態は、第1フォーカスレンズ141の位置に応じて変わる。投射面3において第1投射画像51のフォーカスが合う状態にする第1フォーカスレンズ141の位置は、第1プロジェクター11と投射面3との距離に応じて変わる。
第1投射部160は、第1投射光学系140を介して、さらに言えば、第1フォーカスレンズ141を介して、第1投射画像51を投射面3に投射する。
第1カメラ170は、投射面3を撮像することによって第1撮像データを生成する。第1カメラ170は、レンズ等の第1受光光学系171と、第1受光光学系171にて集光される光を電気信号に変換する第1撮像素子172と、を含む。第1撮像素子172は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサーである。第1撮像素子172は、CCDイメージセンサーに限らず、例えば、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサーでもよい。
第1カメラ170は、第1プロジェクター11とは別体として設けられてもよい。この場合、第1カメラ170と第1プロジェクター11は、データの送受信ができるように有線または無線のインターフェイスにより相互に接続される。
第1音処理部180は、音信号を処理する。例えば、第1音処理部180は、第1操作部220が受ける音量指示に基づいて音信号を処理することによって、音信号が示す音量を変更する。第1スピーカー190は、第1音処理部180から出力される音信号に基づく音を出力する。
第1記憶部200は、第1処理部210が読み取り可能な記録媒体である。第1記憶部200は、例えば、不揮発性メモリーと揮発性メモリーとを含む。不揮発性メモリーとしては、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)およびEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)が挙げられる。揮発性メモリーとしては、例えば、RAM(Random Access Memory)が挙げられる。
第1記憶部200は、第1処理部210によって実行される制御プログラム201と、第1処理部210が使用する各種のデータ202と、を記憶する。
第1処理部210は、例えば、単数または複数のプロセッサーによって構成される。
一例を挙げると、第1処理部210は、単数または複数のCPU(Central Processing Unit)によって構成される。第1処理部210の機能の一部または全部は、DSP(Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等の回路によって構成されてもよい。第1処理部210は、各種の処理を並列的または逐次的に実行する。
一例を挙げると、第1処理部210は、単数または複数のCPU(Central Processing Unit)によって構成される。第1処理部210の機能の一部または全部は、DSP(Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等の回路によって構成されてもよい。第1処理部210は、各種の処理を並列的または逐次的に実行する。
第1処理部210は、第1記憶部200から制御プログラム201を読み取り実行することによって、第1設定部211、第1入出力制御部212、第1画像制御部213および第1音制御部214として機能する。
第1設定部211は、投射面3における第1投射画像51のフォーカスの状態に基づいて、第1フォーカスレンズ141の位置を設定する。例えば、第1設定部211は、第1カメラ170が生成する第1撮像データに基づいて、投射面3における第1投射画像51のフォーカスの状態を特定する。第1設定部211は、投射面3における第1投射画像51のフォーカスの状態に基づいて、第1駆動部150を用いて第1フォーカスレンズ141の位置を設定する。
第1入出力制御部212は、第1入力部110が受けたAV信号を2つに分ける。第1入出力制御部212は、2つのAV信号の一方を第1出力部120へ出力する。第1入出力制御部212は、2つのAV信号の他方を投射画像信号と音信号とに分ける。第1入出力制御部212は、投射画像信号を第1画像制御部213に提供し、音信号を第1音制御部214に提供する。
第1画像制御部213は、投射画像4における第1投射画像51の領域を示す第1領域情報に基づいて、投射画像信号から、第1投射画像51を示す第1画像信号を取得する。第1領域情報は、予めユーザーによって設定され第1記憶部200に記憶されている。第1画像制御部213は、第1画像信号を第1投射部160に提供することによって、第1投射部160に第1投射画像51を投射させる。
第1音制御部214は、第1フォーカスレンズ141の位置と、第2プロジェクター12のフォーカスレンズの位置と、に基づいて、第1スピーカー190からの音の出力を制御する。
本実施形態では、第1音制御部214は、第1プロジェクター11〜第8プロジェクター18の各々におけるフォーカスレンズの位置に基づいて、第1プロジェクター11〜第8プロジェクター18の各々からの音の出力を制御する。
例えば、第1音制御部214は、第1プロジェクター11〜第8プロジェクター18の各々におけるフォーカスレンズの位置に基づいて、7.1チャネル信号内のチャネル信号のうち、第1プロジェクター11〜第8プロジェクター18の各々が使用するチャネル信号を指定する。第1音制御部214は、チャネル信号の指定結果を表すチャネル指示を、第2プロジェクター12〜第8プロジェクター18の各々に第1通信部130から送信する。
本実施形態では、第1音制御部214は、第1プロジェクター11〜第8プロジェクター18の各々におけるフォーカスレンズの位置に基づいて、第1プロジェクター11〜第8プロジェクター18の各々からの音の出力を制御する。
例えば、第1音制御部214は、第1プロジェクター11〜第8プロジェクター18の各々におけるフォーカスレンズの位置に基づいて、7.1チャネル信号内のチャネル信号のうち、第1プロジェクター11〜第8プロジェクター18の各々が使用するチャネル信号を指定する。第1音制御部214は、チャネル信号の指定結果を表すチャネル指示を、第2プロジェクター12〜第8プロジェクター18の各々に第1通信部130から送信する。
第1操作部220は、例えば、各種の操作ボタン、操作キーまたはタッチパネルである。第1操作部220は、第1プロジェクター11の筐体に設けられている。第1操作部220は、ユーザーの入力操作を受け取る。なお、第1操作部220は、リモートコントローラーでもよい。
A3:第2プロジェクター12〜第8プロジェクター18の一例
第2プロジェクター12〜第8プロジェクター18は、接続相手が異なる以外、相互に同一構成である。よって、説明の簡略化のため、第2プロジェクター12〜第8プロジェクター18のうち、第2プロジェクター12の構成のみを説明する。第2プロジェクター12は、他の表示装置の一例である。
第2プロジェクター12〜第8プロジェクター18は、接続相手が異なる以外、相互に同一構成である。よって、説明の簡略化のため、第2プロジェクター12〜第8プロジェクター18のうち、第2プロジェクター12の構成のみを説明する。第2プロジェクター12は、他の表示装置の一例である。
図3は、第2プロジェクター12の一例を示す図である。第2プロジェクター12は、第2入力部510と、第2出力部520と、第2通信部530と、第2投射光学系540と、第2駆動部550と、第2投射部560と、第2カメラ570と、第2音処理部580と、第2スピーカー590と、第2記憶部600と、第2処理部610と、第2操作部620と、を含む。
ここで、第2投射光学系540は、第1投射光学系140と同一構成である。第2投射部560は、第1投射部160と同一構成である。このため、第2プロジェクター12から投射面3までの距離が、第1プロジェクター11から投射面3までの距離と等しい場合、第2フォーカスレンズ541の位置は、第1フォーカスレンズ141の位置と等しくなる。第2フォーカスレンズ541の位置は、第2投射光学系540における第2フォーカスレンズ541の位置を意味する。
ここで、第2投射光学系540は、第1投射光学系140と同一構成である。第2投射部560は、第1投射部160と同一構成である。このため、第2プロジェクター12から投射面3までの距離が、第1プロジェクター11から投射面3までの距離と等しい場合、第2フォーカスレンズ541の位置は、第1フォーカスレンズ141の位置と等しくなる。第2フォーカスレンズ541の位置は、第2投射光学系540における第2フォーカスレンズ541の位置を意味する。
第2入力部510は、第4プロジェクター14からAV信号を受ける。第2入力部510は、例えば、HDMI規格のインターフェイスである。第2入力部510は、HDMI規格のインターフェイスに限らない。例えば、第2入力部510は、無線または有線のLANインターフェイスでもよい。
第2出力部520は、第2出力部520に他のプロジェクターが接続されている場合、第2入力部510が受けたAV信号を当該他のプロジェクターへ出力する。第2出力部520は、例えば、HDMI規格のインターフェイスである。第2出力部520は、HDMI規格のインターフェイスに限らない。例えば、第2出力部520は、無線または有線のLANインターフェイスでもよい。
第2通信部530は、第4プロジェクター14と通信する。第2通信部530は、第1通信部130が採用する通信方式と同一の通信方式で通信を実行する。第2通信部530は、第2フォーカスレンズ541の位置を示す位置情報を、第4プロジェクター14の第2通信部530に送信する。第2通信部530は、送信部の一例である。
第2投射光学系540は、第2投射画像52を投射するために用いられる。第2投射光学系540は、第2フォーカスレンズ541を含む。
第2駆動部550は、第2処理部610の制御下で第2フォーカスレンズ541の位置を調整する。
第2投射部560は、第2投射光学系540を介して、さらに言えば、第2フォーカスレンズ541を介して、第2投射画像52を投射面3に投射する。第2投射部560は、第1投射部160と同一構成である。
第2カメラ570は、投射面3を撮像することによって第2撮像データを生成する。第2カメラ570は、レンズ等の第2受光光学系571と、第2受光光学系571にて集光される光を電気信号に変換する第2撮像素子572と、を含む。第2撮像素子572は、例えば、CCDイメージセンサーである。第2撮像素子572は、CCDイメージセンサーに限らず、例えば、CMOSイメージセンサーでもよい。
第2カメラ570は、第2プロジェクター12とは別体として設けられてもよい。この場合、第2カメラ570と第2プロジェクター12は、データの送受信ができるように有線または無線のインターフェイスにより相互に接続される。
第2音処理部580は、音信号を処理する。例えば、第2音処理部580は、第2操作部620が受ける音量指示に基づいて音信号を処理することによって、音信号が示す音量を変更する。第2スピーカー590は、第2音処理部580が処理した音信号に基づく音を出力する。
第2記憶部600は、第2処理部610が読み取り可能な記録媒体である。第2記憶部600は、例えば、不揮発性メモリーと揮発性メモリーとを含む。第2記憶部600は、第2処理部610によって実行される制御プログラム601と、第2処理部610が使用する各種のデータ602と、を記憶する。
第2処理部610は、例えば、単数または複数のプロセッサーによって構成される。一例を挙げると、第2処理部610は、単数または複数のCPUによって構成される。第2処理部610の機能の一部または全部は、DSP、ASIC、PLD、FPGA等の回路によって構成されてもよい。第2処理部610は、各種の処理を並列的または逐次的に実行する。
第2処理部610は、第2記憶部600から制御プログラム601を読み取り実行することによって、第2設定部611、第2入出力制御部612、第2画像制御部613および第2音制御部614として機能する。
第2設定部611は、投射面3における第2投射画像52のフォーカスの状態に基づいて、第2フォーカスレンズ541の位置を設定する。第2設定部611による第2フォーカスレンズ541の位置の設定手法は、第1設定部211による第1フォーカスレンズ141の位置の設定手法と同様である。
第2入出力制御部612は、第2入力部510が受けたAV信号を2つに分ける。第2入出力制御部612は、2つのAV信号の一方を第2出力部520へ出力する。第2入出力制御部612は、2つのAV信号の他方を投射画像信号と音信号に分ける。第2入出力制御部612は、投射画像信号を第2画像制御部613に提供し、音信号を第2音制御部614に提供する。
第2画像制御部613は、投射画像4における第2投射画像52の領域を示す第2領域情報に基づいて、投射画像信号から、第2投射画像52を示す第2画像信号を取得する。第2領域情報は、予めユーザーによって設定され第2記憶部600に記憶されている。第2画像制御部613は、第2画像信号を第2投射部560に提供することによって、第2投射部560に第2投射画像52を投射させる。
第2音制御部614は、第1プロジェクター11から提供されるチャネル指示に基づいて、第2スピーカー590からの音の出力を制御する。
第2操作部620は、例えば、各種の操作ボタン、操作キーまたはタッチパネルである。第2操作部620は、第2プロジェクター12の筐体に設けられている。第2操作部620は、ユーザーの入力操作を受け取る。なお、第2操作部620は、リモートコントローラーでもよい。
A4:第1投射部160および第2投射部560の一例
第1投射部160および第2投射部560は、上述の通り相互に同一構成である。よって、説明の簡略化のため、第1投射部160および第2投射部560の構成のうち、第1投射部160の構成のみを説明する。
図4は、第1投射部160の一例を示す図である。第1投射部160は、画像処理部161と、フレームメモリー162と、ライトバルブ駆動部163と、光源164と、赤色用液晶ライトバルブ165Rと、緑色用液晶ライトバルブ165Gと、青色用液晶ライトバルブ165Bと、を含む。以下、赤色用液晶ライトバルブ165Rと、緑色用液晶ライトバルブ165Gと、青色用液晶ライトバルブ165Bとを相互に区別する必要がない場合、これらを「液晶ライトバルブ165」と称する。
第1投射部160および第2投射部560は、上述の通り相互に同一構成である。よって、説明の簡略化のため、第1投射部160および第2投射部560の構成のうち、第1投射部160の構成のみを説明する。
図4は、第1投射部160の一例を示す図である。第1投射部160は、画像処理部161と、フレームメモリー162と、ライトバルブ駆動部163と、光源164と、赤色用液晶ライトバルブ165Rと、緑色用液晶ライトバルブ165Gと、青色用液晶ライトバルブ165Bと、を含む。以下、赤色用液晶ライトバルブ165Rと、緑色用液晶ライトバルブ165Gと、青色用液晶ライトバルブ165Bとを相互に区別する必要がない場合、これらを「液晶ライトバルブ165」と称する。
画像処理部161は、単数または複数のイメージプロセッサー等の回路によって構成される。画像処理部161は、例えば、第1処理部210から画像信号を受け取る。
画像処理部161は、画像信号をフレームメモリー162に展開する。フレームメモリー162は、例えば、RAM等の記憶装置によって構成される。画像処理部161は、フレームメモリー162に展開された画像信号に画像処理を施すことによって画像データを生成する。
画像処理部161が実行する画像処理は、例えば、解像度変換処理を包含する。解像度変換処理では、画像処理部161は、画像信号の解像度を、例えば液晶ライトバルブ165の解像度に変換する。画像処理部161は、解像度変換処理に加えて、他の画像処理、例えば、第1投射部160が投射する画像の台形歪みを補正する幾何補正処理を実行してもよい。
ライトバルブ駆動部163は、例えば、ドライバー等の回路で構成される。ライトバルブ駆動部163は、画像処理部161から提供される画像データに基づいて液晶ライトバルブ165を駆動する。
光源164は、例えば、LEDである。光源164は、LEDに限らず、例えば、キセノンランプ、超高圧水銀ランプ、またはレーザー光源でもよい。光源164から出射される光は、不図示のインテグレーター光学系によって輝度分布のばらつきが低減され、その後、不図示の色分離光学系によって光の3原色である赤色、緑色、青色の色光成分に分離される。赤色の色光成分は赤色用液晶ライトバルブ165Rに入射する。緑色の色光成分は緑色用液晶ライトバルブ165Gに入射する。青色の色光成分は青色用液晶ライトバルブ165Bに入射する。
液晶ライトバルブ165は、一対の透明基板間に液晶が存在する液晶パネル等によって構成される。液晶ライトバルブ165は、マトリクス状に位置する複数の画素165pを含む矩形の画素領域165aを有する。液晶ライトバルブ165では、液晶に対して画素165pごとに駆動電圧が印加される。ライトバルブ駆動部163が、画像データに基づく駆動電圧を各画素165pに印加すると、各画素165pは、駆動電圧に基づく光透過率に設定される。光源164から出射される光は、画素領域165aを通ることで変調され画像信号に基づく画像が色光ごとに形成される。液晶ライトバルブ165は、光変調装置の一例である。
各色の画像は、図示しない色合成光学系によって画素165pごとに合成され、カラー画像が生成される。
A5:第2プロジェクター12〜第8プロジェクター18の動作の一例
第2プロジェクター12〜第8プロジェクター18は、上述の通り、接続相手が異なる以外、相互に同一構成である。よって、説明の簡略化のため、第2プロジェクター12〜第8プロジェクター18の動作のうち、第2プロジェクター12の動作を中心に説明する。
第2プロジェクター12〜第8プロジェクター18は、上述の通り、接続相手が異なる以外、相互に同一構成である。よって、説明の簡略化のため、第2プロジェクター12〜第8プロジェクター18の動作のうち、第2プロジェクター12の動作を中心に説明する。
図5は、第2プロジェクター12の動作を説明するための図である。以下では、第2プロジェクター12は、第2入力部510でAV信号を受け、第2フォーカスレンズ541を介して第2投射画像52を投射面3に投射しているとする。
ステップS101において第2設定部611は、第2フォーカスレンズ541の位置を設定する。
ステップS101では、まず、第2設定部611は、第2駆動部550を用いて第2フォーカスレンズ541の位置を移動させながら、第2カメラ570に第2撮像データを生成させ、第2撮像データが示す第2投射画像52のフォーカスの状態を確認する。続いて、第2設定部611は、第2駆動部550を用いて、投射面3において第2投射画像52のフォーカスが合う位置に第2フォーカスレンズ541の位置を設定する。
ステップS101では、まず、第2設定部611は、第2駆動部550を用いて第2フォーカスレンズ541の位置を移動させながら、第2カメラ570に第2撮像データを生成させ、第2撮像データが示す第2投射画像52のフォーカスの状態を確認する。続いて、第2設定部611は、第2駆動部550を用いて、投射面3において第2投射画像52のフォーカスが合う位置に第2フォーカスレンズ541の位置を設定する。
続いて、ステップS102において第2通信部530は、第2フォーカスレンズ541の位置を示す位置情報を、第4プロジェクター14の第2通信部530に送信する。
例えば、第2設定部611が、第2フォーカスレンズ541の位置を示す位置情報を生成し、第2通信部530が、第2設定部611の生成した位置情報を、第4プロジェクター14の第2通信部530に送信する。
例えば、第2設定部611が、第2フォーカスレンズ541の位置を示す位置情報を生成し、第2通信部530が、第2設定部611の生成した位置情報を、第4プロジェクター14の第2通信部530に送信する。
次に、第3プロジェクター13〜第8プロジェクター18の各々に特有の動作を説明する。
第4プロジェクター14は、第2プロジェクター12における第2フォーカスレンズ541の位置を示す位置情報を受信すると、第2プロジェクター12と第4プロジェクター14の各々における第2フォーカスレンズ541の位置を示す位置情報を第6プロジェクター16に送信する。
第6プロジェクター16は、第2プロジェクター12と第4プロジェクター14の各々における第2フォーカスレンズ541の位置を示す位置情報を受信すると、第2プロジェクター12と第4プロジェクター14と第6プロジェクター16の各々における第2フォーカスレンズ541の位置を示す位置情報を第8プロジェクター18に送信する。
第8プロジェクター18は、第2プロジェクター12と第4プロジェクター14と第6プロジェクター16の各々における第2フォーカスレンズ541の位置を示す位置情報を受信すると、第2プロジェクター12と第4プロジェクター14と第6プロジェクター16と第8プロジェクター18の各々における第2フォーカスレンズ541の位置を示す位置情報を第7プロジェクター17に送信する。
第7プロジェクター17は、第2プロジェクター12と第4プロジェクター14と第6プロジェクター16と第8プロジェクター18の各々における第2フォーカスレンズ541の位置を示す位置情報を受信すると、第2プロジェクター12と第4プロジェクター14と第6プロジェクター16〜第8プロジェクター18の各々における第2フォーカスレンズ541の位置を示す位置情報を第5プロジェクター15に送信する。
第5プロジェクター15は、第2プロジェクター12と第4プロジェクター14と第6プロジェクター16〜第8プロジェクター18の各々における第2フォーカスレンズ541の位置を示す位置情報を受信すると、第2プロジェクター12と第4プロジェクター14〜第8プロジェクター18の各々における第2フォーカスレンズ541の位置を示す位置情報を第3プロジェクター13に送信する。
第3プロジェクター13は、第2プロジェクター12と第4プロジェクター14〜第8プロジェクター18の各々における第2フォーカスレンズ541の位置を示す位置情報を受信すると、第2プロジェクター12〜第8プロジェクター18の各々における第2フォーカスレンズ541の位置を示す位置情報を第1プロジェクター11に送信する。
A6:第1プロジェクター11の動作の一例
図6は、第1プロジェクター11の動作を説明するための図である。以下では、第1プロジェクター11は、第1入力部110でAV信号を受け、第1フォーカスレンズ141を介して第1投射画像51を投射面3に投射しているとする。
図6は、第1プロジェクター11の動作を説明するための図である。以下では、第1プロジェクター11は、第1入力部110でAV信号を受け、第1フォーカスレンズ141を介して第1投射画像51を投射面3に投射しているとする。
ステップS201において第1通信部130は、第3プロジェクター13から、第2プロジェクター12〜第8プロジェクター18の各々における第2フォーカスレンズ541の位置を示す位置情報を受信すると、当該位置情報を第1音制御部214に提供する。
続いて、ステップS202において第1設定部211は、第1フォーカスレンズ141の位置を設定する。
ステップS202では、まず、第1設定部211は、第1駆動部150を用いて第1フォーカスレンズ141の位置を移動させながら、第1カメラ170に第1撮像データを生成させ、第1撮像データが示す第1投射画像51のフォーカスの状態を確認する。
続いて、第1設定部211は、第1駆動部150を用いて、投射面3において第1投射画像51のフォーカスが合う位置に第1フォーカスレンズ141の位置を設定する。第1設定部211は、第1フォーカスレンズ141の位置を示す位置情報を第1音制御部214に提供する。
なお、ステップS201とステップS202との順番は逆でもよい。
ステップS202では、まず、第1設定部211は、第1駆動部150を用いて第1フォーカスレンズ141の位置を移動させながら、第1カメラ170に第1撮像データを生成させ、第1撮像データが示す第1投射画像51のフォーカスの状態を確認する。
続いて、第1設定部211は、第1駆動部150を用いて、投射面3において第1投射画像51のフォーカスが合う位置に第1フォーカスレンズ141の位置を設定する。第1設定部211は、第1フォーカスレンズ141の位置を示す位置情報を第1音制御部214に提供する。
なお、ステップS201とステップS202との順番は逆でもよい。
続いて、ステップS203において第1音制御部214は、第1スピーカー190からの音の出力を制御する。
以下、ステップS203の一例を説明する。
第1音制御部214は、第1フォーカスレンズ141の位置に基づいて、投射面3と第1プロジェクター11の間の第1距離を推定する。
例えば、第1音制御部214は、第1フォーカスレンズ141の位置と、投射面3と第1プロジェクター11との間の距離とを、互いに対応させたテーブルを参照することによって、第1距離を推定する。
なお、第1音制御部214は、第1フォーカスレンズ141の位置と、投射面3と第1プロジェクター11との間の距離と、の対応関係を示す関数を用いて、第1距離を推定してもよい。
第1音制御部214は、第1フォーカスレンズ141の位置に基づいて、投射面3と第1プロジェクター11の間の第1距離を推定する。
例えば、第1音制御部214は、第1フォーカスレンズ141の位置と、投射面3と第1プロジェクター11との間の距離とを、互いに対応させたテーブルを参照することによって、第1距離を推定する。
なお、第1音制御部214は、第1フォーカスレンズ141の位置と、投射面3と第1プロジェクター11との間の距離と、の対応関係を示す関数を用いて、第1距離を推定してもよい。
また、第1音制御部214は、第2プロジェクター12の第2フォーカスレンズ541の位置に基づいて、投射面3と第2プロジェクター12との間の第2距離を推定する。
第1音制御部214は、第3プロジェクター13の第2フォーカスレンズ541の位置に基づいて、投射面3と第3プロジェクター13との間の第3距離を推定する。
第1音制御部214は、第4プロジェクター14の第2フォーカスレンズ541の位置に基づいて、投射面3と第4プロジェクター14との間の第4距離を推定する。
第1音制御部214は、第5プロジェクター15の第2フォーカスレンズ541の位置に基づいて、投射面3と第5プロジェクター15との間の第5距離を推定する。
第1音制御部214は、第6プロジェクター16の第2フォーカスレンズ541の位置に基づいて、投射面3と第6プロジェクター16との間の第6距離を推定する。
第1音制御部214は、第7プロジェクター17の第2フォーカスレンズ541の位置に基づいて、投射面3と第7プロジェクター17との間の第7距離を推定する。
第1音制御部214は、第8プロジェクター18の第2フォーカスレンズ541の位置に基づいて、投射面3と第8プロジェクター18との間の第8距離を推定する。
第2距離〜第8距離の各々の推定手法は、第1距離の推定手法と同様である。
第1音制御部214は、第3プロジェクター13の第2フォーカスレンズ541の位置に基づいて、投射面3と第3プロジェクター13との間の第3距離を推定する。
第1音制御部214は、第4プロジェクター14の第2フォーカスレンズ541の位置に基づいて、投射面3と第4プロジェクター14との間の第4距離を推定する。
第1音制御部214は、第5プロジェクター15の第2フォーカスレンズ541の位置に基づいて、投射面3と第5プロジェクター15との間の第5距離を推定する。
第1音制御部214は、第6プロジェクター16の第2フォーカスレンズ541の位置に基づいて、投射面3と第6プロジェクター16との間の第6距離を推定する。
第1音制御部214は、第7プロジェクター17の第2フォーカスレンズ541の位置に基づいて、投射面3と第7プロジェクター17との間の第7距離を推定する。
第1音制御部214は、第8プロジェクター18の第2フォーカスレンズ541の位置に基づいて、投射面3と第8プロジェクター18との間の第8距離を推定する。
第2距離〜第8距離の各々の推定手法は、第1距離の推定手法と同様である。
第1音制御部214は、第1距離と第2距離との関係に基づいて、例えば、第1距離と第2距離との差と、第1距離と第2距離との大小関係とに応じて、第1スピーカー190からの音の出力を制御する。
一例を挙げると、第1音制御部214は、第2距離が第1距離と第1所定距離との和よりも長い場合、例えば、第1プロジェクター11が前方位置に配置され、かつ、第2プロジェクター12が後方位置に配置されている場合、第1スピーカー190へ供給すべき信号として、LC信号、RC信号、CC信号およびLFEC信号のいずれかを割り当てる。第1所定距離は0m以上の距離である。
第1距離が、第2距離と第2所定距離との和よりも長い場合、例えば、第1プロジェクター11が後方位置に配置され、かつ、第2プロジェクター12が前方位置に配置されている場合、第1音制御部214は、第1スピーカー190へ供給すべき信号として、SLC信号、SRC信号、SBLC信号およびSBRC信号のいずれかを割り当てる。第2所定距離は0m以上の距離である。第2所定距離は、第1所定距離と同一の距離でもよいし、第1所定距離と異なる距離でもよい。以下では、第2所定距離は、第1所定距離と同一の距離であるとする。
第2距離が第1距離と第1所定距離との和以下であり、かつ、第1距離が、第2距離と第2所定距離との和以下である場合、第1音制御部214は、第3距離〜第8距離のいずれかと第1距離との関係に基づいて、第1スピーカー190へ供給すべき信号を決定する。
例えば、第1距離が、第3距離から第8距離のいずれかと第2所定距離との和よりも長い場合、第1音制御部214は、第1スピーカー190へ供給すべき信号として、SLC信号、SRC信号、SBLC信号およびSBRC信号のいずれか、例えば、SLC信号を割り当てる。
第3距離から第8距離のいずれかが、第1距離と第1所定距離との和よりも長い場合、第1音制御部214は、第1スピーカー190へ供給すべき信号として、LC信号、RC信号、CC信号およびLFEC信号のいずれか、例えば、LC信号を割り当てる。
図1では、第1スピーカー190にLC信号が割り当てられた例が示されている。
第3距離から第8距離のいずれかが、第1距離と第1所定距離との和よりも長い場合、第1音制御部214は、第1スピーカー190へ供給すべき信号として、LC信号、RC信号、CC信号およびLFEC信号のいずれか、例えば、LC信号を割り当てる。
図1では、第1スピーカー190にLC信号が割り当てられた例が示されている。
続いて、第1音制御部214は、7.1チャネル信号に含まれる複数のチャネル信号のうち、第1スピーカー190へ供給すべき信号として割り当てられたチャネル信号を、第2音処理部580に提供することによって、第1スピーカー190からの音の出力を制御する。
ここまでが、ステップS203の一例の説明である。
ここまでが、ステップS203の一例の説明である。
続いて、ステップS204において第1プロジェクター11は、第2プロジェクター12〜第8プロジェクター18の各々に対して、チャネル指示を第1通信部130から送信する。
以下、ステップS204の一例を説明する。
第1音制御部214は、第1距離を用いて、第2プロジェクター12〜第8プロジェクター18の各々へのチャネル指示を決定する。
第1音制御部214は、第1距離を用いて、第2プロジェクター12〜第8プロジェクター18の各々へのチャネル指示を決定する。
例えば、第1音制御部214は、まず、第2プロジェクター12〜第8プロジェクター18を、投射面3までの距離と第1距離との差が第1所定距離以下である第1グループと、投射面3までの距離と第1距離との差が第1所定距離よりも長い第2グループと、に分ける。図1に示す例では、第3プロジェクター13と第5プロジェクター15と第7プロジェクター17が第1グループに属し、2プロジェクター12と第4プロジェクター14と第6プロジェクター16と第8プロジェクター18が第2グループに属する。
第1音制御部214は、第1スピーカー190に、LC信号、RC信号、CC信号およびLFEC信号のいずれかが割り当てられている場合、第1グループに属するプロジェクター1の各々に、LC信号、RC信号、CC信号およびLFEC信号のうち、第1スピーカー190に割り当てられていないチャネル信号を、重複することなく割り当てる。
この場合、第1音制御部214は、第2グループに属するプロジェクター1の各々に、SLC信号、SRC信号、SBLC信号およびSBRC信号のいずれかを、重複することなく割り当てる。
図1では、第2プロジェクター12にSLC信号が割り当てられ、第3プロジェクター13にCC信号が割り当てられ、第4プロジェクター14にSBLC信号が割り当てられ、第5プロジェクター15にLFEC信号が割り当てられ、第6プロジェクター16にSBRC信号が割り当てられ、第7プロジェクター17にRC信号が割り当てられ、第8プロジェクター18にSRC信号が割り当てられた例が示されている。
この場合、第1音制御部214は、第2グループに属するプロジェクター1の各々に、SLC信号、SRC信号、SBLC信号およびSBRC信号のいずれかを、重複することなく割り当てる。
図1では、第2プロジェクター12にSLC信号が割り当てられ、第3プロジェクター13にCC信号が割り当てられ、第4プロジェクター14にSBLC信号が割り当てられ、第5プロジェクター15にLFEC信号が割り当てられ、第6プロジェクター16にSBRC信号が割り当てられ、第7プロジェクター17にRC信号が割り当てられ、第8プロジェクター18にSRC信号が割り当てられた例が示されている。
第1スピーカー190に、SLC信号、SRC信号、SBLC信号およびSBRC信号のいずれかが割り当てられている場合、第1音制御部214は、第1グループに属するプロジェクター1の各々に、SLC信号、SRC信号、SBLC信号およびSBRC信号のうち、第1スピーカー190に割り当てられていないチャネル信号を重複することなく割り当てる。この場合、第1音制御部214は、第2グループに属するプロジェクター1の各々に、LC信号、RC信号、CC信号およびLFEC信号のいずれかを重複することなく割り当てる。
続いて、第1音制御部214は、チャネル信号の割り当て結果を示すチャネル指示を、第2プロジェクター12〜第8プロジェクター18の各々に第1通信部130から送信する。
ここまでが、ステップS204の一例の説明である。
ここまでが、ステップS204の一例の説明である。
第2プロジェクター12〜第8プロジェクター18の各々は、チャネル指示を受信し、当該チャネル指示に基づいて、7.1チャネル信号に含まれる複数のチャネル信号から、音の出力に使用するチャネル信号を選択する。第2プロジェクター12〜第8プロジェクター18の各々は、選択したチャネル信号に基づく音を出力する。
例えば、第2プロジェクター12が受信したチャネル指示が、第2プロジェクター12に対するSLC信号の割り当てを示す場合、第2プロジェクター12の第2音制御部614は、7.1チャネル信号に含まれるSLC信号を第2音処理部580に提供することによって、第2スピーカー590からSLC信号に基づく音を出力させる。
例えば、第2プロジェクター12が受信したチャネル指示が、第2プロジェクター12に対するSLC信号の割り当てを示す場合、第2プロジェクター12の第2音制御部614は、7.1チャネル信号に含まれるSLC信号を第2音処理部580に提供することによって、第2スピーカー590からSLC信号に基づく音を出力させる。
なお、本実施形態において、第1音制御部214は、第1距離と第2距離との関係に基づいて、第1スピーカー190からの音量を制御してもよい。
例えば、第1音制御部214は、第2距離が、第1距離と第1所定距離との和よりも長い場合、第1スピーカー190からの音量を第1レベルよりも小さくし、第1距離が、第2距離と第2所定距離との和よりも長い場合、第1スピーカー190からの音量を第1レベルよりも大きくする。
さらに、第1音制御部214は、第1スピーカー190からの音量を第1レベルよりも小さくした場合、第1グループに属するプロジェクター1からの音量を第1レベルよりも小さくし、第2グループに属するプロジェクター1からの音量を第1レベルよりも大きくする。
また、第1音制御部214は、第1スピーカー190からの音量を第1レベルよりも大きくした場合、第1グループに属するプロジェクター1からの音量を第1レベルよりも大きくし、第2グループに属するプロジェクター1からの音量を第1レベルよりも小さくする。
なお、第1プロジェクター11は、第1距離から第8距離に基づいて、第1プロジェクター11から第8プロジェクター18の各々から出力される音量を制御する場合、第1プロジェクター11から第8プロジェクター18の各々へのチャネル信号の割り当てを実行しなくてもよい。
例えば、第1音制御部214は、第2距離が、第1距離と第1所定距離との和よりも長い場合、第1スピーカー190からの音量を第1レベルよりも小さくし、第1距離が、第2距離と第2所定距離との和よりも長い場合、第1スピーカー190からの音量を第1レベルよりも大きくする。
さらに、第1音制御部214は、第1スピーカー190からの音量を第1レベルよりも小さくした場合、第1グループに属するプロジェクター1からの音量を第1レベルよりも小さくし、第2グループに属するプロジェクター1からの音量を第1レベルよりも大きくする。
また、第1音制御部214は、第1スピーカー190からの音量を第1レベルよりも大きくした場合、第1グループに属するプロジェクター1からの音量を第1レベルよりも大きくし、第2グループに属するプロジェクター1からの音量を第1レベルよりも小さくする。
なお、第1プロジェクター11は、第1距離から第8距離に基づいて、第1プロジェクター11から第8プロジェクター18の各々から出力される音量を制御する場合、第1プロジェクター11から第8プロジェクター18の各々へのチャネル信号の割り当てを実行しなくてもよい。
また、本実施形態において、第1音制御部214は、チャネル信号の割り当て結果を、第1操作部220がユーザーから受ける修正指示に基づいて修正してもよい。
この構成によれば、第1音制御部214によるチャネル信号の割り当てが適切でない場合、ユーザーが、割り当て結果を修正可能になる。この場合、第1音制御部214によるチャネル信号の割り当て結果は、チャネル信号の割り当ての初期値として機能する。
この構成によれば、第1音制御部214によるチャネル信号の割り当てが適切である可能性があるため、ユーザーがすべての割り当てを行う場合に比べて、ユーザーが行わなければならない作業を低減できる。
この構成によれば、第1音制御部214によるチャネル信号の割り当てが適切でない場合、ユーザーが、割り当て結果を修正可能になる。この場合、第1音制御部214によるチャネル信号の割り当て結果は、チャネル信号の割り当ての初期値として機能する。
この構成によれば、第1音制御部214によるチャネル信号の割り当てが適切である可能性があるため、ユーザーがすべての割り当てを行う場合に比べて、ユーザーが行わなければならない作業を低減できる。
A7:第1実施形態についてのまとめ
上述の開示に係る音出力制御方法および表示システム1000は以下の態様を含む。
上述の開示に係る音出力制御方法および表示システム1000は以下の態様を含む。
第1プロジェクター11は、第1フォーカスレンズ141と、第1フォーカスレンズ141を介して第1投射画像51を投射面3に投射する第1投射部160と、第1スピーカー190と、投射面3における第1投射画像51のフォーカスの状態に基づいて第1フォーカスレンズ141の位置を設定する第1設定部211とを含む。
第2プロジェクター12は、第2フォーカスレンズ541と、第2フォーカスレンズ541を介して第2投射画像52を投射面3に投射する第2投射部560と、第2スピーカー590と、投射面3における第2投射画像52のフォーカスの状態に基づいて第2フォーカスレンズ541の位置を設定する第2設定部611と、第2フォーカスレンズ541の位置に関する位置情報を送信する第2通信部530とを含む。
第1プロジェクター11は、さらに、位置情報を受信する第1通信部130と、位置情報と、第1フォーカスレンズ141の位置と、に基づいて、第1スピーカー190からの音の出力を制御する第1音制御部214と、を含む。
第2プロジェクター12は、第2フォーカスレンズ541と、第2フォーカスレンズ541を介して第2投射画像52を投射面3に投射する第2投射部560と、第2スピーカー590と、投射面3における第2投射画像52のフォーカスの状態に基づいて第2フォーカスレンズ541の位置を設定する第2設定部611と、第2フォーカスレンズ541の位置に関する位置情報を送信する第2通信部530とを含む。
第1プロジェクター11は、さらに、位置情報を受信する第1通信部130と、位置情報と、第1フォーカスレンズ141の位置と、に基づいて、第1スピーカー190からの音の出力を制御する第1音制御部214と、を含む。
第1フォーカスレンズ141の位置は、第1プロジェクター11と投射面3との間の距離に応じており、第2フォーカスレンズ541の位置は、第1プロジェクター11と投射面3との間の距離に応じている。このため、この態様によれば、第1スピーカー190の音声出力状態の制御に、第1プロジェクター11から投射面3までの距離に関する情報と、第2プロジェクター12から投射面3までの距離に関する情報と、を反映できる。
また、第1プロジェクター11から投射面3までの距離に関する情報として、第1フォーカスレンズ141の位置が用いられる。このため、例えば、第1プロジェクター11は、第1プロジェクター11から投射面3までの距離に関する情報を得るために、第1プロジェクター11から投射面3までの距離を実際に計測しなくてもよい。なお、第1プロジェクター11は、第1プロジェクター11から投射面3までの距離を実際に計測してもよい。
また、第2プロジェクター12から投射面3までの距離に関する情報として、第2フォーカスレンズ541の位置が用いられる。このため、例えば、第2プロジェクター12は、第2プロジェクター12から投射面3までの距離に関する情報を得るために、第2プロジェクター12から投射面3までの距離を実際に計測しなくてもよい。なお、第2プロジェクター12は、第2プロジェクター12から投射面3までの距離を実際に計測してもよい。
また、第2プロジェクター12から投射面3までの距離に関する情報として、第2フォーカスレンズ541の位置が用いられる。このため、例えば、第2プロジェクター12は、第2プロジェクター12から投射面3までの距離に関する情報を得るために、第2プロジェクター12から投射面3までの距離を実際に計測しなくてもよい。なお、第2プロジェクター12は、第2プロジェクター12から投射面3までの距離を実際に計測してもよい。
第1音制御部214は、第1フォーカスレンズ141の位置に基づいて推定される投射面3と第1プロジェクター11との間の第1距離と、位置情報に基づいて推定される投射面3と第2プロジェクター12との間の第2距離と、の関係に基づいて、第1プロジェクター11からの音の出力を制御する。この態様によれば、例えば、第1距離と第2距離との差と、第1距離と第2距離との大小関係とに応じて、第1プロジェクター11からの音の出力を制御できる。
第1音制御部214は、第2距離が、第1距離と第1所定距離との和よりも長い場合、サラウンドチャネル信号とは異なるチャネル信号に基づく音を出力し、第1距離が、第2距離と第2所定距離との和よりも長い場合、サラウンドチャネル信号に基づく音を出力する。この態様によれば、第1スピーカー190からのサラウンドオーディオ信号に基づく音の出力を、第1距離と第2距離との関係に応じて切り換えることをできる。
B:変形例
以上に例示した実施形態の変形の態様を以下に例示する。以下の例示から任意に選択された2個以上の態様を、相互に矛盾しない範囲において適宜に併合してもよい。
以上に例示した実施形態の変形の態様を以下に例示する。以下の例示から任意に選択された2個以上の態様を、相互に矛盾しない範囲において適宜に併合してもよい。
B1:第1変形例
第1実施形態において、第1音制御部214は、位置情報と、第1フォーカスレンズ141の位置と、デイジーチェーン方式における第1プロジェクター11の接続の順番と、に基づいて、第1プロジェクター11からの音の出力を制御してもよい。この場合、デイジーチェーン方式における第1プロジェクター11の接続の順番を示す順番情報が第1記憶部200に予め記憶され、第1音制御部214は、第1記憶部200に記憶されている順番情報を参照することによって、デイジーチェーン方式における第1プロジェクター11の接続の順番を認識する。
第1実施形態において、第1音制御部214は、位置情報と、第1フォーカスレンズ141の位置と、デイジーチェーン方式における第1プロジェクター11の接続の順番と、に基づいて、第1プロジェクター11からの音の出力を制御してもよい。この場合、デイジーチェーン方式における第1プロジェクター11の接続の順番を示す順番情報が第1記憶部200に予め記憶され、第1音制御部214は、第1記憶部200に記憶されている順番情報を参照することによって、デイジーチェーン方式における第1プロジェクター11の接続の順番を認識する。
例えば、第1音制御部214は、第2距離が、第1距離と第1所定距離との和よりも長く、デイジーチェーン方式における第1プロジェクター11の接続の順番が1番である場合に、第1スピーカー190へ割り当てるべき信号としてLC信号を割り当てる。
また、第2距離が、第1距離と第1所定距離との和よりも長く、デイジーチェーン方式における第1プロジェクター11の接続の順番が2番である場合に、第1スピーカー190へ割り当てるべき信号としてCC信号を割り当てる。
第1音制御部214は、第1距離と、第2距離と、デイジーチェーン方式における第1プロジェクター11の接続の順番と、第1スピーカー190へ割り当てるべき信号と、の対応関係を示すテーブルを参照することによって、第1スピーカー190へ割り当てるべき信号を決定する。当該テーブルは、例えば、第1記憶部200に記憶される。
また、第2距離が、第1距離と第1所定距離との和よりも長く、デイジーチェーン方式における第1プロジェクター11の接続の順番が2番である場合に、第1スピーカー190へ割り当てるべき信号としてCC信号を割り当てる。
第1音制御部214は、第1距離と、第2距離と、デイジーチェーン方式における第1プロジェクター11の接続の順番と、第1スピーカー190へ割り当てるべき信号と、の対応関係を示すテーブルを参照することによって、第1スピーカー190へ割り当てるべき信号を決定する。当該テーブルは、例えば、第1記憶部200に記憶される。
また、第1音制御部214は、第1距離から第8距離と、デイジーチェーン方式における第1プロジェクター11から第8プロジェクター18の各々の接続の順番と、第1プロジェクター11から第8プロジェクター18の各々に割り当てるべき信号と、の対応関係を示すテーブルを参照することによって、第1プロジェクター11から第8プロジェクター18の各々へ割り当てるべき信号を決定してもよい。当該テーブルは、例えば、第1記憶部200に記憶される。また、デイジーチェーン方式における第1プロジェクター11から第8プロジェクター18の接続の順番を示す接続順番情報が第1記憶部200に予め記憶され、第1音制御部214は、第1記憶部200に記憶されている接続順番情報を参照することによって、デイジーチェーン方式における第1プロジェクター11から第8プロジェクター18の接続の順番を認識する。
B2:第2変形例
第1実施形態および第1変形例において、第1音制御部214は、位置情報と、第1フォーカスレンズ141の位置と、投射画像4における第1投射画像51の領域を示す第1領域情報と、に基づいて、第1プロジェクター11からの音の出力を制御してもよい。
第1実施形態および第1変形例において、第1音制御部214は、位置情報と、第1フォーカスレンズ141の位置と、投射画像4における第1投射画像51の領域を示す第1領域情報と、に基づいて、第1プロジェクター11からの音の出力を制御してもよい。
例えば、第1音制御部214は、第2距離が、第1距離と第1所定距離との和よりも長く、第1領域情報が投射画像4の左上の領域を示す場合に、第1スピーカー190へ割り当てるべき信号としてLC信号を割り当てる。
また、第2距離が、第1距離と第1所定距離との和よりも長く、第1領域情報が投射画像4の右上の領域を示す場合に、第1スピーカー190へ割り当てるべき信号としてRC信号を割り当てる。
第1音制御部214は、第1距離と、第2距離と、第1領域情報と、第1スピーカー190へ割り当てるべき信号と、の対応関係を示すテーブルを参照することによって、第1スピーカー190へ割り当てるべき信号を決定する。当該テーブルは、例えば、第1記憶部200に記憶される。
また、第2距離が、第1距離と第1所定距離との和よりも長く、第1領域情報が投射画像4の右上の領域を示す場合に、第1スピーカー190へ割り当てるべき信号としてRC信号を割り当てる。
第1音制御部214は、第1距離と、第2距離と、第1領域情報と、第1スピーカー190へ割り当てるべき信号と、の対応関係を示すテーブルを参照することによって、第1スピーカー190へ割り当てるべき信号を決定する。当該テーブルは、例えば、第1記憶部200に記憶される。
また、第1音制御部214は、第1距離から第8距離と、第1領域情報と、第2プロジェクター12から第8プロジェクター18の各々の第2領域情報と、第1プロジェクター11から第8プロジェクター18の各々に割り当てるべき信号と、の対応関係を示すテーブルを参照することによって、第1プロジェクター11から第8プロジェクター18の各々へ割り当てるべき信号を決定してもよい。当該テーブルは、例えば、第1記憶部200に記憶される。また、第2プロジェクター12から第8プロジェクター18の各々の第2領域情報が第1記憶部200に予め記憶され、第1音制御部214は、第1記憶部200に記憶されている第2プロジェクター12から第8プロジェクター18の各々の第2領域情報を参照するする。
B3:第3変形例
第1実施形態および第1変形例〜第2変形例において、第1音制御部214は、表示システム1000に含まれるプロジェクター1の数が4台以下の場合は、第1距離と第2距離とに基づくチャネル信号の割り当てを中止してもよい。
第1実施形態および第1変形例〜第2変形例において、第1音制御部214は、表示システム1000に含まれるプロジェクター1の数が4台以下の場合は、第1距離と第2距離とに基づくチャネル信号の割り当てを中止してもよい。
表示システム1000が4台のプロジェクター1にて構成される場合、第1音制御部214は、4台のプロジェクター1の各々に、LC信号、CC信号、LFEC信号、RC信号のいずれかを重複することなく割り当てる。
例えば、第1音制御部214は、4台のプロジェクター1に対して、デイジーチェーン方式における接続順に、LC信号、CC信号、LFEC信号、RC信号を割り当てる。
例えば、第1音制御部214は、4台のプロジェクター1に対して、デイジーチェーン方式における接続順に、LC信号、CC信号、LFEC信号、RC信号を割り当てる。
表示システム1000が3台のプロジェクター1にて構成される場合、第1音制御部214は、3台のプロジェクター1の各々に、LC信号、CC信号、RC信号のいずれかを重複することなく割り当てる。
例えば、第1音制御部214は、3台のプロジェクター1に対して、デイジーチェーン方式における接続順に、LC信号、CC信号、RC信号を割り当てる。
例えば、第1音制御部214は、3台のプロジェクター1に対して、デイジーチェーン方式における接続順に、LC信号、CC信号、RC信号を割り当てる。
表示システム1000が2台のプロジェクター1にて構成される場合、第1音制御部214は、2台のプロジェクター1の各々に、LC信号、RC信号のいずれかを重複することなく割り当てる。
例えば、第1音制御部214は、2台のプロジェクター1に対して、デイジーチェーン方式における接続順に、LC信号、RC信号を割り当てる。
例えば、第1音制御部214は、2台のプロジェクター1に対して、デイジーチェーン方式における接続順に、LC信号、RC信号を割り当てる。
なお、第1プロジェクター11が有するEDID(Extended Display Identification Data)のShort Audio Descriptorに示される最大チャネル数が、表示システム1000を構成するプロジェクター1の数に応じて変更されてもよい。
図7は、第1操作部220を用いて最大チャネル数を設定するためのメニュー画面の一例を示す図である。図7に示すメニュー画面では、ユーザーが第1操作部220を用いて設定可能な最大チャネル数の候補が、表示システム1000を構成するプロジェクター1の数に応じて変更される。
例えば、表示システム1000を構成するプロジェクター1の数が2台である場合、最大チャネル数として2チャネルのみが設定可能に表示される。
表示システム1000を構成するプロジェクター1の数が3〜5台のいずれかである場合、最大チャネル数として、2チャネル、2.1チャネルおよび3チャネルが設定可能に表示される。
表示システム1000を構成するプロジェクター1の数が6〜7台である場合、最大チャネル数として、2チャネル、2.1チャネル、3チャネルおよび5.1チャネルが設定可能に表示される。
表示システム1000を構成するプロジェクター1の数が8台以上である場合、最大チャネル数として、2チャネル、2.1チャネル、3チャネル、5.1チャネルおよび7.1チャネルが設定可能に表示される。
図7において、選択不能なチャネルは、グレーアウトで表示される。なお、選択不能なチャネルは、クレーアウト表示ではなく、非表示にされてもよい。なお、メニュー画面の表示は、例えば、第1画像制御部213によって制御される。
図7は、第1操作部220を用いて最大チャネル数を設定するためのメニュー画面の一例を示す図である。図7に示すメニュー画面では、ユーザーが第1操作部220を用いて設定可能な最大チャネル数の候補が、表示システム1000を構成するプロジェクター1の数に応じて変更される。
例えば、表示システム1000を構成するプロジェクター1の数が2台である場合、最大チャネル数として2チャネルのみが設定可能に表示される。
表示システム1000を構成するプロジェクター1の数が3〜5台のいずれかである場合、最大チャネル数として、2チャネル、2.1チャネルおよび3チャネルが設定可能に表示される。
表示システム1000を構成するプロジェクター1の数が6〜7台である場合、最大チャネル数として、2チャネル、2.1チャネル、3チャネルおよび5.1チャネルが設定可能に表示される。
表示システム1000を構成するプロジェクター1の数が8台以上である場合、最大チャネル数として、2チャネル、2.1チャネル、3チャネル、5.1チャネルおよび7.1チャネルが設定可能に表示される。
図7において、選択不能なチャネルは、グレーアウトで表示される。なお、選択不能なチャネルは、クレーアウト表示ではなく、非表示にされてもよい。なお、メニュー画面の表示は、例えば、第1画像制御部213によって制御される。
第1プロジェクター11のEDIDに最大チャネル数が設定されている場合、ソース機器2は、EDIDに設定されている最大チャネル数以下のチャネル数のうち、ソース機器2が出力可能な最大のチャネル数の音信号を、第1プロジェクター11に提供する。
B4:第4変形例
第1実施形態および第1変形例〜第3変形例において、第2プロジェクター12〜第8プロジェクター18の各々は、第1プロジェクター11が第1スピーカー190からの音の出力を制御する機能と同様の機能を有し、自立的に第2スピーカー590からの音の出力を制御してもよい。この場合、第1プロジェクター11は、チャネル指示の送信を実行しない。
第1実施形態および第1変形例〜第3変形例において、第2プロジェクター12〜第8プロジェクター18の各々は、第1プロジェクター11が第1スピーカー190からの音の出力を制御する機能と同様の機能を有し、自立的に第2スピーカー590からの音の出力を制御してもよい。この場合、第1プロジェクター11は、チャネル指示の送信を実行しない。
B5:第5変形例
第1実施形態および第1変形例〜第4変形例において、光変調装置の一例として液晶ライトバルブ165が用いられたが、光変調装置は液晶ライトバルブに限らず適宜変更可能である。例えば、光変調装置は、3枚の反射型の液晶パネルを用いた構成であってもよい。また、光変調装置は、1枚の液晶パネルを用いた方式、3枚のデジタルミラーデバイス(DMD)を用いた方式、1枚のデジタルミラーデバイスを用いた方式等の構成であってもよい。光変調装置として1枚のみの液晶パネルまたはDMDが用いられる場合、色分離光学系および色合成光学系に相当する部材は不要である。また、液晶パネルおよびDMD以外にも、光源21が発した光を変調可能な構成は、光変調装置として採用できる。
第1実施形態および第1変形例〜第4変形例において、光変調装置の一例として液晶ライトバルブ165が用いられたが、光変調装置は液晶ライトバルブに限らず適宜変更可能である。例えば、光変調装置は、3枚の反射型の液晶パネルを用いた構成であってもよい。また、光変調装置は、1枚の液晶パネルを用いた方式、3枚のデジタルミラーデバイス(DMD)を用いた方式、1枚のデジタルミラーデバイスを用いた方式等の構成であってもよい。光変調装置として1枚のみの液晶パネルまたはDMDが用いられる場合、色分離光学系および色合成光学系に相当する部材は不要である。また、液晶パネルおよびDMD以外にも、光源21が発した光を変調可能な構成は、光変調装置として採用できる。
2…ソース機器、11…第1プロジェクター、12…第2プロジェクター、13…第3プロジェクター、14…第4プロジェクター、15…第5プロジェクター、16…第6プロジェクター、17…第7プロジェクター、18…第8プロジェクター、110…第1入力部、120…第1出力部、130…第1通信部、140…第1投射光学系、141…第1フォーカスレンズ、160…第1投射部、180…第1音処理部、190…第1スピーカー、211…第1設定部、212…第1入出力制御部、213…第1画像制御部、214…第1音制御部、1000…表示システム。
Claims (7)
- 第1フォーカスレンズを介して第1画像を投射面に投射し、かつ、音信号に基づく音を出力する第1プロジェクターと、
第2フォーカスレンズを介して第2画像を前記投射面に投射し、かつ、前記音信号に基づく音を出力する第2プロジェクターと、
を有する表示システムが実行する音出力制御方法であって、
前記第2プロジェクターが、前記投射面における前記第2画像のフォーカスの状態に基づいて前記第2フォーカスレンズの位置を設定し、
前記第2プロジェクターが、前記第2フォーカスレンズの位置に関する位置情報を送信し、
前記第1プロジェクターが、前記位置情報を受信し、
前記第1プロジェクターが、前記投射面における前記第1画像のフォーカスの状態に基づいて前記第1フォーカスレンズの位置を設定し、
前記第1プロジェクターが、前記位置情報と、前記第1フォーカスレンズの位置と、に基づいて、前記第1プロジェクターからの音の出力を制御する、
音出力制御方法。 - 前記第1プロジェクターは、
前記第1フォーカスレンズの位置に基づいて推定される前記投射面と前記第1プロジェクターとの間の第1距離と、
前記位置情報に基づいて推定される前記投射面と前記第2プロジェクターとの間の第2距離と、の関係に基づいて、前記第1プロジェクターからの音の出力を制御する、
請求項1に記載の音出力制御方法。 - 前記音信号は、サラウンドチャネル信号と、前記サラウンドチャネル信号とは異なるチャネル信号と、を含むサラウンドオーディオ信号であり、
前記第1プロジェクターは、
前記第2距離が、前記第1距離と第1所定距離との和よりも長い場合、前記サラウンドチャネル信号とは異なるチャネル信号に基づく音を出力し、
前記第1距離が、前記第2距離と第2所定距離との和よりも長い場合、前記サラウンドチャネル信号に基づく音を出力する、
請求項2に記載の音出力制御方法。 - 前記第1プロジェクターと前記第2プロジェクターは、前記音信号の供給元とデイジーチェーン方式で接続されており、
前記第1プロジェクターは、前記位置情報と、前記第1フォーカスレンズの位置と、前記デイジーチェーン方式における前記第1プロジェクターの接続の順番と、に基づいて、前記第1プロジェクターからの音の出力を制御する、
請求項1から3のいずれか1項に記載の音出力制御方法。 - 前記第2プロジェクターは、
前記表示システムにより前記投射面に投射されるべき投射画像における前記第2画像の領域を示す第2領域情報に基づいて、前記投射画像を示す投射画像信号から前記第2画像を示す第2画像信号を取得し、
前記第2画像信号を用いて前記第2画像を前記投射面に投射し、
前記第1プロジェクターは、
前記投射画像における前記第1画像の領域を示す第1領域情報に基づいて、前記投射画像信号から前記第1画像を示す第1画像信号を取得し、
前記第1画像信号を用いて前記第1画像を前記投射面に投射し、
前記位置情報と、前記第1フォーカスレンズの位置と、前記第1領域情報と、に基づいて、前記第1プロジェクターからの音の出力を制御する、
請求項1から3のいずれか1項に記載の音出力制御方法。 - 第1プロジェクターと第2プロジェクターとを含み、
前記第1プロジェクターは、
第1フォーカスレンズと、
前記第1フォーカスレンズを介して第1画像を投射面に投射する第1投射部と、
音信号に基づく音を出力する第1スピーカーと、
前記投射面における前記第1画像のフォーカスの状態に基づいて前記第1フォーカスレンズの位置を設定する第1設定部と、
を含み、
前記第2プロジェクターは、
第2フォーカスレンズと、
前記第2フォーカスレンズを介して第2画像を前記投射面に投射する第2投射部と、
前記音信号に基づく音を出力する第2スピーカーと、
前記投射面における前記第2画像のフォーカスの状態に基づいて前記第2フォーカスレンズの位置を設定する第2設定部と、
前記第2フォーカスレンズの位置に関する位置情報を送信する送信部と、
を含み、
前記第1プロジェクターは、さらに、
前記位置情報を受信する受信部と、
前記位置情報と、前記第1フォーカスレンズの位置と、に基づいて、前記第1スピーカーからの音の出力を制御する音制御部と、
を含む、
表示システム。 - 第1フォーカスレンズを介して第1画像を投射面に投射し、かつ、音信号に基づく音を出力する表示装置が実行する音出力制御方法であって、
第2フォーカスレンズを介して第2画像を前記投射面に投射し前記音信号に基づく音を出力する他の表示装置から、前記投射面における前記第2画像のフォーカスの状態に基づいて設定される前記第2フォーカスレンズの位置に関する位置情報を受信し、
前記投射面における前記第1画像のフォーカスの状態に基づいて前記第1フォーカスレンズの位置を設定し、
前記位置情報と、前記第1フォーカスレンズの位置と、に基づいて、前記表示装置からの音の出力を制御する、
音出力制御方法。
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