JP2020181043A - 表示制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】表示装置における表示品位の低下を抑制可能な技術を提供することを目的とする。【解決手段】表示装置は、表示パネルと、表示パネルの光に関して透光状態と遮光状態とを切り替え可能な複数の開口が配列された視差バリアパネルとを備える。表示制御方法は、互いに隣り合う予め定められた数の開口を透光状態及び遮光状態の一方の状態である第1状態にして複数の第1状態部分を形成し、残りの開口を他方の状態である第2状態にする制御を行い、かつ、第1状態部分を2つ以上の開口に対応するピッチで移動させる制御を行う。【選択図】図10
Description
本発明は、立体表示が可能な表示制御方法に関する。
近年、観測者が立体的な画像を視認可能な表示装置が普及してきている。立体的な画像視認を実現するため、部分的に互いに異なる右眼用画像及び左眼用画像を表示する表示パネルと、右眼用画像及び左眼用画像を右眼及び左眼にそれぞれ視認させるバリア構造とを組み合わせた方法が提案されている。
バリア構造として、表示パネルの前方または後方に設けられ、縦スリット状の透光部分と、縦スリット状のシャッター部分(遮光部分)とを横方向に交互に並べた視差バリアパネルを用いる視差バリア方式が知られている。この視差バリア方式によれば、観測者は、専用メガネを用いなくても、立体的な画像視認を視認することができる。
ただし、視差バリア方式では、画像が正常な立体として視認可能となる視点のエリアが限定されている。このエリア外に観測者の視点があると、右眼用画像と左眼用画像とが混在する3Dクロストークが発生するため、観測者は立体画像を視認することが困難となる。そこで、視点エリアを実質的に拡大するために、観測者の現在の視点位置の情報を検出し、当該視点位置に伴いバリアの透光部分及びシャッター部分の位置を変更するシステムが提案されている(例えば特許文献1)。
透光部分及びシャッター部分を任意の位置に移動可能な視差バリアパネルとしては、例えば、液晶パネルが用いられる。液晶パネルでは、液晶に与える電圧を変化させて、液晶分子の向き、ひいては偏光状態を変化させることによって、光の透過及び非透過の状態を制御することが可能である。
電圧によって液晶を制御する構成では、視差バリアパネルの基板上にて線状に延びるスリット電極(バリア電極とも呼ばれる)が、表示パネルの画素サイズよりも狭いピッチで複数個配置される。つまり、複数のスリット電極が、表示パネルの1画素に対応して配置される。
複数のスリット電極が配置された基板と対をなす対向基板の全面には、共通電位が与えられる共通電極が設けられ、これら基板間に液晶が充填される。ノーマリホワイト方式の液晶パネルでは、スリット電極と共通電極との間の電位差が大きい場合に光を遮るシャッター部分となり、当該電位差が小さい場合に光を透過する透光部分となる。
以上のように構成された視差バリアパネルでは、検出された視点位置に応じて透光部分及びシャッター部分が移動するように、各スリット電極に、透光状態及び遮光状態の一方になるための電位が与えられる。これにより、観測者が移動しても、右眼用画像及び左眼用画像が右眼及び左眼にそれぞれ分離されて視認される(例えば特許文献2〜4)。
詳細は後述するが、シャッター部分となる電極と透光部分となる電極とが隣接する境界部分の液晶には、シャッター部分となる電極からの漏れ電界が生じる。この漏れ電界により、境界部分において、液晶の配向状態が通常の配向状態と概ね逆向きとなるリバースチルトが発生する箇所がある。
透光部分及びシャッター部分が移動しなければ、リバースチルトはその箇所に固定され、透光部分及びシャッター部分が移動すると、その箇所では漏れ電界の影響がなくなり、時間経過とともにリバースチルトは解消していく。しかしながら、透光部分及びシャッター部分が移動した直後、かつ、リバースチルトが解消する前には、リバースチルトの近傍にて、液晶配向が不安定となって光抜けとなるディスクリネーションが発生する。そして、このディスクリネーションの解消に時間がかかると、ムラとして観測者に視認され、表示品位が低下するという問題があった。
そこで、本発明は、上記のような問題点を鑑みてなされたものであり、表示装置における表示品位の低下を抑制可能な技術を提供することを目的とする。
本発明に係る表示制御方法は、表示装置の表示制御方法であって、前記表示装置は、表示パネルと、前記表示パネルの光に関して透光状態と遮光状態とを切り替え可能な複数の開口が配列された視差バリアパネルとを備え、前記複数の開口のうち互いに隣り合う予め定められた数の前記開口を透光状態及び遮光状態の一方の状態である第1状態にして複数の第1状態部分を形成し、残りの前記開口を他方の状態である第2状態にする制御を行い、かつ、前記第1状態部分を2つ以上の前記開口に対応するピッチで移動させる制御を行う。
本発明によれば、第1状態部分を2つ以上の前記開口に対応するピッチで移動させるので、表示装置における表示品位の低下を抑制することができる。
<関連表示装置>
まず、本発明の実施の形態に係る表示装置である立体表示装置について説明する前に、これと関連する立体表示装置(以下、「関連表示装置」と記す)について説明する。
まず、本発明の実施の形態に係る表示装置である立体表示装置について説明する前に、これと関連する立体表示装置(以下、「関連表示装置」と記す)について説明する。
図1は、関連表示装置の構成を模式的に示す断面図である。関連表示装置は、表示パネル1と、視差バリアパネル2と、制御部3とを備える。
表示パネル1には、例えば液晶パネルなどが用いられる。この表示パネル1には、観測者の右眼51aに視認されるべき右眼用画像の一部である右眼用画像部分1aと、観測者の左眼51bに視認されるべき左眼用画像の一部である左眼用画像部分1bとが交互に平面状に配列されている。なお、右眼用画像と左眼用画像とは、視差が生じる程度に部分的に互いに異なっている。
視差バリアパネル2には、例えばカラーフィルタ及びブラックマトリクスを備えないTN(Twisted Nematic)型液晶パネルが用いられる。
図2は、視差バリアパネル2を示す平面図である。視差バリアパネル2には、縦スリット状の複数の開口2aが、右眼用画像部分1a及び左眼用画像部分1bの配列方向と同じ方向(図2では横方向)に配列されている。そして、複数の開口2aでは、表示パネル1の光に関して透光状態と遮光状態とが切り替え可能となっている。なお、図1及び図2以降の視差バリアパネル2において、遮光状態の開口2aにはドットハッチングが付されるが、透光状態の開口2aにはドットハッチングが付されない。
図3は、視差バリアパネル2の構成を示す断面図である。図3の視差バリアパネル2は、電極側基板11と、対向基板21と、液晶層31とを備える。なお、図3などでは図示されていないが、視差バリアパネル2は、通常の液晶パネルと同様に、スイッチング素子、配向膜、及び、偏光膜なども備える。
電極側基板11は、透明基板12と、複数のバリア電極13と、絶縁膜14とを備える。複数のバリア電極13は、例えばITO(Indium Tin Oxide)などからなる透明電極であり、透明基板12上に設けられた下部電極13aと、絶縁膜14上に設けられた上部電極13bとを含む。なお、バリア電極13は、スリット電極とも呼ばれる。
複数のバリア電極13は、図2の複数の開口2aに対応しており、各バリア電極13の範囲は平面視における各開口2aの範囲と同じ、または、ほぼ同じとなっている。複数のバリア電極13には、DC電圧による液晶の焼き付きを抑制するために、交流電圧が適宜印加される。複数のバリア電極13のピッチは、表示パネル1の複数個分の画素のピッチに対応しており、各バリア電極13の電位に応じて当該画素の少なくとも一部の光が遮光または透光される。図3のように、複数のバリア電極13を上列及び下列に交互に設けることによって、狭ピッチの開口2aを実現することができる。
対向基板21は、電極側基板11との間に液晶層31を挟む。対向基板21は、透明基板22と、透明基板22上に設けられた共通電極23とを備える。共通電極23には定常電位が印加される。
透明基板12及び透明基板22の液晶層31の逆側の面には、液晶層31の液晶分子の配向状態(傾きの状態)に応じて表示パネル1からの光を遮光または透光するための偏光板が設けられる。また、透明基板12及び透明基板22の液晶層31側の面には、液晶層31の液晶分子の配向状態を概ね規定するための配向膜が設けられる。この配向膜は、ラビングされると液晶分子のプレチルト角を形成する。
ここで、バリア電極13の電位が高電位(第1電位)である場合、当該バリア電極13に対応する開口2aは、透光状態及び遮光状態の一方の状態である第1状態となる。一方、バリア電極13の電位が高電位よりも低い低電位(第2電位)である場合、当該バリア電極13に対応する開口2aは、透光状態及び遮光状態の他方の状態である第2状態となる。互いに隣り合う予め定められた数の第1状態の開口2aによって、周期的に配置された複数の第1状態部分が形成され、残りの第2状態の開口2aによって、周期的に配置された複数の第2状態部分が形成される。
以下、視差バリアパネル2はノーマリホワイト方式の液晶パネルであるものとして説明する。この場合、第1状態は遮光状態であり、第1状態部分は図2のようなシャッター部分2a1であり、第2状態は透光状態であり、第2状態部分は図2のような透光部分2a2(開口部分)である。
ただし、視差バリアパネル2は、これに限ったものではなく、例えば、ノーマリブラック方式の液晶パネルであってもよい。この場合、第1状態は透光状態であり、第1状態部分は透光部分であり、第2状態は遮光状態であり、第2状態部分はシャッター部分である。なお、本明細書において電位は電圧と実質的に同じ意味である。
以下、シャッター部分2a1及び透光部分2a2のピッチは、表示パネル1の画素ピッチと同じであるものとする。なお、シャッター部分または透光部分を形成する開口2aの数は、複数であれば適宜変更されてもよい。
以上のような構成によれば、図1に示すように、右眼51aには、左眼用画像部分1bはシャッター部分2a1によって入射されないが、右眼用画像部分1aは透光部分2a2を通って入射される。一方、左眼51bには、右眼用画像部分1aはシャッター部分2a1によって入射されないが、左眼用画像部分1bは透光部分2a2を通って入射される。この結果、観測者は、立体表示装置の立体表示を視認することが可能となる。
なお、図1の例では、視差バリアパネル2が、表示パネル1よりも観測者の近くに配設されているが、これに限ったものではない。例えば、図4に示すように、バックライト41の光を利用する構成において、表示パネル1が、視差バリアパネル2よりも観測者の近くに配設されてもよい。このような図4の構成であっても、図1と同様に観測者は、立体表示装置の立体表示を視認することが可能となる。
図1などに示される制御部3は、例えばCPU(Central Processing Unit)を含み、視差バリアパネル2の複数の開口2aの透光状態及び遮光状態を制御する。この制御により、上述した図2のシャッター部分2a1及び透光部分2a2が形成される。
また、関連表示装置の外部または内部に設けられた図示しないカメラなどからなる観測者位置検出部が、観測者の位置情報を検出する。制御部3は、観測者位置検出部で検出された位置情報に基づいて、透光状態及び遮光状態を制御する。制御部3は、観測者の移動に合わせて、透光状態及び遮光状態を制御することにより、シャッター部分2a1及び透光部分2a2を、複数の開口2aの配列方向(図2では横方向)に沿って移動可能に制御する。
これにより、観測者の視点が立体画像を視認するエリアに位置するように、視点の位置の動きに追従してシャッター部分2a1及び透光部分2a2が移動される。このため、観測者が移動しても、右眼51a及び左眼51bに右眼用画像部分1a及び左眼用画像部分1bをそれぞれ入射することができるので、観測者は、立体表示装置の立体表示を視認することが可能となる。
次に関連表示装置の問題点について説明する。図5は、関連表示装置の視差バリアパネル2における液晶層31の液晶分子32の配向状態の一例を示す断面図である。なお、図面の簡素化のため、図5以降の断面図では、図3の符号の一部の図示を省略している。
ノーマリホワイト方式では、バリア電極13の電位が低電位(例えば共通電位)である場合、当該バリア電極13周辺の液晶分子32は、配向膜によって概ね規定された配向状態(例えば基板と平行な配向状態)を有することになり、当該バリア電極13に対応する開口は透光状態となる。一方、バリア電極13の電位が高電位である場合、当該バリア電極13周辺の液晶分子32は、当該バリア電極13と共通電極23との間の縦電場によって概ね規定された配向状態(例えば基板と垂直な配向状態)を有することになり、当該バリア電極13に対応する開口は遮光状態となる。
ここでシャッター部分2a1と透光部分2a2との境界部分には、シャッター部分2a1に対応するバリア電極13から透光部分2a2に漏れた電界である漏れ電界が発生している。図5のシャッター部分2a1の左端及び右端のそれぞれにおいて漏れ電界は発生するが、このうちの一端(図5では左端)では、液晶分子32の配向状態が、ラビングに応じた通常の配向状態と概ね逆向きとなるリバースチルト33が発生する。そして、シャッター部分2a1が移動した直後には、当該リバースチルト33の近傍では液晶配向が不安定となって光漏れとなるディスクリネーションが発生する。
図6は、図5の液晶配向状態から、シャッター部分2a1がリバースチルト33側(左側)に1つのバリア電極13分だけ移動した直後の、液晶分子32の配向状態を示す断面図である。図6では、図5のリバースチルト33近傍のバリア電極13に高電位が印加されたことにより、当該バリア電極13の開口は透光状態から遮光状態に遷移するはずである。しかしながら、このとき、図5の状態でリバースチルト33が発生していた境界部分と、図6の状態で新たにリバースチルト33が発生した境界部分との間の領域において、配向状態がリバースチルト33と同様となるディスクリネーション34が発生する。このディスクリネーション34が発生した領域は、完全な遮光状態とはならずに、光が多少透過する光抜け状態となる。
なお、図5のシャッター部分2a1の左端及び右端のうちリバースチルト33が発生した一端と逆側の他端(図5では右端)では、漏れ電界の影響を受けた液晶分子32の配向状態が、ラビングに応じた通常の配向状態(順方向)と概ね同じ向きとなる。また、シャッター部分2a1及び透光部分2a2の移動に伴って、その箇所は、図6のように漏れ電界が解消した通常の透光状態となる。このため、リバースチルト33が発生した一端と逆側の他端(図6では右端)では、ディスクリネーションは発生しない。
図7は、図5の液晶配向状態から、図6の移動方向とは逆側(右側)にシャッター部分2a1が1つのバリア電極13分だけ移動した直後の、液晶分子32の配向状態を示す断面図である。図5において漏れ電界によりリバースチルトが発生していた左端では、漏れ電界が解消して通常の配向状態へ戻るため、ディスクリネーションは発生しない。また、図5において漏れ電界により順方向に傾いていた右端では、そのまま順方向に液晶分子32が倒れるためディスクリネーションは発生しない。図6及び図7の比較からわかるように、ディスクリネーション34の発生は、シャッター部分2a1及び透光部分2a2の移動方向に依存する。
さて、リバースチルト33を起点に発生した図6のようなディスクリネーション34は、経過時間とともに通常の液晶配向状態へ復元していき、最終的にはリバースチルト33のみを残した状態となる。しかしながら、ディスクリネーション34が解消する前に、シャッター部分2a1がリバースチルト33側にさらに移動すると、ディスクリネーションの範囲が広がる。
図8は、図6の液晶配向状態から、シャッター部分2a1がリバースチルト33側(左側)に1つのバリア電極13分だけ移動した直後の、液晶分子32の配向状態を示す断面図である。このとき、図5の状態でリバースチルト33が発生していた境界部分と、図8の状態で新たにリバースチルト33が発生した境界部分との間の比較的広い領域において、ディスクリネーション34が発生する。このようにディスクリネーション34が次々に発生して、その範囲が広くなると、ディスクリネーション34が消滅するまでの時間が増え、ディスクリネーション34が長期間残留する。
図9は、シャッター部分2a1及び透光部分2a2が、リバースチルト側(図9では左側)に移動するときの、視差バリアパネル2の開口2aの状態を変更順に示す図である。なお、これまで説明したシャッター部分2a1及び透光部分2a2のそれぞれの開口2aの数は4つであったが、図9のシャッター部分2a1及び透光部分2a2のそれぞれの開口2aの数は5つとなっている。ただし、この数の違いは動作などに実質的な影響を与えるものではない。このことは以下においても同様である。
図9のタイミングTnの状態は、図2の状態に対応する。また、TnとTn+1との間の時間、Tn+1とTn+2との間の時間、・・・、Tn+4とTn+5との間の時間は概ね同一である。それらの各時間において、シャッター部分2a1及び透光部分2a2が、1つのバリア電極13に対応するピッチ、つまり1つの開口2aに対応するピッチでリバースチルト側に移動するものとする。
シャッター部分2a1及び透光部分2a2の連続的な複数回の移動により、ディスクリネーション34が次々に発生しても(Tn〜Tn+5)、その発生後にシャッター部分2a1及び透光部分2a2が移動しなければ経過時間とともにディスクリネーション34は解消していく(Tm〜Tm+4)。しかしながら、このようにシャッター部分2a1及び透光部分2a2が連続的に複数回移動する場合には、ディスクリネーション34(図9の斜線ハッチング)が比較的広い範囲に発生し、比較的長期間残留する。
以上の結果、関連表示装置では、ディスクリネーション34による光抜けの影響が比較的強いため、右眼用画像と左眼用画像とが混ざったり、シャッター部分2a1の輝度が一様でないことによるムラが視認されたりする。これに対して、以下に説明する実施の形態に係る立体表示装置では、この問題を解決することが可能となっている。
<実施の形態1>
本発明の実施の形態1に係る立体表示装置の構成要素は、関連表示装置の構成要素と概ね同じである。このため、以下、本実施の形態1に係る構成要素のうち、上述の構成要素と同じまたは類似する構成要素については同じまたは類似する参照符号を付し、異なる構成要素について主に説明する。
本発明の実施の形態1に係る立体表示装置の構成要素は、関連表示装置の構成要素と概ね同じである。このため、以下、本実施の形態1に係る構成要素のうち、上述の構成要素と同じまたは類似する構成要素については同じまたは類似する参照符号を付し、異なる構成要素について主に説明する。
図10は、本実施の形態1に係る制御部3の制御による視差バリアパネル2の開口2aの状態を変更順に示す平面図である。図10では、開始位置のタイミングTnから終了位置のタイミングTn+2まで、シャッター部分2a1及び透光部分2a2がリバースチルト側(左側)に連続的に複数回(2回)移動している。
図10に示すように、本実施の形態1に係る制御部3は、複数回移動のそれぞれにおいて、シャッター部分2a1及び透光部分2a2を、2つの開口2aに対応するピッチで移動させる制御を行う。その結果として、各シャッター部分2a1及び各透光部分2a2の移動の終了位置は、開始位置よりも配向異常領域であるディスクリネーション34が発生しやすい方向(左方向)に存在することになる。
図11は、本実施の形態1に係る視差バリアパネルの構成を模式的に示す断面図である。具体的には、図10のタイミングTnにおける液晶分子32の配向状態は、図6の配向状態に対応し、図10のタイミングTn+1における液晶分子32の配向状態は、図11の配向状態に対応する。
図6などに示されたリバースチルト33及びディスクリネーション34の液晶分子32は、図11のように本実施の形態1でも電位変更直後に多少存在する。しかしながら、図6及び図11の両方においてリバースチルト33及びディスクリネーション34となっている液晶分子32について、当該液晶分子32の両側に位置する液晶分子32の方向は、通常のチルト方向(図11では基板に垂直方向)となっている。このため、リバースチルト33及びディスクリネーション34の液晶分子32は、通常のチルト方向に傾くように促進される。これにより、リバースチルト33が連続的に繋がっていくことを抑制することができるので、ディスクリネーション34の範囲を抑制することができる。その結果、図12に示すように、リバースチルト33及びディスクリネーション34が解消された状態を短期間で得ることができる。
なお、図10では、リバースチルト側への移動のピッチは、2つの開口2aに対応するピッチであったが、これに限ったものではなく、3つ以上の開口2aに対応するピッチであってもよい。
また以上では、リバースチルト側への移動のピッチについて説明した。これに対して、リバースチルト側と逆側(右側)への移動のピッチは、1つの開口2aに対応するピッチであってもよいし、2つ以上の開口2aに対応するピッチであってもよい。
<実施の形態1のまとめ>
以上のような本実施の形態1に係る立体表示装置の制御部3は、シャッター部分2a1及び透光部分2a2を2つ以上の開口2aに対応するピッチで移動させる制御を行う。このような構成によれば、ディスクリネーションの発生時間を短くすることができるので、立体表示装置における、ディスクリネーションによる表示品位の低下を抑制することができる。
以上のような本実施の形態1に係る立体表示装置の制御部3は、シャッター部分2a1及び透光部分2a2を2つ以上の開口2aに対応するピッチで移動させる制御を行う。このような構成によれば、ディスクリネーションの発生時間を短くすることができるので、立体表示装置における、ディスクリネーションによる表示品位の低下を抑制することができる。
<実施の形態1の変形例>
実施の形態1では、制御部3は、シャッター部分2a1及び透光部分2a2を意図する終了位置に移動させることができない場合がある。例えば、制御部3が、シャッター部分2a1及び透光部分2a2を偶数の開口2aに対応するピッチで移動させる制御を行うと、シャッター部分2a1及び透光部分2a2を、開始位置から奇数の開口2aに対応する距離だけ離れた最終位置に移動させることができない。
実施の形態1では、制御部3は、シャッター部分2a1及び透光部分2a2を意図する終了位置に移動させることができない場合がある。例えば、制御部3が、シャッター部分2a1及び透光部分2a2を偶数の開口2aに対応するピッチで移動させる制御を行うと、シャッター部分2a1及び透光部分2a2を、開始位置から奇数の開口2aに対応する距離だけ離れた最終位置に移動させることができない。
そこで、図13に示すように、制御部3は、シャッター部分2a1及び透光部分2a2を2つ以上の数の開口2aに対応するピッチでリバースチルト33側の方向(第1方向)に移動させた後に、シャッター部分2a1及び透光部分2a2を当該数よりも少ない数の開口2aに対応するピッチで逆方向(第2方向)に移動させる制御を行ってもよい。なお、図13の例では、2つ以上の数は2つであり、リバースチルト33側の方向は左方向であり、当該数よりも少ない数は1つであり、逆方向は右方向である。このような構成によれば、シャッター部分2a1及び透光部分2a2を意図する終了位置に移動させることができる。
<実施の形態2>
本発明の実施の形態2に係る立体表示装置の構成要素は、上述の構成要素と概ね同じである。このため、以下、本実施の形態2に係る構成要素のうち、上述の構成要素と同じまたは類似する構成要素については同じまたは類似する参照符号を付し、異なる構成要素について主に説明する。
本発明の実施の形態2に係る立体表示装置の構成要素は、上述の構成要素と概ね同じである。このため、以下、本実施の形態2に係る構成要素のうち、上述の構成要素と同じまたは類似する構成要素については同じまたは類似する参照符号を付し、異なる構成要素について主に説明する。
図14は、本実施の形態2に係る制御部3の制御による視差バリアパネル2の開口2aの状態を変更順に示す平面図である。なお、図14では、開始位置のタイミングTnから終了位置のタイミングTn+9まで、シャッター部分2a1及び透光部分2a2がリバースチルト側と逆側(右側)に連続的に9回移動している。
図14に示すように、本実施の形態2に係る制御部3は、複数回移動のそれぞれにおいて、シャッター部分2a1及び透光部分2a2を1つの開口2aに対応するピッチで、右方向(予め定められた一方向)にのみ移動させる制御を行う。その結果として、各シャッター部分2a1及び各透光部分2a2の移動の終了位置は、開始位置よりも配向異常領域であるディスクリネーション34が発生しにくい方向(右方向)に存在することになる。タイミングTnの開始位置と、タイミングTn+9の終了位置とだけを見比べると、シャッター部分2a1及び透光部分2a2は、実質的に、ディスクリネーション34が発生しやすい方向に移動している。そして、この移動の間には、図7の状態が繰り返されるため、ディスクリネーション34の発生は抑制される。
<実施の形態2のまとめ>
以上のような本実施の形態2に係る立体表示装置の制御部3は、シャッター部分2a1及び透光部分2a2を1つの開口2aに対応するピッチで予め定められた方向にのみ移動させる制御を行う。このような構成によれば、ディスクリネーション34が発生しやすい方向への移動の代替えとして、ディスクリネーション34が発生しにくい方向への移動を用いることができる。このため、ディスクリネーションの発生を抑制することができるので、立体表示装置における、ディスクリネーションによる表示品位の低下を抑制することができる。
以上のような本実施の形態2に係る立体表示装置の制御部3は、シャッター部分2a1及び透光部分2a2を1つの開口2aに対応するピッチで予め定められた方向にのみ移動させる制御を行う。このような構成によれば、ディスクリネーション34が発生しやすい方向への移動の代替えとして、ディスクリネーション34が発生しにくい方向への移動を用いることができる。このため、ディスクリネーションの発生を抑制することができるので、立体表示装置における、ディスクリネーションによる表示品位の低下を抑制することができる。
<実施の形態2の変形例>
実施の形態2では、移動のピッチは、1つの開口2aに対応するピッチ(図14)であったが、これに限ったものではない。移動のピッチは、例えば図15に示すように、2つの開口2aに対応するピッチであってもよいし、3つ以上の開口2aに対応するピッチであってもよい。このような構成によれば、シャッター部分2a1及び透光部分2a2が開始位置から終了位置まで移動するのにかかる時間を短縮することができるので、移動時の右眼用画像及び左眼用画像の混信を低減することができる。
実施の形態2では、移動のピッチは、1つの開口2aに対応するピッチ(図14)であったが、これに限ったものではない。移動のピッチは、例えば図15に示すように、2つの開口2aに対応するピッチであってもよいし、3つ以上の開口2aに対応するピッチであってもよい。このような構成によれば、シャッター部分2a1及び透光部分2a2が開始位置から終了位置まで移動するのにかかる時間を短縮することができるので、移動時の右眼用画像及び左眼用画像の混信を低減することができる。
<実施の形態3>
本発明の実施の形態3に係る立体表示装置の構成要素は、上述の構成要素と概ね同じである。このため、以下、本実施の形態3に係る構成要素のうち、上述の構成要素と同じまたは類似する構成要素については同じまたは類似する参照符号を付し、異なる構成要素について主に説明する。
本発明の実施の形態3に係る立体表示装置の構成要素は、上述の構成要素と概ね同じである。このため、以下、本実施の形態3に係る構成要素のうち、上述の構成要素と同じまたは類似する構成要素については同じまたは類似する参照符号を付し、異なる構成要素について主に説明する。
図16は、本実施の形態3に係る制御部3の制御による視差バリアパネル2の開口2aの状態を変更順に示す平面図である。なお、図16では、開始位置のタイミングTnから途中位置のタイミングTn+3まで、シャッター部分2a1及び透光部分2a2がリバースチルト側と逆側(右側)に連続的に3回移動している。その後、途中位置のタイミングTn+3から終了位置のタイミングTn+6まで、シャッター部分2a1及び透光部分2a2がリバースチルト側(左側)に連続的に3回移動している。
図16に示すように、本実施の形態3では、シャッター部分2a1及び透光部分2a2を1つの開口2aに対応するピッチでリバースチルト33側の方向(第1方向)に移動させる第1時間が、シャッター部分2a1及び透光部分2a2を当該ピッチで当該方向と逆方向(第2方向)に移動させる第2時間よりも長くなっている。図16の例では、リバースチルト33側の方向は左方向であり、第1時間は1.5msであり、逆方向は右方向であり、第2時間は1msである。
<実施の形態3のまとめ>
以上のような本実施の形態3に係る立体表示装置では、シャッター部分2a1及び透光部分2a2を1つの開口2aに対応するピッチでリバースチルト33側の第1方向に移動させる第1時間が、シャッター部分2a1及び透光部分2a2を当該ピッチで第1方向と逆方向である第2方向に移動させる第2時間よりも長くなっている。このような構成によれば、リバースチルト33が短時間の間に繋がっていくことを抑制することができるので、ディスクリネーション34の範囲を抑制することができる。これにより、ディスクリネーションの発生時間を短くすることができるので、立体表示装置における、ディスクリネーションによる表示品位の低下を抑制することができる。
以上のような本実施の形態3に係る立体表示装置では、シャッター部分2a1及び透光部分2a2を1つの開口2aに対応するピッチでリバースチルト33側の第1方向に移動させる第1時間が、シャッター部分2a1及び透光部分2a2を当該ピッチで第1方向と逆方向である第2方向に移動させる第2時間よりも長くなっている。このような構成によれば、リバースチルト33が短時間の間に繋がっていくことを抑制することができるので、ディスクリネーション34の範囲を抑制することができる。これにより、ディスクリネーションの発生時間を短くすることができるので、立体表示装置における、ディスクリネーションによる表示品位の低下を抑制することができる。
<実施の形態3の変形例>
実施の形態3の図16の例では、リバースチルト側(左側)への複数回の移動の全てにおいて、シャッター部分2a1及び透光部分2a2を1つの開口2aに対応するピッチで移動させる時間が、第1時間であった。具体的には、タイミングTn+3〜Tn+4の時間、タイミングTn+4〜Tn+5の時間、タイミングTn+5〜Tn+6の時間のそれぞれが、第1時間であった。
実施の形態3の図16の例では、リバースチルト側(左側)への複数回の移動の全てにおいて、シャッター部分2a1及び透光部分2a2を1つの開口2aに対応するピッチで移動させる時間が、第1時間であった。具体的には、タイミングTn+3〜Tn+4の時間、タイミングTn+4〜Tn+5の時間、タイミングTn+5〜Tn+6の時間のそれぞれが、第1時間であった。
しかしこれに限ったものではなく、図17に示すように、シャッター部分2a1及び透光部分2a2の、リバースチルト側(左側)への複数回の移動のうちの少なくともいずれかの移動において、シャッター部分2a1及び透光部分2a2を1つの開口2aに対応するピッチで移動させる時間が、第1時間であってもよい。図17の例では、複数回の移動の途中の移動の時間(タイミングTn+4〜Tn+5の時間)が第1時間であり、それ以外の移動の時間(タイミングTn+3〜Tn+4の時間、タイミングTn+5〜Tn+6の時間)が、第2時間である。このような構成であっても、実施の形態3と同様に、立体表示装置におけるディスクリネーションによる表示品位の低下を抑制することができる。
また、図18に示すように、kを2以上の自然数とした場合に、第1時間は、第2時間のk倍であってもよい。図18の例ではk=2であり、タイミングTn+4及びタイミングTn+5において同じ駆動信号が視差バリアパネル2に印加される。同様に、タイミングTn+6及びTn+7において同じ駆動信号が視差バリアパネル2に印加され、タイミングTn+8及びTn+9において同じ駆動信号が視差バリアパネル2に印加される。このような構成であっても、実施の形態3と同様に、立体表示装置におけるディスクリネーションによる表示品位の低下を抑制することができる。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態及び各変形例を自由に組み合わせたり、各実施の形態及び各変形例を適宜、変形、省略したりすることが可能である。
1 表示パネル、2 視差バリアパネル、2a 開口、2a1 シャッター部分。
Claims (7)
- 表示装置の表示制御方法であって、
前記表示装置は、
表示パネルと、
前記表示パネルの光に関して透光状態と遮光状態とを切り替え可能な複数の開口が配列された視差バリアパネルと
を備え、
前記複数の開口のうち互いに隣り合う予め定められた数の前記開口を透光状態及び遮光状態の一方の状態である第1状態にして複数の第1状態部分を形成し、残りの前記開口を他方の状態である第2状態にする制御を行い、かつ、前記第1状態部分を2つ以上の前記開口に対応するピッチで移動させる制御を行う、表示制御方法。 - 請求項1に記載の表示制御方法であって、
前記第1状態部分を前記2つ以上の数の前記開口に対応するピッチで第1方向に移動させた後に、前記第1状態部分を当該数より少ない数の前記開口に対応するピッチで前記第1方向と逆方向である第2方向に移動させる制御を行う、表示制御方法。 - 請求項1または請求項2に記載の表示制御方法であって、
各前記第1状態部分の移動の終了位置は、開始位置よりも配向異常領域が発生しやすい方向に存在する、表示制御方法。 - 表示装置の表示制御方法であって、
前記表示装置は、
表示パネルと、
前記表示パネルの光に関して透光状態と遮光状態とを切り替え可能な複数の開口が配列された視差バリアパネルと
を備え、
前記複数の開口のうち互いに隣り合う予め定められた数の前記開口を透光状態及び遮光状態の一方の状態である第1状態にして複数の第1状態部分を形成し、残りの前記開口を他方の状態である第2状態にする制御を行い、かつ、前記第1状態部分を1つ以上の前記開口に対応するピッチで予め定められた一方向にのみ移動させる制御を行う、表示制御方法。 - 請求項4に記載の表示制御方法であって、
各前記第1状態部分の移動の終了位置は、開始位置よりも配向異常領域が発生しにくい方向に存在する、表示制御方法。 - 表示装置の表示制御方法であって、
前記表示装置は、
表示パネルと、
前記表示パネルの光に関して透光状態と遮光状態とを切り替え可能な複数の開口が配列された視差バリアパネルと
を備え、
前記複数の開口のうち互いに隣り合う予め定められた数の前記開口を透光状態及び遮光状態の一方の状態である第1状態にして複数の第1状態部分を形成し、残りの前記開口を他方の状態である第2状態にする制御を行い、かつ、前記第1状態部分を移動させる制御を行い、
前記第1状態部分を1つの前記開口に対応するピッチで第1方向に移動させる第1時間が、前記第1状態部分を前記ピッチで前記第1方向と逆方向である第2方向に移動させる第2時間よりも長い、表示制御方法。 - 請求項6に記載の表示制御方法であって、
前記第1状態部分の、前記第1方向への複数回の移動を行う場合に、前記複数回の移動のうちの少なくともいずれかの移動において、前記第1状態部分を前記ピッチで前記第1方向に移動させる時間が前記第1時間である、表示制御方法。
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JP2019082821A JP2020181043A (ja) | 2019-04-24 | 2019-04-24 | 表示制御方法 |
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Applications Claiming Priority (1)
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KR20220090969A (ko) * | 2020-12-23 | 2022-06-30 | 엘지디스플레이 주식회사 | 배리어패널 및 이를 구비한 입체영상 표시장치 |
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