JP2020180583A - 船外機 - Google Patents
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Abstract
Description
取水口が設けられた取水路と、
前記取水口から前記取水路を介して冷却水を汲み上げるウォータポンプと、
前記冷却水が通過するウォータジャケットが形成されたエンジンと、
前記ウォータポンプから前記ウォータジャケットに前記冷却水を供給する給水路と、
前記ウォータジャケットを通過した前記冷却水が流出する出口通路と、
前記出口通路から流出した前記冷却水が流れ、下流端部に排水口が設けられた排水路と、を備える、船外機であって、
前記排水路から前記取水路へと前記冷却水を循環させるバイパス路と、
前記排水路と前記バイパス路との分岐部に設けられ、前記バイパス路に流れる前記冷却水の流量と、前記排水口に流れる前記冷却水の流量とを調節するバイパス流量調節機構と、
前記バイパス流量調節機構の駆動を制御する制御部と、
前記船外機の状態の情報を取得する情報取得部と、を備え、
前記バルブ制御部は、前記情報取得部が取得した情報に基づいて、前記電磁バルブの駆動を制御する。
先ず、本発明の第1実施形態の船外機1について図1〜図3Cを参照しながら説明する。
図1に示すように、本実施形態の船外機1は、エンジン2の上部を覆うエンジンカバー3と、エンジンマウント4を含むアンダーカバー5と、減速ギア、クラッチ及び前後進切換装置などからなるミッション装置6を収納し、かつ推進用のプロペラ7を支持するギアケース8と、アンダーカバー5とギアケース8との間を連結するエクステンションケース9と、船外機1を船体の船尾板(不図示)に固定するための万力式スターンブラケット10とを備えている。なお、エンジンカバー3には、吸気ダクト11が開口している。
船外機1による航行中、水没する取水口41Aからウォータポンプ40によって汲み上げられた冷却水は、取水路41を介してエクステンションケース9内に延設された給水路42から、シリンダブロック19の下部に内設された入口通路49a・49b及びシリンダヘッド21に内設された連結通路50を経て、シリンダ回りのウォータジャケット29に流入する。そして、冷却水は、ウォータジャケット29を上方へ流れてシリンダブロック19の図2における上左側方に形成された出口通路51から流出する。出口通路51には、サーモスタット弁52が設けられており、ウォータジャケット29内の冷却水が所定の温度に達すると、サーモスタット弁52が開き、冷却水は、シリンダブロック19の側方加工面53及びこれに接合されたウォータジャケットカバー54及びサーモスタット弁52を覆うサーモスタットカバー55に内設された排水路56を経て、排水路56の下流端部に設けられた排水口57から、シリンダブロック19内の図示しない排水経路を通って、アンダーカバー5の内側に排出される。これと同様に、排気通路30の近傍の排気冷却路31を流れた冷却水も、シリンダブロック19の側方加工面53とウォータジャケットカバー54との間の排水路(不図示)を経てアンダーカバー5の内側に排出される。
図3B及び図3Cに示すように、バルブ制御部74は、まず、ステップS110において、冷却水温度取得部81が取得した冷却水温度Tと、予め設定された下限温度Tminとを比較する。
続いて、本発明の第2実施形態の船外機1について図4A〜図4Cを参照しながら説明する。なお、以下の説明において、第1実施形態の船外機1と同一の構成要素については同一の符号を付して説明を省略又は簡略化する。第1実施形態の船外機1では、情報取得部80は、冷却水温度取得部81を有するものとしたが、第2実施形態の船外機1では、情報取得部80は、冷却水温度取得部81と、エンジン2のエンジン回転数を取得するエンジン回転数取得部82と、を有する。以下、第1実施形態の船外機1と第2実施形態の船外機1との相違点について詳細に説明する。
図4B及び図4Cに示すように、バルブ制御部74は、まず、ステップS210において、冷却水温度取得部81が取得した冷却水温度Tと、予め設定された下限温度Tminとを比較する。
続いて、本発明の第3実施形態の船外機1について図5A〜図5Cを参照しながら説明する。なお、以下の説明において、第1実施形態の船外機1と同一の構成要素については同一の符号を付して説明を省略又は簡略化する。第1実施形態の船外機1では、情報取得部80は、冷却水温度取得部81を有するものとしたが、第3実施形態の船外機1では、情報取得部80は、冷却水温度取得部81と、ウォータジャケット29を通過した冷却水の冷却水圧力を取得する冷却水圧力取得部83と、を有する。以下、第1実施形態の船外機1と第3実施形態の船外機1との相違点について詳細に説明する。
図5B及び図5Cに示すように、バルブ制御部74は、まず、ステップS310において、冷却水温度取得部81が取得した冷却水温度Tと、予め設定された下限温度Tminとを比較する。
続いて、本発明の第4実施形態の船外機1について図6A〜図6Cを参照しながら説明する。なお、以下の説明において、第1実施形態の船外機1と同一の構成要素については同一の符号を付して説明を省略又は簡略化する。第1実施形態の船外機1では、情報取得部80は、冷却水温度取得部81を有するものとしたが、第3実施形態の船外機1では、情報取得部80は、ウォータジャケット29を通過した冷却水の冷却水圧力を取得する冷却水圧力取得部83を有する。以下、第1実施形態の船外機1と第3実施形態の船外機1との相違点について詳細に説明する。
図6B及び図6Cに示すように、バルブ制御部74は、まず、ステップS410において、冷却水圧力取得部83が取得した冷却水圧力Pと、予め設定された下限圧力Pminとを比較する。
前記取水口から前記取水路を介して冷却水を汲み上げるウォータポンプ(ウォータポンプ40)と、
前記冷却水が通過するウォータジャケット(ウォータジャケット29)が形成されたエンジン(エンジン2)と、
前記ウォータポンプから前記ウォータジャケットに前記冷却水を供給する給水路(給水路42)と、
前記ウォータジャケットを通過した前記冷却水が流出する出口通路(出口通路51)と、
前記出口通路から流出した前記冷却水が流れ、下流端部に排水口(排水口57)が設けられた排水路(排水路56)と、を備える、船外機(船外機1)であって、
前記排水路から前記取水路へと前記冷却水を循環させるバイパス路(バイパス路60)と、
前記排水路と前記バイパス路との分岐部に設けられ、前記バイパス路へ流れる前記冷却水の流量と、前記排水口へ流れる前記冷却水の流量とを調節するバイパス流量調節機構(電磁バルブ73)と、
前記バイパス流量調節機構の駆動を制御する制御部(バルブ制御部74)と、
前記船外機の状態の情報を取得する情報取得部(情報取得部80)と、を備え、
前記制御部は、前記情報取得部が取得した情報に基づいて、前記バイパス流量調節機構の駆動を制御する、船外機。
さらに、船外機は、船外機の状態の情報を取得する情報取得部が取得した情報に基づいて、バイパス流量調節機構の駆動を制御することによって、バイパス路へ流れる冷却水の流量と、排水口に流れる冷却水の流量とを調節するので、エンジンの状態に応じた適切な温度の冷却水をウォータジャケットに供給できる。
前記排水路には、前記ウォータジャケットに前記冷却水が供給されているか否かを検知する検水孔(検水孔43)が設けられており、
前記情報取得部は、前記ウォータジャケットを通過した前記冷却水の冷却水温度(冷却水温度T)を取得する冷却水温度取得部(冷却水温度取得部81)を有し、
前記制御部は、前記冷却水温度取得部が取得した前記冷却水温度に基づいて、前記バイパス流量調節機構の駆動を制御する、船外機。
さらに、冷却水温度取得部が取得した冷却水温度に基づいて、バイパス流量調節機構の駆動を制御することによって、バイパス路に流れる冷却水の流量と、排水口に流れる冷却水の流量とを調節できるので、冷却水温度に応じて、より適切な温度の冷却水をウォータジャケットに供給できる。
前記検水孔によって、前記ウォータジャケットに前記冷却水が供給されていることを検知した場合、
前記制御部は、
前記冷却水温度が予め設定された下限温度(下限温度Tmin)未満であれば、前記冷却水が前記排水口に流れることを禁止するように、前記バイパス流量調節機構を制御し、
前記冷却水温度が前記下限温度以上であれば、前記冷却水温度が予め設定された設定温度(設定温度Tset)以上の場合は、前記排水口に流れる前記冷却水の流量が大きくなるように前記バイパス流量調節機構を制御し、前記設定温度未満の場合は、前記排水口に流れる前記冷却水の流量が小さくなるように前記バイパス流量調節機構を制御する、船外機。
冷却水温度が下限温度以上であれば、冷却水温度が設定温度以上の場合は、排水口に流れる冷却水の流量が大きくなるようにバイパス流量調節機構を制御し、設定温度未満の場合は、排水口に流れる冷却水の流量が小さくなるようにバイパス流量調節機構を制御するので、エンジンの状態に応じて、より適切な温度の冷却水をウォータジャケットに供給できる。
前記情報取得部は、前記ウォータジャケットを通過した前記冷却水の冷却水温度(冷却水温度T)を取得する冷却水温度取得部(冷却水温度取得部81)と、前記エンジンのエンジン回転数(エンジン回転数Ne)を取得するエンジン回転数取得部(エンジン回転数取得部82)と、を有し、
前記制御部は、前記冷却水温度取得部が取得した前記冷却水温度と、前記エンジン回転数取得部が取得した前記エンジン回転数と、に基づいて、前記バイパス流量調節機構の駆動を制御する、船外機。
前記制御部は、
前記冷却水温度が予め設定された下限温度(下限温度Tmin)未満であれば、前記冷却水が前記排水口に流れることを禁止するように、前記バイパス流量調節機構を制御し、
前記冷却水温度が前記下限温度以上であれば、前記エンジン回転数が上昇している場合は、前記排水口に流れる前記冷却水の流量が大きくなるように前記バイパス流量調節機構を制御し、前記エンジン回転数が低下している場合は、前記排水口に流れる前記冷却水の流量が小さくなるように前記バイパス流量調節機構を制御する、船外機。
冷却水温度が下限温度以上であれば、エンジン回転数が上昇している場合は、排水口に流れる冷却水の流量が大きくなるようにバイパス流量調節機構を制御し、エンジン回転数が低下している場合は、排水口に流れる冷却水の流量が小さくなるようにバイパス流量調節機構を制御するので、エンジン回転数が高いほど低温の冷却水をウォータジャケットに供給でき、より効果的にエンジンを冷却できる。
前記情報取得部は、前記ウォータジャケットを通過した前記冷却水の冷却水温度(冷却水温度T)を取得する冷却水温度取得部(冷却水温度取得部81)と、前記ウォータジャケットを通過した前記冷却水の冷却水圧力(冷却水圧力P)を取得する冷却水圧力取得部(冷却水圧力取得部83)と、を有し、
前記制御部は、前記冷却水温度取得部が取得した前記冷却水温度と、前記冷却水圧力取得部が取得した前記冷却水圧力と、に基づいて、前記バイパス流量調節機構の駆動を制御する、船外機。
前記制御部は、
前記冷却水温度が予め設定された下限温度(下限温度Tmin)未満であれば、前記冷却水が前記排水口に流れることを禁止するように、前記バイパス流量調節機構を制御し、
前記冷却水温度が前記下限温度以上であれば、
前記冷却水温度が予め設定された設定温度(設定温度Tset)未満の場合は、前記排水口に流れる前記冷却水の流量が小さくなるように前記バイパス流量調節機構を制御し、
前記冷却水温度が前記設定温度以上の場合は、前記冷却水圧力が予め設定された設定圧力(設定圧力Pset)未満であれば、前記排水口に流れる前記冷却水の流量が小さくなるように前記バイパス流量調節機構を制御し、前記冷却水圧力が前記設定圧力以上であれば、前記排水口に流れる前記冷却水の流量が大きくなるように前記バイパス流量調節機構を制御する、船外機。
冷却水温度が下限温度以上であれば、冷却水温度が設定温度未満の場合は、排水口に流れる冷却水の流量が小さくなるようにバイパス流量調節機構を制御するので、バイパス路に流れる冷却水の流量を大きくすることができ、エンジンの過冷却を防止することができる。一方、冷却水温度が設定温度以上の場合は、冷却水圧力が設定圧力未満であれば、排水口に流れる冷却水の流量が小さくなるようにバイパス流量調節機構を制御し、冷却水圧力が設定圧力以上であれば、排水口に流れる冷却水の流量が大きくなるようにバイパス流量調節機構を制御するので、冷却水圧力が高いほど低温の冷却水をウォータジャケットに供給でき、より効果的にエンジンを冷却できる。
前記出口通路には、サーモスタット弁(サーモスタット弁52)が設けられており、
前記情報取得部は、前記ウォータジャケットを通過した前記冷却水の冷却水圧力(冷却水圧力P)を取得する冷却水圧力取得部(冷却水圧力取得部83)を有し、
前記制御部は、前記冷却水圧力取得部が取得した前記冷却水圧力に基づいて、前記バイパス流量調節機構の駆動を制御する、船外機。
前記制御部は、
前記冷却水圧力が予め設定された下限圧力(下限圧力Pmin)未満であれば、前記冷却水が前記排水口に流れることを禁止するように、前記バイパス流量調節機構を制御し、
前記冷却水圧力が前記下限圧力以上であれば、前記冷却水圧力が予め設定された設定圧力(設定圧力Pset)以上の場合は、前記排水口に流れる前記冷却水の流量が大きくなるように前記バイパス流量調節機構を制御し、前記設定圧力未満の場合は、前記排水口に流れる前記冷却水の流量が小さくなるように前記バイパス流量調節機構を制御する、船外機。
冷却水圧力が下限圧力以上であれば、冷却水圧力が設定圧力以上の場合は、排水口に流れる冷却水の流量が大きくなるようにバイパス流量調節機構を制御し、設定圧力未満の場合は、排水口に流れる冷却水の流量が小さくなるようにバイパス流量調節機構を制御するので、冷却水圧力に応じて、より適切な温度の冷却水をウォータジャケットに供給できる。
前記バイパス流量調節機構は、電磁バルブである、船外機。
前記冷却水の流量を絞る第1絞り機構(第1オリフィス71)が、前記バイパス路に設けられている、船外機。
前記第1絞り機構は、前記バイパス路の前記取水路との合流部の近傍に配置される、船外機。
前記第1絞り機構はオリフィスである、船外機。
前記冷却水の流量を絞る第2絞り機構(第2オリフィス72)が、前記排水路に設けられている、船外機。
前記第2絞り機構は、前記排水路の前記出口通路の近傍に配置される、船外機。
前記第2絞り機構はオリフィスである、船外機。
2 エンジン
29 ウォータジャケット
40 ウォータポンプ
41 取水路
41A 取水口
42 給水路
43 検水孔
51 出口通路
52 サーモスタット弁
56 排水路
57 排水口
60 バイパス路
71 第1オリフィス(第1絞り機構)
72 第2オリフィス(第2絞り機構)
73 電磁バルブ(バイパス流量調節機構)
74 バルブ制御部(制御部)
80 情報取得部
81 冷却水温度取得部
82 エンジン回転数取得部
83 冷却水圧力取得部
Ne エンジン回転数
T 冷却水温度
Tmin 下限温度
Tset 設定温度
P 冷却水圧力
Pmin 下限圧力
Pset 設定圧力
Claims (16)
- 取水口が設けられた取水路と、
前記取水口から前記取水路を介して冷却水を汲み上げるウォータポンプと、
前記冷却水が通過するウォータジャケットが形成されたエンジンと、
前記ウォータポンプから前記ウォータジャケットに前記冷却水を供給する給水路と、
前記ウォータジャケットを通過した前記冷却水が流出する出口通路と、
前記出口通路から流出した前記冷却水が流れ、下流端部に排水口が設けられた排水路と、を備える、船外機であって、
前記排水路から前記取水路へと前記冷却水を循環させるバイパス路と、
前記排水路と前記バイパス路との分岐部に設けられ、前記バイパス路に流れる前記冷却水の流量と、前記排水口に流れる前記冷却水の流量とを調節するバイパス流量調節機構と、
前記バイパス流量調節機構の駆動を制御する制御部と、
前記船外機の状態の情報を取得する情報取得部と、を備え、
前記制御部は、前記情報取得部が取得した情報に基づいて、前記バイパス流量調節機構の駆動を制御する、船外機。 - 請求項1に記載の船外機であって、
前記排水路には、前記ウォータジャケットに前記冷却水が供給されているか否かを検知する検水孔が設けられており、
前記情報取得部は、前記ウォータジャケットを通過した前記冷却水の冷却水温度を取得する冷却水温度取得部を有し、
前記制御部は、前記冷却水温度取得部が取得した前記冷却水温度に基づいて、前記バイパス流量調節機構の駆動を制御する、船外機。 - 請求項2に記載の船外機であって、
前記検水孔によって、前記ウォータジャケットに前記冷却水が供給されていることを検知した場合、
前記制御部は、
前記冷却水温度が予め設定された下限温度未満であれば、前記冷却水が前記排水口に流れることを禁止するように、前記バイパス流量調節機構を制御し、
前記冷却水温度が前記下限温度以上であれば、前記冷却水温度が予め設定された設定温度以上の場合は、前記排水口に流れる前記冷却水の流量が大きくなるように前記バイパス流量調節機構を制御し、前記設定温度未満の場合は、前記排水口に流れる前記冷却水の流量が小さくなるように前記バイパス流量調節機構を制御する、船外機。 - 請求項1に記載の船外機であって、
前記情報取得部は、前記ウォータジャケットを通過した前記冷却水の冷却水温度を取得する冷却水温度取得部と、前記エンジンのエンジン回転数を取得するエンジン回転数取得部と、を有し、
前記制御部は、前記冷却水温度取得部が取得した前記冷却水温度と、前記エンジン回転数取得部が取得した前記エンジン回転数と、に基づいて、前記バイパス流量調節機構の駆動を制御する、船外機。 - 請求項4に記載の船外機であって、
前記制御部は、
前記冷却水温度が予め設定された下限温度未満であれば、前記冷却水が前記排水口に流れることを禁止するように、前記バイパス流量調節機構を制御し、
前記冷却水温度が前記下限温度以上であれば、前記エンジン回転数が上昇している場合は、前記排水口に流れる前記冷却水の流量が大きくなるように前記バイパス流量調節機構を制御し、前記エンジン回転数が低下している場合は、前記排水口に流れる前記冷却水の流量が小さくなるように前記バイパス流量調節機構を制御する、船外機。 - 請求項1に記載の船外機であって、
前記情報取得部は、前記ウォータジャケットを通過した前記冷却水の冷却水温度を取得する冷却水温度取得部と、前記ウォータジャケットを通過した前記冷却水の冷却水圧力を取得する冷却水圧力取得部と、を有し、
前記制御部は、前記冷却水温度取得部が取得した前記冷却水温度と、前記冷却水圧力取得部が取得した前記冷却水圧力と、に基づいて、前記バイパス流量調節機構の駆動を制御する、船外機。 - 請求項6に記載の船外機であって、
前記制御部は、
前記冷却水温度が予め設定された下限温度未満であれば、前記冷却水が前記排水口に流れることを禁止するように、前記バイパス流量調節機構を制御し、
前記冷却水温度が前記下限温度以上であれば、
前記冷却水温度が予め設定された設定温度未満の場合は、前記排水口に流れる前記冷却水の流量が小さくなるように前記バイパス流量調節機構を制御し、
前記冷却水温度が前記設定温度以上の場合は、前記冷却水圧力が予め設定された設定圧力未満であれば、前記排水口に流れる前記冷却水の流量が小さくなるように前記バイパス流量調節機構を制御し、前記冷却水圧力が前記設定圧力以上であれば、前記排水口に流れる前記冷却水の流量が大きくなるように前記バイパス流量調節機構を制御する、船外機。 - 請求項1に記載の船外機であって、
前記出口通路には、サーモスタット弁が設けられており、
前記情報取得部は、前記ウォータジャケットを通過した前記冷却水の冷却水圧力を取得する冷却水圧力取得部を有し、
前記制御部は、前記冷却水圧力取得部が取得した前記冷却水圧力に基づいて、前記バイパス流量調節機構の駆動を制御する、船外機。 - 請求項8に記載の船外機であって、
前記制御部は、
前記冷却水圧力が予め設定された下限圧力未満であれば、前記冷却水が前記排水口に流れることを禁止するように、前記バイパス流量調節機構を制御し、
前記冷却水圧力が前記下限圧力以上であれば、前記冷却水圧力が予め設定された設定圧力以上の場合は、前記排水口に流れる前記冷却水の流量が大きくなるように前記バイパス流量調節機構を制御し、前記設定圧力未満の場合は、前記排水口に流れる前記冷却水の流量が小さくなるように前記バイパス流量調節機構を制御する、船外機。 - 請求項1〜9のいずれか一項に記載の船外機であって、
前記バイパス流量調節機構は、電磁バルブである、船外機。 - 請求項1〜10のいずれか一項に記載の船外機であって、
前記冷却水の流量を絞る第1絞り機構が、前記バイパス路に設けられている、船外機。 - 請求項11に記載の船外機であって、
前記第1絞り機構は、前記バイパス路の前記取水路との合流部の近傍に配置される、船外機。 - 請求項11または12に記載の船外機であって、
前記第1絞り機構はオリフィスである、船外機。 - 請求項1〜13のいずれか一項に記載の船外機であって、
前記冷却水の流量を絞る第2絞り機構が、前記排水路に設けられている、船外機。 - 請求項14に記載の船外機であって、
前記第2絞り機構は、前記排水路の前記出口通路の近傍に配置される、船外機。 - 請求項14または15に記載の船外機であって、
前記第2絞り機構はオリフィスである、船外機。
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