JP2020178264A - 無線通信制御方法および地上局無線装置 - Google Patents

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智 鈴掛
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元気 赤瀬
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Abstract

【課題】移動局と地上局の通信において、CSMA方式あるいはTDMA方式の通信方式によらず使用可能であり、使用できる周波数帯が限られていても、輻輳を生じず、通信量を低減することができる。【解決手段】地上局無線装置と移動局無線装置が、共通の時刻源に基づいて、時刻同期を行い、通信リソース割当サーバが、通信の基本周期となるスーパーフレーム内の各ネットワークにおける時間割当データを、地上局無線装置に通知する。地上局無線装置は、送信されるスーパーフレーム内の各ネットワークにおける時間割当データに基づいて、各ネットワークがスーパーフレーム内で通信する時間である送信許可フレーム制御データを算出し、それを、移動局無線装置に送信し、地上局無線装置と、移動局無線装置が自分の属するネットワークにおける送信許可フレームの制御データに基づいてデータ通信を行う。【選択図】 図1

Description

本発明は、無線通信制御方法および地上局無線装置に係り、特に、無人航空機システムなどの移動局が同一周波数の信号を使って、地上局と通信するときに、通信の輻輳を避け、データ通信量を低減するのに好適な無線通信制御方法および地上局無線装置に関する。
無人航空機システム(UAS:Unmanned Aerial System)は、コンピュータ制御、無線制御により自律飛行が可能な無人航空機を用いたシステムであり、近年、軍事のみならず、パイロットや滑走路などを必要とせず、災害時にも即時に運用できることから、災害時の無線中継や災害状況を把握するための映像伝送の役割が期待されている。
しかしながら、無人航空機の利用が増加しているにもかかわらず、通信資源としての周波数帯は限られており、無人航空機システムに利用できる周波数の逼迫が課題とされている。
これに関連して、複数の無線機が干渉せず通信を行うための通信方法としては、時分割多重化方式(TDMA:time division multiplexing方式)がある。時分割多重化通信は、通信回線を一定時間ごとに区切ることで、各時間ごとに別々のデータを送受信する方法である。 時分割多重では、通信回線のなかに、フレームと呼ばれる一定時間ごとの区切りを設け、加えて、フレームの中にも複数のタイムスロットという単位を設けている。
また、干渉を避けるための通信方法として、一定の時間内で各無線機に送信許可ウインドウを割り当て、その中で各無線機が通信することで干渉を防ぐ方法がある(例えば、非特許文献1、非特許文献2)。
さらに、特許文献1には、親局が子局からの送信要求に応じて、最適な送信時間帯を割当てる伝送システムが開示されている。
特開2000−244527号公報
川本雄一、他4名、"無人航空機システムにおける資源割当制御アルゴリズムの検討−送信許可ウインドウ内でCSMA/CAを実行する送信制御手法に関する屋外実験−"、2018年電子情報通信学会総合大会、通信公演論文集1、p.238 Y. Kawamoto, et al., "Toward Future Unmanned Aerial Vehicle Networks: Architecture, Resource Allocation and Field Experiments", IEEE Wireless Communications Magazine, IEEE, 28 December 2018, Volume: 26, Issue: 1, p. 94−99
特許文献1に開示された伝送方法によれば、トラフィクが空いている場合には、子局に多くの送信時間帯を割当てることにより、通信チャネルの使用効率が向上するとしている。しかしながら、特許文献1に記載された伝送方法では、CSMA(Carrier Sense Multiple Access with collision avoidance)方式あるいはTDMA方式により無線機間で通信するための同期情報が頻繁に必要となる。そのため、無線機の接続台数が増えた場合には、同期情報を含む通信量が増加することになり、使用できる通信周波数帯が逼迫して、輻輳が発生して、結果として通信が不安定となる。
本発明の目的は、移動局と地上局の通信において、CSMA方式あるいはTDMA方式の通信方式によらず使用可能な送信許可ウインドウ方式であり、使用できる周波数帯が限られていても、輻輳を生じず、通信量を低減することのできる無線通信制御方法および地上局無線装置を提供することにある。
本発明の無線通信制御方法の構成は、好ましくは、複数のネットワーク内において、第一の無線装置と第二の無線装置が無線通信を行う無線通信制御方法であって、第一の無線装置と第二の無線装置が、共通の時刻源に基づいて、時刻同期を行うステップと、通信リソース割当サーバが、通信の基本周期となるスーパーフレーム内の各ネットワークにおける時間割当データを、第一の無線装置に通知するステップと、第一の無線装置が、通信リソース割当サーバから送信されるスーパーフレーム内の各ネットワークにおける時間割当データに基づいて、各ネットワークがスーパーフレーム内で通信する時間である送信許可フレーム制御データを算出するステップと、第一の無線装置が、第二の無線装置に、各ネットワークの送信許可フレームの制御データを送信するステップと、第一の無線装置と、第二の無線装置が自分の属するネットワークにおける送信許可フレームの制御データに基づいてデータ通信を行うステップとを有するようにしたものである。
本発明によれば、移動局と地上局の通信において、CSMA方式あるいはTDMA方式の通信方式によらず使用可能な送信許可ウインドウ方式であり、使用できる周波数帯が限られていても、輻輳を生じず、通信量を低減することのできる無線通信制御方法および地上局無線装置を提供することができる。
本発明に係る通信制御におけるスーパーフレームと送信許可フレームの関係を示す図である。 実施形態1に係る無線通信システムの全体構成図である。 地上局無線装置の機能ブロック図である。 移動局無線装置の機能ブロック図である。 スーパーフレーム内時間割当データの一例を示す図である。 送信許可フレーム制御データの一例を示す図である。 地上局無線装置、移動局無線装置の処理を示すフローチャートである。 無線通信システムの各コンポーネントでの処理を示すシーケンス図である。 実施形態2に係る無線通信システムの全体構成図である。
以下、本発明の各実施形態を、図1ないし図9を用いて説明する。
〔実施形態1〕
以下、本発明の実施形態1を、図1ないし図8を用いて説明する。
先ず、図1を用いて本発明に係る通信制御の概念について説明する。
本発明に係る通信制御においては、スーパーフレームと送信許可フレームの概念を導入する。スーパーフレーム201は、時間割当の基本周期(例えば、250ms)であり、各ネットワークに属する各無線装置は、スーパーフレーム201の中に送信を許可された時間となる送信許可フレーム(送信許可ウインドウ)202を割り当てる。ここで、ネットワークは、地上局と移動局におけるネットワークIDが割振られたシステムにおける通信範囲である。そして、各無線装置は、送信許可フレーム202の中でパケット203の送受信を行う。各ネットワークの送信許可フレーム202の間には時刻同期精度を考慮したガードタイム(例えば、1ms)204を挿入する。送信許可フレーム202は、スーパーフレーム開始時間205を基準とした送信許可フレーム開始タイミング206と、送信許可フレーム長207によって指定される。
このように、スーパーフレーム201内で、各ネットワークに、送信許可フレーム202と、ガードタイム204を衝突しないように、時間割当てを行うというのが本発明の基本的な概念である。
本実施形態は、このように、スーパーフレーム201内において、時分割で通信制御を行うものであり、送信許可フレーム202でどのような通信が行われているかは、無関係に適用することができ、例えば、CSMA方式あるいはTDMA方式であってもよい。
次に、図2ないし図4を用いて実施形態1に係る無線通信システムの構成について説明する。
先ず、図2を用いて実施形態1に係る無線通信システムの全体構成について説明する。
無線通信システムは、図2に示されるように、通信リソース割当サーバ301、地上局400(図2では、400a、400b、400cと表記)、移動局500(図2では、500a、500b、500cと表記)が接続された形態である。通信リソース割当サーバ301と地上局400は、有線通信または無線通信により接続されており、地上局400と移動局500は、例えば、IEEE 802.11a, b, g, n, ac等の規格による無線通信で接続されている。一つの地上局400には、移動局500が複数接続されうる。また、地上局400と移動局500は、一つのネットワークを構成しており、各々を識別するために、ネットワークIDが付与されている。
通信リソース割当サーバ301は、各々のネットワークに対して、通信リソースを割当てるためのサーバである。地上局400は、移動局500と通信するために、地上に設置される無線設備である。移動局500は、無人航空機(UA:Unmanned Aircraft、ドローンともいう)や車両等の移動体に設置される無線設備である。
地上局400と移動局500は、GPS(Global Positioning System)受信機を備え、受信したGPS信号から時刻を取得することで地上局と移動局の時刻を同期することが可能である。
地上局400と移動局500は、時刻同期しているため、通信リソース割当サーバ301からの割当情報に基づく送信タイミングに従って移動局および地上局同士が同時刻で通信しないよう制御することができ、それにより、効率的な通信周波数の利用が可能となる。なお、詳細は、後述する。
次に、図3を用いて地上局無線装置の詳細な機能構成を説明する。
地上局無線装置401は、地上局400に設置される装置であり、機能部として、図3に示されるように、演算部402、フレーム制御データ保持部403、フレーム制御データ更新部404、時刻同期処理部405、時間カウント部406、クロック部407、送信タイミング制御部408、アクセス制御部409、送信部410、受信部411を有する。
演算部402は、通信リソース割当サーバ301から受信したスーパーフレーム内時間割当データを基にして、各ネットワークにおける送信許可フレーム開始タイミング206と送信許可フレーム長207を計算し、フレーム制御データ更新部404に通知する。
フレーム制御データ更新部404は、通知された送信許可フレームのフレーム制御データ(送信許可フレーム開始タイミング206、送信許可フレーム長207)とフレーム制御データ保持部403に格納されているフレーム制御データを比較し、異なる場合には、フレーム制御データ保持部403に、通知されたフレーム制御データを格納し、移動局無線装置に通知するフレーム制御データメッセージを、送信部410に送信する。通知されたフレーム制御データと格納されているフレーム制御データが一致する場合には、フレーム制御データ更新部404は処理を行わない。
時刻同期処理部405では、例えば、地上局内のGPS(図示せず)が1秒毎に発するPPS(Pulse Per Second)信号を取得し、時間カウント部306のカウントをリセットする。時間カウント部406の時間情報は、無線機のクロック部407から発するクロックにしたがってカウントする。
送信タイミング制御部408は、フレーム制御データ保持部403に格納されている送信許可フレーム開始タイミング206と送信許可フレーム長207を時間カウント部406が保持するカウント値と比較し、時間カウント部406のカウントが、送信許可フレーム時間内のとき、パケット203の送出を許可する信号をアクセス制御部409に送信する。
アクセス制御部409は、送信タイミング制御部408指示に従って、送信許可フレーム内での地上局と基地局の通信での衝突を回避するためのアクセス制御を行い、通信が可能なタイミングで送信部410にパケット203の送出を許可する信号を送信する。送信部410は、パケット203の送出が許可されているときに送信を実施する。
次に、図4を用いて移動局無線装置の詳細な機能構成を説明する。
移動局無線装置501は、地上局無線装置401と対向して通信する無線装置あり、移動局であるドローンや車両等の移動体に搭載される。または、地上局無線装置401の対向として位置を固定して通信してもよい。
移動局無線装置501は、機能部として、図4に示されるように、フレーム制御データ保持部503、時刻同期処理部505、時間カウント部506、クロック部507、送信タイミング制御部508、アクセス制御部509、送信部510、受信部511を有する。
フレーム制御データ保持部503、時刻同期処理部505、時間カウント部506、クロック部507、送信タイミング制御部508、アクセス制御部509、送信部510、受信部511の各々の機能は、図3に示した地上局無線装置401のフレーム制御データ保持部403、時刻同期処理部405、時間カウント部406、クロック部407、送信タイミング制御部408、アクセス制御部409、送信部410、受信部411と同様である。
移動局無線装置501では、地上局無線装置401からのフレーム制御データ(送信許可フレーム開始タイミング206、送信許可フレーム長207)を受信部511で受信した場合、受信したフレーム制御データをフレーム制御データ保持部503に格納する。
次に、図5および図6を用いて実施形態1に係る無線通信システムのデータ構造について説明する。
スーパーフレーム内時間割当データ600は、各ネットワークがスーパーフレーム内で、どのように送信許可フレームを割当てるかを示すデータであり、通信リソース割当サーバ301が、地上局400に送信するデータである。
スーパーフレーム内時間割当データ600は、図5に示されるように、ネットワークID600a、スーパーフレーム内時間割当600bの項目を有する。
ネットワークID600aには、図2に示した各ネットワークを識別する識別子が格納される。各ネットワークを識別する識別子は、一意的なIDを生成してもよいし、例えば、地上局無線装置401のIPアドレスにしてもよい。スーパーフレーム内時間割当600bには、対応するネットワークのスーパーフレーム201内での送信許可フレームの長さの割合が百分比で格納される。
送信許可フレーム制御データ700は、各ネットワークがスーパーフレーム201内で、どのように送信許可フレームを制御するかを示すデータであり、地上局無線装置401が、スーパーフレーム内時間割当データ600に基づいて算出し、移動局無線装置501に送信するデータである。
送信許可フレーム制御データ700は、図6に示されるように、ネットワークID700a、送信許可フレーム開始タイミング700b、送信許可フレーム長700cの項目を有する。
ネットワークID700aには、図2に示した各ネットワークを識別する識別子が格納される。送信許可フレーム開始タイミング700bには、スーパーフレーム201内での送信許可フレーム202の送信許可フレーム開始タイミング206が格納される。送信許可フレーム長700cには、送信許可フレーム202の時間的な長さである送信許可フレーム207が格納される。
次に、図7および図8を用いて実施形態1に係る無線通信システムの処理について説明する。
先ず、地上局無線装置401と移動局無線装置501の電源が入れられる(S100)。
次に、地上局無線装置401と移動局無線装置501の双方のGPSを作動させる(S101)。これにより、地上局無線装置401と移動局無線装置501が、各々が位置情報を取得し、地上局無線装置401と移動局無線装置501間の時刻が同期される。すなわち送信タイミングの同期が行われる。
通信リソース割当サーバ301は、地上局無線装置401および移動局無線装置501の位置情報と、地上局無線装置401と移動局無線装置501から構成されるネットワークが必要とするトラフィック量の情報と、その他の通信状況、地上局の優先度などの情報に基づき、スーパーフレーム内時間割当データ600を算出し、地上局無線装置401に送信する。
次に、地上局無線装置401が、通信リソース割当サーバ301からスーパーフレーム内時間割当データ600を受信する(S102)。
次に、地上局無線装置401の演算部302において、受信したスーパーフレーム内時間割当データ600から、送信許可フレーム制御データ700(送信許可フレーム開始タイミング、送信許可フレーム長)を計算する(S103)。
次に、S103で計算した結果の送信許可フレーム制御データをフレーム制御データ更新部404に通知する(S104)。
次に、フレーム制御データ更新部404は、S104により通知されたデータとフレーム制御データ保持部403に格納されたデータを比較し(S105)、一致しない場合には(S105:不一致)、S106に進み、一致する場合には(S105:一致)、S102に戻り、次のスーパーフレーム内時間割当データ600の受信を待つ。
次に、フレーム制御データ更新部404は、フレーム制御データ保持部403に、ステップ104で通知された送信許可フレーム制御データ700(送信許可フレーム開始タイミング、送信許可フレーム長)を格納する。
次に、地上局無線装置401は、対向の移動局無線装置501に、送信許可フレーム制御データ700(送信許可フレーム開始タイミング、送信許可フレーム長)を通知し(S107)、S102に戻り次の送信許可フレーム制御データ700(送信許可フレーム開始タイミング、送信許可フレーム長)の受信を待つ。
次に、図8を用いて無線通信システムの各コンポーネントでの処理とデータの送受信の関係を説明する。
移動局無線装置501と地上局無線装置401が通信するためには、いずれもGPS信号を取得することにより時刻が同期した状態として(A21、A11)、地上局無線装置401が通信リソース割当サーバ301へ地上局無線装置401の位置情報とトラフィック要求量を送信する(A12、A13)。
通信リソース割当サーバ301は、地上局無線装置401へスーパーフレーム内時間割当データ600を送信し(A14)、地上局無線装置401は、スーパーフレーム内時間割当データ600より計算される送信許可フレーム制御データ700を、フレーム制御データ保持部403に保存する(A15)。
地上局無線装置401は、計算した送信許可フレーム制御データを移動局無線装置501へ送信する(A22)。移動局無線装置501は、受信した送信許可フレーム制御データ700に従って、地上局無線装置401へ位置情報や各種データを通信する(A23、A24)。
地上局無線装置401は、受信した移動局の位置情報と自身の位置情報、さらにトラフィック要求量を、通信リソース割当サーバ301に送信する(A16)。地上局無線装置401は、通信リソース割当サーバからスーパーフレーム内時間割当データ600を受信し、それから送信許可フレーム制御データ700を計算し、計算された送信許可フレーム制御データ700と、フレーム制御データ保持部に格納されている送信許可フレーム制御データ700を比較し(A17)、それらが一致する場合には(A25)、地上局無線装置401から移動局無線装置501へは、送信せず、それらが一致しない場合には(A26)、地上局無線装置401から移動局無線装置501へ送信許可フレーム制御データ700を送信する(A27)。すなわち、送信許可フレーム制御データ700の更新がなかったときには、送信許可フレーム制御データ700の送信が不要になるので、地上局無線装置401と移動局無線装置501の間の通信量を削減することが可能となり、特に、移動局無線装置501複数台を、地上局無線装置401同時接続する場合には効果が顕著となる。
以上、本実施形態の通信制御方法によれば、GPSが刻む時刻により、地上局無線設備と移動局無線設備が時刻同期を行い、スーパーフレームという基本周期内に、各ネットワークで、送信許可フレームを時分割で割り当てる。そのため、TDMやCDMAとは異なり、パケットの先頭に付与される時刻同期や衝突回避情報などのヘッダ情報をつける必要がなく、その結果、データ通信量を削減することができる。また、送信許可フレーム内で行う通信方式は、任意であり、TDMであってもよいしCDMAであってもよい。
〔実施形態2〕
以下、本発明に係る実施形態2を、図9を用いて説明する。
本実施形態では、実施形態1と比較して、異なる所を中心に説明する。
実施形態2の無線通信システムは、図9に示されるように、実施形態1のコンポーネントに加えて、時刻同期サーバ801を有しており、通信リソース割当サーバ301に接続されている。
時刻同期サーバ801を接続することによって、移動局500と地上局400は、時刻同期をするためのGPS受信機を不要としてもよい。地上局400と移動局500の位置情報がユーザにとって不要の場合には、GPS受信機は不要となるため、装置構成の簡略化や移動局の軽量化による動作時間の延伸を実施することもできる。時刻同期サーバ801には、例えば、NTP(Network Time Protocol)サーバやPTP(Precision on Time Protocol)サーバを使用することができる。
地上局400と移動局500が、インターネットに接続されている場合には、時刻同期サーバ801として、公開されているNTPサーバを用いることができ、それにより、地上局400と移動局500設置のコストを低減することができる。
また、時刻同期サーバ801として、高い精度を有するPTPサーバを用いることにより、地上局無線装置401と移動局無線装置501での精度の高い時刻同期が可能になり、送信許可フレーム202間のガードタイム204の長さを短くすることができる。
301…通信リソース割当サーバ、400…地上局、500…移動局、401…地上局無線装置、501…移動局無線装置、600…スーパーフレーム内時間割当データ、700…送信許可フレーム制御データ、801…時刻同期サーバ

Claims (9)

  1. 複数のネットワーク内において、第一の無線装置と第二の無線装置が無線通信を行う無線通信制御方法であって、
    前記第一の無線装置と前記第二の無線装置が、共通の時刻源に基づいて、時刻同期を行うステップと、
    通信リソース割当サーバが、通信の基本周期となるスーパーフレーム内の各ネットワークにおける時間割当データを、前記第一の無線装置に通知するステップと、
    前記第一の無線装置が、前記通信リソース割当サーバから送信されるスーパーフレーム内の各ネットワークにおける時間割当データに基づいて、各ネットワークが前記スーパーフレーム内で通信する時間である送信許可フレーム制御データを算出するステップと、
    前記第一の無線装置が、前記第二の無線装置に、各ネットワークの送信許可フレームの制御データを送信するステップと、
    前記第一の無線装置と、前記第二の無線装置が自分の属するネットワークにおける送信許可フレームの制御データに基づいてデータ通信を行うステップとを有することを特徴とする無線通信制御方法。
  2. 前記スーパーフレーム内の各ネットワークにおける時間割当データは、各ネットワーク内におけるスーパーフレームの時間配分比であることを特徴とする請求項1記載の無線通信制御方法。
  3. 前記送信許可フレームの制御データは、各ネットワークにおける送信許可フレームの開始タイミングと、送信許可フレーム長からなることを特徴とする請求項1記載の無線通信制御方法。
  4. 前記第一の無線装置と前記第二の無線装置の共通の時刻源が、GPS(Global Positioning System)であることを特徴する請求項1記載の無線通信制御方法。
  5. 前記第一の無線装置と前記第二の無線装置の共通の時刻源が、NTP(Network Time Protocol)サーバであることを特徴する請求項1記載の無線通信制御方法。
  6. 前記第一の無線装置と前記第二の無線装置の共通の時刻源が、PTP(Precision on Time Protocol)サーバであることを特徴する請求項1記載の無線通信制御方法。
  7. 複数のネットワーク内において、移動局無線装置が無線通信を行う地上局無線装置であって、
    前記地上局無線装置と前記移動局無線装置が、共通の時刻源に基づいて、時刻同期を行い、
    前記地上局無線装置は、
    外部から受信した通信の基本周期となるスーパーフレーム内の各ネットワークにおける時間割当データを受信し、
    前記受信したスーパーフレーム内の各ネットワークにおける時間割当データに基づいて、各ネットワークが前記スーパーフレーム内で通信する時間である送信許可フレーム制御データを算出し、
    前記移動局無線装置に、各ネットワークの送信許可フレームの制御データを送信し、
    自分の属するネットワークにおける送信許可フレームの制御データに基づいて、前記移動局無線装置とデータ通信を行うことを特徴とする地上局無線装置。
  8. 前記送信許可フレームの制御データは、各ネットワークにおける送信許可フレームの開始タイミングと、送信許可フレーム長からなることを特徴とする請求項7記載の地上局無線装置。
  9. 前記地上局無線装置は、前記送信許可フレームの制御データを保持するフレーム制御データ保持部を有し、
    前記スーパーフレーム内の各ネットワークにおける時間割当データを受信したとき、各ネットワークが前記スーパーフレーム内で通信する時間である送信許可フレーム制御データを算出し、
    算出したフレーム制御データとフレーム制御データ保持部に保持された前記送信許可フレームの制御データが異なるときにのみ、前記移動局無線装置に、各ネットワークの送信許可フレームの制御データを送信することを特徴とする請求項7記載の地上局無線装置。
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