JP2020178160A - ヘッドマウントディスプレイシステム - Google Patents

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Shigenobu Yoneyama
茂信 米山
森本 哲郎
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哲郎 森本
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Abstract

【課題】コンソールへの固定と、使用者の装着とが連続的かつ反復的に切替可能であり、使用者の装着の度に使用者の眼球とレンズとの相対位置が正確に再現可能なHMDシステムを提供する。【解決手段】人工的な視覚情報を提示するHMDモジュール10と、前記HMDモジュール10が着脱可能に取り付けられるコンソール30と、前記HMDモジュール10が着脱可能に取り付けられ、頭部装着用のベルト40を有する支持体20と、を備える。【選択図】図15

Description

本発明は、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)システムに関する。
従来、人工的な視覚情報を提示するためにHMDが用いられている。
特許文献1には、手術台とケーブルで接続されているのみで使用者の頭部の動きを拘束せず、内視鏡手術に用いられるHMDについて記載されている。
特許文献2には、使用者の頭部の動きを拘束せず、また支持器具を備えて重量による使用者の負担を軽減でき、眼検査に用いられるHMDについて記載されている。
特許文献3には、無線通信も可能で使用者の頭部の動きを拘束せず、用途の制限のないHMDについて記載されている。
特開平8−131399号公報 特開2018−175011号公報 特表2002−515127号公報
HMDは、単に視覚情報を提示するのみでなく、使用者の多種多様な作業における視覚的補助手段としても用いられる。例えば、近年ロボットの遠隔操作技術の開発が行われており、遠隔地におかれたロボットに取り付けたカメラで撮影された映像をHMDで提示し、映像を確認しながら使用者の手元にあるコンソールでロボットを操作するといったことも考えられている。
ロボットを操作する例では、生産ラインでの部品の組み立て等、緻密な作業を行う際は、使用者の視野や焦点は固定的に一定箇所を凝視し細部を確認する動きとなり、細かく機械的な動作が必要となってくる。そのため、コンソールに対して固定されたHMDをのぞき込むように用いることが望ましい。
一方、ロボットを目的の場所まで移動させる等、それほど緻密さを要求されない作業を行う際は、使用者の視野や焦点は柔軟に広範囲を見渡して全体を確認する動きとなり、柔軟に機体を操作することが必要になる。そのため、使用者がHMDを頭部に装着して感覚的な動作を許容し、この動作にロボットのカメラの向きを追従させることが望ましい。
そして、一連の作業の中で、作業と移動等、細部を確認する動きと全体を確認する動きとは、連続的かつ反復的に行われることが考えられ、作業の種類が多岐に亘ることも考えられる。したがって、コンソールへのHMDの固定と、使用者のHMDの装着とが連続的かつ反復的に必要となる。また、使用者のHMDの装着の度に使用者の眼球とHMDのレンズとの相対位置を合わせる必要が生じる。
上記事情を踏まえ、本発明は、コンソールへの固定と、使用者の装着とが連続的かつ反復的に切替可能であり、使用者の装着の度に使用者の眼球とレンズとの相対位置が正確に再現可能なHMDシステムを提供することを目的とする。
本発明のHMDシステムは、人工的な視覚情報を提示するHMDモジュールと、前記HMDモジュールが着脱可能に取り付けられるコンソールと、前記HMDモジュールが着脱可能に取り付けられ、頭部装着用のベルトを有する支持体と、を備えることを特徴としている。
本発明のHMDシステムは、前記HMDモジュール、前記支持体及び前記コンソールがそれぞれ一つ以上の凹凸部を備え、前記凹凸部は前記HMDモジュールと前記支持体又は前記コンソールとの相対位置が所定の条件を満たす場合のみ嵌合するように配置されていてもよい。
本発明のHMDシステムは、前記HMDモジュールと前記支持体又は前記コンソールとの支持が永久磁石により行われてもよい。
本発明のHMDシステムは、前記HMDモジュールと前記支持体又は前記コンソールとの支持が電磁石により行われてもよい。
本発明によれば、コンソールへの固定と、使用者の装着とが連続的かつ反復的に切替可能であり、使用者の装着の度に使用者の眼球とレンズとの相対位置が正確に再現可能なHMDシステムを提供できる。
本発明の一実施形態に係るHMDシステムにおけるHMDモジュールの斜視図である。 同HMDモジュールの正面図である。 同HMDモジュールの背面図である。 同HMDモジュールの左側面図である。 同HMDシステムにおける支持体の斜視図である。 同支持体の正面図である。 同支持体の背面図である。 同支持体の右側面図である。 同HMDシステムにおけるコンソールの斜視図である。 同コンソールの正面図である。 同コンソールの背面図である。 同コンソールの左側面図である。 同HMDシステムにおけるHMDモジュールと支持体との装着時の図である。 同HMDシステムにおけるHMDモジュールとコンソールとの固定時の図である。 同HMDシステムにおけるコンソールの使用時の図である。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1から図4は、本実施形態に係るHMDシステム1におけるHMDモジュール10を各方向から見た図である。HMDモジュール10は、筐体15と、接眼部11と、ケーブル接続部14と、凹凸設置部17と、嵌合凸部12と、嵌合凹部13と、を備えている。また筐体15は、内部に、図示しない公知の映像生成装置と、加速度センサと、を備えている。
図1から図4において、互いに直交するx軸、y軸及びz軸を定義し、各図に示す。x軸はHMDモジュール10の左右方向に、y軸はHMDモジュール10の上下方向に、z軸はHMDモジュール10の前後方向にそれぞれ対応する。x軸の正の方向が右方向、y軸の正の方向が上方向、z軸の正の方向が前方向である。
図1に示すように、筐体15の前面には、映像生成装置が生成した映像が投影されるレンズを含む接眼部11が設けられている。筐体15の後面には、ケーブル接続部14が設けられている。ケーブル接続部14は、例えば公知のコネクタ規格であるUSB Type−C等、一本で通信や充電ができるケーブルに対応したメス型端子であり、マグネット脱着式のものが用いられている。
図2及び図3に示すように、筐体15の左右両側には、凹凸設置部17が設けられている。左側の凹凸設置部17の前面及び後面に嵌合凸部12が設けられており、嵌合凸部12は略円柱形状であって、前面に設けられた嵌合凸部12Aと後面に設けられた嵌合凸部12Bとで、円柱形状の軸が一致している。また、左側の凹凸設置部17を貫通し、前面及び後面の嵌合凸部12の内部に挿入するように、永久磁石16が内蔵されている。永久磁石16は、前面に設けられた嵌合凸部12A側がN極、後面に設けられた嵌合凸部12B側がS極となるように配置されている。
また、図4に示すように、各凹凸設置部17の前面及び後面に嵌合凹部13が窪みとして形成されている。嵌合凹部13は、厚さが嵌合凸部12より僅かに小さく、かつ径が嵌合凸部12より僅かに大きい円柱形状を除去した形状である。前面に設けられた嵌合凹部13Aと後面に設けられた嵌合凹部13Bとで、円柱形状の軸が一致している。前面に設けられた嵌合凹部13Aと後面に設けられた嵌合凹部13Bの間には、強磁性体である鉄で形成された接着部19が内蔵されている。
なお、嵌合凸部12の円柱形状の軸及び嵌合凹部13の円柱形状の軸の、筐体15の前面に平行な任意の面上の点を結んだ形状が、同一の長方形Rをなすように、嵌合凸部12及び嵌合凹部13が配置されている。
図5から図8は、本実施形態に係るHMDシステムにおける支持体20を各方向から見た図である。支持体20は、筐体25と、凹凸設置部27と、嵌合凸部22と、嵌合凹部23と、ベルト40と、を備えている。
図5から図8において、互いに直交するx’軸、y’軸及びz’軸を定義し、各図に示す。x’軸は支持体20の左右方向に、y’軸は支持体20の上下方向に、z’軸は支持体20の前後方向にそれぞれ対応する。x’軸の正の方向が右方向、y’軸の正の方向が上方向、z’軸の正の方向が前方向である。
図5に示すように、筐体25には、開口部21が形成されている。また、筐体25の上側に額あて部24を設け、下側に鼻あて部28を設けている。また、上面と下面の中間及び後面近傍にベルト40をピン留めしている。ベルト40は公知のアジャスタ機構を有しているため、ベルト40を装着する位置での使用者の頭部の周長に合わせて、装着に適した長さに調節できる。
図6に示すように、筐体25の左右両側には、凹凸設置部27が設けられている。凹凸設置部27の前面に嵌合凸部22が設けられており、嵌合凸部22はHMDモジュール10の凹凸設置部17に設けた嵌合凸部12と同一形状である。また、嵌合凸部22及び凹凸設置部27に挿入するように、永久磁石26が内蔵されている。永久磁石26は、嵌合凸部22側がN極、凹凸設置部27側がS極となるように配置されている。
また、図8に示すように、凹凸設置部27の前面に嵌合凹部23が窪みとして形成されており、HMDモジュール10の凹凸設置部17に設けられた嵌合凹部13と同一形状である。嵌合凹部23に対向する凹凸設置部27の部分には、強磁性体である鉄で形成した接着部29が内蔵されている。
なお、嵌合凸部22の円柱形状の軸及び嵌合凹部23の円柱形状の軸の、筐体25の前面に平行な任意の面上の点を結んだ形状が、前記長方形Rをなすように、嵌合凸部22及び嵌合凹部23が配置されている。
図9から図12は、本実施形態に係るHMDシステム1におけるコンソール30を各方向から見た図である。コンソール30は、筐体35と、入力部31と、嵌合凸部32と、嵌合凹部33と、を備えている。また筐体35は、内部に、図示しない公知の入力処理装置を備えている。
図9から図12において、互いに直交するx’’軸、y’’軸及びz’’軸を定義し、各図に示す。x’’軸はコンソール30の左右方向に、y’’軸はコンソール30の上下方向に、z’’軸はコンソール30の前後方向にそれぞれ対応する。x’’軸の正の方向が右方向、y’’軸の正の方向が上方向、z’’軸の正の方向が前方向である。
図9に示すように、筐体35には開口部37が形成されている。また、筐体35の下側に、入力部31が設けられている。本実施形態では、入力部31はスイッチパネルとジョイスティックで構成されている。
図10に示すように、筐体35の上方の前面に嵌合凸部32が設けられており、嵌合凸部32はHMDモジュール10の凹凸設置部17に設けられた嵌合凸部12と同一形状である。また、嵌合凸部32及び筐体35に挿入するように、永久磁石36が内蔵されている。永久磁石36は、嵌合凸部32側がS極、筐体35側がN極となるように配置されている。
また、筐体35の前面に嵌合凹部33が窪みとして形成されており、HMDモジュール10の凹凸設置部17に設けられた嵌合凹部13と同一形状である。嵌合凹部33に対向する筐体35の部分には、強磁性体である鉄で形成した接着部39が内蔵されている。
なお、嵌合凸部32の円柱形状の軸及び嵌合凹部33の円柱形状の軸の、筐体35の前面に平行な任意の面上の点を結んだ形状が、前記長方形Rをなすように、嵌合凸部32及び嵌合凹部33が配置されている。
以上の構成からなるHMDシステム1の使用時の流れについて説明する。
本説明の想定としては、まず、使用者が、遠隔地におかれたロボットを目的地まで移動させることを目的とし、ロボットに取り付けられたカメラで撮影された映像を視認しつつ、使用者の感覚的な動作にロボットのカメラの向きを追従させるために、HMDモジュール10を支持体20を介して頭部に装着するところから使用を開始することを考える。
次に、使用者が、目的地において精密な作業を行うことを目的とし、ロボットのカメラの向きを固定するために、HMDモジュール10をコンソール30に固定することを考える。
最後に、使用者が、ロボットを次の目的地まで移動させることを目的とし、コンソール30に固定されたHMDモジュール10を再び頭部に装着することを考える。
HMDモジュール10を使用者の頭部へ装着するには、まず、図13に示すように、HMDモジュール10を支持体20に装着する。
HMDモジュール10を支持体20に装着するには、HMDモジュール10の前面に設けた嵌合凸部12と支持体20の前面に設けた嵌合凹部23とが嵌合し、かつ、HMDモジュール10の前面に設けた3つの嵌合凹部13と支持体20の前面に設けた3つの嵌合凸部22とが嵌合するように、HMDモジュール10と支持体20を嵌合する。本実施形態では、嵌合凸部12及び嵌合凹部13を、HMDモジュール10の前面に垂直な任意の軸に関して非対称な配置とし、嵌合凸部22及び嵌合凹部23を、支持体20の前面に垂直な任意の軸に関して非対称な配置としていることで、HMDモジュール10と支持体20との装着時の相対位置を一意に定めている。
すると、嵌合凸部12内部に設けられた永久磁石16のN極と、嵌合凹部23近傍に設けられ鉄で形成された接着部29とが磁気的に吸着しあい、かつ、嵌合凹部13近傍に設けられ鉄で形成された接着部19と、嵌合凸部22内部に設けられた永久磁石26のN極とが磁気的に吸着しあって、HMDモジュール10と支持体20とが磁気を介して支持される。
そして、HMDモジュール10が装着された支持体20を、ベルト40を介して使用者の頭部に装着する。
支持体20の頭部への装着においては、HMDモジュール10の接眼部11と使用者の眼球の位置が合うようにして、額あて部24を使用者の額にあて、鼻あて部28を使用者の鼻にあてた上で、ベルト40のアジャスタ機構を調節し、頭部に固定する。
次に、HMDモジュール10のケーブル接続部14に図示しないケーブルの一端を接続して、電源を入れ、ケーブルの他端に接続した図示しないロボットの制御システムとの通信を開始し、ロボットのカメラで撮影された映像を基に内部の映像生成装置により生成された映像を接眼部11に投影させる。
そして、HMDモジュール10を装着した使用者が頭部を動かすと、内部の加速度センサが頭部の加速度を検出し、加速度が信号としてケーブルを介して伝送され、ロボットの制御システムを経て、最終的にロボットのカメラの向きが使用者の頭部の動きに追従する。
以上により、使用者は、ロボットに取り付けられた、使用者の頭部と連動するカメラで撮影された映像を視認できる。そして、図示しない操作端末を用いて、ロボットの歩行機構に対する歩行動作指令を入力し、歩行機構に対する歩行動作指令は、信号としてケーブルを介して伝送され、ロボットの制御システムを経て、最終的にロボットを移動させる。
HMDモジュール10をコンソール30に固定するには、まず、一旦HMDモジュール10の加速度センサの加速度信号のロボットの制御システムへの伝送を停止する。続いて、支持体20を頭部に装着したまま、HMDモジュール10と支持体20とを支持している磁力に打ち勝つ力を加えて、両者を引き離す。
そして、図14に示すように、HMDモジュール10の後面に設けた嵌合凸部12とコンソール30の前面に設けた嵌合凹部33とが嵌合し、かつ、HMDモジュール10の後面に設けた3つの嵌合凹部13とコンソール30の前面に設けた3つの嵌合凸部32とが嵌合するように、HMDモジュール10とコンソール30を嵌合する。
すると、嵌合凸部12内部に設けられた永久磁石16のN極と、嵌合凹部33近傍に設けられ鉄で形成された接着部39とが磁気的に吸着しあい、かつ、嵌合凹部13近傍に設けられ鉄で形成された接着部19と、嵌合凸部32内部に設けられた永久磁石36のS極とが磁気的に吸着しあって、HMDモジュール10とコンソール30とが磁気を介して支持される。
続いて、使用者はその頭部に装着した支持体20と、HMDモジュール10とを、図15に示すように、装着する。HMDモジュール10を支持体20に装着するには、HMDモジュール10の前面に設けた嵌合凸部12と支持体20の前面に設けた嵌合凹部23とが嵌合し、かつ、HMDモジュール10の前面に設けた3つの嵌合凹部13と支持体20の前面に設けた3つの嵌合凸部22とが嵌合するように、HMDモジュール10と支持体20を嵌合する。
なお、コンソール30の筐体35には、左側面にケーブル逃がし部34が、開口部37につづく溝として形成されており、ケーブル逃がし部34にケーブルを通しながらHMDモジュール10をコンソール30に固定することで、HMDモジュール10からケーブルを外すことなく固定できる。
そして、使用者は、HMDモジュール10の接眼部11に提示された、ロボットに取り付けられたカメラで撮影された映像を視認しながら、コンソール30の入力部31のキーボードやジョイスティックを用いてロボットのアーム等に対する動作指令を入力する。アーム等に対する動作指令は、信号としてケーブルを介して伝送され、ロボットの制御システムを経て、最終的にロボットのアーム等を作動させる。
コンソール30に固定したHMDモジュール10を取り外し、再び使用者の頭部に装着するには、HMDモジュール10とコンソール30とを支持している磁力に打ち勝つ力を加えて、両者を引き離せばよい。
そして、ロボットのカメラの向きを再び使用者の頭部の動きに追従させるために、HMDモジュール10の加速度センサの加速度信号のロボットの制御システムへの伝送を再開する。
以上のような構成をとり運用される本実施形態は、HMDモジュール10、コンソール30及び支持体20に設けた、永久磁石を内蔵した嵌合凸部及び鉄を接着部に有する嵌合凹部により、HMDモジュール10のコンソール30への固定と、支持体20を介した使用者の装着とが連続的かつ反復的に切替可能である。また、HMDモジュール10と使用者の頭部に装着した支持体20との相対位置を一意に定められるため、使用者のHMDモジュール10の装着の度に使用者の眼球とレンズとの相対位置が再現可能である。
なお、HMDモジュール10を頭部に装着して使用している際、使用者が、自身の周囲の状況の確認を要する場合が起こりうる。また、視覚情報の提示方法を調整するため、HMDモジュール10を、内部のレンズや液晶ディスプレイ等の仕様が異なるものへ交換することを要する場合が起こりうる。
その場合、HMDモジュール10と支持体20との脱着は、両者を支持している磁力に打ち勝つ力を加えて引き離し、再度、装着し直すHMDモジュール10を支持体20に装着する手順で行う。
HMDモジュール10と支持体20との脱着には、支持体20を頭部から外す必要がないため、頭部と支持体20との相対位置がずれることはない。また、支持体20とHMDモジュール10との相対位置を一意に定める構造としていることで、このような場合も、使用者の眼球とレンズとの相対位置の再現には調節動作が不要である。
本実施形態では永久磁石を嵌合凸部に内蔵し、接着部を嵌合凹部に内蔵したが、その逆としてもよい。また、嵌合凸部と嵌合凹部との両方に永久磁石を内蔵してもよい。
本実施形態では永久磁石を用いたが、電磁石を用いてもよい。
本実施形態では接着部に鉄を内蔵したが、コバルト、ニッケル又はそれらの合金等の強磁性体を用いてもよい。
また、嵌合凸部と嵌合凹部の、HMDモジュール10、コンソール30又は支持体20の面上での配置は、HMDモジュール10と、コンソール30又は支持体20との相対位置を一意に定める条件を満たしていれば、任意の配置でよい。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明の技術範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において構成要素の組み合わせを変えたり、各構成要素に種々の変更を加えたり、削除したりすることが可能である。
10 HMDモジュール
11 接眼部
12 嵌合凸部
13 嵌合凹部
14 ケーブル接続部
15 筐体
16 永久磁石
17 凹凸設置部
19 接着部
20 支持体
21 開口部
22 嵌合凸部
23 嵌合凹部
24 額あて部
25 筐体
26 永久磁石
27 凹凸設置部
28 鼻あて部
29 接着部
30 コンソール
31 入力部
32 嵌合凸部
33 嵌合凹部
34 ケーブル逃がし部
35 筐体
36 永久磁石
37 開口部
39 接着部
40 ベルト

Claims (4)

  1. 人工的な視覚情報を提示するHMDモジュールと、
    前記HMDモジュールが着脱可能に取り付けられるコンソールと、
    前記HMDモジュールが着脱可能に取り付けられ、頭部装着用のベルトを有する支持体と、
    を備えるHMDシステム。
  2. 前記HMDモジュール、前記支持体及び前記コンソールがそれぞれ一つ以上の凹凸部を備え、
    前記凹凸部は前記HMDモジュールと前記支持体又は前記コンソールとの相対位置が所定の条件を満たす場合のみ嵌合するように配置されている、
    請求項1記載のHMDシステム。
  3. 前記HMDモジュールと前記支持体又は前記コンソールとの支持が永久磁石により行われる、
    請求項1記載のHMDシステム。
  4. 前記HMDモジュールと前記支持体又は前記コンソールとの支持が電磁石により行われる、
    請求項1記載のHMDシステム。
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