JP2020177475A - 情報処理システムおよびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザによってより適切な食品が購入されるようにし、ユーザが摂取する食品の偏りをより生じにくくする。【解決手段】予め定められた地域に居住する複数のユーザ又は当該地域を利用する複数のユーザについての情報を取得するユーザ情報取得手段と、取得された前記複数のユーザについての情報に基づき、食品を扱う店舗へ、推奨される食品の情報を提供する店舗用情報提供手段と、を備える情報処理システム。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理システムおよびプログラムに関する。
特許文献1には、個人IDを店舗端末から受信すると、個人ID対応の健康情報を健康情報データベースから抽出し、顧客が摂取すべき栄養素の基準値を割り出し、その顧客に最適な推奨メニューをメニューデータベースから抽出する処理が開示されている。
特許文献2には、ユーザの摂食履歴から実摂取量を計算し、ユーザ情報から標準摂取量を計算し、各栄養成分の目標摂取量を、標準摂取量と実摂取量との差分の関数として求め、不足している栄養成分を多く含み、かつ過剰な栄養素が少ない食事メニューをレコメンド情報として検索し、レコメンド結果を携帯電話へ送信する処理が開示されている。
特開2003−099539号公報 特開2008−276472号公報
ユーザが日々食品を摂取するにあたり、摂取する食品に偏りが生じることも多く、この場合、摂取される栄養素に偏りが生じ、特定の栄養素が不足したりする。また、例えば、摂取されるカロリーに過不足が生じたりする。
この場合、ユーザは、栄養素やカロリーを補うための食品を自身で購入すればよいが、この購入は、あくまでもユーザ自身の判断に委ねられるため、適切な食品が購入されない場合も想定される。
本発明の目的は、ユーザによってより適切な食品が購入されるようにし、ユーザが摂取する食品の偏りをより生じにくくすることにある。
本発明が適用される情報処理システムは、予め定められた地域に居住する複数のユーザ又は当該地域を利用する複数のユーザについての情報を取得するユーザ情報取得手段と、取得された前記複数のユーザについての情報に基づき、食品を扱う店舗へ、推奨される食品の情報を提供する店舗用情報提供手段と、を備える情報処理システムである。
ここで、前記店舗にて実際に提供されている食品の情報を取得する食品情報取得手段を更に備え、前記店舗用情報提供手段は、前記店舗にて実際に提供されている前記食品の中から、前記推奨される食品と一致する食品を特定し、特定した当該食品についての情報を、当該店舗に提供することを特徴とすることができる。
また、前記店舗用情報提供手段は、前記店舗にて実際に提供されている前記食品の中に、前記推奨される食品が存在しない場合、推奨される食品が存在しない旨の情報を当該店舗に送信することを特徴とすることができる。
また、前記店舗用情報提供手段は、前記店舗に実際に来店したことがある複数のユーザについての情報に基づき、前記推奨される食品を決定し、当該推奨される食品の情報を当該店舗に提供することを特徴とすることができる。
また、前記複数のユーザの個々のユーザに対して、当該ユーザに提供されるユーザ用の情報であって当該ユーザが摂取すべき食品についての情報を提供するユーザ用情報提供手段を更に備えることを特徴とすることができる。
また、前記ユーザ情報取得手段は、前記複数のユーザに含まれる個々のユーザが摂取している食品についての情報を取得し、前記店舗用情報提供手段は、前記個々のユーザが摂取している前記食品についての情報に基づき、前記推奨される食品を決定し、当該推奨される食品の情報を前記店舗に提供することを特徴とすることができる。
また、前記推奨される食品をユーザが摂取した場合の当該ユーザへの当該食品の良い影響についての情報を出力する出力手段を更に備えることを特徴とすることができる。
また、前記ユーザ情報取得手段により取得された、前記複数のユーザについての情報を、食品を扱う対象者に対して提供する対象者用情報提供手段をさらに備えることを特徴とすることができる。
また、前記ユーザ情報取得手段により取得された、前記複数のユーザについての情報に基づき、前記予め定められた地域におけるユーザの数であって、食に関して予め定められた特定の条件を満たすユーザの数を把握するユーザ数把握手段を更に備えることを特徴とすることができる。
また、前記店舗用情報提供手段は、前記推奨される食品の情報であって、特定のとき以降に前記店舗での提供が推奨される食品の情報を、当該店舗に対して更に提供することを特徴とすることができる。
本発明をプログラムして捉えた場合、本発明が適用されるプログラムは、予め定められた地域に居住する複数のユーザ又は当該地域を利用する複数のユーザについての情報を取得するユーザ情報取得機能と、取得された前記複数のユーザについての情報に基づき、食品を扱う店舗へ、推奨される食品の情報を提供する店舗用情報提供機能と、をコンピュータに実現させるためのプログラムである。
本発明によれば、ユーザによってより適切な食品が購入されるようにし、ユーザが摂取する食品の偏りをより生じにくくすることができる。
情報処理システムの全体構成を示した図である。 店舗端末装置、管理サーバのハードウエアの構成を示した図である。 管理サーバのCPU等により実現される機能部を示した図である。 携帯端末装置のハードウエアの構成の一例を示した図である。 本実施形態の情報処理システムにて実行される処理の流れを示したフローチャートである。 ユーザデータベースに格納された情報を示した図である。 店舗データベースに登録されている情報の一例を示した図である。 店舗に設置された表示装置を示した図である。 ユーザの携帯端末装置を示した図である。 ユーザの携帯端末装置を示した図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、情報処理システム1の全体構成を示した図である。
情報処理システム1には、情報処理装置の一例としての管理サーバ300が設けられている。さらに、情報処理システム1には、ユーザにより携帯され且つ操作される携帯端末装置200が複数台設けられている。さらに、情報処理システム1では、食品を扱う店舗の各々に設置された店舗端末装置100が設けられている。
なお、本実施形態において、店舗の種類は特に制限されず、食品を提供する店舗であれば、本実施形態の店舗と言うことができる。本実施形態の店舗には、飲食店、スーパーマーケット、コンビニエンスストアなどが含まれる。
また、本実施形態において、「食品」とは、ユーザが経口により摂取できるもの全般を指し、「食品」には、固形物に限らず、野菜ジュースや飲料水などの液体も含む。また、「食品」には、薬やサプリメント(栄養補助剤)なども含む。
店舗端末装置100、管理サーバ300は、コンピュータ装置により構成され、予め定められた処理を実行する。店舗端末装置100、管理サーバ300は、インターネットなどの通信回線400を通じて、相互に接続される。
携帯端末装置200は、例えば、スマートフォン、タブレットなどにより構成される。携帯端末装置200は、ユーザの数に応じ複数台設けられる。携帯端末装置200は、通信回線400を通じて管理サーバ300に接続される。
図2は、店舗端末装置100、管理サーバ300のハードウエアの構成を示した図である。
店舗端末装置100、管理サーバ300には、CPU(Central Processing Unit)301、RAM(Random Access Memory)302、ROM(Read Only Memory)303が設けられている。また、ハードディスク装置などにより構成される記憶装置304が設けられている。
また、店舗端末装置100、管理サーバ300には、外部との通信を行うための通信インタフェース(通信I/F)305が設けられている。
さらに、店舗端末装置100、管理サーバ300には、液晶ディスプレイなどにより構成される表示装置306が設けられている。さらに、店舗端末装置100、管理サーバ300には、マウスやキーボード等により構成され、ユーザにより入力される情報を受け付ける受付装置307が設けられている。
CPU301によって実行されるプログラムは、磁気記録媒体(磁気テープ、磁気ディスクなど)、光記録媒体(光ディスクなど)、光磁気記録媒体、半導体メモリなどのコンピュータが読取可能な記録媒体に記憶した状態で、店舗端末装置100、管理サーバ300へ提供しうる。
また、CPU301によって実行されるプログラムは、インターネットなどの通信手段を用いて店舗端末装置100、管理サーバ300へダウンロードしてもよい。
図3は、管理サーバ300のCPU301等により実現される機能部を示した図である。
図3に示すように、管理サーバ300は、ユーザ情報取得部321と、店舗用情報提供部322と、食品情報取得部323と、ユーザ用情報提供部324と、情報出力部325と、対象者用情報提供部326と、ユーザ数把握部327と、ユーザデータベース328と、店舗データベース329と備える。
ここで、店舗用情報提供部322、ユーザ用情報提供部324、対象者用情報提供部326は、記憶装置304等に格納されているプログラムを実行するCPU301、通信インタフェース305等により実現される。
また、ユーザ情報取得部321、食品情報取得部323、情報出力部325、ユーザ数把握部327は、記憶装置304等に格納されているプログラムを実行するCPU301により実現される。
また、ユーザデータベース328、店舗データベース329は、記憶装置304により実現される。
ユーザ情報取得手段の一例としてのユーザ情報取得部321は、予め定められた地域に居住する複数のユーザ又はこの地域を利用する複数のユーザについての情報を取得する。
店舗用情報提供手段の一例としての店舗用情報提供部322は、取得された複数のユーザの情報に基づき、店舗での提供が推奨される食品を決定し、この推奨される食品の情報をこの店舗に対して提供する。
食品情報取得手段の一例としての食品情報取得部323は、店舗にて実際に提供されている食品の情報を取得する。
ユーザ用情報提供手段の一例としてのユーザ用情報提供部324は、複数のユーザの個々のユーザに対して、ユーザに提供されるユーザ用の情報であってユーザが摂取すべき食品についての情報を提供する。
出力手段の一例として情報出力部325は、推奨される食品をユーザが摂取した場合のこのユーザへのこの食品の影響についての情報を出力する。
対象者用情報提供手段の一例としての対象者用情報提供部326は、ユーザ情報取得部321により取得された、複数のユーザについての情報を、食品を扱う対象者に対して提供する。
ユーザ数把握手段の一例としてのユーザ数把握部327は、ユーザ情報取得部321により取得された、複数のユーザの情報に基づき、予め定められた地域におけるユーザの数であって、食に関して予め定められた特定の条件を満たすユーザの数を把握する。
ユーザデータベース328は、複数のユーザの各々についての情報を保持する。言い換えると、ユーザデータベース328は、予め登録された複数のユーザの各々についての情報を保持する。
店舗データベース329には、各店舗から取得された情報が登録され、店舗データベース329は、この情報を保持する。
言い換えると、店舗データベース329には、予め登録された複数の店舗の各々からの情報が登録され、店舗データベース329は、この情報を保持する。
図4は、携帯端末装置200のハードウエアの構成の一例を示した図である。
情報処理装置の一例としての携帯端末装置200には、図4に示すように、CPU(Central Processing Unit)201、RAM(Random Access Memory)202、ROM(Read Only Memory)203が設けられている。また、フラッシュメモリなどにより構成される記憶装置204が設けられている。
さらに、携帯端末装置200には、外部との通信を行うための通信インタフェース(通信I/F)205が設けられている。また、携帯端末装置200には、タッチパネル方式のディスプレイなどにより構成され、情報を表示する表示部206が設けられている。
また、携帯端末装置200は、自身の位置を把握するGPS(Global Positioning System)207を備える。さらに、携帯端末装置200は、時間情報(現在時刻)を出力する時計208を備える。さらに、携帯端末装置200は、CCDなどを含んで構成されたカメラ(撮影機能部)209を備える。
CPU201によって実行されるプログラムは、磁気記録媒体(磁気テープ、磁気ディスクなど)、光記録媒体(光ディスクなど)、光磁気記録媒体、半導体メモリなどのコンピュータが読取可能な記録媒体に記憶した状態で、携帯端末装置200へ提供しうる。
また、CPU201によって実行されるプログラムは、インターネットなどの通信手段を用いて携帯端末装置200へダウンロードしてもよい。
図5は、本実施形態の情報処理システム1にて実行される処理の流れを示したフローチャートである。
本実施形態では、まず、管理サーバ300のユーザ情報取得部321が、予め定められた地域に居住する又はこの地域を利用する複数のユーザを抽出する(ステップS101)。
具体的には、ユーザ情報取得部321は、予め登録されたユーザであって、予め定められた地域に居住する又はこの地域を利用する複数のユーザを抽出する。
より具体的には、本実施形態では、上記の複数の店舗のうちの、情報の提供の対象となる店舗(以下「対象店舗」)への情報の提供にあたり、この対象店舗に対して予め対応付けられている地域に居住する又はこの地域を利用する複数のユーザを抽出する。
付言すると、本実施形態では、予め登録された複数の店舗の各々への情報の提供が行われるが(後述)、この情報の提供にあたり、各店舗に対して予め対応付けられている地域に居住する又はこの地域を利用する複数のユーザを、店舗毎に抽出する。
ここで、予め定められた地域(図1参照)は、例えば、店舗の商圏内(例えば、店舗から半径1キロの範囲内)の地域である。
本実施形態では、複数の店舗に含まれる店舗の各々に対して情報の提供を行うが、この情報の提供に際しては、まず、各店舗を中心とした予め定められた範囲内に居住する又はこの予め定められた範囲を利用する複数のユーザを抽出する。
なお、予め定められた地域は、店舗毎にその大きさやその範囲を設定してもよく、この場合、例えば、店舗に設置された店舗端末装置100を操作することで、この予め定められた地域の大きさや範囲の設定を行える。言い換えると、予め定められた地域は、店舗側の都合でいつでも変更を行うことができ(いつでも変更可能であり)、この場合は、変更を希望する店舗に設置された店舗端末装置100を操作することで、この予め定められた地域の大きさや範囲の変更を行える。
ここで、この予め定められた地域の大きさや範囲の設定を行うにあたっては、例えば、操作者が店舗端末装置100を操作して、住所等を入力することにより行う。
また、その他に、予め定められた地域の大きさや範囲の設定を行うにあたっては、例えば、操作者が店舗端末装置100を操作して、ある特定の地点(例えば、店舗)と、この特定の地点を中心とした半径(以下、「入力半径」と称する)を入力する。この場合、例えば、この特定の地点が中心となり且つ半径がこの入力半径となる円形の地域が設定される。
また、その他に、予め定められた地域の大きさや範囲の設定を行うにあたっては、例えば、操作者が店舗端末装置100を操作して、店舗端末装置100の表示画面上に表示されている地図を直接なぞることでも、この設定を行える。
また、その他に、予め定められた地域の大きさや範囲の設定を行うにあたっては、例えば、操作者が店舗端末装置100を操作して、ある特定の地点(例えば、店舗)と、この特定の地点からの最大移動時間(この特定の地点へ向かう際に要する最大所要時間)とを入力してもよい。より具体的には、例えば、操作者は、店舗端末装置100を操作して、「車で10分」という最大移動時間を入力する。この場合、設定される、予め定められた地域は、円形ではなく、異形となることが多くなる。また、この場合、幹線道路や線路が延びる方向へ、予め定められた地域が拡がるようになる。言い換えると、幹線道路や線路が存在すると、この幹線道路や線路を移動するユーザは、移動距離を稼げるようになる。この場合、予め定められた範囲は、幹線道路や線路の延び方向へ拡がるようになる。
また、予め定められた地域としては、通常、店舗の所在地を含んだ地域が設定されるが、これに限らず、店舗の所在地を含まない地域であって店舗の所在地から予め定められた範囲内に位置する地域を、上記の予め定められた地域として設定してもよい。
ここで、本実施形態では、ユーザの各々は、自身の携帯端末装置200を操作して、自身の住所や勤務先の住所を入力する。そして、入力された情報が、管理サーバ300へ送信される。
これにより、本実施形態では、図6(ユーザデータベース328に格納された情報を示した図)に示すように、ユーザデータベース328に、ユーザの住所や勤務先の住所が登録される。
管理サーバ300のユーザ情報取得部321は、ユーザデータベース328を参照することで、予め定められた地域に居住する又はこの地域を利用する複数のユーザを抽出する。
言い換えると、ユーザ情報取得部321は、ユーザデータベース328を参照することで、対象店舗に対応付けられている地域に居住する又はこの地域を利用する複数のユーザを抽出する。
なお、ユーザデータベース328には、ユーザの各々が有する携帯端末装置200のGPS207により取得された位置情報を格納するようにしてもよい。
管理サーバ300のユーザ情報取得部321は、ユーザデータベース328に格納された、このGPS207により取得された位置情報を参照することで、上記の予め定められた地域に居住する又はこの地域を利用する複数のユーザを抽出してもよい。
次に、本実施形態では、図5のステップS102に示すように、ユーザ情報取得部321が、抽出したこの複数のユーザの各々についての情報を、ユーザデータベース328から取得する。
具体的には、ユーザ情報取得部321は、この複数のユーザに含まれる個々のユーザが日々摂取している食品についての情報を、ユーザデータベース328から取得する。
ここで、本実施形態では、ユーザは、携帯端末装置200を操作して、日々の食事の内容、日々の食事のカロリーなどの情報(摂取食品情報)を入力する。
そして、本実施形態では、これらの情報(摂取食品情報)は、管理サーバ300に送信され、管理サーバ300のユーザデータベース328に登録される(図6の符号6A参照)。
また、ユーザの各々は、携帯端末装置200を操作して、自身の年齢、性別、身長、体重、家族構成、健康状況、病歴、食品アレルギーの有無などの個人情報を入力する。
そして、本実施形態では、この個人情報も、管理サーバ300に送信され、図6の符号6Bで示すように、この個人情報も、管理サーバ300のユーザデータベース328に登録される。
また、本実施形態では、ユーザは、携帯端末装置200を用いて、日々の食事の内容をカメラ209を用いて撮影し、日々の食事の画像(以下、「食事画像」と称する)を取得する。そして、本実施形態では、この食事画像が、上記と同様、管理サーバ300に送信され、管理サーバ300のユーザデータベース328に登録される(符号6C参照)。
そして、本実施形態では、ステップS102にて、ユーザ情報取得部321は、個々のユーザが日々摂取している食品についての情報を、ユーザデータベース328(ユーザデータベース328に登録されている摂取食品情報や食事画像)から取得する。
次いで、本実施形態では、店舗用情報提供部322が、取得されたこの複数のユーザの情報に基づき、対象店舗での提供が推奨される食品(以下、「推奨食品」と称する)を決定し、決定したこの推奨食品の情報をこの対象店舗に提供する(図5のステップS103)。
より具体的には、店舗用情報提供部322は、上記の、個々のユーザが日々摂取している食品についての情報に基づき、対象店舗での提供が推奨される推奨食品を決定し、決定したこの推奨食品の情報をこの対象店舗に対して提供する。
より具体的には、まず、店舗用情報提供部322は、個々のユーザが日々摂取している食品についての情報(図6の符号6Aで示す摂取食品情報や、符号6Cで示す食事画像)に基づき、個々のユーザ毎に、ユーザが摂取している栄養素の過不足やカロリーの過不足についての情報を取得する。
より具体的には、店舗用情報提供部322は、個々のユーザが日々摂取している食品により得られる栄養素やカロリーと、予め定められている推奨値との差を取得し、栄養素やカロリーの過不足についての情報を取得する。
次いで、店舗用情報提供部322は、個々のユーザ毎に、この過不足を改善することのできる食品を特定する。
例えば、店舗用情報提供部322は、あるユーザにて鉄分が不足している場合、レバー(対象店舗がスーパーマーケットの場合)や、レバニラ炒め(対象店舗が飲食店の場合)を、過不足を改善することのできる食品として特定する。
本実施形態では、店舗用情報提供部322は、個々のユーザ毎に、この処理を行い、個々のユーザ毎に、過不足を改善することのできる食品を特定する。
これにより、本実施形態では、ユーザの人数分だけこの特定が行われ、最終的には、複数の食品が特定される。
次いで、店舗用情報提供部322は、特定したこの複数の食品の中から、対象店舗での提供が推奨される食品である推奨食品を決定する。
具体的には、例えば、店舗用情報提供部322は、個々のユーザ毎に特定した食品として、レバーが多かった場合、レバーを、推奨食品として決定する。言い換えると、店舗用情報提供部322は、出現頻度(出現数)の最も大きい食品を、推奨食品として決定する。付言すると、店舗用情報提供部322は、ユーザが摂取すると健康に良好な効果が期待できる食品を、推奨食品として決定する。
そして、店舗用情報提供部322は、決定した、この推奨食品についての情報を、対象店舗に送信して、この推奨食品についての情報を対象店舗に提供する。
なお、上記では、対象店舗に対して、レバーそのものの情報が送信される場合を説明したが、その他に、例えば、このレバーを材料として用いる複数のレシピの情報を、対象店舗に対して提供してもよい。言い換えると、対象店舗に対して提供される情報は、単品の食品についての情報に限らず、推奨食品を用いるレシピの情報としてもよい。
また、その他に、店舗用情報提供部322は、推奨食品の決定にあたっては、上記の複数のユーザの各々の好みを考慮して、推奨食品を決定してもよい。
具体的には、例えば、上記にて特定した複数の食品の中に、様々な食品が含まれ、1つの食品に絞り込めない場合、店舗用情報提供部322は、上記の複数のユーザの各々の味の好みを考慮し、食品の絞り込みを行って、推奨食品を決定してもよい。
より具体的には、この場合、店舗用情報提供部322は、例えば、ユーザデータベース328に登録された、ユーザ毎の味の好み(図6の符号6D参照)を考慮して、食品の絞り込みを行って、1つの推奨食品を決定する。
より具体的には、この処理を行う場合は、予め、上記の複数のユーザの各々に、携帯端末装置200を操作してもらい、味の好みの情報を入力してもらうようにする。
そして、本実施形態では、この味の好みの情報が、管理サーバ300に送信され、ユーザデータベース328に登録される。
そして、店舗用情報提供部322は、ユーザデータベース328に登録された、この味の好みを考慮し、食品の絞り込みを行って、推奨食品を決定する。
より具体的には、店舗用情報提供部322は、例えば、ユーザデータベース328に登録された味の好みとして、例えば、「甘いものが苦手」という情報が多数登録されている場合、この情報を考慮して食品の絞り込みを行い、甘みが少ない食品を、推奨食品として決定する。
また、その他に、店舗用情報提供部322は、推奨食品の決定にあたっては、上記の複数のユーザの各々の過去の食品の購入履歴を考慮して、推奨食品を決定してもよい。
具体的には、上記のように、複数特定した食品の中に様々な食品が含まれ、1つの食品に絞り込めない場合、店舗用情報提供部322は、上記の複数のユーザの各々の過去の購入履歴を参照して、食品の絞り込みを行い、上記の推奨食品を決定してもよい。
より具体的には、この処理を行う場合は、各ユーザの食品の購入履歴を、ユーザデータベース328に登録するようにする。
より具体的には、各ユーザが各店舗にて行った食品の購入履歴についての情報を、各店舗から管理サーバ300に送信するようにして、各ユーザの食品の購入履歴を、ユーザデータベース328に登録する。
そして、店舗用情報提供部322は、ユーザデータベース328に登録されたこの購入履歴を参照して、食品の絞り込みを行い、推奨食品を決定する。
具体的には、店舗用情報提供部322は、例えば、複数特定した上記の食品の中から、購入したユーザの数が最も多い一の食品を特定し、特定したこの一の食品を、推奨食品として決定する。
また、その他に、店舗用情報提供部322は、推奨食品の決定にあたり、対象店舗にて実際に提供されている食品の中から、推奨食品と一致する食品を特定し、特定したこの食品についての情報を、対象店舗に提供してもよい。
ここで、この処理にあたっては、まず、食品情報取得部323が、予め、対象店舗にて実際に提供されている食品の情報を取得する。
より具体的には、この場合、予め、店舗の各々に設置された店舗端末装置100から、店舗にて実際に提供されている食品の情報が、管理サーバ300に送信され、この実際に提供されている食品の情報が、店舗データベース329に登録される。
食品情報取得部323は、店舗データベース329に登録されているこの情報を参照し、対象店舗にて実際に提供されている食品の情報を取得する。
より具体的には、この場合、店舗が、スーパーマーケットやコンビニなどであれば、食材の情報や弁当の情報が、管理サーバ300に送信され、店舗データベース329に予め登録される。
そして、この場合、食品情報取得部323は、店舗データベース329に登録されている、この食材の情報や弁当の情報を、対象店舗にて実際に提供されている食品の情報として取得する。
また、店舗が飲食店であれば、メニューの情報が、管理サーバ300に送信され、店舗データベース329に予め登録される。
そして、この場合、食品情報取得部323は、店舗データベース329に登録されている、このメニューの情報を、対象店舗にて実際に提供されている食品の情報として取得する。
次いで、本実施形態では、店舗用情報提供部322が、食品情報取得部323により取得された、対象店舗にて実際に提供されている食品の中から、推奨食品と一致する食品を特定する。
そして、店舗用情報提供部322は、特定したこの食品についての情報を、店舗に提供(送信)する。
図7は、店舗データベース329に登録されている情報の一例を示した図である。
図7に示すように、店舗データベース329には、各種の食品の情報が登録されている。言い換えると、店舗データベース329には、店舗の各々にて実際に提供されている食品の情報が登録されている。
図7に示す例では、符号7Aで示すように、レバーが登録されている。推奨食品がレバーである場合、登録されたこのレバーと、推奨食品としてのレバーとが一致するようになり、この場合、レバーについての情報が対象店舗に提供される。
なお、店舗用情報提供部322は、対象店舗にて実際に提供されている食品の中に、推奨食品と一致する食品が存在しない場合、推奨食品が対象店舗にはない旨の情報を対象店舗に送信する。
具体的には、例えば、店舗用情報提供部322は、店舗データベース329にはレバーについての登録がなく、その一方で、推奨食品がレバーである場合は、推奨食品が店舗にはない旨の情報を対象店舗に送信する。
なお、本実施形態では、この場合も、店舗用情報提供部322は、推奨食品についての情報を、対象店舗に送信する。付言すると、本実施形態では、店舗用情報提供部322は、推奨食品が対象店舗に無い場合であっても、この推奨食品についての情報を対象店舗に送信する。
この場合、対象店舗には、推奨食品が対象店舗にはない旨の情報、および、推奨食品が何であるかを示す情報が送信される。
なお、上記では、予め定められた地域に居住又はこの地域を利用するユーザの全てを対象として、これらのユーザの各々についての情報(日々摂取している食品の情報)を取得したが、情報の取得の対象となる者は、ユーザの全てでなくてもよい。
例えば、上記の予め定められた地域に居住又はこの地域を利用するユーザのうちの、対象店舗に実際に来店したことがあるユーザについての情報を取得し、この実際に来店したことがあるユーザについての情報に基づき、推奨食品を決定してもよい。
また、この他に、例えば、対象店舗に実際に来店したことがあるユーザのうちの、来店頻度が予め定められた閾値を超えるユーザ(以下、「高頻度ユーザ」と称する)についての情報を取得し、この情報に基づき、推奨食品を決定してもよい。
この場合、毎日来店するユーザや毎週来店するユーザなど、対象店舗への来店頻度が多いユーザの情報に基づき、推奨食品が決定される。
なお、対象店舗に実際に来店したことがあるユーザであるか否か、高頻度ユーザであるか否かは、食品の購入履歴を店舗から管理サーバ300に送信するようにし、管理サーバ300にて、この購入履歴を解析することで判断できる。
次に、対象店舗における処理を説明する。
推奨食品についての情報の提供を受けた対象店舗では、例えば、この情報を参考にして、食品の販売を行う。
例えば、対象店舗では、推奨食品を重点的に宣伝したり、割引や大盛などの特別なサービスを付加したりして、推奨食品を販売する。また、その他に、対象店舗では、例えば、推奨食品についての情報に基づき、新たなメニューを開発したりする。
また、対象店舗では、図8(店舗に設置された表示装置を示した図)に示すように、表示装置306Xを設置するとともに、店舗端末装置100からこの表示装置306Xへ、推奨食品の情報を出力するようにして、この表示装置306Xに、推奨食品についての表示を行うようにしてもよい。
この表示装置306Xでは、特定の栄養素が不足している旨の表示が行われ、さらに、この特定の栄養素を補うための食品として、推奨食品であるレバーが表示されている。
また、その他に、対象店舗では、推奨食品の割引を可能にするクーポン券を発行するようにしてもよい。
また、その他の処理として、上記の予め定められた地域に居住又はこの地域を利用する上記の複数のユーザの各々に対して、ユーザに提供されるユーザ用の情報であって各ユーザが摂取すべき食品についての情報を個別に提供してもよい。なお、本実施形態では、この情報の提供は、ユーザ用情報提供部324により行われる。
この処理を行うと、例えば、店舗にてレバーが重点的に販売される場合であっても、個々のユーザに対して、レバー以外の食品についての情報の提供を行えるようになる。
ここで、ユーザによっては、日々、鉄分を十分に摂取しており、レバーの摂取が不要なユーザも存在する。
本実施形態では、このようなユーザに対しては、管理サーバ300から携帯端末装置200への情報送信が別途なされ、レバー以外の食品についての情報が、このユーザに提供される。
言い換えると、この処理では、例えば、ユーザ毎に、各ユーザの栄養素の過不足を改善するための食品についての情報が、管理サーバ300から携帯端末装置200へ送信される。
より具体的には、例えば、ある特定のユーザにおいて、鉄分は足りているがビタミンが不足している場合、このビタミンを補うための食品についての情報が、ユーザの携帯端末装置200へ送信される。
図9は、ユーザの携帯端末装置200を示した図である。
図9に示すこの携帯端末装置200では、符号9Aで示すように、表示部206に、上記の、ビタミンを補うための食品についての情報が表示されている。具体的には、この例では、ビタミンを補うための食品として、オレンジが表示されている。
さらに、この図9に示す携帯端末装置200では、符号9Bで示すように、表示部206に、上記の推奨食品についての情報も表示されている。
推奨食品についての情報は、店舗のみへ提供するのに限らず、このように、ユーザの各々が有する携帯端末装置200にも提供することができる。
この図9にて示す表示では、推奨食品についての情報も表示され、ユーザは、自身が住んでいる地域における全体の栄養の傾向を知ることができる。なお、ここでは、その時点における全体の栄養の傾向をユーザが知ることができる場合を説明したが、過去の複数のユーザの情報に基づき、将来の予測を行い、将来における、全体の栄養の傾向の予測をユーザに通知するようにしてもよい。
さらに、図9にて示すこの表示では、符号9Aで示すように、ユーザは、推奨食品以外に、自身にとって不足している栄養素(自身にとって個別に必要な食品)を知ることができる。
なお、このように、携帯端末装置200に対して個別に情報を送信する場合、各ユーザが行うべき運動の情報を含めるようにしてもよい。
より具体的には、管理サーバ300にて、ユーザ毎に、ユーザの摂取カロリーについての情報を把握するようにし、摂取カロリーが多いユーザについては、このユーザの携帯端末装置200に対して、運動を推奨する情報を送信するようにしてもよい。
また、ユーザの各々が有する携帯端末装置200への情報の送信にあたり、上記の高頻度ユーザに対しては、高頻度ユーザ以外のユーザへ送信する情報とは異なる情報を送信してもよい。具体的には、例えば、高頻度ユーザに対しては、割引や大盛サービスなどの特別なクーポンを提供してもよい。
より具体的には、例えば、推奨食品がレバーである場合には、このレバーをより割安で購入できるクーポンを送信したり、このレバーを含むメニューを大盛とするクーポンを送信したりしてもよい。
さらに、本実施形態では、情報出力部325が、ユーザへの推奨食品の影響についての情報を出力する処理を行う。
付言すると、情報出力部325は、推奨食品をユーザが摂取した場合の、このユーザへのこの推奨食品の影響についての情報を出力する。そして、本実施形態では、情報出力部325により出力されたこの情報は、このユーザが有する携帯端末装置200へ送信される。
そして、この情報は、図10(ユーザの携帯端末装置を示した図)に示すように、携帯端末装置200の表示部206に表示される。
これにより、本実施形態では、例えば、上記のレバーの例において、鉄分が不足しているユーザの携帯端末装置200では、図10に示すように、「レバーを摂取すると、貧血が改善される可能性があります」を旨とする情報(ユーザへの食品の良い影響についての情報)の表示が行われる。
また、例えば、上記のレバーの例において、鉄分が足りているユーザの携帯端末装置200では、例えば、「現状でも鉄分は足りており、レバーを摂取しなくても、鉄分は必要量を満たしています」を旨とする情報の表示が行われる。
ユーザは、表示されるこれらの情報を考慮して、対象店舗にて推奨食品を購入するか否かの判断を行える。
なお、推奨食品のユーザへの影響についての情報の提供にあたっては、まず、ステップS102にて取得された情報に基づき、ユーザ毎に、推奨食品が足りているか否かを判断する。
具体的には、ステップS102では、各ユーザが日々摂取している食品の情報を取得するが、この食品の情報に基づき、推奨食品が足りているか否かを、ユーザ毎に判断する。
そして、推奨食品が足りていないユーザについては、例えば、上記のように、「レバーを摂取すると、貧血が改善される可能性があります」を旨とする情報が生成され、この情報が、このユーザの携帯端末装置200に送信されて表示される。
一方、推奨食品が足りているユーザについては、例えば、上記のように、「現状でも鉄分は足りており、レバーを摂取しなくても、鉄分は必要量を満たしています」を旨とする情報が生成され、この情報が、このユーザの携帯端末装置200に送信されて表示される。
また、その他に、店舗用情報提供部322は、特定のとき以降に対象店舗での提供が推奨される食品の情報を、対象店舗に対して更に送信してもよい。
より具体的には、店舗用情報提供部322は、例えば、1週間後以降や1か月後以降に対象店舗での提供が推奨される食品の情報を、対象店舗に対して更に送信してもよい。
これにより、対象店舗では、その時点で提供が好ましい推奨食品の他に、この時点よりも後の将来において提供が好ましい推奨食品の情報を得られるようになる。
なお、店舗用情報提供部322は、例えば、長期の天気予報に基づき、上記の、特定のとき以降に対象店舗での提供が推奨される食品を特定する。
また、その他に、店舗用情報提供部322は、例えば、対象店舗における過去の販売データに基づき、将来の予測を行い、特定のとき以降に対象店舗での提供が推奨される食品を特定する。
また、管理サーバ300では、上記の予め定められた地域に居住するユーザ又はこの地域を利用するユーザのうちの、特定の条件を満たすユーザを特定し、さらに、特定したユーザの数を把握するようにしてもよい。
この処理を行う場合は、まず、例えば、管理サーバ300のユーザ数把握部327が、上記のステップS102にて取得された情報を取得する。
具体的には、本実施形態では、ステップS102にて、ユーザが日々摂取している食品の情報が取得されるが、ユーザ数把握部327は、この、ユーザが日々摂取している食品の情報を取得する。
そして、ユーザ数把握部327は、ユーザが日々摂取している食品の情報に基づき、上記の予め定められた地域におけるユーザの数であって、食に関して予め定められた特定の条件を満たすユーザの数を把握する。
より具体的には、ユーザ数把握部327は、例えば、ユーザが日々摂取している食品の情報に基づき、上記の予め定められた地域におけるユーザの数であって、例えば、特定の栄養素が不足しているユーザの数を把握する。
より具体的には、ユーザ数把握部327は、ユーザが日々摂取している食品の情報に基づき、例えば、個々のユーザが日々摂取している食品により得られる栄養素と、予め定められている推奨値との差を、ユーザ毎に取得する。そして、ユーザ数把握部327は、この差が予め定められた閾値を超えるユーザを特定するとともに、このユーザの数をカウントする。
これにより、本実施形態では、ユーザ数把握部327により、食に関して予め定められた特定の条件を満たすユーザの数が把握される。より具体的には、特定の栄養素が足りていないユーザの数が把握される。
この場合、上記の予め定められた地域における、特定の傾向を有するユーザ数を把握することができる。言い換えると、食に関して特定の傾向を有するユーザ数を把握することができる。
そして、本実施形態では、ユーザ数把握部327により把握されたこの数の情報が、各店舗に提供される。これにより、各店舗では、地域により適した食品の開発や食品の提供を行える。
また、上記では、管理サーバ300が、予め定められた地域に居住する複数のユーザ又はこの地域を利用する複数のユーザについての情報を取得する場合を説明した。
より具体的には、本実施形態では、上記のとおり、管理サーバ300が、予め定められた地域に居住する複数のユーザ又はこの地域を利用する複数のユーザが日々摂取している食品の情報を取得する場合を説明した。
ここで、管理サーバ300が取得したこの情報は、上記の店舗以外であって、食品を扱う他の対象者に対して提供してもよい。
具体的には、管理サーバ300が取得したこの情報は、店舗に留まらず、例えば、食事宅配サービスや食品メーカなどの、食品を扱う他の対象者に対して提供してもよい。なお、本実施形態では、この情報の提供は、対象者用情報提供部326により行われる。
これにより、この場合も、予め定められた地域により適した食品の開発や食品の提供が行われるようになる。
また、管理サーバ300は、対象店舗に対し、他の地域に属するユーザの情報に基づき特定された推奨食品についての情報を、さらに提供してもよい。
言い換えると、管理サーバ300は、対象店舗に対し、この対象店舗が属する地域以外の地域に居住等するユーザについての情報に基づき決定された推奨食品の情報を、この対象店舗に提供してもよい。
この場合、この対象店舗は、他の地域にて推奨されている推奨食品の情報を取得することができ、対象店舗では、自身の店舗における食品の販売に、他の地域にて推奨されている推奨食品の情報を活用できるようになる。
また、上記では、予め定められた地域に居住する複数のユーザ又はこの地域を利用する複数のユーザが日々摂取している食品の情報に基づき、推奨食品を決定した。ところで、推奨食品の決定は、他の方法により行ってもよい。
具体的には、例えば、予め定められた地域に居住する複数のユーザ又はこの地域を利用する複数のユーザの各々の個人情報(食品の情報以外の情報)に基づき、推奨食品を決定してもよい。より具体的には、例えば、予め定められた地域に居住する複数のユーザ又はこの地域を利用する複数のユーザの各々の日々の運動量や、健康状態に基づき、推奨食品を決定してもよい。
1…情報処理システム、321…ユーザ情報取得部、322…店舗用情報提供部、323…食品情報取得部、324…ユーザ用情報提供部

Claims (11)

  1. 予め定められた地域に居住する複数のユーザ又は当該地域を利用する複数のユーザについての情報を取得するユーザ情報取得手段と、
    取得された前記複数のユーザについての情報に基づき、食品を扱う店舗へ、推奨される食品の情報を提供する店舗用情報提供手段と、
    を備える情報処理システム。
  2. 前記店舗にて実際に提供されている食品の情報を取得する食品情報取得手段を更に備え、
    前記店舗用情報提供手段は、前記店舗にて実際に提供されている前記食品の中から、前記推奨される食品と一致する食品を特定し、特定した当該食品についての情報を、当該店舗に提供する請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記店舗用情報提供手段は、前記店舗にて実際に提供されている前記食品の中に、前記推奨される食品が存在しない場合、推奨される食品が存在しない旨の情報を当該店舗に送信する請求項2に記載の情報処理システム。
  4. 前記店舗用情報提供手段は、前記店舗に実際に来店したことがある複数のユーザについての情報に基づき、前記推奨される食品を決定し、当該推奨される食品の情報を当該店舗に提供する請求項1に記載の情報処理システム。
  5. 前記複数のユーザの個々のユーザに対して、当該ユーザに提供されるユーザ用の情報であって当該ユーザが摂取すべき食品についての情報を提供するユーザ用情報提供手段を更に備える請求項1に記載の情報処理システム。
  6. 前記ユーザ情報取得手段は、前記複数のユーザに含まれる個々のユーザが摂取している食品についての情報を取得し、
    前記店舗用情報提供手段は、前記個々のユーザが摂取している前記食品についての情報に基づき、前記推奨される食品を決定し、当該推奨される食品の情報を前記店舗に提供する請求項1に記載の情報処理システム。
  7. 前記推奨される食品をユーザが摂取した場合の当該ユーザへの当該食品の良い影響についての情報を出力する出力手段を更に備える請求項1に記載の情報処理システム。
  8. 前記ユーザ情報取得手段により取得された、前記複数のユーザについての情報を、食品を扱う対象者に対して提供する対象者用情報提供手段をさらに備える請求項1に記載の情報処理システム。
  9. 前記ユーザ情報取得手段により取得された、前記複数のユーザについての情報に基づき、前記予め定められた地域におけるユーザの数であって、食に関して予め定められた特定の条件を満たすユーザの数を把握するユーザ数把握手段を更に備える請求項1に記載の情報処理システム。
  10. 前記店舗用情報提供手段は、前記推奨される食品の情報であって、特定のとき以降に前記店舗での提供が推奨される食品の情報を、当該店舗に対して更に提供する請求項1に記載の情報処理システム。
  11. 予め定められた地域に居住する複数のユーザ又は当該地域を利用する複数のユーザについての情報を取得するユーザ情報取得機能と、
    取得された前記複数のユーザについての情報に基づき、食品を扱う店舗へ、推奨される食品の情報を提供する店舗用情報提供機能と、
    をコンピュータに実現させるためのプログラム。
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