JP2020177382A - データ保存装置およびデータ保存プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】電源の遮断によってデータが保存されないことを防ぎ、且つ、データ保存装置の動作寿命を延ばす。【解決手段】データ保存装置100は、メインメモリ102とフラッシュメモリ104と不揮発性メモリ103とを備える。不揮発性メモリ103の書き込み回数の上限は、フラッシュメモリ104の書き込み回数の上限よりも大きい。データ管理部120は、メインメモリ102にデータが記録される毎に、メインメモリ102に記録されたデータを不揮発性メモリ103へ書き込む。そして、データ管理部120は、書き込み周期が経過する毎に、不揮発性メモリ103に書き込まれているデータをフラッシュメモリ104へ書き込む。【選択図】図2

Description

本発明は、フラッシュメモリを用いたデータ保存に関するものである。
都心の高架橋に設置されるシステム機器においては、高架橋に加わる振動、温度の変化および湿度の変化など、屋外環境に求められる動作環境条件は屋内環境に求められる動作環境条件よりも厳しい。また、都心の高架橋に設置されるシステム機器においては、故障が発生した場合の部品交換が難しい。
そのため、都心の高架橋に設置されるシステム機器の信頼性を高めることが重要である。
都心の高架橋に設置されるシステム機器のように信頼性が要求されるシステム機器においては、納入先である現地の環境に対して、システム機器に収納される記録媒体を適合させる必要がある。
そのため、過酷な動作環境での記録媒体の高信頼性化が求められている。
従来、振動が生じる屋外環境では、回転式機構を利用するハードディスクの使用が難しいため、シリコンディスク等のフラッシュメモリが記録媒体として使用されている。
フラッシュメモリは、電源がオフの状態でもデータの保存を継続でき、かつ、安価である。しかし、フラッシュメモリに対する書き込み回数には上限があり、フラッシュメモリは使用方法によっては数年で動作寿命に至ってしまう。
例えば、無線通信装置のフラッシュメモリは以下のように使用される。
まず、無線通信データがメインメモリに記録される。メインメモリは揮発性の記録媒体である。次に、記録されたデータは、上位システム装置に転送されるとともに、フラッシュメモリに随時書き込みされる。このようにして、フラッシュメモリには、通信トランザクション、通信ログ、通信異常データおよびエラー情報などのデータが記録される。フラッシュメモリは不揮発性の記録媒体である。
この場合、フラッシュメモリに対するデータ書き込み回数が増え、フラッシュメモリが故障し易くなる。
一方で、書き込み回数を減らすためにフラッシュメモリに対する書き込みを定期的に行うようにすると、以下のような課題が生じる。
電源が遮断された場合、フラッシュメモリに記録されていないデータがメインメモリから消去されてしまう。つまり、直近のデータが保存されないという課題が生じる。
特許文献1には、フラッシュメモリを用いたデータ保存装置が開示されている。しかし、開示されているデータ保存装置は、簡易に構成されており、記録媒体の高信頼性化を実現するものはない。
国際公開第2016/088234号
本発明は、電源の遮断によってデータが保存されないことを防ぎ、且つ、データ保存装置の動作寿命を延ばすことを目的とする。
本発明のデータ保存装置は、
揮発性の記録媒体であるメインメモリと、
不揮発性の記録媒体であるフラッシュメモリと、
前記フラッシュメモリの書き込み回数の上限よりも書き込み回数の上限が大きい不揮発性の記録媒体である不揮発性メモリと、
前記メインメモリにデータが記録される毎に前記メインメモリに記録されたデータを前記不揮発性メモリへ書き込み、書き込み周期が経過する毎に前記不揮発性メモリに書き込まれているデータを前記フラッシュメモリへ書き込むデータ管理部と、を備える。
本発明によれば、メインメモリにデータが記録される毎にメインメモリから不揮発性メモリへデータが書き込まれる。そのため、電源の遮断によってメインメモリからデータが消去されても、不揮発性メモリによってデータが保存される。また、フラッシュメモリへのデータの書き込みは、メインメモリにデータが記録される毎には行われず、定期的に行われる。そのため、フラッシュメモリへのデータの書き込み回数が減少し、データ保存装置の動作寿命が延びる。
実施の形態1におけるデータ処理システム200の構成図。 実施の形態1におけるデータ保存装置100の構成図。 実施の形態1におけるデータ保存方法(随時処理)のフローチャート。 実施の形態1におけるデータ保存方法(定期処理)のフローチャート。 実施の形態2におけるデータ保存方法(随時処理)のフローチャート。 実施の形態2におけるデータ保存方法(定期処理)のフローチャート。 実施の形態3におけるデータ保存装置100の構成図。 実施の形態3におけるデータ保存方法(随時処理)のフローチャート。 実施の形態4におけるデータ保存装置100の構成図。 実施の形態4におけるデータ保存方法(定期処理)のフローチャート。
実施の形態および図面において、同じ要素または対応する要素には同じ符号を付している。説明した要素と同じ符号が付された要素の説明は適宜に省略または簡略化する。図中の矢印はデータの流れ又は処理の流れを主に示している。
実施の形態1.
データ保存装置100について、図1から図4に基づいて説明する。
***構成の説明***
図1に基づいて、データ処理システム200の構成を説明する。
データ処理システム200は、データ保存装置100とアンテナ装置210と外部装置220とを備える。
データ保存装置100は、データを保存するための装置である。無線通信によってデータを通信する無線制御装置として機能する。
データ保存装置100は、過酷な動作環境に設置される。具体的には、過酷な動作環境とは、振動が生じやすい環境、温度の変化が大きい環境、または、湿度の変化が大きい環境などである。
特に、データ保存装置100は屋外に設置される。屋外環境は屋内環境よりも厳しい。具体的には、データ保存装置100は、故障が発生しても部品交換のためにアクセスすることが困難な箇所(例えば、高架橋など)に設置される。そのため、データ保存装置100には高信頼性が求められる。
アンテナ装置210は、データ保存装置100に接続され、データ保存装置100と共に無線通信装置を構成する。
外部装置220は、データ保存装置100に対する上位システムに備わる装置であり、データ保存装置100から送信されるデータを処理する。例えば、外部装置220は、データ保存装置100から送信されるデータをセンサデータまたは他のデータと共に処理し、上位システム用のデータを生成する。
データ保存装置100と外部装置220とは、データ通信回線201を介して互いに通信する。
例えば、データ通信回線201は、インターネット回線または通信ケーブルなどである。
図2に基づいて、データ保存装置100の構成を説明する。
データ保存装置100は、プロセッサ101とメインメモリ102と不揮発性メモリ103とフラッシュメモリ104と通信装置105といったハードウェアを備えるコンピュータである。これらのハードウェアは、信号線を介して互いに接続されている。
プロセッサ101は、演算処理を行うICであり、他のハードウェアを制御する。例えば、プロセッサ101は、Central Processing Unit(CPU)である。
メインメモリ102は揮発性の記録媒体である。例えば、メインメモリ102は、Random Access Memory(RAM)である。メインメモリ102に記録されたデータは必要に応じて不揮発性メモリ103またはフラッシュメモリ104に保存される。
不揮発性メモリ103は不揮発性の記録媒体である。
不揮発性メモリ103の書き込み回数の上限は、フラッシュメモリ104の書き込み回数の上限よりも大きい。
具体的には、不揮発性メモリ103は、磁気抵抗メモリ(MRAM)である。
フラッシュメモリ104は不揮発性の記録媒体である。
フラッシュメモリ104の書き込み回数の上限は、不揮発性メモリ103の書き込み回数の上限よりも小さい。但し、フラッシュメモリ104は不揮発性メモリ103に比べて安価であり、フラッシュメモリ104の容量は不揮発性メモリ103の容量よりも大きい。
不揮発性メモリ103またはフラッシュメモリ104に記録されたデータは、必要に応じてメインメモリ102にロードされる。
通信装置105は、レシーバおよびトランスミッタであり、アンテナ装置210とデータ通信回線201とに接続される。
データ保存装置100は、データ通信部110とデータ管理部120といった要素を備える。これらの要素はソフトウェアで実現される。
不揮発性メモリ103またはフラッシュメモリ104には、データ通信部110とデータ管理部120としてコンピュータを機能させるためのデータ保存プログラムが記憶されている。データ保存プログラムは、メインメモリ102にロードされて、プロセッサ101によって実行される。
不揮発性メモリ103またはフラッシュメモリ104には、さらに、OSが記憶されている。OSの少なくとも一部は、メインメモリ102にロードされて、プロセッサ101によって実行される。
プロセッサ101は、OSを実行しながら、データ保存プログラムを実行する。
OSは、Operating Systemの略称である。
メインメモリ102は記憶部190として機能する。但し、不揮発性メモリ103、フラッシュメモリ104、プロセッサ101内のレジスタおよびプロセッサ101内のキャッシュメモリなどの記録媒体が、メインメモリ102の代わりに、又は、メインメモリ102と共に、記憶部190として機能してもよい。
データ保存装置100は、プロセッサ101を代替する複数のプロセッサを備えてもよい。複数のプロセッサは、プロセッサ101の役割を分担する。
データ保存プログラムは、光ディスクまたはフラッシュメモリ等の不揮発性の記録媒体にコンピュータ読み取り可能に記録(格納)することができる。
***動作の説明***
データ保存装置100の動作の手順はデータ保存方法に相当する。また、データ保存装置100の動作の手順はデータ保存プログラムによる処理の手順に相当する。
図3に基づいて、データ保存方法における随時処理を説明する。
随時処理は、アナログ通信信号がデータ保存装置100に入力されたときに実行される処理である。
アナログ通信信号がアンテナ装置210に到達した場合、アンテナ装置210は、アナログ通信信号を検出し、検出したアナログ通信信号をデータ保存装置100に入力する。
アナログ通信信号は、特定の通信帯域の信号であり、アナログデータを含んでいる。
特定の通信帯域は、例えば、1ギガヘルツから60ギガヘルツまでの通信帯域の一部である。
ステップS101において、データ通信部110は、無線通信によってデータを受信する。
具体的には、データ通信部110は、入力されたアナログ通信信号を受け付け、受け付けたアナログ通信信号をディジタル通信信号に変換し、ディジタル通信信号からディジタルデータを取得する。取得されるディジタルデータが受信されたデータである。
ステップS102において、データ通信部110は、受信したデータをメインメモリ102に記録する。
ステップS103において、データ通信部110は、データ通信回線201を介して、メインメモリ102に記録したデータを外部装置220へ送信する。
ステップS104において、データ管理部120は、ステップS102でメインメモリ102に記録されたデータをメインメモリ102から読み出し、読み出したデータを不揮発性メモリ103へ書き込む。
つまり、データ管理部120は、ステップS102でメインメモリ102にデータが記録される毎に、ステップS102でメインメモリ102に記録されたデータを不揮発性メモリ103へ書き込む。
データ管理部120は、不揮発性メモリ103へ書き込んだデータをメインメモリ102から消去してもよい。
図4に基づいて、データ保存方法における定期処理を説明する。
定期処理は、不揮発性メモリ103に書き込まれたデータを定期的にフラッシュメモリ104へ書き込むための処理である。
ステップS111において、データ管理部120は、前回経過時刻から書き込み周期が経過するまで待機する。
例えば、データ管理部120は、書き込み周期を設定したタイマを前回経過時刻に起動し、タイムアウトまで待機する。
前回経過時刻は、書き込み周期が経過した前回の時刻である。
書き込み周期は、規定の時間であり、記憶部190に記憶される。
ステップS112において、データ管理部120は、不揮発性メモリ103に書き込まれているデータの有無を判定する。
不揮発性メモリ103に書き込まれているデータが有る場合、処理はステップS113に進む。
不揮発性メモリ103に書き込まれているデータが無い場合、処理はステップS111に進む。
ステップS113において、データ管理部120は、不揮発性メモリ103に書き込まれているデータを不揮発性メモリ103から読み出し、読み出したデータをフラッシュメモリ104へ書き込む。
つまり、データ管理部120は、書き込み周期が経過する毎に、不揮発性メモリ103に書き込まれているデータをフラッシュメモリ104へ書き込む。
データ管理部120は、フラッシュメモリ104へ書き込んだデータを不揮発性メモリ103から消去する。
***実施の形態1の効果***
データ保存装置100は、メインメモリ102とフラッシュメモリ104との他に、フラッシュメモリ104よりも書き込み回数の上限が大きい不揮発性メモリ103を備える。そして、データ保存装置100は、メインメモリ102から不揮発性メモリ103へ随時書き込まれるデータを、定期的なタイミングで、フラッシュメモリ104へ記録する。
実施の形態1により、書き込み回数の上限を気にする必要がない不揮発性メモリ103を活用したデータ保存装置100が得られる。そして、過酷な環境におけるデータ保存装置100の高信頼性化が実現される。
実施の形態2.
特定のデータだけをフラッシュメモリへ書き込む形態について、主に実施の形態1と異なる点を図5および図6に基づいて説明する。
***構成の説明***
データ処理システム200の構成は、実施の形態1における構成と同じである(図1および図2を参照)。
***動作の説明***
図5に基づいて、データ保存方法における随時処理を説明する。
ステップS201において、データ通信部110は、無線通信によってデータを受信する。
ステップS202において、データ通信部110は、受信したデータをメインメモリ102に記録する。
ステップS203において、データ通信部110は、メインメモリ102に記録したデータを外部装置220へ送信する。
ステップS201からステップS203は、実施の形態1におけるステップS101からステップS103と同じである。
但し、データは種別識別子を有する。種別識別子はデータの種別を識別する。
ステップS204において、データ管理部120は、ステップS202でメインメモリ102に記録されたデータの種別識別子を参照する。
そして、データ管理部120は、参照した種別識別子に基づいて、ステップS202でメインメモリ102に記録されたデータが特定種別データであるか判定する。
特定種別データは、特定の種別識別子を有するデータである。例えば、特定種別データは、通信トランザクションのデータ、通信ログを示すデータ、通信異常を知らせるためのデータまたは通信エラー情報を示すデータなどである。
特定の種別識別子は、特定種別データの種別を識別する識別子であり、記憶部190に記憶される。
ステップS202でメインメモリ102に記録されたデータが特定種別データである場合、処理はステップS205に進む。
ステップS202でメインメモリ102に記録されたデータが特定種別データでない場合、処理は終了する。
ステップS205において、データ管理部120は、ステップS102でメインメモリ102に記録されたデータをメインメモリ102から読み出し、読み出したデータを不揮発性メモリ103へ書き込む。
これにより、不揮発性メモリ103には、特定種別データだけが書き込まれる。
その結果、データ保存方法における定期処理(図4参照)により、特定種別データだけが不揮発性メモリ103からフラッシュメモリ104へ書き込まれる。
***実施例の説明***
上記では、メインメモリ102から不揮発性メモリ103への書き込み時に特定種別データを選別する実施例を説明した。
以下に、不揮発性メモリ103からフラッシュメモリ104への書き込み時に特定種別データを選別する実施例を説明する。
データ保存方法における随時処理は、実施の形態1における処理と同じである(図3参照)。但し、各データは種別識別子を有する。
図6に基づいて、データ保存方法における定期処理を説明する。
ステップS211において、データ管理部120は、書き込み周期が経過するまで待機する。
ステップS211は、実施の形態1におけるステップS111と同じである。
ステップS212において、データ管理部120は、特定種別データが不揮発性メモリ103に書き込まれているか判定する。
特定種別データが不揮発性メモリ103に書き込まれている場合、処理はステップS213に進む。
特定種別データが不揮発性メモリ103に書き込まれていない場合、データ管理部120は不揮発性メモリ103に書き込まれているデータを消去し、処理はステップS213に進む。
ステップS213において、データ管理部120は、特定種別データを不揮発性メモリ103からフラッシュメモリ104へ書き込む。
データ管理部120は、不揮発性メモリ103に書き込まれているデータを消去する。
***実施の形態2の効果***
データ保存装置100は、特定のデータだけをフラッシュメモリ104に格納する。これにより、フラッシュメモリ104の空き容量を確保して特定のデータを漏れなく保存することが可能となる。
実施の形態3.
書き込み周期を調整する形態について、主に実施の形態1と異なる点を図7および図8に基づいて説明する。
***構成の説明***
データ処理システム200の構成は、実施の形態1における構成と同じである(図1参照)。
図7に基づいて、データ保存装置100の構成を説明する。
データ保存装置100は、さらに、周期変更部130を備える。
データ保存プログラムは、さらに、周期変更部130としてコンピュータを機能させる。
***動作の説明***
図8に基づいて、データ保存方法における随時処理を説明する。
ステップS101からステップS104は、実施の形態1で説明した通りである(図3参照)。
ステップS301において、周期変更部130は、ステップS104でメインメモリ102から不揮発性メモリ103へ書き込まれたデータ量を記憶部190に記録する。
記憶部190に記録された1つ以上のデータ量をデータ量履歴と称する。
ステップS302において、周期変更部130は、データ量履歴に基づいて、メインメモリ102から不揮発性メモリ103へ書き込まれたデータ量の統計値を算出する。
例えば、周期変更部130は、単位時間あたりのデータ量、データ量の平均値またはデータ量の累積値などの統計値を算出する。
ステップS303において、周期変更部130は、算出した統計値に基づいて書き込み周期を変更する。
例えば、周期変更部130は、統計値が閾値以上である場合に書き込み周期を短くする。複数の閾値が設定され、各閾値が値の小さい順に使用されてもよい。周期変更部130は、統計値が使用中の閾値以上になると、使用する閾値を変更する。これにより、書き込み周期は段階的に短くなる。
***実施の形態3の効果***
データ保存装置100は、フラッシュメモリ104に対する書き込み周期を調整する。これにより、フラッシュメモリ104への書き込み回数を調整してデータ保存装置100の動作寿命を延ばすことが可能となる。
***実施の形態3の補足***
実施の形態3は、実施の形態1と組み合わせて実施されてもよい。つまり、実施の形態3において、データ保存装置100は、特定のデータだけをフラッシュメモリ104へ書き込んでもよい。
実施の形態4.
不揮発性メモリ103からフラッシュメモリ104へ書き込まれるデータ量を制限する形態について、主に実施の形態1と異なる点を図9および図10に基づいて説明する。
***構成の説明***
データ処理システム200の構成は、実施の形態1における構成と同じである(図1参照)。
図9に基づいて、データ保存装置100の構成を説明する。
データ保存装置100は、さらに、書き込み量分析部141とデータ量制限部142とを備える。
データ保存プログラムは、さらに、書き込み量分析部141とデータ量制限部142としてコンピュータを機能させる。
***動作の説明***
データ保存方法における随時処理は、実施の形態1における処理と同じである(図3参照)。
図10に基づいて、データ保存方法における定期処理を説明する。
ステップS111からステップS113は、実施の形態1で説明した通りである(図4参照)。
ステップS401において、書き込み量分析部141は、ステップS113で不揮発性メモリ103からフラッシュメモリ104へ書き込まれたデータ量を記憶部190に記録する。
記憶部190に記憶された1つ以上のデータ量をデータ量履歴と称する。
ステップS402において、書き込み量分析部141は、不揮発性メモリ103からフラッシュメモリ104への書き込み量をデータ量履歴に基づいて分析する。
分析のために、AI分析ソフトウェアまたは機械学習ソフトウェアが用いられてもよい。AIは、Artificial Intelligenceの略称である。
例えば、書き込み量は、書き込み回数、単位時間あたりの書き込み回数の変化、書き込み時間間隔、単位時間あたりの書き込み時間間隔の変化、書き込まれたデータ量(累積)、または、書き込まれたデータ量の変化(増加速度)などである。
書き込み量分析部141は、書き込み量の1つとして、不揮発性メモリ103からフラッシュメモリ104へ書き込まれたデータ量の変化率(増加率)を算出する。算出される変化率を時間変化率と称する。
ステップS403において、データ量制限部142は、時間変化率を閾値と比較する。
時間変化率が閾値以上である場合、処理はステップS404に進む。
時間変化率が閾値未満である場合、処理はステップS111に進む。
ステップS404において、データ量制限部142は、不揮発性メモリ103からフラッシュメモリ104へ書き込まれるデータ量を制限する。
例えば、データ量制限部142は、書き込み周期を変更することによって、不揮発性メモリ103からフラッシュメモリ104へ書き込まれるデータ量を制限する。
具体的には、データ量制限部142は、書き込み周期を制限用の周期に変更する。これにより、書き込み周期が短くなり、1回あたりに書き込まれるデータ量が減少する。
例えば、データ量制限部142は、不揮発性メモリ103からフラッシュメモリ104へ書き込まれるデータの種別を限定することによって、不揮発性メモリ103からフラッシュメモリ104へ書き込まれるデータ量を制限する。
具体的には、実施の形態4を実施の形態2と組み合わせて実施する場合において、データ量制限部142は、特定の種別識別子の組を制限用の組に変更する。これにより、特定の種別識別子の数が減り、特定種別データとして書き込まれるデータの量が減少する。
***実施の形態4の効果***
実施の形態4により、不揮発性メモリ103からフラッシュメモリ104へ書き込まれるデータ量を制限することができる。例えば、フラッシュメモリ104の空き容量を確保して、より重要なデータを漏れなく保存することが可能となる。
***実施の形態4の補足***
実施の形態4は、実施の形態2と実施の形態3と組み合わせて実施してもよい。つまり、実施の形態4において、データ保存装置100は、特定のデータだけをフラッシュメモリ104へ書き込んでもよい。また、実施の形態4において、データ保存装置100は、周期変更部130を備えることによって、書き込み周期を変更してもよい。
***実施の形態の補足***
実施の形態は、好ましい形態の例示であり、本発明の技術的範囲を制限することを意図するものではない。実施の形態は、部分的に実施してもよいし、他の形態と組み合わせて実施してもよい。フローチャート等を用いて説明した手順は、適宜に変更してもよい。
データ保存装置100の要素である「部」は、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェアまたはこれらの組み合わせのいずれで実現されてもよい。
データ保存装置100の要素である「部」は、「処理」または「工程」と読み替えてもよい。
100 データ保存装置、101 プロセッサ、102 メインメモリ、103 不揮発性メモリ、104 フラッシュメモリ、105 通信装置、110 データ通信部、120 データ管理部、130 周期変更部、141 書き込み量分析部、142 データ量制限部、190 記憶部、200 データ処理システム、201 データ通信回線、210 アンテナ装置、220 外部装置。

Claims (9)

  1. 揮発性の記録媒体であるメインメモリと、
    不揮発性の記録媒体であるフラッシュメモリと、
    前記フラッシュメモリの書き込み回数の上限よりも書き込み回数の上限が大きい不揮発性の記録媒体である不揮発性メモリと、
    前記メインメモリにデータが記録される毎に前記メインメモリに記録されたデータを前記不揮発性メモリへ書き込み、書き込み周期が経過する毎に前記不揮発性メモリに書き込まれているデータを前記フラッシュメモリへ書き込むデータ管理部と、
    を備えるデータ保存装置。
  2. 前記メインメモリには、種別識別子を有するデータが記録され、
    前記データ管理部は、特定の種別識別子を有するデータである特定種別データを前記不揮発性メモリから前記フラッシュメモリへ書き込む
    請求項1に記載のデータ保存装置。
  3. 前記メインメモリから前記不揮発性メモリへ書き込まれたデータ量の統計値を算出し、算出した統計値に基づいて前記書き込み周期を変更する周期変更部を備える
    請求項1または請求項2に記載のデータ保存装置。
  4. 前記不揮発性メモリから前記フラッシュメモリへ書き込まれたデータ量の変化率である時間変化率を算出する書き込み量分析部と、
    算出された時間変化率が閾値以上である場合に前記不揮発性メモリから前記フラッシュメモリへ書き込まれるデータ量を制限するデータ量制限部と、を備える
    請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のデータ保存装置。
  5. 前記データ量制限部は、前記書き込み周期を変更することによって、前記不揮発性メモリから前記フラッシュメモリへ書き込まれるデータ量を制限する
    請求項4に記載のデータ保存装置。
  6. 前記データ量制限部は、前記不揮発性メモリから前記フラッシュメモリへ書き込まれるデータの種別を限定することによって、前記不揮発性メモリから前記フラッシュメモリへ書き込まれるデータ量を制限する
    請求項4または請求項5に記載のデータ保存装置。
  7. 前記不揮発性メモリが磁気抵抗メモリである請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のデータ保存装置。
  8. 前記データ保存装置は、無線通信によってデータを受信し、受信したデータを前記メインメモリに記録し、前記メインメモリに記録したデータを外部装置へ送信するデータ通信部を備える
    請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のデータ保存装置。
  9. 揮発性の記録媒体であるメインメモリと、不揮発性の記録媒体であるフラッシュメモリと、前記フラッシュメモリの書き込み回数の上限よりも書き込み回数の上限が大きい不揮発性の記録媒体である不揮発性メモリと、を使用するデータ保存プログラムであり、
    前記メインメモリにデータが記録される毎に前記メインメモリに記録されたデータを前記不揮発性メモリへ書き込み、書き込み周期が経過する毎に前記不揮発性メモリに書き込まれているデータを前記フラッシュメモリへ書き込むデータ管理部として、
    コンピュータを機能させるためのデータ保存プログラム。
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