JP2020174319A - 測定装置、伝送装置、及びネットワークシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】 光伝送路の障害位置を容易に測定することができる測定装置、伝送装置、及びネットワークシステムを提供する。【解決手段】 測定装置は、送信時刻が付与されたフレームを、光伝送路を介して同一の伝送速度で互いに送受信する第1伝送装置及び第2伝送装置から、エラーが発生した前記フレームに付与された第1送信時刻及び第2送信時刻をそれぞれ取得する取得部と、前記取得部が取得した前記第1送信時刻及び前記第2送信時刻の差分と光速の乗算値から、前記フレームのエラーが発生した前記光伝送路の位置を測定する測定部とを有する。【選択図】図2

Description

本件は、測定装置、伝送装置、及びネットワークシステムに関する。
デジタルコヒーレント伝送方式では、多値変調したデータで偏波光を変調し、偏波方向の異なる偏波光同士を多重して伝送する。偏波光の状態(SOP: State Of Polarization)は、光ファイバへの落雷や光ファイバの振動などにより生ずる位相サイクルやスリップなどが原因で変動し、データ信号のバースト的なエラーを発生させる。これは、伝送容量が増加するように多値変調の多値度を高くするほど顕著となる。
このため、エラーが発生した光伝送路の障害位置を特定して、その原因を解析することが求められている。障害位置の特定に関し、例えば特許文献1には、多分岐光線路の障害点を特定する技術が記載されている。
特開2001−21445号公報
しかし、偏波光の状態変動は短時間内で収束するため、特許文献1の技術ように光伝送路内に入射したパルス波形から障害位置を特定することは困難であり、障害位置の特定には多大な時間及び労力が必要となる。
そこで本件は、光伝送路の障害位置を容易に測定することができる測定装置、伝送装置、及びネットワークシステムを提供することを目的とする。
1つの態様では、測定装置は、送信時刻が付与されたフレームを、光伝送路を介して同一の伝送速度で互いに送受信する第1伝送装置及び第2伝送装置から、エラーが発生した前記フレームに付与された第1送信時刻及び第2送信時刻をそれぞれ取得する取得部と、前記取得部が取得した前記第1送信時刻及び前記第2送信時刻の差分と光速の乗算値から、前記フレームのエラーが発生した前記光伝送路の位置を測定する測定部とを有する。
1つの態様では、伝送装置は、第1フレームに第1送信時刻を付与する付与部と、前記第1フレームを、光伝送路を介して所定の伝送速度で他の伝送装置に送信する送信部と、前記他の伝送装置から前記所定の伝送速度で送信され、第2送信時刻が付与された第2フレームを、前記光伝送路を介して受信する受信部と、前記受信部が受信した前記第2フレームのうち、エラーが発生した前記第2フレームに付与された前記第2送信時刻を測定装置に通知する通知部とを有し、前記測定装置は、前記他の伝送装置が受信した前記第1フレームのうち、エラーが発生した前記第1フレームに付与された前記第1送信時刻と、前記通知部から通知された前記第2送信時刻との差分、及び光速の乗算値から、前記第1フレーム及び前記第2フレームのエラーが発生した前記光伝送路の位置を測定する。
1つの態様では、他の伝送装置は、第1フレームに第1送信時刻を付与する付与部と、前記第1フレームを、光伝送路を介して所定の伝送速度で他の伝送装置に送信する送信部と、前記他の伝送装置から前記所定の伝送速度で送信され、第2送信時刻が付与された第2フレームを、前記光伝送路を介して受信する受信部と、前記他の伝送装置が受信した前記第1フレームのうち、エラーが発生した前記第1フレームに付与された前記第1送信時刻を取得する時刻取得部と、前記受信部が受信した前記第2フレームのうち、エラーが発生した前記第2フレームに付与された前記第2送信時刻と、前記時刻取得部が取得した前記第1送信時刻との差分、及び光速の乗算値から、前記第1フレーム及び前記第2フレームのエラーが発生した前記光伝送路の位置を測定する位置測定部とを有する。
1つの態様では、ネットワークシステムは、測定装置、第1伝送装置、及び第2伝送装置を有し、前記第1伝送装置は、第1フレームに第1送信時刻を付与する第1付与部と、前記第1フレームを、光伝送路を介して所定の伝送速度で前記第2伝送装置に送信する第1送信部と、前記第2伝送装置から前記光伝送路を介して第2フレームを受信する第1受信部とを有し、前記第2伝送装置は、前記第2フレームに第2送信時刻を付与する第2付与部と、前記第2フレームを、前記光伝送路を介して前記所定の伝送速度で前記第1伝送装置に送信する第2送信部と、前記第1伝送装置から前記光伝送路を介して前記第1フレームを受信する第2受信部とを有し、前記測定装置は、エラーが発生した前記第2フレームに付与された前記第2送信時刻を前記第1伝送装置から取得し、エラーが発生した前記第1フレームに付与された前記第1送信時刻を前記第2伝送装置から取得する取得部と、前記第1送信時刻及び前記第2送信時刻の差分と光速の乗算値から、前記第1フレーム及び前記第2フレームのエラーが発生した前記光伝送路の位置を測定する測定部とを有する。
1つの態様では、他のネットワークシステムは、第1伝送装置及び第2伝送装置を有し、前記第1伝送装置は、第1フレームに第1送信時刻を付与する第1付与部と、前記第1フレームを、光伝送路を介して所定の伝送速度で前記第2伝送装置に送信する第1送信部と、前記第2伝送装置から前記光伝送路を介して第2フレームを受信する第1受信部と、前記第1フレーム及び前記第2フレームのエラーが発生した前記光伝送路の位置を測定する位置測定部とを有し、前記第2伝送装置は、前記第2フレームに第2送信時刻を付与する第2付与部と、前記第2フレームを、前記光伝送路を介して前記所定の伝送速度で前記第1伝送装置に送信する第2送信部と、前記第1伝送装置から前記光伝送路を介して前記第1フレームを受信する第2受信部と、前記第2受信部が受信した前記第1フレームのうち、エラーが発生した前記第1フレームに付与された前記第1送信時刻を前記第1伝送装置に通知する時刻通知部とを有し、前記位置測定部は、前記第1受信部が受信した前記第2フレームのうち、エラーが発生した前記第2フレームに付与された前記第2送信時刻と、前記時刻通知部から通知された前記第1送信時刻との差分、及び光速の乗算値から、前記第1フレーム及び前記第2フレームのエラーが発生した前記光伝送路の位置を測定する。
1つの側面として、光伝送路障害の発生位置を容易に測定することができる。
ネットワークシステムの一例を示す構成図である。 トランスポンダの動作例を示す図である。 時刻ごとのフレームの伝送の様子を示す図である。 フレームのフォーマットの一例を示す図である。 トランスポンダの一例を示す構成図である。 送信時刻の特定方法の一例を示す図である。 監視制御装置の一例を示す構成図である。 フレームの送信処理の一例を示すフローチャートである。 フレームの受信処理の一例を示すフローチャートである。 障害位置の測定処理の一例を示すフローチャートである。 他の実施例におけるトランスポンダの動作を示す図である。 他の実施例のトランスポンダを示す構成図である。 他の実施例のトランスポンダを示す構成図である。 他の実施例のトランスポンダのフレームの受信処理の一例を示すフローチャートである。 他の実施例のトランスポンダのフレームの受信処理の一例を示すフローチャートである。
図1は、ネットワークシステムの一例を示す構成図である。ネットワークシステムは、監視制御装置1、増幅器(ILA: In-Line Amplifier)4a,4b、波長多重装置6a,6b、及びタイムサーバ7を有する。
波長多重装置6a,6bは、光伝送路9を介して互いに接続されている。光伝送路9は、例えば多芯ファイバであり、2つの光ファイバ9a,9bを含む。一方の波長多重装置は、光ファイバ9aを介して波長多重光信号Saを他方の波長多重装置6bに送信し、他方の波長多重装置6bは、光ファイバ9bを介して波長多重光信号Sbを一方の波長多重装置6aに送信する。なお、波長多重装置6a,6bの間の光伝送路9の距離Lは、例えば800(km)である。
これにより、波長多重装置6a,6bは、光伝送路9を介して波長多重光信号Sa,Sbを送受信する。ここで、波長多重光信号Sa,Sbの伝送速度は同一である(例えば100(Gbps)〜400(Gbps))。
波長多重装置6a,6bは、波長λ1〜λnの光信号を波長多重することにより波長多重光信号Sa,Sbをそれぞれ生成する。波長多重装置6a,6bは、複数のトランスポンダ(TP)2a,2b、合波器(MUX)3a,3b、及び分波器(DMUX)4a,4bを有する。
トランスポンダ2a,2bは、伝送装置の一例であり、連続するフレームを含む波長λ1〜λnの偏波多重光信号を生成して合波器3a,3bに出力する。合波器3a,3bは、例えば光カプラであり、波長λ1〜λnの偏波多重光信号を合波して波長多重光信号Sa,Sbをそれぞれ生成する。
波長多重光信号Sa,Sbは光伝送路9に出力される。光伝送路9には、ILA4a,4bが接続されている。ILA4a,4bは波長多重光信号Sa,Sbを増幅する。
波長多重光信号Sa,Sbは、光伝送路9から波長多重装置6b,6aの分波器4b,4aにそれぞれ入力される。分波器4b,4aは、例えば光スプリッタであり、波長多重光信号Sa,Sbを波長単位で各波長λ1〜λnの偏波多重光信号に分波する。各波長λ1〜λnの偏波多重光信号は、送信先のトランスポンダ2b,2aで受信される。
監視制御装置1及びタイムサーバ7は、管理ネットワークNWを介して波長多重装置6a,6bと通信する。監視制御装置1は、例えばネットワークOpS(Operation System)であり、波長多重装置6a,6bを監視制御する。監視制御装置1は、測定装置の一例であり、トランスポンダ2a,2bから、エラーが発生したフレーム(以下、「エラーのフレーム」と表記)の送信時刻をそれぞれ取得し、各送信時刻から光伝送路9の障害位置を測定する。
タイムサーバ7は、例えばPTP(Precision Time Protocol)により時刻情報をトランスポンダ2a,2bに配信する。これにより、トランスポンダ2a,2bは、タイムサーバ7と時刻同期し、送信対象のフレームに送信時刻を付与することができる。
図2は、トランスポンダ2a,2bの動作例を示す図である。トランスポンダ2aは複数のフレーム8aをトランスポンダ2bに連続で送信し、トランスポンダ2bは複数のフレーム8bをトランスポンダ2aに連続で送信する。なお、フレーム8a,8bは第1フレーム及び第2フレームの一例である。
符号Gaは、トランスポンダ2a,2bがフレームの送信を開始した様子を示す。トランスポンダ2a,2bは、例えば周期的にタイムサーバ7と時刻同期し、送信対象のフレーム8a,8bごとに送信時刻を付与する。送信時刻は、例えばタイムスタンプ「#1」,「#2」,「#3」,・・・として各フレーム8a,8bのオーバヘッドに付与される。なお、符号Pは、光伝送路9の中間位置、つまり各トランスポンダ2a,2bから距離L/2だけ離れた位置を示す。
符号Gbは、光伝送路9の障害によりフレーム8a,8bにエラーが発生した様子を示す。トランスポンダ2a,2bはタイムサーバ7と時刻同期しているため、同一のタイムスタンプが付与されたフレーム8a,8bをそれぞれ同時に送信する。このため、光伝送路9の中間位置Pを常に同一のタイムスタンプ(本例では「#1005」)のフレーム8a,8bが通過する。
例えば中間位置Pからトランスポンダ2b側に距離ΔLだけ離れた位置Qで光伝送路9の障害が発生し、位置Qを通過中のタイムスタンプ「#802」のフレーム8a及びタイムスタンプ「#1209」のフレーム8bにエラーが発生したと仮定する。ここで、光伝送路9の障害とは、光伝送路9への落雷や光伝送路9の振動などが挙げられ、光信号の偏波光の偏波状態の状態変動によりフレーム8a,8bにバースト的なエラーを発生させる障害を指す。
符号Gcは、トランスポンダ2a,2bがエラーのフレーム8a,8bを受信した様子を示す。トランスポンダ2bは、他方のトランスポンダ2aから送信されたタイムスタンプ「#802」のフレーム8aを受信してエラーを検出する。トランスポンダ2bは、エラーを検出したフレーム8aの送信時刻Taとしてタイムスタンプ「#802」を監視制御装置1に送信する。
トランスポンダ2aは、他方のトランスポンダ2bから送信されたタイムスタンプ「#1209」のフレーム8bを受信してエラーを検出する。トランスポンダ2aは、エラーを検出したフレーム8bの送信時刻Tbとしてタイムスタンプ「#1209」を監視制御装置1に送信する。
監視制御装置1は、送信時刻Ta,Tbの差分及び光速Vcの乗算値から、フレーム8a,8bのエラーが発生した光伝送路9の位置Q(以下、「障害位置Q」と表記)を測定する。
ΔL=(Tb−Ta)×Vc/2 ・・・(1)
Lq=L/2+ΔL ・・・(2)
監視制御装置1は、障害位置Qの中間位置Pからのトランスポンダ2b側の距離ΔLを上記の式(1)により算出する。監視制御装置1は、光伝送路9の距離Lと距離ΔLから上記の式(2)により、一方のトランスポンダ2aから障害位置Qまでの距離Lqを算出する。
上述したように、トランスポンダ2a,2bは伝送速度が同一であり、タイムサーバ7と時刻同期しているため、光伝送路9の中間位置Pを通過するフレーム8a,8bのタイムスタンプ「#x」(x:送信時刻)は常に同一となる。このため、エラーのフレーム8aに付与されたタイムスタンプが示す送信時刻Taと送信時刻xの差分(x−Ta)に光速Vcを乗算した値、及びエラーのフレーム8bに付与されたタイムスタンプが示す送信時刻Tbと送信時刻xの差分(Tb−x)に光速Vcを乗算した値は、それぞれ、距離ΔLに該当する。
したがって、送信時刻Taと送信時刻xの差分(x−Ta)と送信時刻Tbと送信時刻xの差分(Tb−x)の和(Tb−Ta)に光速Vcを乗算した値((Tb−Ta)×Vc)は距離ΔLの2倍となる。よって、式(1)によりトランスポンダ2aから障害位置Qまでの距離Lqが算出される。
ΔL=(Ta−Tb)×Vc/2 ・・・(3)
また、監視制御装置1は、障害位置Qの中間位置Pからのトランスポンダ2a側の距離ΔLを上記の式(3)により算出した場合、上記の式(2)により他方のトランスポンダ2bから障害位置Qまでの距離Lqを算出することができる。
また、光速Vcとしては、例えば真空中の光速などの一定値が用いられてもよいが、光伝送路内の光の伝搬速度(例えば2.0×10(m/s))とすることにより、誤差を抑制して障害位置Qの距離Lqをより高精度に算出することが可能である。
図2の例において、送信時刻Taはタイムスタンプ「#802」(802(μs))に相当し、送信時刻Tbはタイムスタンプ「#1209」(1209(μs))に相当する。ここで、光伝送路9の距離Lを800(km)とし、光速Vcを2.0×10(m/s)とする。
このとき、障害位置Qの中間位置Pからの距離ΔLは、式(1)により81.2(km)(=(1208−802)×10×2.0×10/2)と算出される。したがって、障害位置Qのトランスポンダ2aからの距離Lqは、式(2)より440.6(km)(=800/2+81.2)と算出される。
図3は、時刻ごとのフレーム8a,8bの伝送の様子を示す図である。図3には、時刻1007〜1017(μs)の期間のうち、時刻1007(μs)、1008(μs)、1009(μs)、1015(μs)、1016(μs)、及び1017(μs)におけるフレーム8a,8bが示されている。また、トランスポンダ2a,2bの1個のフレーム8a,8bの送信所要時間は1(μs)であるとする。
時刻1007(μs)において、障害位置Qを通過中のタイムスタンプ「#998」のフレーム8a及びタイムスタンプ「#1006」のフレーム8bにエラーが発生する。時刻1008(μs)において、トランスポンダ2a,2bはタイムスタンプ「#999」のフレーム8a,8bをそれぞれ受信する。
時刻1009(μs)において、トランスポンダ2a,2bはタイムスタンプ「#998」のフレーム8a,8bをそれぞれ受信する。このとき、トランスポンダ2bは、受信したフレーム8aのエラーを検出してフレーム8aを廃棄する。
このため、トランスポンダ2bは、エラーのフレーム8aからタイムスタンプ「#998」を検出することができない。しかし、フレーム8aは、バースト送信ではなく、連続的に送信されるため、トランスポンダ2bは、エラーのフレーム8aの直前に受信したフレーム8aのタイムスタンプ「#997」からエラーのフレーム8aのタイムスタンプ「#998」を特定することができる。トランスポンダ2bは、タイムスタンプ「#998」を送信時刻Taとして監視制御装置1に通知する。
その後、時刻1015(μs)において、トランスポンダ2a,2bはタイムスタンプ「#1004」のフレーム8a,8bをそれぞれ受信する。次に時刻1016(μs)において、トランスポンダ2a,2bはタイムスタンプ「#1005」のフレーム8a,8bをそれぞれ受信する。
次に時刻1017(μs)において、トランスポンダ2a,2bはタイムスタンプ「#1006」のフレーム8a,8bをそれぞれ受信する。このとき、トランスポンダ2aは、受信したフレーム8bのエラーを検出してフレーム8bを廃棄する。
トランスポンダ2aは、トランスポンダ2bと同様に、エラーのフレーム8bの直前に受信したフレーム8bのタイムスタンプ「#1005」からエラーのフレーム8bのタイムスタンプ「#1006」を特定することができる。トランスポンダ2bは、タイムスタンプ「#1006」を送信時刻Tbとして監視制御装置1に通知する。
本例において、送信時刻Taはタイムスタンプ「#998」(998(μs))に相当し、送信時刻Tbはタイムスタンプ「#1006」(1006(μs))に相当する。ここで、光伝送路9の距離Lを2200(km)とし、光速Vcを2.0×10(m/s)とする。
このとき、障害位置Qの中間位置Pからのトランスポンダ2b側の距離ΔLは、式(1)により800(km)(=(1006−998)×10×2.0×10/2)と算出される。したがって、障害位置Qのトランスポンダ2aからの距離Lqは、式(2)より1900km(=2200/2+800)と算出される。
なお、障害位置Qの中間位置Pからのトランスポンダ2a側の距離ΔLは、上記の式(3)により−800(km)(=(998−1006)×10×2.0×10/2)と算出される。このため、障害位置Qのトランスポンダ2bからの距離Lqは、式(2)より300(km)(=2200/2−800)と算出される。
このように、監視制御装置1は、トランスポンダ2a,2bからそれぞれ取得した送信時刻Ta,Tbの差分及び光速Vcの乗算値から、フレーム8a,8bのエラーが発生した光伝送路9の障害位置Qを測定する。このため、監視制御装置1は、多くの時間及び労力を必要とせず、光伝送路9の障害位置Qを容易に測定することができる。
トランスポンダ2a,2bは、フレーム8a,8bごとにタイムスタンプを付与するため、1個のフレーム8a,8bの送信所要時間に応じた距離を単位として障害位置Qの距離Lqを算出する。本例において、1個のフレーム8a,8bの送信所要時間は1(μs)であるため、光速Vcの1(μs)の移動距離である200(m)単位で障害位置Qの距離Lqが算出される。このため、で障害位置Qの距離Lqの算出の精度は、フレーム8a,8bの種類及び伝送速度に依存する。
図4は、フレーム8a,8bのフォーマットの一例を示す図である。本例ではフレーム8a,8bの一例として、ITU−T(International Telecommunication Union Telecommunication Standardization Sector)勧告G.709に規定されたOTU(Optical Transport Unit)フレームを挙げるが、これに限定されない。
フレーム8a,8bは、オーバヘッド81及びペイロード80を有する。ペイロード80には、例えばイーサネット(登録商標、以下同様)信号などのクライアント信号のデータが収容される。
オーバヘッド81は、FAS OH(Frame Alignment Signal Overhead)82、OTU OH83、ODUk OH(Optical Data Unit-k Overhead)84、及びOPU OH(Optical Payload Unit Overhead)85を有する。なお、オーバヘッド81の詳細な内容については、ITU−T勧告G.709に規定されている。
トランスポンダ2a,2bは、例えばOTU OH83内のリザーブ領域830、ODUk OH84内のリザーブ領域840,841、またはOPU OH85内のリザーブ領域850にフレーム8a,8bの送信時刻を付与する。このため、トランスポンダ2a,2bは、ペイロード80内のデータの帯域を減少させずに送信時刻をフレーム8a,8bにそれぞれ付与することができる。なお、リザーブ領域830,840,841,850は、その用途がITU−T勧告G.709に規定されていない領域である。
次にトランスポンダ2a,2bの構成を述べる。
図5は、トランスポンダ2a,2bの一例を示す構成図である。トランスポンダ2a,2bは、CPU(Central Processing Unit)20、ROM(Read Only Memory)21、RAM(Random Access Memory)22、タイムスタンプ(TS)処理回路23、通信ポート24、及びPTP制御チップ25を有する。
また、トランスポンダ2a,2bは、クライアントインターフェース部(クライアントIF)28、フレーマチップ26、光送信器270、及び光受信器271を有する。なお、TS処理回路23、PTP制御チップ25、フレーマチップ26、及びクライアントIF28は、例えばFPGA(Field Programmable Gate Array)やASIC(Application Specified Integrated Circuit)などのハードウェアから構成される回路である。なお、TS処理回路23の機能は、CPU20の機能としてソフトウェアにより実現してもよい。
フレーマチップ26は、送信フレーム処理部260及び受信フレーム処理部261を有し、TS処理回路23、光送信器270、光受信器271、及びクライアントIF28に接続されている。
クライアントIF28は、クライアントネットワークからクライアント信号Dsを受信して送信フレーム処理部260に出力する。送信フレーム処理部260は、クライアント信号Dsのデータをフレーム8a,8bのペイロード80に収容し、オーバヘッド81を生成してペイロード80に付与する。さらに送信フレーム処理部260は、TS処理回路23から入力されたタイムスタンプをオーバヘッド81内の所定のリザーブ領域830,840,841,850に格納する。送信フレーム処理部260は、フレーム8a,8bを光送信器270に出力する。
光送信器270は、例えばデジタルコヒーレント伝送方式に従い、所定の伝送速度でフレーム8aを、光伝送路9を介し他方のトランスポンダ2a,2bに送信する。光送信器270は、LD(Laser Diode)などの送信光源、偏波ビームスプリッタ、偏波ビームコンバイナ、16QAM(Quadrature Amplitude Modulation)などの多値変調の変調器、及び光変調器などを有する。光送信器270は、フレーム8a,8bを偏波多重光信号Fsに変換して送信する。偏波多重光信号Fsは、合波器3a,3bから光伝送路9に入力される。なお、光送信器270は第1送信部及び第2送信部の一例である。
また、光受信器271は、例えばデジタルコヒーレント伝送方式に従い、他方のトランスポンダ2a,2bから所定の伝送速度で送信されたフレーム8a,8bを、光伝送路9を介して受信する。光受信器271は、LDなどの局発光源、偏波ビームスプリッタ、偏波ビームコンバイナ、16QAMなどの多値変調の復調器、及びフォトダイオードなどを有する。光受信器271は、分波器4a,4bから入力された偏波多重光信号Frを電気信号のフレーム8a,8bに変換して受信フレーム処理部261に出力する。なお、光受信器271は第1受信部及び第2受信部の一例である。
受信フレーム処理部261は、フレーム8a,8bをクライアント信号Drに変換してクライアントIF28に出力する。クライアントIF28は、クライアント信号Drをクライアントネットワークに送信する。
また、受信フレーム処理部261は、フレーム8a,8bからタイムスタンプを取得してTS処理回路23に出力する。ここで、受信フレーム処理部261は、フレーム8a,8bのエラーを検出して、エラーのフレーム8a,8bを廃棄する。このとき、受信フレーム処理部261は、タイムスタンプを取得できないため、エラーの検出を示す検出信号をTS処理回路23に出力する。
TS処理回路23は、バスインターフェース部(バスIF)230、時刻同期部231、タイムスタンプ付与部232、及びタイムスタンプ検出部233を有する。バスIF230は、バス29を介した時刻同期部231及びタイムスタンプ検出部233とCPU20の通信を中継する。
時刻同期部231は、CPU20からの指示に従ってタイムサーバ7と時刻同期処理を例えば周期的に行う。このとき、PTP制御チップ25は、PTPに基づいてタイムサーバ7と通信ポート24を介して通信する。時刻同期部231は、PTP制御チップ25の通信によりタイムサーバ7から高精度な時刻を取得する。
タイムスタンプ付与部232は、第1付与部及び第2付与部の一例であり、フレーム8a,8bに送信時刻を付与する。タイムスタンプ付与部232は、送信フレーム処理部260から送信対象のフレーム8a,8bの生成の通知を受ける。タイムスタンプ付与部232は、フレーム8a,8bの生成の通知に応じて時刻同期部231から時刻を取得することによりタイムスタンプを生成する。タイムスタンプ付与部232は、タイムスタンプを送信フレーム処理部260に出力する。
送信フレーム処理部260は、タイムスタンプをフレーム8a,8bのオーバヘッド81に挿入する。これにより、送信フレーム処理部260がフレーム8a,8bを送信する時刻がフレーム8a,8bに付与される。
また、受信フレーム処理部261が正常なフレーム8a,8bを検出して廃棄した場合、タイムスタンプ検出部233は、受信フレーム処理部261からフレーム8a,8bのタイムスタンプを取得する。また、受信フレーム処理部261がエラーのフレーム8a,8bを検出して廃棄した場合、タイムスタンプ検出部233は、受信フレーム処理部261からフレーム8a,8bのエラーの検出信号を受信する。
タイムスタンプ検出部233は、検出信号の受信に応じてエラーのフレーム8a,8bの送信時刻を特定して、バスを介してCPU20に出力する。
図6は、送信時刻の特定方法の一例を示す図である。タイムスタンプ検出部233は、受信フレーム処理部261から取得したタイムスタンプを保持しておき、エラーのフレーム8a,8bの直前のフレーム8a,8bのタイムスタンプに基づき送信時刻を特定する。
例えばタイムスタンプ「#998」のフレーム8aにエラーが検出された場合、タイムスタンプ検出部233は、その直前の正常なフレーム8aのタイムスタンプ「#997」から送信時刻「998」を特定する。タイムスタンプ検出部233は、特定した送信時刻をCPU20に出力する。
再び図5を参照すると、CPU20は、ROM21、RAM22、TS処理回路23、通信ポート24、及びPTP制御チップ25と、バス29を介して接続されている。
ROM21は、CPU20を駆動するプログラムが格納されている。RAM22は、CPU20のワーキングメモリとして機能する。通信ポート24は、例えばLAN(Local Area Network)ポートであり、管理ネットワークNWを介してCPU20と監視制御装置1及びタイムサーバ7の間の通信を中継する。
CPU20は、ROM21からプログラムを読み込むと、機能として、装置制御部200及び監視制御インターフェース部(監視制御IF)201を形成する。監視制御IF201は、通信ポート24を介して監視制御装置1及びタイムサーバ7と通信する。
装置制御部200は、トランスポンダ2a,2bの動作を制御する。装置制御部200は、バス29を介して時刻同期部231に時刻同期を指示する。
また、装置制御部200は、バス29を介してタイムスタンプ検出部233からエラーのフレーム8a,8bの送信時刻を取得する。装置制御部200は、送信時刻を監視制御IF201に出力する。監視制御IF201は、送信時刻を監視制御装置1に通知する。なお、監視制御IF201は通知部の一例である。
次に監視制御装置1の構成を述べる。
図7は、監視制御装置1の一例を示す構成図である。監視制御装置1は、CPU10、ROM11、RAM12、通信ポート14、入力装置15、及び出力装置16を有する。CPU10は、互いに信号の入出力ができるように、ROM11、RAM12、通信ポート14、入力装置15、及び出力装置16と、バス19を介して接続されている。
ROM11は、CPU10を駆動するプログラムが格納されている。RAM12は、CPU10のワーキングメモリとして機能する。通信ポート14は、例えば無線LAN(Local Area Network)カードやNIC(Network Interface Card)であり、CPU10とトランスポンダ2a,2bの通信を処理する。
入力装置15は、情報を入力する装置である。入力装置15としては、例えばキーボード、マウス、及びタッチパネルなどが挙げられる。入力装置15は、入力された情報を、バス19を介しCPU10に出力する。
出力装置16は情報を出力する装置である。出力装置16としては、例えばディスプレイ及びタッチパネルなどが挙げられる。出力装置16は、CPU10からバス19を介して情報を取得して出力する。
CPU10は、ROM11からプログラムを読み込むと、機能として、監視制御部100及び測定部101を形成する。監視制御部100は、通信ポート14を介してトランスポンダ2a,2bと通信することにより波長多重装置6a,6bを監視制御する。監視制御部100はトランスポンダ2a,2bからフレーム8b,8a送信時刻Tb,Taをそれぞれ取得する。なお、監視制御部100は取得部の一例であり、送信時刻Tb,Taは第1送信時刻及び第2送信時刻の一例である。
また、測定部101は、送信時刻Tb,Taの差分と光速Vcの乗算値から、フレーム8a,8bのエラーが発生した光伝送路9の障害位置Qを測定する。なお、測定方法は、上記の式(1)〜(3)を用いて説明したとおりである。
測定部101は、例えば入力装置15からの操作入力に応じて障害位置Qを出力装置16に出力する。これにより、ユーザは障害位置Qを知ることができる。
次にトランスポンダ2a,2bのフレーム8a,8bの送信処理及び受信処理を説明する。
図8は、フレーム8a,8bの送信処理の一例を示すフローチャートである。クライアントIF28はクライアントネットワークからクライアント信号Dsを受信する(ステップSt1)。クライアント信号Dsは送信フレーム処理部260に出力される。
次に送信フレーム処理部260は、クライアント信号Dsのデータを収容したフレーム8a,8bを生成する(ステップSt2)。このとき、送信フレーム処理部260はタイムスタンプ付与部232にフレーム8a,8bの生成を通知する。
次にタイムスタンプ付与部232は、生成の通知に応じて時刻同期部231から時刻を取得することによりタイムスタンプを生成し(ステップSt3)、フレーム8a,8bにタイムスタンプを付与する(ステップSt4)。タイムスタンプを付与されたフレーム8a,8bは光送信器270に出力される。次に光送信器270はフレーム8a,8bを送信する(ステップSt5)。このようにして、フレーム8a,8bの送信処理は実行される。
図9は、フレーム8a,8bの受信処理の一例を示すフローチャートである。光受信器271はフレーム8a,8bを受信する(ステップSt11)。フレーム8a,8bは電気信号に変換されて光受信器271から受信フレーム処理部261に出力される。
受信フレーム処理部261は、フレーム8a,8bのエラー検出処理を行う(ステップSt12)。エラー検出手段は、限定されないが、例えばパリティチェックなどが挙げられる。
受信フレーム処理部261は、エラーが検出されない場合(ステップSt12のNo)、フレーム8a,8bのオーバヘッド81からタイムスタンプを取得する(ステップSt13)。タイムスタンプは受信フレーム処理部261からタイムスタンプ検出部233に出力される。また、フレーム8a,8bはクライアントIF28に出力される。
次にクライアントIF28は、フレーム8a,8bからクライアント信号Drを生成して(ステップSt14)、クライアントネットワークに送信する(ステップSt15)。
また、受信フレーム処理部261は、エラーが検出された場合(ステップSt12のYes)、エラーのフレーム8a,8bを廃棄する(ステップSt16)。このとき、受信フレーム処理部261はエラーの検出信号をタイムスタンプ検出部233に出力する。
次にタイムスタンプ検出部233は、エラーのフレーム8a,8bの送信時刻を、その直前のフレーム8a,8bのタイムスタンプが示す送信時刻から特定する(ステップSt17)。タイムスタンプ検出部233は、送信時刻をCPU20に出力する。
監視制御IF201は、通信ポート24を介して送信時刻を監視制御装置1に送信する(ステップSt18)。このようにして、フレーム8a,8bの受信処理は実行される。
次に監視制御装置1による障害位置Qの測定処理を説明する。
図10は、障害位置Qの測定処理の一例を示すフローチャートである。監視制御部100は、トランスポンダ2a,2bから送信時刻Tb,Taを取得する(ステップSt21)。
次に測定部101は、上記の式(1)〜(3)により障害位置Qを算出する(ステップSt22)。このようにして、障害位置Qの測定処理は実行される。
(他の実施例)
上記の実施例では、監視制御装置1が障害位置Qを測定するが、一方のトランスポンダ2aが、他方のトランスポンダ2aから送信時刻Taを取得することにより障害位置Qを測定してもよい。この場合、監視制御装置1が不要となるため、ネットワークシステムの規模が縮小される。
図11は、他の実施例におけるトランスポンダ2c,2dの動作を示す図である。トランスポンダ2c,2dは、トランスポンダ2a,2bと同様に送信対象のフレーム8a,8bに送信時刻Ta,Tbのタイムスタンプを付与し、光伝送路9を介して他方のトランスポンダ2c,2dに送信する。なお、トランスポンダ2c,2dは、それぞれ、第1伝送装置及び第2伝送装置の一例である。
しかし、トランスポンダ2c,2dは、トランスポンダ2a,2bとは異なり、送信時刻Ta,Tbを監視制御装置1に通知しない。一方のトランスポンダ2dは、他方のトランスポンダ2cから受信したフレーム8aに付与されたタイムスタンプが示す送信時刻Taを制御フレーム8cに付与し、光伝送路9を介して制御フレーム8cをトランスポンダ2cに送信する。トランスポンダ2c,2dは、送信時刻Ta,Tbから障害位置Qを測定する。以下にトランスポンダ2c,2dの構成を述べる。
図12は、他の実施例のトランスポンダ2dを示す構成図である。図12において、図5と共通する構成には同一の符号を付し、その説明は省略する。
CPU20は、装置制御部200に代えて装置制御部200bを形成する。装置制御部200bは、装置制御部200と同様の機能を有し、さらに、タイムスタンプ検出部233から入力された送信時刻Taを、バス29を介してTS処理回路23に出力する。
TS処理回路23は、バスIF230、時刻同期部231、タイムスタンプ付与部232、タイムスタンプ検出部233、及び制御フレーム生成部235を有する。制御フレーム生成部235には、装置制御部200bからバスIF230を介して送信時刻Taが入力される。制御フレーム生成部235は、送信時刻Taを含む制御フレーム8cを生成する。
フレーマチップ26は、送信フレーム処理部260に代えて送信フレーム処理部260bを有する。送信フレーム処理部260bは、送信フレーム処理部260と同様の機能を有し、さらに制御フレーム8cを光送信器270に出力する。送信フレーム処理部260bは、制御フレーム8cの送信可能なタイミングを制御フレーム生成部235に通知し、制御フレーム生成部235は、送信対象の制御フレーム8cがあれば送信フレーム処理部260bに制御フレーム8cを出力する。
このように、装置制御部200bは、光受信器271が受信したフレーム8aのうち、エラーが発生したフレーム8aに付与された送信時刻Taを他方のトランスポンダ2cに通知する。なお、装置制御部200bは時刻通知部の一例である。
図13は、他の実施例のトランスポンダ2cを示す構成図である。図13において、図5と共通する構成には同一の符号を付し、その説明は省略する。
フレーマチップ26は、受信フレーム処理部261に代えて、受信フレーム処理部261aを有する。受信フレーム処理部261aは、受信フレーム処理部261と同様の機能を有し、さらに制御フレームをTS処理回路23に出力する。
TS処理回路23は、バスIF230、時刻同期部231、タイムスタンプ付与部232、タイムスタンプ検出部233、及び時刻取得部236を有する。時刻取得部236には、受信フレーム処理部261aから制御フレームが入力される。
時刻取得部236は、制御フレームに付与された送信時刻Taを取得する。時刻取得部236は、送信時刻TaをバスIF230及びバス29を介してCPU20に出力する。
CPU20は、装置制御部200に代えて装置制御部200aを形成する。装置制御部200aは、装置制御部200と同様の機能を有し、さらに送信時刻Ta,Tbから障害位置Qを測定する。
装置制御部200aには、時刻取得部236からエラーのフレーム8aの送信時刻Taが入力され、タイムスタンプ検出部233からエラーのフレーム8bの送信時刻Tbが入力される。装置制御部200aは、上記の式(1)〜(3)により送信時刻Ta,Tbから障害位置Qを算出する。なお、装置制御部200aは、例えば通信ポート24を介して障害位置Qを監視制御装置1に送信する。これにより、ユーザは障害位置Qを知ることができる。
このように、時刻取得部236は、他のトランスポンダ2dが受信したフレーム8aのうち、エラーが発生したフレーム8aに付与された送信時刻Taを取得する。装置制御部200aは、送信時刻Ta,Tbの差分及び光速Vcの乗算値から、フレーム8a,8bのエラーが発生した障害位置Qを測定する。このため、上記の実施例と同様に障害位置Qを容易に測定することが可能である。なお、装置制御部200aは位置測定部の一例である。
次にトランスポンダ2dのフレーム8aの受信処理を説明する。なお、トランスポンダ2dのフレーム8bの送信処理は、図8に示されるとおりである。
図14は、他の実施例のトランスポンダ2dのフレーム8aの受信処理の一例を示すフローチャートである。図14において、図9と共通する処理には同一の符号を付し、その説明は省略する。
タイムスタンプ検出部233が、エラーのフレーム8aの送信時刻Taを特定した後(ステップSt17)、制御フレーム生成部235は、送信時刻Taを含む制御フレーム8cを生成する(ステップSt30)。制御フレーム8cは送信フレーム処理部260bから光送信器270に出力される。光送信器270は制御フレーム8cを他方のトランスポンダ2cに送信する(ステップSt31)。このようにして、トランスポンダ2dはフレーム8aの受信処理を実行する。
次にトランスポンダ2cのフレーム8bの受信処理を説明する。なお、トランスポンダ2cのフレーム8aの送信処理は、図8に示されるとおりである。
図15は、他の実施例のトランスポンダ2cのフレーム8bの受信処理の一例を示すフローチャートである。図15において、図9と共通する処理には同一の符号を付し、その説明は省略する。なお、以下に述べるステップSt40,St41の各処理は、ステップSt16,St17より先に実行されてもよい。
ステップSt17の処理後、光受信器271は他のトランスポンダ2dから制御フレーム8cを受信する(ステップSt40)。制御フレーム8cは、受信フレーム処理部261aに入力された後、時刻取得部236に入力される。
次に時刻取得部236は、制御フレーム8cからエラーのフレーム8aの送信時刻Taを取得する(ステップSt41)。送信時刻Taは装置制御部200aに出力される。
次に装置制御部200aは送信時刻Ta,Tbから障害位置Qを算出する(ステップSt42)。このようにして、トランスポンダ2cはフレーム8bの受信処理を実行する。
なお、上記の各実施例において、光伝送路9には2つの光ファイバ9a,9bを含まれるが、1本の光ファイバだけが含まれてもよい。この場合、共通の光ファイバに双方向のフレーム8a,8bが伝送される。このため、各トランスポンダ2a〜2dの光送信器270及び光受信器271と光ファイバの間には、各フレーム8a,8bを分離するため、例えばWDM(Wavelength Divisional Multiplexing)カプラが設けられる。これにより、トランスポンダ2a〜2dはフレーム8a,8bを送受信することができる。
上述した実施形態は本発明の好適な実施の例である。但し、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能である。
なお、以上の説明に関して更に以下の付記を開示する。
(付記1) 送信時刻が付与されたフレームを、光伝送路を介して同一の伝送速度で互いに送受信する第1伝送装置及び第2伝送装置から、エラーが発生した前記フレームに付与された第1送信時刻及び第2送信時刻をそれぞれ取得する取得部と、
前記取得部が取得した前記第1送信時刻及び前記第2送信時刻の差分と光速の乗算値から、前記フレームのエラーが発生した前記光伝送路の位置を測定する測定部とを有することを特徴とする測定装置。
(付記2) 前記光速は、前記光伝送路内の光の伝搬速度であることを特徴とする付記1に記載の測定装置。
(付記3) 第1フレームに第1送信時刻を付与する付与部と、
前記第1フレームを、光伝送路を介して所定の伝送速度で他の伝送装置に送信する送信部と、
前記他の伝送装置から前記所定の伝送速度で送信され、第2送信時刻が付与された第2フレームを、前記光伝送路を介して受信する受信部と、
前記受信部が受信した前記第2フレームのうち、エラーが発生した前記第2フレームに付与された前記第2送信時刻を測定装置に通知する通知部とを有し、
前記測定装置は、前記他の伝送装置が受信した前記第1フレームのうち、エラーが発生した前記第1フレームに付与された前記第1送信時刻と、前記通知部から通知された前記第2送信時刻との差分、及び光速の乗算値から、前記第1フレーム及び前記第2フレームのエラーが発生した前記光伝送路の位置を測定することを特徴とする伝送装置。
(付記4) 前記付与部は、前記第1フレームのオーバヘッドに前記第1送信時刻を付与し、
前記他の伝送装置は、前記第2フレームのオーバヘッドに前記第2送信時刻を付与することを特徴とする付記3に記載の伝送装置。
(付記5) 第1フレームに第1送信時刻を付与する付与部と、
前記第1フレームを、光伝送路を介して所定の伝送速度で他の伝送装置に送信する送信部と、
前記他の伝送装置から前記所定の伝送速度で送信され、第2送信時刻が付与された第2フレームを、前記光伝送路を介して受信する受信部と、
前記他の伝送装置が受信した前記第1フレームのうち、エラーが発生した前記第1フレームに付与された前記第1送信時刻を取得する時刻取得部と、
前記受信部が受信した前記第2フレームのうち、エラーが発生した前記第2フレームに付与された前記第2送信時刻と、前記時刻取得部が取得した前記第1送信時刻との差分、及び光速の乗算値から、前記第1フレーム及び前記第2フレームのエラーが発生した前記光伝送路の位置を測定する位置測定部とを有することを特徴とする伝送装置。
(付記6) 前記付与部は、前記第1フレームのオーバヘッドに前記第1送信時刻を付与することを特徴とする付記5に記載の伝送装置。
(付記7) 測定装置、第1伝送装置、及び第2伝送装置を有し、
前記第1伝送装置は、
第1フレームに第1送信時刻を付与する第1付与部と、
前記第1フレームを、光伝送路を介して所定の伝送速度で前記第2伝送装置に送信する第1送信部と、
前記第2伝送装置から前記光伝送路を介して第2フレームを受信する第1受信部とを有し、
前記第2伝送装置は、
前記第2フレームに第2送信時刻を付与する第2付与部と、
前記第2フレームを、前記光伝送路を介して前記所定の伝送速度で前記第1伝送装置に送信する第2送信部と、
前記第1伝送装置から前記光伝送路を介して前記第1フレームを受信する第2受信部とを有し、
前記測定装置は、
エラーが発生した前記第2フレームに付与された前記第2送信時刻を前記第1伝送装置から取得し、エラーが発生した前記第1フレームに付与された前記第1送信時刻を前記第2伝送装置から取得する取得部と、
前記第1送信時刻及び前記第2送信時刻の差分と光速の乗算値から、前記第1フレーム及び前記第2フレームのエラーが発生した前記光伝送路の位置を測定する測定部とを有することを特徴とするネットワークシステム。
(付記8) 前記光速は、前記光伝送路内の光の伝搬速度であることを特徴とする付記7に記載のネットワークシステム。
(付記9) 前記第1付与部は、前記第1フレームのオーバヘッドに前記第1送信時刻を付与し、
前記第2付与部は、前記第2フレームのオーバヘッドに前記第2送信時刻を付与することを特徴とする付記7または8に記載のネットワークシステム。
(付記10) 第1伝送装置及び第2伝送装置を有し、
前記第1伝送装置は、
第1フレームに第1送信時刻を付与する第1付与部と、
前記第1フレームを、光伝送路を介して所定の伝送速度で前記第2伝送装置に送信する第1送信部と、
前記第2伝送装置から前記光伝送路を介して第2フレームを受信する第1受信部と、
前記第1フレーム及び前記第2フレームのエラーが発生した前記光伝送路の位置を測定する位置測定部とを有し、
前記第2伝送装置は、
前記第2フレームに第2送信時刻を付与する第2付与部と、
前記第2フレームを、前記光伝送路を介して前記所定の伝送速度で前記第1伝送装置に送信する第2送信部と、
前記第1伝送装置から前記光伝送路を介して前記第1フレームを受信する第2受信部と、
前記第2受信部が受信した前記第1フレームのうち、エラーが発生した前記第1フレームに付与された前記第1送信時刻を前記第1伝送装置に通知する時刻通知部とを有し、
前記位置測定部は、前記第1受信部が受信した前記第2フレームのうち、エラーが発生した前記第2フレームに付与された前記第2送信時刻と、前記時刻通知部から通知された前記第1送信時刻との差分、及び光速の乗算値から、前記第1フレーム及び前記第2フレームのエラーが発生した前記光伝送路の位置を測定することを特徴とするネットワークシステム。
(付記11) 前記光速は、前記光伝送路内の光の伝搬速度であることを特徴とする付記10に記載のネットワークシステム。
(付記12) 前記第1付与部は、前記第1フレームのオーバヘッドに前記第1送信時刻を付与し、
前記第2付与部は、前記第2フレームのオーバヘッドに前記第2送信時刻を付与することを特徴とする付記10または11に記載のネットワークシステム。
1 監視制御装置
2a〜2d トランスポンダ
8a,8b フレーム
100 監視制御部
101 測定部
200,200a,200b 装置制御部
201 監視制御インターフェース部
232 タイムスタンプ付与部
233 タイムスタンプ検出部
235 制御フレーム生成部
236 時刻取得部
270 光送信器
271 光受信器

Claims (7)

  1. 送信時刻が付与されたフレームを、光伝送路を介して同一の伝送速度で互いに送受信する第1伝送装置及び第2伝送装置から、エラーが発生した前記フレームに付与された第1送信時刻及び第2送信時刻をそれぞれ取得する取得部と、
    前記取得部が取得した前記第1送信時刻及び前記第2送信時刻の差分と光速の乗算値から、前記フレームのエラーが発生した前記光伝送路の位置を測定する測定部とを有することを特徴とする測定装置。
  2. 前記光速は、前記光伝送路内の光の伝搬速度であることを特徴とする請求項1に記載の測定装置。
  3. 第1フレームに第1送信時刻を付与する付与部と、
    前記第1フレームを、光伝送路を介して所定の伝送速度で他の伝送装置に送信する送信部と、
    前記他の伝送装置から前記所定の伝送速度で送信され、第2送信時刻が付与された第2フレームを、前記光伝送路を介して受信する受信部と、
    前記受信部が受信した前記第2フレームのうち、エラーが発生した前記第2フレームに付与された前記第2送信時刻を測定装置に通知する通知部とを有し、
    前記測定装置は、前記他の伝送装置が受信した前記第1フレームのうち、エラーが発生した前記第1フレームに付与された前記第1送信時刻と、前記通知部から通知された前記第2送信時刻との差分、及び光速の乗算値から、前記第1フレーム及び前記第2フレームのエラーが発生した前記光伝送路の位置を測定することを特徴とする伝送装置。
  4. 前記付与部は、前記第1フレームのオーバヘッドに前記第1送信時刻を付与し、
    前記他の伝送装置は、前記第2フレームのオーバヘッドに前記第2送信時刻を付与することを特徴とする請求項3に記載の伝送装置。
  5. 第1フレームに第1送信時刻を付与する付与部と、
    前記第1フレームを、光伝送路を介して所定の伝送速度で他の伝送装置に送信する送信部と、
    前記他の伝送装置から前記所定の伝送速度で送信され、第2送信時刻が付与された第2フレームを、前記光伝送路を介して受信する受信部と、
    前記他の伝送装置が受信した前記第1フレームのうち、エラーが発生した前記第1フレームに付与された前記第1送信時刻を取得する時刻取得部と、
    前記受信部が受信した前記第2フレームのうち、エラーが発生した前記第2フレームに付与された前記第2送信時刻と、前記時刻取得部が取得した前記第1送信時刻との差分、及び光速の乗算値から、前記第1フレーム及び前記第2フレームのエラーが発生した前記光伝送路の位置を測定する位置測定部とを有することを特徴とする伝送装置。
  6. 測定装置、第1伝送装置、及び第2伝送装置を有し、
    前記第1伝送装置は、
    第1フレームに第1送信時刻を付与する第1付与部と、
    前記第1フレームを、光伝送路を介して所定の伝送速度で前記第2伝送装置に送信する第1送信部と、
    前記第2伝送装置から前記光伝送路を介して第2フレームを受信する第1受信部とを有し、
    前記第2伝送装置は、
    前記第2フレームに第2送信時刻を付与する第2付与部と、
    前記第2フレームを、前記光伝送路を介して前記所定の伝送速度で前記第1伝送装置に送信する第2送信部と、
    前記第1伝送装置から前記光伝送路を介して前記第1フレームを受信する第2受信部とを有し、
    前記測定装置は、
    エラーが発生した前記第2フレームに付与された前記第2送信時刻を前記第1伝送装置から取得し、エラーが発生した前記第1フレームに付与された前記第1送信時刻を前記第2伝送装置から取得する取得部と、
    前記第1送信時刻及び前記第2送信時刻の差分と光速の乗算値から、前記第1フレーム及び前記第2フレームのエラーが発生した前記光伝送路の位置を測定する測定部とを有することを特徴とするネットワークシステム。
  7. 第1伝送装置及び第2伝送装置を有し、
    前記第1伝送装置は、
    第1フレームに第1送信時刻を付与する第1付与部と、
    前記第1フレームを、光伝送路を介して所定の伝送速度で前記第2伝送装置に送信する第1送信部と、
    前記第2伝送装置から前記光伝送路を介して第2フレームを受信する第1受信部と、
    前記第1フレーム及び前記第2フレームのエラーが発生した前記光伝送路の位置を測定する位置測定部とを有し、
    前記第2伝送装置は、
    前記第2フレームに第2送信時刻を付与する第2付与部と、
    前記第2フレームを、前記光伝送路を介して前記所定の伝送速度で前記第1伝送装置に送信する第2送信部と、
    前記第1伝送装置から前記光伝送路を介して前記第1フレームを受信する第2受信部と、
    前記第2受信部が受信した前記第1フレームのうち、エラーが発生した前記第1フレームに付与された前記第1送信時刻を前記第1伝送装置に通知する時刻通知部とを有し、
    前記位置測定部は、前記第1受信部が受信した前記第2フレームのうち、エラーが発生した前記第2フレームに付与された前記第2送信時刻と、前記時刻通知部から通知された前記第1送信時刻との差分、及び光速の乗算値から、前記第1フレーム及び前記第2フレームのエラーが発生した前記光伝送路の位置を測定することを特徴とするネットワークシステム。
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