JP2020173880A - 制御装置および検出方法 - Google Patents

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重人 梅山
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Abstract

【課題】メモリ内のデータ破損を精度よく検出すること。【解決手段】実施形態に係る制御装置は、変換部と、格納部と、検出部とを備える。変換部は、入力データを所定の規則に基づいて2種類以上の変換データへ変換する。格納部は、変換部によって変換された2種類以上の変換データと、入力データとをメモリの異なる領域にそれぞれ格納する。検出部は、メモリに記憶された変換データと、入力データとの関係性に基づいてデータ破損を検出する。【選択図】図2

Description

本発明は、制御装置および検出方法に関する。
従来、例えば、メモリに記憶されたキャッシュデータについて、キャッシュのヒット/キャッシュミスを判定する情報処理装置がある。かかる情報処理装置では、例えば、入力データと、入力データに対応する補数データとをメモリに書き込んでおき、双方のデータを比較することで、キャッシュのヒット/キャッシュミスを判定する(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−33112号公報
しかしながら、従来技術では、メモリ内のデータ破損の検出精度を高めるうえで、改善の余地があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、メモリ内のデータ破損を精度よく検出することができる制御装置および検出方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、実施形態に係る制御装置は、変換部と、格納部と、検出部とを備える。前記変換部は、入力データを所定の規則に基づいて2種類以上の変換データへ変換する。前記格納部は、前記変換部によって変換された前記2種類以上の変換データと、前記入力データとを前記メモリの異なる領域にそれぞれ格納する。前記検出部は、前記メモリに記憶された前記変換データと、前記入力データとの関係性に基づいてデータ破損を検出する。
本発明によれば、メモリ内のデータ破損を精度よく検出することができる。
図1Aは、検出方法の概要を示す図である。 図1Bは、メモリに記憶するデータの具体例を示す図である。 図2は、制御装置のブロック図である。 図3は、制御装置が実行する処理手順を示すフローチャート(その1)である。 図4は、制御装置が実行する処理手順を示すフローチャート(その2)である。
以下、添付図面を参照して、実施形態に係る制御装置および検出方法について説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
まず、図1Aおよび図1Bを用いて、実施形態に係る検出方法の概要について説明する。図1Aは、検出方法の概要を示す図である。図1Bは、メモリに記憶するデータの具体例を示す図である。なお、実施形態に係る検出方法は、図2にて後述する制御装置1によって実行される。
実施形態に係る検出方法は、図1Aに示すメモリMにおけるデータ破損を検出する。ここで、メモリMは、例えば、SRAMやDRAMなどを含む各種揮発性の記憶媒体であるが不揮発性の記憶媒体であってもよい。メモリMに記憶されたデータは、例えば、宇宙線等によって破損(いわゆるROM化け)する場合がある。
ここで、データ破損を検出する手法として、メモリに格納する入力データを対応する補数データへ変換し、入力データと、補数データとをメモリの異なる領域に格納しておく手法がある。
この場合、メモリから読み出した入力データと、補数データとが一致していた場合に、データ破損として検出することができる。しかしながら、この場合においては、どちらのデータが破損しているかを判別することはできない。
また、仮に、入力データをメモリMの3つの領域にそれぞれ格納する場合において、2つの領域でオールビット「1」やオールビット「0」など、同一の規則性でデータ破損が生じると、データ破損を検出することができない。
そこで、実施形態に係る検出方法では、入力データを少なくとも2種類以上の変換データに変換し、入力データと、変換データとをそれぞれメモリMに格納することとした。
具体的には、図1Aに示すように、実施形態に係る検出方法では、まず、入力データDoを所定の規則に基づいて2種類以上の変換データへ変換する(ステップS1)。図1Aに示す例では、変換データが変換データDc1および変換データDc2の2種類である場合を例示している。なお、以下の説明において、変換データDc1および変換データDc2を区別する必要がない場合に、変換データDcと記載することとする。
例えば、図1Bに示すように、変換データDc1は、入力データDoに対して、補数の関係を有するデータである。すなわち、入力データDoにおいて「1」であるビットは、変換データDc1において「0」となり、入力データDoにおいて「0」であるビットは、変換データDc1において「1」となる。
また、変換データDc2は、上位ビットが入力データDoと同一のデータであり、下位ビットが変換データDc1と同じデータである。つまり、変換データDc2は、入力データDoと一部が一致し、その他の少なくとも一部が入力データDoの補数となる。
このように、実施形態に係る検出方法では、メモリMに格納するデータとして、入力データDoと、2種類以上の変換データDcとの計3種類以上のデータを準備する。続いて、実施形態に係る検出方法では、入力データおよび複数の変換データDcをそれぞれメモリMの異なる領域に格納する(ステップS2)。
図1Aに示す例では、メモリMの領域1に入力データDo、領域2に変換データDc1、領域3に変換データDc2がそれぞれ格納される場合を示す。そして、実施形態に係る検出方法では、メモリMに格納した入力データDo、変換データDcの関係性に基づいてデータ破損を検出する(ステップS3)。
ここで、例えば、領域1において、入力データDoが破損した場合を想定する。この場合、メモリMに格納された変換データDcを入力データDoへ逆変換すると、変換データDcは、いずれも元の入力データDoに復元されるため、双方のデータを比較すると一致する。
このため、実施形態に係る検出方法では、かかる双方のデータを正常データであると認識することができる。一方で、実施形態に係る検出方法では、データ破損が起こった入力データDoは、他のデータと一致しないため、かかる入力データDoのデータ破損を検出することが可能となる。
このように、実施形態に係る検出方法では、入力データDoを2種類以上の変換データDcへ変換し、3種類以上のデータをメモリMに格納する。これにより、実施形態に係る検出方法では、メモリM内のデータ破損を精度よく検出することができる。
また、実施形態に係る検出方法では、入力データDoと補数の関係になる変換データDc1および、入力データDoと変換データDc1とを組み合わせた変換データDc2とをそれぞれ生成する。
実施形態に係る検出方法では、変換データDc1に基づいて、入力データDoのデータ破損を検出することで、入力データDoのデータ破損を確実に検出することが可能となる。また、実施形態に係る検出方法では、変換データDc2に基づいて、入力データDoおよび変換データDc1のそれぞれについて、データ破損を検出することが可能となる。
すなわち、変換データDc2のうち入力データDoと一致する箇所については、変換データDc1の対応する箇所についてデータ破損を検出することができ、変換データDc2のうち変換データDc1と一致する箇所については、入力データDoの対応する箇所についてデータ破損を検出することができる。
つまり、変換データDc2のように、複数のデータを組み合わせることで、複数のデータのデータ破損を検出することが可能となる。なお、変換データDcが3種類以上である場合、変換データDc2は、3種類以上の変換データDcおよび入力データDoを組み褪せたデータであってもよい。
次に、図2を用いて実施形態に係る制御装置の構成例について説明する。図2は、制御装置のブロック図である。なお、図2には、制御装置1の外部にメモリMが設けられる場合について示しているが、メモリMは、制御装置1の内部に設けられることにしてもよい。
また、図2に示すように、制御装置1およびメモリMは、通信バスBに接続され、シリアル通信によって通信することが可能である。
図2に示すように、実施形態に係る制御装置1は、制御部2と、記憶部3とを備える。制御部2は、受付部21と、変換部22と、格納部23と、逆変換部24と、検出部25と、出力部26とを備える。
制御部2は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、入出力ポートなどを有するコンピュータや各種の回路を含む。
コンピュータのCPUは、例えば、ROMに記憶されたプログラムを読み出して実行することによって、制御部2の受付部21、変換部22、格納部23、逆変換部24、検出部25および出力部26として機能する。
また、制御部2の受付部21、変換部22、格納部23、逆変換部24、検出部25および出力部26の少なくともいずれか一部または全部をASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアで構成することもできる。
また、記憶部3は、例えば、RAMやHDDに対応する。RAMやHDDは、規則情報31と、フェールセーフ情報32とを記憶する。なお、制御装置1は、有線や無線のネットワークで接続された他のコンピュータや可搬型記録媒体を介して上記したプログラムや各種情報を取得することとしてもよい。
規則情報31は、入力データDoを変換データDcへ変換する際の規則に関する情報である。本実施形態において、変換データDcは少なくとも2種類であるため、2種類以上の規則に関する情報が規則情報31として記憶部3に格納される。
フェールセーフ情報32は、メモリMにおいて、データ破損が発生し、入力データDoを復元できなかった場合に使用するフェールセーフ値に関する情報である。なお、フェールセーフ情報32として格納されるフェールセーフ値は、1種類である必要はなく2種類以上であってもよい。
制御部2は、入力データDoを変換データDcへ変換し、入力データDoおよび変換データDcをそれぞれメモリMに格納するとともに、メモリMに格納された入力データDoおよび変換データDcとの関係性に基づいてデータ破損を検出する。
受付部21は、入力データDoに対する書き込み要求および読み出し要求を受け付ける。例えば、受付部21は、図示しない外部装置や、制御装置1内の他のアプリケーションから書き込み要求および読み出し要求を受け付ける。
例えば、書き込み要求には、入力データDoと、メモリMへ格納する領域(アドレス)を指定する情報が含まれる。また、読み出し要求には、メモリMから読み出すデータの領域を指定する情報が含まれる。
受付部21は、書き込み要求を受け付けると、受け付けた書き込み要求に関する情報を変換部22へ通知する。また、受付部21は、読み出し要求を受け付けると、読み出し要求に関する情報を逆変換部24へ通知する。
変換部22は、入力データDoを所定の規則に基づいて2種類以上の変換データDcへ変換する。具体的には、変換部22は、受付部21によって書き込み要求が受け付けられると、記憶部3の規則情報31を参照し、入力データDoを2種類以上の変換データDcへ変換する。
上述のように、変換データDc1は、例えば、入力データDoの補数データであり、変換データDc2は、入力データDoと、入力データDoの補数データとを組み合わせたデータである。
なお、変換データDcは、上記の例に限られず、例えば、入力データDoの順序を逆にするなど、入力データDoと変換データDcとが一致しないデータであれば、その他の規則性に基づいたものであってもよい。
格納部23は、受付部21によって受け付けられた入力データDoおよび変換部22によって変換された変換データDcをそれぞれメモリMに格納する。すなわち、格納部23は、入力データDoおよび変換データDcをメモリMに書き込む書き込み処理を行う。
例えば、格納部23は、書き込み要求によって指定されたアドレスに、入力データDoおよび変換データDcを格納する。このとき、入力データDoおよび変換データDcを格納する領域は、連続する領域である必要はなく、飛島状であってもよい。
すなわち、これは、メモリMにおいて連続する複数の領域でデータ破損が発生した場合、入力データDoおよび変換データDcをそれぞれ飛島状に格納しておくことで、複数のデータが破損することを抑制するためである。
逆変換部24は、受付部21によって読み出し要求が受け付けられた場合に、メモリMに記憶された変換データDcを入力データへそれぞれ逆変換して読み出すことで、逆変換データを生成する。すなわち、逆変換部24は、規則情報31を参照して、変換部22と逆の処理を行うことで、変換データDcを入力データDoへ変換する。
検出部25は、メモリMに記憶された変換データDcと、入力データDoとの関係性に基づいてデータ破損を検出する。本実施形態において、検出部25は、逆変換部24によって生成された逆変換データと、メモリMに記憶された入力データDoとを比較することで、データ破損を検出する。
具体的には、データ破損が発生していない場合、逆変換データと、入力データDoとが全て一致するはずである。一方で、データ破損が発生した場合には、逆変換データおよび入力データDoのうち、データ破損を起こした少なくとも1つが一致しないことになる。
このため、検出部25は、逆変換データおよび入力データDoの少なくとも1つが一致しない場合に、データ破損を検出する。つまり、逆変換データと、入力データDoとを比較して、データ破損を検出することで、データ破損を容易に検出することが可能となる。
ところで、本実施形態において、入力データDoおよび変換データDcは、それぞれ異なるデータである。このため、検出部25は、例えば、入力データDoと変換データDcとを比較することで、データ破損を検出することにしてもよい。すなわち、検出部25は、入力データDoと、変換データDcとのうち、少なくとも2つが一致した場合に、一致した少なくとも2つのデータについてそれぞれデータ破損を検出することができる。
出力部26は、検出部25の検出結果に基づいて、正常なデータを選択して図示しない外部装置または制御装置1内部の他のアプリケーションへ出力する。具体的には、検出部25によってデータ破損が検出されていない場合、入力データDoおよび逆変換データはいずれも同一のデータとなるので、いずれかのデータを選択して出力する。
一方、出力部26は、検出部25によってデータ破損が検出された場合においては、入力データDoまたは逆変換データのうち、2つ以上が一致するデータを正常データとして選択して出力する。
このように、出力部26は、少なくとも2つ以上のデータが一致する場合に、かかるデータを正常データとして選択し、出力する。これにより、信頼性が担保されたデータのみを出力することが可能となる。
また、メモリMにおいて、複数の領域に跨ってデータ破損が生じた場合、入力データDoおよび逆変換データがそれぞれ一致しない場合も想定される。この場合、検出部25によって、データ破損を検出することができるものの、出力部26は、どのデータが正常なデータであるかを判別することができない。
そこで、かかる場合に、出力部26は、記憶部3のフェールセーフ情報32からフェールセーフ値を読み出して出力する。これにより、外部装置などの他のアプリケーションを適切に継続動作させることが可能となる。
なお、メモリMにおいて2つの領域に跨ってデータ破損が発生する場合については、入力データDoを3種類以上の変換データDcへ変換することが好ましく、3つの領域に跨ってデータ破損が発生する場合については、入力データDoを4種類以上の変換データDcへ変換することが好ましい。
このようにしておくことで、仮に、複数の領域に跨ってデータ破損が生じた場合であっても、データ破損が生じていない残りのデータ(入力データDoまたは逆変換データ)が一致することになる。
すなわち、この場合においては、出力部26は、上記の残りのデータを正常なデータとして選択することが可能となる。これにより、複数の領域に跨ってデータ破損が生じた場合であっても、正常なデータを出力することが可能となる。
なお、入力データDoを何種類の変換データDcへ変換するかについては、アプリケーションの仕様や、入力データDoの重要度等に応じて、適宜変更することとすればよい。すなわち、同じアプリケーションの入力データDoであっても、入力データDoの種別に応じて、変換データDcの個数を変更することにしてもよい。
次に、図3および図4を用いて、実施形態に係る制御装置1が実行する処理手順について説明する。図3および図4は、制御装置1が実行する処理手順を示すフローチャートである。なお、以下に示す処理手順は、制御装置1の制御部2によって繰り返し実行される。
まず、図3を用いて、入力データDoをメモリMへ格納するまでの一連の処理について説明する。図3に示すように、実施形態に係る制御装置1は、書き込み要求を受け付けたか否かを判定し(ステップS101)、書き込み要求を受け付けた場合(ステップS101,Yes)、入力データDo及び入力データDoに付随する変換データDcを格納するメモリM内のアドレスを取得する(ステップS102)。
なお、ステップS102の処理において、入力データDoに対するアドレスのみを取得し、変換データDcのアドレスについては、制御装置1側で適宜割り当てることにしてもよい。一方、制御装置1は、ステップS101の処理において、書き込み要求を受け付けていない場合(ステップS101,No)、処理を終了する。
続いて、制御装置1は、入力データDoを少なくとも2種類以上の変換データDcへ変換し(ステップS103)、ステップS102にて取得したメモリMのアドレスへ入力データDoおよび変換データDcを格納して(ステップS104)、処理を終了する。
続いて、図4を用いて、読み出し要求に対する一連の処理について説明する。図4に示すように、まず、制御装置1は、読み出し要求を受け付けたか否かを判定する(ステップS111)。
制御装置1は、ステップS111の判定処理において、読み出し要求を受け付けた場合(ステップS111,Yes)、読み出しを行う入力データDoのメモリMのアドレスを取得する(ステップS112)。一方、制御装置1は、読み出し要求を受け付けていない場合(ステップS111,No)、処理を終了する。
続いて、制御装置1は、ステップS112にて取得したアドレスに基づいて入力データDoおよび入力データDoに付随する変換データDcを読み出し(ステップS113)、変換データDcについて逆変換データを生成する(ステップS114)。
続いて、制御装置1は、入力データDoおよび逆変換データを比較して、一致しないデータがあるか否かを判定する(ステップS115)。ここで、制御装置1は、一致しないデータがあった場合(ステップS115,Yes)、データ破損を検出し(ステップS116)、一致するデータが2種類以上あるか否かを判定する(ステップS117)。
制御装置1は、ステップS117の判定において、一致するデータが2種類以上あった場合(ステップS117,Yes)、一致するデータを正常データと判定し、正常データを出力して(ステップS118)、処理を終了する。
また、制御装置1は、ステップS115の判定処理において、一致しないデータがなかった場合(ステップS115,No)、全てのデータが一致するため、かかる全てのデータを正常データと判定し、ステップS118の処理へ移行する。
また、制御装置1は、ステップS117の判定において、一致するデータが2種類以上なかった場合(ステップS117,No)、フェールセーフ値を出力して(ステップS119)、処理を終了する。
上述したように、実施形態に係る制御装置1は、変換部22と、格納部23と、検出部25とを備える。変換部22は、入力データDoを所定の規則に基づいて2種類以上の変換データDcへ変換する。格納部23は、変換部22によって変換された2種類以上の変換データDcと、入力データDoとをメモリMの異なる領域にそれぞれ格納する。
検出部25は、メモリMに記憶された変換データDcと、入力データDoとの関係性に基づいてデータ破損を検出する。したがって、実施形態に係る制御装置1によれば、メモリM内のデータ破損を精度よく検出することができる。
ところで、上述した実施形態では、メモリMが揮発性の記憶媒体である場合について説明したが、メモリMは不揮発性の記憶媒体であってもよい。また、上述した実施形態では、入力データDoおよび変換データDcをそれぞれ1塊のデータとしてデータ破損を検出する場合について説明したが、これに限定されるものではない。
すなわち、入力データDoおよび変換データDcについて、部分的なデータ破損を検出することにしてもよい。この場合、例えば、検出部25は、入力データDoおよび逆変換データをそれぞれ複数の領域に分割して、それぞれの領域ごとにデータ破損を検出することとすればよい。また、この場合においては、出力部26は、データ破損がない領域を繋ぎ合わせて、正常データを生成することにしてもよい。
また、上述した実施形態では、入力データDoをメモリMに格納する場合について説明したが、これに限定されるものではない。すなわち、入力データDo自体は、メモリMに格納しなくてもよい。この場合、変換データDcは、3種類以上であることが好ましい。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な様態は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲および、その均等物によって定義される統括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変化が可能である。
1 制御装置
21 受付部
22 変換部
23 格納部
24 逆変換部
25 検出部
26 出力部
31 規則情報
32 フェールセーフ情報
Do 入力データ
Dc 変換データ
M メモリ

Claims (7)

  1. 入力データを所定の規則に基づいて2種類以上の変換データへ変換する変換部と、
    前記変換部によって変換された前記2種類以上の変換データと、前記入力データとをメモリの異なる領域にそれぞれ格納する格納部と、
    前記メモリに記憶された前記変換データと、前記入力データとの関係性に基づいてデータ破損を検出する検出部と
    を備えることを特徴とする制御装置。
  2. 前記メモリに記憶された前記変換データを前記入力データへそれぞれ逆変換し、逆変換データを生成する逆変換部
    を備え、
    前記検出部は、
    前記逆変換部によって生成された前記逆変換データと、前記メモリに記憶された前記入力データとが一致しない場合に、データ破損を検出すること
    を特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記検出部の検出結果に基づいて、正常なデータを選択して出力する出力部
    を備えること
    を特徴とする請求項2に記載の制御装置。
  4. 前記変換部は、
    前記変換データとして前記入力データの補数データへ変換すること
    を特徴とする請求項1、2または3に記載の制御装置。
  5. 前記変換部は、
    前記入力データと、前記補数データとを組み合わせた前記変換データへ変換すること
    を特徴とする請求項4に記載の制御装置。
  6. 前記変換部は、
    前記入力データを少なくとも3種類の前記変換データへ変換し、
    前記格納部は、
    前記少なくとも3種類の前記変換データおよび前記入力データをそれぞれ格納すること
    を特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の制御装置。
  7. 入力データを所定の規則に基づいて2種類以上の変換データへ変換する変換工程と、
    前記変換工程によって変換された前記2種類以上の変換データと、前記入力データとをメモリの異なる領域にそれぞれ格納する格納工程と、
    前記メモリに記憶された前記変換データと、前記入力データとの関係性に基づいてデータ破損を検出する検出工程と
    を含むことを特徴とする検出方法。
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