JP2020167668A - IPv6ステートレスアドレス自動設定 - Google Patents

IPv6ステートレスアドレス自動設定 Download PDF

Info

Publication number
JP2020167668A
JP2020167668A JP2020033994A JP2020033994A JP2020167668A JP 2020167668 A JP2020167668 A JP 2020167668A JP 2020033994 A JP2020033994 A JP 2020033994A JP 2020033994 A JP2020033994 A JP 2020033994A JP 2020167668 A JP2020167668 A JP 2020167668A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
address
ipv6
host
prefix
interface identifier
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2020033994A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6982114B2 (ja
Inventor
琳 羅
Lin Luo
琳 羅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
New H3C Technologies Co Ltd
Original Assignee
New H3C Technologies Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by New H3C Technologies Co Ltd filed Critical New H3C Technologies Co Ltd
Publication of JP2020167668A publication Critical patent/JP2020167668A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6982114B2 publication Critical patent/JP6982114B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L61/00Network arrangements, protocols or services for addressing or naming
    • H04L61/50Address allocation
    • H04L61/5053Lease time; Renewal aspects
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L2101/00Indexing scheme associated with group H04L61/00
    • H04L2101/60Types of network addresses
    • H04L2101/618Details of network addresses
    • H04L2101/622Layer-2 addresses, e.g. medium access control [MAC] addresses
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L41/00Arrangements for maintenance, administration or management of data switching networks, e.g. of packet switching networks
    • H04L41/08Configuration management of networks or network elements
    • H04L41/0803Configuration setting
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L61/00Network arrangements, protocols or services for addressing or naming
    • H04L61/50Address allocation
    • H04L61/5007Internet protocol [IP] addresses
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L61/00Network arrangements, protocols or services for addressing or naming
    • H04L61/50Address allocation
    • H04L61/5092Address allocation by self-assignment, e.g. picking addresses at random and testing if they are already in use
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L63/00Network architectures or network communication protocols for network security
    • H04L63/08Network architectures or network communication protocols for network security for authentication of entities
    • H04L63/0876Network architectures or network communication protocols for network security for authentication of entities based on the identity of the terminal or configuration, e.g. MAC address, hardware or software configuration or device fingerprint
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L9/00Cryptographic mechanisms or cryptographic arrangements for secret or secure communications; Network security protocols
    • H04L9/06Cryptographic mechanisms or cryptographic arrangements for secret or secure communications; Network security protocols the encryption apparatus using shift registers or memories for block-wise or stream coding, e.g. DES systems or RC4; Hash functions; Pseudorandom sequence generators
    • H04L9/0643Hash functions, e.g. MD5, SHA, HMAC or f9 MAC
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L9/00Cryptographic mechanisms or cryptographic arrangements for secret or secure communications; Network security protocols
    • H04L9/08Key distribution or management, e.g. generation, sharing or updating, of cryptographic keys or passwords
    • H04L9/0861Generation of secret information including derivation or calculation of cryptographic keys or passwords
    • H04L9/0866Generation of secret information including derivation or calculation of cryptographic keys or passwords involving user or device identifiers, e.g. serial number, physical or biometrical information, DNA, hand-signature or measurable physical characteristics
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L2101/00Indexing scheme associated with group H04L61/00
    • H04L2101/60Types of network addresses
    • H04L2101/618Details of network addresses
    • H04L2101/659Internet protocol version 6 [IPv6] addresses

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Computing Systems (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

【課題】IPv6ステートレスアドレス自動設定方法、ネットワーク設備およびホストを提供する。【解決手段】IPv6ステートレスアドレス自動設定方法は、ルータ広告(RA)メッセージをホストへ送信することを含む。RAメッセージは、プレフィックス情報オプションを含み、プレフィックス情報オプションは、プレフィックスとフラグとを含む。ホストは、当該プレフィックスとフラグとに基づいてIPv6ステートレスアドレス自動設定を行う。【選択図】図4

Description

インターネットプロトコル第6版(英文:Internet Protocol Version 6、IPv6と略称)アドレスは、プレフィックスとインターフェース識別子を含む。IPv6アドレスは、全長が128ビットであり、巨大なアドレス空間という特点を有する。現在、従来の通信プロトコルで規定されるIPv6アドレス割当方式は、主にステートフルアドレス割当方式とステートレスアドレス割当方式を含む。
ステートフルアドレス割当方式では、特定の動的ホスト設定プロトコル(英文:Dynamic Host Configuration Protocol、DHCPと略称される)サーバを配置する必要がある。DHCPサーバは、ホストへIPv6アドレスを割り当て、ホストは、それに配置されたDHCPクライアントから、割り当てられたIPv6アドレスを取得する。
ステートレスアドレス割当方式では、一般的に、ホストは、ネットワーク設備(例えば、ゲートウェイ)から送信されたルータ広告メッセージをモニタリングすることで、ルータ広告メッセージに付加されたプレフィックスを取得する。また、ホストは、当該ホストのインターフェース識別子を生成する必要もある。その後、ホストは、プレフィックスとインターフェース識別子に基づいて当該ホストのIPv6アドレスを生成する。
本発明の1つの例示的な実施例に示すIPv6ステートレスアドレス自動設定方法に適用されるネットワーキングアーキテクチャの概略図である。 本発明の1つの例示的な実施例に示すIPv6ステートレスアドレス自動設定方法のフローチャートである。 本発明の1つの例示的な実施例に示すRAメッセージプレフィックス情報オプションのフォーマットの模式図である。 本発明の1つの例示的な実施例に示す別のIPv6ステートレスアドレス自動設定方法の模式図である。 本発明の例示的な実施例に示す別のIPv6ステートレスアドレス自動設定方法のフローチャートである。 本発明の例示的な実施例に示す別のIPv6ステートレスアドレス自動設定方法のフローチャートである。 本発明の1つの例示的な実施例に示すIPv6ステートレスアドレス自動設定装置のブロック図である。 本発明の1つの例示的な実施例に示す別のIPv6ステートレスアドレス自動設定装置のブロック図である。 本発明の1つの例示的な実施例に示すネットワーク設備のハードウェア構造図である。 本発明の1つの例示的な実施例に示すホストのハードウェア構造図である。
ここで、例示的な実施例を詳細に説明する。その例示は、図面に示される。以下の記述は、図面に係る際、別途示さない限り、異なる図面における同じ符号が同じ又は類似する要素を示す。以下の例示的な実施例に記述される実施形態が本発明と一致する全ての実施形態を代表するわけではない。逆に、それらは、単に添付する特許請求の範囲に詳細に記述されるような、本発明の幾つかの態様に一致する装置及び方法の例である。
本発明で使用される用語は、単に特定の実施例を記述する目的であり、本発明を制限するためのものではない。本発明及び添付する特許請求の範囲で使用される単数形式の「一種」、「前記」及び「当該」も、文脈から他の意味を明瞭で分かる場合でなければ、複数の形式を含むことを意図する。理解すべきことは、本文で使用される用語「および/または」が、1つまたは複数の関連する列挙項目を含む如何なる或いは全ての可能な組み合わせを指す。
理解すべきことは、本発明において第1、第2、第3等という用語を用いて各種の情報を記述するが、これらの情報は、これらの用語に限定されるものではない。これらの用語は、単に同一のタイプの情報同士を区分するために用いられる。例えば、本発明の範囲を逸脱しない限り、第1情報が第2情報と呼称されてもよく、類似的に、第2情報が第1情報と呼称されてもよい。これは、コンテキストに依存する。例えば、ここで使用される言葉「場合」は、「…とき」や「…ときに」あるいは「特定の状況に応じて」として解釈されてもよい。
IPv6ステートレスアドレス自動設定方法では、通常、IPv6のアドレスがプレフィックスとインターフェース識別子とによって構成される。ホストは、IPv6アドレスを生成している過程に、プレフィックスとインターフェース識別子とを特定する必要がある。
ネットワーク設備は、ルータ広告(英文:Router Advertisement、RAと略称される)メッセージをホストへ送信してもよい。当該RAメッセージには、プレフィックスが含まれている。ホストは、既知のインターフェース識別子生成方式に基づいて、インターフェース識別子を生成する。その後、ホストは、プレフィックスとインターフェース識別子を利用してIPv6アドレスを生成する。ホストが統一のインターフェース識別子生成方式に基づいてインターフェース識別子を生成するため、ホストがインターフェース識別子とプレフィックスとに基づいてIPv6アドレスを生成する方式は非常に単一である。このように、ホストがIPv6ステートレスアドレス自動設定を行うことは、極めて不柔軟である。
これに鑑みて、本発明は、新たなIPv6ステートレスアドレス自動設定方法を提出する。ある実施方式では、ネットワーク設備(例えば、ルータ)は、定期的にRAメッセージをホストへ送信する。当該RAメッセージのプレフィックス情報オプションは、プレフィックスとフラグを含む。ホストは、RAメッセージを受信した後、当該プレフィックスとフラグを利用してホストのIPv6アドレスを生成する。別の実施方式では、ホストは、プレフィックスを取得するために、ネットワーク設備へRS(Router Solicitation、ルータ要請)メッセージを送信する。ネットワーク設備は、ホストから送信されたRSメッセージを受信した後、ホストへRAメッセージを返信する。
ホストがプレフィックス情報オプションにおけるプレフィックスとフラグに基づいてIPv6ステートレスアドレス自動設定を行うため、ホストがIPv6ステートレスアドレス自動設定を行う方式は、より柔軟である。
図1を参照すると、図1は、本発明の1つの例示的な実施例に示すIPv6ステートレスアドレス自動設定方法に適用されるネットワーキングアーキテクチャの概略図である。
当該ネットワーキングは、ホスト101とネットワーク設備102を含んでもよい。ホスト101とネットワーク設備102とは、互いに直接接続されてもよい。無論、ホスト101とネットワーク設備102とは、他の設備を介して接続されてもよい。ここで、ホスト101とネットワーク設備102との接続方式について具体的に限定しない。
実際の応用では、ホスト101とネットワーク設備102とが所在するネットワーキングは、異なるネットワークタイプを有してもよい。例えば、ホスト101とネットワーク設備102は、ユーザ認証ネットワークに存在してもよく、無論、当該ホスト101とネットワーク設備102は、イントラネット等に存在してもよい。ここで、ホスト101とネットワーク設備102とが所在するネットワーキングについて具体的に限定しない。
図2を参照すると、図2は、本発明の1つの例示的な実施例に示すIPv6ステートレスアドレス自動設定方法のフローチャートである。当該方法は、ネットワーク設備に適用でき、以下のステップを含む。
ステップ201では、ネットワーク設備は、RAメッセージをホストへ送信する。当該RAメッセージは、プレフィックス情報オプションを含む。当該プレフィックス情報オプションは、プレフィックスとフラグを含み、当該プレフィックスとフラグは、IPv6ステートレスアドレス自動設定に用いられる。
上記ネットワーク設備は、例えば、ルータ、ゲートウェイ設備等を含んでもよい。ここで、単にネットワーク設備について例示的に説明し、具体的に限定しない。
上記プレフィックスとフラグがIPv6ステートレスアドレス自動設定に用いられるのは、プレフィックスとフラグが当該ホストによってIPv6ステートレスアドレス自動設定に用いられることを指す。
実施する際、ネットワーク設備は、RAメッセージをホストへ送信する。ホストは、RAメッセージを受信した後、当該RAメッセージのプレフィックス情報オプションに付加されるプレフィックスとフラグとに基づいて、IPv6ステートレスアドレスの自動設定を行う。
本発明は、新たなIPv6ステートレスアドレス自動設定方法を提出する。ホストがプレフィックス情報オプションにおけるプレフィックスとフラグとに基づいてIPv6ステートレスアドレス自動設定を行うため、ホストがIPv6ステートレスアドレス自動設定を行う方式は、より柔軟になる。
ステップ201を紹介する前に、まず、RAメッセージについて詳細に紹介する。
説明すべきことは、本発明で記述された従来のRAメッセージとは、従来のIPv6ステートレスアドレス自動設定プロトコルに記録されたRAメッセージ(例えば、RFC[4861]とRFC[4862]等に記録されたRAメッセージ)を指す。
RAメッセージは、プレフィックス情報オプション(Prefix Information Option)を含む。当該プレフィックス情報オプションは、プレフィックスとフラグを含む。フラグとプレフィックスとは、共同して、ホストがIPv6ステートレスアドレスの自動設定を行うよう指導するために用いられる。
上記フラグは、少なくともアドレス生成方式とIPv6アドレスのライフタイムのリフレッシュ方式とを示すために用いられる。
1)アドレス生成方式
アドレス生成方式は、ホストが当該アドレス生成方式とプレフィックスとに基づいてホストのIPv6アドレスを生成するよう指導するために用いられる。
1つの選択可能な実施方式では、アドレス生成方式は、ホストインターフェース識別子生成方式を含む。アドレス生成方式は、アドレス生成方式に含まれるホストインターフェース識別子生成方式に基づいて、ホストがインターフェース識別子を生成し、生成されたインターフェース識別子とプレフィックスとに基づいて、ホストが当該ホストのIPv6アドレスを生成するよう指導するために用いられる。
無論、アドレス生成方式では、他の方式に基づいて、ホストがプレフィックスと当該アドレス生成方式とに基づいて当該ホストのIPv6アドレスを生成するよう指導してもよいが、ここで例示的な説明に過ぎず、具体的な限定とはならない。
2)IPv6アドレスのライフタイムのリフレッシュ方式
IPv6アドレスのライフタイムのリフレッシュ方式は、ホストがプレフィックスと当該IPv6アドレスのライフタイムのリフレッシュ方式とに基づいて、当該ホストが生成した、上記プレフィックスを含むIPv6アドレスのライフタイムをリフレッシュするよう指導するために用いられる。
ただし、IPv6アドレスのライフタイムは、IPv6アドレスの有効ライフタイムと優先ライフタイムを含む。
IPv6アドレスのライフタイムをリフレッシュするとは、当該IPv6アドレスの有効ライフタイムを当該RAメッセージプレフィックス情報オプションに記録された有効ライフタイムに延長すること、および、IPv6アドレスの優先ライフタイムを当該RAメッセージプレフィックス情報オプションに記録された優先ライフタイムに延長することを指す。
当該アドレス生成方式とIPv6アドレスのライフタイムのリフレッシュ方式とは、RAメッセージのプレフィックス情報オプションに付加される。
1つの選択可能な実施方式では、当該RAメッセージのプレフィックス情報オプションは、ModeフィールドとTフィールドを含んでもよい。Modeフィールドは、上記アドレス生成方式を示し、Tフィールドは、上記IPv6アドレスのライフタイムのリフレッシュ方式を示す。
以下では、ModeフィールドとTフィールドを簡単に紹介する。
従来のRAメッセージのプレフィックス情報オプションは、予備(Reserved)フィールドを含む。本発明の実施例では、当該予備フィールドにおいてモードModeフィールドとTフィールドを拡張する。
例えば、当該予備フィールドから4つのビットが取り出される。Modeフィールドは連続する3つのビットを占用し、Tフィールドは1つのビットを占用する。
ここで、単にアドレス生成方式とIPv6アドレスのライフタイムのリフレッシュ方式との、プレフィックス情報オプションにおける付加位置を例示的に説明する。無論、アドレス生成方式とIPv6アドレスのライフタイムのリフレッシュ方式は、プレフィックス情報オプションにおける他の位置に付加されてもよい。ここで具体的に限定しない。
以下では、具体的な例を介してRAメッセージのプレフィックス情報オプションのフォーマットを紹介する。
図3に示すように、図3は、本発明の1つの例示的な実施例に示すRAメッセージプレフィックス情報オプションのフォーマットの模式図である。
本発明の実施例では、従来のRAメッセージのプレフィックス情報オプションを拡張した。つまり、従来のRAメッセージのプレフィックス情報オプションのRフィールドの後の予備(Reserved1またはRes)フィールド1を利用し、予備フィールド1にTフィールドとModeフィールドを拡張した。
以下では、RAメッセージのプレフィックス情報オプションにおける各フィールドについて説明する。
図3に示すように、RAメッセージのプレフィックス情報オプションは、少なくとも以下のフィールドを含む。
1)Type(タイプ)フィールド:Typeフィールドは、オプションタイプフィールドであり、通常、Typeフィールドの値が3であることは、当該オプションがプレフィックス情報オプションであることを示す。
2)Length(長さ)フィールドは、プレフィックス情報オプションの長さを表す。
3)Prefix Length(プレフィックス長)フィールドは、プレフィックスの長さを表す。
4)Lフィールドは、プレフィックスがオンライン検出に適用できるか否かを表す。
5)Aフィールドは、ステートレスアドレス自動割当タグであり、Aフィールドがセットされた(即ち、ステートレスアドレス自動割当タグが有効として設定された)ときに、ステートレスアドレス割当方式を用いてIPv6アドレスを生成することを表す。
6)Rフィールドは、プレフィックス(Prefix)フィールドにネットワーク設備のグローバルユニキャストアドレスが記録されたか否かをマークするために用いられる。
Typeフィールド、Lengthフィールド、Prefix Lengthフィールド、Lフィールド、AフィールドとRフィールドは、何れもRAメッセージにおける標準フィールドであり、ここで繰り返し説明しない。
7)Tフィールド。Tフィールドには、IPv6アドレスのライフタイムのリフレッシュ方式を示すための指示情報が付加され、1bitを占用してもよく、当該プレフィックス(即ち、RAメッセージプレフィックス情報オプションに付加されるプレフィックス)を含むIPv6アドレスのライフタイムのリフレッシュ方式を表す。Tフィールドに付加される異なる指示情報には、異なるIPv6アドレスのライフタイムのリフレッシュ方式が記録されている。
例えば、Tフィールドには、第4指示情報が付加され、当該第4指示情報は、第1リフレッシュ方式を示し、当該第1リフレッシュ方式は、プレフィックス(即ち、RAメッセージプレフィックス情報オプションに付加されるプレフィックス)を含むIPv6アドレスのライフタイムを強制的にリフレッシュすることを含む。
例えば、Tフィールドには、第5指示情報が付加され、当該第5指示情報は、第2リフレッシュ方式を示し、第2リフレッシュ方式は、ホストのデフォルトのIPv6アドレスのライフタイムのリフレッシュ方式に基づいて、当該プレフィックス(即ち、RAメッセージプレフィックス情報オプションに付加されるプレフィックス)を含むIPv6アドレスのライフタイムをリフレッシュする。
第4指示情報は、1で表されてもよく、第5指示情報は、0で表されてもよい。無論、当該第4指示情報と第5指示情報は、他の数字、符号で表されてもよい。ここで、単に第4指示情報と第5指示情報とに対して例示的な説明を行い、具体的に限定しない。
8)Modeフィールド。Modeフィールドは、アドレス生成方式を示すために用いられ、3bitを占用してもよい。当該アドレス生成方式がホストのインターフェース識別子生成方式を含むときに、Modeフィールドには、インターフェース識別子生成方式を示すための指示情報が付加されている。Modeフィールドに付加される異なる指示情報は、異なるインターフェース識別子生成方式を表す。
例えば、Modeフィールドには、第1指示情報が付加され、第1指示情報は、第1インターフェース識別子生成方式を示し、第1インターフェース識別子生成方式は、RFC7217における安定語義が不透明なアドレス生成方式(英文:Stable、Opaque Addresses Mode)を含み、即ち、乱数を生成して生成された乱数をインターフェース識別子として特定することを含む。
例えば、Modeフィールドには、第2指示情報が付加され、第2指示情報は、第2インターフェース識別子生成方式を示し、第2インターフェース識別子生成方式は、[RFC3972]における暗号化生成アドレス(英文:Cryptographically Generated Addresses、CGAと略称される)モードを含み、即ち、乱数を生成し、生成された乱数を暗号化し、暗号化された乱数をインターフェース識別子として特定することを含む。
例えば、Modeフィールドには、第3指示情報が付加され、第3指示情報は、第3インターフェース識別子生成方式を示し、第3インターフェース識別子生成方式は、ホストに内蔵されたインターフェース識別子生成方式に基づいてインターフェース識別子を生成することを含む。
上記第1指示情報は、001で表されてもよく、第2指示情報は、010で表されてもよく、第3指示情報は、000で表されてもよい。無論、上記第1指示情報、第2指示情報と第3指示情報は、他の数字、符号等の表し方式で表されてもよい。ここで、単に例示的に説明し、具体的に限定しない。
9)Reserved1(予備1)フィールドは、予備フィールドであり、従来のRAメッセージにおけるReserved1は、5bitを占用する。本発明の実施例では、従来のRAメッセージにおけるReserved1フィールドを利用してTフィールドとModeフィールドを拡張した後、Reserved1フィールドは、5bitから1bitに短縮化される。
10)Valid Lifetime(有効ライフタイム)フィールドは、有効ライフタイムフィールドである。
11)Preferred Lifetime(優先ライフタイム)フィールドは、優先ライフタイムフィールドである。
Valid LifetimeフィールドおよびPreferred LifetimeフィールドもRAメッセージにおける標準フィールドであり、ここで繰り返し説明しない。
12)Reserved2(予備2)フィールドは、予備フィールドである。
13)Prefix(プレフィックス)フィールドは、プレフィックスを付加する。且つ、Rフィールドがセットされたときに、当該Prefixフィールドには、ネットワーク設備のグローバルユニキャストIPv6アドレスが付加される。
上記RAメッセージを紹介した後、ステップ201を以下に詳細に説明する。
1、ネットワーク設備がRAメッセージをホストへ送信するタイミング。
(方式一)
ネットワーク設備は、RAメッセージを周期的にホストへ送信する
(方式二)
ネットワーク設備は、ホストから送信されたルータ要請(英文:Router Solicitation、RSと略称される)メッセージも受信し、ホストから送信されたRSメッセージを受信した後、当該RSメッセージに応答するRAメッセージをホストへ送信する。
ここで、単に「ネットワーク設備がRAメッセージをホストへ送信する」タイミングについて例示的に説明し、具体的に限定しない。
2、ネットワーク設備がRAメッセージをホストへ送信する。
ネットワーク設備は、RAメッセージにおけるModeフィールドとTフィールドとに付加される指示情報を設置してから、RAメッセージをホストへ送信してもよい。
1)ネットワーク設備がTフィールドを設置する。
方式一では、ネットワーク設備は、予め配置されたIPv6アドレスのライフタイムのリフレッシュ方式に基づいて、Tフィールドを設置する。
実施する際、ネットワーク設備には、IPv6アドレスのライフタイムのリフレッシュ方式が予め配置されている。ネットワーク設備は、当該予め配置されたIPv6アドレスのライフタイムのリフレッシュ方式を読み取ってTフィールドを設置してもよい。例えば、ネットワーク設備で予め配置されたIPv6アドレスのライフタイムのリフレッシュ方式が上記第1リフレッシュ方式である場合に、ネットワーク設備は、Tフィールドに第4指示情報を付加する。当該ネットワーク設備で予め配置されたIPv6アドレスのライフタイムのリフレッシュ方式が上記第2リフレッシュ方式である場合に、ネットワーク設備は、Tフィールドに第5指示情報を付加する。
方式二では、ネットワーク設備は、ホストの既存のIPv6アドレスの総個数と所定個数閾値との関係に基づいてTフィールドを設置する。
例えば、ネットワーク設備は、検知メッセージを各ホストへ送信することで、各ホストの既存の全てのIPv6アドレスを取得してIPv6アドレステーブルを生成する。当該IPv6アドレステーブルには、各ホストの識別子と、当該ホストの既存の全てのIPv6アドレスとが記録されている。
ネットワーク設備は、当該IPv6アドレステーブルにおいて、RAメッセージを送信すべきホストの既存のIPv6アドレスの総個数を特定してもよい。
当該ホストの既存のIPv6アドレスの総個数が所定個数閾値を超えた場合に、当該Tフィールドに第4指示情報を付加する。
当該ホストの既存のIPv6アドレスの総個数が所定個数閾値以下である場合に、当該Tフィールドに第5指示情報を付加する。
方式三では、ネットワーク設備は、ネットワーキング設定に基づいてTフィールドを設置する。
実施する際、ネットワーク設備は、当該ネットワーク設備の所在するネットワーキング構成のネットワーキング設定を読み取って、ネットワーキング設定に基づいて、Tフィールドに付加される指示情報を設置してもよい。
上述したのは、単にTフィールドの設置方式を例示的に説明し、無論、他の方式でTフィールドを設置してもよい。ここで具体的に限定しない。
2)ネットワーク設備がModeフィールドを設置する。
方式一では、ローカルに予め配置されたインターフェース識別子生成方式に基づいてModeフィールドを設置する。
ネットワーク設備には、インターフェース識別子生成方式が予め配置されている。ネットワーク設備は、予め配置されたインターフェース識別子生成方式を読み取り、その後、読み取られたインターフェース識別子生成方式に基づいてModeフィールドを設置してもよい。
例えば、ネットワーク設備で予め配置されたインターフェース識別子生成方式が第1インターフェース識別子生成方式であるときに、ネットワーク設備は、Modeフィールに第1指示情報を付加する。
ネットワーク設備で予め配置されたインターフェース識別子生成方式が第2インターフェース識別子生成方式であるときに、ネットワーク設備は、Modeフィールドに第2指示情報を付加する。
ネットワーク設備で予め配置されたインターフェース識別子生成方式が第3インターフェース識別子生成方式であるときに、ネットワーク設備は、Modeフィールドに第3指示情報を付加する。
方式二では、ネットワーク設備は、ネットワーキング設定に基づいてModeフィールドを設置する。
ネットワーク設備には、ネットワーク設備の所在するネットワーキング構成のネットワーキング設定が配置されている。
ネットワーク設備は、当該ネットワーキング設定を読み取り、当該ネットワーキング設定に適するインターフェース識別子生成方式を特定し、特定されたインターフェース識別子生成方式に基づいてModeフィールドを設置してもよい。
例えば、ネットワーク設備の所在するネットワーキング構成が安全性の高いネットワーキング構成(例えば、セッキュリティプロトコルに関連するネットワーキング設定を含む)であるときに、ホストのプライバシー情報が漏洩されないように、当該ネットワーキングに適するインターフェース識別子生成方式は、第2インターフェース識別子生成方式(即ち、乱数を生成し、生成された乱数を暗号化し、暗号化された乱数をインターフェース識別子として特定する)となる。
したがって、ネットワーク設備におけるネットワーキング設定がセッキュリティプロトコルに関連するときに、ネットワーク設備は、当該Modeフィールドに第2指示情報を付加する。
更に例えば、ネットワーク設備の所在するネットワーキング構成がアクセス制御ネットワーキング、ホストのアドレス検知および/またはホストのIPv6アドレス管理と制御ネットワーキングであるときに、当該ネットワーキングに適するインターフェース識別子生成方式は、第1インターフェース識別子生成方式(即ち、乱数を生成し、生成された乱数をインターフェース識別子として特定する)である。
したがって、「アクセス制御」、「ホストのアドレス検知および/またはホストのIPv6アドレス管理と制御」に関連するネットワーキング設定がネットワーク設備に配置されたときに、ネットワーク設備は、Modeフィールドに第1指示情報を付加する。
更に例えば、ネットワーク設備の所在するネットワーキングがイントラネットまたは認証を必要としないキャンパスネットワークであるときに、当該ネットワーキングに対応するインターフェース識別子生成方式は、第3インターフェース識別子生成方式(即ち、ホストに内蔵されたインターフェース識別子生成方式に基づいてインターフェース識別子を生成する)である。
したがって、イントラネットと認証を必要としないキャンパスネットワークとに関連するネットワーキング設定がネットワーク設備に配置されたときに、ネットワーク設備は、Modeフィールドに第3指示情報を付加する。
Modeフィールドに付加される指示情報が示すインターフェース識別子生成方式は当該ネットワーク設備の所在するネットワーキング構成のネットワーキング設定に適するため、ホストが当該インターフェース識別子生成方式に基づいて生成したIPv6アドレスは、当該ネットワーク設備の所在するネットワーキング構成に一層適する。
上述したのは、単にModeフィールドの設置方式に対する例示的な説明であり、無論、他の方式でModeフィールドを設置してもよく、ここで具体的に限定しない。
また、更に、説明すべきことは、
RAメッセージのプレフィックスオプションにおけるAフィールドがセットされなかったときに、上記ModeフィールドとTフィールドとをセットしない。
ネットワーク設備がIPv6アドレスのライフタイムのリフレッシュ方式を特定できない場合に、当該Tフィールドに第5指示情報を付加する。ネットワーク設備がアドレス生成方式を特定できない場合に、当該Modeフィールドに第3指示情報を付加する。
図4を参照すると、図4は、本発明の1つの例示的な実施例に示すIPv6ステートレスアドレス自動設定方法の模式図である。当該方法は、ホストに適用可能であり、以下に示すステップを含んでもよい。
ステップ401では、ホストは、ネットワーク設備から送信されたRAメッセージを受信し、RAメッセージは、プレフィックス情報オプションを含み、プレフィックス情報オプションは、プレフィックスとフラグとを含む。
ステップ402では、ホストは、プレフィックスとフラグとに基づいてIPv6ステートレスアドレス自動設定を行う。
したがって、本発明の実施例は、新たなIPv6ステートレスアドレス自動設定方法を提供する。ホストがRAメッセージのプレフィックス情報オプションにおけるプレフィックスとフラグとに基づいてIPv6ステートレスアドレス自動設定を行うことができるため、ホストがIPv6ステートレスアドレス自動設定を行う方式は、より柔軟になる。
以下では、「ステップ401では、ホストは、ネットワーク設備から送信されたRAメッセージを受信する」について詳細に紹介する。
ある実施方式では、ホストは、ネットワーク設備から周期的に送信されたRAメッセージを受信する。
別の実施方式では、ホストは、RSメッセージをネットワーク設備へ送信し、ネットワーク設備から返信された、当該RSメッセージに応答するRAメッセージを受信する。
ここで、単に「ホストがネットワーク設備から送信されたRAメッセージを受信する」タイミングについて例示的に説明し、当該タイミングを具体的に限定しない。
以下では、「ステップ402では、ホストがプレフィックスとフラグとに基づいてIPv6ステートレスアドレス自動設定を行う」を紹介する。
1つの選択可能な実施方式では、フラグは、アドレス生成方式とIPv6アドレスのライフタイムのリフレッシュ方式とを示すために用いられる。Modeフィールドは、アドレス生成方式を示すために用いられる。Tフィールドは、IPv6アドレスのライフタイムのリフレッシュ方式を示すために用いられる。
RAメッセージ、プレフィックス情報オプション、Modeフィールド、およびTフィールドは、ステップ201の説明を参照すればよく、ここで繰り返し説明しない。
フラグがアドレス生成方式とIPv6アドレスのライフタイムのリフレッシュ方式とを示すために用いられるときに、「ホストプレフィックスとフラグとに基づいてIPv6ステートレスアドレス自動設定を行う」は、少なくとも2種のIPv6ステートレスアドレス自動設定方式を含んでもよい。この2種のIPv6ステートレスアドレス自動設定方式は、それぞれ「プレフィックスとアドレス生成方式とに基づいて、ホストのIPv6アドレスを生成する」と「プレフィックスとIPv6アドレスのライフタイムのリフレッシュ方式とに基づいて、プレフィックスを含むIPv6アドレスをリフレッシュする」である。
以下では、それぞれ上記2種のIPv6ステートレスアドレス自動設定方式について詳細に紹介する。
1)ホストプレフィックスとアドレス生成方式とに基づいて、ホストのIPv6アドレスを生成する。
実施する際、当該アドレス生成方式は、ホストインターフェース識別子生成方式を含む。
ホストは、Modeフィールドに付加されるアドレス生成方式に基づいて、ホストのインターフェース識別子を生成し、インターフェース識別子とRAメッセージプレフィックス情報オプションに付加されるプレフィックスとに基づいて、当該ホストのIPv6アドレスを生成してもよい。
Modeフィールドに付加されるアドレス生成方式に基づいてホストのインターフェース識別子を生成する際、ホストは、Modeフィールドを読み取ってもよい。
Modeフィールドに第1指示情報が付加された場合に、ホストは、第1指示情報で示された第1インターフェース識別子生成方式に基づいてインターフェース識別子を生成する。第1インターフェース識別子生成方式は、乱数を生成し、生成された乱数をインターフェース識別子として特定することを含む。
Modeフィールドに第2指示情報が付加された場合に、ホストは、第2指示情報で示された第2インターフェース識別子生成方式に基づいてインターフェース識別子を生成する。第2インターフェース識別子生成方式は、乱数を生成し、生成された乱数を暗号化し、暗号化された乱数をインターフェース識別子として特定することを含む。
Modeフィールドに第3指示情報が付加された場合に、ホストは、第3指示情報で示された第3インターフェース識別子生成方式に基づいてインターフェース識別子を生成する。第3インターフェース識別子生成方式は、ホストに内蔵されたインターフェース識別子生成方式に基づいてインターフェース識別子を生成することである。
2)ホストプレフィックスとIPv6アドレスのライフタイムのリフレッシュ方式とに基づいて、プレフィックスを含むIPv6アドレスをリフレッシュする。
ホストは、RAメッセージプレフィックス情報オプションにおけるTフィールドを読み取ってもよい。
Tフィールドに第4指示情報が付加された場合に、ホストは、第4指示情報で示された第1リフレッシュ方式に基づいて、プレフィックスを含むIPv6アドレスのライフタイムをリフレッシュする。第1リフレッシュ方式は、プレフィックスを含むIPv6アドレスのライフタイムを強制的にリフレッシュすることを含む。
Tフィールドに第5指示情報が付加された場合に、ホストは、第5指示情報で示された第2リフレッシュ方式に基づいて、プレフィックスを含むIPv6アドレスのライフタイムをリフレッシュする。第2リフレッシュ方式は、ホストのデフォルトのIPv6アドレスのライフタイムのリフレッシュ方式に基づいて、プレフィックスを含むIPv6アドレスのライフタイムをリフレッシュすることを含む。
また、1つの選択可能な実施方式では、ホストは、図5に示す方式に基づいて、「プレフィックスとアドレス生成方式とに基づいて、ホストのIPv6アドレスを生成する」と「プレフィックスとIPv6アドレスのライフタイムのリフレッシュ方式とに基づいて、プレフィックスを含むIPv6アドレスをリフレッシュする」とを実行してもよい。
図5に示すように、図5は、本発明の例示的な実施例に示す別のIPv6ステートレスアドレス自動設定方法のフローチャートである。
ステップ501では、ホストは、ネットワーク設備から送信されたRAメッセージを受信し、RAメッセージは、プレフィックス情報オプションを含み、当該プレフィックス情報オプションは、プレフィックスとフラグとを含む。当該フラグは、アドレス生成方式とIPv6アドレスのライフタイムのリフレッシュ方式とを示すために用いられる。
ステップ502では、ホストが当該プレフィックスを含むIPv6アドレスを生成しなかった場合に、プレフィックスとフラグで示されたアドレス生成方式に基づいて、ホストのIPv6アドレスを生成する。
ステップ503では、ホストが当該プレフィックスを含むIPv6アドレスを生成した場合に、当該フラグで示されたIPv6アドレスのライフタイムのリフレッシュ方式に基づいて、当該プレフィックスを含むIPv6アドレスのライフタイムをリフレッシュする。
図5から分かるように、ホストが毎回RAメッセージを受信する度に必ずしもIPv6アドレスを生成するとは限らず、当該プレフィックスを含むIPv6アドレスを生成しなかったときに当該IPv6アドレスを生成し、当該IPv6アドレスを生成したときに当該IPv6アドレスをリフレッシュすればよい。ホストがIPv6アドレスを頻繁に生成する必要がないため、ホストの動作負担が軽減される。
一方で、ホストがプレフィックス情報オプションにおけるプレフィックスとフラグIPv6とに基づいてステートレスアドレス自動設定を行うため、ホストIPv6ステートレスアドレス自動設定を行う方式は、より柔軟になる。
第3態様では、ホストが当該プレフィックスを含むIPv6アドレスを生成したと特定した後、プレフィックスオプションにおけるIPv6アドレスのライフタイムのリフレッシュ方式に基づいてIPv6アドレスのライフタイムをリフレッシュ可能であるため、ホストがIPv6アドレスのライフタイムをリフレッシュする方式は、より柔軟になる。
説明すべきことは、図5で単に上記2種のIPv6ステートレスアドレス自動設定方式の実施論理を例示的に説明した。ここでこの2種のIPv6ステートレスアドレス自動設定方式の実施論理について具体的に限定しない。
更に説明すべきことは、ホストは、ネットワーク設備から送信されたRAメッセージを受信した後、当該RAメッセージのプレフィックス情報オプションに含まれるAフィールドがセットされなかった場合に、当該プレフィックス情報オプションにおけるModeフィールドとTフィールドとを無視する。
「当該プレフィックス情報オプションにおけるModeフィールドとTフィールドとを無視する」とは、当該プレフィックス情報オプションにおけるModeフィールドとTフィールドとを読み取らないことを指す。
当該RAメッセージのプレフィックス情報オプションにおけるプレフィックスがローカルリンクプレフィックスである場合に、当該プレフィックス情報オプションにおけるModeフィールドとTフィールドとを無視する。
ホストが、プレフィックス情報オプションにおけるフラグに付加されるアドレス生成方式に基づいてIPv6アドレスを生成することをサポートしない場合に、当該プレフィックス情報オプションに含まれるModeフィールドを無視する。
図6を参照すると、図6は、本発明の1つの例示的な実施例に示すIPv6ステートレスアドレス自動設定方法の模式図であり、当該方法は、以下に示すステップを含んでもよい。
ステップ601では、ネットワーク設備は、RAメッセージをホストへ送信する。当該RAメッセージのプレフィックス情報オプションは、プレフィックス、ModeフィールドとTフィールドを含む。
詳細は、上記ステップ201における記述を参照すればよく、ここで繰り返し説明しない。
ステップ602では、ホストは、当該プレフィックスを含むIPv6アドレスを生成したか否かを検出する。
当該ホストは、当該プレフィックスを含むIPv6アドレスを生成した場合に、ステップ603を実行する。
当該ホストは、当該プレフィックスを含むIPv6アドレスを生成しなかった場合に、ステップ604〜ステップ605を実行する。
ステップ603では、当該ホストは、当該プレフィックスを含むIPv6アドレスを生成した場合に、当該Tフィールドに付加される指示情報で示されるIPv6アドレスのライフタイムのリフレッシュ方式に基づいて、当該当該プレフィックスを含むIPv6アドレスのライフタイムをリフレッシュする。
詳細は、ステップ402を参照すればよいため、ここで繰り返し説明しない。
ステップ604では、当該ホストは、当該プレフィックスを含むIPv6アドレスを生成しなかった場合に、当該Modeフィールドに付加される指示情報で示されるインターフェース識別子生成方式に基づいて、インターフェース識別子を生成する。
詳細は、ステップ402を参照すればよいため、ここで繰り返し説明しない。
ステップ605では、ホストは、生成されたインターフェース識別子と当該プレフィックスとに基づいて、当該ホストのIPv6アドレスを生成する。
上述から分かるように、第1態様では、ネットワーク設備設定のプレフィックスとフラグとに基づいてIPv6ステートレスアドレス自動設定を行うため、ホストIPv6ステートレスアドレス自動設定を行う方式は、より柔軟になる。
第2態様では、ホストがプレフィックス情報オプションに含まれるIPv6アドレスのライフタイムのリフレッシュ方式に基づいてIPv6アドレスのライフタイムをリフレッシュ可能であるため、ホストがIPv6アドレスのライフタイムをリフレッシュする方式は、より柔軟になる。
第3態様では、Modeフィールドにインターフェース識別子生成方式が付加され、且つTフィールドに付加されるIPv6アドレスのライフタイムのリフレッシュ方式が当該ネットワーク設備の所在するネットワーキングのネットワーキング設定に適するため、ホストが当該インターフェース識別子生成方式に基づいて生成したIPv6アドレスと、当該IPv6アドレスのライフタイムをリフレッシュする方式とは、当該ネットワーク設備の所在するネットワーキングに一層適する。
第4態様では、ホストがIPv6アドレスを頻繁に生成せず、当該プレフィックスを含むIPv6アドレスを生成しなかったときに当該IPv6アドレスを生成し、当該IPv6アドレスを生成したときに当該IPv6アドレスのライフタイムをリフレッシュすればよいため、ホストがIPv6アドレスを頻繁に生成する必要がなくなり、ホストの動作負担が軽減される。
本発明の実施例は、上記IPv6ステートレスアドレス自動設定方法に対応するIPv6ステートレスアドレス自動設定装置を更に提供する。以下では、IPv6ステートレスアドレス自動設定装置について詳細に説明する。
図7を参照すると、図7は、本発明の1つの例示的な実施例に示すIPv6ステートレスアドレス自動設定装置のブロック図である。当該装置は、ネットワーク設備に適用可能であり、以下の手段を備えてもよい。
送信手段701は、ルータ広告(RA)メッセージをホストへ送信する。RAメッセージは、プレフィックス情報オプションを含み、プレフィックス情報オプションは、プレフィックスとフラグとを含み、プレフィックスとフラグは、IPv6ステートレスアドレス自動設定に用いられる。
一例示では、上記フラグは、アドレス生成方式とIPv6アドレスのライフタイムのリフレッシュ方式とを示すために用いられる。
IPv6ステートレスアドレス自動設定は、ホストのIPv6アドレスを生成すること、またはホストのIPv6アドレスのライフタイムをリフレッシュすることを含む。
一例示では、上記フラグは、ModeフィールドとTフィールドを含む。
Modeフィールドは、アドレス生成方式を示すために用いられ、Tフィールドは、IPv6アドレスのライフタイムのリフレッシュ方式を示すために用いられる。
一例示では、ModeフィールドとTフィールドは、プレフィックス情報オプションに含まれる予備フィールドにおける4つのビットを占用する。
Modeフィールドは、連続する3つのビットを占用し、Tフィールドは、1つのビットを占用する。
一例示では、アドレス生成方式は、ホストがインターフェース識別子を生成する方式を含む。
一例示では、アドレス生成方式は、ネットワーク設備のローカルに予め配置されたインターフェース識別子生成方式に基づいて設置され、または、ネットワーク設備のネットワーキング設定に基づいて設置される。
一例示では、Modeフィールドには、第1指示情報が付加され、第1指示情報は、第1インターフェース識別子生成方式を示し、第1インターフェース識別子生成方式は、乱数を生成し、生成された乱数をホストのインターフェース識別子として特定することを含み、または、
Modeフィールドには、第2指示情報が付加され、第2指示情報は、第2インターフェース識別子生成方式を示し、第2インターフェース識別子生成方式は、乱数を生成し、生成された乱数を暗号化し、暗号化された乱数をホストのインターフェース識別子として特定することを含み、または、
Modeフィールドには、第3指示情報が付加され、第3指示情報は、第3インターフェース識別子生成方式を示し、第3インターフェース識別子生成方式は、ホストに内蔵されたインターフェース識別子生成方式に基づいてホストのインターフェース識別子を生成することを含む。
一例示では、IPv6アドレスのライフタイムのリフレッシュ方式は、ネットワーク設備で予め配置されたIPv6アドレスのライフタイムのリフレッシュ方式に基づいて設置され、または、ホストの既存のIPv6アドレスの総個数と所定個数閾値とに基づいて設置され、または、ネットワーク設備のネットワーキング設定に基づいて設置される。
一例示では、Tフィールドには、第4指示情報が付加され、第4指示情報は、第1リフレッシュ方式を示し、第1リフレッシュ方式は、プレフィックスを含むIPv6アドレスのライフタイムを強制的にリフレッシュすることを含み、または、
Tフィールドには、第5指示情報が付加され、第5指示情報は、第2リフレッシュ方式を示し、第2リフレッシュ方式は、ホストのデフォルトのIPv6アドレスのライフタイムのリフレッシュ方式に基づいて、プレフィックスを含むIPv6アドレスのライフタイムをリフレッシュすることを含む。
一例示では、IPv6アドレスの総個数が所定個数閾値を超えたときに、Tフィールドに第4指示情報が付加される。
IPv6アドレスの総個数が所定個数閾値以下であるときに、Tフィールドに第5指示情報が付加される。
一例示では、プレフィックス情報オプションは、ステートレスアドレス自動割当タグを示すためのAフィールドを更に含む。
送信手段701は、更に、ステートレスアドレス自動割当タグが無効にセットされた場合に、ModeフィールドとTフィールドとをセットしない。
一例示では、送信手段701は、具体的に、RAメッセージをホストへ周期的に送信し、または、ホストから送信されたルータ要請(RS)メッセージを受信した後、RSメッセージに応答するためのRAメッセージをホストへ送信する。
図8を参照すると、図8は、本発明の1つの例示的な実施例に示す別のIPv6ステートレスアドレス自動設定装置のブロック図である。当該装置は、ホストに適用でき、以下の手段を備える。
受信手段801は、ネットワーク設備から送信されたルータ広告(RA)メッセージを受信し、RAメッセージは、プレフィックス情報オプションを含み、プレフィックス情報オプションは、プレフィックスとフラグとを含む。
設定手段802は、プレフィックスとフラグとに基づいてIPv6ステートレスアドレス自動設定を行う。
一例示では、上記フラグは、アドレス生成方式とIPv6アドレスのライフタイムのリフレッシュ方式とを示すために用いられる。
設定手段802は、具体的に、プレフィックスとアドレス生成方式に基づいて、ホストのIPv6アドレスを生成し、または、プレフィックスとIPv6アドレスのライフタイムのリフレッシュ方式に基づいて、プレフィックスを含むIPv6アドレスのライフタイムをリフレッシュする。
一例示では、上記フラグは、ModeフィールドとTフィールドを含む。
Modeフィールドは、アドレス生成方式を示すために用いられ、Tフィールドは、IPv6アドレスのライフタイムのリフレッシュ方式を示すために用いられる。
一例示では、アドレス生成方式は、ホストのインターフェース識別子生成方式を含む。
設定手段802は、プレフィックスとアドレス生成方式に基づいてホストのIPv6アドレスを生成する際、具体的に、Modeフィールドに付加されるアドレス生成方式に基づいて、ホストのインターフェース識別子を生成し、プレフィックスと生成のインターフェース識別子に基づいて、ホストのIPv6アドレスを生成する。
一例示では、設定手段802は、Modeフィールドに付加されるアドレス生成方式に基づいてホストのインターフェース識別子を生成する際、具体的に、
Modeフィールドに第1指示情報が付加された場合に、第1指示情報で示された第1インターフェース識別子生成方式に基づいてインターフェース識別子を生成し(第1インターフェース識別子生成方式は、乱数を生成し、生成された乱数をインターフェース識別子として特定することを含む)、
Modeフィールドに第2指示情報が付加された場合に、第2指示情報で示された第2インターフェース識別子生成方式に基づいてホストのインターフェース識別子を生成し(第2インターフェース識別子生成方式は、乱数を生成し、生成された乱数を暗号化し、暗号化された乱数をホストのインターフェース識別子として特定することを含む)、
Modeフィールドに第3指示情報が付加された場合に、第3指示情報で示された第3インターフェース識別子生成方式に基づいてホストのインターフェース識別子を生成する(第3インターフェース識別子生成方式は、ホストに内蔵されたインターフェース識別子生成方式に基づいてホストのインターフェース識別子を生成する)。
一例示では、設定手段802は、プレフィックスとIPv6アドレスのライフタイムのリフレッシュ方式とに基づいて、プレフィックスを含むIPv6アドレスのライフタイムをリフレッシュする際、具体的に、
Tフィールドに第4指示情報が付加された場合に、第4指示情報で示された第1リフレッシュ方式に基づいて、プレフィックスを含むIPv6アドレスのライフタイムをリフレッシュし(第1リフレッシュ方式は、プレフィックスを含むIPv6アドレスのライフタイムを強制的にリフレッシュすることを含む)、
Tフィールドに第5指示情報が付加された場合に、第5指示情報で示された第2リフレッシュ方式に基づいて、プレフィックスを含むIPv6アドレスのライフタイムをリフレッシュする(第2リフレッシュ方式は、ホストのデフォルトのIPv6アドレスのライフタイムのリフレッシュ方式に基づいて、プレフィックスを含むIPv6アドレスのライフタイムをリフレッシュすることを含む)。
一例示では、設定手段802は、更に、ホストがプレフィックスを含むIPv6アドレスを生成した場合に、プレフィックスとIPv6アドレスのライフタイムのリフレッシュ方式とに基づいて、プレフィックスを含むIPv6アドレスのライフタイムをリフレッシュし、
ホストがプレフィックスを含むIPv6アドレスを生成しなかった場合に、プレフィックスとアドレス生成方式とに基づいて、ホストのIPv6アドレスを生成する。
一例示では、プレフィックス情報オプションは、ステートレスアドレス自動割当タグを示すためのAフィールドを更に含む。
設定手段802は、更に、ステートレスアドレス自動割当タグが無効にセットされた場合に、ModeフィールドとTフィールドとを無視し、プレフィックスがローカルリンクプレフィックスである場合に、ModeフィールドとTフィールドとを無視する。
一例示では、受信手段801は、具体的に、ルータ要請(RS)メッセージをネットワーク設備へ送信し、ネットワーク設備から返信された、RSメッセージに応答するRAメッセージを受信し、または、ネットワーク設備から周期的に送信されたRAメッセージを受信する。
また、本発明の実施例は、ネットワーク設備を更に提供する。
図9を参照すると、図9は、本発明の1つの例示的な実施例に示すネットワーク設備のハードウェア構造図である。
当該ネットワーク設備は、通信インターフェース901、プロセッサ902、機械可読記憶媒体903とバス904を備える。ただし、通信インターフェース901、プロセッサ902と機械可読記憶媒体903は、バス904を介して互いに通信を実施する。プロセッサ902は、機械可読記憶媒体903における、IPv6ステートレスアドレス自動設定の制御論理に対応する機械実行可能な指令を読み取って実行することにより、上述したIPv6ステートレスアドレス自動設定方法を実施することができる。当該プロセッサ902は、単一のCPUであってもよく、CPU、簡単回路、ゲート等のようなハードウェア処理部品の集合であってもよい。当該プロセッサ902は、データ処理機能だけでなく、他の機能(例えば、外部設備とはデータをやりとりする機能)も有してもよい。当該プロセッサ902の実施について、本発明では限定されない。
本文で言及される機械可読記憶媒体903は、如何なる電気的なもの、磁気的なもの、光学的なものまたは他の物理的記憶装置であってもよく、情報(例えば、実行可能な指令、データ等)を含むか記憶可能である。例えば、機械可読記憶媒体は、揮発性メモリ、不揮発性メモリまたは類似する記憶媒体であってもよい。具体的に、機械可読記憶媒体903は、RAM(Random Access Memory、ランダムアクセスメモリ)、フラッシュメモリ、記憶ドライバ(例えば、ハードディスクドライバ)、ソリッド・ステート・ディスク、如何なるタイプの記憶ディスク(例えば、光ディスク、dvd等)、または、類似する記憶媒体やそれらの組み合わせであってもよい。
プロセッサ902は、機械実行可能な指令により、ルータ広告(RA)メッセージをホストへ送信することを実行させ、RAメッセージは、プレフィックス情報オプションを含み、プレフィックス情報オプションは、プレフィックスとフラグとを含み、プレフィックスとフラグは、IPv6ステートレスアドレス自動設定に用いられる。
一例示では、上記フラグは、アドレス生成方式とIPv6アドレスのライフタイムのリフレッシュ方式とを示すために用いられる。
IPv6ステートレスアドレス自動設定は、ホストのIPv6アドレスを生成すること、またはホストのIPv6アドレスのライフタイムをリフレッシュすることを含む。
一例示では、上記フラグは、ModeフィールドとTフィールドを含む。
Modeフィールドは、アドレス生成方式を示すために用いられ、Tフィールドは、IPv6アドレスのライフタイムのリフレッシュ方式を示すために用いられる。
一例示では、ModeフィールドとTフィールドは、プレフィックス情報オプションに含まれる予備フィールドにおける4つのビットを占用する。
Modeフィールドは、連続する3つのビットを占用し、Tフィールドは、1つのビットを占用する。
一例示では、プロセッサ902は、機械実行可能な指令により、以下のことを実施させる。アドレス生成方式は、ホストがインターフェース識別子を生成する方式を含む。
一例示では、アドレス生成方式は、ネットワーク設備のローカルに予め配置されたインターフェース識別子生成方式に基づいて設置され、または、ネットワーク設備のネットワーキング設定に基づいて設置される。
一例示では、Modeフィールドには、第1指示情報と第2指示情報と第3指示情報とのうちの何れか一項が付加されている。
第1指示情報は、第1インターフェース識別子生成方式を示し、第1インターフェース識別子生成方式は、乱数を生成し、生成された乱数をインターフェース識別子として特定することを含む。
第2指示情報は、第2インターフェース識別子生成方式を示し、第2インターフェース識別子生成方式は、乱数を生成し、生成された乱数を暗号化し、暗号化された乱数をインターフェース識別子として特定することを含む。
第3指示情報は、第3インターフェース識別子生成方式を示し、第3インターフェース識別子生成方式は、ホストに内蔵されたインターフェース識別子生成方式に基づいてインターフェース識別子を生成することを含む。
一例示では、プロセッサ902は、機械実行可能な指令により、以下のことを実施させる。IPv6アドレスのライフタイムのリフレッシュ方式は、ネットワーク設備で予め配置されたIPv6アドレスのライフタイムのリフレッシュ方式に基づいて設置され、または、ホストの既存のIPv6アドレスの総個数と所定個数閾値とに基づいて設置され、または、ネットワーク設備のネットワーキング設定に基づいて設置される。
一例示では、Tフィールドには、第4指示情報と第5指示情報とのうちの何れか一項が付加されている。
第4指示情報は、第1リフレッシュ方式を示し、第1リフレッシュ方式は、プレフィックスを含むIPv6アドレスのライフタイムを強制的にリフレッシュすることを含む。
第5指示情報は、第2リフレッシュ方式を示し、第2リフレッシュ方式は、ホストのデフォルトのIPv6アドレスのライフタイムのリフレッシュ方式に基づいて、プレフィックスを含むIPv6アドレスのライフタイムをリフレッシュすることを含む。
一例示では、IPv6アドレスの総個数が所定個数閾値を超えたときに、Tフィールドに第4指示情報が付加される。
IPv6アドレスの総個数が所定個数閾値以下であるときに、Tフィールドに第5指示情報が付加される。
一例示では、プレフィックス情報オプションは、ステートレスアドレス自動割当タグを示すためのAフィールドを更に含む。プロセッサ902は、機械実行可能な指令により、
ステートレスアドレス自動割当タグが無効にセットされた場合に、ModeフィールドとTフィールドとをセットしないことを実行させる。
一例示では、ルータ広告(RA)メッセージをホストへ送信する際、プロセッサ902は、機械実行可能な指令により、
RAメッセージをホストへ周期的に送信すること、または、
ホストから送信されたルータ要請(RS)メッセージを受信した後、RSメッセージに応答するためのRAメッセージをホストへ送信することを実施させる。
また、本発明の実施例は、ホストを更に提供する。
図10を参照すると、図10は、本発明の1つの例示的な実施例に示すホストのハードウェア構造図である。
当該ホストは、通信インターフェース1001、プロセッサ1002、機械可読記憶媒体1003とバス1004を備える。通信インターフェース1001、プロセッサ1002と機械可読記憶媒体1003は、バス1004を介して互いに通信を実施する。プロセッサ1002は、機械可読記憶媒体1003における、IPv6ステートレスアドレス自動設定の制御論理に対応する機械実行可能な指令を読み取って実行することにより、上述したIPv6ステートレスアドレス自動設定方法を実施することができる。
本文で言及される機械可読記憶媒体1003は、如何なる電気的なもの、磁気的なもの、光学的なものまたは他の物理的記憶装置であってもよく、情報(例えば、実行可能な指令、データ等)を含むか記憶できる。例えば、機械可読記憶媒体は、揮発性メモリ、不揮発性メモリまたは類似する記憶媒体であってもよい。具体的に、機械可読記憶媒体1003は、RAM(Radom Access Memory、ランダムアクセスメモリ)、フラッシュメモリ、記憶ドライバ(例えば、ハードディスクドライバ)、ソリッド・ステート・ディスク、如何なるタイプの記憶ディスク(例えば、光ディスク、dvd等)、または、類似する記憶媒体やそれらの組み合わせであってもよい。
プロセッサ1002は、機械実行可能な指令により、
ネットワーク設備から送信されたルータ広告(RA)メッセージを受信し、RAメッセージはプレフィックス情報オプションを含み、プレフィックス情報オプションはプレフィックスとフラグとを含むことと、
プレフィックスとフラグとに基づいてIPv6ステートレスアドレス自動設定を行うこととを実行させる。
一例示では、上記フラグは、アドレス生成方式とIPv6アドレスのライフタイムのリフレッシュ方式とを示すために用いられる。
プレフィックスとフラグとに基づいてIPv6ステートレスアドレス自動設定を行うことは、
プレフィックスとアドレス生成方式とに基づいて、ホストのIPv6アドレスを生成すること、または、
プレフィックスとIPv6アドレスのライフタイムのリフレッシュ方式とに基づいて、プレフィックスを含むIPv6アドレスのライフタイムをリフレッシュすることを含む。
一例示では、上記フラグは、ModeフィールドとTフィールドを含む。
Modeフィールドは、アドレス生成方式を示すために用いられ、Tフィールドは、IPv6アドレスのライフタイムのリフレッシュ方式を示すために用いられる。
一例示では、アドレス生成方式は、ホストがインターフェース識別子を生成する方式を含む。
プレフィックスとアドレス生成方式とに基づいて、ホストのIPv6アドレスを生成することは、
Modeフィールドに付加されるアドレス生成方式に基づいて、ホストのインターフェース識別子を生成することと、
プレフィックスと生成されたインターフェース識別子とに基づいて、ホストのIPv6アドレスを生成することと、を含む。
一例示では、Modeフィールドに付加されるアドレス生成方式に基づいて、ホストのインターフェース識別子を生成する際、プロセッサ1002は、機械実行可能な指令により、
Modeフィールドに第1指示情報が付加された場合に、第1指示情報で示された第1インターフェース識別子生成方式に基づいてホストのインターフェース識別子を生成し、第1インターフェース識別子生成方式は、乱数を生成し、生成された乱数をホストのインターフェース識別子として特定することを含むことと、
Modeフィールドに第2指示情報が付加された場合に、第2指示情報で示された第2インターフェース識別子生成方式に基づいてホストのインターフェース識別子を生成し、第2インターフェース識別子生成方式は、乱数を生成し、生成された乱数を暗号化し、暗号化された乱数をホストのインターフェース識別子として特定することを含むことと、
Modeフィールドに第3指示情報が付加された場合に、第3指示情報で示された第3インターフェース識別子生成方式に基づいてホストのインターフェース識別子を生成し、第3インターフェース識別子生成方式は、ホストに内蔵されたインターフェース識別子生成方式に基づいてホストのインターフェース識別子を生成することであることと、を実行させる。
一例示では、プレフィックスとIPv6アドレスのライフタイムのリフレッシュ方式とに基づいて、プレフィックスを含むIPv6アドレスのライフタイムをリフレッシュする際、プロセッサ1002は、機械実行可能な指令により、
Tフィールドに第4指示情報が付加された場合に、第4指示情報で示された第1リフレッシュ方式に基づいて、プレフィックスを含むIPv6アドレスのライフタイムをリフレッシュし、第1リフレッシュ方式が、プレフィックスを含むIPv6アドレスのライフタイムを強制的にリフレッシュすることを含むことと、
Tフィールドに第5指示情報が付加された場合に、第5指示情報で示された第2リフレッシュ方式に基づいて、プレフィックスを含むIPv6アドレスのライフタイムをリフレッシュし、第2リフレッシュ方式が、ホストのデフォルトのIPv6アドレスのライフタイムのリフレッシュ方式に基づいて、プレフィックスを含むIPv6アドレスのライフタイムをリフレッシュすることを含むことと、を実行させる。
一例示では、プレフィックスとフラグとに基づいてIPv6ステートレスアドレス自動設定を行う前に、プロセッサ1002は、機械実行可能な指令により、
ホストがプレフィックスを含むIPv6アドレスを生成した場合に、プレフィックスとIPv6アドレスのライフタイムのリフレッシュ方式とに基づいて、プレフィックスを含むIPv6アドレスのライフタイムをリフレッシュすることと、
ホストがプレフィックスを含むIPv6アドレスを生成しなかった場合に、プレフィックスとアドレス生成方式とに基づいて、ホストのIPv6アドレスを生成することと、を実行させる。
一例示では、プレフィックス情報オプションは、ステートレスアドレス自動割当タグを示すためのAフィールドを更に含み、プロセッサ1002は、機械実行可能な指令により、
ステートレスアドレス自動割当タグが無効にセットされた場合に、ModeフィールドとTフィールドとを無視することと、
プレフィックスがローカルリンクプレフィックスである場合に、ModeフィールドとTフィールドとを無視することと、を実行させる。
一例示では、ネットワーク設備から送信されたルータ広告(RA)メッセージを受信する際、プロセッサ1002は、機械実行可能な指令により、
ルータ要請(RS)メッセージをネットワーク設備へ送信し、ネットワーク設備から返信された、RSメッセージに応答するRAメッセージを受信すること、または、
ネットワーク設備から周期的に送信されたRAメッセージを受信することを実行させる。
上記装置における各手段の機能及び作用の実現手順は、上記方法の対応ステップの実現手順を詳細に参照すればよいため、ここで繰り返し説明しない。
装置実施例は、方法実施例に基本的に対応するため、その関連箇所が方法実施例部分の説明を参照すればよい。上述した装置実施例は、単に例示であり、その中、分離部品として説明される手段が物理的に分離されるものであってもよくでなくてもよい。また、手段として表示される部品は、物理手段であってもでなくてもよい。更に、それらの手段は、1箇所に位置してもよく、複数のネットワークセルに分散してもよい。実際の需要に応じてその中の一部または全部のモジュールを選択して本実施例の目的を果たすことが可能である。当業者は、進歩性に値する労働をせずに、理解して実施可能である。
上述したのは、本発明の好適な実施例に過ぎず、本発明を制限するためのものではない。本発明の精神及び原則内でなされた如何なる変更、均等物による置換、改良等も、本発明の保護範囲内に含まれる。

Claims (23)

  1. ネットワーク設備に用いられるIPv6ステートレスアドレス自動設定方法であって、
    ルータ広告(RA)メッセージをホストへ送信するステップを含み、
    前記RAメッセージは、プレフィックス情報オプションを含み、前記プレフィックス情報オプションは、プレフィックスとフラグとを含み、前記プレフィックスと前記フラグは、IPv6ステートレスアドレス自動設定に用いられることを特徴とするIPv6ステートレスアドレス自動設定方法。
  2. 前記フラグは、アドレス生成方式とIPv6アドレスのライフタイムのリフレッシュ方式とを示すために用いられ、
    前記IPv6ステートレスアドレス自動設定は、前記ホストのIPv6アドレスを生成すること、または、前記ホストのIPv6アドレスのライフタイムをリフレッシュすることを含むことを特徴とする請求項1に記載のIPv6ステートレスアドレス自動設定方法。
  3. 前記フラグは、ModeフィールドとTフィールドを含み、
    前記Modeフィールドは、前記アドレス生成方式を示すために用いられ、
    前記Tフィールドは、前記IPv6アドレスのライフタイムのリフレッシュ方式を示すために用いられることを特徴とする請求項2に記載のIPv6ステートレスアドレス自動設定方法。
  4. 前記Modeフィールドと前記Tフィールドは、前記プレフィックス情報オプションに含まれる予備フィールドにおける4つのビットを占用し、
    前記Modeフィールドは連続する3つのビットを占用し、前記Tフィールドは1つのビットを占用することを特徴とする請求項3に記載のIPv6ステートレスアドレス自動設定方法。
  5. 前記アドレス生成方式は、前記ホストがインターフェース識別子を生成する方式を含むことを特徴とする請求項3に記載のIPv6ステートレスアドレス自動設定方法。
  6. 前記アドレス生成方式は、前記ネットワーク設備のローカルに予め配置されたインターフェース識別子生成方式に基づいて設置され、または、前記ネットワーク設備のネットワーキング設定に基づいて設置されることを特徴とする請求項5に記載のIPv6ステートレスアドレス自動設定方法。
  7. 前記Modeフィールドには、第1指示情報と第2指示情報と第3指示情報とのうちの何れか一項が付加され、
    前記第1指示情報は、第1インターフェース識別子生成方式を示し、前記第1インターフェース識別子生成方式は、乱数を生成し、生成された乱数を前記ホストのインターフェース識別子として特定することを含み、
    前記第2指示情報は、第2インターフェース識別子生成方式を示し、前記第2インターフェース識別子生成方式は、乱数を生成し、生成された乱数を暗号化し、暗号化された乱数を前記ホストのインターフェース識別子として特定することを含み、
    前記第3指示情報は、第3インターフェース識別子生成方式を示し、前記第3インターフェース識別子生成方式は、ホストに内蔵されたインターフェース識別子生成方式に基づいて前記ホストのインターフェース識別子を生成することを含むことを特徴とする請求項5に記載のIPv6ステートレスアドレス自動設定方法。
  8. 前記IPv6アドレスのライフタイムのリフレッシュ方式は、前記ネットワーク設備で予め配置されたIPv6アドレスのライフタイムのリフレッシュ方式に基づいて設置され、または、前記ホストの既存のIPv6アドレスの総個数と所定個数閾値とに基づいて設置され、または、前記ネットワーク設備のネットワーキング設定に基づいて設置されることを特徴とする請求項3に記載のIPv6ステートレスアドレス自動設定方法。
  9. 前記Tフィールドには、第4指示情報と第5指示情報とのうちの何れか一項が付加され、
    前記第4指示情報は、第1リフレッシュ方式を示し、前記第1リフレッシュ方式は、前記プレフィックスを含むIPv6アドレスのライフタイムを強制的にリフレッシュすることを含み、
    前記第5指示情報は、第2リフレッシュ方式を示し、前記第2リフレッシュ方式は、ホストのデフォルトのIPv6アドレスのライフタイムのリフレッシュ方式に基づいて、前記プレフィックスを含むIPv6アドレスのライフタイムをリフレッシュすることを含むことを特徴とする請求項8に記載のIPv6ステートレスアドレス自動設定方法。
  10. 前記IPv6アドレスの総個数が所定個数閾値を超えたときに、前記Tフィールドに第4指示情報が付加され、
    前記IPv6アドレスの総個数が所定個数閾値以下であるときに、前記Tフィールドに第5指示情報が付加されることを特徴とする請求項9に記載のIPv6ステートレスアドレス自動設定方法。
  11. 前記プレフィックス情報オプションは、ステートレスアドレス自動割当タグを示すためのAフィールドを更に含み、
    前記IPv6ステートレスアドレス自動設定方法は、
    前記ステートレスアドレス自動割当タグが無効にセットされた場合に、前記Modeフィールドと前記Tフィールドとをセットしないステップを更に含むことを特徴とする請求項3に記載のIPv6ステートレスアドレス自動設定方法。
  12. 前記ルータ広告(RA)メッセージをホストへ送信することは、
    RAメッセージを周期的に前記ホストへ送信すること、または、
    前記ホストから送信されたルータ要請(RS)メッセージを受信した後、前記RSメッセージに応答するためのRAメッセージを前記ホストへ送信することを含むことを特徴とする請求項1に記載のIPv6ステートレスアドレス自動設定方法。
  13. ホストに用いられるIPv6ステートレスアドレス自動設定方法であって、
    ネットワーク設備から送信されたルータ広告(RA)メッセージを受信するステップであって、前記RAメッセージがプレフィックス情報オプションを含み、前記プレフィックス情報オプションがプレフィックスとフラグとを含むステップと、
    前記プレフィックスと前記フラグに基づいてIPv6ステートレスアドレス自動設定を行うステップと、を含むことを特徴とするIPv6ステートレスアドレス自動設定方法。
  14. 前記フラグは、アドレス生成方式とIPv6アドレスのライフタイムのリフレッシュ方式とを示すために用いられ、
    前記プレフィックスと前記フラグに基づいてIPv6ステートレスアドレス自動設定を行うステップは、
    前記プレフィックスと前記アドレス生成方式とに基づいて、前記ホストのIPv6アドレスを生成すること、または、
    前記プレフィックスと前記IPv6アドレスのライフタイムのリフレッシュ方式とに基づいて、前記プレフィックスを含むIPv6アドレスのライフタイムをリフレッシュすること、を含むことを特徴とする請求項13に記載のIPv6ステートレスアドレス自動設定方法。
  15. 前記フラグは、ModeフィールドとTフィールドを含み、
    前記Modeフィールドは、前記アドレス生成方式を示すために用いられ、前記Tフィールドは、前記IPv6アドレスのライフタイムのリフレッシュ方式を示すために用いられることを特徴とする請求項14に記載のIPv6ステートレスアドレス自動設定方法。
  16. 前記アドレス生成方式は、前記ホストがインターフェース識別子を生成する方式を含み、
    前記プレフィックスと前記アドレス生成方式とに基づいて、前記ホストのIPv6アドレスを生成することは、
    前記Modeフィールドに付加されるアドレス生成方式に基づいて、前記ホストのインターフェース識別子を生成することと、
    前記プレフィックスと生成されたインターフェース識別子とに基づいて、前記ホストのIPv6アドレスを生成することと、を含むことを特徴とする請求項15に記載のIPv6ステートレスアドレス自動設定方法。
  17. 前記Modeフィールドに付加されるアドレス生成方式に基づいて、前記ホストのインターフェース識別子を生成することは、
    前記Modeフィールドに第1指示情報が付加された場合に、前記第1指示情報で示された第1インターフェース識別子生成方式に基づいて前記ホストのインターフェース識別子を生成し、前記第1インターフェース識別子生成方式は、乱数を生成し、生成された乱数を前記ホストのインターフェース識別子として特定することを含むことと、
    前記Modeフィールドに第2指示情報が付加された場合に、前記第2指示情報で示された第2インターフェース識別子生成方式に基づいて前記ホストのインターフェース識別子を生成し、前記第2インターフェース識別子生成方式は、乱数を生成し、生成された乱数を暗号化し、暗号化された乱数を前記ホストのインターフェース識別子として特定することを含むことと、
    前記Modeフィールドに第3指示情報が付加された場合に、前記第3指示情報で示された第3インターフェース識別子生成方式に基づいて前記ホストのインターフェース識別子を生成し、前記第3インターフェース識別子生成方式は、ホストに内蔵されたインターフェース識別子生成方式に基づいて前記ホストのインターフェース識別子を生成することであることと、を含むことを特徴とする請求項16に記載のIPv6ステートレスアドレス自動設定方法。
  18. 前記プレフィックスと前記IPv6アドレスのライフタイムのリフレッシュ方式とに基づいて、前記プレフィックスを含むIPv6アドレスのライフタイムをリフレッシュすることは、
    前記Tフィールドに第4指示情報が付加された場合に、第4指示情報で示された第1リフレッシュ方式に基づいて、前記プレフィックスを含むIPv6アドレスのライフタイムをリフレッシュし、前記第1リフレッシュ方式は、前記プレフィックスを含むIPv6アドレスのライフタイムを強制的にリフレッシュすることを含むことと、
    前記Tフィールドに第5指示情報が付加された場合に、第5指示情報で示された第2リフレッシュ方式に基づいて、前記プレフィックスを含むIPv6アドレスのライフタイムをリフレッシュし、前記第2リフレッシュ方式は、ホストのデフォルトのIPv6アドレスのライフタイムのリフレッシュ方式に基づいて、前記プレフィックスを含むIPv6アドレスのライフタイムをリフレッシュすることを含むことと、を含むことを特徴とする請求項15に記載のIPv6ステートレスアドレス自動設定方法。
  19. 前記プレフィックスとフラグに基づいてIPv6ステートレスアドレス自動設定を行う前に、前記IPv6ステートレスアドレス自動設定方法は、
    前記ホストが前記プレフィックスを含むIPv6アドレスを生成した場合に、前記プレフィックスと前記IPv6アドレスのライフタイムのリフレッシュ方式とに基づいて、前記プレフィックスを含むIPv6アドレスのライフタイムをリフレッシュするステップと、
    前記ホストが前記プレフィックスを含むIPv6アドレスを生成しなかった場合に、前記プレフィックスと前記アドレス生成方式とに基づいて、前記ホストのIPv6アドレスを生成するステップと、を更に含むことを特徴とする請求項14に記載のIPv6ステートレスアドレス自動設定方法。
  20. 前記プレフィックス情報オプションは、ステートレスアドレス自動割当タグを示すためのAフィールドを更に含み、
    前記IPv6ステートレスアドレス自動設定方法は、
    前記ステートレスアドレス自動割当タグが無効にセットされた場合に、前記Modeフィールドと前記Tフィールドとを無視するステップと、
    前記プレフィックスがローカルリンクプレフィックスである場合に、前記Modeフィールドと前記Tフィールドとを無視するステップと、を更に含むことを特徴とする請求項15に記載のIPv6ステートレスアドレス自動設定方法。
  21. 前記ネットワーク設備から送信されたルータ広告(RA)メッセージを受信するステップは、
    ルータ要請(RS)メッセージを前記ネットワーク設備へ送信し、前記ネットワーク設備から返信された、前記RSメッセージに応答するRAメッセージを受信すること、または、
    前記ネットワーク設備から周期的に送信されたRAメッセージを受信することを含むことを特徴とする請求項13に記載のIPv6ステートレスアドレス自動設定方法。
  22. ネットワーク設備であって、
    プロセッサと機械可読記憶媒体とを備え、
    前記機械可読記憶媒体には、前記プロセッサで実行可能な機械実行可能な指令が記憶され、
    前記プロセッサは、前記機械実行可能な指令によって、請求項1乃至12の何れか一項に記載の方法を実施させることを特徴とするネットワーク設備。
  23. ホストであって、
    プロセッサと機械可読記憶媒体とを備え、
    前記機械可読記憶媒体には、前記プロセッサで実行可能な機械実行可能な指令が記憶され、
    前記プロセッサは、前記機械実行可能な指令によって、請求項13乃至21の何れか一項に記載の方法を実施させることを特徴とするホスト。
JP2020033994A 2019-03-28 2020-02-28 IPv6ステートレスアドレス自動設定 Active JP6982114B2 (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CN201910241512.X 2019-03-28
CN201910241512.XA CN109921898A (zh) 2019-03-28 2019-03-28 IPv6无状态地址生成方法及装置
CN201910580274.5 2019-06-28
CN201910580274.5A CN111435912B (zh) 2019-03-28 2019-06-28 IPv6无状态地址自动配置方法、网络设备及主机

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020167668A true JP2020167668A (ja) 2020-10-08
JP6982114B2 JP6982114B2 (ja) 2021-12-17

Family

ID=66967192

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020033994A Active JP6982114B2 (ja) 2019-03-28 2020-02-28 IPv6ステートレスアドレス自動設定

Country Status (4)

Country Link
US (1) US11329948B2 (ja)
EP (1) EP3716583B1 (ja)
JP (1) JP6982114B2 (ja)
CN (2) CN109921898A (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112367257B (zh) * 2020-10-30 2022-10-21 新华三技术有限公司 路由通告方法及装置
CN114520802A (zh) * 2020-11-18 2022-05-20 青岛海信宽带多媒体技术有限公司 一种通信方法、客户端、网关及系统
CN112671947B (zh) * 2020-12-25 2022-12-16 香港中文大学(深圳) 一种IPv6地址的生成方法、生成装置及负载均衡器
CN113347282A (zh) * 2021-05-25 2021-09-03 清华大学 一种用于卫星互联网的ip地址分配与查重方法及系统
CN113660357B (zh) * 2021-08-17 2023-10-27 烽火通信科技股份有限公司 一种IPv6双栈系统自动获取IP地址的方法和装置
CN114285825A (zh) * 2021-12-17 2022-04-05 浪潮思科网络科技有限公司 一种基于IPv6无状态地址分配的冗余方法、设备及介质
CN114338527B (zh) * 2021-12-30 2023-09-08 中国电信股份有限公司 IPv6主动标识符处理方法及系统
US20230269223A1 (en) * 2022-02-22 2023-08-24 Cisco Technology, Inc. Secured advertisement of autoconfigured internet protocol prefixes in a cloud environment

Family Cites Families (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20040240669A1 (en) * 2002-02-19 2004-12-02 James Kempf Securing neighbor discovery using address based keys
US7457253B2 (en) * 2002-03-26 2008-11-25 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) System, an arrangement and a method relating to IP-addressing
EP1355447B1 (en) * 2002-04-17 2006-09-13 Canon Kabushiki Kaisha Public key certification providing apparatus
US7734745B2 (en) * 2002-10-24 2010-06-08 International Business Machines Corporation Method and apparatus for maintaining internet domain name data
US7542458B2 (en) * 2003-11-25 2009-06-02 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for efficiently using air-link resources to maintain IP connectivity for intermittently active wireless terminals
KR100710530B1 (ko) * 2005-10-21 2007-04-23 삼성전자주식회사 연결 중심 무선 링크를 가지는 무선 이동 통신 시스템에서아이피 주소 구성 및 등록 방법
JP4251646B2 (ja) * 2005-12-12 2009-04-08 株式会社東芝 ブリッジ装置、ブリッジ装置の制御方法および制御プログラム
EP1845681A1 (en) * 2006-04-12 2007-10-17 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Connection based local IP-mobility
CN101083610A (zh) * 2006-05-30 2007-12-05 西门子(中国)有限公司 提高移动节点在无线局域网中切换速度的方法及移动节点
KR20090096121A (ko) * 2008-03-07 2009-09-10 삼성전자주식회사 IPv6 네트워크의 상태 보존형 주소 설정 프로토콜 처리방법 및 그 장치
CN102843441B (zh) * 2011-06-24 2017-02-22 华为技术有限公司 控制地址配置方式的方法和设备
US8886775B2 (en) * 2012-03-08 2014-11-11 Cisco Technology, Inc. Dynamic learning by a server in a network environment
US9407493B2 (en) * 2012-04-19 2016-08-02 Futurewei Technologies, Inc. System and apparatus for router advertisement options for configuring networks to support multi-homed next hop routes
CN102833732B (zh) * 2012-07-25 2017-03-29 中兴通讯股份有限公司 一种IPv6地址无状态自动配置的系统、数据卡及其实现方法
US9445354B2 (en) * 2013-02-05 2016-09-13 Mediatek Inc. Apparatus and method for acquiring IPv6 domain name system server and SIP server address
CN103179227B (zh) * 2013-03-21 2016-05-11 北京邮电大学 IPv6网络中的主机选择和切换地址配置方式的方法
CN109548009B (zh) * 2017-07-31 2021-02-23 华为技术有限公司 释放ip地址的方法、装置、网络设备及系统
CN109873760B (zh) * 2017-12-01 2020-08-07 华为技术有限公司 处理路由的方法和装置、以及数据传输的方法和装置
CN108848100B (zh) * 2018-06-27 2020-10-20 清华大学 一种有状态IPv6地址生成方法及装置
CN109327558A (zh) * 2018-10-30 2019-02-12 新华三技术有限公司合肥分公司 地址管理方法及装置
CN111417092B (zh) * 2019-01-04 2023-03-24 华硕电脑股份有限公司 支持单个一对一侧链路通信链路车联网服务的方法和设备

Non-Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
""IPv6 Stateless Address Autoconfiguration; rfc4862"", IETF, JPN6021005135, September 2007 (2007-09-01), ISSN: 0004448849 *
"マスタリングTCP/IP IPv6編 第2版", オーム社開発局, JPN6021005132, 25 July 2013 (2013-07-25), ISSN: 0004448848 *

Also Published As

Publication number Publication date
JP6982114B2 (ja) 2021-12-17
CN111435912A (zh) 2020-07-21
US11329948B2 (en) 2022-05-10
CN111435912B (zh) 2022-07-29
CN109921898A (zh) 2019-06-21
EP3716583B1 (en) 2023-06-28
US20200314059A1 (en) 2020-10-01
EP3716583A1 (en) 2020-09-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6982114B2 (ja) IPv6ステートレスアドレス自動設定
KR100728040B1 (ko) IPv6 유니크 로컬 주소 생성 방법 및 장치
US8886776B2 (en) Communication apparatus and storing medium
EP2913983A2 (en) Method and system for managing ipv6 address conflict automatically
JP2006203871A (ja) 通信機器、通信方法、通信プログラム、及び記録媒体
JP2019515553A (ja) パケット伝送
CN106878161B (zh) 用于解析域名系统请求的方法和系统
JP2013090089A (ja) 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
JP2004260463A (ja) ルータ装置、通信装置、ネットワークアドレス管理システム、ネットワークアドレス管理方法及びネットワークアドレス管理プログラム
US7916733B2 (en) Data communication apparatus, data communication method, program, and storage medium
JP2008204110A (ja) サーバ装置、サーバ装置の制御方法およびサーバシステム
EP1701517B1 (en) System, method and recording medium for autoconfiguration of an IPv6 address avoiding duplicate addresses
EP2911367B1 (en) Method and system for releasing addresses
JP2006521034A (ja) ローミング移動ノードへの正確なアクセスのための方法、装置及びシステム
JP2009159485A (ja) 情報処理システム、方法及びプログラム
JP2009177444A (ja) Macアドレス管理装置
EP2381651A1 (en) Method of generating an internet protocol address
KR100471791B1 (ko) 맥 어드레스 처리 방법
CN115604231A (zh) 网络地址的配置方法、路由设备、节点设备和存储介质
CN113676352A (zh) 一种lldp工作模式的配置方法及组件
JP4483632B2 (ja) 移動通信システムおよび移動通信方法
JP2004056477A (ja) 通信制御装置及び方法
JP4235672B2 (ja) 情報処理装置、データ通信方法、プログラム及び記録媒体
CN114189529A (zh) 分布式系统、分布式节点及配置方法
JP2006262068A (ja) 移動通信システムおよび移動通信方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200228

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210208

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210224

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210521

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211026

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211118

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6982114

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150