JP2020167555A - 対話サービス提供装置および対話サービス提供方法 - Google Patents

対話サービス提供装置および対話サービス提供方法 Download PDF

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功 植松
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涼 天野
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和正 新田
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Abstract

【課題】雑談をしたいユーザに対し満足感の高い対話サービスを提供する対話サービス提供装置を提供する。【解決手段】対話サービス提供装置は、ユーザからの対話の要求指令の有無を判定するとともに、要求指令に含まれる対話ジャンルを特定する指令解釈部342と、複数の相手側ユーザの情報を記憶する相手情報データベース332と、対話可能な相手側ユーザを認識するユーザ認識部343と、ユーザからの対話の要求指令がありと判定されると、要求指令に含まれる対話ジャンルと相手情報データベース332に記憶された対話ジャンルとに基づいて、対話相手候補を抽出する候補抽出部344と、抽出された対話相手候補の情報を車載端末10に出力し、それに対し車載端末10から対話許可指令が入力されると、対話相手候補を対話相手に決定し、この対話相手の相手側端末20と車載端末10とを通話可能に接続する通話接続部346と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、対話に関するサービスをユーザに提供する対話サービス提供装置および対話サービス提供方法に関する。
従来より、ユーザの音声入力による発話の意図に応じて、音声入力に対する応答の方法を変更するようにした装置が知られている(例えば特許文献1参照)。この特許文献1記載の装置では、ユーザの音声入力による発話の意図を解釈し、解釈された発話の意図が情報の検索である場合には、外部のサーチエンジンを利用して情報を検索する一方、解釈された発話の意図が情報の検索でない場合には、予め決められた雑談データの中から発話に応じた雑談データを抽出する。
特開2014−98844号公報
しかしながら、上記特許文献1記載の装置では、ユーザの発話の意図が情報の検索でない場合に、予め決められた雑談データを用いて応答情報を生成するにすぎないため、雑談をしたいユーザにとって、満足感の高い対話サービスとはいえない。
本発明の一態様は、音声を入出力可能なユーザ機器を介した対話サービスをユーザに提供する対話サービス提供装置であって、ユーザ機器を介して入力されたユーザの音声を解釈し、解釈結果に基づいて、ユーザからの対話の要求指令の有無を判定するとともに、要求指令に含まれる対話ジャンルを特定する指令解釈部と、音声を入出力可能な相手側機器の情報と対話ジャンルの情報とが紐付けられた複数の相手側ユーザの情報を予め記憶する相手情報記憶部と、複数の相手側ユーザのうちの対話が可能な相手側ユーザを認識するユーザ認識部と、指令解釈部によりユーザからの対話の要求指令がありと判定されると、ユーザ認識部により対話が可能と認識された相手側ユーザの中から、指令解釈部により特定された対話ジャンルと相手情報記憶部に記憶された対話ジャンルとに基づいて、対話相手候補を抽出する候補抽出部と、相手情報記憶部に記憶された複数の相手側ユーザの情報のうちの候補抽出部により抽出された対話相手候補の情報をユーザ機器に出力する情報出力部と、情報出力部により対話相手候補の情報が出力された後に、ユーザ機器から対話許可指令が入力されると、対話相手候補を対話相手に決定し、この対話相手の前記相手側機器とユーザ機器とを通話可能に接続する通話接続部と、を備える。
本発明の他の態様は、音声を入出力可能なユーザ機器を介した対話サービスをユーザに提供する対話サービス提供方法であって、コンピュータにより実行される、ユーザ機器を介して入力された音声を解釈し、解釈結果に基づいて、ユーザからの対話の要求指令の有無を判定するとともに、要求指令に含まれる対話ジャンルを特定するステップと、複数の相手側ユーザのうちの対話が可能な相手側ユーザを認識するステップと、ユーザからの対話の要求指令がありと判定されると、対話が可能と認識された相手側ユーザの中から、要求指令に含まれる対話ジャンルと、予め記憶された相手側ユーザの情報に紐付けられた対話ジャンルとに基づいて、対話相手候補を抽出するステップと、抽出された対話相手候補の情報を前記ユーザ機器に出力するステップと、対話相手候補の情報が出力された後に、ユーザ機器から対話許可指令が入力されると、対話相手候補を対話相手に決定し、この対話相手の前記相手側機器とユーザ機器とを通話可能に接続するステップと、を含む。
本発明によれば、雑談をしたいユーザに対し満足感の高い対話サービスを提供することができる。
本発明の実施形態に係る対話サービス提供装置を有する対話サービス提供システムの概略構成を示す図。 図1の対話サービス提供システムの全体構成を示すブロック図。 対話ジャンルの階層化の一例を示す図。 図2の車載端末の入出力部に表示される表示画像の一例を示す図。 図2の車載端末の入出力部に表示される表示画像の他の例を示す図。 図2のサーバ装置で実行される処理の一例を示すフローチャート。 車両の手動運転モード時における通話許可フラグおよび通話禁止フラグの出力に関する処理の一例を示すフローチャート。
以下、図1〜図6を参照して本発明の実施形態について説明する。本発明の実施形態に係る対話サービス提供装置は、音声を入出力可能なユーザ機器を介して対話サービスをユーザに提供するように構成される。ユーザ機器としては、ユーザが使用するパーソナルコンピュータや、スマートフォンに代表される携帯無線端末等、種々のものを用いることができるが、以下では、ユーザが乗車する車両に搭載された車載端末を、ユーザ機器として用いる例を説明する。したがって、対話サービスが提供されるユーザを、乗車中のユーザに想定する。
図1は、本発明の実施形態に係る対話サービス提供装置101を有する対話サービス提供システム100の概略構成を示す図である。図1に示すように、対話サービス提供システム100は、ユーザ1が乗車する車両2に搭載された車載端末10と、ユーザ1の対話相手となりうる複数の相手側ユーザ3が使用する相手側端末20と、サーバ装置30とを有する。なお、乗車中のユーザ1が携帯する携帯端末10aを、車載端末10とともに、あるいは車載端末10の代わりに用いて、対話サービス提供システム100を構成することもできる。携帯端末10aには、ユーザ固有の識別ID(ユーザID)が付されており、予めユーザ1が自身の情報(ユーザ情報)をサーバ装置30に登録するときに用いることができる。
相手側ユーザ3には、自宅や施設等でパーソナルコンピュータ20aを用いて対話するユーザ3a、屋内または屋外で携帯無線端末20bを用いて対話するユーザ3b、車両2に搭載された車載端末20cを用いて対話するユーザ3c等、種々のユーザが含まれる。したがって、相手側端末20は、パーソナルコンピュータ20a、携帯無線端末20b、車載端末20c等により構成される。なお、図1のユーザ1,3は、対話サービスを受けるまたは提供するとして予めサーバ装置30に登録されたユーザである。相手側ユーザ3は、ユーザ1の知人である必要はない。なお、ユーザ1の知人が相手側ユーザ3に含まれてもよい。
車両2は、例えば自動運転機能を有する自動運転車両として構成することができる。車両2は、ドライバ(ユーザ1)による運転操作が不要な自動運転モードでの走行だけでなく、ドライバの運転操作による手動運転モードでの走行も可能である。例えば、車両2に設けられた手動自動切換スイッチの操作に応じて、自動運転モードと手動運転モードとに切り換えられる。ドライバによる手動自動切換スイッチの操作によらずに、車両周囲の状況に応じて手動運転モードから自動運転モードに、あるいは自動運転モードから手動運転モードへ自動的に切り換えるようにしてもよい。なお、相手側ユーザ3cの車両も同様に、自動運転車両して構成することができる。
車載端末10と相手側端末20とサーバ装置30とは、無線通信網、インターネット網、電話回線網などの通信ネットワーク4に接続される。なお、通信ネットワーク4には、所定の管理地域ごとに設けられた閉鎖的な通信網、例えば無線LAN、Wi−Fi(登録商標)等も含まれる。本実施形態に係る対話サービス提供装置101は、主にサーバ装置30により構成される。
図2は、対話サービス提供システム100の全体構成を示すブロック図である。なお、図2には、単一の相手側端末20が示されるが、実際には複数の相手側端末20が存在し(図1)、図2には代表的な相手側端末20の構成が示される。また、図2では、単一のサーバ装置30が示されるが、サーバ装置30の機能を、複数のサーバ装置に分散させてもよい。
車載端末10は、例えば車載ナビゲーション装置を含んで構成される。図2に示すように、車載端末10は、通信ユニット11と、GPSユニット12と、入出力部13と、記憶部14と、演算部15と、を有する。車載端末10には、センサ群16と、アクチュエータ17とが接続される。
センサ群16は、車両状態を検出する各種センサと、車両周囲の状況を検出する各種センサとを含む。車両状態を検出するセンサには、車速を検出する車速センサ、車両2に作用する加速度を検出する加速度センサ、車両2の重心の鉛直軸回りの回転角速度を検出するヨーレートセンサなどが含まれる。車両周囲の状況を検出するセンサには、ライダ、レーダ、カメラ等が含まれ、これらのセンサにより、車両2の周囲の障害物の有無や車両2の前方を走行する前方車両までの距離等が検出および計測される。
アクチュエータ17は、車両2の走行動作に関する各種機器を作動させるための走行用アクチュエータを含む。走行用アクチュエータには、エンジンの吸入空気量を調節するスロットル用アクチュエータ、変速機を作動する変速用アクチュエータ、制動装置を作動するブレーキ用アクチュエータ、および操舵装置を作動する操舵用アクチュエータなどが含まれる。
通信ユニット11は、通信ネットワーク4を介してサーバ装置30と無線通信可能に構成される。車載端末10には、予めユーザ1の固有の識別ID(ユーザID)が付されており、通信ユニット11は、ユーザIDとともに、GPSユニット12、入出力部13、およびセンサ群16などからの信号を、所定周期でサーバ装置30に送信する。
GPSユニット12は、GPS衛星からの測位信号を受信するGPS受信機を有し、GPS受信機からの信号に基づいて車両2の絶対位置(緯度、経度など)、すなわちユーザ1の位置を検出する。
入出力部13は、いわゆるヒューマンマシンインターフェース(HMI)であり、ユーザ1が操作可能な各種スイッチやボタン、モニタなどを含むスイッチ群131と、ユーザ1からの音声を入力およびユーザ1に音声を出力する音声入出力装置132とを有する。スイッチ群131には、例えば空調装置やオーディオ装置などの車両装備品の作動を指令するスイッチが含まれる。音声入出力装置132は、ユーザ1の発話を音声信号として取得する音声入力部を構成するマイクと、音声信号を音声に変換してユーザ1に対し出力する音声出力部を構成するスピーカとを有する。
音声入出力装置132のマイクが取得した信号は、演算部15がA/D変換器を介して音声データに変換し、サーバ装置30に送信する。演算部15は、ユーザ1の発話をテキストデータに変換してサーバ装置30に送信することもできる。演算部15は、ユーザ1の発話内容を解釈し、発話内容に応じた信号をサーバ装置30に送信することもできる。音声入出力装置132のスピーカからは、相手側ユーザ3の音声を出力することができる。各種音声メッセージ、着信音、音楽等をスピーカから出力することもできる。
記憶部14は、揮発性または不揮発性メモリを有する。記憶部14には、演算部15が実行する各種のプログラムや、各種のデータが記憶される。各種のデータには、道路データを含む地図データが含まれ、この地図データを用いて自動運転モードにおいて車両2の走行軌道が制御される。
演算部15は、動作回路としてのCPUを有し、入出力部13を介して入力された信号、センサ群16で検出された信号、および記憶部14に記憶されたデータ等に基づいて所定の処理を実行し、アクチュエータ17および入出力部13に制御信号を出力する。例えば、自動運転モードにおいては、演算部15が、目的地までの目標ルートを生成し、目標ルートに沿って車両2が走行するようにアクチュエータ17に制御信号を出力する。
また、演算部15は、音声入出力装置132を介したユーザ1からの音声指令に応じて、車両2に搭載された各種機器の作動を制御する。すなわち、スイッチ群131の操作によらずに音声入出力装置132のマイクを介して機器(空調装置等)の作動指令が入力されると、対応する機器に制御信号を出力し、機器の作動を制御する。例えば、ユーザが「車内温度を上げて」と音声を発生すると、演算部15は、設定温度を上げるとともに、車室内が設定温度に対応した温度となるように空調装置に制御信号を出力する。あるいは、ユーザが「寒い」と音声を発生した場合に、設定温度に対するユーザの意図を推定し、設定温度を上げることもできる。
このような機器の作動指令を含むユーザ1の発話を、タスク型の発話と呼ぶ。タスク型の発話には、機器の作動指令だけでなく、ユーザ1の問いかけの発話による情報の取得指令も含まれる。例えば、ユーザが「近くのガソリンスタンドを教えて」と発話すると、後述するようにこの発話に対応した情報を車載端末10に送信するようにサーバ装置30が構成されるが、このような情報の取得指令もタスク型の発話に含まれる。
さらに演算部15は、通信ユニット11に制御信号を出力し、車載端末10とサーバ装置30との間の信号の送受信を制御する。これにより、音声入出力装置(マイク)132を介して入力された音声信号がサーバ装置30に送信されるとともに、サーバ装置30から送信された音声信号が音声入出力装置(スピーカ)132を介して出力される。サーバ装置30に送信する音声信号には、タスク型の発話による音声信号だけでなく、非タスク型の発話による音声信号も含まれる。非タスク型の発話とは、機器に対する作動指令以外で、かつ、情報の取得指令以外のユーザ1の発話であり、例えばユーザ1の独り言などが非タスク型の発話に含まれる。
相手側端末20は、通信ユニット21と、GPSユニット22と、入出力部23と、記憶部24と、演算部25とを有する。相手側端末20は、相手側ユーザ3の固有の端末であり、相手側端末20には、相手側ユーザ3の固有の識別ID(相手側ユーザID)が付されている。
通信ユニット21は、通信ネットワーク4を介してサーバ装置30と無線通信可能に構成される。通信ユニット21は、予め記憶部24に記憶された対話サービス用のプログラムが起動されると、サーバ装置30との通信を開始する。通信開始後は、所定周期で相手側ユーザIDをサーバ装置30に送信する。
GPSユニット22は、GPS衛星からの測位信号を受信するGPS受信機を有し、GPS受信機からの信号に基づいて相手側端末20の絶対位置(緯度、経度など)、すなわち相手側ユーザ3の位置を検出する。
入出力部23は、例えばキーボード、マウス、モニタ、タッチパネル等を有する。相手側ユーザ3は、入出力部23を介して自身の情報(相手側ユーザ情報)を入力することができる。さらに入出力部23は、相手側ユーザ3からの音声を入力および相手側ユーザ3に音声を出力する音声入出力装置231を有する。音声入出力装置231は、相手側ユーザ3の発話を音声信号として取得する音声入力部を構成するマイクと、音声信号を音声に変換して相手側ユーザ3に対し出力する音声出力部を構成するスピーカとを有する。
記憶部24は、図示しない揮発性または不揮発性メモリを有する。記憶部24には、演算部25が実行する各種のプログラムや、各種のデータが記憶される。例えば、ユーザ1との対話を行うための対話プログラムが記憶される。相手側ユーザ3は、ユーザ1との対話が可能な状況であるときに対話プログラムを起動し、ユーザ1からの対話を待つ待ち受け状態とする。
演算部25は、動作回路としてのCPUを有し、記憶部24に記憶されたプログラムに従い所定の処理を実行する。例えば通信ユニット21に制御信号を出力し、相手側端末20とサーバ装置30との間の信号の送受信を制御する。これにより、音声入出力装置(マイク)231を介して入力された音声信号がサーバ装置30に送信されるとともに、サーバ装置30から送信された音声信号が音声入出力装置(スピーカ)231を介して出力される。
サーバ装置30は、例えば対話サービスを提供する事業体に設けられる。クラウド上で仮想サーバ機能を利用して、サーバ装置30を構成することもできる。サーバ装置30は、通信ユニット31と、入出力部32と、記憶部33と、演算部34と、を有する。
通信ユニット31は、通信ネットワーク4を介して車載端末10および相手側端末20と無線通信可能に構成される。ユーザ1の携帯端末10a(図1)と無線通信可能に構成することもできる。
入出力部32は、サーバ装置30に情報を入力およびサーバ装置30から情報を出力する部位の総称であり、例えばキーボード、マウス、モニタ、タッチパネル等の機器を介して情報が入出力される。
記憶部33は、図示しない揮発性または不揮発性メモリを有する。記憶部33には、演算部34が実行する各種のプログラムや、各種のデータが記憶される。記憶部33は、メモリが担う機能的構成として、ユーザ情報データベース331と、相手情報データベース332と、情報データベース333とを有する。
ユーザ情報データベース331は、携帯端末10aを介して入力された複数のユーザ1の情報(ユーザ情報)を記憶する。記憶されるユーザ情報には、各ユーザ1のユーザID,住所、氏名、性別、年齢、職業、連絡先、家族構成等のユーザ個人の情報が含まれる。ユーザ1の趣味や好きな食べ物等の嗜好に関する情報を併せて記憶してもよい。
相手情報データベース332は、相手側端末20(入出力部23)を介して入力された複数の相手側ユーザ3の情報(相手側ユーザ情報)を記憶する。記憶される相手側ユーザ情報には、各相手側ユーザ3の相手側ユーザID,住所、氏名、性別、年齢、職業、連絡先、家族構成等の相手側ユーザ個人の情報が含まれる。さらに相手側ユーザ情報には、相手側ユーザ3が好むまたは得意とするあるいは相手側ユーザ3にとって興味のある対話の主題(話題)、すなわち対話ジャンルが含まれる。記憶された対話ジャンルが、ユーザ1と対話(雑談)を行うときのテーマとなる。なお、各相手側ユーザ3の対話ジャンルは、1つでなく複数でもよい。対話ジャンルは、例えば所定のルールに従って階層化されて記憶される。
図3は、対話ジャンルの階層化の一例を示す図である。図3に示すように、対話ジャンルは、例えば第1階層、第2階層および第3階層に分けられる。第1階層は、最上位の階層であり、例えば「食べ物」、「旅行」、「スポーツ」等の分野に分類(大分類)される。第2階層は、中位の階層であり、大分類された分野毎に、さらに細かく分類(中分類)される。例えば、「食べ物」の第2階層として「和食」、「中華料理」、「イタリア料理」などに分類される。第3階層は、下位の階層であり、中分類された分野毎に、さらに細かく分類(小分類)される。例えば、「イタリア料理」の第3階層として「パスタ」、「ピザ」、「ドリア」などに分類される。
対話ジャンルは、予め相手側端末20での対話サービスプログラムの起動後に、相手側端末20を介した相手側ユーザ3の操作により登録される。例えば、相手側端末20の画面上に大分類、中分類、小分類の候補を表示させ、その候補の中から相手側ユーザ3が入出力部23を介して選択操作をすることにより登録される。例えば「パスタ」の対話を好む相手側ユーザ3は、第1階層「食べ物」、第2階層「イタリア料理」、第3階層「パスタ」を順次選択し、これにより対話ジャンルとして「パスタ」が登録される。なお、相手側ユーザ3が入出力部23を介して対話のキーワード(例えば「パスタ」)を入力し、対話ジャンルを直接登録することもできる。
情報データベース333は、ユーザ情報以外および相手側ユーザ情報以外の各種の情報を記憶する。例えば店舗情報として、店の名称、住所、営業時間、ジャンル、評判、価格などの情報を記憶する。ユーザ1が、「近くのガソリンスタンドを教えて」などの情報取得を指令すると、その指令に合致したガソリンスタンドが情報データベース333から検索されて出力される。なお、情報データベース333に記憶される情報には、道路地図を含む地図情報や、施設情報等も含まれる。記憶部33に記憶される各種の情報は、逐次更新される。
演算部34は、プロセッサが担う機能的構成として、情報取得部341と、指令解釈部342と、ユーザ認識部343と、候補抽出部344と、情報出力部345と、通話接続部346と、課金決定部347とを有する。
情報取得部341は、通信ネットワーク4を介して車載端末10および相手側端末20から各種の情報を取得するように構成される。情報取得部341は、携帯端末10aから情報を取得することもできる。情報取得部341が取得する情報には、車載端末10または携帯端末10aから送信されたユーザ情報と、相手側端末20から送信された相手側ユーザ情報と、車載端末10から送信されたユーザ1の発話による音声信号の情報と、相手側端末20から送信された相手側ユーザ3の発話による音声信号の情報と、GPSユニット12により検出された車載端末10の位置情報と、GPSユニット22により検出された相手側端末20の位置情報と、センサ群16により検出された車両状態の情報などが含まれる。情報取得部341は、携帯端末10aを介してユーザ1が商品を購入したとき、その購買情報を取得することもできる。
指令解釈部342は、情報取得部341を介して取得された音声信号からユーザ1の発話内容を解釈する。発話内容の解釈は、ユーザ1と相手側ユーザ3との通話接続が確立する前に実行される処理である。発話内容の解釈には、ユーザ1の発話に、車両2の機器の作動指令が含まれるか否か、情報の取得指令が含まるか否か、および相手側ユーザ3との対話の要求指令が含まれるか否かを判定する処理が含まれる。例えば、ユーザ1の発話が非タスク型の発話である場合(ユーザ1が独り言を言った場合など)には、指令解釈部342は、対話の要求指令が含まれると判定する。
指令解釈部342は、ユーザ1の発話に情報(例えば店舗情報)の取得指令が含まれると判定すると、情報データベース333から対応する店舗情報を読み出す。一方、対話の要求指令が含まれると判定すると、指令解釈部342は、さらにユーザ1の発話内容から対話ジャンルを決定する。すなわち、ユーザ1の発話に、図3のいずれかの階層に含まれる所定のキーワードが含まれている場合、そのキーワードからユーザ1が好む対話ジャンルを特定する。例えばユーザが「生パスタって美味しいのかな」と発話した場合、ユーザ1が食べ物としての「パスタ」に興味をもっていると推定し、対話ジャンルを例えば「パスタ」に決定する。
ユーザ認識部343は、指令解釈部242によりユーザ1の発話に対話の要求指令が含まれると判定されると、複数の相手側ユーザ3のうちの対話が可能な全ての相手側ユーザ3を認識する。本実施形態では、対話可能な相手側ユーザ3は予め相手側端末20の対話サービスプログラムを起動しており、この状態では相手側端末20とサーバ装置30とで通信がなされ、所定周期で相手側ユーザIDがサーバ装置30に送信される。したがって、ユーザ認識部343は、相手側ユーザIDを受信すると、その相手側ユーザIDに対応する相手側ユーザ3が対話可能であると認識する。
候補抽出部344は、指令解釈部342によりユーザ1からの対話の要求指令がありと判定されると、ユーザ認識部343により対話可能と認識された単一または複数の相手側ユーザ3の中から、ユーザ1の対話相手の候補(対話相手候補)を抽出する。すなわち、指令解釈部342により決定された対話ジャンルと、相手情報データベース332に記憶された対話ジャンルとに基づいて、対話相手候補を抽出する。より具体的には、指令解釈部342により決定された対話ジャンルと同一の対話ジャンルを有する相手側ユーザ3が存在するとき、その相手側ユーザ3を対話相手候補として抽出する。候補抽出部344は、対話ジャンルが同一である相手側ユーザ3だけでなく、対話ジャンルが類似の相手側ユーザ3を、対話相手候補として抽出してもよい。例えば、対話ジャンルの中分類(図3)が一致する相手側ユーザ3を、対話相手候補に含めてもよい。
候補抽出部344は、対話ジャンル以外の要因を考慮して、抽出する対話相手候補を絞り込むこともできる。例えば、ユーザ1と相手側ユーザ3とで年齢、性別、家族構成が共通している場合、話題の共通する部分が多く、両者間の対話が盛り上がると推定される。したがって、候補抽出部344は、ユーザ情報データベース331に記憶されたユーザ情報と、相手情報データベース332に記憶された相手側ユーザ情報とに基づいて、対話相手候補を絞りこんでもよい。すなわち、年齢、設別、家族構成等の所定の個人情報が共通する相手側ユーザ3を、対話相手候補としてもよい。
候補抽出部344は、地理的要因を考慮して、抽出する対話相手候補を絞り込むこともできる。すなわち、特定の地域における店舗や施設等の話題は、その地域を生活の範囲に含む相手側ユーザ3でないと盛り上がらないおそれがある。したがって、候補抽出部344は、情報取得部341により取得されたユーザ1と相手側ユーザ3との位置情報、すなわちGPSユニット12により取得されたユーザ1の位置情報と、GPSユニット22により取得された相手側ユーザ3の位置情報とに基づいて、対話相手候補を絞りこんでもよい。例えば、ユーザ1の位置から所定距離内に相手側ユーザ3が位置するとき、その相手側ユーザ3を対話相手候補としてもよい。
情報出力部345は、指令解釈部342によってユーザ1の発話に例えば店舗情報の取得指令が含まれると判定され、対応する店舗情報が情報データベース333から読み出されると、その店舗情報を出力し、通信ユニット31を介して車載端末10に送信する。一方、指令解釈部342によりユーザ1の発話に対話の要求指令が含まれると判定され、候補抽出部344により複数の相手側ユーザ3の中から対話相手候補が抽出されると、対話相手候補の相手側ユーザ情報を相手情報データベース332から読み出す。そして、読み出した相手側ユーザ情報を出力し、通信ユニット31を介して車載端末10に送信する。サーバ装置30から送信された相手側ユーザ情報は、例えば車載端末10の入出力部13(タッチパネル等)に表示される。
図4Aは、入出力部13に表示される表示画面の一例を示す図である。図4Aに示すように、入出力部13の画面133には、演算部15での処理によって対話相手候補である単一の相手側ユーザ3の相手側ユーザ情報が、例えば所定の項目順に表示される。ユーザ1は、この表示を介して相手側ユーザ情報を認識し、相手側ユーザ3を対話相手とするか否かを判断する。そして、ユーザ1は、情報が表示された相手側ユーザ3を対話相手として受諾すると、例えば画面133上の許可ボタン133aを操作する。一方、ユーザ1は対話相手として受諾しないときは、画面133上の不許可ボタン133bを操作する。許可ボタン133aが操作さされると許可信号が,不許可ボタン133bが操作されると不許可信号が、それぞれ通信ユニット11を介してサーバ装置30に送信される。
情報出力部345は、候補抽出部344により複数の対話相手候補が抽出されると、複数の対話相手候補の相手側ユーザ情報を相手情報データベース332から読み出し、複数の相手側ユーザ情報をまとめて車載端末10に送信してもよい。図4Bは、その場合の車載端末10の入出力部13に表示される表示画面の一例を示す図である。図4Bに示すように、入出力部13の画面134には、複数の対話相手候補の相手側ユーザ情報の画像134aが並べて表示される。ユーザ1が複数の画像134aの中から1つの画像134aを選択すると、図4Aに示す画面133に切り換わり、選択した相手側ユーザ3の詳細な相手側ユーザ情報が表示される。ユーザ1は、選択した相手側ユーザ3を、対話相手とするか否かを判断し、許可ボタン133aまたは不許可ボタン133bを操作する。不許可ボタン133bが操作されると、再び図4Bの画面134に切り換わる。
なお、対話相手候補の相手側ユーザ情報を、画像表示によって出力する代わりに、あるいは画像表示によって出力することに加えて、音声入出力装置132を介し音声によって出力するようにしてもよい。また、表示された相手側ユーザ3を対話相手として受諾するか否かの指令を、画面133上の操作ではなく、音声入出力装置132を介し音声によって入力するようにしてもよい。
通話接続部346は、情報出力部345により相手側ユーザ情報が出力された後、車載端末10から許可ボタン13aの操作信号が送信されると、相手側ユーザ情報に対応する対話相手候補を対話相手に決定する。そして、対話相手とユーザ1との対話が可能となるように車載端末10と相手側端末20との通信を確立、すなわち通話接続する。これにより音声入出力装置132,231およびサーバ装置30を介したユーザ1と対話相手との音声対話が可能となる。なお、情報出力部345により相手側ユーザ情報が出力された後、車載端末10から不許可ボタン13bの操作信号が送信されると、候補抽出部344が条件を変えて対話相手候補の抽出をやり直す。
課金決定部347は、対話サービスを利用したユーザ1に対する課金内容を決定する。例えば、通話接続後のユーザ1と相手側ユーザ3との対話時間、あるいは対話の回数を算出し、これら対話量に応じて課金額を決定する。課金額の一部を、報酬として相手側ユーザ3に支払うこともできる。あるいは、情報取得部341により、ユーザ1と相手側ユーザ3との通話による対話情報を取得するとともに、携帯端末10aを介したユーザ1による商品の購買情報を取得し、これらの情報に基づいてユーザ1に対する課金内容を決定することもできる。具体的には、対話に含まれるキーワードと、ユーザ1が購入した商品との間に相関関係がある場合に、対話がきっかけとなってユーザ1が所定の商品を購入したと考えられる。この場合には、ユーザ1に対する課金額を減らし、商品の提供元に課金するようにしてもよい。
図5は、予め定められたプログラムに従い、サーバ装置30のCPUで実行される処理の一例を示すフローチャートである。このフローチャートに示す処理は、予めユーザ情報と相手側ユーザ情報とがサーバ装置30の記憶部33に登録された後、車載端末10から音声信号の入力があると開始され、所定周期で繰り返される。
まず、ステップS1で、通信ネットワーク4を介して車載端末10および相手側端末20から送信された信号を読み込む。すなわち、車載端末10から送信されたユーザID、音声信号および位置情報等の信号、相手側端末20から送信された相手側ユーザID、音声信号および位置情報等の信号を読み込む。
次いで、ステップS2で、受信したユーザ1の音声信号からユーザ1の発話内容を解釈する。次いで、ステップS3で、ユーザ1の発話に情報の取得指令が含まれるか否かを判定する。ステップS3で肯定されるとステップS4に進み、取得指令に対応する情報を記憶部33、すなわち情報データベース333から検索する。次いで、ステップS5で、検索された情報を出力する。この情報は、通信ユニット31を介して車載端末10に送信される。
一方、ステップS3で、否定されるとステップS6に進み、ユーザ1の発話に対話の要求指令が含まれるか否かを判定する。ステップS6で肯定されるとステップS7に進み、否定されると処理を終了する。なお、ステップS6で一旦肯定された後は、ユーザ1と相手側ユーザ3とが対話接続されるまで、ステップS6の肯定判定が繰り返される。ステップS7では、ユーザ1の発話に所定のキーワードが含まれているかを判断することで、対話ジャンルを決定する。次いで、ステップS8で、受信した相手側ユーザIDにより、ユーザ1と対話が可能な相手側ユーザ3を認識する。
次いで、ステップS9で、相手情報データベース332を参照して、ステップS8で認識された相手側ユーザ3の中から、ステップS7で決定された対話ジャンルと同一または類似の対話ジャンルが登録された相手側ユーザ3を抽出する。すなわち、対話相手候補を抽出する。この場合、対話ジャンルのみを考慮するのではなく、ユーザ情報データベース331に記憶されたユーザ情報と相手情報データベース332に記憶された相手側ユーザ情報とを比較し、抽出された相手側ユーザ3の中から、さらに性別、年齢、家族構成等の所定項目が共通する相手側ユーザ3を対話相手候補として抽出してもよい。ステップS1で取得されたユーザ1の位置情報と相手側ユーザ3の位置情報とを比較し、抽出された相手側ユーザ3の中から、さらにユーザ1の位置から所定範囲内の相手側ユーザ3を対話相手候補として抽出してもよい。
次いで、ステップS10で、ステップS9で抽出された対話相手候補の相手側ユーザ情報を出力し、通信ユニット31を介して車載端末10に送信する。次いで、ステップS11で、車載端末10から許可信号を受信したか否かを判定し、肯定されるとステップS12に進む。一方、車載端末10から不許可信号を受信した等で、ステップS11で否定されると、ステップS12をパスして処理を終了する。ステップS12では、許可信号に対応する相手側ユーザ3との音声対話が可能となるように、ユーザ1と相手側ユーザ3とを通話可能に接続(通話接続)し、処理を終了する。
なお、ユーザ1と相手側ユーザ3との通話接続がなされると、その後、通話が切断される。この通話切断のタイミング、すなわち通話サービスの終了のタイミングは、例えばユーザ1がスイッチ群131の所定の操作を行った場合や、音声入出力装置132を介してユーザ1から所定の発話がなされたときなどである。
本実施形態に係る対話サービス提供装置101の動作をより具体的に説明する。ユーザ1が乗車中に、例えば「近くのガソリンスタンドを教えて」と発話すると、ユーザ1からの情報の取得指令に対応する情報が対話サービス提供装置101(サーバ装置30)で検索され、車載端末10を介してユーザ1に提示される(ステップS4、ステップS5)。すなわち、ユーザ1の発話が対話サービス提供装置101に対する明確な指示である場合には、対話サービス提供装置101はこれをタスク型の発話であると判断し、ユーザ1からの指令に応じたサービスをユーザ1に提供する。これによりユーザ1は、必要な情報(近くのガソリンスタンドの情報)を容易に取得することができる。
一方、ユーザ1が乗車中に、例えば「生パスタって美味しいのかな」と発話すると、ユーザ1の発話に明確な指令が含まれないため、対話サービス提供装置101は、これを非タスク型の発話であると判断し、ユーザ1の対話相手を検索する。この場合、まず、対話に含まれるキーワード(「パスタ」)から対話ジャンルを決定し、対話可能な状態で待機している複数の相手側ユーザ3の中から、同様の対話ジャンルが登録された相手側ユーザ3を対話相手候補として抽出する(ステップS7〜ステップS9)。そして、抽出した対話相手候補の相手側ユーザ情報をユーザ1に提示し、ユーザ1が対話相手として承諾すれば、ユーザ1と相手側ユーザ3との通話が接続される(ステップS10〜ステップS12)。
このように対話ジャンルが共通する相手側ユーザ3が対話相手候補として抽出されるので、ユーザ1と相手側ユーザ3との間で対話が盛り上がりやすく、ユーザ1にとっての満足感が高まる。登録された対話ジャンルが共通するだけでなく、性別、年齢、家族構成が共通する相手側ユーザ3を抽出すれば、ユーザ1と嗜好が共通する相手側ユーザ3が選択される可能性が高く、対話が一層盛り上がりやすい。また、地理的条件を考慮して相手側ユーザ3を抽出すれば、特定の地域で流行している事柄や特定の地域のみに存在する店舗等を話題としたときであっても、ユーザ1と相手側ユーザ3との間で対話が盛り上がりやすい。さらに、本実施形態では、ユーザ1の承諾を受けて対話相手を確定するので(ステップS11)、対話するか否かの最終的な判断はユーザ自身が行うことになる。このため、ユーザ1が、雑談をする意図がなく単に独り言を言ったとき、ユーザ1の意に反して通話が接続されることはない。
本実施形態によれば、以下のような作用効果を奏することができる。
(1)本実施形態に係る対話サービス提供装置101は、音声を入出力可能な車載端末10を介した対話サービスをユーザ1に提供するように構成される。この対話サービス提供装置101は、車載端末10を介して入力されたユーザ1の音声を解釈し、解釈結果に基づいて、ユーザ1からの対話の要求指令の有無を判定するとともに、要求指令に含まれる対話ジャンルを特定する指令解釈部342と、音声を入出力可能な相手側端末20の情報と対話ジャンルの情報とが紐付けられた複数の相手側ユーザ3の情報(相手側ユーザ情報)を予め記憶する相手情報データベース322と、複数の相手側ユーザ3のうちの対話が可能な相手側ユーザ3を認識するユーザ認識部343と、指令解釈部342によりユーザ1からの対話の要求指令がありと判定されると、ユーザ認識部343により対話が可能と認識された相手側ユーザ3の中から、指令解釈部342により特定された対話ジャンルと相手情報データベース322に記憶された対話ジャンルとに基づいて、対話相手候補を抽出する候補抽出部344と、相手情報データベース322に記憶された複数の相手側ユーザ3の情報のうちの候補抽出部344により抽出された対話相手候補の情報を車載端末10に出力する情報出力部345と、情報出力部345により対話相手候補の情報が出力された後に、車載端末10から対話許可指令が入力されると、対話相手候補を対話相手に決定し、この対話相手の相手側端末20と車載端末10とを通話可能に接続する通話接続部346と、を備える(図2)。
この構成により、ユーザ1は相手側ユーザ3と雑談することが可能となり、ユーザ1にとって満足度の高い対話サービスとなる。特に、ユーザ1の発話から対話ジャンルを決定し、予め登録された複数の相手側ユーザ3の中から、ユーザ1と対話ジャンルが共通する相手側ユーザ3を対話相手とするため、対話が盛り上がりやすく、良好な対話サービスを提供できる。ユーザが、車載端末10に設けられた音声入出力装置132を活用する機会も増加する。
(2)候補抽出部344は、複数の相手側ユーザ3の中から複数の対話相手候補を抽出する。情報出力部345は、相手情報データベース322に記憶された複数の相手側ユーザ3の情報のうちの候補抽出部344により抽出された複数の対話相手候補の情報を、車載端末10に出力する(図4B)。通話接続部346は、情報出力部345により複数の対話相手候補の情報が出力された後に、車載端末10により選択された対話相手候補に対する対話許可指令(許可信号)が車載端末10から入力されると、選択された対話相手候補を対話相手に決定し、この対話相手の相手側端末20と車載端末10とを通話可能に接続する。これにより、ユーザ1は、複数の対話相手候補の中から対話相手を選択するため、ユーザ1にとって最適と思われる相手側ユーザ3を対話相手として選択でき、ユーザ1の満足感が一層高まる。
(3)対話サービス提供装置は、ユーザ1の年齢、性別、家族構成のいずれかを含むユーザ情報を記憶するユーザ情報データベース331さらに備える(図2)。相手情報データベース322は、複数の相手側ユーザ3の年齢、性別、家族構成のいずれかを含む相手側ユーザ情報を記憶し、候補抽出部344は、指令解釈部342によりユーザ1からの対話の要求指令がありと判定されると、さらにユーザ情報データベース331に記憶されたユーザ情報と相手情報データベース332に記憶された相手側ユーザ情報とに基づいて、複数の相手側ユーザ3の中から対話相手候補を抽出する。これにより、ユーザ1と嗜好が合致した相手側ユーザ3を対話相手とすることができ、ユーザ1は対話を無理なく継続することができる。
(4)対話サービス提供装置は、ユーザ1の位置情報と複数の相手側ユーザ3の位置情報とを取得する情報取得部341をさらに備える(図1)。候補抽出部344は、指令解釈部342によりユーザ1からの対話の要求指令がありと判定されると、さらに情報取得部341により取得されたユーザ1の位置情報と相手側ユーザ3の位置情報とに基づいて、複数の相手側ユーザ3の中から対話相手候補を抽出する。これにより、ユーザ1の位置から所定距離内に位置する相手側ユーザ3を対話相手とすることができ、ユーザと相手側ユーザとは地理的な話題(いわゆるローカルな話題)でも、対話を容易に継続することができる。
(5)情報取得部341は、通話接続部346により車載端末10と相手側端末20とが通話可能に接続された後の対話情報と、通話接続部346により車載端末10と相手側端末20とが通話可能に接続された後のユーザ1による商品の購買情報とをさらに取得する。対話サービス提供装置101は、情報取得部341により取得された対話情報と購買情報とに基づいて、ユーザ1に対する課金内容を決定する課金決定部347と、をさらに備える(図1)。これにより、例えば相手側ユーザ3との対話がきっかけとなってユーザ1が商品を購入した場合に、利益を得た商品の販売元に課金を行うことが可能となり、その分、ユーザ1の負担を減らすことができる。
(6)本実施形態に係る対話サービス提供方法は、音声を入出力可能な車載端末10を介した対話サービスをユーザ1に提供するように構成される。この対話サービス提供方法は、それぞれサーバ装置30により実行される処理である、車載端末10を介して入力された音声を解釈し、解釈結果に基づいて、ユーザ1からの対話の要求指令の有無を判定するとともに、要求指令に含まれる対話ジャンルを特定するステップと(ステップS2,ステップS7)、複数の相手側ユーザ3のうちの対話が可能な相手側ユーザ3を認識するステップと(ステップS8)、ユーザ1からの対話の要求指令がありと判定されると、対話が可能と認識された相手側ユーザ3の中から、要求指令に含まれる対話ジャンルと、予め記憶された相手側ユーザ3の情報に紐付けられた対話ジャンルとに基づいて、対話相手候補を抽出するステップと(ステップS9)、抽出された対話相手候補の情報を車載端末10に出力するステップと(ステップS10)、対話相手候補の情報が出力された後に、車載端末10から対話許可指令が入力されると、対話相手候補を対話相手に決定し、この対話相手の相手側端末20と車載端末10とを通話可能に接続するステップと(ステップS12)、を含む(図5)。これによりユーザ1にとって満足感の高い対話サービスを提供することができる。
なお、上記実施形態は種々の形態に変更可能である。以下、いくつかの変形例について説明する。上記実施形態では、車両2に乗車するユーザ1が相手側ユーザと通話する例を説明したが、例えばユーザ1が手動運転モードで車両2を運転している場合で、かつ、運転に集中している場合には、通話接続を禁止することが好ましい。そこで、車両2の運転状況や周囲の状況に応じて、通話許可フラグまたは通話禁止フラグを出力し、運転許可フラグが出力されると通話接続を許可し、運転禁止フラグが出力されると通話接続を禁止するようにしてもよい。なお、通話接続を禁止する場合には、通話の開始を禁止する、および通話を切断する場合の両方が含まれる。
図6は、手動運転モード時における通話許可フラグおよび通話禁止フラグの出力に関する処理の一例を示すフローチャートである。このフローチャートに示す処理は、手動運転モード時に所定周期で繰り返される。図6に示すように、まず、ステップS21で、通信ネットワーク4を介して車載端末10から送信された信号、具体的には、GPSユニット12からの車両位置を示す信号およびセンサ群16からの車両状況を示す信号を読み込む。
次いで、ステップS22で、ステップS21で読み込んだ信号(センサ群16からの信号)に基づいて、通話が不適な車両状態であるか否かを判定する。例えば車速が所定値以上、あるいは車両2の加速度が所定値以上等の場合には、ユーザ1の運転集中度が高いため、通話が不適な車両状態であると判定する。ステップS22で否定されるとステップS23に進み、ステップS21で読み込んだ信号(GPSユニット12からの信号)と記憶部33に記憶された道路情報とに基づいて、通話が不適な位置を車両2が走行中か否か、あるいは通話が不適な走行状態であるか否かを判定する。例えば車両2が交差点の直前を走行している場合や、カーブ路またはカーブ路の直前を走行している場合には、ユーザ1の運転集中度が高いため、通話が不適な走行状態であると判定する。
ステップS23で否定されるとステップS24に進み、通話許可フラグをオンする。この場合には、図5の処理がそのまま実行される。一方、ステップS22またはステップS23で否定されるとステップS25に進み、通話禁止フラグをオンする。この場合には、図5の処理の開始を禁止する。あるいは図5の処理が開始された後であれば、図5の処理を中止または中断する。なお、通話は、ユーザ1が指令するまで開始されないのに対し、一旦開始されると、ユーザ1が指令しなくても継続される。このため、図6の処理は通話開始後に行うことがより効果的である。
上記実施形態では、車載端末10を対話サービス提供システム100におけるユーザ機器として用いたが、対話サービス提供システムには携帯無線端末等、音声を入出力可能な種々のユーザ機器を用いることが可能である。上記実施形態では、相手側端末20を対話サービス提供システム100における相手側機器として用いたが、対話サービス提供システムには音声を入出力可能な種々の相手側機器を用いることが可能である。上記実施形態では、相手側端末の情報である相手側ユーザIDと、対話ジャンルの情報とを含む種々の相手側ユーザ情報を相手情報データベース332に記憶したが、少なくとも相手側機器の情報と対話ジャンルの情報とが紐付けられて記憶されるのであれば、相手情報記憶部の構成はいかなるものでもよい。上記実施形態では、ユーザ情報をユーザ情報データベース331に記憶するようにしたが、ユーザ情報記憶部の構成もいかなるものでもよい。
上記実施形態では、対話サービスプログラムが起動中の相手側ユーザIDを取得することで、対話可能な相手側ユーザ3を認識するようにしたが、相手側機器から所定の指令を受けて対話可能な状態を認識するようにしてもよく、ユーザ認識部の構成は上述したものに限らない。上記実施形態では、情報出力部345により対話相手候補の情報が出力された後に、車載端末10から対話許可指令が入力されると、対話相手候補を対話相手に決定し、この対話相手の相手側端末20と車載端末10とを通話可能に接続するようにしたが、通話接続部の構成は上述したものに限らない。
上記実施形態では、情報取得部341が車載端末10のGPSユニット12および相手側端末20のGPSユニット22からの信号をそれぞれ読み込んで、車載端末10と相手側端末20の位置情報を取得するようにしたが、位置情報取得部の構成はこれに限らない。上記実施形態では、非タスク型の指令が入力されると、ユーザ1からの対話の要求指令が入力されたと判定するようにしたが、タスク型の指令が入力された場合に対話の要求指令が入力されたと判定することもできる。例えば、「対話相手を探して」などのユーザ1からの直接的な指令や、「誰かと雑談したいな」などの間接的な指令があった場合に、対話の要求指令が入力されたと判定してもよい。上記実施形態では、車載端末10と相手側端末20とが通話可能に接続された後の対話情報およびユーザ1による商品の購買情報を、情報取得部341が取得するようにしたが、対話情報取得部および購買情報取得部の構成は上述したものに限らない。
上記実施形態では、サーバ装置30を対話サービス提供装置101として機能させるようにしたが、対話サービス提供装置の機能の一部を、車載端末等のユーザ機器が担うようにしてもよい
以上の説明はあくまで一例であり、本発明の特徴を損なわない限り、上述した実施形態および変形例により本発明が限定されるものではない。上記実施形態と変形例の1つまたは複数を任意に組み合わせることも可能であり、変形例同士を組み合わせることも可能である。
10 車載端末、12 GPSユニット、20 相手側端末、22 GPSユニット、30 サーバ装置、100 対話サービス提供システム、101 対話サービス提供装置、132 音声入出力装置、231 音声入出力装置、331 ユーザ情報データベース、332 相手情報データベース、341 情報取得部、342 指令解釈部、343 ユーザ認識部、344 候補抽出部、345 情報出力部、346 通話接続部、347 課金決定部

Claims (6)

  1. 音声を入出力可能なユーザ機器を介した対話サービスをユーザに提供する対話サービス提供装置であって、
    前記ユーザ機器を介して入力されたユーザの音声を解釈し、解釈結果に基づいて、ユーザからの対話の要求指令の有無を判定するとともに、要求指令に含まれる対話ジャンルを特定する指令解釈部と、
    音声を入出力可能な相手側機器の情報と対話ジャンルの情報とが紐付けられた複数の相手側ユーザの情報を予め記憶する相手情報記憶部と、
    複数の相手側ユーザのうちの対話が可能な相手側ユーザを認識するユーザ認識部と、
    前記指令解釈部によりユーザからの対話の要求指令がありと判定されると、前記ユーザ認識部により対話が可能と認識された相手側ユーザの中から、前記指令解釈部により特定された対話ジャンルと前記相手情報記憶部に記憶された対話ジャンルとに基づいて、対話相手候補を抽出する候補抽出部と、
    前記相手情報記憶部に記憶された複数の相手側ユーザの情報のうちの前記候補抽出部により抽出された対話相手候補の情報を前記ユーザ機器に出力する情報出力部と、
    前記情報出力部により対話相手候補の情報が出力された後に、前記ユーザ機器から対話許可指令が入力されると、対話相手候補を対話相手に決定し、この対話相手の前記相手側機器と前記ユーザ機器とを通話可能に接続する通話接続部と、を備えることを特徴とする対話サービス提供装置。
  2. 請求項1に記載の対話サービス提供装置において、
    前記候補抽出部は、複数の相手側ユーザの中から複数の対話相手候補を抽出し、
    前記情報出力部は、前記相手情報記憶部に記憶された複数の相手側ユーザの情報のうちの前記候補抽出部により抽出された複数の対話相手候補の情報を前記ユーザ機器に出力し、
    前記通話接続部は、前記情報出力部により複数の対話相手候補の情報が出力された後に、前記ユーザ機器により選択された対話相手候補に対する対話許可指令が前記ユーザ機器から入力されると、選択された対話相手候補を対話相手に決定し、この対話相手の前記相手側機器と前記ユーザ機器とを通話可能に接続することを特徴とする対話サービス提供装置。
  3. 請求項1または2に記載の対話サービス提供装置において、
    ユーザの年齢、性別、家族構成のいずれかを含むユーザ情報を記憶するユーザ情報記憶部をさらに備え、
    前記相手情報記憶部は、複数の相手側ユーザの年齢、性別、家族構成のいずれかを含む相手側ユーザ情報を記憶し、
    前記候補抽出部は、前記指令解釈部によりユーザからの対話の要求指令がありと判定されると、さらに前記ユーザ情報記憶部に記憶されたユーザ情報と前記相手情報記憶部に記憶された相手側ユーザ情報とに基づいて、複数の相手側ユーザの中から対話相手候補を抽出することを特徴とする対話サービス提供装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のサービス提供装置において、
    ユーザの位置情報と複数の相手側ユーザの位置情報とを取得する位置情報取得部をさらに備え、
    前記候補抽出部は、前記指令解釈部によりユーザからの対話の要求指令がありと判定されると、さらに前記位置情報取得部により取得されたユーザの位置情報と相手側ユーザの位置情報とに基づいて、複数の相手側ユーザの中から対話相手候補を抽出することを特徴とする対話サービス提供装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の対話サービス提供装置において、
    前記通話接続部により前記ユーザ機器と前記相手側機器とが通話可能に接続された後の対話情報を取得する対話情報取得部と、
    前記通話接続部により前記ユーザ機器と前記相手側機器とが通話可能に接続された後のユーザによる商品の購買情報を取得する購買情報取得部と、
    前記対話情報取得部により取得された対話情報と、前記購買情報取得部により取得された購買情報とに基づいて、ユーザに対する課金内容を決定する課金決定部と、をさらに備えることを特徴とする対話サービス提供装置。
  6. 音声を入出力可能なユーザ機器を介した対話サービスをユーザに提供する対話サービス提供方法であって、
    コンピュータにより実行される、
    前記ユーザ機器を介して入力された音声を解釈し、解釈結果に基づいて、ユーザからの対話の要求指令の有無を判定するとともに、要求指令に含まれる対話ジャンルを特定するステップと、
    複数の相手側ユーザのうちの対話が可能な相手側ユーザを認識するステップと、
    ユーザからの対話の要求指令がありと判定されると、対話が可能と認識された相手側ユーザの中から、要求指令に含まれる対話ジャンルと、予め記憶された相手側ユーザの情報に紐付けられた対話ジャンルとに基づいて、対話相手候補を抽出するステップと、
    抽出された対話相手候補の情報を前記ユーザ機器に出力するステップと、
    対話相手候補の情報が出力された後に、前記ユーザ機器から対話許可指令が入力されると、対話相手候補を対話相手に決定し、この対話相手の前記相手側機器と前記ユーザ機器とを通話可能に接続するステップと、を含む対話サービス提供方法。
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