JP2020167056A - Lighting apparatus - Google Patents
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Abstract
Description
本発明の実施形態は、照明器具に関する。 Embodiments of the present invention relate to luminaires.
従来、例えば施設等の天井が高い空間の照明に用いられる高天井用の照明器具がある。この照明器具では、発光素子を有する発光モジュールが用いられ、この発光モジュールが放熱器の下面に取り付けられている。放熱器の上面には発光素子が発生する熱を放熱するための複数の放熱フィンが突設されている。放熱器はこの放熱器の上方に配設される本体シャーシに支持され、この本体シャーシ上に電源部が配設されている。本体シャーシには天井等に設置するためのアームが連結されている。 Conventionally, for example, there are lighting fixtures for high ceilings used for lighting spaces with high ceilings such as facilities. In this luminaire, a light emitting module having a light emitting element is used, and this light emitting module is attached to the lower surface of a radiator. A plurality of heat radiating fins for dissipating the heat generated by the light emitting element are provided on the upper surface of the radiator. The radiator is supported by a main body chassis arranged above the radiator, and a power supply unit is arranged on the main body chassis. An arm for installing on the ceiling or the like is connected to the main body chassis.
この照明器具の構成では、部品点数が多く、構造が複雑になっているとともに、重くなっている。照明器具が重い場合、照明器具自体の重量によりアームが引っ張られて変形する虞がある。アームが変形した場合、天井面との接触面積が小さくなり、照明器具の揺れを抑える効果が薄くなってしまうため、照明器具の揺れを安定して抑えることができる構造が求められていた。 In the configuration of this luminaire, the number of parts is large, the structure is complicated, and the structure is heavy. If the luminaire is heavy, the weight of the luminaire itself may pull the arm and deform it. When the arm is deformed, the contact area with the ceiling surface becomes small, and the effect of suppressing the shaking of the luminaire becomes weak. Therefore, a structure capable of stably suppressing the shaking of the luminaire has been required.
この照明器具の揺れを抑えるために、板厚を厚くして変形しにくいアームを用いることが検討されている。しかしこのアームを用いた場合、板厚の分だけコストや照明器具重量が増加してしまうという問題点があった。 In order to suppress the shaking of this luminaire, it is being studied to use an arm with a thick plate that is not easily deformed. However, when this arm is used, there is a problem that the cost and the weight of the luminaire increase by the thickness of the plate.
本発明が解決しようとする課題は、安価かつ軽量な構造で本体の揺れを抑えることができる照明器具を提供することである。 An object to be solved by the present invention is to provide a lighting fixture capable of suppressing shaking of a main body with an inexpensive and lightweight structure.
実施形態の照明器具は、アーム部を具備する。アーム部は、少なくとも1つの取付孔およびこの取付孔よりも外側の一端側及び他端側に被設置場所に向けてそれぞれ突出する突起部を有する設置部と、設置部の一端側及び他端側から突起部の突出方向と反対側に延びる垂直部と、を有する。さらに実施形態の照明器具は、アームの垂直部に取付られる器具本体を具備する。アーム部は、取付孔を介して取付部材によって被設置場所に取付られた状態で、突起部と、一端側及び他端側の突起部の間であって突起部ではない設置部の少なくとも一部とが被設置場所に当接するように被設置場所に取り付けられることを特徴とする。 The luminaire of the embodiment includes an arm portion. The arm portion includes at least one mounting hole, an installation portion having protrusions protruding toward the installation location on one end side and the other end side outside the mounting hole, and one end side and the other end side of the installation portion. It has a vertical portion extending from the protrusion on the side opposite to the protruding direction of the protrusion. Further, the luminaire of the embodiment includes an instrument body that is attached to the vertical portion of the arm. The arm portion is attached to the installation location by the mounting member via the mounting hole, and at least a part of the mounting portion between the protrusion and the protrusions on one end side and the other end side and not the protrusions. It is characterized in that it is attached to the installation location so that the and is in contact with the installation location.
実施形態によれば、安価かつ軽量な構造で照明器具本体の揺れを抑えることが期待できる。 According to the embodiment, it can be expected that the luminaire body can be suppressed from shaking with an inexpensive and lightweight structure.
以下、図1ないし図12を参照して本発明の実施形態の照明器具について説明する。なお、本発明の実施形態の照明器具の説明において、光源の照射方向を前面側とし、前面側の反対側方向を背面側と呼ぶ。 Hereinafter, the lighting fixture according to the embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. 1 to 12. In the description of the luminaire according to the embodiment of the present invention, the irradiation direction of the light source is referred to as the front side, and the direction opposite to the front side is referred to as the back side.
本発明の実施形態は、図1に示すようにプレート1と、アーム部2と、アーム部2に接続される一対の取付板部3と、一対の取付板部3の間に亘って取り付けられる電源部4と、電源部4より前面側において一対の取付板部3と接続される放熱器5と、放熱器5の前面側にプレート1を介して取り付けられる光源部6と、光源部6からの配光を制御する反射板部7と、反射板部7の前面および側面を覆うように取り付けられる透光性のカバー部8と、アーム部2および取付板部3を固定するネジ部9を有する。アーム部2が照明器具本体の重量を保持するように、被設置場所に取り付けられる。
As shown in FIG. 1, the embodiment of the present invention is mounted between the
図1および2に示すように、プレート1は薄板矩形状の放熱性に優れたアルミニウムなどの金属で形成される。プレート1の四隅である角部はRを付けて形成される。図4に示すように、プレート1の四隅付近には、放熱器5およびカバー部8とネジ止めなどの固定手段によって接続される貫通孔である孔11がそれぞれ形成される。また、図4に示すように、プレート1の一対の取付板部3が取り付けられる側面中央付近には、放熱器5およびカバー部8とネジ止めなどの固定手段によって接続される孔11が、それぞれ二箇所ずつ設けられる。
As shown in FIGS. 1 and 2, the
図1、図5、図11に示すように、アーム部2は、長手状のアルミニウムなどで形成された金属板を略コの字状に曲折して形成される。アーム部2は、背面側である設置部21と、設置部21から延びるとともに前面側へ略垂直に曲折された一対の垂直部22とを備える。設置部21の長手方向の寸法は、垂直部22の長手方向の寸法より長く形成される。
As shown in FIGS. 1, 5, and 11, the
設置部21には、天井などの被設置場所に設けられた吊りボルトなどを貫通するための取付孔23が設けられる。本実施形態においては、取付孔23は2箇所に設けられており、そのうちの1つは楕円形状となっている。取付孔23を楕円形状にすることにより、被設置場所に取り付ける際に、被設置場所と略平行な平面において設置角度の調整を行うことが可能となる。特に、光照射面が矩形(角型)の照明器具を複数取り付ける場合は、隣り合う照明器具との設置角度のばらつきが分かりやすいという問題があり、楕円形状の取付孔23で設置角度の微調整を行う。
The
また、設置部21には、電源ケーブルなどの配線を通すための配線孔24が設けられる。本実施形態においては、配線孔24は設置部21の中央領域であって取付孔23の間に設けられているが、電源装置からの配線引き回しによっては、設置部21の中央領域ではなく片側の端部に設けられても良いし、両側の端部に設けられても良い。
Further, the
さらに、設置部21から垂直部22に移り変わる部分である曲げ部は、緩やかなRが付けられるように形成される。そして、設置部21の曲げ部近傍には、設置部21から背面側に突出する突起部25が設けられている。本実施形態においては、片側の曲げ部近傍に2つの突起部25を設け、アーム部2全体で4つの突起部25が設けられている。突起部25は、設置部21において取付孔23より垂直部22側に配設され、取付孔23が複数設けられている場合、複数の取付孔23の間の領域に突起部25は配設されないことが望ましい。また、突起部25は、取付孔23から離間した場所に設けられることが好ましい。突起部25は、例えば、φ8mm以下の寸法で形成され、設置部21から1.3mm突出している。突起部25は、φ5mm以上、φ8mm以下の寸法で形成されることが好ましい。
Further, the bent portion, which is a portion that changes from the
なお突起部25の形状は、例えば、直方体形状や円柱形状、富士形状であっても良い。また、突起部25はアーム部2を構成する部材を加工することで設けられても良いし、アーム部2に突起に該当する突起物を取り付けることによって設けられても良い。
The shape of the
垂直部22は、図1に示すように、前面側の端部が略半円状となるよう形成される。また、図2に示すように、垂直部22の短手方向中心付近には、略円形の貫通孔である固定孔221が形成される。垂直部22の固定孔221より前面側には、固定孔221を中心とする円周に沿うような長孔222が形成される。長孔222の端部となる箇所と固定孔221とを結ぶ直線を引いた場合、固定孔221から鉛直に引かれた直線と少なくとも30度の角度をなす。
As shown in FIG. 1, the
取付板部3は、アルミニウムなどの金属で形成される長手状の薄板である。取付板部3は、図6および図7に示すように、第一縦板部31、傾斜部32、第二縦板部33、横板部34を有する。
The mounting
第一縦板部31は、アーム部2から垂下する方向に延びるように形成される垂下部である。第一縦板部31の背面側の端部は、図5に示すように、略半円状に形成される。第一縦板部31の背面側端部付近には、アーム部2の固定孔221および長孔222に対応する位置に、それぞれ略円形の貫通孔である第一連通孔311および第二連通孔312が形成される。
The first
図1に示すように、一対の第一縦板部31の外側面は、アーム部2の一対の垂直部22の内側面に接するようにネジ部9などの固定部材によって取り付けられる。一対の第一縦板部31と一対の垂直部22が取り付けられる際には、まず外側から順に固定孔221および第一連通孔311にネジ部9などの固定部材が連通される。このとき、図7に示すように、固定孔221および第一連通孔311は、雄ネジ部91などの固定部材を支軸として回動可能に取り付けられる。またこのとき、固定孔221と雄ネジ部91等の固定部材の間に外周面が滑らかに形成された筒状のスペーサを設けて取付板部3に回動性をもたせてもよい。
As shown in FIG. 1, the outer surfaces of the pair of first
次に、図6および図7に示すように、長孔222に沿って第二連通孔312が回動するよう一対の取付板部3を可動させ、固定する角度を調整する。最後に、調整した角度において、外側から順に長孔222および第二連通孔312にネジ部9などの固定部材が連通され、固定される。このとき、図7に示すように、固定孔221および第一連通孔311と長孔222および第二連通孔312とは、ネジ部9等によって連通された後一対の取付板部3の内側からナット等の別部材である雌ネジ部92によって締めこまれて固定されてもよいし、第一連通孔311および第二連通孔312の内周面に雌ネジ部92が形成され、それに対し雄ネジ部91がねじ込まれて固定されてもよい。
Next, as shown in FIGS. 6 and 7, the pair of mounting
また、図6に示すように、第一縦板部31は、第一連通孔311の前面側に略鉛直な直線上に設けられる第二連通孔312よりも前面側に、電源部4の側面と接続される電源部取付部313が設けられる。電源取付部313は、ネジ止めなどの固定手段によって電源部4と固定される貫通孔である。電源取付部313は、図5に示す後述の電源部4の底板部42の底面と略平行な直線上に二箇所並べて設けられる。
傾斜部32は、第一縦板部31から前面側へ延び、器具の外側へ傾斜するよう形成される部分である。
Further, as shown in FIG. 6, the first
The
第二縦板部33は、傾斜部32から前面側へ略鉛直に延びるよう形成される部分である。第二縦板部33には、図3および図6に示すように、後述する放熱器5の側面側から延出する延出部511とネジ止めなどの固定手段によって固定される放熱器取付部331が形成される。この放熱器取付部331は、貫通孔であり、プレート1と略平行となる直線上に二箇所並べて設けられる。
The second
横板部34は、図3および図7に示すように、第二縦板部33から前面側かつ器具内側へ向けて略水平に延びるよう形成される部分である。取付板部3の長手方向前面側端部である横板部34の端部は、図8に示すように、後述するカバー部8の外縁部よりも前面側であるとともに、カバー部8の外縁より内側に位置するよう形成される。
As shown in FIGS. 3 and 7, the
電源部4は、図2に示すように、アルミニウムなどの軽量な金属製であり、浅箱状の直方体として形成される。電源部4は、図5に示すように、天板部41の背面および底板部42の前面が、長手方向と短手方向を有する最も広い面として形成される。電源部4は、背面から見た場合、長手方向がアーム部2における設置部21の長手方向と略平行になるよう設けられる。また、電源部4の一対の長手方向側側面は、取付板部3に接触しない。
As shown in FIG. 2, the
電源部4は、図5に示すように、天板部41は、最も広い面である背面と一対の長手方向側側面から構成される。他方、底板部42は、最も広い面である前面と一対の長手方向側側面および一対の短手方向側側面から構成される。すなわち、電源部4は、一対の長手方向側側面は二枚の金属板によって構成され、一対の短手方向側側面は一枚の金属によって構成される。
As shown in FIG. 5, the
電源部4は、図5に示すように、分解した場合、筐体部分は背面側である天板部41と、前面側である底板部42に分けられる。底板部42の最も広い面積である面の背面側には絶縁シート45が敷き詰められる。絶縁シート45の背面側には制御基板44が設けられ、ネジ止めなどの固定手段によって絶縁シート45および底板部42に固定される。制御基板44の背面側を覆うように、天板部41が、底板部42と互いの長手方向側面が重ねられて固定される。
As shown in FIG. 5, when the
電源部4は、取付板部3と接続されない長手方向側面の内一方の面に、端子部43を備えるための凹部が形成される。端子部43の端子は、外部電源と接続して内部の制御基板44および光源部6に電源を供給する。
The
放熱器5は、図7に示すように、プレート1と略平行な矩形状の薄板に形成される放熱ベース51と、放熱ベース51から略垂直に背面側へ突出するように並列されて設けられる放熱フィン52と、放熱ベース51の側面部分から延びて背面側へ曲折されて形成される延出部511を有する。放熱器5は、アルミニウムなどの放熱に優れた軽量な金属によって形成される。
As shown in FIG. 7, the
放熱ベース51は、図7に示すように、プレート1の背面側に密着するように設けられる。また、図6および図7に示すように、放熱ベース51の外形は、プレート1と略同一となるよう形成される。放熱ベース51の中央付近には、不図示の配線用貫通孔が形成される。放熱ベースの四隅である角部は、プレート1と同様のRがつけられて形成される。
As shown in FIG. 7, the
放熱ベース51の一対の取付板部3が取り付けられる側の側面中央付近には、略L字状に突出して背面方向へ延びる延出部511が設けられる。取付板部3の短手方向と略平行である延出部511の幅方向の長さは、取付板部3の短手方向の長さと略同一に形成される。
An
延出部511は、背面側へ立ち上がった部分である側面の外側が、取付板部3の第二縦板部33の内側の面と接触するように放熱器取付部331で不図示のネジなどにより固定される。延出部511の背面側へ立ち上がった部分の高さは、第二縦板部33の高さより低く形成される。
The
放熱フィン52は、図2に示すように、長手方向と短手方向のある矩形の薄板状に形成される。放熱フィン52の長手方向の寸法は、図6に示すように、アーム部2の長手方向と直交する方向における放熱ベース51の寸法と略同一に形成される。放熱フィン52は、短手方向の側面が、アーム部2の長手方向と直交する方向に向かうように並列されて取り付けられる。放熱ベース51と接触していない放熱フィン52の角部は、Rを付けられて形成される。放熱フィン52と電源部4は離間して設けられる。複数の放熱フィン52は、背面が電源部4の最も広い面積を有する面と略平行となるよう設けられる。
また、放熱器5は、放熱ベース51を除いて放熱フィン52がプレート1の背面から突出するように設けられても良い。
As shown in FIG. 2, the
Further, the
光源部6は、図9に示すように、上下または左右が非対称となる部分を有する樹脂等の絶縁性部材で形成される基板60の前面側に、複数のLEDなどの発光素子61が配設されて形成される。発光素子61は、基板60が縦二分割と横二分割の計四分割された場合、四分割の各四箇所とも同様の略円形になるよう複数並べて配設される。
As shown in FIG. 9, the
基板60は、例えば前面から見た場合、基板60は、矩形から上下右側の外縁中央付近が曲線的にくびれた括れ部62が形成され、左側外縁部のみ直線となるような方向確認部63が形成される。括れ部62の曲線は、発光素子61が複数並べられて形成される略円形の外周に所定の間隔を空けて沿うように形成される。
When the
基板60の中央付近には、電源部4から発光素子61へと電源供給する不図示の電源線が配設される中央孔部65が形成される。また、中央孔部65の上下左右には、中央孔部65より径の小さい孔部64が形成される。
Near the center of the
反射板部7は、図3に示すように、4つの放射状部71が一体となるよう形成される。放射状部71は、樹脂等の絶縁性部材で形成された背面から前面へ向かって放射状に広がる筒状の部材の内周面に、アルミ蒸着などによって鏡面が形成された部材である。4つの放射状部71は、前面から見て反射板部7を縦横四分割する直線上において、隣接する放射状部71と接触するように配置されている。
隣接する放射状部71と接触した部分である壁部72は、反射板部7を前面から見て縦横四分割する直線上に略鉛直に沿うよう形成される。
As shown in FIG. 3, the
The
反射板部7は、図3および図5に示すように、柱状の押さえ部73によってプレート1の前面と接し、放射状部71の背面側端部に形成される筒状部74によって基板60の前面と接する。押さえ部73は、反射板部7の前面外縁から背面に向かって突出するよう一体的に設けられる筒状部材である。押さえ部73は、樹脂等の絶縁性部材によって形成されるとともに、反射板部7を前面から見て縦横四分割する直線上かつ放射状部71の外周面に接触しない位置に四箇所設けられる。
As shown in FIGS. 3 and 5, the
筒状部74は、樹脂等の絶縁性部材によって放射状部71と一体に形成される。筒状部74は、背面側の開口が基板60の発光素子61が複数並んで形成される略円形と同心円かつ発光素子61が複数並んで形成される略円形よりも大きい径として形成される。また、筒状部74の前面側開口の径は、放射状部71の背面側開口の径と略同一となるよう形成される。
The
カバー部8は、図8に示すように、プレート1の前面とともに反射板部7の前面および側面を覆うように形成される樹脂製などの透光性を有する部材である。カバー部8の前面から見た場合の外縁は、プレート1の外縁と略同一に形成される。
As shown in FIG. 8, the
カバー部8は、前面から見た場合の四隅付近および取付板部3が取り付けられる一対の側面付近であり、プレート1の孔11と対応する位置に貫通孔である孔部81を有する。カバー部8は、孔部81にネジ止めなどの固定手段を行うことにより、プレート1および放熱器5と固定される。また、カバー部8は、反射板部7の前面および側面を覆うように前面側に突出して設けられる覆い部82と、カバー部8の背面がプレート1の前面と密着するように形成された部分である平坦部83を有する。孔部81は、平坦部83に形成される。
The
覆い部82は、図8に示すように、例えば一対の取付板部3が取り付けられる一対の側面側では、プレート1の外縁に沿うような直線上に形成される。覆い部82は、図8に示すように、一対の取付板部3が取り付けられない一対の側面側では、辺の中央付近がプレート1の外縁より凹んだ形状に形成される。また、覆い部82の四隅は、4つの反射板部7の外周前面側に沿うような曲線状に形成される。覆い部82の高さは、反射板部7の高さと略同一となるよう形成される。
As shown in FIG. 8, the covering
次に本実施形態の照明器具を、被設置場所として例えば天井に、取付部材としてボルトを用いて取り付ける際の動きについて説明をする。なお、このような照明器具を天井に取り付ける場合、照明器具と天井との接触面が小さい場合、照明器具は天井に対しての押さえが利かなくなることで設置安定性が弱くなり、振動で揺れやすくなる虞があるため、照明器具と天井との接触面が重要となる。 Next, the movement when the lighting fixture of the present embodiment is mounted on the ceiling as a place to be installed by using a bolt as a mounting member will be described. When such a luminaire is attached to the ceiling, if the contact surface between the luminaire and the ceiling is small, the luminaire cannot be pressed against the ceiling, which weakens the installation stability and shakes due to vibration. The contact surface between the luminaire and the ceiling is important because it may be easy.
照明器具を天井に取り付ける際は、アーム部2が天井と対向するように照明器具を配設する。この状態ではアーム部2の設置部21は天井と略平行となっている。この状態から、ボルトを取付孔23と天井に配設したボルト受に挿入して照明器具を天井方向に締め上げていくと、図12(a)に示すように、アーム部2の突起部25が天井に接触する。
When mounting the luminaire on the ceiling, the luminaire is arranged so that the
この状態からさらにボルトを締め上げると、ボルトが挿入されている取付孔23の近傍が天井方向に持ち上がるように力が加わる。その結果、図12(b)に示すように、設置部21が変形して設置部21の中央領域が天井と接触する。つまり、アーム部2の設置部21の中央部であり、本実施形態においては、取付孔23の間の領域が富士形状に変形し、富士形状の突出した部分が天井と接触する。この状態でも突起部25は天井と接しており、最初に天井と接触してから、ボルトを締め上げて取り付けが完了するまで、突起部25は天井と接触し続ける。この突出部分と突起部25が天井と接触した状態で照明器具が取り付けられる。
When the bolt is further tightened from this state, a force is applied so that the vicinity of the mounting
この照明器具の取り付けにおいて、ボルトを締め上げる力は照明器具の重量と同等以上のトルクであることが望ましい。照明器具設置後にアーム部2にかかる応力以上の力でアーム部2を締め上げて変形させることで、照明器具設置後のアーム部2の変形を抑制することができる。
In mounting the luminaire, it is desirable that the force for tightening the bolt is a torque equal to or greater than the weight of the luminaire. By tightening and deforming the
従来の照明器具は、アーム部2に突起部25が存在せず、アーム部2の設置部21のほぼ全体が天井と接触するように取り付けられていた。しかし、この取り付け方法では、天井に取り付けられている取付孔23近辺、もしくは取付孔23の間の領域は強固に取り付いているが、取付孔23より外側の領域、つまり、設置部21において取付孔23より垂直部22側の領域は
アーム部2で保持している照明器具全体の重みによってアーム部2が重力方向に引っ張られ変形する虞がある。その結果、アーム部2の設置部21全体が富士形状に変形し、アーム部2と天井が接触する面積が小さくなり設置安定性が弱くなり、照明器具の揺れが生じてしまうという問題点があった。
In the conventional luminaire, the
本実施形態においては、予めアーム部2が変形する量に相当する突起部25を設置部21に設け、取り付け時に器具重量以上のトルクをアーム部2にかけて取り付けることで、器具重量でアーム部2が変形することを抑制できる。また、従来の取り付け方法と比べて、突起部25の分だけ天井との接触面積を大きくすることができ、設置安定性を高め、照明器具の揺れを防止することが可能となる。
In the present embodiment, a
また本実施形態においては、突起部25は、設置部21から垂直部22に移り変わる部分である曲げ部の近傍に設けられており、取付孔23から離間した場所に設けられており。先述の通り、取付孔23の近傍は強固に天井に取り付けられているため、変形するリスクは低い。この取付孔23から離間するほど変形するリスクが大きく、またその変形の変位量も大きくなることから、この部分の突起部25を設けることでさらに設置安定性を高めることができる。また、取付孔23から離間した場所に突起部25を設けることで、アーム部2と天井が接している領域を、例えば、中央と端部といった形で分散させることができ、より設置安定性を高める効果が期待できる。
Further, in the present embodiment, the
この設置安定性を高めるためには、例えば、アーム部2の板厚を大きくして照明器具の重みでは変形しないような構造とする施策が行われている。アーム部2の板厚を大きくした場合は、設置安定性が高くはなるが、板厚を増した分だけコストが増加して、照明器具全体の重量が増加してしまう虞がある。本実施形態のように、必要部分に突起部25を設ける構造とすることで、コストや重量の増加を抑えつつ照明器具の設置安定性を高めることが可能となる。
In order to improve the installation stability, for example, measures have been taken to increase the plate thickness of the
また、本実施形態においては、設置部21の長手方向に直交する方向に一端側及び他端側にそれぞれ少なくとも2つ以上の突起25が設けられている。具体的には、照明器具の回動方向であるアーム部2の長孔222の方向に沿って2点の突起部25が配設されている。照明器具は回動方向に揺れやすくなる虞があり、仮に1点の突起物25で保持した場合は、回動方向に揺れた場合、片方向もしくは両方向の抑えが効かないため、そのまま照明器具が揺れてしまう。本実施形態のように、回動方向に沿って2点の突起部25で天井に接触することで、回動方向のどちらの揺れに対しても抑えが効き、設置後の安定の向上が期待できる。このように重量を持つ回動する照明器具については、回動方向の揺れを考慮して、2点の突起部25を設けることが重要となる。
Further, in the present embodiment, at least two or
また同様に、本実施形態においては、アーム部2の長手方向に対しても2点の突起部25を配設しており、アーム部2の長手方向の揺れに対しても抑えることが可能となる。
Similarly, in the present embodiment, the two
なお、上記で説明した取り付ける際の動きは上記に示した方法に限定されるものではない。例えば、アーム部2の突起部25を天井に接触させてからボルトを用いて取り付けるといった動きで取り付けられても良い。
The movement at the time of mounting described above is not limited to the method shown above. For example, the
また、突起部25はアーム部2に設けられなくても良い。被設置場所側である天井に突起部25に該当する突起を設けても良いし、被設置場所である天井とアーム部2の間の空間に突起部25に該当する部材を挟みこんで天井に取り付けられても良い。
他の効果を以下に示す。
Further, the
Other effects are shown below.
従来の照明器具においては、放熱器5の背面から離間して、電源部4を設置するためのフレームが設けられていた。そこで照明器具の軽量化のため、フレームを除いた構造として、アーム部2の垂直部22を放熱器5側面付近に取り付ける構造が考えられていた。しかし、図10に示すように、アーム部2に電源部4および放熱器5を固定すると、アーム部2を回動させた際に電源部4と放熱器5が干渉する可能性があった。
In the conventional lighting equipment, a frame for installing the
電源部4と放熱器5との干渉を防ぐためには、アーム部2および取付板部3における回動の支軸である固定孔221および第一連通孔311を連通するネジ部9から被設置場所と接する設置部21までの長さを十分長くする構造や、回動方向を器具の一方向のみにする構造が考えられるが、前者では照明器具の高さが高くなってしまい、後者では放熱器を電源部4と干渉しない他方側へ配設するため、器具のバランスが低下する。
In order to prevent interference between the
本発明の実施形態における照明器具は、一対の取付板部3に対して、アーム部2の垂直部22が一対の第一縦板部31を外側から押さえるように取り付けられるとともに、電源部4の一対の短手方向側面が一対の第一縦板部31を内側から支持するように取り付けられる。また、一対の取付板部3に対して、一対の延出部511が一対の第二縦板部33を内側から押さえるように取り付けられる。このように、外側および内側からバランスよく部材が取り付けられることによって、変形しにくく耐久性を高める効果が期待できる。
In the luminaire according to the embodiment of the present invention, the
本発明の実施形態における照明器具は、電源部4が一対の取付板部3間に取り付けられ、アーム部2および取付板部3における回動の支軸である固定孔221および第一連通孔311を連通するネジ部9が、電源部4よりも背面側に位置する。また、設置部21からアーム部2および取付板部3における回動の支軸である固定孔221および第一連通孔311に連通されるネジ部9までの距離は、アーム部2および取付板部3における回動の支軸である固定孔221および第一連通孔311に連通されるネジ部9から取付板部3の前面側端部までの距離よりも短くなる。
In the luminaire according to the embodiment of the present invention, the
これにより、アーム部2を回動させた場合に電源部4および放熱器5は互いに離間して取付板部3に固定されており、また電源部4および放熱器5は同時に回動するため干渉しない。このため、垂直部22および取付板部3を合わせた長さも最低限の長さでよく、照明器具の小型軽量化が可能となる。
As a result, when the
また、一対の取付板部3は、電源部4が取り付けられる第一縦板部31および器具外縁部に設けられる第二縦板部33を傾斜部32を介し一体として形成されることにより、電源部4の長手方向寸法を放熱器5および光源部6の当該方向寸法よりも短く設計できるため、光源部6の発光面積を減らすことなく電源部4の小型化及び器具の小型軽量化が可能となる。
Further, the pair of mounting
また、被設置部から、アーム部2および取付板部3における回動の支軸である固定孔221および第一連通孔311を連通するネジ部9までの長さが十分に短いことにより、天井等の被設置部から受ける振動による垂直部22の前面側端部の揺れが抑制できるという効果が期待できる。また、一対の垂直部22と一対の取付板部3の接続部分である固定孔221および長孔222が背面側の被設置部付近に設けられることにより、ボールなどの障害物が衝突しにくくなるため、照明器具の耐久性が高まることが期待できる。
Further, the length from the installed portion to the
アーム部2の可動部の支点である固定孔221が天井付近にあり、照明器具前面からの距離が長いことにより、本発明の実施形態の使用者が照明器具前面付近を持って光源部6の照射角度を調整する場合、固定孔221が放熱器5の側面付近にあった従来と比べ、少ない力で回動できるため、施工性が高まる効果が期待できる。
Since the fixing
また、電源部4の長手方向寸法と一対の第一縦板部31間の距離が略同一に形成されることにより、電源部4によって第一縦板部31が曲がり難くなり強度が高まるという効果が期待できる。
Further, since the longitudinal dimension of the
本発明の実施形態における照明器具は、光源部6における基板60が、方向確認部63を有する。これにより、器具の組立において基板60をプレート1に取り付ける方向を直感的に判断可能なため、照明器具の組立効率が向上する効果が期待できる。
In the luminaire according to the embodiment of the present invention, the
本発明の実施形態における照明器具は、基板60の発光素子61が設けられない部分に孔部64が複数形成される。また、基板60の外縁部である辺の中央付近には、括れ部62が設けられる。これにより、部材の削減および器具の重量削減が期待できる。
In the luminaire according to the embodiment of the present invention, a plurality of
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等に含まれる。 Although some embodiments of the present invention have been described, these embodiments are presented as examples and are not intended to limit the scope of the invention. These novel embodiments can be implemented in various other embodiments, and various omissions, replacements, and changes can be made without departing from the gist of the invention. These embodiments and modifications thereof are included in the scope and gist of the invention, and are equally included in the invention described in the claims.
1…プレート
11…孔
2…アーム部
21…設置部
22…垂直部
23…取付孔
24…突起部
3…取付板部
4…電源部
5…放熱器
6…光源部
7…反射板部
8…カバー部
9…ネジ部
1 ... plate
11 ... hole
2 ... Arm
21… Installation section
22… Vertical part
23… Mounting hole
24 ... protrusion
3 ... Mounting plate
4… Power supply
5 ... radiator
6 ... Light source
7 ... Reflector
8 ... Cover
9 ... Screw part
Claims (2)
前記垂直部に取付られる器具本体と;を具備し、
前記アーム部は、前記取付孔を介して取付部材によって被設置場所に取付られた状態で、前記突起部と、一端側及び他端側の突起部の間であって前記突起部ではない設置部の少なくとも一部とが被設置場所に当接するように前記被設置場所に取り付けられることを特徴とする照明器具。 An installation portion having at least one mounting hole and protrusions on one end side and the other end side outside the mounting holes, respectively, protruding toward the installation location, and the protrusions from one end side and the other end side of the installation portion. An arm portion having a vertical portion extending in the direction opposite to the protruding direction of the portion;
It is provided with an instrument body attached to the vertical portion;
The arm portion is an installation portion that is between the protrusion portion and the protrusions on one end side and the other end side and is not the protrusion portion in a state where the arm portion is attached to the installation location by the mounting member via the mounting hole. A luminaire characterized in that it is attached to the installation location so that at least a part of the luminaire is in contact with the installation location.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019067453A JP2020167056A (en) | 2019-03-29 | 2019-03-29 | Lighting apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019067453A JP2020167056A (en) | 2019-03-29 | 2019-03-29 | Lighting apparatus |
Publications (1)
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JP2020167056A true JP2020167056A (en) | 2020-10-08 |
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ID=72716416
Family Applications (1)
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JP2019067453A Pending JP2020167056A (en) | 2019-03-29 | 2019-03-29 | Lighting apparatus |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2020167056A (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102360201B1 (en) * | 2021-05-25 | 2022-02-08 | (주) 제이피테크 | Functional lighting device with improved angle adjustment function |
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2019
- 2019-03-29 JP JP2019067453A patent/JP2020167056A/en active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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