JP2020166448A - 情報処理装置、情報処理システム、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】情報表示性能を評価する技術の利便性を向上させる情報処理装置、情報処理システム及びプログラムを提供する。【解決手段】情報処理システム1において、情報処理装置40は、表示装置20の表示部21に情報を表示させる表示要求を取得する取得手段431と、表示要求が取得されたときの第1時間を計測する第1計測手段434と、表示要求に応答して表示部21に情報が表示されたと判定したときの第2時間を計測する第2計測手段435と、第1時間及び第2時間の対から算出される応答時間に基づいて所定の基準が満たされるか否かを評価する評価手段436と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理システム、及びプログラムに関する。
従来、画面に情報を表示する情報表示性能を評価する技術が知られている。例えば、特許文献1には、画面に情報を表示させるための操作を自動化して、性能評価において情報表示を繰り返す技術が開示されている。
特開平09−101872号公報
上述した従来技術では、情報表示性能の評価における操作が自動化されているものの、例えば操作に応答して画面に情報が表示されるまでの応答時間の計測までは自動化されていなかった。したがって、情報表示性能を評価する技術において、更なる利便性の向上が望まれている。
かかる事情に鑑みてなされた本発明の目的は、情報表示性能を評価する技術の利便性を向上させる、情報処理装置、情報処理システム、及びプログラムを提供することにある。
本発明の一実施形態に係る情報処理装置は、
表示部に情報を表示させる表示要求を取得する取得手段と、
前記表示要求が取得されたときの第1時間を計測する第1計測手段と、
前記表示要求に応答して前記表示部に前記情報が表示されたと判定したときの第2時間を計測する第2計測手段と、
前記第1時間及び前記第2時間の対から算出される応答時間に基づいて所定の基準が満たされるか否かを評価する評価手段と、
を備える。
本発明の一実施形態に係る情報処理システムは、
表示部に情報を表示させる表示要求を取得する取得手段と、
前記表示要求が取得されたときの第1時間を計測する第1計測手段と、
前記表示要求に応答して前記表示部に前記情報が表示されたと判定したときの第2時間を計測する第2計測手段と、
前記第1時間及び前記第2時間の対から算出される応答時間に基づいて所定の基準が満たされるか否かを評価する評価手段と、
を備える。
本発明の一実施形態に係るプログラムは、
情報処理装置を、
表示部に情報を表示させる表示要求を取得する取得手段と、
前記表示要求が取得されたときの第1時間を計測する第1計測手段と、
前記表示要求に応答して前記表示部に前記情報が表示されたと判定したときの第2時間を計測する第2計測手段と、
前記第1時間及び前記第2時間の対から算出される応答時間に基づいて所定の基準が満たされるか否かを評価する評価手段と、として機能させる。
本発明の一実施形態に係るプログラムは、
通信可能に接続された複数の情報処理装置によって構成され、
表示部に情報を表示させる表示要求を取得する取得手段と、
前記表示要求が取得されたときの第1時間を計測する第1計測手段と、
前記表示要求に応答して前記表示部に前記情報が表示されたと判定したときの第2時間を計測する第2計測手段と、
前記第1時間及び前記第2時間の対から算出される応答時間に基づいて所定の基準が満たされるか否かを評価する評価手段と、を備える情報処理システムにおける、前記複数の情報処理装置のうち1つの情報処理装置を、
前記取得手段、前記第1計測手段、前記第2計測手段、及び前記評価手段の少なくとも1つとして機能させる。
本発明の一実施形態に係る情報処理装置、情報処理システム、及びプログラムによれば、情報表示性能を評価する技術の利便性が向上する。
本発明の一実施形態に係る情報処理システムの概略構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態で表示される表示情報を示す概略図である。 本発明の一実施形態で表示された表示情報の少なくとも一部を示す概略図である。 本発明の一実施形態に係る情報処理システムの動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る情報処理システムの動作の他の例を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る情報処理システムの動作の他の例を示すフローチャートである。 本発明の他の実施形態に係る情報処理システムの概略構成を示すブロック図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1を参照して、本発明の一実施形態に係る情報処理システム1について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る情報処理システム1の概略構成を示すブロック図である。本実施形態に係る情報処理システム1は、表示装置20と、入力装置30と、情報処理装置40と、を備える。情報処理装置40は、表示装置20、及び入力装置30と通信可能に接続される。
情報処理システム1は、情報表示性能の評価に用いられる情報処理システムである。情報処理装置40は、例えばマウス等の入力装置30を介して情報を表示させる表示要求を取得すると、表示要求に応答して、例えばディスプレイ等の表示装置20に情報を表示する。情報処理装置40は、情報を表示させる表示要求が取得されたときの第1時間と、表示要求に応答して情報が表示されたと判定したときの第2時間とをそれぞれ計測する。情報処理装置40は、これらの第1時間及び第2時間の対から算出される応答時間に基づいて所定の基準が満たされるか否かを評価する。これによって、情報処理システム1は、情報を表示させる表示要求が取得されたときから、表示要求に応答して情報が表示されるまでの応答時間を、人手を介さずに自動で計測して評価することができる。また、評価において人間の反応速度等の影響を低減させることができる。したがって、情報表示性能を評価する技術の利便性が向上する。図1では説明の簡便のため、それぞれ1つの表示装置20、入力装置30、及び情報処理装置40が示されているが、情報処理システム1は、それぞれ任意の数の表示装置20、入力装置30、及び情報処理装置40を含む構成も可能である。
(表示装置の構成)
表示装置20の構成について説明する。表示装置20は、例えば液晶ディスプレイ又はOEL(Organic Electro-luminescence)ディスプレイ等のディスプレイであるが、これらに限られず任意の表示デバイスとすることができる。表示装置20は、表示部21を備える。表示部21は、画像の表示を行う表示モジュールである。本実施形態において、表示装置20は、情報処理装置40と有線又は無線で通信可能に接続される。表示装置20は、情報処理装置40から送信された情報を表示部21の一部又は全部に表示する。
(入力装置の構成)
入力装置30の構成について説明する。入力装置30は、入力部31を備える。入力部31は、ユーザ操作を受け付ける入力インタフェースである。入力インタフェースは、例えばマウス等のポインティングデバイス、物理キー、又は表示装置20と一体的に設けられたタッチパネル等であるが、これらに限られず任意の入力インタフェースとすることができる。本実施形態において、入力装置30は、情報処理装置40と有線又は無線で通信可能に接続される。入力装置30は、ユーザ操作によって入力部31に入力されたユーザ操作情報を情報処理装置40に送信する。
(情報処理装置の構成)
情報処理装置40の構成について説明する。情報処理装置40は、例えばPC(Personal Computer)であるが、任意の情報処理装置であってもよい。
(情報処理装置のハードウェア構成)
図1を参照して、情報処理装置40のハードウェア構成について詳細に説明する。情報処理装置40は、通信部41と、記憶部42と、制御部43と、を備える。通信部41、記憶部42、及び制御部43は、有線又は無線で通信可能に接続される。
通信部41は、有線又は無線で通信を行う通信モジュールである。当該通信モジュールは、例えば有線LAN又は無線LAN等の通信規格に対応するが、これに限られず、任意の通信規格に対応してもよい。本実施形態において、情報処理装置40は、通信部41を介して、LAN、WAN、インターネット、又は専用線等を含むネットワークを介して、表示装置20及び入力装置30の各々に接続される。これによって、情報処理装置40は、表示装置20及び入力装置30と有線又は無線で通信可能とされる。
記憶部42は、1つ以上のメモリである。メモリは、例えば半導体メモリ、磁気メモリ、又は光メモリ等であるが、これらに限られず任意のメモリとすることができる。記憶部42は、一次記憶装置、二次記憶装置、又はキャッシュメモリとして機能する。記憶部42は、システムプログラム、アプリケーションプログラム、及びデータベース等を記憶する。記憶部42は、例えば情報処理装置40に内蔵されるが、任意のインタフェースを介して情報処理装置40に外部から接続されてもよい。
記憶部42は、情報表示性能の評価に用いられる情報を記憶する。情報表示性能の評価に用いられる情報は、表示要求、表示情報、及び基準情報等の少なくとも1つを含む情報である。
表示要求は、表示部21に情報を表示させる要求であって、入力装置30に入力されるユーザ操作情報を含む要求である。
表示情報は、表示要求に応答して表示部21の全部又は一部に表示される情報である。表示情報は、例えば、画像データ、テキストデータ、又はバイナリデータ等であるが、これらに限られず、表示部21の全部又は一部に表示される情報を特定するための任意の情報とすることができる。
基準情報は、表示部21に表示情報が表示されたか否かの判定に用いられる情報である。基準情報は、要素情報及び範囲情報の少なくとも一方を含む。
要素情報は、表示部21に表示される表示情報の要素を特定する情報である。要素情報において特定される要素は、例えば画素、画像、アイコン、又は文字列等の情報であるが、これらに限られず、表示情報を構成する任意の要素であってよい。
範囲情報は、表示部21において表示情報の少なくとも一部が表示される範囲を特定する情報である。範囲情報において特定される範囲は、例えば表示部21における位置、座標、又は表示素子等であるが、これらに限られず、表示情報の任意の範囲であってよい。
1つの表示情報に対して設定される基準情報は、1つとされてもよく、或いは複数とされてもよい。記憶部42は、情報表示性能の評価に用いられる情報を一意に識別する識別情報と関連付けて記憶する。以下、情報表示性能の評価に用いられる情報を一意に識別する識別情報を評価ID(Identifier)ともいう。
制御部43は、1つ以上のプロセッサである。プロセッサは、制御手順を規定したプログラムを実行するCPU等の汎用のプロセッサ又は特定の処理に特化した専用のプロセッサであるが、これらに限られず任意のプロセッサとすることができる。制御部43は、情報処理装置40全体の動作を制御する。
(情報処理装置のソフトウェア構成)
情報処理装置40のソフトウェア構成について説明する。情報処理装置40の動作の制御に用いられる1つ以上のプログラムが記憶部42に記憶される。当該1つ以上のプログラムは、制御部43によって読み込まれると、制御部43を取得手段431、表示手段432、設定手段433、第1計測手段434、第2計測手段435、及び評価手段436として機能させる。
各手段の概要について説明する。取得手段431は、表示部21に情報を表示させる表示要求を取得する手段である。取得手段431は、入力装置30に入力されたユーザ操作情報が通信部41に送信された場合に、ユーザ操作情報を表示要求として取得する。また、取得手段431は、予め記憶部42に記憶された表示要求を読み込むことで、入力装置30へのユーザ操作を再現して、疑似的に表示要求を取得する。取得手段431によってユーザ操作を再現することは、情報表示性能の評価において同一の表示要求の取得が繰り返し実行される場合に有効である。取得手段431は、取得した表示要求を一意に識別するための識別情報と関連付けて記憶部42に記憶する。以下、表示要求を一意に識別する識別情報を要求IDともいう。また、取得手段431は、取得した表示要求を上述した評価IDと関連付けて記憶部42に記憶させる。これらの構成によれば、他の手段が、要求ID又は評価IDを用いて、表示要求に対応する表示情報及び基準情報を取得することができる。
表示手段432は、表示部21に表示情報を表示させる手段である。表示手段432は、取得手段431によって表示要求が取得された場合に、表示要求に応答して表示情報を生成する。表示手段432は、生成した表示情報を、表示部21の全部又は一部に表示情報を表示させる。或いは、表示手段432は、生成した表示情報を表示させる命令を表示装置20に送信して、表示部21の全部又は一部に表示情報を表示させる。
設定手段433は、表示部21に表示情報が表示されたか否かの判定に用いられる基準情報を設定する手段である。設定手段433は、取得手段431によって表示情報を表示する表示要求が取得されたのち、表示部21に最初に表示される表示情報の少なくとも一部を特定する情報を基準情報として設定する。
具体的には、設定手段433は、取得手段431によって表示情報を表示する表示要求が取得されたのち、所定の時間間隔にて表示部21に表示情報の少なくとも一部が表示されているか否かの判定を繰り返す。
設定手段433は、上記の判定において、表示部21から取得した表示部21の全部又は一部に表示された表示情報と、記憶部42に記憶された表示情報とを比較して、表示情報の少なくとも一部が表示されているか否かを判定する。設定手段433は、表示情報が画面キャプチャ等の画像データである場合、画像認識技術によって表示情報を比較する。或いは、設定手段433は、表示情報がHTML等のテキストデータである場合、文字列比較処理によって表示情報を比較する。
設定手段433は、上記の判定において、所定の時間間隔にて取得した表示部21の表示情報を互いに比較して、表示情報の少なくとも一部に変化があったか否かを判定する構成も可能である。かかる構成において、設定手段433は、ある時点で取得した表示部21の表示情報と、当該時点から所定の時間が経過したのちに取得した表示部21の表示情報を互いに比較して、表示情報の少なくとも一部に変化があったか否かを判定する。
設定手段433は、上記の判定を繰り返して特定された、表示部21に最初に表示される表示情報の要素を要素情報として特定し、当該要素情報を含む基準情報を設定する。或いは、設定手段433は、上記の判定を繰り返して特定された、表示部21において表示情報の少なくとも一部が最初に表示される範囲を範囲情報として特定し、当該範囲情報を含む基準情報を設定する。
設定手段433は、上述した、表示部21に最初に表示される表示情報の少なくとも一部を特定する処理を1回実行してもよく、或いは複数回実行してもよい。当該処理が複数回実行される場合、設定手段433は、複数回の処理の各々で最初に表示された表示情報の少なくとも一部に基づいて基準情報を設定する。具体的には、設定手段433は、複数回の処理において、最初に表示された表示情報の少なくとも一部に基づいて、要素情報又は範囲情報等の基準情報を設定する。設定手段433は、設定した基準情報を記憶部42に記憶させる。ここで、設定手段433は、上述した基準情報を設定する処理を、統計情報に基づいて機械学習によって実施する構成も可能である。
第1計測手段434は、表示要求が取得されたときの第1時間を計測する手段である。第1計測手段434は、取得手段431が表示要求を取得したときの現在時刻を第1時間として取得する。第1計測手段434は、計測された第1時間を記憶部42に記憶させる。第1計測手段434は、第1時間を、上述した要求IDと関連付けて記憶部42に記憶させる。
第2計測手段435は、表示要求に応答して表示部21に表示情報が表示されたと判定したときの第2時間を計測する手段である。第2計測手段435は、表示要求に応答して表示部21に表示情報が表示されたか否かを判定する。具体的には、第2計測手段435は、表示部21の全部又は一部に表示された表示情報を取得する。第2計測手段435は、表示部21の表示情報と、記憶部42に記憶された表示情報とを比較して、これらが同一であるかを判定する。第2計測手段435は、表示情報が画像データである場合、画像認識技術によって表示情報の同一性を判定する。また、第2計測手段435は、表示情報がテキストデータである場合、文字列比較処理によって表示情報の同一性を判定する。第2計測手段435は、表示部21の表示情報と記憶部42の表示情報とが互いに同一である場合に、表示要求に応答して表示情報が表示されたと判定する。第2計測手段435は、表示されたか否かの判定を、所定の時間間隔で繰り返し実行する。第2計測手段435は、表示要求に応答して表示情報が表示されたと判定したときの現在時刻を第2時間として取得する。第2計測手段435は、第2時間を、上述した要求IDと関連付けて記憶部42に記憶させる。これによって、他の手段において、第1時間と、第1時間と対になる第2時間とを要求IDによって取得することができる。
第2計測手段435は、基準情報に基づいて、表示部21に表示情報が表示されたか否かを判定することができる。ここで、当該判定の処理は、基準情報に要素情報及び範囲情報のいずれが含まれているかに応じて異なる。以下、それぞれ具体的に説明する。
まず、基準情報に要素情報が含まれる場合について説明する。第2計測手段435は、基準情報に要素情報が含まれる場合、表示部21に要素情報で特定される表示情報の要素が表示されたか否かを判定する。第2計測手段435は、基準情報に基づいて、表示部21に表示情報の要素が表示されたと判定した場合に、表示部21に表示情報が表示されたと判定する。具体的には、第2計測手段435は、表示部21から取得した表示部21の全部又は一部に表示された表示情報と記憶部42に記憶された要素情報で特定される表示情報の要素とを比較して、表示情報に表示情報の要素が含まれているか否かを判定する。第2計測手段435は、表示情報が画像データである場合、画像認識技術によって、表示情報の画像の少なくとも一部が要素情報で特定される画像と同一であるか否かを判定する。或いは、第2計測手段435は、表示情報がテキストデータである場合、文字列比較処理によって、表示情報の文字列の少なくとも一部が要素情報で特定される文字列と同一であるか否かを判定する。
次に、基準情報に範囲情報が含まれる場合について説明する。第2計測手段435は、基本情報に範囲情報が含まれる場合、範囲情報で特定された表示部21の範囲に表示情報の少なくとも一部が表示されたか否かを判定する。第2計測手段435は、当該範囲に表示情報の少なくとも一部が表示されたと判定した場合に、表示部21に表示情報が表示されたと判定する。具体的には、第2計測手段435は、表示部21から取得した表示部21の全部又は一部に表示された表示情報から、記憶部42に記憶された範囲情報で特定された範囲の情報を取得して、当該範囲に表示情報の少なくとも一部が表示されたか否かを判定する。第2計測手段435は、表示情報が画像データである場合、画像認識技術によって、範囲情報で特定された範囲に表示情報の少なくとも一部の画像が表示されたか否かを判定する。或いは、第2計測手段435は、表示情報がテキストデータである場合、文字列比較処理によって、範囲情報で特定された範囲に表示情報の少なくとも一部の文字列が表示されたか否かを判定する。
第2計測手段435は、上述したとおり、表示部21に表示情報が表示されたか否かの判定の対象を基準情報によって限定することによって、判定に要する処理量及び処理時間を減らすことができる。このため、第2計測手段435は、より短い時間間隔で当該判定を繰り返すことができる。
第2計測手段435は、1つの表示情報に対して複数の基準情報が設定されている場合、複数の基準情報に基づいて、表示部21に表示情報が表示されたか否かを判定する。
第2計測手段435は、複数の基準情報のすべてに基づいて、表示部21に表示情報が表示されたか否かを判定する。具体的には、第2計測手段435は、表示部21の全部又は一部に表示された表示情報を取得する。複数の基準情報がそれぞれ要素情報を含んでいる場合、第2計測手段435は、取得した表示部21の表示情報に、要素情報で特定された全ての要素が表示されていると判定した場合に、表示部21に表示情報が表示されたと判定する。複数の基準情報がそれぞれ範囲情報を含んでいる場合、第2計測手段435は、取得した表示部21の表示情報の範囲情報で特定された全ての範囲に、表示情報の少なくとも一部が表示されていると判定した場合に、表示部21に表示情報が表示されたと判定する。かかる構成によれば、第2計測手段435が、表示部21に表示情報の一部のみが表示されて全体が表示されていない場合に、表示情報が表示されたと誤って判定する蓋然性を減らすことができる。
或いは、第2計測手段435は、複数の基準情報の少なくとも1つに基づいて、表示部21に表示情報が表示されたか否かを判定する。具体的には、第2計測手段435は、表示部21の全部又は一部に表示された表示情報を取得する。複数の基準情報がそれぞれ要素情報を含んでいる場合、第2計測手段435は、取得した表示部21の表示情報に、要素情報で特定された要素の少なくとも1つが表示されていると判定した場合に、表示部21に表示情報が表示されたと判定する。複数の基準情報がそれぞれ範囲情報を含んでいる場合、第2計測手段435は、取得した表示部21の表示情報の範囲情報で特定された範囲の少なくとも1つに、表示情報の少なくとも一部が表示されていると判定した場合に、表示部21に表示情報が表示されたと判定する。かかる構成によれば、基準情報を増加又は減少させることによって、第2計測手段435が、表示部21に表示情報が表示されたと判定する感度を上昇又は低下させることができる。
評価手段436は、情報表示性能を評価する手段である。評価手段436は、上述した第1時間及び第2時間の対から算出される応答時間に基づいて所定の基準が満たされるか否かを評価する。所定の基準は、情報表示性能の評価に用いられる基準であって、任意の数値又は数値範囲で定められる。ここで、所定の基準が、過去に計測された応答時間の実測値の平均値と標準偏差に基づいて設定される構成も可能である。
評価手段436は、1つの第1時間及び第2時間の対から算出される応答時間に基づいて所定の基準が満たされるか否かを評価してもよく、或いは複数の第1時間及び第2時間の対から算出される応答時間に基づいて所定の基準が満たされるか否かを評価してもよい。複数の第1時間及び第2時間の対から算出される応答時間に基づいて評価が行われる場合、評価手段436は、複数の応答時間の各々において、所定の基準が満たされるか否かを評価する。或いは、評価手段436は、複数の応答時間の平均値又は標準偏差等の算出値を算出して、算出値において、所定の基準が満たされるか否かを評価する。
評価手段436は、所定の基準が満たされるか否かを評価した結果に基づく通知を行う。具体的には、評価手段436は、表示部21に情報を表示させて、通知を行うが、これに限られない。評価した結果に基づく情報には、表示部21に情報を表示した回数、応答時間の計測値、及び所定の基準がみたされるか否か等の情報の少なくとも1つが含まれる。
(情報処理システムの動作)
以下に、制御部43が上述した各手段として機能することによって実現される、情報処理システム1の動作について、具体例を示して説明する。
(1)動作例1:基準情報の設定
図2、図3、及び図4を参照して、情報表示性能の評価に用いられる基準情報を設定する情報処理システム1の動作例について説明する。図2は、表示要求によって表示部21に表示される表示情報Aを示す概略図である。表示情報Aは、複数の画素で構成される画像データであるものとする。図2において、表示部21において複数の画素のそれぞれが表示される位置をP1〜Pnで示し、複数の画素のそれぞれに表示される色をC1〜Cnで示している。したがって、表示部21において位置P1〜Pnのそれぞれに色C1〜Cnが表示された場合に、ユーザは表示部21に表示情報Aの画像が表示されたと認識することができる。
図3(A)〜(D)は、表示部21に表示されている情報を示す概略図である。図3(A)は、表示情報Aを表示する処理が行われる前の表示部21に表示された画像を示している。図3において、表示部21の情報が表示されていない位置P1〜Pnは、網掛けで表示されている。図3(A)では、表示部21の位置P1〜Pnには色C1〜Cnが表示されていない。一方で、図3(B)では、表示部21の位置P7、P8、及びP10に、色C7、C8、及びC10が表示されている。さらに、表示情報Aを表示する処理が完了すると、図2に示すように、表示部21の位置P1〜Pnには色C1〜Cnが表示される。
図4を参照して、情報処理システム1における基準情報の設定の流れについて説明する。図4は、情報処理システム1の動作の一例として基準情報を設定する際の動作の流れを示すフローチャートである。本処理が実施される前には、図3(A)に示すように、表示部21の位置P1〜Pnには色C1〜Cnが表示されていないものとする。
ステップS101:取得手段431は、表示情報Aを表示させる表示要求を取得する。当該表示要求は、表示部21の位置P1〜Pnのそれぞれに色C1〜Cnを表示させる要求であるものとする。
ステップS102:表示手段432は、表示要求に応じて表示部21に表示情報Aを表示させる。
ステップS103:設定手段433は、表示部21に表示情報Aの少なくとも一部が表示されたか否かを判定する。設定手段433は、取得手段431によって表示要求が取得されると、所定の時間間隔で、表示部21に表示情報Aの少なくとも一部が表示されているか否かの判定を繰り返す。設定手段433は、図3(A)に示すように、表示部21に表示情報Aが表示されていないと判定した場合(ステップS103−No)、所定の時間が経過したのち、ステップS103を繰り返す。
ステップS104:設定手段433は、表示部21に表示情報Aの少なくとも一部が表示されたと判定した場合(ステップS103−Yes)、表示部21に表示された表示情報Aの少なくとも一部を特定する。設定手段433は、図3(B)に示すように、表示部21の位置P7、P8、及びP10に色C7、C8、及びC10が表示されたと判定した場合、表示部21の位置P7、P8、及びP10に表示された色C7、C8、及びC10を、表示部21に最初に表示された表示情報の少なくとも一部と判定する。設定手段433は、図3(C)に示すように、表示部21の位置P7に色C7が表示されたと判定した場合、表示部21の位置P7に表示された色C7を、表示部21に最初に表示された表示情報の少なくとも一部と判定する。設定手段433は、図3(D)に示すように、表示部21の位置P2及びP7に色C2及びC7が表示されたと判定した場合、表示部21の位置P2及びP7に表示された色C2及びC7を、表示部21に最初に表示された表示情報の少なくとも一部と判定する。
ステップS105:設定手段433は、所定回数だけ処理が実行されたかを判定する。設定手段433は、所定回数だけ処理が実行されていないと判定した場合(ステップS105−No)、ステップS101に処理を進める。
ステップS106:設定手段433は、所定回数だけ処理が実行されたと判定した場合(ステップS105−Yes)、表示部21に表示された表示情報Aの少なくとも一部に基づいて、基準情報を設定する。設定手段433は、例えば、表示情報Aの表示処理を3回繰り返した結果、それぞれ図3(B)〜図3(D)に示すように表示部21に表示されたと判定したとする。設定手段433は、3回の表示処理で共通して表示されたと判定された表示部21の位置P7に表示された色C7を表示情報Aの基準情報と設定することができる。具体的には、設定手段433は、色C7を、表示部21に表示される表示情報の要素を特定する要素情報とする。設定手段433は、表示部21の位置P7を、表示部21において表示情報の少なくとも一部が最初に表示される範囲を特定する範囲情報とする。設定手段433は、これらの要素情報及び範囲情報を含む基準情報を設定して、記憶部42に記憶させる。
或いは、設定手段433は、3回の表示処理の少なくとも1回以上で表示されたと判定された、表示部21の位置P2、P7、P8、及びP10に表示された色C2、C7、C8、及びC10を表示情報Aの基準情報と設定することもできる。かかる場合、設定手段433は、色C2、C7、C8、及びC10を要素情報とし、位置P2、P7、P8、及びP10を範囲情報とする。設定手段433は、これらの要素情報及び範囲情報を含む基準情報を設定して、記憶部42に記憶させる。
(2)動作例2:性能試験
図5を参照して、情報処理システム1において実行される情報表示性能の評価の一例について説明する。情報処理システム1は、情報表示性能の評価の一例として、所定回数だけ情報表示を繰り返して情報表示性能に関する基準が満たされているか否かの性能試験に用いることができる。図5は、情報処理システム1の動作の一例として性能試験の動作の流れを示すフローチャートである。本動作例では、情報表示性能が製品仕様を満たすか否かの評価として、所定回数だけ表示処理を繰り返して、応答時間の平均値を算出し、応答時間の平均値が所定の基準を満たすか否かの評価が行われるものとする。所定の基準は、応答時間の平均値が製品仕様に基づく基準値以内であるという基準とされる。
ステップS201:取得手段431は、表示情報Aを表示させる表示要求を取得する。
ステップS202:第1計測手段254は、表示情報Aを表示させる表示要求が取得されたときの第1時間を計測する。
ステップS203:表示手段432は、表示要求に応じて表示部21に表示情報Aを表示させる。
ステップS204:第2計測手段255は、表示部21に表示情報Aが表示されたか否かを判定する。第2計測手段255は、基準情報が設定されている場合には、当該判定において、基準情報に基づいて、表示部21に表示情報Aが表示されたか否かを判定する。第2計測手段255は、表示部21に表示情報Aが表示されていないと判定した場合(ステップS204−No)、所定の時間が経過したのち、ステップS204の処理を繰り返す。
ステップS205:第2計測手段255は、表示部21に表示情報Aが表示されたと判定した場合(ステップS204−Yes)、表示情報が表示されたと判定したときの第2時間を計測する。
ステップS206:評価手段436は、所定回数だけ処理が実行されたかを判定する。評価手段436は、所定回数だけ処理が実行されていないと判定した場合(ステップS206−No)、ステップS201に処理を進める。
ステップS207:評価手段436は、所定回数だけ処理が実行されたと判定した場合(ステップS206−Yes)、第1時間及び第2時間の対に基づいて応答時間を算出する。評価手段436は、所定回数の処理における応答時間の平均値を算出する。
ステップS208:評価手段436は、算出した応答時間に基づいて、所定の基準が満たされるか否かを評価する。評価手段436は、評価した結果を表示部21に表示する。
(3)動作例3:耐久性試験
図6を参照して、情報処理システム1において実行される情報表示性能の評価の他の例について説明する。情報処理システム1は、情報表示性能の評価の他の例として、長時間継続して画面表示を繰り返して画面表示性能が劣化するか否かの耐久性試験に用いることができる。図6は、情報処理システム1の動作の一例として耐久性試験の動作の流れを示すフローチャートである。本動作例では、所定の時間継続して情報表示が繰り返された場合に情報表示性能が劣化するか否かの評価として、繰り返し表示処理の応答時間を算出し、それぞれの応答時間が所定の基準を満たすか否かの評価が行われるものとする。所定の基準は、応答時間が、動作例2の性能試験で計測された応答時間の平均値X及び標準偏差σから算出された時間以下であることとし、例えばX+3σ以下であるという基準とされる。
ステップS301:取得手段431は、表示情報Aを表示させる表示要求を取得する。
ステップS302:第1計測手段254は、表示情報Aを表示させる表示要求が取得されたときの第1時間を計測する。
ステップS303:表示手段432は、表示要求に応じて表示部21に表示情報Aを表示させる。
ステップS304:第2計測手段255は、表示部21に表示情報Aが表示されたか否かを判定する。第2計測手段255は、基準情報が設定されている場合には、当該判定において、基準情報に基づいて、表示部21に表示情報Aが表示されたか否かを判定する。第2計測手段255は、表示部21に表示情報Aが表示されていないと判定した場合(ステップS304−No)、所定の時間が経過したのち、ステップS304の処理を繰り返す。
ステップS305:第2計測手段255は、表示部21に表示情報Aが表示されたと判定した場合(ステップS304−Yes)、表示情報が表示されたと判定したときの第2時間を計測する。
ステップS306:評価手段436は、第1時間及び第2時間の対から算出される応答時間を算出する。
ステップS307:評価手段436は、算出した応答時間に基づいて、所定の基準が満たされるか否かを評価する。
ステップS308:評価手段436は、所定時間が経過したか否かを判定する。評価手段436は、所定時間が経過していないと判定した場合(ステップS308−No)、ステップS301から処理を繰り返す。評価手段436は、所定時間が経過したと判定した場合(ステップS308−Yes)、評価した結果を表示部21に表示する。
以上述べたように、本発明によれば、情報処理装置40は、情報を表示させる表示要求が取得されたときから表示要求に応答して情報が表示されるまでの応答時間を、人手を介さずに自動で計測して評価することができる。また、評価において人間の反応速度等の影響を低減させることができる。したがって、情報表示性能を評価する技術の利便性が向上する。
また、本発明の一実施形態に係る情報処理装置40は、表示情報の少なくとも一部を基準情報として設定し、判定対象を基準情報に限定することで、判定に要する処理量及び処理時間を減らすことができる。
本発明の一実施形態に係る情報処理装置40では、複数の基準情報のすべてが満たされた場合に表示情報が表示されたと判定することで、表示情報の一部のみが表示されて全体が表示されていない場合に、表示情報が表示されたと誤って判定する蓋然性を減らすことができる。
本発明の一実施形態に係る情報処理装置40では、複数の基準情報の少なくとも1つが満たされた場合に表示情報が表示されたと判定することで、表示情報が表示されたと判定する感度を調整することができる。
本発明の一実施形態に係る情報処理装置40では、複数回評価を繰り返して算出された応答時間に基づいて所定の基準が満たされるか否かを評価することで、評価の精度を向上させることができる。
本発明を諸図面及び実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形及び修正を行うことが容易であることに注意されたい。したがって、これらの変形及び修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各手段、各ステップ等に含まれる機能等は論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の手段及びステップ等を1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。
例えば、上述した実施形態に係る表示装置20、入力装置30、及び情報処理装置40のうち少なくとも2つを、1つの装置として構成することができる。具体的には、情報処理装置40を、例えばタブレット端末又はスマートフォン等の、表示装置20の表示部21、入力装置30の入力部31、又はこれらの両方を含む装置とすることができる。或いは、表示装置20及び入力装置30を、1つの装置として、表示部21及び入力部31を備える構成とすることができる。
また、上述した実施形態において、図4〜図6を参照して情報処理システム1の動作の例について説明した。しかしながら、上述した動作に含まれる一部のステップ、又は1つのステップに含まれる一部の動作が、論理的に矛盾しない範囲内において省略された構成も可能である。また、上述した動作に含まれる複数のステップの順番が、論理的に矛盾しない範囲内において入れ替わった構成も可能である。
また、上述した実施形態において、情報処理装置40の制御部43によって実現される各種の手段をソフトウェア構成として説明したが、これらのうち少なくとも一部の手段は、ソフトウェア資源及び/又はハードウェア資源を含む概念とすることができる。例えば、第1計測手段434及び第2計測手段435の各々は、1つ以上のプロセッサ及び1つ以上のメモリを含んでもよい。また例えば、評価手段436は、1つ以上のディスプレイ装置又は印刷装置等を含んでもよい。
また、上述した実施形態において、情報表示性能の評価は、情報処理装置40が単独で表示部21に情報を表示する性能の評価であるものとして説明したが、この限りではない。情報表示性能の評価は、図7に示すように、情報処理システム1は、情報処理装置40がサーバ装置10と協働して表示部21に情報を表示する性能の評価をする構成も可能である。
図7は、本発明の他の実施形態に係る情報処理システム1の概略構成を示すブロック図である。本実施形態は、図1等を参照して上述した情報処理システム1と比べて、サーバ装置10が含まれている点で異なる。サーバ装置10は、サーバ通信部11と、サーバ記憶部12と、サーバ制御部13と、を備える。サーバ通信部11、サーバ記憶部12、及びサーバ制御部13は、それぞれ上述した、通信部41、記憶部42、及び制御部43に相当する機能を有する。本実施形態において、サーバ装置10は、サーバ通信部11を介して、LAN、WAN(Wide Area Network)、インターネット、又は専用線等を含むネットワークを介して情報処理装置40の通信部41と接続される。これによって、サーバ装置10は、情報処理装置40と有線又は無線で通信可能とされる。
図7に示される情報処理システム1では、上述した情報処理装置40の機能又は処理として説明された機能又は処理の全部又は一部が、サーバ装置10の機能又は処理として実現される構成も可能である。具体的には、上述した情報処理装置40の各機能を実現する処理内容を記述したプログラムを、サーバ装置10のメモリ等のサーバ記憶部12に記憶し、サーバ装置10のプロセッサ等のサーバ制御部13によって当該プログラムを読み出して実行させる。これによって、情報処理装置40は、情報表示性能の評価に関する処理として上述した処理の少なくとも一部をサーバ装置10と協働して実行する。情報処理装置40は、例えば表示要求に応答して表示部21に表示させる表示情報を生成する処理の一部をサーバ装置10に実行させる。
1 情報処理システム
10 サーバ装置
11 サーバ通信部
12 サーバ記憶部
13 サーバ制御部
20 表示装置
21 表示部
30 入力装置
31 入力部
40 情報処理装置
41 通信部
42 記憶部
43 制御部
431 取得手段
432 表示手段
433 設定手段
434 第1計測手段
435 第2計測手段
436 評価手段
50 ネットワーク

Claims (10)

  1. 表示部に情報を表示させる表示要求を取得する取得手段と、
    前記表示要求が取得されたときの第1時間を計測する第1計測手段と、
    前記表示要求に応答して前記表示部に前記情報が表示されたと判定したときの第2時間を計測する第2計測手段と、
    前記第1時間及び前記第2時間の対から算出される応答時間に基づいて所定の基準が満たされるか否かを評価する評価手段と、
    を備える、情報処理装置。
  2. 前記表示部に前記情報が表示されたか否かの判定に用いられる基準情報を設定する設定手段を更に備え、
    前記第2計測手段は、前記基準情報に基づいて、前記表示部に前記情報が表示されたか否かを判定する、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記基準情報には、前記表示部に表示される前記情報の要素を特定する情報が含まれ、
    前記第2計測手段は、前記基準情報に基づいて、前記表示部に前記要素が表示されたと判定した場合に、前記表示部に前記情報が表示されたと判定する、請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記基準情報には、前記表示部において前記情報の少なくとも一部が表示される範囲を特定する情報が含まれ、
    前記第2計測手段は、前記基準情報に基づいて、前記表示部の前記範囲に前記情報の少なくとも一部が表示されたと判定した場合に、前記表示部に前記情報が表示されたと判定する、請求項2又は3に記載の情報処理装置。
  5. 前記第2計測手段は、複数の前記基準情報のすべてに基づいて、前記表示部に前記情報が表示されたか否かを判定する、請求項2から4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 前記第2計測手段は、複数の前記基準情報の少なくとも1つに基づいて、前記表示部に前記情報が表示されたか否かを判定する、前記表示部に請求項2から4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. 前記評価手段は、複数の前記第1時間及び前記第2時間の対から算出される前記応答時間に基づいて所定の基準が満たされるか否かを評価する、請求項1から6のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  8. 表示部に情報を表示させる表示要求を取得する取得手段と、
    前記表示要求が取得されたときの第1時間を計測する第1計測手段と、
    前記表示要求に応答して前記表示部に前記情報が表示されたと判定したときの第2時間を計測する第2計測手段と、
    前記第1時間及び前記第2時間の対から算出される応答時間に基づいて所定の基準が満たされるか否かを評価する評価手段と、
    を備える、情報処理システム。
  9. 情報処理装置を、
    表示部に情報を表示させる表示要求を取得する取得手段と、
    前記表示要求が取得されたときの第1時間を計測する第1計測手段と、
    前記表示要求に応答して前記表示部に前記情報が表示されたと判定したときの第2時間を計測する第2計測手段と、
    前記第1時間及び前記第2時間の対から算出される応答時間に基づいて所定の基準が満たされるか否かを評価する評価手段と、
    として機能させる、プログラム。
  10. 通信可能に接続された複数の情報処理装置によって構成され、
    表示部に情報を表示させる表示要求を取得する取得手段と、
    前記表示要求が取得されたときの第1時間を計測する第1計測手段と、
    前記表示要求に応答して前記表示部に前記情報が表示されたと判定したときの第2時間を計測する第2計測手段と、
    前記第1時間及び前記第2時間の対から算出される応答時間に基づいて所定の基準が満たされるか否かを評価する評価手段と、を備える情報処理システムにおける、前記複数の情報処理装置のうち1つの情報処理装置を、
    前記取得手段、前記第1計測手段、前記第2計測手段、及び前記評価手段の少なくとも1つとして機能させる、プログラム。
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