JP2020166400A - 情報処理方法、情報処理装置、及びコンピュータプログラム - Google Patents

情報処理方法、情報処理装置、及びコンピュータプログラム Download PDF

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Yusuke Horii
裕介 堀井
洋 宮越
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洋 宮越
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Fumiko Hara
史子 原
優雅 寺西
Yuga Teranishi
優雅 寺西
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Abstract

【課題】旅行に関連して体調を適切に管理することが可能な情報処理方法、情報処理装置、及びコンピュータプログラムを提供する。【解決手段】旅行者の旅行情報及び健康情報を取得し、取得した旅行情報及び健康情報に基づいて、旅行に関する健康アドバイス及び推奨するサプリメントを特定する。【選択図】図4

Description

本発明は、旅行者の旅行情報及び健康情報に対応する、健康アドバイス及びサプリメントを出力する情報処理方法、情報処理装置、及びコンピュータプログラムに関する。
旅行前に自身の体調に気を使う者は多いが、現状は各人で対策することに留まっており、その効果は限定的である。そのため、旅行当日の数日前に体調を崩してしまい、旅行をキャンセルしたり、旅行に出掛けられた場合においてもホテルで待機したり、旅行日程の一部を中止、変更したりする等の問題が発生することがある。旅行者のキャンセルにより、旅行会社は支払いの全てを回収することが出来なかったりするなど、双方にデメリットが発生する。
また海外旅行では長期間の移動を伴い、不慣れな食事及び水、衛生環境の変化等から体調不良を起こすことがよくある。この場合も上記と同様に、ホテルで待機したり、旅行日程の一部を中止、変更したりする等の問題が発生することがある。
特許文献1には、個人のバイオマーカー情報を取得して個人のウェルネスを維持する方法の発明が開示されている。
特表2016−530482号公報
しかし、特許文献1に係る発明では、旅行の前後に生じる上述の問題を解決することはできない。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、旅行に関連して体調を適切に管理することが可能な情報処理方法、情報処理装置、及びコンピュータプログラムを提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る情報処理方法は、旅行者の旅行情報及び健康情報を取得し、取得した旅行情報及び健康情報に基づいて、旅行に関する健康アドバイス及び推奨するサプリメントを特定する。
本発明の一態様に係る情報処理装置は、旅行者の旅行情報及び健康情報を取得する取得部と、前記旅行情報及び前記健康情報に基づいた旅行に関する健康アドバイス及び推奨するサプリメントを記憶したデータベースと、前記取得部に入力された情報に応じて、前記データベースから健康アドバイス及びサプリメントを特定する特定部とを備える。
本発明の一態様に係るコンピュータプログラムは、旅行者の旅行情報及び健康情報を入力する入力欄を表示し、前記入力欄にて前記旅行情報及び前記健康情報の入力を受け付け、前記旅行情報及び前記健康情報に応じた旅行に関する健康アドバイス及び推奨するサプリメントを表示する処理をコンピュータに実行させる。
本発明によれば、旅行に関連して体調を適切に管理することが可能となる。
実施の形態1に係る情報処理システムの構成の一例を示す模式図である。 端末の構成の一例を示すブロック図である。 端末の構成の一例を示すブロック図である。 情報処理装置の構成の一例を示すブロック図である。 アドバイス・サプリDBのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。 アドバイス・サプリDBのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。 アドバイス・サプリDBのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。 アドバイス・サプリDBのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。 取得情報DBのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。 ユーザAの旅行終了後の、取得情報DBに記憶された取得情報を示す説明図である。 出力情報DBのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。 環境情報DBのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。 評価DBのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。 制御部による情報処理の手順を示すフローチャートである。 制御部による情報処理の手順を示すフローチャートである。 制御部による情報処理の手順を示すフローチャートである。 制御部による情報処理の手順を示すフローチャートである。 旅行情報の入力画面の一例を示す説明図である。 健康情報の入力画面の一例を示す説明図である。 表示画面の一例を示す説明図である。 端末の制御部の表示処理の手順を示すフローチャートである。 表示画面の一例を示す説明図である。 出力情報DBに記憶されたユーザAの出力情報を示す説明図である。 表示画面の一例を示す説明図である。 表示画面の一例を示す説明図である。 ユーザが「購入場所表示」をタップしたときの購入場所の表示処理の手順を示すフローチャートである。 出力情報DBに記憶されたユーザAの出力情報を示す説明図である。 環境情報の表示画面の一例を示す説明図である。 アドバイス及びサプリの表示画面の一例を示す説明図である。 出力情報DBに記憶されたユーザAの出力情報履歴を示す説明図である。 表示画面の一例を示す説明図である。 制御部による、アドバイス・サプリDBの更新処理の手順を示すフローチャートである。 アドバイス・サプリDBのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。 実施の形態2に係る情報処理装置の構成の一例を示すブロック図である。 アドバイス・サプリ(2)DBのレコードレイアウトの一例の一部を示す説明図である。 制御部による、アドバイス及びサプリの送信処理を示すフローチャートである。 実施の形態3に係る制御部による、アドバイス及びサプリの特定の処理を示すフローチャートである。 ユーザAの出張が終了した後に取得情報DBに記憶されているデータを示す説明図である。 ユーザAの出張が終了した後に出力情報DBに記憶されているデータを示す説明図である。 制御部による、出張者の帰国後の健康情報に基づくアドバイス及びサプリの情報の送信処理の手順を示すフローチャートである。 ユーザAから出張後の健康情報を取得した後に出力情報DBに記憶されているデータを示す説明図である。 実施の形態4に係る情報処理装置の構成の一例を示すブロック図である。 アドバイス・サプリ出力モデルの構成を示す模式図である。 制御部によるアドバイス・サプリ出力モデルの生成処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。 実施の形態4に係る制御部による、アドバイス及びサプリの特定の処理を示すフローチャートである。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
(実施の形態1)
図1は実施の形態1に係る情報処理システム10の構成の一例を示す模式図である。情報処理システム10においては、情報管理会社の情報処理装置1、ユーザAの端末装置(以下、端末という)2、ユーザAのウェアラブル端末3、サプリメント(以下、サプリという)の提供者C社の端末4、ウェアラブル端末の提供者D社の端末5、保険会社Eの端末6がインターネット等のネットワークNを介して接続されている。端末の数は図1の場合に限定されない。ウェアラブル端末3は、例えばBluetooth(登録商標)又はWi−Fi(登録商標)等を介して端末2と通信可能である。ウェアラブル端末3は、ユーザAの体温及び心拍数等の生体情報等を取得して、端末2に送信する。
情報処理装置1は、ユーザである旅行者から旅行情報及び健康情報を取得し、取得した旅行情報及び健康情報に基づいて、旅行に関する健康アドバイス(以下、アドバイスという)及び推奨するサプリを特定し、特定したアドバイス及びサプリの情報を端末2又はウェアラブル端末3へ送信する。情報処理装置1は、アドバイス及びサプリの情報の端末2への送信をクラウドサービスとして提供することができる。
図2は端末2の構成の一例を示すブロック図である。端末2は、装置全体を制御する制御部21、主記憶部22、通信部23、操作部24、表示パネル25、補助記憶部26、撮像部27、GPS受信部28、第2通信部47、マイク48、及びスピーカ49を備える。端末2は、例えば、スマートフォン、ノート型パーソナルコンピュータ、タブレット等で構成することができる。
制御部21は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)等で構成することができる。制御部21はGPU(Graphics Processing Unit)を含んで構成してもよい。
主記憶部22は、SRAM(Static Random Access Memory)、DRAM(Dynamic Random Access Memory)、フラッシュメモリ等の一時記憶領域であり、制御部21が演算処理を実行するために必要なデータを一時的に記憶する。
通信部23は、ネットワークNを介して、情報処理装置1との間で通信を行う機能を有し、所要の情報の送受信を行うことができる。通信部23は情報処理装置1へ旅行情報及び健康情報を送信し、情報処理装置1からアドバイス及びサプリの情報を受信する。
操作部24は、例えば、タッチパネル、ハードウェアキーボード、マウス等で構成され、表示パネル25に表示されたアイコン等の操作、文字等の入力等を行うことができる。入力は、マイク48を使って行うこともできる。
表示パネル25は、液晶パネル又は有機EL(Electro Luminescence)表示パネル等で構成することができる。制御部21は、表示パネル25に所要の情報を表示するための制御を行う。制御部21は、情報処理装置1から取得したアドバイス及びサプリの情報を表示パネル25に表示する。
補助記憶部26は大容量メモリ、ハードディスク等であり、制御部21が処理を実行するために必要なプログラム、及びアプリケーションプログラム(以下、アプリプログラムという)261を記憶している。また、補助記憶部26は、情報処理装置1から取得したアドバイス及びサプリの情報を記憶する。
補助記憶部26に記憶されるアプリプログラム261は、アプリプログラム261を読み取り可能に記録した記録媒体262により提供されてもよい。記録媒体262は、例えば、USB(Universal Serial Bus)メモリ、SD(Secure Digital)カード、マイクロSDカード、コンパクトフラッシュ(登録商標)等の可搬型のメモリである。記録媒体262に記録されるアプリプログラム261は通信部23を介した通信により提供される。
また、図に示していない読取装置を用いて記録媒体262から読み取られ、補助記憶部26にインストールされてもよい。
撮像部27は例えばCCD(Charge Coupled Device)カメラ等を含み、画像又は映像の撮像を行う。撮像部27により撮像された画像又は映像は図示しない処理回路によって処理され、補助記憶部26に記憶される。
GPS受信部28は、複数のGPS衛星からの電波を受信し、端末2の位置を検出する。
第2通信部47は、例えばBluetooth(登録商標)又はWi−Fi(登録商標)等を介してウェアラブル端末3と、近距離通信を行う機能を有する。
マイク48は、制御部21からの指示に従って集音し、ユーザが発する発話音声を取得する。
スピーカ49は、制御部21からの指示に従って音声を出力する。アドバイス及びサプリの情報は、スピーカ49を用いて音声出力することもできる。
ウェアラブル端末3は、装置全体を制御する制御部31、主記憶部32、通信部33、操作部34、表示パネル35、補助記憶部36、情報収集部37、マイク38、及びスピーカ39を備える。制御部31は、CPU、ROM及びRAM等で構成することができる。主記憶部32、操作部34、表示パネル35、補助記憶部36、マイク38、及びスピーカ39は、端末2の主記憶部22、操作部24、表示パネル25、及び補助記憶部26と同様の構成を有する。通信部33は、第2通信部47を介し、端末2との間で通信を行う。
情報収集部37は、血圧、体温、又は睡眠時間等の生体情報を収集するためのセンサ等を含む。制御部31は測定情報を解析し、生体情報を生成する。
図3は端末4の構成の一例を示すブロック図である。端末4は、装置全体を制御する制御部41、主記憶部42、通信部43、操作部44、表示パネル45、及び補助記憶部46を備える。端末4は、例えば、デスクトップ型コンピュータ、ノート型パーソナルコンピュータ、タブレット、スマートフォン等で構成することができる。制御部41は、CPU、ROM及びRAM等で構成することができる。主記憶部42、通信部43、操作部44、表示パネル45、及び補助記憶部46は、端末2の主記憶部22、通信部23、操作部24、表示パネル25、及び補助記憶部26と同様の構成を有する。
端末5及び6は端末4と同様の構成を有する。
図4は情報処理装置1の構成の一例を示すブロック図である。情報処理装置1は、装置全体を制御する制御部11、主記憶部12、通信部13、補助記憶部14、及び時計部15を備える。情報処理装置1は、1又は複数のサーバで構成することができる。情報処理装置1は複数台で分散処理する他、仮想マシンを用いてもよい。
制御部11は、CPU、ROM及びRAM等で構成することができる。制御部11はGPU(Graphics Processing Unit)を含んで構成してもよい。また、量子コンピュータを用いてもよい。
主記憶部12は、SRAM、DRAM、フラッシュメモリ等の一時記憶領域であり、制御部21が演算処理を実行するために必要なデータを一時的に記憶する。
通信部13は、ネットワークNを介して、端末2、3、4、5、及び6との間で通信を行う機能を有し、所要の情報の送受信を行うことができる。具体的には、通信部13は、ユーザの端末2が送信した旅行情報及び健康情報を受信する。通信部13は、アドバイス及びサプリの情報を端末2又は3等へ送信する。通信部13はサプリの提供者のC社の端末4からアドバイス及びサプリの情報を受信する。
補助記憶部14は大容量メモリ、ハードディスク等であり、制御部11が処理を実行するために必要なプログラム、後述する情報処理を行うプログラム141と、アドバイス・サプリDB142、取得情報DB143、出力情報DB144、環境情報DB145、及び評価情報DB146を記憶している。これらのDBは情報処理装置1とは別のDBサーバに記憶してもよい。
補助記憶部14に記憶されるプログラム141は、プログラム141を読み取り可能に記録した記録媒体149により提供されてもよい。記録媒体149は、例えば、USBメモリ、SDカード、マイクロSDカード、コンパクトフラッシュ(登録商標)等の可搬型のメモリである。記録媒体149に記録されるプログラム141は、図に示していない読取装置を用いて記録媒体149から読み取られ、補助記憶部14にインストールされる。また、補助記憶部14に記憶されるプログラム141は、通信部13を介した通信により提供されてもよい。
時計部15は計時し、日時情報を出力する。
アドバイス・サプリDB142はアドバイス及びサプリの情報を格納したデータベースである。アドバイス・サプリDB142は、医療関係者やサプリ提供者による提案や学術情報、過去の旅行時のトラブル情報に基づくフィードバック、ユーザの使用履歴等に基づいて作成されている。
図5〜8は、アドバイス・サプリDB142のレコードレイアウトの一例を示す説明図である。
アドバイス・サプリDBは、IDNo.列;日時・行先列、移動時間列、移動手段列、及び活動列の旅行日程列と、目的列と、食事列と、時差列と、標高列と、気候列と、衛生環境列,病院設備列,天気列,気温列,及び湿度列の環境情報列とを含む旅行情報;年齢列及び性別列の属性情報と、血圧列,体温列,及び睡眠時間列の生体情報列と、目標列とを含む健康情報列;旅行前列及び旅行中・旅行後列のアドバイス列;旅行前列及び旅行中・旅行後列のサプリメント列;を記憶している。IDNo.列は、各アドバイス及びサプリを識別するためのIDNo.を記憶している。目的としては、「友人と親睦を深めるための旅行で、かわいい写真をたくさん撮りたい」、「家族旅行を、子供が体調を崩すことなく無事に終えたい」、「高齢者の旅行を身体に負担なく、安全に終えたい」等が挙げられる。環境情報は行先の衛生環境、病院設備をランクが高い順にA、B、C、D、E等で示す。健康情報の目標は、旅行の目的に対応しており、想定されるトラブル、過去のトラブルの事例を考慮した、健康面の目標である。目標としては、「肌の調整」、「ダイエット(体脂肪,体重減少)」、「日焼け防止」、「免疫力向上」、「子供の泣き抑制」、「体調維持(体調崩しての日程変更のリスク回避)」、「二日酔い軽減」等が挙げられる。旅行情報及び健康情報の「高い」、「若い」等は具体的な閾値に基づいて判断される。
旅行情報及び健康情報の複数の項目に対応して、健康情報の目標を達成し、トラブルを回避できるように、旅行前、旅行中及び旅行後のアドバイス及びサプリが複数記憶されている。一のIDNo.に対応するサプリは、優先順位の高い順に記憶されている。図5〜8においては、旅行中及び旅行後夫々のアドバイス及びサプリを同一にしているが、旅行中及び旅行後夫々のアドバイス及びサプリの内容は異なっていてもよい。
取得情報DB143は各ユーザから取得した、各旅行における旅行情報及び健康情報を格納したデータベースである。
図9は、取得情報DB143のレコードレイアウトの一例を示す説明図である。
取得情報DB143は、日程No.列と、アドバイス・サプリDB142と同様の旅行情報列及び健康情報列とを有する。取得情報DB143は、各ユーザの旅行毎に、日程No.に対応して旅行情報及び健康情報を記憶している。図9は、ユーザAの旅行前に取得した旅行情報及び健康情報を示す。目的は「友人との親睦、撮影」であり、かわいい写真を撮るための「肌の調整」を目標としている。
取得情報DB143は、所定のタイミングで、例えば日程に応じて、ユーザより旅行情報及び健康情報を取得したとき、及び気象等の環境情報を取得したときに追記される。気象情報は例えば気象サーバから取得する。
図10は、ユーザAの旅行終了後の、取得情報DB143に記憶されている取得情報を示す。日程No.20の「旅行後」の行は、ユーザAから要望があったときに、健康情報の目標等が記憶される。
出力情報DB144は各ユーザの各旅行時に出力するアドバイス及びサプリの情報を格納したデータベースである。
図11は、出力情報DB144のレコードレイアウトの一例を示す説明図である。
出力情報DB144は、日程No.列と、アドバイス列と、サプリメント列と、購入場所列とを記憶している。購入場所列は、日程No.の日時に対応する行先において、対応するサプリを購入できる購入場所の地図のPDFファイルを記憶している。なお、PDFに代えて、購入場所の地図へアクセスするためのURLを記憶してもよい。出力情報DB144は、各ユーザの旅行毎に、日程No.に対応してアドバイス及びサプリを記憶している。図11は、ユーザAの旅行前に取得した旅行情報及び健康情報に基づくアドバイス及びサプリを示す。制御部11は、図9に示す、取得情報DB143に記憶した旅行情報及び健康情報に基づいて、アドバイス・サプリDB142を参照し、IDNo.1のアドバイス及びサプリを出力情報DB144に記憶している。
制御部11は、所定のタイミングで、ユーザより旅行情報及び健康情報を取得し、アドバイス及びサプリの追加又は更新が必要であると判定したときにアドバイス、サプリ、及び購入場所のPDFファイルの情報を出力情報DB144に追記又は更新する。図11において、日程No.20の「旅行後」の行は、ユーザAから要望があったときに、旅行中のアドバイス及びサプリに準じて特定したアドバイス及びサプリが記憶される。
環境情報DB145は各都市の環境情報を格納したデータベースである。
図12は、環境情報DB145のレコードレイアウトの一例を示す説明図である。
環境情報DB145は、IDNo.列、都市名列、衛生環境列、病院設備列、及び国分類列を記憶している。IDNo.列は、各都市を識別するためのIDNo.を記憶している。衛生環境は対応する都市の衛生の状況を、病院設備は対応する都市の病院設備を、一例として、ランクの高い順にA、B、C、D、Eの5段階で示す。国分類の「問題国」は、衛生環境及び病院設備が良好でなく、安全性も低い国である。
評価DB146は各ユーザの各旅行後のアドバイス及びサプリの評価結果を格納したデータベースである。
図13は、評価DB146のレコードレイアウトの一例を示す説明図である。
評価DB146は、日程No.列、アドバイス列、サプリメント列、生体情報列、及びトラブル情報列を記憶している。日程No.は取得情報DB143及び出力情報DB144の日程No.に対応する。アドバイス列及びサプリメント列は、ユーザのアドバイス及びサプリに対する評価をA、B、C、D、Eの5段階で示す。トラブル情報は、日程No.の日時に対応して、アドバイス及びサプリの対象以外の事象も含め、トラブルが生じたときに記憶される。図13は、ユーザAの旅行後に、ユーザAから取得した、アドバイス及びサプリの評価結果、生体情報、並びにトラブル情報を示している。
以下、情報処理装置1によるアドバイス及びサプリの特定、送信処理について詳述する。以下、端末2のユーザAが旅行情報及び健康情報を情報処理装置1へ送信し、情報処理装置1からアドバイス及びサプリの情報を受信する場合につき説明する。
図14〜図17は、制御部11による情報処理の手順を示すフローチャートである。
ユーザがアプリケーションを起動することにより、制御部21は、アプリプログラム261を読み出す(S201)。
アプリケーションの起動により、制御部21は、端末2の表示パネル25に旅行情報を入力する画面を表示する(S202)。図18に旅行情報の入力画面の一例を示す。画面には、旅行情報の旅行日程に係る「日時」、「行先」、「移動時間」、「移動手段」及び「活動」の入力欄、「目的」の入力欄、「食事」の入力欄、「撮影」ボタン、及び「送信」ボタンが表示される。ユーザは、旅行情報を操作部24により入力する。「日時」、「行先」、「移動時間」は、ユーザが入力する。ユーザが「移動手段」の入力欄をタップしたとき、「飛行機」、「鉄道」、「バス」、「船」、及び「タクシー」等の選択項目が表示パネル25の下部に表れ、ユーザが選択するようにしてある。ユーザが「目的」の入力欄をタップしたとき、「親睦、撮影」、「家族旅行」、「高齢者の安全な旅行」、「全般」等の選択項目が表示パネル25の下部に表れる。ユーザが「活動」の入力欄をタップしたとき、「朝食」、「昼食」、「夕食」、「就寝」、「海水浴」、「登山」、及び「遺跡巡り」等の選択項目が表示パネル25の下部に表れる。「食事」の入力欄には、「現地の特色料理」等の選択項目が表示パネル25の下部に表れる。「移動手段」、「目的」、「活動」、及び「食事」は、項目の選択ではなく、ユーザが任意に入力してもよい。
なお、本実施の形態では、「移動時間」、「移動手段」、「活動」を旅行日程の一部として、即ち「日時」、「行先」と対応付けて入力する例を示したが、これに限定されるものではない。
制御部21は、ユーザにより操作部24を通じて旅行情報が入力され、旅行情報を受け付けたか否かを判定する(S203)。制御部21は、旅行情報を受け付けていないと判定した場合(S203:NO)、判定処理を繰り返す。旅行情報は旅行会社のWebサイトに旅行の申し込みを行ったときに入力され、Webサイトとアプリプログラム261とが連携するようにしてもよい。
制御部21は、旅行情報を受け付けたと判定した場合(S203:YES)、ユーザが「送信」ボタンをタップすることにより送信の指示を受け付けたか否かを判定する(S204)。ここで、ボタンのタップに代えて、ボタンをクリックし、又は押圧等をしてもよい。制御部21は送信の指示を受け付けていないと判定した場合(S204:NO)、判定処理を繰り返す。
制御部21は送信の指示を受け付けたと判定した場合(S204:YES)、旅行情報を情報処理装置1へ送信する(S205)。
制御部11は、旅行情報を受信し(S101)、受信した旅行情報を取得情報DB143に記憶する(S102)。制御部11は、ユーザの日程の行先に基づいて、環境情報DB145を参照し、前記行先に対応する都市名を含むIDNo.の衛生環境,病院設備の環境情報を取得し、該環境情報も出力情報DB144に記憶しておく。各日程の行先に応じて、時差、標高、気候も取得情報DB143に記憶される。
制御部21は、端末2の表示パネル25に健康情報を入力する画面を表示する(S206)。図19に健康情報の入力画面の一例を示す。画面には、「性別」,「年齢」の属性情報、「血圧」,「体温」,及び「睡眠時間」の生体情報、「目標」、並びに「送信」ボタンが表示される。ユーザが「目標」の入力欄をタップしたとき、「肌の調整」、「ダイエット」、「日焼け防止」、「免疫力向上」、「泣き抑制」、「体調維持」、「関節ケア、筋力をつける、運動機能向上」、「冷え防止」、「足のむくみ改善」、「胃腸の調整」、「疲労感の回復」、「時差ボケ軽減(コンディショニング)」、「皮膚の乾燥防止」、「いびき軽減」、「免疫力向上」、及び「二日酔い軽減」等の選択項目が表示パネル25の下部に表れ、ユーザが選択するようにしてある。「目標」はユーザにより入力してもよい。
なお、本実施の形態では、目的を旅行情報の一部として、目標を健康情報の一部として入力する例を示したが、これに限定されるものではない。目的及び目標を旅行情報又は健康情報の一部として、また、目的を健康情報の一部、目標を旅行情報の一部としてもよい。
制御部21は、健康情報を受け付けたか否かを判定する(S207)。制御部21は、健康情報を受け付けていないと判定した場合(S207:NO)、判定処理を繰り返す。
制御部21は、健康情報を受け付けたと判定した場合(S207:YES)、ユーザが「送信」ボタンをタップすることにより送信の指示を受け付けたか否かを判定する(S208)。制御部21は送信の指示を受け付けていないと判定した場合(S208:NO)、判定処理を繰り返す。
制御部21は送信の指示を受け付けたと判定した場合(S208:YES)、健康情報を情報処理装置1へ送信する(S209)。
制御部11は、健康情報を受信し(S103)、受信した健康情報を取得情報DB143に記憶する(S104)。
制御部11は、取得情報DB143に記憶した旅行情報及び健康情報に基づいて、アドバイス・サプリDB142からアドバイス及びサプリを読み出す(S105)。
制御部11は、旅行情報及び健康情報の入力項目を参照し、入力項目と一致率が高い、列項目の情報を有するIDNo.の旅行前及び旅行中のアドバイス並びにサプリを特定する(S106)。例えば目的が「親睦、撮影」であり、年齢が「若い」、性別が「女性」であり、目標が「肌の調整」である場合、IDNo.1の列項目の内容と一致率が高いので、IDNo.1のアドバイス及びサプリを特定する。
制御部11は、特定したアドバイス及びサプリを出力情報DB144に記憶する(S107)。日程に対応して、サプリの購入場所の地図のPDFファイルも出力情報DB144に記憶される。
制御部11は、特定したIDNo.のアドバイス及びサプリの情報を端末2へ送信する(S108)。
制御部21は、アドバイス及びサプリの情報を受信する(S210)。
制御部21は、アドバイス及びサプリを端末2の表示パネル25に表示する(S211)。表示画面の一例を図20に示す。画面には、アドバイスの内容、及び推奨するサプリ、効能が表示されている。画面は「詳細」ボタンを含む。ユーザが「詳細」ボタンをタップしたとき、「詳しい効能」、「購入」、及び「購入リンク先」等の選択項目が表示パネル25の下部に表れる。ユーザが「詳しい効能」をタップしたとき、サプリの詳しい効能が表示される。
ユーザが「購入」をタップしたとき、制御部21は、購入処理の指示を情報処理装置1へ送信する。ユーザが「購入リンク先」をタップしたとき、サプリのWeb上での購入のリンク先が表示される。ユーザは旅行前に、容易にサプリを入手できる。
なお、アドバイス及びサプリの情報は、端末2のスピーカ49により音声出力してもよい。
制御部11は、ユーザが「購入」をタップし、サプリの送信の指示を受信したか否か、即ち制御部21から購入処理の指示を受信したか否か判定する(S109)。制御部11はサプリの送信の指示を受信していないと判定した場合(S109:NO)、処理をS111へ進める。制御部11はサプリの配送の指示を受信したと判定した場合(S109:YES)、サプリの提供者C社の端末4へ、サプリをユーザへ配送するように指示する(S110)。
端末4の制御部41は、サプリの配送の指示を受信し(S401)、ユーザへサプリを送付する。なお、サプリは、他のECサイトのURLを表示パネル25に表示してユーザが購入できるようにしてもよい。
端末2は保険会社の端末6から保険案内を受信し、保険案内と共に、アドバイス及びサプリを表示パネル25に表示することにしてもよい。
図21は、この場合における端末2の制御部21の表示処理の手順を示すフローチャートである。
保険会社の端末6は、保険案内を端末2へ送信する(S601)。
制御部21は、保険案内を受信する(S321)。
制御部21は、アドバイス及びサプリを受信する(S322)。
制御部21は、保険案内の情報を表示パネル25に表示する(S323)。表示画面の一例を図22に示す。画面には、保険の名称と、「保険料試算・申込」ボタンが表示される。ユーザが「保険料試算・申込」ボタンをタップすることにより、保険料を試算し、保険を申し込めるようにしてある。
制御部21は、アドバイス及びサプリを表示パネル25に表示する(S324)。ユーザは保険案内とともにアドバイス及びサプリ情報を取得することで、旅行前後の健康への注意を喚起される。なお、表示されたサプリを購入した場合には、保険料の割引の適用を受けられるようにしても良い。
なお、制御部11の補助記憶部14に保険会社の端末6から取得した旅行保険の情報が記憶してあり、制御部11はアドバイス及びサプリを端末2へ送信するときに、保険案内の情報を端末2へ送信してもよい。
上記S108の後、制御部11は、ウェアラブル端末の配送の指示をウェアラブル端末3の販売会社Dの端末5へ送信する(S111)。制御部11は、ウェアラブル端末3により、ユーザの旅行中の生体情報を取得できる。販売会社Dはウェアラブル端末3をユーザへ送付する。
制御部11は、アドバイス及びサプリの送信時であるか否かを判定する(S112)。制御部11は、取得情報DB143に記憶したユーザの日程と、時計部15が計時した時間とに基づいて、アドバイス及びサプリの送信時であるか否か、即ち、旅行中にユーザにアドバイス及びサプリ報知するタイミングであるか否かを判定する。制御部11は、アドバイス及びサプリの送信時でないと判定したとき(S112:NO)、処理をS114へ進める。
制御部11はアドバイス及びサプリの送信時であると判定したとき(S112:YES)、出力情報DB144の対応する日程No.のアドバイス及びサプリの情報を端末2へ送信する(S113)。これにより、ユーザは体調管理及びサプリの摂取を促される。スピーカ49から、又は端末2からウェアラブル端末3への通信を介しスピーカ39から、音声によりサプリの摂取時であることを報知してもよい。
制御部11は、例えば日程No.5の昼食時にアドバイス及びサプリの情報を端末2へ送信し、ユーザAがサプリを飲むタイミングを報知できる。報知後、ユーザAがサプリを摂取した場合、ユーザAの操作によりサプリを摂取したことを情報処理装置1へ送信し、情報処理装置1がこれを受信したとき、次ステップに進むようにしてもよい。制御部11は、ユーザAがサプリを摂取していない場合(所定時間が経過してもサプリを摂取したことを受信していない場合)、サプリの摂取を促すようにサプリを飲むタイミングであることを再度報知してもよい。
制御部21は、アドバイス及びサプリの情報を受信し(S212)、アドバイス及びサプリを表示パネル25に表示する(S213)。図20と同様の画面が表示される。ここで、ユーザがサプリの「詳細」をタップしたとき、「詳しい効能」及び「購入場所表示」の選択項目が表示パネル25に表示され、ユーザにより選択するようにしてある。ユーザが「購入場所表示」をタップしたとき、出力情報DB144に記憶された購入場所の地図が表示される。これにより、ユーザは容易にサプリを入手できる。旅行前にサプリを入手していた場合においても、足りない場合や新たなサプリが必要な場合などの状況に応じてサプリを追加購入できる。
制御部11は、生体情報の取得時であるか否かを判定する(S114)。制御部11は、取得情報DB143に記憶したユーザの日程と、時計部15が計時した時間とに基づいて、生体情報の取得時であるか否かを判定する。制御部11は、生体情報の取得時でないと判定したとき(S114:NO)、処理をS120へ進める。
制御部11は生体情報の取得時であると判定したとき(S114:YES)、端末2のユーザのウェアラブル端末3から生体情報を取得し(S115)、取得情報DB143に記憶する(S116)。制御部11は生体情報を画像情報として取得してもよい。例えば、旅行中に撮影した写真などを画像診断することで,ユーザの健康状態を予測しても良い。生体情報は、ユーザがマイク48を用いて自己申告してもよい。
制御部11は、取得した生体情報に基づき、アドバイス・アプリDB142を参照し、アドバイス及びサプリの追加又は更新が必要であるかを判定する(S117)。制御部11はアドバイス及びサプリの追加又は更新が必要でないと判定したとき(S117:NO)、処理をS120へ進める。
制御部11はアドバイス及びサプリの追加又は更新が必要であると判定したとき(S117:YES)、アドバイス・アプリDB142を参照して、追加又は更新するアドバイス及びサプリを特定し、出力情報DB144の対応するユーザの出力情報にアドバイス及びサプリを追加し、又は更新する(S118)。図23に、一例として、出力情報DB144に記憶されたユーザAの出力情報を示す。図10の取得情報DB143に記憶された、ユーザAの取得情報に示すように、ユーザAの日程2における睡眠時間は4時間であり、短い。制御部11は睡眠時間が日程2の睡眠時間が4時間であるという生体情報を取得した結果として、日程8の睡眠時において、睡眠の質を改善できるように、アドバイス・サプリDB142のIDNo.11のアドバイス及びサプリを日程8に対応して追記する。
制御部11は、端末2へアドバイス及びサプリの情報を送信する(S119)。
制御部21は、アドバイス及びサプリの情報を受信する(S214)。
制御部21は、表示パネル25に、アドバイス及びサプリの情報を表示する(S215)。図24にアドバイスの表示画面の一例を示す。睡眠不足であり、体温、血圧がやや低めであり、交感神経と副交感神経とのバランスに少し乱れがあるので、休憩を適度に挟み、当日の晩に十分に睡眠時間を取るようにというアドバイスが表示されている。
図25にサプリの表示画面の一例を示す。睡眠の質改善の栄養素として、「還元型コエンザイムQ10」、及び「GABA」が効能とともに表示されている。ユーザが「詳細」ボタンをタップしたとき、「詳しい効能」、及び「購入場所表示」等の選択項目が表示パネル25の下部に表れる。ユーザが「詳しい効能」をタップしたとき、サプリの詳しい効能が表示される。
以上により、ユーザは旅行中の生体情報に基づいて、タイミング良く、アドバイス及びサプリを取得できる。
図26に、ユーザが「購入場所表示」をタップしたときの購入場所の表示処理のフローチャートを示す。
ユーザが「購入場所表示」をタップしたとき、制御部21は購入場所の情報の送信の指示を情報処理装置1へ送信する(S231)。
制御部11は購入場所の送信の指示を受信する(S141)。
制御部11は、出力情報DB144に記憶した、対応する日程No.におけるサプリの購入場所のPDFファイルを端末2へ送信する(S142)。
制御部21は前記PDFファイルを受信する(S232)。制御部21は、サプリの購入場所の地図を図24に示すように表示パネル25に表示する(S233)。ユーザは新たなサプリを追加購入できる。制御部11は、端末2の位置情報に基づいて、サプリの購入場所の情報を端末2へ送信してもよい。
上記S119の後、制御部11は、環境情報の取得時であるか否かを判定する(S120)。制御部11は、取得情報DB143に記憶したユーザの日程と、時計部15が計時した時間とに基づいて、環境情報の取得時であるか否かを判定する。制御部11は、環境情報の取得時でないと判定したとき(S120:NO)、処理をS126へ進める。
制御部11は環境情報の取得時であると判定したとき(S120:YES)、環境情報の取得時に対応する、取得情報DB143に記憶したユーザの日程の行先に基づいて、衛生環境,病院設備の環境情報を取得する(S121)。なお、制御部11は、GPS受信部28が受信した端末2の位置情報を端末2から取得し、位置情報に基づき、環境情報DB145を参照し、端末2のユーザの現在位置に対応する都市名を含むIDNo.の衛生環境情報及び病院設備情報を取得してもよい。
さらに、制御部11はS121において、気象サーバから、前記都市の現時点の天気、気温、湿度の情報を取得する。天気、気温、湿度の情報の取得方法は、この場合に限定されない。
制御部11は環境情報を取得し、取得情報DB143に記憶する(S122)。
制御部11は、環境情報に基づき、アドバイス・アプリDB142を参照し、アドバイス及びサプリの追加又は更新が必要であるかを判定する(S123)。制御部11はアドバイス及びサプリの追加又は更新が必要でないと判定したとき(S123:NO)、処理をS126へ進める。
制御部11はアドバイス及びサプリの追加又は更新が必要であると判定したとき(S123:YES)、アドバイス・アプリDB142を参照して、追加又は更新するアドバイス及びサプリを特定し、出力情報DB144の対応するユーザの出力情報に記憶する(S124)。制御部11は、対応する日程No.におけるサプリの購入場所のPDFファイルも出力情報DB144に記憶する。図27に、一例として、出力情報DB144に記憶されたユーザAの出力情報を示す。図10の取得情報DB143に記憶された、ユーザAの取得情報履歴に示すように、ユーザAの日程4における行先の天気は快晴であり、気温は29℃と高い。衛生環境、病院設備の情報は問題ない。制御部11はこの環境情報を取得して、日程4の海水浴時において、日焼けを防止できるように、アドバイス・サプリDB142のIDNo.3のアドバイス及びサプリを日程4に対応して記憶する。
制御部11は、端末2へアドバイス及びサプリの情報を送信する(S125)。
制御部21は、アドバイス及びサプリの情報を受信する(S216)。
制御部21は、表示パネル25に、アドバイス及びサプリの情報を表示する(S217)。図28に環境情報の表示画面の一例を示す。「衛生環境」、「病院設備」、「天気」、及び「気温/湿度」のボタンが表示されている。夫々のボタンの右下には「詳細」ボタンが示してある。「衛生環境」の「詳細」ボタンをタップしたとき、衛生環境について詳細な内容を閲覧でき、病気のリスクレベルについて事前に把握できる。「病院設備」の「詳細」ボタンをタップしたとき、行先付近にある医療施設の情報を閲覧でき、医療レベルに合った準備や保険グレードも考慮できる。「天気」の「詳細」ボタンをタップしたとき、以後の降水確率等が表示される。「気温/湿度」の「詳細」ボタンをタップしたとき、今後の気温/湿度の予報が表示される。
図29にアドバイス及びサプリの表示画面の一例を示す。「アドバイス」として、「帽子、日焼け防止クリームを使用しましょう。」と表示されている。「サプリメント」として、「シトラス抽出物」が効能とともに表示されている。ユーザが「詳細」ボタンをタップしたとき、「詳しい効能」、及び「購入場所表示」等の選択項目が表示パネル25の下部に表れる。ユーザが「詳しい効能」をタップしたとき、サプリの詳しい効能が表示される。ユーザが「購入場所表示」をタップしたとき、上記と同様に、制御部21はシトラス抽出物を含むサプリの購入場所の表示の指示を情報処理装置1へ送信する。制御部11は出力情報DB144に記憶した、対応する日程No.におけるサプリの購入場所のPDFファイルを端末2へ送信する。制御部21は前記PDFファイルを受信する。制御部21は、サプリの購入場所の地図を表示パネル25に表示する。制御部11は、端末2の位置情報に基づいて、サプリの購入場所の情報を端末2へ送信してもよい。
上記S125の後、制御部11は、食事情報の取得時であるか否かを判定する(S126)。制御部11は、取得情報DB143に記憶したユーザの日程と、時計部15が計時した時間とに基づいて、食事情報の取得時であるか否かを判定する。制御部11は、食事情報の取得時でないと判定したとき(S126:NO)、処理をS133へ進める。
制御部11は食事情報の取得時であると判定したとき(S126:YES)、端末2へ食事情報の送信を指示する(S127)。
制御部21は、食事情報の送信の指示を受信する(S218)。ユーザは、食事の内容を撮像部27により撮像し、制御部21は、撮像データを取得する(S219)。制御部21は、撮像データを情報処理装置1へ送信する(S220)。制御部21は、撮像データを取得する代わりに、ユーザから食事情報の入力を受け付けてもよい。
制御部11は、撮像データを受信し、食事情報を取得し(S128)、取得情報DB143に記憶する(S129)。
制御部11は、取得した食事情報に基づき、アドバイス・アプリDB142を参照し、アドバイス及びサプリの追加又は更新が必要であるかを判定する(S130)。制御部11は食事情報に基づき、食事全体の量、糖質分及び脂質分の量、カロリー等からアドバイス及びサプリの追加又は更新が必要であるかを判定する。アドバイス及びサプリの追加又は更新が必要でないと判定したとき(S130:NO)、処理をS133へ進める。
制御部11はアドバイス及びサプリの追加又は更新が必要であると判定したとき(S130:YES)、アドバイス・アプリDB142を参照して、追加又は更新するアドバイス及びサプリを特定し、出力情報DB144の対応するユーザの出力情報に記憶する(S131)。日程に対応したサプリの購入場所のPDFファイルも記憶する。図30に、一例として、出力情報DB144に記憶されたユーザAの出力情報履歴を示す。図10の取得情報DB143に記憶された、ユーザAの取得情報履歴に示すように、ユーザAの日程No.5で特大ハンバーガーを食しており、食事全体の量、糖質分及び脂質分の量、カロリーが高い。制御部11はこの食事情報を取得して、日程No.5の昼食時において、胃腸を調整できるように、アドバイス・サプリDB142のIDNo.9のアドバイス及びサプリを日程5に対応して記憶する。
制御部11は、端末2へアドバイス及びサプリの情報を送信する(S132)。
制御部21は、アドバイス及びサプリの情報を受信する(S221)。
制御部21は、表示パネル25に、アドバイス及びサプリの情報を表示する(S222)。図31に表示画面の一例を示す。「アドバイス」として、「果物、野菜を摂取しましょう。」と表示されている。「サプリメント」として、「乳酸菌(ラクトバシラス、ペディオコッカス、ビフィドバクテリウム)」が効能とともに表示されている。ユーザが「詳細」ボタンをタップしたとき、「詳しい効能」、及び「購入場所表示」等の選択項目が表示パネル25の下部に表れる。ユーザが「詳しい効能」をタップしたとき、詳しい効能が表示される。ユーザが「購入場所表示」をタップしたとき、上記と同様に、制御部21は購入場所の表示の指示を情報処理装置1へ送信する。制御部11は取得情報DB143に記憶した取得履歴に基づいて、対応する日程No.におけるサプリの購入場所のPDFファイルを端末2へ送信する。制御部21は前記PDFファイルを受信する。制御部21は、サプリの購入場所の地図を表示パネル25に表示する。制御部11は、端末2の位置情報に基づいて、サプリの購入場所の情報を端末2へ送信してもよい。
以上により、ユーザは食事内容に応じて、タイミング良く、アドバイス及びサプリを取得でき、胃腸障害の発生や体調不良を抑制できる。
制御部11は、アドバイス及びサプリの提供の処理を終了するか否かを判定する(S133)。制御部11は、ユーザの日程が終了したか否かを判定すること等により、判定を行う。制御部11は終了しないと判定した場合(S133:NO)、処理をS112へ戻す。
制御部11は終了したと判定した場合(S133:YES)、処理を終了する。
以上のように構成されているので、本実施の形態においては、ユーザの旅行情報及び健康情報に基づいて、旅行に関するアドバイス及びサプリを特定でき、旅行前後のユーザ(旅行者)の体調を整えることができ、キャンセル、ホテルでの待機、旅行日程の一部の中止、変更等の発生が抑制される。ユーザに対し、きめ細かくカスタマイズされたアドバイス及びサプリを報知できる。ユーザは、旅行中の生体情報に基づいて、タイミング良く、アドバイス及びサプリの情報を取得できる。
なお、S112、S114、S120、S126の処理は直列的に行う場合に限定されず、S112の処理と、S114、S120、S126の処理とを並行して行うことにしてもよい。
以下、制御部11による、ユーザの評価結果に基づくアドバイス・サプリDB142の更新処理について説明する。
図32は、制御部11による、アドバイス・サプリDB142の更新処理の手順を示すフローチャートである。
制御部21は、アドバイス実行後及びサプリの摂取後に、ユーザからアドバイス及びサプリの評価情報、並びに健康情報を取得する(S241)。ユーザは、各日程No.のアドバイス及びサプリについて、前記図13に示すような評価結果、及び睡眠時間、体温、血圧等の健康情報としての生体情報を、操作部24を用いて入力する。生体情報はウェアラブル端末3から自動的に取得してもよい。ここで、制御部21は、ユーザからトラブル情報を取得することにしてもよい。ユーザは、日程No.の日時に対応して、アドバイス及びサプリの対象以外の事象も含め、トラブルが生じたときにトラブル情報を入力する。
制御部21は、評価情報及び健康情報を情報処理装置1へ送信する(S242)。
制御部11は、評価情報及び健康情報を受信する(S151)。
制御部11は、評価情報及び健康情報を評価情報DB146に記憶する(S152)。
制御部11は、評価情報DB146に記憶された評価情報及び健康情報に基づいて、アドバイス・サプリDB142のデータを更新する(S153)。例えば図29に示すように、ユーザAの日程No.4の海水浴において、日焼け防止のサプリとしてローズマリー抽出物とシトラス抽出物とが推奨され、図13に示すように、ユーザAは、シトラス抽出物をローズマリー抽出物より高く評価している。日焼け防止のサプリとして、全てのユーザの評価結果を集計し、シトラス抽出物の方がローズマリー抽出物より高評価を得ていることが判明したとき、図33に示すように、シトラス抽出物の優先順位をローズマリー抽出物より高くする。
ユーザからトラブル情報を取得した場合には、その日程No.のユーザの旅行情報及び健康情報に基づいて、トラブルを回避するための健康目標を達成できるようにアドバイス及びサプリを決定し、制御部11は、アドバイス・サプリDB142に追加し、又は修正する。
制御部11が評価結果又はトラブル情報に基づいてアドバイス・サプリDB142を更新することで、より好適に、旅行情報及び健康情報に基づいて、アドバイス及びサプリを特定できる。
制御部11は、ユーザより、予め旅行情報及び健康情報と、アドバイス及びサプリと、アドバイスの実行後及びサプリの摂取後の健康情報並びに評価情報との少なくともいずれか一つのユーザ情報を例えばサプリの供給者のC社の端末4へ出力することの許諾を受け付けているか否かを判定する(S154)。制御部11は許諾を受け付けていないと判定した場合(S154:NO)、処理を終了する。
制御部11は許諾を受け付けていると判定した場合(S154:YES)、ユーザ情報を端末4へ送信する(S155)。
端末4の制御部41は、ユーザ情報を受信する(S411)。C社は、評価結果等を参照して、サプリを改良したり、新たなサプリを開発できる。
なお、アドバイス・サプリDB142の更新処理と、ユーザ情報の送信処理とは別に行うことにしてもよい。
(実施の形態2)
図34は実施の形態2に係る情報処理装置1の構成の一例を示すブロック図である。図中、図4と同一部分は同一符号を付して詳細な説明を省略する。
実施の形態2に係る情報処理装置1の補助記憶部14は、ユーザが先進国に旅行するときのアドバイス及びサプリを記憶したアドバイス・サプリ(1)DB142と、ユーザが、衛生環境及び病院設備が良好でなく、安全性も低い問題国に旅行するときのアドバイス及びサプリを記憶したアドバイス・サプリ(2)DB147とを記憶している。
図35は、アドバイス・サプリ(2)DB147のレコードレイアウトの一例の一部を示す説明図である。
問題国は熱帯の地域に属することが多く、一例として、IDNo.3の旅行中のサプリを、図5に示すアドバイス・サプリDB142のサプリより日焼け防止効果が高いものに代えている。
また、問題国においては、衛生環境が悪く、胃腸障害を起こし易いので、IDNo.9の旅行中のサプリを、図6に示すアドバイス・サプリDB142のサプリより整腸効果が高いものに代えている。
図36は、制御部11による、アドバイス及びサプリの送信処理を示すフローチャートである。
制御部21は、ユーザの旅行情報及び健康情報を情報処理装置1へ送信する(S251)。
制御部11は、旅行情報及び健康情報を受信する(S161)。
制御部11は、旅行情報及び健康情報を取得情報DB143に記憶する(S162)。
制御部11は、取得したユーザの旅行情報の行先等により、ユーザが旅行する国が先進国であるか否かを判定する(S163)。
制御部11は先進国であると判定した場合(S163:YES)、取得情報DB143に記憶した旅行情報及び健康情報に基づいて、アドバイス・サプリ(1)DB142からアドバイス及びサプリを読み出す(S164)。
制御部11は、旅行情報及び健康情報の入力項目を参照し、入力項目と一致率が高い、列項目の情報を有するIDNo.の旅行前及び旅行中のアドバイス並びにサプリを特定する(S165)。
制御部11は先進国でないと判定した場合(S163:NO)、取得情報DB143に記憶した旅行情報及び健康情報に基づいて、アドバイス・サプリ(2)DB147からアドバイス及びサプリを読み出す(S166)。
制御部11は、旅行情報及び健康情報の入力項目を参照し、入力項目と一致率が高い、列項目の情報を有するIDNo.の旅行前及び旅行中のアドバイス並びにサプリを特定する(S167)。
制御部11は特定したアドバイス及びサプリを出力情報DB144に記憶し(S168)、端末2へ送信する(S169)。
制御部21は、アドバイス及びサプリを受信する(S252)。
制御部21は、アドバイス及びサプリを表示パネル25に表示する(S253)。
以後の処理は、図15〜図17のフローチャートに示した処理と同様である。
胃腸障害等の体調不良は、行先の国の環境等により大きく影響されるが、本実施の形態によれば、先進国か問題国かに応じて、アドバイス及びサプリを異ならせるので、より良好に、体調を整えることができる。
(実施の形態3)
実施の形態3においては、旅行者が出張者であるケースであり、情報処理装置1は、ユーザ(出張者)から出張情報及び健康情報を取得して、出張日程に応じ、アドバイス及びサプリを特定して、アドバイス及びサプリの情報を端末2へ送信する。実施の形態3に係るアドバイス・サプリDB142においては、各IDNo.の出張情報及び健康情報に対応して、出張前、出張中、出張後のアドバイス及びサプリが記憶されている。
図37は、実施の形態3に係る制御部11による、アドバイス及びサプリの特定の処理を示すフローチャートである。
ユーザがアプリケーションを起動することにより、制御部21は、アプリプログラム261を読み出す(S261)。
アプリケーションの起動により、制御部21は、端末2の表示パネル25に出張情報を入力する画面を表示する(S262)。画面には、図18と同様に、出張情報の出張日程に係る「日時」、「行先」、「移動時間」、「移動手段」及び「活動(業務情報)」の入力欄、「目的」の入力欄、「食事」の入力欄、「撮影」ボタン、及び「送信」ボタンが表示される。ユーザは、出張情報を操作部24により入力する。あるいはユーザの属する会社や組織のシステムと連動することで、情報処理装置1が上記情報の一部あるいは全てを取得してもよい。
制御部21は、ユーザにより出張情報が入力され、出張情報を受け付けたか否かを判定する(S263)。制御部21は、出張情報を受け付けていないと判定した場合(S263:NO)、判定処理を繰り返す。
制御部21は、出張情報を受け付けたと判定した場合(S263:YES)、ユーザが「送信」ボタンをタップすることにより送信の指示を受け付けたか否かを判定する(S264)。制御部21は送信の指示を受け付けていないと判定した場合(S264:NO)、判定処理を繰り返す。
制御部21は送信の指示を受け付けたと判定した場合(S264:YES)、出張情報を情報処理装置1へ送信する(S265)。
制御部11は、出張情報を受信し(S171)、受信した出張情報を取得情報DB143に記憶する(S172)。制御部11は、ユーザの日程の行先に基づいて、環境情報DB145を参照し、前記行先に対応する都市名を含むIDNo.の衛生環境,病院設備の環境情報を取得し、該環境情報も環境情報DB145に記憶しておく。各日程の行先に応じて、時差、標高、気候も取得情報DB143に記憶される。
制御部21は、端末2の表示パネル25に健康情報を入力する画面を表示する(S266)。画面には、図19と同様に「性別」,「年齢」の属性情報、「血圧」,「体温」,及び「睡眠時間」の生体情報、「目標」、並びに「送信」ボタンが表示される。健康情報はウェアラブル端末3から自動的に取得してもよい。またこれら健康情報は、ユーザの属する会社や組織の健康診断DBと連動することで、情報処理装置1が上記情報やそれ以外の情報も含めて取得してもよい。
制御部21は、健康情報を受け付けたか否かを判定する(S267)。制御部21は、健康情報を受け付けていないと判定した場合(S267:NO)、判定処理を繰り返す。
制御部21は、健康情報を受け付けたと判定した場合(S267:YES)、ユーザが「送信」ボタンをタップすることにより送信の指示を受け付けたか否かを判定する(S268)。制御部21は送信の指示を受け付けていないと判定した場合(S268:NO)、判定処理を繰り返す。
制御部21は送信の指示を受け付けたと判定した場合(S268:YES)、健康情報を情報処理装置1へ送信する(S269)。
制御部11は、健康情報を受信し(S173)、受信した健康情報を取得情報DB143に記憶する(S174)。
制御部11は、取得情報DB143に記憶した出張情報及び健康情報に基づいて、アドバイス・サプリDB142からアドバイス及びサプリを読み出す(S175)。
制御部11は、出張情報及び健康情報の入力項目を参照し、入力項目と一致率が高い、列項目の情報を有するIDNo.の出張前及び出張中のアドバイス並びにサプリを特定する(S176)。
制御部11は、特定したアドバイス及びサプリを出力情報DB144に記憶する(S177)。日程に対応して、サプリの購入場所の地図のPDFファイルも出力情報DB144に記憶される。
制御部11は、特定したIDNo.のアドバイス及びサプリの情報を端末2へ送信する(S178)。
制御部21は、アドバイス及びサプリの情報を受信する(S270)。
制御部21は、アドバイス及びサプリを端末2の表示パネル25に表示する(S271)。
制御部11は、サプリの配送の指示を受信したか否かを判定する(S179)。制御部11はサプリの配送の指示を受信していないと判定した場合(S179:NO)、処理をS181へ進める。制御部11はサプリの配送の指示を受信したと判定した場合(S179:YES)、サプリの提供者C社の端末4へ、サプリをユーザへ配送するように指示する(S180)。
制御部11は、ウェアラブル端末の配送の指示をウェアラブル端末3の販売会社Dの端末5へ送信する(S181)。
端末4の制御部41は、サプリの配送の指示を受信し(S421)、ユーザへサプリを送付する。
その後の処理は、図15〜図17に示したフローチャートの処理と同様である。アドバイス及びサプリの日程に基づく送信のタイミングでアドバイス及びサプリの情報が端末2へ送信される。生体情報の取得タイミング、環境情報の取得タイミング、食事情報の取得タイミングで取得された情報に基づいて、アドバイス及びサプリが特定され、アドバイス及びサプリの情報が端末2へ送信される。
出張者は出張中に、ストレス及び過労等により体調を崩しやすいが、上記構成によれば、業務情報及び健康情報に基づいて、アドバイス及びサプリの情報をユーザの端末2へ出力するので、ユーザは良好に体調を管理できる。
図38に、ユーザAの出張が終了した後に取得情報DB143に記憶されているデータを示す。図38に示すように、出張の日程に応じて環境情報及び生体情報が取得されて、取得情報DB143に記憶される。
図39に、ユーザAの出張が終了した後に出力情報DB144に記憶されているデータを示す。図39に示すように、予め記憶された出張の日程及び業務内容と、出張の日程に応じて取得した環境情報及び生体情報と、健康上の目標とに基づいて、アドバイス及びサプリが出張情報DB144に記憶される。
図40は、制御部11による、出張者の帰国後の健康情報に基づくアドバイス及びサプリの情報の送信処理の手順を示すフローチャートである。
ユーザがアプリケーションを起動することにより、制御部21は、アプリプログラム261を読み出す(S281)。
アプリケーションの起動により、制御部21は、端末2の表示パネル25に健康情報を入力する画面を表示する(S282)。画面には、図19と同様に「性別」,「年齢」の属性情報、「血圧」,「体温」,及び「睡眠時間」の生体情報、「目標」、並びに「送信」ボタンが表示される。加えて、健康トラブルが生じたときに、ユーザがタップして入力する「トラブル」の項目も表示される。ユーザは、健康診断の結果を入力できる。またこれら健康情報は、ユーザの属する会社や組織の健康診断DBと連動することで、情報処理装置1が上記情報やそれ以外の情報も含めて取得してもよい。
制御部21は、ユーザにより健康情報が入力され、健康情報を受け付けたか否かを判定する(S283)。制御部21は、健康情報を受け付けていないと判定した場合(S283:NO)、判定処理を繰り返す。
制御部21は、健康情報を受け付けたと判定した場合(S283:YES)、ユーザが「送信」ボタンをタップすることにより送信の指示を受け付けたか否かを判定する(S284)。制御部21は送信の指示を受け付けていないと判定した場合(S284:NO)、判定処理を繰り返す。
制御部21は送信の指示を受け付けたと判定した場合(S284:YES)、健康情報を情報処理装置1へ送信する(S285)。
制御部11は、健康情報を受信し(S182)、受信した健康情報を取得情報DB143に記憶する(S183)。
制御部11は、取得情報DB143に記憶した健康情報に基づいて、アドバイス・サプリDB142からアドバイス及びサプリを読み出す(S184)。
制御部11は、出張情報及び健康情報の入力項目を参照し、入力項目と一致率が高い、列項目の情報を有するIDNo.のアドバイス及びサプリを特定する(S185)。
制御部11は、特定したアドバイス及びサプリを出力情報DB144に記憶する(S186)。サプリの購入場所の地図のPDFファイルも出力情報DB144に記憶される。
制御部11は、特定したIDNo.のアドバイス及びサプリの情報を端末2へ送信する(S187)。
制御部21は、アドバイス及びサプリの情報を受信する(S286)。
制御部21は、アドバイス及びサプリを端末2の表示パネル25に表示する(S287)。
図41に、ユーザAから出張後の健康情報を取得した後に出力情報DB144に記憶されているデータを示す。ユーザAの帰国後の健康情報により疲労回復が回復していないことが示唆されており、図38の内容に加えて、帰国後の日程No.20に、疲労感の回復のためのアドバイス及びサプリが記憶されている。
出張者は過労等により帰国後に体調を崩しやすいが、本実施の形態によれば、業務情報及び帰国後の健康情報に基づいて、アドバイス及びサプリの情報をユーザの端末2へ出力するので、ユーザは良好に疲労回復を図れる。
(実施の形態4)
図42は実施の形態4に係る情報処理装置1の構成の一例を示すブロック図である。図中、図4と同一部分は同一符号を付して詳細な説明を省略する。
実施の形態4に係る情報処理装置1の補助記憶部14が、アドバイス・サプリ出力モデル148を記憶していること以外は、実施の形態1に係る情報処理装置1と同様の構成を有する。
アドバイス・サプリ出力モデル148は、人工知能ソフトウェアの一部であるプログラムモジュールとしての利用が想定される学習モデルであり、多層のニューラルネットワーク(深層学習)を用いることができ、例えば畳み込みニューラルネットワーク(Convolutional Neural Network:CNN)を用いることができるが、リカレントニューラルネットワーク(Recurrent Neural Network:RNN)を用いてもよい。決定木、ランダムフォレスト、サポートベクターマシン等の他の機械学習を用いてもよい。制御部11が、アドバイス・サプリ出力モデル148からの指令に従って、アドバイス・サプリ出力モデル148の入力層に入力された旅行情報及び健康情報に対し演算を行い、アドバイス及びサプリの組み合わせの確率値を出力するように動作する。以下、アドバイス・サプリ出力モデル148の詳細について説明する。
図43はアドバイス・サプリ出力モデル148の構成を示す模式図である。
制御部11は、アドバイス・サプリ出力モデル148として、特徴量を学習することで、取得した、日時・行先,移動時間,移動手段,活動等の旅行日程、目的、食事、時差、標高、気候、環境等の旅行情報、及び属性情報,生体情報,目標等の健康情報を入力とし、アドバイス及びサプリを示す情報を出力とするニューラルネットワークを構築する。ニューラルネットワークはCNNであり、旅行情報及び健康情報の入力を受け付ける入力層と、アドバイス及びサプリの組み合わせの推奨結果を出力する出力層と、特徴量を抽出する中間層とを有する。
図43において、中間層の層数は3とされているが、これに限定されない。例えばアドバイス・サプリ出力モデル148がCNNである場合、中間層は、コンボリューション層とプーリング層とが交互に連結された構成を有し、情報を圧縮しながら最終的に特徴量を抽出する。図43において、コンボリューション層、及びプーリング層の記載は省略している。出力層は推奨結果を出力する一つのニューロンを有し、中間層から出力された特徴量に基づいて、アドバイス・サプリDB142の推奨するIDNo.のアドバイス及びサプリの組み合わせを出力する。具体的には、ニューロンから出力される推奨結果は、ソフトマックス関数を用いた場合、各IDNo.のアドバイス及びサプリの組み合わせの確率値である。アドバイスは、旅行前及び旅行中・旅行後のアドバイスを含み、サプリは旅行前及び旅行中・旅行後のサプリを含む。
例えば、IDNo.1のアドバイス及びサプリ 0.89
IDNo.2のアドバイス及びサプリ 0.08
IDNo.3のアドバイス及びサプリ 0.02
・・・のように出力する。
なお、アドバイス・サプリ出力モデル148がCNNであるものとして説明したが、上述したようにRNNを用いることができる。RNNでは、前の時刻の中間層を次の時刻の入力層と合わせて学習に用いることで、例えば時系列の生体情報を考慮することができる。
制御部11は、アドバイス・サプリDB142の各行の旅行情報及び健康情報と、各旅行情報及び健康情報における、アドバイス及びサプリとが対応付けられた教師データを用いて学習を行う。
制御部11は、教師データである旅行情報及び健康情報を入力層に入力し、中間層での演算処理を経て、出力層からアドバイス及びサプリの確率値を取得する。
制御部11は、出力層から出力された推奨結果を、教師データにおいて旅行情報及び健康情報に対しラベル付けされた情報、すなわち正解値と比較し、出力層からの出力値が正解値に近づくように、中間層での演算処理に用いるパラメータを最適化する。該パラメータは、例えばニューロン間の重み(結合係数)、各ニューロンで用いられる活性化関数の係数などである。パラメータの最適化の方法は特に限定されないが、例えば制御部11は誤差逆伝播法を用いて各種パラメータの最適化を行う。
制御部11は、教師データに含まれる旅行情報及び健康情報について上記の処理を行い、アドバイス・サプリ出力モデル148を生成する。制御部11は旅行情報及び健康情報を取得した場合、アドバイス・サプリ出力モデル148を用い、アドバイス・サプリ出力モデル148が出力したアドバイス及びサプリの各組み合わせの確率値と閾値とに基づいて、高い確率値を示したアドバイス及びサプリを推奨するアドバイス及びサプリとして取得する。
制御部11は、推奨結果の信頼度が向上するように、アドバイス・サプリ出力モデル148により推奨したアドバイス及びサプリの評価結果に基づいて、アドバイス・サプリ出力モデル148を再学習させることができる。
図44は、制御部11によるアドバイス・サプリ出力モデル148の生成処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。
制御部11は、アドバイス・サプリDB142から、各IDNo.の旅行情報及び健康情報と、アドバイス及びサプリを示す情報とを対応付けた教師データを取得する(ステップS311)。
制御部11は教師データを用いて、旅行情報及び健康情報を入力した場合に推奨するアドバイス及びサプリを出力するアドバイス・サプリ出力モデル148を生成する(ステップS312)。制御部11は、生成したアドバイス・サプリ出力モデル148を補助記憶部14に格納し、一連の処理を終了する。
図45は、実施の形態4に係る制御部11による、アドバイス及びサプリの特定の処理を示すフローチャートである。
ユーザがアプリケーションを起動することにより、制御部21は、アプリプログラム261を読み出す(S291)。
アプリケーションの起動により、制御部21は、端末2の表示パネル25に旅行情報を入力する画面を表示する(S292)。表示パネル25には、図18と同様の画面が表示される。ユーザは、旅行情報を操作部24により入力する。
制御部21は、ユーザにより旅行情報が入力され、旅行情報を受け付けたか否かを判定する(S293)。制御部21は、旅行情報を受け付けていないと判定した場合(S293:NO)、判定処理を繰り返す。
制御部21は、旅行情報を受け付けたと判定した場合(S293:YES)、ユーザが「送信」ボタンをタップすることにより送信の指示を受け付けたか否かを判定する(S294)。制御部21は送信の指示を受け付けていないと判定した場合(S294:NO)、判定処理を繰り返す。
制御部21は送信の指示を受け付けたと判定した場合(S294:YES)、旅行情報を情報処理装置1へ送信する(S295)。
制御部11は、旅行情報を受信し(S191)、受信した旅行情報を取得情報DB143に記憶する(S192)。制御部11は、ユーザの日程の行先に基づいて、環境情報DB145を参照し、前記行先に対応する都市名を含むIDNo.の衛生環境,病院設備の環境情報を取得し、該環境情報も環境情報DB145に記憶しておく。各日程の行先に応じて、時差、標高、気候も取得情報DB143に記憶される。
制御部21は、端末2の表示パネル25に健康情報を入力する画面を表示する(S296)。表示パネル25には、図19と同様の画面が表示される。
制御部21は、健康情報を受け付けたか否かを判定する(S297)。制御部21は、健康情報を受け付けていないと判定した場合(S297:NO)、判定処理を繰り返す。
制御部21は、健康情報を受け付けたと判定した場合(S297:YES)、ユーザが「送信」ボタンをタップすることにより送信の指示を受け付けたか否かを判定する(S298)。制御部21は送信の指示を受け付けていないと判定した場合(S298:NO)、判定処理を繰り返す。
制御部21は送信の指示を受け付けたと判定した場合(S298:YES)、健康情報を情報処理装置1へ送信する(S299)。
制御部11は、健康情報を受信し(S193)、受信した健康情報を取得情報DB143に記憶する(S194)。
制御部11は、取得した旅行情報及び健康情報をアドバイス・サプリ出力モデル148に入力する(S195)。
制御部11は、アドバイス・サプリ出力モデル148が出力した確率値と閾値とに基づいて、アドバイス及びサプリを特定する(S196)。
制御部11は、特定したアドバイス及びサプリを出力情報DB144に記憶する(S197)。日程に対応して、サプリの購入場所の地図のPDFファイルも出力情報DB144に記憶される。
制御部11は、特定したIDNo.のアドバイス及びサプリの情報を端末2へ送信する(S198)。
制御部21は、アドバイス及びサプリの情報を受信する(S300)。
制御部21は、アドバイス及びサプリを端末2の表示パネル25に表示する(S301)。
その後の処理は、図15〜図17に示したフローチャートの処理と同様である。アドバイス及びサプリの日程に基づく送信のタイミングでアドバイス及びサプリの情報が端末2へ送信される。生体情報の取得タイミング、環境情報の取得タイミング、食事情報の取得タイミングで取得された情報に基づいて、アドバイス及びサプリが特定され、アドバイス及びサプリの情報が端末2へ送信される。
本実施の形態においては、良好にアドバイス及びサプリが特定される。
なお、アドバイス・サプリ出力モデル148の代わりに、旅行情報及び健康情報を入力してアドバイスを出力する学習モデル、旅行情報及び健康情報を入力してサプリを出力する学習モデルを各別に生成してもよい。
また、目的別に、アドバイス・サプリ出力モデルを生成してもよい。
以上のように、本発明の一態様に係る情報処理方法は、旅行者の旅行情報及び健康情報を取得し、取得した旅行情報及び健康情報に基づいて、旅行に関する健康アドバイス及び推奨するサプリメントを特定する。
上記構成によれば、旅行者の旅行情報及び健康情報に基づいて、旅行に関する健康アドバイス及び推奨するサプリメントを特定するので、旅行前及び旅行中の旅行者の体調を整えることができ、キャンセル、ホテルでの待機、旅行日程の一部の中止、変更等の発生が抑制される。
上述の情報処理方法において、旅行前に、前記健康アドバイス及び前記サプリメントの情報を、前記旅行者の端末へ出力してもよい。
上記構成によれば、旅行者は旅行前に体調を整えることができる。
上述の情報処理方法において、旅行前に、前記サプリメントを前記旅行者に送付する指示を出力してもよい。
上記構成によれば、旅行者は旅行前にサプリメントを摂取して体調を整えることができる。
上述の情報処理方法において、旅行前に、ウェアラブル端末を前記旅行者に送付してもよい。
上記構成によれば、旅行前や旅行中に、ウェアラブル端末により旅行者の生体情報を取得して、好適に健康アドバイス及びサプリメントを特定できる。
上述の情報処理方法において、前記旅行情報は、旅行日程、旅行地の時差、食事、標高、気候、及び環境から選択される少なくとも1種の情報を含み、前記健康情報は、前記旅行者の年齢若しくは性別を含む属性情報、又は血圧、体温若しくは睡眠時間を含む生体情報を含んでもよい。
上記構成によれば、上述の内容の旅行情報及び健康情報に基づいて、旅行者に対し、きめ細かくカスタマイズされた健康アドバイス及びサプリメントを報知できる。
上述の情報処理方法において、前記旅行情報は、旅行の目的を含み、前記健康情報は、前記旅行の目的に応じた健康上の目標を含み、取得した前記目的及び前記目標に応じて健康アドバイス及びサプリメントを特定してもよい。
上記構成によれば、旅行の目的及び健康上の目標に基づいて、好適に健康アドバイス及びサプリメントが特定され、旅行前後のトラブルが良好に抑制される。
上述の情報処理方法において、前記旅行情報は前記旅行者の旅行日程を含み、旅行中に、前記旅行日程を参照して、健康アドバイス及びサプリメントの情報を前記旅行者の端末へ出力してもよい。
上記構成によれば、旅行日程に応じて、きめ細かく健康アドバイス及びサプリメントを旅行者に出力できる。
上述の情報処理方法において、前記旅行情報は、旅行地の衛生環境、病院設備、並びに気温又は湿度を含む前記旅行地の環境情報を含み、前記健康情報は、旅行者の血圧、体温又は睡眠時間を含む生体情報を含み、前記旅行者の生体情報及び該生体情報に基づく健康アドバイス、前記旅行地の環境、及び特定するサプリメントから選択される少なくとも1種の情報を前記旅行者の端末へ出力してもよい。
上記構成によれば、旅行者は、生体情報及び該生体情報に基づく健康アドバイス、旅行地の環境情報、又は特定するサプリメントの情報を取得し、良好に体調を整えることができる。
上述の情報処理方法において、前記健康情報は、旅行者の血圧、体温又は睡眠時間を含む生体情報を含み、旅行中に、前記旅行者の前記生体情報を取得し、取得した生体情報に基づいて、健康アドバイス及び前記サプリメントを特定してもよい。
上記構成によれば、旅行者は、旅行中の生体情報に基づいて、タイミング良く、健康アドバイス及びサプリメントの情報を取得できる。
上述の情報処理方法において、前記旅行情報は前記旅行者の旅行日程を含み、前記旅行日程に基づき、旅行先での前記サプリメントを購入する場所を案内してもよい。
上記構成によれば、容易にサプリメントを入手できる。
上述の情報処理方法において、前記旅行情報は食事情報を含み、取得した食事情報に応じて、健康アドバイス及びサプリメントを特定してもよい。
上記構成によれば、食事内容に応じて、タイミング良く、健康アドバイス及びサプリメントを取得でき、胃腸障害の発生や体調不良を抑制できる。
上述の情報処理方法において、旅行情報及び健康情報と、前記旅行情報及び前記健康情報に基づく健康アドバイス及びサプリメントとをデータベースに記憶しておき、取得した旅行情報及び健康情報に基づいて、前記データベースを参照し、健康アドバイス及びサプリメントを特定してもよい。
上記構成によれば、データベースを参照して、容易に、好適に健康アドバイス及びサプリメントを特定できる。
上述の情報処理方法において、前記旅行者の旅行情報及び健康情報と、旅行者の健康アドバイスの実行後及びサプリメントの摂取後の健康情報並びに評価情報とを取得し、取得した旅行情報及び健康情報と、健康アドバイスの実行後及びサプリメントの摂取後の健康情報並びに評価情報とに基づき、前記データベースを更新してもよい。
上記構成によれば、評価結果に基づいてデータベースを更新し、より好適に、旅行情報及び健康情報に基づいて、健康アドバイス及びサプリメントを特定できる。
上述の情報処理方法において、前記旅行者の許諾を受け付け、前記許諾を受け付けたことを条件に、前記旅行者の旅行情報及び健康情報と、健康アドバイス及びサプリメントと、前記健康アドバイスの実行後及び前記サプリメントの摂取後の健康情報並びに評価情報との少なくともいずれか一種を外部装置へ出力してもよい。
上記構成によれば、旅行者の情報に基づいて、健康アドバイス及びサプリメントのデータベースを更新したり、サプリメントを開発したりすることができる。
上述の情報処理方法において、前記サプリメントの追加購入情報を出力してもよい。
上記構成によれば、行先において摂取が推奨されたサプリメントをタイミング良く取得できる。
上述の情報処理方法において、前記旅行に関する保険案内と共に、前記健康アドバイス及び前記サプリメントの情報を出力してもよい。
上記構成によれば、旅行者は保険案内とともにアドバイス及びサプリ情報を取得することで、旅行中の健康への注意を喚起される。
上述の情報処理方法において、前記旅行情報は、旅行地が先進国であるか、又は安全上若しくは環境上の問題を有する国であるかの情報を含み、旅行地が先進国である場合に、第1の健康アドバイス及びサプリメントを特定し、旅行地が前記問題を有する国である場合に、前記第1の健康アドバイス及びサプリメントとは異なる第2の健康アドバイス及びサプリメントを特定してもよい。
胃腸障害等の体調不良は、行先の国の環境等により大きく影響されるが、上記構成によれば、先進国か問題国かによって、健康アドバイス及びサプリメントを必要に応じて異ならせるので、より良好に、体調を整えることができる。
上述の情報処理方法において、前記旅行者は出張者であり、前記旅行情報は、前記出張者の業務情報を含み、出張中に、前記業務情報を参照して、業務に関する健康アドバイス及びサプリメントの情報を前記出張者の端末へ出力してもよい。
出張者は出張中に、ストレス及び過労等により体調を崩しやすいが、上記構成によれば、業務情報及び健康情報に基づいて、健康アドバイス及びサプリメントの情報を出張者の端末へ出力するので、出張者は良好に体調を管理できる。
上述の情報処理方法において、前記出張者の業務情報及び帰国後の健康情報を取得し、取得した前記業務情報及び前記健康情報に基づいて、過労に関する健康アドバイス及び推奨するサプリメントを出力してもよい。
出張者は過労等により帰国後に体調を崩しやすいが、上記構成によれば、業務情報及び帰国後の健康情報に基づいて、健康アドバイス及びサプリメントの情報を出張者の端末へ出力するので、出張者は良好に疲労回復を図れる。
本発明の一態様に係る情報処理装置は、旅行者の旅行情報及び健康情報を取得する取得部と、前記旅行情報及び前記健康情報に基づいた旅行に関する健康アドバイス及び推奨するサプリメントを記憶したデータベースと、前記取得部に入力された情報に応じて、前記データベースから健康アドバイス及びサプリメントを特定する特定部とを備える。
上記構成によれば、旅行者の旅行情報及び健康情報に基づいて、旅行に関する健康アドバイス及び推奨するサプリメントを特定するので、旅行前後の旅行者の体調を整えることができ、キャンセル、ホテルでの待機、旅行日程の一部の中止、変更等の発生が抑制される。
本発明の一態様に係るコンピュータプログラムは、旅行者の旅行情報及び健康情報を入力する入力欄を表示し、前記入力欄にて前記旅行情報及び前記健康情報の入力を受け付け、前記旅行情報及び前記健康情報に応じた旅行に関する健康アドバイス及び推奨するサプリメントを表示する処理をコンピュータに実行させる。
上記構成によれば、旅行者は端末装置に旅行情報及び健康情報を入力して、旅行の前後に、旅行情報及び健康情報に応じた旅行に関する健康アドバイス及び推奨するサプリメントを取得でき、旅行の前後において、良好に体調の管理を行える。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 情報処理装置
2、4、5、6 端末
11 制御部(取得部、特定部)
21 制御部
41 制御部
12、22、42 主記憶部
13、23、43 通信部
24、44 操作部
14、26、46 補助記憶部
141 プログラム
142 アドバイス・サプリDB
143 取得情報DB
144 出力情報DB
145 環境情報DB
146 評価情報DB
147 アドバイス・サプリ(2)DB
148 アドバイス・サプリ出力モデル
261 アプリプログラム

Claims (21)

  1. 旅行者の旅行情報及び健康情報を取得し、
    取得した旅行情報及び健康情報に基づいて、旅行に関する健康アドバイス及び推奨するサプリメントを特定する、情報処理方法。
  2. 旅行前に、前記健康アドバイス及び前記サプリメントの情報を、前記旅行者の端末へ出力する、請求項1に記載の情報処理方法。
  3. 旅行前に、前記サプリメントを前記旅行者に送付する指示を出力する、請求項1又は2に記載の情報処理方法。
  4. 旅行前に、ウェアラブル端末を前記旅行者に送付する指示を出力する、請求項1から3までのいずれか1項に記載の情報処理方法。
  5. 前記旅行情報は、旅行日程、旅行地の時差、食事、標高、気候、及び環境から選択される少なくとも1種の情報を含み、
    前記健康情報は、前記旅行者の年齢若しくは性別を含む属性情報、又は血圧、体温、若しくは睡眠時間を含む生体情報を含む、請求項1から4までのいずれか1項に記載の情報処理方法。
  6. 前記旅行情報は、旅行の目的を含み、
    前記健康情報は、前記旅行の目的に応じた健康上の目標を含み、
    取得した前記目的及び前記目標に応じて健康アドバイス及びサプリメントを特定する、請求項1から5までのいずれか1項に記載の情報処理方法。
  7. 前記旅行情報は前記旅行者の旅行日程を含み、
    旅行中に、前記旅行日程を参照して、健康アドバイス及びサプリメントの情報を前記旅行者の端末へ出力する、請求項1から6までのいずれか1項に記載の情報処理方法。
  8. 前記旅行情報は、旅行地の衛生環境、病院設備、並びに気温又は湿度を含む前記旅行地の環境情報を含み、
    前記健康情報は、旅行者の血圧、体温又は睡眠時間を含む生体情報を含み、
    前記旅行者の生体情報及び該生体情報に基づく健康アドバイス、前記旅行地の環境、及び特定するサプリメントから選択される少なくとも1種の情報を前記旅行者の端末へ出力する、請求項1から7までのいずれか1項に記載の情報処理方法。
  9. 前記健康情報は、旅行者の血圧、体温又は睡眠時間を含む生体情報を含み、
    旅行中に、前記旅行者の前記生体情報を取得し、
    取得した生体情報に基づいて、健康アドバイス及び前記サプリメントを特定する、請求項1から8までのいずれか1項に記載の情報処理方法。
  10. 前記旅行情報は前記旅行者の旅行日程を含み、
    前記旅行日程に基づき、旅行先での前記サプリメントを購入する場所を案内する、請求項1から9までのいずれか1項に記載の情報処理方法。
  11. 前記旅行情報は食事情報を含み、
    取得した食事情報に応じて、健康アドバイス及びサプリメントを特定する、請求項1から10までのいずれか1項に記載の情報処理方法。
  12. 旅行情報及び健康情報と、前記旅行情報及び前記健康情報に基づく健康アドバイス及びサプリメントとをデータベースに記憶しておき、
    取得した旅行情報及び健康情報に基づいて、前記データベースを参照し、健康アドバイス及びサプリメントを特定する、請求項1から11までのいずれか1項に記載の情報処理方法。
  13. 前記旅行者の旅行情報及び健康情報と、旅行者の健康アドバイスの実行後及びサプリメントの摂取後の健康情報並びに評価情報とを取得し、
    取得した旅行情報及び健康情報と、健康アドバイスの実行後及びサプリメントの摂取後の健康情報並びに評価情報とに基づき、前記データベースを更新する、請求項12に記載の情報処理方法。
  14. 前記旅行者の許諾を受け付け、
    前記許諾を受け付けたことを条件に、前記旅行者の旅行情報及び健康情報と、健康アドバイス及びサプリメントと、前記健康アドバイスの実行後及び前記サプリメントの摂取後の健康情報並びに評価情報との少なくともいずれか一種を外部装置へ出力する、請求項12又は13に記載の情報処理方法。
  15. 前記サプリメントの追加購入情報を出力する、請求項1から14までのいずれか1項に記載の情報処理方法。
  16. 前記旅行に関する保険案内と共に、前記健康アドバイス及び前記サプリメントの情報を出力する、請求項1から15までのいずれか1項に記載の情報処理方法。
  17. 前記旅行情報は、旅行地が先進国であるか、又は安全上若しくは環境上の問題を有する国であるかの情報を含み、
    旅行地が先進国である場合に、第1の健康アドバイス及びサプリメントを特定し、
    旅行地が前記問題を有する国である場合に、前記第1の健康アドバイス及びサプリメントとは異なる第2の健康アドバイス及びサプリメントを特定する、請求項1から16までのいずれか1項に記載の情報処理方法。
  18. 前記旅行者は出張者であり、
    前記旅行情報は、前記出張者の業務情報を含み、
    出張中に、前記業務情報を参照して、業務に関する健康アドバイス及びサプリメントの情報を前記出張者の端末へ出力する、請求項1から17までのいずれか1項に記載の情報処理方法。
  19. 前記出張者の業務情報及び帰国後の健康情報を取得し、
    取得した前記業務情報及び前記健康情報に基づいて、過労に関する健康アドバイス及び推奨するサプリメントを出力する、請求項18に記載の情報処理方法。
  20. 旅行者の旅行情報及び健康情報を取得する取得部と、
    前記旅行情報及び前記健康情報に基づいた旅行に関する健康アドバイス及び推奨するサプリメントを記憶したデータベースと、
    前記取得部に入力された情報に応じて、前記データベースから健康アドバイス及びサプリメントを特定する特定部と
    を備える情報処理装置。
  21. 旅行者の旅行情報及び健康情報を入力する入力欄を表示し、
    前記入力欄にて前記旅行情報及び前記健康情報の入力を受け付け、
    前記旅行情報及び前記健康情報に応じた旅行に関する健康アドバイス及び推奨するサプリメントを表示する
    処理をコンピュータに実行させるコンピュータプログラム。
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