JP2020165619A - 空調ユニット - Google Patents

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Shuichi Tanaka
脩一 田中
義照 野内
Yoshiteru Nouchi
義照 野内
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Abstract

【課題】運転停止時などに塵埃が部屋に落下してくる恐れがある。【解決手段】空気調和装置10の室内ユニット30は、本体ケーシングとしての機能を果たす箱部材31及び底板部材32と、エアフィルタ39と、エアフィルタ39の下方に位置するフラットパネル35とを備える。底板部材32の下面には、吸込口32bが形成される。エアフィルタ39は、吸込口32bを通る空気に含まれる塵埃を捕集する。平面視において、フラットパネル35は、エアフィルタ39よりも大きい。平面視においてフラットパネル35の外縁の内側にエアフィルタ39の外縁が位置するように、フラットパネル35及びエアフィルタ39が配置される。【選択図】図4

Description

空調ユニット、特に、空気の吸込口が下面に形成されている空調ユニットに関する。
特許文献1(特開2001−27428号公報)に、部屋の天井裏に設置される空調ユニットから吹出ダクトを延ばし、空調空気の吹出位置を空調ユニットの本体から離す発明が開示されている。吹出ダクトは、空調ユニットの本体の側面から延びている。一方、吸込口は、空調ユニットの本体の下面に形成されている。
このような空調ユニットでは、本体の下に吸込口パネルが設けられることが多い。吸込口パネルは、空調ユニットの本体の少なくとも一部を隠し、見栄えを向上させる。上記の特許文献1(特開2001−27428号公報)では、スリット等の多数の開口が形成された吸込口パネルを備えており、見栄えの向上とともに、部屋の空気を空調ユニットの本体の吸込口へと導く。そして、空調ユニットの点検保守時には、吸込口パネルを取り外す。
しかし、吸込口パネルの中央部にスリット等の開口が形成されていると、運転停止時などに塵や埃(以下、塵埃という。)が開口から部屋に落下してくる恐れがある。
第1観点の空調ユニットは、本体ケーシングと、フィルタと、板状部材と、を備えている。本体ケーシングは、空調対象空間の上部又は上方に設置されている。本体ケーシングは、ファン及び熱交換器を収容する。本体ケーシングの下面には、空気の吸込口が形成されている。フィルタは、吸込口を通る空気に含まれる塵埃を捕集する。板状部材は、フィルタの下方に位置する。平面視において、板状部材は、フィルタよりも大きい。平面視において板状部材の外縁の内側にフィルタの外縁が位置するように、板状部材及びフィルタが配置されている。
ここでは、平面視において板状部材の外縁の内側にフィルタの外縁が位置するため、フィルタが捕集した塵埃が落下したときにも、落下してくる塵埃を板状部材によって受けることができる。
第2観点の空調ユニットは、第1観点の空調ユニットであって、板状部材は、中央部と、非中央部とを有している。中央部は、平面視においてフィルタと重なる部分である。非中央部は、平面視においてフィルタと重ならない部分である。板状部材の中央部には、上下に貫通する開口が形成されていない。フィルタから塵埃が落ちた場合には、板状部材の中央部が塵埃を受ける。
ここでは、少なくとも板状部材の中央部には開口を設けず、フィルタから塵埃が落ちた場合にも板状部材によって塵埃の殆どを受けることができるように空調ユニットが構成されている。これにより、フィルタで捕集した塵埃が空調対象空間へと落ちていくことが抑制される。
第3観点の空調ユニットは、第2観点の空調ユニットであって、板状部材は、さらに壁部を有している。板状部材の壁部は、板状部材の中央部の外縁から上に向かって延びる、あるいは、板状部材の非中央部から上に向かって延びる。
ここでは、壁部を設けているため、フィルタから落ちて板状部材の中央部によって受けられた塵埃が横に動いて空調対象空間に落ちてしまうことが抑制される。
第4観点の空調ユニットは、第1観点から第3観点のいずれかの空調ユニットであって、第1角度が、5°〜60°である。第1角度は、縦断面視における仮想の直線と、縦断面視におけるフィルタの一端を通る鉛直線と、が為す角度である。縦断面の切断面は、平面視におけるフィルタの図心を含む任意の鉛直面である。縦断面視における仮想の直線は、縦断面視におけるフィルタの一端と、そのフィルタの一端に近い縦断面視における板状部材の一端とを結ぶ直線である。
ここでは、第1角度が5°未満ではなく、ある程度の大きさになっているため、フィルタから落ちた塵埃が真下ではなく少し斜め下方に落ちた場合にも、その塵埃を板状部材によって概ね受けることができる。
第5観点の空調ユニットは、第1観点から第4観点のいずれかの空調ユニットであって、本体ケーシングの側面には、空気の吹出口が形成されている。
空気調和装置の冷媒配管系統を示す図。 室内ユニットから延びるダクト及び吹出ユニットの一例を示す斜視図。 室内ユニットから延びるダクト及び吹出ユニットの他の例を示す斜視図。 室内ユニットの縦断面図。 フラットパネルとエアフィルタとの下面視における大きさを比較する図。 図5のVI-VI矢視のフラットパネル及びエアフィルタの配置を示す縦断面図。 変形例1に係る室内ユニットの側壁付きパネルとフィルタとの配置を示す縦断面図。
(1)空気調和装置の全体構成
図1は、複数の室内ユニット及び室外ユニットを有する空気調和装置10の冷媒配管系統を示す図である。空気調和装置10は、蒸気圧縮式の冷凍サイクル運転を行うことによって建物内の部屋を冷暖房する装置である。空気調和装置10は、熱源ユニットとしての室外ユニット20と、多数の利用ユニットとしての室内ユニット30と、室外ユニット20と室内ユニット30とを接続する第1冷媒連絡管6及び第2冷媒連絡管7とを備えている。空気調和装置10の冷媒回路は、室外ユニット20と、室内ユニット30と、冷媒連絡管6、7とが接続されることによって構成されている。そして、冷媒回路内には、冷媒が封入されており、冷媒が圧縮され、冷却され、減圧され、加熱・蒸発された後に、再び圧縮されるという冷凍サイクル運転が行われるようになっている。冷媒としては、例えば、R410A、R407C、R32、R134a、二酸化炭素、などから選択されたものが用いられる。
また、室内ユニット30から吹き出される空調空気(冷風あるいは温風)は、図2や図3に示すように、ダクト53を介して吹出ユニット55から部屋の空調対象空間SP1に供給される。
(1−1)室外ユニット
室外ユニット20は、建物の外あるいは建物の地下室などに設置される。室外ユニット20は、主として、圧縮機21と、四路切換弁22と、室外熱交換器23と、室外膨張弁26と、アキュムレータ29とを有している。四路切換弁22を切り換えることによって、冷房運転と暖房運転とが切り換わる。室外熱交換器23は、冷媒の放熱器又は蒸発器として機能する熱交換器である。
また、室外ユニット20は、ユニット内に室外空気を吸入して、再び室外に排出するための室外ファン27を有している。室外ファン27は、室外空気と室外熱交換器23を流れる冷媒との間で熱交換をさせる。
(1−2)室内ユニット
室内ユニット30は、建物内の各階の天井(天井裏の空間を含む)などに設置される。各室内ユニット30は、主として、減圧器である室内膨張弁41と、利用側熱交換器としての室内熱交換器42とを有している。
室内膨張弁41は、冷媒を減圧するための機構であり、開度調整が可能な電動弁である。室内膨張弁41は、その一端が第1冷媒連絡管6に接続され、その他端が室内熱交換器42に接続されている。
室内熱交換器42は、冷媒の蒸発器又は放熱器として機能する熱交換器である。室内熱交換器42は、その一端が室内膨張弁41に接続され、その他端が第2冷媒連絡管7に接続されている。
また、室内ユニット30は、ユニット内に室内空気を吸入して、再び室内に供給するための室内ファン43を備えており、室内空気と室内熱交換器42を流れる冷媒との間で熱交換をさせる。
(1−3)吹出ユニット
吹出ユニット55は、図2や図3に示すように、室内ユニット30から離れた場所に設置され、室内ユニット30からダクト53を介して送られてきた空調空気を部屋の空調対象空間SP1に吹き出すユニットである。吹出ユニット55には、ダクト53を接続する1又は複数の接続口と、空調対象空間SP1に露出する吹出口55aとが形成されている。
なお、本実施形態においては、室内ユニット30も吹出ユニット55も、部屋の空調対象空間SP1の上方に位置する設置空間SP2に配置されている。この設置空間SP2は、後述する部屋の天井90の裏(上)の空間である。
(2)室内ユニットの詳細構成
次に、図4を参照して、室内ユニット30の詳細な構造について説明する。
(2−1)本体ケーシング及び本体ケーシングに収容される部品
図4に示すように、空調対象空間SP1を含む部屋の天井90の上方(空間SP2)に、室内ユニット30が配置されている。室内ユニット30は、金属製の箱部材31及び底板部材32を有している。これらの箱部材31及び底板部材32は、本体ケーシングとしての機能を果たす。上述の室内膨張弁41、室内熱交換器42及び室内ファン43も、箱部材31の中に収容されている。また、室内ユニット30は、室内熱交換器42における結露水を受けるためのドレンパン46、室内ファン43に対応して設けられているベルマウス44、ダクト53との接続に用いる接続部材33などを有している。ドレンパン46及びベルマウス44は、箱部材31の中に収容されている。接続部材33は、箱部材31の4つの側面それぞれに固定される。箱部材31の側面には、円筒状の接続部材33の開口と対向する位置に、吹出用開口31aが形成されている。箱部材31の下面は、開口している。
室内熱交換器42は、概ね四角筒の形状である。室内ファン43は、ターボファンであり、下から吸い込んだ空気を側方に吹き出す。室内ファン43から吹き出された空気は、室内熱交換器42を通ってダクト53へと流れる。
ドレンパン46は、樹脂製部材である。ドレンパン46の下には、底板部材32が配置されている。底板部材32は、平面視で外縁が四角形の部材であり、中央に円形開口が形成されている。この底板部材32の円形開口は、下方から室内ファン43へと空気を導く吸込口32bとなる。底板部材32には、後述するキャンバス製部材95の上端が着脱自在に装着される。また、底板部材32は、平板状のエアフィルタ39を着脱自在に保持する保持部32aを有している。
箱部材31は、天井裏の空間SP2にある梁(図示せず)から吊り下げられる。この状態で、本体ケーシングを構成する箱部材31及び底板部材32と天井90との間には、高さ方向に大きな隙間G1(図4参照)ができる。
(2−2)本体ケーシングの下方の部品
さらに、室内ユニット30は、本体ケーシングを構成する箱部材31及び底板部材32から下方に離れた位置に、フラットパネル35と、環状フレーム60と、枠部材80とを有している。また、底板部材32の直ぐ下に、エアフィルタ39が配置される。
(2−2−1)エアフィルタ
エアフィルタ39は、平面視において概ね正方形の部材であり、フランジ38に固定されている。エアフィルタ39は、水平面に平行な状態で取り付けられる。具体的には、エアフィルタ39の外側に位置するフランジ38が、上述の底板部材32の保持部32aによって支えられる(図4参照)。フランジ38を保持部32aから平面的にずらすことで、保持部32aからフランジ38及びエアフィルタ39を外すことができる。
(2−2−2)枠部材
枠部材80は、図示しない支持部材を介して、箱部材31に固定される。この枠部材80に、フラットパネル35及び環状フレーム60が着脱自在に支持される。
(2−2−3)フラットパネル及び環状フレーム
フラットパネル35及び環状フレーム60は、別の部材であるが、図示しない連結部材を介して一体化されている。一体化されている両部材、フラットパネル35と環状フレーム60との間には、図2〜図4に示すように、環状の隙間SL1が形成される。この隙間SL1は、空調対象空間SP1の空気を底板部材32の吸込口32bへと導く経路の一部となる(図4において点線で示す吸込空気流れFLを参照)。
フラットパネル35は、図4に示すように、底板部材32の吸込口32b及びその吸込口32bを覆うエアフィルタ39の下方に位置している。
環状フレーム60は、四辺を有する環状の部材である。図4に示すように、環状フレーム60の外縁は、枠部材80の内縁と隣り合うように配置される。爪やバネ部材から成る着脱機構(図示せず)によって、環状フレーム60が枠部材80に装着される。
フラットパネル35は、平面視において概ね正方形の樹脂製の板部材である。フラットパネル35には、スリットも孔も形成されていない。フラットパネル35は、図6に示すように、設置状態においてエアフィルタ39の真下に位置する中央部35aと、その中央部35aの周囲の外周部(非中央部)35bとを有する。但し、中央部35aと外周部35bとの間に構造上の違いが存在する訳ではなく、中央部35aと外周部35bとは連続した一体の樹脂製部材である。中央部35aは、言い換えると、フラットパネル35のうち、平面視においてエアフィルタ39と重なる部分である。外周部35bは、フラットパネル35のうち、平面視においてエアフィルタ39と重ならない部分である。
(2−3)キャンバス製部材
キャンバス製部材95は、上下に開口する角筒状の厚地の織物である。キャンバス製部材95の上端は、底板部材32の保持部32aの外側に固定される。キャンバス製部材95の下端は、枠部材80の内周部の上端に接続される。キャンバス製部材95の上の開口及び下の開口は、ともに正方形である。そして、図4に示すように、キャンバス製部材95の上の開口は、キャンバス製部材95の下の開口よりも小さい。
(3)フラットパネル及びエアフィルタの大きさと配置
図5は、フラットパネル35及びエアフィルタ39の下面視における大きさを比較するための図面である。下面視ではエアフィルタ39がフラットパネル35によって隠れてしまうので、図5では、エアフィルタ39を表示するため、フラットパネル35を二点鎖線で示し、フラットパネル35を透視している。
図5から明らかなように、下面視において、フラットパネル35の外縁の内側にエアフィルタ39の外縁が位置するように、フラットパネル35及びエアフィルタ39が配置されている。当然、平面視において、フラットパネル35は、エアフィルタ39よりも大きい。したがって、室内ユニット30を真下から見上げると、フラットパネル35によって完全にエアフィルタ39が隠れる。
4つの各辺において、フラットパネル35の外縁とエアフィルタ39の外縁との下面視における距離を図ると、図5における第1距離L1、第2距離L2のように、断面によって距離が異なる。平面視におけるエアフィルタ39の図心39Mを含む任意の鉛直面で切断したときの縦断面のうち、この距離が最も小さくなる縦断面は、図5に示す鉛直面VPで切断したときの縦断面である。この鉛直面VPで切断したときの縦断面図を、図6に示す。
図6に示すように、エアフィルタ39の一端39eと、そのエアフィルタ39の一端39eに近いフラットパネル35の一端35eとを結ぶ仮想の直線IMLは、鉛直面に対して傾いている。具体的には、仮想の直線IMLは、図6の縦断面図においてエアフィルタ39の一端39eを通る鉛直線VLに対して、第1角度A1だけ傾いている。本実施形態では、第1角度A1が5°〜60°となるように、室内ユニット30が設計されている。第1角度A1の好ましい範囲は、室内ユニット30の小型化やエアフィルタ39の通風抵抗値(サイズ)に鑑みると、5°〜40°である。
第1角度A1が少なくとも5°であれば、エアフィルタ39で捕集されエアフィルタ30の下面に付いた塵埃DU1が、室内ファン43が停止しているときに落下してしまったとしても、その塵埃DU1の殆どはフラットパネル35によって受け止められる。フラットパネル35に受け止められた塵埃は、フラットパネル35の上に積もることになる(図6の塵埃DU2を参照)。
(4)特徴
(4−1)
本実施形態の空気調和装置10の室内ユニット30は、図4に示すように、本体ケーシングとしての機能を果たす箱部材31及び底板部材32と、エアフィルタ39と、フラットパネル35とを備えている。箱部材31及び底板部材32は、空調対象空間SP1の上方に設置され、室内ファン43や室内熱交換器42を収容している。底板部材32の下面には、空気の吸込口32bが形成されている。エアフィルタ39は、吸込口32bを通る空気に含まれる塵埃を捕集する。フラットパネル35は、図4及び図6に示すように、エアフィルタ39の下方に位置する。平面視において、フラットパネル35は、エアフィルタ39よりも大きい。図5に示すように、平面視においてフラットパネル35の外縁の内側にエアフィルタ39の外縁が位置するように、フラットパネル35及びエアフィルタ39が配置されている。
ここでは、平面視においてフラットパネル35の外縁の内側にエアフィルタ39の外縁が位置するため、エアフィルタ39が捕集した塵埃DU1(図6参照)が落下したときにも、フラットパネル35によって落下してくる塵埃を受けることができる。
(4−2)
本実施形態の空気調和装置10の室内ユニット30では、フラットパネル35は、中央部35aと、外周部35bとを有している。中央部35aは、平面視においてエアフィルタ39と重なる部分である。外周部35bは、平面視においてエアフィルタ39と重ならない部分である。フラットパネル35の中央部35aには、上下に貫通する開口が形成されていない。エアフィルタ39から塵埃が落ちた場合には、フラットパネル35の中央部35aが主として塵埃を受ける。
ここでは、少なくともフラットパネル35の中央部35aには開口を設けず、エアフィルタ39から塵埃が落ちた場合にもフラットパネル35によって殆どの塵埃を受けることができるように室内ユニット30が構成されている。これにより、エアフィルタ39で捕集した塵埃DU1が空調対象空間SP1へと落ちていくことが抑制される。
(4−3)
本実施形態の空気調和装置10の室内ユニット30では、エアフィルタ39の一端39eと、そのエアフィルタ39の一端39eに近いフラットパネル35の一端35eとを結ぶ仮想の直線IMLの傾きを、ある程度大きく設定している。より詳細に言えば、仮想の直線IMLの鉛直面に対する傾きである第1角度を、5°〜60°の範囲に設定している。 ここでは、第1角度が5°未満ではなく、ある程度の大きさになっているため、エアフィルタ39から落ちた塵埃が真下ではなく少し斜め下方に落ちた場合にも、その塵埃の大半をフラットパネル35によって受けることができる。
(5)変形例
(5−1)変形例1
上記実施形態の空気調和装置10の室内ユニット30では、完全にフラットなフラットパネル35を採用しているが、これに代えて、壁を備えるパネル135(図7参照)を採用してもよい。
図7に示すパネル135は、上述のフラットパネル35の中央部35aに相当する中央部135a、上述のフラットパネル35の外周部35bに相当する外周部135b、に加えて、壁部135cを有している。壁部135cは、外周部135bから外側且つ斜め上に向かって延びている。
このように壁部135cを設けることで、エアフィルタ39から落ちてパネル135の中央部135aによって受けられた塵埃が横に動いて空調対象空間に落ちてしまうことが抑制される。
なお、壁部135cは、外周部135bから真上に延びていてもよい。また、壁部135cを、中央部135aの外縁から上に向かって延びるものとして、外周部135bを無くしてもよい。
(5−2)変形例2
上記実施形態では、室内ユニット30を、部屋の空調対象空間SP1の上方に位置する設置空間SP2(天井90の上の空間)に配置している。これに代えて、室内ユニット30を、天井90の下の空間である空調対象空間SP1に配置して、天井90から室内ユニット30全体が吊り下がる構造を採ってもよい。このように、天井90よりも上の空間ではなく、空調対象空間SP1の上部に室内ユニット30を配置する場合には、フラットパネル35の周囲(近傍)に天井90が存在しないため、フラットパネル35の平面視における大きさを更に大きくすることができる。
(5−3)
以上、空気調和装置10の室内ユニット30について説明したが、特許請求の範囲に記載された本開示の趣旨及び範囲から逸脱することなく、形態や詳細の多様な変更が可能なことが理解されるであろう。
30 室内ユニット(空調ユニット)
31 箱部材(本体ケーシング)
31a 吹出口
32 底板部材(本体ケーシング)
32b 吸込口
35 フラットパネル(板状部材)
35a フラットパネルの中央部
35b フラットパネルの外周部(非中央部)
35e フラットパネルの一端
39 エアフィルタ(フィルタ)
39e エアフィルタの一端
39M エアフィルタの図心
42 室内熱交換器(熱交換器)
43 室内ファン(ファン)
135 パネル(板状部材)
135a パネルの中央部
135b パネルの外周部(非中央部)
135c パネルの壁部(非中央部)
A1 第1角度
DU1 塵埃
DU2 塵埃
IML 仮想の直線(直線)
SP1 空調対象空間
VL 鉛直線
VP 鉛直面
特開2001−27428号公報

Claims (5)

  1. 空調対象空間(SP1)の上部又は上方に設置され、ファン(43)及び熱交換器(42)を収容し、空気の吸込口(32b)が下面に形成されている本体ケーシング(31,32)と、
    前記吸込口を通る空気に含まれる塵埃を捕集するフィルタ(39)と、
    前記フィルタの下方に位置する板状部材(35,135)と、
    を備え、
    平面視において、前記板状部材は、前記フィルタよりも大きく、前記板状部材の外縁の内側に前記フィルタの外縁が位置するように、前記板状部材及び前記フィルタが配置されている、
    空調ユニット(30)。
  2. 前記板状部材は、平面視において前記フィルタと重なる中央部(35a,135a)と、平面視において前記フィルタと重ならない非中央部(35b,135b,135c)とを有し、
    前記中央部には、上下に貫通する開口が形成されておらず、前記フィルタから塵埃(DU2)が落ちた場合には前記中央部が前記塵埃を受ける、
    請求項1に記載の空調ユニット。
  3. 前記板状部材(135)は、前記中央部の外縁あるいは前記非中央部から上に向かって延びる壁部(135c)、をさらに有する、
    請求項2に記載の空調ユニット。
  4. 平面視における前記フィルタの図心(39M)を含む任意の鉛直面(VP)で切断した、縦断面視における前記フィルタの一端(39e)と、前記フィルタの一端に近い前記縦断面視における前記板状部材の一端(35e)とを結ぶ直線(IML)は、前記縦断面視において前記フィルタの一端を通る鉛直線(VL)と、第1角度(A1)を為し、
    前記第1角度(A1)は、5°〜60°である、
    請求項1から3のいずれかに記載の空調ユニット。
  5. 前記本体ケーシングの側面に、空気の吹出口(31a)が形成されている、
    請求項1から4のいずれかに記載の空調ユニット。
JP2019068463A 2019-03-29 2019-03-29 空調ユニット Pending JP2020165619A (ja)

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