JP2020162058A - 通信装置、コンテンツ取得方法及び通信システム - Google Patents
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Abstract
【課題】必要なコンテンツを選択的に取得する。【解決手段】通信装置1は、外部サーバ100から取得され、外部サーバ100において更新される度に異なる固有情報が付与されるコンテンツと、コンテンツに対応する固有情報とを記憶する記憶部16と、放送波Bを介して、外部サーバ100から放送局装置300に通知された固有情報を取得する情報取得部171と、情報取得部171が取得した固有情報が、記憶部16に記憶されている固有情報と異なることを条件として、通信回線Wを介して外部サーバ100から更新版のコンテンツを取得し、取得した更新版のコンテンツと、当該コンテンツに対応する固有情報とを記憶部16に記憶させるコンテンツ取得部173と、を有する。【選択図】図4
Description
本発明は、放送波を受信可能な通信装置、コンテンツ取得方法及び通信システムに関する。
放送波によりコンテンツを配信する技術が知られている。特許文献1には、放送波に重畳されたプログラムを受信する技術が開示されている。
放送波を用いてコンテンツを配信することにより、多数の装置に一斉にコンテンツを配信することができる。しかしながら、放送局は送信先を指定することなく放送波を送信するので、放送波を用いてコンテンツが配信される場合、放送波を受信する装置は、必要としないコンテンツまで受信してしまうという問題があった。
そこで、本発明はこの点に鑑みてなされたものであり、必要なコンテンツを選択的に取得することができる通信装置、コンテンツ取得方法及び通信システムを提供することを目的とする。
本発明の第1の態様の通信装置は、外部サーバから取得され、前記外部サーバにおいて更新される度に異なる固有情報が付与されるコンテンツと、前記コンテンツに対応する前記固有情報とを記憶する記憶部と、放送波を介して、前記外部サーバから放送局に通知された前記固有情報を取得する情報取得部と、前記情報取得部が取得した前記固有情報が、前記記憶部に記憶されている前記固有情報と異なることを条件として、通信回線を介して前記外部サーバから更新版の前記コンテンツを取得し、取得した前記更新版のコンテンツと、当該コンテンツに対応する前記固有情報とを前記記憶部に記憶させるコンテンツ取得部と、を有する。
前記コンテンツ取得部は、例えば、前記更新版のコンテンツを取得済であることを示す態様で前記固有情報を前記記憶部に記憶させる。
前記情報取得部は、前記コンテンツが関連するエリアを示すエリア情報を含む複数の前記固有情報を取得し、前記コンテンツ取得部は、前記情報取得部が取得した複数の前記固有情報のうち、前記エリア情報が示すエリアと前記通信装置が搭載された車両の現在位置とに基づいて選択した一以上の固有情報に対応する前記更新版のコンテンツを取得してもよい。
前記通信装置は、前記通信装置が搭載された車両の移動先のエリアを特定する特定部をさらに備え、前記コンテンツ取得部は、前記情報取得部が取得した複数の前記固有情報のうち、前記特定部が特定した前記移動先のエリアに基づいて選択した一以上の前記固有情報に対応する前記更新版のコンテンツを取得してもよい。
前記特定部は、前記車両の現在位置と走行方向とに基づいて、前記情報取得部が新たな前記固有情報を取得するまでに前記車両が到達可能な前記移動先のエリアを特定してもよい。
前記コンテンツ取得部は、前記情報取得部が取得した複数の前記固有情報の中に、前記車両の現在位置から所定の範囲以内の前記移動先のエリアに対応する前記固有情報が含まれている場合に、当該固有情報に対応する前記更新版のコンテンツを取得してもよい。前記コンテンツ取得部は、例えば、前記通信装置が搭載された車両が走行する道路の状況を示す前記更新版のコンテンツを取得する。
前記情報取得部は、防災に関する情報を示す簡易防災情報と前記固有情報とを前記放送波により取得し、前記コンテンツ取得部は、前記簡易防災情報よりも詳細な防災に関する情報を示す詳細防災情報を含む前記更新版のコンテンツを取得してもよい。
前記情報取得部は、複数の前記固有情報を取得し、前記コンテンツ取得部は、前記複数の固有情報のうち前記記憶部に記憶されていない一以上の前記固有情報を特定し、特定した前記一以上の固有情報に対応する一以上の前記コンテンツのうち取得するコンテンツを選択するための画面を表示部に表示させ、前記画面において選択された前記固有情報に対応する前記更新版のコンテンツを取得してもよい。
前記コンテンツ取得部は、前記情報取得部が前記固有情報を取得できない場合に、前記通信回線を介して、前記更新版のコンテンツが取得可能か否かを前記外部サーバに確認してもよい。
本発明の第2の態様のコンテンツ取得方法は、コンピュータが実行する、外部サーバにおいて更新される度に異なる固有情報が付与されるコンテンツを前記外部サーバから取得する方法であって、放送波を介して、前記外部サーバから放送局に通知された前記固有情報を取得するステップと、取得した前記固有情報が、記憶部に記憶されている前記固有情報と異なることを条件として、通信回線を介して前記外部サーバから更新版の前記コンテンツを取得するステップと、取得した前記更新版のコンテンツと、当該コンテンツに対応する前記固有情報とを前記記憶部に記憶させるステップと、を備える。
本発明の第3の態様の通信システムは、更新される度に異なる固有情報が付与されるコンテンツを提供する外部サーバと、前記外部サーバから前記固有情報の通知を受ける放送局装置と、前記放送局装置から送信される放送波を受信する通信装置と、を備える。前記放送局装置は、前記外部サーバから前記固有情報を受信する通信部と、前記固有情報を含む前記放送波を送信する放送波送信部と、を有し、前記通信装置は、前記コンテンツと、前記コンテンツに対応する前記固有情報とを記憶する記憶部と、前記放送波を介して、前記外部サーバから放送局に通知された前記固有情報を取得する情報取得部と、前記情報取得部が取得した前記固有情報が、前記記憶部に記憶されている前記固有情報と異なることを条件として、通信回線を介して前記外部サーバから更新版の前記コンテンツを取得し、取得した前記更新版のコンテンツと、当該コンテンツに対応する前記固有情報とを前記記憶部に記憶させるコンテンツ取得部と、を有する。
本発明によれば、通信装置が、必要なコンテンツを選択的に取得することができるという効果を奏する。
[通信システムSの概要]
図1は、本実施形態の通信システムSの概要を示す図である。通信システムSは、外部サーバ100、基地局200、放送局装置300、電波塔400及び車両500を備える。外部サーバ100は、例えばコンテンツ提供者が管理するサーバであり、固有情報が付与されたコンテンツを記憶している。外部サーバ100は、コンテンツを所定時間ごとに更新する。外部サーバ100は、コンテンツを更新する度に、更新前のコンテンツの固有情報と異なる固有情報を更新版のコンテンツに付与する。
図1は、本実施形態の通信システムSの概要を示す図である。通信システムSは、外部サーバ100、基地局200、放送局装置300、電波塔400及び車両500を備える。外部サーバ100は、例えばコンテンツ提供者が管理するサーバであり、固有情報が付与されたコンテンツを記憶している。外部サーバ100は、コンテンツを所定時間ごとに更新する。外部サーバ100は、コンテンツを更新する度に、更新前のコンテンツの固有情報と異なる固有情報を更新版のコンテンツに付与する。
外部サーバ100は、車両500から離れた場所に設置されており、放送波Bと異なる周波数の電波を用いてデータを送受信できる通信回線Wを介して、車両500にコンテンツを提供する。通信回線Wは、例えば、LTE(Long Term Evolution)等の無線通信回線であり、基地局200は、例えば携帯電話事業者が管理する携帯電話網の基地局である。通信回線Wのデータ伝送速度は、放送波Bのデータ伝送速度よりもはるかに大きい。
コンテンツは、例えば、車両500が走行する道路の状況を示す情報である。コンテンツは、道路の状況を示す情報として、准動的情報に分類される事故情報、渋滞情報又は狭域気象情報を含む。准動的情報は、例えば1分以内の比較的短いサイクルで更新される。コンテンツは、准動的情報よりも長いサイクル(例えば1時間)で更新される准静的情報を含んでもよい。准静的情報は、例えば、交通規制情報、道路工事情報又は広域気象情報である。コンテンツは、台風情報等の防災に関する情報を示す詳細防災情報であってもよい。
図2は、固有情報の一例を模式的に示す図である。固有情報は、例えばコンテンツの種別を示すカテゴリーコードと、更新の状態を示すバージョン情報とを含む。カテゴリーコードは、例えば、情報の種別を示す種別コードと、コンテンツが関連するエリアを示すエリア情報であるエリアコードとを含む。
図3は、エリアコードの概念を説明するための図である。エリアは、例えば放送波Bが届く範囲を所定の面積ごとに分割した領域に対応しており、それぞれのエリアにA11、A12等のエリアコードが付与されている。図3においては、各エリアの形状が長方形であるが、各エリアの形状は任意であり、エリアとして渋谷区、品川区等の行政区画が用いられてもよい。
外部サーバ100は、インターネット又は専用線等のネットワークを介して放送局装置300と通信可能である。外部サーバ100は、コンテンツを更新した場合に、更新版のコンテンツに付与された固有情報を含む通知情報を生成する。外部サーバ100は、ネットワークを介して、生成した通知情報を放送局装置300へ送信する(図1の(1))。
放送局装置300は、例えば放送送信所に設置されており、電波塔400を介して放送波Bを送信する。放送波Bは、音声及び映像の他にテキストデータを配信することが可能な放送規格に基づいており、例えば、99MHz〜108MHzの周波数帯域を使用するi−dio(登録商標)波である。放送局装置300は、外部サーバ100から、外部サーバ100が提供可能なコンテンツの固有情報を含む通知情報を受信する。放送局装置300は、電波塔400を介して、放送用の音声データ及び映像データとともに、受信した通知情報に含まれる固有情報を送信する。
車両500は、自動車、バイク、飛行機等の移動体の一例である。車両500は、その内部に搭載された通信装置により、放送局装置300が発する放送波Bを受信する。また、車両500は、通信回線Wを介して、外部サーバ100と通信する。
車両500は、放送局装置300が送信する放送波Bを受信可能な位置において、放送波Bを介して固有情報を受信する(図1の(2))。車両500は、過去に取得した取得済コンテンツに対応する固有情報を記憶している。車両500は、記憶している固有情報を参照することにより、受信した固有情報に対応するコンテンツが既に取得されているか否かを判定する(図1の(3))。
車両500は、受信した固有情報に対応するコンテンツが取得されていない場合に、受信した固有情報に対応するコンテンツを要求する要求情報を生成する。要求情報には、放送波Bを介して受信した固有情報が含まれている。車両500は、通信回線Wを介して、要求情報を外部サーバ100へ送信する(図1の(4))。
外部サーバ100は、車両500から要求情報を受信すると、要求情報に含まれている固有情報に対応する更新版のコンテンツを、通信回線Wを介して車両500へ送信する。車両500は、外部サーバ100から更新版のコンテンツを取得する(図1の(5))。このように、車両500は、放送波Bを介して取得した固有情報が、既に取得したコンテンツに対応する固有情報と異なることを条件として更新版のコンテンツを取得する。したがって、車両500は、既に取得した取得済コンテンツと同じコンテンツを重複して取得せず、車両500において必要とされるコンテンツのみを選択的に取得することができる。以下、車両500に搭載されている通信装置1及び放送局装置300の詳細を説明する。
[通信装置1の構成]
図4は、車両500に搭載された通信装置1の構成を示す図である。通信装置1は、放送受信部11、GPSセンサ12、方向センサ13、通信部14、表示部15、記憶部16及び制御部17を備える。
図4は、車両500に搭載された通信装置1の構成を示す図である。通信装置1は、放送受信部11、GPSセンサ12、方向センサ13、通信部14、表示部15、記憶部16及び制御部17を備える。
放送受信部11は、放送局装置300が送信する放送波Bを受信するための受信回路を有する。GPSセンサ12は、GPS衛星が発する位置情報を受信することにより、車両500の現在位置を検出する。方向センサ13は、例えば地磁気を検出することにより、車両500の走行方向を検出する。方向センサ13は、加速度センサを有してもよい。
通信部14は、通信回線Wを介して外部サーバ100と通信するための通信モジュールである。表示部15は、コンテンツを表示するためのディスプレイである。記憶部16は、例えば、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)等の記憶媒体を有する。記憶部16は、制御部17を機能させるための各種プログラムや各種データを記憶する。記憶部16は、外部サーバ100から取得され、外部サーバ100において更新される度に異なる固有情報が付与されるコンテンツと、当該コンテンツに対応する固有情報とを記憶する。
制御部17は、例えばCPU(Central Processing Unit)である。制御部17は、記憶部16に記憶されている各種プログラムを実行することにより、情報取得部171、特定部172、コンテンツ取得部173及び表示制御部174として機能する。情報取得部171、特定部172、コンテンツ取得部173及び表示制御部174の詳細については後述する。
[放送局装置の構成]
図5は、放送局装置300の構成を示す図である。放送局装置300は、通信部31、放送波送信部32、記憶部33及び制御部34を備える。
図5は、放送局装置300の構成を示す図である。放送局装置300は、通信部31、放送波送信部32、記憶部33及び制御部34を備える。
通信部31は、ネットワークを介して、外部サーバ100と通信するための通信インターフェースである。通信部31は、外部サーバ100から受信した通知情報を制御部34に入力する。
放送波送信部32は、制御部34から入力された放送用のデータ(例えば音声データ、映像データ。ただし通信回線Wを介して提供されるコンテンツとは異なる。)と通知情報から抽出した固有情報とが多重化された放送データを変調することにより、電波塔400を介して送信する放送波Bを生成する。放送波送信部32は、生成した放送波Bを電波塔400に送信する。
記憶部33は、例えば、ROM、RAM及びハードディスク等の記憶媒体を含む。記憶部33は、制御部34を機能させるための各種プログラムや各種データを記憶する。
制御部34は、例えばCPUを有する。制御部34は、記憶部33に記憶されている各種のプログラムを実行することにより、各種の機能を実行する。制御部34は、通信部31を介して、固有情報を含む通知情報を外部サーバ100から取得する。制御部34は、通知情報から固有情報を取り出して、音声データ及び映像データに固有情報を多重化した放送データを生成し、生成した放送データを放送波送信部32に入力する。
制御部34は、秘密鍵により暗号化した固有情報を含む放送データを生成してもよい。このような構成により、秘密鍵に対応する公開鍵を所有する通信装置1のみが固有情報を復号できるので、制御部34は、固有情報の改ざんを防ぐことができる。
[制御部17の詳細]
続いて、図4を参照しながら、情報取得部171、特定部172、コンテンツ取得部173及び表示制御部174の詳細を説明する。
続いて、図4を参照しながら、情報取得部171、特定部172、コンテンツ取得部173及び表示制御部174の詳細を説明する。
情報取得部171は、放送受信部11が受信した放送波Bに含まれる固有情報を取得する。情報取得部171は、固有情報を取得したことをコンテンツ取得部173に通知する。情報取得部171は、取得した固有情報を、新たに取得した固有情報であることを示すフラグを付して記憶部16に記憶させてもよい。
情報取得部171は、図3に示したような複数の異なるエリアに対応する複数の固有情報を取得してもよい。例えばコンテンツが渋滞情報である場合、複数の異なるエリアに対応する複数の固有情報のそれぞれは、各エリアの渋滞情報に対応する固有情報である。
情報取得部171は、秘密鍵により暗号化された固有情報を取得してもよい。情報取得部171は、暗号化された固有情報を取得した場合には、記憶部33に記憶されている公開鍵により固有情報を復号する。
特定部172は、通信装置1が搭載された車両500の現在位置及び移動先のエリアを特定する。特定部172は、例えば、GPSセンサ12が検出した車両500の現在位置と、方向センサ13が検出した車両500の走行方向とに基づいて、情報取得部171が新たな固有情報を取得するまでに車両500が到達可能な移動先のエリアを特定する。特定部172は、特定した移動先のエリアをコンテンツ取得部173に通知する。
例えば、特定部172は、方向センサ13が検出した走行方向へ車両500が進行すると仮定した場合に、車両500が次に進入すると予想されるエリアを移動先のエリアとして特定する。図3に示す例において車両500の現在位置が含まれるエリアがA33であり、車両500が東向き(図3の右向き)に進んでいる場合、特定部172は、移動先のエリアがA34であると特定する。また、特定部172は、運転手がカーナビゲーション装置(不図示)に入力した目的地を示す情報をカーナビゲーション装置から取得し、取得した目的地を含むエリアを移動先のエリアとして特定してもよい。
特定部172は、移動先の複数のエリアを特定してもよい。例えば、特定部172は、車両500の現在位置から目的地までの移動経路をカーナビゲーション装置から取得する。特定部172は、取得した移動経路が属する複数のエリアを移動先のエリアとして特定してもよい。例えば、特定部172は、現在位置が含まれるエリアが図3におけるA33であり、A38に向けて車両500が移動している場合、移動経路が属するA34、A35、A36、A37を移動先のエリアとして特定する。
コンテンツ取得部173は、通信回線Wを介して、外部サーバ100からコンテンツを取得する。コンテンツ取得部173は、情報取得部171が取得した固有情報が、既に取得済のコンテンツの固有情報として記憶部16に記憶されている固有情報と異なることを条件として、通信回線Wを介して外部サーバ100から更新版のコンテンツを取得する。コンテンツ取得部173は、例えば、情報取得部171が取得した固有情報が、記憶部16に記憶されている固有情報に対応する取得済コンテンツよりも新しい更新版のコンテンツに対応する固有情報である場合にのみ、更新版のコンテンツを取得する。
コンテンツ取得部173は、取得した更新版のコンテンツを記憶部16に記憶させる。また、コンテンツ取得部173は、取得したコンテンツに対応する固有情報を、取得済のコンテンツに対応する固有情報として記憶部16に記憶させる。この際、コンテンツ取得部173は、更新版のコンテンツを取得済であることを示す態様で固有情報を記憶部16に記憶させてもよい。コンテンツ取得部173は、例えば、記憶部16における取得済のコンテンツに対応する固有情報を格納する領域に、更新版のコンテンツに対応する固有情報を記憶させたり、コンテンツを取得済であることを示すフラグを付して固有情報を記憶させたりする。コンテンツ取得部173がこのように動作することで、情報取得部171が取得した固有情報を一時的に記憶部16に記憶させる場合であっても、コンテンツ取得部173は、コンテンツを取得済の固有情報であるか否かを識別することができる。
コンテンツ取得部173は、情報取得部171が取得した固有情報が、取得済のコンテンツに対応する固有情報として記憶部16に記憶された複数の固有情報のいずれとも異なると判定した場合に、情報取得部171が取得した固有情報を含む要求情報を外部サーバ100に送信することにより、更新版のコンテンツを取得する。コンテンツ取得部173は、情報取得部171が取得した固有情報が、取得済のコンテンツに対応する固有情報として記憶部16に記憶された複数の固有情報のいずれかと一致すると判定した場合に、情報取得部171から通知された固有情報を破棄する。
一例として、記憶部16に、4月3日午前9時の交通情報のコンテンツに対応する固有情報Aが記憶されているとする。コンテンツ取得部173は、4月3日午前9時30分に情報取得部171が取得した固有情報が固有情報Aと同一である場合、コンテンツが更新されていないと判定して、外部サーバ100から新たなコンテンツを取得しない。コンテンツ取得部173は、4月3日午前9時30分に情報取得部171が取得した固有情報が固有情報Aと異なる固有情報Bである場合、コンテンツが更新されていると判定して、外部サーバ100から更新版の交通情報を取得する。
コンテンツ取得部173は、新たに取得された固有情報であることを示す新規フラグが付された固有情報が記憶部16に記憶されており、当該固有情報が取得済のコンテンツに対応する固有情報と一致する場合に、フラグが付された固有情報を記憶部16から削除してもよい。また、コンテンツ取得部173は、新規フラグが付された固有情報が取得済のコンテンツに対応する固有情報と一致しない場合に、更新版のコンテンツを取得するとともに、固有情報に付された新規フラグを、取得済のコンテンツであることを示す取得済フラグに変更してもよい。
コンテンツ取得部173は、情報取得部171が取得した複数の固有情報のうち、記憶部16に記憶されていない一以上の固有情報を特定し、特定した一以上の固有情報に対応する一以上のコンテンツから取得するコンテンツを選択するための画面を表示部15に表示させてもよい。コンテンツ取得部173は、例えば、固有情報に含まれる種別コードが示すコンテンツの種別、及びエリアコードが示すコンテンツが関連するエリアを示す情報を表示部15に表示させるように表示制御部174に指示する。コンテンツ取得部173は、表示させた画面において選択された固有情報に対応する更新版のコンテンツを外部サーバ100から取得する。コンテンツ取得部173がこのように動作することで、更新版のコンテンツが複数ある場合に、コンテンツ取得部173はユーザが必要とするコンテンツのみを取得することができるので、不要なコンテンツにより記憶部16の容量が少なくなってしまうことを防げる。
コンテンツ取得部173は、情報取得部171が複数の固有情報を取得した場合に、固有情報に含まれるエリアコードと、特定部172が特定した現在位置とに基づいて、取得した複数の固有情報のうち記憶部16に記憶されていない複数の固有情報から一以上の固有情報を選択し、選択した固有情報に対応する更新版のコンテンツを取得してもよい。例えば、コンテンツ取得部173は、現在位置を含むエリア向けに配信されている一以上の更新版のコンテンツを取得する。
一例として、情報取得部171が、図3に示す全てのエリアそれぞれに関連する交通情報に対応する固有情報を取得したものとする。コンテンツ取得部173は、特定部172が特定した現在位置がA33に含まれている場合に、A33に対応する固有情報を含む要求情報を外部サーバ100に送信することにより、A33に対応する交通情報の更新版のコンテンツを取得する。このような構成により、コンテンツ取得部173は、車両500の現在位置を含むエリア向けのコンテンツを選択するので、ユーザが、有用なコンテンツを利用することができる。
コンテンツ取得部173は、情報取得部171が取得した複数の固有情報のうち記憶部16に記憶されていない複数の固有情報から、特定部172が特定した移動先のエリアに基づいて、一以上の固有情報を選択してもよい。例えば、コンテンツ取得部173は、記憶部16に記憶されていない複数の固有情報のうち、移動先のエリア向けのコンテンツを識別するための固有情報を選択する。コンテンツ取得部173は、選択した固有情報に対応する更新版のコンテンツを取得する。
一例として、情報取得部171が、図3に示す全てのエリアそれぞれに対応する交通情報に対応する固有情報を取得したものとする。特定部172が、車両500の移動経路が属するA34、A35、A36、A37を移動先のエリアとして特定した場合、コンテンツ取得部173は,移動先のエリアであるA34、A35、A36、A37に対応する交通情報を識別するための固有情報を選択する。コンテンツ取得部173は、選択した固有情報に対応する交通情報の更新版のコンテンツを取得する。このような構成により、コンテンツ取得部173は、車両500の移動先のエリア向けの更新版のコンテンツを予め取得することができるので、ユーザは、移動先のエリアの道路の状況等を予め把握することができる。
コンテンツ取得部173は、特定部172が複数の移動先のエリアを特定した場合には、複数の移動先のエリアのうち、現在位置から所定の範囲以内の移動先のエリアを選択してもよい。所定の範囲は、例えば、特定部172が、情報取得部171が次に放送波Bを介して新たな固有情報を取得するまでに車両500が到達可能なエリアとして特定した範囲である。例えば、車両500が図3に示す1つのエリアを通過するために要する平均時間が1分であり、放送波Bを介して固有情報が送信される時間間隔が3分である場合、コンテンツ取得部173は、進行方向の3つのエリア(例えば現在位置がA33の場合のA34、A35、A36)の固有情報を選択し、3つのエリアに対応する更新版のコンテンツを取得する。
移動先のエリアから選択される所定の範囲は、更新版のコンテンツの種別に応じて異なっていてもよい。例えば、更新版のコンテンツの種別が渋滞情報である場合、運転者が渋滞を迂回するルートを把握するために、進行方向以外のエリアの渋滞情報を把握しておくことが望ましい。そこで、コンテンツ取得部173は、情報取得部171が取得した固有情報に含まれる種別コードが示すコンテンツの種別が第1種別の情報(例えば渋滞情報)である場合、情報取得部171が取得した固有情報に含まれる種別コードが示すコンテンツの種別が第2種別の情報(例えば事故情報)である場合よりも広い範囲のエリアに対応する更新版のコンテンツを取得してもよい。また、コンテンツ取得部173は、現在位置のエリアや移動先のエリアに加え、これらのエリアに隣接するエリアの固有情報を選択し、対応するコンテンツを取得することとしてもよい。
また、コンテンツ取得部173は、例えば記憶部16に記憶された車両500の種別(セダン、商用車、バス等)、又は車両500の走行の目的(レジャー、荷物の運送等)に基づいて、コンテンツを取得する対象となるエリアを決定してもよい。一例として、走行の目的がレジャーである場合には、寄り道をする可能性があることから、目的地までの道路が含まれるエリア以外のエリアに対応するコンテンツを取得し、走行の目的が荷物の運送である場合には、目的地までの道路が含まれるエリアに対応するコンテンツのみを取得する。
コンテンツ取得部173は、情報取得部171が固有情報を取得できない場合に、通信回線Wを介して、外部サーバ100に、新しい更新版のコンテンツが取得可能か否かを確認してもよい。コンテンツ取得部173は、例えば放送波Bを受信できないトンネルの中を車両500が走行している場合のように、車両500が所定時間以上にわたって放送波Bを受信しなかったことを条件として、走行中の位置でも使用できる通信回線Wを介して、外部サーバ100が放送局装置300に通知した固有情報を要求する。
コンテンツ取得部173は、外部サーバ100から取得した固有情報が記憶部16に記憶されていない場合に、当該固有情報に対応する更新版のコンテンツを外部サーバ100から取得する。コンテンツ取得部173は、取得した更新版のコンテンツと、当該コンテンツに対応する固有情報とを記憶部16に記憶させる。コンテンツ取得部173がこのように動作することで、放送波Bが届かない場所を車両500が走行している間であっても、ユーザが新たなコンテンツを確認することができる。
ところで、コンテンツ取得部173が取得したコンテンツ及び当該コンテンツに対応する固有情報を記憶部16に記憶し続けると、記憶部16の容量が不足する場合がある。そこで、コンテンツ取得部173は、不要であると判定したコンテンツ、及び当該コンテンツに対応する固有情報を記憶部16から削除してもよい。コンテンツ取得部173は、例えば、所定の期間以内(例えば1時間以内)に車両500が到達しないエリアに対応するコンテンツ、及び当該コンテンツに対応する固有情報を記憶部16から削除する。コンテンツ取得部173がこのように動作することで、記憶部16は、車両500が走行する間に必要になる可能性があるコンテンツのみを記憶しておけばよいので、記憶部16の容量が不足することを防げる。また、別の方法として、情報取得部171またはコンテンツ取得部173が新たな固有情報を取得した場合に、記憶部16に記憶されている固有情報のうち、更新日時が最も早い(すなわち、最後に更新された)エリアコードを含む固有情報を削除し、同じ記憶領域に新たな固有情報を記憶(上書き)する構成としてもよい。これにより、記憶部16の記憶領域を効率的に使用することができる。
表示制御部174は、コンテンツ取得部173が取得した更新版のコンテンツを表示部15に表示させる。例えば、表示制御部174は、更新版のコンテンツとして、車両500が走行する道路の渋滞情報を表示部15に表示させる。
[通信システムによる動作シーケンス]
図6は、通信システムSによる動作シーケンスを示す図である。この処理手順は、例えば、外部サーバ100が提供するコンテンツを更新したときに開始する。まず、外部サーバ100は、コンテンツを識別するための固有情報を更新版のコンテンツに付与する(S101)。
図6は、通信システムSによる動作シーケンスを示す図である。この処理手順は、例えば、外部サーバ100が提供するコンテンツを更新したときに開始する。まず、外部サーバ100は、コンテンツを識別するための固有情報を更新版のコンテンツに付与する(S101)。
外部サーバ100は、更新版のコンテンツに付与された固有情報を含む通知情報を放送局装置300へ送信する。放送局装置300は、受信した通知情報に含まれる固有情報を含む放送波Bを送信する。通信装置1のコンテンツ取得部173は、情報取得部171が取得した固有情報と、記憶部33に記憶されている固有情報とが一致するか否かを判定する(S102)。
コンテンツ取得部173は、情報取得部171が取得した固有情報が記憶部16に記憶された固有情報と一致すると判定した場合(S102においてYES)、当該固有情報に対応するコンテンツを取得することなく、情報取得部171が次に固有情報を取得するまで待機する。コンテンツ取得部173は、情報取得部171が取得した固有情報が記憶部16に記憶された固有情報と異なると判定した場合(S102においてNO)、固有情報に対応する更新版のコンテンツを要求するための要求情報を外部サーバ100へ送信する。外部サーバ100は、受信した要求情報において要求された更新版のコンテンツを通信装置1へ送信する。
[変形例]
以上の説明においては、通信装置1が車両500に搭載されており、外部サーバ100から提供されるコンテンツが交通情報である場合を例示したが、通信装置1及びコンテンツの内容はこれに限らない。通信装置1は車両500に搭載されていないスマートフォン、タブレット等の情報端末であってもよい。また、コンテンツは、交通情報以外の任意のコンテンツであってもよい。以下、通信装置1がスマートフォンであり、コンテンツが防災情報である場合の動作を説明する。
以上の説明においては、通信装置1が車両500に搭載されており、外部サーバ100から提供されるコンテンツが交通情報である場合を例示したが、通信装置1及びコンテンツの内容はこれに限らない。通信装置1は車両500に搭載されていないスマートフォン、タブレット等の情報端末であってもよい。また、コンテンツは、交通情報以外の任意のコンテンツであってもよい。以下、通信装置1がスマートフォンであり、コンテンツが防災情報である場合の動作を説明する。
外部サーバ100は、防災情報として、災害が発生した場所を示すテキスト情報により構成される簡易防災情報と、災害が発生した現場の映像を含む詳細防災情報とを含むコンテンツを提供する。そして、外部サーバ100は、固有情報及び簡易防災情報を含む通知情報を放送局装置300に送信する。
放送局装置300は、放送波Bを介して、固有情報及び簡易防災情報を送信する。情報取得部171は、放送波Bを介して、固有情報及び簡易防災情報を取得する。表示制御部174は、情報取得部171が取得した固有情報とともに取得された簡易防災情報を表示部15に表示させる。
コンテンツ取得部173は、情報取得部171が取得した固有情報が記憶部16に記憶されていない場合、当該固有情報に対応する更新版のコンテンツとしての詳細防災情報を取得する。コンテンツ取得部173は、通信装置1のユーザが、表示部15に表示された一以上の簡易防災情報から、詳細防災情報を取得する対象となる簡易防災情報を選択する操作をしたことを条件として、選択された簡易防災情報に関連付けられた固有情報に対応する詳細防災情報を取得してもよい。
このような構成により、防災情報の提供者は、放送波Bを用いて、提供可能な防災情報があることを多数の通信装置1に一斉に配信し、通信装置1のユーザが、有用だと考える防災情報を取得することができる。特に、放送局装置300が放送波Bを用いて簡易防災情報を一斉に配信することで、ユーザは、詳細防災情報を取得する前の段階において防災に関する簡易な情報を視認し、ユーザが必要であると判断して所定の操作を行うことで、詳細な情報を確認することができる。したがって、不要な詳細防災情報が通信装置1に保存されてしまうことを防ぎつつ、ユーザが、必要とする詳細防災情報を容易に閲覧することが可能になる。
[通信システムSによる効果]
通信システムSによれば、コンテンツ取得部173は、情報取得部171が放送波Bを介して取得した固有情報が、取得済コンテンツの固有情報として記憶部16に記憶された固有情報と異なると判定した場合に、通信回線Wを介して更新版のコンテンツを取得する。通信システムSがこのように動作することで、新たなコンテンツを提供できるようになった時点で外部サーバ100が個々の通信装置1に通知することなく、新たなコンテンツを提供できることを多数の通信装置1に周知するとともに、それぞれの通信装置1が、必要なコンテンツを選択的に取得することが可能になる。通信システムSのこの特徴は、コンテンツが頻繁に更新される准動的情報を含む場合に特に好適である。
通信システムSによれば、コンテンツ取得部173は、情報取得部171が放送波Bを介して取得した固有情報が、取得済コンテンツの固有情報として記憶部16に記憶された固有情報と異なると判定した場合に、通信回線Wを介して更新版のコンテンツを取得する。通信システムSがこのように動作することで、新たなコンテンツを提供できるようになった時点で外部サーバ100が個々の通信装置1に通知することなく、新たなコンテンツを提供できることを多数の通信装置1に周知するとともに、それぞれの通信装置1が、必要なコンテンツを選択的に取得することが可能になる。通信システムSのこの特徴は、コンテンツが頻繁に更新される准動的情報を含む場合に特に好適である。
コンテンツをリアルタイムに通信装置に提供する方法としては、通信装置が外部サーバと常時接続した状態でコンテンツを取得する方法、及び外部サーバがプッシュ方式により通信装置にコンテンツを送信する方法があった。しかしながら、多数の通信装置が外部サーバに常時接続する場合、外部サーバの負荷が大きいという問題があった。また、外部サーバが通信のためのポートを常時開放するため、セキュリティリスクがあった。外部サーバがプッシュ方式により多数の通信装置へコンテンツを送信する場合、起動していない通信装置に対してもコンテンツを送信してしまうため処理効率が悪いという問題があった。また、外部サーバがプッシュ方式により通信装置へコンテンツを送信する場合、通信装置が既に取得しているコンテンツと同じコンテンツを送信してしまうという問題があった。
これに対して、通信システムSにおいては、放送局装置300が複数の通信装置1が受信可能な放送波Bを介して固有情報を送信するので、多数の通信装置1が外部サーバ100と常時接続する場合に比べて、外部サーバ100の負荷を軽減することができる。さらに、通信装置1は、それぞれの通信装置1において有用なコンテンツのみを選択的に外部サーバ100に要求する点でも外部サーバ100の負荷を軽減することができる。また、放送波Bではコンテンツ自体を送信せずに固有情報のみを送信し、通信回線Wの方でデータ容量の比較的大きいコンテンツを送信することで、限られた電波資源を効率的に使用することができる。
以上、実施の形態を用いて本発明を説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、装置の全部又は一部は、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。また、複数の実施の形態の任意の組み合わせによって生じる新たな実施の形態も、本発明の実施の形態に含まれる。組み合わせによって生じる新たな実施の形態の効果は、もとの実施の形態の効果を併せ持つ。
1 通信装置
11 放送受信部
12 GPSセンサ
13 方向センサ
14 通信部
15 表示部
16 記憶部
17 制御部
31 通信部
32 放送波送信部
33 記憶部
34 制御部
100 外部サーバ
171 情報取得部
172 特定部
173 コンテンツ取得部
174 表示制御部
200 基地局
300 放送局装置
400 電波塔
500 車両
11 放送受信部
12 GPSセンサ
13 方向センサ
14 通信部
15 表示部
16 記憶部
17 制御部
31 通信部
32 放送波送信部
33 記憶部
34 制御部
100 外部サーバ
171 情報取得部
172 特定部
173 コンテンツ取得部
174 表示制御部
200 基地局
300 放送局装置
400 電波塔
500 車両
Claims (12)
- 外部サーバから取得され、前記外部サーバにおいて更新される度に異なる固有情報が付与されるコンテンツと、前記コンテンツに対応する前記固有情報とを記憶する記憶部と、
放送波を介して、前記外部サーバから放送局に通知された前記固有情報を取得する情報取得部と、
前記情報取得部が取得した前記固有情報が、前記記憶部に記憶されている前記固有情報と異なることを条件として、通信回線を介して前記外部サーバから更新版の前記コンテンツを取得し、取得した前記更新版のコンテンツと、当該コンテンツに対応する前記固有情報とを前記記憶部に記憶させるコンテンツ取得部と、
を有する通信装置。 - 前記コンテンツ取得部は、前記更新版のコンテンツを取得済であることを示す態様で前記固有情報を前記記憶部に記憶させる、
請求項1に記載の通信装置。 - 前記情報取得部は、前記コンテンツが関連するエリアを示すエリア情報を含む複数の前記固有情報を取得し、
前記コンテンツ取得部は、前記情報取得部が取得した複数の前記固有情報のうち、前記エリア情報が示すエリアと前記通信装置が搭載された車両の現在位置とに基づいて選択した一以上の固有情報に対応する前記更新版のコンテンツを取得する、
請求項1又は2に記載の通信装置。 - 前記通信装置が搭載された車両の移動先のエリアを特定する特定部をさらに備え、
前記コンテンツ取得部は、前記情報取得部が取得した複数の前記固有情報のうち、前記特定部が特定した前記移動先のエリアに基づいて選択した一以上の前記固有情報に対応する前記更新版のコンテンツを取得する、
請求項1から3のいずれか一項に記載の通信装置。 - 前記特定部は、前記車両の現在位置と走行方向とに基づいて、前記情報取得部が新たな前記固有情報を取得するまでに前記車両が到達可能な前記移動先のエリアを特定する、
請求項4に記載の通信装置。 - 前記コンテンツ取得部は、前記情報取得部が取得した複数の前記固有情報の中に、前記車両の現在位置から所定の範囲以内の前記移動先のエリアに対応する前記固有情報が含まれている場合に、当該固有情報に対応する前記更新版のコンテンツを取得する、
請求項4又は5に記載の通信装置。 - 前記コンテンツ取得部は、前記通信装置が搭載された車両が走行する道路の状況を示す前記更新版のコンテンツを取得する、
請求項1から6のいずれか一項に記載の通信装置。 - 前記情報取得部は、防災に関する情報を示す簡易防災情報と前記固有情報とを前記放送波により取得し、
前記コンテンツ取得部は、前記簡易防災情報よりも詳細な防災に関する情報を示す詳細防災情報を含む前記更新版のコンテンツを取得する、
請求項1から7のいずれか一項に記載の通信装置。 - 前記情報取得部は、複数の前記固有情報を取得し、
前記コンテンツ取得部は、前記複数の固有情報のうち前記記憶部に記憶されていない一以上の前記固有情報を特定し、特定した前記一以上の固有情報に対応する一以上の前記コンテンツのうち取得するコンテンツを選択するための画面を表示部に表示させ、前記画面において選択された前記固有情報に対応する前記更新版のコンテンツを取得する、
請求項1から8のいずれか一項に記載の通信装置。 - 前記コンテンツ取得部は、前記情報取得部が前記固有情報を取得できない場合に、前記通信回線を介して、前記更新版のコンテンツが取得可能か否かを前記外部サーバに確認する、
請求項1から9のいずれか一項に記載の通信装置。 - コンピュータが実行する、外部サーバにおいて更新される度に異なる固有情報が付与されるコンテンツを前記外部サーバから取得する方法であって、
放送波を介して、前記外部サーバから放送局に通知された前記固有情報を取得するステップと、
取得した前記固有情報が、記憶部に記憶されている前記固有情報と異なることを条件として、通信回線を介して前記外部サーバから更新版の前記コンテンツを取得するステップと、
取得した前記更新版のコンテンツと、当該コンテンツに対応する前記固有情報とを前記記憶部に記憶させるステップと、
を備える、コンテンツ取得方法。 - 更新される度に異なる固有情報が付与されるコンテンツを提供する外部サーバと、前記外部サーバから前記固有情報の通知を受ける放送局装置と、前記放送局装置から送信される放送波を受信する通信装置と、を備える通信システムであって、
前記放送局装置は、
前記外部サーバから前記固有情報を受信する通信部と、
前記固有情報を含む前記放送波を送信する放送波送信部と、
を有し、
前記通信装置は、
前記コンテンツと、前記コンテンツに対応する前記固有情報とを記憶する記憶部と、
前記放送波を介して、前記外部サーバから放送局に通知された前記固有情報を取得する情報取得部と、
前記情報取得部が取得した前記固有情報が、前記記憶部に記憶されている前記固有情報と異なることを条件として、通信回線を介して前記外部サーバから更新版の前記コンテンツを取得し、取得した前記更新版のコンテンツと、当該コンテンツに対応する前記固有情報とを前記記憶部に記憶させるコンテンツ取得部と、
を有する通信システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019061482A JP2020162058A (ja) | 2019-03-27 | 2019-03-27 | 通信装置、コンテンツ取得方法及び通信システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019061482A JP2020162058A (ja) | 2019-03-27 | 2019-03-27 | 通信装置、コンテンツ取得方法及び通信システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020162058A true JP2020162058A (ja) | 2020-10-01 |
Family
ID=72640039
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019061482A Pending JP2020162058A (ja) | 2019-03-27 | 2019-03-27 | 通信装置、コンテンツ取得方法及び通信システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2020162058A (ja) |
-
2019
- 2019-03-27 JP JP2019061482A patent/JP2020162058A/ja active Pending
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