JP2020161676A - Power semiconductor device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、パワー半導体装置に関する。 The present invention relates to a power semiconductor device.
パワー半導体装置は、車両駆動用のモータを制御する電力変換装置に適用されている。また、車両駆動用のみならず、鉄道、エレベータ、産業機器、航空機等のモータを制御する電力変換装置にも適用されている。 Power semiconductor devices are applied to power conversion devices that control motors for driving vehicles. It is also applied not only to vehicle driving but also to power conversion devices that control motors of railways, elevators, industrial equipment, aircraft, and the like.
例えば、ハイブリッド自動車や電気自動車向けの電力変換装置では、充電時間を短縮する目的で動作電圧の高いパワー半導体装置が望まれている。動作電圧の高いパワー半導体装置では絶縁基板として絶縁耐圧の高いセラミック材料を使用する場合がある。一方で、小型化や、冷却性能の要求により両面直接冷却方式のパワー半導体装置が知られている。特許文献1には、電力変換装置の上下アームを構成する複数の半導体素子を両面から冷却するパワー半導体装置が開示されている。
For example, in a power conversion device for a hybrid vehicle or an electric vehicle, a power semiconductor device having a high operating voltage is desired for the purpose of shortening the charging time. In a power semiconductor device having a high operating voltage, a ceramic material having a high dielectric strength may be used as an insulating substrate. On the other hand, double-sided direct cooling type power semiconductor devices are known due to the demand for miniaturization and cooling performance.
パワー半導体装置の製造過程で絶縁基板との積層構造部分に熱反りが発生し、積層構造部分に剥離等が生じて信頼性が低下する虞がある。 In the manufacturing process of the power semiconductor device, thermal warpage may occur in the laminated structure portion with the insulating substrate, causing peeling or the like in the laminated structure portion, which may reduce reliability.
本発明によるパワー半導体装置は、第1導体と、前記第1導体の同一面に並べて配置され、前記第1導体と接続される半導体素子及び複数のダミーチップと、前記半導体素子及び前記複数のダミーチップを挟んで前記第1導体と対向して配置され、前記半導体素子及び前記複数のダミーチップと接続される第2導体と、前記半導体素子及び前記複数のダミーチップが配置された前記第1導体の面と反対側の面に接続される第1絶縁基板と、前記半導体素子及び前記複数のダミーチップが配置された前記第2導体の面と反対側の面に接続される第2絶縁基板と、を備え、前記ダミーチップは、前記第1導体と前記第2導体との間に挟まる厚さが前記半導体素子と同じ厚さであり半導体素子として機能しない。 The power semiconductor device according to the present invention includes a first conductor, a semiconductor element and a plurality of dummy chips arranged side by side on the same surface of the first conductor and connected to the first conductor, and the semiconductor element and the plurality of dummies. A second conductor arranged so as to face the first conductor with a chip interposed therebetween and connected to the semiconductor element and the plurality of dummy chips, and the first conductor in which the semiconductor element and the plurality of dummy chips are arranged. A first insulating substrate connected to a surface opposite to the surface of the second conductor, and a second insulating substrate connected to a surface opposite to the surface of the second conductor in which the semiconductor element and the plurality of dummy chips are arranged. , And the thickness sandwiched between the first conductor and the second conductor is the same as that of the semiconductor element, and the dummy chip does not function as a semiconductor element.
本発明によれば、絶縁基板との積層構造部分の剥離等を防止して信頼性の高いパワー半導体装置を提供できる。 According to the present invention, it is possible to provide a highly reliable power semiconductor device by preventing peeling of a laminated structure portion from an insulating substrate.
[第1の実施形態]
第1の実施形態に係るパワー半導体装置100について、図1〜図9を参照して説明する。図1は、パワー半導体装置100の断面図である。図2は、パワー半導体装置100の展開斜視図である。図3は、パワー半導体装置100の外観図である。なお、図1は、図2、図3に示すA−A’における断面図を示している。
[First Embodiment]
The
図1に示すように、本実施形態のパワー半導体装置100は、中央部に3個の第1パワー半導体素子1aが並べて配置され、中央部から離れた両端側の位置に第1パワー半導体素子1aと並べてダミーチップ20が2個配置される。複数の第1パワー半導体素子1aおよびダミーチップ20は、それぞれの電極面に対向して配置される第1導体3と第2導体4とによって挟まれる。ダミーチップ20は、第1導体3と第2導体4との間に挟まる厚さが第1パワー半導体素子1aと同じ厚さであり、半導体素子として機能しない材料である。第1パワー半導体素子1aおよびダミーチップ20は、第1導体3及び第2導体4とそれぞれ接続材2b、2aによって接合されている。ダミーチップ20は、第1パワー半導体素子1aが接続されている第2導体4の面4bと同じ面に接続されている。第1導体3、第2導体4は、例えば、銅、銅合金、あるいはアルミニウム、アルミニウム合金などにより形成されており、接続材2b、2aははんだ材、焼結材などにより形成されている。
As shown in FIG. 1, in the
ダミーチップ20は、第1パワー半導体素子1aと同じ部品を使用してもよい。この場合は、配線12(図4参照)は接続されていないため、ダミーチップ20に電流が流れることはない。ダミーチップ20として第1パワー半導体素子1aと同じ部品を使用することにより、部品の種類の増加がなく、コストの増加を抑制することができる。また、ダミーチップ20は半導体材料であって第1導体3および第2導体4と接する両面に金属膜が形成されたものでもよい。また、ダミーチップは絶縁材料であって第1導体3および第2導体4と接する両面に金属膜が形成されたものでもよい。ダミーチップ20の厚さが第1パワー半導体素子1aと同じ厚さであれば、接続材2bで接続する工程で、はんだ厚の制御が容易になる。
The
第2絶縁基板50は、絶縁部材50a、第1導体層50b及び第2導体層50cから構成されている。第1導体3のパワー半導体素子1aとダミーチップ20と接続する面と反対の面は、接続材6を介して第1導体層50bと接続されている。絶縁部材50aの一面に第1導体層50bが配置され、他面に第2導体層50cが配置される。第2導体層50cは、接続材7を介して放熱部材8と接続されている。放熱部材8の表面には放熱フィン9が形成される。
The second
第1絶縁基板5は、絶縁部材5a、第1導体層5b及び第2導体層5cから構成されている。第2導体4の第1パワー半導体素子1aとダミーチップ20と接続する面と反対の面は、接続材6を介して第1導体層5bと接続されている。第1絶縁基板5は、絶縁部材5aの一面に第1導体層5bが配置され、他面に第2導体層5cが配置されている。第2導体層5cは、接続材7を介して放熱部材8と接続されている。放熱部材8の表面には放熱フィン9が形成されている。
The first
図2に示すように、第1パワー半導体素子1aと第2パワー半導体素子1bは、それぞれ1列に3個設けられ、さらに2列並列に設けられている。第1パワー半導体素子1aの列と第2パワー半導体素子1bの列の両端にはダミーチップ20が配置される。2列並列に設けられた第1パワー半導体素子1aと第2パワー半導体素子1bに対応して、第1導体3、第2導体4、配線基板11がそれぞれ2個設けられる。図2に示す端子14は、第1絶縁基板5の第1導体層5b、および第2絶縁基板50の第1導体層50bに接続される。
As shown in FIG. 2, three first
第2導体4上の第1パワー半導体素子1aと第2パワー半導体素子1bの間には、配線基板11が第2導体4上に設けられている。配線基板11は、例えばガラスエポキシ樹脂上にパターン配線が設けられている。配線基板11のパターン配線は、第1パワー半導体素子1aおよび第2パワー半導体素子1bと電気的に接続されている。
A
第1絶縁基板5の絶縁部材5aおよび第2絶縁基板50の絶縁部材50aは、第1パワー半導体素子1aと第2パワー半導体素子1bから発生する熱を放熱部材8に熱伝導するものであり、熱伝導率が高く、かつ、絶縁耐圧が大きいセラミック材料を用いる。例えば、酸化アルミニウム(アルミナ)、窒化アルミニウム、窒化ケイ素等のセラミック材料を用いる。接続材6および接続材7は、はんだ材や焼結材などから形成されている。放熱部材8および放熱フィン9は、電気伝導性を有する部材、例えばCu、Cu合金、Cu−C、Cu−CuOなどの複合材、あるいはAl、Al合金、AlSiC、Al−Cなどの複合材などから形成されている。
The
図3は、パワー半導体装置100の外観図である。図3に示すように、放熱フィン9が形成されている放熱面8a及び端子14以外は、封止樹脂10で封止されている。
FIG. 3 is an external view of the
図4は、第2導体4と第2導体4上の部品等を示す上面図である。すなわち、第2導体4を取り出し、第2絶縁基板50との接続面側からみた上面図である。図4に示すように、第1パワー半導体素子1aおよび第2パワー半導体素子1bが並列に配列され、その配列方向の両端にはダミーチップ20が配置される。配列された第1パワー半導体素子1aと第2パワー半導体素子1bとの間には配線基板11が配置される。すなわち、配線基板11を挟むように第1パワー半導体素子1aと第2パワー半導体素子1bが配列されている。第1パワー半導体素子1aと第2パワー半導体素子1bは、配線基板11の配線パターンと配線12により電気的に接続されている。配線12は例えばアルミワイヤや銅ワイヤなどを用いることができる。一方、ダミーチップ20は、配線基板11と電気的に接続されていない。
FIG. 4 is a top view showing the
図5〜図8は、パワー半導体装置100の製造工程を示す図である。
まず、図5に示すように、第1パワー半導体素子1aおよびダミーチップ20が第2導体4に接続材2aを介して接続される。ダミーチップ20が、第1パワー半導体素子1aと比較して第2導体4の中央から遠い位置、すなわち両端側に設けられている。第1パワー半導体素子1aは、配線基板11のパターン配線と配線12により電気的に接続される(図4参照)。一方、ダミーチップ20は、配線基板11のパターン配線とは電気的に接続されない。
5 to 8 are diagrams showing a manufacturing process of the
First, as shown in FIG. 5, the first
第2導体4は、例えば、銅、銅合金、あるいはアルミニウム、アルミニウム合金などにより形成される。接続材2aは、はんだ材または焼結材などにより形成される。
The
次に、図6に示すように、第1パワー半導体素子1aとダミーチップ20の第2導体4が接続されている面と反対の面に、接続材2bを介して第1導体3を接続する。第1導体3は、例えば、銅、銅合金、あるいはアルミニウム、アルミニウム合金などにより形成される。接続材2bは、はんだ材または焼結材などにより形成される。
Next, as shown in FIG. 6, the
次に、図7に示すように、第1導体3及び第2導体4が、接続材6を介してそれぞれ第2絶縁基板50の第1導体層50b、第1絶縁基板5の第1導体層5bに接続される。第1絶縁基板5は、絶縁部材5aの一面に第1導体層5bが配置され、他面に第2導体層5cが配置される。なお、第2絶縁基板50と第1絶縁基板5を同時に、第1導体3および第2導体4に接続してもよい。同時に接続することで、対称性を保つことができ、組立時の反り変形を抑制することができる。
Next, as shown in FIG. 7, the
次に、図8に示すように、放熱部材8は、第2絶縁基板50および第1絶縁基板5に接続材7を介して接続される。このとき、両面の放熱部材8を同時に接続してもよい。同時に接続することにより、組立時の反り変形を抑制することができる。放熱部材8の表面には放熱フィン9が形成されている。そして最後に、図1に示すように、放熱部材8の放熱フィンが形成されている放熱面8a以外は、封止樹脂10で封止される。
Next, as shown in FIG. 8, the
なお、放熱部材8の放熱フィン9の形状をピンフィンとしたが、他の形状、例えばストレートフィンやコルゲートフィンであっても良い。また、本実施形態では、封止樹脂10が放熱部材8を含み、放熱面8a以外が封止された例を示したが、第1絶縁基板5までが樹脂封止された構造であってもよい。この場合、第2絶縁基板50の第2導体層50cと放熱部材8とが接続され、第1絶縁基板5の第2導体層5cと放熱部材8とが接続されていれば、同様の効果が得られる。
Although the shape of the
一般に、SiCチップのようにチップサイズの小さいパワー半導体素子を複数並列駆動させるパワー半導体装置の場合、第1パワー半導体素子1aと第1導体3とを接続する接続材2bの接続面積が小さくなる。図9は、図7に示すダミーチップ20を取り除いたもので、本実施形態との比較のための断面図である。すなわち、図9は、第1導体3及び第2導体4の第1パワー半導体素子1aが接続されている面とは反対の面に、第2絶縁基板50および第1絶縁基板5を接続する工程を示す。図9に示すように、接続面積の小さい接続材2bの応力が増加し、クラックが発生することが懸念される。これは、高温で第2絶縁基板50および第1絶縁基板5を接続し、室温まで冷却する過程で、第2絶縁基板50および第1絶縁基板5と第1導体3及び第2導体4の線膨張係数の差による反り変形(熱反り)が発生するためである。この熱反りにより発生する接続材2bの応力は、第2絶縁基板50に第1導体3のみが接続される長さL3、および第1絶縁基板5に第2導体4のみが接続される長さL4が長いほど大きくなる。
Generally, in the case of a power semiconductor device that drives a plurality of power semiconductor elements having a small chip size in parallel, such as a SiC chip, the connection area of the connecting
しかし、本実施形態では、第1パワー半導体素子1aの配置は第1導体3及び第2導体4の配列の中央部であり、ダミーチップ20の配置は配列の両端側である。本実施形態のようにダミーチップ20を配置した場合は、ダミーチップ20が接続材2aを介して第2導体4に接続され、接続材2bを介して第1導体3に接続されることにより、絶縁基板5、50に導体のみが接続される長さが減少するため、熱反りを抑制することができる。これにより、接続材2b等に発生する応力が低減される。したがって積層部の剥離等を防止することができ、信頼性の高いパワー半導体装置100が実現できる。
However, in the present embodiment, the arrangement of the first
さらに、パワー半導体装置100を車両等に設置して使用した場合、パワー半導体装置100は、動作および停止を繰り返し、その結果、発熱と冷却を繰り返す。パワー半導体装置100は、絶縁基板5、50と導体の積層部に繰り返し大きな歪み加わるため、積層部の剥離等が懸念される。積層部の歪みは、特に第2導体4の端部A(図9参照)で大きくなる。本実施形態では、第2導体4の端部Aでの接続材4aのひずみを低減するために、発熱する第1パワー半導体素子1aを第2導体4の端部Aから遠ざけるように配置する。すなわち第1パワー半導体素子1aは第2導体4の中央に寄せて配置する。第1パワー半導体素子1aがオンオフを繰り返す際の温度は第1パワー半導体素子1aが配置されている部分が最も高く、第1パワー半導体素子1aから遠ざかるほど温度は低くなる。したがって、第1パワー半導体素子1aを第2導体4の端部Aから遠ざけるほど、第2導体4の端部Aの温度は低くなり、第1パワー半導体素子1aのオンオフにより繰り返し発生する温度変化は小さくなる。このため、繰り返し発生する応力が減少し、疲労寿命が向上する。これにより信頼性の高いパワー半導体装置100が実現できる。
Further, when the
本実施形態においては、図1、図2に示したように、第1パワー半導体素子1aを3個、第2パワー半導体素子1bを3個配列した例で説明したが、第1パワー半導体素子1a、第2パワー半導体素子1bはそれぞれ1個以上あればよい。
In the present embodiment, as shown in FIGS. 1 and 2, an example in which three first
[第2の実施形態]
第2の実施形態について、図10、図11を参照して説明する。図10は、本実施形態に係るパワー半導体装置100の断面図である。図11は、本実施形態に係る第2導体4上の部品等を示す上面図である。すなわち、図11は、第2導体4を取り出し、第2絶縁基板50との接続面側からみた上面図である。
[Second Embodiment]
The second embodiment will be described with reference to FIGS. 10 and 11. FIG. 10 is a cross-sectional view of the
図10に示すように、本実施形態では、第1パワー半導体素子1aが3個配列され、各第1パワー半導体素子1aの間にはダミーチップ20がそれぞれ1個配置されている。換言すれば、ダミーチップ20は、第1パワー半導体素子1aに挟まれて配置されている。その他の構成は第1の実施形態と同様であり、同一の符号を付してその説明を省略する。
As shown in FIG. 10, in the present embodiment, three first
図11に示すように、第1パワー半導体素子1aおよび第2パワー半導体素子1bが並列に配列され、その配列方向に沿って第1パワー半導体素子1aとダミーチップ20が、また、第2パワー半導体素子1bとダミーチップ20が交互に配置されている。配列された第1パワー半導体素子1aと第2パワー半導体素子1bとの間には配線基板11が配置される。すなわち、配線基板11を挟むように第1パワー半導体素子1aと第2パワー半導体素子1bが配列されている。第1パワー半導体素子1aと第2パワー半導体素子1bは、配線基板11の配線パターンと配線12により電気的に接続されている。配線12は例えばアルミワイヤや銅ワイヤなどを用いることができる。一方、ダミーチップ20は、配線基板11と電気的に接続されていない。
As shown in FIG. 11, the first
図10、図11に示すように第1パワー半導体素子1aと第2パワー半導体素子1bを配置した場合、第1パワー半導体素子1a同士および第2パワー半導体素子1b同士の間隔が長くなる。一般に、本実施形態を適用しない場合は、パワー半導体装置100の製造工程において、第1導体3と第2導体4の第1パワー半導体素子1aが接続される面と反対の面に、第1絶縁基板5および第2絶縁基板50を接続する工程で、絶縁基板と導体の積層構造の部分で熱反りが発生する。このため、接続材2bにクラックが発生する懸念がある。これに対して、本実施形態を適用した場合は、第1パワー半導体素子1a同士の間にダミーチップ20を設け、ダミーチップ20の両面で第1導体3と第2導体4を接続することにより、熱反りを抑制でき、接合材2bのクラックを防止できる。これにより信頼性の高いパワー半導体装置100が実現できる。
When the first
さらに、パワー半導体装置100を車両等に設置して使用した場合に、パワー半導体装置100は、動作および停止を繰り返し、その結果、発熱と冷却を繰り返す。本実施形態を適用した場合は、第1パワー半導体素子1a素子を駆動して発熱した際に、隣のパワー半導体素子同士の熱の干渉が小さくなり、熱抵抗を低減できる効果が得られる。
Further, when the
上述した第1の実施形態〜第2の実施形態では、封止樹脂が放熱部材8を含み、放熱面8a以外が封止された例を示した。しかし、例えば、図12に示すように、絶縁基板5、50までが封止された構造であってもよい。絶縁基板5、50の第2の導体層5c、50cと放熱部材8とが接続されていれば、上述した第1の実施形態〜第2の実施形態で述べたと同様の効果が得られる。その他の構成は、図1、図10と同様であるので、同一箇所には同一の符号を付してその説明を省略する。
In the first to second embodiments described above, an example is shown in which the sealing resin includes the
また、上述した第1の実施形態〜第2の実施形態では、絶縁基板5、50の第2の導体層5c、50c全面に放熱部材8を接続した場合について説明した。しかし、例えば、図13に示すように、第2の導体層5c、50cに放熱フィン9を直接設けた構造であってもよい。その他の構成は、図1、図10と同様であるので、同一箇所には同一の符号を付してその説明を省略する。
Further, in the above-described first embodiment to the second embodiment, the case where the
以上説明した実施形態によれば、次の作用効果が得られる。
(1)パワー半導体装置100は、第1導体3と、第1導体3の同一面に並べて配置され、第1導体3と接続される半導体素子(第1パワー半導体素子1a、第2パワー半導体素子2a)及び複数のダミーチップ20と、半導体素子(第1パワー半導体素子1a、第2パワー半導体素子2a)及び複数のダミーチップ20を挟んで第1導体3と対向して配置され、半導体素子(第1パワー半導体素子1a、第2パワー半導体素子2a)及び複数のダミーチップ20と接続される第2導体4と、半導体素子(第1パワー半導体素子1a、第2パワー半導体素子2a)及び複数のダミーチップ20が配置された第1導体3の面と反対側の面に接続される第1絶縁基板5と、半導体素子(第1パワー半導体素子1a、第2パワー半導体素子2a)及び複数のダミーチップ20が配置された第2導体4の面と反対側の面に接続される第2絶縁基板50と、を備え、ダミーチップ20は、第1導体3と第2導体4との間に挟まる厚さが半導体素子(第1パワー半導体素子1a、第2パワー半導体素子2a)と同じ厚さであり半導体素子として機能しない。これにより、絶縁基板との積層構造部分の剥離等を防止して信頼性の高いパワー半導体装置を提供できる。
According to the embodiment described above, the following effects can be obtained.
(1) The
(変形例)
本発明は、以上説明した第1および第2の実施形態を次のように変形して実施することができる。
(1)第1および第2の実施形態では、ダミーチップを半導体素子の配列の両端側に配置した例を、また、ダミーチップを半導体素子に挟まれて配置した例を示した。しかし、ダミーチップを複数の半導体素子の配列の中に混在して配置してもよい。例えば、ダミーチップを半導体素子の配列の両端側に配置するとともに、中央部に配置した半導体素子と半導体素子の間にもダミーチップを配置してもよい。また、ダミーチップに挟まれて配置される半導体素子の数は複数個であってもよい。
(Modification example)
The present invention can be implemented by modifying the first and second embodiments described above as follows.
(1) In the first and second embodiments, an example in which dummy chips are arranged on both ends of an array of semiconductor elements and an example in which dummy chips are arranged sandwiched between semiconductor elements are shown. However, dummy chips may be arranged in a mixed manner in an array of a plurality of semiconductor elements. For example, the dummy chips may be arranged on both ends of the array of semiconductor elements, and the dummy chips may also be arranged between the semiconductor elements arranged in the central portion. Further, the number of semiconductor elements sandwiched between the dummy chips may be a plurality.
本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく、本発明の特徴を損なわない限り、本発明の技術思想の範囲内で考えられるその他の形態についても、本発明の範囲内に含まれる。また、上述の実施形態と複数の変形例を組み合わせた構成としてもよい。 The present invention is not limited to the above-described embodiment, and other embodiments considered within the scope of the technical idea of the present invention are also included within the scope of the present invention as long as the features of the present invention are not impaired. .. Further, the configuration may be a combination of the above-described embodiment and a plurality of modified examples.
1a…第1パワー半導体素子
2a…第2パワー半導体素子
2a、2b…接続材
3…第1導体
4…第2導体
5…第1絶縁基板
5a…絶縁部材
5b…第1導体層
5c…第2導体層
6、7…接続材
8…放熱部材
8a…放熱面
9…放熱フィン
10…封止樹脂
11…配線基板
12…配線
14…端子
20…ダミーチップ
50…第2絶縁基板
50a…絶縁部材
50b…第1導体層
50c…第2導体層
1a ... 1st
Claims (7)
前記第1導体の同一面に並べて配置され、前記第1導体と接続される半導体素子及び複数のダミーチップと、
前記半導体素子及び前記複数のダミーチップを挟んで前記第1導体と対向して配置され、前記半導体素子及び前記複数のダミーチップと接続される第2導体と、
前記半導体素子及び前記複数のダミーチップが配置された前記第1導体の面と反対側の面に接続される第1絶縁基板と、
前記半導体素子及び前記複数のダミーチップが配置された前記第2導体の面と反対側の面に接続される第2絶縁基板と、を備え、
前記ダミーチップは、前記第1導体と前記第2導体との間に挟まる厚さが前記半導体素子と同じ厚さであり半導体素子として機能しないパワー半導体装置。 With the first conductor
A semiconductor element and a plurality of dummy chips arranged side by side on the same surface of the first conductor and connected to the first conductor.
A second conductor arranged so as to face the first conductor with the semiconductor element and the plurality of dummy chips interposed therebetween and connected to the semiconductor element and the plurality of dummy chips.
A first insulating substrate connected to a surface opposite to the surface of the first conductor in which the semiconductor element and the plurality of dummy chips are arranged, and a first insulating substrate.
A second insulating substrate connected to a surface opposite to the surface of the second conductor on which the semiconductor element and the plurality of dummy chips are arranged is provided.
The dummy chip is a power semiconductor device in which the thickness sandwiched between the first conductor and the second conductor is the same as that of the semiconductor element and does not function as a semiconductor element.
前記第1絶縁基板および前記第2絶縁基板はセラミック材料を含む基板であるパワー半導体装置。 The power semiconductor device according to claim 1.
The first insulating substrate and the second insulating substrate are power semiconductor devices that are substrates containing a ceramic material.
前記第1導体の同一面に、複数の前記半導体素子および複数の前記ダミーチップが混在して配置されるパワー半導体装置。 The power semiconductor device according to claim 1 or 2.
A power semiconductor device in which a plurality of the semiconductor elements and the plurality of dummy chips are mixedly arranged on the same surface of the first conductor.
前記第1導体の同一面に並べて配置される前記半導体素子は配列の中央部に配置され、前記ダミーチップは、前記配列の両端側に配置されるパワー半導体装置。 The power semiconductor device according to claim 3.
A power semiconductor device in which the semiconductor elements arranged side by side on the same surface of the first conductor are arranged in the central portion of the array, and the dummy chips are arranged on both ends of the array.
前記第1導体の同一面に並べて配置される前記ダミーチップは、前記半導体素子に挟まれて配置されるパワー半導体装置。 The power semiconductor device according to claim 3.
The dummy chips arranged side by side on the same surface of the first conductor are power semiconductor devices sandwiched between the semiconductor elements.
前記ダミーチップは、前記半導体素子と同一部材であり、電気的に接続されていないパワー半導体装置。 The power semiconductor device according to claim 1 or 2.
The dummy chip is a power semiconductor device that is the same member as the semiconductor element and is not electrically connected.
前記ダミーチップは、半導体材料もしくは絶縁材料であって、前記第1導体および前記第2導体と接する面に金属膜が形成されたパワー半導体装置。 The power semiconductor device according to claim 1 or 2.
The dummy chip is a semiconductor material or an insulating material, and is a power semiconductor device in which a metal film is formed on a surface in contact with the first conductor and the second conductor.
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