JP2020160078A - ナノ力学的プロファイリングよって癌の進行を予測するための方法 - Google Patents
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Abstract
Description
米国特許出願公開第2014338073号公報
国際公開第2014/090971号公報
国際公開第2015/001119号公報
国際公開第2015/018865号公報
本明細書の文脈における剛性または弾性という用語は、加えられた力によっての変形に対する組織試料または組織の抵抗性を指す。該剛性または弾性はパスカル(Pa)における組織試料の弾性係数として測定される。軟性組織試料は低い剛性値によって特徴付けられ、硬性組織は、高い剛性値によって特徴付けられる。
本発明は、転移病変が、該転移病変の由来となる原発腫瘍と、類似するナノ力学的表現型によって特徴付けられるという驚くべき発見に基づいている。
第1の試料は原発腫瘍試料であり、及び第2の試料はサンプリング部位(原発腫瘍部分)に隣接するリンパ節から採取され、及び、
− 該第1の試料及び該第2の試料の両方が、1kPa以下、特に0.3kPaから0.8kPa、0.4kPaから0.8kPa、0.4kPaから0.7kPa、または0.3kPaから0.6kPaの最大頻度を有する不均一な剛性分布を示す場合、及び
− 該第2の試料の最大頻度が該第1の試料の最大頻度と同一である場合、
該第2の試料は、リンパ節転移と分類される。
− 第1の頻度(または剛性)分布が該試料の第1の部位から得られ、及び第2の頻度(または剛性)分布が該試料の第2の部位から得られ、並びに、
− 該第1の部位は、腫瘍組織として組織学的に分類された腫瘍の一部に対応し、及び第2の部位は、腫瘍の境界を越えている(隣接組織)と組織学的に分類される組織に対応し、並びに、
− 該第1の頻度分布は、1kPa以下、特に0.3kPaから0.8kPa、0.4kPaから0.8kPa、0.4kPaから0.7kPa、または0.3kPaから0.6kPaの最大頻度を有する不均一な剛性分布によって特徴付けられ、並びに、
− 第2の頻度分布が1kPa以下の剛性分布最大頻度がないことによって特徴付けられる場合、
該腫瘍試料は、隣接するリンパ節に広がっている可能性は低いと分類される。
− 原発腫瘍試料上の第1の複数の点の各々について剛性値を決定し、結果として第1の剛性分布を得ること、
− 前記組織生検試料上の第2の複数の点の各々について剛性値を決定し、結果として第2の剛性分布を得ること、を含み、
ここで、
− 前記第1の剛性分布及び第2の剛性分布の両方が、1kPa以下の実質的に同一の剛性値で最大頻度を有する不均一な剛性分布を示す場合、該組織試料は、転移として分類される、
方法である。
該方法は、
− 少なくとも100μm、50μm、20μm、10μmまたは1μmの空間分解能で、試料上の複数の点の各々について剛性値を決定し、結果として剛性分布を得ること、
− 該試料に悪性度の可能性を割り当てること、を含み、
ここで、
− 該方法は、第1の試料及び第2の試料に適用され、該第1の試料は原発腫瘍試料であり、及び該第2の試料はリンパ節、特に第1の腫瘍のサンプリング部位に隣接するリンパ節または腋窩リンパ節から採取または取得された試料であること、並びに、
− 該第1の試料及び該第2の試料の両方が1kPa以下の最大頻度を有する不均一な剛性分布を示し、及び該第2の試料の最大頻度が、該第1の試料の最大頻度と同一である場合、該第2の試料はリンパ節転移であると分類される、
方法である。
− 少なくとも100μm、50μm、20μm、10μmまたは1μmの空間分解能で該試料上の複数の点についての剛性値を決定し、結果として剛性分布を得ること、
− 該試料へ悪性腫瘍の可能性を割り当てること、を含み、
ここで、
− 第1の頻度または剛性分布が、該試料の第1の部位から得られ、及び第2の頻度または剛性分布が前記試料の第2の部分から得られ、並びに、
− 第1の部位が腫瘍として組織学的に分類された該腫瘍の一部に対応し、及び該第2の部位は隣接する組織、特に該腫瘍の境界を越えていると組織学的に分類された組織に対応し、並びに、
− 該第1の頻度または剛性分布は、1kPa以下の最大頻度を有する不均一な剛性分によって特徴付けられ、及び第2の頻度または剛性分布が1kPa以下の最大頻度の剛性分布の存在によって特徴付けられる場合、該腫瘍試料は、隣接する組織、特に隣接するリンパ節、または腋窩リンパ節へ広がっている可能性は低いと分類され、並びに/または、
− 第2の頻度または剛性分布が、1kPa以下の最大頻度の剛性分布の存在によって特徴付けられる場合、該腫瘍試料は、隣接する組織、特に隣接するリンパ節または腋窩リンパ節へ広がっている可能性が高いと分類される、
方法である。
− 1.1kPaと1.5kPaの間のピークによって特徴付けられる剛性分布を示す試料は、正常乳房組織である可能性が高いと割り当てられ、
− 1.9kPaから3.7kPaの間のピークによって特徴付けられる剛性分布を示す試料は、良性疾病である可能性が高いと割り当てられ、
− 0.31kPaから0.75kPaの間のピークによって特徴付けられる剛性分布を示す試料は、悪性腫瘍である可能性が高いと割り当てられる。
− 原発腫瘍から第1の組織試料を、及び第2の組織試料、特に原発腫瘍に隣接する組織から、特に組織学的な腫瘍の境界の5mmから10mm以内、または組織学的な腫瘍の境界から5mmから10mm以下の距離、または隣接するリンパ節または腋窩リンパ節から、得ること、
− 複数の点の各々が少なくとも100μm、50μm,20μm、10μmまたは1μmの空間分解能で、該第1の生検試料上の複数の点について、及び該第2の生検試料上の複数の点についての剛性値を決定し、結果として、第1及び第2の試料の各々について剛性値分布を得ること、
− 第1の試料に悪性腫瘍の可能性を割り当て、及び第2の試料に原発腫瘍により浸潤している可能性を割り当てること、
を含む。
− 該第1の試料が、少なくとも第2のピークより2倍以上高い剛性分布を示す第1のピークを有する少なくとも二峰性剛性分布によって特徴付けられる場合、該第1の試料は悪性腫瘍である可能性が高いと割り当てられ、及び/または、
− 該第2の試料が、少なくとも第2のピークより2倍以上高い剛性値を示す第1のピーク(または不均一な剛性プロファイル)により特徴付けられる場合、該第2の試料は原発腫瘍によって浸潤している可能性が高いと割り当てられる。
− 原発腫瘍に隣接する組織から組織試料を得ること、
− 少なくとも100μm、50μm、20μm、10μmまたは1μmの空間分解能で該組織試料上の複数の点についての剛性値を決定し、結果として剛性分布を得ること、
− 該試料に原発腫瘍によって浸潤している可能性を割り当てること、
を含む。
− 少なくとも100μm、50μm、20μm、10μmまたは1μmの空間分解能で、上記試料上の複数の点について該剛性値を決定し、結果として剛性分布を得ること、
− 上記試料へ悪性腫瘍の可能性を割り当てること、を含み、
ここで、
−0.5kPa以下のピークを有する少なくとも二峰性である剛性分布を示す試料は、転移した腫瘍であると分類される、
方法である。
1)乳癌患者からの腫瘍組織は0.4kPaからの不均一な分布及び20kPaまでの範囲で起こりうる指数関数的減衰を示す。本発明者らは、0.4から0.8kPaの特徴的な軟性ピークによって浸潤性乳癌検体を同定した。同じ患者からの対応するリンパ節転移の剛性分布は、原発乳癌組織と同様に0.4から0.8kPaの特徴的な軟性ピークを有する不均一な剛性分布によって特徴づけられる。
2)組織学的に「非悪性」と評価されたこれらの患者の隣接する組織は0.4から0.8kPaの範囲の顕著な軟性剛性ピークを有する二峰性分布を示した。ナノ力学的分析によれば癌であるが、組織学的には非悪性であるそのよう組織の存在は、お粗末な予後予測の指標である。さらに、健常な乳房組織に対応する1.2から1.9kPaの剛性値も存在した。
3)隣接する組織には軟性ピークが検出されず、原発腫瘍のみに軟性剛ピークが検出された患者の場合、リンパ節への転移は存在しなかった。
4)脂肪組織を測定する場合、0.2kPaの特異的な剛性ピークが存在する。
5)加齢中の乳房組織内の脂肪成分の通常の増加により0.2kPaの脂肪特異的な剛性ピークが非常に頻繁に測定される。
1)癌発生、進行及び再発の予後
2)治療応答の予測
3)原発腫瘍と隣接する組織の併用したナノ力学的プロファイルに基づく適切な治療法とフォローアップ療法の決定
4)局所的浸潤癌細胞の存在並びに固形腫瘍増殖の前の腫瘍長の浸潤頻度及び徴候の存在を同定する目的で、軟性な剛性ピークについて、組織学的な「非悪性」組織(すなわち、局所生検を行ったあとに超音波検査、マンモグラフィまたはH&E染色といった標準的なスクリーニング法で観測される明白な病理学的変化を伴わない非悪性乳房組織)のスクリーニング
5)ARTIDISのナノ力学的プロファイルを用いたスクリーニングはBRCA1及びBRCA2といった遺伝子変異を有する患者または癌の進行のリスクが高いそのほかの患者に特に適している
1.組織(細胞及び細胞外マトリックス)は腫瘍(癌)が進行する前にナノメートルスケールで力学的/構造的変化を起こす。
2.ポイント1からの変化は臓器または隣接する組織に渡って存在する(びまん性/多巣性の概観)
3.癌が最初に発生する正確な位置は、特定の局所的な微小環境条件(例えば、細胞内及び周囲の細胞外マトリックス内及びそれらの間の、変化並びに相互作用)に依存する。
4.器官/隣接する組織のナノ力学的プロファイルの測定は、ポイント1からの特定の変化を検出することができる。
5.器官/隣接する組織のナノ力学的プロファイルの測定は、年齢に関連する力学的変化と、前駆腫瘍(pre−tumour)、腫瘍、炎症に関連する変化とを区別することができる。
6.器官/隣接する組織のナノ力学的プロファイルの測定は、力学的変化の様々な型及び/または程度を、進行及び/または播種転移する腫瘍の能力と相関されることができる。
7.ポイント6の結果は、腫瘍の発生及び進行の予後及び/またはマーカーとして使用することができる。これは、特定の疾患について患者のよりよい治療のために実際に使用することができる。
8.本発明の方法論は、通常は、乳房腫瘍の検出(例えばスクリーニング)及び既存の腫瘍または腫瘍に関連する転移の予後及びマーカーとして適用されるが、乳房組織に限られない。他の器官特異的腫瘍、前立腺癌、結腸直腸癌、肺癌、悪性黒色腫、肝臓癌、皮膚炎、胃炎などのような炎症性または医学的関連疾患についても使用することができる。
9.該提案した方法論を使用することによって、異形成、生化、過形成(前駆腫瘍変化)といった特異的な状態及び加齢に関連する変化は特異的に検出することができ、腫瘍関連変化から区別することができる。
Claims (10)
- 腫瘍から得られた組織試料を分類するための方法であって、
− 少なくとも100μmの空間分解能で前記試料上の複数の点の各々について剛性値を決定し、結果として剛性分布を得ること、
− 前記組織試料に悪性腫瘍の可能性を割り当てること、ただし、1kPa未満の最大頻度を有する不均一な剛性分布を示す試料が悪性腫瘍である可能性が高いと割り当てられ、
ここで、
− 前記組織試料は原発腫瘍の核及び周辺又は境界、並びに原発腫瘍の近接の組織を含み、
− 第1の剛性分布は前記組織試料の第1の部位から得られ、及び、第2の剛性分布は前記組織試料の第2の部分から得られ、
− 前記第1の部位は、腫瘍組織として組織学的に分類された前記腫瘍の一部に対応し、及び、前記第2の部位は、前記腫瘍の境界を超えていると組織学的に分類される近接組織に対応し、
− 前記第1の剛性分布が1kPa未満の最大頻度を有する不均一な剛性分布であり、及び、前記第2の剛性分布が1kPa未満の剛性分布最大頻度が存在しないことによって特徴付けられた場合、前記腫瘍が、前記隣接組織に広がっている可能性が低いと分類され、及び、
− 前記第2の剛性分布が1kPa未満の剛性分布頻最大頻度が存在することによって特徴付けられた場合、前記腫瘍が、前記隣接組織に広がっている可能性が高いと分類される、前記方法。 - 前記組織試料が組織生検試料、または切除標本である、請求項1に記載の方法。
- 前記複数の点がn1×n2点のグリッドとして配置され、前記グリッドが領域を規定する、請求項1〜2のいずれか1項に記載の方法。
- 前記組織試料の少なくとも2つの異なる領域の剛性値が決定され、及び前記領域の幾何学的中心間の距離が前記空間分解能の倍数であり、少なくとも10倍である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。
- 前記複数の点が、100、400、900、1000、1600、2500、3600、4900、6400、8100または10000の剛性値を含む、請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。
- 前記組織試料が少なくとも7μmの直径を有する円柱状または角柱状の生検であることによって特徴付けられる、請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。
- 前記腫瘍が、ヒト乳癌若しくはリンパ節、肺、骨、肝臓または脳の転移である、請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法。
- 前記剛性値が生理学的条件下で決定されることによって特徴付けられる、請求項1〜7のいずれか1項に記載の方法。
- 0.5kPa未満の最大頻度を示す原発腫瘍試料は、隣接する組織へ広がっていると分類される、請求項1〜8のいずれか1項に記載の方法。
- 原子間力顕微鏡及び該原子間力顕微鏡と接続されたコンピューターを備え、該コンピューターは請求項1〜9のいずれかに1項に記載の方法を実施するプログラムを実行するように構成される、腫瘍試料診断用装置。
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