JP2020159954A - 時計及び時計制御プログラム - Google Patents

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洋 清水
亮太 及川
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Abstract

【課題】音を発生させても指針の正確な駆動を実現する。【解決手段】時計1は、所定範囲の中の一つの数量を初期数量に設定する数量設定部12と、初期数量から所定範囲の中の一つの数量である目標数量までの残り数量を計数する数量計数部13と、第一指針駆動期間の間に残り数量の表示に使用される第一指針を駆動させることにより残り数量を表示する残り数量表示と、第一指針及び第一指針と異なる第二指針の少なくとも一方を駆動させることにより日付及び時刻の少なくとも一方を表示する日時表示とを実行する指針駆動部14と、音出力期間の間に音を出力する音出力部15と、第一指針駆動期間の少なくとも一部と音出力期間の少なくとも一部とが重複することを禁止するよう指針駆動部及び前記音出力部を制御する制御部16と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、時計及び時計制御プログラムに関する。
従来から事前に設定された時間までの残り時間を表示し、残り時間がゼロになった場合、音等を出力して事前に設定された時間が経過した旨を報知するタイマー機能を備える時計が利用されている。例えば、特許文献1には、アラーム信号を受けてスピーカを鳴動させることにより音を発生させる自動修正時計が開示されている。
特開2001−42063号公報
しかし、音を発生させるスピーカやブザーは、音を出力する際に大きな磁気を発生させる。この磁気は、ステッピングモータの誤動作を引き起こし、指針の駆動に悪影響を与えてしまうことがある。ここで言うステッピングモータの誤動作としては、例えば、ステッピングモータが実行するロータの回転検出を阻害し、ステッピングモータが的確に制御されなくなってしまうことが挙げられる。
本発明の実施形態は、上記の問題点に鑑みてなされたものであって、音を発生させても指針の正確な駆動を実現することができる時計及び時計制御プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様に係る時計は、所定範囲の中の一つの数量を初期数量に設定する数量設定部と、前記初期数量から前記所定範囲の中の一つの数量である目標数量までの残り数量を計数する数量計数部と、第一指針駆動期間の間に前記残り数量の表示に使用される第一指針を駆動させることにより前記残り数量を表示する残り数量表示と、前記第一指針及び前記第一指針と異なる第二指針の少なくとも一方を駆動させることにより日付及び時刻の少なくとも一方を表示する日時表示とを実行する指針駆動部と、音出力期間の間に音を出力する音出力部と、前記第一指針駆動期間の少なくとも一部と前記音出力期間の少なくとも一部とが重複することを禁止するよう前記指針駆動部及び前記音出力部を制御する制御部と、を備える。
また、本発明の一態様に係る時計において、前記指針駆動部は、前記残り数量表示において、前記残り数量が前記目標数量と一致した後、前記第一指針及び前記第二指針の少なくとも一方に所定の動作を実行してもよい。
また、本発明の一態様に係る時計において、前記指針駆動部は、前記残り数量と前記目標数量との差が所定の閾値を超えている場合、前記日時表示を実行し、前記差が前記所定の閾値以下である場合、前記残り数量表示を実行してもよい。
また、本発明の一態様に係る時計において、前記指針駆動部は、前記残り数量表示において、前記残り数量と前記目標数量との差に応じて1ステップ当たりに前記第一指針を駆動させる角度を調整してもよい。
また、本発明の一態様に係る時計において、前記指針駆動部は、前記残り数量表示において、前記残り数量と前記目標数量との差が所定の値と一致した後、前記残り数量が前記目標数量と一致した場合に前記第一指針が指し示す目標位置に向かって前記第二指針を駆動させてもよい。
また、本発明の一態様に係る時計において、前記数量計数部に前記初期数量から前記目標数量までの前記残り数量の計数を開始するよう指示する計数開始信号の入力に使用される入力部を更に備え、前記制御部は、前記残り数量表示において、前記計数開始信号の長さが所定の閾値以上である場合、前記音出力期間の長さをゼロにしてもよい。
上記目的を達成するため、本発明の一態様に係る時計制御プログラムは、コンピュータに、所定範囲の中の一つの数量を初期数量に設定する数量設定機能と、前記初期数量から前記所定範囲の中の一つの数量である目標数量までの残り数量を計数する数量計数機能と、第一指針駆動期間の間に前記残り数量の表示に使用される第一指針を駆動させることにより前記残り数量を表示する残り数量表示を実行し、前記第一指針及び前記第一指針と異なる第二指針の少なくとも一方を駆動させることにより日付及び時刻の少なくとも一方を表示する日時表示を実行する指針駆動機能と、音出力期間の間に音を出力する音出力機能と、前記第一指針駆動期間の少なくとも一部と前記音出力期間の少なくとも一部とが重複することを禁止するよう前記指針駆動機能及び前記音出力機能を制御する制御機能と、を実現させる。
本発明の実施形態によれば、音を発生させても指針の正確な駆動を実現することができる。
実施形態に係る時計の構成及びタイマーモードの一例を示す図である。 実施形態に係る時計のカレンダーモードの一例を示す図である。 実施形態に係る時計のタイムモードの一例を示す図である。
図1から図3を参照しながら、実施形態に係る時計の一例について説明する。図1は、実施形態に係る時計の構成及びタイマーモードの一例を示す図である。図1に示すように、時計1は、時針10Hと、分針10Mと、秒針10Sと、文字盤10Pと、入力部11Aと、入力部11Bと、入力部11Cと、数量設定部12と、数量計数部13と、指針駆動部14と、音出力部15と、制御部16とを備える。
タイマーモードは、所定範囲の中の一つの数量である初期数量から当該所定範囲の中の一つの数量である目標数量までの残り数量を計数しながら表示する機能である。所定範囲は、例えば、0分0秒から60分0秒までの範囲である。初期数量は、例えば、30分0秒である。目標数量は、例えば、0分0秒である。タイマーモードは、初期数量が目標数量よりも大きい場合、初期数量から目標数量までのカウントダウンを実行し、初期数量が目標数量よりも小さい場合、初期数量から目標数量までのカウントアップを実行する。
また、図1に示すように、タイマーモードでは、分針10Mが反時計周りに回転しながら現在の残り数量を表示し、時針10Hがアワーマーク又は二つのアワーマークの中点を指し示すことにより現在の残り数量を30秒単位で表示する。また、この場合、秒針10Sは、タイマーモードにおいて、文字盤10Pに描かれている「ON」を指し示すことにより、タイマーモードの間に音出力部15により音が出力されることを表示し、文字盤10Pに描かれている「OFF」を指し示すことにより、タイマーモードの間に音出力部15により音が出力されないことを表示する。
図2は、実施形態に係る時計のカレンダーモードの一例を示す図である。カレンダーモードは、現在の日付を表示する機能である。例えば、カレンダーモードでは、秒針10Sが文字盤10Pの外側に描かれている「20」を指し示すことにより、現在の日付が「20日」であることを表示する。また、この場合、図2に示すように、時計1は、分針10M及び時針10Hを使用して現在の時刻を分単位で表示してもよい。
図3は、実施形態に係る時計のタイムモードの一例を示す図である。タイムモードは、現在の時刻を表示する機能である。具体的には、タイムモードは、時針10H、分針10M及び秒針10Sを使用して現在の時刻を秒単位で表示する。
入力部11A、入力部11B及び入力部11Cは、いずれも時計1に取り付けられているボタンであり、時計1を操作するための指示を入力するために使用される。
例えば、時計1は、タイマーモード又はタイムモードであり、かつ、入力部11Aが2秒未満押下され続けた場合、タイマーモード又はタイムモードからカレンダーモードに移行する。ただし、時計1は、タイマーモードからカレンダーモードに移行した場合、数量計数部13による初期数量から目標数量までの残り数量の計数を継続する。
また、時計1は、タイムモードであり、かつ、入力部11Aが2秒以上押下され続けた場合、他の機器、例えば、スマートフォン、タブレットと通信して当該他の機器が認識している現在の時刻を表示するように制御する自動時刻同期処理を実行する。
例えば、時計1は、カレンダーモード又はタイムモードであり、かつ、入力部11Bが2秒未満押下され続けた場合、音出力部15により後述する音出力期間の間に音を出力し、タイマーモードに移行する。一方、時計1は、カレンダーモード又はタイムモードであり、かつ、入力部11Bが2秒以上押下され続けた場合、音出力部15により音を出力することなく、タイマーモードに移行する。
これら二つの場合、時計1は、タイマーモードに移行した後、入力部11A、入力部11B及び入力部11Cの少なくとも一つを使用して入力される初期数量を示す信号及び目標数量を示す信号を受け付ける。ただし、時計1は、これら二つの場合であっても、更にカレンダーモード又はタイムモードであり、かつ、数量計数部13により初期数量から目標数量までの残り数量を計数している場合、タイマーモードにより現在の残り数量を表示する。
また、時計1は、タイマーモードであり、かつ、入力部11Bが2秒未満押下され続けた場合、音出力部15により後述する音出力期間の間に音を出力し、初期数量を示す信号及び目標数量を示す信号を受け付ける前の状態に戻す。一方、時計1は、タイマーモードであり、かつ、入力部11Bが2秒以上押下され続けた場合、音出力部15により音を出力することなく、初期数量を示す信号及び目標数量を示す信号を受け付ける前の状態に戻す。さらに、これら二つの場合、入力部11Bが押下され続けていた長さと同じ長さの計数開始信号が入力される。計数開始信号については後述する。
例えば、時計1は、カレンダーモードであり、かつ、入力部11A及び入力部11Bが2秒以上押下され続けた場合、カレンダーモードにおいて表示する日付を設定するカレンダー設定処理を実行する。
また、時計1は、タイムモードであり、かつ、入力部11A及び入力部11Bが2秒以上押下され続けた場合、タイムモードにおいて表示する時刻を設定する時刻設定処理を実行する。さらに、時計1は、時刻設定が実行されている間に入力部11A及び入力部11Bが2秒以上押下され続けた場合、時針10H、分針10M及び秒針10S各々が指し示す位置を修正する針位置修正処理を実行する。
ただし、時計1は、カレンダーモード又はタイムモードであっても、数量計数部13による初期数量から目標数量までの残り数量の計数を継続している場合、カレンダー設定処理、時刻設定処理及び針位置修正処理を実行しない。また、時計1は、数量計数部13による初期数量から目標数量までの残り数量の計数を継続しており、かつ、残り数量と目標数量との差が所定の値に一致した場合、タイマーモードに自動的に移行する。
例えば、時計1は、タイマーモード又はカレンダーモードであり、かつ、入力部11Cが押下された場合、タイムモードに移行する。ただし、時計1は、タイマーモードからカレンダーモードに移行した場合、数量計数部13による初期数量から目標数量までの残り数量の計数を継続する。
また、時計1は、タイムモードであり、かつ、入力部11Cが2秒以上押下された場合、他の機器、例えば、スマートフォン、タブレットとの通信を実行する。一方、時計1は、タイムモードであり、かつ、入力部11Cが2秒未満押下された場合、当該通信の結果を表示する。
なお、時計1は、タイマーモードにおいて初期数量から目標数量までの残り数量の計数が完了し、音出力部15による音が出力された場合又はカレンダーモードにおいて日付が10秒以上表示されていた場合、タイムモードに自動的に移行する。
数量設定部12は、上述した所定範囲の中の一つの数量を上述した初期数量に設定する。
数量計数部13は、初期数量から所定範囲の中の一つの数量である目標数量までの残り数量を計数する。
指針駆動部14は、第一指針駆動期間の間に残り数量の表示に使用される第一指針を駆動させることにより残り数量を表示する残り数量表示を実行する。ここで言う第一指針は、例えば、図1から図3に示した時針10H及び分針10Mである。また、第一指針駆動期間は、タイマーモードにおいて、ステッピングモータが備えるロータを180度回転させることにより第一指針が駆動される期間である。指針駆動部14は、時計1がタイマーモードである場合に、残り数量表示を実行する。例えば、指針駆動部14は、残り数量が2分30秒である場合、時針10Hがアワーマーク「2」とアワーマーク「3」との中点を指し示し、分針10Mがアワーマーク「6」の位置を指し示すよう時針10H及び分針10Mを駆動させる。
指針駆動部14は、第一指針及び第一指針と異なる第二指針の少なくとも一方を駆動させることにより日付及び時刻の少なくとも一方を表示する日時表示とを実行する。ここで言う第二指針は、例えば、秒針10Sである。指針駆動部14は、時計1がカレンダーモード又はタイムモードである場合に、日時表示を実行する。
また、指針駆動部14は、残り数量表示において、残り数量が目標数量と一致した後、第一指針及び第二指針の少なくとも一方に所定の動作を実行させてもよい。例えば、指針駆動部14は、初期数量である30分0秒から目標数量である0分0秒までのカウントダウンにおいて、残り数量が0分0秒であることに対応するアワーマーク「12」を分針10Mが指し示した後、第一指針である分針10Mに当該所定の動作を実行させる。ここで言う所定の動作は、例えば、時針10H及び分針10Mを反時計周りに所定ステップ数分回転する第一動作、第一動作の後に時計周りに当該所定ステップ数の二倍のステップ数分回転する第二動作、第二動作の後に反時計周りに当該所定ステップ数分回転する第三動作である。また、ここで言うステップは、時針10H、分針10M及び秒針10Sを駆動させるステッピングモータが備えるロータが180度回転することを意味している。
また、指針駆動部14は、残り数量と目標数量との差が所定の閾値を超えている場合、日時表示を実行し、差が所定の閾値以下である場合、残り数量表示を実行してもよい。この差は、例えば、10秒である。
また、指針駆動部14は、残り数量表示において、残り数量と目標数量との差に応じて1ステップ当たりに第一指針を駆動させる角度を調整してもよい。例えば、指針駆動部14は、初期数量が3分0秒であり、目標数量が0分0秒であり、第一指針である分針10Mがアワーマーク「12」を指し示している状態から反時計周りに三周する場合、一周目と二周目と三周目とで1ステップ当たりに分針10Mを駆動させる角度を変化させる。すなわち、指針駆動部14は、例えば、一周目では1度ずつ分針10Mを駆動させ、二周目では3度ずつ分針10Mを駆動させ、三周目では6度ずつ分針10Mを駆動させる。ただし、一周目、二周目及び三周目のいずれにおいても、分針10Mが文字盤10P上を一周する時間は等しい。
また、指針駆動部14は、残り数量表示において、残り数量と目標数量との差が所定の値と一致した後、残り数量が目標数量と一致した場合に第一指針が指し示す目標位置に向かって第二指針を駆動させてもよい。例えば、指針駆動部14は、当該差が所定の値である10秒と一致した後、分針10Mが指し示す目標位置であるアワーマーク「12」の位置に向かって第二指針である時針10H及び秒針10Sを駆動させてもよい。さらに、この場合、指針駆動部14は、分針10Mがアワーマーク「12」の位置を指し示すタイミングで時針10H及び秒針10Sがアワーマーク「12」の位置を指し示すように時針10H及び秒針10Sを駆動させてもよい。
音出力部15は、例えば、スピーカ、ブザーであり、音出力期間の間に音を出力する。また、音出力部15は、音を出力する際に磁気を発生させることがある。
音出力部15は、例えば、タイマーモードが開始した際に1回音を出力する。また、音出力部15は、初期数量が3分0秒であり、目標数量が0分0秒である場合、残り数量が2分0秒となった時に1回音を出力し、残り数量が1分0秒となった時に2回音を出力する。さらに、音出力部15は、初期数量が3分0秒であり、目標数量が0分0秒である場合、残り数量が0分3秒、0分2秒及び0分1秒と時にそれぞれ1回音を出力する。
また、音出力部15は、指針駆動部14が第一指針及び第二指針の少なくとも一方に所定の動作を実行させている間に音を出力する。例えば、音出力部15は、上述した第一動作、第二動作及び第三動作各々が実行されている間、3回音を出力する。
制御部16は、第一指針駆動期間の少なくとも一部と音出力期間の少なくとも一部とが重複することを禁止するよう指針駆動部14及び音出力部15を制御する。すなわち、制御部16は、指針駆動部14が第一指針を駆動させている時に音出力部15が音を出力する事態及び音出力部15が音を出力している時に指針駆動部14が第一指針を駆動させる事態が発生しないよう指針駆動部14及び音出力部15を制御する。例えば、制御部16は、ステッピングモータが備えるロータが180度回転することにより第一指針が1ステップ分ずつ回転する期間各々を第一指針駆動期間とし、第一指針駆動期間の間の期間を音出力期間とする。
また、制御部16は、残り数量表示において、数量計数部13に初期数量から目標数量までの残り数量の計数を開始するよう指示する計数開始信号の長さが所定の閾値以上である場合、音出力期間の長さをゼロにしてもよい。すなわち、制御部16は、この場合、音出力部15による音の出力を停止してもよい。また、計数開始信号は、例えば、入力部11Bが押下されることにより入力される。
以上、実施形態に係る時計1について説明した。時計1は、残り数量表示において残り数量の表示に使用される第一指針が駆動される第一指針駆動期間の少なくとも一部と、音が出力される音出力期間の少なくとも一部とが重複することを禁止するよう指針駆動部14及び音出力部15を制御する。したがって、時計1は、第一指針駆動期間と音出力期間とが重複することにより、第一指針を駆動させるステッピングモータが音出力部15から発生した磁気の影響で誤動作してしまう事態を回避することができる。このため、時計1は、音を発生させても第一指針の正確な駆動を実現することができる。
また、指針駆動部14は、残り数量表示において、残り数量が目標数量と一致した後、第一指針及び第二指針の少なくとも一方に所定の動作を実行させる。これにより、時計1は、初期数量から目標数量までの残り数量の計数が完了したことを明確に表示することができる。
また、指針駆動部14は、残り数量と目標数量との差が所定の閾値を超えている場合、日時表示を実行し、差が所定の閾値以下である場合、残り数量表示を実行する。これにより、時計1は、カレンダーモード又はタイムモードであり、かつ、数量計数部13により初期数量から目標数量までの残り数量を計数している場合であっても、当該計数が完了したことを示す音を出力することができる。
また、指針駆動部14は、残り数量表示において、残り数量と目標数量との差に応じて1ステップ当たりに第一指針を駆動させる角度を調整する。これにより、時計1は、初期数量から目標数量までの残り数量の計数に比較的長い時間を要する場合であっても、第一指針の進み方により残り数量の目安を表示することができる。
また、指針駆動部14は、残り数量表示において、残り数量と目標数量との差が所定の値と一致した後、残り数量が目標数量と一致した場合に第一指針が指し示す目標位置に向かって第二指針を駆動させる。これにより、時計1は、初期数量から目標数量までの残り数量の計数が間もなく完了することを明確に表示することができる。
また、時計1は、数量計数部13に初期数量から目標数量までの残り数量の計数を開始するよう指示する計数開始信号が入力部11A、入力部11B及び入力部11Cの少なくとも一つの操作により入力され、当該計数開始信号の長さが所定の閾値以上である場合、音出力部15による音の出力を停止させる。これにより、時計1は、初期数量から目標数量までの残り数量の計数を開始させるための操作と、音出力部15による音の出力を停止させる操作とをまとめ、ユーザが操作する負担を軽減することができる。
なお、上述した時計1が備える機能の全部又は一部は、時計制御プログラムとしてコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録され、このプログラムがコンピュータシステムにより実行されてもよい。コンピュータシステムは、OS、周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、コンピュータ読み取り可能な記録媒体は、例えば、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM(Read Only Memory)、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置、インターネット等のネットワーク上のサーバ等が備えるRAM(Random Access Memory)である。なお、RAMは、一定時間プログラムを保持する記録媒体の一例である。
また、上述した時計制御プログラムは、伝送媒体、例えば、インターネット等のネットワーク、電話回線等の通信回線により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。
また、上述したプログラムは、上述した機能の全部又は一部を実現するプログラムであってもよい。なお、上述した機能の一部を実現するプログラムは、上述した機能をコンピュータシステムに予め記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるプログラム、いわゆる差分プログラムであってもよい。
以上、本発明を実施するための形態について実施形態を用いて説明したが、本発明はこうした実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
1…時計、10H…時針、10M…分針、10S…秒針、10P…文字盤、11A,11B,11C…入力部、12…数量設定部、13…数量計数部、14…指針駆動部、15…音出力部、16…制御部

Claims (7)

  1. 所定範囲の中の一つの数量を初期数量に設定する数量設定部と、
    前記初期数量から前記所定範囲の中の一つの数量である目標数量までの残り数量を計数する数量計数部と、
    第一指針駆動期間の間に前記残り数量の表示に使用される第一指針を駆動させることにより前記残り数量を表示する残り数量表示と、前記第一指針及び前記第一指針と異なる第二指針の少なくとも一方を駆動させることにより日付及び時刻の少なくとも一方を表示する日時表示とを実行する指針駆動部と、
    音出力期間の間に音を出力する音出力部と、
    前記第一指針駆動期間の少なくとも一部と前記音出力期間の少なくとも一部とが重複することを禁止するよう前記指針駆動部及び前記音出力部を制御する制御部と、
    を備える時計。
  2. 前記指針駆動部は、前記残り数量表示において、前記残り数量が前記目標数量と一致した後、前記第一指針及び前記第二指針の少なくとも一方に所定の動作を実行させる、
    請求項1に記載の時計。
  3. 前記指針駆動部は、前記残り数量と前記目標数量との差が所定の閾値を超えている場合、前記日時表示を実行し、前記差が前記所定の閾値以下である場合、前記残り数量表示を実行する、
    請求項1又は請求項2に記載の時計。
  4. 前記指針駆動部は、前記残り数量表示において、前記残り数量と前記目標数量との差に応じて1ステップ当たりに前記第一指針を駆動させる角度を調整する、
    請求項1又は請求項2に記載の時計。
  5. 前記指針駆動部は、前記残り数量表示において、前記残り数量と前記目標数量との差が所定の値と一致した後、前記残り数量が前記目標数量と一致した場合に前記第一指針が指し示す目標位置に向かって前記第二指針を駆動させる、
    請求項1から請求項4のいずれか一つに記載の時計。
  6. 前記数量計数部に前記初期数量から前記目標数量までの前記残り数量の計数を開始するよう指示する計数開始信号の入力に使用される入力部を更に備え、
    前記制御部は、前記残り数量表示において、前記計数開始信号の長さが所定の閾値以上である場合、前記音出力期間の長さをゼロにする、
    請求項1から請求項5のいずれか一つに記載の時計。
  7. コンピュータに、
    所定範囲の中の一つの数量を初期数量に設定する数量設定機能と、
    前記初期数量から前記所定範囲の中の一つの数量である目標数量までの残り数量を計数する数量計数機能と、
    第一指針駆動期間の間に前記残り数量の表示に使用される第一指針を駆動させることにより前記残り数量を表示する残り数量表示を実行し、前記第一指針及び前記第一指針と異なる第二指針の少なくとも一方を駆動させることにより日付及び時刻の少なくとも一方を表示する日時表示を実行する指針駆動機能と、
    音出力期間の間に音を出力する音出力機能と、
    前記第一指針駆動期間の少なくとも一部と前記音出力期間の少なくとも一部とが重複することを禁止するよう前記指針駆動機能及び前記音出力機能を制御する制御機能と、
    を実現させるための時計制御プログラム。
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