JP2020155686A - 受光素子、撮像デバイス、撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】裏面照射型の撮像素子ないし、受光素子における消費電力の低減を図ることが可能な技術を提供する。【解決手段】裏面照射型の受光素子であって、第1導電型の半導体基板層111と、前記半導体基板層よりも不純物濃度が低く、半導体基板層との間に界面を有して半導体基板層の第一面側に配置されるP型エピタキシャル層112と、を含み、P型エピタキシャル層は、受光素子を構成するための複数の半導体領域を有しており、半導体基板層の第一面と対向する第二面側から光を入射させる、受光素子である。【選択図】図1
Description
本発明は、受光素子、撮像デバイス並びに撮像装置に関する。
一般的な撮像素子は、複数のフォトダイオードが形成された半導体基板の上に配線層を積み重ねていくことによって製造される。このような撮像素子において、検出対象の光を配線層側から入射させるものを表面照射型といい、当該光を半導体基板の裏面側から入射されるものを裏面照射型という。裏面照射型の撮像素子は、配線層が光の入射光路を妨げることがないので実効開口率が高く、高感度を実現しやすい。このような裏面照射型の撮像素子の従来例は、例えば特開2019−29906号公報(特許文献1)に記載されている(同公報の図7等参照)。
ところで、上記特許文献1に記載される裏面照射型の撮像素子では、基板裏面側に透明電極(導電型透明薄膜層)が設けられており、この透明電極に負電圧Vsubが印加されることによりこの透明電極と接するp型エピタキシャル層(p−epi層)で加速電界を得るように構成されている。この加速電界は、比較的高抵抗であるp型エピタキシャル層に電流が流れることによる電圧降下によって得られる。このとき、p型エピタキシャル層に電流を流す必要があるため、p型エピタキシャル層と透明電極との間にオーミック接触が必要となる。両者間の接触抵抗が高いと、p型エピタキシャル層での電圧降下を得るためにより大きな負電圧Vsubが必要となり、消費電力が増大する。
本発明に係る具体的態様は、裏面照射型の撮像素子(撮像デバイス)ないし当該撮像素子を構成する受光素子(フォトダイオード)における消費電力の低減を図ることが可能な技術を提供することを目的の1つとする。
[1]本発明に係る一態様の受光素子は、(a)裏面照射型の受光素子であって、(b)第1導電型の半導体基板層と、(c)前記半導体基板層よりも不純物濃度が低く、当該半導体基板層との間に界面を有して当該半導体基板層の第一面側に配置される半導体層と、を含み、(d)前記半導体層は、前記受光素子を構成するための複数の半導体領域を有しており、(e)前記半導体基板層の前記第一面と対向する第二面側から光を入射させる、受光素子である。
[2]本発明に係る一態様の撮像デバイスは、上記の受光素子を複数備える、撮像デバイスである。
[3]本発明に係る一態様の撮像装置は、上記の撮像デバイスと当該撮像デバイスを制御する制御部を備える、撮像装置である。
[4]本発明に係る一態様の製造方法は、(a)裏面照射型の受光素子の製造方法であって、(b)第一面側に半導体層を有する半導体基板を用意する第1工程と、(c)前記半導体基板の前記半導体層に、前記受光素子を構成するための複数の半導体領域を形成する第2工程と、(d)前記半導体基板の前記第一面と対向する第二面側から当該半導体基板の厚さを低減させる処理を行うことにより、前記半導体領域を支持する半導体基板層を形成する第3工程と、を含む、受光素子の製造方法である。
[2]本発明に係る一態様の撮像デバイスは、上記の受光素子を複数備える、撮像デバイスである。
[3]本発明に係る一態様の撮像装置は、上記の撮像デバイスと当該撮像デバイスを制御する制御部を備える、撮像装置である。
[4]本発明に係る一態様の製造方法は、(a)裏面照射型の受光素子の製造方法であって、(b)第一面側に半導体層を有する半導体基板を用意する第1工程と、(c)前記半導体基板の前記半導体層に、前記受光素子を構成するための複数の半導体領域を形成する第2工程と、(d)前記半導体基板の前記第一面と対向する第二面側から当該半導体基板の厚さを低減させる処理を行うことにより、前記半導体領域を支持する半導体基板層を形成する第3工程と、を含む、受光素子の製造方法である。
上記[1]〜[3]の構成によれば、受光素子(フォトダイオード)、撮像素子(撮像デバイス)ないし撮像装置における消費電力の低減を図ることが可能となる。また、上記[4]によれば、上記受光素子(フォトダイオード)の製造に好適な製造方法を得ることが可能となる。
図1(A)は、一実施形態のフォトダイオード(受光素子)の構成を示す模式的な断面図である。図示のフォトダイオード100は、裏面側を受光面として光を入射させて当該光の強度を検出するBSI(Back Side Illumination)型のフォトダイオードである。なお、本実施形態では、n型半導体領域117などの半導体領域が形成される側を表面側とし、その反対側を裏面側としている。図示のフォトダイオード100を例えばマトリクス状に複数配列することにより撮像デバイス(イメージセンサ)が得られる。
フォトダイオード100は、p型半導体基板層111と、このp型半導体基板層111の表面側に配置されたp型エピタキシャル層112を備える。
p型半導体基板層111は、例えばp型のシリコン(珪素)からなる基板を薄板化して得られるものである。このp型半導体基板層111の厚さ(Z方向の厚さ)dは、例えば数μmである。後述するように、本実施形態のp型半導体基板層111は、p型半導体基板の裏面側の一部を研磨等によって除去することにより得られる。また、本実施形態のp型半導体基板層111は、入射光のうち短波長の光を遮断(カット)する光学フィルタとしての機能を奏する。本実施形態では特に赤外光を検出対象とするため、それより波長の短い光、具体的には可視光の波長やそれよりさらに短波長の光をカットする光学フィルタとして機能する。
p型エピタキシャル層112は、例えば不純物濃度の低いp型のシリコンをp型半導体基板層111の表面側にエピタキシャル成長させて得られる層である。本実施形態において、p型エピタキシャル層112とp型半導体基板層111との間には明確な界面が存在する。本実施形態のp型エピタキシャル層112は、その不純物濃度がp型半導体基板層111およびチャンネルストッパ115の各不純物濃度よりも低く、例えば1012〜1013/cm3である。また、p型エピタキシャル層112の厚さは、例えば50μm程度であり、P型半導体基板層111よりも厚い。
p型エピタキシャル層112は、その表面側に、p型チャンネルストッパ115、n型半導体領域117、p型半導体領域123、n型半導体領域126を有する。
p型チャンネルストッパ(P)115は、隣接する他のフォトダイオード100等との分離を確保するための層である。このp型チャンネルストッパ115は、p型エピタキシャル層112の表面からn型半導体領域117よりさらに下(Z軸方向の負側)の深さに達するように設けられている。
n型半導体領域(n)117は、p型エピタキシャル層112の表面側に近い内部に埋め込まれるように設けられている。図示のように、n型半導体領域117は、上記のp型チャンネルストッパ115と隣接している。
p型半導体領域(P+)123は、n型半導体領域117と図中のZ方向において重なるようにしてp型エピタキシャル層112の表面側に設けられている。このp型半導体領域123は、暗電流および残像を抑制する機能を得るためのものである。p型半導体領域123の不純物濃度は、p型半導体基板層111およびチャンネルストッパ115の各々の不純物濃度よりも高い。また、p型半導体領域123の厚さ(Z方向の厚さ)は、n型半導体領域117の厚さよりも小さい。
n型半導体領域(N+)126は、p型エピタキシャル層112の表面側に設けられている。図示のように、n型半導体領域126は、n型半導体領域117およびp型半導体領域123との間に間隔を開けて図中右側(上記のp型チャンネルストッパ115と反対側)に配置されている。
酸化膜131は、例えばSiO2(二酸化珪素)膜であり、p型エピタキシャル層112の表面の一部を覆うようにして設けられている。ポリシリコン膜(多結晶シリコン膜)135は、酸化膜131の表面側の所定位置に設けられている。
透明電極155は、p型半導体基板層111の裏面側に設けられている。透明電極155とp型半導体基板層111との間には明確な界面が存在する。この透明電極155としては、例えばITO(インジウム錫酸化物)膜を用いることができる。ここでいう「透明」とは、本実施形態のフォトダイオード100が検出対象とする光の波長に対する透過性が一定程度高いことをいう。本実施形態では特に赤外光を検出対象とするため、当該赤外光の波長(例えば950nm)において透過性を有していればよい。
なお、図1(B)に示す変形例のフォトダイオード100aのように、透明電極155に代えて、p型半導体基板層111の裏面側の一部に金属電極155aを設けるようにしてもよい。以下では説明を簡素化するために、透明電極155を用いるフォトダイオード100についてのみ説明する。
図1(A)に示すフォトダイオード100において、ポリシリコン膜135には端子141を介して正の電圧が印加され、透明電極155には、端子145を介して負の電圧Vsubが印加される。また、チャンネルストッパ115には基準電圧(例えば0V)が与えられる。このとき、n型半導体領域117の電位は、チャンネルストッパ115およびp型半導体領域123とのpn接合が逆バイアス状態となるように設定される。p型半導体基板層111は、端子145から透明電極155を介して与えられる負の電圧(Vsub)に保持される。
p型エピタキシャル層112とn型半導体領域117は、それぞれアノードおよびカソードの対としてフォトダイオードの主要構成であるpn接合を構成する。そして、p型エピタキシャル層112とn型半導体領域117との界面領域には空乏層が形成される。
負の電圧Vsubの絶対値の上限は、p型エピタキシャル層112とn型半導体領域117の間の接合のブレークダウン(絶縁破壊)を生じない範囲で設定される。負の電圧Vsubは、例えば−12V程度に設定することができる。赤外光の波長範囲を例えば830nm〜960nmと考えると、フォトダイオード100の受光面から空乏層の最下面までの深さが赤外光の波長とほぼ等しくなるように負の電圧Vsubが設定される。
図2(A)〜図2(C)は、上記した図1(A)に示すフォトダイオードの製造方法の一例を説明するための模式的な断面図である。
まず、p型エピタキシャル層112を有するp型半導体基板110を用意する。そして、このp型エピタキシャル層112の表面側にp型チャンネルストッパ115、n型半導体領域117、p型半導体領域123、n型半導体領域126をそれぞれ形成し、さらに酸化膜131およびポリシリコン膜135を形成する(図2(A))。p型チャンネルストッパ115、n型半導体領域117、p型半導体領域123、n型半導体領域126をそれぞれについては、例えば公知のイオン注入法を用いて形成することができる。また、酸化膜131およびポリシリコン膜135については、例えば各種の化学気相堆積法または物理気相堆積法とフォトリソグラフィ技術を用いて形成することができる。
次に、p型半導体基板110の裏面側からこのp型半導体基板110の裏面側の一定深さまでの部分を研磨等によって除去することにより、p型半導体基板層111を形成する(図2(B))。研磨方法としては、例えば化学機械研磨法(CMP法)を用いることができる。上記のようにp型半導体基板層111が所定厚さdとなるようにp型半導体基板110が研磨される。
次に、p型半導体基板層111の裏面側に透明電極155を形成する(図3(C))。この透明電極155は、例えば各種の化学気相堆積法または物理気相堆積法を用いて形成することができる。なお、金属電極115aを形成する場合(図1(B)参照)においても同様である。
以上の工程により、本実施形態のフォトダイオード100(ないし100a)が形成される。なお、ここでは説明を簡素化するために1つのフォトダイオード100の製造工程を例示したが、実際の製造工程においては、複数のフォトダイオード100が同時に形成される。それにより、複数のフォトダイオード100を有する撮像デバイスを得ることができる。
図3(A)、図3(B)は、本実施形態のフォトダイオードにより得られる効果の1つを説明するための図である。具体的には、図3(A)は本実施形態のフォトダイオードにおけるエネルギーバンドを示し、図3(B)は比較例のフォトダイオードにおけるエネルギーバンドを示している。図3(A)に示すように、本実施形態のフォトダイオード100では、p型半導体基板層(p−sub)111の不純物濃度が高いので、電極と半導体の界面に存在する空乏層が薄くなる。このため、トンネル電流によりキャリアがショットキー障壁をすり抜けることができるようになり、接触抵抗を低減することができる。従って、消費電力を低減することができる。これに対して、図3(B)に示すように、比較例のフォトダイオードでは空乏層が厚くなるので、接触抵抗が増加する。
図4は、本実施形態のフォトダイオードにより得られる効果の1つを説明するための図である。具体的には、図4は、p型半導体基板層111により入射光のうちどのような波長の光が遮断されるかを示したものであり、横軸は入射光波長、縦軸は遮断光強度割合に対応している。ここでいう遮断光強度割合とは、各波長において入射した光の強度を100%とした場合において、p型半導体基板層111を透過せずに遮断された光の割合を示したものである。なお、図中の「p+層厚さ」とはp型半導体基板層111の厚さを示している。
図4に示すように、例えばp型半導体基板層111の厚さを1600nmにした場合には、可視光領域である800nm以下の波長範囲では入射光の80%以上がp型半導体基板層111で吸収されてしまうため、このフォトダイオード100は可視光に対する感度が非常に低いものとなる。すなわち、p型半導体基板層111は、外乱光でありノイズ源となる可視光範囲の光(相対的に短波長の光)をカットする光学フィルタとして機能する。
これに対して、950nmの入射光は約38%しか吸収されないため、残り約62%は検出することが可能となる。このような観点で検討すると、図中点線枠で示すように、950nmの入射光を前提とすると、p型半導体基板層111の厚さdを800nm以上2300nm以下の範囲に設定することが好ましいといえる。この範囲であれば、例えば厚さdを2300nmとした場合においても入射光の50%は検出することが可能であり、厚さdがより小さい場合にはさらに多くの入射光を検出することが可能である。
なお、本実施形態では検出対象とする赤外光として950nm(ないしそれに近い波長)を想定しているため、p型半導体基板層111の厚さdの好適値として800nm以上2300nm以下という範囲を挙げていたが、検出対象とする光をより長波長とする場合には、p型半導体基板層111の厚さdを例えば数十μmとすれば、光学フィルタとしての効果を得ることができる。すなわち、p型半導体基板層111の厚さdを増減することで、検出対象とすることができる光の波長に対する光学フィルタとしての機能の最適化を図ることができる。このような効果は、p型半導体基板110を元にして得られるp型半導体基板層111に特有のものであり、例えば同様な機能を奏する半導体層をイオン注入法によって得ることは困難である。
ここで、従来のBSI型のフォトダイオードにおいては、裏面側の半導体基板層をすべて除去することが多い。その理由は、上記の半導体基板層のようなホール濃度の高い領域で光電変換が生じると、せっかく発生した電子がホールに捉えられてしまい(再結合してしまい)、フォトダイオードとしての感度低下を招くためである。半導体基板層が残存している場合の感度低下は、入射光の波長によって異なる。ある物質に光が入射したとき、その表面(x=0cm)での光強度をI0とすると、深さxcmでの光強度Iは、I=I0exp(−αx)となる。ただし、αは吸収係数で、波長に依存する。吸収係数が大きいほど光は表面付近(半導体基板層)で吸収されることになり、光電変換で発生した電荷を収集できなくなる。これに対して、本実施形態では、近赤外光(例えば波長950nm程度)を想定しており、長波長の光により光電変換することを前提としている。そのため、表面付近に半導体基板層が数μm存在しても、フォトダイオードとして必要な感度を得ることができる。さらに、半導体基板層の厚さを容易に設定することができるため、短波長の光を意図的にカットできるメリットも得られる。
図5は、撮像装置の構成例を示すブロック図である。この撮像装置は、TOF(Time Of Flight)方式によって対象物300との距離を複数の画素ごとに測定して距離画像を得るためのものであり、変調光出射部200、カメラ201、制御部202を含んで構成されている。
変調光出射部200は、制御部202に制御されて、例えば10MHzで点滅する変調光を出射する。この出射した変調光としては、例えば波長950nm程度の赤外光が用いられる。
カメラ201は、複数のフォトダイオードを有する撮像デバイス201aを備えており、この撮像デバイス201aにより、変調光出射部200から出射した変調光が対象物300に反射されて得られる反射光(および背景光)を検出する。撮像デバイス201aに含まれる複数のフォトダイオードとして、上記した実施形態のフォトダイオード100(ないし100a)が用いられている。撮像デバイス201aにおいては、例えば、1つないし複数のフォトダイオード100を用いて1つの画素が構成されている。
制御部202は、変調光出射部200の動作を制御するとともに、カメラ201によって検出される対象物300からの反射光に基づいて距離画像を生成する。
なお、撮像装置において用いる距離測定方式はTOF方式に限定されない。また、変調光出射部を備えない構成の撮像装置としてもよい。
以上のような実施形態によれば、フォトダイオード、撮像デバイスないし撮像装置における消費電力の低減を図ることが可能となる。また、上記フォトダイオードの製造に好適な製造方法を得ることが可能となる。
なお、本発明は上記した実施形態の内容に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々に変形して実施をすることが可能である。例えば、上記した実施形態では第1導電型をp型、第2導電型をn型とした場合について説明していたが、これらの関係を逆にしてもよい。すなわち、第1導電型をn型、第2導電型をp型としてフォトダイオードを構成してもよい。また、半導体の一例としてシリコンを挙げていたが他の半導体を用いてもよい。
100、100a:フォトダイオード、110:p型半導体基板、111:p型半導体基板層、112:p型エピタキシャル層、115:チャンネルストッパ、117:n型半導体領域、123:p型半導体領域、126:n型半導体領域、131:酸化膜、135:ポリシリコン膜、155:透明電極、155a:金属電極、200:変調光出射部、201:カメラ、201a:撮像デバイス、202:制御部、300:対象物
Claims (10)
- 裏面照射型の受光素子であって、
第1導電型の半導体基板層と、
前記半導体基板層よりも不純物濃度が低く、当該半導体基板層との間に界面を有して当該半導体基板層の第一面側に配置される半導体層と、
を含み、
前記半導体層は、前記受光素子を構成するための複数の半導体領域を有しており、
前記半導体基板層の前記第一面と対向する第二面側から光を入射させる、
受光素子。 - 前記半導体基板層は、検出対象とする光の波長よりも短波長の光を遮断する機能を兼ねる、
請求項1に記載の受光素子。 - 前記半導体基板層の厚さが800nm以上である、
請求項1又は2に記載の受光素子。 - 前記半導体基板層の厚さが2300nm以下である、
請求項3に記載の受光素子。 - 前記半導体基板層の第二面側に配置された透明電極又は金属電極を更に備える、
請求項1〜4の何れか1項に記載の受光素子。 - 請求項1〜5の何れかに記載の受光素子を複数備える、
撮像デバイス。 - 請求項6に記載の撮像デバイスと当該撮像デバイスを制御する制御部を備える、
撮像装置。 - 裏面照射型の受光素子の製造方法であって、
第一面側に半導体層を有する半導体基板を用意する第1工程と、
前記半導体基板の前記半導体層に、前記受光素子を構成するための複数の半導体領域を形成する第2工程と、
前記半導体基板の前記第一面と対向する第二面側から当該半導体基板の厚さを低減させる処理を行うことにより、前記半導体領域を支持する半導体基板層を形成する第3工程と、
を含む、受光素子の製造方法。 - 前記第3工程は、前記半導体基板層の厚さが800nm以上となるように前記半導体基板の厚さを低減させる処理を行う、
請求項8に記載の受光素子の製造方法。 - 前記第3工程は、前記半導体基板層の厚さが2300nm以下となるように前記半導体基板の厚さを低減させる処理を行う、
請求項9に記載の受光素子の製造方法。
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